JP4820272B2 - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関する。
把持センサによる検知結果と、輝度による被写体の輝度と、使用者の把持状態とにより、自動的にセルフモードを設定し撮影する撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、把持センサや輝度センサの結果に基づいて、短時間のセルフモードを設定することにより、低輝度時自動的に撮影を所定時間遅延させる撮影を行う撮像装置及び撮像方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−221013号公報 特開平09−113948号公報
撮影指示から撮影迄の時間を所定時間遅延する、所謂セルフタイマー機能は殆どのカメラに搭載され、主として撮影者自身を含めた撮影を行う場合に用いられている。
通常、事前にセルフタイマーをセットしてからから撮影を実行することで所定時間だけ遅延撮影が行われる。この使用方法でのセルフタイマー撮影では 連続して遅延撮影が行われることはまれであり、撮影後にセルフタイマー設定が残ると次の撮影時に予期せず遅延撮影となってしまい重要なシャッターチャンスを逃すことになる。そのため上級者向けのカメラや、撮影モード解除方法の選択が可能な特殊な高級カメラを除いては1回の撮影終了にて、セルフタイマー設定が解除される構成となっている。
一方セルフタイマーによる遅延撮影を低輝度時の手ぶれ軽減の為に使用する場合がある。すなわちフラッシュの必要な低輝度撮影時に撮影指示操作による振動がカメラの振動となり手ぶれとなることを防止するため、セルフタイマーをセットし、撮影指示操作から、撮影までの時間を遅延させその間はカメラのホールドに全神経を使い、手ぶれを軽減するという撮影方法である。
この使用方法場合は、通常のセルフモードによる遅延時間だけでなく、より短時間の遅延時間が選択できる構成となっていることが多い。
ところがカメラの処理系としては、使い方を予測できないため、いずれの使いかたにおいても、1回の撮影にてセルフモードを解除してしまうのが一般的である。
そのため、低輝度にて連続して撮影を行う場合は、毎回セルフタイマー設定を行う必要があり操作が非常に煩雑となっていた。
そこで、本発明は、上記の不具合を解消するためのものであり、操作が容易な撮像装置及び撮像方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、被写体の輝度を測定するための測光手段と、撮像指示から撮像までの時間を所定時間遅延させるためのセルフタイマーモードと、該セルフタイマーモードを撮像前に設定するためのセルフタイマーモード設定手段とを有し、前記セルフタイマーモードにおける撮像指示後、前記測光手段による測光結果がフラッシュの必要な低輝度である場合には、通常時撮像後に解除するセルフタイマーモードを継続するようにしたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項記載の発明は、被写体の輝度を測定するための測光手段と、撮像指示から撮像までの時間を所定時間遅延させるためのセルフタイマーモードと、前記セルフタイマーモードを撮像前に設定するためのセルフタイマーモード設定手段と、フラッシュを発光した撮像を行うフラッシュ撮像手段と、フラッシュ発光を禁止するためのフラッシュモード設定手段とを有し、前記セルフタイマーモードにおける撮像指示後、測光手段による測光結果が前記フラッシュの必要な低輝度で、かつ、フラッシュモードが発光禁止モードである場合には、通常時撮像後に解除するセルフタイマーモードを継続するようにしたことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、ユーザが手ぶれ防止に使用していることを判断する為の構成要件を付加することで、通常のセルフタイマー撮影時に、本発明の機能が副作用となることを防止することができる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、被写体の輝度に応じて、自動的にフラッシュ発光での撮像を行う自動フラッシュ撮影手段をさらに有し、前記低輝度判定基準として、自動フラッシュ撮像となる被写体の輝度若しくはシャッタ速度が手ぶれ限界速度以下になる場合に設定したことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、低輝度の判断基準を明確化され、通常フラッシュが発光される輝度や、シャッタ速度が手ぶれ限界以下になったときに、請求項1の機能を実施することで、より使い勝手を向上させることができる。
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、撮像時に当初設定されているセルフタイマーの遅延時間が、自動的に短縮設定されるようにしたことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、手ぶれ防止の為のセルフタイマー使用であることを判断し、自動的に短時間のセルフタイマーを設定することで、いたずらに長時間待たされる事がなくなり、より使い勝手が向上する。
