JP2003190546A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003190546A JP2001391672A JP2001391672A JP2003190546A JP 2003190546 A JP2003190546 A JP 2003190546A JP 2001391672 A JP2001391672 A JP 2001391672A JP 2001391672 A JP2001391672 A JP 2001391672A JP 2003190546 A JP2003190546 A JP 2003190546A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉体の窓枠体に対する窓板の装着性の悪化を
防止しながら、窓板のガタツキを防止することができる
遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤10が装着される遊技機本体7
と、遊技盤10の前側に位置して開閉可能に装着された
扉体30と、を備える。扉体30には、遊技盤10の盤
面を透視可能な窓板39が装着される窓枠体40が設け
られる。窓枠体40には、窓板39の端縁部が差し込ま
れる溝状の装着部42が形成される。装着部40の両溝
壁部55、57のうち、少なくとも一方の溝壁部55に
は、窓板39の端縁部を他方の溝壁部57に押し付ける
傾斜状の案内面56が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、パチン
コ機(アレンジボール機、雀球機等も含む)のような遊
技機(弾球遊技機と呼ばれることもある)に関し、詳し
くは、遊技盤が装着される遊技機本体と、その遊技機本
体に開閉可能に装着された扉体と、を備えた遊技機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機において、遊技機
本体に開閉可能に装着される扉体には、遊技盤の遊技領
域を透視可能な開口窓が形成される。また、扉体には、
その開口窓を塞ぐ窓板(ガラス板、透明な合成樹脂板
等)を保持する横断面略U字状の溝状をなす装着部を有
する窓枠体(ガラスレールとも呼ばれている)が設けら
れている。この窓枠体の装着部の溝幅は、窓板の板厚寸
法よりも若干大きく設定され、その装着部に窓板が着脱
可能に差し込まれて保持されるようになっているのが一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
扉体において、窓枠体の装着部と窓板との間には隙間が
発生し、その隙間に相当する分だけ窓板がガタツクこと
がある。窓板のガタツキを防止するために、窓枠体の装
着部内にバネ材を配設し、そのバネ材のバネ力によっ
て、窓枠体の装着部の一方の溝壁部に窓板を押し付ける
ことで窓板のガタツキを防止することが知られている。
しかしながら、窓枠体の装着部の溝内にバネ材を配設す
ると、窓枠体の装着部の溝内に窓板を差し込む際、バネ
材が障害物となる。このため、窓枠体の装着部の溝内に
窓板を差し込む作業が困難となる。言い換えると、窓枠
体に対する窓板の装着性が悪化する問題点があった。こ
の発明の目的は、前記問題点に鑑み、扉体の窓枠体に対
する窓板の装着性の悪化を防止しながら、窓板のガタツ
キを防止することができる遊技機を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明に係る遊技機は、請求項1に記載のとお
りの構成を要旨とするもので、遊技盤が装着される遊技
機本体と、前記遊技盤の前側に位置して開閉可能に装着
された扉体と、を備える。前記扉体には、前記遊技盤の
盤面を透視可能な窓板が装着される窓枠体が設けられ、
前記窓枠体には、前記窓板の端縁部が差し込まれる溝状
の装着部が形成される。前記装着部の両溝壁部のうち、
少なくとも一方の溝壁部には、前記窓板の端縁部を他方
