JP2003187567A - 箱体及びディスク装置 - Google Patents
箱体及びディスク装置Info
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Abstract
組立を可能とすることによって組み立て作業性を向上
し、コストを削減しながら、カバー固定強度及び剛性を
確保した箱体及びディスク装置を提供する。さらに、カ
バーを固定する際に、押しつけ機器によってカバーの下
方に追いやられた突起部が、筐体側からカバーを押し上
げることを防ぎ、歪みを防ぐ箱体及びディスク装置を提
供する。 【解決手段】突起部を有する筐体と、この筐体側に位置
する一方の穴の開口穴径が他方の開口穴径以上の大きさ
で、一方の穴側から他方の穴側に向かって、同径を保つ
か、あるいは狭くなる形状の、突起部を貫通させる穴を
有し、筐体と突起部との間に位置するカバーとを備え
た。
Description
成される箱体、及び小径ディスクを用いた薄型のディス
ク装置に関する。
2.5型、3.5型磁気ディスク装置より小型かつ薄型で、小
径の磁気ディスクを使用した磁気ディスク装置として特
開平09-180426号公報に記載されているような
携帯型外部磁気ディスク装置がある。そして、現状の小
型携帯磁気ディスク装置の基本構成と機構部品は、図1
1に示す2.5型磁気ディスクを使用した小型磁気ディス
ク装置とほぼ同様の基本構造が取られている。
の基本構成である現状のノート型パソコンに搭載されて
いる2.5型磁気ディスク装置の斜視図である。携帯型磁
気ディスク装置は、2.5型磁気ディスク装置よりさらに
薄型化されおり、現在2.5型磁気ディスク装置の装置厚
みは9.5mmであるが、携帯型小型磁気ディスク装置で
は、装置厚み最小のもので5mm程度となっている。
めのカバー取り付け方法について、まず筐体406上にネ
ジ穴414があり、ネジ穴414に重なり合うようにカバー側
にもネジ408が貫通する穴415を設ける。そして、筐体40
6にあるネジ穴414とカバー405のネジ穴415が合うように
重ね合わせ、ネジ408をネジ穴414、415に挿入しかつ締
めることでカバー405は筐体406に固定される。
(図11では省略)をはさむことでさらに密閉度が高め
られる。また、カバー405と筐体406の境界、あるいは筐
体のカバーに接する面またはカバーの筐体に接する面に
接着剤を塗布または接着シール(図示せず)をつけ、カ
バーを筐体に固定することで密閉度を高めることもでき
る。
装置の小型化に対応して、磁気ディスク装置において筐
体に相当する可動部材上に固定用突起部を設け、カバー
に相当するベースプレートに固定用穴部を設けた磁気デ
ィスク駆動装置が特開2001−273753号公報で
開示されている。ここで固定用穴部は、外端開口穴径が
内端開口穴径より大きく、また所定深さにざぐりを設け
ている。パンチ治具によって固定用突起部を軸方向に加
圧させることにより、固定用突起部の先端部を変形させ
て固定用穴部に充填させることで、ベースプレートを可
動部材に固定する。
バーの固定方法の場合、図11に示すように、従来の磁
気ディスク装置では、カバー405の固定にネジ408を使用
しているため、筐体にネジ穴スペース414、415を確保し
なければならず、装置がより小型化した場合に筐体406
中にカバーを固定するために必要なスペースを確保する
ことが難しくなる。
度ネジと噛み合っていないと十分なネジの保持力が得ら
れなくなってくるため、薄型化した装置厚み以内で、ネ
ジを固定するために必要な厚みを確保することが困難と
なる。また、小型化によりネジ部の周りの筐体肉厚が薄
くなる可能性があるので、その部分に応力集中が発生し
た場合、装置全体の剛性を低下させることになる。さら
に、筐体肉厚が薄い場所において、裂傷などが生じ密閉
不良を生じさせる問題がある。
て、ネジを小型化した場合に、ネジ山のピッチを細か
く、ネジ山の高さを浅くするネジ加工が必要となり、ネ
ジ自身の加工と筐体へのネジ溝加工が容易に出来なくな
る。このとき、ネジを細くすると共に、ネジ頭も小さく
しなければならない。この結果、ネジの締め付け力の低
下の問題が生じ、筐体内の密閉度に影響を及ぼすことに
なる。
とネジ山が接触し、擦れるので、塵埃が発生する。この
発生塵埃により磁気記録の高密度化が妨げられる可能性
がある。またコスト面においても、ネジ自体のコストが
製品の価格に大きな影響を及ぼすようになる。
付けて接着固定をした場合、接着剤の厚みが装置厚みに
影響を及ぼす可能性がある。また、接着剤の厚みによっ
ては固定強度が大きく変化することもあり、組立効率が
良いとは言えない。
で、筐体内に接着剤からのアウトガスが混入する可能性
が高く、磁気ヘッドや磁気ディスク表面を傷つけるなど
の悪影響が考えられる。また、リペア作業の際に接着剤
が剥がれにくく作業しにくい面もあり、カバーを剥がす
際に、ゴミが発生し塵埃問題を生じることも考えられ
る。
を固定することも挙げられるが、磁気ディスク装置を小
型化したときに、リベットを通す穴スペースを確保する
ことが困難となる。例えば、2.5型、9.5mm厚みの磁気
ディスク装置の場合、カバーの固定に必要なスペースと
厚みを確保できるので、リベットによる固定が可能であ
るが、薄型化した5mm以下の1.0型磁気ディスク搭載に
あるような携帯型磁気ディスク装置の場合は、リベット
自体が装置厚みを上回ってしまい、適用できない。この
とき、リベットを小型化したとしても、リベットを押し
つける際の冶具との位置決め精度が必要となり、押しつ
ける圧力の制御も困難となる。更に、リベット自体の精
密加工費、磁気ディスク装置の組立作業性の点で課題が
多く残る。
3号公報に開示された磁気ディスク駆動装置は、可動部
材に固定用突起部を一体化させて設けることによって、
固定用突起部のパンチ冶具に対する位置決め精度の必要
をなくし、部品点数も少なくしている。
てテーパ穴である固定用穴部に充填させてベースプレー
トを固定すると、固定用穴部とベースプレートが噛み合
ってしまうため、ベースプレートと可動部材を取り外す
ことが困難になり、再組立を必要とする用途を考慮した
場合、この発明を磁気ディスク装置に適用することは難
しい。また、パンチ冶具によって固定用突起部を圧下す
る際に固定用穴部を通ってベースプレートの下方に追い
やられた突起部がベースプレートを可動部材側から押し
上げてしまいベースプレートに歪みが生じてしまう可能
性もあった。
び薄型化を可能とすると同時に、再組立を可能とするこ
とによって組み立て作業性を向上し、コストを削減しな
がら、カバー固定強度及び剛性を確保した箱体及びディ
スク装置を提供することにある。
際に、押しつけ機器によってカバーの下方に追いやられ
た突起部が、筐体側からカバーを押し上げることを防
ぎ、歪みを防ぐ箱体及びディスク装置を提供することで
ある。
めに本発明の箱体は、突起部を有する筐体と、この筐体
側に位置する一方の穴の開口穴径が他方の開口穴径以上
の大きさで、一方の穴側から他方の穴側に向かって、同
径を保つか、あるいは狭くなる形状の、突起部を貫通さ
せる穴を有し、筐体と前記突起部との間に位置するカバ
ーとを備える。
を取り囲む部分に溝を形成する筐体と、突起部を貫通さ
せる穴を有するカバーとを備える。
ィスクとディスクを回転駆動させるスピンドルモーター
と、ディスクに対して情報の記録再生を行うヘッドと、
ヘッドが先端に具備されたアクチュエーターと、アクチ
ュエーターを駆動するヴォイスコイルモーターとを具備
する筐体と、筐体に設けられた複数の突起部を固定する
複数の穴を有し、筐体と突起部との間に位置するカバー
とを備える。
発明を磁気ディスクに適用したものを、図面を参照し以
下に説明する。
度の薄型化を実現した小型磁気ディスク装置の実施の形
態を示す正面図である。
にスピンドルモーター109が圧入あるいは接着固定され
ており、さらにスピンドルモーター109には、磁気ディ
スク100がクランプ固定あるいは接着固定されている。
そして、筐体102上にはキャリッジが設けられ、キャリ
ッジには、サスペンション104の先端に情報を記録する
磁気ディスク100に情報を読み書きする磁気ヘッド110が
取り付けられている。
磁気ディスク100の半径方向の自由度を有し、筐体102に
固定されているヴォイスコイルモーター101により磁気
ディスク100面上の所定の位置まで磁気ヘッド110を位置
決めする事が可能となる。また、磁気ヘッドからの信号
を電子部品107が処理し、電子部品107によって処理され
た電気信号は、インターフェースコネクター106によっ
て磁気ディスク装置外部へと伝達される。そして、図1
中にあるA部の突起部により、カバー108を筐体102に固
定して磁気ディスク装置内が密封される。
ディスク装置に、カバーを装着した場合の外観正面図で
ある。通常筐体は樹脂部材で構成され、カバー108には
金属プレートが使用される。またA部はカバー固定部を
示し、カバー固定部は筐体102と一体化して設けられた
突起部と穴とで構成される。したがって、突起部も樹脂
部材で構成される。
ことが可能なように穴が開けられている。そして、カバ
ー108を筐体102に装着し、A部のカバー固定部の突起を
押しつぶすことでカバー108を固定し、筐体102内を密閉
することができる。また、図2ではカバー108と筐体102
の間にパッキン(図示せず)を挟むと、より筐体内の密
封性が向上する。または、固定されたカバー108の上面
に筐体102とカバー108の境界を覆うようにシール(図示
せず)を貼ることでも筐体内の密封性が向上し、さらに
はカバー108の剛性や固定強度をあげる効果がある。
ディスク装置のカバー固定部(A部)の拡大図を示し、
(a)は突起部204aにカバー108を装着した場合の拡大
斜視図で、(b)はカバー固定部の拡大A−A’断面図
で、また(c)は突起部204aを押しつけ機器200により
押しつぶしてカバー108を固定した場合の拡大断面図で
ある。
突起部204aを通すように穴が開けられている。また、穴
の穴径は、再組立時にカバー108と筐体102の取り外しが
容易となるように、筐体側に位置する一方の開口穴径が
他方の開口穴径以上の大きさで、一方の穴側から他方の
穴側に向かって、同径を保つか、あるいは狭くなる形状
であるようにしている。
08に絞り301が設けられていて筐体102の上面102aより低
い面が確保されている。また、突起部204aの高さが、筐
体102の最上面102aより低い高さで、かつ押しつぶされ
た突起部204aがカバー108上面を押さえつけるように高
さを調節し成形されている。これによって、カバー固定
のために突起部204aをつぶさないで未使用にした場合で
も、装置表面をシールで覆うときに妨げとなるのを防ぐ
ことができる。
取り囲む部分に溝302を設けて、押しつけ機器200によっ
てカバー108の下方に追いやられた突起部204aの一部を
逃がす空間をつくることにより、この突起部204aの一部
がカバーを筐体102側から押し上げることを防ぐことが
できる。
にある押しつけ機器200を用いて、突起部204aに応力を
加え、突起部204aがカバー108上面を押さえつけるよう
に塑性変形させる、あるいは応力を加える代わりに押し
つけ機器200を加熱し突起部204aを熱変形させる。この
結果、図3(c)に示すようにカバー108を筐体102と突
起部204aの間に位置するように固定する。また上記のよ
うに、突起部204aは樹脂部材にとって構成されるので、
押しつけ機器200によって塑性変形あるいは熱変形が容
易に行われる。さらにカバー108に対して密着して突起
部204aがつぶれるので、カバー取り付け作業性が向上し
密閉度の信頼性向上につながる。
起部204aがカバー108上面に位置し、穴の形状が筐体側
に位置する一方の開口穴径が他方の開口穴径以上の大き
さであるため、カバー108の取り外しの際に突起部204a
を除去することができる。このため再組立が可能とな
る。
ー108を押さえつけている部分を切り取ったり、折った
りして取り除いて、筐体102から取り外す。このよう
に、一度使用した突起部204aは、再度カバー108を固定
するためには使用できないが、図4に示すようにカバー
108と筐体102の再組立が可能となる。
態である磁気ディスク装置のカバー固定部(A部)の拡
大図を示し、(a)は突起部204a1、204a2にカバーを装
着した場合の拡大斜視図で、(b)はカバー固定部の拡
大B−B’断面図で、また(c)は突起部204a1を押し
つけ機器200により押しつぶしてカバー108を固定した場
合の拡大断面図ある。
1、204a2を筐体102に設ける。そのどちらか一方の突起
部204a1に、押しつけ機器200により応力あるいは熱応力
を加え、カバー108上面を押さえつけるように変形させ
カバー108を固定する。また、もう一方の突起部204a2は
未使用とする。ここで、筐体102の面のうち最上面とな
る面102aより低く位置する面が複数あって、それぞれの
面上にカバーを固定する突起部と未使用とする突起部を
設けてもよい。
本発明の第二の実施形態である磁気ディスク装置の突起
部204a1、204a2を示し、(a)は磁気ディスク装置の再
組立前の突起部204a1、204a2にカバー108を装着した場
合の拡大断面図で、(b)は再組立時、(c)は再組立
後のカバー固定部の拡大断面図である。
(a)にあるように、先に使用した突起部204a1のカバ
ー108を押さえつけている部分を取り除く。この結果、
カバー108は、取り外し可能となり再組立が可能とな
る。
に、未使用の突起部204a2を押しつけ機器200によってカ
バー固定作業を行い、図5(c)のようにカバー108を
固定する。このように、隣り合う突起部204a1、204a2
を、一方の突起部204a1を使用してカバーを固定した際
に、もう一方の突起部204a2が未使用のまま残るように
設けることで、再組立が可能となる。
気ディスク装置のカバー固定部(A部)の拡大図を示
し、(a)は突起部204bにカバーを装着した場合の拡大
斜視図で、(b)はカバー固定部の拡大C-C’断面図
で、また(c)は突起部204bを押しつけ機器により押し
つぶしてカバーを固定した場合の拡大断面図ある。
能なように穴が開けられており、(b)に示すように突
起部204bの高さは、筐体102の筐体上面102aより低い高
さで、かつ押しつぶされた突起部204bがカバー108上面
を押さえつけるように高さを調節し成形されている。カ
バー108を筐体102に固定する方法は、第一の実施形態と
同じである。第三の実施形態における再組立の手段につ
いても、図4、図5に示す手段が適用される。
は、突起部204bの上面に、凹部が設けられていることで
ある。これは、押しつけ機器200をガイドするために設
けられている。すなわち、押しつけ機器200によって突
起部204bの中心から外周側に均等に力が加えられるの
で、均等に押しつぶされてカバー固定と装置密封を確実
に行うことが可能となる。
0によって押しつぶされた後の突起部204b上面に凹部が
形成され、凹部を中心として周囲に均等に突起部204bが
押しつぶされる。これによって、凹部を形成する突起部
204c中央部の厚さが薄くなるため、突起部204bの凹部
周辺部の切り取りが容易になり、カバー108の取り外し
が容易に可能となる。
気ディスク装置のカバー固定部(A部)の拡大図を示
し、(a)は突起部204cにカバー108を装着した場合の
拡大斜視図で、(b)はカバー固定部の拡大D-D’断
面図で、また(c)は突起部204cを押しつけ機器200に
より押しつぶしてカバー108を固定した場合の拡大断面
図である。
能なように穴が開けられており、そして(b)にあるよ
うに突起部204cの高さは、筐体102の筐体上面102aより
低い高さで、かつ押しつぶされた突起部204cがカバー10
8上面を押さえつけるように高さを調節し成形されてい
る。カバー108を筐体102に固定する方法は、第一の実施
形態と同じである。第四の実施形態における再組立の手
段についても、図4、図5に示す手段が適用される。
は、突起部204cに、スリットが設けられていることであ
る。これは、押しつけ機器200をガイドするために設け
られている。すなわち、押しつけ機器200によって突起
部204cの左右に均等に力が加えられ、均等に押しつぶさ
れてカバー固定と装置密封を確実に行うことが可能とな
る。
よって押しつぶされた後の突起部204c上面に凹部が形成
され、凹部を中心として周囲に二手に分かれるように突
起部204cが押しつぶされる。これによって、突起部204
c中央部の厚さが薄くなるうえに、突起部204c周辺の
二手に分かれた部分のみを切り取ればよいので、カバー
の取り外しが容易に可能となる。
気ディスク装置のカバー固定部(A部)の拡大図を示
し、(a)は突起部204dにカバー108を装着した場合の
拡大斜視図で、(b)はカバー固定部の拡大E-E’断
面図で、また(c)は突起部204dを押しつけ機器200に
より押しつぶしてカバー108を固定した場合の拡大断面
図である。
能なように穴が開けられており、そして(b)にあるよ
うに突起部204dの高さは、筐体102の筐体上面102aより
低い高さで、かつ押しつぶされた突起部204dがカバー10
8上面を押さえつけるように高さを調節し成形されてい
る。これによって、カバー固定のために突起部204dをつ
ぶさないで未使用にした場合でも、装置表面をシールで
覆うときに妨げとならない。
にある押しつけ機器200を用いて、スリット(あるいは
図6にある凹部)上に筐体102と同等の部材あるいは金
属部材であるボール201を乗せた突起部204dに応力を加
え、突起部204dがカバー108上面を押さえつけるように
塑性変形させるか、あるいは応力の代わりに押しつけ機
器200を加熱し突起部204dを熱変形させる。第五の実施
形態における再組立の手段についても、図4、図5に示
す手段が適用される。
は、突起部204dに設けられたスリット(あるいは凹部)
に、球体の補強部材201を挟んで押しつけることであ
る。この結果、補強部材201がガイドとなってスリット
に入り込むことにより、突起部204dが変形しやすくな
り、同時に突起部204dにスリットを設けたために厚さが
薄くなった箇所を補強して、突起部が折れやすくなるこ
とを防ぎ、突起部204dの厚みが増すことによってカバ
ー固定を補強することができる。
02に球体201がはまるだけなので再組立の際には補強部
材201を取り外し、突起部204dを折ると容易にカバーを
取り外すことができる。さらに、筐体102の部材と接着
する部材を使用した場合、突起部204dの強度はより補強
されることとなる。
としているが、楔型の補強部材であってもよい。
補強部材201の代わりに突起部204d上面を覆うような補
強部材を設けてもよい。第四の実施の形態の場合で、圧
下された突起部上面の厚みが薄くなる箇所を第五の実施
形態と同じように補強することができる。
で圧下する場合でも、よりカバーを補強するために、突
起部上面を覆うような補強部材を設けてもよい。
プ状の補強部材を被せて補強する方法がある。これによ
って突起部の上面が平坦になるので、外見を向上させな
がら補強をすることができる。あるいは補強部材を熱変
形させながら上面を覆う方法がある。これによって、部
材が薄くなった箇所に密着するようにして、突起部の厚
さを均一にしながら補強することができる。
る磁気ディスク装置のカバー固定時にパッキンを用いた
場合の拡大断面図である。筐体102に設けられている突
起部204によって、カバー108が固定されている。図9に
示すように、筐体102内、カバー108の内側にパッキン90
0を具備させることで、より磁気ディスク装置の密閉度
を向上させることが可能である。
ある磁気ディスク装置のカバー固定時にシールを用いた
場合の拡大断面図である。筐体102に設けられている突
起部204によって、カバー108が固定されている。そし
て、筐体102上面全体を覆うように、あるいは筐体102と
カバー108の境目を覆うようにシール901を具備させるこ
とで、より磁気ディスク装置の密閉度を向上させ、同時
にカバー108の固定強度を補強し剛性を上げることが可
能である。
ものを使用したが、筐体と突起部を別にして、筐体に穴
を設け、押しつけ機器によって、別部品である樹脂を、
穴を通して筐体に設けた穴に押し込み、結果的に筐体の
突起部となるように一体化させることによって、カバー
上面の突起部と筐体によってカバーを固定することも可
能である。
ことによる効果は、塵埃の発生を防ぎ、密封性を高める
ことによって、磁気ヘッドや磁気ディスク表面を傷つけ
るなどの悪影響を防ぐことができることである。また、
カバー固定時は固定強度及び密封性を確保しつつ、カバ
ーの取り外しも容易にできるために再組立が可能である
ことも特徴である。
を挙げたが、本発明を光ディスク装置及びDVD装置の
ようなディスク装置といった記録再生あるいは精密機器
を内部に備えた箱体に適用してもよい。
だけでなく、複数の板のような部材を接合する手段とし
て適用することもできる。
型化を可能とすると同時に、カバー固定に必要な部品の
省スペース化を実現させ、再組立を可能とすることによ
って、歩留及び組立て作業性を向上させることが可能と
なり、またコスト低減を実現できる。さらに、カバー固
定強度及び剛性を十分に確保した箱体を実現できる。
上げられることなく、固定されることを実現できる。
図である。
の拡大図である。
部)の拡大図である。
部)の拡大図である。
部)の拡大図である。
部)の拡大図である。
部)の拡大図である。
パッキンを用いた場合の拡大断面図である。
にシールを用いた場合の拡大断面図である。
法を示した全体斜視図である。
Claims (10)
- 【請求項1】突起部を有する筐体と、 この筐体側に位置する一方の穴の開口穴径が他方の開口
穴径以上の大きさで、前記一方の穴側から前記他方の穴
側に向かって、同径を保つか、あるいは狭くなる形状
の、前記突起部を貫通させる穴を有し、前記筐体と前記
突起部との間に位置するカバーとを備えた箱体。 - 【請求項2】突起部を有し、この突起部を取り囲む部分
に溝を形成する筐体と、前記突起部を貫通させる穴を有
するカバーとを備える箱体。 - 【請求項3】前記突起部は、上面に凹部が形成された請
求項1あるいは2記載の箱体。 - 【請求項4】前記突起部の上面に、補強部材を有する請
求項1乃至3いずれか1項に記載の箱体。 - 【請求項5】前記筐体は、底面に対して高さの異なる複
数の面を備え、これらの面のうち最上面となる面より低
く位置する面上に、前記突起部と第二の突起部とを設
け、前記第二の突起部の上端が前記最上面以下に位置す
る請求項1乃至4いずれか1項に記載の箱体。 - 【請求項6】情報を記録するディスクと、このディスク
を回転駆動させるスピンドルモーターと、前記ディスク
に対して情報の記録再生を行うヘッドと、このヘッドが
端部に具備されたアクチュエーターと、このアクチュエ
ーターを駆動するヴォイスコイルモーターとを内部に備
え、突起部を有する筐体と、 この筐体側に位置する一方の穴の開口穴径が他方の開口
穴径以上の大きさで、前記一方の穴側から前記他方の穴
側に向かって、同径を保つか、あるいは狭くなる形状
の、前記突起部を貫通させる穴を有し、前記筐体と前記
突起部との間に位置するカバーとを備えるディスク装
置。 - 【請求項7】情報を記録するディスクと、このディスク
を回転駆動させるスピンドルモーターと、前記ディスク
に対して情報の記録再生を行うヘッドと、このヘッドが
先端に具備されたアクチュエーターと、このアクチュエ
ーターを駆動するヴォイスコイルモーターとを内部に備
え、突起部を有し、この突起部を取り囲む部分に溝を形
成する筐体と、前記突起部を貫通させる穴を有し、前記
筐体と前記突起部との間に位置するカバーとを備えるデ
ィスク装置。 - 【請求項8】前記突起部は、上面に凹部が形成された請
求項6あるいは7記載のディスク装置。 - 【請求項9】前記突起部の上面に、補強部材を有する請
求項6乃至8いずれか1項に記載のディスク装置。 - 【請求項10】前記筐体は、底面に対して高さの異なる
複数の面を備え、これらの面のうち最上面となる面より
低く位置する面上に、前記突起部と第二の突起部とを設
け、前記第二の突起部の上端が前記最上面以下に位置す
る請求項6乃至9いずれか1項に記載のディスク装置。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001385437A Pending JP2003187567A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 箱体及びディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003187567A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019211195A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | 日本電産サンキョー株式会社 | ダンパ装置 |
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2001
- 2001-12-19 JP JP2001385437A patent/JP2003187567A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019211195A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | 日本電産サンキョー株式会社 | ダンパ装置 |
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