JP2003193006A - リサイクル部品用両面粘着テープ - Google Patents
リサイクル部品用両面粘着テープInfo
- Publication number
- JP2003193006A JP2003193006A JP2001394474A JP2001394474A JP2003193006A JP 2003193006 A JP2003193006 A JP 2003193006A JP 2001394474 A JP2001394474 A JP 2001394474A JP 2001394474 A JP2001394474 A JP 2001394474A JP 2003193006 A JP2003193006 A JP 2003193006A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- double
- sensitive adhesive
- adhesive tape
- acrylic
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
接着性を発揮し、部品から剥離する際は、加熱等の特別
な処理を施すことなく、糊残り無く剥離が可能なリサイ
クル部品用両面粘着テープを得る。 【構成】 両面粘着テープにおいて、支持体上に設けら
れた粘着剤層の少なくとも片面が、a)炭素数が2〜14の
アルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル:60〜98質量%、b)窒素含有ビニル単量体及び/又は酸
無水物ビニル単量体:1〜15質量%、c)架橋剤と反応する
官能基を有するビニル単量体:0.05〜2質量%からなるア
クリル系組成物を重合したアクリル系共重合体100質量
部に対し、ガラス転移温度がアクリル系共重合体より少
なくとも30℃以上高く、(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルを主成分とする粘着付与樹脂を5〜45質量部含有
し、ゲル分率が25〜50%のアクリル系粘着剤層であり、
かつ両面粘着テープの流れ方向と幅方向の引っ張り強度
が20〜55N/20mmである。
Description
な部品に対して適切な接着性を発揮し、部品から剥離す
る際は、加熱等の特別な処理なしに糊残り無く剥離が可
能な、リサイクル部品用両面粘着テープ及び該粘着テー
プを使用した再生可能なリサイクル部品に関する。
の容易さから、紙や合成樹脂フィルムの接合、積層のみ
ならず、銘板や機械部品、電気部品の接合等に用いられ
てきた。機械部品や電気部品の接合の場合、各種材質の
部品に対して用いられ、同材質間の接合だけでなく、異
材質間の接合として、例えば合成樹脂部品と金属部品、
ゴム部品と金属部品、セラミック部品と金属部品の接合
に対しても用いられてきた。
きた場合はそのまま廃棄されてきたため再生又は再利用
が可能な部品も一緒に廃棄されていた。しかしながら、
近年の地球環境保護の高まりから、省資源、省エネルギ
ー、ゴミの低減を目的として、各種機械や電気機器、電
子機器は従来のように製品の廃棄でなく、部品の再生又
は再利用(リサイクル)がされ始めている。
きに、これらを取り付けた両面粘着テープの粘着力が過
度に強力であると、両面粘着テープを剥離する際にテー
プ支持体や粘着剤が部品表面に残ること(粘着剤層の凝
集破壊)が多かった。また両面粘着テープで部品間を接
合した場合、これを剥離する際に部品が変形したり、部
品表面の被覆剤が剥がれたりすることがあった。特に消
耗部品と、非消耗部品との接合において、非消耗部品だ
けを再生又は再利用する場合は、非消耗部品の変形や損
傷は大きな障害となり、リサイクル率を低下させるもの
であった。
体を除去するために、有機溶剤を用いて洗浄する必要が
あった。この洗浄に用いる有機溶剤は、取り付け部が合
成樹脂や表面を被覆した金属の場合、取り付け部の溶
解、クラック、白化等の危険性や、有機溶剤を取り扱う
作業者の安全性の問題を有していた。このため有機溶剤
と取り付け部との接触をできる限り短時間で行われなけ
ればならないが、過度に強力な粘着力を有する両面粘着
テープを用いた場合、短時間で粘着剤やテープ支持体を
取り付け部から剥離、除去することは難しかった。更に
両面粘着テープの粘着力に抗して部品を剥がす際に、取
り付け部が変形したり、割れたりする恐れがあった。
08-209086号公報で、含窒素ビニル単量体を含有するア
クリル系粘着剤層を持つ両面粘着テープを使用すること
により、両面粘着テープ剥離時の糊残りを防止できるこ
