JP2003191530A - 印刷装置およびその製造方法 - Google Patents

印刷装置およびその製造方法

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JP2003191530A
JP2003191530A JP2001394904A JP2001394904A JP2003191530A JP 2003191530 A JP2003191530 A JP 2003191530A JP 2001394904 A JP2001394904 A JP 2001394904A JP 2001394904 A JP2001394904 A JP 2001394904A JP 2003191530 A JP2003191530 A JP 2003191530A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易な方法で高速印字が可能なドットインパ
クト型の印刷装置を提供する。 【解決手段】 印字ヘッドを搭載したシャトルと、シャ
トルを直線上の走行経路に沿って往復走行させるリニア
モータと、略直線状に配列され、かつシャトルの走行方
向に対して所定の解像度に応じて傾けられた複数の印字
ピン25とを備えた印刷装置であって、印字ピン25を
保持し、印字ピン25の配列が、シャトルの走行方向に
対してさらに所定の角度傾けられるように印字ヘッドに
傾けて設けられた複数のピンブロック24と、ピンブロ
ック24が所定の角度傾けられたことによって生じる、
シャトルの走行方向における印字ピン25の位置ずれを
補正する補正手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、印字ヘッドを搭
載したシャトルを記録用紙の幅方向に所定のストローク
で往復動させながら記録用紙への印字を行うタイプの印
刷装置に関し、特に、印字ヘッドに複数の印字ピンを有
する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷装置には、印字ヘッドを
搭載したシャトルを記録用紙の幅方向に所定のストロー
クで往復動させながら記録用紙への印字を行うドットイ
ンパクト型のものがある。
【0003】上記印刷装置において、シャトルは、たと
えば複数の電磁コイルと、複数の磁石とを備えるリニア
モータによって記録用紙の幅方向に往復動自在とされて
いる。印字ヘッドには、複数の印字ピンが備えられ、こ
れらの印字ピンは、往復直線移動する印字ヘッドの移動
方向(以下、「主走査方向」という)と、この印字ヘッ
ドの移動方向と直交する方向(以下、「副走査方向」と
いう)との双方に対して傾斜した方向に所定間隔をあけ
て配置されている。副走査方向における印字ピン同士の
間隔は、解像度にほぼ一致するように設定されている。
例えば、解像度が180dpiの場合、副走査方向にお
ける印字ピン同士は、互いに約0.1411mmの間隔
で配置されている。
【0004】上記印刷装置には、印字ヘッドが所定距離
移動する毎にそれを検出する位置検出部と、印字ピンを
駆動制御するピン駆動制御部とが設けられている。ピン
駆動制御部は、上記位置検出部からの検出信号に基づい
て、イメージバッファRAM内に格納された印字データ
のうち、印字ピンの衝打位置に対応する印字データを読
み出し、所定のタイミングで当該印字ピンを駆動する。
これにより、印字ピンは、記録用紙およびインクリボン
に対して機械的な衝撃を与えることにより、記録用紙に
対して印字を行う。
【0005】このような印刷装置において、高速印字の
要請がある。高速印字を可能にする方法としては、シャ
トルの移動を高速にしたり、印字後の紙送りを迅速に行
ったりする方法が挙げられる。しかし、このような方法
を実現させるためには、シャトルのリニアモータ内の磁
石の磁力を向上させたり、電磁コイルに与える駆動電流
を上げたりする等の処置を施さなければならない。その
ため、大幅なコストアップとなり、安価な印刷装置の提
供が難しいという問題があった。
【0006】そこで、副走査方向において、互いの間隔
が広げられた複数の印字ピンを設けた印字ヘッドを用い
ることが考えられる。これによれば、副走査方向におけ
る印字文字の解像度は低くなるものの、判読可能なレベ
ルの印字品質を保つことで、高速の印字を行うことがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
印刷装置では、高速印刷用として、互いの間隔が広げら
れた複数の上記印字ピンを備える印字ヘッドを新たに製
作する必要が生じる。また、この印字ヘッドの印字ピン
を駆動制御するためのピン駆動制御部等のハードウェア
を新たに製作する必要が生じる。そのため、開発コスト
および製作コストが増大したり、通常の印字速度用と高
