JP2003189393A - 補正用振動板の取付構造、及びこれを用いたスピーカ - Google Patents

補正用振動板の取付構造、及びこれを用いたスピーカ

Info

Publication number
JP2003189393A
JP2003189393A JP2001389654A JP2001389654A JP2003189393A JP 2003189393 A JP2003189393 A JP 2003189393A JP 2001389654 A JP2001389654 A JP 2001389654A JP 2001389654 A JP2001389654 A JP 2001389654A JP 2003189393 A JP2003189393 A JP 2003189393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cone
voice coil
sub
diaphragm
speaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001389654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3985188B2 (ja
Inventor
Tomohiro Mizuguchi
智洋 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP2001389654A priority Critical patent/JP3985188B2/ja
Publication of JP2003189393A publication Critical patent/JP2003189393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3985188B2 publication Critical patent/JP3985188B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要以上に大きな取り付け奥行き収納スペー
スを要すること無くスピーカの再生音域特性の改善を図
る補正用振動板の取付構造、及びこれを用いたスピーカ
を提供すること。 【解決手段】 第1のスピーカ部材2の前面側に第2の
スピーカ部材3が取り付けられる形式のスピーカに、補
正用振動板6を取り付ける場合についてであり、第1の
スピーカ部材2におけるボイスコイルボビン8の外周面
に、ボイスコイルボビン8の外周面と略垂直をなして外
方に突出するように形成された庇状の支持部20aを有
する断面L字状の環状部材20を取り付ける。そして、
この支持部20aに、ダンパ14の内端部14a及びメ
インコーン5の内端部5aを介してサブコーン6の内端
部6aを取り付け固定することで、複合スピーカ21が
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補正用振動板の取
付構造、及びこの補正用振動板の取付構造を用いたスピ
ーカに関する。
【0002】
【従来の技術】各種音響機器に使用されるスピーカにお
いて再生音域特性の改善を図る一つの手段として、半頂
角の広い低域再生用の第1の振動板(所謂、メインコー
ン)の開放前面側に、半頂角が狭い高域補正用の補正用
振動板(所謂、サブコーン)を設けることが行われてい
る。このようなスピーカは、デュアルコーン(またはダ
ブルコーン)型スピーカと称されており、半頂角が狭い
サブコーンを設けることにより、再生周波数帯域が増加
して高域まで再生が可能となる。
【0003】デュアルコーン型スピーカの一例を、図8
を参照しながら説明する。この図8に示すスピーカ10
1は、外磁型のフルレンジ型デュアルコーンスピーカで
あり、ヨーク111、プレート110及びマグネット1
12とで磁気回路部を構成している。プレート110の
上面側には、フレーム105が取り付けられている。ま
た、プレート110の径方向中央部分の挿通孔に、ヨー
ク中心軸111aの先端部が位置する。さらに、プレー
ト110の内周壁面とヨーク中心軸111aの先端部外
周壁面との間の隙間114には、ボイスコイルボビン1
04に取付固定されたボイスコイル107が配置されて
いる。
【0004】ボイスコイルボビン104は、ダンパ10
6及びエッジ108を介してフレーム105に取付固定
されており、ボイスコイル107をヨーク中心軸111
aの中心軸線に沿って駆動可能かつ弾性的に支持してい
る。また、ボイスコイルボビン104には、メインコー
ン102の内端部が接着剤等によって固定されていて、
ボイスコイル107が駆動した場合に、メインコーン1
02を振動可能な構成としている。
【0005】メインコーン102は、例えば所定の肉厚
のコーン紙等を材質としており、これが略漏斗状(また
は円錐状)に形成されており、その外端側は、エッジ1
08を介してフレーム105に取付固定されている。ボ
イスコイルボビン104の先端部には、有底のサブコー
ン103が、例えば接着剤等で取付固定される。それに
より、メインコーン102の開放前面側にサブコーン1
03が配置される構成である。
【0006】この構成により、ボイスコイル107の振
動は、低域から中域ではメインコーン102とサブコー
ン103と両方に伝わって両者が一緒に振動することと
なり、メインコーン102では振動が伝わり難い高域
は、振動板の半頂角が狭く小さいため全体に振動が伝わ
り易いサブコーン103によって効率よく再生されるこ
ととなる。
