JP2003192997A - 塗装面の二液性洗浄艶出し剤 - Google Patents

塗装面の二液性洗浄艶出し剤

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JP2003192997A
JP2003192997A JP2001396869A JP2001396869A JP2003192997A JP 2003192997 A JP2003192997 A JP 2003192997A JP 2001396869 A JP2001396869 A JP 2001396869A JP 2001396869 A JP2001396869 A JP 2001396869A JP 2003192997 A JP2003192997 A JP 2003192997A
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wax
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Masayuki Kamiyama
政幸 神山
Takeshi Mori
健 森
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WILSON KK
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WILSON KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば自動車等の塗装面に適用され、この塗
装面に対して優れた洗浄性を発揮すると同時に塗装面に
優れた艶出し性、撥水性、及び防汚性を付与することが
でき、しかも、長期間に亘って優れた保存安定性を有す
る塗装面の二液性洗浄艶出し剤を提供する。 【解決手段】 塗装面に適用する際にその作業の直前に
混合して使用される二液性の洗浄艶出し剤であり、艶出
し成分として常温硬化型変性シリコーン樹脂を含むA剤
と、上記常温硬化型変性シリコーン樹脂に対して触媒作
用を有する触媒成分、洗浄成分及び水を含むB剤とで構
成されている塗装面の二液性洗浄艶出し剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車、電車の
車体、航空機の機体、事務用家具、ビルの外壁等の塗装
面に適用することにより、その塗装面の汚れを洗浄する
と同時に塗装面に光沢性、防汚性、及び撥水性を付与す
ることができる塗装面の洗浄艶出し剤に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、電車の車体、航空機の機体、事
務用家具、ビルの外壁等の塗装面は、自然環境下におい
て、ホコリ、粉塵、排気ガス、アスファルトやピッチ、
工事現場の飛散ミスト、酸性雨や太陽光線等に常に晒さ
れており、このために塗装面は時間の経過と共に汚染さ
れ、また、退色及び艶の消失等のいわゆる劣化が進行し
ていく。そこで、これらの不具合を防止するためのメン
テナンス材料として、いわゆるカーワックス等の艶出し
剤が市販され、かつ一般に用いられている。
【0003】かかる艶出し剤には、塗装面を良好に保護
するための撥水性と、良好な外観を与えるための艶出し
と、の2つの特性が本質的に要求される。また、外部か
らの汚れを着き難くして、塗装面の保護並びに良好な外
観を長期間実現するために、高い防汚性が要求され、さ
らに、塗装面に適用する際に同時に塗装面の汚れを清浄
化する洗浄性をも要求される。勿論、塗装面に適用する
までの間の保存安定性も要求される。
【0004】特開平9-310,046号公報には、特定の高級
アルコールを乳化剤として用い、ワックス及び又はワッ
クス状物をオルガノポリシロキサン油と共に溶剤に分散
させたものを水に乳化分散させたペースト状つや出し剤
が開示されている。かかるペースト状つや出し剤では、
撥水性及び艶出しの点で満足なものであると共に、洗浄
性をも具備しているが、ジメチルシリコーンを使用して
いるため、水アカ等の付着が懸念され、防汚性の観点で
は十分なものではない。
【0005】一方、特開平3-6,284号公報には、特定構
造のオルガノポリシロキサンと、シリコーン微粉体と、
硬化触媒と、有機溶剤とを均一に分散させた自動車塗装
面の汚れ防止剤が開示されている。かかる自動車塗装面
の汚れ防止剤では、撥水性、艶出し、及び防汚性の点で
は満足なものとなるが、洗浄性を具備していない。当該