速印刷用との2種類の部品を所有する必要から管理コス
トが増大したりするといった問題があった。
【0008】
【発明の開示】本願発明は、容易な方法で高速印字が可
能なドットインパクト型の印刷装置を提供することを、
その課題とする。
【0009】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】本願発明の第1の側面によって提供される
印刷装置は、印字ヘッドを搭載したシャトルと、前記シ
ャトルを直線上の走行経路に沿って往復走行させるシャ
トル駆動手段と、略直線状に配列され、かつ前記シャト
ルの走行方向に対して所定の解像度に応じて傾けられた
複数の印字ピンとを備えた印刷装置であって、前記印字
ピンを保持し、前記印字ピンの配列が、前記シャトルの
走行方向に対してさらに所定の角度傾けられるように前
記印字ヘッドに傾けて設けられた複数のピンブロック
と、前記ピンブロックが所定の角度傾けられたことによ
って生じる、前記シャトルの走行方向における前記印字
ピンの位置ずれを補正する補正手段とを備えることを特
徴としている。
【0011】好ましい実施の形態によれば、前記ピンブ
ロックは、前記印字ヘッドに対して回転自在に支持され
ている。
【0012】他の好ましい実施の形態によれば、前記印
字ピンを記録用紙に対して衝打させる印字ピン駆動手段
を備え、前記補正手段は、前記ピンブロックに設けら
れ、前記印字ピン駆動手段からの各印字ピンに対する駆
動出力信号を入れ換え可能な接続手段と、前記印字ピン
によって印字される印字データを記憶する記憶手段と、
前記駆動出力信号を入れ換えることに基づいて、前記印
字データの前記記憶手段への格納アドレスをオフセット
移動させる記憶制御手段とからなる。
【0013】本願発明の第2の側面によって提供される
印刷装置の製造方法は、印字ヘッドを搭載したシャトル
と、前記シャトルを直線上の走行経路に沿って往復走行
させるシャトル駆動手段と、略直線状に配列され、かつ
前記シャトルの走行方向に対して所定の解像度に応じて
傾けられた複数の印字ピンとを備えた印刷装置の製造方
法であって、前記印字ピンを保持する複数のピンブロッ
クを、前記印字ピンの配列が、前記シャトルの走行方向
に対してさらに所定の角度傾けられるように前記印字ヘ
ッドに対して傾けて固定する固定工程と、前記ピンブロ
ックが所定の角度傾けられたことによって生じる、前記
シャトルの走行方向における前記印字ピンの位置ずれを
補正する補正工程とを含むことを特徴としている。
【0014】好ましい実施の形態によれば、前記補正工
程は、前記印字ピンを記録用紙に対して衝打させる印字
ピン駆動手段からの各印字ピンに対する駆動出力信号
を、前記ピンブロックに設けられた接続手段において入
れ換えるステップと、前記印字ピンによって印字される
印字データを記憶手段に記憶させるに際して、前記駆動
出力信号を入れ換えることに基づいて、前記印字データ
の格納アドレスをオフセット移動させるステップとを含
む。
【0015】本願発明によれば、高速用の印刷装置の場
合に、印字ピンの配列を、通常の印字速度用の印刷装置
の場合の配列に対して、さらに所定の角度傾けるように
して、ピンブロックを印字ヘッドに固定する。この場
合、印字ピンの配列をさらに傾けることによって、通常
の印字速度用の印刷装置の場合に比べて、主走査方向に
対して印字ピンの衝打位置にずれが生じることになる。
しかし、印字ピンを駆動させるピン駆動制御部の出力信
号を入れ換え、かつこの出力信号の入れ換えに基づい
て、記憶手段において印字データをオフセット移動させ
ることによって、主走査方向に対する印字ピンの衝打位
置のずれを補正することができる。したがって、ハード
ウェアの大幅な変更をすることなく、安価で高速の印刷
装置を提供することができる。また、通常の印字速度用
の印刷装置の場合においては、印字ピンの配列をそのま
まとし、高速用の印刷装置の場合においては、印字ピン
の配列を所定角度さらに傾けることにより、互いに異な
る印字速度で印字することができる。したがって、ハー
ドウェアの共通化を図ることができる。
【0016】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0018】図1は、本願発明に係る印刷装置の一例を
示す図である。ここでは、まず、本願発明の高速印字用
の印刷装置と機構的に同様の構成である、通常の印字速
度用の印刷装置の構成について説明する。図1による
と、この印刷装置は、いわゆるドットインパクトプリン
タであって、シャトル1、カウンタバランサ2、シャト
ル駆動手段としてのリニアモータ3、位置検出センサ
4、一対の補助部材5、および一対のばね部材6を備え
ている。
【0019】シャトル1は、図2に示すように、ドット
インパクト型の印字ヘッド11を備えている。印字ヘッ