とが開示されている。これらの粘着剤層の粘着剤は各種
被着体への接着力を向上するために、ロジン系粘着付与
樹脂が併用されることが多い。しかし、屋外で使用され
る部品に公知の両面粘着テープを使用した場合、紫外線
等で粘着剤が劣化し接着性能や再剥離性が低下する問題
があった。
質的に溶剤を含まない、アクリル系粘着付与樹脂を含有
するUV重合型の粘着剤組成物を用いた両面粘着テープが
開示されている。しかし、ポリプロピレンへの優れた接
着性は有するものの、リサイクル部品用に使用した場合
に糊残り無く再剥離できるといった課題は依然として解
決されていない。
ころは、再生又は再利用が可能な部品に対して適切な接
着性を発揮し、部品より剥離する際は、加熱等の特別な
処理なしに糊残り無く剥離が可能であって、紫外線等に
より劣化しにくい耐候性を有したリサイクル部品用両面
粘着テープの提供である。
を達成するために鋭意検討した結果、特定の単量体組成
からなるアクリル系共重合体と、特定のアクリル系粘着
付与樹脂からなるアクリル系粘着剤層を支持体に設け
た、特定範囲の引張強度を持つ両面粘着テープを用いる
ことにより、再生又は再利用が可能な部品に対して適切
な接着性を発揮し、部品より剥離する際は、加熱等の特
別な処理なしに糊残り無く剥離が可能であり、かつ屋外
で使用しても紫外線による劣化が少なく、粘着剤層を活
性エネルギー線により重合できることを見出し、本発明
を完成するに至った。
て、支持体上に設けられた粘着剤層の少なくとも一方
が、(1) a)炭素数が2〜14のアルキル基を有するアクリ
ル酸アルキルエステル又はメタアクリル酸アルキルエス
テル(以下(メタ)アクリル酸アルキルエステルと略す。)
60〜98質量%と、b)窒素含有ビニル単量体及び又は酸無
水物ビニル単量体1〜15質量%と、c)架橋剤と反応する官
能基を有するビニル単量体0.05〜2質量%、とを含有する
アクリル系組成物を重合したアクリル系共重合体と、
(2) 該アクリル系共重合体のガラス転移温度より、少
なくとも30℃以上高いガラス転移温度を持つ、アクリル
酸アルキルエステル又はメタアクリル酸アルキルエステ
ルを主成分とする重量平均分子量20,000以下の粘着付与
樹脂を該アクリル系共重合体100質量部に対し5〜45質量
部、とを含有する、ゲル分率が25〜50%のアクリル系粘
着剤層であり、両面粘着テープの流れ方向と幅方向の引
っ張り強度がいずれも20〜55N/20mmであることを特徴と
するリサイクル部品用両面粘着テープを提供する。また
本発明は、前記リサイクル部品用両面粘着テープを使用
したリサイクル部品を提供する。
両面粘着テープにおいて、アクリル系組成物の(a)成分
である炭素数が2〜14のアルキル基を有する(メタ)アク
リル酸アルキルエステルとしては、例えば、n-ブチルア
クリレート、イソオクチルアクリレート、2-エチルヘキ
シルアクリレート、イソノニルアクリレート、エチルア
クリレート、メチルメタクリレート等が挙げられる。
率は、60〜98質量%、好ましくは80〜97質量%である。
(a)成分が60質量%未満の場合は、接着力の低下を招き、
98質量%を超える場合は粘着剤の凝集力が低下する。
ては、N-ビニルピロリドン、N-ビニルカプロラクタム、
アクリロイルモルホリン、ジメチルアミノエチルアクリ
レート、アクリルアミド、N,N-ジメチルアクリルアミド
等が挙げられる。酸無水物単量体としては、無水マレイ
ン酸、無水イタコン酸等が挙げられる。
率は、1〜15質量%、好ましくは1.5〜10質量%である。
(b)成分が1質量%未満では粘着剤の凝集力が低下し、両
面粘着テープを再生又は再利用が可能な部品より剥離す
る際に、粘着剤の部品への糊残りや剥離不良等が生じ
る。また、15質量%を越えると、粘着剤特有の初期タッ
クや接着性が損なわれる。
と反応する官能基を有するビニル単量体としては、例え
ば2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4-ヒドロキ
シブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、カプロラクトン変性(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールアクリレート、ポリプロ
ピレングリコールアクリレート等のヒドロキシル基含有
ビニル単量体、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン
酸、マレイン酸、クロトン酸、エチレンオキサイド変性
琥珀酸アクリレート、アクリル酸ダイマー等のカルボキ
シル基含有単量体の他に、2-アクリルアミド-2-メチル
