JP2000319614A - 両面粘着テープ - Google Patents

両面粘着テープ

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JP2000319614A
JP2000319614A JP11131072A JP13107299A JP2000319614A JP 2000319614 A JP2000319614 A JP 2000319614A JP 11131072 A JP11131072 A JP 11131072A JP 13107299 A JP13107299 A JP 13107299A JP 2000319614 A JP2000319614 A JP 2000319614A
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Japan
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tape
double
sensitive adhesive
adhesive tape
tensile strength
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JP11131072A
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English (en)
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Koichi Ishida
耕一 石田
Kazutaka Watanabe
一隆 渡邊
Keiji Omori
啓至 大森
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Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】ポリエステル繊維を抄紙して作成され且つ
バインダーを使用しない不織布の両面に粘着剤層を設
け、その片面に剥離紙層を設けた両面粘着テープであっ
て、上記粘着剤の凝集力が該テープの剥離強度よりも大
きく、該テープの剥離強度が0.6〜1.2kgf/c
mであり、また該テープの縦方向引張強度及び横方向引
張強度のうちの小さい方の引張強度が1.3〜7kgf
/cm且つ該テープの剥離強度の150%以上であり、
更に該テープの引張強度の縦横比率が80〜120%で
ある両面粘着テープである。ポリエステル繊維不織布は
坪数25〜50g/m2で、縦方向及び横方向共に0.
6kgf/cm以上の引張強度を有し、引張強度の縦横
比率が80〜120%であるものが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面粘着テープ、
特にリサイクルを目的とする製品の部品同士の接着に用
いる両面粘着テープに関する。
【0002】
【従来技術】機械や器具の部品同士を両面粘着テープで
接着させて製品化することは古くから行なわれている。
例えば、銘板を合成樹脂製機器や金属製機器に取り付け
るときは両面粘着テープが用いられる。その他に、合成
樹脂製部品同士の接合、金属製部品同士の接合、合成樹
脂製部品と金属製部品との接合などにも両面粘着性テー
プが多用されている。
【0003】ところで、近年、特に電気機器分野などに
おいて、資源のリサイクル化が盛んに行なわれている。
この資源のリサイクルに当っては、機器を分解し、例え
ば合成樹脂と金属とで構成された機器では合成樹脂と金
属に分別する必要があり、更に合成樹脂や金属について
はその種類ごとに分別することが要求される。この分別
を行なうには、両面粘着テープで接着した部品同士を分
離することが必要となる。両面粘着テープで接着された
部品同士については、力を加えて接着されている個所を
剥がして部品ごとに分離する。この分離した部品の片方
には両面粘着テープが付着するので、リサイクルに当っ
てはこの両面粘着テープを剥離する必要がある。
【0004】この部品に付着している両面粘着テープの
剥離は、該テープの一端を持ち、引き剥がすことによっ
て行なうが、この引き剥がすとき両面粘着テープがちぎ
れてしまうと剥離作業が円滑に行なえなく労力と時間が
かかる。また、両面粘着テープを剥離したあとに該テー
プの粘着剤が残存するいわゆる糊残りが生じると、これ
を改めて物理的方法や化学的方法で取り除かねばならな
いため、これまた労力と時間がかかる。そのため、剥が
すときちぎれることなく、しかも糊残りがない両面粘着
テープが種々提案されている(例えば、特開平8−20
9086号公報)が、より一層リサイクルしやすい両面
粘着テープが要請されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みなされたもので、両面粘着テープの支持体として
特定の素材を用いて、リサイクルの分別作業時に製品の
部品からちぎれることなく、円滑に剥がすことができ、
しかも剥がしたあとに粘着剤が残存しないような両面粘