【0007】なお、図示しないが、デュアルコーン型ス
ピーカでの再生音域特性の改善は、上述した外磁型のも
のに限定されるものではなく、内部に空間部を有するヨ
ーク内の中心部に円柱形をしたマグネットが収納された
状態で取付固定されている内磁型とすることも出来る。
【0008】また、再生音域特性の改善を図る他の手段
として、振動板の大きい低域再生用とする第1のスピー
カ(所謂、ウーハ)の振動板の前面側に、別途振動板の
小さい高域再生用とする第2の振動板を備える第2のス
ピーカ(所謂、ツイータ)を取り付けたりすることも行
われている。このようなスピーカは、コアキシャル型ス
ピーカと称されており、振動板の小さいツイータを取り
付けることにより、高い周波数を受け持って高域の再生
を可能とする。
【0009】また、ここで、コアキシャル型スピーカの
一例を、図9を参照しながら説明する。この図9に示す
スピーカ121は、支柱形式の支持形態を有するスピー
カであり、第1のスピーカであり低音用スピーカとして
のウーハ122の磁気回路部から立設した取付支柱12
4の先端部124aに、第2のスピーカであり高音用ス
ピーカとしてのツイータ123を、固定ネジ129等に
よって取り付けることによりウーハ122の前面側に配
置するようにしている。
【0010】このスピーカ121のウーハ122は、上
述のスピーカ101における構成と同様の構成であり、
同一符号を用いているボイスコイルボビン104、フレ
ーム105、ダンパ106、ボイスコイル107、振動
板108、プレート110、ヨーク111、マグネット
112、隙間114の詳細についての説明は省略する。
【0011】このスピーカ121において、ウーハ12
2の磁気回路におけるヨーク111のヨーク中心軸11
1aの先端部には、ツイータ123を支持する厚肉円筒
状の支柱124が設置されている。支柱124の内部に
は、ツイータ123を該支柱124の先端部124aに
支持させるための固定ネジ129用のネジ孔路が設けら
れている。
【0012】この構成により、ボイスコイル127の振
動は、低域から中域ではウーハ122が担当して再生
し、高域ではツイータ123が担当して再生すること
で、効率よく再生されることとなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スピーカの
再生音域特性の一層の改善のために、上述した二つの再
生音域特性改善手段を共に講じることが考えられるが、
その場合、ツイータ123を必要以上に開放前面側に移
動させなければならない。
【0014】すなわち、例えば、図9に示すスピーカ1
21のウーハ122(振動板108)の開放側であっ
て、且つ、ツイータ123の背面側に、図8に示すサブ
コーン103を取り付けようとすると、図10に示すよ
うに、頂半角が狭く高さのあるサブコーン103の開放
側先端部が、ツイータ123の背面にぶつかってしま
う。
【0015】また、図示しないが、サブコーン103の
開放側先端部が、ツイータ123の背面にぶつかってし
まわなくても、サブコーン103の開放側表面を、ツイ
ータ123の背面が必要以上に覆ってしまい、サブコー
ン103からの出力を損なわせてしまう等の恐れがあ
る。
【0016】したがって、サブコーン103が有する補
正用振動板としての機能を確保するためには、サブコー
ン103からの出力を損なわせることの無いよう、ツイ
ータ123を必要以上に開放前面側(図10において、
ウーハ122から突出する上方側)に移動させて、サブ
コーン103を取り付けるためのスペースを作り出さな
ければならない。
【0017】しかしながら、ツイータ123を必要以上
に移動させるということは、スピーカ中心部の高さ(厚
み)が大きく出っ張った形状となり、取り付けのために
スピーカ全体として大きな奥行きを有する収納スペース
が必要となる。
【0018】本発明は、上記の事情に基づきなされたも
ので、その目的とするところは、必要以上に大きな取り
付け奥行き収納スペースを要すること無くスピーカの再
生音域特性の改善を図る補正用振動板の取付構造、及び
この補正用振動板を用いたスピーカを提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、スピーカのボイスコイルボビンの外周面
に補正用振動板を取り付けるための補正用振動板の取付
構造において、ボイスコイルボビンの外周面に取り付け
られ、このボイスコイルボビンの外周面よりも該ボイス
コイルボビンの径方向の中心からの距離が離間して設け
られる支持手段と、補正用振動板に設けられ、上記ボイ
スコイルボビンを挿通させる挿通孔と、補正用振動板に
設けられ、挿通孔の周囲に存すると共に支持手段に直接
的又は間接的に接合される接合手段と、を具備するもの
である。
【0020】また、他の発明は、上述の補正用振動板の
取付構造の発明に加えて更に、支持手段は、ボイスコイ
ルボビンを弾性支持する弾性部材の内端側を利用して構
成されるものである。
【0021】さらに、他の発明は、上述の補正用振動板
の取付構造の発明に加えて更に、支持手段は、ボイスコ
イルボビンの外周面に嵌め込まれる環状部材を利用して
構成されるものである。
【0022】また、他の発明は、上述の補正用振動板の
取付構造の発明に加えて更に、環状部材は、その半断面
の形状がL字型の形状に形成されているものである。
【0023】さらに、他の発明は、上述の補正用振動板
の取付構造の各発明に加えて更に、環状部材は、その半
断面の形状が矩形状に形成されているものである。
【0024】また、他の発明は、上述の補正用振動板の
