JP2003190600A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2003190600A
JP2003190600A JP2001394418A JP2001394418A JP2003190600A JP 2003190600 A JP2003190600 A JP 2003190600A JP 2001394418 A JP2001394418 A JP 2001394418A JP 2001394418 A JP2001394418 A JP 2001394418A JP 2003190600 A JP2003190600 A JP 2003190600A
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JP
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JP2001394418A
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English (en)
Inventor
Hideo Nakabayashi
英雄 中林
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Asama Factory Co
Original Assignee
Asama Factory Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者が退屈感を感ずることなく遊技を続行
することができて、且つ、大当りなどの特別遊技状態に
なった時に遊技者に従来よりも大きな満足感や達成感を
与えることのできるパチンコ遊技機を提供する。 【解決手段】 パチンコ遊技機の外枠6などの遊技盤の
枠外に、駆動装置によって前後動や回動可能な眼8など
の可動部材を備えた可動装飾品7を配置する。可動装飾
品として、具象画、抽象画などの図柄や、人面、動物模
型などの固形造形物又は弾性造形物などを用いて、遊技
の状況に応じて光や音声による演出効果も加えながら可
動部材を変動させることによって、遊技者にリラックス
感や、緊張感、期待感、満足感を与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技中に所謂“大
当り”などが発生して遊技が特別遊技状態になった時
に、装飾品を動かせて遊技の興趣を盛り上げることので
きるパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機のうちフィーバー機と称
される第1種パチンコ遊技機においては、入賞口に遊技
球が入賞することによって液晶画面などからなる可変表
示装置に各種の図柄がスクロールされて表示される。そ
して、スクロール停止後の図柄の組み合わせが所定の状
態になると所謂“大当り”という特別遊技状態となっ
て、特定入賞口が所定の回数繰り返し開閉されるように
設定されている。
【0003】この大当りとなる特別遊技状態の発生確率
は遊技者と遊技店の利益バランスを取るためにかなり低
く抑えられている。従って、大当りなどの特別遊技状態
となった場合には遊技者の満足感や達成感を大きなもの
とするために、従来はパチンコ球技機の外枠等に配設し
た豆ランプを点滅させたり、触手している操作ハンドル
を振動させたり、周辺の遊技者に知らせるために大きな
音響を発したり、或いは、特別遊技状態の発生を祝福す
る音声を発したりして演出していた。
【0004】しかしながら、遊技の経験を積むと遊技者
は大当りなどの発生を予測できるようになって可変表示
装置のスクロール開始からスクロール停止までの間昂揚
感や緊張感を持続することが困難となり、結果として遊
技が慢性化して興趣を低下させていた。従って、スクロ
ールの間も遊技者の興味を引き付けることができ、且
つ、特別遊技状態が発生した時には従来よりも興趣を盛
り上げることができる新機軸のパチンコ遊技機の出現が
望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、遊技者が興趣を低下させることなく
遊技を続行することができて、且つ、大当りなどの特別
遊技状態になった時に遊技者に従来よりも大きな満足感
や達成感を与えることのできるパチンコ遊技機を提供す
るためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のパチンコ遊技機は、パチンコ遊技
機の前面の遊技盤枠外に、遊技の開始、終了時や大当り
発生時などの特別遊技状態時に作動可能な可動部材を備
えた図柄、固形造形物、弾性造形物のうちの少なくとも
一つを、可動装飾品として配設したことを特徴とするも
のである。なお、弾性造形物を、駆動装置により変形可
能な弾性可動部材を備えたものとすることができる。
【0007】本発明において、可動装飾品とは、可動部
材を動かせて表示状態や組み合わせを変更可能な図柄、
又は可動部材を動かせて姿勢、表情などの静止状態を変
動可能な非弾性材料からなる固形造形物、又はゴムなど
の弾性可動部材を動かせて静止状態を変動可能な弾性造
形物を指すものであるが、造形物として、人や動物の顔
面やボディ、ロボット、人形等を象ったもの、或いは特
定のものを象ったものでない抽象的に形状を象ったもの
を用いることができる。例えば、造形物が人面模型であ
る場合には、視線を左右や上下に移動させたり、音声と
ともに口を動かして感情を表現させたり、或いは動物の
手や足を動かして感動的な表情を創出したりすることが
できる。また、ゴム性のマスクなどにような弾性造形物
においては、造形物を弾性的に変形させることにより表
情を変化させることができる。
【0008】本発明は、可動装飾品に備えた可動部材を
遊技の状況に応じて動かせて、緊張、歓喜、失望などの
感情を演出して遊技者の遊興気分を刺激するものであっ
て、光や音声による演出効果も加えながら可動装飾品を
変動させることができ、通常の遊技中においてはリラッ
クス感を与え、可変表示装置のスクロール開始で緊張感
を創出し、大当り前のリーチ段階で期待感を、大当り発
生で歓喜、満足感を創出して気分を盛り上げる一方、外
れ状態になった時には、失望感や焦燥感を薄め、次への
期待感を繋ぎ止めるようにして、遊技の興趣や魅力を増
大させることができる。また、遊技の開始や終了時に装
飾状態を変更させてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
好ましい実施形態を示す。図1はパチンコ遊技機の正面
図であって、遊技盤の下部の操作ハンドル1を操作する
ことによって打ち出された遊技球はガイドレール2に囲
まれた遊技盤3内を落下する。遊技盤3内には、羽根
車、弾球釘などとともに入賞口4が幾つか配置されてい
て、遊技球が入賞することによって賞玉が払い出され
る。そして、遊技球の入賞に伴い遊技盤3中央の役物に
設けられた可変表示装置5の図柄がスクロールされて、
例えば、3つの図柄のうち二つが停止して揃った段階で
