JP2001225494A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2001225494A JP2000040472A JP2000040472A JP2001225494A JP 2001225494 A JP2001225494 A JP 2001225494A JP 2000040472 A JP2000040472 A JP 2000040472A JP 2000040472 A JP2000040472 A JP 2000040472A JP 2001225494 A JP2001225494 A JP 2001225494A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ハンマを複数配列して構成されるハンマ
機構部において、180dpi、及び160dpiの印
字密度についてハンマスプリングのみを専用設計とし、
他部品は共通化した構成としたとき、ハンマピンピッチ
とコムヨークピッチとの間に1ドット間隔程度のズレが
生じる特定の印字ハンマについて、ハンマピンピッチと
コムヨークピッチとの間のズレを少なくして、印字ハン
マのハンマ特性の安定化を図ることを目的としている。 【解決手段】 ハンマ機構部のハンマピンピッチとコム
ヨークピッチとの間に1ドット間隔程度のズレが生じる
特定の印字ハンマについて、ハンマピンピッチを1ドッ
トずらして配置することにより、ハンマピンピッチとコ
ムヨークピッチとの間のズレを少なくして、印字ハンマ
のハンマ特性の安定化を図ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドット印字を行う
印字装置に関し、更に詳しくは印字駆動を行うハンマ機
構部の配列に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドット印字を行う代表的な印字装置とし
てドットプリンタが挙げられる。
【0003】ドットプリンタは印字ハンマの打撃力によ
り、インクを含浸したインクリボンを介して印字用紙に
ドット印字を行うプリンタである。一般にハンマ機構部
は、印字ハンマを桁方向に複数配列して構成されるた
め、桁方向にわたって均一な印字を得るためには、各印
字ハンマの打撃力、及び打撃に要する時間などのハンマ
特性のバラツキを最小限に抑えることが必要とされる。
【0004】また、ドットプリンタの印字密度について
は標準的に、180dpi及び160dpiの双方がこ
れまで使用されてきた。ユーザの要求により、これら双
方の印字密度についてドットプリンタを製造しようとす
る場合には、ハンマ機構部の基本構成を共通としたうえ
で、これら双方に対して部品の共通化を最大限に図った
設計とすることが生産性の観点から望ましい。
【0005】以下、従来のドットプリンタにおけるハン
マ機構部の構成について詳述する。
【0006】図5に示したハンマ機構部は、スプリング
チャージ方式と呼ばれるものである。その先端にハンマ
ピン1を接合したハンマスプリング2は、コムヨーク
3、マグネット4、ヨークベース5及びフロントヨーク
6によって形成される磁気回路上で、フロントヨーク6
と共にヨークベース5にボルト7で取り付けられてい
る。
【0007】通常、ハンマスプリング2の先端は、所定
の撓み量を持ってマグネット4によりコムヨーク3に磁
気吸引された状態にある。そして、コムヨーク3に取り
付けられたハンマコイル8に、磁気吸引力を打ち消す方
向のパルス電流を流すことで、ハンマスプリング2の撓
みを解放し、ハンマピン1がインクリボン9を介して印
字用紙10を打撃することによりドット印字が行われ
る。
【0008】ハンマ機構部は、図6に示したように、桁
方向に複数配列されるハンマスプリング2を複数個まと
めて櫛状の形状としたハンマスプリングモジュール31
を桁方向(図中横方向)に複数並べて配置することで構
成される。このハンマ機構部は、前述した理由により、
180dpi、及び160dpiそれぞれについて、ハ
ンマスプリングモジュール31のみを専用設計とし、コ
ムヨーク3などの他部品は共通化した構成としている。
【0009】ここで、ハンマピンの行方向(図中縦方
向)の配列については、1行の印字に必要なスキャン数
を極力少なくして効率よく印字を行い、印字速度を高め
るという観点から、標準的な1文字の行方向ドット数2
4の約数の印字ハンマを所定のピッチで配列させるのが
一般的である。
【0010】次に、ハンマスプリングモジュール31内
部の具体的なピン配列について、行方向のピン配列を前
述したように24の約数、例えば4ピンとし、桁方向の
ピン配列を行方向のピン配列4ピンの倍数、例えば16
ピンの構成とした場合を例にとり、180dpi、及び
160dpiそれぞれについて説明する。
【0011】桁方向のピンピッチは、本例においては、
0.105インチとしており、これをドット数に換算す
ると、180dpiでは18.9ドット、すなわち18
〜19ドット間隔の配列、160dpiでは16.8ド
ット、すなわち16〜17ドット間隔の配列となる。な
お、桁方向のピンピッチを区切りのよい数値である0.