ド11に対面する箇所には、プラテンローラ12が設け
られており、これらの間を記録用紙Pおよびインクリボ
ン(図示せず)が搬送されるように構成されている。シ
ャトル1の長手方向両端部には、図1に示すように、一
対のガイド部13が設けられている。これらのガイド部
13は、水平方向に延びたガイドシャフト14にスライ
ド可能に外嵌している。
【0020】一対の補助部材5は、シャトル1の一対の
ガイド部13同士の間に位置するように、ガイドシャフ
ト14にスライド可能に外嵌している。また、ばね部材
6は、各補助部材5と各ガイド部13との間に位置する
ように、ガイドシャフト14に装着されている。
【0021】リニアモータ3は、たとえば複数の電磁コ
イル(図示せず)を備えた可動部16と、複数の磁石
(永久磁石)を備えたステータ17とからなる。リニア
モータ3は、磁石の磁界中において電磁コイルに電流を
流すことにより、可動部16に推力を発生させるもので
あり、可動部16は、一定のストロークで往復動自在と
されている。なお、本実施形態とは異なり、可動部16
が磁石を有し、かつステータ17が電磁コイルを有する
構成とすることもできる。
【0022】図1に戻り、カウンタバランサ2は、ベル
ト機構を有している。ベルト機構は、一対のプーリ20
a,20bにベルト21を掛け渡したものである。ベル
ト21の下部は、連結部材22を介してリニアモータ3
の可動部16と一対の補助部材5とに連結されている。
また、ベルト21の上部は、連結部材23を介してシャ
トル1に連結されている。そのため、可動部16が図1
における左右方向に往復動するときには、一対の補助部
材5もそれと同方向に同量だけ移動する。これに対し、
シャトル1は、ベルト機構によって、可動部16や各補
助部材5とは反対方向に往復移動するようになってい
る。
【0023】シャトル1の印字ヘッド11は、図3に示
すように、シャトル1の走行方向(図3の矢印A参照)
に沿って適当数(たとえば13個)配置されたピンブロ
ック24を備えている。ピンブロック24は、ネジ止め
等により印字ヘッド11に固定されている。各ピンブロ
ック24には、シャトル1の走行方向とそれに直交する
方向との双方に対して傾斜した方向に所定間隔をあけ
て、複数個(たとえば12本)の印字ピン25a,25
b,…(以下、印字ピンを総称するときは「印字ピン2
5」という)が所定のピッチで配置されている。各印字
ピン25は、それらに対応して設けられた、図示しない
複数の印字ピン駆動用コイルによってそれぞれ駆動さ
れ、図示しないインクリボンを介して記録用紙Pおよび
プラテンローラ12を衝打することにより印字を行う。
【0024】各印字ピン25は、図4に示すように、副
走査方向(図4の矢印B参照)に対して、約0.141
1mmの基準ピッチ(以下、この基準ピッチを「P」と
表す)で配置されている。また、各印字ピン25は、主
走査方向に約18×Pのピッチで配置されている。詳細
には、第1印字ピン25aと第2印字ピン25bとの間
隔B1は、18×P−(6/12)×P(mm)に、第
2印字ピン25bと第3印字ピン25cとの間隔B2
は、18×P+(5/12)×P(mm)に設定されて
いる。以下、これらの間隔B1,B2が交互に繰り返さ
れて、各印字ピン25が配置されている。これは、印字
ピン25自体の物理的な寸法と、騒音や印字ピン25同
士の磁気干渉を防止するために設定されたものである。
なお、印字する場合、−(6/12)×P等といった端
数を考慮して制御されて、解像度に応じた、記録用紙P
上の印字すべきドット位置に印字ピン25が衝打され
る。
【0025】ピンブロック24は、高速用の印刷装置の
場合、印字ピン25の配列が、主走査方向に対してさら
に所定の角度傾けられるようにして印字ヘッド11に固
定される。これについては、後述する。
【0026】位置検出センサ4は、図5および図6に示
すように、スリット板26と、このスリット板26を介
在させた状態で対向する発光部27aおよび受光部27
bを有する光センサ27とを備えている。スリット板2
6には、長手方向に多数のスリット28が所定のピッチ
で形成されている。スリット28の形成ピッチは、解像
度と略等しくなるように設定されており、たとえば解像
度が約180dpiの場合、形成ピッチは、約0.14
11mmである。
【0027】スリット板26は、シャトル1に取り付け
られており、シャトル1の往復直線走行にともなって、
光センサ27に対向した状態で往復直線移動する。スリ
ット板26が往復直線移動することにより、光が透過し
たスリット数が光センサ27からの検出信号に基づいて
カウントされ、これにより、シャトル1の絶対位置を検
出することができる。
【0028】図7は、本印刷装置の電気的構成を示すブ
ロック図である。この印刷装置は、CPU31を備え、