リーチとなり、3つの絵柄が揃って大当りとなる。ま
た、図柄が全部揃わなかった場合には外れとなる。
【0010】ここで図1に示すパチンコ遊技機の外枠6
の上部には、本発明の第1の実施形態である人面に似せ
た模型の可動装飾品7が取付けられている。この可動装
飾品7は弾性変形しない固形造形物であって眼8、鼻、
口に相当する部分を備えている。ここで眼8は可動部材
であって、眼8は通常は後方に退却しているが、遊技の
開始、終了、リーチや大当り発生などの特別遊技状態に
おいては前に飛び出すように構成されている。
【0011】上記した眼8の構成を図2に示すが、眼8
は中心に豆ランプ11が備えられた透明な半球部12か
らなるものであって、ソレノイド13の通電により前に
吸引されて移動する磁気抵抗の小さい円筒部14と一体
にパチンコ遊技機の台板15に取付けられている。従っ
て、ソレノイド13を通電することにより円筒部13が
吸引されて眼8は前方に飛び出し、通電を停止すること
により図示していないバネの付勢により後方に退却す
る。また、ソレノイド13の通電により豆ランプ11を
点灯させることができるので、大当りなどの特別遊技状
態になったときに、所定のサイクルで眼8を前後に移動
させるとともに、これに同期して豆ランプ11を点滅さ
せることによって達成感を増幅させることができる。
【0012】図3には、第2の実施形態の可動装飾品7
である人面模型を示すが、この人面模型においては眼と
眉の両端が上下に移動して、所謂上がり目と下がり目と
に表情を変化させることができる。眼と眉の両端を上下
に変動させるには、図4に示すように、眼や眉が描かれ
た可動部材16を支軸17を中心として、モーターやロ
ータリーアクチュエーターなどの駆動装置18により回
動させることによって行うことができる。
【0013】また、図5に示す第3の実施形態の可動装
飾品7である人面模型においても、眼や口を開閉するこ
とができる。この実施形態では、図6に示すように、人
面板21に装着された駆動装置18のシリンダー23を
吸引してまぶた片24を上方に引き上げることによりま
ぶた片24によって隠されていた眼球の絵を出現させ
て、閉じていた眼が開いたように見せかけることができ
るし、逆にまぶた片24を降ろすことによって眼を閉鎖
することができる。また、この人面模型の人面板21は
ゴム等の弾性体で形成された弾性可動部材であって、図
7に示すように、ソレノイド26の反発力により磁芯2
7を突出させることにより開口部25の上側片28と下
側片29を押し出して開口部25を拡口させることがで
きる。また、磁芯27を退却させることによって開口部
25を小さく閉じることができる。同様の機構により眼
を拡縮させたり、頬を突出させたりすることができる。
【0014】以上の実施形態においては可動装飾品7と
して人面模型のみを示したが、眼や口のみであってもよ
く、体全体や手や足などの造形物であってもよい。また
人や動物に万歳や跳躍をさせたり、像などの鼻や耳を動
かせて喜怒哀楽などの表情を演出することもできる。こ
のように、可動装飾品7は動物や人など具体的に形状を
象ったものであっても、抽象的な表現を象ったものであ
ってもよいし、可動装飾品7が平面的なものであっても
立体的なものでよい。さらに、円柱や角柱等の側面に描
かれてその軸回転により一部又は全体が変動可能な具象
画、抽象画などの図柄であっても何ら差し支えはない。
また、上記した固形造形物、弾性造形物、図柄を適宜組
み合わせて一つの可動装飾品7としてもよいことは言う
までもないことである。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のパチン
コ遊技機は、パチンコ遊技機の外枠に、可動部材を備え
た可動装飾品を配置して、遊技の状況に応じて光や音声
による演出効果も加えながら可動部材を動かすことによ
って、多様な効果を演出することができて遊技の興趣を
大いに盛り上げることができる。これによって、遊技の
楽しさを増加させて遊技人口の増加を促進させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の可動装飾品を備えたパチン
コ遊技機の正面図である。
【図2】 図1の可動装飾品の眼の作動機構を示す(a)
側面図と(b) 正面図である。
【図3】 第2の実施形態の可動装飾品の変動前後の正
面図である。
【図4】 図3の可動装飾品の可動部材の作動機構を示
す(a) 側面図と(b)正面図である。
【図5】 第3の実施形態の可動装飾品の変動前後の正
面図である。
【図6】 図5の可動装飾品の眼の開閉機構を示す正面
図である。
【図7】 図5の可動装飾品の口の開閉機構を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 操作ハンドル 2 ガイドレール 3 遊技盤 4 入賞口 5 可変表示装置 6 外枠 7 可動装飾品 8 眼 11 豆ランプ 12 透明な半球部 13 ソレノイド 14 円筒部 15 台板 16 可動部材 17 支軸 18 駆動装置 21 人面板 23 シリンダー 24 まぶた片 25 開口部 26 ソレノイド 27 磁芯 28 上側片 29 下側片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技機の前面の遊技盤枠外に、
    遊技の開始、終了時や大当り発生時などの特別遊技状態
    時に作動可能な可動部材を備えた図柄、固形造形物、弾
    性造形物のうちの少なくとも一つを、可動装飾品として
    配設したことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 弾性造形物が、駆動装置により変形可能
    な弾性可動部材を備えたものである請求項1に記載のパ
    チンコ遊技機。
JP2001394418A 2001-12-26 2001-12-26 パチンコ遊技機 Pending JP2003190600A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050034A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Samii Kk 遊技装置
JP2013009920A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2016064216A (ja) * 2015-12-21 2016-04-28 株式会社三洋物産 遊技機
JP2018015672A (ja) * 2017-11-07 2018-02-01 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019177233A (ja) * 2019-07-24 2019-10-17 株式会社三洋物産 遊技機

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