取付構造の各発明を、スピーカに適用したものであり、
さらに、支持手段に接合される第1の振動板を備える第
1のスピーカ部材と、第1の振動板の開放側に設けられ
ると共に第2の振動板を備え、ボイスコイルボビンを挿
通する取付部材によって支持される第2のスピーカ部材
と、を具備するものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて、第一の実施の形態から第三の実施の形態まで、順
次説明する。なお、各実施の形態の説明の順序は、サブ
コーン6付近を三重に重ねて接合する場合を第一の実施
の形態とし、四重に重ねて接合する場合を第二の実施の
形態、及び第三の実施の形態として説明する。
【0026】なお、これから以下に説明する各実施の形
態においては、スピーカとして支柱形式のコアキシャル
スピーカを採用している。しかしながら、後述する第1
のスピーカ部材であり低音用スピーカであるウーハ2の
開放側に、第2のスピーカ部材であり高音用スピーカと
してのツイータ3が取り付けられる形式のスピーカであ
れば、ブリッジ形式のコアキシャルスピーカや他の形式
のスピーカとしても良い。
【0027】(第一の実施の形態)図1は、左側半分し
か示されていないが、本発明の第一の実施の形態に係る
複合スピーカの構造を説明する図であり、(a)はスピ
ーカの半側断面図、(b)はサブコーン6の取付状態を
示す部分拡大断面図である。この実施の形態の複合スピ
ーカ1は、図1に示すように、環状のマグネット12が
その外側面に露出した状態で、マグネットを取り付ける
取付部としてのプレート10とヨーク11との間に固定
され磁気回路部を構成する外磁型の同軸スピーカであ
る。
【0028】プレート10は、鉄等のマグネット12が
吸着可能な材質によって形成されており、その上面側に
はフレーム13が取り付けられる。
【0029】ヨーク11の中心部に形成された凸状のヨ
ーク中心軸11aの先端部には取付部材としての取付支
柱9が立設され、この取付支柱9の先端部9aに、第2
の振動板3aを供える第2のスピーカ部材としてのツイ
ータ3が固定ネジ19を用いて取り付けられ、第1のス
ピーカ部材としてのウーハ2の前面側に配置される。
【0030】フレーム13は、大径の上端側(ツイータ
3が設けられる前面側)が開放して設けられると共に、
小径の下端側の径方向中心側に中心孔18が形成されて
おり、この中心孔18にはボイスコイル7が位置する構
成となる。なお、このフレーム13は、プレート10に
対して、例えば不図示のボルト(又はネジ)により取付
固定される。
【0031】また、プレート10の径方向中央部分にも
穴部15が形成されており、この穴部15にヨーク中心
軸11aの先端部が位置する。それによって、プレート
10の穴部15の側壁面とこの先端部の外周面との間に
所定幅の隙間が形成され、この隙間にボイスコイル7が
配置されることとなる。そのため、ボイスコイル7への
通電時には、該ボイスコイル7が取付固定されているボ
イスコイルボビン8が、ヨーク中心軸11aの中心軸線
に沿って駆動可能となる。
【0032】このボイスコイルボビン8は、弾性部材と
してのダンパ4を介してフレーム13に取付固定されて
いる。このように、ボイスコイル7は、ダンパ4によっ
て弾性的に支持され、ヨーク中心軸11aの中心軸線に
沿って駆動可能となる構成である。
【0033】ダンパ4の内側端部付近には、該ダンパ4
の径方向に沿うように平坦を為す支持手段としての支持
部4bが形成されており、その内端部4aは支持部4b
が存する平面と略垂直を為すように折れ曲がっている。
そして、この内端部4aは、ボイスコイル7が取り付け
られたボイスコイルボビン8の外周面に接着剤等により
固定される。
【0034】また、ダンパ4の内側端部付近に形成され
た平坦な支持部4bの上には、低域から中域の範囲を再
生するのに適した振動板である、第1の振動板としての
メインコーン5の内端部5aが接着剤等により固定され
ている。それにより、ボイスコイル7が駆動した場合
に、このボイスコイル7と一体的なメインコーン5を振
動可能な構成としている。
【0035】また、メインコーン5は、例えば所定の肉
厚のコーン紙等を材質として、なだらかな傾斜を有する
略漏斗状(または円錐状)に形成されており、その内端
部5aは、取り付けるダンパ4の支持部4b上面と略平
行となるよう内方に向って折曲され、その外端側は、エ
ッジ16を介してフレーム13に取り付け固定されてい
る。
【0036】なお、メインコーン5の内端部5aは、エ
ッジ16によってメインコーン5が支持された場合に、
プレート10や支持部4bと略平行を為すように形成さ
れている。それによって、内端部5aと支持部4bと
は、接触面積が大きくなり、両者を良好に接着すること
が可能となる。
【0037】さらに、ダンパ4の内側の支持部4bの上
に固定されたメインコーン5の内端部5aの上には、補
正用振動板としてのサブコーン6の内端部6aが取付固
定されている。サブコーン6は、中域から高域の範囲の
音を再生するのに適している、円形の底部に挿通孔17
が形成された略カップ状の外観を呈するものである。こ
のサブコーン6の円形の底部には、径方向に沿って挿通
孔17と該挿通孔17を囲むように、接合手段としての
内端部6aが設けられている。そして、この内端部6a
によって、サブコーン6は支持部4bに例えば接着剤等
を介して取付固定されている。
【0038】このサブコーン6は、図2に示すように、
開放側に向うにつれて径大となる環状の側面6bが一体
的に形成されていると共に、内方に上記ボイスコイルボ
ビン8の挿通が可能な大きさの挿通孔17が設けられて
