JP2003191565A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2003191565A
JP2003191565A JP2001397852A JP2001397852A JP2003191565A JP 2003191565 A JP2003191565 A JP 2003191565A JP 2001397852 A JP2001397852 A JP 2001397852A JP 2001397852 A JP2001397852 A JP 2001397852A JP 2003191565 A JP2003191565 A JP 2003191565A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷対象物に対する複数のインクジェットヘ
ッドの平行度及びペーパーギャップを微調整可能なイン
クジェット記録装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 水平にセットした印刷対象物に対峙する
複数のインクジェットヘッド34を整列配置して搭載し
たヘッドプレート33と、ヘッドプレート33を支持す
るプレートホルダ35と、プレートホルダ35を支持す
るブラケット部材32と、ヘッドプレート33とプレー
トホルダ35との間に介設されプレートホルダ35に対
しヘッドプレート33をX軸中心に傾動可能かつ任意の
傾動位置に固定可能な第1調整機構と、プレートホルダ
35とブラケット部材32との間に介設されブラケット
部材32に対しプレートホルダ35を介してY軸中心に
ヘッドプレート33を傾動させ可能かつ任意の傾動位置
に固定可能な第2調整機構とを備えることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、水平にセットした印刷
対象物に対し、複数のインクジェットヘッドが所定のペ
ーパーギャップを存して対面するインクジェット記録装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタ等のイン
クジェット記録装置では、インクジェッドヘッドの相対
的走査と駆動とにより、印刷対象物にインク滴を選択的
に吐出して印刷がなされる。そして、インク滴の飛行曲
がりや着弾径を精度良く管理するため、印刷対象物とイ
ンクジェットヘッドとの間には所定の間隙、すなわちペ
ーパーギャップが管理されている。一方、大型のカラー
プリンタ等では、歩留まりの関係からかなりの数のイン
クジェットヘッドが搭載され、これら複数のインクジェ
ットヘッドは、ヘッドプレートに整列配置することで、
その各ノズル列の相互の位置精度や各ノズル形成面の相
互の位置精度等が精度良く管理されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の大型
インクジェット記録装置では、複数のインクジェットヘ
ッドの搭載するヘッドプレートが大型となり且つ重量が
重くなることから、経時的にその平行度やペーパーギャ
ップに狂いが生ずるおそれがある。また、厚み異なる複
数種の印刷対象物に印刷を行う場合には、ペーパーギャ
ップを調整する必要がある。
【0004】本発明は、印刷対象物に対する複数のイン
クジェットヘッドの平行度およびペーパーギャップを微
調整可能なインクジェット記録装置を提供することをそ
の目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、水平にセットした印刷対象物に対峙する複
数のインクジェットヘッドと、複数のインクジェットヘ
ッドを整列配置して搭載したヘッドプレートと、ヘッド
プレートを支持するプレートホルダと、プレートホルダ
を支持するブラケット部材と、ヘッドプレートとプレー
トホルダとの間に介設され、プレートホルダに対しヘッ
ドプレートを傾動可能かつ任意の傾動位置に固定可能な
第1調整機構と、プレートホルダとブラケット部材との
間に介設され、ブラケット部材に対しプレートホルダを
傾動可能かつ任意の傾動位置に固定可能な第2調整機構
とを備え、第1調整機構はヘッドプレートを、かつ第2
調整機構はプレートホルダを介してヘッドプレートを、
一方はX軸中心に、他方はY軸中心にそれぞれ傾動させ
ることを特徴とする。
【0006】この構成によれば、インクジェットヘッド
を搭載したヘッドプレートをプレートホルダ及びブラケ
ットに対し、水平面内におけるX軸中心およびY軸中心