着テープを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリエステル
繊維を抄紙して作成され且つバインダーを使用しない不
織布の両面に粘着剤層を設け、その片面に剥離紙層を設
けた両面粘着テープであって、上記粘着剤の凝集力が該
テープの剥離強度よりも大きく、該テープの剥離強度が
0.6〜1.2kgf/cmであり、また該テープの縦
方向引張強度及び横方向引張強度のうちの小さい方の引
張強度が1.3〜7kgf/cm且つ該テープの剥離強
度の150%以上であり、更に該テープの引張強度の縦
横比率が80〜120%であることを特徴とする両面粘
着テープである。上記のポリエステル繊維不織布は、坪
数25〜50g/m2で、縦方向及び横方向共に1.0
kgf/cm以上の引張強度を有し、且つ引張強度の縦
横比率が80〜120%のものが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の両面粘着テープの
一例の断面図である。1は基材となるポリエステル繊維
不織布、2は粘着剤層、3は剥離紙層である。基材とな
るポリエステル繊維不織布は、抄紙法によって作成され
且つ繊維相互を接着させるバインダー(接着剤)が使用
されていない不織布、すなわちバインダーで繊維同士が
接着されていない不織布である。この特定の不織布を用
いることによって後述する作用効果がある。ポリエステ
ル繊維としてはポリエチレンテレフタレート繊維が好ま
しく用いられる。不織布の目付は坪数25〜50g/m
2で、この不織布のテープ強度は縦方向及び横方向共に
1.0kgf/cm以上が好ましい。また、引張強度の
縦横比率が80〜120%であるものが用いられる。こ
のような引張強度の縦横比率がほぼ同じ不織布を基材と
することによって、引張強度の縦横比率がほぼ同じ両面
粘着テープが得られる。このように引張強度の縦横比率
がほぼ同じ両面粘着テープは、方向性が小さいのでテー
プを剥離するときちぎれ難い利点がある。
【0008】本発明において、基材のポリエステル繊維
不織布の両面に形成させる粘着剤は、天然ゴム系粘着
剤、ブタジエン−スチレン共重合体ゴム、ポリイソブチ
レンなどの合成ゴム系粘着剤、ポリ(メタ)アクリル酸
メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチル、ポリ(メタ)
アクリル酸ヘキシル、ポリ(メタ)アクリル酸2−エチ
ルヘキシルなどのポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポ
リビニルエーテル、ポリビニルブチラールなどの合成樹
脂系粘着剤である。これらは溶剤に溶解して使用する。
溶剤には酢酸エチル/トルエンなどが用いられる。この
溶剤溶液には粘着付与剤、充填剤、顔料、老化防止剤、
安定剤などを添加配合してもよい。粘着付与剤としては
ロジン、ロジンエステル、重合ロジンエステル、クマロ
ン酸、テルペン樹脂などが用いられる。
【0009】また、上記の粘着剤としてアクリル系粘着
剤も好ましく用いられる。例えば、(メタ)アクリル酸
メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル
酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルな
どの(メタ)アクリル酸エステルを主成分単量体とし、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸2ヒドロキシ
エチル、(メタ)アクリルアミドなどの官能基を有する
単量体、及び酢酸ビニル、アクリル酸メチル、スチレン
などの凝集力を付与する単量体との共重合体に、ポリイ
ソシアネート、金属キレート、メラミン樹脂、エポキシ
樹脂などの架橋剤を添加し、反応させたものが用いられ
る。ポリイソシアネートにはトリレンジイソシアネート
(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MD
I)、水添MDI、ポリメチレンポリフェニルポリイソ
シアネート(ポリメリックMDI)、トリジンイソシア
ネート(TODI)、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPD
I)、キシリレンジイシシアネート(XDI)、水添X
DIなどが用いられる。
【0010】また、本発明で用いる剥離紙としては、例
えばグラシン紙或はこれにポリエチレンをラミネートし
たものをベースとし、その両面をシリコーン加工したも
のなどが用いられる。本発明の両面粘着テープは、例え
ば次の如くして製造する。すなわち、粘着剤を溶剤に溶
解し、粘着付与剤、充填剤、顔料、老化防止剤、安定剤
などを添加配合して粘着剤組成物を調製する。この粘着
剤組成物を剥離紙にコンマコータなどでコーティング
し、乾燥炉で乾燥した後、ポリエステル繊維不織布の片
面にラミネートしてロールに巻き上げる。次に、他の剥
離紙に粘着剤組成物をコンマコータなどでコーティング