プロパンスルフォン酸等のスルホン酸基含有単量体等が
ある。
率は、0.05〜2.0質量%、好ましくは0.1〜1.5質量%であ
る。(c)成分が0.05質量%未満では、架橋剤で架橋する場
合に、架橋度の不足やばらつきを生じるため、両面粘着
テープを再生又は再利用が可能な部品より剥離する際
に、粘着剤の部品への糊残りや剥離不良等が生じる。逆
に2.0質量%を越えると、架橋剤で架橋する場合に、架橋
度のコントロールが困難であるだけでなく、金属製の再
生又は再利用が可能な部品に使用した場合、経時で接着
性が過度に向上するため、両面粘着テープを再生又は再
利用が可能な部品より剥離する際に、粘着剤の部品への
糊残りや剥離不良、さらには部品の変形等が生じる。
の、上記(a)〜(c)成分に属さない共重合可能な単量体
も、必要に応じて共重合してもよい。
合してなるアクリル系共重合体のガラス転移温度は、TM
A(Thermomechanical Analyzer;熱機械的分析装置)によ
り測定した。本発明に用いられるアクリル系粘着付与樹
脂は、(メタ)アクリル酸エステルを主成分とする不飽和
結合を持つビニル単量体を重合することにより得られ
る。このアクリル系粘着付与樹脂の重量平均分子量は2
0,000以下、好ましくは2,000〜10,000である。重量平均
分子量が20,000を越えるとタックが低減する。さらに本
発明に用いられるアクリル系粘着付与樹脂のガラス転移
温度は、本発明で用いられるアクリル系共重合体のガラ
ス転移温度に対して30℃以上高く、50℃以上高いことが
好ましく、60℃以上高いことがより好ましい。粘着付与
樹脂の主成分は、炭素数が1〜14のアルキル基、更に好
ましくは炭素数1〜4のアルキル基を有する(メタ)アクリ
ル酸エステルが好ましく、及び又は脂環族基を持つ(メ
タ)アクリル酸エステルが好ましい。また、これらの(メ
タ)アクリル酸エステルを組み合わせて用いることがで
きる。具体的には、(メタ)アクリル酸エステルとして
は、メチル(メタ)アクリルレート、エチル(メタ)アクリ
ルレート、プロピル(メタ)アクリルレート、ブチル(メ
タ)アクリルレート、ペンチル(メタ)アクリルレート、
ヘキシル(メタ)アクリルレート、2-エチルヘキシル(メ
タ)アクリルレート、イソオクチル(メタ)アクリレー
ト、2-エチルヘキシルアクリレート、イソノニルアクリ
レート等が挙げられる。脂環族基を持つものとしては、
フェニル(メタ)アクリルレート、ベンジル(メタ)アクリ
ルレート等が挙げられる。さらにアクリル系粘着付与樹
脂を架橋剤と架橋させるために官能基を有するビニル単
量体を共重合しても良い。架橋剤と反応する官能基を有
するビニル単量体としては、例えば2-ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、4-ヒドロキシブチル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、カプ
ロラクトン変性(メタ)アクリレート、ポリエチレングリ
コールアクリレート、ポリプロピレングリコールアクリ
レート等のヒドロキシル基含有ビニル単量体、アクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、クロトン
酸、エチレンオキサイド変性琥珀酸アクリレート、アク
リル酸ダイマー等のカルボキシル基含有単量体の他に、
2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルフォン酸等の
スルホン酸基含有単量体等がある。本発明のアクリル系
粘着付与樹脂の含有量としては、アクリル系共重合体10
0質量部に対し5〜45質量部である。5質量部未満では充
分な接着性が得られず、45質量部以上では低温性やタッ
クが低下する。本発明に用いられるアクリル系共重合体
及びアクリル系粘着付与樹脂は、溶液重合法、隗状重合
法、懸濁重合法、乳化重合法等の公知の重合方法で共重
合させることにより得ることができる。重合の開始方法
も、過酸化ベンゾイルや過酸化ラウロイル等の過酸化物
系、アゾビスイソブチルニトリル等のアゾ系の熱重合開
始剤を用いた熱による開始方法や、アセトフェノン系、
ベンゾインエーテル系、ベンジルケタール系、アシルフ
ォスフィンオキシド系、ベンゾイン系、ベンゾフェノン
系の光重合開始剤を用いた紫外線照射による開始方法
や、電子線照射による方法を任意に選択できる。本発明
のリサイクル部品用両面粘着テープの粘着剤層は、凝集
力を向上するため架橋されている。架橋度合いの指標と
して、粘着剤層をトルエンに24時間浸漬した後の不溶分