の傾動を可能とし且つ任意に傾動・固定できることによ
り、いわゆる前後左右のあおりを微調整した状態で、複
数のインクジェットヘッドを、ヘッドプレートを介して
セットすることができる。
【0007】この場合、ヘッドプレートは、複数のイン
クジェットヘッドを保持するプレート本体と、プレート
本体をその周縁部で支持するプレート支持枠とからな
り、第1調整機構は、プレート支持枠とプレートホルダ
との間に介設されていることが好ましい。
【0008】この構成によれば、インクジェットヘッド
を搭載しているヘッドプレートに直接加工を施す事がな
いので、加工されることによってヘッドプレートが歪み
等を、防止することができる。
【0009】この場合、ヘッドプレートは方形に形成さ
れ、かつプレートホルダは、下端部にヘッドプレートを
保持する左右一対のサイドプレートと、両サイドプレー
ト間に掛け渡されブラケット部材に支持される背面プレ
ートとを有し、第1調整機構は、プレート支持枠の左右
両端面の中心位置と両サイドプレートの下端部との間に
渡した一対のピンと、プレート支持枠を両サイドプレー
トに固定するねじとで構成され、第2調整機構は、背面
プレートの中心位置とブラケット部材との間に渡したピ
ンと、背面プレートをブラケット部材に固定するねじと
で構成されていることが好ましい。
【0010】この構成によれば、第1調整機構ではプレ
ート支持枠の左右両端面の中心位置と両サイドプレート
の下端部との間に渡した一対のピンを中心にヘッドプレ
ートを傾動させ、第2調整機構では背面プレートの中心
位置とブラケット部材との間に渡したピンを中心にプレ
ートホルダを介してヘッドプレートを傾動させることに
より、複数のインクジェットヘッド(厳密にはノズル形
成面)と印刷対象物とを相互に平行に対峙させることが
できる。そして、この状態で各ねじを締結することによ
り、ヘッドプレートを介して調整後の複数のインクジェ
ットヘッドを、適切な姿勢に固定することができる。
【0011】この場合、プレートホルダは、下端部にヘ
ッドプレートを保持する左右一対のサイドプレートと、
両サイドプレート間に掛け渡されブラケット部材に支持
される背面プレートとを有し、背面プレートと両サイド
プレートとの間に介設され、背面プレートに対し両サイ
ドプレートを上下方向にスライド可能かつ任意のスライ
ド位置に固定可能な第3調整機構を、更に備えることが
好ましい。
【0012】この構成によれば、第1・第2調整機構に
よりインクジェットヘッドと印刷対象物を平行に対峙さ
せることができることに加え、背面プレートに対し両サ
イドプレートを上下にスライドさせ、任意の位置で固定
させることができるので、印刷対象物の厚さやインクの
浸透性に応じて最適なインクの着弾径になるようペーパ
ーギャップを微調整することができる。
【0013】この場合、第3調整機構は、各サイドプレ
ートに形成され鉛直方向に延びるスライド凸部と、背面
プレートに形成され両スライド凸部にスライド自在に係
合する一対のガイド凹部と、背面プレートに対し両サイ
ドプレートをスライドさせるアジャストねじと、両サイ
ドプレートを背面プレートに固定するねじとで構成され
ていることが好ましい。
【0014】この構成によれば、第3調整機構は背面プ
レートを軸に両サイドプレートが上下にスライド可能な
ので、印刷対象物の厚さ及びインクの浸透性に応じて、
最適なインクの着弾径になるよう両サイドプレートを介
してヘッドプレートを、アジャストねじにより上下スラ
イドさせて調整することで、複数のインクジェットヘッ
ドと印刷対象物との間のペーパーギャップを微調整でき
る。また、この状態でねじにより、最適なペーパーギャ
ップ状態を固定することができる。
【0015】この場合、ブラケット部材は、ブラケット
本体と、ブラケット本体に上下方向にスライド自在に取
り付けられると共にプレートホルダと支持する鉛直部材
を有し、ブラケット本体と鉛直部材との間に介設され、
ブラケット本体に対し鉛直部材を上下方向にスライド可
能かつ任意のスライド位置に固定可能な第3調整機構
を、更に備えることが好ましい。
【0016】この構成によれば、上記と同様に、インク
ジェットヘッドと印刷対象物との間のペーパーギャップ
は、鉛直部材を上下スライドさせることで調節すること
ができるので、これにより、印刷対象物の厚さ及びイン
クの浸透性に応じてペーパーギャップを設定することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の一実施形態について説明する。実施形態のインク
ジェットプリンタは、パーソナルコンピュータ(以下、
パソコン)などの外部装置に接続された業務用の大型カ
ラープリンタであり、外部装置で作成した画像データに
基づいて、インクジェット方式により所望の画像を印刷
するものである。具体的には、インクジェットプリンタ
は、連続紙である印刷テープに後に切り抜いてラベルと
して用いる多数の単位画像を連続して印刷するものであ
り、例えば、生鮮食品のラップフィルム上に貼着される
ラベルを小ロットで印刷することを可能にするものであ
る。
【0018】図1は、インクジェットプリンタの全体構
成を示す外観斜視図であり、図2はインクジェットプリ
ンタの一部構成を省略して、その背面側からの外観斜視
図である。
【0019】図1に示すように、このインクジェットプ
リンタ1は、大型の機台2に小形のフィニッシャー3を
連結して構成されており、機台2側には、機台2上に設
置した印刷テープAに印刷を行うプリント手段5と、機
台2から右側にはり出したロール状の印刷テープAを繰
り出し供給するテープ供給手段6と、機台2を縦断する
テープ送り経路4に沿って供給された印刷テープAを送
るテープ送り手段7とを備え、フィニッシャー3側に
は、テープ送り手段7から受け取った印刷済みの印刷テ
ープAをロール状に巻き取るテープ巻取り手段8が組み
込まれている。
【0020】また、機台2には、プリント手段5のヘッ
ドユニット31(インクジェットヘッド34)にインク
を供給するインク供給手段9と、インクジェットヘッド
34を保全するメンテナンス手段10とを備えると共
に、これら各主要な構成手段を個別かつ関連させて制御
するコントローラ11(制御手段)を備えている。
【0021】このインクジェットプリンタ1は、繰り出
したロール状の印刷テープAを、テープ送り手段7の吸
着テーブル141を介して水平に吸着し、この状態でプ
リント手段5を駆動させてこれに多数の画像を連続印刷
すると共に、その印刷済み部分を吸着テーブル141か
ら随時送り出して次の連続印刷を行って、最終的に、テ
ープ巻取り手段8で印刷後の印刷テープAを巻き取って
いくものである。印刷テープAは、いわゆる剥離紙付き
のロール紙であり、テープ幅が最小の50mmから最大
の150mmまで10mmピッチとした、幅の異なる複
数種(11種)のものが用意されている。
【0022】ここで、インクジェットプリンタ1の各手
段について簡単に説明する。図1及び図4に示すように
プリント手段5は、多数のインクジェットヘッド34を
搭載したヘッドユニット31と、ヘッドユニット31を
主走査方向および副走査方向に自在に移動させるX・Y
移動機構42とを有している。X・Y移動機構42はい
わゆるX・Yロボットで、X・Y移動機構42がヘッド
ユニット31を主走査(X軸)方向に移動させることに
より印刷が1ラインずつ行なわれ、印刷が1ライン終了
すると、次ラインまで副走査(Y軸)方向にヘッドユニ
ット31を移動させる。
【0023】図3を参照して、印刷時におけるヘッドユ
ニット31の移動動作を具体的に説明する。吸着テーブ
ル141上の印刷テープAに対し、左上を印刷開始位置
P1として印刷を開始する場合、この位置からヘッドユ
ニット31を右方向(主走査における往動方向)に所定
距離移動させることにより1ラインの印刷(主走査)が
行われ、右端においてヘッドユニット31を手前に移動
させることにより、ヘッドユニット31を第2ラインに
移動(副走査)させ、ここから更にヘッドユニット31
を左方向(主走査における復動方向)に移動させること
により第2ラインの印刷(主走査)が行われる。このよ
うに動作を繰り返して全ラインの印刷を行う(図3
(b)参照)。
【0024】また、例えば右下の位置で印刷を終了した
場合、次のテープ送り後の印刷は、この印刷終了位置P
2から上記の印刷開始位置P1に向かって、上記と逆の
動作でヘッドユニット31を移動させて全ラインの印刷
を行うようにしている(図3(c)参照)。これによ
り、ヘッドユニット31の移動ロスを少なくしている。
なお、1往復(2ラインの印刷)の間に、左端において
フラッシングボックス111に対しインクジェットヘッ
ド31のフラッシングが行われる。
【0025】テープ供給手段6は、ロール状に巻回した
テープAを回転自在に支持する繰り出しリール164
と、テープAを供給する供給ローラ162と、供給ロー
ラ162を回転駆動する供給モータ165を有してい