自動車塗装面の汚れ防止剤に洗浄性を付与しようとする
と、水と界面活性剤の添加が不可欠となり、単にこれら
を上記自動車塗装面の汚れ防止剤に加えただけでは、長
期間の保管により容器内で反応が進んでしまい、作業
性、性能に影響を与えてしまい、保存安定性を確保する
ことが出来ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、このような従来の洗浄・艶出しのための手段におけ
る種々の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、洗
浄艶出し剤を、艶出し成分として常温硬化型変性シリコ
ーン樹脂を含むA剤と、水性溶剤中に上記常温硬化型変
性シリコーン樹脂に対して触媒作用を有する触媒成分、
及び洗浄成分を含むB剤とで構成し、塗装面に対して適
用する際にその作業の直前にこれらA剤とB剤とを混合
して使用することにより、塗装面に対して優れた洗浄性
を発揮すると同時に塗装面に優れた艶出し性、撥水性、
及び防汚性を付与することができ、しかも、長期間に亘
って優れた保存安定性をも有することを見出し、本発明
を完成した。
【0007】従って、本発明の目的は、例えば自動車等
の塗装面に適用され、この塗装面に対して優れた洗浄性
を発揮すると同時に塗装面に優れた艶出し性、撥水性、
及び防汚性を付与することができ、しかも、長期間に亘
って優れた保存安定性を有する塗装面の二液性洗浄艶出
し剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、塗
装面に適用する際にその作業の直前に混合して使用され
る二液性の洗浄艶出し剤であり、艶出し成分として常温
硬化型変性シリコーン樹脂を含むA剤と、上記常温硬化
型変性シリコーン樹脂に対して触媒作用を有する触媒成
分、洗浄成分及び水を含むB剤とで構成されている、塗
装面の二液性洗浄艶出し剤である。
【0009】なお、本発明においては、A剤とB剤とか
らなる本発明の洗浄艶出し剤を「二液性」と名付けてい
るが、A剤およびB剤はそれぞれ完全に液体であること
は要求されず、塗装面に適用する際にその作業の直前に
両者を混合して均質な混合液を得ることが可能な状態で
あれば、両者は液体に限定されない。例えば一方が、容
器に収容した際、当該容器を傾けても流動性を示さな
い、いわゆるクリーム状のものであっても構わない。
【0010】ただし、両者の混合が良好に行われるため
には、A剤およびB剤の少なくとも一方が液状であるこ
とが望まれ、特にA剤が液状であることが望まれる。ま
た、クリーム状のものを採用する場合、その粘度として
は、概ね21℃の環境で100,000cp以下であ
る。
【0011】本発明において、A剤を構成する艶出し成
分の常温硬化型変性シリコーン樹脂としては、シリコー
ン樹脂がその分子中にアルコキシ基、水酸基、シラノー
ル基、カルボキシル基、水素基、アルコール基等を有
し、所定の反応触媒の存在下に常温で硬化する常温硬化
型であればよく、好ましくはメトキシ基、エトキシ基等
の低級アルコキシ基を有するアルコキシ変性シリコーン
樹脂やカルボキシ変性、水酸基変性シリコーン樹脂であ
り、その1種のみを単独で用いることができるほか、2
種以上を併用することもできる。
【0012】この常温硬化型変性シリコーン樹脂として
は、具体的には、撥水性及び防汚性の両物性の観点から
GE東芝シリコーン社製商品名:XS66-B0704、XS66-A039
9、XR31-B0270、XR31-B1410、日本ユニカー社製商品
名:FZ-3711、FZ-3722、FZ-3703、FZ-3704、東レ・ダウ
コーニング社製商品名:DC-3037、SR-2402、BY16-606、
信越シリコーン社製商品名:KR-500、KF851、KF-6001、
X22-3710、KC-89、KR-213、旭化成ワッカー社製商品
名:MSE100等を例示することができ、また、防汚性に優
れた常温硬化型変性シリコーン樹脂と併用する上で、撥
水性に優れた東レ・ダウコーニング社製商品名:SR-245
0を例示することができる。
【0013】また、本発明において、B剤を構成する触
媒成分としては、有機金属化合物、酸、アルカリ、アミ
ノ化合物等を挙げることができ、これらは必要により2
種以上を組合せて使用してもよい。
【0014】ここで、上記有機金属化合物としては、例
えばジブチル錫トリメチルヘキサノエート〔(CH3C(CH3)
2CH2CH(CH3)CH2COO-)2Sn(-C4H9)2〕、ジブチル錫ジオク