CPU31には、ROM33、イメージバッファRAM
34、およびI/F部35がバス接続されている。I/
F部35には、操作部36、ピン駆動制御部37、駆動
部38、および外部インターフェース39が接続されて
いる。
【0029】CPU31は、この印刷装置の全体を制御
するものであり、ROM33に記憶されている制御プロ
グラムや図示しないホストコンピュータからの印刷指示
信号、あるいは操作部36からの操作信号に基づいて、
ピン駆動制御部37および駆動部38に対して制御信号
を与える。
【0030】イメージバッファRAM34には、外部イ
ンターフェース39を介して入力された印字データが格
納される。なお、イメージバッファRAM34は、図示
しないイメージバッファ領域を有し、外部インターフェ
ース39を介して入力される印字データをそのまま記憶
領域に格納し、印字される直前の印字データを上記イメ
ージバッファ領域に一旦格納するようにしてもよい。こ
の場合、イメージバッファ領域の印字データは、随時、
印字が終了したものから消去され、それに代わり、新た
な印字データが上記記憶領域から転送される。
【0031】図8は、イメージバッファRAM34の記
憶領域の一例を示す図である。この図では、イメージバ
ッファRAM34の記憶領域のうち、印字ヘッド11が
主走査方向に1往復するときの24ビット分(ピンブロ
ック24の印字ピン数×2に相当)の印字データが格納
される領域を示している。この領域において、各ビット
ごとに、相対アドレス$0000番地から$098F番
地までの範囲内に横1行分の印字データが格納されてい
る。
【0032】操作部32は、通常の印字速度用の印刷装
置の場合、高速印字用の印刷装置の場合といった印字速
度の切り換えが設定可能となっており、その設定による
操作信号は、CPU31に送られる。なお、上記切り替
えは、たとえば製品出荷時に行われる。
【0033】図7に戻り、駆動部38は、CPU31か
らの指令信号に基づいて、紙送り用搬送モータ41、リ
ニアモータ3、インクリボン用搬送モータ43を駆動さ
せるものである。
【0034】紙送り用搬送モータ41は、記録用紙Pを
紙送りするためのモータである。紙送り用搬送モータ4
1は、各印字ピン25によって横1行分の印字が行われ
るごとに駆動され、次行の印字が可能な位置に記録用紙
Pを搬送する。
【0035】インクリボン用搬送モータ43は、インク
リボンを搬送するためのものである。
【0036】ピン駆動制御部37は、ピンブロック24
に配置された各印字ピン25を、記録用紙Pに対して衝
打させるために、それぞれ駆動させるためのものであ
る。ピン駆動制御部37には、位置検出部4および各ピ
ンブロック24が接続されている。特に、ピンブロック
24との接続では、コネクタ24aが介在されている。
ピン駆動制御部37は、イメージバッファRAM34に
記憶される印字データと、位置検出部4によって検出さ
れた位置データとに基づいて、各印字ピン25が記録用
紙Pを所定のタイミングで衝打するように、各印字ピン
25を駆動する。
【0037】詳細には、ピン駆動制御部37は、図9に
示すように、位置検出部4より出力される位置検出信号
をたとえば12分割するための分割回路51と、分割回
路51に接続された12個の励磁タイマ52と、位置検
出信号に基づいて印字ピン数をカウントする印字ピンカ
ウンタ53と、位置検出信号に基づいてピンブロック数
をカウントするピンブロックカウンタ54と、位置検出
信号のオン数をカウントする位置検出信号カウンタ55
と、これらのカウンタ53,54,55の出力に基づい
て、印字データが格納されたアドレスを指定するアドレ
ス変換部56と、印字ピン25の衝打するタイミングを
生成するシフトレジスタ部57と、励磁タイマ52およ
びシフトレジスタ部57に接続された、156個のAN
D回路58と、AND回路58の出力に接続された、駆
動素子としての156個のトランジスタ59とを備えて
いる。これらトランジスタ59の出力は、各印字ピン2
5を駆動する各印字ピン駆動コイルにそれぞれ接続され
ている。アドレス変換部56の出力は、I/F部35を
介してイメージバッファRAM34に接続され、イメー
ジバッファRAM34には、I/F部35を介してシフ
トレジスタ部57が接続されている。
【0038】シフトレジスタ部57は、図10に示すレ
ジスタ部61と、シリアル−パラレル変換部62と、図
示しないディジタル回路部とからなる。シリアル−パラ
レル変換部62は、図11に示すように、マルチプレク
サ63と、マルチプレクサ63の出力に接続された4つ
のD−フリップフロップ64と、OR回路65とによっ
て構成されている。
【0039】レジスタ部61およびシリアル−パラレル
変換部62は、イメージバッファRAM34からのシリ
