JP2003188235A - アライナ装置 - Google Patents

アライナ装置

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JP2003188235A JP2002300773A JP2002300773A JP2003188235A JP 2003188235 A JP2003188235 A JP 2003188235A JP 2002300773 A JP2002300773 A JP 2002300773A JP 2002300773 A JP2002300773 A JP 2002300773A JP 2003188235 A JP2003188235 A JP 2003188235A
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Kazuhisa Ito
一寿 伊藤
Tomikazu Tanuki
富和 田貫
Hitoshi Osanai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クランプローラが後退する際にウエハの位置ず
れを防止できるアライナ装置を提供すること。 【解決手段】 直線往復運動を行うクランプローラ2
と、固定された固定ローラ3,4をウエハ5の径に合わ
せて配置し、クランプローラ2と固定ローラ3,4にて
ウエハ5を支持することにより、ウエハ5の中心を一義
的に定めて位置合わせするようにする。そして、クラン
プローラ2の両側にサポートロッド20,21を配設
し、サポートロッド20,21がクランプローラ2に連
れられたウエハ5の移動を制限するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直線往復運動可能
に設けられたクランプローラと、固定された2個の固定
ローラにてウエハを少なくとも3箇所で支持することに
より、ウエハの中心を一義的に定めて位置合わせするア
ライナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ウエハを位置合わせするアラ
イナ装置が使用されている。その一例として、図26に
示すアライナ装置100がある。このアライナ装置10
0は、テーパ部101aの形成された4個のローラ10
1…がウエハ102の径に合わせて配置され、ローラ1
01…のテーパ部101aにエッジ部を当てて載せられ
たウエハ102が、ローラ101…の回転に従って回転
する間にテーパ部101a…を滑り、ローラ101に当
たった4箇所のエッジ部の高さが一致して、中心の位置
決めが行われる。しかし、これでは、ウエハ102を位
置決めするのに時間がかかってしまっていた(特許文献
1参照。)。
【0003】また、これと別の方法をとったアライナ装
置としては、ゴム製のクランプローラと2個の固定ロー
ラをウエハの径に合わせて予め同じ高さで配置し、クラ
ンプローラを2個の固定ローラに対して直線往復運動可
能に設けたものがある。このアライナ装置では、クラン
プローラ及び2個の固定ローラにウエハを水平に載せる
と、クランプローラが水平方向に前進して、2個の固定
ローラとの間でウエハのエッジ部を押さえ付ける。これ
により、ウエハは、エッジ部がクランプローラ及び2個
のローラに同じ高さで支持されて、中心の位置決めが行
われる。よって、かかるアライナ装置では、クランプロ
ーラを水平方向に移動させるだけでウエハの位置合わせ
を行うことができるので、ウエハの位置合わせに時間が
かからない。
【0004】
【特許文献1】特開2001−77179号公報(段落
0016〜0044、第1図。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者の
アライナ装置では、ゴム製のクランプローラと2個の固
定ローラがウエハのエッジ部を押さえ付けるため、クラ
ンプローラを後退させる際に、ウエハがそのクランプロ
ーラに連れられて位置ずれすることがあった。そして、
このように位置ずれしたウエハは、予め定められた通り
に動作するロボットハンドに対して正確に位置決めされ
ないため、次の工程に位置ずれした状態で搬入されるこ
ととなり、好ましくない。また、一般的に、ロボットハ
ンドには、搬送中に位置ずれしたり、落下したりするこ
とを防止するために落とし込み溝が設けられているが、
搬出時にウエハが位置ずれしていると、ロボットハンド
の落とし込み溝に正確にはめ込むことができず、搬送中
にウエハを落下させる等の搬送ミスを引き起こす恐れが
ある。さらに、クランプローラが固定ローラにウエハを
押し付けるため、クランプローラが後退した後もウエハ
が固定ローラに付着したまま動かず、ロボットハンドで
ウエハを搬出するときに、ウエハが固定ローラに擦れて
ロボットハンド上でおどってしまったり、さらにはロボ
ットハンドから落下することがあった。
【0006】そこで、本発明は、ウエハを確実に搬出す
ることができるアライナ装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、ウエハを加工位置に位置
決めする2以上のクランプ部材と、クランプ部材の間に
配設されてウエハを搬出位置に位置決めする少なくとも
3以上の搬出位置決め部材とを有し、クランプ部材の少
なくとも1つが、ウエハの加工位置に向かって進退可能
に設けられるとともに、搬出位置決め部材の少なくとも
1つが、ウエハの搬出位置に向かって進退可能に設けら
れることを特徴とする。
【0008】従って、可動式クランプ部材を前進させて
クランプ部材の間でウエハをクランプすることによりウ
エハを加工位置に位置合わせした後に、ウエハに所要の
加工を行い、その後、搬出位置決め部材の少なくとも1
つを前進させて、搬出位置決め部材の間でウエハを搬出
位置に位置合わせするので、ウエハを確実に搬出するこ
とができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、ウエハの
外縁部を複数のクランプ部材にて少なくとも3箇所以上
で支持することによりウエハの中心を一義的に定めて位
置合わせを行うアライナ装置において、クランプ部材が
直進往復可能に設けられた可動式クランプ部材を含み、
可動式クランプ部材の両側に配置され、ウエハの移動を
制限する係止部材を有することを特徴とする。
【0010】従って、可動式クランプ部材が後退する際
に、ウエハが可動式クランプ部材に連れられて位置ずれ
しようとすると、係止部材が可動式クランプ部材の両側
においてウエハの移動を制限するため、ウエハの位置ず
れを防止し、ウエハを確実に搬出することができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、ウエハの
外縁部を複数のクランプ部材にて少なくとも3箇所以上
で支持することによりウエハの中心を一義的に定めて位
置合わせを行うアライナ装置において、クランプ部材が
直線往復運動可能に設けられた可動式クランプ部材を含
み、可動式クランプ部材を前進させてクランプ部材の間
で支持されたウエハをクランプ部材から引き離す方向に
押圧する押圧部材を有することを特徴とする。
【0012】従って、押圧部材は、可動式クランプ部材
が前進してクランプ部材の間で支持されたウエハに当接
すると、ウエハをクランプ部材から引き離す方向に押圧
し、その後に可動式クランプ部材が後退してウエハの支
持を解除するときに、ウエハを押圧してクランプ部材か
ら引き離すので、ウエハとクランプ部材との付着を解除
して、ウエハを確実に搬出することができる。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、搬送手段
で搬入位置に搬入されたウエハの外縁部を複数のクラン
プ部材にて少なくとも3箇所以上で支持することにより
ウエハを加工位置に位置合わせし、加工終了後にウエハ
を搬送手段で搬出する搬出位置に位置合わせするアライ
ナ装置において、クランプ部材が直線往復運動可能に設
けられた可動式クランプ部材を含み、可動式クランプ部
材の両側に配置され、搬出位置でウエハの移動を制限す
る係止部材と、可動式クランプ部材が後退してウエハの
支持を解除するときに、ウエハを係止部材に当接させる
ようにウエハを押圧する押圧部材とを有することを特徴
とする。
【0014】従って、搬送手段がウエハを搬入位置に搬
入すると、可動式クランプ部材が前進して他のクランプ
部材との間でウエハを支持することによりウエハを加工
位置に位置合わせし、その後に、可動式クランプ部材が
後退してウエハの支持を解除するときに、押圧部材がウ
エハを押圧して係止部材に当接させ、ウエハを搬出位置
に位置合わせするので、ウエハを確実に搬出することが
