JP2003193965A - 複合型ポンプ - Google Patents
複合型ポンプInfo
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Abstract
の上流と下流の圧力差を増大させることで吸入流量を増
大させて高出力化を図ることができる複合型ポンプを提
供する。 【解決手段】第1〜第3ポンプ2A,2B,2Cを、位
相差をつけて順番に駆動すると、吸入流路24内に左回
りの旋回流が発生する。この旋回流は、動作流体に加わ
る遠心力と釣り合うように、径方向の外方に向けて正の
圧力勾配を持つ。したがって、吸入流路24の中心に外
部流入口26を設け、それよりも大きな半径の領域に吸
入側逆止弁(流体抵抗要素)を設けると、吸入側逆止弁
(流体抵抗要素)の上流側(吸入流路側)圧力が上昇
し、吸入側逆止弁の上流(吸入流路側)と下流(ポンプ
室)の圧力差が増大する。従って、吸入流量が増加し、
吸入吐出サイクル周波数を高くできるので、高出力化を
実現した複合型ポンプ20となる。
Description
クチュエータによりピストンあるいはダイヤフラムなど
の可動壁を振動させることでポンプ室内の容積を変更
し、吸入動作及び吐出動作を行なう複合型ポンプに関す
る。
プの排除体積量(可動壁の変位に伴い排除される体積
量)で決まる、ダイヤフラムポンプに代表されるような
可動壁を駆動する往復動ポンプは、吸入流量を増やし、
吐出した流体体積をより短い時間で吸入させることで、
ポンプの吸入吐出サイクル周波数を高くでき、高出力化
を図ることが出来る。
置した流体抵抗要素(弁、流体ダイオード、ディフュー
ザー等)より上流と下流との圧力差に比例するが、流体
抵抗要素より下流側のポンプ内部圧力は、キャビテーシ
ョンの発生等があり絶対圧で0気圧以下に低下させるの
は難しいため、吸入流量を増やすためには、流体抵抗要
素より上流側を高圧にすることが、一般的に考えられて
きた。そして、従来は、流体抵抗要素より上流側の圧力
を上昇させるため、上流側の流路全体に高圧を加えてい
た。また、日本機械学会論文集(C編)59巻564号
213ページの「圧電素子を動力源とする油圧式アクチ
ュエータに関する研究」(先願技術と称する)には、ポ
ンプの吸入部に共振管路を接続し、この共振管路内で大
振幅の圧力波を発生させることで、吸入部に配置した流
体抵抗要素より上流の圧力を上昇させて吸入流量を増大
し、ポンプの高出力化を図ることが記載されている。
の流路全体に高圧を加える方法は、圧力発生器が必要に
なるため、また、上流側流路全体が高圧に耐えるように
設計する必要があるため、ポンプが大型化するという課
題がある。また、上述した先願技術は、流体抵抗要素よ
り上流の圧力を上昇させるために、共振管路の材質や管
路長を変えて目標とするポンプの駆動周波数に最適な共
振周波数が発生するようにしており、一旦共振管路を接
続した後は、ポンプの駆動周波数を自由に変更すること
ができないという課題がある。また、管路長が長くなる
ためポンプの小型化が図れないという課題がある。
であり、小型化を図るとともに、ポンプ吸入口に配置し
た流体抵抗要素の上流と下流の圧力差を増大させること
で吸入流量を増大させて高出力化を図ることができ、し
かも、ポンプ駆動周波数も自由に変更することができる
複合型ポンプを提供することを目的とする。
に、第1請求項に記載の発明は、ピストン或いはダイヤ
フラム等の可動壁を往復動作させる駆動部と、前記可動
壁の往復動作により容積が変更可能となるポンプ室と、
このポンプ室へ動作流体が流入するポンプ吸入口と、前
記ポンプ室から動作流体が流出するポンプ吐出口と、前
記ポンプ吸入口に設けた流体抵抗要素とを備えたポンプ
を、少なくとも3以上配置してなる複合型ポンプであっ
て、一つの吸入流路を有し、この吸入流路に動作流体を
外部から流入させる外部流入口を接続し、各ポンプのポ