し、上記ロールに巻き上げたポリエステル繊維不織布の
粘着剤層を施さない面にラミネートする。これによっ
て、剥離紙/粘着剤/不織布/粘着剤/剥離紙の構造体
が得られる。この構造体から剥離紙を一層のみ剥離して
ロールに巻き上げ、箇れを1週間常温で熟成して両面粘
着テープを製造する。
【0011】本発明においては両面粘着テープの基材と
して、ポリエステル繊維を抄紙して作成され且つバイン
ダーを使用しないと言う特定の不織布を用いる。両面粘
着テープの基材には、従来レーヨン不織布、麻不織布、
レーヨン/麻不織布が用いられていた。しかし、これら
従来の不織布は強度が低く、しかも経時的劣化し、リサ
イクルの剥離作業時にちぎれることが多い。そこで、本
発明では強度が高く、また耐候性、耐薬品性に優れ経時
的劣化も少ないポリエステル繊維の不織布に注目し、こ
れを採用した。
【0012】そして、このポリエステル繊維不織布に
は、抄紙によって製造し、且つバインダーを使用しない
ものを用いた。両面粘着テープが引張強度に方向性を有
すると、リサイクルの剥離作業時に引張強度が弱い方向
で切れる不都合があるので、本発明ではこの不都合を少
なくするため、基材となる不織布について、単網方式で
傾斜ワイヤーを使用して抄紙するなどして引張強度の縦
方向(機械方向)と横方向(幅方向)の比率が80〜1
20%である不織布を用いる。また、抄紙法を採用する
ことによってバインダーを使用することなく不織布が製
造できる。本発明ではこのバインダーを使用しない不織
布を用いるが、このバインダーを使用しない不織布は、
繊維間にバインダーが存在しないので、粘着剤層を付与
したとき粘着剤が繊維間に浸透し、粘着剤が不織布に強
固に結合する。そのため、リサイクルの剥離作業時に粘
着剤が不織布から剥がれて糊残りを生じることが少ない
と言う格別の作用効果を発揮する。また、粘着剤が不織
布の繊維同士を結合するため不織布自体の強度が向上す
る。
【0013】不織布の両面粘着テープの粘着剤の凝集力
を該両面粘着テープの剥離強度よりも大くする。このよ
うにすることによって、リサイクル時に両面粘着テープ
を剥がしたとき、粘着剤の部品表面への残存が減少す
る。凝集力が剥離強度よりも大きいか否かは剥離後の糊
残りの有無によって確認できる。また、本発明の両面粘
着テープの剥離強度(粘着力)は0.6〜1.2kgf
/cmであり、好ましくは0.8〜1.1kgf/cm
である。剥離強度が0.6kgf/cm以下では部品同
士を接着させるときの接着力が不充分であり、1.2k
gf/cm以上ではリサイクル時の剥離作業に労力を要
する。
【0014】本発明の両面粘着テープの引張強度は1.
3〜7kgf/cm、好ましくは1.5〜4kgf/c
mである。両面粘着テープの引張強度が1.3kgf/
cm以下ではリサイクル時の剥離作業のときちぎれる恐
れがある。また、両面粘着テープの引張強度が7kgf
/cm以上では使用時におけるテープの手切れ性が悪
い。そして、この両面粘着テープの引張強度はそのテー
プの剥離強度(粘着力)の150%以上である必要があ
る。150%未満では剥離しにくいところでテープが切
れてしまったり糊残りする恐れがある。更にリサイクル
時の剥離作業においては引張強度の弱い個所や方向があ
ると、その個所や方向に沿ってちぎれるので、テープの
引張強度の縦方向と横方向の比率を80〜120%に
し、なるべく方向性をなくする。また、テープの破断時
の伸びについても方向性がないのが好ましく、この破断
時の伸びの縦方向と横方向の比率は望ましくは60〜1
40%である。
【0015】本発明において、両面粘着テープの引張強
度と伸びは、次の如くして算出した値である。すなわ
ち、両面粘着テープの縦方向(機械方向;MD方向)及
び横方向(幅方向;TD方向)より15mm幅で試料を
採取した。この試料を、引張試験機を用いて、つかみ間
隔180mm、引張速度20mm/分で引っ張り、テー
プが切断したときの荷重とつかみ間隔を測定した。そし
て、引張強さ(kgf/cm)は、(10×p)/Wの
式で算出した(但し、pは切断時の最大荷重kgf、W
は試験片の幅mmである)。また、伸び(%)は(l1
−l0)/l0の式で算出した(但し、l0は始めのつか
み間隔、l1は切断時のつかみ間隔である)。基材の不
織布の引張強度と伸びも同様にして算出した値である。
【0016】また、両面粘着テープの粘着性については
JIS Z0237法とJIS Z1528法に準じ
た。そして、両面粘着テープの剥離強度(粘着力)は、
次の如くして算出した値である。すなわち、両面粘着テ
ープの縦方向(機械方向;MD方向)より25mm幅で
試料を採取した。この試料を標準状態下(温度23℃、
湿度65%)に2時間以上放置し、厚さ25μmのポリ
エステルフィルムで裏打ちした25mm幅の両面粘着テ
ープを、ステンレス板に2kgローラで1往復圧着し、
20分放置後、標準状態下で該テープの一端を引張試験
機で摘み、180度引き剥がし法で300mm/分にて
該テープを引っ張って剥がし、このときの荷重を測定し