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、複数の遅延時間を有するセルフタイマーモードを有し、最短時間のセルフセルフタイマーモードが設定されているときのみ、通常撮像毎に解除されるセルフタイマーモードを継続するようにしたことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、短時間セルタイマーがセットされている時のみ、本発明の解除禁止を行うことで、通常のセルフタイマー撮影を低輝度で行った場合に、解除を禁止してしまう副作用をできるだけ少なくすることができる。
請求項記載の発明は、フラッシュ発光を禁止するためのフラッシュモード設定手段とを有し、セルフタイマーモードにおける撮像指示後、測光結果がフラッシュの必要な低輝度で、かつ、フラッシュモードが発光禁止モードである場合には、通常時撮像後に解除するセルフタイマーモードを継続することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、ユーザが手ぶれ防止に使用していることを判断する為の構成要件を付加することで、通常のセルフタイマー撮影時に、本発明の機能が副作用となることを防止することができる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、自動的にフラッシュ発光での撮像を行う自動フラッシュ撮像となる被写体の輝度若しくはシャッタ速度が手ぶれ限界速度以下になる場合を含むことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、低輝度の判断基準を明確化される。
請求項記載の発明は、請求項5または6項記載の発明において、撮像時に当初設定されているセルフタイマーの遅延時間を自動的に短縮設定することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、手ぶれ防止の為のセルフタイマー使用であることを判断し、自動的に短時間のセルフタイマーを設定することで、いたずらに長時間待たされる事がなくなり、より使い勝手が向上する。
請求項記載の発明は、請求項5または6記載の発明において、複数の遅延時間を有するセルフタイマーモードを有し、最短時間のセルフセルフタイマーモードが設定されているときのみ、通常撮像毎に解除されるセルフタイマーモードを継続することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、短時間セルタイマーがセットされている時のみ、本発明の解除禁止を行うことで、通常のセルフタイマー撮影を低輝度で行った場合に、解除を禁止してしまう副作用をできるだけ少なくすることができる。
ここで、本発明は、フラッシュの必要な低輝度においてセルフタイマー撮影を行った場合は、撮影後にセルフタイマー設定を解除しない様に構成したものである。
(先行技術との相違点)
いずれも、セルフタイマーの設定無しにセルフタイマー撮影(または同一効果を奏する)となるように、制御されるものであり、本発明の趣旨(手動設定したモードが自動解除されることを禁止する)とは異なる。また、自動的に遅延秒時を変更する部分は、多少類似するが異なる秒時を設定した状態で変更され、その旨表示し、撮影後、そのモードを解除しないことにより、異なる効果(撮影状況を判断し連続撮影時の使い勝手を向上させる)を奏する点が異なる。
本発明によれば、セルフタイマーをセットし、撮影した時、フラッシュの必要な低輝度であれば撮影後のセルフタイマー設定を解除しないことで、連続低輝度撮影時の、セルフタイマーの再セット操作を不要にし、操作を簡略化することができる。
次に本発明の実施の形態について図面を参照し説明する。
図1は、本発明に係る撮像方法を適用した撮像装置の一実施の形態を示すブロック図である。
光学ユニットは、レンズ101と、絞り・シャッタ102と、光学ローパスフィルタ103と、CCD104とで構成されている。
光学ユニットに入力された被写体画像は、CCD104により電気信号に変換され、画像処理部107に入力される。レンズ101、絞り・シャッタ102などの光学要素、CCD104は、それぞれのドライバ(光学系ドライバ105、CCDドライバ106)を介して駆動される。
画像処理部107では、AE(Automatic Exposure:自動露出)処理、ホワイトバランス処理等が行われる。
記録画像はBUSライン110、圧縮・伸張処理部109と、画像記録I/F部111とを介して最終的には画像バッファ用メモリ等の第1記録媒体としての画像バッファ用メモリ113にJPEG画像として保存される。また、同様なI/F部111を介して、メモリカード等の着脱式の第2記録媒体112にも保存可能な構成となっている。
第1記録媒体113と、第2記録媒体112とはBUSライン110を介して相互に転送可能な構成となっている。
画像処理部107では、モニタリング時はCCD104からの入力信号をモニタリング用加工し、画像再生時は記録媒体112、113からの読み出しデータを、圧縮・伸張処理部109を介して伸張し、再生用に加工し表示部LCDパネル108に出力して表示させる。
操作部115は、レリーズSW、セルフタイマー設定SWなどを示しており、押し釦タイプ、レバータイプ、LCDパネルを利用したメニュー表示、選択及び決定釦による選択タイプ等何れかのタイプからなり、入力結果を、制御・演算部114に入力することで、制御・演算部114に所定の動作を行わせる為のトリガとなる。
画像バッファ用メモリ113は、画像処理前後のデータを一時保存しておくための部分で、特に連続撮影などの場合に処理が遅い、書き込み系の影響をうけ、撮影間隔が延びることが無いように、最高画質で数枚分の画像を一時的に保存する能力を備えたものである。
本実施形態の構成では、前記構成において、事前の設定として、図2に示す様な流れにて、設定を行っておくものとする。すなわち、通常の撮影前のモニタリングモードからセルフタイマー設定釦を2回押して、短時間セルフタイマーをセットしておく。通常このセルフタイマー設定は、撮影毎に自動キャンセルされ通常の撮影に復帰し、次の撮影時にセルフタイマーセットが残ることでシャッターチャンスを逃す事が無いように制御される。
尚、図2は、図1に示した撮像装置における短時間セルフタイマー、ストロボモード設定の説明図である(撮影モードに設定し、電源を入れた状態の画面)。
同様に、撮影を行わずに電源を切った場合にもセルフタイマーセットが解除される様に制御される。
実施例1では、事前に短時間(2秒間)のセルフタイマーがセットされ、ストロボ発光が禁止されている状態にて、撮影が行われるものとして説明する。
図4に実施例1のフローチャートを示す。
レリーズSWの1段目が押されると(半押し:ステップS1)、その電気信号により、撮影準備処理がスタートし、その処理の一部として、被写体輝度の測定(測光:ステップS2)が行われる。
その後所定の合焦処理が行われ(レンズスキャン、AF評価値サンプリング、合焦位置決定処理)、レンズが合焦位置にセットされる。このとき、被写体輝度に応じた露出演算が行われ、適正なシャッタ速度と、絞り値が決定される(ステップS3)。
シャッタ速度が焦点距離値など応じた所定値(手ぶれ限界速度)より遅い場合は、通常ストロボ発光がセットされそれ以上シャッタ速度が遅くならない様な制御が行われる。本実施例では、ストロボ発光禁止モード、かつ短時間セルフタイマーがセットされているため、ストロボ発光はセットされず、遅いシャッタ速度での撮影がセットされる(ステップS4)。
レリーズSWの2段目が押されると(レリーズ押し込み:ステップS5/ON)、撮影処理がスタートされる。すなわち、撮像までの遅延時間待機(2秒WAIT:ステップS6)のあと実際の撮像が開始され(撮影画像取り込み:ステップS7)、シャッタを閉じてレンズを戻し(ステップS8)、画像処理を行い(ステップS9)、画像圧縮及び記録を行い(ステップS10)、フラッシュの必要な低輝度かつストロボ発光禁止か否かを判断し(ステップS11)、低輝度かつストロボ発光禁止であると判断した場合には(ステップS11/Yes)、セルフモード継続表示を行い(ステップS12)、低輝度かつストロボ発光禁止でないと判断した場合には(ステップS11/No)、セルフモードセット解除及び表示解除を行い(ステップS13)、撮影を終了する。
レリーズ押し込み(2段目ON)をしない場合(ステップS5/OFF)は、レリーズを半押した(1段目ON)か否かを判断し(ステップS14)、レリーズを半押した場合(ステップS14/ON)は、ステップS5に戻りレリーズが半押ししていない場合(ステップS14/OFF)、レンズを戻し(ステップS15)、撮影を終了する。
このとき今回の撮影状態を判断し、低輝度撮影であること、かつストロボ発光禁止モードであること、短時間セルフモードであることから、短時間セルフモードを解除せず、撮影を終了する(LCDにセルフモードが継続することを表示する構成としてもよい。図3参照。)。
尚、図3は、図1に示した撮像装置における設定解除、自動設定の一例を示す表示例である。
本実施例では、事前に通常(10秒間)のセルフタイマーがセットされ、ストロボ発光が禁止されている状態にて、撮影が行われるものとして説明する。
図5に実施例2のフローチャートを示す。
レリーズ処理がなされると(半押し、1段目ON:ステップS21)、その電気信号により、撮影準備処理がスタートし、その処理の一部として、被写体輝度の測定が行われる(測光:ステップS22)。
その後所定の合焦処理が行われ(ステップS23)、レンズが合焦位置にセットされる。このとき、被写体輝度に応じた露出演算が行われ、適正なシャッタ速度と、絞り値が決定される(ステップS24)。
すなわち、シャッタ速度が焦点距離値など応じた所定値(手ぶれ限界速度)より遅い場合は、通常ストロボ発光がセットされ、それ以上シャッタ速度が遅くならない様な制御が行われる。