おり、その挿通孔17側と側面6bとの間の内端部6a
は、やはり取り付けるメインコーン5の内端部5a(す
なわち、ダンパ4の支持部4b)上面と略平行となるよ
う内方に向って折曲されている。この際、このサブコー
ン6の他端側である外端部への広がり具合や形状は、所
望の周波数特性を得るために任意に設計変更して調整し
得るものである。なお、図2は、本発明に用いるサブコ
ーンの構造を説明する図であり、(a)は平面図、
(b)は側断面図である。
【0039】そして、サブコーン6の内端部6aは、サ
ブコーン6に形成された挿通孔17にボイスコイルボビ
ン8を挿通させた後に、ダンパ4の支持部4b取り付け
られる。したがって、ダンパ4の支持部4bとメインコ
ーン5の内端部5aとサブコーン6の内端部6aは、三
重に重なり合って取り付けられている。
【0040】これにより、ウーハ2の開放側(振動によ
り音を出力する側)であって、ツイータ3の背面側に、
中域から高域の範囲の音を再生し、その周波数の補正を
行うための補正用振動板としてのサブコーン6が配置さ
れる。
【0041】このように、本実施の形態においては、ボ
イスコイルボビン8の外周側に設けた支持部、すなわ
ち、ダンパ4の内側端部付近を平坦とすることにより形
成した支持部4bに、メインコーン5の内端部5aを介
してサブコーン6の内端部6aを取り付けるものとする
ことにより、その取り付け位置はボイスコイルボビンの
外周面より外方へ位置ずれすることとなり、取り付ける
サブコーン6の内径も大きくなる。そして、サブコーン
6の内径が大きくなることにより、同じ半頂角であって
もツイータ3に対しての距離が拡がり、十分な取り付け
スペースが確保される。
【0042】すなわち、従来の技術で説明した図10に
示す、従来のサブコーン103と比較して、サブコーン
6はその内径が大きくなるように設けられている。その
ため、該サブコーン6の開放側の内径も大きくなり、そ
のサブコーン6の開放側においてツイータ3を設置する
ためのスペースを確保することが可能となる。
【0043】しかも、サブコーン6の取り付け位置は、
ダンパ4やボイスコイルボビン8に対する取り付け位置
とほぼ同一の高さとなり、高さ方向においてもツイータ
3に対しての距離が拡がり、十分な取り付けスペースが
確保される。すなわち、サブコーン6の取り付け位置を
ダンパ4等と略同一とすることで、図8や図10の場合
と比較してサブコーン6を下方(プレート10側)に位
置させることが可能となり、サブコーン6とツイータ3
とがぶつかって干渉しなくなる。したがって、補正用振
動板としてのサブコーン6を取りつける場合に、ツイー
タ3を必要以上に移動させる必要がない。
【0044】(第二の実施の形態)続いて、本発明の第
二の実施の形態について図3に基づいて説明する。図3
は、本発明の第二の実施の形態に係る複合スピーカの構
造を説明する図であり、(a)はスピーカの半側断面
図、(b)はサブコーンの取付状態を示す部分拡大断面
図である。
【0045】なお、本実施の形態では、図3(a)に示
すように、補正用振動板としてのサブコーン6の取り付
け方以外は全て上述の第一の実施の形態と同じ構成であ
る。このため、図中の符号は第一の実施の形態における
説明において用いた図1での符号と同じ符合を用いるこ
ととし、さらに、必要以外その説明は省略することとし
た。また、第二の実施の形態に続いて述べる他の実施の
形態においても、前記第一の実施の形態と同じ構成とし
た箇所は図1での符号と同じ符合を用いることとし、そ
の説明は省略することとした。
【0046】図3に示すように、第二の実施の形態での
補正用振動板としてのサブコーン6の取り付け方は、ボ
イスコイルボビン8の外周面に、ボイスコイルボビン8
の外周面と略垂直をなして外方に突出するように形成さ
れた庇(ひさし)状の支持部20aを有する断面L字状
の、支持手段としての環状部材20を取り付け、この支
持部20aにサブコーン6の内端部6aを取付固定する
ように変更を加えたものである。
【0047】なお、環状部材20のうち、ボイスコイル
ボビン8の外周面に取り付けられる部分は、円筒状のボ
ビン接合部20bである。環状部材20は、このボビン
接合部20bと支持部20aとによって構成されてい
る。
【0048】ボイスコイルボビン8の外周面に接着剤等
により固定された断面L字状の環状部材20に形成され
た平坦な庇状の支持部20aの上面には、ダンパ14の
内端部14aが接着剤等により取り付けられている。ま
た、上記環状部材20の支持部20aの上面に取り付け
られたダンパ14の内端部14aの上には、この支持部
20aと略平行となるよう内方に向って折曲されたメイ
ンコーン5の内端部5aが取り付けられている。
【0049】さらに、ダンパ14の内端部14aを介し
て環状部材20の支持部20aの上面に取り付けられた
メインコーン5の内端部5aの上には、上述の第一の実
施の形態と同様に、サブコーン6に形成された挿通孔1
7にボイスコイルボビン8を挿通させた後のサブコーン
6の内端部6aが、例えば接着剤等により取り付け固定
されている。
【0050】したがって、環状部材20の支持部20a
とダンパ14の内端部14aとメインコーン5の内端部
5aとサブコーン6の内端部6aは、四重に重なり合っ
て取り付けられている。
【0051】これによっても、第1のスピーカ部材とし
てのウーハ2の開放側(振動により音を出力する側)で
あって、第2のスピーカ部材としてのツイータ3の背面
側に、中域から高域の範囲の音を再生し、その周波数の
補正を行うための補正用振動板としてのサブコーン6が