アルデータ(図10の「SPDIN」に相当)を、各印
字ピン25を駆動するための出力信号に対応するパラレ
ルデータ(図10の「PD0101〜PD1301」に
相当)に変換するものである。
【0040】ディジタル回路部は、シリアル−パラレル
変換部62からの出力をラッチし、適当なタイミングで
図9に示すAND回路58に出力するものである。な
お、図10に示すレジスタ部61、シリアル−パラレル
変換部62およびディジタル回路部は、13個の各ピン
ブロック24の第1印字ピン25aに対応する部分であ
り、実際には、図10に示す構成が第1印字ピン25か
ら第12印字ピン25nまでの12ピン分設けられてい
る。
【0041】図9に示すピン駆動制御部37によれば、
分割回路51に位置検出部4からの位置検出信号が入力
されると、図12に示すようなタイミングで、各励磁タ
イマ52に対してタイマイネーブル信号が出力される。
すなわち、各ピンブロック24には、12ピンの印字ピ
ン25が搭載されているため、印字ヘッド11が移動す
ることにより、位置検出信号がオンされてから次にオン
されるまでの間(ドット間隔に相当)に、12ピンの印
字ピン25に対する励磁タイミングの許容時間が設定さ
れる。具体的には、第1印字ピン25aは、位置検出信
号がオンされてから次にオンされるまでの間の時間をT
とすると、(1/12)×Tから(5/12)×Tまで
の間に、励磁されることが許容され、第2印字ピン25
bは、(7/12)×Tから(11/12)×Tまでの
間に、励磁されることが許容され、第3印字ピン25c
は、(2/12)×Tから(6/12)×Tまでの間
に、励磁されることが許容される。
【0042】図9に戻り、位置検出信号は、印字ピンカ
ウンタ53、印字ピンブロックカウンタ54、および位
置検出信号カウンタ55に入力され、これらのカウンタ
53,54,55の出力は、アドレス変換部56に入力
される。アドレス変換部56では、上記カウンタ53,
54,55の出力と下記数式1とに基づいて、アドレス
を指定する。
【0043】
【数1】
【0044】ここで、「Hex」 はアドレスが16進数で
表されることを示し、「HED」は、ピンブロックカウン
タの出力値を示し、「PIN」は、印字ピンカウンタの出
力値を示し、「PSE」は、検出信号カウンタの出力値を
示す。
【0045】図13は、これらの各カウンタ53,5
4,55の出力と、アドレス変換部56で指定されたイ
メージバッファRAM34のアドレスとの関係を示した
図である。上記数式1によって求められた指定アドレス
がイメージバッファRAM34に送られ、イメージバッ
ファRAM34の指定アドレスに格納されている各印字
ピン25の印字データが読み出される。読み出された印
字データは、シフトレジスタ部57にシリアルデータと
して出力される。図13によると、印字ヘッド11が移
動し、位置検出信号がオンされてから次にオンされるま
での間に、13個のピンブロック24分の印字ピン数
(本実施形態では、156個)だけ、シフトレジスタ部
57に出力される。
【0046】シフトレジスタ部57では、イメージバッ
ファRAM34から取り出されたシリアルデータが、各
ピンブロック24の各印字ピン25に対応するように、
パラレルに出力される。その後、所定のディジタル回路
を通過したパラレル信号は、AND回路58に入力さ
れ、上述した励磁有効信号(図12参照)との論理和が
求められる。このとき、印字する旨の印字データがシフ
トレジスタ部57から出力された場合、トランジスタ5
9が駆動し、印字ピン駆動コイルに電流が流れることに
より、印字ピン25が駆動される。
【0047】印字ヘッド11が所定のストロークを移動
することにより、縦12ドットの横1行分の印字が行わ
れ、紙送り用搬送モータ41が副走査方向における12
ドット分記録用紙Pを搬送させる。その後、印字ヘッド
11が所定のストロークを戻り移動することにより、縦
12ドット分の横1行の印字が行われ、紙送り用搬送モ
ータ41が副走査方向における12ドット分記録用紙P
を搬送させる。このようにして、紙送り用搬送モータ4
1によって往復で24ドット分記録用紙Pを搬送するこ
とで、通常の印字速度における印字が行われる。
【0048】次に、高速印字用の印刷装置の形態につい
て説明する。各ピンブロック24は、印字ヘッド11に
対して回転可能に支持されている。すなわち、高速印字
用の場合、各ピンブロック24は、図14および図15
に示すように、印字ピン25の配列が第1印字ピン25
aを中心にして主走査方向に対してさらに所定の角度α
(たとえば3.27度)傾けられるようにして、印字ヘ
ッド11にねじ止め等で固定される。なお、位置決め
は、複数の位置決めピン(図示せず)を利用して行われ
る。
【0049】ピンブロック24が傾けられて配列される
と、主走査方向に対する印字ピン25同士の間隔は、図
15および図16に示すように、通常の印字速度用の印
刷装置の場合に対して、若干のずれが生じる。
【0050】たとえば第2印字ピン25bでは、第1印
字ピン25aを基準とした場合の第1印字ピン25aか
らの距離が、通常の印字速度用のときは、18×P−
(6/12)×Pであるのに対し、高速の印字速度用の
ときは、18×P−(7/12)×Pとなる。すなわ
ち、(1/12)×Pだけ主走査方向においてずれが生
じている。また、第3印字ピン25cでは、通常の印字
速度のときは、36×P−(1/12)×Pであるのに
対し、高速の印字速度のときは、36×P−(3/1
2)×Pであり、(2/12)×Pだけ主走査方向にお
いてずれが生じている。
【0051】したがって、高速印字用の印刷装置の場
合、上記主走査方向におけるずれを補正して印字を行う
必要がある。ここでは、解像度に応じて記録用紙P上の
印字すべきドット位置に対する、通常の印字速度用の場
合の各印字ピン25の配置位置と、上記ドット位置に対
する、高速印字用の場合の各印字ピン25の配置位置と
を比較し、同じ程度にずれている印字ピン25同士に対
する出力信号を置き換えることにより、上記ずれを補正
するようにしている。
【0052】具体的に説明すると、図16に示すよう
に、通常の印字速度用の場合における各印字ピン25
(第1印字ピン25aを除く)の第1印字ピン25aか
らの距離は、ドット数の整数倍にはならず端数が生じて
いる。たとえば第2印字ピン25bでは、−(6/1
2)×Pの端数が生じており、第3印字ピン25cで
は、−(1/12)×Pの端数が生じている。
【0053】一方、高速印字用の場合の各印字ピン25
(第1印字ピン25aを除く)の第1印字ピン25aか
らの距離においても、図16に示すように、ドット数の
整数倍にはならず端数が生じている。すなわち、たとえ
ば第2印字ピン25bでは、−(7/12)×Pの端数
が生じており、第3印字ピン25cでは、−(3/1
2)×Pの端数が生じている。
【0054】ここで、各印字ピン25の端数に着目し
て、通常の印字速度用の場合と高速印字用の場合とにお
いて比較してみると、端数の同じ印字ピン25が存在
し、しかも全ての印字ピン25においてそれぞれ対応し
た印字ピン25が存在する。たとえば、高速印字用の場
合の第2印字ピン25を例にとれば、通常の印字速度用
の場合の第4印字ピン25と端数(−(7/12)×
P)が共通する。
【0055】通常の印字速度用の場合、これらの端数を
考慮して制御されて、解像度に応じた、記録用紙P上の
印字すべきドット位置に印字ピン25が衝打される。そ
のため、通常の印字速度用の場合の第4印字ピン25d
の出力に対して、高速印字用の場合の第2印字ピン25
bの出力をハードウェア的に置き換えれば、高速印字用
の場合の第2印字ピン25bの出力も上記端数を考慮し
て制御されて、解像度に応じた、記録用紙P上の印字す
べきドット位置に、第2印字ピン25bが衝打されるこ
とになる。
【0056】そこで、図16を参照して、通常の印字速
度用の場合の各印字ピン25の出力に、端数が共通す
る、高速印字用の場合の各印字ピン25の出力を、図1
7に示すように、ハードウェア的に全て置き換えるよう
にする。具体的には、ピン駆動制御部37に接続される
各ピンブロック24のコネクタ24aにおいて、各印字
ピン25の出力に対応する信号線を入れ換えればよい。
【0057】たとえば、通常の印字速度用の場合の第2
印字ピン25bの出力信号線を、高速印字用の場合の第
5印字ピン25eの出力信号線に置き換える。また、通
常の印字速度用の場合の第3印字ピン25cの出力信号
線を、高速印字用の場合の第9印字ピン25jの出力信
号線に置き換える。もちろん、各ピンブロック24の印
字ピン25について、上記置き換えを行うようにする。
【0058】また、上記のように、各印字ピン25の出
力信号線の置き換えを行えば、出力されるデータが異な
って出力される。たとえば、第4印字ピン25dと第2
印字ピン25bとを比較すると、第4印字ピン25d
の、上述した式1によって求められるアドレスは、「PI
N」が「4」であるため、(HED−1)×217−(4−
1)×18+(PSE−1)となる。ここで、「HED」およ
び「PSE」をともに「1」とおけば、アドレスは、16
進数で「−54」番地となる。
【0059】一方、第2番ピン25bのアドレスは、「P
IN」が「2」であるため、(HED−1)×217−(2
−1)×18+(PSE−1)となる。ここで、同様に、
「HED」および「PSE」をともに「1」とおけば、アドレ
スは、16進数で「−18」番地となる。
【0060】そのため、印字時に36ドットだけずれが
生じる。この印字時におけるずれ分を補正するために、
図18に示すように、通常の印字速度用の場合として格