ンプ吸入口を、前記吸入流路内の互いに離れた位置で前
記外部流入口を囲む位置に接続し、各ポンプの駆動部
を、一定の方向に順番に位相差を付けて駆動させるよう
にした複合型ポンプである。
載の複合型ポンプにおいて、前記各ポンプのポンプ吸入
口が前記吸入流路に接続している位置は、前記外部流入
口が接続している位置を中心として略等距離の位置とし
た。また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載
の複合型ポンプにおいて、前記各ポンプのポンプ吸入口
が前記吸入流路に接続している位置は、前記外部流入口
が接続している位置を中心とした所定半径の円周上で略
等間隔の位置とした。
至3の何れかに記載の複合型ポンプにおいて、前記吸入
流路の略中央位置に前記外部流入口を接続するととも
に、前記各ポンプのポンプ吸入口が前記吸入流路に接続
している位置は、前記外部流入口から離れた前記吸入流
路の縁部とした。また、請求項5記載の発明は、請求項
1乃至4の何れかに記載の複合型ポンプにおいて、前記
吸入流路を略円盤形状の空間として形成した。
載の複合型ポンプにおいて、前記吸入流路の内部の互い
に対向する一対の対向壁の一方に前記外部流入口を接続
し、前記一対の対向壁の他方に前記各ポンプのポンプ吸
入口を接続した。また、請求項7記載の発明は、請求項
5記載の複合型ポンプにおいて、前記吸入流路の内部の
互いに対向する一対の対向壁の一方に前記外部流入口を
接続し、前記一対の対向壁の間に設けた周壁に前記各ポ
ンプのポンプ吸入口を接続した。
乃至7の何れかに記載の複合型ポンプにおいて、各ポン
プのポンプ吸入口を、各ポンプの駆動部を駆動させる一
定の駆動方向に対して逆側に向かう方向に向かって斜め
に形成しており、それらポンプ吸入口の複合ポンプ室側
で開口している開口部が、吸入流路側で開口している開
口部よりも、前記逆側に向かう方向の前方に位置させ
た。
形態について図面を参照しながら説明する。先ず、図1
は、圧電素子を駆動源とした一般的なポンプ2の構造を
縦断面で示すものであり、円筒形状のケース4内の底部
に圧電素子6を配置し、圧電素子6の上部に積層した状
態で円形のダイヤフラム8を配置している。ダイヤフラ
ム8は、外周縁がケース4の内壁に固定支持されて弾性
変形自在となっている。
狭い空間がポンプ室10であり、このポンプ室10に向
けて、吸入側逆止弁12を設けたポンプ吸入口14と、
吐出側逆止弁16を設けたポンプ吐出口18とが開口し
ている。ここで、吸入側逆止弁12が、本発明の流体抵
抗要素に相当する。このポンプ2の動作は、圧電素子6
に交流電圧が供給されることによってダイヤフラム8が
振動し、図1においてダイヤフラム8が下方に変位する
と、ポンプ室10内圧力が吸入側逆止弁12より上流の
圧力より低くなるので、吐出側逆止弁16が閉止状態、
吸入側逆止弁12が開放状態の吸入行程となって動作流
体がポンプ吸入口14からポンプ室10内に流入する。
図1においてダイヤフラム8が上方に変位すると、ポン
プ室10内圧力が吐出側逆止弁16より下流の圧力より
高くなるので、吸入側逆止弁12が閉止状態、吐出側逆
止弁16が開放状態の吐出行程となってポンプ室10内
の動作流体がポンプ吐出口18から流出する。
ポンプ2を基本構成とした3つのポンプ2A,2B,2
Cを使用した本発明に係る第1実施形態の複合型ポンプ
20を示すものである。図2は、本実施形態の複合型ポ
ンプ20を平面視で模式的に示した図であり、図3は、
図2の複合型ポンプ20をIII−III矢視の断面で示した
図である。ここで、図2の白抜きの丸(○印)が本実施
形態のポンプ吸入口を示し、黒丸(●印)が本実施形態
のポンプ吐出口を示している。
から壁22aが立ち上がることで画成されているケース
22内の空間の底部に、平面視で所定の円周上で等間隔
となるように3つの圧電素子6a,6b,6c(圧電素
