JP2003190604A - 揚送研磨機扉のロック機構 - Google Patents

揚送研磨機扉のロック機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揚送研磨機の扉を開閉操作する際における多
数のロック手段を容易かつ確実にロック及びアンロック
可能にする。 【解決手段】 本発明における揚送研磨機の扉のロック
機構は、複数のフックレバー25と、フックレバーの他
端部側を揺動自在に支持している連結バー23と、一端
部側でこの連結バーに設けてある連結ピン23cを介し
て連結バーに揺動自在に連結してある開閉レバー21と
を備えたものからなる。1つの開閉レバー21を操作す
るだけで多数のロック手段Lをロック及びアンロック可
能とすることができるとともに、高所など手や目の届か
ないところのロック手段も1回の操作で済むので、ロッ
ク忘れや不完全ロックを回避可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揚送研磨機扉のロ
ック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ島に設けられる揚送研磨機は、
いずれの型式においても、一般的に揚送塔本体と、これ
に開閉自在に取り付けられる扉とを備えている。扉の一
端は、通常は、ヒンジを介して揚送塔本体に取り付けら
れており、他端はロック手段によりロックされている。
したがって定期点検やメンテナンスのために扉を開閉す
る際には、ロック手段の操作が必須となっている。従来
の揚送研磨機の扉に採用されているロック手段は、揚送
塔に適当な間隔に設置して個別にロック及びアンロック
操作するものが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、個別
操作のロック手段を採用したものでは、扉開閉操作の際
に、ロック手段ごとにロック又はアンロック操作をしな
ければならないため、扉の開閉作業が面倒なものとなっ
ている。特に、通常の揚送塔の高さは、床面から天井に
達するものとなっていることから、高所に設置されてい
るロック手段の操作は、脚立などを用いなければ操作で
きないため、さらに作業が面倒なものとなっている。ま
た、パチンコ遊技場には多数の島ごとに揚送研磨機が設
置されているが、これらの揚送研磨機ごとに扉の開閉作
業をする間には、不完全ロックやロック忘れをするよう
なこともあり得る。このような場合には、揚送中のパチ
ンコ玉が揚送マットの溝部から外れてしまうため、揚送
マット等を変形又は損傷する原因ともなっている。
【0004】そこで本発明の目的は、揚送研磨機の扉を
開閉する際に1回の操作でロック又はアンロックを、同
時に可能かつ確実なロック状態が得られるようにした揚
送研磨機扉のロック機構を安価に提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、以下の手段を採用することにより以下
の作用効果を生じるようにしたところに特徴がある。
【0006】(請求項1に記載した発明の構成)請求項
1に記載した発明は、揚送塔本体の一側部に開閉自在に
設けてある扉をロック状態及びアンロック状態に維持す
る揚送研磨機扉のロック機構として、以下のように構成
したものである。このロック機構の構成は、揚送塔本体
の一側部に揺動自在かつ一端部側で扉に設けてあるロッ
クピンに、それぞれ係合可能に設けてある複数のフック
レバーと、これらのフックレバーの近傍に昇降可能に設
けてある連結バーと、この連結バーの側方の所定位置に
揺動自在に設けてある開閉レバーとを備えている。フッ
クレバーは、一端部側でこの連結バーに設けてある連結
ピンを介して連結バーに揺動自在に連結されており、他
端部側は扉に設けられたロックピンに対し係合及び離反
可能に構成してある。連結バーは、これらのフックレバ
ーの一端部側を揺動自在に支持し、昇降動作により複数
のフックレバーを同時に揺動可能とするように構成して
ある。開閉レバーは、上記の連結バーに連結ピンを介し
て揺動自在に連結してある。この開閉レバーは、揺動操
作により上記の連結バーを昇降させるためのものである
ので、操作容易な位置に設けてあることが望ましい。
【0007】(請求項1に記載した発明の作用効果)上
記のように構成された扉のロック機構は、開閉レバーが
揚送塔本体に対して起された状態になっている時には、
アンロック状態となっているが、これを揚送塔本体に向
かって倒すと、連結バーを介して全フックレバーがロッ
クされる方向へ回動し、ロック手段のすべてが同時にロ
ックされる。同様にして扉を開ける際には開閉レバーを
起すと、すべてのロック手段のロック状態が同時に解除
される。単一の開閉レバーの操作により複数のロック手
段のロック及びアンロック操作が可能となるため、多数
の島の管理をしなければならないパチンコ遊技場の従業
員にとって非常に便利になる。また、高所に設置された
ロック手段の操作には、脚立を用いなければ届かないな
ど、ロック操作が面倒かつロック状態の点検が困難であ
るため、ロック忘れや不完全ロックなどが起こり易い
が、本発明の採用によりこのような不都合が未然に防止
可能となる。
【0008】(請求項2に記載した発明の特徴)請求項
2に記載した発明は、上記の開閉レバーを、ロック機構
がアンロック状態になっている時には、起立状態を維持
可能としてあるところに特徴がある。通常のパチンコ島
は、揚送研磨機の扉を開閉する際には、その前段の作業
としてパチンコ島のドアを開けることが必要となるよう
に構成してある。このため、開閉レバーが起立している
と、これが邪魔になってパチンコ島のドアを閉めること
ができなくなる。したがって、開閉レバーの起立状態を
維持可能としておけば、扉がアンロック状態になってい
る時には、島のドアを閉めることができなくなるので、
アンロック状態を看過して島のドアを閉めてしまうよう
な事態を避けることが可能となる。アンロック状態を維
持する手段としては、上記のフックレバーをロック状態
にすると、付勢手段によりロックされる方向へ付勢可能
とし、アンロック状態にするとアンロックされる方向へ
付勢可能とする構成を採用してある。このような付勢方
向を切り換えるための1つの手段としては、フックレバ
ーの揺動運動に対する付勢手段の変位を利用して行なう
ようにしたものが採用されている。
【0009】(請求項3に記載した発明の特徴)請求項
3に記載した発明は、上記したフックレバーを、揚送塔
本体に設けられた揺動中心としての支点ピンに対し、所
定距離だけ摺動可能に設けてある支点穴部を嵌合させる
ことにより、ロック位置を調整可能としてあるところに
特徴がある。これは多数のフックレバーを同時にロック
する際に、ロックピンに対して係合凹部が僅かでもずれ
ているとロック困難となるため、フックレバーを進退可
能とすることにより位置調整可能としたものである。具
体的には、開閉レバーを倒してロックピンにフックレバ
ーの係合凹部を係合させようとする際に、不整合となる
箇所があると、フックレバーが長穴に沿ってずれること
により、あるいはフックレバーをずらすことにより係合
可能となるため、複数のロック手段の全てが同時にロッ
ク可能となる。
【0010】(請求項4に記載した発明の特徴)請求項
4に記載した発明は、請求項3に記載した発明を変形し
たものであり、上記したフックレバーを、揚送塔本体に
所定の範囲で揺動可能に取り付けられたフック支持部材
の上部に支点ピンを介して設けることにより、ロックピ
ンと係合凹部との係合位置を調整可能としてあるところ
に特徴がある。すなわち、フックレバー支持部材の中央
部を揚送塔本体に揺動可能に取り付け、その上端部でフ
ックレバーを支持するとともに、下端部近傍に横長の長
穴を設け、この長穴に挿通した規制ピンでフック支持部
材の揺動量を制限することにより、フックレバーが横方
向へ進退可能としてある。本発明は、ロックピンとフッ
クレバーの係合凹部との係合がさらにスムーズに行なわ
れるようにしてあるところに特徴がある。
【0011】
【発明の実施の形態】(揚送研磨機の構成)次に本発明
の実施の一形態例について、図面を参照しながら説明す
る。初めに図2を参照して本発明の扉のロック機構を適
用した揚送研磨機についての概要を説明する。この揚送
研磨機は、パチンコ玉を揚送マット等の押圧部材と揚送
ベルトとの間に保持して研磨しながら揚送するいわゆる
ベルト式揚送研磨機である。図示してあるように、この
揚送研磨機は、ベースプレート1上に立設された揚送塔
本体3に開閉自在に取り付けられた扉5と、この揚送塔
の上下間に掛け回してある揚送ベルト7とを主な構成要
素としている。揚送研磨機内へ導入されたパチンコ玉B
は、モータ11により回転移動する揚送ベルト7と、扉
5の内側に設けられた押圧部材としての揚送マット(図
示略)との間を通り、揚送研磨機の上部に設けてある排
出ヘッド13から排出するようになっている。なお、揚
送ベルト7の下降側は、揚送塔本体3の裏側で露出して
おり、下半部は安全カバー15で覆われている。
【0012】上記の扉5は、全体を単一体で構成してあ
るものと、上下に分けてあるものとがあるが、ここでは
単一体すなわち揚送塔本体3の下から上まで1体になっ
ている扉を採用してあるものとして説明する。この扉5
は、揚送研磨機の運転中は確実に閉じられかつロックさ
れていることが要求されているが、この形態例では数か
所でロック手段L,…を同時に操作可能にしたロック機
構19によりロックしてある。これらの各ロック手段
L,…は、操作容易な位置に設けてある開閉レバー21
を操作することにより、同時にロック及びアンロックが
行なわれるようになっている。
【0013】(ロック機構の構成)図1は、上記のロッ
ク機構19を拡大して示したものである。図示してある
ように、開閉レバー21は、「へ」の字状に形成した厚
板体からなり、短片側が連結バー23との連結部21a
に、長片側が開閉操作用のハンドル部21bになってい
る。また、連結部21aの先端部近傍には、長手方向に
沿った長穴からなる連結ピン孔21cが設けてある。開
閉レバー21は、連結部21aとハンドル部21bとの
境界となる屈曲部近傍で支軸22により揺動自在に支持
されている。連結バー23は、この連結バーの背面に突
設してある第1連結ピン23aを介して上記の連結ピン
孔21cと係合しており、開閉レバー21を揺動させる
ことにより昇降可能としてある。この第1連結ピン孔2
1cは、長穴とすることにより開閉レバー21の回転運
動と連結バー23の直線運動とにより生じる位置ずれを
調整可能としてある。
【0014】開閉レバー21は、ロック機構19がロッ
ク状態になっている時には、ハンドル部21bが下向き
の垂直状態となっているとともに、連結部21aが傾斜
した状態となるようにすることにより、狭い島内のスペ
ースの節減を図ってある。これに対し、アンロック状態
になっている時には、想像線で示してあるように、ハン
ドル部21bは起立状態となっている。この起立状態は
後述するように、ハンドル部の自重などにより倒れない
ようにすることにより起立状態を維持可能としてある。
この結果、開閉レバー21の起立状態の下では、研磨機
扉をロックした後でなければ、パチンコ島のドア(図示
略)を閉めることができないようになっている。このた
め、研磨機の扉がアンロックになっていることを看過し
てパチンコ島のドアを閉めてしまうような事態を回避可
能となる。
【0015】連結バー23は、揚送塔本体3のほぼ全長
に相当する長さの厚鋼板をL形断面に屈成したものから
なり、揚送塔本体の一側部に扉5の開閉操作に必要な範
囲で昇降可能に装着してある。連結バー23の揚送塔本
体3との対向部の要所には、長溝23b,…が設けてあ
り、これらの長溝に揚送塔本体に立設された支持ピン2
4が緩みを有する状態に挿通されている。支持ピン24
としては、頭部を大きくした特種ボルトが用いられ、こ
れを揚送塔本体3の一側部に設けられたねじ孔にねじ込
むことにより連結バー23を昇降可能に支持している。
また、連結バー23の背面におけるこれらの長溝23
b,23b間には、後述のフックレバー25の連結穴部
25bと係合可能とする第2連結ピン23c,…が突設
してある。これにより各フックレバー25,…は、連結
バー23の昇降運動に連動して揺動可能となる。
【0016】(ロック手段の構成)ロック手段Lは、フ
ックレバー25とロックピン27及び付勢手段である引
張りバネ29とを主な構成要素とする。図1,3に示す
ように、フックレバー25は、上記の開閉レバー21の
ほぼ半分の長さの部材を「へ」の字状に形成された板体
からなり、屈曲部で支点ピン26を介して揚送塔本体3
の一側部に揺動自在に支持されている。フックレバー2
5の屈曲部の中央部には支点穴部25a、短片側には上
記の連結穴部25b、長片側には係合凹部25c及びバ
ネ掛止部25dがそれぞれ設けてある。これらのフック
レバー25,…は、支点穴部25aが揚送塔本体の一側
部に立設された支点ピン26に嵌合することにより揺動
自在に支持されている。
【0017】上記の支点穴部25aは、長片側に平行な
長穴を形成することにより支点ピン26に対して摺動自
在となっており、フックレバー25をわずかにずらすこ
とができるようにしてある。これにより、扉5に多少の
ゆがみなどがあっても、これを吸収することによりロッ
ク可能となる。連結穴部25bは、上記の第2連結ピン
23cが係合可能な幅を有するとともに、連結バー23
の直線運動に対し、フックレバー25が揺動運動をする
ことから生じる位置ずれを吸収するために長穴としてあ
る。各フックレバーの長片側における端部近傍の下側に
は、ロックピン27との係合凹部25cが形成してあ
る。この係合凹部25cは、長片側の端部近傍の下辺に
ロックピン27が係合可能な幅に切欠したものからな
る。
【0018】上記のフックレバー25には、付勢手段で
ある引張りバネ29が取り付けてある。引張りバネ29
は、フックレバー25の長片側の上辺中程に形成されて
いる掛止部25dと、揚送塔本体3に植設された掛具
(ここでは支持ピン24が兼ねている)との間に引掛け
られている。図3(a)に示すようなロック状態の下で
は、このバネ29は、フックレバー25を反時計回り方
向へ付勢するようになっている。したがって、フックレ
バー25は、付勢された状態で係合凹部25cがロック
ピン27に係合しているため、運転中の振動等によりロ
ックが解除されるようなことが起きにくい。また、図3
(b)に示すように、アンロック状態になると、このバ
ネ29は、支点ピン26の右側に位置するようになるた
め、フックレバー25を時計回り方向へ付勢可能とな
る。フックレバー25は、アンロック時にロック位置に
復帰(倒置)していると、扉を閉じる際に先端部がロッ
クピンに邪魔されてスムーズにロックされないことが起
こり得る。しかし、このフックレバー25は、アンロッ
ク時には長片側が持ち上がった状態を維持するように構
成してあるため、扉を閉じる際にロックピン27に邪魔
されずに係合(ロック)可能となる。
【0019】(本形態例の作用)上記の通り、開閉レバ
ー21の揺動により連結バー23が上昇し、これにより
各フックレバー25が揺動して係合凹部25cがロック
ピン27と係合することによりロック可能となっている
が、さらにこれを詳説すると以下のようになる。まず、
開扉する際には、開閉レバー21のハンドル部21b
を、図1に想像線で示してあるような状態に持ち上げる
と、これに対応して連結部21aが下がるため、第1連
結ピン23aを介して連結バー23が下降する。この下
降量は、長溝23bにより規制されているため、開閉レ
バー21の回動もこれに対応して規制されたものとな
る。連結バー23が下降すると、フックレバー25が第
2連結ピン23cを介して時計回り方向へ回動し、係合
凹部25cとロックピン27との係合が外れてアンロッ
ク状態となる。さらに開閉レバー21を持ち上げると、
フックレバー25は、図3(b)に示すように、立ち上
がった状態となる。この時、引張りバネ29は、フック
レバーの支点ピン26よりも連結バー寄りに変位するた
め、フックレバーは時計回り方向へ付勢された状態とな
る。その結果、開閉レバー21のハンドル部21bを倒
す方向へ操作しない限り、フックレバー25は閉じる方
向へは回らないためアンロック状態を維持可能となる。
【0020】また、上記の開閉レバー21は、連結バー
23を介して各フックレバー25と連動可能としてある
ため、フックレバー25がアンロック状態になっている
時には、開閉レバー21は起立状態となる。そして、上
記したように、フックレバーがアンロック状態を維持可
能となっている時には、開閉レバー21のハンドル部2
1bも同様に起立状態を維持していることになる。次
に、扉5をロックする際には、この扉を完全に閉じた後
に、開閉レバー21のハンドル部21bを反時計回り方
向へ回して倒すと、開扉の時とは反対に連結バー23が
上昇し、これによりすべてのフックレバー25,…が反
時計回り方向へ回動し、各係合凹部25cがそれぞれロ
ックピン27と係合することによりロックが完成する。
また、このロック状態は引張りバネ29により、フック
レバーの長片部が反時計回り方向へ付勢されているた
め、振動などにより持ち上がってロック状態が解除され
るようなことが起きにくくなっている。
【0021】(ロック手段の他の構成)他の形態例とし
て、図3に示してあるロック手段Lを変形してさらに研
磨機扉をロック容易としたロック手段L2に付いて説明
する。このロック手段L2は、上記のロック手段Lと基
本的構成は同じであるが、図4に示すように、フックレ
バー55をフックレバー支持部材(以下「支持部材」と
いう)65の上部に設けてあるところに特徴がある。こ
の支持部材65は、フックレバーとほぼ同じ幅の板材か
らなり、この板材の中央部を支軸66で揺動自在に支持
し、下端部近傍に設けられた長穴65aに、規制ピン6
7を嵌合させることにより揺動量を規制可能としてあ
る。このような構成であるので、上部に取り付けられた
フックレバー55は、この支点ピン56の揺動範囲でロ
ックピン57に対して進退可能となるため、扉の位置ず
れなどによる不整合を吸収可能となる。
【0022】なお、上記の説明では、各フックレバーに
引張りバネが取り付けてあるものとして説明してある
が、各フックレバーは連結バーを介して連動可能とし、
フックレバーの自重によりロック状態を維持可能として
あれば、揚送研磨機の振動などによりロック解除を困難
とすることもできるので、引張りバネの設置は必須では
ない。ただし、アンロック状態の維持及び上記の開閉レ
バーの起立状態を維持するための手段ともなることか
ら、少なくとも1個は取り付けてあることが望ましい。
また、この発明をベルト式揚送研磨機の扉のロック機構
に関するものとして説明してあるが、本発明はこれに限
定される趣旨ではなく、その他の形式の揚送研磨機一般
にも適用可能である。また、扉も1つだけのものとして
説明してあるが、これも上下2つのものあるいはそれ以
上であってもよく、この場合には扉ごとにロック機構を
設けるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、1回の操作で多数のロ
ック手段のロック及びアンロック操作が可能となるの
で、揚送研磨機の扉の開閉作業が容易になる。特に高所
にあるロック手段も床上に立ったままの位置で、他のロ
ック手段とともに操作可能となるため、ロック忘れなど
もなくなる。また、確実なロック状態が保障されるた
め、輸送研磨機の故障の原因となる扉の不完全閉鎖によ
るパチンコ玉の脱落もなくなる。また、アンロック時に
は、開閉レバーを起立状態に維持可能としてあれば、ア
ンロック状態のままパチンコ島のドアを閉めることがで
きなくなるので、アンロック状態のまま放置されるよう
なことがなくなる。さらにまた、フックレバーの支点を
摺動可能として扉の位置ずれに対応可能とすれば、閉扉
時におけるロック操作をさらにスムーズに行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の一形態例を示す正面図である。
【図2】本発明に係るロック機構を採用した揚送研磨機
を示す側面図である。
【図3】実施の一形態例のロック手段を拡大して示した
ものであり、(a)はロック状態、(b)はアンロック
状態を示す正面図である。
【図4】他の形態例のロック手段を拡大して示したもの
であり、(a)はロック状態、(b)はアンロック状態
を示す正面図である。
【符号の説明】
3 揚送塔本体 5 扉 19 ロック機構 L,L2 ロック手段 21 開閉レバー 22 支軸 23,53 連結バー 23a,23c 連結ピン 25,55 フックレバー 25a 支点穴部 25b,55b 連結穴部 25c,55c 係合凹部 26,56 支点ピン 27,57 ロックピン 29,59 付勢手段(引張りバネ) 65 フックレバー支持部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揚送塔本体と、この揚送塔本体の一側部
    に開閉自在に設けてある扉とをロック状態及びアンロッ
    ク状態に維持する揚送研磨機扉のロック機構であり、 上記揚送塔本体の一側部に揺動自在に設けてあり、一端
    部側で扉に設けてあるロックピンにそれぞれ係合可能な
    係合凹部を備えた複数のフックレバーと、 上記各フックレバーの近傍に昇降可能に設けてあり、各
    当該フックレバーの他端部側を揺動自在に支持している
    連結バーと、 上記連結バーの側方に設けてあり、一端部側で当該連結
    バーに設けてある連結ピンを介して当該連結バーと揺動
    自在に連結してある開閉レバーとを備えていることを特
    徴とする揚送研磨機扉のロック機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記開閉レバーは、
    当該ロック機構がロック状態になっている時には起立状
    態に維持可能としてあることを特徴とする揚送研磨機扉
    のロック機構。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかにおい
    て、上記フックレバーは上記揚送塔本体に設けられた支
    点ピンに対し所定距離だけ摺動可能に設けられた支点穴
    部が嵌合することによりロック位置を調整可能としてあ
    ることを特徴とする揚送研磨機扉のロック機構。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2のいずれかにおい
    て、上記フックレバーは、上記揚送塔本体に所定の範囲
    で揺動可能に取り付けられたフックレバー支持部材の上
    部に設けられた支点ピンを介して設けてあることを特徴
    とする揚送研磨機扉のロック機構。
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