納しているイメージバッファRAM34のアドレス$0
0番地に対して、−36ドットだけオフセットしたアド
レス$FDC番地に印字データを格納する。これによ
り、アドレス$FDC番地に格納された第4ビットおよ
び第16ビットの印字データは、第2印字ピン25bの
出力として、出力される。
【0061】このように、高速印字用の場合、外部イン
ターフェース16から入力された印字データを、CPU
31が イメージバッファRAM34に格納するとき、
印字データを、図18に示すように、印字ピン25ごと
(ビットごと)に、アドレスをオフセットさせて格納す
る。これにより、印字ピン25同士を入れ換えたことに
よる印字時のずれ分を補正することができる。
【0062】高速印字用の場合、印字ヘッド11が所定
のストロークを移動することにより、縦12ドットの横
1行分の印字が行われ、その後、紙送り用搬送モータ4
1が通常の印字速度用の場合の24ドット分記録用紙P
を搬送させる。これにより、判読可能な文字を保ちなが
ら、高速印字を実現することができる。
【0063】高速印字用の印刷装置を用いて通常の印字
速度用の印刷装置と同様の解像度で印字するに際して
は、縦12ドットの横1行分を印刷し、紙送り用搬送モ
ータ41で通常の印字速度用の場合の1ドット分用紙を
副走査方向に搬送し、さらに縦12ドットの横1行分を
印刷した後、紙送り用搬送モータ41で通常の印字速度
用の場合の24ドット分記録用紙Pを副走査方向に搬送
する、という動作を繰り返す。
【0064】通常の印字速度用の場合から高速印字用の
場合に変更しようとしたとき、ピンブロック24を傾け
て印字ヘッド11に固定すると、主走査方向におけるず
れを補正して印字を行う必要があり、ピン駆動制御部3
7の構成を大幅に変更しなければならず、そのための費
用と時間とが大幅に嵩むことになる。しかしながら、本
実施形態においては、上記したように、印字ピン25を
傾けて設けることにともなう印字時のずれを、印字ピン
25に対する駆動出力信号の置き換えと、それにともな
うイメージバッファRAM34における印字データのオ
フセット移動によって、ピン駆動制御部37等のハード
ウェア構成を変更することなく、補正することができ
る。したがって、高速印字用の場合にも、低コストで実
現可能な印刷装置を提供することができる。また、通常
の印字速度用の場合、および高速印字用の場合におい
て、ハードウェアの実質的な追加変更等はないので、ハ
ードウェアを共有して用いることができ、通常の印字速
度用と高速印字用との2種類の部品を所有するための管
理コストにおける増大化を防止することができる。
【0065】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
の形態に限定されるものではない。たとえば、印字ピ
ン、ピンブロックの数は、上記実施形態に限定されるも
のではない。
【0066】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、高速
用の印刷装置の場合に、印字ピンの配列を、通常の印字
速度用の印刷装置の場合の配列に対して、さらに所定の
角度傾けるようにして、ピンブロックを印字ヘッドに固
定する。この場合、印字ピンの配列をさらに傾けること
によって、通常の印字速度用の印刷装置の場合に比べ
て、主走査方向に対して印字ピンの衝打位置にずれが生
じることになるが、印字ピンを駆動させるピン駆動制御
部の出力信号を入れ換え、かつこの出力信号の入れ換え
に基づいて、記憶手段において印字データをオフセット
移動させることによって、主走査方向に対する印字ピン
の衝打位置のずれを補正することができる。したがっ
て、ハードウェアの大幅な変更をすることなく、安価で
かつ高速印字が可能な印刷装置を提供することができ
る。また、通常の印字速度用の印刷装置の場合において
は、印字ピンの配列をそのままとし、高速用の印刷装置
の場合においては、印字ピンの配列を所定角度さらに傾
けることにより、互いに異なる印字速度で印字すること
ができる。したがって、ハードウェアの共通化を図るこ
とができ、管理コストの増大化を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る印刷装置の一例を示す概略正面
図である。
【図2】図1に示す印刷装置の概略側面図である。
【図3】印字ピンが配置されたピンブロックを示す図で
ある。
【図4】図3に示すピンブロックの要部拡大図である。
【図5】位置検出部の概略正面部である。
【図6】位置検出部の概略側面部である。
【図7】印刷装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図8】イメージバッファRAMにおける印字データの
記憶領域を説明するための図である。