る。供給モータ165はコントローラ11に接続されて
おり、テープAの供給は、コントローラ11が供給モー
タを制御して供給ローラの回転を調節して行われる。
【0026】テープ送り手段7は、図1に示すように、
テープ送り経路4の略中央に配設した台板13上の吸着
テーブル141と、吸着テーブル141を挟んで配設さ
れテープ送り経路4に沿って印刷テープAを送るテープ
送り機構144とを備えている。印刷テープAは、吸着
テーブル141の千鳥上に配設された吸引孔142を介
して各吸引ファンがエアー吸引を行うことによって、浮
かないよう水平に保たれる。そして、ヘッドユニット3
1に同期して回転するようコントローラ11によって制
御されたテープ送り機構144のテープ送りモータ(図
示省略)が、テープ送りローラ146を回転させて印刷
テープAのテープ送り及び停止を高精度に行っている。
【0027】テープ巻取り手段8は、巻取装置本体20
に回転自在に支持されたテープ巻取りリール151と、
テープ巻取りリール151の直上部に位置する巻取りロ
ーラ152と、巻取りローラ152を回転駆動させる巻
取りモータ(図示省略)と、巻取りローラ152に近接
してこれに臨む巻取りガイドローラ154と、印刷済み
の印刷テープAの幅方向を規制する幅規制部155と、
巻取装置本体20と機台2との間に位置する押えローラ
156とを有している。テープ送り手段7から送られて
くる印刷済みの印刷テープAは、押えローラ156を介
して幅規制部155へと導かれ、ここでテープ巻取りに
際しての幅ガイドが行われて、テープ巻取りリール15
1にロール状に巻き取られてゆく。(図1参照)
【0028】図2に示すように、インク供給手段9は、
各色インクを大量に貯留したメインタンクユニット61
と、メインタンクユニット61からの各色インクを各イ
ンクジェットヘッド34に供給するサブタンクユニット
87と、これらメインタンクユニット61、サブタンク
ユニット87およびインクジェットヘッド34を連結す
るチューブユニット171とを備えている。
【0029】メインタンクユニット61は、インクカー
トリッジ62と、インクカートリッジ62を着脱自在に
収容する加圧タンク70と、加圧タンク70に加圧エア
ーを供給するエアー供給機構とを備えている。そして、
インクカートリッジ62および加圧タンク70は各色別
に複数個(6個)設けられ、一方エアー供給機構は単一
のもので構成されている。
【0030】サブタンクユニット87は、中間タンクと
して機能する中間インクパック89と、中間インクパッ
ク89のメインタンクユニット61側に設けた供給バル
ブと、中間インクパック89のインクジェットヘッド3
4側に設けた排出バルブとを有し、これらをそれぞれ6
個ずつ備えている。
【0031】チューブユニット171は、メインタンク
ユニット61、サブタンクユニット87およびインクジ
ェットヘッド34を連結する硬質の複数本のチューブ1
72と、複数本のチューブ172を保持するチューブホ
ルダ174を有している。
【0032】インク供給は、コントローラ11が供給バ
ルブの開閉を制御することによって行われ、サブタンク
ユニット87の供給バルブを開放すると、加圧タンク7
0内の圧力により、インクカートリッジ62のインクが
チューブユニット171を介してサブタンクユニット8
7に加圧供給される。
【0033】図1に示すメンテナンス手段10は、フラ
ッシングインクを受けるフラッシングボックス111の
他、非駆動時においてインクジェットヘッド34を保管
する保管ユニット115と、ノズル詰りを解消するため
にマニュアル操作等でインクジェットヘッド34をクリ
ーニングするクリーニングユニット121と、マニュア
ル操作等によりインクジェットヘッド34をワイピング
するワイピングユニット131とで構成されている。
【0034】インクジェットプリンタ1の各手段は、コ
ントローラ11によって制御されており、コントローラ
11は、印刷テープAに対して所定の印刷条件・テープ
送り条件で画像印刷やテープ送りを行うようインクジェ
ットプリンタ1全体を制御している。
【0035】以上、簡単にインクジェットプリンタ1の
各構成装置について説明したが、以下、本件発明に係る
ヘッドユニット31について詳細に説明する。
【0036】ヘッドユニット31は、X・Y移動機構4
2に搭載されたスライダ(図示省略)に固定された支持
ブラケット32(ブラケット部材)に支持されており、複
数のインクジェットヘッド34と、これを整列配置した
統一キャリッジ(ヘッドプレート)33と、統一キャリ
ッジ33を保持する箱状のキャリッジホルダ35(プレ
ートホルダ)とを有している。そして、キャリッジホル
ダ35には、統一キャリッジ33を介して複数のインク
ジェットヘッド34のペーパーギャップを微調整する調
整機構が組み込まれている(詳細は後述する)。
【0037】図4に示すように、統一キャリッジ33は
キャリッジ本体45とキャリッジ支持枠46で構成され
ている。キャリッジ本体45には、下面に多数のインク
ノズルを形成した複数のインクジェットヘッド34を搭
載した4つの部分キャリッジ37が装着されている。各
部分キャリッジ37には、それぞれ横並びに3個のイン
クジェットへッド34が取り付けられており、キャリッ
ジ本体45には合計12個のインクジェットヘッド34
が整列配置している。また、各部分キャリッジ37に搭
載した各インクジェットヘッド34は、インクノズルを
形成した本体部分を統一キャリッジ33から下方に突出
させ、かつこの本体部分を対向配置するようにして、そ
のインクノズル列群を中央に集約配置している。キャリ
ッジ支持枠46は2つの開口部を有し、この開口部分に
インクジェットヘッド34のインクノズルがくるようキ
ャリッジ本体45を乗せて固定するようになっている。
また、キャリッジ支持枠46は左右の両端部が上側に直
角に折り曲げられ(折曲げ部:47)、後述するキャリ
ッジホルダ35に支持される部位が形成されている。
【0038】キャリッジホルダ35は、統一キャリッジ
33を支持する両サイドプレート38と、支持ブラケッ
ト32に支持され両サイドプレート33に渡した背面プ
レート39とで構成されている。そして、上記のキャリ
ッジ支持枠46がキャリッジホルダ35の底板を兼ねて
いる。
【0039】支持ブラケット32は、キャリッジホルダ
35の背面プレート39を支持する鉛直支持部40とス
ライダ(図示省略)に固定された水平支持部41とで横
T字状に一体に構成されている。そして、この水平支持
部41の上面にはヘッドユニット31にインクを供給す
るチューブ172を支持する配管支持プレートが支持さ
れている。
【0040】上述したヘッドユニット31は、統一キャ
リッジ33の支持姿勢や位置を調整する第1調整機構、
第2調整機構、第3調整機構を備えている。第1調整機
構は、統一キャリッジ33の前後方向(X軸中心)の傾
き(あおり)を調整し、第2調整機構は統一キャリッジ
33の横方向(Y軸中心)の傾きを調整するものであ
る。この第1・第2調整機構を備えることにより、統一
キャリッジ33を介してインクノズルと印刷対象物が平
行に対峙するよう調整できる。そして、第3調整機構
は、統一キャリッジ33を上下方向にスライド調整可能
にするもので、印刷対象物の厚さやインク浸透性に応じ
たペーパーギャップ調整を可能にする。
【0041】ではここで、図6を参照しながら本件発明
の第1調整機構について説明する。第1調整機構は、キ
ャリッジ支持枠46と両サイドプレート38との間に形
成された統一キャリッジ33の姿勢位置調整機構であ
る。第1調整機構では、第1ノックピン50と第1固定
ねじ53により統一キャリッジ33を両サイドプレート
38に固定して、統一キャリッジ33下面に形成されて
いる多数のインクノズルが印刷対象物と平行に位置する
よう、前後方向(X軸中心)に対する統一キャリッジ3
3の姿勢を調整できる。第1調整機構では、キャリッジ
支持枠46の両折曲げ部47と両サイドプレート38の
キャリッジ支持部の中心に第1ノックピン50を打ち込
んで(図6(a))、第1ノックピン50を中心に統一
キャリッジ33を両サイドプレート38に対し傾動可能
に支持している。そして、統一キャリッジ33の姿勢を
保持できるよう、両折曲げ部47の左右2ヶ所、合計4
ヶ所に第1ねじ穴52を、キャリッジ支持部には第1ね
じ穴52に対応して左右2ヶ所、計4ヶ所の第1長穴5
1を設け、第1固定ねじ53で固定するようになってい
る。第1調整機構では、キャリッジ支持枠46を両サイ
ドプレート38に第1長穴の範囲内において任意の傾き
位置に微調整できる。
【0042】次に、第2調整機構について図7を参照し
て説明する。第2調整機構は背面プレート39と支持ブ
ラケット32の鉛直支持部40との間に形成された統一
キャリッジ33の姿勢位置調整機構である。第2調整機
構は、第2ノックピン54と第2固定ねじ57を用いて
背面プレート39と支持ブラケット32の鉛直支持部4
0を支持することで、横方向(Y軸中心)の統一キャリ
ッジ33の姿勢を調整するようになっている。具体的に
は、図7(a)に示すように背面プレート39と支持ブ
ラケット32の鉛直支持部40の中心には第2ノックピ
ン54が打ち込まれ、背面プレート39が支持ブラケッ
ト32に対して回転可能に支持されているとともに、背
面プレート39の回転調整した位置を固定するために、
背面プレート39には第2ノックピン54を中心とした
円周上に等間隔で4つの第2ねじ穴56が、鉛直支持部
には第2ねじ穴56に対応して4つの第2長穴55が設
けられ、第2長穴55の範囲内で任意の回転位置に背面
プレート39を固定するようになっている。
【0043】第3調整機構は、サイドプレート38上部
及び背面プレート39上部間に介設されており(図8
(b))、図8(c)に示すように、左右一対の度あた
りねじ(アジャストねじ)58と止めねじ59、度あた
りねじ58の受け部材60とで構成されている。第3調
整機構は、サイドプレート38を背面プレート39に対
し上下方向にスライドさせることにより適切なペーパー
ギャップ調整を行うことを可能としている。両サイドプ
レート38の背面プレート39接合部は凸状に形成さ
れ、背面プレート39に形成された凹状のサイドプレー
ト38接合部と係合し上下スライド可能になっている。
そして、左右一対の度あたりねじ58を回転させると背
面プレート39に対しサイドプレート38は上下にスラ
イドし、止めねじ59によって両サイドプレート38は
スライド位置で背面プレートに固定される。(図8参
照)
【0044】また、他の実施形態として、第3調整機構
において、サイドプレート38が支持ブラケット32の
鉛直支持部40に対して上下スライドするように構成し
てもよい。支持ブラケット32の鉛直支持部40と背面
プレート38との間に上下スライド可能なスライド板を
介在させ、このスライド板を介して両サイドプレート3
8を上下スライドさせる。スライドは前述した実施形態
と同様に度あたりねじ58で調整し、止めねじ59で固
定するようになっている。
【0045】
【発明の効果】本発明のインクジェッド記録装置によれ
ば、前後左右のあおりを微調整した状態で、複数のイン
クジェットヘッドをセッティングすることができるた
め、全てのインクジェットヘッドを、厳密には全ての吐
出ノズルにおけるペーパーギャップを同一になるように
微調整することができる。また、この状態で、複数のイ
ンクジェットヘッドを上下方向にスライド調整すること
ができため、印刷対象部に合わせてペーパーギャップを
適切に微調整することができる。したがって、インク的
の飛行曲がり(斜め吐出)や着弾径のばらつきが防止さ
れ、印刷品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェットプリ
ンタの外観斜視図である。
【図2】実施形態に係るインクジェットプリンタを、そ
の一部を省略して示す背面側からの外観斜視図である。
【図3】ヘッドユニットの移動動作を示す説明図であ
る。
【図4】統一キャリッジの外観斜視図である。
【図5】ヘッドユニットの外観図で(a)ヘッドユニット
の外観斜視図、(b)下から見たヘッドユニットの外観斜
視図である。
【図6】第1調整機構の説明図である。(a)ヘッドユ
ニットの横断面図である。(b)ヘッドユニットを図6
(a)図に示すB−Bで切った断面図である。
【図7】第2調整機構の説明図である。(a)ヘッドユ
ニットの正面図である。(b)ヘッドユニットを図7
(a)で示したA−Aで切った断面図である。
【図8】第3調整機構の説明図である。(a)ヘッドユ
ニットの横断面図である。(b)ヘッドユニットを後ろ
正面から見た図である。(c)調整機構の拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 機台 3 フィニッシャー 4 テープ送り
経路 5 プリント手段 6 テープ供給
手段 7 テープ送り手段 8 テープ巻取
り手段 9 インク供給手段 10 メンテナン
ス手段 31 ヘッドユニット 32 支持ブラ
ケット 33 統一キャリッジ 34 インクジ
ェットヘッド 35 キャリッジホルダ 37 部分キャ
リッジ 38 サイドプレート 39 背面プレ
ート 40 鉛直支持部 41 水平支持
部 45 キャリッジ本体 46 キャリッ
ジ支持枠 50 第1ノックピン 51 第1長穴 52 第1ねじ穴 53 第1固定
ねじ 54 第2ノックピン 55 第2長穴 56 第2ねじ穴 57 第2固定
ねじ 58 度あたりねじ 59 止めねじ 60 受け部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平にセットした印刷対象物に対峙する
    複数のインクジェットヘッドと、 前記複数のインクジェットヘッドを整列配置して搭載し
    たヘッドプレートと、 前記ヘッドプレートを支持するプレートホルダと、 前記プレートホルダを支持するブラケット部材と、 前記ヘッドプレートと前記プレートホルダとの間に介設
    され、前記プレートホルダに対し前記ヘッドプレートを
    傾動可能かつ任意の傾動位置に固定可能な第1調整機構
    と、 前記プレートホルダと前記ブラケット部材との間に介設
    され、前記ブラケット部材に対し前記プレートホルダを
    傾動可能かつ任意の傾動位置に固定可能な第2調整機構
    とを備え、 前記第1調整機構は前記ヘッドプレートを、かつ前記第
    2調整機構は前記プレートホルダを介して前記ヘッドプ
    レートを、一方はX軸中心に、他方はY軸中心にそれぞ
    れ傾動させることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドプレートは、前記複数のイン
    クジェットヘッドを保持するプレート本体と、前記プレ
    ート本体をその周縁部で支持するプレート支持枠とから
    なり、 前記第1調整機構は、前記プレート支持枠と前記プレー
    トホルダとの間に介設されていることを特徴とする請求
    項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドプレートは方形に形成され、
    かつ前記プレートホルダは、下端部に前記ヘッドプレー
    トを保持する左右一対のサイドプレートと、前記両サイ
    ドプレート間に掛け渡され前記ブラケット部材に支持さ
    れる背面プレートとを有し、 前記第1調整機構は、前記プレート支持枠の左右両端面
    の中心位置と前記両サイドプレートの下端部との間に渡
    した一対のピンと、前記プレート支持枠を前記両サイド
    プレートに固定するねじとで構成され、 前記第2調整機構は、前記背面プレートの中心位置と前
    記ブラケット部材との間に渡したピンと、前記背面プレ
    ートを前記ブラケット部材に固定するねじとで構成され
    ていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  4. 【請求項4】 前記プレートホルダは、下端部に前記ヘ
    ッドプレートを保持する左右一対のサイドプレートと、
    前記両サイドプレート間に掛け渡され前記ブラケット部
    材に支持される背面プレートとを有し、 前記背面プレートと前記両サイドプレートとの間に介設
    され、前記背面プレートに対し前記両サイドプレートを
    上下方向にスライド可能かつ任意のスライド位置に固定
    可能な第3調整機構を、更に備えたことを特徴とする請
    求項1、2又は3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第3調整機構は、前記各サイドプレ
    ートに形成され鉛直方向に延びるスライド凸部と、前記
    背面プレートに形成され前記両スライド凸部にスライド
    自在に係合する一対のガイド凹部と、前記背面プレート
    に対し前記両サイドプレートをスライドさせるアジャス
    トねじと、前記両サイドプレートを前記背面プレートに
    固定するねじとで構成されていることを特徴とする請求
    項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記ブラケット部材は、ブラケット本体
    と、前記ブラケット本体に上下方向にスライド自在に取
    り付けられると共に前記プレートホルダと支持する鉛直
    部材を有し、 前記ブラケット本体と前記鉛直部材との間に介設され、
    前記ブラケット本体に対し前記鉛直部材を上下方向にス
    ライド可能かつ任意のスライド位置に固定可能な第3調
    整機構を、更に備えたことを特徴とする請求項1、2又
    は3に記載のインクジェット記録装置。
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