JP2003191456A - 輪郭の滲みを抑制する印刷 - Google Patents

輪郭の滲みを抑制する印刷

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輪郭部分におけるインクの滲みを抑制する。 【解決手段】 本発明では、印刷モードに応じて、特定
種類のインクドットが形成される画素群からなる特定の
画像領域の輪郭部を形成するインクドットのインク量を
削減する方法が決定されるので、印刷環境に適した方法
で印刷画像の輪郭部におけるインク量を削減することが
できる。この結果、印刷環境に応じて滲みや白抜けを生
じさせ難い望ましい間引き処理を行ってくっきりとした
輪郭を表現することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクを吐出し
て印刷媒体上に画像を印刷する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】インク滴を吐出することにより、印刷媒
体上にインクドットを形成して画像を印刷するインクジ
ェットプリンタは、コンピュータ等で作成した画像の出
力装置として広く使用されている。
【0003】インクジェットプリンタで文字やイラスト
などの線画を印刷すると、線画の輪郭部分にインクの滲
みが生ずることがある。このようなインクの滲みは、線
画領域に吐出されたインクが印刷媒体に吸収しきれずに
インク溜まりを形成し、この結果、インクドットが形成
されない領域に向かって流れ出すことに起因する。この
ようなインクの流出に対しては、輪郭部におけるドット
の一部を間引くことで対処することも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドットの間引
くための適切な方法は、印刷解像度その他の印刷環境に
応じて異なる。たとえば主走査と副走査方向で解像度が
異なる場合には、解像度が大きい方向に平行な輪郭線は
インク溜まりを形成しやすく、解像度が小さい方向に平
行な輪郭線は白抜け(ドット間の隙間)を生じやすいと
いう傾向がある。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、インク滴を吐出
することにより画像を印刷する印刷装置において、輪郭
部分におけるインクの滲みを多様な印刷環境で抑制する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明は、
複数の印刷モードで印刷媒体上にインクドットを形成可
能な印刷部を用いて印刷を行うために、前記印刷部に供
給すべき印刷データを生成する印刷制御装置であって、
印刷対象画像を表す印刷対象画像データから印刷画像に
おける各画素のインクドットの形成状態を表すドットデ
ータを生成するドットデータ生成部と、前記複数の印刷
モードの中から選択された印刷モードに応じて、特定種
類のインクドットが形成される画素群からなる特定の画
像領域の輪郭部におけるインクドットのインク量を削減
するためのインク量削減パターンを決定する削減パター
ン決定部とを備え、前記ドットデータ生成部は、前記決
定されたインク量削減パターンに基づいてインク量を削
減するように構成されたドットデータを生成することを
特徴とする。
【0007】本発明では、印刷モードに応じて、特定種
類のインクドットが形成される画素群からなる特定の画
像領域の輪郭部におけるインクドットのインク量を削減
する方法が決定されるので、印刷環境に適した方法で印
刷画像の輪郭部におけるインク量を削減することができ
る。この結果、印刷環境に応じて滲みや白抜けを生じさ
せ難い望ましいインク量削減処理を行ってくっきりとし
た輪郭を表現することが可能となる。
【0008】上記印刷制御装置において、さらに、ユー
ザに前記複数の印刷モードの中から印刷モードの選択を
許容する印刷モード選択部を備え、前記削減パターン決
定部は、前記選択された印刷モードに応じて前記インク
量削減パターンを決定するようにするのが好ましい。
【0009】こうすれば、簡易な構成で本発明を実装す
ることが可能である。
【0010】上記印刷制御装置において、前記複数の印
刷モードのパラメータは、印刷媒体の種類を含み、前記
削減パターン決定部は、前記選択された印刷媒体の種類
に応じて前記インク量削減パターンを決定するようにす
るのが好ましい。
【0011】こうすれば、種々の印刷媒体に印刷を行う
ような多様な印刷環境において、印刷媒体に応じてイン
ク量の削減方法を決定することにより、くっきりとした
輪郭を表現することができる。
【0012】上記印刷制御装置において、前記複数の印
刷モードのパラメータは、印刷解像度を含み、前記削減
パターン決定部は、前記選択された印刷解像度に応じて
前記インク量削減パターンを決定するようにするのが好
ましい。
【0013】こうすれば、たとえば印刷解像度をユーザ
が任意に選択できるような多様な印刷環境において、印
刷解像度に応じてインク量の削減方法を決定することに
より、くっきりとした輪郭を表現することができる。
【0014】上記印刷制御装置において、前記複数の印
刷モードのパラメータは、インクドットの形成方法の種
類を含み、前記削減パターン決定部は、前記選択された
インクドットの形成方法の種類に応じて前記インク量削
減パターンを決定するようにするのが好ましい。
【0015】こうすれば、たとえばドットの形成方法を
ユーザが任意に選択できるような多様な印刷環境におい
て、ドットの形成方法に応じてインク量の削減方法を決
定することにより、くっきりとした輪郭を表現すること
ができる。
【0016】上記印刷制御装置において、前記複数の印
刷モードのパラメータは、インクの種類を含み、前記削
減パターン決定部は、前記選択されたインクの種類に応
じて前記インク量削減パターンを決定するようにするの
が好ましい。
【0017】こうすれば、インクの色材や溶媒といった
インクの種類に応じて、適切にインク量の削減方法を変
更することができる。なお、インクの色材の種類として
は、たとえば顔料や染料があり、インクの溶剤の種類と
しては印刷媒体に比較的早く浸透する超浸透インク用の
溶剤と、印刷媒体に比較的遅く浸透する緩浸透インク用
の溶剤とがある。
【0018】上記印刷制御装置において、前記インク量
の削減は、規則的にドットを間引くことによって行われ
るようにしても良いし、規則的により小さいドットに置
き換えることよって行われるようにしても良い。
【0019】上記印刷制御装置において、前記インク量
の削減は、前記画像領域内におけるドットの位置に応じ
て、ドットの間引き又はより小さいドットの形成を選択
的に行うことよってなされるようにするのが好ましい。
【0020】こうすれば、インク量の削減をよりきめ細
かく行うことができるので、インクの滲みが生じない範
囲でくっきりとした輪郭を実現することができるという
利点がある。
【0021】なお、本発明は、種々の態様で実現するこ
とが可能であり、たとえば、印刷方法および印刷装置、
印刷制御方法および印刷制御装置、それらの方法または
装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、
そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、その
コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化された
データ信号、等の態様で実現することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.装置の構成: B.第1実施例: C.第2実施例: D.第3実施例: E.変形例:
【0023】A.装置の構成:図1は、本発明の一実施
例としての印刷システムの構成を示すブロック図であ
る。この印刷システムは、印刷制御装置としてのコンピ
ュータ90と、印刷部としてのカラープリンタ20と、
を備えている。なお、カラープリンタ20とコンピュー
タ90の組み合わせを、広義の「印刷装置」と呼ぶこと
ができる。
【0024】コンピュータ90では、所定のオペレーテ
ィングシステムの下で、アプリケーションプログラム9
5が動作している。オペレーティングシステムには、ビ
デオドライバ94やプリンタドライバ96が組み込まれ
ており、アプリケーションプログラム95からは、これ
らのドライバを介して、カラープリンタ20に転送する
ための印刷データPDが出力されることになる。アプリ
ケーションプログラム95は、処理対象の画像に対して
所望の処理を行い、さらに、ビデオドライバ94を介し
てCRT21に画像を表示する。
【0025】アプリケーションプログラム95が印刷命
令を発すると、コンピュータ90のプリンタドライバ9
6が、画像データをアプリケーションプログラム95か
ら受け取り、これをカラープリンタ20に供給するため
の印刷データPDに変換する。図1に示した例では、プ
リンタドライバ96の内部には、解像度変換モジュール
97と、色変換モジュール98と、ハーフトーンモジュ
ール99と、印刷データ生成モジュール100と、輪郭
線抽出部101と、インク量削減部102と、印刷モー
ド選択部103と、間引きパターン選択部104と、色
変換テーブルLUTと、が備えられている。なお、この
実施例では、解像度変換モジュール97と、色変換モジ
ュール98と、ハーフトーンモジュール99とが、特許
請求の範囲におけるドットデータ生成部に相当し、間引
きパターン選択部104が、特許請求の範囲における
「削減パターン決定部」に相当する。
【0026】解像度変換モジュール97は、アプリケー
ションプログラム95が扱っているカラー画像データの
解像度(即ち、単位長さ当りの画素数)を、プリンタド
ライバ96が扱うことができる解像度に変換する役割を
果たす。こうして解像度変換された画像データは、まだ
RGBの3色からなる画像情報である。色変換モジュー
ル98は、色変換テーブルLUTを参照しつつ、各画素
ごとに、RGB画像データを、カラープリンタ20が利
用可能な複数のインク色の多階調データに変換する。
【0027】色変換された多階調データは、例えば25
6階調の階調値を有している。ハーフトーンモジュール
99は、インクドットを分散して形成することにより、
カラープリンタ20でこの階調値を表現するためのハー
フトーン処理を実行する。ハーフトーン処理して生成さ
れたハーフトーンデータは、印刷データ生成モジュール
100によりカラープリンタ20に転送すべきデータ順
に並べ替えられ、最終的な印刷データPDとして出力さ
れる。なお、印刷データPDは、各主走査時のドットの
記録状態を示すラスタデータと、副走査送り量を示すデ
ータと、を含んでいる。なお、輪郭線抽出部101、イ
ンク量削減部102、印刷モード選択部103と、およ
び間引きパターン選択部104の機能については後述す
る。
【0028】なお、プリンタドライバ96は、印刷デー
タPDを生成する機能を実現するためのプログラムに相
当する。プリンタドライバ96の機能を実現するための
プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に
記録された形態で供給される。このような記録媒体とし
ては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気デ
ィスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカー
ド、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピ
ュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)
および外部記憶装置等の、コンピュータが読み取り可能
な種々の媒体を利用できる。
【0029】図2は、カラープリンタ20の概略構成図
である。カラープリンタ20は、紙送りモータ22によ
って印刷用紙Pを副走査方向に搬送する副走査送り機構
と、キャリッジモータ24によってキャリッジ30をプ
ラテン26の軸方向(主走査方向)に往復動させる主走
査送り機構と、キャリッジ30に搭載された印刷ヘッド
ユニット60(「印刷ヘッド集合体」とも呼ぶ)を駆動
してインクの吐出およびドット形成を制御するヘッド駆
動機構と、これらの紙送りモータ22,キャリッジモー
タ24,印刷ヘッドユニット60および操作パネル32
との信号のやり取りを司る制御回路40とを備えてい
る。制御回路40は、コネクタ56を介してコンピュー
タ90に接続されている。
【0030】印刷用紙Pを搬送する副走査送り機構は、
紙送りモータ22の回転をプラテン26と用紙搬送ロー
ラ(図示せず)とに伝達するギヤトレインを備える(図
示省略)。また、キャリッジ30を往復動させる主走査
送り機構は、プラテン26の軸と並行に架設されキャリ
ッジ30を摺動可能に保持する摺動軸34と、キャリッ
ジモータ24との間に無端の駆動ベルト36を張設する
プーリ38と、キャリッジ30の原点位置を検出する位
置センサ39とを備えている。
【0031】図3は、制御回路40を中心としたカラー
プリンタ20の構成を示すブロック図である。制御回路
40は、CPU41と、プログラマブルROM(P−R
OM)43と、RAM44と、文字のドットマトリクス
を記憶したキャラクタジェネレータ(CG)45とを備
えた算術論理演算回路として構成されている。この制御
回路40は、さらに、外部のモータ等とのインタフェー
スを専用に行なうI/F専用回路50と、このI/F専
用回路50に接続され印刷ヘッドユニット60を駆動し
てインクを吐出させるヘッド駆動回路52と、紙送りモ
ータ22およびキャリッジモータ24を駆動するモータ
駆動回路54とを備えている。I/F専用回路50は、
パラレルインタフェース回路を内蔵しており、コネクタ
56を介してコンピュータ90から供給される印刷デー
タPDを受け取ることができる。カラープリンタ20
は、この印刷データPDに従って印刷を実行する。な
お、RAM44は、ラスタデータを一時的に格納するた
めのバッファメモリとして機能する。
【0032】印刷ヘッドユニット60は、印刷ヘッド2
8を有しており、また、インクカートリッジを搭載可能
である。なお、印刷ヘッドユニット60は、1つの部品
としてカラープリンタ20に着脱される。すなわち、印
刷ヘッド28を交換しようとする際には、印刷ヘッドユ
ニット60を交換することになる。
【0033】図4は、ヘッド駆動回路52(図3)の主
要な構成を示すブロック図である。ヘッド駆動回路52
は、原駆動信号発生部220と、複数のマスク回路22
2と、各ノズルのピエゾ素子PEとを備えている。マス
ク回路222は、印刷ヘッド28の各ノズル#1,#2
…に対応して設けられている。なお、図4において、信
号名の最後に付されたかっこ内の数字は、その信号が供
給されるノズルの番号を示している。
【0034】図5は、ヘッド駆動回路52が駆動信号D
RVを生成する方法を示す説明図である。駆動信号DR
Vは、原駆動信号ORGDRVをシリアル印刷信号PR
T(i)で整形することにより生成される。図5(a)
に示すように、本実施例の原駆動信号ORGDRVは、
1画素区間内の2つの小区間に波形の異なる2種類のパ
ルスW1、W2を含んでいる。なお、パルスW1は、パ
ルスW2よりも小さいパルスである。
【0035】図5(b)〜(d)は、小ドット用、中ド
ット用、大ドット用のシリアル印刷信号PRT(i)を
示している。シリアル印刷信号PRT(i)は、1画素
区間内の各小区間で「H」あるいは「L」となる信号で
ある。小ドット用のシリアル印刷信号(図5(b))
は、1番目の小区間で「H」となる信号である。中ドッ
ト用のシリアル印刷信号(図5(c))は、2番目の小
区間で「H」となる信号である。大ドット用のシリアル
印刷信号(図5(d))は、全小区間で「H」となる信
号である。マスク回路は222は、シリアル印刷信号が
「H」であるときに、原駆動信号ORGDRVを通過さ
せ、駆動信号DRVを生成する。なお、図示を省略して
いるが、ドットを形成しない場合のシリアル印刷信号
は、1画素区間全体で「L」となる信号である。
【0036】図5(e)〜(g)は、駆動信号DRV
(i)を示している。前述したように、駆動信号DRV
(i)は、シリアル印刷信号PRT(i)が「H」とな
る期間のみ原駆動信号ORGDRVを通過させた信号で
ある。この結果、小ドット用の駆動信号(図5(e))
には1番目のパルスW1が含まれ、また、中ドット用の
駆動信号(図5(f))には2番目のパルスW2が、大
ドット用の駆動信号(図5(g))にはパルスW1とパ
ルスW2の双方が、それぞれ含まれている。
【0037】図5(e)〜(g)に示すような駆動信号
DRV(i)がピエゾ素子PE(図4)に供給される
と、ピエゾ素子PEは、駆動信号DRV(i)に応じて
ノズルNzからインク滴を吐出させる。具体的には、ピ
エゾ素子PEに供給される駆動信号DRVが、パルスW
1を含む小ドット用のものであるときは比較的小さなイ
ンク滴IPsが吐出され、パルスW2を含む中ドット用
のものであるときは比較的大きなインク滴IPmが吐出
される。また、双方のパルスW1、W2が含まれる大ド
ット用の駆動信号DRVがピエゾ素子PEに供給される
と、2つのインク滴が空中ないし印刷媒体上で合体して
さらに大きなインク滴が形成される。なお、本明細書で
は、このように異なる波形を含む駆動信号を用いてサイ
ズの異なるドットを形成する方法をバリアブルショット
と呼ぶ。
【0038】図6は、実施例の印刷装置で大ドットが形
成される様子を示す説明図である。図6(a)は、ノズ
ルから吐出された小ドット用のインク滴IPsと中ドッ
ト用のインク滴IPmの双方が吐出されてから用紙Pに
至るまでの様子を示している。一般に、小ドットのイン
ク滴IPsよりも中ドットのインク滴IPmの方が勢い
よく吐出されるとともに、比較的に大きなインク滴は空
気抵抗により減速し難い傾向がある。このような傾向を
利用して、本実施例のプリンタ20は、大中小の各ドッ
トをほぼ同じ位置に形成するように構成されている。た
だし、インク滴IPsとインク滴IPmの形成位置には
誤差があり、さらに、インク滴IPs、IPmは主走査
方向の速度を有した状態で印刷媒体に着弾するので、図
6(b)に示されるように副走査方向に比べて主走査方
向に長いドットが形成される。
【0039】以上説明したハードウェア構成を有するカ
ラープリンタ20は、紙送りモータ22により用紙Pを
搬送しつつ、キャリッジ30をキャリッジモータ24に
より往復動させ、同時に印刷ヘッド28のピエゾ素子を
駆動して、各色インク滴の吐出を行い、インクドットを
形成して用紙P上に多色多階調の画像を形成する。
【0040】B.第1実施例:図7は、本発明の第1実
施例における印刷処理手順を示すフローチャートであ
る。図8は、CRT21上に表示された印刷モードの基
本設定画面の一例を示す図である。この印刷処理では、
印刷モードパラメータに応じてドットの間引き方法が決
定される。
【0041】ステップS110では、ユーザがコンピュ
ータ90に印刷を指示する。また、ステップS120に
おいて、CRT21に表示された印刷用ダイアログボッ
クス内の「プロパティボタン」(図示省略)をクリック
すると、印刷モード選択部103(図1)が、図8に示
すプロパティ設定画面をCRT21上に表示させる。
【0042】ユーザは、このプロパティ設定画面内にお
いて、印刷モードを規定する種々のパラメータを指定す
ることが可能である。図8の印刷モードの基本設定画面
は、種々のパラメータを指定するために、以下のような
要素を含んでいる。 (1)用紙種類メニューPM:普通紙または専用紙から
一つを選択するためのプルダウンメニュー。 (2)印刷解像度設定スイッチSW:主走査方向と副走
査方向の解像度の組合せを選択するためのプルダウンメ
ニュー。
【0043】なお、ユーザは、印刷モードの詳細設定画
面において、これら以外の他のパラメータも設定するこ
とが可能であるが、以下ではこれらの他のパラメータに
ついては説明を省略する。
【0044】図7のステップS130において、ユーザ
が印刷モードの種々のパラメータを設定し、印刷の開始
を指示すると、ステップS140において、印刷モード
選択部103は、印刷モードパラメータの設定内容を表
す情報を間引きパターン選択部104に送信する。間引
きパターン選択部104は、送られてきた情報に応じ
て、予め準備された複数の間引きパターンの中から印刷
に使用する間引きパターンを選択する。
【0045】図9および図10は、本発明の第1実施例
における印刷モードパラメータと選択される間引きパタ
ーンの関係を示す説明図である。この実施例では印刷モ
ードを規定する種々のパラメータのうちで印刷媒体の種
類および印刷解像度に応じて間引きパターンが選択され
る。
【0046】この実施例では、印刷媒体の種類は普通紙
と専用紙とに区分されている。印刷解像度の選択肢は、
360dpi×360dpi(主走査方向×副走査方
向)、1440dpi×360dpi(同)、および2
880dpi×1440dpi(同)の3つである。印
刷媒体の種類が専用紙である場合には、他の印刷モード
パラメータに拘わらず、間引き処理はなされない。この
理由は、専用紙は、インクをすばやく吸収できるので、
間引き処理なしでも滲まないからである。一方、印刷媒
体の種類が普通紙である場合には、図10に示される予
め準備された間引きパターンから間引き処理に利用され
るパターンが選択される。
【0047】図9に示されるように、たとえば、印刷用
紙の種類が普通紙に印刷解像度が360dpi×360
dpiにそれぞれ設定されると、図10(a)の間引き
パターンNvdが選択される。同様に、印刷解像度が1
440dpi×360dpiに設定されると図10
(b)の間引きパターンFvdが、印刷解像度が288
0dpi×1440dpiに設定されると図10(c)
の間引きパターンUvdが、それぞれ選択される。この
ような間引きパターンNvd、Fvd、Uvdは、対応
する各印刷モードで実際に行われた印刷に基づいて試行
錯誤により設定されたものである。この設定は、きれい
な輪郭を再現するために、白抜けの発生と滲みの発生の
観点から行われる。
【0048】なお、間引きパターンを示す符号における
最初のアルファベットの大文字は対応する印刷解像度を
意味しており、また、最初の添え字の小文字は対応する
ドットの形成方法を、最後の添え字の小文字は対応する
インクの種類を、それぞれ意味している。具体的には、
最初のアルファベットの大文字が「N」の場合には、3
60dpi×360dpiの印刷解像度に対応すること
を示しており、また、最初のアルファベットの大文字が
「F」の場合には、1440dpi×360dpiの印
刷解像度に、「U」の場合には、2880dpi×14
40dpiの印刷解像度に、それぞれ対応していること
を示している。また、最初の添え字の小文字が「v」の
場合には、前述のバリアブルショットに対応しているこ
とを示し、最後の添え字の小文字が「d」の場合には、
染料インクに対応していることを示している。
【0049】図11は、本発明の第1実施例において輪
郭線の抽出に利用するフィルタである。図11(a)
は、副走査方向に平行な輪郭線を抽出する輪郭線抽出フ
ィルタである。図11(b)は、主走査方向に平行な輪
郭線を抽出する輪郭線抽出フィルタである。輪郭線の抽
出は、本実施例では大ドットが連続して形成される領域
について行われる。中ドットや小ドットは、連続して形
成されてもインクの滲みを生じにくいからである。な
お、「大ドットが連続して形成される領域」は、特許請
求の範囲における「特定種類のインクドットが形成され
る画素群からなる特定の画像領域」に相当し、抽出され
た輪郭線とその近傍の画素は、特許請求の範囲における
「輪郭部」に相当する。
【0050】ドットの間引きは、これらの輪郭線抽出フ
ィルタを用いて抽出された輪郭線を利用して行われる。
たとえば、間引きパターンNvdが選択された場合に
は、これらの輪郭線を利用して以下の線について間引き
が行われる。 (1)主走査方向に平行な輪郭線(図10(a)の第1
行目のドット群) (2)副走査方向に平行な輪郭線(図10(a)のA列
のドット群) (3)副走査方向に平行な輪郭線に隣接する線(図10
(a)のB列のドット群)
【0051】具体的な間引き方法は以下の通りである。
主走査方向に平行な輪郭線については、左側から偶数番
目のドットが間引かれる。副走査方向に平行な輪郭線に
ついては、上側から偶数番目のドットが間引かれる。副
走査方向に平行な輪郭線に隣接する線については、上側
から奇数番目のドットが間引かれる。このような間引き
方法(間引きパターン)により、図10(a)に示され
るような間引きパターンが実現される。なお、ステップ
S140において行われる間引きパターンの選択は、現
実には、上記のような間引き方法(間引きパターン)の
選択を意味することになる。
【0052】なお、こうして決定された間引き方法は、
その印刷ジョブの全体にわたって使用される。
【0053】図7のステップS150では、印刷データ
生成モジュール100が、ステップS140において選
択された間引き方法で処理されたドットデータに応じた
印刷データの生成を行う。また、ステップS160で
は、プリンタ20がコンピュータ90から供給された印
刷データに応じて印刷を実行する。
【0054】このように、第1実施例では、印刷媒体の
種類や印刷解像度といった2つの印刷モードパラメータ
に応じて実際の印刷において行われる間引き処理の方法
が選択されている。この結果、印刷環境に応じて滲みや
白抜けを生じにくい望ましい間引き処理を行うこと可能
となるので、印刷媒体の種類や印刷解像度の変動を含む
多様な印刷環境で滲みを抑制することが可能となる。
【0055】C.第2実施例:図12および図13は、
本発明の第2実施例における印刷モードパラメータと選
択される間引きパターンの関係を示す説明図である。図
12は、印刷モードパラメータとしてドットの形成方法
が加えられている点で、図9に示される第1実施例の表
と異なる。本実施例では、ドットの形成方法としてバリ
アブルショットだけが利用可能な第1実施例とは異なり
後述するマルチショットも利用可能である。
【0056】図12から分かるように、本実施例では、
図9に対してドットの形成方法としてマルチショットの
選択肢が加えられている。この結果、第1実施例では、
印刷媒体の種類と印刷解像度が決定されると、図10に
示されるいずれかのパターンが選択されるが、本実施例
では、さらにドットの形成方法の種類によって選択され
る間引きパターンが異なる。具体的には、ドットの形成
方法がバリアブルショットの場合には、図10に示され
るいずれかのパターンが選択されるが、マルチショット
の場合には、図13に示されるいずれかのパターンが選
択される。なお、図13に示される間引きパターンを示
す符号の最初の添え字の小文字「m」は、マルチショッ
トに対応していることを示すものである。
【0057】図14は、ヘッド駆動回路52がマルチシ
ョットによりドットを形成するために使用する駆動信号
DRVを生成する方法を示す説明図である。図14
(a)に示すように、本実施例の原駆動信号ORGDR
Vは、1画素区間内の3つの各小区間に波形がほぼ同一
のパルスW3をそれぞれ含んでいる。
【0058】図14(b)〜(d)は、小ドット用、中
ドット用、大ドット用のシリアル印刷信号PRT(i)
を示している。小ドット用のシリアル印刷信号(図14
(b))は、2番目の小区間で「H」となる信号であ
る。中ドット用のシリアル印刷信号(図14(c))
は、2番目と3番目の小区間で「H」となる信号であ
る。大ドット用のシリアル印刷信号(図14(d))
は、全小区間で「H」となる信号である。この結果、小
ドット用の駆動信号(図14(e))には2番目のパル
スW3が含まれている。中ドット用の駆動信号(図14
(f))には2番目と3番目のパルスW3が含まれてい
る。大ドット用の駆動信号(図14(g))には1番目
〜3番目の3つのパルスW3が含まれている。
【0059】図14(e)〜(g)に示すような駆動信
号DRV(i)がピエゾ素子PE(図4)に供給される
と、小ドットの形成時には1個のインク滴が吐出され、
また、中ドットの形成時には2個、大ドットの形成時に
は3個のインク滴がそれぞれ吐出される。このようなド
ットの形成方法では、飛行速度がほぼ同一の3つインク
滴で大ドットが形成されるため、図14(h)に示され
るように、図6(b)に示される場合よりもさらに主走
査方向に長いドットが形成されることが分かる。なお、
本明細書では、このように、ほぼ同一の波形を含む駆動
信号を用いてサイズの異なるドットを形成する方法をマ
ルチショットと呼ぶ。
【0060】図13に示される間引きパターンは、図1
0に示されるものに比べて主走査方向の間引き率が大き
くなっている。たとえば、図10(a)に示される間引
きパターンでは、第1行目のドットは2個に1個の割合
で間引かれているのに対して、図13(a)の間引きパ
ターンでは、4個に3個の割合で間引かれていることが
分かる。このようなパターンとなっているのは、マルチ
ショットでは、前述のように主走査方向に長いドットが
形成されるので、主走査方向に平行な輪郭線に滲みが生
じやすく白抜けが生じにくいからである。
【0061】このように、本実施例では、ドットの形成
方法の種類に応じて間引きパターンを変更することがで
きるので、たとえばドットの形成方法をユーザが任意に
選択できるような多様な印刷環境においても、印刷環境
に応じて滲みや白抜けを生じにくい望ましい間引き処理
を行うことができるという利点がある。
【0062】D.第3実施例:図15および図16は、
本発明の第3実施例における印刷モードパラメータと選
択される間引きパターンの関係を示す説明図である。図
15は、印刷モードパラメータとしてインクの種類が加
えられている点で、図12に示される第2実施例の表と
異なる。本実施例は、インクの種類として染料インクだ
けが利用可能な第2実施例とは異なり顔料インクも利用
可能である。
【0063】図15は、図12に対してインクの種類と
して顔料インクの選択肢が加えられた表である。この結
果、第2実施例では、印刷媒体の種類と印刷解像度とド
ットの形成方法が決定されると、図10または図13に
示されるいずれかのパターンが選択されるが、本実施例
では、さらにインクの種類によって選択される間引きパ
ターンが異なる。具体的には、インクの種類が染料イン
クの場合には、図10または図13に示されるいずれか
のパターンが選択されるが、顔料インクの場合には、図
16に示されるいずれかのパターンが選択される。な
お、図16に示される間引きパターンを示す符号の最後
の添え字の小文字「p」は、顔料インクに対応している
ことを示すものである。
【0064】「顔料インク」とは、インクの色料として
顔料を用いたインクであり、「染料インク」とは、イン
クの色料として染料を用いたインクである。染料インク
は印刷媒体上で広がりやすいが、顔料インクは印刷媒体
上で広がりにくい。このため、印刷媒体上にほぼ同量の
インク滴を吐出した場合には、印刷媒体上に形成される
ドットの大きさが異なる。具体的には、顔料インクを用
いて形成されたドットは、染料インクを用いて形成され
たドットよりも小さくなる傾向がある。この結果、顔料
インクを用いる印刷では、染料インクを用いる印刷より
も白抜けが生じやすいという傾向がある。この結果、顔
料インクを用いる印刷では、染料インクを用いる印刷よ
りも間引き率を小さくする方が好ましいことが分かる。
【0065】図16に示されるように、顔料インク用の
間引きパターンは、図10や図13に示される間引きパ
ターンよりも間引き率が小さく設定されている。たとえ
ば、図16(c)の間引きパターンNmpを図13
(a)の間引きパターンNmdと比べると、顔料インク
用の間引きパターンの方がドットの間引き率が小さくな
っていることが分かる。なお、間引きパターンNmpと
間引きパターンNmdは、印刷媒体の種類、印刷解像
度、およびドットの形成方法のいずれにおいても同一の
環境である。
【0066】このように、本実施例では、インクの種類
に応じて間引きパターンを変更することができるので、
たとえばインクの種類をユーザが任意に選択できるよう
な多様な印刷環境においても、印刷環境に応じて滲みや
白抜けを生じにくい望ましい間引き処理を行うことがで
きるという利点がある。
【0067】E.変形例:なお、この発明は上記の実施
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様において実施することが
可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0068】E−1.上記各実施例においては、ドット
を間引くことによってインクの流出を抑制しているが、
ドットのサイズを小さくする方法や、ドットの間引きと
ドットサイズの変更を組み合わせる方法その他の方法に
よりインク量を削減するものでも良く、一般に、インク
量を削減することによりインクの流出が抑制されるもの
であれば良い。たとえば、特定の画像領域である線画領
域内におけるドットの位置に応じて、ドットの間引き又
はより小さいドットの形成を選択的に行うようにしても
良い。なお、ドットサイズを変更する方法を利用すれ
ば、印刷解像度その他の印刷環境に対して、よりきめ細
やかに輪郭線における滲みを抑制することが可能となる
という利点がある。
【0069】E−2.上記各実施例においては、大ドッ
トで構成される輪郭部を抽出してドットを間引いている
が、たとえば、テキストのようにフォント処理によって
描画する印刷画像についてはフォント処理においてイン
ク量の削減処理を行うようにしても良い。
【0070】たとえばビットマップフォントを用いてフ
ォント処理を行う場合には、印刷モードに応じてインク
量の削減処理を施した特定のビットマップフォントを予
め準備しておき、印刷モードに応じて使用するビットマ
ップフォントを選択するようにしても良い。一方、アウ
トラインフォントのように輪郭線を定義するデータが印
刷に使用される場合、このアウトラインデータから生成
される輪郭線のデータに基づくとともに、印刷モードに
応じてインク量の削減処理を行うようにしても良い。
【0071】E−3.上記実施例においては、輪郭線
は、インクドットが全く形成されない領域との境界を構
成している。しかし、輪郭線はこれに限られず、領域を
規定する特徴値の不連続部であれば良い。たとえば、輪
郭線は、色相が変わる境界を画定するものであっても良
い。本発明は、このような輪郭で生ずる滲みも抑制する
ことができ、また、このような輪郭で生ずる滲みも画質
を劣化させるからである。この場合、上記の各領域の少
なくとも一方でインクドットの間引きないしインクドッ
トサイズの変更を行えばよい。
【0072】E−4.上記実施例では、間引き処理の内
容の決定に用いる印刷モードパラメータには、印刷媒体
の種類、印刷解像度、インクの色料の種類、およびドッ
トの形成方法の3つが含まれているが、たとえば超浸透
インクや緩浸透インクといったインクの溶媒の種類を用
いて間引き処理の内容を決定してもよい。一般に、間引
き処理の内容が輪郭線の滲みに影響を与える印刷モード
パラメータに応じて決定されるような構成であればよ
い。
【0073】ここで、「超浸透インク」および「緩浸透
インク」という用語は、これらのインクの相対的な特性
を意味している。すなわち、両者を標準的な印刷媒体
(たとえば普通紙)上に同じ量だけ滴下した場合に、超
浸透インクの方が緩浸透インクよりも早く印刷媒体に浸
透する。たとえば、超浸透インクとして、約20℃にお
ける表面張力が約40×10-3N/m未満のインクを使
用することができる。また、緩浸透インクとしては、約
20℃における表面張力が約40×10-3N/mを超え
るインクを使用することができる。なお、超浸透インク
や緩浸透インクの色材としては、染料と顔料とのいずれ
も使用することが可能である。
【0074】E−5.上記実施例では、印刷媒体の種類
は、印刷モードの選択によって特定されているが、印刷
媒体の種類を自動的に特定する手段を印刷装置に装備す
ることによって特定されるようにしても良い。一般に、
印刷装置で利用可能な複数の印刷モードの中から選択さ
れた印刷モードに応じてインク量の削減方法が決定され
るような構成であればよい。
【0075】なお、印刷媒体の種類を自動的に特定する
手段としては、たとえば、専用紙や普通紙の光反射率の
相違に基づいて反射光を識別して特定する光特定手段や
予め記録媒体やその包装材に付されたバーコードを読み
取ることによって特定するバーコード読み取り手段、I
Cリーダーを用いて特定する手段がある。このような手
段は、印刷媒体の種類の特定にユーザの操作を必要とし
ないという利点があり、印刷モードの選択によって特定
する手段は、簡易な構成で実現できるという利点があ
る。
【0076】E−6.上記実施例においては、ハーフト
ーンデータを処理して輪郭線を抽出し、これを用いてイ
ンク量の削減処理を行っている。しかし、輪郭線の抽出
方法はこれに限られない。たとえばアウトラインフォン
トのように輪郭線を定義するデータが印刷に使用される
場合、このアウトラインデータから生成される輪郭線の
データを直接用いて、インク量の削減処理を行うように
しても良い。すなわち、本発明は、一般に、インクドッ
トの形成状態を表すドットデータを処理することによっ
て、輪郭線の滲みを抑制する技術に適用可能である。
【0077】E−7.この発明はカラー印刷だけでなく
モノクロ印刷にも適用できる。また、1画素を複数のイ
ンクドットで表現することにより多階調を表現する印刷
にも適用できる。また、ドラムプリンタにも適用でき
る。尚、ドラムプリンタでは、ドラム回転方向が主走査
方向、キャリッジ走行方向が副走査方向となる。また、
この発明は、インクジェットプリンタのみでなく、一般
に、複数のノズル列を有する記録ヘッドを用いて印刷媒
体の表面に記録を行うインクドット記録装置に適用する
ことができる。
【0078】E−8.上記実施例において、ハードウェ
アによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに
置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによ
って実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換
えるようにしてもよい。例えば、図1に示したプリンタ
ドライバ96の機能の一部または全部を、プリンタ20
内の制御回路40が実行するようにすることもできる。
この場合には、印刷データを作成する印刷制御装置とし
てのコンピュータ90の機能の一部または全部が、プリ
ンタ20の制御回路40によって実現される。
【0079】本発明の機能の一部または全部がソフトウ
ェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピ
ュータプログラム)は、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体に格納された形で提供することができる。この発
明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携
帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコ
ンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコ
ンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として印刷システムの構成を
示すブロック図。
【図2】プリンタの構成を示す説明図。
【図3】カラープリンタ20における制御回路40の構
成を示すブロック図。
【図4】ヘッド駆動回路52の主要な構成を示すブロッ
ク図。
【図5】ヘッド駆動回路52が駆動信号DRVを生成す
る方法を示す説明図。
【図6】実施例の印刷装置で大ドットが形成される様子
を示す説明図。
【図7】本発明の第1実施例における印刷処理手順を示
すフローチャート。
【図8】CRT21上に表示された印刷モードの基本設
定画面の一例を示す図。
【図9】本発明の第1実施例における印刷モードパラメ
ータと選択される間引きパターンの関係を示す説明図。
【図10】本発明の第1実施例における印刷モードパラ
メータと選択される間引きパターンの関係を示す説明
図。
【図11】本発明の第1実施例において輪郭線の抽出に
利用するフィルタ。
【図12】本発明の第2実施例における印刷モードパラ
メータと選択される間引きパターンの関係を示す説明
図。
【図13】本発明の第2実施例における印刷モードパラ
メータと選択される間引きパターンの関係を示す説明
図。
【図14】本発明の第2実施例においてヘッド駆動回路
52が駆動信号DRVを生成する方法の1つを示す説明
図。
【図15】本発明の第3実施例における印刷モードパラ
メータと選択される間引きパターンの関係を示す説明
図。
【図16】本発明の第3実施例における印刷モードパラ
メータと選択される間引きパターンの関係を示す説明
図。
【符号の説明】
20…カラープリンタ 21…CRT 22…紙送りモータ 24…キャリッジモータ 26…プラテン 28…印刷ヘッド 30…キャリッジ 32…操作パネル 34…摺動軸 36…駆動ベルト 38…プーリ 39…位置センサ 40…制御回路 41…CPU 44…RAM 50…I/F専用回路 52…ヘッド駆動回路 54…モータ駆動回路 56…コネクタ 60…印刷ヘッドユニット 90…コンピュータ 94…ビデオドライバ 95…アプリケーションプログラム 96…プリンタドライバ 97…解像度変換モジュール 98…色変換モジュール 99…ハーフトーンモジュール 100…印刷データ生成モジュール 101…輪郭線抽出部 102…インク量削減部 103…印刷モード選択部 104…パターン選択部 220…原駆動信号発生部 222…マスク回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印刷モードで印刷媒体上にインク
    ドットを形成可能な印刷部を用いて印刷を行うために、
    前記印刷部に供給すべき印刷データを生成する印刷制御
    装置であって、 印刷対象画像を表す印刷対象画像データから印刷画像に
    おける各画素のインクドットの形成状態を表すドットデ
    ータを生成するドットデータ生成部と、 前記複数の印刷モードの中から選択された印刷モードに
    応じて、特定種類のインクドットが形成される画素群か
    らなる特定の画像領域の輪郭部におけるインクドットの
    インク量を削減するためのインク量削減パターンを決定
    する削減パターン決定部と、を備え、 前記ドットデータ生成部は、前記決定されたインク量削
    減パターンに基づいてインク量を削減するように構成さ
    れたドットデータを生成することを特徴とする、印刷制
    御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷制御装置であって、
    さらに、 ユーザに前記複数の印刷モードの中から印刷モードの選
    択を許容する印刷モード選択部を備え、 前記削減パターン決定部は、前記選択された印刷モード
    に応じて前記インク量削減パターンを決定する、印刷制
    御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の印刷制御装置
    であって、 前記複数の印刷モードのパラメータは、印刷媒体の種類
    を含み、 前記削減パターン決定部は、前記選択された印刷媒体の
    種類に応じて前記インク量削減パターンを決定する、印
    刷制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の印
    刷制御装置であって、 前記複数の印刷モードのパラメータは、印刷解像度を含
    み、 前記削減パターン決定部は、前記選択された印刷解像度
    に応じて前記インク量削減パターンを決定する、印刷制
    御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の印
    刷制御装置であって、 前記複数の印刷モードのパラメータは、インクドットの
    形成方法の種類を含み、 前記削減パターン決定部は、前記選択されたインクドッ
    トの形成方法の種類に応じて前記インク量削減パターン
    を決定する、印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の印
    刷制御装置であって、 前記複数の印刷モードのパラメータは、インクの種類を
    含み、 前記削減パターン決定部は、前記選択されたインクの種
    類に応じて前記インク量削減パターンを決定する、印刷
    制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の印
    刷制御装置であって、 前記インク量の削減は、規則的にドットを間引くことに
    よって行われる、印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6記載の印刷制御装置で
    あって、 前記インク量の削減は、規則的により小さいドットに置
    き換えることよって行われる、印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし6のいずれかに記載の印
    刷制御装置であって、 前記インク量の削減は、前記画像領域内におけるドット
    の位置に応じて、ドットの間引き又はより小さいドット
    の形成を選択的に行うことよってなされる、印刷制御装
    置。
  10. 【請求項10】 複数の印刷モードで印刷媒体上にイン
    クドットを形成可能な印刷部を用いて印刷を行う印刷装
    置であって、 前記印刷部と、 請求項1ないし9のいずれかに記載の印刷制御装置と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  11. 【請求項11】 複数の印刷モードで印刷媒体上にイン
    クドットを形成可能な印刷部を用いて印刷を行うため
    に、前記印刷部に供給すべき印刷データを生成する印刷
    制御方法であって、 印刷対象画像を表す印刷対象画像データから印刷画像に
    おける各画素のインクドットの形成状態を表すドットデ
    ータを生成する工程と、 前記複数の印刷モードの中から選択された印刷モードに
    応じて、特定種類のインクドットが形成される画素群か
    らなる特定の画像領域の輪郭部におけるインクドットの
    インク量を削減するためのインク量削減パターンを決定
    する工程と、を備え、 前記ドットデータを生成する工程は、前記決定されたイ
    ンク量削減パターンに基づいてインク量を削減するよう
    に構成されたドットデータを生成する工程を含むことを
    特徴とする、印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 複数の印刷モードで印刷媒体上にイン
    クドットを形成可能な印刷部を用いて印刷を行うため
    に、前記印刷部に供給すべき印刷データをコンピュータ
    に生成させるためのコンピュータプログラムであって、 前記コンピュータプログラムは、 印刷対象画像を表す印刷対象画像データから印刷画像に
    おける各画素のインクドットの形成状態を表すドットデ
    ータを生成する機能と、 前記複数の印刷モードの中から選択された印刷モードに
    応じて、特定種類のインクドットが形成される画素群か
    らなる特定の画像領域の輪郭部におけるインクドットの
    インク量を削減するためのインク量削減パターンを決定
    する機能と、を前記コンピュータに実現させるプログラ
    ムを含み、 前記ドットデータを生成する機能は、前記決定されたイ
    ンク量削減パターンに基づいてインク量を削減するよう
    に構成されたドットデータを生成する機能を含むことを
    特徴とする、コンピュータプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のコンピュータプログ
    ラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
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