JP2003190694A - 洗浄機 - Google Patents

洗浄機

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JP2003190694A
JP2003190694A JP2001397272A JP2001397272A JP2003190694A JP 2003190694 A JP2003190694 A JP 2003190694A JP 2001397272 A JP2001397272 A JP 2001397272A JP 2001397272 A JP2001397272 A JP 2001397272A JP 2003190694 A JP2003190694 A JP 2003190694A
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Japan
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washing machine
water
electrode
power supply
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Application number
JP2001397272A
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English (en)
Inventor
Yuji Nagafuku
裕二 永福
Shigemitsu Yatani
茂満 八谷
Kenji Fujii
賢二 藤井
Takayoshi Akagi
孝嘉 赤木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電解槽32に入っている水の伝導度によって流
れる電流が変動するため、流れる電流が一定にならず、
電流が少ない場合には洗浄効果が薄れたり、電流が多い
場合には、電流により部品の発熱が増大し、寿命の低下
を招いたりするので、電流が一定レベルになるように印
加電圧を変化させる。 【解決手段】電解槽32内で使用される水を電気分解す
るための電解用電極33a,33bを備える洗浄機にお
いて、電解用電極33a,33bを流れる電流を抵抗R
1,演算増幅器74,中央処理回路75によって検知
し、検知された電流に応じて、電解用電極33a,33
bに印加する電圧を、電源トランス61のタップ切換え
により、変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機、食器洗い
機などの洗浄機に関し、特に被洗浄物を収容する洗浄槽
と、この洗浄槽に注水された水を電気分解するための電
解槽とを備える洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗濯機を例にとると、洗剤を使用しない
で洗濯ができる洗濯機が公知である。この洗濯機は、水
を電気分解する電解槽を備え,電解槽中で電気分解され
た水に含まれる活性酸素、次亜塩素酸(HClO)、次
亜塩素酸イオン(ClO-)の洗浄力、殺菌力を利用し
て洗濯する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記電解槽は、洗濯槽
とつながり、洗濯水が電解槽−洗濯槽間を行き来する。
電解槽に入っている水の伝導度によって流れる電流が変
動するため、流れる電流が一定にならず、電流が少ない
場合には洗浄効果が薄れたり、電流が多い場合には、電
流により部品の発熱が増大し、寿命の低下を招いたりす
る。上述の課題は、洗濯機だけでなく、食器洗い機な
ど、水を電解分解するための電解用電極を備える洗浄機
一般に該当することである。
【0004】そこで、本発明は、電流が一定レベルにな
るように印加電圧を変化させ、電解効果を安定させると
ともに、安全性を確保できる洗浄機を提供することを目
的とする。また、運転時若しくは非運転時に、電解槽に
入っている水が少ないにも拘らず、通電が続けられる事
態が想定される。こうなると、水温が上がり、電解槽が
過熱され、電解槽の変形などが発生する。
【0005】そこで、本発明は、非運転時に電解槽内の
水の温度上昇を防止し、電解槽を構成している部品の変
形などを防止することのできる洗浄機を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
洗浄機は、被洗浄物を収容する洗浄槽と、この洗浄槽内
で使用される水を電気分解するための電解用電極とを備
える洗浄機において、電解用電極に電圧を印加するため
の電源回路と、電解用電極を流れる電流を検知する電流
検知手段と、電流検知手段によって検知された電流に応
じて、電解用電極に印加する電圧を変化させる電圧可変
手段と備えるものである(請求項1)。
【0007】前記の構成によれば、電解する水の伝導度
などによって、電解用電極を流れる電流が変化する場合
でも、電解用電極に印加する電圧を変化させることによ
って、最終的には、電解用電極を流れる電流を一定にす
ることができるので、洗浄の効果をあげ、かつ発熱を防
止し、安全性を確保することができる。また本発明の洗
浄機は、被洗浄物を収容する洗浄槽と、この洗浄槽内で
使用される水を電気分解するための電解槽とを備える洗
浄機において、電解槽内の水位を検知する水位検知手段
を設け、水位検知手段の検知水位がしきい値よりも少な
いときに通電を停止する通電停止手段を設けたものであ
る(請求項14)。
【0008】この構成により、電解槽の水量が少ないと
きに通電を停止することができるので、電解槽内の過熱
を防止でき、電解槽を構成している部品の変形を防止す
ることができる。本発明の洗浄機は、電解槽に温度検知
手段を設け、温度検知手段の検知温度がしきい値よりも
上がったときに通電を停止する通電停止手段を設ける構
成でもよい(請求項16)。この構成であれば、電解槽
の温度を直接検知して検知温度がしきい値よりも上がっ
たときに通電を停止するので、電解槽内の過熱を防止で
き、電解槽を構成している部品の変形を防止することが
できる。
【0009】本発明の洗浄機は、電解槽に温度検知手段
を設け、温度検知手段の検知温度がしきい値よりも上が
ったときには、電解槽に強制的に給水する構成でもよい
(請求項17)。給水によって電解槽を冷却することが
できる。また本発明の洗浄機は、通電回路の故障により
通電が止まらないときには、電解槽に強制的に給水する
か、電解槽内の水を排水するか、又は電解槽内に空気を
送り込み、電解槽の水を強制的に排除する構成をとって
もよい(請求項18)。給水によって電解槽を冷却する
ことができ、排水することによって強制的に電流を遮断
することができる。さらに空気を送り込むことにより、
電解槽の水が蒸発して強制的に排除される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、洗濯機を例にとって、本発
明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。図1は、本実施形態の全自動洗濯機の構成を示す
側面断面図である。この洗濯機の筐体1の内部には、有
底円筒形状の外槽2が前吊棒3および後吊棒4(図では
各1本ずつが見えているが実際には各2本ずつ存在す
る)により前方に向けて傾斜するように吊支されてい
る。この外槽2の上部前方への突出に対応して、筐体1
の前面上部も張り出している。なお、筐体1の前面は大
きく開口しており、この開口部16は着脱可能に前面パ
ネル17によって覆われている。このため、前面パネル
17の上部が外槽2の上部の張り出しに対応して張り出
すことになる。18は、筐体1の上面板、19は洗濯物
を出し入れするときに開ける上蓋を示す。
【0011】外槽2の内部には、周壁に多数の脱水孔を
有する洗濯兼脱水槽5が脱水槽軸6を中心に回転自在に
軸支されている。外槽2および洗濯兼脱水槽5は本発明
の洗濯槽を構成している。洗濯兼脱水槽5の底部には、
外槽2内に水流を発生させ洗濯物を撹拌するためのパル
セータ7が配置されている。外槽2の底部には、パルセ
ータ7および洗濯兼脱水槽5を駆動する駆動機構10が
設けられている。この駆動機構10は、脱水槽軸6、脱
水槽軸6に内装された、パルセータ7の回転軸である翼
軸9、脱水槽軸6および翼軸9と同軸的に設けられたモ
ータ8、モータ8の動力を翼軸9のみに伝えるか、翼軸
9と脱水槽軸6の両方に伝えるかを切換えるクラッチを
備える。そして、この駆動機構10により、主として洗
い運転や濯ぎ運転時にはパルセータ7のみを一方向また
は両方向に回転させ、脱水運転時には洗濯兼脱水槽5と
パルセータ7とを一体に一方向(これを正転方向とす
る)に回転させる。なお、洗濯兼脱水槽5は、モータ8
が1回転することにより1回転する。一方、翼軸9の途
中には減速機構(図示せず)が備えられているので、パ
ルセータ7は、減速機構による減速比に従って回転す
る。
【0012】外槽2の上部後方には、洗剤等を投入する
ための洗剤容器11aを備えた注水口11が設けられて
いる。注水口11には、途中に給水バルブ13が設けら
れた給水管12が接続されており、給水バルブ13が開
放されると、外部の給水栓等から給水管12を通して注
水口11に水道水が流れ込み、下方の外槽2内に向けて
注水口11から水道水が吐き出される。外槽2の底部の
前端部、つまり最底部には排水管14の一端が接続され
ており、この排水管14は排水バルブ15により開閉さ
れるようになっている。排水管14の他端は、図示しな
いが、起立自在な排水ホースを介して外部の排水溝に連
なっている。排水バルブ15の開閉動作は上述したクラ
ッチの切換え動作と関連しており、付設されたトルクモ
ータ(図1中では省略)が動作していないときには排水
バルブ15は閉鎖した状態で、パルセータ7は洗濯兼脱
水槽5と切り離されて単独で回転可能となっており、ト
ルクモータを作動させてワイヤ(図示せず)を途中まで
牽引すると、排水バルブ15が閉鎖した状態でパルセー
タ7と洗濯兼脱水槽5とが連結され、ワイヤをさらに牽
引すると、パルセータ7と洗濯兼脱水槽5とが連結され
たまま排水バルブ15が開放する。
【0013】外槽2の外周壁下部には、外槽2に注水さ
れた水を電気分解するための電解ユニット31が備えら
れている。この電解ユニット31は、外槽2とは別体に
作られ、ネジなどにより外槽2の前側に外付けされる。
前面パネル17を取り外せば、電解ユニット31が現れ
る。このような構成により、電解ユニット31の修理、
交換などが容易に行える。この電解ユニット31は、図
1に示すように、電解槽32と、この電解槽32内に配
置された電解用電極(以下単に「電極」という)33
と、電解槽32の上部と外槽2とをつなぐ上部通水路3
4と、電解槽32の下部と外槽2とをつなぐ下部通水路
35とを有している。
【0014】また、電解ユニット31には、エアホース
90を通して、気泡発生・給水装置88で発生した気泡
が吹き込まれる。また、電解ユニット31には、エアホ
ース90を通して、気泡発生・給水装置88から強制的
に給水できるようにもなっている。このような、気泡発
生動作、給水動作は、後述する中央処理装置(MPU)
の指令に基づいて行われる。電解ユニット31は、図2
に示すように、外槽2の前側の下部に、正面視で右寄り
に取り付けられ、筐体1と外槽2との間の空きスペース
を利用して配置されている。電解ユニット31は、外槽
2の周壁面に対する奥行寸法(図3(a)及び図3(b)のD
1参照)が小さくなるような薄型箱状に形成されてい
る。このような構成により、外槽2から外側への電解ユ
ニット31の張り出し量を抑えることができるので、脱
水時において、外槽2が振動した時に電解ユニット31
が筐体1に衝突するのを防止できる。よって、筐体1の
大型化を抑えることができる。
【0015】電解ユニット31は、電源トランス61等
を有する電源回路(後述)に電気的に接続されている。
電源トランス61は、正面視で右寄りとなる、筐体1の
コーナ部62に固定される。なお、電源トランス61を
外槽2の底部64(図1参照)に取り付けてもよく、こ
の場合、電源トランス61の大重量を利用して、外槽2
の振動を抑制するのに好ましい。図3(a)は電解ユニッ
ト31の平面図、図3(b)は正面図(外槽2に取り付け
る側を「正面」としている)、図3(c)は底面図を示
す。図4は、図3の電解ユニット31のA−A線断面図
を示す。図4において電極33は示していない。
【0016】電解ユニット31は、電解槽32の上半分
の分割体32aと通水路34とを合成樹脂により一体に
形成し、下半分の分割体32bと通水路34とを合成樹
脂により一体に形成し、これらをパッキングを介してね
じ止めしている。通水路34,35は、図示しないパッ
キングを介して外槽2に連結される。通水路34,35
は、互いに略平行に、上下方向に沿って並んでいる。通
水路34,35は断面円形の管からなっている。なお、
通水路34,35は、電解槽32内と外槽2内とを連通
し、水を通すことのできる空間を区画する部材であれば
よく、形状は管に限定されないし、電解槽32と別体に
形成されることや、外槽2と一体に形成されることも考
えられる。
【0017】水は下部通水路35を通って外槽2内から
電解槽32へ流入し、電解槽32で処理された水は、上
部通水路34を通って外槽2へ流出するようになってい
る。このような流れは、例えば、パルセータ7の回転に
よる外槽2内の水流により生じさせることができる。な
お、通水路34,35での水の流れ方は、特に限定され
ず、上述の流れ方向と逆とすることもできる。また、流
入と流出とに対応する一対の通水路34,35があれば
よく、これらのうちの少なくとも一方の通水路を、複数
の通水路により構成して、例えば、3つ以上の通水路を
設けることも考えられる。また、単一の通水路を設ける
ことも考えられる。例えば、単一の通水路内に、流入と
流出とのための一対の水路を区画せずに設け、通水路を
流入と流出とで兼用することも考えられる。以下では、
上述のように下部通水路35を流入路とし、上部通水路
34を流出路とする場合を説明する。
【0018】電解槽32には、一対の通水路34,35
の近傍に、外槽2にビス締めするための複数、例えば、
4つの取付部80が形成されている。取付部80の挿通
孔を通るビスが、外槽2の外側面に立設されたボスに外
側からねじ込まれている。電極33は、第1電極33a
と第2電極33bとからなり、第1電極33aおよび第
2電極33bは、ともに方形の薄型板状をしている。第
1電極33aと第2電極33bとは、金属製で、互いに
対向して配置されている。第1電極33aと第2電極3
3bに、互いに逆極性とされる電圧が印加されて水を電
解する。
【0019】第1電極33aと第2電極33bとを総称
するときは、「電極33a,33b」又は「電極33」
という。電解槽32の上半分の分割体32aの上部内壁
には、電極33a,33bの上端部を保持するための溝
付きリブ37,38が立設されており、側部内壁には、
電極33a,33bの側端部を保持するためのくし型の
リブ36aが立設されている。また、下半分の分割体3
2bの側面に、電極33a,33bの側端部を保持する
ためのくし型のリブ36bが形成されている。
【0020】さらに下半分の分割体32bの底面には、
電極33a,33bの電極端子331を固定する端子保
持部39,40が一体成形により設けられている。電極
33の端子331は、端子保持部39,40を介して電
解槽32の底面に露出保持される。端子保持部39,4
0は、電極33a,33bの端子331を覆いつつ、電
解槽32の内部と外部との間を封止する。第1電極33
aには3枚の電極板が備えられ、第2電極33bは2枚
の電極板が備えられている。第1電極33aおよび第2
電極33bは、それぞれの電極表面が外槽周壁に対面す
るような方向で、前記リブ36a,36b,37,38
及び端子保持部39,40によって、所定間隔をおいて
交互に並べられ、電解槽32内に固定配置される。この
ように、電極33を、リブ36a,36b,37,38
及び端子保持部39,40によって両持ちで保持するこ
とができるので、振動が生じても, 所定の電極間ピッチ
に保たれ、第1電極33a、第2電極33bの接触、短
絡を防止することができる。
【0021】電極間ピッチ(図3(a)のD2参照)は、
例えば、2ミリ以上且つ5ミリ以下の寸法とするのが好
ましい。間隔が2ミリ未満の場合には、糸屑が電極33
同士の間に入ると付着し易くなり、電解効率が低下し易
くなることがあるからであり、また、耐久性も低下する
ことがある。また、間隔が5ミリを超えると、電解効率
を高く維持するために高い電圧を印加する必要があり、
実用的に構成することが困難になる。間隔は2ミリ以上
かつ5ミリ以下であれば、高い耐久性と高い電解効率と
を、実用的に実現することができる。
【0022】なお、電極33は、互いに逆極性とされる
2枚、3枚の組に限定されない。例えば、1枚、2枚の
組で電極を構成しても良く、3枚、4枚の組で電極を構
成しても良い。これらの場合でも、互いに隣接する2つ
の電極が逆極性となるように、電極の極性を交互に入れ
換えて配置し、固定すればよい。以下、3枚の第1電極
33a,2枚の第2電極33bが設けられる場合を説明
する。電極33a,33bは、図5に示すように平板状
をなしている。電極33a,33bは、薄型箱状の電解
槽32に対応した大きさとなっている。
【0023】次に、通水路34,35の内部形状を図
3、図4を参照して説明する。通水路34は、その内部
に、図3(a)(b)及び図4に示すように、流路の一部を塞
ぐしきい壁34aを設けている。このしきい壁34a
は、複数設けられ、1つおきに180度ずらせて配置さ
れている。また、通水路35にも、その内部に、図3
(b)(c)及び図4に示すように、流路の一部を塞ぐしきい
壁35aが設けられている。このしきい壁35aも、1
つおきに180度ずらせて配置されている。
【0024】これらのしきい壁34a,35aにより、
流路はクランク状に曲げられて、流路屈曲部が形成され
る。このため、断面視して、当該流路はほぼ塞がれる。
なお、この明細書において「断面視」とは、図4におい
て矢印B方向から見た方向をいうものとする。このた
め、糸くずなど細かい異物は、クランク状流路を通過す
るが、導電性、非導電性にかかわらず、所定よりも大き
な異物が通水路34,35を通過して電解槽32へ入る
のを防ぐことができる。
【0025】次に、電極33a,33bに電圧を印加す
る電源回路の例を説明する。図6は、電源トランス61
の二次側に中間タップが備えられ、電極33a,33b
に流れる電流を検知し、検知された電流に応じて、電源
トランス61のタップを切換えることにより、出力電圧
を変化させる電源回路の回路図である。電源トランス6
1の二次側には、高低のタップを切換えるためのリレー
スイッチ71が挿入されている。リレースイッチ71の
切換えは、リレーコイル76への通電により行われる。
72は整流ダイオード、Cは平滑コンデンサを示す。整
流ダイオードの出力は、電極33a,33bに供給され
る。電極33a,33bと直列にスイッチングトランジ
スタQ1と抵抗R1とが挿入され、抵抗R1の電圧が演算
増幅器74に入力されている。演算増幅器74の出力
は、中央処理回路(MPU)75で検出される。中央処
理回路75は、演算増幅器74の出力に基づいて、電極
33a,33bに流れる電流を検出するとともに、スイ
ッチングトランジスタQ1のベースに電流を供給するこ
とによりスイッチングトランジスタQ1のオンオフ制御
を行う。さらに、リレーコイル76を駆動するスイッチ
ングトランジスタQ2のベースに電流を供給することに
よりスイッチングトランジスタQ2のオンオフ制御も行
う。
【0026】前記スイッチングトランジスタQ1のオフ
は、リレースイッチ71の切換え時に行う。リレースイ
ッチ71にサージが発生しないためである。リレースイ
ッチ71に抵抗とコンデンサによる積分回路やバリスタ
をつけてもサージ防止の効果がある。図7は、中央処理
回路75の通電制御手順を説明するためのフローチャー
トである。中央処理回路75は、通電開始の信号が入れ
ば、スイッチングトランジスタQ2をオフとし、リレー
スイッチ71を低圧側のタップにセットする(ステップ
S1)。始め低圧側のタップにセットするのは、水の伝
導度が高い場合にいきなり過電流が流れるのを防止する
ためである。そしてスイッチングトランジスタQ1をオ
ンして通電を開始させる(ステップS2)。
【0027】演算増幅器74の出力に基づいて、電極3
3a,33bに流れる電流を検出し、電流がIh以上か
どうか調べる(ステップS3)。Ihは過電流判定しき
い値である。電流がIh未満であれば、電流がIt以下
かどうか調べる(ステップS4)。Itは目標電流値で
ある。It以下であれば、いったん通電をオフし(ステ
ップS5)、リレースイッチ71を高圧側に切換える
(ステップS6)。そして通電を開始し(ステップS
7)、電流がIl以下かどうか調べる(ステップS
8)。Ilは断線判定しきい値であり、極めて低い値で
ある。電流がIlより高ければ、このままの通電制御状
態を維持する。なお、リレースイッチ71を高圧側に切
換える前にいったん通電をオフするのは、接点でのスパ
ークの発生を防止して接点を保護するためである。
【0028】なお、電流をIh,Itなどの値と比較す
る場合は、演算増幅器74の出力にヒステリシス特性を
もたせることが好ましい。ヒステリシス特性がなければ
電流値が比較する値に近い場合に、判定が頻繁に行われ
て、リレースイッチ71の接点の消耗が激しくなるから
である。ステップS3において電流がIh以上であれ
ば、過電流状態と判断し(ステップS9)、異常表示を
行い、通電を停止する(ステップS11)。
【0029】ステップS8において電流がIl以下であ
れば、電流が流れないので回路故障と判断し(ステップ
S10)、異常表示を行い、通電を停止する(ステップ
S11)。通電を停止する前に、電極33a,33bの
極性を反転させるなどにより通電パターンを切換えて通
電するかどうか試してもよい。極性の反転は、後に図9
を用いて説明するような極性切換えリレースイッチを用
いればよい。図8は、高周波で動作する電源トランス8
9を用い、この電源トランス89に高周波電源を供給す
るスイッチングレギュレータ81を設けた電源回路を示
す回路図である。
【0030】商用電源を整流回路86で整流し、スイッ
チングレギュレータ81を通して高周波交流に変換す
る。変換された高周波交流は、電源トランス89により
高圧交流に変換され、整流回路87で整流・平滑化さ
れ、安定化回路85を通して、電解回路82に供給され
る。この電源回路にも、中央処理回路(MPU)83が
設けられている。中央処理回路83は、分圧抵抗R3,
R4による電解回路82に加える電圧Vccのチェック、
シャント抵抗R2による電解回路82を流れる電流のチ
ェックを行うとともに、電解回路82のリレーへの駆動
信号、電解回路82のパワーFETQ3への駆動信号を
出力する。また、フォトカプラー84を通してスイッチ
ングレギュレータ81への駆動信号を出力する。この駆
動信号の内容は、電源のオンオフ信号、電圧の段階的切
換え信号などである。
【0031】電源の出力電圧に上限、下限を設定してい
る。上限を設定する理由は、直流45V以下という保安
基準を満たすためである。下限を設定する理由は、出力
電圧を下げた場合でも、電解に必要な最低電流を保障す
るためである。また、電源から供給される電流に上限下
限を設定している。上限を設定する理由は、過電流を防
止して回路を保護するためである。下限を設定する理由
は、電解に必要な最低電流を保持するためである。
【0032】図9は、電解回路82の回路図である。整
流回路87で整流・平滑化され、安定化回路85を通し
て供給された直流電源は、マスターリレースイッチ9
2、極性切換えリレースイッチ91a,91bを通して
電極33a,33bに供給される。また、この電源供給
回路には、パワーFETQ3とシャント抵抗R2が挿入
されている。パワーFETQ3は、中央処理回路83の
指令によりオンオフ動作し、シャント抵抗R2の電圧は
演算増幅器93を通して、電流検知信号として中央処理
回路83に送られる。さらに、マスターリレースイッチ
92を駆動するリレーコイル94、極性切換えリレース
イッチ91a,91bを駆動するリレーコイル95が設
けられ、これらのリレーコイル94,95は中央処理回
路83の指令により動作する。
【0033】演算増幅器93の出力にも、前述した理由
により、ヒステリシス特性をもたせることが好ましい。
図10は、中央処理回路83の行う通電制御手順を説明
するためのフローチャートである。まず、中央処理回路
83は、通電開始の信号があれば、電解回路82へのa
点の出力電圧が低電圧Vlになるようにスイッチングレ
ギュレータ81へ電圧切換え指令を送る(ステップT
1)。そしてリレーコイル94を通してマスターリレー
スイッチ92をオンし(ステップT2)、パワーFETQ
3をオンする。この結果、電極33a,33bに電圧が
印加される。中央処理回路83は、演算増幅器93を通
して、電極33a,33bを流れる電流を検出して電流
がIh以上かどうか調べる(ステップT3)。Ihは過
電流判定しきい値である。
【0034】電流がIh未満であれば、電流がIl以下
かどうか調べる(ステップT4)。Ilは断線判定しき
い値である。電流がIlより高ければ、電流がIt以下
かどうか調べる(ステップT5)。Itは目標電流値で
ある。It未満であれば、電解回路82へのa点の出力
電圧を上げていくように、スイッチングレギュレータ8
1へ電圧切換え指令信号を送る (ステップT6)。この
指令は、高電圧Vhに到達するまで続ける(ステップT
7)。It以上であれば、そのまま通電を継続する。
【0035】ステップT3で電極33a,33bを流れ
る電流がIh以上であれば、過電流と判断し(ステップ
T8)、異常表示し(ステップT11)、パワーFETQ
3をオフしてから、リレーコイル94を通してマスター
リレースイッチ92をオフする(ステップT12)。これ
で、電解回路82の動作が停止し、電流が流れなくな
る。ステップT4で電極33a,33bを流れる電流が
Il以下であれば、極性切換えリレースイッチ91a,
91bを動作させて、流れる電流の方向を反転させ、も
う一度判定する(ステップT9)。この結果、極板につい
たカルシウムなどの化学物質が溶け出して、電流が正常
に流れ出すことがある。このときは、Ilより大きい電
流が流れるので、ステップT5に戻る。極性切換えをし
ても電流がIl以下のときは、電流が流れないので回路
故障と判断し(ステップT10)、異常表示し(ステップ
T11)、パワーFETQ3をオフしてから、リレーコ
イル94を通してマスターリレースイッチ92をオフす
る(ステップT12)。
【0036】図11は、電極33に電流を供給する他の
電源回路の例として、定電流電源回路を示す回路図であ
る。この図では、電源部として電池Eを図示している
が、もちろん電池でなく、図6や図8に示したような交
流から直流に整流された電源を用いてもよい。図11に
示すように、トランジスタQ6,Q7、抵抗R8で、定
電流回路を構成している。トランジスタQ6のコレクタ
電流をIとすると、エミッタ電圧VEは、VE=I・R8
で表される。コレクタ電流Iが増えて、VEがトランジ
スタQ7のベース−エミッタ間の順方向降下電圧(0.6
V)よりも大きくなると、トランジスタQ7がオンにな
って、トランジスタQ6のベース電流が制限されて、ト
ランジスタQ6のコレクタ−エミッタ間電圧VCEが大き
くなる。この結果、電極33にかかる電圧が低下し、コ
レクタ電流Iが減少する。このような一種の負帰還効果
により、コレクタ電流Iは、0.6/R8で一定に保た
れる。
【0037】なお、この定電流回路においても、安全基
準を満たすために、出力電圧(トランジスタQ6のコレ
クタ電圧)に上限を設定することが望ましい。上限設定
回路としては、例えば、定電圧ダイオードを使った公知
の回路が考えられる。以上に例示した図6〜図11の電
源回路において、中央処理回路(MPU)は、印加した
電圧値、流れた電流値を不揮発性メモリに記憶してお
き、次の工程時、又は次の運転時には、記憶した電圧
値、電流値で運転を開始できるようにすることが好まし
い。洗濯機の水の水質は変わらないので、以前に記憶し
た電圧値、電流値がそのまま妥当な値になると考えられ
るからである。
【0038】次に、水位又は温度に基づく異常時の通電
停止動作を説明する。図12は、電解槽32内に、電極
33を上部電極33Uと下部電極33Lとに2分割して
収納した状態を示す図である。上部電極33Uと下部電
極33Lとは、互いに接触することなく配置されてい
て、並列に電源電圧Vccが加えられる。下部電極33L
を流れる電流IUは、抵抗R6により検出され、演算増
幅器102を通して中央処理回路75又は83に入力さ
れる。電流IUが流れる回路には、トランジスタQ4が
挿入されており、中央処理回路75又は83からの指令
信号により、トランジスタQ4はオンオフされる。
【0039】上部電極33Uを流れる電流ILは、抵抗
R7により検出され、演算増幅器103を通して中央処
理回路75又は83に入力される。電流ILが流れる回
路には、トランジスタQ5が挿入されており、中央処理
回路75又は83からの指令信号により、トランジスタ
Q5はオンオフされる。中央処理回路75又は83は、
上部電極33U及び下部電極33Lに電源電圧Vccを印
加して、電流IL、電流IUを検知する。電流ILが流
れ、かつ電流IUが流れない場合は、水位が低いと判断
し、電源電圧の印加は、電解槽32が過熱され危険であ
ると判断して、トランジスタQ4,Q5をオフする。こ
れにより通電を停止させる。
【0040】この制御動作により、電解槽32内の水の
温度上昇を防止し、電解槽32を構成している部品の変
形などを防止することができる。図12の例では、電極
33を上部電極33Uと下部電極33Lとに分割して水
位検知を行っていたが、本発明はこれに限られるもので
はなく、公知の水位センサを設置して水位を検知するこ
とも可能である。次に、温度に基づく異常時の通電停止
動作を説明する。図13は、電解槽32内にサーモスタ
ット101を設置した状態を示す図である。サーモスタ
ット101は、電極33と電解回路(図示せず)との間
に直列に挿入され、電解槽32の所定の部位、例えば底
部に設置される。この回路によれば、電解槽32に満た
される水の温度がしきい値よりも高くなれば、サーモス
タット101が動作して自動的に回路を遮断する。した
がって、電源回路の故障により、通電が止まらないとき
など、電解槽内の過熱を防止でき、電解槽を構成してい
る部品の変形などを防止することができる。
【0041】サーモスタット101以外にも、サーミス
タ等の温度検出素子を用いて水温検出回路を作成し、そ
の出力に基づいてリレースイッチを働かせて、回路を遮
断する構成も採用できる。また、正温度特性素子(PT
C素子)を回路に挿入して、水温検出を行わせ、水温が
高くなると、PTC素子の抵抗が増大することを利用し
て回路を流れる電流を低減又は遮断するという構成も採
用できる。
【0042】また、水温がしきい値よりも高くなった場
合、前述した気泡発生・給水装置88から電解槽32に
強制的に給水して、温度を下げるという構成も採用でき
る。なお、水温がしきい値よりも高くなっても前述した
通電停止動作が行われない場合に、過熱防止のため、電
解槽32に強制的に給水して、温度を下げるという構成
も採用できる。さらに、通電停止動作が行われない場合
に、電解槽32から強制的に水を抜き取って、電解槽3
2を空にするという構成も考えられる。水がなくなれ
ば、電流も流れないので、熱の発生源を消滅させること
ができる。強制的に水を抜き取る代わりに、又は抜き取
ると同時に、気泡発生・給水装置88から空気吹き込ん
で、水を蒸発させてもよい。水が蒸発してなくなれば、
電流も流れないので、熱の発生源を消滅させることがで
きる。
【0043】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものでは
ない。例えば、本発明は、電解ユニットを備える洗濯機
に限定されず、被洗浄物を収容する洗浄槽と電気分解用
の電極とを備えるものであれば、電解槽と洗浄槽とが一
体に構成された洗濯機などにも適用できる。また、水を
電気分解して洗浄する食器洗浄機など、洗浄機一般にも
適用できる。その他、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更
や修正を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による洗濯機の側面断面図
である。
【図2】図1に示す洗濯機の正面一部断面図である。
【図3】(a)は電解ユニットの平面図、(b)は電解ユニッ
トの正面図、(c)は電解ユニットの底面図である。
【図4】図3に示す電解ユニットのA−A線断面図であ
る。
【図5】電極構造を示す斜視図である。
【図6】中間タップを有する電源トランスを用いた電源
回路の回路図である。
【図7】中央処理回路75の通電制御手順を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】スイッチングレギュレータ81を設けた電源回
路を示す回路図である。
【図9】電解回路82の回路図である。
【図10】中央処理回路83の通電制御手順を説明する
ためのフローチャートである。
【図11】定電流電源回路を示す回路図である。
【図12】電解槽32内に、電極33を上下2分割して
収納した状態を示す図である。
【図13】電解槽32内にサーモスタット101を設置
した状態を示す図である。
【符号の説明】
31 電解ユニット 32 電解槽 33 電極 33a,33b 電極 33U 上部電極 33L 下部電極 61 電源トランス 71 リレースイッチ 72 整流ダイオード 74 演算増幅器 75 中央処理回路 76 リレーコイル 81 スイッチングレギュレータ 82 電解回路 83 中央処理回路 84 フォトカプラー 87 整流回路 86 整流回路 89 電源トランス 91a,91b 極性切換えリレースイッチ 92 マスターリレースイッチ 93 演算増幅器 94,95 リレーコイル 101 サーモスタット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/46 C02F 1/46 Z (72)発明者 藤井 賢二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 赤木 孝嘉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B082 DB01 DC00 3B116 AA21 AA46 BB02 BB87 BB89 CD41 CD43 3B155 AA21 GA00 KB08 LA00 LC15 MA01 MA02 MA06 MA09 3B201 AA21 AA46 BB02 BB87 BB89 BB92 BB94 CD41 CD43 4D061 DA03 DB10 EA02 EB20 EB37 EB39 GA04 GA09 GA12 GC12 GC14

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被洗浄物を収容する洗浄槽と、この洗浄槽
    内で使用される水を電気分解するための電解用電極とを
    備える洗浄機において、 電解用電極に電圧を印加するための電源回路と、電解用
    電極を流れる電流を検知する電流検知手段と、電流検知
    手段によって検知された電流に応じて、電解用電極に印
    加する電圧を変化させる電圧可変手段と備えることを特
    徴とする洗浄機。
  2. 【請求項2】前記電源回路は、中間タップを持った電源
    トランスを有し、前記電圧可変手段は、電源トランスの
    タップを切換えることにより、出力電圧を変化させるも
    のであることを特徴とする請求項1記載の洗浄機。
  3. 【請求項3】タップの切換えは、通電オフの状態で行う
    ことを特徴とする請求項2記載の洗浄機。
  4. 【請求項4】出力電圧を変化させる場合、始め低い電圧
    から印加を開始していくことを特徴とする請求項1記載
    の洗浄機。
  5. 【請求項5】出力電圧を変化させたにも拘らず電流の変
    化がないときは、通電停止あるいは通電パターンを切換
    える措置をとることを特徴とする請求項1記載の洗浄
    機。
  6. 【請求項6】前記電源回路は、出力電圧を変化させるこ
    とができるスイッチング電源であり、電流量により出力
    電圧を可変できる構成としたことを特徴とする請求項1
    記載の洗浄機。
  7. 【請求項7】スイッチング電源の出力電圧に上限、下限
    が設定されていることを特徴とする請求項6記載の洗浄
    機。
  8. 【請求項8】出力電圧を下げた場合でも、最低電流を保
    持する電圧になることを特徴とする請求項6記載の洗浄
    機。
  9. 【請求項9】スイッチング電源によって電解用電極に流
    す電流に上限、下限が設定されていることを特徴とする
    請求項6記載の洗浄機。
  10. 【請求項10】出力電圧を変化させる場合、判断に使用
    する電流のしきい値にヒステリシスを設けることを特徴
    とする請求項1記載の洗浄機。
  11. 【請求項11】前記電源回路は、定電流回路を含む定電
    流電源回路であることを特徴とする請求項1記載の洗浄
    機。
  12. 【請求項12】定電流回路の出力電圧に上限が設定され
    ていることを特徴とする請求項11記載の洗浄機。
  13. 【請求項13】印加した電圧値、流れた電流値を記憶し
    ておき、次の工程時、又は次の運転時には、記憶した電
    圧値で運転を開始するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の洗浄機。
  14. 【請求項14】被洗浄物を収容する洗浄槽と、この洗浄
    槽内で使用される水を電気分解するための電解槽とを備
    える洗浄機において、 電解槽内の水位を検知する水位検知手段を設け、水位検
    知手段の検知水位がしきい値よりも少ないときに通電を
    停止する通電停止手段を設けたことを特徴とする洗浄
    機。
  15. 【請求項15】水位検知手段は電解用電極を利用して水
    位検知を行うことを特徴とする請求項14記載の洗浄
    機。
  16. 【請求項16】被洗浄物を収容する洗浄槽と、この洗浄
    槽内で使用される水を電気分解するための電解槽とを備
    える洗浄機において、 電解槽に温度検知手段を設け、温度検知手段の検知温度
    がしきい値よりも上がったときに通電を停止する通電停
    止手段を設けたことを特徴とする洗浄機。
  17. 【請求項17】被洗浄物を収容する洗浄槽と、この洗浄
    槽内で使用される水を電気分解するための電解槽とを備
    える洗浄機において、 電解槽に温度検知手段を設け、温度検知手段の検知温度
    がしきい値よりも上がったときには、電解槽に強制的に
    給水することを特徴とする洗浄機。
  18. 【請求項18】温度検知手段の検知温度がしきい値より
    も上がったときに通電停止手段が機能しない場合に、次
    の(a)(b)(c)いずれかの手段を講じることを特徴とする
    請求項16記載の洗浄機。 (a)電解槽に強制的に給水する (b)電解槽の水を排水する (c)電解槽内に空気を送り込み、電解槽の水を強制的に
    排除する
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