JP2003188048A - コンデンサ素子およびコンデンサ素子内蔵多層配線基板 - Google Patents

コンデンサ素子およびコンデンサ素子内蔵多層配線基板

Info

Publication number
JP2003188048A
JP2003188048A JP2001388426A JP2001388426A JP2003188048A JP 2003188048 A JP2003188048 A JP 2003188048A JP 2001388426 A JP2001388426 A JP 2001388426A JP 2001388426 A JP2001388426 A JP 2001388426A JP 2003188048 A JP2003188048 A JP 2003188048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor element
built
wiring board
layers
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001388426A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nagasawa
忠 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2001388426A priority Critical patent/JP2003188048A/ja
Publication of JP2003188048A publication Critical patent/JP2003188048A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサ素子およびコンデンサ素子内蔵多
層配線基板の小型化・低インダクタンス化。 【解決手段】 4本以上の引き出し電極部4を格子状に
配列してあるコンデンサ素子5であって、引き出し電極
部4は誘電体層2の厚み方向の断面形状が、誘電体層2
の上下面に位置する底辺の長さが互いに異なる台形状で
あるとともに、格子状の配列の隣接する格子点6に位置
する引き出し電極部4の底辺の長さの大小関係が異なる
ことを特徴とするコンデンサ素子5。およびコンデンサ
素子5を内蔵し、コンデンサ素子5の上下両主面におい
て引き出し電極部4が貫通導体9を介して接続パッド10
に電気的に接続されていることを特徴とするコンデンサ
素子内蔵多層配線基板12。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種AV機器や家
電機器・通信機器・コンピュータやその周辺機器等の電
子機器に使用されるコンデンサ素子およびコンデンサ素
子を搭載した配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、配線基板は、アルミナ等のセラミ
ック材料から成る絶縁層あるいはガラスエポキシ樹脂等
の有機樹脂材料から成る絶縁層の内部および表面に複数
の配線導体を形成し、上下に位置する配線導体間を絶縁
層に形成した貫通導体を介して電気的に接続して成り、
この配線基板の表面に半導体素子やコンデンサ・抵抗素
子等の電子素子を搭載取着するとともにこれらの電極を
各配線導体に接続することによって電子機器に使用され
る電子装置が形成されている。
【0003】しかしながら、近年、電子機器は、移動体
通信機器に代表されるように小型・薄型・軽量化が要求
されてきており、このような電子機器に搭載される配線
基板も小型・高密度化が要求されるようになってきてい
る。
【0004】このような要求に対応するために、特開平
11-220262号公報には、配線基板の表面に搭載される電
子素子の数を減らして配線基板を小型化する目的で、配
線基板の内部にチップ状コンデンサ素子を実装すること
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子機器のさら
なる小型化が要求される中で、配線基板の小型化ととも
に配線基板に内蔵されるコンデンサ素子もより小型化が
要求されるようになってきている。
【0006】しかしながら、特開平11-220262号公報に
示されるようなチップ状コンデンサ素子を配線基板に内
蔵して配線基板内部の配線導体あるいは貫通導体と電気
的な接続を行うためには、コンデンサ素子の上面および
/または下面に半田や導電性ペーストから成る表面電極
をスクリーン印刷法等の方法によって形成する必要があ
るが、コンデンサ素子の小型化にともない微細な表面電
極を形成することが困難と成り、配線基板内蔵用のコン
デンサ素子の小型化が困難であるという問題点を有して
いた。
【0007】また、コンデンサ素子の上面および/また
は下面に電極を形成するためには、まず、コンデンサ素
子の側面を研磨することにより内部電極を露出させた
後、コンデンサ素子の側面にこれらの内部電極と接続す
る端面電極を形成し、続いて、コンデンサ素子の上面お
よび/または下面に端面電極と接続される表面電極を形
成しなければならず、工程が複雑になるという問題点も
有していた。
【0008】さらに、近年、通信速度の高速化に伴い通
信機器等の電子機器類は周波数が数100MHz以上の高
周波領域で使用されるようになってきており、このよう
な高周波領域においてはコンデンサ素子の電極と半導体
素子等の電子部品とをつなぐ配線導体の長さに起因する
インダクタンス成分が無視できなくなり、チップ状コン
デンサ素子を内蔵した場合、コンデンサ素子の各電極層
からコンデンサ素子側面の端面電極への電極引き出し、
さらにはコンデンサ素子の上面および/あるいは下面へ
の電極引き出しといった電極の引き回しがあるため、引
き回し電極の長さに起因するインダクタンス成分が大き
くなり、ΔV=LdI/dt(ΔVは電源ノイズ、Lはイン
ダクタンス、Iは電流値、tは時間)で定義されるイン
ダクタンス成分により発生する電源ノイズΔVが無視で
きないほど大きくなってしまい、通信機器等の電子機器
類に誤動作を発生させてしまう等の問題点を有してい
た。
【0009】本発明はかかる従来技術の問題点に鑑み案
出されたものであり、その目的は、ノイズの発生が少な
く、通信機器等の電子機器類に誤動作を発生させてしま
うことのない小型のコンデンサ素子およびコンデンサ素
子内蔵多層配線基板を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のコンデンサ素子
は、多数の電極層およびセラミック誘電体層を交互に積
層して成り、多数の電極層に対して垂直方向に貫通する
貫通孔に導体が充填されて成る4本以上の引き出し電極
部が格子状に配列してあるコンデンサ素子であって、引
き出し電極部は、誘電体層の厚み方向の断面形状が誘電
体層の上下面に位置する底辺の長さが互いに異なる台形
状であるとともに、格子状の配列の隣接する格子点に位
置する引き出し電極部の底辺の長さの大小関係が異なる
ことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明のコンデンサ素子内蔵多層配
線基板は、有機材料から成る複数の絶縁層を積層すると
ともにこれら絶縁層の表面に配線導体を形成し、絶縁層
を挟んで上下に位置する配線導体間を絶縁層に形成され
た貫通導体を介して電気的に接続して成り、上下の最外
層に位置する配線導体の一部が外部電気回路と接続され
る接続パッドとされており、絶縁層の少なくとも一層に
設けられた空洞部の内部に上記のコンデンサ素子を内蔵
するとともに、このコンデンサ素子の上下両主面におい
て引き出し電極部が貫通導体を介して接続パッドに電気
的に接続されていることを特徴とするものである。
【0012】本発明のコンデンサ素子によれば、コンデ
ンサ素子を、多数の電極層に対して垂直方向に貫通する
貫通孔に導体が充填されて成る引き出し電極部を有する
ものとしたことから、コンデンサ素子に端面電極や表面
電極を印刷する必要がないために工程を簡単化すること
ができるとともに、直径が数10μmという微細な引き出
し電極部を容易に形成することができるためコンデンサ
素子を小型化することができる。
【0013】また、本発明のコンデンサ素子によれば、
引き出し電極部の誘電体層の厚み方向の断面形状を誘電
体層の上下面に位置する底辺の長さが互いに異なる台形
状としたことから、コンデンサ素子に設けた貫通孔に導
電性ペーストを充填して引き出し電極部を形成する際
に、導電性ペーストを貫通孔の底辺が長い方から充填す
ることにより良好に充填して充填率を高めることができ
るとともに、貫通孔の断面形状が台形状であることから
引き出し電極部に充填した導体とコンデンサ素子内部の
電極層との接触面積を増加させることができ、その結
果、引き出し電極部の抵抗を小さくしてインダクタンス
成分を小さくすることができ、ノイズの発生が少なく、
通信機器等の電子機器類に誤動作を発生させてしまうこ
とのないコンデンサ素子とすることができる。
【0014】さらに、本発明のコンデンサ素子によれ
ば、格子状の配列の隣接する格子点に位置する引き出し
電極部の底辺の長さの大小関係を異なるものとしたこと
から、引き出し電極部を高密度に配設することが可能と
なり、単位面積当りに配設可能な引き出し電極部の数を
増やすことができるためコンデンサ素子のインダクタン
ス成分を小さくすることができ、その結果、ノイズ低減
の効果が大きいコンデンサ素子とすることができる。
【0015】また、本発明のコンデンサ素子内蔵多層配
線基板によれば、絶縁層の少なくとも一層に設けられた
空洞部の内部に上記のコンデンサ素子を内蔵したことか
ら、従来の端面に電極が印刷されたコンデンサ素子を内
蔵した多層配線基板よりも低インダクタンス化を実現す
ることが可能となり、ノイズの発生が少なく、通信機器
等の電子機器類に誤動作を発生させてしまうことのない
コンデンサ素子内蔵多層配線基板とすることができる。
【0016】さらに、本発明のコンデンサ素子内蔵多層
配線基板によれば、上下の最外層に位置する配線導体の
一部を外部電気回路と接続される接続パッドとし、コン
デンサ素子の上下両主面において引き出し電極部を貫通
導体を介して接続パッドに電気的に接続させたことか
ら、最短距離でコンデンサ素子と外部電気回路を電気的
に接続することが可能となるため、配線の長さに起因す
るインダクタンスを低減でき、ノイズ低減の効果が大き
いコンデンサ素子内蔵多層配線基板とすることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明のコンデンサ素子およ
びコンデンサ素子内蔵多層配線基板を添付の図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明のコンデンサ素子の実施の
形態の一例を示す断面図である。また、図2は、図1に
示すコンデンサ素子の上面図である。さらに、図3は、
図1に示すコンデンサ素子の要部拡大断面図である。ま
た、図4は、図1のコンデンサ素子を内蔵した本発明の
コンデンサ素子内蔵多層配線基板の断面図であり、本例
では、コンデンサ素子を1個内蔵した場合を示してい
る。これらの図において、1は電極層、2はセラミック
誘電体層、3は貫通孔、4は引き出し電極部で、主にこ
れらで本発明のコンデンサ素子5が構成されている。ま
た、7は絶縁層、8は配線導体、9は貫通導体、10は接
続パッドで、主にこれらとコンデンサ素子5とで本発明
のコンデンサ素子内蔵多層配線基板12が構成されてい
る。なお、本例のコンデンサ素子内蔵多層配線基板12で
は、絶縁層7を4層積層して成るとともに、絶縁層7の
少なくとも1層には空洞部11が形成されており、その内
部には、コンデンサ素子5が埋設されている。
【0019】コンデンサ素子5は、縦・横・高さがそれ
ぞれ0.3〜5mmの直方体であり、図1に断面図で示す
ように、セラミック誘電体層2と電極層1とを交互に積
層することにより形成されている。
【0020】このようなセラミック誘電体層2の材料と
しては、種々の誘電体セラミック材料を用いることがで
き、例えば、BaTiO3やLaTiO3・CaTiO3
・SrTiO3等のセラミック組成物、あるいは、Ba
TiO3の構成元素であるBaをCaで、TiをZrや
Snで部分的に置換した固溶体等のチタン酸バリウム系
材料や、鉛系ペロブスカイト型構造化合物等が挙げられ
る。
【0021】また、電極層1を形成する材料としては、
例えばPdやAg・Pt・Ni・Cu・Pb等の金属や
それらの合金が用いられる。
【0022】さらに、コンデンサ素子5は、多数の電極
層1に対して垂直方向に貫通する貫通孔3に導体が充填
されて成る格子状に配列された引き出し電極部4を有し
ている。
【0023】本発明のコンデンサ素子5によれば、コン
デンサ素子5を、多数の電極層1に対して垂直方向に貫
通する貫通孔3に導体が充填されて成る引き出し電極部
4を有するものとしたことから、コンデンサ素子5に端
面電極や表面電極を印刷する必要がないために工程を簡
単化することができるとともに、直径が数10μmという
微細な引き出し電極部4を容易に形成することができる
ためコンデンサ素子5を小型化することができる。
【0024】このようなコンデンサ素子5に形成される
貫通孔3は、電極層1とセラミック誘電体層2とから成
る積層体に、パンチングによる打ち抜き加工やUV−Y
AGレーザやエキシマレーザ・炭酸ガスレーザ等による
レーザ穿設加工等の方法により形成され、特に微細な貫
通孔3とするためには、レーザによる穿設加工により形
成されることが好ましい。また、貫通孔3の径は数10μ
m〜数mmであり、コンデンサ素子5の大きさにあわせ
て適宜決めればよい。
【0025】なお、貫通孔3は、内部に充填される導体
と電極層1との電気的接続を良好にするために、打ち抜
き加工やレーザ穿設加工後に超音波洗浄処理やデスミア
処理等を施しても良い。
【0026】また、貫通孔3に充填される導体として
は、PdやAg・Pt・Ni・Cu・Pb等の金属やそ
れらの合金が用いられ、特に電極層1との電気的接続を
良好にするという観点からは、電極層1と同じ材質のも
のを含有することが好ましい。
【0027】このような貫通孔3に充填される導体は、
有機溶剤に有機バインダ樹脂を溶解させた有機ビヒクル
中に金属粉末を分散させて成る導電ペーストを貫通孔3
にスクリーン印刷法等の方法で充填されることにより形
成される。なお、ビヒクル中には、これらの他、各種分
散剤・活性剤・可塑剤などが必要に応じて添加されても
良い。
【0028】また、導電ペーストに用いられる有機バイ
ンダ樹脂は、金属粉末を均質に分散させるとともに貫通
孔3への埋め込みに適正な粘度とレオロジーを与える役
割をもっており、例えば、アクリル樹脂やフェノール樹
脂・アルキッド樹脂・ロジンエステル・エチルセルロー
ス・メチルセルロース・PVA(ポリビニルアルコール)
・ポリビニルブチラート等が挙げられる。特に、金属粉
末の分散性を良くするという観点からは、アクリル樹脂
を用いることが好ましい。
【0029】さらに、導電ペーストに用いられる有機溶
剤は、有機バインダ樹脂を溶解して金属粉末粒子を分散
させ、このような混合系全体をペースト状にする役割を
なし、例えば、α-テルピネオールやベンジルアルコー
ル等のアルコール系や炭化水素系・エーテル系・BCA
(ブチルカルビトールアセテート)等のエステル系・ナ
フサ等が用いられ、特に、金属粉末の分散性を良くする
という観点からは、α-テルピネオール等のアルコール
系溶剤を用いることが好ましい。
【0030】さらにまた、導電ペーストは、埋め込み・
焼成後のコンデンサ磁器への接着強度を上げるために、
ガラスフリットやセラミックフリットを加えたペースト
とすることができる。この場合のガラスフリットやセラ
ミックフリットとしては特に限定されるものではなく、
例えば、ホウ珪酸塩系やホウ珪酸亜鉛系のガラス、ある
いは、チタニア・チタン酸バリウムなどのチタン系酸化
物などを適宜用いることができる。
【0031】このようなコンデンサ素子5は、次の方法
により製作される。
【0032】まず、周知のシート成形法により作成され
たセラミック誘電体層2と成る、例えばBaTiO3
電体セラミックグリーンシート表面に、周知のペースト
作成法により作成したNi金属ペーストをスクリーン印
刷法により所定形状と成るように印刷して未焼成電極層
を形成し、続いてこれらを所定順序に積層し、圧着して
積層体を得る。そして、この積層体にレーザにより所定
の位置に複数の貫通孔3を形成後、超音波洗浄により貫
通孔3を水洗し、この貫通孔3に例えばNi金属粉末と
アクリル樹脂とα-テルピネオールとから成る導電ペー
ストをスクリーン印刷法により充填する。しかる後、こ
れらを800〜1600℃の温度で焼成することにより製作さ
れる。
【0033】なお、貫通孔3に充填された導体は、焼成
後有機バインダ樹脂や溶剤が除去され、引き出し電極部
4と成る。
【0034】また、本発明では、この引き出し電極部4
は、セラミック誘電体層2の厚み方向の断面形状がセラ
ミック誘電体層2の上下面に位置する底辺の長さが互い
に異なる台形状であるとともに、格子状の配列の隣接す
る格子点6に位置する引き出し電極部4の底辺の長さの
大小関係が異なっている。なお、本発明においてはこの
ことが重要である。
【0035】本発明のコンデンサ素子5によれば、引き
出し電極部4の誘電体層2の厚み方向の断面形状をセラ
ミック誘電体層2の上下面に位置する底辺の長さが互い
に異なる台形状としたことから、コンデンサ素子5に設
けた貫通孔3に導電性ペーストを充填して引き出し電極
部4を形成する際に、導電性ペーストを貫通孔3の底辺
が長い方から充填することにより良好に充填して充填率
を高めることができるとともに、貫通孔3の断面形状が
台形状であることから引き出し電極部4に充填した導体
とコンデンサ素子5内部の電極層1との接触面積を増加
させることができ、その結果、引き出し電極部4の抵抗
を小さくしてインダクタンス成分を小さくすることがで
き、ノイズの発生が少なく、通信機器等の電子機器類に
誤動作を発生させてしまうことのないコンデンサ素子5
とすることができる。
【0036】さらに、本発明のコンデンサ素子5によれ
ば、格子状の配列の隣接する格子点6に位置する引き出
し電極部4の底辺の長さの大小関係を異なるものとした
ことから、引き出し電極部4を高密度に配設することが
可能となり、単位面積当りに配設可能な引き出し電極部
4の数を増やすことができるためコンデンサ素子5のイ
ンダクタンス成分を小さくすることができ、その結果、
ノイズ低減の効果が大きいコンデンサ素子5とすること
ができる。
【0037】なお、引き出し電極部4の台形状の断面形
状は、図3の要部拡大断面図に示すように、台形の側辺
と台形の底辺に垂直な線とがなす角度θが6°よりも小
さいと導電ペーストの充填率が低くなるとともにコンデ
ンサ素子5の電極層1との接触面積が小さくなり引き出
し電極部4の電気抵抗が大きくなる傾向がある。また、
30°よりも大きいと引き出し電極部4の径が大きくなり
コンデンサ素子5を小型化することが困難と成る傾向が
ある。従って、引き出し電極部4の断面形状は、台形の
側辺と台形の底辺に垂直な線とがなす角度θを6〜30°
とすることが好ましい。
【0038】また、引き出し電極部4と、隣接する格子
点6に位置する引き出し電極部4との間隔が50μmより
も小さいと導電ペーストを充填する際にショートする危
険性がある。また、400μmよりも大きいとインダクタ
ンス低減の効果が小さくなる傾向がある。従って、引き
出し電極部4と、隣接する格子点6に位置する引き出し
電極部4との間隔は、50〜400μmとすることが好まし
い。
【0039】なお、引き出し電極部4の形状は、レーザ
のエネルギーを調整したり、セラミック誘電体層2の厚
みを調整することにより、貫通孔3の断面形状を所望の
台形状とすることができる。また、電極層1とセラミッ
ク誘電体層2の積層体に対して、上下面よりレーザ穿設
加工を施すことにより、格子状の配列の隣接する格子点
6に位置する引き出し電極部4の底辺の長さの大小関係
を異なるものとすることができる。
【0040】次に、本発明のコンデンサ素子内蔵多層配
線基板12を、図4および図5に基づいて詳細に説明す
る。なお、図5は、図4のコンデンサ素子内蔵多層配線
基板12を製作するための工程毎の断面図である。
【0041】まず、図5(a)に断面図で示すように、
絶縁層7と成る未硬化の前駆体シートを準備し、この前
駆体シートにレーザ加工により所望の個所に直径が17〜
150μm程度の貫通孔13を穿設する。
【0042】絶縁層7と成る未硬化の前駆体シートは、
エポキシ樹脂やビスマレイミドトリアジン樹脂・熱硬化
性ポリフェニレンエーテル樹脂・液晶ポリマー樹脂等の
有機樹脂材料から成り、機械的強度を向上させるための
シラン系やチタネート系等のカップリング剤、熱安定性
を改善するための酸化防止剤や耐光性を改善するための
紫外線吸収剤等の光安定剤、難燃性を改善するためのハ
ロゲン系もしくはリン酸系の難燃性剤、アンチモン系化
合物やホウ酸亜鉛・メタホウ酸バリウム・酸化ジルコニ
ウム等の難燃助剤、潤滑性を改善するための高級脂肪酸
や高級脂肪酸エステル・高級脂肪酸金属塩・フルオロカ
ーボン系界面活性剤等の滑剤、熱膨張係数を調整するた
めおよび/または機械的強度を向上させるための酸化ア
ルミニウム・酸化珪素・酸化チタン・酸化バリウム・酸
化ストロンチウム・酸化ジルコニウム・酸化カルシウム
・ゼオライト・窒化珪素・窒化アルミニウム・炭化珪素
・ホウ酸アルミニウム・スズ酸バリウム・ジルコン酸バ
リウム・ジルコン酸ストロンチウム等の充填材、あるい
は、繊維状ガラスを布状に織り込んだガラスクロス等や
耐熱性有機樹脂繊維から成る不織布等の基材を含有させ
てもよい。
【0043】このような前駆体シートは、例えば、絶縁
材料として熱硬化性樹脂と無機絶縁粉末との複合材料を
用いる場合、以下の方法によって製作される。まず、前
述した無機絶縁粉末に熱硬化性樹脂を無機絶縁粉末量が
17〜80体積%となるように溶媒とともに加えた混合物を
得、この混合物を混練機(ニーダ)や3本ロール等の手
段によって混合してペーストを製作する。そして、この
ペーストを圧延法や押し出し法・射出法・ドクターブレ
ード法などのシート成形法を採用してシート状に成形し
た後、熱硬化性樹脂が完全硬化しない温度に加熱して乾
燥することにより絶縁層7となる前駆体シートが製作さ
れる。なお、ペーストは、好適には、熱硬化性樹脂と無
機絶縁粉末の複合材料に、トルエン・酢酸ブチル・メチ
ルエチルケトン・メタノール・メチルセロソルブアセテ
ート・イソプロピルアルコール・メチルイソブチルケト
ン・ジメチルホルムアミド等の溶媒を添加してなる所定
の粘度を有する流動体であり、その粘度は、シート成形
法にもよるが100〜3000ポイズが好ましい。
【0044】次に、図5(b)に断面図で示すように、
貫通孔13内に銅・銀・金・半田等から成る導電性ペース
トを従来周知のスクリーン印刷法等を採用して充填し、
貫通導体9を形成する。
【0045】次に、図5(c)に断面図で示すように、
前駆体シートの表面と裏面とに被着する配線導体8を準
備する。そして、図5(d)に断面図で示すように、配
線導体8を前駆体シートの表面および裏面に、必要な配
線導体8と貫通導体9とが電気的に接続するように重ね
合わせて転写する。
【0046】なお、本実施例では、配線導体8の形成を
転写法によって行っており、このような配線導体8は、
次に述べる方法により形成される。まず、離型シート等
の支持体14の表面にめっき法などによって製作され、銅
・金・銀・アルミニウム等から選ばれる1種または2種
以上の合金からなる厚さ1〜35μmの電解金属箔を接着
し、その表面に所望の配線パターンの鏡像パターンとな
るようにレジスト層を形成した後、エッチング・レジス
ト除去によって所定の配線パターンの鏡像の配線導体8
が形成する。次に、配線導体8の前駆体シートの表面お
よび裏面への被着は、配線導体8が形成された支持体14
を前駆体シートの表面および裏面へ重ね合わせ、しかる
後、圧力が0.5〜10MPa、温度が60〜150℃の条件で加
圧加熱した後、支持体14を剥がすことにより、図5
(e)に断面図に示すように配線導体8が前駆体シート
に被着される。なお、この時、貫通導体9は、完全に硬
化していない未硬化状態としておくことが重要である。
【0047】また、支持体14としては、ポリエチレンテ
レフタレートやポリエチレンナフタレート・ポリイミド
・ポリフェニレンサルファイド・塩化ビニル・ポリプロ
ピレン等公知のものが使用できる。支持体14の厚みは10
〜100μmが適当であり、望ましくは25〜50μmが良
い。支持体14の厚みが10μm未満であると支持体14の変
形や折れ曲がりにより形成した配線導体8が断線し易く
なり、厚みが100μmを超えると支持体14の柔軟性がな
くなって、前駆体シートからの支持体14の剥離が困難と
なる傾向がある。また、支持体14表面に電解金属箔を形
成するために、アクリル系やゴム系・シリコン系・エポ
キシ系等公知の接着剤を使用してもよい。
【0048】そして、図5(f)に断面図で示すよう
に、上記(a)〜(f)の工程を経て製作した複数の前駆体シ
ートと、コンデンサ素子5とを準備し、次に、引き出し
電極部4の先端部と貫通導体9との位置合わせを行い載
置するとともに前駆体シートを積層し、温度が150〜300
℃、圧力が0.5〜10MPaの条件で30分〜24時間ホット
プレスして前駆体シートおよび導電性ペーストを完全硬
化させることによって、図5(g)に断面図で示す本発
明のコンデンサ素子内蔵多層配線基板12が完成する。
【0049】なお、コンデンサ素子5を収容する空洞部
11は、前駆体シートを積層する前に、前駆体シートのコ
ンデンサ素子5が収容される個所にレーザ法やパンチン
グ法により穿設しておけばよい。
【0050】かくして本発明のコンデンサ素子内蔵多層
配線基板12によれば、絶縁層7の少なくとも一層に設け
られた空洞部11の内部に上記のコンデンサ素子5を内蔵
したことから、従来の端面に電極が印刷されたコンデン
サ素子を内蔵した多層配線基板よりも低インダクタンス
化を実現することが可能となり、ノイズの発生が少な
く、通信機器等の電子機器類に誤動作を発生させてしま
うことのないコンデンサ素子内蔵多層配線基板12とする
ことができる。
【0051】また、本発明のコンデンサ素子内蔵多層配
線基板12によれば、上下の最外層に位置する配線導体8
の一部を外部電気回路と接続される接続パッド10とし、
コンデンサ素子5の上下両主面において引き出し電極部
4を貫通導体9を介して接続パッド10に電気的に接続さ
せたことから、最短距離でコンデンサ素子4と外部電気
回路を電気的に接続することが可能となるため、配線の
長さに起因するインダクタンスを低減でき、ノイズ低減
の効果が大きいコンデンサ素子内蔵多層配線基板12とす
ることができる。
【0052】なお、本発明のコンデンサ素子内蔵多層配
線基板12は上述の実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更は可能
であり、例えば、上述の実施例では4層の絶縁層7を積
層することによってコンデンサ素子内蔵多層配線基板12
を製作したが、2層や3層あるいは5層以上の絶縁層7
を積層してコンデンサ内蔵多層配線基板12を製作しても
よい。また、上述の実施例ではコンデンサ素子5を含む
絶縁層7を1層としたが、2層(連続層を含む)以上と
してもよい。さらに、コンデンサ素子5に形成した引き
出し電極部4の数は一つの電極につき2個以上形成して
もよい。
【0053】
【発明の効果】本発明のコンデンサ素子によれば、コン
デンサ素子を、多数の電極層に対して垂直方向に貫通す
る貫通孔に導体が充填されて成る引き出し電極部を有す
るものとしたことから、コンデンサ素子に端面電極や表
面電極を印刷する必要がないために工程を簡単化するこ
とができるとともに、直径が数10μmという微細な引き
出し電極部を容易に形成することができるためコンデン
サ素子を小型化することができる。
【0054】また、本発明のコンデンサ素子によれば、
引き出し電極部の誘電体層の厚み方向の断面形状を誘電
体層の上下面に位置する底辺の長さが互いに異なる台形
状としたことから、コンデンサ素子に設けた貫通孔に導
電性ペーストを充填して引き出し電極部を形成する際
に、導電性ペーストを貫通孔の底辺が長い方から充填す
ることにより良好に充填して充填率を高めることができ
るとともに、貫通孔の断面形状が台形状であることから
引き出し電極部に充填した導体とコンデンサ素子内部の
電極層との接触面積を増加させることができ、その結
果、引き出し電極部の抵抗を小さくしてインダクタンス
成分を小さくすることができ、ノイズの発生が少なく、
通信機器等の電子機器類に誤動作を発生させてしまうこ
とのないコンデンサ素子とすることができる。
【0055】さらに、本発明のコンデンサ素子によれ
ば、格子状の配列の隣接する格子点に位置する引き出し
電極部の底辺の長さの大小関係を異なるものとしたこと
から、引き出し電極部を高密度に配設することが可能と
なり、単位面積当りに配設可能な引き出し電極部の数を
増やすことができるためコンデンサ素子のインダクタン
ス成分を小さくすることができ、その結果、ノイズ低減
の効果が大きいコンデンサ素子とすることができる。
【0056】また、本発明のコンデンサ素子内蔵多層配
線基板によれば、絶縁層の少なくとも一層に設けられた
空洞部の内部に上記のコンデンサ素子を内蔵したことか
ら、従来の端面に電極が印刷されたコンデンサ素子を内
蔵した多層配線基板よりも低インダクタンス化を実現す
ることが可能となり、ノイズの発生が少なく、通信機器
等の電子機器類に誤動作を発生させてしまうことのない
コンデンサ素子内蔵多層配線基板とすることができる。
【0057】さらに、本発明のコンデンサ素子内蔵多層
配線基板によれば、上下の最外層に位置する配線導体の
一部が外部電気回路と接続される接続パッドとし、コン
デンサ素子の上下両主面において引き出し電極部を貫通
導体を介して接続パッドに電気的に接続させたことか
ら、最短距離でコンデンサ素子と外部電気回路を電気的
に接続することが可能となるため、配線の長さに起因す
るインダクタンスを低減でき、ノイズ低減の効果が大き
いコンデンサ素子内蔵多層配線基板とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンデンサ素子の実施の形態の一例を
示す断面図である。
【図2】図1に示すコンデンサ素子の上面図である。
【図3】図1に示すコンデンサ素子の要部拡大拡大図で
ある。
【図4】図1のコンデンサ素子を内蔵した本発明のコン
デンサ素子内蔵多層配線基板の断面図である。
【図5】(a)〜(g)は、それぞれ本発明のコンデン
サ素子内蔵多層配線基板の製造方法を説明するための工
程毎の断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・電極層 2・・・・・・・・・セラミック誘電体層 3・・・・・・・・・貫通孔 4・・・・・・・・・引き出し電極部 5・・・・・・・・・コンデンサ素子 6・・・・・・・・・格子点 7・・・・・・・・・絶縁層 8・・・・・・・・・配線導体 9・・・・・・・・・貫通導体 10・・・・・・・・・接続パッド 11・・・・・・・・・空洞部 12・・・・・・・・・コンデンサ素子内蔵多層配線基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E082 AA05 AB02 BB07 BC14 BC39 CC01 EE03 FF05 FG06 FG15 FG26 5E346 AA12 AA15 AA43 CC02 CC04 CC05 CC08 CC09 CC32 CC34 CC38 CC39 DD02 DD32 DD50 EE04 EE12 FF18 GG15 GG19 GG22 GG28 HH02 HH04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の電極層およびセラミック誘電体層
    を交互に積層して成り、前記多数の電極層に対して垂直
    方向に貫通する貫通孔に導体が充填されて成る4本以上
    の引き出し電極部が格子状に配列してあるコンデンサ素
    子であって、前記引き出し電極部は、前記誘電体層の厚
    み方向の断面形状が前記誘電体層の上下面に位置する底
    辺の長さが互いに異なる台形状であるとともに、前記格
    子状の配列の隣接する格子点に位置する前記引き出し電
    極部の底辺の長さの大小関係が異なることを特徴とする
    コンデンサ素子。
  2. 【請求項2】 有機材料から成る複数の絶縁層を積層す
    るとともにこれら絶縁層の表面に配線導体を形成し、前
    記絶縁層を挟んで上下に位置する前記配線導体間を前記
    絶縁層に形成された貫通導体を介して電気的に接続して
    成り、上下の最外層に位置する前記配線導体の一部が外
    部電気回路と接続される接続パッドとされており、前記
    絶縁層の少なくとも一層に設けられた空洞部の内部に請
    求項1記載のコンデンサ素子を内蔵するとともに、該コ
    ンデンサ素子の上下両主面において前記引き出し電極部
    が前記貫通導体を介して前記接続パッドに電気的に接続
    されていることを特徴とするコンデンサ素子内蔵多層配
    線基板。
JP2001388426A 2001-12-20 2001-12-20 コンデンサ素子およびコンデンサ素子内蔵多層配線基板 Pending JP2003188048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001388426A JP2003188048A (ja) 2001-12-20 2001-12-20 コンデンサ素子およびコンデンサ素子内蔵多層配線基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001388426A JP2003188048A (ja) 2001-12-20 2001-12-20 コンデンサ素子およびコンデンサ素子内蔵多層配線基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003188048A true JP2003188048A (ja) 2003-07-04

Family

ID=27596947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001388426A Pending JP2003188048A (ja) 2001-12-20 2001-12-20 コンデンサ素子およびコンデンサ素子内蔵多層配線基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003188048A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008078622A (ja) * 2006-08-21 2008-04-03 Murata Mfg Co Ltd 積層コンデンサ、回路基板及び回路モジュール
JP2013247355A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Zhuhai Advanced Chip Carriers & Electronic Substrates Solutions Technologies Co Ltd 面内方向に延在する一体的なビアを備えた多層電子構造体
CN104661452A (zh) * 2013-11-25 2015-05-27 三星电机株式会社 印刷电路板
KR101564973B1 (ko) * 2012-10-15 2015-11-02 주하이 어드밴스드 칩 캐리어스 앤드 일렉트로닉 서브스트레이트 솔루션즈 테크놀러지즈 컴퍼니 리미티드 유전체 두께의 제어가 개선된 다층 전자 구조
KR20190024084A (ko) * 2017-08-31 2019-03-08 삼성전기주식회사 커패시터 부품
CN110459402A (zh) * 2019-08-28 2019-11-15 广东风华高新科技股份有限公司 一种多层陶瓷电容器
WO2024009899A1 (ja) * 2022-07-04 2024-01-11 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
WO2024009900A1 (ja) * 2022-07-04 2024-01-11 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサの製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008078622A (ja) * 2006-08-21 2008-04-03 Murata Mfg Co Ltd 積層コンデンサ、回路基板及び回路モジュール
JP2013247355A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Zhuhai Advanced Chip Carriers & Electronic Substrates Solutions Technologies Co Ltd 面内方向に延在する一体的なビアを備えた多層電子構造体
KR101409801B1 (ko) * 2012-05-29 2014-06-19 액세스 어드밴스드 칩 캐리어즈 앤드 이-서브스트레이트 솔루션즈 면내 방향으로 연장된 일체식 비아를 갖는 다층 전자 구조체
KR101564973B1 (ko) * 2012-10-15 2015-11-02 주하이 어드밴스드 칩 캐리어스 앤드 일렉트로닉 서브스트레이트 솔루션즈 테크놀러지즈 컴퍼니 리미티드 유전체 두께의 제어가 개선된 다층 전자 구조
CN104661452A (zh) * 2013-11-25 2015-05-27 三星电机株式会社 印刷电路板
KR20190024084A (ko) * 2017-08-31 2019-03-08 삼성전기주식회사 커패시터 부품
KR102449358B1 (ko) * 2017-08-31 2022-09-30 삼성전기주식회사 커패시터 부품
CN110459402A (zh) * 2019-08-28 2019-11-15 广东风华高新科技股份有限公司 一种多层陶瓷电容器
WO2024009899A1 (ja) * 2022-07-04 2024-01-11 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
WO2024009900A1 (ja) * 2022-07-04 2024-01-11 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5095398B2 (ja) 多層プリント配線板
JP4773531B2 (ja) 配線基板及びその製造方法
TWI365015B (ja)
JP2010087499A (ja) コンデンサ装置の製造方法
JP2012033968A (ja) プリント配線板及びその製造方法
JPWO2004089049A1 (ja) 多層基板およびその製造方法
JP3956851B2 (ja) 受動素子内蔵基板及びその製造方法
JP2005072328A (ja) 多層配線基板
JP2006222440A (ja) コンデンサ素子
JP4530605B2 (ja) コンデンサ素子内蔵多層配線基板
JP2003188048A (ja) コンデンサ素子およびコンデンサ素子内蔵多層配線基板
JP4051194B2 (ja) コンデンサ素子内蔵多層配線基板
JP2006510233A (ja) 低インダクタンス埋め込みキャパシタを有するプリント配線板およびその製造方法
JP4903320B2 (ja) 電子素子付配線基板の製造方法
JP2004172412A (ja) コンデンサ素子およびコンデンサ素子内蔵多層配線基板
JP4467612B2 (ja) コンデンサ素子内蔵多層配線基板
JP2003198139A (ja) コンデンサ素子内蔵多層配線基板
JP2005019686A (ja) コンデンサ素子内蔵多層配線基板
JP2004172305A (ja) 多層配線基板
JP4936756B2 (ja) 多層配線基板内蔵用セラミックコンデンサ素子の製造方法
JP4772132B2 (ja) コンデンサ素子内蔵多層配線基板
JP5038360B2 (ja) コンデンサ素子内蔵多層配線基板の製造方法
JP2006237446A (ja) 多層配線基板およびその製造方法
JP4429282B2 (ja) コンデンサ素子内蔵配線基板の製造方法
JP2004119732A (ja) コンデンサ素子内蔵多層配線基板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070619