低輝度かつストロボ発光禁止か否かを判断し(ステップS25)、低輝度かつストロボ発光禁止であると判断した場合(ステップS25/Yes)、セルフモード遅延時間を例えば10秒から2秒に変更した後(ステップS26)、ステップS27に進み、低輝度かつストロボ発光禁止ではないと判断した場合(ステップS25/No)、ステップS27に進む。
ステップS27ではレリーズ押し込まれているか(2段目ON)否かを判断する。
本実施例では、ストロボ発光禁止モードかつ短時間セルフタイマーがセットされているため、ストロボ発光はセットされず、遅いシャッタ速度での撮影がセットされる。またこの状態を判断すると、セルフモードの遅延時間が、10秒間から、2秒間に変更されセットされ、その旨LCDモニタに表示される(図3参照)。
レリーズ押し込みがなされると(2段目ON:ステップS27/ON)、撮影処理がスタートされる。すなわち、撮像までの遅延時間(2秒WAIT)待機し(ステップS28)、実際の撮像が開始され(撮影画像取り込み:ステップS29)、シャッタを閉じてレンズを戻し(ステップS30)、画像処理を行い(ステップS31)、画像圧縮及び記録を行い(ステップS32)、低輝度かつストロボ発光禁止か否かを判断する(ステップS33)。
低輝度かつストロボ発光禁止である場合(ステップS33/Yes)は、セルフモード継続表示を行い(ステップS34)、低輝度かつストロボ発光禁止でない場合(ステップS33/No)、セルフモードセット解除し、表示解除を行い(ステップS35)、撮影を終了する。
レリーズ押し込みされていない場合(ステップS27/OFF)、レリーズ半押し(1段目ON)されているか否か判断し(ステップS36)、レリーズ半押しされている場合(ステップS36/ON)はステップS27に戻り、レリーズ半押しされていない場合(ステップS36/OFF)、レンズを戻し(ステップS37)、撮影を終了する。
このとき今回の撮影状態を判断し、低輝度撮影であること、かつストロボ発光禁止モードであること、セルフモードであることから、セルフモードを解除せず、撮影を終了する。
次回の撮影においても同様の処理となり、同環境であればセルフモードは毎回短時間(2秒間)となり解除されない。
本実施例では、事前に短時間(2秒間)または通常(10秒間)のセルフタイマーがセットされ、ストロボ発光が禁止されている状態にて、撮影が行われるものとして説明する。
図6に実施例3のフローチャートを示す。
レリーズ処理がなされると(半押し、1段目ON:ステップS41)、その電気信号により、撮影準備処理がスタートし、その処理の一部として、被写体輝度の測定が行われる(測光:ステップS42)。
その後所定の合焦処理が行われ、レンズが合焦位置にセットされる(合焦処理:ステップS43)。
このとき、被写体輝度に応じた露出演算が行われ、適正なシャッタ速度と、絞り値が決定される。シャッタ速度が焦点距離値などに応じた所定値(手ぶれ限界速度)より遅い場合は、通常ストロボ発光がセットされそれ以上シャッタ速度が遅くならない様な制御が行われる。本実施例では、ストロボ発光禁止モード、かつ短時間セルフタイマーがセットされているため、ストロボ発光はセットされず、遅いシャッタ速度での撮影がセットされる(AE処理:ステップS44)。
次にレリーズが押し込まれた(2段目ON)か否かを判断し(ステップS45)、レリーズSWの2段目が押されると(ステップS45/ON)、撮影処理がスタートされる。すなわち、通常セルフタイマーか短時間セルフタイマーかを判断し(ステップS46)、短時間セルフタイマーである場合(ステップS46/短時間セルフタイマー)、撮像までの遅延時間(2秒間)待機し(2秒WAIT:ステップS48)、実際の撮像が開始され(撮影画像取り込み:ステップS49)、シャッタを閉じてレンズを戻し(ステップS50)、画像処理を行い(ステップS51)、画像圧縮及び記録を行い(ステップS52)、低輝度かつストロボ発行禁止かつ短時間セルフタイマーセットか否か判断する(ステップS53)。
低輝度かつストロボ発行禁止かつ短時間セルフタイマーセットである場合(ステップS54/Yes)はセルフモード継続表示を行い(ステップS54)、低輝度かつストロボ発行禁止かつ短時間セルフタイマーセットでない場合(ステップS54/No)、セルフモードセット解除及び表示解除を行い(ステップS55)、撮影を終了する。
通常セルフタイマーである場合(ステップS46/通常セルフタイマー)は、撮像までの遅延時間(10秒)待機し(10秒WAIT:ステップS47)、撮影を開始する。
レリーズ押し込みがされていない場合(ステップS45/OFF)、レリーズ半押し(1段目ON)されているか否かを判断し(ステップS56)、レリーズ半押しされている場合(ステップS56/ON)、ステップS45に戻り、レリーズ半押しされていない場合(ステップS56/OFF)、レンズを戻し(ステップS57)、撮影を終了する。
このとき今回の撮影状態を判断し、低輝度撮影であること、かつストロボ発光禁止モードであること、セルフモードであることから、セルフモードを解除せず、撮影を終了する。
