JP2003187586A - 不揮発性半導体記憶装置および情報処理装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置および情報処理装置Info
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Abstract
電圧を生成するとともに、半導体チップのレイアウト面
積を低減する。 【解決手段】 フラッシュメモリの電圧生成部に設けら
れた中電圧チャージポンプ回路は、スイッチング素子S
1〜S13、コンデンサC1〜C4からなる第1のチャ
ージポンプ回路、スイッチング素子S14〜S21、コ
ンデンサC5〜C8からなる第2のチャージポンプ回
路、およびスイッチング素子S27〜S30よりなるイ
コライズ部によって構成されており、駆動信号φ,/φ
によってそれぞれ駆動されている、そして、各々の寄生
容量Cpのある一方の接続部が、すべて一時的にフロー
ティングになる期間がつくられ、その期間にスイッチン
グ素子S27〜S30によって対応する相互の寄生容量
Cpをショートした後、それらのノードを充放電し、基
準電位VSSに放電される電荷を次サイクルで充電に用
いて電荷を再利用しながら高電圧を生成する。
Description
憶装置および情報処理装置に関し、特に、フラッシュメ
モリやEEPROM(Electrically Er
asable Programmable Read
Only Memory)などにおける高電圧の生成に
適用して有効な技術に関するものである。
OMなどには、データ書き換えなどに用いられる電源電
圧よりも高い、高電圧の昇圧電圧を生成する回路とし
て、昇圧回路が備えられている。
type(以下、並列方式という)、あるいはスイッ
チトキャパシタ方式(以下直列方式という)などのチャ
ージポンプ回路が知られている。
に示すように、複数のデプレション形MOS(Meta
l Oxide Semiconductor)トラン
ジスタからなる昇圧容量CB1〜CBnが直列接続され
た構成からなり、1段目の昇圧容量CB1には電源電圧
VDDが、それ以降は、2VDD、3VDDと次第に高
い電圧が印加され、最終段においては(n−1)VDD
の高圧電圧が印加される。ここで、nは、このチャージ
ポンプ回路の無負荷時の昇圧率である。
は、図34に示すように、昇圧容量CB1〜CB1−n
に電源電圧VDDをチャージした後、n−1個すべての
静電容量を直列に接続する。このとき、負荷電流ゼロの
条件でnVPPの電圧が得られる。
ジポンプ回路について詳しく述べてある例としては、Jo
ngshin Shin, "A New Charge Pump Without De
gradation in Threshold Voltage Due to Body Effec
t," IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, VOL. 35,
NO. 8, AUGUST 2000 pp.1227-1230 などがあり、スイ
ッチトキャパシタ方式のチャージポンプ回路について詳
しく述べてある例としては、Hiroki Morimura, "A Step
-Down Boosted-Wordline Scheme for 1-V Battery-Oper
ated Fast SRAM's," IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIR
CUITS, VOL. 33,NO. 8, AUGUST 1998 pp. 1220- 1227な
どがある。
な昇圧回路による昇圧電源電圧の生成技術では、次のよ
うな問題点があることが本発明者により見い出された。
容量には最大(n−1)VDDの電圧が印加される。一
方、半導体集積回路装置の中で使用できる絶縁膜の膜厚
は、プロセス工程の複雑化や高コスト化のため2種類程
度に制限される。
い方の耐圧を越えると残りはすべて厚い膜厚をつかわな
ければならず、昇圧段数を増やすほど厚い絶縁膜の昇圧
容量の数が増加し、昇圧容量の占有面積が増加してしま
う。
のメモリセルに2bit以上の情報を格納する多値フラ
ッシュメモリでは、外部電源電圧が下がっても書きこみ
や消去の際にメモリセルに印加する電圧を下げることは
困難であり、メモリセルに印加する必要な電圧を発生さ
せるためには昇圧段数を増加させる必要が生じ、昇圧段
数が増加することによって著しい面積の増加を招いてし
まう。
圧を発生する場合、昇圧段数は4段で済むのに対して、
電源電圧1.8Vの場合には7段必要となる。また、昇
圧容量1個当たりの電荷量が減少するため、1個当たり
の容量値も大きくする必要があり、合計で3Vのときの
およそ3.6倍の容量値を必要とする。
に厚い絶縁膜を使う必要があるため面積が大きくなって
しまうという問題がある。たとえば、絶縁膜として8n
mと25nmの2種類を使うとすれば、絶縁膜の最大許
容電界を5MV/cm(絶縁膜をSiO2とした場合)
として、電源電圧VDD=1.8Vでは、3段目から2
5nmのものを使う必要がある。
を使用可能にすることができる。この方式は、前述した
ように昇圧容量CB1〜CBn−1に電源電圧VDDを
チャージした後、n−1個すべての昇圧容量を直列に接
続するので、昇圧容量の耐圧は電源電圧VDDでよい。
0.2V、絶縁膜の最大許容電界を5MV/cmとして
絶縁膜を4nmまで薄膜化することができる。このた
め、小面積化が可能である。
るような問題がある。
電流の比をできるだけ小さくすることが重要である。理
想的なn倍圧のチャージポンプ回路では、入力電流IP
Pと出力電流IOUTとの間には下記の式が成り立つ。 IDD=nIOUT (式1) しかし、実際には昇圧容量を形成するMOS容量の拡散
層やウェルの対基板容量やドライブ回路の寄生容量のた
めに余分な電流が流れる。特に、直列方式では、昇圧容
量につく寄生容量Cpに電源電圧VDDのn倍の電圧が
印加されるため、これらによって充放電される無駄電流
が並列方式より大きくなってしまい、入出力電流比が理
想値nよりかなり大きくなってしまうという問題があ
る。
生部が、効率よく高電圧を生成するとともに、半導体チ
ップのレイアウト面積を低減することのできる不揮発性
半導体記憶装置および情報処理装置を提供することにあ
る。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
る高電圧の発生技術を提供するものであり、複数の不揮
発性メモリセルを有するメモリアレイ部と、制御部と、
不揮発性メモリセルに供給する所定の電圧を供給する電
圧生成部とを有し、該電圧生成部は、各動作においてメ
モリセルに印加する所定の電圧を制御部からの制御に応
じて生成する動作信号生成部と複数の電圧発生部とを有
し、動作信号生成部は、複数の電圧発生部に供給する各
種の動作信号を生成し、電圧発生部は、直列方式から構
成され、第1の動作信号に基づいて昇圧電圧を生成する
第1のチャージポンプ回路と、直列方式から構成され、
第2の動作信号に基づいて昇圧電圧を生成する第2のチ
ャージポンプ回路と、それら第1、または前記第2のチ
ャージポンプ回路が生成した昇圧電圧が出力された際
に、第1、第2のチャージポンプ回路の昇圧容量に寄生
する寄生容量がフローティング期間中に、第3の動作信
号に基づいて第1、および第2のチャージポンプ回路の
対応する寄生容量をそれぞれ短絡するイコライズ部とを
有するものである。
示す。 1.不揮発性半導体記憶装置:複数の不揮発性メモリセ
ルを有するメモリアレイ部と、制御部と、前記不揮発性
メモリセルに供給する所定の電圧を供給する電圧生成部
とを有し、該電圧生成部は、各動作においてメモリセル
に印加する所定の電圧を前記制御部からの制御に応じて
生成する動作信号生成部と複数の電圧発生部とを有し、
動作信号生成部は、複数の電圧発生部に供給する各種の
動作信号を生成し、電圧発生部は、前段に並列方式から
構成された1つのポンプ回路が設けられ、後段に直列方
式から構成され複数のポンプ回路が接続され、第1の動
作信号に基づいて昇圧電圧を生成する第3のチャージポ
ンプ回路と、前段に並列方式から構成された1つのポン
プ回路が設けられ、後段に直列方式から構成され複数の
ポンプ回路が接続され、第2の動作信号に基づいて昇圧
電圧を生成する第4のチャージポンプ回路と、第3、第
4のチャージポンプ回路が生成した昇圧電圧が出力され
た際に、前記第1、および第2のチャージポンプ回路の
昇圧容量に寄生する寄生容量のフローティング期間中
に、第3の動作信号に基づいて、前記第1、および第2
のチャージポンプ回路の対応する寄生容量をそれぞれ短
絡するイコライズ部とを有する。 2.情報処理装置:不揮発性記憶部と、中央処理装置と
を有し、該中央処理装置は、所定の処理を実行し、前記
不揮発性記憶部に動作指示を行うことが可能であり、該
不揮発性記憶部は、情報を格納する複数の不揮発性メモ
リセルと、電圧生成部とを有し、該電圧生成部は、動作
信号生成部と、複数の電圧発生部とを有し、該電圧発生
部は、前段に並列方式から構成された1つのポンプ回路
が設けられ、後段に直列方式から構成され複数のポンプ
回路が接続され、第1の動作信号に基づいて昇圧電圧を
生成する第3のチャージポンプ回路と、前段に並列方式
から構成された1つのポンプ回路が設けられ、後段に直
列方式から構成され複数のポンプ回路が接続され、第2
の動作信号に基づいて昇圧電圧を生成する第4のチャー
ジポンプ回路と、それら第3、または前記第4のチャー
ジポンプ回路が生成した昇圧電圧が出力された際に、第
1、および第2のチャージポンプ回路の昇圧容量に寄生
する寄生容量がフローティング状態の期間中に、第3の
動作信号に基づいて、第1、および第2のチャージポン
プ回路の対応する寄生容量をそれぞれ短絡するイコライ
ズ部とを有する。
に基づいて詳細に説明する。
カードの説明図、図2は、図1のICカードに設けられ
た半導体集積回路装置のブロック図、図3は、図2の半
導体集積回路装置に設けられたフラッシュメモリの概略
ブロック図、図4は、本発明の一実施の形態による電荷
再利用直列方式チャージポンプ回路の概略回路図、図
5、図6は、本発明の一実施の形態によるチャージポン
プ回路に用いられるコンデンサの断面図、図7は、図
5、および図6のコンデンサの等価回路図、図8は、本
発明の一実施の形態による電荷再利用直並列方式チャー
ジポンプ回路の概略回路図、図9は、本発明の一実施の
形態による直並列方式チャージポンプ回路の概略回路
図、図10は、各種チャージポンプ回路の入力電流/出
力電流−昇圧率の特性を示す説明図、図11は、図3の
フラッシュメモリの中電圧チャージポンプ回路に用いら
れる電荷再利用直列方式チャージポンプ回路の回路図、
図12は、図11の電荷再利用直列方式チャージポンプ
回路に入力するプリチャージ信号を発生するプリチャー
ジ信号発生回路の回路図、図13は、図11の電荷再利
用直列方式チャージポンプ回路に入力する最終段転送ト
ランジスタゲート信号を発生する最終段転送トランジス
タゲート信号発生回路の回路図、図14は、図11の電
荷再利用直列方式チャージポンプ回路に入力するイコラ
イズ信号を発生するイコライズ信号発生回路の回路図、
図15,図16は、図11の荷再利用直列方式チャージ
ポンプ回路における各部信号のタイミングチャート、図
17は、図3のフラッシュメモリの中電圧チャージポン
プ回路に用いられる電荷再利用直並列方式チャージポン
プ回路の回路図、図18は、図17の電荷再利用直列方
式チャージポンプ回路に入力するプリチャージ信号を発
生するプリチャージ信号発生回路の回路図、図19は、
図17の電荷再利用直列方式チャージポンプ回路に入力
する最終段転送トランジスタゲート信号を発生する最終
段転送トランジスタゲート信号発生回路の回路図、図2
0は、図17の電荷再利用直列方式チャージポンプ回路
に入力するイコライズ信号を発生するイコライズ信号発
生回路の回路図、図21は、図17の電荷再利用直列方
式チャージポンプ回路に用いられる昇圧容量プリチャー
ジ電源電圧を発生するプリチャージ電圧発生回路の回路
図、図22、図23は、図17の荷再利用直並列方式チ
ャージポンプ回路における各部信号のタイミングチャー
ト、図24は、図3のにフラッシュメモリに用いられる
各種MOSデバイスの断面構造の一例を示す説明図、図
25は、図11の電荷再利用直列方式チャージポンプ回
路に用いられる単位セルのレイアウト例を示す説明図、
図26は、本発明者の検討による電荷再利用並列方式チ
ャージポンプ回路の概略を示す回路図である。
処理装置)1は、カード方式の外形、サイズを有し、情
報の記憶、ならびに計算を行う。ICカード1は、図1
に示すように、クレジットカード形状からなるプラスチ
ック製のカード2に、不揮発性メモリ混載プロセッサな
どの半導体集積回路装置3が埋め込まれている。
シなどからなるテープ基板5が設けられており、このテ
ープ基板5の一方の面には、複数の端子電極4が形成さ
れている。半導体集積回路装置3には、端子電極4を介
して各種データ、割り込み信号、電源電圧、リセット信
号ならびにクロック信号などが入出力される。
には、半導体チップ6が接着材などを介して搭載されて
いる。半導体チップ6の周辺部近傍には、ボンディング
パッドが設けられており、これらボンディングパッドと
端子電極4の裏面とが、ボンディングワイヤ7を介して
接続される。
イヤ7、ならびにその周辺部が、モールド樹脂などに封
止されて封止部8が形成されている。
積回路装置3は、図2に示すように、CPU(中央処理
装置)9、ROM10、RAM(揮発性記憶部)11、
不揮発性メモリ(不揮発性記憶部)12、I/Oポート
13、ならびにクロック生成回路14などから構成され
ており、これらを1つの半導体基板上に形成したもので
ある。
ップの配置は、図1に示すものに限られず、また、図1
に示すような端子がICカードの外部に露出している接
触方式や端子がICカードに露出していない非接触方
式、接触/非接触両方の機能を有する両用方式など、外
観形状に限定されない。
OM10、RAM11を有するとは限らず、ROM、ま
たはRAMのいずれか一方しか有しないものやいずれも
有しないものも含まれる。少なくともCPUに代表され
る論理回路部と少なくとも1回以上の電気的に情報の書
き込みが可能な不揮発性メモリを有すればよい。
よって不揮発性メモリ12に格納されたプログラムやデ
ータなどを読み出し、所定の処理を行う。CPU9が処
理を行うことによって生じたデータであって、半導体集
積回路装置3に供給される電源が一時的に停止した後に
おいても、記憶しておくことが必要なデータは不揮発性
メモリ12に書き込みがされる。
て、データの書き込み動作指示を行い、書き込み動作指
示に応じて不揮発性メモリ12内の電圧生成部15はメ
モリセルへの書き込みに必要な高電圧を発生させ、デー
タの書き込みが行われる。このようなデータとしては、
ICカード1における個人情報(使用者名や暗証番号な
ど)が上げられる。
ているデータを消去した後、新たにデータを書き込む必
要のあるデータも存在する。この場合、CPU9は不揮
発性メモリ12に書き込まれているデータの消去に必要
な高電圧を発生させ、書き込まれているデータの消去を
行った後に、新たなデータの書き込みに必要な高電圧が
発生されデータの書き込みが行われる。このようなデー
タとしては、ICカード1における金融情報(預金残高
など)が上げられる。
き込みなどの制御を司るプロセッサであり、該CPU9
には、アドレスバスラインAD、およびデータバスライ
ンDBを介してROM10、RAM11、不揮発性メモ
リ12、I/Oポート13、クロック生成回路14など
が接続されている。
プログラムなどが格納されており、読み出し専用メモリ
などからなる。RAM11は、随時読み出し/書き込み
が可能なメモリであり、入出力データや演算データなど
を一時的に格納する。
き込み動作指示や消去動作指示に応じて書き込みや消去
の対象となる不揮発性メモリセルを選択し、選択された
不揮発性メモリセルのゲート電極やウェル電極に電圧生
成部15で発生させた高電圧を印加し、電荷蓄積層に電
荷を蓄積する。
るデータが入出力されるポートであり、クロック生成回
路14は、外部クロック信号からクロック信号を生成
し、それぞれのモジュールに供給する。
る電圧生成部15は、前述したようにデータ書き換えや
消去に用いられる高電圧の昇圧電圧などの様々な電圧を
生成する。不揮発性メモリ12では、メモリアレイにE
EPROMやフラッシュメモリを用い、EEPROMや
フラッシュメモリのメモリセルに対する書き込みや消去
動作において、電圧生成部15に設けられた昇圧回路を
用いて必要とされる電圧を発生させる。
を蓄積するための窒化膜やフローティングゲートを有し
(以下、電荷蓄積層という)、電荷蓄積層に蓄積する電
荷の量を制御することによって情報の記憶が行われる。
いて説明する。
続関係やメモリセルの構造に応じて、NAND方式、A
ND方式、NOR方式、SST方式、スプリットゲート
方式等といった分類がなされる。
モリセルのゲート電極に正の高電圧を印加し、ソース電
極−ドレイン電極間のチャネル領域に電流が流れること
により発生するホットエレクトロンをフローティングゲ
ートに注入するホットエレクトロン方式や、チャネル領
域にはほとんど電流を流さずチャネル−ゲート間に高電
圧を印加し、FNトンネル現象によりフローティングゲ
ートに電子(電荷)を注入するFNトンネル書き込み方
式がある。
ートに注入した電荷の量によりメモリセルのしきい値電
圧が変化し、しきい値電圧分布を2個、またはそれ以上
形成することによって、2値データや多値データの保持
が可能となる。
モリコントローラやプロセッサに接続され、書き込み/
読み出し/消去といった動作を指示するコマンドを受
け、これらの動作に必要なデータの入出力を行う。
生成部15に制御信号を供給し、それぞれの動作に必要
とされる電圧を発生させる。また、上述のコマンドとと
もに外部から供給されるアドレス情報を基にメモリアレ
イ部28にアクセスを行い、供給されるデータのメモリ
セルへの書き込み、メモリセルからデータの読み出し、
メモリセルに書き込まれているデータの消去などの動作
を制御する。
は、電圧生成部15で生成した正の高電圧をメモリセル
のゲートに接続されるワード線に供給し、ホットエレク
トロン書き込み方式やFNトンネル書き込み方式により
データの書き込みが行われ、データに応じた所定のしき
い値に変化され、ベリファイ動作が行われる。
位(ワード線単位、ブロック単位、メモリアレイ全面)
毎にウェル層が分割され、消去対象のウェル層に電圧生
成部15で生成した正の高電圧が印加される。
のフローティングゲートに蓄積された電荷がチャネル層
のFNトンネル現象により引き抜かれ、メモリセルのし
きい値電圧が消去レベルの電圧分布に変化される。
ポンプ回路(電圧発生部)16、高電圧チャージポンプ
回路(電圧発生部)17、および中電圧チャージポンプ
回路(電圧発生部)18などから構成されている。
6V程度の負電圧である電源VEWを生成し、デコーダ
19を介して入力された行アドレスをデコードするワー
ドデコーダ20に供給する。
V程度の電圧の電源VWWを生成し、同じくワードデコ
ーダ20に供給する。中電圧チャージポンプ回路18
は、約7V程度の電源VCP、ならびに約5V程度の電
源VWDをそれぞれ生成する。
れ、電源VWDは、メモリアレイ21のメモリセルSか
ら出力されたデータを増幅して出力するセンスアンプ/
ラッチ回路22に供給する。センスアンプ/ラッチ回路
22によって増幅されたデータは、メインアンプ23を
介してデータ出力端子DOから出力される。
ジポンプ回路の回路構成例の概略について説明する。
チャージポンプ回路が並列接続された電荷再利用直列方
式チャージポンプ回路、直列方式のチャージポンプ回路
と並列方式のチャージポンプ回路とを組み合わせて構成
した直並列チャージポンプ回路が2つ並列接続された電
荷再利用直並列方式チャージポンプ回路、および直列方
式のチャージポンプ回路と並列方式のチャージポンプ回
路とを組み合わせて構成した直並列方式チャージポンプ
回路などがある。
は、図4に示すように、スイッチング素子S1〜S3
0、および昇圧容量であるコンデンサC1〜C8などか
ら構成されている。スイッチング素子S1〜S30はト
ランジスタなどからなる。
17,S23〜S26の制御端子(ゲート)には駆動信
号(第1の動作信号)φがそれぞれ入力されており、ス
イッチング素子S1〜S4,S10〜S13,S18〜
S22の制御端子には、駆動信号φの反転信号である駆
動信号(第2の動作信号)/φがそれぞれ入力されてい
る。
制御端子には、イコライズ信号(第3の動作信号)φs
がそれぞれ入力されている。スイッチング素子S1〜S
30は、駆動信号φ,/φ、およびイコライズ信号φs
によって、図4の右側に示すような信号タイミングによ
ってそれぞれ動作制御されている。
図6に示すように、デプレション形MOS(Metal
Oxide Semiconductor)トランジ
スタからなり、これらコンデンサC1〜C8には、図7
の等価回路に示すように、寄生容量Cpが含まれる。
4〜S17,S22の一方の接続部には、電源電圧VD
Dが接続されており、スイッチング素子S10〜S1
3,S23〜S26の他方の接続部には、基準電位VS
Sが接続されている。
13、およびコンデンサC1〜C4により、第1のチャ
ージポンプ回路が構成され、スイッチング素子S14〜
S21、ならびにコンデンサC5〜C8により第2のチ
ャージポンプ回路が構成されている。また、スイッチン
グ素子S27〜S30によって、イコライズ部が構成さ
れている。
は、コンデンサC1の一方の接続部、スイッチング素子
S5の一方の接続部がそれぞれ接続されている。コンデ
ンサC1の他方の接続部には、スイッチング素子S9の
他方の接続部、スイッチング素子S10の一方の接続
部、およびスイッチング素子S27の一方の接続部がそ
れぞれ接続されている。
は、スイッチング素子S11,S28の一方の接続部、
およびコンデンサC2の他方の接続部が接続されてい
る。スイッチング素子S2の一方の接続部には、コンデ
ンサC2の一方の接続部、ならびにスイッチング素子S
6の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
は、コンデンサC3の一方の接続部、スイッチング素子
S7の一方の接続部がそれぞれ接続されている。コンデ
ンサC3の他方の接続部には、スイッチング素子S6の
他方の接続部、スイッチング素子S12,S29の一方
の接続部がそれぞれ接続されている。
は、コンデンサC4の一方の接続部、スイッチング素子
S8の一方の接続部がそれぞれ接続されている。コンデ
ンサC4の他方の接続部には、スイッチング素子S7の
他方の接続部、スイッチング素子S13,S30の一方
の接続部がそれぞれ接続されている。
続部には、コンデンサC5の一方の接続部、スイッチン
グ素子S18の一方の接続部がそれぞれ接続されてい
る。コンデンサC5の他方の接続部には、スイッチング
素子S22,S27の他方の接続部、スイッチング素子
S23の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
は、コンデンサC6の一方の接続部、スイッチング素子
S19の一方の接続部がそれぞれ接続されており、コン
デンサC6の他方の接続部には、スイッチング素子S1
8,S28の他方の接続部、スイッチング素子S24の
一方の接続部がそれぞれ接続されている。
は、コンデンサC7の一方の接続部、スイッチング素子
S20の一方の接続部がそれぞれ接続されており、該コ
ンデンサC7の他方の接続部には、スイッチング素子S
19,S29の他方の接続部、スイッチング素子S25
の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
は、コンデンサC8の一方の接続部、スイッチング素子
S21の一方の接続部がそれぞれ接続されている。この
コンデンサC8の他方の接続部には、スイッチング素子
S20,S30の他方の接続部、スイッチング素子S2
6の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
続部とスイッチング素子S21の他方の接続部とがそれ
ぞれ接続されており、この接続部から昇圧された出力電
圧Voutが出力される。
ポンプ回路においては、スイッチング素子S1〜S1
3、およびコンデンサC1〜C4で構成した直列方式の
チャージポンプ回路の出力部と、スイッチング素子S1
4〜S26、ならびにコンデンサC5〜C8で構成した
直列方式のチャージポンプ回路の出力部とが並列接続さ
れた構成となっている。
路は、駆動信号φ,/φによって逆相のパルスによって
それぞれ駆動されており、各々の寄生容量Cpのある一
方の接続部が、すべて一時的にフローティングになる期
間がつくられる。
7〜S30によって対応する相互の寄生容量Cpをショ
ートした後、それらのノードを充放電する。これによっ
て、基準電位VSSに放電される電荷を次サイクルで充
電に用いることができ、電荷の再利用が可能となる。
プ回路は、図8に示すように、スイッチング素子S31
〜S40、およびコンデンサC9〜C11から第3のチ
ャージポンプ回路が構成され、スイッチング素子S41
〜S50、ならびにコンデンサC12〜C14によって
第4のチャージポンプ回路が構成されている。さらに、
スイッチング素子S51〜S53により、イコライズ部
が構成されている。
4,S37,S40,S41,S45〜S49の制御端
子(ゲート)には、駆動信号φがそれぞれ入力されてお
り、スイッチング素子S32,S35,S36,S3
8,S39,S42〜S44,S50の制御端子には、
駆動信号φの反転信号である駆動信号/φがそれぞれ入
力されている。スイッチング素子の制御端子には、イコ
ライズ信号φsがそれぞれ入力されている。
は、駆動信号φ,/φ、およびイコライズ信号φsによ
って、図8の左側に示すような信号タイミングによって
それぞれ動作制御されている。
4,S41,S43,S44の一方の接続部には、電源
電圧VDDが接続されており、スイッチング素子S3
3,S36,S39,S42,S46,S49には、基
準電位VSSが接続されている。
は、スイッチング素子S33の一方の接続部、コンデン
サC9の他方の接続部、およびスイッチング素子S51
の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
は、コンデンサC9の一方の接続部、スイッチング素子
S35,S38の一方の接続部がそれぞれ接続されてい
る。スイッチング素子S34の他方の接続部には、コン
デンサC10の他方の接続部、スイッチング素子S36
の一方の接続部、ならびにスイッチング素子S52の一
方の接続部が接続されている。
は、コンデンサC10の一方の接続部、スイッチング素
子S37の一方の接続部が接続されており、該スイッチ
ング素子37の他方の接続部には、コンデンサC11の
他方の接続部、スイッチング素子S39の一方の接続
部、およびスイッチング素子S53の一方の接続部が接
続されている。
は、コンデンサC11の一方の接続部、ならびにスイッ
チング素子S40の一方の接続部が接続されている。
接続部には、スイッチング素子S42の一方の接続部、
コンデンサC12の他方の接続部、およびスイッチング
素子S51の他方の接続部がそれぞれ接続されている。
は、コンデンサC12の一方の接続部、およびスイッチ
ング素子S45,48の一方の接続部がそれぞれ接続さ
れている。スイッチング素子S44の他方の接続部に
は、コンデンサC13の他方の接続部スイッチング素子
S46の一方の接続部、ならびにスイッチング素子S5
2の他方の接続部が接続されている。
は、コンデンサC13の一方の接続部、およびスイッチ
ング素子S47の一方の接続部が接続されており、該ス
イッチング素子47の他方の接続部には、スイッチング
素子S49の一方の接続部、スイッチング素子S53の
一方の接続部、およびコンデンサC14の他方の接続部
が接続されている。
は、コンデンサC14の一方の接続部、およびスイッチ
ング素子S50の一方の接続部が接続されている。そし
て、スイッチング素子S40の他方の接続部とスイッチ
ング素子S50の他方の接続部とが接続されており、こ
の接続部から昇圧された出力電圧Voutが出力され
る。
ポンプ回路と並列方式のチャージポンプ回路とが、駆動
信号φ,/φの逆相パルスによってそれぞれ駆動されて
おり、各々の寄生容量Cpのある一方の接続部が、すべ
て一時的にフローティングになる期間をつくる。
1〜S53によって対応する相互の寄生容量Cpをショ
ートした後、それらのノードを充放電する。これによっ
て、基準電位VSSに放電される電荷を次サイクルで充
電に用いることができ、電荷の再利用が可能となる。
図9に示すように、スイッチング素子SW1、コンデン
サCB1からなる並列方式ポンプと、スイッチング素子
SW2〜SW5、コンデンサCB2(〜CBk+1)か
らなるk段の直列方式ポンプ回路とを直列に接続した構
成からなる。
チング素子SW1の一方の接続部には、電源電圧VDD
が接続されており、該スイッチング素子SW1の他方の
接続部には、コンデンサCB1の一方の接続部が接続さ
れている。
子(ゲート)には、駆動信号φが入力され、コンデンサ
CB1の他方の接続部には、駆動信号/φが入力される
ようにそれぞれ接続されている。
は、スイッチング素子SW2の一方の接続部には、電源
電圧VDDが接続されており、該スイッチング素子SW
2の制御端子には、駆動信号φが入力されるように接続
されている。
は、スイッチング素子SW4の一方の接続部、およびコ
ンデンサCB2の他方の接続部がそれぞれ接続されてい
る。コンデンサCB2の一方の接続部には、スイッチン
グ素子SW3の他方の接続部、スイッチング素子SW5
の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
子には、駆動信号/φが入力され、スイッチング素子S
W2,SW5の制御端子には、駆動信号φが入力される
ようにそれぞれ接続されている。スイッチング素子SW
3の一方の接続部には、スイッチング素子SW1の他方
の接続部が接続されている。
チング素子SW3〜SW5、およびコンデンサCB3
(〜CBk+1)によって同様の回路が構成されてい
る。
号/φによって、コンデンサCB2〜CBk+1を2V
DDにチャージした後、k個の昇圧容量をすべて直列接
続にする。これにより、負荷電流ゼロの条件で(2k+
1)VDDの電圧が得られる。
合、2VDD=4Vであるから、絶縁膜の最大許容電界
を5MV/cmとしてゲート酸化膜を8nmまで薄膜化
でき、小面積化が可能となる。
式、図8の電荷再利用直並列方式、図9の直並列方式、
および従来技術に記載した図33の並列方式、図34の
直列方式にそれぞれ示すようなスイッチング素子、コン
デンサ、寄生容量のみからなる回路モデルを用いて、解
析式を導出し計算した結果を図10に示す。
側にかけて、直列方式、電荷再利用直列方式、直並列方
式、電荷再利用直並列方式、並列方式、および電荷再利
用並列方式の電気的特性をそれぞれ示している。
寄生容量と昇圧容量の比Cp/CBは0.1(tox=
25nmのMOSキャパシタに相当)とする。
もっとも大きく、以下、直並列方式、並列方式の順にな
っていることがわかる。これは、昇圧容量に付く寄生容
量Cpによって充放電される無駄電流が上記の順に小さ
くなるためである。
容量Cpに2VDD〜(n−1)VDDまでの電圧がか
かるのに対して、並列方式ではVDDしかかからないた
めである。直列方式と直並列方式で後者の方が入出力電
流比が小さいのは、直列接続される容量の数が少ないた
め寄生容量も少なくなるためである。
膜厚は直並列方式の半分程度に薄くできるので、単位面
積当たりの寄生容量も半減し、直並列方式と同程度の入
出力電流比にすることが可能である。
(Christl Lauterbach, "Charge Sharing Concept and
New Clocking Scheme for Power Efficiency and Elect
romagnetic Emission Improvement of Boosted Charge
Pumps," IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, VOL.
35, NO. 5, MAY 2000 pp.719-723)などで提案されて
いる。
では、1個のチャージポンプ回路で昇圧容量を駆動する
逆相関係にある2本の駆動線を一時的にフローティング
状態にし、それらに付属する寄生容量同士をショートす
るものである。しかし、並列方式は、もともと入出力電
流比が小さいので、電荷再利用の効果も小さい。
方式は、占有面積が大きいという問題があり、最も面積
が小さい直列方式は、入出力電流比が大きいという問題
があり、これら占有面積と入出力電流比とのトレードオ
フを考慮すると、電荷再利用並列方式、電荷再利用直並
列方式、ならびに直並列方式のチャージポンプ回路が実
用性に優れていることが分かる。
ジポンプ回路によって、不揮発性メモリ12の電圧生成
部15に設けられた中電圧チャージポンプ回路18を構
成した場合の回路構成、および動作について詳しく説明
する。
おける無負荷時の理論的昇圧率は7倍程度である。
に示すように、トランジスタQ11〜Q19,Q1A〜
Q1F,コンデンサC11〜C16,CG11からなる
第1のチャージポンプ回路、トランジスタQ21〜Q2
9,Q1A〜Q1F,Q2A〜Q2L,QS1〜QS
6、コンデンサC21〜C26,CG21から構成され
る第2のチャージポンプ回路、ならびにトランジスタQ
S1〜QS6からなるイコライズ部から構成されてい
る。
5,Q17,Q1B,Q1D〜Q1F,Q21,Q2
3,Q25,Q27,Q29,Q2B,Q2D〜Q2F
はPチャネルMOSから構成されており、その他のトラ
ンジスタQ12,Q14,Q16,Q18,Q1A,Q
1C,Q1G〜Q1L,Q22,Q24,Q26,Q2
8,Q2A,Q2C,Q2G〜Q2LはNチャネルMO
Sから構成されている。
1〜C26,CG11,CG21は、図6に示したnW
ELL内に形成されたnMOS容量が用いられている。
とは、電源電圧VDDと基準電位VSSとの間に直列接
続されている。トランジスタQ11,Q13のゲートに
は、駆動信号F4が入力されるように接続されており、
トランジスタQ12,Q14,Q16,Q18,Q1
A,Q1C1のゲートには、駆動信号F4がそれぞれ入
力されるように接続されている。
コンデンサC11の他方の接続部、ならびにトランジス
タQS1の一方の接続部がそれぞれ接続されている。コ
ンデンサC11の一方の接続部には、トランジスタQ1
Gの他方の接続部、およびQ13の一方の接続部が接続
されている。また、コンデンサC11の一方の接続部に
は、トランジスタQ13の基板も接続されており、基板
効果の削減を目的として基板電圧として印加されてい
る。
電源電圧VDDが接続されており、トランジスタQ13
の他方の接続部には、トランジスタQ14,QS2の一
方の接続部、およびコンデンサC12の他方の接続部が
それぞれ接続されている。
電源電圧VDDと基準電位VSSとの間に直列接続され
ており、トランジスタQ15のゲートには、電源電圧V
DDが接続されている。
部が接続されたトランジスタQ15の一方の接続部に
は、コンデンサC12の一方の接続部、および該トラン
ジスタQ15の基板が接続されている。
されたトランジスタQ16の一方の接続部には、コンデ
ンサC13の他方の接続部、ならびにトランジスタQS
3の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
8においても、電源電圧VDDと基準電位VSSとの間
に直列接続されている。トランジスタQ17のゲートに
は、電源電圧VDDが接続されている。
されたトランジスタQ17の一方の接続部には、コンデ
ンサC13の一方の接続部、および該トランジスタQ1
7の基板が接続されている。
されたトランジスタQ18の一方の接続部には、コンデ
ンサC14の他方の接続部、ならびにトランジスタQS
4の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
1Aも、電源電圧VDDと基準電位VSSとの間に直列
接続されており、トランジスタQ19のゲートには、電
源電圧VDDが接続されている。
されたトランジスタQ19の一方の接続部には、コンデ
ンサC14の一方の接続部、および該トランジスタQ1
9の基板が接続されている。
されたトランジスタQ1Aの一方の接続部には、コンデ
ンサC15の他方の接続部、ならびにトランジスタQS
5の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
Cにおいても、電源電圧VDDと基準電位VSSとの間
に直列接続されており、トランジスタQ1Bのゲートに
は、電源電圧VDDが接続されている。
ートに信号F4を入力し、トランジスタQ15,Q1
7,Q19,Q1Bのゲート電位を電源電圧VDDに固
定することにより、昇圧電圧が低い2段目のトランジス
タQ13までのオン抵抗を下げることができるととも
に、ゲート容量による充放電電荷が減り消費電流を減ら
すことができる。
されたトランジスタQ1Bの一方の接続部には、コンデ
ンサC15の一方の接続部、および該トランジスタQ1
Bの基板が接続されている。
されたトランジスタQ1Cの一方の接続部には、コンデ
ンサC16の他方の接続部、ならびにトランジスタQS
6の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
部には、電源電圧VDDが接続されており、該Q1Lの
他方の接続部には、コンデンサC16の一方の接続部、
トランジスタQ1D,Q1Fの一方の接続部、ならびに
トランジスタQ1Eのゲートがそれぞれ接続されてい
る。トランジスタQ1Dは、最終段の電荷転送用MOS
として用いられている。
ジスタQ1Dのゲート、コンデンサCG11の一方の接
続部トランジスタQ1Eの一方の接続部が、それぞれ接
続されている。トランジスタQ1Fは、トランジスタQ
1Dの基板電圧を最も高い電位に維持するスイッチとし
て設けられている。
コンデンサCG11によって、該トランジスタQ1Dの
オン時にはコンデンサCG11の一端に入力された最終
段転送トランジスタゲート信号FGTを2VDDだけ下
げることにより、Vout−2VDDになるように制御
し、電源にVoutを必要とするゲート制御用のレベル
変換回路が不要になるので消費電流を大幅に低減するこ
とができる。
該トランジスタQ1Fの基板、およびトランジスタQ1
Eの他方の接続部と基板とがそれぞれ接続されている。
コンデンサCG11の他方の接続部には、最終段転送ト
ランジスタゲート信号FGTが入力されるように接続さ
れている。
トには、プリチャージ信号FPTがそれぞれ入力される
ように接続されており、トランジスタQS1〜QS6の
ゲートには、イコライズ信号FSがそれぞれ入力される
ように接続されている。
基準電位VSSと電源電圧VDDとの間に直列接続され
ており、トランジスタQ22の他方の接続部が接続され
たトランジスタQ21の一方の接続部には、コンデンサ
C21の一方の接続部、およびトランジスタQS1の他
方の接続部が、それぞれ接続されている。
基準電位VSSと電源電圧VDDとの間に直列接続され
ており、トランジスタQ23の他方の接続部が接続され
たトランジスタQ2Gの一方の接続部には、コンデンサ
C21の他方の接続部、およびトランジスタQ23の基
板が接続されている。トランジスタQ21,Q23のゲ
ートには、駆動信号F12が入力されるように接続され
ている。
されたトランジスタQ24の一方の接続部には、コンデ
ンサC22の一方の接続部、およびトランジスタQS2
の他方の接続部がそれぞれ接続されている。
Hは、基準電位VSSと電源電圧VDDとの間に直列接
続されており、トランジスタQ25の他方の接続部に
は、コンデンサC22の他方の接続部、ならびに該トラ
ンジスタQ25の基板が接続されている。
トランジスタQS3の他方の接続部、コンデンサC23
の一方の接続部がそれぞれ接続されている。トランジス
タQ25のゲートには、電源電圧VDDが接続されてい
る。
2Iにおいても、基準電位VSSと電源電圧VDDとの
間に直列接続されており、トランジスタQ27の他方の
接続部には、コンデンサC23の他方の接続部、ならび
に該トランジスタQ27の基板が接続されている。
トランジスタQS4の他方の接続部、コンデンサC24
の一方の接続部がそれぞれ接続されており、トランジス
タQ27のゲートには、電源電圧VDDが接続されてい
る。
基準電位VSSと電源電圧VDDとの間に直列接続され
ており、トランジスタQ29の他方の接続部には、コン
デンサC24の他方の接続部、ならびに該トランジスタ
Q29の基板が接続されている。
トランジスタQS5の他方の接続部、コンデンサC25
の一方の接続部がそれぞれ接続されており、トランジス
タQ29のゲートには、電源電圧VDDが接続されてい
る。
基準電位VSSと電源電圧VDDとの間に直列接続され
ており、トランジスタQ2Bの他方の接続部には、コン
デンサC25の他方の接続部、ならびに該トランジスタ
Q2Bの基板が接続されている。
ートに信号F12を入力し、トランジスタQ25,Q2
7,Q29,Q2Bのゲート電位を電源電圧VDDに固
定することにより、昇圧電圧が低い2段目のトランジス
タQ23までのオン抵抗を下げることができるととも
に、ゲート容量による充放電電荷が減り消費電流を減ら
すことができる。
トランジスタQS6の他方の接続部、コンデンサC26
の一方の接続部がそれぞれ接続されており、トランジス
タQ2Bのゲートには、電源電圧VDDが接続されてい
る。
ランジスタQ2D,Q2F,Q2Lの一方の接続部、な
らびにトランジスタQ2Eのゲートがそれぞれ接続され
ており、トランジスタQ2Lの他方の接続部には、電源
電圧VDDが接続されている。トランジスタQ2Dも、
トランジスタQ1Dと同様に最終段の電荷転送用MOS
として用いられている。
最終段転送トランジスタゲート信号FGBが入力される
ように接続されている。このコンデンサCG21の一方
の接続部には、トランジスタQ2D,Q2Fのゲート、
トランジスタQ2Eの一方の接続部がそれぞれ接続され
ている。
該トランジスタQ2Fの一方の接続部、基板およびトラ
ンジスタQ2Dの基板がそれぞれ接続されている。トラ
ンジスタQ2Dの他方の接続部には、トランジスタQ2
Eの他方の接続部、ならびに基板がそれぞれ接続されて
いる。
部には、トランジスタQ1Dの他方の接続部が接続され
ており、この接続部から昇圧電圧VPPが出力される。
6,Q28,Q2A,Q2Cのゲートには、駆動信号F
13が入力されるようにそれぞれ接続されており、トラ
ンジスタQ2G,Q2H,Q2I,Q2J,Q2K,Q
2Lのゲートには、プリチャージ信号FPBが入力され
るようにそれぞれ接続されている。
17は、たとえば、遅延回路や論理回路などによって1
つのパルスから発生することができるものである。
B)を生成するプリチャージ信号発生回路の回路構成に
ついて説明する。
すように、トランジスタQ1〜Q10,QA,QB、コ
ンデンサC1〜C4から構成されている。トランジスタ
Q1〜Q5,Q9,QA,QBの一方の接続部には、電
源電圧VDDが接続されている。トランジスタQ1,Q
2,QBのゲートにも電源電圧VDDが接続されてい
る。
ンデンサC1の一方の接続部、トランジスタQ2の他方
の接続部、およびトランジスタQ4のゲートがそれぞれ
接続されている。
は、コンデンサC2の一方の接続部、トランジスタQ1
の他方の接続部、およびトランジスタQ3,Q9,QA
のゲートがそれぞれ接続されている。
信号F2が入力されるように接続されており、コンデン
サC2の他方の接続部には、駆動信号F1が入力される
ように接続されている。
ランジスタQ6の一方の接続部。およびコンデンサC3
の他方の接続部が接続されており、該コンデンサC3の
一方の接続部には、トランジスタQ9の他方の接続部、
およびトランジスタQ7の一方の接続部、基板がそれぞ
れ接続されている。
ンジスタQ8の一方の接続部コンデンサC4の他方の接
続部がそれぞれ接続されている。トランジスタQ6,Q
8の他方の接続部には、基準電位VSSが接続されてい
る。トランジスタQA,QBの他方の接続部には、コン
デンサC4の一方の接続部が接続されている。
動信号F3が入力されるように接続されている。そし
て、トランジスタQAの他方の接続部がプリチャージ信
号FPTの出力部となる。
するプリチャージ信号発生回路について記載したが、プ
リチャージ信号FPBを生成するプリチャージ信号発生
回路の回路構成も同一であるので説明を省略する。ま
た、プリチャージ信号FPBを生成する場合には、駆動
信号F2,F1,F3の代わりに、それぞれ駆動信号F
10,F9,F11が入力される。
号FGTを生成する最終段転送トランジスタゲート信号
発生回路の回路構成について説明する。
路は、図13に示すように、トランジスタQ1a〜Q8
a、およびコンデンサC1a〜C3aから構成されてい
る。これらトランジスタQ1a〜Q8a、ならびにコン
デンサC1a〜C3aは、前述したプリチャージ信号発
生回路のトランジスタトランジスタQ1〜Q8、および
コンデンサC1〜C3と同じ回路構成からなり、コンデ
ンサC1aには駆動信号F7、コンデンサC2aには駆
動信号F6、トランジスタQ5a〜Q8aのゲートには
駆動信号F8が入力され、トランジスタQ7aの他方の
接続部から最終段転送トランジスタゲート信号FGTが
出力される点が異なっている。
FGBを生成する最終段転送トランジスタゲート信号発
生回路は、最終段転送トランジスタゲート信号FGTを
生成する最終段転送トランジスタゲート信号発生回路と
同一の回路構成であるので説明は省略する。この場合、
最終段転送トランジスタゲート信号FGBを生成する場
合には、駆動信号F7,F6,F8の代わりに駆動信号
F15,F14,F16がそれぞれ入力されることにな
る。
コライズ信号発生回路の回路構成について説明する。
ように、トランジスタQ1b〜Q6bから構成されてい
る。トランジスタQ2b,Q4bの一方の接続部には、
昇圧電圧VPPが接続されており、該トランジスタQ4
bの他方の接続部には、トランジスタQ3bの一方の接
続部、およびトランジスタQ2bのゲートがそれぞれ接
続されている。
圧VDDが接続されている。トランジスタQ3bの他方
の接続部、トランジスタQ1bのゲートには、駆動信号
F17が入力されるように接続されている。トランジス
タQ1bの他方の接続部には、基準電位VSSが接続さ
れている。
ジスタQ2bの他方の接続部、トランジスタQ1bの一
方の接続部、ならびにトランジスタQ5b,Q6bのゲ
ートがそれぞれ接続されている。
VPPと基準電位VSSとの間に直列接続されたCMO
S構成となっており、トランジスタQ6bの他方の接続
部からイコライズ信号FSが出力される。この方式の利
点は、高電圧はポンプ回路出力である昇圧電圧VPPか
ら得るので、回路構成が簡単になり、面積が小さくでき
ることである。
す回路の上半分、または下半分と同じ構成の直列方式チ
ャージポンプ回路(最終段転送トランジスタ部を除く)
を用いて作ることもできる。
合、駆動信号F4,F5の代わりに駆動信号F17と逆
相の関係にある信号を入力し、ノードN14、あるいは
ノードN15をイコライズ信号FSの出力とすればよ
い。この方式の利点は、ポンプ回路出力である昇圧電圧
VPPから電流を取り出さないので、電力効率が高いこ
とである。
回路によって構成された中電圧チャージポンプ回路18
の動作について、図11〜図14、および図15、図1
6のタイミングチャートを用いて説明する。
にかけて、駆動信号F1〜F17、プリチャージ信号F
PT,FPB、最終段転送トランジスタゲート信号FG
T,FGB、およびイコライズ信号FSの信号タイミン
グをそれぞれ示している。
かけて、駆動信号F4,F5,F12,F13、プリチ
ャージ信号FPT,FPB、最終段転送トランジスタゲ
ート信号FGT,FGB、イコライズ信号FS、図11
におけるノードN1i,N2i(ここで、i=1〜
6)、ならびに同じく図11におけるノードP11,P
21,P12,P22,P13,P23の信号タイミン
グをそれぞれ示している。
おける無負荷時の論理的昇圧率は7倍とする。
動信号F1,F3(図12参照)がHiレベルの期間に
コンデンサC3,C4を充電する。このとき、駆動信号
F4,F5、およびプリチャージ信号FPTはLoレベ
ルであり、トランジスタQ11,Q13,Q15,Q1
7,Q19,Q1Bは導通状態になっており、コンデン
サC11〜C16は直列接続状態となっている。すなわ
ち昇圧モードにある。
ベルの状態にあり、電荷転送MOSであるトランジスタ
Q1Dのゲート電圧は、コンデンサCG11との結合に
より、出力電圧Voutから引き下げられ、Vout−
2VDDになっている。すなわち、トランジスタQ1D
はオン状態になって電荷を出力側へと転送する。
2),F7(図13)はLoレベルになっている。チャ
ージポンプ回路の下半分は上半分と逆になっており、駆
動信号F9,F11がLoレベルの際にコンデンサC
3,C4は直列接続され、プリチャージ用のトランジス
タQ2G,Q2H〜Q2Lのゲートは、3VDDにまで
昇圧されオンする。このとき、駆動信号F12,F13
はHiレベルとなっているので、トランジスタQ22,
Q24,Q26,Q28,Q2A,Q2Cもオンし、電
源電圧VDDからコンデンサC21〜C26に電荷が注
入される。
ルの状態にあり、図13から最終段転送トランジスタゲ
ート信号FGBがHiレベル(2VDD)となるから、
電荷転送MOSであるトランジスタQ2Dのゲート電圧
は、コンデンサCG21との結合によって、出力電圧V
out−2VDDからVoutに引き上げられる。
utよりも低いVDDであるからトランジスタQ2Eは
オンしてコンデンサCG21の電位を確実にVoutま
で引き上げる。これにより、トランジスタQ2Dはオフ
状態になって電荷が出力側から昇圧容量側へ逆流するの
を防ぐ。このとき、駆動信号F10,F15は、Hiレ
ベルになっている。
このとき、上半分のチャージポンプ回路では、駆動信号
F6,F8をLoレベル、駆動信号F7をHiレベルに
した後、駆動信号F4をHiレベルにし、他はそのまま
の状態にしておく。
駆動信号F10をLoレベル、駆動信号F11をHiレ
ベルにした後、駆動信号F13をLoレベルにする。他
はそのままの状態にしておく。
ドN21〜N26とは、寄生容量Cpのみで電位が保た
れたフローティング状態となる。そして、ここで、イコ
ライズパルスである駆動信号F17をHiレベルにする
ことにより、イコライズ信号FSをHiレベルにし、ノ
ードN11−N21,N12−N22,N13−N2
3,N14−N24,N15−N25,N16−N26
の電位をそれぞれ均等化する。
プ回路は、駆動信号F1,F3をLoレベルにして、図
12のコンデンサC3,C4を直列接続し、プリチャー
ジ用のトランジスタQ1G,Q1H〜Q1Lのゲートを
3VDDにまで昇圧しオンする。
ま、駆動信号F5はHiレベルとし、トランジスタQ1
2,Q14,Q16,Q18,Q1A,Q1Cもオンす
る。これにより、電源電圧VDDからコンデンサC11
〜C16に電荷がそれぞれ注入される。
oレベルの状態にあり、図13から最終段転送トランジ
スタゲート信号FGTがHiレベル(2VDD)となる
から、電荷転送MOSであるトランジスタQ1Dのゲー
ト電圧は、コンデンサCG11との結合によりVout
−2VDDからVoutに引き上げられる。
VDDとVoutより低くなっているから、トランジス
タQ1EはオンしてコンデンサCG11の電位を確実に
Voutまで引き上げる。これにより、トランジスタQ
1Dはオフ状態になって電荷が出力側から昇圧容量側へ
逆流するのを防ぐことができる。このとき、駆動信号F
2,F7はHiレベルになっている。
動信号F9,F11をHiレベルとしコンデンサC3,
C4を充電する。このとき、駆動信号F12,F13を
Loレベルとするので、トランジスタQ21,Q23,
Q25,Q27,Q29,Q2Bはそれぞれ導通状態に
なって、コンデンサC21〜C26はすべて直列接続さ
れ、昇圧モードになる。
をHiレベルとし、最終段転送トランジスタゲート信号
FGTをLoレベル(基準電位VSS)とし、電荷転送
MOSであるトランジスタQ2Dのゲート電圧を、コン
デンサCG21との結合によりVoutからVout−
2VDDに引き下げる。これにより、トランジスタQ2
Dはオン状態になって電荷を昇圧容量から出力側へと転
送する。このとき、駆動信号F10,F15はLoレベ
ルになっている。
う。このとき、上半分のチャージポンプ回路では、駆動
信号F2,F5をLoレベル、駆動信号F3をHiレベ
ル"にし、他はそのままにしておく。
駆動信号F14をLoレベル、駆動信号F15をHiレ
ベルにした後、駆動信号F16.F12をそれぞれLo
レベルにして、他はそのままにしておく。
ドN21−N26とは、寄生容量Cpのみで電位が保た
れたフローティング状態となる。ここで、イコライズパ
ルスである駆動信号F17をHiレベルにすることによ
り、イコライズ信号FSを出力し、ノードN11−N2
1,N12−N22,N13−N23,N14−N2
4,N15−N25,N16−N26の電位をそれぞれ
均等化する。以下、上記動作を繰り返すことによって昇
圧された出力電圧Voutを生成する。
プ回路によって、中電圧チャージポンプ回路18を構成
した場合の回路構成、および動作について詳しく説明す
る。
は、図17に示すように、トランジスタQ11a〜Q1
9a,Q1Aa〜Q1Ca,コンデンサC11a〜C1
3a,CG11aからなる第3のチャージポンプ回路、
トランジスタQ21a〜Q29a,Q2Aa〜Q2C
a、コンデンサC21a〜C23a,CG21aから構
成される第4のチャージポンプ回路、ならびにトランジ
スタQS1a〜qs3aからなるイコライズ部から構成
されている。
電圧VDDと基準電位VSSとの間に直列接続されてい
る。トランジスタQ11a,Q12aの接続部には、コ
ンデンサC11aの他方の接続部、およびトランジスタ
QS1aの一方の接続部が接続されている。
接続部、およびトランジスタQ13aのゲートには、昇
圧容量プリチャージ電源電圧VP2Tが接続されてい
る。トランジスタQ17a〜Q19aのゲートには、プ
リチャージ信号FP2Tが入力されるように接続されて
いる。
は、トランジスタQ13aの一方の接続部、基板、コン
デンサC11aの一方の接続部がそれぞれ接続されてい
る。コンデンサQ13aの他方の接続部には、コンデン
サQ14aの一方の接続部、コンデンサC12aの他方
の接続部、ならびにトランジスタQS2aの一方の接続
部がそれぞれ接続されている。
部には、トランジスタQ15aの一方の接続部、基板、
コンデンサC12aの一方の接続部がそれぞれ接続され
ており、該トランジスタQ15の他方の接続部には、ト
ランジスタQ16aの一方の接続部、コンデンサC13
aの他方の接続部、およびトランジスタQS3aの一方
の接続部がそれぞれ接続されている。トランジスタQ1
6aの他方の接続部には、基準電位VSSが接続されて
いる。
は、コンデンサC13aの一方の接続部、トランジスタ
Q1Aa,Q1Caの一方の接続部、トランジスタQ1
Baのゲートがそれぞれ接続されている。
は、該トランジスタQ1Caの基板、トランジスタQ1
Aaの基板がそれぞれ接続されている。トランジスタQ
1Cのゲートには、トランジスタQ1Aaのゲート、ト
ランジスタQ1Bの一方の接続部、およびコンデンサC
G11aの一方の接続部が接続されている。
は、トランジスタQ1Baの他方の接続部、基板がそれ
ぞれ接続されている。コンデンサCG11aの他方の接
続部には、最終段転送トランジスタゲート信号FG2T
が入力されるように接続されている。
入力されるように接続されており、トランジスタQ12
a,Q14a,Q16aには、駆動信号F6が入力され
るように接続されている。トランジスタQS1a〜qs
3aのゲートには、イコライズ信号FSが入力されるよ
うに接続されている。
a,Q2Aa〜Q2Ca、コンデンサC21a〜C23
a,CG21aにおいては、上記したトランジスタQ1
1a〜Q19a,Q1Aa〜Q1Ca、コンデンサC1
1a〜C13a,CG11aの回路構成と同一であるの
で異なる箇所のみを説明する。
aのゲートには、駆動信号F15が入トランジスタQ2
1aのゲートには、駆動信号F14が入力されるように
接続されている。
ト、トランジスタQ27a〜Q29aの他方の接続部に
は、昇圧容量プリチャージ電源電圧VP2Bが接続され
ており、トランジスタQ27a〜Q29aのゲートに
は、プリチャージ信号FP2Bが入力されるように接続
されている。コンデンサCG21aの他方の接続部に
は、最終段転送トランジスタゲート信号FG2Bが入力
されるように接続されている。
続部とトランジスタQ2Aaの他方の接続部とが接続さ
れ、この接続部から昇圧電圧VPPが出力される。
19は、たとえば、遅延回路や論理回路などによって1
つのパルスから発生することができるものである。
2T,FP2Bを生成するプリチャージ信号発生回路を
示し、図19には、最終段転送トランジスタゲート信号
FG2T,FG2Bを生成する最終段転送トランジスタ
ゲート信号発生回路を示し、図20においては、イコラ
イズ信号FSを生成するイコライズ発生回路を示す。こ
こで、イコライズ信号発生回路は、電荷再利用直列方式
チャージポンプ回路と同様に、図11に示す回路の上半
分、または下半分と同じ構成の直列方式チャージポンプ
回路(最終段転送トランジスタ部を除く)を用いて作る
こともできる。
〜図14と回路構成が同じであるので説明は省略する。
P2T,VP2Bを生成するプリチャージ電圧発生回路
の回路構成について説明する。
ージ電圧発生回路は、昇圧容量プリチャージ電源電圧V
P2Tを生成し、駆動信号F10〜F13が入力される
プリチャージ電圧発生回路は、昇圧容量プリチャージ電
源電圧VP2Bを生成するものとする。
すように、トランジスタQ1b〜Q8b、およびコンデ
ンサC1b〜C3bから構成されている。トランジスタ
Q1b〜Q6b、ならびにコンデンサC1b,C2b
は、図19の最終段転送トランジスタゲート信号発生回
路と同じ回路構成であるので、接続構成の異なるトラン
ジスタQ7b,Q8b、およびコンデンサC3bについ
て説明する。
びトランジスタQ8bの一方の接続部、ゲートには、電
源電圧VDDがそれぞれ接続されている。
ジスタQ4bの他方の接続部が接続されている。このト
ランジスタQ7bの他方の接続部には、コンデンサC3
bの一方の接続部、ならびにトランジスタQ8bの他方
の接続部が接続されており、この接続部から昇圧容量プ
リチャージ電源電圧VP2T(,VP2B)が出力され
る。
回路によって構成された中電圧チャージポンプ回路18
の動作について、図17〜図21、および図22、図2
3のタイミングチャートを用いて説明する。
にかけて、駆動信号F1〜F19、プリチャージ信号F
P2T,FP2B、最終段転送トランジスタゲート信号
FG2T,FG2B、イコライズ信号FS、および昇圧
容量プリチャージ電源電圧VP2T,VP2Bの信号タ
イミングをそれぞれ示している。
かけて、駆動信号F5,F6,F14,F15、プリチ
ャージ信号FP2T,FP2B、最終段転送トランジス
タゲート信号FG2T,FG2B、イコライズ信号F
S、昇圧容量プリチャージ電源電圧VP2T,VP2
B、図17におけるノードN3i,N4i(ここで、i
=1〜3)、同じく16(14)におけるノードP3
1,P41,P32,P42,P33,P43の信号タ
イミングをそれぞれ示している。
て、駆動信号F1、F3,F4,F7,F8をそれぞれ
Hiレベル、駆動信号F2,F5,F6,F9をそれぞ
れLoレベルとすることにより、コンデンサC3をプリ
チャージする。
信号FG2Tは、電源電圧VDDレベルとなるので、ト
ランジスタQ17a〜Q19aはオフし、トランジスタ
Q11a,Q13a,Q15aはオンするのでコンデン
サC11a〜C13aは直列接続状態すなわち、昇圧モ
ードになる。
タQ1Aaのゲート電位は、直列方式と同様にVout
からVout−2VDDに引き下げられるので、トラン
ジスタQ1Aaがオンし、昇圧された電位を出力側に伝
達する。
駆動信号F10,F12,F13,F16,F17をL
oレベル、駆動信号F11,F14,F15,F18を
Hiレベルとなる。これにより、図21のトランジスタ
Q5bがオンするのでコンデンサC3bにより、昇圧容
量プリチャージ電源電圧VP2Tは、電源電圧VDDか
ら2VDDまで昇圧される。
は、電源電圧VDDから4VDDまで昇圧される。これ
によって、昇圧容量プリチャージ電源電圧VP2Tから
の電荷が、トランジスタQ27a〜Q29aを介してコ
ンデンサC21a〜C23aにそれぞれ充電される。
スタQ2Aaのゲート電位は、直列方式と同様にVou
t−2VDDからVoutに引き上げられるので、トラ
ンジスタQ2Aaはオフし、出力側からコンデンサC2
3a側への電荷の逆流を防ぐことができる。
う。このとき、上半分のチャージポンプ回路では、駆動
信号F8,F7,F4をそれぞれLoレベル、駆動信号
F9,F5をそれぞれHiレベルにし、他はそのままに
しておく。
駆動信号F11,F15をLoレベル、駆動信号F12
をHiレベルにして、他はそのままにしておく。
〜N43は、寄生容量Cpのみで電位が保たれたフロー
ティング状態となる。
F19をHiレベルにすることにより、イコライズ信号
FSを出力し、ノードN31−N41,N32−N4
2,N33−N43の電位をそれぞれ均等化する。
までの入力パルスのHiレベル、Loレベルを逆にし
て、上半分チャージポンプ回路と下半分チャージポンプ
回路との状態を逆にする。すなわち、上半分のチャージ
ポンプ回路では、コンデンサC11a,C12a,C1
3aをプリチャージ状態、昇圧容量プリチャージ電源電
圧VP2Tを2VDDに、下半分のチャージポンプ回路
では、コンデンサC21a,C22a,C23aを昇圧
状態、昇圧容量プリチャージ電源電圧VP2TをVDD
にする。このとき、トランジスタQ1Aaはオフ、トラ
ンジスタQ2Aaはオンし、それぞれ、逆流防止と電荷
転送の機能を果たす。
このとき、上半分のチャージポンプ回路では、駆動信号
F2,F3,F6をLoレベルにし、他はそのままにし
ておく。
駆動信号F13,F16,F17をそれぞれLoレベ
ル、駆動信号F14,F18をそれぞれHiレベルに
し、他はそのままにしておく。
41〜N43は、寄生容量Cpのみで電位が保たれたフ
ローティング状態となる。ここで、イコライズパルスで
ある駆動信号F19をHiレベルにすることにより、イ
コライズ信号FSを出力し、ノードN31−N41,N
32−N42,N33−N43の電位をそれぞれ均等化
する。以下この動作を繰り返す。
路におけるノードN34(,N44)の間にショート用
のMOSトランジスタを接続し、該トランジスタのゲー
トに図20のイコライズ信号発生回路が生成したイコラ
イズ信号FSを入力することにより、これらのノード間
でも電荷再利用が生ずるので、より消費電力を低減する
ことができる。
れる各種MOSデバイスの断面構造を示す。
電圧が印加されるので、ゲート絶縁膜は、たとえば25
nm程度の厚膜と9nm程度の薄膜の2種が用いられ
る。これにより、厚膜のPMOS、NMOSと、薄膜の
PMOS、NMOSの4種類ができる。
る。また、P基板で3重ウェル構造を用いることによ
り、基板からアイソレートされたNMOSとバイポーラ
トランジスタもできる。
ので、負電圧チャージポンプ回路の電荷転送トランジス
タや昇圧容量のプリチャージトランジスタとして用いら
れており、しきい電圧による電荷の損失が少ない回路が
実現できる。
圧発生回路のバンドギャップ電圧発生源に用いることが
でき、チャージポンプ回路の出力電圧を高精度化するこ
とができる。
ャージポンプ回路に用いられる単位セルのレイアウト例
を示す。図25(a)は単位セルの等価回路、図25
(b)は単位セルのレイアウト例、図25(c)は単位
セルの配置例をそれぞれ示している。
スタQSは1セルに半分だけレイアウトする。これはセ
ルをX軸に対して対称になるように配置すれば1個のト
ランジスタになる。
にはすべて同じ電圧が印加されるので一つの単位セルを
作って並べるだけでよい。それによって、レイアウト設
計の期間が短縮できるという利点がある。また、同じ単
位セルを用いるので隙間なく配置することができ、面積
利用効率が高くなるという利点もある。
はこの3倍近くになり、面積を低減するため初段と後段
で異なる膜厚を用いるとセルの配置の際に隙間ができて
面積の利用効率が低下する。
量として用いられるコンデンサに薄い絶縁膜を使うこと
ができ、かつ入出力電流比を実用範囲内にすることがで
きるので、中電圧チャージポンプ回路18の消費電流を
実用範囲内に抑えながらレイアウト面積を大幅に低減す
ることができる。
寄生容量Cpの電荷を次のサイクルで昇圧するノードの
充電に用いることができるので、昇圧電圧を効率よく生
成することができる。
を生成するチャージポンプ回路について記載したが、負
電圧を発生するチャージポンプ回路においても、直列方
式チャージポンプ回路または直並列方式チャージポンプ
回路で実現することができる。
に、同じ構成の回路を2個用いそれぞれ逆相で駆動し、
昇圧容量がすべてフローティングになる期間を作り、そ
の間に昇圧容量の寄生容量を含むノード同士をショート
すれば、それらの寄生容量による電荷損失を低減するこ
とができる。
利用直列方式チャージポンプ回路の一例を示す。電荷再
利用直列方式チャージポンプ回路は、トランジスタQ5
1〜Q59,Q5A〜Q5I,Q61〜Q69,Q6A
〜Q6I、およびコンデンサC51〜C55,CG5
1,C61〜C65,CG61から構成されている。
路の場合、図11のチャージポンプ回路におけるのNチ
ャネルMOSトランジスタの箇所がPチャネルMOSト
ランジスタになり、反対にPチャネルMOSトランジス
タの箇所がPチャネルMOSトランジスタになっている
点のみが異なっており、その他の接続構成については同
じであるので説明を省略する。
の回路図、図29に最終段転送トランジスタゲート信号
発生回路の回路図、および図30にイコライズ信号発生
回路の回路図を示す。
ランジスタQ1〜Q4、およびコンデンサC1,C2か
らなり、図12の前段回路と同じ回路構成からなり、ト
ランジスタQ1〜Q4の一方の接続部が基準電位VSS
に接続されている点が異なっている。
号発生回路は、図13と同一の回路構成かなるので説明
を省略する。図30のイコライズ信号発生回路は、図1
3の回路と同様にトランジスタQ1b〜Q6bからな
り、図14の回路におけるのNチャネルMOSトランジ
スタの箇所がPチャネルMOSトランジスタになり、反
対にPチャネルMOSトランジスタの箇所がPチャネル
MOSトランジスタになっている点、電源電圧VDDの
代わりに基準電位VSS、基準電位VSSの代わりに電
源電圧VDD、昇圧電圧VPPの代わりに負電圧VNN
が接続されている点がそれぞれ異なっている。
グチャートをそれぞれ示す。
て、駆動信号F2〜F8、F10〜F17、プリチャー
ジ信号FPT、FPB、最終段転送トランジスタゲート
信号FGT、FGB、およびイコライズ信号FSの信号
タイミングをそれぞれ示している。
て、駆動信号F4,F5,F12,13、プリチャージ
信号FPT、FPB、最終段転送トランジスタゲート信
号FGT、FGB、イコライズ信号FS、図27のノー
ド5i(i=1〜5)、ノード6i(i=1〜5)、ノ
ードP51、ノードP61、ノードP53、およびノー
ドP63の信号タイミングについてそれぞれ示してい
る。
プ回路において、最初に、駆動信号F4(F12)を基
準電位VSS、プリチャージ信号FPT(FPB)を−
VDDにすることにより、トランジスタQ51,Q5
3,Q56,Q59,Q5C(Q61,Q63,Q6
6,Q69,Q6C)とトランジスタQ55,Q58,
Q5B,Q5E,Q5F(Q65,Q68,Q6B,Q
6E,Q6F)をオンさせ、コンデンサC51からコン
デンサC55(C61〜C65)を電源電圧VDDの電
位で充電し、次に、コンデンサC51(C61)の一端
をトランジスタQ52(Q62)で接地するというサイ
クルを繰り返す。
ンジスタQ52(Q62)で接地したとき、トランジス
タQ54,Q57,Q5A、Q5D(Q64,Q67,
Q6A,Q6D)のゲート電位は、基準電位VSS、ソ
ース電位は無負荷時、それぞれ−VDD、−2VDD、
−3VDD、−4VDDなので、いずれもゲート/ソー
ス間電圧はしきい値を越えてオンする。
サC55(C61からC65)が直列接続されることに
なり、最大で−5VDDの電圧が得られることになる。
ここで、電荷転送トランジスタQ5H(Q6H)のゲー
ト電位は、トランジスタQ5G,Q5I(Q6G,Q6
I)と振幅2VDDの最終段転送トランジスタゲート信
号FGT(FGB)により、出力電圧VNNとVNN+
2VDDとの間で振幅させている。
C65)を直列接続した時の電位はVNN+2VDD、
充電時の電位はVNNである。段数を増やせばさらに大
きな負電圧が得られる。チャージリサイクル動作は先に
述べた正電圧チャージポンプ回路の場合と同じである。
ただし、イコライズ用のトランジスタQS1〜QS5は
PMOSで構成し、そのゲート信号はVSSとVNNと
の間で振幅させる。
ージポンプ回路は、図27の電源電圧VDDが印加され
る端子に、図20に示す電源電圧VDDと2VDDとの
間で振幅する信号VP2T,VP2Bを接続し、さらに
駆動信号F4の振幅をVSSと2VDDとの間で振幅す
るように変更すれば実現できる。
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
容量であるコンデンサはMOS容量を使用することを前
提で説明してきたが、これらコンデンサをLOCOS
(Local Oxidization of Sil
icon)などのシリコン基板上に形成された厚い酸化
膜上で金属―絶縁膜―金属、またはポリシリコン−絶縁
膜―ポリシリコンで構成することも可能である。
で、これと本発明を組み合わせれば、さらに電荷損失を
低減することができる。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
サに薄い絶縁膜を使うことができ、かつ入出力電流比を
実用範囲内にすることができるので、昇圧電圧を生成す
る電圧発生部の消費電流を抑えながらレイアウト面積を
大幅に低減することができる。
ジポンプ回路に寄生する寄生容量の電荷を次のサイクル
で昇圧するノードの充電に用いることができるので、昇
圧電圧を効率よく生成することができる。
シュメモリなどの半導体集積回路装置および情報処理装
置の小型化、低コスト化、ならびに高性能化を実現する
ことができる。
図である。
装置のブロック図である。
シュメモリの概略ブロック図である。
式チャージポンプ回路の概略回路図である。
路に用いられるコンデンサの一例を示す断面図である。
路に用いられるコンデンサの他の例を示す断面図であ
る。
路図である。
方式チャージポンプ回路の概略回路図である。
ジポンプ回路の概略回路図である。
流−昇圧率の特性を示す説明図である。
ンプ回路に用いられる電荷再利用直列方式チャージポン
プ回路の回路図である。
回路に入力するプリチャージ信号を発生するプリチャー
ジ信号発生回路の回路図である。
回路に入力する最終段転送トランジスタゲート信号を発
生する最終段転送トランジスタゲート信号発生回路の回
路図である。
回路に入力するイコライズ信号を発生するイコライズ信
号発生回路の回路図である。
路における各部信号のタイミングチャートである。
路における他の各部信号のタイミングチャートである。
ンプ回路に用いられる電荷再利用直並列方式チャージポ
ンプ回路の回路図である。
回路に入力するプリチャージ信号を発生するプリチャー
ジ信号発生回路の回路図である。
回路に入力する最終段転送トランジスタゲート信号を発
生する最終段転送トランジスタゲート信号発生回路の回
路図である。
回路に入力するイコライズ信号を発生するイコライズ信
号発生回路の回路図である。
回路に用いられる昇圧容量プリチャージ電源電圧を発生
するプリチャージ電圧発生回路の回路図である。
回路における各部信号のタイミングチャートである。
回路における他の各部信号のタイミングチャートであ
る。
MOSデバイスの断面構造の一例を示す説明図である。
回路に用いられる単位セルのレイアウト例を示す説明図
である。
ャージポンプ回路の概略を示す回路図である。
する電荷再利用直列方式チャージポンプ回路の一例を示
す回路図である。
回路に出力するプリチャージ信号を生成するプリチャー
ジ信号発生回路の回路図である。
回路に出力する最終段転送トランジスタゲート信号を生
成する最終段転送トランジスタゲート信号発生回路の回
路図である。
回路に出力するイコライズ信号を生成するイコライズ信
号発生回路の回路図である。
回路における各部信号のタイミングチャートである。
回路における他の各部信号のタイミングチャートであ
る。
プ回路の一例を示す回路図である。
プ回路の一例を示す回路図である。
タ Q21a〜Q29a,Q2Aa〜Q2Ca トランジス
タ QS1a〜qs3a,Q1b〜Q8b トランジスタ Q51〜Q59,Q5A〜Q5I トランジスタ Q61〜Q69,Q6A〜Q6I トランジスタ C1〜C11 コンデンサ CB1,CB2〜CBk+1 コンデンサ C11〜C16,CG11 コンデンサ C21〜C26,CG21 コンデンサ C1〜C4,C1a〜C3a コンデンサ C11a〜C13a,CG11a コンデンサ C21a〜C23a,CG21a コンデンサ C1b〜C3b,C51〜C55 コンデンサ CG51,C61〜C65,CG61 コンデンサ φ 駆動信号(第1の動作信号) /φ 駆動信号(第2の動作信号) φs イコライズ信号(第3の動作信号)
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の不揮発性メモリセルを有するメモ
リアレイ部と、制御部と、前記不揮発性メモリセルに供
給する所定の電圧を供給する電圧生成部とを有し、 前記メモリアレイ部は、それぞれの不揮発性メモリセル
に所定の情報を格納可能であり、 前記制御部は、前記不揮発性メモリセルに情報を格納す
る書き込み動作、前記不揮発性メモリセルに格納した情
報を読み出す読み出し動作、前記不揮発性メモリセルに
格納した情報を消去する消去動作の各動作を制御し、 前記電圧生成部は、前記各動作においてメモリセルに印
加する所定の電圧を前記制御部からの制御に応じて生成
する動作信号生成部と複数の電圧発生部とを有し、 動作信号生成部は、前記複数の電圧発生部に供給する各
種の動作信号を生成し、 前記電圧発生部は、 直列方式から構成され、第1の動作信号に基づいて昇圧
電圧を生成する第1のチャージポンプ回路と、 直列方式から構成され、第2の動作信号に基づいて昇圧
電圧を生成する第2のチャージポンプ回路と、 前記第1、または前記第2のチャージポンプ回路が生成
した昇圧電圧が出力された際に、前記第1、および第2
のチャージポンプ回路の昇圧容量に寄生する寄生容量が
フローティング状態の期間中に、第3の動作信号に基づ
いて前記第1、および第2のチャージポンプ回路の対応
する寄生容量をそれぞれ短絡するイコライズ部とを有す
ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 複数の不揮発性メモリセルを有するメモ
リアレイ部と、制御部と、前記不揮発性メモリセルに供
給する所定の電圧を供給する電圧生成部とを有し、 前記メモリアレイ部は、それぞれの不揮発性メモリセル
に所定の情報を格納可能であり、 前記制御部は、前記不揮発性メモリセルに情報を格納す
る書き込み動作、前記不揮発性メモリセルに格納した情
報を読み出す読み出し動作、前記不揮発性メモリセルに
格納した情報を消去する消去動作の各動作を制御し、 前記電圧生成部は、前記各動作においてメモリセルに印
加する所定の電圧を前記制御部からの制御に応じて生成
する動作信号生成部と複数の電圧発生部とを有し、 動作信号生成部は、前記複数の電圧発生部に供給する各
種の動作信号を生成し、 前記電圧発生部は、 前段に並列方式から構成された1つのポンプ回路が設け
られ、後段に直列方式から構成され複数のポンプ回路が
接続され、第1の動作信号に基づいて昇圧電圧を生成す
る第3のチャージポンプ回路と、 前段に並列方式から構成された1つのポンプ回路が設け
られ、後段に直列方式から構成され複数のポンプ回路が
接続され、第2の動作信号に基づいて昇圧電圧を生成す
る第4のチャージポンプ回路と、 前記第3、または前記第4のチャージポンプ回路が生成
した昇圧電圧が出力された際に、前記第1、および第2
のチャージポンプ回路の昇圧容量に寄生する寄生容量が
フローティング状態の期間中に、第3の動作信号に基づ
いて、前記第3、および第4のチャージポンプ回路の対
応する寄生容量をそれぞれ短絡するイコライズ部とを有
することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の不揮発性半導体
記憶装置において、前記イコライズ部が、MOSトラン
ジスタからなることを特徴とする不揮発性半導体記憶装
置。 - 【請求項4】 複数の不揮発性メモリセルを有するメモ
リアレイ部と、制御部と、前記不揮発性メモリセルに供
給する所定の電圧を供給する電圧生成部とを有し、 前記メモリアレイ部は、それぞれの不揮発性メモリセル
に所定の情報を格納可能であり、 前記制御部は、前記不揮発性メモリセルに情報を格納す
る書き込み動作、前記不揮発性メモリセルに格納した情
報を読み出す読み出し動作、前記不揮発性メモリセルに
格納した情報を消去する消去動作の各動作を制御し、 前記電圧生成部は、前記各動作においてメモリセルに印
加する所定の電圧を前記制御部からの制御に応じて生成
する動作信号生成部と複数の電圧発生部とを有し、 動作信号生成部は、前記複数の電圧発生部に供給する各
種の動作信号を生成し、 前記電圧発生部は、 前段に設けられた並列方式から構成され、第1、および
第2の動作信号に基づいて昇圧電圧を生成する1つのポ
ンプ回路と、 前記ポンプ回路の後段に接続され、直列方式から構成さ
れ、第1、および第2の動作信号に基づいて昇圧電圧を
生成する複数のポンプ回路とからなる第5のチャージポ
ンプ回路を有することを特徴とする不揮発性半導体記憶
装置。 - 【請求項5】 不揮発性記憶部と、中央処理装置とを有
し、外部より動作電圧が供給され、前記中央処理装置
は、所定の処理を実行し、前記不揮発性記憶部に動作指
示を行うことが可能であり、 前記不揮発性記憶部は、情報を格納する複数の不揮発性
メモリセルと、電圧生成部とを有し、前記中央処理装置
からの動作指示に応じて前記複数の不揮発性メモリセル
にアクセスを行い、情報の格納、または情報の読み出し
を行い、前記不揮発性記憶部は、前記中央処理装置から
の情報を格納動作指示に応じて、前記電圧生成部に所定
の電圧の発生を指示し、 前記電圧生成部は、動作信号生成部と、複数の電圧発生
部とを有し、 前記動作信号生成部は、前記複数の電圧発生部に供給す
る動作信号を生成し、 前記電圧発生部は、 直列方式から構成され、第1の動作信号に基づいて昇圧
電圧を生成する第1のチャージポンプ回路と、 直列方式から構成され、第2の動作信号に基づいて昇圧
電圧を生成する第2のチャージポンプ回路と、 前記第1、または前記第2のチャージポンプ回路が生成
した昇圧電圧が出力された際に、前記第1、および第2
のチャージポンプ回路の昇圧容量に寄生する寄生容量が
フローティング状態の期間中に、第3の動作信号に基づ
いて前記第1、および第2のチャージポンプ回路の対応
する寄生容量をそれぞれ短絡するイコライズ部とを有す
ることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項6】 不揮発性記憶部と、中央処理装置とを有
し、外部より動作電圧が供給され、前記中央処理装置
は、所定の処理を実行し、前記不揮発性記憶部に動作指
示を行うことが可能であり、 前記不揮発性記憶部は、情報を格納する複数の不揮発性
メモリセルと、電圧生成部とを有し、前記中央処理装置
からの動作指示に応じて前記複数の不揮発性メモリセル
にアクセスを行い、情報の格納、または情報の読み出し
を行い、前記不揮発性記憶部は、前記中央処理装置から
の情報を格納動作指示に応じて、前記電圧生成部に所定
の電圧の発生を指示し、 前記電圧生成部は、動作信号生成部と、複数の電圧発生
部とを有し、 前記動作信号生成部は、前記複数の電圧発生部に供給す
る動作信号を生成し、 前記電圧発生部は、 前段に並列方式から構成された1つのポンプ回路が設け
られ、後段に直列方式から構成され複数のポンプ回路が
接続され、第1の動作信号に基づいて昇圧電圧を生成す
る第3のチャージポンプ回路と、 前段に直列方式から構成された1つのポンプ回路が設け
られ、後段に並列方式から構成され複数のポンプ回路が
接続され、第2の動作信号に基づいて昇圧電圧を生成す
る第4のチャージポンプ回路と、 前記第3、または前記第4のチャージポンプ回路が生成
した昇圧電圧が出力された際に、前記第1、および第2
のチャージポンプ回路の昇圧容量に寄生する寄生容量が
フローティング状態の期間中に、第3の動作信号に基づ
いて、前記第3、および第4のチャージポンプ回路の対
応する寄生容量をそれぞれ短絡するイコライズ部とを有
することを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項7】 請求項6または7記載の情報処理装置に
おいて、前記イコライズ部が、MOSトランジスタから
なることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項8】 不揮発性記憶部と、中央処理装置とを有
し、外部より動作電圧が供給され、前記中央処理装置
は、所定の処理を実行し、前記不揮発性記憶部に動作指
示を行うことが可能であり、 前記不揮発性記憶部は、情報を格納する複数の不揮発性
メモリセルと、電圧生成部とを有し、前記中央処理装置
からの動作指示に応じて前記複数の不揮発性メモリセル
にアクセスを行い、情報の格納、または情報の読み出し
を行い、前記不揮発性記憶部は、前記中央処理装置から
の情報を格納動作指示に応じて、前記電圧生成部に所定
の電圧の発生を指示し、 前記電圧生成部は、動作信号生成部と、複数の電圧発生
部とを有し、 前記動作信号生成部は、前記複数の電圧発生部に供給す
る動作信号を生成し、 前記電圧発生部は、 前段に設けられた並列方式から構成され、第1、および
第2の動作信号に基づいて昇圧電圧を生成する1つのポ
ンプ回路と、 前記ポンプ回路の後段に接続され、直列方式から構成さ
れ、第1、および第2の動作信号に基づいて昇圧電圧を
生成する複数のポンプ回路とからなる第5のチャージポ
ンプ回路を有することを特徴とする情報処理装置。
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