テート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレ
ート等の有機錫化合物や、アルミニウムトリス(アセチ
ルアセトン)、アルミニウムトリス(アセトアセテート
エチル)、アルミニウムジイソプロポキシ(アセトアセ
テートエチル)、チタニウム(アセチルアセトン)、ジ
ルコニウム(アセチルアセトン)、ジルコニウムトリス
(アセチルアセトン)、チタニウムテトラキス(エチレ
ングリコールモノメチルエーテル)、チタニウムテトラ
キス(エチレングリコールモノエチルエーテル)、チタ
ニウムテトラキス(エチレングリコールモノブチルエー
テル)、ジルコニウムテトラキス(エチレングリコール
モノメチルエーテル)、ジルコニウムテトラキス(エチ
レングリコールモノエチルエーテル)、ジルコニウムテ
トラキス(エチレングリコールモノブチルエーテル)等
の金属キレート等が挙げられる。
【0015】また、酸としては、塩酸、硝酸、硫酸、リ
ン酸等の鉱酸類や、蟻酸、酢酸、シュウ酸、トリフルオ
ロ酢酸等の有機酸類を挙げることができ、また、アルカ
リとしては、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の無機塩基、エチレンジアミン、あるいはアル
カノールアミン等の有機塩基等を挙げることができ、更
に、アミノ化合物としてはアミノ変性シリコーン、アミ
ノシラン、シラザン、アミン類等を挙げることができ
る。
【0016】更に、B剤を構成する洗浄成分としては、
アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活
性剤、金属封鎖剤、水溶性溶剤、研磨剤等を挙げること
ができ、これらはその1種のみを単独で用いることがで
きるほか、必要により2種以上を組合せて用いることも
できる。
【0017】ここで、上記アニオン界面活性剤として
は、例えば、直鎖アルキルベンゼン脂肪酸塩、高級アル
キルベンゼンスルホン酸塩、脂肪酸塩(石鹸)、N-サルコ
シン酸塩、アシル化ポリペプチド、リグニンスルホン酸
塩、N-アシルアルキルタウリン塩、ジアルキルジチオリ
ン酸亜鉛、スルホコハク酸塩、イセチオン酸塩、n-パラ
フィンスルホン酸塩(SAS)、α-オレフィンスルホン酸塩
(AOS)、直鎖第一級アルコール硫酸塩(AS)、ポリオキシ
エチレン付加直鎖アルコール硫酸塩(AES)、及びアル
キルリン酸エステル、更にこれらのアニオン界面活性剤
中にフッ化炭化水素基を含むアニオン系界面活性剤等を
例示することができる。
【0018】また、上記両性界面活性剤としては、例え
ば、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキルヒド
ロキシエチルアミンオキサイド、アルキルジメチルベタ
イン、アルキルヒドロキシエチルベタイン、アミノ酸型両
性界面活性剤、脂肪酸アミドアミンオキサイド等を挙げ
ることができる。
【0019】更に、上記ノニオン界面活性剤としては、
例えば、エチレンオキサイド付加アルキルフェノール
(APE)、エチレンオキサイド付加高級アルコール(A
E)、ポリオキシエチレン付加ポリオキシプロピレング
リコール、アルカノールアミン-脂肪酸縮合物、アルカ
ノールアミド、アルキルポリグリコシド等を挙げること
ができる。
【0020】更にまた、上記金属封鎖剤としては、例え
ば、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ヒドロキシエチ
ルイミノ二酢酸(HIDA)、ジハイドロキシエチルグリシ
ン(DHEG)、ニトリロ三酢酸(NTA)、ヒドロキシエチ
ルエチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、ジエチレントリ
アミノ五酢酸(DTPA)、トリエチレンテトラアミノ六酢
酸(TTHA)、L-グルタミン酸二酢酸(GLDA)、L-アス
パラギン酸-N,N-二酢酸(ASDA)、2-ヒドロキシエチ
ルイミノ二酢酸(HIMDA)、グルコン酸塩、3-ヒドロキ
シ-2.2-イミノジコハク酸(HIDS)、及びヒドロキシエ
タンジホスホン酸、更にこれらの酸又は塩の一部又は全
てがアルカリ金属、アンモニウム等で中和された化合物
を例示することができる。
【0021】また、上記水溶性溶剤としては、例えば、
メチルグリコール、イソブチルグリコール、アリルグリコ
ール、フェニルグリコール、ベンジルグリコール等のE.
O.系グリコールエーテルや、メチルプロピレングリコ
ール、プロピルプロピレングリコール、メチルプロピレ
ングリコールアセテート等のP.O.系グリコールエーテ
ルや、ジメチルグリコール、ジメチルプロピレングリコ
ール等のジアルキルグリコールエーテルを挙げることが
できる。
【0022】更に、上記研磨剤としては、例えば、カオ
リン、タルク、硅石、珪藻土、パーライト、炭酸カルシウム、
ゼオライト、アルミナ、含水珪酸、酸化クロム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化ケイ素、酸
化セリウム、酸化マグネシウム、弗化カルシウム、ベント
ナイト、モンモリナイト、シラスバルーン、マイカ、雲母、
珪酸カルシウム、珪酸ジルコニウム、ダイヤモンド、ガラ
ス、セラミック、ポリオレフィンパウダー、ナイロンパウ
ダー、ポリスチレンパウダー、セルロースパウダー、高級
脂肪酸ビスアマイド、高級脂肪酸金属石鹸、アミノ酸系パ
ウダー、シリコーンパウダー、その他合成樹脂パウダー等
を挙げることができる。
【0023】そして、本発明の洗浄艶出し剤は、上記A
剤とB剤とを混合して得られた混合液において、常温硬
化型変性シリコーン樹脂が1質量%以上30質量%以下、
好ましくは4質量%以上25質量%以下、より好ましくは
5質量%以上20質量%以下の範囲となり、また、触媒成
分が0.01質量%以上10質量%以下、好ましくは0.
05質量%以上5質量%以下、より好ましくは0.1質量
%以上5質量%以下の範囲となり、更に、洗浄成分が0.
1質量%以上30質量%以下、好ましくは0.5質量%以
上25質量%以下、より好ましくは1質量%以上20質量
%以下の範囲となり、水が0.1質量%以上95質量%以
下、好ましくは1質量%以上90質量%以下、より好まし
くは5質量%以上80質量%以下の範囲となるように調製
される。
【0024】この際に、常温硬化型変性シリコーン樹脂
の割合が1質量%未満であると均一な被膜が得られ難く
なり、艶出し性、撥水性、及び防汚性についての性能が
低下し、反対に、30質量%を超えると艶による斑によ
り仕上がり難くなる。また、触媒成分の割合が0.01
質量%未満であると被膜化速度が遅くなり、艶出し性、
撥水性、及び防汚性等の性能が充分に発揮されない場合
があり、反対に、10質量%を超えると反応速度が速く
なりすぎて、塗装面に適用してから拭き取りまでの時間
が短くなり支障が生じる場合がある。更に、洗浄成分の
割合が0.1質量%未満であると所望の洗浄性能を発揮
し得ない場合があり、反対に、30質量%を超えると塗
装面に膨らみ、剥れ、白化、変色等の塗膜影響を生ぜし
める虞が生じ、また、作業性(作業時ののび、拭取り性
等)や艶出し性、撥水性、及び防汚性等の性能にもその
低下がみられて好ましくない。更にまた、水の割合が
0.1質量%より少ないと所望の洗浄性能を発揮しえな
い場合が生じ、反対に、95質量%を超えると艶出し
性、撥水性、及び防汚性等の性能が充分に発揮されな
い。
【0025】本発明の洗浄艶出し剤においては、上記各
成分に加えて、A剤側及び/又はB剤側にワックス、溶
剤、表面改質剤、及び乳化安定剤からから選ばれた1種
又は2種以上の第三成分を添加してもよい。
【0026】ここで、上記ワックスは、塗装面表面に形
成される被膜により優れた撥水性や防汚性を付与する目
的で添加されるものであり、具体的には、天然ワックス
としてキャンデリラワックス、カルナバワックス、ライ
スワックス、木ロウ、ホホバ油等の植物系ワックスや、
みつろう、ラノリン、鯨ろう等の動物系ワックスや、モ
ンタンワックス、オゾケライト、セレシン等の鉱物系ワ
ックスや、パラフィンワックス、マイクロクリスタリン
ワックス、ペトロラタム等の石油系ワックス等を挙げる
ことができ、また、合成ワックスとしてフッシャー・ト
ロプシュワックス、ポリエチレン等の合成炭化水素や、
モンタンワックス誘導体、パラフィンワックス誘導体、
マイクロクリスタリンワックス誘導体(変性基としては
アルコール変性、カルボキシ変性、アミノ変性、エステ
ル等)等の変性ワックスや、硬化ひまし油、硬化ひまし
油誘導体等の水素化ワックスや、12-ヒドロキシステア
リン酸等の脂肪酸や、ステアリン酸アミド等の酸アミド
や、無水フタル酸イミド等の酸イミドや、その他に塩素
化炭化水素、エステル、ケトン等を挙げることができ
る。そして、このワックスは、防汚性を侵さないために
融点として80℃以上のものが好ましく、また、その添
加量としては、通常0.01質量%以上10質量%以下、
好ましくは0.05質量%以上5質量%以下である。添加
量が0.01質量%より少ないと撥水性や防汚性につい
ての所望の改質が困難になり、反対に、10質量%より
多くなると作業性が低下する。
【0027】また、上記溶剤は、ワックスを使用する場
合にはその溶剤として、また、塗装面への適用時に乾燥
速度を制御して洗浄性や作業性を改善するために使用さ
れるものであり、具体的には、工業用ガソリン、ケロシ
ン、ミネラルスピリット、イソパラフィン溶剤、ナフテン
溶剤、シリコーン溶剤(環状シロキサン4〜6量体、低
重合のメチルポリシロキサン等)等を例示することがで
きる。この溶剤の添加量は、通常0.1質量%以上95
質量%以下、好ましくは1質量%以上90質量%以下、よ
り好ましくは5質量%以上70質量%以下であり、0.1
質量%より少ないとワックスを使用した場合にはこのワ
ックスを溶解できないほか、洗浄性や作業性を改善する
効果も発揮されず、反対に、95質量%を超えると艶出
し性、撥水性、及び防汚性等の性能が充分に発揮されな
い。なお、これらの溶剤をA剤側及びB剤側の双方に添
加する場合、各A剤側及びB剤側に添加される溶剤につ
いては、互いに同じであっても、また、異なっていても
よい。
【0028】更に、上記表面改質剤は、ワックスと同様
に塗装面表面に形成される被膜により優れた撥水性や防
汚性を付与する目的で添加されるものであり、具体的に
は、石油系樹脂、テルペン樹脂、シリコーン樹脂、アク
リル樹脂、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂や、ビニルシラ
ン、アクリルシラン、エポキシシラン、クロロシラン、
アルコキシシラン、フロロシラン等のシラン化合物等が
挙げられる。そして、この表面改質剤の添加量は、通常
0.01質量%以上10質量%以下、好ましくは0.05
質量%以上5質量%以下であり、0.01質量%より少な
いと艶出し性、撥水性、及び防汚性等の性能を改善する
効果が発揮されず、反対に、10質量%を超えると作業
性が低下するほか、艶出し性、撥水性、及び防汚性等の
性能も低下する。
【0029】更にまた、上記乳化安定剤は、主として保
存安定性の改善のために添加されるものであり、具体的
には、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、メチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ハイドロキ
シプロピルセルロース等の水溶性高分子化合物等からな
る増粘剤や、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン等の多価アルコール類、エタノール、イソ
プロピルアルコール等のアルコール類等からなる凍結防
止剤等を挙げることができる。この乳化安定剤の添加量
は、通常0.01質量%以上10質量%以下、好ましくは
0.05質量%以上7質量%以下であり、0.01質量%
より少ないと目的の保存安定性の改善効果が少なく、反
対に、10質量%を超えると作業性が低下するほか、艶
出し性、撥水性、及び防汚性等の性能も低下する。
【0030】本発明の洗浄艶出し剤においては、上記各
成分及び第三成分に加えて、必要により、A剤側及び/
又はB剤側に更に芳香族ヒドロキシ化合物、有機酸の金
属塩、安息香酸、パラヒドロキシ安息香酸エステル、サリ
チル酸、ベンゾイソチアゾニオン、メチルイソチアゾニオ
ン等の防腐剤や、酸化防止剤、紫外線吸収剤、防錆剤、
香料、染料、顔料等を添加してもよい。
【0031】本発明において、得られたA剤とB剤の包
装方法については、塗装面へ適用する作業の直前までこ
れらA剤とB剤とを別々に収容できるものであればよ
く、特に制限はない。例えば自動車用の二液性洗浄艶出
し剤の場合には、1車両当りのA剤とB剤とをそれぞれ
小分けして小容器に収容し、自動車塗装面への作業の直
前にこれらA剤とB剤とを比較的大きな容器に移してよ
く混合し、この容器内で塗布用の混合液を調製するか、
あるいは、A剤及びB剤の一方(例えば、A剤)を比較
的大きな容器に収容すると共に他方(例えば、B剤)を
小容器に収容し、自動車塗装面への作業の直前に小容器
に収容されたB剤を比較的大きな容器に収容されたA剤
の中に移してよく混合し、この容器内で塗布液を調製で
きるように包装するのがよい。
【0032】ここで、A剤とB剤とを混合して混合液を
調製する際の両液の量的割合については、これら両液を
混合して得られる混合液の組成が塗装面の洗浄艶出し剤
として適正な組成になっていることが必要なので、これ
らA剤及びB剤の組成によって決まるが、A剤及びB剤
の包装形態や取扱性等を考慮してA剤とB剤との容積混
合比が1:100〜100:1の範囲となるように、こ
れらA剤及びB剤の成分組成を設計するのがよい。
【0033】このようにして調製された本発明の二液性
洗浄艶出し剤の使用方法については、先ず、その作業の
直前にA剤とB剤とを所定の割合で混合し、得られた混
合液をタオル、スポンジ、不織布、ティッシュ等の手段
で自動車等の塗装面に塗布し、次いで塗布された塗布液
の溶剤を揮発させ、乾燥させた後に、塗装面上の余分な
成分をタオル、不織布、フリース等の傷を付けにくいよ
うなもので拭き取って仕上げる。
【0034】なお、本発明の二液性洗浄艶出し剤は、上
記のように前記混合液を塗布し、かつ拭き取る態様で使
用することに限定されるものではなく、塗装面に流し掛
けた後拭き取る等、最終的に塗装面に前記混合液が存在
し、かつ、表面の汚れを拭い去る作業が行われる態様で
使用されればよく、表面が清浄であっても適用できるも
のである。更に、洗浄のみを目的として前記混合液を用
い、作業後に前記混合液が塗装面に残存していなくても
構わない。本発明において「適用」とは、塗布の概念の
外延に位置する、これらの作業についても包含するもの
とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、実施例及び比較例に基づい
て、本発明の好適な実施の形態を具体的に説明する。
【0036】実施例1〜17及び比較例1〜4 常温硬化型変性シリコーン樹脂として常温硬化型アルコ
キシ変性シリコーン樹脂(GE東芝シリコーン社製:XR31
-B0270)、常温硬化型アルコキシ変性シリコーン樹脂
(信越シリコーン社製:KR500)、及びCH3Si(O)1.1(OCH
3)0.8(旭化成ワッカー社製:MSE100)を使用し、触媒
成分としてジブチル錫ジラウレート(勝田化工社製)、
及びトリメチルヘキサノエート錫ジブチル(ホープ製薬
社製)を使用し、洗浄成分として珪藻土(ジョーンズマ
ンヴィル社製商品名:スーパーフロス)、平均粒径2.5
μmのゼオライト(ユニオン昭和社製商品名:モレキュ
ラーシーブスZLD4040)、オレイン酸(日本油脂社製商
品名:エキストラオレイン80R)、N,N-ジメチルエタノ
ールアミン(日本乳化剤社製商品名:アミノアルコール
2mabs)、デカンジメチルアミンオキサイド(ライオン
社製商品名:アロモックスDM10DW)、L-アスパラギン酸
-N,N-ジ酢酸(帝国化学社製商品名:クレワットBiAD
S)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(日本
乳化剤社製商品名:MFG)、ラウリン酸トリエタノール
アミン液(40%)(東邦化学社製商品名:トーホーLT)、
及びヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(川研ファインケ
ミカル社製商品名:アミゾールCDE)を使用し、高融点
ワックスとしてポリエチレン(40%)のディスパージョン
(岐阜セラック製造所社製商品名:A-212)、ポリエチ
レン(東洋ペトロライト社製:ポリ1000)、及びエチレ
ンビスステアロアマイド(ライオン社製:アーモワック
スEBS-B)を使用し、溶剤としてイソパラフィン(出光
石油社製:IP-1620)、及び芳香族系溶剤(シェル社
製:LAWS)を使用し、表面改質剤としてトリメチルシロ
キシ珪酸(信越化学社製商品名:KF-9021)、ポリテト
ラフロロエチレン(15%)分散品(HCFC-141b溶媒)(デュポ
ン社製商品名:ドライフィルムDF)、及びCF3(CF2)7CH2
CH2Si(OC2H5)3(東レ・ダウコーニング社製商品名:AY4
3-158E)を使用し、また、乳化安定剤としてポリアクリ
ル酸アミド(セピック社製商品名:ソラガムSJ−10
8)、及びキサンタンガム(ケルコケミカル社製商品
名:ケルザンS)を使用し、更に、その他の成分として
ベンゾイソチアゾニオン(バイエル社製商品名:プリベ
ントールD-6)を使用し、表1(実施例1〜8)、表2
(実施例9〜17)及び表3(比較例1〜4)に示す割
合でA剤及びB剤を調製した。また、各実施例及び比較
例におけるB剤の21℃における粘度を、B形粘度計
(東京計器社製、型式BM)にて、ロータNo.4、回
転数6rpmの条件で測定した値により表4に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】次に、塗装面への作業の直前に、上で得ら
れたA剤及びB剤を表1〜表3に示す割合で混合して実
施例1〜17及び比較例1〜4の塗布液(混合液)を調
製し、以下のようにして洗浄性、作業性、初期艶出し
性、初期撥水性、及び1ヶ月経過後の艶出し性、撥水性
及び防汚性をそれぞれ評価した。
【0042】〔洗浄性〕洗浄性については、屋外に放置
し、水アカ汚れが付着した白色の自動車のボンネット
(塗装面)に、それぞれ同量の各塗布液を、スポンジを
用いて同じ強さにて塗布し、溶剤を揮発させた後に清浄
なタオルで拭き取り、その際の白色度の回復の度合いを
目視にて観察することで、その結果を◎:完全に汚れが
落ちた、○:大部分の汚れが落ちた、△:かなり汚れが
残る、及び、×:汚れが落ちない、の4段階で評価し
た。
【0043】〔作業性〕作業性については、白色の自動
車のボンネット(塗装面)に、それぞれ同量の各塗布液
を、スポンジを用いて塗布し、溶剤を揮発させた後に表
面の状態を観察しながら清浄なタオルで拭き取り、一定
の状態に達するまで、かかる作業を行い、その結果を
◎:簡単にムラ無くきれいに仕上がる、○:ムラ無くき
れいに仕上がる、△:ムラが残りきれいに仕上がらな
い、及び×:拭き取れない、の4段階で評価した。
【0044】〔初期艶出し性及び1ヶ月経過後の艶出し
性〕白色の自動車のボンネット(塗装面)をマスキング
テープにて適当な大きさに区切り、スポンジを用いてそ
れぞれ同量の各塗布液を塗布し、溶剤を揮発させた後に
清浄なタオルで拭き取り、目視にて、○:艶に深みがあ
る、△:艶がある、及び×:ほとんど無し、の3段階で
評価し、これを初期艶出し性の評価とした。さらに、こ
の自動車に乗って7日間で100km走行し、7日ごと
に1回洗車を行い、28日(1ヶ月とする)経過後の外
観について、目視にて、○:良好乃至ほとんど良好、
△:やや劣化、及び×:ほとんど無し、の3段階で評価
し、これを1ヶ月経過後の艶出し性の評価とした。
【0045】〔初期撥水性及び1ヶ月経過後の撥水性〕
初期撥水性については、白色の自動車のボンネット(塗
装面)をマスキングテープにて適当な大きさに区切り、
それぞれ同量の各塗布液を、スポンジを用いて塗布し、
溶剤を揮発させた後に清浄なタオルで拭き取り、2日間
放置し、その塗装面にホースで水を掛けて形成された水
玉の状態を目視にて観察し、◎:きれいな水玉を形成、
○:水玉にはなるがきれいな水玉ではない、△:水玉は
形成されず水が切れる程度、及び×水がのってしまい切
れ難い、の4段階で評価した。
【0046】また、1ヶ月経過後の撥水性については、
白色の自動車のボンネット(塗装面)をマスキングテー
プにて適当な大きさに区切り、それぞれ同量の各塗布液
を、スポンジを用いて塗布し、溶剤を揮発させた後に清
浄なタオルで拭き取り、この自動車に乗って7日間で1
00km走行し、7日ごとに1回洗車を行い、28日
(1ヶ月とする)経過後の塗装面にホースで水を掛けて
形成された水玉の状態を目視にて観察し、◎:初期と同
等、○:水玉にはなるが、綺麗な水玉ではない、△:水
玉は形成されず、水が切れる程度、及び×:水がのって
しまい切れ難い、の4段階で評価した。
【0047】〔1ヶ月経過後の防汚性〕1ヶ月経過後の
防汚性については、前記1ヶ月経過後の艶出し性の評価
と同様の操作を行い、その外観について、初期の状態か
らの汚染の度合いについて目視にて観察し、◎:初期と
同等、○:やや汚染、△:若干汚染、及び×:かなり汚
染、の4段階で評価した。結果を表5に示す。
【0048】
【表5】
【0049】
【発明の効果】本発明の塗装面の二液性洗浄艶出し剤に
よれば、例えば自動車等の塗装面に適用され、この塗装
面に対して優れた洗浄性を発揮すると同時に塗装面に優
れた艶出し性、撥水性、及び防汚性を付与することがで
き、しかも、長期間に亘って優れた保存安定性が発揮さ
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/43 C11D 3/43 17/08 17/08 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB46 AC13 AC15 DA07 DA10 DA11 EA27 EA28 EB13 EB14 EB25 EB26 EB29 EB30 EB37 EB46 ED02 ED03 ED29 FA16 FA21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装面に適用する際にその作業の直前に
    混合して使用される二液性の洗浄艶出し剤であり、艶出
    し成分として常温硬化型変性シリコーン樹脂を含むA剤
    と、上記常温硬化型変性シリコーン樹脂に対して触媒作
    用を有する触媒成分、洗浄成分及び水を含むB剤とで構
    成されていることを特徴とする塗装面の二液性洗浄艶出
    し剤。
  2. 【請求項2】 A剤とB剤とを混合して得られた混合液
    は、常温硬化型変性シリコーン樹脂を1〜30質量%の
    範囲で、触媒成分を0.01〜10質量%の範囲で、洗
    浄成分を0.1〜30質量%の範囲で、また、水を0.
    1〜95質量%の範囲で含有する請求項1に記載の塗装
    面の二液性洗浄艶出し剤。
  3. 【請求項3】 A剤を構成する常温硬化型変性シリコー
    ン樹脂が、アルコキシ変性シリコーン樹脂又は水酸基変
    性シリコーン樹脂である請求項1又は2に記載の塗装面
    の二液性洗浄艶出し剤。
  4. 【請求項4】 B剤を構成する触媒成分が、有機金属化
    合物、酸、アルカリ、及びアミン系化合物から選ばれた
    1種又は2種以上である請求項1〜3のいずれかに記載
    の塗装面の二液性洗浄艶出し剤。
  5. 【請求項5】 B剤を構成する洗浄成分が、アニオン界
    面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、金属
    封鎖剤、水溶性溶剤、及び研磨剤から選ばれた1種又は
    2種以上である請求項1〜4のいずれかに記載の塗装面
    の二液性洗浄艶出し剤。
  6. 【請求項6】 A剤及び/又はB剤には、ワックス、溶
    剤、表面改質剤、及び乳化安定剤から選ばれた1種又は
    2種以上が添加されている請求項1〜5のいずれかに記
    載の塗装面の二液性洗浄艶出し剤。
  7. 【請求項7】 ワックスが、植物ロウ、石油ロウ、鉱物
    ロウ、合成ワックス、及び脂肪酸アミド系ワックスから
    選ばれた1種又は2種以上である請求項6に記載の塗装
    面の二液性洗浄艶出し剤。
  8. 【請求項8】 ワックス、溶剤、表面改質剤、及び乳化
    安定剤から選ばれた1種又は2種以上が、A剤及びB剤
    とは別に1又は2以上の第三の液として構成される請求
    項6又は7に記載の塗装面の液性洗浄艶出し剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010174106A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Tosoh Corp 水溶性汚れの除去方法
JP2018021130A (ja) * 2016-08-04 2018-02-08 エムケー精工株式会社 車両コーティング剤の塗布方法及び塗布装置
KR102227273B1 (ko) * 2021-01-04 2021-03-12 주식회사 지디원 세정 및 코팅기능이 강화된 그래핀이 포함된 자동차 세정용 조성물

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