次回の撮影においても同様の処理となり、同環境であればセルフモードは毎回短時間(2秒間)となり解除されない。また、最初のセルフタイマー設定が、通常セルフタイマーモードであれば、遅延時間は、10秒となり、撮影後、通常(10秒)セルフタイマーは解除される(何れの場合も、ユーザに混乱を起こさせないために、その旨をLCDモニタに表示する構成としてもよい。図3参照)。
(作用効果)
いずれの構成においても、低輝度でストロボを発光せずにセルフタイマーを使用する場合は、集合写真や自分を含めた撮影でなく、シャッタ速度が遅いことによる手ぶれの可能性を少しでも低減するためのセルフタイマー撮影と判断し、連続的な撮影への便宜を図ることで、連続低輝度撮影時に、撮影毎にセルフモードを設定(特に短時間セルフモードは通常セルフモードより設定が煩雑なことが多い)する煩雑さを回避し使い勝手のよい、操作性とすることができ、実際の撮影結果も通常のレリーズ釦を用いた撮影より手ぶれの可能性が低くなる。また特別な部品、操作部材、撮影モードを追加することなく制御マイコンの処理ソフトのみで実施できるため、コスト等に影響することなく、容易に実施が可能である。
なお、上述した実施例は、本発明の好適な実施例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
本発明は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置に利用することができる。
本発明に係る撮像方法を適用した撮像装置の一実施の形態を示すブロック図である。 図1に示した撮像装置における短時間セルフタイマー、ストロボモード設定の説明図である。 図1に示した撮像装置における設定解除、自動設定の一例を示す表示例である。 実施例1のフローチャートである。 実施例2のフローチャートである。 実施例3のフローチャートである。
符号の説明
101 レンズ
102 絞り・シャッタ
103 光学ローパスフィルタ
104 CCD
105 光学系ドライバ
106 CCD
107 画像処理部
108 表示部LCDパネル
109 圧縮・伸張処理部
110 BUSライン
111 画像記録I/F部
112 第2記憶媒体
113 画像バッファ用メモリ
114 制御・演算部
115 操作部

Claims (8)

  1. 被写体の輝度を測定するための測光手段と、
    撮像指示から撮像までの時間を所定時間遅延させるためのセルフタイマーモードと、
    前記セルフタイマーモードを撮像前に設定するためのセルフタイマーモード設定手段と、
    フラッシュを発光した撮像を行うフラッシュ撮像手段と、
    フラッシュ発光を禁止するためのフラッシュモード設定手段とを有し、
    前記セルフタイマーモードにおける撮像指示後、測光手段による測光結果が前記フラッシュの必要な低輝度で、かつ、フラッシュモードが発光禁止モードである場合には、通常時撮像後に解除するセルフタイマーモードを継続するようにしたことを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体の輝度に応じて、自動的にフラッシュ発光での撮像を行う自動フラッシュ撮影手段をさらに有し、
    前記低輝度判定基準として、自動フラッシュ撮像となる被写体の輝度若しくはシャッタ速度が手ぶれ限界速度以下になる場合に設定したことを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  3. 撮像時に当初設定されているセルフタイマーの遅延時間が、自動的に短縮設定されるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 複数の遅延時間を有するセルフタイマーモードを有し、最短時間のセルフセルフタイマーモードが設定されているときのみ、通常撮像毎に解除されるセルフタイマーモードを継続するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  5. フラッシュ発光を禁止するためのフラッシュモード設定手段とを有し、
    セルフタイマーモードにおける撮像指示後、測光結果がフラッシュの必要な低輝度で、かつ、フラッシュモードが発光禁止モードである場合には、通常時撮像後に解除するセルフタイマーモードを継続することを特徴とする撮像方法。
  6. 自動的にフラッシュ発光での撮像を行う自動フラッシュ撮像となる被写体の輝度若しくはシャッタ速度が手ぶれ限界速度以下になる場合を含むことを特徴とする請求項記載の撮像方法。
  7. 撮像時に当初設定されているセルフタイマーの遅延時間を自動的に短縮設定することを特徴とする請求項5または6記載の撮像方法。
  8. 複数の遅延時間を有するセルフタイマーモードを有し、最短時間のセルフセルフタイマーモードが設定されているときのみ、通常撮像毎に解除されるセルフタイマーモードを継続することを特徴とする請求項5または6記載の撮像方法。
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