を測定するゲル分率の値が用いられる。本発明のリサイ
クル部品用両面粘着テープの少なくとも一方の粘着剤層
のゲル分率は25〜50%であって、好ましくは30〜40%であ
る。25%未満の場合は、凝集力が低下し再剥離性が悪化
する。50%を越える場合は、初期タックや、曲面部に貼
付した場合の耐反発性が低下する。また、両方の粘着層
が上記のゲル分率を有することが好ましい。架橋方法と
しては、(メタ)アクリル系共重合体の製造時に多官能
(メタ)アクリレートを添加するか、アクリル系共重合体
を製造した後にイソシアネート系架橋剤、エポキシ系架
橋剤、アジリジン系架橋剤等の、アクリル系共重合体の
(c)成分と架橋反応をする架橋剤を適量添加することに
より実施できる。
テープの支持体上に設けられたアクリル系粘着剤層の両
方が、上記a)、b)、c)成分を含有し、上記のガラス転移
温度、ゲル分率を有することが好ましい。
に使用するアクリル系粘着剤層には、本発明の目的を阻
害しない範囲で必要に応じて、酸化防止剤、ガラスやプ
ラスチック製の繊維・バルーン・ビーズ、金属粉末等の
充填剤、顔料、染料等の着色剤を任意で添加することが
できる。
は、23℃での流れ方向(以後、MDという)と幅方向(以
後、TDという)の引張強度がいずれも20〜55N/20mmであ
る。両面粘着テープの引張強度が20N/20mm未満のもの
は、両面粘着テープを再生又は再利用が可能な部品より
剥離する際に、両面粘着テープが切れやすいため、作業
性が著しく低下する。引張強度が55N/20mmを超えるもの
は曲面追従性が著しく低下する。尚、本発明において両
面粘着テープの引張強度は、標線長さ100mm、幅20mmの
ダンベル状に打ち抜いたサンプルを、テンシロン引張試
験機を用い、23℃で引張速度300mm/minの測定条件で行
った際の切断強度を意味する。
に使用する支持体は、ポリエステルフィルム、ポリプロ
ピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリイミドフ
ィルム等のプラスチックフィルムや、不織布、布、金属
箔、紙等公知のものを使用できる。
定されるべきものではないが、好ましくはパルプ、レー
ヨン、マニラ麻、アクリロニトリル、ナイロン、ポリエ
ステルなどからなり、引張強度を満足するために、必要
に応じてビスコース含浸処理や、熱可塑性樹脂をバイン
ダーとした含浸処理などの処理をしても良い。不織布の
厚みは、特に限定されるべきものではないが、30〜200
μm、好ましくは50〜150μmである。坪量は、特に限定
されるべきものではないが、10〜100g/m2、好ましくは1
5〜50g/m2である。
施例及び比較例を記載し具体的に説明するが、本発明の
両面粘着テープはこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。また、被着体として、再生又は再利用の要請
の高い、耐衝撃性ポリスチレン樹脂(以下、HIPS樹脂)、
ステンレス板を用いたが、本発明の使用方法の対象と成
るべき被着体としてはこれらの例に限定されるものでは
ない。他にもポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネ
ート、ポリプロピレン、ポリエチレン、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ABS等の樹脂、ま
た、鉄、アルミニウム、銅、ニッケル、及びそれらの合
金等の金属に対しても同様に用いることが出来る。尚、
以下に表示する部は質量部である。
n-ブチルアクリレート96.4部、N-ビニルピロリドン2.0
部、2-ヒドロキシエチルアクリレート0.1部、アクリル
酸1.5部と重合開始剤として2,2'-アゾビスイソブチルニ
トリル0.2部とを酢酸エチル100部に溶解し、窒素置換
後、80℃で8時間重合してアクリル系共重合体溶液を得
た。このアクリル系共重合体のガラス転移温度は-35℃
であった。 (2)アクリル系粘着付与樹脂の調整 アクリル系共重合体と同様な調整方法で、シクロヘキシ
ルメタクリレート97部、アクリル酸3部を重合しアクリ
ル系粘着付与樹脂を得た。このアクリル系粘着付与樹脂
のガラス転移温度は66℃で、重量平均分子量は6,000で
あった。 (3)両面粘着テープの調製 このアクリル系共重合体溶液の固形分100部に対し、イ
ソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン工業社製、商
品名:コロネートL-45/トリレンジイソシアネートとト
リメチロールプロパンとの付加物のトルエン45%溶液)2.