の溝壁部に押し付ける傾斜状の案内面が形成されてい
る。したがって、窓枠体の装着部に窓板が所定位置まで
差し込まれると、装着部の両溝壁部のうち、少なくとも
一方の溝壁部の傾斜状の案内面によって窓板の端縁部が
他方の溝壁部に押し付けられて装着される。すなわち、
装着部の両溝壁部のうち、少なくとも一方の溝壁部に傾
斜状の案内面を形成する、という極めて簡単な構造によ
って、窓板のガタツキを防止することができる。言い換
えると、従来と異なり、窓枠体の装着部の溝内に、窓板
の差し込みに支障をきたすバネ部材等を配設する必要性
を解消することができ、窓枠体の装着部に対し窓板を容
易に差し込んで装着することができる。
【0005】また、第2の発明に係る遊技機は、請求項
2に記載のとおりの構成を要旨とするものであり、窓枠
体は、窓板の下縁部に沿う下枠部と、同窓板の側縁部に
沿う側枠部と、をそれぞれ有する。前記下枠部の装着部
の両溝壁部のうち、少なくとも一方の溝壁部には、前記
窓板の端縁部を他方の溝壁部に押し付ける傾斜状の案内
面が形成されている。したがって、窓枠体の装着部に差
し込まれた窓板の下端部が下枠部の少なくとも一方の溝
壁部の案内面に当接した後は、窓板の自重によって案内
面に沿って滑走しながら他方の溝壁部に隙間なく押し付
けられて装着される。これによって、装着部に対する窓
板のガタツクが良好に防止される。
【0006】第3の発明に係る遊技機は、請求項3に記
載のとおりの構成を要旨とするものであり、窓枠体は、
一側が開口した枠状に形成され、その枠開口部には、窓
板の端縁部を押える押え部材が設けられる。前記押え部
材には、前記窓板の一側面を溝状の装着部の他方の溝壁
部に押し付ける凸部が形成されている。したがって、押
え部材の凸部によって窓板の一側面を溝状の装着部の他
方の溝壁部に押し付けることで、窓枠体の装着部の溝内
に対する窓板のガタツキをより一層良好に防止すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)この発明の実施
の形態1を図1〜図7にしたがって説明する。図3は遊
技機としてのパチンコ機(弾球遊技機ともいう)の正面
図である。図4は図3のIV−IV線に基づく縦断面図
である。図5は図3のV−V線に基づく平断面図であ
る。図6は遊技機本体の外枠に対し基枠を開きその基枠
に対し扉体を開いた状態を示す斜視図である。図7は遊
技機本体の外枠に対し基枠を開いた状態を示す斜視図で
ある。図3〜図7において、パチンコ機1の遊技機本体
は、外枠3と基枠7を主体として構成され、基枠7の前
側には扉体30が開閉可能に装着されている。また、外
枠3は方形枠状に形成され、その前面の下部には基枠7
の下面を受ける受板3aが設けられている。
【0008】図6と図7に示すように、外枠3の前側に
は、基枠7がその一側の基枠用開閉機構をなす基枠用ヒ
ンジ部材6の軸を支点として開閉可能に取り付けられて
いる。この基枠7の他側は、基枠用閉止機構をなす基枠
施錠用フック15によって閉じ状態に保持されている。
なお、周知のように、基枠用閉止機構は、基枠7の後側
面に設けられた基枠施錠用フック15と、その基枠施錠
用フック15に係脱可能に位置において外枠3の内側面
に設けられた係止具(図示しない)とを備えている。そ
して、基枠7が閉じられることで、その基枠施錠用フッ
ク15が外枠3の係止具に係合して基枠7が閉じ状態に
施錠されるようになっている。また、外枠3に対する基
枠7の解錠は、基枠7の所定位置も設けたシリンダ錠の
鍵穴18に対し鍵を挿入し、その鍵を、所定方向に回動
操作することで、基枠施錠用フック15が外枠3の係止
具から外れ、外枠3に対し基枠7が解錠されるようにな
っている。図4〜図6に示すように、基枠7は、遊技盤
10の前面の略全体を露出する開口部を有する方形額縁
状に形成されている。この基枠7の後面には、その開口
部周縁に沿って遊技盤装着枠8が設けられている。そし
て、遊技盤10は、遊技盤装着枠8の後方から着脱可能
に嵌込まれる。さらに、遊技盤装着枠8の片側において
開閉可能に装着された機構板19を閉じ、遊技盤装着枠
8の後面に配設された複数の締付具9を固定位置まで回
動することによって遊技盤装着枠8に機構板19を介し
て遊技盤10が固定されるようになっている(図7参
照)。
【0009】図6に示すように、遊技盤10の盤面(前
面)には、球発射通路を構成する外レールと内レールを
備えた案内レール11が装着され、その案内レール11
の内側には遊技領域12が区画されている。遊技盤10
の盤面には、その遊技領域12内においてセンタ役物、
入賞口を有する入賞装置、風車器、多数の釘等が配設さ
れている。また、図6に示すように、基枠7の前面の下
部には、発射レール70が配設されるとともに、その発
射レール70を覆うようにして前板72が開閉可能に装
着されている。前板72の前面には上皿71が装着さ
れ、同前板72の下方に位置する基枠7の下部前面に
は、操作ハンドル16、下皿17等が配設されている。
【0010】図6に示すように、基枠7の前側には、一
側が扉用開閉機構20によって開閉可能に取り付けら
れ、他側が扉用閉止機構25によって閉じ状態に保持さ
れる扉体30が配設されている。この実施の形態1にお
いて、扉体30の一側とこれに対向する基枠7前面の一
側との間には、扉用開閉機構20を構成する扉用ヒンジ
部材21が配設されており、その扉用ヒンジ部材21の
ヒンジ軸を支点(中心)として扉体30が開閉可能に装
着されている。また、扉体30後面の他側(自由端側)
と基枠7前面の他側との間には、扉閉止用フック26と
施錠板27とを備えた扉用閉止機構25が配設されてい
る。
【0011】すなわち、図2、図5及び図6に示すよう
に、扉体30後面の一側の上下及び中間の計三箇所に
は、扉閉止用フック26が突設される一方、基枠7の他
側部には扉体30が閉じられたときには、その扉閉止用
フック26が差し込まれる差込孔7aが形成されてい
る。また、基枠7の後面の他側部には、各扉閉止用フッ
ク26に係脱可能に係合して扉体30を閉じ状態に施錠
する施錠孔を有する施錠板27が施錠位置と開錠位置と
に移動可能(上下動可能)に配設されている。そして、
扉体30が閉じられることで、その扉閉止用フック26
が施錠板27を、一旦、バネの弾発力に抗して開錠方向
に移動しながらその施錠孔に差し込まれ、その後、施錠
板27がバネの弾発力によって元の施錠位置に戻される
ことで、扉閉止用フック26が施錠板27に係合し、こ
れによって、扉体30が閉じ状態に施錠されるようにな
っている。また、基枠7に対する扉体30の解錠は、基
枠7のシリンダ錠の鍵穴18に対し鍵を挿入し、その鍵
を、外枠3に対する基枠7の解錠方向とは逆の方向に回
動操作することで、施錠板27がバネの弾発力に抗して
開錠方向に移動し、これによって施錠板27の施錠孔か
ら扉閉止用フック26が外れ、基枠7に対し扉体30が
解錠されるようになっている。
【0012】図2、図4及び図5に示すように、扉体3
0は、本体フレーム32と、前面飾り部材33とを主体
として構成されている。本体フレーム32は、鉄板等の
金属板や硬質合成樹脂より略四角形の枠状に形成されて
いる。また、前面飾り部材33は、合成樹脂成形品より
なる単数又は複数の部材によって構成され、本体フレー
ム32の前側全面を覆うようにして装着されている。こ
の前面飾り部材33の略中央部には、遊技盤10の盤面
の遊技領域12に対応する略円形の開口窓31が形成さ
れている。また、前面飾り部材33の前面には凹凸の装
飾が施されるとともに、その一部には光が出射されるレ
ンズ部が適宜に形成されている。また、本体フレーム3
2と前面飾り部材33との間には、レンズ部に対応する
位置においてランプ、LED等の発光体36を備えたラ
ンプ基板35が配設されている(図4及び図5参照)。
【0013】図1と図2に示すように、扉体30の本体
フレーム32の後部には、窓枠体40が一体状に延出形
成されている。この窓枠体40は、開口窓31の下方に
おいて左右方向に延びる下枠部51と、その下枠部51
の左右両端から上方に向けて立ち上がる左右の両側枠部
43とをそれぞれ備えて略U字枠状に形成されている。
また、窓枠体40の下枠部51及び左右の両側枠部43
にわたって、遊技盤10の盤面の遊技領域12を透視可
能に塞ぐ前後二枚の方形の第1窓板38及び第2窓板3
9をそれぞれ装着するための第1装着部41及び第2装
着部42がそれぞれ形成されている。第1装着部41及
び第2装着部42は、第1窓板38及び第2窓板39の
端縁部(下縁部及び左右両縁部)がそれぞれ差し込まれ
る溝状に形成されている。さらに、第1装着部41及び
第2装着部42の溝幅寸法は、第1窓板38及び第2窓
板39の板厚寸法よりも若干大きく設定されている。そ
して、第1装着部41及び第2装着部42には第1窓板
38及び第2窓板39が着脱可能に差し込まれて保持さ
れるようになっている
【0014】この実施の形態1において、図2と図5に
示すように、左右の両側枠部43の枠前部には、第1装
着部41を形成するための後側溝壁部44と底壁部45
とがそれぞれ形成されている。また、第1装着部41の
前側溝壁部は、扉体30の前面飾り部材33の開口窓3
1の周縁部に沿って後方に突出された突出部33aによ
って構成されている。また、左右の両側枠部43の枠後
部には、横断面略U溝状をなす第2装着部42を形成す
るための前側溝壁部46、後側溝壁部47及び底壁部4
8がそれぞれ形成されてされている。
【0015】一方、図1と図4に示すように、下枠部5
1の枠前部には、左右の両側枠部43と同様にして、第
1装着部41を形成するための後側溝壁部52と底壁部
53とがそれぞれ形成されている。また、第1装着部4
1の前側溝壁部は、扉体30の前面飾り部材33の開口
窓31の周縁部に沿って後方に突出された突出部33a
によって構成されている。また、下枠部51の枠後部に
は、横断面略U溝状をなす第2装着部42を形成するた
めの前側溝壁部55、後側溝壁部57及び底壁部58が
それぞれ形成されてされている。下枠部51の前側溝壁
部55と後側溝壁部57のうち、少なくとも一方の溝壁
部、この実施の形態1では前側溝壁部55の下半部に
は、第2窓板39の下端部を後側溝壁部57に押し付け
る傾斜状の案内面56が底壁部58まで延びて形成され
ている。すなわち、下枠部51に形成される第2装着部
42の溝部分において、その上半部の溝幅寸法(前側溝
壁部55と後側溝壁部57との間隔寸法)は、第2窓板
39の板厚寸法よりも所定だけ大きく形成されている。
また、下半部の溝幅寸法は、傾斜状の案内面56によっ
て底壁部58に向けてしだいに小さく形成されている。
そして、傾斜状の案内面56の下傾端では、その下傾端
と後側溝壁部57との間隔寸法(言い換えると底壁部5
8の前後方向の幅寸法)が第2窓板39の板厚寸法より
も所定だけ小さく形成されている。
【0016】なお、左右の両側枠部43の後側溝壁部4
7の先端と、下枠部51の後側溝壁部57の先端には、
後方に向けて差込片49、59がそれぞれ突設されてい
る。そして、扉体30が閉じられたときには、各差込片
49、59が遊技盤装着枠8の前側に形成された凹部8
aに挿脱可能に差し込まれるようになっている(図4及
び図5参照)。
【0017】図1と図4に示すように、窓枠体40の左
右の両側枠部43の上端部には押え部材60が開閉可能
あるいは着脱可能に装着されている。この実施の形態1
において、押え部材60は、左右の両側枠部43の上端
部に跨る長さを有する長尺板状に形成されている。さら
に、押え部材60の左右両端部にはアーム部61がそれ
ぞれ設けられ、これら両アーム部61が長孔62とピン
63によって窓枠体40の左右の両側枠部43の上端部
に跨って開閉可能に装着されている。また、押え部材6
0下面の幅方向中央部には、第1窓板38と第2窓板3
9との間に嵌込まれる嵌込み部65が突設されている。
さらに、押え部材60下面の幅方向前端部には、嵌込み
部65の前側面との間に第1窓板38の上縁部が嵌込ま
れる突縁部64が形成されている。
【0018】また、この実施の形態1において、図1に
示すように、押え部材60の嵌込み部65の前面には、
第1窓板38の後面に向けて凸部67が突設されるとと
もに、嵌込み部65の後面には、第2窓板39の前面に
向けて凸部68が突設されている。また、押え部材60
が自由状態(開放状態)にあるときの、嵌込み部65の
両凸部67、68の先端部の間の間隔寸法は、第1窓板
38と第2窓板39との間の間隔寸法よりも若干大きく
形成されている。さらに、嵌込み部65には、スリット
溝66が形成され、これによって嵌込み部65がその幅
方向に弾性的に縮小されるようになっている。すなわ
ち、図1に示すように、窓枠体40の左右の両側枠部4
3の上端部に跨って押え部材60が閉じられて装着され
ると、その嵌込み部65が幅方向に弾性的に縮小しなが
ら、嵌込み部65の前面の凸部67が第1窓板38の後
面に圧接して第1窓板38の前面を突縁部64に押し付
けるとともに、嵌込み部65の後面の凸部68が第2窓
板39の前面に圧接して第2窓板38の後面を側枠部4
3の後側溝壁部47に押し付けるようになっている。
【0019】また、押え部材60が開放されることによ
って、窓枠体40の第1装着部41及び第2装着部42
の上方開口部から第1窓板38及び第2窓板39が着脱
交換可能に差し込まれるようになっている。また、この
実施の形態1において、押え部材60の後端部には、後
方に向けて差込片69が突設されている。そして、扉体
30が閉じられたときには、差込片69が遊技盤装着枠
8の前側に形成された凹部8aに挿脱可能に差し込まれ
るようになっている。
【0020】この実施の形態1の遊技機1は上述したよ
うに構成される。したがって、扉体30の窓枠体40の
第1装着部41及び第2装着部42に対し第1窓板38
及び第2窓板39を装着したり、あるいは脱着交換する
場合、扉体30の扉用閉止機構25を解錠した状態で、
遊技機本体側、すなわち、基枠7に対し扉体30が扉用
ヒンジ部材21のヒンジ軸を中心として前方に回動して
開かれる(図6参照)。前記したように扉体30が開か
れた状態において、窓枠体40の左右の両側枠部43の
上端部に対し、押え部材60がアーム部61の長孔62
とピン63との嵌合部分において、上方に所定高さだけ
移動された後、ピン63を支点として後方に傾動される
ことによって開放される。前記の状態において、窓枠体
40の第1装着部41及び第2装着部42の上方開口部
から第1窓板38及び第2窓板39が差し込まれること
で第1窓板38及び第2窓板39が容易に装着される。
その後、押え部材60が前記とは逆の手順で操作され、
窓枠体40の左右の両側枠部43の上端部に跨って閉じ
られる。これによって、窓枠体40の第1装着部41及
び第2装着部42に対する第1窓板38及び第2窓板3
9の装着作業が完了する。
【0021】特に、この実施の形態1において、下枠部
51に形成される第2装着部42の溝部分において、下
枠部51の前側溝壁部55の下半部には、第2窓板39
の下端部を後側溝壁部57に押し付ける傾斜状の案内面
56が形成されている。このため、窓枠体40の第2装
着部42の上方開口部から差し込まれた第2窓板39
は、その下端部が下枠部51の前側溝壁部55の案内面
56に当接した後は、第2窓板39の自重によって案内
面56に沿って滑走しながら後側溝壁部57に隙間なく
押し付けられて装着される。これによって、第2装着部
42に対する第2窓板39の前後方向のガタツクが良好
に防止される。しかも、下枠部51の前側溝壁部55に
傾斜状の案内面56を形成する、という極めて簡単な構
造によって第2窓板39のガタツキを防止することがで
きる。言い換えると、従来と異なり、窓枠体40の第2
装着部42の溝内に、第2窓板39の差し込みに支障を
きたすバネ部材等を配設する必要性を解消することがで
き、窓枠体40の第2装着部42に対し第2窓板39を
容易に差し込んで装着することができる。
【0022】また、この実施の形態1において、窓枠体
40の左右の両側枠部43の上端部に跨って押え部材6
0が閉じられた装着状態において、押え部材60の嵌込
み部65の後面の凸部68が第2窓板39の前面に圧接
して第2窓板38の後面を側枠部43の後側溝壁部47
に押し付けるようになっている。このため、窓枠体40
の第2装着部42の溝内に対する第2窓板39のガタツ
キをより一層良好に防止することができる。さらに、押
え部材60の嵌込み部65の前面の凸部67が第1窓板
38の後面に圧接して第1窓板38の前面を押え部材6
0の突縁部に押し付ける構造になっている。このため、
第1窓板38のガタツキを防止することができる。ま
た、前記したように、第2窓板39のガタツキを防止す
ることで、第2窓板39のガタツキが原因となって遊技
盤10の盤面(前面)から第2窓板39の後面までの距
離寸法が不測に変化することも防止することができる。
例えば、遊技盤10の盤面から第2窓板39の後面まで
の距離寸法の不測の変化によって遊技球が遊技盤10の
遊技領域12の釘、風車器、入賞器等の一部と第2窓板
39との間に噛み込む不具合を防止することも可能とな
る。
【0023】なお、この発明は前記実施の形態1に限定
するものではなく、例えば、図8〜図11に示す実施の
形態2〜4のように変更してもよい。すなわち、図8に
示す実施の形態2においては、窓枠体40の下枠部51
の前側溝壁部55と後側溝壁部57のうち、後側溝壁部
57に、第2窓板39の下端部を前側溝壁部55に押し
付ける傾斜状の案内面56が形成されている。この実施
の形態2のその他の構成は前記実施の形態1と略同様に
して構成されるため、その説明は省略する。
【0024】したがって、この実施の形態2において
は、窓枠体40の第2装着部42の上方開口部から差し
込まれた第2窓板39は、その下端部が下枠部51の後
側溝壁部57の案内面56に当接した後は、第2窓板3
9の自重によって案内面56に沿って滑走しながら前側
溝壁部55に隙間なく押し付けられて装着される。これ
によって、第2装着部42に対する第2窓板39の前後
方向のガタツクが良好に防止される。
【0025】図9と図10に示す実施の形態3におい
て、窓枠体40は、上枠部50、下枠部51及び片側の
側枠部43をそれぞれ備えて略コ字枠状に形成されてい
る。また、窓枠体40の上枠部50、下枠部51及び側
枠部43にわたって、遊技盤10の盤面の遊技領域12
を透視可能に塞ぐ少なくとも一枚(又は二枚)の窓板3
9を装着するための装着部42がそれぞれ形成されてい
る。装着部42は、窓板39の端縁部(上下両縁部及び
片側縁部)がそれぞれ差し込まれる溝状に形成されてい
る。さらに、装着部42の溝幅寸法は、窓板39の板厚
寸法よりも若干大きく設定されている。そして、装着部
42には窓板39が着脱可能に差し込まれて保持される
ようになっている。また、窓枠体40の上枠部50と下
枠部51との端部に跨って上下方向の押え部材60が開
閉可能あるいは着脱可能に装着されている。
【0026】特に、この実施の形態3において、図10
に示すように、側枠部43に形成される装着部42の溝
部分において、側枠部43の前側溝壁部46には、窓板
39の片側端部を後側溝壁部47に押し付ける傾斜状の
案内面46aが形成されている。このため、窓枠体40
の装着部42の側方開口部から差し込まれた窓板39
は、その奥側の側縁部が側枠部43の前側溝壁部46の
案内面46aに当接する位置まで差し込まれる。する
と、窓板39奥側の側縁部が案内面46aに沿って滑走
し、窓板39の側縁部の後面が後側溝壁部47に隙間な
く押し付けられる。その後、押え部材60が窓枠体40
の上枠部50と下枠部51の端部に跨って閉じられるこ
とで、窓板39の側縁部の後面が後側溝壁部47に押し
付けられた状態に保たれ、これによって、窓枠体40の
装着部42に対する窓板39の装着作業が完了する。
【0027】したがって、この実施の形態3において
も、装着部42に対する窓板39の前後方向のガタツク
が良好に防止される。なお、この実施の形態3におい
て、下枠部51の装着部42の溝部分において、実施の
形態1と略同様にして、前側溝壁部に傾斜状の案内面を
形成してもよい。この場合、側枠部43の前側溝壁部4
6に対し、傾斜状の案内面46aを必ずしも設けなくて
もよい。
【0028】図11に示す実施の形態4においては、前
記実施の形態3の側枠部43に形成される装着部42の
溝部分に形成された傾斜状の案内面47aを後側溝壁部
47に形成し、窓板39の片側端部を側枠部43の前側
溝壁部46に押し付けるように構成したものである。こ
の実施の形態4のその他の構成は前記実施の形態3と略
同様にして構成されるため、その説明は省略する。した
がって、この実施の形態4においても、装着部42に対
する窓板39の前後方向のガタツクが良好に防止され
る。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
遊技機本体に開閉可能に装着された扉体の窓枠体に対
し、窓板を容易に装着することができるとともに、その
窓板のガタツキを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る扉体を拡大して
示す縦断面図である。
【図2】同じく扉体を背面側から表した斜視図である。
【図3】同じく遊技機としてのパチンコ機全体を示す正
面図である。
【図4】同じく図3のIV−IV線に基づく縦断面図で
ある。
【図5】同じく図3のV−V線に基づく平断面図であ
る。
【図6】同じく遊技機本体の外枠に対し基枠を開きその
基枠に対し扉体を開いた状態を示す斜視図である。
【図7】同じく遊技機本体の外枠に対し基枠を開いた状
態を示す斜視図である。
【図8】この発明の実施の形態2に係る窓枠体の下枠部
を示す横断面図である。
【図9】この発明の実施の形態3の係る窓枠体を簡略化
して示す正面図である。
【図10】同じく窓枠体の側枠部を示す図9のX−X線
に基づく横断面図である。
【図11】この発明の実施の形態4の係る窓枠体の側枠
部を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機) 7 基枠(遊技機本体) 10 遊技盤 11 案内レール 12 遊技領域 30 扉体 31 開口窓 39 第2窓板(窓板) 40 窓枠体 42 第2装着部(装着部) 43 側枠部 51 下枠部 55 前側溝壁部 56 案内面 57 後側溝壁部 58 底壁部 60 押え部材 68 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤が装着される遊技機本体と、前記
    遊技盤の前側に位置して開閉可能に装着された扉体と、
    を備えた遊技機であって、 前記扉体には、前記遊技盤の盤面を透視可能な窓板が装
    着される窓枠体が設けられ、 前記窓枠体には、前記窓板の端縁部が差し込まれる溝状
    の装着部が形成され、 前記装着部の両溝壁部のうち、少なくとも一方の溝壁部
    には、前記窓板の端縁部を他方の溝壁部に押し付ける傾
    斜状の案内面が形成されている遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機であって、 窓枠体は、窓板の下縁部に沿う下枠部と、同窓板の側縁
    部に沿う側枠部と、をそれぞれ有し、 前記下枠部の装着部の両溝壁部のうち、少なくとも一方
    の溝壁部には、前記窓板の端縁部を他方の溝壁部に押し
    付ける傾斜状の案内面が形成されている遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機であって、 窓枠体は、一側が開口した枠状に形成され、その枠開口
    部には、窓板の端縁部を押える押え部材が設けられ、 前記押え部材には、前記窓板の一側面を溝状の装着部の
    他方の溝壁部に押し付ける凸部が形成されている遊技
    機。
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