子6cは図示せず)が配置され、各圧電素子6a,6
b,6cの上部に円形のダイヤフラム8a,8b,8c
が配置されている。各ダイヤフラム8a,8b,8c
は、外周縁がケース22の内壁に固定され、内周円が円
筒壁22aに支持されて弾性変形自在となっている。各
圧電素子6a,6b,6cには、所定のタイミングで交
流電圧を供給する駆動制御部30が接続されている。
22の上壁とで囲まれたそれぞれの空間が、本実施形態
のポンプ室28a,28b,28cである。そして、本
実施形態の第1〜第3ポンプ2A,2B,2Cは、円弧
状に配置されている。また、ケース22内に、第1〜第
3ポンプ2A,2B,2Cの各ポンプ吸入口14a,1
4b,14c及び各ポンプ吐出口18a,18b,18
cが、ダイヤフラム8a,8b,8cに直交する方向に
延在しながら各ポンプ室28a,28b,28cに向け
て開口している。
各ポンプ室28a,28b,28c側の開口部には、そ
れぞれ吸入側逆止弁12a,12b,12c(吸入側逆
止弁12cは図示せず)が設けられ、各ポンプ吐出口1
8a,18b,18cの各ポンプ室28a,28b,2
8c側の開口部にも、吐出側逆止弁16a,16b,1
6c(吐出側逆止弁16cは図示せず)が設けられてい
る。ケース22内に設けた一つの吸入流路24には、外
部から動作流体を流入させる外部流入口26が設けられ
ている。そして、第1〜第3ポンプ2A,2B,2Cの
ポンプ吸入口14a,14b,14cは、互いに離れた
位置で外部流入口26を囲む位置、即ち、外部流入口を
含む直線を引いて吸入流路を2つの領域に分割した時に
は、そのどちらの領域にも、少なくとも1つのポンプ吸
入口が存在している関係の位置で、吸入流路24に連通
している。 図2に示すように、本実施例では、前記吸
入流路24は、平面視において円形状の内周壁24aを
設けた略円盤形状の空間であり、この吸入流路24の中
心に、外部流入口26が設けられている。
Cのポンプ吸入口14a,14b,14cは、外部流入
口26の中心位置からほぼ等しい距離で前記内周壁24
aの近傍に設けられている。また、ポンプ吸入口14
a,14b,14c同士は、外部流入口26を中心とし
て約120°の角度をあけて配置することで円周方向に
ほぼ等距離に設けられている。次に、本実施形態の複合
型ポンプ20の制御及び吸入流路24内に存在する動作
流体の動きについて図2、図4、図5、図6を参照して
説明する。
態を初期状態とし、この初期状態から駆動制御部30
は、120度の位相差をつけた制御タイミングで、圧電
素子6a,6b,6cの順で交流電圧の供給を開始し、
その結果、第1ポンプ2A、次に第2ポンプ2B、次に
第3ポンプ2Cの駆動が始まる(図2において右回りの
ポンプの駆動順番)。初期状態から、第1ポンプ2Aが
吸入行程を開始すると、図4に示すように、吸入流路2
4内では、第2ポンプ2B、第3ポンプ2Cのポンプ吸
入口14b,14c側、及び、外部吸入口26側の動作
流体がポンプ吸入口14aに流入する。
差がついて第2ポンプ2Bの吸入行程が開始すると、ま
だ第1ポンプ2Aのポンプ吸入口14aへの動作流体の
流れが残っているため、その慣性により、第1ポンプ2
Aのポンプ吸入口14a側から第2ポンプ2Bのポンプ
吸入口14bへの動作流体が流入しにくくなり、相対的
に第3ポンプ2Cのポンプ吸入口14c側から第2ポン
プ2Bのポンプ吸入口14bへの動作流体の流れが強く
なる。
差がついて第3ポンプ2Cの吸入行程が開始すると、ま
だ第2ポンプ2Bのポンプ吸入口14bへの動作流体の
流れが残っているため、その慣性により、第2ポンプ2
Bのポンプ吸入口14b側から第3ポンプ2Cのポンプ
吸入口14cへの動作流体が流入しにくくなり、相対的
に第1ポンプ2Aのポンプ吸入口14a側から第3ポン
プ2Cのポンプ吸入口14cへの動作流体の流れが強く
なる。
