JP2003188535A - 両面フレキシブル配線板およびその製造方法 - Google Patents

両面フレキシブル配線板およびその製造方法

Info

Publication number
JP2003188535A
JP2003188535A JP2001382865A JP2001382865A JP2003188535A JP 2003188535 A JP2003188535 A JP 2003188535A JP 2001382865 A JP2001382865 A JP 2001382865A JP 2001382865 A JP2001382865 A JP 2001382865A JP 2003188535 A JP2003188535 A JP 2003188535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal layer
layer
plating
double
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001382865A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Motogami
満 本上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP2001382865A priority Critical patent/JP2003188535A/ja
Publication of JP2003188535A publication Critical patent/JP2003188535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた屈曲性および可撓性を実現でき、微細
な導体パターンを形成することのできる両面フレキシブ
ル配線板の製造方法、および、その製造方法によって得
られる両面フレキシブル配線板を提供すること。 【解決手段】 両面基板24の厚さ方向を貫通するスル
ーホール25を形成した後、第1金属層22および第2
金属層23におけるスルーホール25の周縁部が露出す
るようにレジスト29を形成する。次いで、第1金属層
22および第2金属層23におけるスルーホール25の
周縁部を、第1金属層22および第2金属層23の厚さ
方向1/2程度までエッチングして第1薄厚部分27お
よび第2薄厚部分28を形成する。その後、スルーホー
ル25の内周面、および、第1薄厚部分27および第2
薄厚部分28をめっきすることによって、第1金属層2
2と第2金属層23とを電気的に接続するめっき層34
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器および電
子部品などに用いられる両面フレキシブル配線板および
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 フレキシブル配線板は、その良好な可
撓性より、電子機器および電子部品などにおいて、狭く
複雑な空間や駆動部材との接続など、屈曲性や可撓性が
要求されているところで広く用いられている。
【0003】このようなフレキシブル配線板としては、
絶縁フィルムの一方の面に導体パターンがプリントされ
ている片面フレキシブル配線板や、絶縁フィルムの両面
に導体パターンがプリントされている両面フレキシブル
配線板が知られている。
【0004】両面フレキシブル配線板は、通常、図3
(e)に示すように、絶縁層1の両面に、所定の導体パ
ターンとして形成される第1導体層2および第2導体層
3がそれぞれ設けられており、これら第1導体層2およ
び第2導体層3がスルーホールめっき層4によって電気
的に接続されることにより形成されている。
【0005】すなわち、このような両面フレキシブル配
線板は、まず、図3(a)に示すように、樹脂フィルム
などからなる絶縁層1の両面に、銅箔などからなる第1
導体金属層6および第2導体金属層7が積層されている
両面基板を用意して、次いで、図3(b)に示すよう
に、この第1導体金属層6、絶縁層1および第2導体金
属層7を厚さ方向に貫通するスルーホール5を形成し、
その後、図3(c)に示すように、このスルーホール5
の内周面と、第1導体金属層6および第2導体金属層7
の表面全体とを、同時にめっきすることにより、スルー
ホールめっき層4と、第1導体めっき層8および第2導
体めっき層9とを一体的に形成し、次いで、図3(d)
に示すように、第1導体金属層6および第1導体めっき
層8からなる第1導体層2と、第2導体金属層7および
第1導体めっき層9からなる第2導体層3とを、サブト
ラクティブ法などの公知のパターンニング法によって、
所定の導体パターンに形成した後、図3(e)に示すよ
うに、第1導体層2を被覆する樹脂からなる第1カバー
絶縁層10を形成するとともに、第2導体層3を被覆す
る樹脂からなる第2カバー絶縁層11を形成し、それら
における外部端子と接続するための接続部分を開口形成
することにより製造するようにしている。
【0006】そして、このような両面フレキシブル配線
板では、第1導体層2および第2導体層3がスルーホー
ルめっき層4によって電気的に接続されているので、片
面フレキシブル配線板よりも、導体パターンの高密度化
が図られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、両面フレキシ
ブル配線板では、第1導体層2および第2導体層3を電
気的に接続するために、スルーホールめっき層4が形成
されるが、このスルーホールめっき層4の形成では、上
記したように、スルーホール5の内周面のみならず、第
1導体金属層6および第2導体金属層7の表面にも、そ
れぞれ第1導体めっき層8および第2導体めっき層9が
形成されることから、必然的に、第1導体層2および第
2導体層3の厚みが厚くなり、絶縁層1がいくら柔軟性
のある材料から形成されていても、両面フレキシブル配
線板の良好な屈曲性および可撓性を得るには限界があ
る。
【0008】また、第1導体層2に導体パターンを形成
する場合には、第1導体金属層6および第1導体めっき
層8を同時にパターン化する必要があり、また、第2導
体層3に導体パターンを形成する場合にも、第2導体金
属層7および第2導体めっき層9を同時にパターン化す
る必要があるため、ファインピッチでのパターン化が困
難で、微細な導体パターンを得るにも限界がある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであって、その目的とするところは、優れた屈曲性
および可撓性を実現でき、微細な導体パターンを形成す
ることのできる両面フレキシブル配線板の製造方法、お
よび、その製造方法によって得られる両面フレキシブル
配線板を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の両面フレキシブル配線板の製造方法は、絶
縁層の両面に第1金属層および第2金属層を備えている
両面基板を用意する工程、これら前記第1金属層、前記
絶縁層および前記第2金属層を貫通する貫通孔を形成す
る工程、前記第1金属層および前記第2金属層における
前記貫通孔の周縁部の厚みを低減させる工程、前記貫通
孔の内周面、および、前記第1金属層および前記第2金
属層における厚みを低減させた薄厚部分にめっきする工
程を備えていることを特徴としている。
【0011】このような方法によると、貫通孔の内周
面、および、第1金属層および第2金属層における薄厚
部分をめっきすることにより、第1金属層および第2金
属層とが電気的に接続される。そのため、第1金属層お
よび第2金属層の表面全体にめっき層が形成されること
がないので、それらの部分における厚みが厚くならず、
その結果、優れた屈曲性および可撓性を実現することが
できる。また、導体パターンを形成する場合において
も、第1金属層および第2金属層のみを、それぞれパタ
ーン化すればよいので、ファインピッチでパターン化す
ることができ、微細な導体パターンを形成することがで
きる。
【0012】また、この方法では、前記第1金属層およ
び前記第2金属層における厚みを低減させた薄厚部分に
は、前記薄厚部分とめっきにより形成されるめっき層と
を合わせた厚みが、前記第1金属層および前記第2金属
層における薄厚部分以外の部分の厚みと、実質的に同じ
厚みとなるように、めっきすることをが好ましい。
【0013】薄厚部分とめっき層とを合わせた厚みが、
第1金属層および第2金属層における薄厚部分以外の部
分の厚みと実質的に同じ厚みであれば、第1金属層およ
び第2金属層と、貫通孔の周縁部とが実質的に段差なく
面一で形成されるため、より一層、ファインピッチでパ
ターン化することができ、さらに微細な導体パターンを
形成することができる。
【0014】また、本発明は、絶縁層の両面に第1金属
層および第2金属層を備え、前記第1金属層および前記
第2金属層を電気的に接続するための貫通孔が形成され
ている両面フレキシブル配線板であって、前記第1金属
層および前記第2金属層における前記貫通孔の周縁部の
厚みが、その他の部分の厚みよりも薄く形成されてお
り、前記貫通孔の内周面、および、前記第1金属層およ
び前記第2金属層における厚みが薄く形成されている薄
厚部分に、めっき層が形成されている、両面フレキシブ
ル配線板を含んでいる。
【0015】このような両面フレキシブル配線板では、
貫通孔の内周面、および、第1金属層および第2金属層
における薄厚部分にめっき層が形成されているので、第
1金属層および第2金属層とが良好に電気的に接続され
る一方で、第1金属層および第2金属層の表面全体に
は、めっき層が形成されていないことから、それらの部
分における厚みが厚くならず、その結果、優れた屈曲性
および可撓性を実現することができる。また、第1金属
層および第2金属層は、ファインピッチでパターン化す
ることができるので、これらを、微細な導体パターンと
して形成することができる。
【0016】また、本発明の両面フレキシブル配線板
は、前記薄厚部分と前記めっき層とを合わせた厚みが、
前記第1金属層および前記第2金属層における薄厚部分
以外の部分の厚みと、実質的に同じ厚みとなるように、
めっき層が形成されていることが好ましい。
【0017】薄厚部分とめっき層とを合わせた厚みが、
第1金属層および第2金属層における薄厚部分以外の部
分の厚みと実質的に同じ厚みであれば、第1金属層およ
び第2金属層と、貫通孔の周縁部とが実質的に段差なく
面一で形成されるため、第1金属層および第2金属層
を、より一層、ファインピッチでパターン化することが
でき、さらに微細な導体パターンとして形成することが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明の両面
フレキシブル配線板の製造方法の一実施形態を示す工程
図である。以下、図1および図2を参照して、本発明の
両面フレキシブル配線板の製造方法の一実施形態を説明
する。
【0019】この方法では、まず、図1(a)に示すよ
うに、絶縁層21の両面に第1金属層22および第2金
属層23を備えている両面基板24を用意する。
【0020】両面基板24は、絶縁層1の一方の表面に
第1金属層22が積層され、また、他方の表面に第2金
属層23が積層されることにより形成されている。
【0021】絶縁層21は、柔軟性に優れる樹脂フィル
ムなどからなり、例えば、ポリイミド、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテ
ルニトリル、ポリエーテルスルフォン、ポリ塩化ビニル
などの樹脂からなる樹脂フィルムなどから形成される。
耐熱性、寸法安定性、電気的特性、機械的特性、耐薬品
特性などの観点から、好ましくは、ポリイミドフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレ
ンナフタレートフィルムから形成される。なお、絶縁層
21の厚みは、通常、5〜75μm、好ましくは、10
〜30μmである。
【0022】また、第1金属層22および第2金属層2
3としては、例えば、銅、ニッケル、金、はんだ、また
は、これらの合金などの金属箔などから形成される。好
ましくは、銅箔から形成される。なお、これら第1金属
層22および第2金属層23の厚みは、通常、3〜70
μm、好ましくは、9〜40μmである。なお、第1金
属層22および第2金属層23の厚みは、互いに異なっ
ていてもよいが、後述するめっき工程において、第1め
っき層32および第2めっき層33を、それぞれ、第1
薄厚部分27以外の第1金属層22の表面および第2薄
厚部分28以外の第2金属層23の表面と、実質的に面
一の厚さとなるように簡易に形成するために、同じ厚さ
であることが好ましい。
【0023】そして、このような両面基板24は、例え
ば、絶縁層21に第1金属層22および第2金属層23
が直接積層される3層からなる両面基板24や、絶縁層
21に接着剤層(すなわち、熱硬化性接着剤、熱可塑性
接着剤あるいは粘着剤などにより形成される接着剤層、
以下同様)を介して第1金属層22および第2金属層2
3がそれぞれ積層される5層からなる両面基板24、あ
るいは、絶縁層21に第1金属層22および第2金属層
23のいずれか一方が直接積層され、他方が接着剤層を
介して積層される4層からなる両面基板24などとして
用意される。
【0024】絶縁層21に第1金属層22および第2金
属層23が直接積層される3層からなる両面基板24
は、例えば、金属箔からなる第1金属層22(または第
2金属層23)の表面に、樹脂の溶液を均一に塗布した
後、乾燥および必要により加熱して、絶縁層21を形成
し、次いで、その絶縁層21の表面に、第2金属層23
(または第1金属層22)を、金属箔のラミネートある
いはめっきにより形成することにより、形成することが
できる。
【0025】より具体的には、例えば、まず、銅箔から
なる第1金属層22(または第2金属層23)の表面
に、ポリアミック酸樹脂の溶液を均一に塗布した後、乾
燥し、次いで、銅箔からなる第2金属層23(または第
1金属層22)をラミネートした後、ポリアミック酸樹
脂を、例えば、最終的に300℃以上に加熱することに
よって、硬化(イミド化)させ、これによって、ポリイ
ミドからなる絶縁層21を形成すると同時に、両面基板
24を形成することができる。
【0026】また、例えば、まず、銅箔からなる第1金
属層22(または第2金属層23)の表面に、ポリアミ
ック酸樹脂の溶液を均一に塗布した後、乾燥後、硬化
(イミド化)させて、ポリイミドからなる絶縁層21を
形成し、次いで、この絶縁層21の表面に、銅めっきに
より第2金属層23(または第1金属層22)を形成す
ることにより、両面基板24を形成することもできる。
【0027】また、絶縁層21に接着剤層を介して第1
金属層22および第2金属層23がそれぞれ積層される
5層からなる両面基板24は、例えば、樹脂フィルムか
らなる絶縁層21に、接着剤層を介して、金属箔からな
る第1金属層22および金属箔からなる第2金属層23
を、それぞれ貼着することにより形成することができ
る。
【0028】さらに、絶縁層21に第1金属層22およ
び第2金属層23のいずれか一方が直接積層され、他方
が接着剤層を介して積層される4層からなる両面基板2
4は、上記の組み合わせ、例えば、まず、金属箔からな
る第1金属層22(または第2金属層23)の表面に、
樹脂の溶液を均一に塗布した後、乾燥および必要により
加熱して、絶縁層21を形成し、次いで、その絶縁層2
1の表面に、接着剤層を介して、金属箔からなる第2金
属層23(または第1金属層22)を貼着することによ
り、形成することができる。
【0029】この方法においては、このような両面基板
24のうち、屈曲性および可撓性の向上、および、薄層
化を図るべく、絶縁層21に第1金属層22および第2
金属層23が直接積層される3層からなる両面基板24
を用意することが好ましい。
【0030】なお、これらの両面基板24は、市販され
ているものもあり、この方法においては、そのような市
販品を用いることもできる。
【0031】次いで、この方法では、図1(b)に示す
ように、貫通孔としてのスルーホール25を形成する。
スルーホール25は、両面基板24の任意の部分におい
て、両面基板24の厚さ方向を貫通する、つまり、第1
金属層22、絶縁層21および第2金属層23の厚さ方
向を貫通するように形成する。
【0032】スルーホール25の形成は、特に限定され
ず、例えば、ドリル加工、パンチング加工、レーザ加工
などの公知の穿孔方法が用いられる。このようにして形
成されるスルーホール25は、その断面形状が特に限定
されるものではないが、例えば、円形状で形成される場
合には、その内径が、通常、0.01〜5mmφ、好ま
しくは、0.05〜2mmφとされる。
【0033】次いで、この方法では、第1金属層22お
よび第2金属層23におけるスルーホール25の周縁部
の厚みを低減させた後、スルーホール25の内周面、お
よび、第1金属層22における厚みを低減させた第1薄
厚部分27および第2金属層23における厚みを低減さ
せた第2薄厚部分28にめっきする。
【0034】このような連続する2つの工程において
は、例えば、第1金属層22および第2金属層23にお
けるスルーホール25の周縁部以外の部分の表面にレジ
スト29を形成して、まず、そのレジスト29をエッチ
ングレジストとして、第1金属層22および第2金属層
23におけるスルーホール25の周縁部を、第1金属層
22および第2金属層23の厚さ方向途中までそれぞれ
エッチングして、第1薄厚部分27および第2薄厚部分
28を形成し、次いで、そのレジスト29をめっきレジ
ストとして、そのまま、スルーホール25の内周面、お
よび、第1薄厚部分27および第2薄厚部分28をめっ
きすることが好ましい。
【0035】このような方法によれば、レジスト29
を、エッチング工程においてはエッチングレジストとし
て、また、めっき工程においてはめっきレジストとして
兼用することができるので、工程の簡略化および工数の
低減化による生産効率の向上を図ることができるととも
に、確実な作業を図ることができる。
【0036】より具体的には、このような方法では、例
えば、まず、図1(c)に示すように、第1金属層22
および第2金属層23の表面と、スルーホール25の内
周面とに、カーボンを含有する触媒を塗布することによ
り、カーボン皮膜26を形成する。
【0037】次いで、図1(d)に示すように、ソフト
エッチングによって、第1金属層22および第2金属層
23の表面のカーボン皮膜26を除去する。ソフトエッ
チングは、特に限定されず、例えば、過硫酸カリや過硫
酸ソーダなどの公知のエッチング液が用いられる。
【0038】そして、図1(e)に示すように、第1金
属層22および第2金属層23におけるスルーホール2
5の周縁部(例えば、スルーホール25の内周縁から、
0.02〜0.5mm、好ましくは、0.05〜0.2
mmの周囲部分)以外の部分の表面全体に、レジスト2
9を形成する。レジスト29の形成は、特に限定され
ず、例えば、フォトレジストを用いて、これを露光処理
および現像処理することにより、スルーホール25の周
縁部にスルーホール25よりも大きな孔30を形成すれ
ばよい。なお、孔30の形状は、特に限定されず、スル
ーホール25と異なる形状であっても相似形状であって
もよいが、相似形状であることが好ましい。
【0039】続いて、図1(f)に示すように、このレ
ジスト29をエッチングレジストとして、レジスト29
の孔30から露出する第1金属層22および第2金属層
23を、第1金属層22および第2金属層23の厚さ方
向途中までエッチングして、第1薄厚部分27および第
2薄厚部分28を形成する。第1金属層22および第2
金属層23のエッチングは、例えば、塩化第二鉄溶液や
第二塩化銅溶液などの公知のエッチング液を用いて、ウ
エットエッチングすればよい。また、このエッチングで
は、レジスト29の孔30から露出する第1金属層22
および第2金属層23を、例えば、それらの厚さの1/
4〜2/3程度、より具体的には、1/2程度(7〜1
0μm程度)までエッチングすることが好ましい。
【0040】そして、この方法では、図2(g)に示す
ように、スルーホール25の内周面、および、エッチン
グにより形成された第1薄厚部分27および第2薄厚部
分28のみをめっきして、めっき層34を形成する。
【0041】このめっきでは、予めスルーホール25の
内周面にカーボン皮膜26が形成されていることから、
前の工程においてエッチングレジストとして用いられた
レジスト29を、そのままめっきレジストとして用い
て、この両面基板24を、例えば、めっき液に浸漬する
ことにより、そのレジスト29から露出しているスルー
ホール25の内周面、および、第1薄厚部分27および
第2薄厚部分28のみを簡易かつ確実にめっきすること
ができる。
【0042】なお、めっきは、例えば、銅、ニッケル、
金、はんだ、または、これらの合金などの金属を、電解
めっきや無電解めっきによりめっきすればよく、好まし
くは、電解銅めっきする。
【0043】このようなめっきにより、めっき層34と
して、スルーホール25の内周面にはスルーホールめっ
き層31が、第1薄厚部分27および第2薄厚部分28
にはそれぞれ第1めっき層32および第2めっき層33
が、連続して一体的に形成され、その結果、第1金属層
22と第2金属層23とが、このめっき層34(第1め
っき層32、スルーホールめっき層31および第2めっ
き層33)を介して、電気的に接続される。
【0044】また、このめっきにおいては、第1めっき
層32の表面と第1金属層22における第1薄厚部分2
7以外の表面との段差、および、第2めっき層33の表
面と第2金属層23における第2薄厚部分28以外の表
面との段差が、後述するエッチングレジスト35の厚み
の50%以下、より具体的には、5μm以下として、第
1めっき層32および第2めっき層33を形成すること
が好ましい。段差がこれより大きいと、後述する第1金
属層22および第2金属層23を所定の導体パターンに
形成する工程において、エッチングレジスト35をその
分厚く形成する必要を生じ、その結果、ファインピッチ
でパターン化できない場合がある。
【0045】したがって、このめっきにおいては、第1
薄厚部分27と第1めっき層32とを合わせた合計の厚
みが、第1金属層22における第1薄厚部分27以外の
厚みと実質的に同じ厚みとなるように、また、第2薄厚
部分28と第2めっき層33とを合わせた合計の厚み
が、第2金属層23における第2薄厚部分28以外の厚
みと実質的に同じ厚みとなるように、第1めっき層32
および第2めっき層33を、それぞれ形成することがよ
り好ましい。
【0046】このようにめっきすれば、第1金属層22
におけるスルーホール25の周縁部以外の表面と、スル
ーホール25の周縁部における第1めっき層32の表面
とが、実質的に段差なく面一で形成され、また、第2金
属層23におけるスルーホール25の周縁部以外の表面
と、スルーホール25の周縁部における第2めっき層3
3の表面とが、実質的に段差なく面一で形成されるた
め、後述する第1金属層22および第2金属層23を所
定の導体パターンに形成する工程において、エッチング
レジスト35を薄く形成して、ファインピッチでのパタ
ーン化を実現することができ、微細な導体パターンを形
成することができる。
【0047】より具体的には、このめっき層34は、そ
の厚みが、通常、2〜25μm、好ましくは、5〜15
μmとして形成される。
【0048】そして、この方法では、図2(h)に示す
ように、レジスト29を除去する。レジスト29の除去
は、例えば、エッチングや剥離による公知の方法が用い
られる。
【0049】次いで、この方法では、図2(i)〜図2
(k)に示すように、第1金属層22および第2金属層
23を所定の導体パターンに形成する。第1金属層22
および第2金属層23を所定の導体パターンに形成する
には、特に制限されず、公知のパターンニング法を用い
ることができ、例えば、サブトラクティブ法により形成
することができる。サブトラクティブ法では、まず、図
2(i)に示すように、第1金属層22および第2金属
層23の表面に、エッチングレジスト35を、形成しよ
うとする導体パターンに対応させて形成する。エッチン
グレジスト35の形成は、例えば、ドライフィルムから
なるフォトレジストを、第1金属層22および第2金属
層23の表面(第1めっき層32および第2めっき層3
3の表面を含む。)に、公知の方法によって積層した
後、そのフォトレジストを、所定の導体パターンに対応
するフォトマスクを介して露光させ、その後、現像する
ことによって形成することができる。なお、フォトレジ
ストの露光処理および現像処理は、公知の方法でよく、
フォトレジストは、その露光部と未露光部との現像液の
溶解度の差によって、所定のレジストパターンに現像さ
れ、その結果、形成しようとする導体パターンに対応し
たエッチングレジスト35が形成される。
【0050】なお、このようにして形成されるエッチン
グレジスト35の厚みは、通常、5〜30μm、好まし
くは、10〜20μmである。
【0051】そして、図2(j)に示すように、このエ
ッチングレジスト35から露出する第1金属層22およ
び第2金属層23の表面をエッチングする。第1金属層
22および第2金属層23のエッチングには、例えば、
硫酸、硫酸系溶液、塩化第二銅溶液、塩化第二鉄溶液、
過硫酸アンモニウム溶液、アンモニア系アルカリ溶液な
どの公知のエッチング液を用いて、ウエットエッチング
すればよい。
【0052】次いで、図2(k)に示すように、エッチ
ングレジスト35を、エッチングや剥離による公知の方
法により除去することによって、第1金属層22および
第2金属層23が所定の導体パターンとして形成され
る。
【0053】その後、この方法では、図2(l)に示す
ように、第1金属層22を被覆する第1カバー絶縁層3
6、および、第2金属層23を被覆する第2カバー絶縁
層37を、それぞれ形成することによって、両面フレキ
シブル配線板を得る。
【0054】第1カバー絶縁層36および第2カバー絶
縁層37は、第1金属層22および第2金属層23にお
ける外部端子と接続するための接続部分を露出させるた
めの開口部38が形成されるように、第1金属層22お
よび第2金属層23に積層形成される。このような第1
カバー絶縁層36および第2カバー絶縁層37を形成す
るには、特に制限されず、上記した絶縁層21と同様の
樹脂を用いて形成することができる。すなわち、例え
ば、第1金属層22および第2金属層23の表面に、感
光性樹脂(例えば、感光性ポリアミック酸樹脂など)の
溶液を塗布し、乾燥させて皮膜を形成し、次いで、露光
処理および現像処理することにより、開口部38がそれ
ぞれ形成される第1カバー絶縁層36および第2カバー
絶縁層37を、第1金属層22および第2金属層23に
それぞれ形成することができる。また、予め開口部38
が形成されている樹脂からなるドライフィルムを、必要
により接着剤層を介して貼着することにより、第1カバ
ー絶縁層36および第2カバー絶縁層37を積層形成し
てもよい。なお、第1カバー絶縁層36および第2カバ
ー絶縁層37の厚みは、通常、5〜50μm、好ましく
は、10〜30μmである。
【0055】そして、このようにして得られる両面フレ
キシブル配線板は、第1金属層22および第2金属層2
3におけるスルーホール25の周縁部の第1薄厚部分2
7および第2薄厚部分28の厚みが、その他の部分の厚
みよりも薄く形成されており、スルーホール25の内周
面、および、第1薄厚部分27および第2薄厚部分28
のみに、めっき層34が形成されているので、第1金属
層22および第2金属層23とが良好に電気的に接続さ
れる一方で、第1金属層22および第2金属層23の表
面全体には、めっき層34が形成されていないことか
ら、それらの部分における厚みが厚くなることがない。
【0056】その結果、例えば、図3に示す従来の両面
フレキシブル配線板では、導体パターンが、第1導体金
属層6および第1導体めっき層8の2層、あるいは、第
2導体金属層7および第2導体めっき層9の2層からそ
れぞれ形成されるが、この両面フレキシブル配線板で
は、導体パターンを、第1金属層22および第2金属層
23の各1層のみでそれぞれ形成されるので、優れた屈
曲性および可撓性を実現することができる。
【0057】また、図3に示す従来の両面フレキシブル
配線板では、導体パターンを形成する場合には、第1導
体金属層6および第1導体めっき層8の2層を同時にパ
ターン化するとともに、第2導体金属層7および第2導
体めっき層9の2層を同時にパターン化する必要がある
ため、ファインピッチでのパターン化が困難で、例え
ば、導体パターンのピッチ(導体パターンの幅と間隔と
の合計のピッチ)が200μm以上として設定されてい
るが、この両面フレキシブル配線板では、第1金属層2
2および第2金属層23の各1層をそれぞれパターン化
すればよいため、ファインピッチでパターン化すること
ができ、例えば、導体パターンのピッチを、40〜10
0μmに設定して、微細な導体パターンとして形成する
ことができる。
【0058】なお、上記の説明では、第1金属層22お
よび第2金属層23におけるスルーホール25の周縁部
以外の部分の表面にレジスト29を形成して、まず、そ
のレジスト29をエッチングレジストとして、第1金属
層22および第2金属層23におけるスルーホール25
の周縁部をエッチングし、次いで、そのレジスト29を
めっきレジストとして、そのまま、スルーホール25の
内周面、および、第1薄厚部分27および第2薄厚部分
28をめっきするようにしているが、本発明では、これ
に限定されることなく、例えば、まず、YAGレーザな
どを用いるレーザ加工などにより、第1金属層22およ
び第2金属層23におけるスルーホール25の周縁部の
厚みを低減させて、第1薄厚部分27および第2薄厚部
分28を形成し、次いで、スルーホール25の内周面、
および、第1薄厚部分27および第2薄厚部分28を公
知の方法によりめっきしてもよい。また、めっき工程に
おいては、特にカーボン皮膜26を形成せずとも、必要
により他の導電性微粒子などを用いて、公知の方法によ
りめっき(電解めっきまたは無電解めっき)してもよ
い。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の両面フレキ
シブル配線板の製造方法によれば、第1金属層および第
2金属層の表面全体にめっき層が形成されることがない
ので、それらの部分における厚みが厚くならず、その結
果、優れた屈曲性および可撓性を実現することができ
る。また、導体パターンを形成する場合においても、第
1金属層および第2金属層のみを、それぞれパターン化
すればよいので、ファインピッチでパターン化すること
ができ、微細な導体パターンを形成することができる。
【0060】そのため、本発明のフレキシブル配線板
は、微細な導体パターンとして形成され、かつ、優れた
屈曲性および可撓性を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の両面フレキシブル配線板の製造方法の
一実施形態の各工程を示す要部断面図であって、(a)
は、絶縁層の両面に第1金属層および第2金属層を備え
ている両面基板を用意する工程、(b)は、第1金属
層、絶縁層および第2金属層を貫通するスルーホールを
形成する工程、(c)は、第1金属層および第2金属層
の表面と、スルーホールの内周面とに、カーボン皮膜を
形成する工程、(d)は、第1金属層および第2金属層
の表面のカーボン皮膜26を除去する工程、(e)は、
第1金属層および第2金属層の表面全体(スルーホール
の周縁部を除く)にレジストを形成する工程、(f)
は、レジストの孔から露出する第1金属層および第2金
属層の表面をエッチングして、第1薄厚部分および第2
薄厚部分を形成する工程を示す。
【図2】図1に続いて、本発明の両面フレキシブル配線
板の製造方法の一実施形態の各工程を示す要部断面図で
あって、(g)は、スルーホールの内周面、および、第
1薄厚部分および第2薄厚部分をめっきして、めっき層
を形成する工程、(h)は、レジストを除去する工程、
(i)は、第1金属層および第2金属層の表面に、エッ
チングレジストを形成する工程、(j)は、エッチング
レジストから露出する第1金属層および第2金属層の表
面をエッチングする工程、(k)は、エッチングレジス
トを除去する工程、(l)は、第1金属層を被覆する第
1カバー絶縁層、および、第2金属層を被覆する第2カ
バー絶縁層を、それぞれ形成する工程を示す。
【図3】従来の両面フレキシブル配線板の製造方法の各
工程を示す要部断面図であって、(a)は、絶縁層の両
面に第1導体金属層および第2導体金属層が積層されて
いる両面基板を用意する工程、(b)は、第1導体金属
層、絶縁層および第2導体金属層を貫通するスルーホー
ルを形成する工程、(c)は、スルーホールの内周面
と、第1導体金属層および第2導体金属層の表面全体と
を、同時にめっきすることにより、スルーホールめっき
と、第1導体めっき層および第2導体めっき層とを一体
的に形成する工程、(d)は、第1導体金属層および第
1導体めっき層からなる第1導体層と、第2導体金属層
および第1導体めっき層からなる第2導体層とを、導体
パターンに形成する工程、(e)は、第1導体層を被覆
する第1カバー絶縁層を形成するとともに、第2導体層
を被覆する第2カバー絶縁層を形成する工程を示す。
【符号の説明】
21 絶縁層 22 第1金属層 23 第2金属層 24 両面基板 25 スルーホール 27 第1薄厚部分 28 第2薄厚部分 34 めっき層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層の両面に第1金属層および第2金
    属層を備えている両面基板を用意する工程、 これら前記第1金属層、前記絶縁層および前記第2金属
    層を貫通する貫通孔を形成する工程、 前記第1金属層および前記第2金属層における前記貫通
    孔の周縁部の厚みを低減させる工程、 前記貫通孔の内周面、および、前記第1金属層および前
    記第2金属層における厚みを低減させた薄厚部分にめっ
    きする工程を備えていることを特徴とする、両面フレキ
    シブル配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1金属層および前記第2金属層に
    おける厚みを低減させた薄厚部分には、前記薄厚部分と
    めっきにより形成されるめっき層とを合わせた厚みが、
    前記第1金属層および前記第2金属層における薄厚部分
    以外の部分の厚みと、実質的に同じ厚みとなるように、
    めっきすることを特徴とする、請求項1に記載の両面フ
    レキシブル配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】 絶縁層の両面に第1金属層および第2金
    属層を備え、前記第1金属層および前記第2金属層を電
    気的に接続するための貫通孔が形成されている両面フレ
    キシブル配線板であって、 前記第1金属層および前記第2金属層における前記貫通
    孔の周縁部の厚みが、その他の部分の厚みよりも薄く形
    成されており、 前記貫通孔の内周面、および、前記第1金属層および前
    記第2金属層における厚みが薄く形成されている薄厚部
    分に、めっき層が形成されていることを特徴とする、両
    面フレキシブル配線板。
  4. 【請求項4】 前記薄厚部分と前記めっき層とを合わせ
    た厚みが、前記第1金属層および前記第2金属層におけ
    る薄厚部分以外の部分の厚みと、実質的に同じ厚みとな
    るように、めっき層が形成されていることを特徴とす
    る、請求項3に記載の両面フレキシブル配線板。
JP2001382865A 2001-12-17 2001-12-17 両面フレキシブル配線板およびその製造方法 Pending JP2003188535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001382865A JP2003188535A (ja) 2001-12-17 2001-12-17 両面フレキシブル配線板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001382865A JP2003188535A (ja) 2001-12-17 2001-12-17 両面フレキシブル配線板およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003188535A true JP2003188535A (ja) 2003-07-04

Family

ID=27593078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001382865A Pending JP2003188535A (ja) 2001-12-17 2001-12-17 両面フレキシブル配線板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003188535A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011136061A1 (ja) 2010-04-30 2011-11-03 Jx日鉱日石金属株式会社 フレキシブル配線用積層体
KR20160075052A (ko) * 2014-12-19 2016-06-29 주식회사 비에이치 Alcu박을 이용한 파인피치 박막 fpcb의 제조 방법
CN107645830A (zh) * 2017-08-29 2018-01-30 深南电路股份有限公司 一种超声探头超薄铜双面fpc及其制作方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011136061A1 (ja) 2010-04-30 2011-11-03 Jx日鉱日石金属株式会社 フレキシブル配線用積層体
KR20160075052A (ko) * 2014-12-19 2016-06-29 주식회사 비에이치 Alcu박을 이용한 파인피치 박막 fpcb의 제조 방법
KR101652232B1 (ko) * 2014-12-19 2016-08-30 주식회사 비에이치 Alcu박을 이용한 파인피치 박막 fpcb의 제조 방법
CN107645830A (zh) * 2017-08-29 2018-01-30 深南电路股份有限公司 一种超声探头超薄铜双面fpc及其制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006278774A (ja) 両面配線基板の製造方法、両面配線基板、およびそのベース基板
JPH04309290A (ja) プリント配線板の製造方法
JP2004335807A (ja) 配線回路基板の製造方法
JP4330486B2 (ja) 両面プリント配線板の製造方法
KR100313611B1 (ko) 인쇄회로기판 제조방법
JPH10178271A (ja) 多層配線基板の製造方法および多層配線基板
JP2003188535A (ja) 両面フレキシブル配線板およびその製造方法
JP2003008204A (ja) 両面プリント配線板の製造方法
JP2000059026A (ja) 両面回路板の製造方法
JP3048360B1 (ja) 両面プリント配線板およびその製造方法
JP4547958B2 (ja) 多層配線基板の製造方法
KR100313612B1 (ko) 인쇄회로기판의 블라인드 비아 홀 형성방법
JP2005108941A (ja) 多層配線板及びその製造方法
JP2004014672A (ja) 半導体装置用基板及びその製造方法
JP2006278734A (ja) 配線回路基板
JP4244721B2 (ja) 同軸構造のスルーホールの形成方法
JP3750603B2 (ja) 半導体装置用基板の製造方法
JP2000353726A (ja) フィルムキャリアの製造方法
JPH06252529A (ja) プリント配線板の製造方法
JP4359990B2 (ja) フィルムキャリアの製造方法
KR19990049190A (ko) 인쇄회로기판 제조방법
JP4359991B2 (ja) フィルムキャリアの製造方法
JP4736251B2 (ja) フィルムキャリア及びその製造方法
JP4337408B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP4359992B2 (ja) フィルムキャリアの製造方法