配置される。
【0052】このように、本実施の形態においては、ボ
イスコイルボビン8の外周側に取り付けた断面L字状の
環状部材20、詳しくは、環状部材20においてボイス
コイルボビン8の外周面と略垂直をなして外方に突出す
るように形成された庇状の支持部20aに、ダンパ14
の内端部14a及びメインコーン5の内端部5aを介し
てサブコーン6の内端部6aを取り付けている。そのた
め、サブコーン6の取り付け位置は、ボイスコイルボビ
ン8の外周面より外方へ位置ずれすることとなり、取り
付けるサブコーン6の内径も大きくなる。
【0053】そして、サブコーン6の内径が大きくなる
ことにより、同じ半頂角であってもツイータ3に対して
の距離が拡がり、十分な取付スペースが確保される。
【0054】また、この実施の形態においても、サブコ
ーン6の取り付け位置は、ダンパ4やボイスコイルボビ
ン8に対する取り付け位置とほぼ同一の高さとなり、高
さ方向においてもツイータ3に対しての距離が拡がり、
十分な取り付けスペースが確保される。そのため、従来
の図8や図10の場合と比較して、サブコーン6を下方
(プレート10側)に位置させることが可能となり、サ
ブコーン6とツイータ3とがぶつかって干渉しなくな
る。
【0055】したがって、サブコーン6を取りつける場
合に、ツイータ3を必要以上に移動させることなく、サ
ブコーン6を取りつけるための十分な取付スペースの確
保が出来ることとなる。しかも、サブコーン6の内方穴
部側端部の取り付けは、スピーカ部材の駆動体を弾性支
持する弾性部材等に影響されること無く、任意の位置
(高さ)に調整することが出来るものとなる。
【0056】また、環状部材20を介してサブコーン6
やメインコーン5を取付固定することにより、サブコー
ン6やメインコーン5の取付固定箇所が変形せず、安定
化なものとなる。それによって、サブコーン6やメイン
コーン5を直接ボイスコイルボビン8に取付固定した場
合と同様の音質の音を出力することが可能となる。
【0057】なお、断面L字状の環状部材20を用いた
場合のサブコーン6の取り付け方はこれに限定されるも
のではなく、本発明の第二の実施の形態の応用例とし
て、図4に示すように、変更を加えるようにしても良
い。図4は、本発明の第二の実施の形態に係る複合スピ
ーカの構造の応用例を説明する図であり、(a)はスピ
ーカの半側断面図、(b)はサブコーンの取付状態を示
す部分拡大断面図である。
【0058】すなわち、まず、ボイスコイルボビン8の
外周面に、ダンパ24の内端部24aを取り付け固定す
る。そして、内端部24aよりも上方(メインコーン5
の開放側)に位置するボイスコイルボビン8の外周面
に、環状部材20のボビン接合部20bを、該ダンパ2
4(内端部24a)とは別体的に取り付ける。さらに、
支持部20aにメインコーン5の内端部5aを介してサ
ブコーン6の内端部6aを取付固定する。
【0059】このようにしても、ウーハ2の開放側(振
動により音を出力する側)であって、ツイータ3の背面
側に、中域から高域の範囲の音を再生し、さらに周波数
の補正を行うためのサブコーン6を配置することが出来
る。
【0060】さらに、図示しない別の変更例としては、
ボイスコイルボビン8の外周面に、ダンパ24の内端部
24a及びメインコーン5の内端部5aをそれぞれ取付
固定する。そして、このダンパ24の内端部24a及び
メインコーン5の内端部5aの上方(メインコーン5の
開放側)に、上述と同様の環状部材20を取り付け、こ
の環状部材20の支持部20aにサブコーン6の内端部
6aだけを単独で取り付け固定するように変更を加える
ものとすることも考えられる。
【0061】(第三の実施の形態)続いて、本発明の第
三の実施の形態について図5に基づいて説明する。図5
は、本発明の第三の実施の形態に係る複合スピーカの構
造を説明する図であり、(a)はスピーカの半側断面
図、(b)はサブコーンの取付状態を示す部分拡大断面
図である。なお、本実施の形態もまた、図5(a)に示
すように、補正用振動板としてのサブコーン6の取り付
け方以外は全て上述の第一の実施の形態もしくは第二の
実施の形態(応用例も含む)と同じ構成である。
【0062】図5に示すように、第三の実施の形態での
補正用振動板としてのサブコーン6の取り付け方は、ボ
イスコイルボビン8の外周面に、ボイスコイルボビン8
の外周面より外方に突出して形成された二つ以上の支持
部30a、30bを有する断面□状(矩形状)をした肉
厚状の環状部材30を取り付け、ボイスコイルボビン8
の外周面と略垂直をなして外方に突出するように形成さ
れた支持部30aにサブコーン6の内端部6aを取り付
け固定するように変更を加えたものである。
【0063】なお、かかる肉厚の環状部材30は、ボイ
スコイル7及びボイスコイルボビン8の駆動性に影響を
与えないよう、その重量設定が為されている。
【0064】ボイスコイルボビン8の外周面に接着剤等
により固定された支持手段としての環状部材30に形成
された平坦な突出支持部30aの上面には、ダンパ14
の内端部14aが接着剤等により取り付けられている。
【0065】また、上記環状部材30の支持部30aの
上面に取り付けられたダンパ14の内端部14aの上に
は、この支持部20aと略平行となるよう内方に向って
折曲されたメインコーン5の内端部5aが取り付けられ
る。さらに、その上には、上述の第二の実施の形態と同
様に、サブコーン6に形成された挿通孔17にボイスコ
イルボビン8を挿通させた後のサブコーン6の内端部6
aが、例えば接着剤等により取付固定されている。
【0066】したがって、環状部材30の支持部30a
とダンパ14の内端部14aとメインコーン5の内端部
5aとサブコーン6の内端部6aとは、四重に重なり合
って取り付けられている。これによっても、ウーハ2の
開放側(振動により音を出力する側)であって、ツイー
タ3の背面側に、中域から高域の範囲の音を再生し、そ
の周波数の補正を行うためのサブコーン6が配置され
る。
【0067】このように、本実施の形態においては、ボ
イスコイルボビン8の外周側に取り付けた断面□状の環
状部材30(支持部30a)に、ダンパ14の内端部1
4a及びメインコーン5の内端部5aを介してサブコー
ン6の内端部6aを取り付けている。このため、その取
り付け位置はボイスコイルボビン8の外周面より外方へ
位置ずれすることとなり、取り付けるサブコーン6の内
径も大きくなる。そして、サブコーン6の内径が大きく
なることにより、同じ半頂角であってもツイータ3に対
しての距離が拡がり、十分な取付スペースが確保され
る。
【0068】また、この実施の形態においても、サブコ
ーン6の取り付け位置は、ダンパ4等とほぼ同一の高さ
となり、十分な取り付けスペースが確保される。そのた
め、サブコーン6とツイータ3とがぶつかって干渉しな
くなる。これと共に、環状部材30を用いることで、サ
ブコーン6等の取付固定箇所が変形せず、安定化なもの
となる。それによって、サブコーン6やメインコーン5
を直接ボイスコイルボビン8に取付固定した場合と同様
の音質の音を出力可能となる。
【0069】また、サブコーン6の挿通孔17側端部の
取り付けは、スピーカ部材の駆動体を弾性支持する弾性
部材等に影響されること無く、任意の位置(高さ)に調
整することが出来るものとなる。
【0070】なお、断面□状の環状部材30を用いた場
合のサブコーン6の取り付け方の応用例として、図6や
図7に示すように、変更を加えるようにしても良い。図
6は、本発明の第三の実施の形態の応用例に係る複合ス
ピーカの構造の応用例を説明する図であり、(a)はス
ピーカの半側断面図、(b)はサブコーンの取付状態を
示す部分拡大断面図である。
【0071】図6に示す応用例では、ボイスコイルボビ
ン8の外周面に、ダンパ24の内端部24aを取付固定
する。そして、このダンパ24の内端部24aの上方
(振動板の開放側)に、上述の環状部材30を取り付
け、環状部材の支持部30aにメインコーン5の内端部
5aを介してサブコーン6の内端部6aを取付固定す
る。
【0072】このようにしても、ウーハ2の開放側(振
動により音を出力する側)であって、ツイータ3の背面
側に、中域から高域の範囲の音を再生して周波数の補正
を行うサブコーン6を配置することが出来る。
【0073】また、図7は、本発明の第三の実施の形態
の他の応用例を説明する図であり、(a)はスピーカの
半側断面図、(b)はサブコーンの取付状態を示す部分
拡大断面図である。図7に示す応用例では、ボイスコイ
ルボビン8の外周面に、ダンパ24の内端部24aを取
付固定する。そして、このダンパ24の内端部24aの
上方(振動板の開放側)に位置するボイスコイルボビン
8の外周面に、環状部材30を取り付け、これにサブコ
ーン6の内端部6aとメインコーン5の内端部5aを取
付固定する。
【0074】すなわち、この環状部材30は断面□状で
あるから、ボイスコイルボビン8の外周面と略垂直をな
して外方に突出する支持部30aと、ボイスコイルボビ
ン8の外周面と略平行を為す支持部30bといった二つ
の取り付け部が設けられている。そして、支持部30b
にメインコーン5の内端部5aを取付固定し、支持部3
0aにサブコーン6の内端部6aを取付固定する。
【0075】このようにしても、ウーハ2の開放側(振
動により音を出力する側)であって、ツイータ3の背面
側に、中域から高域の範囲の音を再生し、その周波数の
補正を行うサブコーン6を配置することが出来る。
【0076】さらに、図示しないが、ボイスコイルボビ
ン8の外周面に、ダンパ24の内端部24a及びメイン
コーン5の内端部5aをそれぞれ取付固定する。そし
て、このダンパ24の内端部24a及びメインコーン5
の内端部5aの上方(メインコーン5の開放側)に位置
するボイスコイルボビン8の外周面に、支持部30a及
び支持部30を有する環状部材30を取り付ける。その
後、支持部30aまたは支持部30bの何れかにサブコ
ーン6の内端部6aだけを単独で取付固定するように変
更を加えるものとすることも考えられる。
【0077】このような本実施の形態における応用例に
おいても、サブコーン6の内端部6aの取り付け位置は
ボイスコイルボビン8の外周面より外方へ位置ずれする
こととなり、サブコーン6を取り付けるための十分な取
付スペースの確保ができる。しかも、サブコーン6の挿
通孔17側の取り付け部が二つ以上形成されるので、取
付位置や取付向きが限定されることなく、取り付けし易
い任意の位置や向きを選択することができる。また、サ
ブコーン6に内端部6aが設けられていない場合でも、
支持部30bにそのサブコーン6を取付固定することが
可能となる。
【0078】さらに、本実施の形態(すなわち、第三の
実施の形態)のように、取り付け部が二つ以上形成され
る肉厚状の環状部材30の応用例としては、断面形状を
凹状やH字状、三角状(直角三角状も含む)等に変更す
ることも考えられる。
【0079】以上、本発明の第一から第三の実施の形態
について応用例も含めて述べたが、本発明は図面等に基
づいて説明した実施の形態のものに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でこれ以外にも種