た。そして、剥離強度(kgf/cm)は、(10×
q)/Wの式で算出した(但し、qは剥離時の荷重kg
f、Wは試験片の幅mmである)。
【0017】実施例1.ポリエチレンテレフタレート繊
維100%の原料繊維を単網方式で傾斜ワイヤーを使用
して抄紙し、ポリエステル繊維不織布を作成した。この
不織布の坪数は31g/m2であり、その強度は縦方向
及び横方向共に1.4kgf/cmであった。アクリル
酸n−ブチル70重量部とアクリル酸2−エチルヘキシ
ルとメタクリル酸ヒドロキシエチル20量部とメタクリ
ル酸10重量部の共重合体100重量部に対し粘着付与
剤(不均化ロジングリセリンエステルと重合ロジンエス
テルの混合系)5重量部を添加し、酢酸エチル/トルエ
ンに溶解し、固形分45%の溶液となし、更にポリイシ
シアネート系架橋剤(TDI)を上記の共重合体溶液1
00重量部に対し1.5重量部(液/液比)添加し粘着
剤溶液を調製した。上記の粘着剤溶液を剥離紙に片面6
5μmの厚さ(乾燥時)になるように塗布した。この粘
着剤塗布剥離紙の2枚を、上記ポリエステル繊維不織布
の両面に圧着させ、1週間熟成させて、両面粘着テープ
を製造した。
【0018】このようにして製造した両面粘着テープの
物性及び剥離状態を表1に示す。また、比較のためにレ
ーヨンとパルプを原料として抄紙して作った湿式不織布
を基材とし、上記の実施例1の粘着剤を用い、実施例1
と同様にして作成した両面粘着テープ(比較例1)につ
いて表1に併記した。更に、実施例1における架橋剤の
量を変更した以外は実施例1と同様にして作成した両面
粘着テープ(実施例2)について表1に併記した。な
お、表1における剥離状態の評価は下記によった。 剥離状態:両面粘着テープの縦方向(機械方向;MD方
向)及び横方向(幅方向;TD方向)より25mm幅で
試料を採取した。この試料を厚さ5mmのウレタンフォ
ームで裏打ちし、ステンレス板に2kgのローラで1往
復圧着後に、70℃に調整したギヤ式老化試験機に7日
間放置した。その後常温に4時間以上放置した後、テー
プの一端を引張試験機で摘み、180度引き剥がし法で
毎分300mm/分にてテープを引き剥がし、テープが
途中で切れたり、粘着剤層が破壊され糊残りしたたもの
を×と評価した。比較例1は剥離途中での粘着テープの
破断が多く、また比較例2は剥離途中での粘着テープの
破断は少ないが糊残りが生じた。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明の両面粘着テープは、テープの基
材として特定構造のポリエステル繊維不織布を用い、且
つテープの剥離強度及び引張強度を特定の範囲にしたの
で、使用時においては部品同士を強固に接着することが
でき、しかもリサイクル時においては部品からテープを
ちぎれること無く良好に剥離でき、更にその際に粘着剤
が部品表面に残存する、すなわち糊残りがない効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の両面粘着テープの断面図
【符号の説明】
1 ポリエステル繊維不織布、2 粘着剤層、3 剥離
紙層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 啓至 大阪府大阪市中央区糸屋町2丁目4番6号 オカモト株式会社大阪支店内 Fターム(参考) 4F100 AK25G AK41A AK42 AK51G BA04 BA07 BA13 CA02G CB05B CB05C DG01A DG10A DG10D DG15A EH46 GB90 JK02A JK02B JK02C JK06 JK20B JK20C JL11 JL13B JL13C JL14D JL16 YY00A YY00B YY00C 4J004 AA05 AA08 AA10 AB01 CA06 CB01 CC02 DA04 DB02 DB03 EA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステル繊維を抄紙して作成され且つ
    バインダーを使用しない不織布の両面に粘着剤層を設
    け、その片面に剥離紙層を設けた両面粘着テープであっ
    て、上記粘着剤の凝集力が該テープの剥離強度よりも大
    きく、該テープの剥離強度が0.6〜1.2kgf/c
    mであり、また該テープの縦方向引張強度及び横方向引
    張強度のうちの小さい方の引張強度が1.3〜7kgf
    /cm且つ該テープの剥離強度の150%以上であり、
    更に該テープの引張強度の縦横比率が80〜120%で
    あることを特徴とする両面粘着テープ。
  2. 【請求項2】ポリエステル繊維不織布が、坪数25〜5
    0g/m2で、縦方向及び横方向共に1.0kgf/c
    m以上の引張強度を有し、且つ引張強度の縦横比率が8
    0〜120%であることを特徴とする請求項1記載の両
    面粘着テープ。
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