方向性を持つようになり、更に第1〜第3ポンプ2A,
2B,2Cの駆動を繰り返すと、図2で示す矢印のよう
に、吸入流路24内に左回りの旋回流が発生する。この
旋回流は、動作流体に加わる遠心力と釣り合うように、
径方向の外方に向けて正の圧力勾配を持つ。したがっ
て、本実施形態のように吸入流路24の中心に外部流入
口26を設け、それよりも大きな半径の領域に、吸入側
逆止弁12a,12b,12cを設けると、各吸入逆止
弁の上流側圧力が上昇し、吸入側逆止弁12a,12
b,12cの上流と下流の圧力差が増大する。
0は、吸入流量が増加し、吸入吐出サイクル周波数を高
くできるので、高出力化を実現することができる。ま
た、高出力化を図るために従来のポンプのような共振管
路等の接続が不要となるので、小型化を図れると伴に、
ポンプの駆動周波数を自由に変更できる複合型ポンプ2
0とすることができる。また、第1〜第3ポンプ2A,
2B,2Cのポンプ吸入口14a,14b,14cが外
部流入口26の中心位置から等しい距離で吸入流路24
に開口している本実施形態の複合型ポンプ20は、例え
ば、図7に示すように、ポンプ吸入口32a,32b,
32cがそれぞれ外部流入口26の中心位置から異なる
距離で吸入流路24に開口している複合型ポンプと比較
して、より流速の早い旋回流が吸入流路24内で生じ、
吸入側逆止弁12a,12b,12cの上流側圧力をさ
らに上昇させることができる。したがって、吸入側逆止
弁12a,12b,12cの上流と下流の圧力差をさら
に増大させることができるので、複合型ポンプ20のさ
らなる高出力化を図ることができる。
のポンプ吸入口14a,14b,14cが外部流入口2
6を中心として等しい角度(120°の角度)で位置し
て吸入流路24に開口している本実施形態の複合型ポン
プ20は、例えば、図8に示すように、ポンプ吸入口3
2a,32b,32cがそれぞれ外部流入口26の中心
から異なる角度で吸入流路24に開口している複合型ポ
ンプと比較して、より流速の早い旋回流が吸入流路24
内で生じ、吸入側逆止弁12a,12b,12cの上流
側圧力をさらに上昇させることができる。したがって、
複合型ポンプ20のさらなる高出力化を図ることができ
る。
のポンプ吸入口14a,14b,14cが吸入流路24
の内周壁24a近傍で開口している本実施形態の複合型
ポンプ20は、例えば、図9に示すように、ポンプ吸入
口32a,32b,32cがそれぞれ吸入流路24の内
周壁24aから離れて外部吸入口26側に寄った位置で
開口している複合型ポンプと比較して、旋回流が径方向
の外方に向けて正の圧力勾配を持つため、吸入側逆止弁
12a,12b,12cの上流側圧力をさらに上昇させ
ることができる。したがって、複合型ポンプ20のさら
なる高出力化を実現することができる。
形空間とした本実施形態の複合型ポンプ20は、例え
ば、図10に示すように、吸入流路34を平面視におい
て略三角形状の空間とした複合型ポンプと比較して、動
作流体の旋回流れに対する流体抵抗が小さく、流速の早
い旋回流れが発生しやすい。したがって、吸入側逆止弁
12a,12b,12cの上流側圧力をさらに上昇させ
ることができるので、複合型ポンプ20のさらなる高出
力化を実現することができる。
第2実施形態の複合型ポンプの要部を示すものである。
本実施形態は、第1〜第3ポンプ2A,2B,2Cの各
ポンプ吸入口36a,36b,36cが、ダイヤフラム
8a,8b,8cに直交する方向に延在せず、第1〜第
3ポンプ2A,2B,2Cが駆動する順番の方向(以
下、駆動順番方向と称する)に対して逆側に向かう方向
に斜めに形成されており、各ポンプ吸入口36a,36
b,36cの各ポンプ室28a,28b,28c側の開
口部40が、吸入流路24側の開口部38より前記逆側
に向かう方向の前方に位置している。
A,2B,2Cを順番に位相差をつけて駆動すると、図
11で示す矢印(駆動順番方向に対して逆側に向かう方
向)の旋回流が吸入流路24内で発生し、各ポンプの吸
入行程では、旋回流の一部が吸入流路24側の開口部3
8に向かって流れるが、ポンプ吸入口をダイヤフラムと
直交する方向に延在させた場合よりも、ポンプ吸入口へ
の流入角度が小さく流体抵抗が少ないので、スムーズに
ポンプ吸入口36a,36b,36cを通過して各ポン
プ室28a,28b,28c側の開口部40から各ポン
プ室28a,28b,28cに順次流れ込むため、吸入
流量が増加し、さらに複合型ポンプの高出力化を実現す
ることができる。
態の複合型ポンプ50を示すものである。なお、第1実
施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその説明
を省略する。本実施形態の複合型ポンプ50は、円筒形
状のケース52の内周面52aに、周方向にほぼ等間隔
となるように3つの圧電素子6a,6b,6c(圧電素
子6cは図示せず)が配置され、各圧電素子6a,6
b,6cより内周側にダイヤフラム8a,8b,8c
(ダイアフラム8cは図示せず)が配置されている。
52の内周部とで囲まれた空間が、本実施形態のポンプ
室54a,54b,54c(ポンプ室54cは図示せ
ず)である。また、ケース52内に、第1〜第3ポンプ
2A,2B,2C(第3ポンプ2Cは図示せず)の各ポ
ンプ吸入口14a,14b,14c(ポンプ吸入口14
cは図示せず)及び各ポンプ吐出口18a,18b,1
8c(ポンプ吐出口18cは図示せず)が各ポンプ室5
4a,54b,54cに向けて開口している。
a,8b,8cと直交する方向に設けた平面視円形の一
つの吸入流路56には、外部から動作流体を流入させる
外部流入口58が設けられている。そして、第1〜第3
ポンプ2A,2B,2Cのポンプ吸入口14a,14
b,14cは、互いに離れた位置で外部流入口56を囲
む位置で、この吸入流路56の内周面56aと連通して
いる。そして、本実施例では、この吸入流路56の中心
に、外部流入口58が設けられている。 ここで、ポン
プ吸入口14a,14b,14cは、外部流入口58を
中心とした半径方向に延在するようにケース52に設け
られている。
ポンプ2A,2B,2Cを順番に駆動すると、吸入流路
56内に、ポンプの駆動順番に対して逆回りの旋回流が
発生する。この旋回流は、動作流体に加わる遠心力と釣
り合うように、径方向の外方に向けて正の圧力勾配を持
つので、吸入側逆止弁12a,12b,12cの上流側
圧力が上昇し、吸入側逆止弁12a,12b,12cの
上流と下流の圧力差が増大する。
0も、吸入流量が増加し、吸入吐出サイクル周波数を高
くできるので、高出力化を実現することができるととも
に、従来のポンプのような圧力発生器や共振管路等の接
続が不要となるので、小型化が図れ、更に、ポンプの駆
動周波数を自由に変更することができる。さらに、図1
4は、図13で示した第3実施形態の変形例を示すもの
である。本実施形態は、吸入流路56の内周面56aに
設けた第1〜第3ポンプ2A,2B,2Cのポンプ吸入
口60a,60b,60cには、吸入流路56側で開口
する開口部62と、各ポンプ室54a,54b,54c
側で開口する開口部64が設けられているが、吸入流路
56側の開口部62が、第1〜第3ポンプ2A,2B,
2Cの駆動順番方向に対して逆側に向かう方向の前方に
位置し、各ポンプ室54a,54b,54c側の開口部
64が、前記逆側に向かう方向の後方に設けられてい
る。
A,2B,2Cを順番に位相差をつけて駆動すると、図
14で示す吸入流路56内の矢印(駆動順番方向に対し
て逆側に向かう方向)の旋回流が吸入流路56内で発生
し、各ポンプの吸入行程では、旋回流の一部が吸入流路
56側の開口部62に向かって流れるが、外部流入口を
中心とした半径方向にポンプ吸入口を延在させた場合よ
りも、ポンプ吸入口への流入角度が小さく流体抵抗が少
ないので、スムーズにポンプ吸入口60a,60b,6
0cを通過して各ポンプ室54a,54b,54c側の
開口部64から各ポンプ室54a,54b,54cに順
次流れ込むため、吸入流量が増加し、さらに複合型ポン
プの高出力化を実現することができる。
ンプ2A,2B,2Cを使用した複合型ポンプについて
説明したが、本発明の要旨が3つのポンプを使用するこ
とに限定されるものではなく、4以上のポンプを使用し
ても、同様の作用効果を奏することができる。また、本
発明の要旨が逆止弁に限定されるものではなく、流体ダ
イオード、ディフューザー等の流体抵抗要素を使用して
も、同様の効果を奏することができる。
素子に限定されるものではなく、電磁モータ等他のアク
チュエータを使用しても、同様の効果を奏することがで
きる。
ンプによると、少なくとも3以上の各ポンプの駆動部
を、一定の方向に順番に位相差をつけて駆動すると、吸
入流路内に、前記一定の方向に対して逆回りの旋回流が
発生する。この旋回流は、動作流体に加わる遠心力と釣
り合うように、径方向の外方に向けて正の圧力勾配を持
つ。したがって、各ポンプのポンプ吸入口の複合ポンプ
室側に設けた流体抵抗要素の上流側、すなわち吸入流路
側の圧力が上昇し、流体抵抗要素の上流(吸入流路側)
と下流(ポンプ室)の圧力差が増大する。これにより、
吸入流量が増加し、吸入吐出サイクル周波数を高くでき
るので、複合ポンプの高出力化を実現することができ
る。また、高出力化を図るために従来のポンプのような
圧力発生器や共振管路等の接続が不要となるので、小型
化を図れると伴に、ポンプの駆動周波数を自由に変更可
能な複合型ポンプとすることができる。
ンプのポンプ吸入口が吸入流路に接続している位置を、
外部流入口が接続している位置を中心として略等距離の
位置としたことから、より流速の早い旋回流が吸入流路
内で生じ、流体抵抗要素より上流(吸入流路側)の圧力
をさらに上昇させることができる。したがって、流体抵
抗要素の上流と下流の圧力差をさらに増大させることが
できるので、さらに複合型ポンプの高出力化を図ること
ができる。
ンプのポンプ吸入口が吸入流路に接続している位置を、
外部流入口が接続している位置を中心とした所定半径の
円周上で略等間隔の位置としたことで、より流速の早い
旋回流が吸入流路内で生じ、さらに複合型ポンプの高出
力化を図ることができる。また、請求項4記載の発明に
よると、吸入流路の略中央位置に外部流入口を接続する
とともに、各ポンプのポンプ吸入口が吸入流路に接続し
ている位置を、外部流入口から離れた吸入流路の縁部と
したことで、旋回流は径方向の外方に向けて正の圧力勾
配を持つので、流体抵抗要素より上流(吸入流路側)の
圧力をさらに上昇させることができ、さらに複合型ポン
プの高出力化を実現することができる。
と、吸入流路を略円盤形状の空間として形成したことか
ら、動作流体の旋回流れに対する流体抵抗が小さくな
り、流速の早い旋回流れが発生しやすくなる、したがっ
て、流体抵抗要素より上流(吸入流路側)の圧力をさら
に上昇させることができ、さらに複合型ポンプの高出力
化を実現することができる。さらに、請求項8記載の発
明によると、各ポンプのポンプ吸入口を、各ポンプの駆
動部を駆動させる一定の駆動方向に対して逆側に向かう
方向に向かって斜めに形成し、それらポンプ吸入口の複
合ポンプ室側で開口している開口部が、吸入流路側で開
口している開口部よりも、前記逆側に向かう方向の前方
に位置していることから、前記逆側に向かう方向の旋回
流が吸入流路内で発生すると、少ない流体抵抗で、吸入
流路側の開口部から複合ポンプ室に流れ込むので、吸入
流量が増加し、さらに複合型ポンプの高出力化を実現す
ることができる。
的なポンプの構造を示す縦断面である。
面視で模式的に示した図である。
動した状態を示す模式図である。
120°の位相差をつけて、第2ポンプを駆動した状態
を示す模式図である。
第2ポンプから120°の位相差をつけて、第3ポンプ
を駆動した状態を示す模式図である。
1の例を示す模式図である。
2の例を示す模式図である。
3の例を示す模式図である。
第4の例を示す模式図である。
要部を示す図である。
の発生状態を示す図である。
要部を示す図である。
要部を示す図である。
素) 14a,14b,14c ポンプ吸入口 16a,16b,16c 吐出側逆止弁 18a,18b,18c ポンプ吐出口 20,50 複合型ポンプ 22,52 ケース 24 吸入流路 24a 吸入流路の内周壁(周壁) 26,58 外部吸入口 28a,28b,28c,54a,54b,54c ポ
ンプ室 30 駆動制御部(駆動部) 36a,36b,36c ポンプ吸入口 38 ポンプ吸入口の吸入流路側で開口している開口部 40 ポンプ吸入口のポンプ室側で開口している開口部 52a ケースの内周面 56 吸入流路 56a 吸入流路の内周面 60a,60b,60c ポンプ吸入口 62 ポンプ吸入口の吸入流路側で開口している開口部 64 ポンプ吸入口のポンプ室側で開口している開口部
開口部
Claims (8)
- 【請求項1】 ピストン或いはダイヤフラム等の可動壁
を往復動作させる駆動部と、前記可動壁の往復動作によ
り容積が変更可能となるポンプ室と、このポンプ室へ動
作流体が流入するポンプ吸入口と、前記ポンプ室から動
作流体が流出するポンプ吐出口と、前記ポンプ吸入口に
設けた流体抵抗要素とを備えたポンプを、少なくとも3
以上配置してなる複合型ポンプであって、 一つの吸入流路を有し、この吸入流路に動作流体を外部
から流入させる外部流入口を接続し、各ポンプのポンプ
吸入口を、前記吸入流路内の互いに離れた位置で前記外
部流入口を囲む位置に接続し、各ポンプの駆動部を、一
定の方向に順番に位相差をつけて駆動させることを特徴
とする複合型ポンプ。 - 【請求項2】 前記各ポンプのポンプ吸入口が前記吸入
流路に接続している位置は、前記外部流入口が接続して
いる位置を中心として略等距離の位置であることを特徴
とする請求項1記載の複合型ポンプ。 - 【請求項3】 前記各ポンプのポンプ吸入口が前記吸入
流路に接続している位置は、前記外部流入口が接続して
いる位置を中心とした所定半径の円周上で略等間隔の位
置であることを特徴とする請求項1又は2記載の複合型
ポンプ。 - 【請求項4】 前記吸入流路の略中央位置に前記外部流
入口を接続するとともに、前記各ポンプのポンプ吸入口
が前記吸入流路に接続している位置は、前記外部流入口
から離れた前記吸入流路の縁部であることを特徴とする
請求項1乃至3の何れかに記載の複合型ポンプ。 - 【請求項5】 前記吸入流路を略円盤形状の空間として
形成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
載の複合型ポンプ - 【請求項6】 前記吸入流路の内部の互いに対向する一
対の対向壁の一方に前記外部流入口を接続し、前記一対
の対向壁の他方に前記各ポンプのポンプ吸入口を接続し
たことを特徴とする請求項5記載の複合型ポンプ。 - 【請求項7】 前記吸入流路の内部の互いに対向する一
対の対向壁の一方に前記外部流入口を接続し、前記一対
の対向壁の間に設けた周壁に前記各ポンプのポンプ吸入
口を接続したことを特徴とする請求項5記載の複合型ポ
ンプ。 - 【請求項8】 各ポンプのポンプ吸入口を、各ポンプの
駆動部を駆動させる一定の駆動方向に対して逆側に向か
う方向に向かって斜めに形成しており、それらポンプ吸
入口の複合ポンプ室側で開口している開口部が、吸入流
路側で開口している開口部よりも、前記逆側に向かう方
向の前方に位置していることを特徴とする請求項1乃至
7の何れかに記載の複合型ポンプ。
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