1インチピッチ(ドット数に換算すると180dpiで
は18ドットの配列、160dpiでは16ドットの配
列)とせずに、0.105インチピッチとしているの
は、0.1インチピッチのピン配列では、桁方向に複数
配列された各印字ハンマにおいて、複数の印字ハンマが
同時駆動する確率が非常に高くなり、より大きな容量を
持つ電源装置が必要になることを避けるためである。
【0012】なお、同時駆動を避けるための桁方向のピ
ン配列の一例としては、特許第2890536号に開示
されているように、印字ハンマをNグループ(Nは2以
上の整数)に分け、各グループの印字ハンマが同時に駆
動しないように、所定のピッチから各グループごとに1
/Nドットずつずらして配列する構成が挙げられる。前
記特許においては、さらに実装上、隣接するグループの
印字ハンマが磁気的に及ぼす影響を少なくするため、隣
接するグループの印字ハンマが連続して駆動しないよう
な駆動順序となるように構成されている。
【0013】そこで、上記特許の構成と同様に、図6の
構成においては、N=8として、ハンマスプリングモジ
ュール31内部の前後8ピンごとに1/8ドットずつず
らして駆動するような駆動順序のグループを構成してお
り、各グループの印字順序は、前述したように隣接する
グループの印字ハンマが連続して駆動しないよう、右端
から1番目の印字ハンマの駆動の後、4番目、7番目、
2番目、5番目、8番目、3番目、6番目の順で駆動す
るよう構成している。
【0014】一方、図6において、ハンマスプリング2
に相対するコムヨーク3の桁方向ピッチは、前述した部
品の共通化という観点から、180dpi、及び160
dpi双方のハンマスプリングモジュール31間ピッチ
の平均値をハンマスプリングモジュール31のピン数で
除したピッチで配置しており、180dpi、及び16
0dpi共通とし、等間隔配列の構成としてある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で説明したような構成によりハンマピンピッチ32、及
びコムヨークピッチ33のピッチを決定すると、ハンマ
ピン1とコムヨーク3のピッチズレが発生する。具体的
には図1及び図2に示すようになる。図1は180dp
iの配列に関してずれ量を示したグラフであり、図2は
160dpiの配列に関してずれ量を示したグラフであ
る。
【0016】図1において、印字ハンマの各グループの
駆動時期をずらすため1/8ドットずつハンマピンピッ
チをずらしたものが1/8ドットシフト配列時のハンマ
ピン−コムヨークピッチズレ12であり、1/8ドット
ずつハンマピンピッチをずらす前のものが18〜19ド
ット間隔配列時のハンマピン−コムヨークピッチズレ1
1である。図から明らかなように、1/8ドットシフト
配列時のハンマピン−コムヨークピッチズレ12は、1
1、13、及び14番ピンにてハンマピン−コムヨーク
ピッチズレが1/2ドット間隔以上から1ドット間隔程
度にも大きくなってしまうことがわかる。
【0017】一方、図2において、印字ハンマの各グル
ープの駆動時期をずらすため1/8ドットずつハンマピ
ンピッチをずらしたものが1/8ドットシフト配列時の
ハンマピン−コムヨークピッチズレ22であり、1/8
ドットずつハンマピンピッチをずらす前のものが16〜
17ドット間隔配列時のハンマピン−コムヨークピッチ
ズレ21である。1/8ドットシフト配列時のハンマピ
ン−コムヨークピッチズレ22では、6、11、14及
び16番ピンにてハンマピン−コムヨークピッチズレが
1/2ドット間隔以上から1ドット間隔程度にも大きく
なってしまうことがわかる。
【0018】このように、前述した構成によりハンマピ
ンピッチ32及びコムヨークピッチ33を決定すると、
特定の印字ハンマにおいて、ハンマピン−コムヨークピ
ッチズレが1ドット間隔程度にも大きくなってしまうこ
とがあった。その結果、ハンマピン1の重心とコムヨー
ク3の中心とのズレが大きくなり、ハンマピン1が印字
終了後にコムヨーク3に吸引されて戻った時のダンピン
グ特性や、コムヨーク3からハンマスプリング2、ハン
マピン1及びフロントヨーク6に至る磁束の流れに影響
を及ぼし、安定したハンマ特性が得られない要因の1つ
となっていた。
【0019】そこで、本発明の課題は、前述したハンマ
機構部を180dpi及び160dpiの印字密度につ
いてハンマスプリングのみを専用設計とし、他部品は共
通化した構成とした際に、特定の印字ハンマにおいてハ
ンマピンピッチとコムヨークピッチとの間に1ドット間
隔程度のズレが生じず、常に安定したハンマ特性が得ら
れるようなハンマ機構部を構成することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、ハンマピンピッチとコムヨークピッチとの間に1ド
ット間隔程度のズレが生じる特定の印字ハンマについ
て、ハンマピンピッチを1ドットずらして配置すること
により、ハンマピンピッチとコムヨークピッチとの間の
ズレを少なくして、印字ハンマのハンマ特性の安定化を
図ることが可能となる。
【0021】すなわち、上記課題を解決するため、本発
明においては、その先端にハンマピンを有したハンマス
プリングよりなり、印字行に沿って所定ピッチで並べて
設けられ、同時に複数ドット行を印字できるように紙送
り方向にずらして配置された複数の印字ハンマと、該印
字ハンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発
生するマグネットと、前記印字ハンマを夫々非印字位置
にて保持するコムヨークと、前記印字ハンマを駆動する
ために各印字ハンマに対応して設けられ、所定幅のパル
ス電流が供給されて前記マグネットの磁界を打ち消すハ
ンマコイルよりなるハンマ機構部と、該ハンマ機構部を
桁方向に往復運動させる往復運動手段と、印字用紙を送
る紙送り手段とを有する印字装置において、前記ハンマ
機構部が複数の印字密度のいずれをも構成し得るように
前記コムヨーク、マグネット及びハンマコイルを前記複
数の印字密度のいずれにおいても適用できる所定の位置
に配置し、かつ前記印字ハンマのみを任意の印字密度に
よって差し替える構成とし、更に特性バラツキを低減す
るために特定の印字ハンマのハンマピンのピン配列を所
定ピッチからずらして配置した。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明につい
て説明する。
【0023】図1の180dpiの場合のコムヨークピ
ッチに対するハンマピンピッチのズレ量を示した図にお
いて、前述したように1/8ドットシフト配列時のハン
マピン−コムヨークピッチズレ11は、11、13及び
14番ピンでズレ量が1/2ドット間隔以上から1ドッ
ト間隔程度にも大きくなる。そこで、これらの番号のピ
ンについては、ハンマピン1のピッチを16番ピンの方
向(図中右側の方向)に1ドットずらして配列する。こ
の配列のピッチズレをあらわしたのが、1ドットずらし
配列時のハンマピン−コムヨークピッチズレ13であ
る。このように所定のハンマピン1のみを1ドットずら
して配置することにより、当該番号のピンについてはピ
ッチズレを大幅に少なくさせることができる。
【0024】以下、上述した1ドットの位置ずらしを行
っても、各ハンマピンの印字受け持ち範囲の間が途切れ
ることのない理由を下記に説明する。
【0025】1ドットの位置ずらしを行う前後での、ハ
ンマスプリングモジュール31内の各ハンマピン1の印
字受け持ち範囲を図示すると図3のようになる。
【0026】従来の構成、すなわち1ドットの位置ずら
しを行う前のハンマスプリングモジュール31内の各ハ
ンマピン1の印字受け持ち範囲15は、各ハンマピン1
80dpi×0.105インチ≒19dot(小数点以
下を切り上げ)であり、19ドットの間隔でシフトさせ
ている。但し、小数点以下の誤差を埋めるため、所定の
ピン(本例では11番ピン)を18ドット間隔でシフト
させておく。これにより、各ドットライン行14ごと
に、隣接するハンマピンどうしの印字受け持ち範囲が一
部重複することになる。(例えば7番ピンと11番ピン
ハッチング領域)。この場合、重複範囲では、印字受け
持ち範囲が重複している2つのハンマピンのうち、ハン
マ機構部が図中左から右側へスキャンする場合には、ピ
ン番号が小さい方のハンマピン(7番ピン)の印字受け
持ち範囲の最後の位置、あるいはピン番号が大きい方の
ハンマピン(11番ピン)の印字受け持ち範囲の最初の
位置、すなわちハッチング領域においていずれか一方が
印字を休止し、他方が印字を受け持つように印字データ
を制御させるようにすればよい。
【0027】図3に示すように、本例では11〜14番
ピンにおいて、各ピンの1桁側の印字受け持ち範囲が重
複しており、印字受け持ち範囲を1桁側と逆方向に1ド
ットずらしても、重複範囲がずれていくだけであり、印
字受け持ち範囲が途切れてしまうようなことはない。従
って、ハンマピンを駆動させる制御コードを1ドット分
ずらして制御させることにより、1ドットの位置ずらし
のピン配列は実現可能となる。
【0028】このような理由により、ピン配列におい
て、11、13、及び14番ピンを1ドット分シフトさ
せることにより、ハンマピン−コムヨークピッチズレを
大幅に少なくさせることが可能となり、印字ハンマの特
性の安定化を図ることが可能となる。
【0029】一方、図2の160dpiの場合のコムヨ
ークピッチに対するハンマピンピッチのズレ量を示した
図において、前述したように1/8ドットシフト配列時
のハンマピン−コムヨークピッチズレ21は、6、1
1、14、及び16番ピンでズレ量が1/2ドット間隔
以上から1ドット間隔程度にも大きくなる。そこで、こ
れらの番号のピンについては、ハンマピン1のピッチを
16番ピンの方向(図中右側の方向)に1ドットずらし
て配列する。この配列のピッチズレをあらわしたのが、
1ドットずらし配列時のハンマピン−コムヨークピッチ
ズレ23である。このように所定のハンマピン1のみを
1ドットずらして配置することにより、当該番号のピン
についてはピッチズレを大幅に少なくさせることができ
る。
【0030】以下、160dpiにおいて1ドットの位
置ずらしを行っても、各ハンマピンの印字受け持ち範囲
の間が途切れることのない理由を下記に説明する。
【0031】1ドットの位置ずらしを行う前後での、ハ
ンマスプリングモジュール31内の各ハンマピン1の印
字受け持ち範囲を図示すると図4のようになる。
【0032】従来の構成、すなわち1ドットの位置ずら
しを行う前のハンマスプリングモジュール31内の各ハ
ンマピン1の印字受け持ち範囲25は、各ハンマピン1
60dpi×0.105インチ≒17dot(小数点以
下を切り上げ)であり、17ドットの間隔でシフトさせ
ている。但し、小数点以下の誤差を埋めるため、所定の
ピン(本例では6、11及び16番ピン)を16ドット
間隔でシフトさせておく。これにより、各ドットライン
行24ごとに、隣接するハンマピンどうしの印字受け持
ち範囲が一部重複することになる。(例えば7番ピンと
11番ピンハッチング領域)。
【0033】この場合、重複範囲では、印字受け持ち範
囲が重複している2つのハンマピンのうち、ハンマ機構
部が図中左から右側へスキャンする場合には、ピン番号
が小さい方のハンマピンの印字受け持ち範囲の最後の位
置、あるいはピン番号が大きい方のハンマピンの印字受
け持ち範囲の最初の位置、すなわちハッチング領域にお
いていずれか一方が印字を休止し、他方が印字を受け持
つように印字データを制御させるようにすればよい。
【0034】図4に示すように、本例では6〜9、11
〜14、及び16〜1番ピンにおいて、各ピンの1桁側
の印字受け持ち範囲が重複しており、印字受け持ち範囲
を1桁側と逆方向に1ドットずらしても重複範囲がずれ
ていくだけであり、印字受け持ち範囲が途切れてしまう
ようなことはない。従って、該ハンマピンを駆動させる
制御コードを1ドット分ずらして制御させることによ
り、該1ドットの位置ずらしのピン配列は実現可能とな
る。
【0035】上記の理由により、ピン配列において6、
11、14、及び16番ピンを1ドット分シフトさせる
ことにより、ハンマピン−コムヨークピッチズレを大幅
に少なくさせることが可能となり、印字ハンマの特性の
安定化を図ることが可能となる。
【0036】なお、上記で説明したピッチ位置ずらし
は、1ドット分をシフトさせることでピッチズレを少な
くさせることが出来るため、各ハンマピンの駆動順序に
ついては変更する必要がなく、印字ハンマの同時駆動を
減らすための1/8ドットシフト配列の効果はそのまま
適用させることが出来る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印字ハンマを複数配列して構成されるハンマ機構部にお
いて、ハンマピンピッチとコムヨークピッチとの間に1
ドット間隔程度のズレが生じる特定の印字ハンマについ
て、ハンマピンピッチを1ドットずらして配置すること
により、ハンマピンピッチとコムヨークピッチとの間の
ズレを少なくして、印字ハンマのハンマ特性の安定化を
図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 180dpiのピン配列の位置関係(ハンマピン−
コムヨークピッチズレ)を示すグラフ。
【図2】 160dpiのピン配列の位置関係(ハンマピン−
コムヨークピッチズレ)を示すグラフ。
【図3】 180dpiのピン配列における各ハンマピンの印
字受持ち領域を示す図。
【図4】 160dpiのピン配列における各ハンマピンの印
字受持ち領域を示す図。
【図5】 ドットプリンタのハンマ機構部を示す断面
図。
【図6】 ドットプリンタのハンマスプリングモジュー
ルを示す正面図。
【符号の説明】
1はハンマピン、2はハンマスプリング、3はコムヨー
ク、4はマグネット、5はヨークベース、6はフロント
ヨーク、7はボルト、8はハンマコイル、9はインクリ
ボン、10は印字用紙、31はハンマスプリングモジュ
ール、32はハンマピンピッチ、33はコムヨークピッ
チ、34はハンマピン−コムヨークピッチズレである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その先端にハンマピンを有したハンマスプ
    リングよりなり、印字行に沿って所定ピッチで並べて設
    けられ、同時に複数ドット行を印字できるように紙送り
    方向にずらして配置された複数の印字ハンマと、該印字
    ハンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生
    するマグネットと、前記印字ハンマを夫々非印字位置に
    て保持するコムヨークと、前記印字ハンマを駆動するた
    めに各印字ハンマに対応して設けられ、所定幅のパルス
    電流が供給されて前記マグネットの磁界を打ち消すハン
    マコイルよりなるハンマ機構部と、該ハンマ機構部を桁
    方向に往復運動させる往復運動手段と、印字用紙を送る
    紙送り手段とを有する印字装置において、 前記ハンマ機構部が複数の印字密度のいずれをも構成し
    得るように前記コムヨーク、マグネット及びハンマコイ
    ルを前記複数の印字密度のいずれにおいても適用できる
    所定の位置に配置し、かつ前記印字ハンマのみを任意の
    印字密度によって差し替える構成とし、更に特性バラツ
    キを低減するために特定の印字ハンマのハンマピンのピ
    ン配列を所定ピッチからずらして配置したことを特徴と
    する印字装置。
  2. 【請求項2】前記複数の印字密度を180dpi及び1
    60dpiの印字密度としたことを特徴とする請求項1
    記載の印字装置。
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