【図9】ピン駆動制御部の概略ブロック図である。
【図10】シフトレジスタ部の回路図である。
【図11】シリアル−パラレル変換部の回路図である。
【図12】ピン駆動制御部におけるタイミングチャート
である。
【図13】印字ピンカウンタ、ピンブロックカウンタ、
および位置検出信号カウンタの各出力と変換アドレスと
の関係を示す図である。
【図14】所定角度傾けられた場合の、印字ピンが配置
されたピンブロックを示す図である。
【図15】図14に示すピンブロックの要部拡大図であ
る。
【図16】各印字ピンにおける第1印字ピンからの距離
を示す図である。
【図17】通常の印字速度で印字する場合および高速で
印字する場合における印字ピンの対応図である。
【図18】高速で印字する場合の、イメージバッファR
AMにおける印字データの記憶領域を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 シャトル 3 リニアモータ 11 印字ヘッド 24 ピンブロック 25 印字ピン 31 CPU 34 イメージバッファRAM 37 ピン駆動制御部 P 記録用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸尾 進 兵庫県加東郡社町佐保35番 富士通周辺機 株式会社内 Fターム(参考) 2C063 AA03 AA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを搭載したシャトルと、前記
    シャトルを直線上の走行経路に沿って往復走行させるシ
    ャトル駆動手段と、略直線状に配列され、かつ前記シャ
    トルの走行方向に対して所定の解像度に応じて傾けられ
    た複数の印字ピンとを備えた印刷装置であって、 前記印字ピンを保持し、前記印字ピンの配列が、前記シ
    ャトルの走行方向に対してさらに所定の角度傾けられる
    ように前記印字ヘッドに傾けて設けられた複数のピンブ
    ロックと、 前記ピンブロックが所定の角度傾けられたことによって
    生じる、前記シャトルの走行方向における前記印字ピン
    の位置ずれを補正する補正手段とを備えることを特徴と
    する、印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記ピンブロックは、前記印字ヘッドに
    対して回転自在に支持されている、請求項1に記載の印
    刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印字ピンを記録用紙に対して衝打さ
    せる印字ピン駆動手段を備え、 前記補正手段は、 前記ピンブロックに設けられ、前記印字ピン駆動手段か
    らの各印字ピンに対する駆動出力信号を入れ換え可能な
    接続手段と、 前記印字ピンによって印字される印字データを記憶する
    記憶手段と、 前記駆動出力信号を入れ換えることに基づいて、前記印
    字データの前記記憶手段への格納アドレスをオフセット
    移動させる記憶制御手段とからなる、請求項1または2
    に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 印字ヘッドを搭載したシャトルと、前記
    シャトルを直線上の走行経路に沿って往復走行させるシ
    ャトル駆動手段と、略直線状に配列され、かつ前記シャ
    トルの走行方向に対して所定の解像度に応じて傾けられ
    た複数の印字ピンとを備えた印刷装置の製造方法であっ
    て、 前記印字ピンを保持する複数のピンブロックを、前記印
    字ピンの配列が、前記シャトルの走行方向に対してさら
    に所定の角度傾けられるように前記印字ヘッドに対して
    傾けて固定する固定工程と、 前記ピンブロックが所定の角度傾けられたことによって
    生じる、前記シャトルの走行方向における前記印字ピン
    の位置ずれを補正する補正工程とを含むことを特徴とす
    る、印刷装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記補正工程は、 前記印字ピンを記録用紙に対して衝打させる印字ピン駆
    動手段からの各印字ピンに対する駆動出力信号を、前記
    ピンブロックに設けられた接続手段において入れ換える
    ステップと、 前記印字ピンによって印字される印字データを記憶手段
    に記憶させるに際して、前記駆動出力信号を入れ換える
    ことに基づいて、前記印字データの格納アドレスをオフ
    セット移動させるステップとを含む、請求項4に記載の
    印刷装置の製造方法。
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