々変形可能であることは言うまでも無い。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、必要以上に大きな取り
付け奥行き収納スペースを要すること無くスピーカの再
生音域特性の改善を図る補正用振動板を取り付けること
ができ、スピーカの再生音域特性を一層改善して高域特
性の補正をすることができる。それにより、第2のスピ
ーカ部材を必要以上に開放前面側に移動させる必要がな
い。
【0081】しかも、スピーカの再生音域特性の改善を
図る補正用振動板を取り付けることにより、スピーカの
中央付近から出てはいたが、第2のスピーカ部材により
遮断されていた高域成分が、補正用振動板を伝わって出
力させることが出来るものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る複合スピーカ
の構造を説明する図であり、(a)はスピーカの半側断
面図、(b)はサブコーンの取付状態を示す部分拡大断
面図である。
【図2】本発明に用いるサブコーンの構造を説明する図
であり、(a)は平面図、(b)は側断面図。
【図3】本発明の第二の実施の形態に係る複合スピーカ
の構造を説明する図であり、(a)はスピーカの半側断
面図、(b)はサブコーンの取付状態を示す部分拡大断
面図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態に係る複合スピーカ
の構造の応用例を説明する図であり、(a)はスピーカ
の半側断面図、(b)はサブコーンの取付状態を示す部
分拡大断面図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態に係る複合スピーカ
の構造を説明する図であり、(a)はスピーカの半側断
面図、(b)はサブコーンの取付状態を示す部分拡大断
面図である。
【図6】本発明の第三の実施の形態に係る複合スピーカ
の構造の応用例を説明する図であり、(a)はスピーカ
の半側断面図、(b)はサブコーンの取付状態を示す部
分拡大断面図である。
【図7】本発明の第三の実施の形態に係る複合スピーカ
の構造の他の応用例を説明する図であり、(a)はスピ
ーカの半側断面図、(b)はサブコーンの取付状態を示
す部分拡大断面図である。
【図8】従来のフルレンジ型のデュアルコーンスピーカ
の構造を説明する半側断面図である。
【図9】従来の支柱形式のコアキシャルスピーカの構造
を説明する半側断面図である。
【図10】従来の支柱形式のコアキシャルスピーカに、
従来のデュアルコーンスピーカに用いられているサブコ
ーンを取り付けた場合の構造を想定し説明する半側断面
図である。
【符号の説明】
1,21,31,41,51,61…複合スピーカ 2…ウーハ(第1のスピーカ部材、低音用スピーカ) 3…ツイータ(第2のスピーカ部材、高音用スピーカ) 4,14,24…ダンパ(弾性部材) 4b…支持部(支持手段) 5…メインコーン(第1の振動板) 5a…内端部 6…サブコーン(補正用振動板) 6a…内端部(接合手段) 7…ボイスコイル 8…ボイスコイルボビン 9…取付支柱 9a…先端部 13…フレーム 14a,24a…内端部 15…穴部 17…挿通孔 20…環状部材(支持手段) 20a…庇状支持部 30…環状部材 30a,30b…突出支持部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカのボイスコイルボビンの外周面
    に補正用振動板を取り付けるための補正用振動板の取付
    構造において、 上記ボイスコイルボビンの外周面に取り付けられ、この
    ボイスコイルボビンの外周面よりも該ボイスコイルボビ
    ンの径方向の中心からの距離が離間して設けられる支持
    手段と、 上記補正用振動板に設けられ、上記ボイスコイルボビン
    を挿通させる挿通孔と、 上記補正用振動板に設けられ、上記挿通孔の周囲に存す
    ると共に上記支持手段に直接的又は間接的に接合される
    接合手段と、 を具備することを特徴とする補正用振動板の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、前記ボイスコイルボビ
    ンを弾性支持する弾性部材の内端側を利用して構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の補正用振動板の取付
    構造。
  3. 【請求項3】 前記支持手段は、前記ボイスコイルボビ
    ンの外周面に嵌め込まれる環状部材を利用して構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の補正用振動板の取付
    構造。
  4. 【請求項4】 前記環状部材は、その半断面の形状がL
    字型の形状に形成されていることを特徴とする請求項3
    記載の補正用振動板の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記環状部材は、その半断面の形状が矩
    形状に形成されていることを特徴とする請求項3記載の
    補正用振動板の取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の
    補正用振動板の取付構造を用いると共に、さらに、 前記支持手段に接合される第1の振動板を備える第1の
    スピーカ部材と、 上記第1の振動板の開放側に設けられると共に第2の振
    動板を備え、前記ボイスコイルボビンを挿通する取付部