できるとともに、ウエハを係止部材や押圧部材に擦り合
わせることなく加工位置又は搬出位置に位置合わせして
塵芥等の発生を抑制することができる。尚、ウエハの搬
入位置、加工位置、搬出位置は、一致していてもよい
し、異なっていてもよい。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
又は請求項4に記載の発明において、係止部材を可動式
クランプ部材と同一方向に直線往復運動させる第1移動
ユニットを有することを特徴とする。従って、係止部材
は、ウエハを搬入するときや、可動式クランプ部材が他
のクランプ部材との間でウエハを押さえ付けるとき等に
は、ウエハから離れており、可動式クランプ部材を後退
させるときだけ、ウエハの移動を制限するためにウエハ
に近づくため、ウエハの搬入や、ウエハの位置合わせ等
の邪魔にならない。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載する発明において、第1移動ユニットは、係止部
材が立設された支持ブロックを第1駆動手段により直線
往復運動させるものであって、支持ブロックに取り付け
られた止め具を第1駆動手段側に固定された当接部材と
当接させて位置決めするようにしたものであることを特
徴とする。従って、係止部材は、止め具が当接部材に当
接するまで移動し、止め具の位置調節を行うことにより
係止部材のウエハに対する位置を任意に設定することが
できるので、組立精度に厳しい寸法公差が要求されず、
組立や製造が容易になる。
【0017】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
乃至請求項6の何れか1つに記載の発明において、可動
式クランプ部材を保持する可動プレートの脚部に連結す
る第2駆動手段が、所定方向の出力を脚部の反第2駆動
手段側に配設される圧縮ばねを介して間接的に可動式ク
ランプ部材に伝達する一方、所定方向と反対方向の出力
を圧縮ばねを介さずに直接的に可動式クランプ部材に伝
達することを特徴とする。従って、第2駆動手段が可動
式クランプ部材をウエハに押し付けるときに、圧縮ばね
が第2駆動手段の駆動力を吸収するので、可動式クラン
プ部材をウエハに強く押さえ付けすぎない。
【0018】また、請求項8に記載の発明は、請求項3
乃至請求項7の何れか1つに記載の発明において、押圧
部材をウエハに対して当接又は離間する方向に直進往復
運動させる第2移動ユニットを有することを特徴とす
る。従って、押圧部材は、ウエハを搬入するときや、可
動式クランプ部材が他のクランプ部材との間でウエハを
押さえ付けるとき等には、ウエハから離れており、ウエ
ハの位置合わせを行うときだけウエハに当接してウエハ
をクランプ部材から引き離す方向に押圧するため、ウエ
ハの搬入等の邪魔にならない。
【0019】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の発明において、第2移動ユニットは、押圧部材
と一体的に移動するスライド部材と第3駆動手段の出力
方向に従って移動可能な連結部材とを圧縮ばねを介して
連結し、圧縮ばねは、第3駆動手段の所定方向の出力を
連結部材からスライド部材に間接的に伝達する一方、第
3駆動手段の所定方向と反対方向の出力を連結部材から
スライド部材に直接的に伝達することを特徴とする。従
って、第3駆動手段が押圧部材でウエハを押圧するとき
に、圧縮ばねが第3駆動手段の駆動力を吸収するので、
押圧部材でウエハを適度に押圧することができる。
【0020】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1乃至請求項9の何れか1つに記載の発明において、搬
出位置決め部材、係止部材又は押圧部材はウエハと点接
触又は線接触することを特徴とする。また、請求項11
に記載の発明は、請求項1乃至請求項10の何れか1つ
に記載の発明において、クランプ部材は、ウエハの周縁
の一部を載置する載置部と、ウエハのエッジ部に点接触
又は線接触する接触部とを有することを特徴とする。従
って、クランプ部材、搬出位置決め部材、係止部材、押
圧部材がウエハと接触する面積を小さくして塵芥等の発
生を抑制することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施の形態)次に、本発明
に係るアライナ装置の形態について図面を参照して以下
に説明する。図1は、本実施の形態のアライナ装置1の
平面図である。本実施の形態のアライナ装置1は、クラ
ンプローラ(「クランプ部材」、「可動式クランプ部
材」に相当するもの。)2と2個の固定ローラ(「クラ
ンプ部材」に相当するもの。)3,4がウエハ5の径に
合わせて配置されている。クランプローラ2は、可動プ
レート6に回転可能に軸支されており、固定ローラ3,
4は、固定プレート7,8に回転可能に軸支されてい
る。可動プレート6は、メインプレート9に直線往復運
動可能に設けられる一方、固定プレート7,8は、メイ
ンプレート9に固定されている。
【0022】図2は、図1をA方向から見た図である。
可動プレート6とメインプレート9との間には、摺動部
材10が配設されており、可動プレート6は、メインプ
レート9に固定されたクランプシリンダ(「第2駆動手
段」に相当するもの。)13の駆動力を伝達されて直線
往復運動するようになっている。こうした可動プレート
6には、クランプシリンダ13の縮み方向の出力が伝達
される脚部11と、クランプシリンダ13の伸び方向の
出力が伝達される係止部12が固定されている。
【0023】クランプシリンダ13は、メインプレート
9に固定され、そのシリンダロッド14にフリージョイ
ント15を介してバッファロッド16が連結されてい
る。そのバッファロッド16は、先端を係止部12に突
き当てられるように脚部11に挿通されている。バッフ
ァロッド16には、圧縮ばね17が先端のばね受け18
と脚部11との間に嵌め合わされており、クランプシリ
ンダ13の縮み方向の出力が、圧縮ばね17を介して脚
部11に伝達されるように構成されている。また、バッ
ファロッド16は、圧縮ばね17により図中左方向に付
勢されて、先端を係止部12に連結されたストッパボル
ト19に押し当てられており、クランプシリンダ13の
伸び方向の出力が、ストッパボルト19を介して係止部
12に伝達されるように構成されている。
【0024】また、図1に示すように、可動プレート6
には、長孔6a,6bがクランプローラ2を挟んで左右
対称に形成され、その長孔6a,6bにサポートロッド
(「搬出位置決め部材」、「係止部材」に相当するも
の。)20,21がそれぞれ挿通されている。
【0025】図3は、図1をB方向から見た図である。
図2及び図3に示すように、サポートロッド20,21
は、メインプレート9に固定されたサポートシリンダ
(「第1駆動手段」に相当するもの。)22の駆動力に
より、サポートシリンダ22の出力方向に沿って長く形
成された長孔6a,6b内を直線往復運動するようにな
っている。サポートシリンダ22は、クランプシリンダ
13と同一方向に出力するように配設され、そのシリン
ダロッド23に連結されたサポートブロック(「支持ブ
ロック」に相当するもの。)24に、サポートロッド2
0,21が立設されている。サポートロッド20,21
は、ウエハ5の移動を制限するために、先端がウエハ5
より高く突き出るように長孔6a,6bに貫かれてお
り、クランプローラ2と独立して長孔6a,6b内を直
線往復運動するようになっている。
【0026】こうしたサポートロッド20,21は、サ
ポートストッパ(「当接部材」に相当するもの。)25
に止められて、前進を制限されるようになっている。サ
ポートストッパ25は、先端がサポートブロック24と
対向するようにメインプレート9に固定されている。サ
ポートブロック24には、サポートロッド20,21の
ウエハ5に対する位置を調節するためのストッパボルト
(「止め具」に相当するもの。)26が、サポートスト
ッパ25に対応する位置にサポートシリンダ22側に突
き出るように螺合されている。サポートストッパ25と
ストッパボルト26との間には、隙間が形成され、サポ
ートロッド20,21はその隙間分だけ前進可能となっ
ている。本実施の形態では、サポートロッド20,21
が、クランプローラ2及び固定ローラ3,4に支持され
たウエハ5のエッジ部から0.3mm程度離れる位置ま
で接近するように、ストッパボルト26を位置調節して
いる。
【0027】尚、クランプローラ2及び固定ローラ3,
4には、ウエハ5を損傷させないように保持するため
に、フランジ部を有するゴム製の保持部材2A,3A,
4Aが装着されている。そして、保持部材2A,3A,
4Aのフランジ部は、ウエハ5を水平に載せられるよう
に、同じ高さに設定されている。また、ウエハ5の回転
方向の位置決めをするために、固定プレート7には、図
3に示すように、ウエハ5のVノッチを検出するための
センサ27,28や、固定ローラ3の回転量を検出する
ためのエンコーダユニット29等が連結される一方、固
定プレート8には、固定ローラ4に回転力を与える駆動
ユニット30等が連結されている。
【0028】続いて、このようなアライナ装置1の動作
について図面を参照して具体的に説明する。図4〜図6
は、アライナ装置1の平面図であって、クランプローラ
2とサポートロッド20,21の位置関係を示す図であ
る。アライナ装置1は、ウエハ5を搬入される前の初期
状態では、クランプシリンダ13とサポートシリンダ2
2が停止しており、図1に示すように、クランプローラ
2及びサポートロッド20,21は後退している。
【0029】図示しないロボットハンドが、保持部材2
A,3A,4Aのフランジ部にウエハ5を載せると、ク
ランプシリンダ13がシリンダロッド14を縮めて、ク
ランプローラ2を前進させる。すなわち、クランプシリ
ンダ13は、バッファロッド16を図2の右方向に引っ
張ることにより、圧縮ばね17を介して脚部11を図2
の右方向に押圧し、可動プレート6を図2の右方向に移
動させる。このとき、脚部11に作用する押圧力が、脚
部11から可動プレート6、係止部12、ストッパボル
ト19、バッファロッド16へと伝達され、可動プレー
ト6とバッファロッド16とが一体的に移動するため、
圧縮ばね17は圧縮されない。
【0030】クランプローラ2は、可動プレート6と一
体的に前進し、図4に示すようにウエハ5のエッジ部に
当接すると、ウエハ5を介して固定ローラ3,4に前進
を制限される。それに伴って、可動プレート6が、図2
の図中右方向に移動することができなくなって停止する
が、クランプシリンダ13は、シリンダロッド14をさ
らに縮めて、ウエハ5にクランプ荷重を加える。すなわ
ち、クランプシリンダ13がバッファロッド16を図2
の右方向に引っ張ると、バッファロッド16は、圧縮ば
ね17の付勢力に反して脚部11内を摺動し、クランプ
ローラ2が固定ローラ3,4との間でウエハ5を押さえ
付ける。このとき、圧縮ばね17がクランプシリンダ1
3の駆動力を吸収するため、クランプローラ2は、固定
ローラ3,4の間でウエハ5を強く押さえ付けすぎな
い。このようにして、ウエハ5は、エッジ部が3箇所で
支持されるため、中心を一義的に定められて位置合わせ
される。
【0031】そして、ウエハ5のVノッチアライニング
を行う。具体的には、駆動ユニット30を駆動させ、固
定ローラ4を図4の矢印方向に回転させる。固定ローラ
4は、ウエハ5を図4の矢印方向に回転させ、クランプ
ローラ2と固定ローラ3はウエハ5と連れ回りする。ウ
エハ5のVノッチがセンサ27を通過し、Vノッチが検
出されると、駆動ユニット30は減速する。ウエハ5の
Vノッチがセンサ28を通過し、Vノッチが精密に検出
されると、その位置がウエハ5の基準位置に設定され
る。その後、ウエハ5は指定されたVノッチ位置まで回
転され、停止する。
【0032】それから、サポートシリンダ22は、シリ
ンダロッド23を縮め、サポートブロック24を介して
サポートロッド20,21を図2の右方向に前進させ
る。ストッパボルト26がサポートストッパ25に当接
すると、サポートロッド20,21は、図5に示すよう
に、クランプローラ2及び固定ローラ3,4に支持され
たウエハ5のエッジ部から0.3mm程度離れる位置ま
で接近して停止する。
【0033】そして、クランプシリンダ13が、シリン
ダロッド14を伸ばして、クランプローラ2を後退させ
る。このとき、クランプシリンダ13は、バッファロッ
ド16を図2の左方向に押し戻し、先ず圧縮ばね17の
圧縮を解除する。そのため、クランプローラ2が、固定
ローラ3,4との間でウエハ5を押さえ付けなくなるた
め、クランプ荷重が解除される。そして、クランプシリ
ンダ13は、バッファロッド16の先端をストッパボル
ト19に突き当て、係止部12を介して可動プレート6
を図2の左方向に押し戻す。このとき、バッファロッド
16は、圧縮ばね17に付勢されて先端をストッパボル
ト19に確実に押し当てられるため、クランプシリンダ
13の図2の左方向への駆動力を無駄なく伝達する。そ
して、クランプローラ2は、可動プレート6と一体的に
後退し、図6に示す初期状態に戻る。
【0034】ここで、クランプローラ2は、後退する直
前まで、固定ローラ3,4との間でウエハ5のエッジ部
を押さえ付けており、ウエハ5のエッジ部が保持部材2
A,3A,4Aにひっついている。そのため、ウエハ5
は、クランプローラ2が後退する際に、クランプローラ
2に連れられて位置ずれしようとすることがある。この
場合、ウエハ5は、クランプローラ2に連れられること
により保持部材3A,4Aとの連れが解消する。そし
て、ウエハ5は、クランプローラ2に連れられて0.3
mm程度移動すると、保持部材2Aにひっついたエッジ
部の両脇が、サポートロッド20,21に接触する。サ
ポートロッド20,21は、後退するクランプローラ2
に対して停止しているので、ウエハ5の移動を止めて、
後退するクランプローラ2からウエハ5を引き離す。よ
って、ウエハ5は、位置合わせされた位置から0.3m
m以上移動しない。
【0035】このようにしてクランプローラ2が後退す
ると、サポートシリンダ22は、シリンダロッド23を
伸ばして、サポートブロック24を図2の左方向に押し
戻し、サポートロッド20,21を図1に示す初期状態
まで後退させる。そして、図示しないロボットハンドが
ウエハ5を搬出すると、アライナ装置1は、そのまま次
のウエハ5が搬入されるまで待機する。
【0036】従って、本実施の形態のアライナ装置1に
よれば、クランプローラ2の両側にウエハ5の移動を止
めるサポートロッド20,21を設けたので、クランプ
ローラ2を後退させる際にウエハ5の位置ずれを防止す
ることができる。そのため、ウエハ5は、図示しないロ
ボットハンドに対して正確に位置決めされ、次の場所に
位置ずれすることなく搬入される。また、ウエハ5を図
示しないロボットハンドの落とし込み溝に正確にはめ込
むことができ、搬送中にウエハ5を落下させる等の搬送
ミスを引き起こしにくい。
【0037】また、本実施の形態のアライナ装置1によ
れば、サポートロッド20,21を水平方向に直線往復
運動可能に設け、クランプローラ2を後退させるときの
みサポートロッド20,21をウエハ5に近づけるの
で、サポートロッド20,21がウエハ5の搬入、位置
合わせ、搬出等の邪魔にならない。
【0038】また、本実施の形態のアライナ装置1は、
できるだけウエハ5の位置ずれをなくすために、サポー
トロッド20,21をウエハ5のエッジ部から0.3m
m程度と極めて接近させるようにしているが、ストッパ
ボルト26をサポートシリンダ22側に突き出すように
サポートブロック24に螺合するとともに、ストッパボ
ルト26と当接してサポートロッド20,21の移動を
止めるサポートストッパ25をサポートシリンダ22側
に固定し、サポートロッド20,21のウエハ5に対す
る位置を任意に設定できるようにしたので、組立精度に
厳しい寸法公差が要求されず、組立や製造が容易にな
る。
【0039】また、バッファロッド16に連結されるば
ね受け18と脚部11の反クランプシリンダ13側の側
面との間に圧縮ばね17を設け、クランプシリンダ13
がクランプローラ2をウエハ5に押し付けるときに、圧
縮ばね17がクランプシリンダ13の駆動力を吸収する
ようにしたので、クランプローラ2をウエハ5に強く押
さえ付けすぎない。
【0040】(第2実施の形態)続いて、本発明の第2
実施の形態について図面を参照して説明する。図7は、
クランプローラ2、クランプローラ側サポートロッド2
0,21及び固定ローラ側サポートロッド41,42が
後退した状態のアライナ装置40の平面図である。第2
実施の形態のアライナ装置40は、第1実施の形態のア
ライナ装置1を改良したものであり、クランプローラ側
サポートロッド(「搬出位置決め部材」、「係止部材」
に相当するもの。)20,21に加えて固定ローラ側サ
ポートロッド(「搬出位置決め部材」、「押圧部材」に
相当するもの。)41,42を設け、ウエハ5を搬出す
るときにウエハ5と固定ローラ3,4との付着を解除す
る点で第1実施の形態のアライナ装置1と相違する。よ
って、ここでは、第1実施の形態のアライナ装置1と相
違する点について詳細に説明する。尚、第1実施の形態
のアライナ装置1と同一の構造については同じ符号を用
いることにする。
【0041】アライナ装置40は、第1実施の形態のア
ライナ装置1と同様に、1個のクランプローラ2と2個
の固定ローラ3,4がウエハ5の径に合わせて配置さ
れ、クランプローラ2がウエハ5の中心部に向かって直
進往復運動可能に設けられている。クランプローラ2の
両側には、クランプローラ側サポートロッド20,21
がクランプローラ2と同一方向に直進往復運動可能に設
けられ、そのクランプローラ側サポートロッド20,2
1とウエハ5を挟んで対向するように固定ローラ側サポ
ートロッド41,42が直線往復運動可能に設けられて
いる。
【0042】図8は、図7をC方向から見た図である。
メインプレート9のクランプローラ2側下面には、クラ
ンプシリンダ13とサポートシリンダ22が反固定ロー
ラ3,4側に出力するよう配設されている。クランプシ
リンダ13は、クランプローラ2を前進させたときにウ
エハ5を固定ローラ3,4に押しつけて加工位置に位置
合わせするよう出力調整されている。また、サポートシ
リンダ22は、クランプローラ側サポートロッド20,
21を前進させたときに、加工位置にあるウエハ5のエ
ッジ部から僅かに離れた位置で停止させるよう出力調整
されている。
【0043】一方、メインプレート9の固定ローラ3,
4側下面には、固定ローラ側サポートロッド41,42
と連結する第2移動ユニット50が固定されている。第
2移動ユニット50は、クランプシリンダ13やサポー
トシリンダ22と反対方向、すなわち固定ローラ3,4
側に出力するサポートシリンダ51(「第3駆動手段」
に相当するもの。)を備え、サポートシリンダ51の出
力により固定ローラ側サポートロッド41,42をクラ
ンプローラ側サポートロッド20,21と相対的に移動
させている。
【0044】図9は、固定ローラ側サポートロッド4
1,42を動作させる第2移動ユニット50の側面図で
ある。図10は、固定ローラ側サポートロッド41,4
2を動作させる第2移動ユニット50の平面図である。
シリンダロッド52は、軸受53を介して連結部材54
に連結され、連結部材54に図中左右方向への推力のみ
を伝達している。メインプレート9と連結部材55との
間には、ガイド55が配設され、サポートシリンダ51
の出力方向に沿って連結部材55を直線往復運動可能に
している。また、連結部材55には、バッファロッド6
0がネジ固定され、そのバッファロッド60にスライド
プレート(「スライド部材」に相当するもの。)57の
張出部57Aが摺動可能に挿通されて連結部材55に当
接されている。スライドプレート57の張出部57Aか
ら突き出したバッファロッド60の端部には、ばね受け
61が固定され、ばね受け61とスライドプレート57
の張出部57Aとの間に圧縮ばね62が配設されてい
る。従って、サポートシリンダ51が図中左方向に縮ん
で出力した場合には、その出力が連結部材54、バッフ
ァロッド60、ばね受け61、圧縮ばね62、スライド
プレート57へと伝達され、また、サポートシリンダ5
が図中右方向に伸びて出力する場合には、その出力が連
結部材54からスライドプレート57の張出部57Aに
直接伝達されることになる。
【0045】スライドプレート57とメインプレート9
との間には、摺動部材56が配設され、スライドプレー
ト57をサポートシリンダ51の出力方向に沿って移動
可能にしている。スライドプレート57には、L字形の
支持ブロック58がメインプレート9の下面側から上面
側に向かって突き出るように設けられ、その突き出た部
分に固定ローラ側サポートロッド41,42が立設する
ことにより、固定ローラ側サポートロッド41,42を
スライドプレート57と一体的に移動させるようにして
いる。
【0046】続いて、このようなアライナ装置40の動
作について図面を参照して具体的に説明する。図11〜
図13は、アライナ装置40の平面図であって、クラン
プローラ2、クランプローラ側サポートロッド20,2
1、固定ローラ側サポートロッド41,42の位置関係
を示す図である。アライナ装置40は、ウエハ5を搬入
される前の初期状態では、クランプシリンダ13とサポ
ートシリンダ22,51が停止しており、図7に示すよ
うに、クランプローラ2、クランプローラ側サポートロ
ッド20,21、固定ローラ側サポートロッド41,4
2は後退している。
【0047】図示しないロボットハンドがウエハ5を搬
入すると、クランプシリンダ13がシリンダロッド14
を縮めてクランプローラ2を前進させ、図11に示すよ
うにクランプローラ2をウエハ5のエッジ部に当接させ
る。このとき、クランプローラ2は、ウエハ5にクラン
プ荷重を加えてウエハ5を固定ローラ3,4に対して押
さえ付けるため、ウエハ5がクランプローラ2と固定ロ
ーラ3,4との3箇所で支持されて中心を加工位置の中
心に一義的に位置合わせされる。
【0048】そして、Vノッチアライニング等の所要の
加工を完了すると、サポートシリンダ22,51が駆動
して、クランプローラ側サポートロッド20,21と固
定ローラ側サポートロッド41,42を一斉に前進させ
る。すなわち、サポートシリンダ22は、シリンダロッ
ド23を縮めてクランプローラ側サポートロッド20,
21を前進させ、図12に示すようにウエハ5のエッジ
部から僅かに離れる位置まで接近させて停止させる。
【0049】一方、サポートシリンダ51は、縮み方向
に出力し、シリンダロッド52、軸受53、連結部材5
4を介してバッファロッド60を図9及び図10の図中
左方向に引っ張る。サポートシリンダ51の出力は、バ
ッファロッド60からばね受け61、圧縮ばね62を介
してスライドプレート57に伝達され、スライドプレー
ト57が図中左方向に移動する。このとき、スライドプ
レート57は連結部材54と一体的に移動するため、圧
縮ばね62は圧縮されない。
【0050】固定ローラ41,42側サポートロッド4
1,42が、スライドプレート57と一体的に前進し
て、図12に示すようにウエハ5のエッジ部に当接する
と、ウエハ5を介してクランプローラ2に前進を制限さ
れる。それにともなって、スライドプレート57は図中
左方向に移動することができなくなって停止するが、サ
ポートシリンダ51は、シリンダロッド52をさらに縮
め、固定ローラ側サポートロッド41,42でウエハ5
を図中左方向に軽く押圧する。すなわち、サポートシリ
ンダ51が連結部材54を図9及び図10の図中左方向
に引っ張り続けると、スライドプレート57は停止した
ままで、連結部材54のみが図中左方向に移動する。そ
のため、バッファロッド60は、連結部材54により図
中左方向に引っ張られて圧縮ばね62の付勢力に反して
スライドプレート57内を摺動する。このとき、圧縮ば
ね62がサポートシリンダ51の駆動力を吸収するた
め、固定ローラ側サポートロッド41,42はクランプ
ローラ2との間でウエハ5を押さえ付けすぎない程度に
ウエハ5をクランプローラ2側に押圧する。
【0051】その後、クランプシリンダ13がシリンダ
ロッド14を伸ばして、図13に示すようにクランプロ
ーラ2を後退させる。このとき、固定ローラ側サポート
ロッド41,42がウエハ5を図中左方向に押圧してい
るため、ウエハ5がクランプローラ2にならって図中左
方向に移動し、固定ローラ3,4の保持部材3A,4A
との連れを解消する。ウエハ5は、クランプローラ2に
連れられて図中左方向に移動すると、クランプローラ2
の保持部材2Aにひっついたエッジ部の両側がクランプ
ローラ側サポートロッド20,21に接触する。クラン
プローラ側サポートロッド20,21は、クランプロー
ラ2に対して停止しているので、ウエハ5の移動を制限
し、ウエハ5をクランプローラ2から引き離す。これに
より、ウエハ5は搬出位置に位置決めされる。
【0052】そして、サポートシリンダ22,51のシ
リンダロッド23,52を伸ばして、クランプローラ側
サポートロッド20,21と固定ローラ側サポートロッ
ド41,42を後退させ、図示しないロボットハンドで
ウエハ5を搬出する。
【0053】従って、第2実施の形態のアライナ装置に
よれば、固定ローラ側サポートロッド41,42は、ク
ランプローラ2が前進して固定ローラ3,4の間で支持
されたウエハ5に当接すると、ウエハ5を固定ローラ
3,4から引き離す方向に押圧し、その後にクランプロ
ーラ2が後退してウエハ5の支持を解除するときに、ウ
エハ5を押圧して固定ローラ3,4から引き離すので、
ウエハ5と固定ローラ3,4との付着を解除して、ウエ
ハを確実に搬出することができる。
【0054】また、図示しないロボットハンドがウエハ
5を所定の搬入位置に搬入すると、クランプローラ2が
前進して固定ローラ3,4との間でウエハ5を支持する
ことによりウエハ5を加工位置に位置合わせし、その後
に、クランプローラ2が後退してウエハ5の支持を解除
するときに、固定ローラ側サポートロッド41,42が
ウエハ5を押圧してクランプローラ2の後退する方向に
移動させることによりクランプローラ側サポートロッド
20,21に当接させ、ウエハ5を搬出位置に位置合わ
せするので、ウエハ5を確実に搬出することができると
ともに、ウエハ5をクランプローラ側サポートロッド2
0,21や固定ローラ側サポートロッド41,42に擦
り合わせることなく加工位置又は搬出位置に位置合わせ
して塵芥等の発生を抑制することができる。特に、クラ
ンプローラ側サポートロッド20,21と固定ローラ側
サポートロッド41,42が対向配置されているので、
ウエハ5を加工位置や搬出位置に位置合わせする際に回
転させず、塵芥等の発生を効率的に抑制できる。尚、ウ
エハ5の搬入位置、加工位置、搬出位置は、一致してい
てもよいし、異なっていてもよい。
【0055】また、固定ローラ側サポートロッド41,
42は、ウエハ5を搬入するときや、クランプローラ2
が固定ローラ3,4との間でウエハ5を押さえ付けると
き等には、ウエハ5から離れており、ウエハ5の位置合
わせを行うときだけウエハ5に当接してウエハ5を固定
ローラ3,4から引き離す方向に押圧するため、ウエハ
5の搬入等の邪魔にならない。
【0056】さらに、サポートシリンダ51が固定ロー
ラ側サポートロッド41,42でウエハ5を押圧すると
きに、圧縮ばね62がサポートシリンダ51の駆動力を
吸収するので、固定ローラ側サポートロッド41,42
でウエハ5を適度に押圧することができる。
【0057】(第3実施の形態)続いて、本発明のアラ
イナ装置の第3実施の形態について図面を参照して説明
する。図14は、アライナ装置70の平面図である。本
実施の形態のアライナ装置70は、メインプレート71
にウエハ5の外縁部に沿ってクランプローラ(「クラン
プ部材」、「可動式クランプ部材」に相当するもの。)
72と固定ローラ(「クランプ部材」に相当するも
の。)73,74を配設している。固定ローラ73,7
4は、メインプレート71の定位置に回転可能に軸支さ
れ、クランプローラ71は、固定ローラ73,74の中
心を結ぶ線分の2等分線上に直線往復運動可能に設けら
れている。すなわち、メインプレート71には、固定ロ
ーラ73,74の中心を結ぶ線分の2等分線に沿ってス
リット71aが長く形成され、クランプローラ72を回
転可能に軸支する図示しないスピンドルが摺動可能に挿
通されている。図示しないスピンドルは、図示しない駆
動手段に連結され、駆動手段の駆動力によりクランプロ
ーラ72をスリット71aに沿って移動させるととも
に、クランプローラ72を介してウエハ5にクランプ荷
重を加えることができるようになっている。また、固定
ローラ73,74の中心を結ぶ線分の2等分線上には、
ウエハ5の加工中心位置が設けられている。
【0058】メインプレート71には、クランプローラ
72の両側にクランプローラ側サポートロッド75,7
6が直線往復運動可能に設けられ、さらに、固定ローラ
73,74側にクランプローラ側サポートロッド(「搬
出位置決め部材」、「係止部材」に相当するもの。)7
5,76と対向するように固定ローラ側サポートロッド
77,78(「搬出位置決め部材」、「押圧部材」に相
当するもの。)が直線往復運動可能に設けられている。
【0059】メインプレート71には、クランプローラ
72の両側にスリット71bがスリット71aと平行に
形成され、クランプローラ側サポートロッド75,76
が摺動可能に挿通されている。サポートロッド75,7
6は、メインプレート71の下面に設けられた図示しな
い移動ユニットに連結し、移動ユニットによりスリット
71bに沿ってクランプローラ2と同一方向に直線往復
運動するよう構成されている。
【0060】また、メインプレート71には、固定ロー
ラ73,74側にスリット71bがクランプローラ72
側のスリット71bと同一方向に形成され、固定ローラ
側サポートロッド77,78が摺動可能に挿通されてい
る。固定ローラ側サポートロッド77,78は、メイン
プレート71の下面に設けられた図示しない移動ユニッ
トに連結し、移動ユニットによりスリット71bに沿っ
て固定ローラ側サポートロッド77,78を直線往復運
動させるよう構成されている。
【0061】こうしたアライナ装置70は、次のように
動作する。図15は、アライナ装置70の動作説明図で
ある。図示しないロボットハンドがウエハ5をクランプ
ローラ72と固定ローラ73,74の間に載置すると、
図15(a)に示すように、クランプローラ2を図示し
ない駆動手段で前進させてウエハ5のエッジ部に当接さ
せ、さらに固定ローラ3,4との間でクランプ荷重を加
えることによりウエハ5を加工位置に位置合わせする。
それから、所要の加工をウエハ5に行う。
【0062】所要の加工が終了したら、図15(b)に
示すように、クランプローラ72を駆動手段で後退させ
る。それから、図15(c)に示すように、サポートロ
ッド75,76を第1移動ユニットで加工位置にあるウ
エハ5のエッジ部から僅かに離れた位置まで前進させる
とともに、サポートロッド77,78を第2移動ユニッ
トで前進させて図中二点鎖線で示す加工位置にあるウエ
ハ5のエッジ部に当接させ、さらに前進させてウエハ5
をクランプローラ72側に押圧して移動させる。サポー
トロッド75,76は、ウエハ5をウエハ搬出位置に位
置合わせしうる位置で停止しているため、ウエハ5のエ
ッジ部に当接して移動を制限すると同時にウエハ5を図
中実線で示すウエハ搬出位置に位置合わせする。それか
ら、 図15(d)に示すように、サポートロッド75
〜77を一斉に後退させ、図示しないロボットハンドで
ウエハ5を搬出する。
【0063】従って、本実施の形態のアライナ装置70
によれば、メインプレート71にスリット71a,71
bを形成して、クランプローラ72と固定ローラ側サポ
ートロッド77,78を直線往復運動させるようにした
ので、第1,第2実施の形態のアライナ装置1,40の
可動プレート6や支持ブロック58等を削減して部品点
数を減らし、装置のコンパクト化及び軽量化を図ること
ができる。また、ウエハ5の加工位置と搬出位置とが一
致しないときでも加工を終えたウエハ5を回転させるこ
となく搬出位置に位置合わせするので、ウエハ5のエッ
ジ部を固定ローラ側サポートロッド41,42に擦り合
わせるなどしてウエハ5を破損させることなく、確実に
加工位置から搬出位置にずらすことができる。
【0064】(第4実施の形態)続いて、本発明のアラ
イナ装置に第4実施の形態について図面を参照して説明
する。図16は、アライナ装置80の平面図である。本
実施の形態のアライナ装置80は、サポートロッド82
〜84をウエハ5を搬出するウエハ搬出中心位置に向か
って進退させている点で、第3実施の形態のアライナ装
置70と相違する。よって、ここでは、第3実施の形態
のアライナ装置70と相違する点について詳細に説明す
る。尚、第3実施の形態のアライナ装置70と同様の構
造については同じ符号を用いて説明する。
【0065】アライナ装置80は、メインプレート81
にウエハ5の加工中心位置を中心としてクランプローラ
72と固定ローラ73,74が円周方向に等間隔に配設
されている。メインプレート81には、クランプローラ
72と固定ローラ73,74の間にスリット81aが1
20度の位相差をもってウエハ5の搬出中心位置に向か
って放射線状に長く形成され、そのスリット81aにサ
ポートロッド(「搬出位置決め部材」、「係止部材」又
は「押圧部材」に相当するもの。)82〜84が摺動可
能に挿通されている。サポートロッド82〜84は、メ
インプレート81の下面に設けられた図示しない移動ユ
ニットに連結し、移動ユニットによりスリット81a内
を直線往復運動するよう構成されている。
【0066】こうしたアライナ装置80は、クランプロ
ーラ72を前進させると、ウエハ5を加工位置に位置合
わせし、クランプローラ72を後退させた後にサポート
ロッド82〜84を前進させると、サポートロッド82
〜84がウエハ5を押圧して搬出位置に移動させるの
で、第1〜第3実施の形態のアライナ装置1,40より
ウエハ5とサポートロッド82〜84とが接触する箇所
を減らし、ウエハ5を搬出位置に位置合わせするときに
塵芥等の発生を抑制することができる。
【0067】(第5実施の形態)続いて、本発明のアラ
イナ装置の第5実施の形態について図面を参照して説明
する。図17は、アライナ装置90の平面図である。図
18は、アライナ装置90の要部側面図である。図19
は、サポートロッド95(96,97)の先端部を示す
図である。本実施の形態のアライナ装置90は、ウエハ
5の加工中心位置を中心とする同一円周上に3つのクラ
ンプローラ(「クランプ部材」、「可動式クランプ部
材」に相当するもの。)92,93,94を直線往復運
動可能に設けている点で、1個のクランプローラ2,7
2のみを直線往復運動可能に設けた上記実施の形態と相
違している。
【0068】メインプレート91には、スリット91a
が120度の位相差をもってウエハ5の加工位置の中心
部に向けて放射線状に長く形成され、クランプローラ9
2〜94のスピンドル92a〜94aがスリット91a
に摺動可能に挿通されている。スピンドル9a〜94a
の上端部には、回転自在に取り付けられた大径のウエハ
載置部92b〜94bと、同載置部92b〜94bと同
心上に立設する小径のウエハ接触部92c〜94cとを
備えている。また、スピンドル92a〜94aの下端部
には、メインプレート91の下面に設けられた図示しな
い駆動手段が連結され、駆動手段によりスリット91a
に沿ってクランプローラ92〜94を直線往復運動させ
るよう構成されている。
【0069】クランプローラ92〜94の間には、サポ
ートロッド95〜97が直線往復運動可能に設けられて
いる。メインプレート91には、スリット91bがスリ
ット91aの中間位置に120度の位相差をもって、ウ
エハ5の搬出位置の中心部に向けて放射線状に長く形成
され、そのスリット91bにサポートロッド(「搬出位
置決め部材」、「係止部材」又は「押圧部材」に相当す
るもの。)95〜97がそれぞれ摺動可能に挿通されて
いる。ここで、ウエハ5の搬出位置は、ウエハ5の加工
位置から僅かにずれた位置に設定してもよいし、加工位
置と同じ位置に設定してもよい。サポートロッド95〜
97の上端部には、円筒形状のピン部材95a〜97a
が取り付けられ、図19に示すようにウエハ5のエッジ
部に点接触又は線接触するようにしている。一方、サポ
ートロッド95〜97の下端部にはメインプレート9の
下面に設けられた図示しない移動ユニットが連結し、移
動ユニットによりサポートロッド95〜97をスリット
91bに沿って直線往復運動させるよう構成されてい
る。
【0070】次に、本実施の形態のアライナ装置90の
動作について説明する。アライナ装置90は、ウエハ5
を搬入されていない初期状態では、図示しない駆動手段
と移動ユニットとが停止し、クランプローラ92〜94
及びサポートロッド95〜97は後退している。
【0071】後退したクランプローラ92〜94とサポ
ートロッド95〜97は、ウエハ5の径より大きな径の
円周上に予め決められた待機位置にあるため、図示しな
いロボットハンドでクランプローラ92〜94の載置部
92b〜94bにウエハ5を載置して搬入しても、ウエ
ハ5はクランプローラ92〜94のウエハ接触部92c
〜94c及びサポートロッド95〜97に接触しない。
ウエハ5を搬入したことを確認すると、図示しない駆動
手段がクランプローラ92〜94を前進させ、全てのウ
エハ接触部92c〜94cをウエハ5のエッジ部に当接
させる。このとき、たとえウエハ5の搬入位置と加工位
置とにずれがあっても、クランプローラ92〜94のウ
エハ接触部92c〜94cの一部がウエハ5を押して、
ウエハ5を搬入位置から加工位置に移動させる。
【0072】そして、ウエハ5に所要の加工を施し、そ
の後に、サポートロッド95〜97でウエハ5を加工位
置から搬出位置に移動させて位置合わせし、図示しない
ロボットハンドでウエハ5を搬出する。ウエハ5を加工
位置から搬出位置に移動させる手順としては、例えば図
20、図21に示すようなものが考えられる。
【0073】すなわち、例えば、図20(a)では、ウ
エハ5の加工終了時におけるクランプローラ92〜94
とサポートロッド95〜97の位置関係を示しており、
クランプローラ92〜94のウエハ接触部92c〜94
cは、何れもウエハ5のエッジ部に接触してウエハ5を
クランプしているが、サポートロッド95〜97は、何
れも後退してウエハ5のエッジ部に当接していない。
【0074】その後、図20(b)に示すように、クラ
ンプローラ92〜94が図示しない駆動手段により後退
して初期位置に復帰する。このとき、ウエハ5のエッジ
部がクランプローラ92〜94の何れか1つにひっつい
て移動し、図20(c)の点線で示す位置にずれること
がある。この場合、クランプローラ92〜94の載置部
92b〜94bには、ウエハ5の僅かな動きによっては
ウエハ5を脱落させない十分な面積が確保されているた
め、ウエハ5はクランプローラ92〜94の載置部92
b〜94bから落下しない。それから、サポートロッド
95〜97が図示しない移動ユニットにより前進して2
点鎖線で示す加工位置にあるウエハ5のエッジ部に当接
し、さらにウエハ5のエッジ部を進行方向に押圧して実
線で示す搬出位置までウエハ5を移動させる。これによ
り、ウエハ5の中心が搬出位置の中心と一致し、位置決
めを完了する。その後、図20(d)に示すように、サ
ポートロッド95〜97を図示しない移動ユニットによ
り後退させ、図示しないロボットハンドで搬出する。
【0075】また、図20に示す手順の別例である図2
1(a)では、クランプローラ92〜94を前進させて
ウエハ5を加工位置に位置決めする。ウエハ5の加工を
終了した時点では、クランプローラ92〜94のウエハ
接触部92c〜94cは、何れもウエハ5のエッジ部に
接触してウエハ5をクランプしているが、サポートロッ
ド95〜97は初期位置に後退しており、ウエハ5のエ
ッジ部に接触していない。
【0076】それから、図21(b)に示すように、ク
ランプローラ92〜94でウエハ5をクランプしたまま
サポートロッド95〜97を図示しない移動ユニットに
よりウエハ5の搬出位置に向けて前進させ、ウエハ5の
エッジ部に接触させる。そして、図21(c)に示すよ
うに、クランプローラ92〜94を図示しない駆動手段
で後退させるが、このとき、サポートロッド95〜97
がウエハ5のエッジ部に当接してウエハ5の移動を制限
するため、ウエハ5はクランプローラ92〜94の後退
に伴って移動せず、クランプされた位置にある。この状
態で、図21(d)に示すように、サポートロッド95
〜97を図示しない移動ユニットで後退させ、ウエハ5
のエッジ部から離間させ、図示しないロボットハンドで
ウエハ5を搬出する。
【0077】ここで、仮にウエハ5の加工位置と搬出位
置とが異なる場合には、図21の操作ではウエハ5をウ
エハ搬出位置に位置決めしたとはいえず、図示しないロ
ボットハンドでウエハ5を搬出するときに、ウエハ5が
ロボットハンドから落下する恐れがある。そこで、この
ような場合には、サポートロッド95〜97を所定の弾
力をもって常にウエハ5を搬出位置の中心に向かって付
勢するよう構成することが望ましい。なぜなら、サポー
トロッド95〜97に付勢力を与えておくとともに、サ
ポートロッド95〜97の前進距離を一定にしておけ
ば、図21(c)に示すように、クランプローラ92〜
94が後退するときに、サポートロッド94〜97の付
勢力によりウエハ5を必要な方向に押し出して移動させ
て、そのバランスがとれたところでウエハ5を搬出位置
に位置決めすることができるからである。
【0078】従って、本実施の形態のアライナ装置90
によれば、全てのクランプローラ02〜94を直進往復
運動可能に設けたことにより、サポートロッド95〜9
7の直進往復運動と絡めて位置合わせ手順を多様化し、
ウエハ5の加工位置と搬出位置とが一致する場合でも、
異なる場合でも、ウエハ5を搬出位置に位置合わせして
図示しないロボットハンドでウエハ5を確実に且つ円滑
に搬出することができる。また、クランプローラ92〜
94に載置部92b〜94cと接触部92c〜94cを
設けるとともに、サポートロッド95〜97の先端部に
円筒形状のピン部材95a〜97aを設け、クランプロ
ーラ92〜94とサポートロッド95〜97がウエハ5
に点接触又は線接触するようにしたので、接触面積を小
さくして塵芥等の発生を抑制することができる。
【0079】(第6実施の形態)続いて、本発明のアラ
イナ装置の第6実施の形態について図面を参照して説明
する。図22は、サポートロッド95〜97の先端部の
側面図である。図23、図24は、動作説明図である。
本実施の形態のアライナ装置98は、第5実施の形態の
ピン部材92a〜94aの形状に関するものであり、主
な構造は第5実施の形態のものと共通する。よって、こ
こでは、第5実施の形態と異なる点について詳細に説明
する。尚、第5実施の形態と同様の構造については同一
符号を用いる。
【0080】アライナ装置98のサポートロッド95〜
97では、円錐台形状のピン部材99を取り付けられて
いる。そのため、本実施の形態のアライナ装置98で
は、例えば、ウエハ5の加工が終了した時点では、図2
3(a)に示すように、ウエハ5はクランプローラ92
〜94でクランプされた状態にある。ウエハ5の加工が
終了すると、図23(b)に示すように、クランプロー
ラ92〜94が後退してウエハ5のエッジ部から離間す
る。この移動が完了すると、図23(c)に示すよう
に、サポートロッド95〜97がウエハ5の搬出位置に
向けて前進してウエハ5のエッジ部に接触し、さらに前
進してウエハ5を押圧する。このとき、クランプローラ
92〜94の何れかの前進量がその前の前進量と僅かに
異なっている場合には、先端部67の傾斜面によりウエ
ハ5との接触位置を上下に変位させてウエハ5の中心を
搬出位置に位置決めする。そして、図23(d)に示す
ように、サポートロッド95〜97でウエハ5を搬出位
置に位置決めした状態で図示しないロボットハンドでウ
エハ5を上方へ持ち上げて搬出する。このとき、ピン部
材99が円錐台形状をもつため、ウエハ5はピン部材6
8の間を何ら干渉することなく移動することができる。
そして、図23の(e)に示すように、サポートロッド
95〜97を後退させて初期位置に復帰させる。
【0081】また、例えば、図23に示す手順の別例で
ある図24(a)では、クランプローラ92〜94を前
進させてウエハ5を加工位置に位置決めした状態で、図
24(b)に示すようにサポートロッド95〜97を前
進させてウエハ5のエッジ部に接触させる。ここで、ウ
エハ5の加工位置と搬出位置とが一致しない場合には、
サポートロッド95〜97にウエハ5を押し出す方向の
付勢力を与えるようにしておくのが望ましい。
【0082】それから、図24(c)に示すように、ク
ランプローラ92〜94を後退させ、図24(d)に示
すようにサポートロッド95〜97でウエハ5を搬出位
置に位置合わせした状態で図示しないロボットハンドで
ウエハ5を持ち上げて搬出する。ウエハ5の搬出が完了
したら、図24(e)に示すように、サポートロッド9
5〜97を後退させて初期位置に復帰させる。
【0083】従って、本実施の形態のアライナ装置90
によれば、クランプローラ92〜94の前進量に誤差を
生じた場合でも、ウエハ5のエッジ部をピン部材99の
傾斜面に沿って変位させてウエハ5の中心位置を矯正す
るので、常にウエハ5を搬出位置に位置合わせすること
ができる。また、サポートロッド95〜97でウエハ5
を位置合わせした状態でウエハ5を図示しないロボット
ハンドで搬出することができるので、ウエハ5の搬出時
間を短縮することができる。
【0084】以上、本発明に係るアライナ装置の一実施
の形態について説明したが、本発明はこれに限定される
わけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更
が可能である。
【0085】(1)例えば、上記実施の形態では、サポ
ートロッド20,21を水平方向に直線往復運動するよ
うに設けた。それに対し、サポートロッド20,21を
定位置に固定するようにしてもよい。また、サポートロ
ッド20,21を垂直方向に直線往復運動するように設
け、クランプローラ2が後退する際に可動プレート6上
に突出させるようにしてもよい。
【0086】(2)例えば、上記実施の形態では、サポ
ートロッド20,21の移動量を設定するためのストッ
パボルト26をサポートブロック24に取り付けた。そ
れに対しストッパボルト26をサポートストッパ25に
取り付けるようにしてもよい。
【0087】(3)例えば、上記実施の形態では、バッ
ファロッド16の先端を係止部12のストッパボルト1
9に突き当てて、クランプシリンダ13の伸び方向の出
力をクランプローラ2に直接的に伝達するようにした。
それに対し、バッファロッド16に脚部11のクランプ
シリンダ13側の側面に当接する当接部材を設け、シリ
ンダロッド16の伸び方向の出力をクランプローラ2に
直接的に伝達するようにしてもよい。
【0088】(4)例えば、上記実施の形態では、第
1,第2駆動手段としてサポートシリンダ22,クラン
プシリンダ13を使用した。それに対し、電動モータ等
を使用してもよい。
【0089】(5)上記第3実施の形態では、クランプ
ローラ側のサポートロッド75,76に付勢力を与えて
いない。それに対して、クランプローラ側のサポートロ
ッド75,76にも所定の付勢力を与え、付勢力を有す
る固定ローラ側のサポートロッド77,78との間でウ
エハ5を位置合わせするようにしてもよい。これによ
り、クランプローラ側のサポートロッド75,76と固
定ローラ側のサポートロッド77,78による4点支持
が確実となり、付勢力のバランスがとれた位置を搬出位
置にすることにより位置決め精度を向上させることがで
きる。
【0090】(6)例えば、上記実施の形態では、クラ
ンプローラ2,72,92〜94と固定ローラ3,4,
73,74からなるウエハ5を支持するためのローラを
3個設けたが、4個以上であってもよい。
【0091】(7)例えば、上記実施の形態では、クラ
ンプ部材としてクランプローラ2,72,92〜94、
固定ローラ3,4,73,74を用いた。それに対し
て、ウエハ5のエッジ部を保持するガイドプレートなど
のガイド部材を直線往復運動可能に設けたり、固定位置
に設けるようにしてもよい。
【0092】(8)上記第5実施の形態では、ピン部材
92a〜94aを円筒形状に形成し、また、第6実施の
形態では、ピン部材99を円錐台形状に形成した。それ
に対して、図25に示すように、クランプローラ側サポ
ートロッド20及び固定ローラ側サポートロッド41,
42の先端部66を鼓形状に形成してもよい。この場
合、ウエハ5のエッジ部分に先端部66が接触しようと
するときにウエハ5が傾斜していても、クランプローラ
側サポートロッド20及び固定ローラ側サポートロッド
41,42の押付方向の動きに伴ってウエハ5の傾斜を
矯正して水平にすることができるとともに、水平なウエ
ハ5に接触したときに、軸芯方向に形成された上下テー
パ面の2点によりウエハ5のエッジ部を支持して、ウエ
ハ5をクランプすることができる。また、ピン部材は、
サポートロッドの先端部に回動可能に取り付けることに
よりウエハ5が回転するのと一緒に回動するようにし、
ウエハ5との摩擦を少なくするようにしてもよい。
【0093】
【発明の効果】本発明のアライナ装置は、ウエハを加工
位置に位置決めする2以上のクランプ部材と、クランプ
部材の間に配設されてウエハを搬出位置に位置決めする
少なくとも3以上の搬出位置決め部材とを有し、クラン
プ部材の少なくとも1つが、ウエハの加工位置に向かっ
て進退可能に設けられるとともに、搬出位置決め部材の
少なくとも1つが、ウエハの搬出位置に向かって進退可
能に設けられているので、ウエハを確実に搬出すること
ができる。
【0094】また、本発明のアライナ装置は、ローラが
直線往復運動可能に設けられた可動式クランプ部材を含
み、可動式クランプ部材の両側に配設され、ウエハの移
動を制限する係止部材を有するので、可動式クランプ部
材が後退する際にウエハの位置ずれを防止することがで
きる。
【0095】また、本発明のアライナ装置は、ローラが
直線往復運動可能に設けられた可動式クランプ部材を含
み、可動式クランプ部材を前進させてローラの間で支持
されたウエハをローラから引き離す方向に押圧する押圧
部材を有するので、可動式クランプローラが後退すると
きにウエハとローラとの付着を解除して、ウエハを確実
に搬出することができる。
【0096】また、本発明のアライナ装置は、ローラが
直線往復運動可能に設けられた可動式クランプ部材を含
み、可動式クランプ部材の両側に配置され、搬出位置で
ウエハの移動を制限する係止部材と、可動式クランプ部
材が後退してウエハの支持を解除するときに、ウエハを
係止部材に当接させるようにウエハを押圧する押圧部材
とを有するので、ウエハを確実に搬出することができる
とともに、ウエハを係止部材や押圧部材などに擦り合わ
せることなく加工位置又は搬出位置に位置合わせして塵
芥等の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態において、クランプロ
ーラ及びサポートロッドが後退した状態のアライナ装置
の平面図である。
【図2】同じく、図1をA方向から見た図である。
【図3】同じく、図1をB方向から見た図である。
【図4】同じく、クランプローラが前進した状態で、サ
ポートロッドが後退した状態のアライナ装置の平面図で
ある。
【図5】同じく、クランプローラ及びサポートロッドが
前進した状態のアライナ装置の平面図である。
【図6】同じく、クランプローラが後退した状態で、サ
ポートロッドが前進した状態のアライナ装置の平面図で
ある。
【図7】本発明の第2実施の形態において、クランプロ
ーラ、クランプローラ側サポートロッド及び固定ローラ
側サポートロッドが後退した状態のアライナ装置の平面
図である。
【図8】同じく、図7をC方向から見た図である。
【図9】同じく、固定ローラ側のサポートロッドを動作
させる第2移動ユニットの側面図である。
【図10】同じく、固定ローラ側のサポートロッドを動
作させる第2移動ユニットの平面図である。
【図11】同じく、クランプローラが前進した状態で、
クランプローラ側サポートロッド及び固定ローラ側サポ
ートロッドが後退した状態のアライナ装置の平面図であ
る。
【図12】同じく、クランプローラ、クランプローラ側
サポートロッド及び固定ローラ側サポートロッドが前進
した状態のアライナ装置の平面図である。
【図13】同じく、クランプローラが後退した状態で、
クランプローラ側サポートロッド及び固定ローラ側サポ
ートロッドが前進した状態のアライナ装置の平面図であ
る。
【図14】本発明の第3実施の形態において、アライナ
装置の平面図である。
【図15】同じく、アライナ装置の動作説明図である。
【図16】本発明の第4実施の形態において、アライナ
装置の平面図である。
【図17】本発明の第5実施の形態において、アライナ
装置の平面図である。
【図18】同じく、アライナ装置の要部側面図である。
【図19】クランプローラ側サポートロッド(固定ロー
ラ側サポートロッド)の先端部を示す図である。
【図20】同じく、アライナ装置の動作の一例を示す説
明図である。
【図21】同じく、アライナ装置の動作の一例を示す説
明図である。
【図22】本発明の第6実施の形態において、サポート
ロッドの先端部の側面図である。
【図23】同じく、アライナ装置の動作の一例を示す説
明図である。
【図24】同じく、アライナ装置の動作の一例を示す説
明図である。
【図25】クランプローラ側サポートロッド(固定ロー
ラ側サポートロッド)の先端部の変更例である。
【図26】従来から使用されているアライナ装置の側面
図である。
【符号の説明】
1,40,70,80,90、98 アライナ装置 2,72,92,93,94 クランプローラ 3,4,73,74 固定ローラ 5 ウエハ 6 可動プレート 11 脚部 13 クランプシリンダ 17 圧縮ばね 20,21 サポートロッド 22 サポートシリンダ 24 サポートブロック 25 サポートストッパ 26 ストッパボルト 27,28 センサ 29 エンコーダユニット 30 駆動ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田貫 富和 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究本部内 (72)発明者 小山内 仁 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究本部内 Fターム(参考) 5F031 CA02 FA12 HA24 HA27 HA30 JA05 JA15 JA17 JA35 JA45 KA02 KA03 KA04 KA11 KA14 KA15 KA18 LA15 PA26

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハを加工位置に位置決めする2以上
    のクランプ部材と、前記クランプ部材の間に配設されて
    前記ウエハを搬出位置に位置決めする少なくとも3以上
    の搬出位置決め部材とを有し、 前記クランプ部材の少なくとも1つが、前記ウエハの加
    工位置に向かって進退可能に設けられるとともに、 前記搬出位置決め部材の少なくとも1つが、前記ウエハ
    の搬出位置に向かって進退可能に設けられることを特徴
    とするアライナ装置。
  2. 【請求項2】 ウエハの外縁部を複数のクランプ部材に
    て少なくとも3箇所以上で支持することによりウエハの
    中心を一義的に定めて位置合わせを行うアライナ装置に
    おいて、 前記クランプ部材が直進往復可能に設けられた可動式ク
    ランプ部材を含み、 前記可動式クランプ部材の両側に配置され、前記ウエハ
    の移動を制限する係止部材を有することを特徴とするア
    ライナ装置。
  3. 【請求項3】 ウエハの外縁部を複数のクランプ部材に
    て少なくとも3箇所以上で支持することによりウエハの
    中心を一義的に定めて位置合わせを行うアライナ装置に
    おいて、 前記クランプ部材が直線往復運動可能に設けられた可動
    式クランプ部材を含み、 前記可動式クランプ部材を前進させて前記クランプ部材
    の間で支持された前記ウエハを前記クランプ部材から引
    き離す方向に押圧する押圧部材を有することを特徴とす
    るアライナ装置。
  4. 【請求項4】 搬送手段で搬入位置に搬入されたウエハ
    の外縁部を複数のクランプ部材にて少なくとも3箇所以
    上で支持することによりウエハを加工位置に位置合わせ
    し、加工終了後に前記ウエハを前記搬送手段で搬出する
    搬出位置に位置合わせするアライナ装置において、 前記クランプ部材が直線往復運動可能に設けられた可動
    式クランプ部材を含み、 前記可動式クランプ部材の両側に配置され、前記搬出位
    置で前記ウエハの移動を制限する係止部材と、 前記可動式クランプ部材が後退して前記ウエハの支持を
    解除するときに、前記ウエハを前記係止部材に当接させ
    るように前記ウエハを押圧する押圧部材とを有すること
    を特徴とするアライナ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項4に記載するアライ
    ナ装置において、 前記係止部材を前記可動式クランプ部材と同一方向に直
    線往復運動させる第1移動ユニットを有することを特徴
    とするアライナ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載するアライナ装置におい
    て、 前記第1移動ユニットは、前記係止部材が立設された支
    持ブロックを第1駆動手段により直線往復運動させるも
    のであって、前記支持ブロックに取り付けられた止め具
    を前記第1駆動手段側に固定された当接部材と当接させ
    て位置決めするようにしたものであることを特徴とする
    アライナ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6の何れか1つに記
    載するアライナ装置において、 前記可動式クランプ部材を保持する可動プレートの脚部
    に連結する第2駆動手段が、所定方向の出力を前記脚部
    の反第2駆動手段側に配設される圧縮ばねを介して間接
    的に前記可動式クランプ部材に伝達する一方、前記所定
    方向と反対方向の出力を前記圧縮ばねを介さずに直接的
    に前記可動式クランプ部材に伝達することを特徴とする
    アライナ装置。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至請求項7の何れか1つに記
    載するアライナ装置において、 前記押圧部材を前記ウエハに対して当接又は離間する方
    向に直進往復運動させる第2移動ユニットを有すること
    を特徴とするアライナ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載するアライナ装置におい
    て、 前記第2移動ユニットは、 前記押圧部材と一体的に移動するスライド部材と第3駆
    動手段の出力方向に従って移動可能な連結部材とを圧縮
    ばねを介して連結し、前記圧縮ばねは、前記第3駆動手
    段の所定方向の出力を前記連結部材から前記スライド部
    材に間接的に伝達する一方、前記第3駆動手段の所定方
    向と反対方向の出力を前記連結部材から前記スライド部
    材に直接的に伝達することを特徴とするアライナ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9の何れか1つに
    記載するアライナ装置において、 前記搬出位置決め部材、前記係止部材又は前記押圧部材
    は、前記ウエハと点接触又は線接触することを特徴とす
    るアライナ装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項10の何れか1つ
    に記載するアライナ装置において、 前記クランプ部材は、前記ウエハの周縁の一部を載置す
    る載置部と、前記ウエハのエッジ部に点接触又は線接触
    する接触部とを有することを特徴とするアライナ装置。
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