0部、アクリル系粘着付与樹脂(ガラス転移温度66℃)30
部を配合し、酢酸エチルで混合液の固形分を40%に調整
した後、剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィル
ム上に、乾燥後の厚さが65μmになるように塗工して、1
00℃で2分間乾燥して得た粘着剤層を、100%マニラ麻か
らなる不織布原紙にビスコースを含浸してなる坪量18g/
m2、流れ方向(以後、MD)の引張強度が50N/20mm、幅方向
(以後、TD)の引張強度が48N/20mmの不織布の両面に転写
し、80℃の熱ロールで4kgf/cmの圧力でラミネートし両
面粘着テープを得た。尚、得られた両面粘着テープは40
℃、2日エージング後試験に使用した。両面粘着テープ
の粘着剤層のゲル分率はいずれも33%であった。
n-ブチルアクリレート96.4部、2-ヒドロキシエチルアク
リレート0.1部、アクリル酸3.5部と重合開始剤として2,
2'-アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル10
0部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合してアクリ
ル系共重合体溶液を得た。このアクリル系共重合体のガ
ラス転移温度は-37℃であった。 (2)両面粘着テープの調製 このアクリル系共重合体溶液の固形分100部に対し、イ
ソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン工業社製、商
品名:コロネートL-45/トリレンジイソシアネートとト
リメチロールプロパンとの付加物のトルエン45%溶液)2.
0部、重合ロジンペンタエリスリトールエステル(ハーキ
ュレス社製ペンタリンCJ)25部を配合し、酢酸エチルで
混合液の固形分を40%に調整した後、剥離処理した厚さ7
5μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが65μ
mになるように塗工して、100℃で2分間乾燥して得た粘
着剤層を、100%レーヨンからなる坪量14g/m2、MDの引張
強度が15N/20mm、TDの引張強度が3N/20mmの不織布の両
面に転写し、80℃の熱ロールで4kgf/cmの圧力でラミネ
ートし両面粘着テープを得た。尚、得られた両面粘着テ
ープは40℃、2日エージング後に試験に使用した。尚、
得られた両面粘着テープの粘着剤層のゲル分率は34%で
あった。
について、以下に示す方法により、(i)引張強度、(ii)
接着力、(iii)リサイクル適性、(iv)定荷重保持力、(v)
耐候性試験を評価し、結果を表1に示した。
mのダンベル状に打ち抜き、テンシロン引張試験機を用
いて、引張速度300mm/minの測定条件で測定した。引張
強度は、不織布および両面粘着テープの流れ方向(MD)と
幅方向(TD)で測定した。
ス板、及びHIPS樹脂板に、厚さ25μmのポリエステルフ
ィルムで裏打ちした20mm幅の両面粘着テープ試料を、常
温で2.0kgローラ1往復で加圧貼付し、常温で1時間放置
後、常温で剥離速度300mm/minで180度剥離接着力を測定
した。
ス板、及びHIPS樹脂板に、厚さ25μmのポリエステルフ
ィルムで裏打ちした10mm幅の両面粘着テープ試料を、常
温で2.0kgローラ1往復で加圧貼付し、1時間常温で放置
後、常温で300gの荷重をかけて90度方向に剥離させ、1
時間後の剥がれ距離を測定した。 (iv)リサイクル適性 5mm厚の発泡ウレタンスポンジ(イノアック社製:モルト
プレン)で裏打ちした10mm幅の両面粘着テープ試料を、
ステンレス板及びHIPS樹脂板に常温で2.0kgローラ1往復
で加圧貼付した試験片を、60℃湿度90%RHで12日間の条
件で促進劣化後、常温で1時間放置し、手で135度方向に
両面粘着テープ試料を約5m/minの速度で引き剥したとき
の再剥離性(粘着剤の被着体への残留)及びテープ強度
(剥離時のテープ試料の切断)を、両面粘着テープの流れ
方向(MD)と幅方向(TD)で評価した。
た。 ○:両面粘着テープ切断せず。 △:切断するがきっかけ部は残る。 ×:切断部より再びきっかけをつくる必要有り。
両面粘着テープ試料を、透明アクリル板に2.0kgローラ1
往復で加圧貼付し試験片とした。サンシャインウエザオ
メーター中で、透明アクリル板側が暴露するよう200時
間耐候性試験を実施後、常温で1時間放置し、手で135
度方向に両面粘着テープ試料を約5m/minの速度で引き剥
したときの再剥離性(粘着剤の被着体への残留)と、両面
粘着テープの変化を評価した。サンシャインウエザオメ
ーターの条件は下記した。漕内温度42℃、ブラックパ
ネル温度63℃、降雨条件12分/60分毎、スガ試験機カー
ボンアーク方式。尚、再剥離性評価は以下の基準で行っ
た。 ○:糊残り無し。 △:剥離きっかけ部に糊残り有り。 ×:広範囲に糊残り有り。
性や耐候性が劣るのに対し、実施例1の両面粘着テープ
は、粘着性能、定荷重保持力、リサイクル適性、耐候性
全ての評価項目において優れた結果が得られた。実施例
1の両面粘着テープは、両面粘着テープの粘着剤層の極
性成分が、含窒素ビニル由来で活性水素を持たないため
リサイクル適性に優れる。比較例1のように極性成分
が、活性水素を持つアクリル酸由来の場合は、特にステ
ンレスのような高極性な被着体に貼られると経時で、ス
テンレスへの密着性が大幅上昇し粘着剤層の凝集力を上
回るため、再剥離時に粘着剤層凝集破壊を起こし糊残り
が発生する。また耐候性については、実施例1の両面粘
着テープの粘着剤層中の粘着付与樹脂が比較例1の様な
2重結合を持たないアクリル系粘着付与樹脂であるた
め、光による酸化劣化を起こしにくい。さらに、実施例
1の両面粘着テープの粘着剤層中の、アクリル系共重合
体とアクリル系粘着付与樹脂のガラス転移温度差が、30
℃以上あるため、アクリル系粘着剤層がミクロ相分離状
態となると考えられ、優れた定荷重保持力(応力緩和特
性)を示す。
用両面粘着テープを使用することにより、再生または再
利用が可能な部品に対して適切な接着性を発揮し、部品
より剥離する際は、加熱等の特別な処理なしに糊残り無
く剥離が可能であるので、容易に部品の回収ができる。
また屋外で使用される部品に使用しても紫外線による劣
化が少なく、かつ粘着剤層を活性エネルギー線により重
合できるため、実質的に有機溶剤を使用せずとも両面粘
着テープを使用できるため環境にも優しい。
Claims (4)
- 【請求項1】両面粘着テープにおいて、支持体上に設け
られた粘着剤層の少なくとも一方が、 (1) a)炭素数が2〜14のアルキル基を有するアクリル酸
アルキルエステル又はメタアクリル酸アルキルエステル
60〜98質量%と、 b)窒素含有ビニル単量体及び又は酸無水物ビニル単量体
1〜15質量%と、 c)架橋剤と反応する官能基を有するビニル単量体0.05〜
2質量%、 とを含有するアクリル系組成物を重合したアクリル系共
重合体と、(2) 該アクリル系共重合体のガラス転移温
度より、少なくとも30℃以上高いガラス転移温度を持
つ、アクリル酸アルキルエステル又はメタアクリル酸ア
ルキルエステルを主成分とする重量平均分子量20,000以
下の粘着付与樹脂を該アクリル系共重合体100質量部に
対し5〜45質量部、とを含有する、ゲル分率が25〜50%の
アクリル系粘着剤層であり、両面粘着テープの流れ方向
と幅方向の引っ張り強度がいずれも20〜55N/20mmである
ことを特徴とするリサイクル部品用両面粘着テープ。 - 【請求項2】前記アクリル系粘着剤層が、活性エネルギ
ー線による重合により得られたものである請求項1記載
のリサイクル部品用両面粘着テープ。 - 【請求項3】支持体が不織布である請求項1又は2記載の
両面リサイクル部品用両面粘着テープ。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のリサイクル
部品用両面粘着テープを使用したリサイクル部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001394474A JP4048776B2 (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | リサイクル部品用両面粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001394474A JP4048776B2 (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | リサイクル部品用両面粘着テープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003193006A true JP2003193006A (ja) | 2003-07-09 |
JP4048776B2 JP4048776B2 (ja) | 2008-02-20 |
Family
ID=27601198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001394474A Expired - Lifetime JP4048776B2 (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | リサイクル部品用両面粘着テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4048776B2 (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005187513A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Dainippon Ink & Chem Inc | 両面粘着シート |
JP2006045474A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-16 | Nitto Denko Corp | 光重合性アクリル系粘着剤組成物および該組成物を用いた粘着シート又はテープ |
JP2007023068A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Dainippon Ink & Chem Inc | 両面粘着テープ及び両面粘着テープの製造方法 |
US7312265B2 (en) | 2004-03-17 | 2007-12-25 | Nitto Denko Corporation | Acrylic pressure sensitive adhesive composition and pressure sensitive adhesive tape |
JP2008222830A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Nitto Denko Corp | マスキングシート |
JP2008260825A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Dic Corp | 両面粘着テープおよびアクリル系粘着剤組成物 |
JP2008280439A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Nitto Denko Corp | 両面接着性感圧接着シート |
CN101570671A (zh) * | 2008-04-30 | 2009-11-04 | 日东电工株式会社 | 对扬声器用装饰板进行固着用的双面粘合带以及将扬声器用装饰板粘附至壳体的方法 |
EP2177584A1 (en) | 2008-10-16 | 2010-04-21 | Nitto Denko Corporation | Pressure-sensitive adhesive composition and pressure-sensitive adhesive sheet |
EP2177583A1 (en) | 2008-10-16 | 2010-04-21 | Nitto Denko Corporation | Pressure-sensitive adhesive composition and use thereof |
JP2010192636A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Nitto Denko Corp | 両面粘着シート |