    材によって支持される第2のスピーカ部材と、 を具備することを特徴とするスピーカ。
JP2001389654A 2001-12-21 2001-12-21 スピーカ Expired - Fee Related JP3985188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001389654A JP3985188B2 (ja) 2001-12-21 2001-12-21 スピーカ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001389654A JP3985188B2 (ja) 2001-12-21 2001-12-21 スピーカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003189393A true JP2003189393A (ja) 2003-07-04
JP3985188B2 JP3985188B2 (ja) 2007-10-03

Family

ID=27597818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001389654A Expired - Fee Related JP3985188B2 (ja) 2001-12-21 2001-12-21 スピーカ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3985188B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005033593A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Sony Corp スピーカ装置
JP2005277874A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Pioneer Electronic Corp 同軸スピーカー装置及びその製造方法
JPWO2008059928A1 (ja) * 2006-11-17 2010-03-04 パイオニア株式会社 スピーカ装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105657619A (zh) * 2016-03-23 2016-06-08 歌尔声学股份有限公司 扬声器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005033593A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Sony Corp スピーカ装置
JP2005277874A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Pioneer Electronic Corp 同軸スピーカー装置及びその製造方法
JPWO2008059928A1 (ja) * 2006-11-17 2010-03-04 パイオニア株式会社 スピーカ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3985188B2 (ja) 2007-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10299035B2 (en) Acoustic lens system for loudspeakers
US20130142380A1 (en) Speaker
US20100208934A1 (en) Speaker device
JPH11146487A (ja) ドームスピーカ及びその製造方法
JP2003250194A (ja) 薄型スピーカおよびその製造方法
US20100177925A1 (en) Speaker Device
JP4173382B2 (ja) コアキシャル型複合スピーカ
JP2003189393A (ja) 補正用振動板の取付構造、及びこれを用いたスピーカ
JP3861123B2 (ja) スピーカ装置
US11930342B2 (en) Electro-acoustic transducer
JP2000138996A (ja) スピーカ装置
JP3236921B2 (ja) 双方向輻射スピーカ
JPS5912699A (ja) 複合型スピ−カ
JP2008118331A (ja) スピーカ
JPH1042392A (ja) スピーカ
JP2000278791A (ja) スピーカ
KR200162112Y1 (ko) 박형 스피커
JPS5912700A (ja) 複合型スピ−カ
JP2003023695A (ja) スピーカ装置
JPH04248799A (ja) スピーカー装置
JP2005318338A5 (ja)
JP2000188798A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
JPH0851692A (ja) スピーカ
JPH11187485A (ja) スピーカ
JPH09200894A (ja) スピーカユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060529

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070627

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees