JP2003187538A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003187538A
JP2003187538A JP2001388599A JP2001388599A JP2003187538A JP 2003187538 A JP2003187538 A JP 2003187538A JP 2001388599 A JP2001388599 A JP 2001388599A JP 2001388599 A JP2001388599 A JP 2001388599A JP 2003187538 A JP2003187538 A JP 2003187538A
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adjusting
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optical
screw
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Masayoshi Yano
正義 矢野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チルト角を調整するためのガイド軸の調整位
置に関わらず装置を薄型化することが可能な光ディスク
装置を提供する。 【解決手段】 ガイド軸4の端部4bを一端17aで支
持するとともに他端17cを中心に光ディスクの面にほ
ぼ垂直な方向に回動可能な調整プレート17と、ガイド
軸4と調整プレート17とを光ディスクの面にほぼ垂直
な方向に弾性付勢する弾性手段18bと、調整プレート
17に対して貫通状態でねじ合わされるとともに、その
先端がベース1に当たることによって、ガイド軸4と調
整プレート17とを弾性手段18bの弾性付勢力に抗し
て光ディスクの面にほぼ垂直な方向に変位させる調整ネ
ジ19とを配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置に関
し、特に、光ディスクと光ヘッドの光軸との相対角度を
調整可能な光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ通信分野と家庭用映
像音響分野との記録媒体の共通フォーマットとして、C
Dの約8倍の記録容量を持つDVDが一躍脚光を浴びて
おり、DVDフォーマットによる光ディスクを用いたD
VD−ROMやDVDプレイヤが普及している。
【0003】このような光ディスクにおいて、一般に、
光ディスクの記録面が光ヘッドの対物レンズの光軸に対
して傾いていると、光学系のNA値(開口数)の3乗に
比例して波面収差が発生する。ところがDVDにおいて
は、高密度記録再生を行うため、光ヘッドの光学系のN
A値がCDの0.45より大きい0.6となっており、
わずかな光軸の傾きでジッタが大きく劣化してしまう。
従ってDVDの光ディスク装置においては、ジッタ改善
のためにチルト角(光ヘッドの光軸と光ディスク記録面
との傾き)を調整するチルト調整機構が必要になる。
【0004】従来のこのようなチルト調整機構を有する
光ディスク装置の一つとして、光ヘッドを案内支持する
ガイド軸の傾きを調整するものがあり、特開平11−2
24482号公報に記載されたものが知られている。以
下、図面を参照しながら、同公報に記載された従来の光
ディスク装置について説明する。
【0005】図6および図7に、従来の光ディスク装置
の構成を示す。図6において、光ディスク(図示せず)
を支持回転するディスクモータ51は、トラバースベー
ス52に固定される。光ヘッド53は、光ディスクの半
径方向に平行に配置されてトラバースベース52に取り
付けられたメインガイド軸54およびサブガイド軸55
によって支持される。メインガイド軸54の側部には、
トラバース用モータ56によって回転駆動されるヘッド
送り用のリードスクリュー57が、このメインガイド軸
54と平行に配置された状態で、トラバースベース52
に支持されている。光ヘッド53は、ラック58を介し
てリードスクリュー57と結合されている。
【0006】トラバース用モータ56を回転駆動させ
て、リードスクリュー57を回転させることにより、リ
ードスクリュー57のネジ部に係合されているラック5
8は、リードスクリュー57の軸方向の力を発生させる
ことになる。これにより、ラック58を取り付けている
光ヘッド53は、メインガイド軸54およびサブガイド
軸55およびリードスクリュー57の軸心の方向、すな
わち光ディスク50の半径方向に移動する。
【0007】メインガイド軸54におけるディスクモー
タ51側の一方の端部54aは、トラバースベース52
に取り付けられたガイド軸固定部材59にて支持されて
いる。このメインガイド軸54の一方の端部54aに対
応したリードスクリュー57の端部は、ガイド軸固定部
材59によって回転自在に支持される。メインガイド軸
54の他方の端部54bは、トラバースベース52に取
り付けられた調整手段60によって、ディスクの面にほ
ぼ垂直な方向に位置を調整可能なように支持される。
【0008】なお、本明細書では、光ディスクの記録面
にほぼ垂直な方向を鉛直方向と称する。図7に、調整手
段60の原理を説明するための部分断面図を示す。図7
に示すように、トラバースベース52には固定部材63
がネジ止め等によって固定されており、この固定部材6
3には凹部63aが形成されている。64は調整ネジ装
着板で、固定部材63をトラバースベース52に固定す
るためのネジ65を用いた共締めなどによって、この固
定部材63に固定されている。凹部63aにはコイルバ
ネ61が装着されており、このコイルバネ61によって
メインガイド軸54の端部54bをトラバースベース5
2から遠ざかる方向に弾性的に支持している。調整ネジ
固定板64に形成されたネジ穴64aには調整ネジ62
が貫通状態でねじ合わされており、この調整ネジ62の
先端部とコイルバネ61との間にメインガイド軸54の
端部54bを挟み付けている。
【0009】このため、調整ネジ62を時計方向または
反時計方向に回転することにより、メインガイド軸54
の端部54bの位置を鉛直方向に調整可能になってい
る。調整ネジ62には、この調整ネジ62を回転させる
ための調整治具を係合させるための係合凹部62aが形
成されている。
【0010】図6に示したサブガイド軸55におけるデ
ィスクモータ51側の一方の端部55aと、反対側の他
方の他部55bとは、それぞれ調整手段70および調整
手段80によりメインガイド軸54の端部54bと同様
に鉛直方向に位置を調整可能なように支持される。調整
手段70および調整手段80の構成は、調整手段60と
同様である。
【0011】このように構成された光ディスク装置にお
いて、チルト角(光ヘッド53の光軸と光ディスク記録
面との傾き)を調整するには、以下のように行う。ま
ず、光ディスクの半径方向(ラジアル方向)の傾き調整
の際には、調整手段60および調整手段80により、メ
インガイド軸54の他方の端部54bおよびサブガイド
軸55の他方の端部55bを鉛直方向に同時に移動させ
る。次に光ディスクの接線方向(タンジェンシャル方
向)の傾き調整の際には、調整手段70および調整手段
80により、サブガイド軸55の一方の端部55aおよ
び他方の端部55bをそれぞれ鉛直方向に移動させる。
以上により、光ヘッド53の任意の位置においてチルト
角が最適に調整される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の光ディスク装置においては、チルト調整
用の調整ネジ62の先端部をガイド軸54、55の端部
54b、55a、55bに押し当てて調整を行う構成の
ため、調整されたガイド軸54、55の鉛直方向高さに
応じて調整ネジ62の位置が変化する。特にガイド軸5
4、55の最大調整範囲(ガイド軸54、55がトラバ
ースベース52から最も離間した状態)に調整された場
合は、調整ネジ62は調整ネジ固定板64より最大に突
出した位置となる。そして、このような状態を許容する
ために装置の厚みが大きくなり、このため、ディスク装
置の薄型化が困難であるという課題を有している。
【0013】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、光ディスク装置のチルト角を調整するためのガ
イド軸の調整位置に関わらず装置を薄型化することが可
能な光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、回転する光ディスク上にスポットを形成して
情報を記録もしくは再生する光ヘッドと、前記光ヘッド
の前記光ディスクのほぼ半径方向への移動を支持する2
本のガイド軸と、前記2本のガイド軸の端部の4カ所の
うち3カ所以上の位置を前記光ディスクの面にほぼ垂直
な方向にそれぞれ調整可能なガイド軸調整手段とを備え
た光ディスク装置であって、前記ガイド軸調整手段のう
ち少なくとも1カ所に、前記ガイド軸の端部を一端で支
持するとともに他端を中心に前記光ディスクの面にほぼ
垂直な方向に回動可能な調整プレートと、前記ガイド軸
と調整プレートとを前記光ディスクの面にほぼ垂直な方
向に弾性付勢する弾性手段と、前記調整プレートに対し
て貫通状態でねじ合わされるとともに、その先端がベー
スに当たることによって、前記ガイド軸と調整プレート
とを前記弾性手段の弾性付勢力に抗して前記光ディスク
の面にほぼ垂直な方向に変位させる調整ネジとを配設し
たものである。
【0015】このようなものであると、ガイド軸が変位
しても調整ネジの位置が変化しないので、装置の厚みを
小さくすることが可能である。本発明によると、弾性手
段がばねなどの弾性体にて構成されているのが好適であ
る。このようなものであると、弾性体の作用によって、
ガイド軸が変位しても調整ネジの位置が変化しないの
で、装置の厚みを小さくすることが可能である。
【0016】また本発明によると、調整プレートが、弾
性を有する材料にて形成されることで弾性手段を構成し
ているのが好適である。このようなものであると、ガイ
ド軸を付勢するための弾性体を別途必要としないため、
部品点数が少なくなり、また組立て工数も少なくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の光デ
ィスク装置の構成を示す斜視図である。
【0018】図1において、1はトラバースベースであ
り、光ディスク(図示せず)を回転自在に支持するディ
スクモータ2が固定される。さらにトラバースベース1
には、情報を記録または再生する光ヘッド3を光ディス
クの半径方向に移動自在に支持するメインガイド軸4お
よびサブガイド軸5等が取り付けられる。駆動ギヤ6を
装着したリードスクリュー7は、メインガイド軸4およ
びサブガイド軸5にほぼ平行に配置され、リードスクリ
ュー7の両端はそれぞれ軸受支持部材8と軸受支持部材
9を介して回転自在な状態でトラバースベース1に支持
される。また、送りギヤ10を装着したトラバースモー
タ11は、駆動ギヤ6に送りギヤ10を係合させるよう
にトラバースベース1に取り付けられる。12はラック
で、光ヘッド3にネジ止めなどで固定され、バネなどの
付勢手段(図示せず)によってリードスクリュー7に圧
設してリードスクリュー7の螺旋溝に係合している。ト
ラバースモータ11を回転駆動させて、リードスクリュ
ー7を回転させることにより、リードスクリュー7の螺
旋溝に係合されているラック12は、リードスクリュー
7の軸方向の力を発生する。これにより、ラック12を
固定している光ヘッド3は、メインガイド軸4およびサ
ブガイド軸5に案内された状態で光ディスクの半径方向
に移動する。
【0019】次にメインガイド軸4およびサブガイド軸
5の端部の支持構造について、図1、図2、図3を用い
て説明する。図1において13はガイド軸固定部材で、
軸受支持部材8と一体的に構成されており、メインガイ
ド軸4におけるディスクモータ2に近い側の一方の端部
4aを、この端部4aが支点となるように所望の高さに
支持している。図1において、14、15および16は
ガイド軸調整手段で、各々メインガイド軸4におけるデ
ィスクモータ2から遠い側の他方の端部4b、サブガイ
ド軸5におけるディスクモータ2に近い側の一方の端部
5a、サブガイド軸5におけるディスクモータ2から遠
い側の他方の端部5bにおいて、これら端部4b、5
a、5bを、その鉛直方向の位置を調整可能な形態で支
持している。
【0020】図2は、ガイド軸調整手段14の構成を示
す分解斜視図である。図2において、1a、1b、1c
はそれぞれトラバースベース1の一部を切曲げて構成し
た立曲げ部であり、立曲げ部1a、1bにはそれぞれ角
穴1d、1eが設けられている。角穴1dは、その幅寸
法がメインガイド軸4の端部4bの直径より若干大き
く、また鉛直方向の長穴として形成されている。
【0021】17は調整プレートであり、一方の端部に
は曲げ部17aが設けられ、この曲げ部17aには角穴
17bが貫通状態で形成されている。角穴17bの幅寸
法は、メインガイド軸4の端部4bの直径より若干大き
くしてある。調整プレート17の他方の端部には、曲げ
部17cが形成されている。また調整プレート17すな
わちその曲げ部17aと曲げ部17cとの間の部分に
は、ネジ穴17dが貫通状態で設けられている。このネ
ジ穴17dには調整ネジ19がねじ合わされている。1
8は弾性体であり、リング状の胴部18aおよび2本の
腕部18b、18cを有した捩りコイルバネにて構成さ
れている。
【0022】ガイド軸調整手段14の組立ては、以下の
ように行う。まず、図3に示すように調整プレート17
の曲げ部17cをトラバースベース1の立曲げ部1bに
設けた角穴1eに係合させ、メインガイド軸4の端部4
bをトラバースベース1の立曲げ部1aに設けた角穴1
dに貫通させた後、調整プレート17の曲げ部17aに
設けた角穴17bと係合させる。次に捩りコイルばね1
8のリング状の胴部18aをトラバースベース1の立曲
げ部1cにはめ合わせるように係合させ、腕部18bを
メインガイド軸4の端部4bに当接させる。そして、こ
の状態で弾性体18の捩りコイルばねの別の腕部18c
は、トラバースベース1と当接させておく。
【0023】これによって、メインガイド軸4の端部4
bは、弾性体18の弾性力により、トラバースベース1
に向かう鉛直方向に弾性付勢される。調整プレート17
は、その曲げ部17cがトラバースベース1の立曲げ部
1bの角穴1eに係合された状態で、メインガイド軸4
の端部4bが曲げ部17aの角穴17bと係合している
ことによって、曲げ部17cと立曲げ部1bの角穴1e
との係合部をほぼ支点として、メインガイド軸4の端部
4bと同様に弾性体18の弾性力により、トラバースベ
ース1に向かって鉛直方向に回動するように弾性付勢さ
れる。
【0024】次に調整ネジ19を調整プレート17のネ
ジ穴17dにねじ合わせて、この調整ネジ19の先端部
がトラバースベース1に押し当たるまで螺合させる。こ
のように構成されたガイド軸調整手段14の調整方法に
ついて、図3を用いて説明する。調整ネジ19を回転さ
せることにより、調整プレート17は、曲げ部17cと
角穴1eとの係合部をほぼ支点として、調整ネジ19の
回転方向に応じて、図3における時計方向および反時計
方向に回動する。したがって、メインガイド軸4の端部
4bは、弾性体18によりトラバースベース1に向かう
鉛直方向に付勢された状態を保ちながら、調整プレート
17の回動に伴ってほぼ鉛直方向に昇降される。このよ
うに、調整プレート17の回動によりメインガイド軸4
を昇降させるため、このメインガイド軸4の調整位置に
関わらず調整ネジ19の位置は一定に保つことができ
る。
【0025】なお、ガイド軸調整手段15およびガイド
軸調整手段16は、ガイド軸調整手段14と同じ構成お
よび調整方法となる。このため、その詳細な図示および
説明は省略する。
【0026】以上のように、従来の場合と比較して、ガ
イド軸4が昇降しても調整ネジ19の位置が変化しない
ため、ほぼ調整ネジ19の長さ分だけ装置の厚みを小さ
くすることが可能である。
【0027】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2の光ディスク装置の構成を示す斜視図である。こ
の実施の形態2における基本構成は、ガイド軸調整手段
を除いて実施の形態1の場合と実質的に同様であるた
め、ここではそれらの説明を省略する。
【0028】図5に、実施の形態2の要部となるガイド
軸調整手段30の部分断面図を示す。図5において、3
3は調整プレートであり、その一端にメインガイド軸4
の端部4bと係合する穴部33aを設けてあり、その他
端はトラバースベース1にネジ66などにより固定され
ている。穴部33aの大きさはメインガイド軸4の端部
4bの直径より若干大きいものとしている。メインガイ
ド軸4の端部4bは、トラバースベース1の立曲げ部1
fに設けられた鉛直方向の長穴1gを貫通したうえで、
調整プレート33の穴部33aと係合している。
【0029】調整プレート31のほぼ中央にはネジ穴3
3bが貫通状態で設けられており、このネジ穴33bに
は調整ネジ19がねじ合わされてている。この調整ネジ
19は、その先端がトラバース1に押し当たるまでねじ
合わされている。調整プレート33は、弾性を有する材
料にて形成されており、調整ネジ19の先端がトラバー
スベース1に当たった状態でさらにこの調整ネジ19を
ねじ込むことにより、その弾性力に抗して穴部33aが
トラバースベース1から遠ざかるように弾性変形する。
【0030】すなわち、調整ネジ19の回転により、調
整プレート33の弾性的な緊張を保った状態で穴部33
aはほぼ鉛直方向に移動するので、それによってメイン
ガイド軸4を昇降させることが可能である。
【0031】なお、サブガイド軸5の一方および他方の
端部5a、5bに対応して設けられた調整手段31およ
び32は、ガイド軸調整手段30と同じ構成および調整
方法のため、その詳細な説明は省略する。
【0032】以上のような構成により、実施の形態1の
場合と同様に、ガイド軸4、5の昇降によっても調整ネ
ジ19の位置が変化しないため、ほぼ調整ネジ19の長
さ分だけ装置の厚みを小さくすることが可能である。し
かも、調整プレート33が弾性変形するようにして、ガ
イド軸4、5を付勢するための弾性体を別途必要としな
いため、部品点数が少なく組立て工数も少なくてすむも
のである。
【0033】
【発明の効果】本発明による光ディスク装置によれば、
以上説明したように、ガイド軸調整手段として、ガイド
軸の端部を一端で支持するとともに他端を中心に光ディ
スクの面にほぼ垂直な方向に回動可能な調整プレート
と、前記ガイド軸と調整プレートとを前記光ディスクの
面にほぼ垂直な方向に弾性付勢する弾性手段と、前記調
整プレートに対して貫通状態でねじ合わされるととも
に、その先端がベースに当たることによって、前記ガイ
ド軸と調整プレートとを前記弾性手段の弾性付勢力に抗
して前記光ディスクの面にほぼ垂直な方向に変位させる
調整ネジとを配設したため、ガイド軸が変位しても調整
ネジの位置が変化せず、このため装置の厚みを小さくす
ることが可能である。
【0034】また本発明によれば、調整プレートが、弾
性を有する材料にて形成されることで弾性手段を構成し
ているようにすることで、ガイド軸を付勢するための弾
性体を別途必要としないため、部品点数が少なくなり、
また組立て工数も少なくなるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の光ディスク装置の主要
部の構成を示す斜視図
【図2】図1におけるガイド軸調整手段の構成を示す分
解斜視図
【図3】図1におけるガイド軸調整手段の部分断面図
【図4】本発明の実施の形態2の光ディスク装置の主要
部の構成を示す斜視図
【図5】図4におけるガイド軸調整手段の部分断面図
【図6】従来の光ディスク装置の主要部の構成を示す斜
視図
【図7】図6におけるガイド軸調整手段の部分断面図
【符号の説明】
1 トラバースベース 3 光ヘッド 4 メインガイド軸 4a 端部 4b 端部 5 サブガイド軸 5a 端部 5b 端部 14 ガイド軸調整手段 15 ガイド軸調整手段 16 ガイド軸調整手段 17 調整プレート 18 弾性体 19 調整ネジ 30 ガイド軸調整手段 31 ガイド軸調整手段 32 ガイド軸調整手段 33 調整プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する光ディスク上にスポットを形成
    して情報を記録もしくは再生する光ヘッドと、前記光ヘ
    ッドの前記光ディスクのほぼ半径方向への移動を支持す
    る2本のガイド軸と、前記2本のガイド軸の端部の4カ
    所のうち3カ所以上の位置を前記光ディスクの面にほぼ
    垂直な方向にそれぞれ調整可能なガイド軸調整手段とを
    備えた光ディスク装置であって、前記ガイド軸調整手段
    のうち少なくとも1カ所に、前記ガイド軸の端部を一端
    で支持するとともに他端を中心に前記光ディスクの面に
    ほぼ垂直な方向に回動可能な調整プレートと、前記ガイ
    ド軸と調整プレートとを前記光ディスクの面にほぼ垂直
    な方向に弾性付勢する弾性手段と、前記調整プレートに
    対して貫通状態でねじ合わされるとともに、その先端が
    ベースに当たることによって、前記ガイド軸と調整プレ
    ートとを前記弾性手段の弾性付勢力に抗して前記光ディ
    スクの面にほぼ垂直な方向に変位させる調整ネジとを配
    設したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 弾性手段がばねなどの弾性体にて構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 調整プレートが、弾性を有する材料にて
    形成されることで弾性手段を構成していることを特徴と
    する請求項1記載の光ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100595516B1 (ko) * 2004-03-25 2006-07-03 엘지전자 주식회사 광디스크 드라이브의 틸트 보정 장치
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