US20100323197A1 (en) * | 2007-07-04 | 2010-12-23 | Nitto Denko Corporation | Acrylic viscoelastic composition and pressure-sensitive adhesive tape or sheet |
EP2316899A1 (en) | 2009-10-28 | 2011-05-04 | Nitto Denko Corporation | Double-sided pressure-sensitive adhesive tape and process for producing the same |
CN102250560A (zh) * | 2010-05-21 | 2011-11-23 | 日东电工株式会社 | 双面压敏胶粘片及其使用方法 |
JP2012188479A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Hitachi Maxell Ltd | 両面粘着テープ |
JP2017014529A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | Dic株式会社 | 粘着テープ、ハーネス結束用シート及び物品 |
KR20180078105A (ko) | 2015-10-16 | 2018-07-09 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 양면 점착 시트, 양면 점착 시트 접합체, 및 피착체의 접합·분리 방법 |
-
2001
- 2001-12-26 JP JP2001394474A patent/JP4048776B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005187513A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Dainippon Ink & Chem Inc | 両面粘着シート |
JP4587019B2 (ja) * | 2003-12-24 | 2010-11-24 | Dic株式会社 | 両面粘着シート |
US7312265B2 (en) | 2004-03-17 | 2007-12-25 | Nitto Denko Corporation | Acrylic pressure sensitive adhesive composition and pressure sensitive adhesive tape |
JP4498057B2 (ja) * | 2004-08-09 | 2010-07-07 | 日東電工株式会社 | 光重合性アクリル系粘着剤組成物および該組成物を用いた粘着シート又はテープ |
JP2006045474A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-16 | Nitto Denko Corp | 光重合性アクリル系粘着剤組成物および該組成物を用いた粘着シート又はテープ |
JP2007023068A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Dainippon Ink & Chem Inc | 両面粘着テープ及び両面粘着テープの製造方法 |
JP2008222830A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Nitto Denko Corp | マスキングシート |
JP2008260825A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Dic Corp | 両面粘着テープおよびアクリル系粘着剤組成物 |
JP2008280439A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Nitto Denko Corp | 両面接着性感圧接着シート |
US20100323197A1 (en) * | 2007-07-04 | 2010-12-23 | Nitto Denko Corporation | Acrylic viscoelastic composition and pressure-sensitive adhesive tape or sheet |
JP2009263593A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-12 | Nitto Denko Corp | スピーカー化粧用シート固定用両面接着テープ及びスピーカー化粧用シートの筐体への貼付方法 |
CN101570671A (zh) * | 2008-04-30 | 2009-11-04 | 日东电工株式会社 | 对扬声器用装饰板进行固着用的双面粘合带以及将扬声器用装饰板粘附至壳体的方法 |
US8202594B2 (en) * | 2008-04-30 | 2012-06-19 | Nitto Denko Corporation | Double-sided adhesive tape for fixing decorative sheet for speaker and method for attaching decorative sheet for speaker to housing |
US8258240B2 (en) | 2008-10-16 | 2012-09-04 | Nitto Denko Corporation | Pressure-sensitive adhesive composition and use thereof |
EP2177583A1 (en) | 2008-10-16 | 2010-04-21 | Nitto Denko Corporation | Pressure-sensitive adhesive composition and use thereof |
JP2010095610A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物および粘着シート |
EP2177584A1 (en) | 2008-10-16 | 2010-04-21 | Nitto Denko Corporation | Pressure-sensitive adhesive composition and pressure-sensitive adhesive sheet |
US8501640B2 (en) | 2008-10-16 | 2013-08-06 | Nitto Denko Corporation | Pressure-sensitive adhesive composition and pressure-sensitive adhesive sheet |
JP2010192636A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Nitto Denko Corp | 両面粘着シート |
EP2316899A1 (en) | 2009-10-28 | 2011-05-04 | Nitto Denko Corporation | Double-sided pressure-sensitive adhesive tape and process for producing the same |
CN102250560A (zh) * | 2010-05-21 | 2011-11-23 | 日东电工株式会社 | 双面压敏胶粘片及其使用方法 |
US20110284151A1 (en) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Nitto Denko Corporation | Double-sided pressure-sensitive adhesive sheet and method for using thereof |
JP2012188479A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Hitachi Maxell Ltd | 両面粘着テープ |
JP2017014529A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | Dic株式会社 | 粘着テープ、ハーネス結束用シート及び物品 |
KR20180078105A (ko) | 2015-10-16 | 2018-07-09 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 양면 점착 시트, 양면 점착 시트 접합체, 및 피착체의 접합·분리 방법 |
US11236256B2 (en) | 2015-10-16 | 2022-02-01 | Nitto Denko Corporation | Double-sided adhesive sheet, joined body comprising double-sided adhesive sheet, and method for joining/separating adherends |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4048776B2 (ja) | 2008-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5556987B2 (ja) | 両面粘着テープ | |
JP2003193006A (ja) | リサイクル部品用両面粘着テープ | |
JP3765497B2 (ja) | アクリル系粘着剤組成物および粘着テープ | |
JP3376503B2 (ja) | リサイクル部品用両面粘着テープ及びその使用方法 | |
EP1644457B1 (en) | Heat-activatable adhesive | |
EP2913373A1 (en) | Pressure-sensitive adhesive composition and pressure-sensitive adhesive sheet | |
WO2005035679A2 (en) | Sound dampening adhesive | |
JPH08100161A (ja) | 粘着剤組成物および該組成物を用いてなる粘着シート類 | |
US20110097958A1 (en) | Double-sided adhesive tape and process for producing the same | |
JP2008260825A (ja) | 両面粘着テープおよびアクリル系粘着剤組成物 | |
US20130196142A1 (en) | Double-faced pressure-sensitive adhesive sheet | |
JP4707816B2 (ja) | 粘着剤組成物及びリサイクル部品用粘着テープ | |
JP2019070103A (ja) | 粘着シート | |
JP3678617B2 (ja) | 両面接着テープ | |
JP2000239632A (ja) | 強接着再剥離型粘着剤及び粘着テープ | |
JP7125259B2 (ja) | 粘着シート | |
JP2003268325A (ja) | 再剥離型両面粘着テープ | |
JP2006143856A (ja) | 両面接着テープ及びその製造方法 | |
JP2001240817A (ja) | 再剥離型粘着テープ | |
JP4164714B2 (ja) | 粘着剤組成物及び粘着フィルム | |
JPH10251609A (ja) | 粘着剤組成物、および再剥離性粘着テープまたはシート | |
JP2000319614A (ja) | 両面粘着テープ | |
JP4074904B2 (ja) | 再剥離性粘着フィルム | |
JP2000265140A (ja) | 成型材リサイクル用両面粘着テープ | |
JPH11269439A (ja) | 強接着再剥離型粘着剤及び強接着再剥離型粘着テープ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041102 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050606 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4048776 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207 Year of fee payment: 5 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |