JP2003186041A - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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JP2003186041A
JP2003186041A JP2001382864A JP2001382864A JP2003186041A JP 2003186041 A JP2003186041 A JP 2003186041A JP 2001382864 A JP2001382864 A JP 2001382864A JP 2001382864 A JP2001382864 A JP 2001382864A JP 2003186041 A JP2003186041 A JP 2003186041A
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wiring
metal oxide
liquid crystal
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Application number
JP2001382864A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujii
浩之 藤井
Youshibi Saito
洋志美 斉藤
Shuichi Ishido
修一 石堂
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コモン用出力配線を低抵抗に維持してその幅
を狭くしても、水分の付着に起因する腐食が生じないよ
うにする。 【解決手段】 セグメント基板11の上面にはコモン用
出力配線30が設けられている。この場合、コモン用出
力配線30のうち、シール材13の内側における部分
は、Cr等からなる低抵抗金属層30a上に透明酸化金
属層30bが設けられた2層構造となっており、それ以
外の部分は透明酸化金属層の1層構造となっている。こ
の結果、コモン用出力配線30のうちのシール材13の
内側における部分の抵抗値を小さく維持したままその幅
を比較的狭くすることができ、ひいてはその引き回し領
域を小さくすることができる。また、コモン用出力配線
30のうちのシール材13の外側における部分は、水分
が付着しても腐食してないようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液晶表示素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の液晶表示素子の一例の一
部の断面図を示したものである。この液晶表示素子は、
単純マトリクス型であり、セグメント基板1と該セグメ
ント基板1上に配置されたコモン基板2とがほぼ方形枠
状のシール材3を介して貼り合わされ、シール材3と両
基板1、2とで囲まれた空間に液晶4が封入されたもの
からなっている。
【0003】セグメント基板1の上面(コモン基板2と
の対向面)においてシール材3の内側にはITOからな
る複数のセグメント電極5が図11において紙面に垂直
な方向に延びて設けられている。コモン基板2の下面
(セグメント基板1との対向面)においてシール材3の
内側にはITOからなる複数のコモン電極6が図11に
おいて左右方向に延びて設けられている。セグメント電
極5とコモン電極6とは互いに直交するように配置さ
れ、その交差部の対向領域により画素部が形成されてい
る。
【0004】セグメント基板1の一辺部はコモン基板2
から突出されている。この突出部1aの上面にはITO
からなる複数のコモン配線7および複数のセグメント配
線(図示せず)が設けられている。セグメント配線の一
端部は、対応するセグメント電極5に接続されている。
【0005】コモン配線7の一端部は、セグメント基板
1の上面においてシール材8の配置領域に設けられたI
TOからなるセグメント基板側コモン端子8に接続され
ている。コモン基板2の下面においてセグメント基板側
コモン端子8に対応する部分にはITOからなるコモン
基板側コモン端子9が設けられている。コモン基板側コ
モン端子9は、対応するコモン電極6の一端部に接続さ
れている。
【0006】そして、互いに対応するセグメント基板側
コモン端子8とコモン基板側コモン端子9とは、これら
とシール材3とが重なる領域において、シール材3中に
混入された導電性粒子からなる導電材10を介して導電
接続されている。
【0007】ところで、上記従来の液晶表示素子では、
特に、セグメント基板1の上面に設けられたセグメント
電極5、セグメント配線、コモン配線7およびセグメン
ト基板側コモン端子8をITOによって形成している。
この場合、ITOは抵抗が比較的高い透明な金属である
ので、特に、コモン配線7を低抵抗に維持するために
は、その幅を狭くすることはできなかった。
【0008】一方、最近では、特に携帯電話で使用され
る液晶表示素子として、小型で表示容量が比較的大きい
ものが要求されている。しかし、上記従来の液晶表示素
子では、特に、比較的幅広のコモン配線7の引き回し領
域が大きくなるので、小型化に限界がある。
【0009】そこで、コモン配線7を低抵抗に維持して
その幅を狭くした液晶表示素子が開発されている。図1
2は従来のこのような液晶表示素子の一例の一部の断面
図を示したものである。この液晶表示素子では、反射型
であり、セグメント基板1の上面に設けられたセグメン
ト電極5、コモン配線7、セグメント基板側コモン電極
8および図示しないセグメント配線をITO層5a、7
a、8aとITOよりも低抵抗のCr層5b、7b、8
bの2層構造としている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示す液晶表示素子では、特に、コモン配線7がシール
材3の外側に配置されて露出されているので、この露出
されたコモン配線7に水分が付着すると、コモン配線7
のうちのCr層7bが腐食することがあるという問題が
あった。なお、ITO層は水分が付着しても腐食しない
ので、図11に示す液晶表示素子では、コモン配線7が
腐食することはない。しかしながら、図11に示す液晶
表示素子では、上述の如く、比較的幅広のコモン配線7
の引き回し領域が大きくなるので、小型化に限界がある
という問題があった。この発明の課題は、配線を低抵抗
に維持してその幅を狭くしても、水分の付着に起因する
腐食が生じないようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1の基板と第2の基板とがシール材で封止され、
シール材の内側領域に表示領域が形成され、表示領域内
に複数の第1の電極と、該第1の電極に直交する複数の
第2の電極が配設され、前記シール材の外側領域に第1
の端子と第2の端子が配設され、前記表示領域の外側領
域に前記第1の電極と前記第1の端子を接続する第1の
配線、および前記第2の電極と前記第2の端子を接続す
る第2の配線が配設された液晶表示素子において、前記
シール材の外壁面より外側領域の前記第1の配線および
前記シール材の外壁面より外側領域の前記第2の配線を
透明酸化金属で形成し、少なくとも、前記第2の配線
は、前記シール材の内壁面の外側と前記表示領域間にお
いて前記透明酸化金属よりも低抵抗の金属で形成したこ
とを特徴とするものである。請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の発明において、前記第1の端子、前記
第1の配線、前記第1の電極および前記第2の端子、前
記第2の配線は前記第1の基板に形成され、前記第2の
電極は前記第2の基板に形成され、前記第2の電極と前
記第2の配線とは導電材を介して接続されていることを
特徴とするものである。請求項3に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、前記第1の基板は前記第2
の基板の一辺より突出した突出部を有し、前記第1の端
子および前記第2の端子は前記突出部に形成された半導
体チップ搭載領域に形成されていることを特徴とするも
のである。請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の
発明において、前記第2の配線は、前記表示領域の相対
向する一対の側面側に引き回されていることを特徴とす
るものである。請求項5に記載の発明は、請求項4に記
載の発明において、前記第2の配線は、前記第2の端子
配列の1本おきに前記表示領域の反対側の側面側に引き
回されていることを特徴とするものである。請求項6に
記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第
2の配線は、少なくとも、前記シール材の内壁面の外側
と前記表示領域間において、前記透明酸化金属よりも低
抵抗の金属層と透明酸化金属層との2層構造であること
を特徴とするものである。請求項7に記載の発明は、請
求項6に記載の発明において、前記透明酸化金属よりも
低抵抗の金属層上に前記透明酸化金属層が形成されてい
ることを特徴とするものである。請求項8に記載の発明
は、請求項7に記載の発明において、前記第1の電極
は、前記透明酸化金属よりも低抵抗の金属層上に前記透
明酸化金属層が形成されていることを特徴とするもので
ある。そして、この発明によれば、少なくとも、第2の
配線を、シール材の内壁面の外側と表示領域間において
透明酸化金属よりも低抵抗の金属で形成しているので、
第2の配線の少なくとも一部を低抵抗に維持してその幅
を狭くすることができ、しかも、シール材の外壁面より
外側領域の第1の配線およびシール材の外壁面より外側
領域の第2の配線を透明酸化金属で形成しているので、
水分の付着に起因する腐食が生じないようにすることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態と
しての液晶表示素子の要部の平面図を示したものであ
る。この液晶表示素子は、単純マトリクス型であり、セ
グメント基板11と該セグメント基板11上に配置され
たコモン基板12とがほぼ方形枠状のシール材13を介
して貼り合わされ、シール材13と両基板11、12と
で囲まれた空間に液晶14(図5参照)が封入されたも
のからなっている。
【0013】セグメント基板11の上面(コモン基板1
2との対向面)において一点鎖線で囲まれた方形状の表
示領域15には、図1に1本しか図示していないが、複
数のセグメント電極16が列方向に延びて設けられてい
る。コモン基板12の下面(セグメント基板11との対
向面)には、これも図1に1本しか図示していないが、
複数のコモン電極17が行方向に延びて設けられてい
る。セグメント電極16とコモン電極17とは互いに直
交するように配置され、その交差部の対向領域により画
素部が形成されている。
【0014】セグメント基板11の一辺部(図1の下辺
部)はコモン基板12から突出されている。この突出部
11aの上面中央部には長方形状の半導体チップ搭載領
域18が設けられている。半導体チップ搭載領域18上
には液晶駆動用のLSI等からなる長方形状の半導体チ
ップ19が異方性導電接着剤(図示せず)を介して搭載
されている。
【0015】次に、図2は図1に示す液晶表示素子の一
部の透過平面図を示し、図3はセグメント基板11の一
部の平面図を示し、図4はコモン基板12の一部の透過
平面図を示したものである。この場合、図2および図3
では、半導体チップ19は省略されている。
【0016】図3において、半導体チップ搭載領域18
内の上辺部には複数のセグメント用出力端子21が設け
られ、下辺部の左側には複数のコモン用出力端子22が
設けられ、下辺部の右側には複数の入力端子23が設け
られている。表示領域15内に設けられたセグメント電
極16の下端部は、セグメント基板11の上面において
表示領域15の下側に設けられたセグメント用出力配線
24を介してセグメント用出力端子21に接続されてい
る。
【0017】図3において、セグメント基板11の下端
部上面のほぼ中央部には複数の外部接続端子25が設け
られている。外部接続端子25と入力端子23とは、そ
の間におけるセグメント基板11上に設けられた入力配
線26を介して接続されている。
【0018】図3において、セグメント基板11の上面
において表示領域15の左外側および右外側にはそれぞ
れ複数のセグメント基板側コモン端子27、28が設け
られている。セグメント基板側コモン端子27、28
は、図1に示す表示領域15の上下方向のほぼ全域に亘
って配置されている。
【0019】この場合、図3に示すように、セグメント
基板側コモン端子27、28の各外端面はその近傍にお
けるセグメント基板11の左端面もしくは右端面から同
じ距離だけ離れた位置に配置され、各内端面は下側から
上側に向かうに従って漸次表示領域15側に接近する位
置に配置されている。換言すれば、セグメント基板側コ
モン端子27、28は、その外端面を、セグメント基板
11の側端から同じ距離に揃えて配列され、且つ、上部
側に向かうに従いその長さが順次長くなる大きさに形成
されている。
【0020】図3において、複数のコモン用出力端子2
2のうちの1つおきの一方のコモン用出力端子22は、
セグメント基板11の上面において半導体チップ搭載領
域18の下辺部左側の下側およびセグメント基板11の
上面の左辺部に設けられたコモン用出力配線29を介し
て左側のセグメント基板側コモン端子27の内端部に接
続されている。
【0021】図3において、複数のコモン用出力端子2
2のうちの1つおきの他方のコモン用出力端子22は、
セグメント基板11の上面において半導体チップ搭載領
域18内の幅方向中央部およびセグメント基板11の上
面の右辺部に設けられたコモン用出力配線30を介して
右側のセグメント基板側コモン端子28の内端部に接続
されている。
【0022】この場合、上述の如く、セグメント基板側
コモン端子27、28は、図1に示す表示領域15の上
下方向のほぼ全域に亘って配置されており、コモン用出
力配線29、30は、表示領域15から最も離れたもの
から、順次、セグメント基板側コモン端子27、28と
接続されるように延出され、表示領域15に最も近接す
るものが最上部のセグメント基板側コモン端子27、2
8に接続されるように最も長く延出されて、表示領域1
5の上下方向のほぼ全域に亘って配置されている。
【0023】図4において、コモン基板12の下面にお
いて表示領域15の左外側および右外側にはそれぞれ複
数のコモン基板側コモン端子31、32が設けられてい
る。コモン基板側コモン端子31、32は、図1に示す
表示領域15の上下方向のほぼ全域に亘って配置されて
いる。
【0024】この場合、図4に示すように、コモン基板
側コモン端子31、32の外端面はその近傍におけるコ
モン基板12の左端面もしくは右端面から同じ距離だけ
離れた位置に配置され、内端面はその近傍における表示
領域15の左辺もしくは右辺から同じ距離だけ離れた位
置に配置されている。換言すれば、コモン基板側コモン
端子31、32は、同じ長さで等間隔に配列されてい
る。
【0025】また、図4に示すように、表示領域15内
に設けられた複数のコモン電極17のうちの1本おきの
一方のコモン電極17の左端部は左側のコモン基板側コ
モン端子31に接続されている。複数のコモン電極17
のうちの1本おきの他方のコモン電極17の右端部は右
側のコモン基板側コモン端子32に接続されている。
【0026】そして、互いに対応するコモン基板側コモ
ン端子31、32とセグメント基板側コモン端子27、
28とは、図2に示すように、これらとシール材13と
が重なる領域において、シール材13中に混入された導
電性粒子からなる導電材33(図5参照)を介して導電
接続されている。
【0027】これにより、半導体チップ搭載領域18内
に設けられた複数のコモン用出力端子22は、コモン用
出力配線29、30、セグメント基板側コモン端子2
7、28、導電材33およびコモン基板側コモン端子3
1、32を介してコモン電極17に接続されている。
【0028】この場合、上述の如く、半導体チップ搭載
領域18内に設けられた複数のセグメント用出力端子2
1は、セグメント用出力配線24を介してセグメント電
極16に接続されている。従って、半導体チップ搭載領
域18上に搭載された1つの半導体チップ19は、複数
のセグメント電極16および複数のコモン電極17にそ
れぞれ電圧を供給するセグメント電極およびコモン電極
駆動用の駆動回路が内蔵されたものである。
【0029】ここで、図2に示すように、シール材13
の右辺部外壁面は、両基板11、12の右端面と両コモ
ン端子28、32の外端面との間のほぼ中央部に配置さ
れている。シール材13の右辺部内壁面は、図2におい
て最も下側のセグメント基板側コモン端子28の内端面
よりもやや外側に配置されている。換言すれば、両コモ
ン端子28、32は、シール材32の外壁面と表示領域
15との間に配置されている。このようなシール材13
の配置は、図1の左辺部についても同様である。
【0030】次に、両電極16、17等の構造および材
質について、図5に示す、図2のA−A線に沿う部分お
よび表示領域15の一部の断面図を参照して説明する。
コモン用出力配線30(図3において符号29で示すコ
モン用出力配線も同じ)のうち、シール材13の幅内お
よびその外壁面より外側領域ではITO等の透明酸化金
属層30bのみの単層構造であり、シール材13の内壁
面よりも内側領域では、後述する低抵抗金属層30a上
に透明酸化金属層30bが設けられた2層構造となって
いる。低抵抗金属層30aは、Cr、Ta、Ti、M
o、Al、Agおよびそれらの合金等の透明酸化金属層
よりも低抵抗の金属によって形成されている(以下、同
じ)。
【0031】両電極16、17はITO等の透明酸化金
属層の1層構造となっている。コモン基板側コモン端子
31、32は、ITO等の透明酸化金属層の1層構造と
なっている。また、セグメント基板側コモン端子27、
28は、図2に示すように、それぞれ、その長さが異な
っており、シール材28の幅内の部分は透明酸化金属層
の1層構造とされ、シール材28の内壁面より内側領域
の部分は、低抵抗金属層30a上に透明酸化金属層30
bが設けられた2層構造となっている。
【0032】また、図示していないが、図3を参照して
説明すると、セグメント用出力端子21、コモン用出力
端子22、入力端子23、セグメント用出力配線24、
外部接続端子25および入力配線26は透明酸化金属層
の1層構造となっている。
【0033】このように、この液晶表示素子では、特
に、コモン用出力配線30(図3において符号29で示
すコモン用出力配線も同じ)のうち、シール材13の内
壁面より内側領域における部分を、低抵抗金属層30a
と透明酸化金属層30bの2層構造としているので、こ
の部分におけるコモン用出力配線29、30の幅を比較
的狭くしても必要な低抵抗値を確保することができる。
【0034】この場合、上述した通り、コモン用出力配
線29、30は、特に、表示領域15に近接するもの
程、上部側に向かって長く延出されているため、その低
抵抗値化の効果は大きく、その幅を小さくすることが可
能となるので、図1〜図3において、表示領域15の左
外側および右外側におけるコモン用出力配線29、30
の引き回し領域の幅を小さくすることができ、ひいては
額縁の幅を狭くすることができる。
【0035】また、この液晶表示素子では、シール材1
3の配置領域およびその外側においては、コモン用出力
配線29、30を含むすべての配線を腐食しない透明酸
化金属層の1層構造としているので、これらの配線に水
分が付着しても腐食しないようにすることができる。
【0036】次に、図6はこの発明の第2実施形態とし
ての液晶表示素子の図5同様の断面図を示したものであ
る。この液晶表示素子では、コモン用出力配線30(図
3において符号29で示すコモン用出力配線も同じ)の
うち、シール材13の内壁面より内側領域における部分
は、低抵抗金属層30aの1層構造となっており、それ
以外の部分は透明酸化金属層の1層構造となっている。
【0037】両電極16、17は透明酸化金属層の1層
構造となっている。コモン基板側コモン端子31、32
は、ITO等の透明酸化金属層の1層構造となってい
る。また、セグメント基板側コモン端子27、28は、
シール材28の幅内の部分において、透明酸化金属層の
1層構造とされ、シール材28の内壁面から内側領域の
部分は、低抵抗金属層の1層構造となっている。また、
図示していないが、図3を参照して説明すると、セグメ
ント用出力端子21、コモン用出力端子22、入力端子
23、セグメント用出力配線24、外部接続端子25お
よび入力配線26は透明酸化金属層の1層構造となって
いる。
【0038】このように、この液晶表示素子では、特
に、コモン用出力配線30(図3において符号29で示
すコモン用出力配線も同じ)のうち、シール材13の幅
内における部分を、低抵抗金属層30aの1層構造とし
ているので、コモン用出力配線30の幅を比較的狭くし
ても必要な低抵抗値を確保することができる。この結
果、図1〜図3において、表示領域15の左外側および
右外側におけるコモン用出力配線29、30の引き回し
領域の幅を小さくすることができ、ひいては額縁の幅を
狭くすることができる。
【0039】また、この液晶表示素子では、シール材1
3の幅内およびその外壁面より外側領域においては、コ
モン用出力配線29、30を含むすべての配線を腐食し
ない透明酸化金属層の1層構造としているので、これら
の配線に水分が付着しても腐食しないようにすることが
できる。
【0040】さらに、この液晶表示素子では、コモン用
出力配線30(図3において符号29で示すコモン用出
力配線も同じ)のうち、シール材13の幅内における部
分を、低抵抗金属層30aの1層構造としているので、
図5に示す2層構造の場合と比較して、この部分におけ
る段差が緩和され、ギャップの均一化を図ることができ
る。
【0041】なお、図5および図6において、低抵抗金
属層30aが、シール材15の幅内に形成されると腐食
され易い材料の場合、シール材15は、内壁面および外
壁面の位置がかなりばらつくため、そのばらつきを見込
んだ距離分、低抵抗金属層30aの端面をシール材15
の内壁面より内側領域および外壁面より内側領域に位置
させるようにしてもよい。いずれにしても、シール材1
3の外側においては、コモン用出力配線29、30を含
むすべての配線は透明酸化金属層の1層構造であり、こ
れらの配線に水分が付着しても腐食しないようにするこ
とができる。
【0042】次に、図7はこの発明の第3実施形態とし
ての液晶表示素子の図5同様の断面図を示したものであ
る。この液晶表示素子では、コモン用出力配線30(図
3において符号29で示すコモン用出力配線も同じ)の
うち、シール材13の内壁面より外側領域における部分
は、透明酸化金属層30b上に低抵抗金属層30aが設
けられた2層構造となっており、それ以外の部分は透明
酸化金属層の1層構造となっている。
【0043】また、セグメント基板側コモン端子27、
28は、図2に示すように、それぞれ、その長さが異な
っており、シール材28の幅内の部分は透明酸化金属層
の1層構造とされ、シール材28の内壁面より内側領域
の部分は、、透明酸化金属層28b上に低抵抗金属層2
8aが設けられた2層構造となっている。両電極16、
17は透明酸化金属層の1層構造となっている。また、
図示していないが、図3を参照して説明すると、セグメ
ント用出力端子21、コモン用出力端子22、入力端子
23、セグメント用出力配線24、外部接続端子25お
よび入力配線26は透明酸化金属層の1層構造となって
いる。
【0044】このように、この液晶表示素子では、特
に、コモン用出力配線30(図3において符号29で示
すコモン用出力配線も同じ)のうち、シール材13の内
壁面より内側領域における部分を、透明酸化金属層30
bと低抵抗金属層30aの2層構造としているので、コ
モン用出力配線30の幅を比較的狭くしても必要な低抵
抗値を確保することができる。この結果、図1〜図3に
おいて、表示領域15の左外側および右外側におけるコ
モン用出力配線29、30の引き回し領域の幅を小さく
することができ、ひいては額縁の幅を狭くすることがで
きる。
【0045】また、この液晶表示素子では、シール材1
3の幅内およびその外壁面より外側領域において、コモ
ン用出力配線29、30は透明酸化金属層の1層構造と
しているので、これらの配線に水分が付着しても腐食し
ないようにすることができる。
【0046】さらに、この液晶表示素子では、例えば、
コモン用出力配線30のうち、シール材13の内壁面よ
り内側領域における部分を、透明酸化金属層30b上に
低抵抗金属層30aが設けられた2層構造としているの
で、透明酸化金属層および低抵抗金属層をこの順で連続
して成膜し、この成膜された低抵抗金属層および透明酸
化金属層をこの順でパターニングすることができる。
【0047】これに対し、図5に示す第1実施形態の場
合には、透明酸化金属層を成膜し、次いでこの成膜され
た透明酸化金属層をパターニングし、次いで低抵抗金属
層を成膜し、次いでこの成膜された低抵抗金属層をパタ
ーニングすることになる。従って、本実施形態の場合に
は、図5に示す第1実施形態と比較して、透明酸化金属
層および低抵抗金属層をこの順で連続して成膜すること
ができるため、生産性の向上を図ることができる。
【0048】次に、図8はこの発明の第4実施形態とし
ての液晶表示素子の図5同様の断面図を示したものであ
る。この液晶表示素子では、反射型であり、コモン用出
力配線30(図3において符号29で示すコモン用出力
配線も同じ)のうち、シール材13の内壁面より内側領
域における部分は、低抵抗金属層30aの1層構造とな
っており、それ以外の部分は透明酸化金属層の1層構造
となっている。
【0049】セグメント基板側コモン端子28(図3に
おいて符号27で示すセグメント基板側コモン端子も同
じ)は低抵抗金属層の1層構造となっている。コモン基
板側コモン端子32(図4において符号31で示すコモ
ン基板側コモン端子も同じ)は透明酸化金属層の1層構
造となっている。セグメント電極16は低抵抗金属層の
1層構造となっている。コモン電極17は透明酸化金属
層の1層構造となっている。また、図示していないが、
図3を参照して説明すると、セグメント用出力端子2
1、コモン用出力端子22、入力端子23、セグメント
用出力配線24、外部接続端子25および入力配線26
は透明酸化金属層の1層構造となっている。
【0050】このように、この液晶表示素子では、特
に、コモン用出力配線30(図3において符号29で示
すコモン用出力配線も同じ)のうち、シール材13の内
壁面より内側領域における部分を、低抵抗金属層30a
の1層構造としているので、コモン用出力配線30の幅
を比較的狭くしても必要な低抵抗値を確保することがで
きる。この結果、図1〜図3において、表示領域15の
左外側および右外側におけるコモン用出力配線29、3
0の引き回し領域の幅を小さくすることができ、ひいて
は額縁の幅を狭くすることができる。
【0051】また、この液晶表示素子では、シール材1
3の幅内およびその外壁面より外側領域において、コモ
ン用出力配線29、30は透明酸化金属層の1層構造と
しているので、これらの配線に水分が付着しても腐食し
ないようにすることができる。
【0052】次に、図9はこの発明の第5実施形態とし
ての液晶表示素子の図5同様の断面図を示したものであ
る。この液晶表示素子では、反射型であり、コモン用出
力配線30(図3において符号29で示すコモン用出力
配線も同じ)のうち、シール材13の内壁面より内側領
域における部分は、低抵抗金属層30a上に透明酸化金
属層30bが設けられた2層構造となっており、それ以
外の部分は透明酸化金属層の1層構造となっている。
【0053】セグメント基板側コモン端子28(図3に
おいて符号27で示すセグメント基板側コモン端子も同
じ)は、低抵抗金属層28a上に透明酸化金属層28b
が設けられた2層構造となっている。コモン基板側コモ
ン端子32(図4において符号31で示すコモン基板側
コモン端子も同じ)は透明酸化金属層の1層構造となっ
ている。セグメント電極16は、低抵抗金属層16a上
に透明酸化金属層16bが設けられた2層構造となって
いる。コモン電極17は透明酸化金属層の1層構造とな
っている。また、図示していないが、図3を参照して説
明すると、セグメント用出力端子21、コモン用出力端
子22、入力端子23、セグメント用出力配線24、外
部接続端子25および入力配線26は透明酸化金属層の
1層構造となっている。
【0054】このように、この液晶表示素子では、特
に、コモン用出力配線30(図3において符号29で示
すコモン用出力配線も同じ)のうち、シール材13の内
壁面より内側領域における部分を、低抵抗金属層30a
上に透明酸化金属層30bが設けられた2層構造として
いるので、コモン用出力配線30の幅を比較的狭くして
も必要な低抵抗値を確保することができる。この結果、
図1〜図3において、表示領域15の左外側および右外
側におけるコモン用出力配線29、30の引き回し領域
の幅を小さくすることができ、ひいては額縁の幅を狭く
することができる。
【0055】また、この液晶表示素子では、シール材1
3の幅内およびその外壁面より外側領域において、コモ
ン用出力配線29、30は透明酸化金属層の1層構造と
しているので、これらの配線に水分が付着しても腐食し
ないようにすることができる。
【0056】次に、図10はこの発明の第6実施形態と
しての液晶表示素子の図5同様の断面図を示したもので
ある。この液晶表示素子では、反射型であり、コモン用
出力配線30(図3において符号29で示すコモン用出
力配線も同じ)のうち、シール材13の内壁面より内側
領域における部分は、透明酸化金属層30b上に低抵抗
金属層30aが設けられた2層構造となっており、それ
以外の部分は透明酸化金属層の1層構造となっている。
【0057】セグメント基板側コモン端子28(図3に
おいて符号27で示すセグメント基板側コモン端子も同
じ)は、透明酸化金属層28b上に低抵抗金属層28a
が設けられた2層構造となっている。コモン基板側コモ
ン端子32(図4において符号31で示すコモン基板側
コモン端子も同じ)は透明酸化金属層の1層構造となっ
ている。セグメント電極16は、透明酸化金属層16b
上に低抵抗金属層16aが設けられた2層構造となって
いる。コモン電極17は透明酸化金属層の1層構造とな
っている。また、図示していないが、図3を参照して説
明すると、セグメント用出力端子21、コモン用出力端
子22、入力端子23、セグメント用出力配線24、外
部接続端子25および入力配線26は透明酸化金属層の
1層構造となっている。
【0058】このように、この液晶表示素子では、特
に、コモン用出力配線30(図3において符号29で示
すコモン用出力配線も同じ)のうち、シール材13の内
壁面より内側領域における部分は、透明酸化金属層30
b上に低抵抗金属層30aが設けられた2層構造として
いるので、コモン用出力配線30の幅を比較的狭くして
も必要な低抵抗値を確保することができる。この結果、
図1〜図3において、表示領域15の左外側および右外
側におけるコモン用出力配線29、30の引き回し領域
の幅を小さくすることができ、ひいては額縁の幅を狭く
することができる。
【0059】また、この液晶表示素子では、シール材1
3の幅内およびその外壁面より外側領域においては、コ
モン用出力配線29、30は透明酸化金属層の1層構造
としているので、これらの配線に水分が付着しても腐食
しないようにすることができる。
【0060】さらに、この液晶表示素子では、例えば、
コモン用出力配線30のうち、シール材13の内側にお
ける部分を、透明酸化金属層30b上に低抵抗金属層3
0aが設けられた2層構造としているので、透明酸化金
属層および低抵抗金属層をこの順で連続して成膜し、こ
の成膜された低抵抗金属層および透明酸化金属層をこの
順でパターニングすることができる。
【0061】これに対し、図9に示す第5実施形態の場
合には、透明酸化金属層を成膜し、次いでこの成膜され
た透明酸化金属層をパターニングし、次いで低抵抗金属
層を成膜し、次いでこの成膜された低抵抗金属層をパタ
ーニングすることになる。従って、本実施形態の場合に
は、図9に示す第5の施形態と比較して、透明酸化金属
層および低抵抗金属層をこの順で連続して成膜すること
ができるため、生産性の向上を図ることができる。
【0062】なお、図7〜図10において、低抵抗金属
層30aが、シール材15の幅内に形成されると腐食さ
れ易い材料の場合、低抵抗金属層30aの端面をシール
材15のばらつきを見込んだ距離分、シール材15の内
壁面の内側領域および外壁面の外側領域に位置させるよ
うにしてもよい。いずれにしても、シール材13の外側
においては、コモン用出力配線29、30を含むすべて
の配線は透明酸化金属層の1層構造であり、これらの配
線に水分が付着しても腐食しないようにすることができ
る。
【0063】ところで、上記実施形態では、セグメント
用出力配線24を透明酸化金属層の1層構造としている
が、図2に示すように、シール材13の外壁面よりも内
側におけるセグメント用出力配線24の引き回し領域は
比較的小さいので、その抵抗値はあまり問題とはならな
い。しかし、シール材13の外壁面よりも内側における
セグメント用出力配線24も、上記コモン用出力配線2
9、30の場合と同様に、低抵抗化を図るようにしても
よいことは勿論である。
【0064】また、上記実施形態において、セグメント
用出力端子21、コモン用出力端子22および入力端子
23を透明酸化金属層の1層構造としたが、これらの各
端子は半導体チップのボンディングされるため、透明酸
化金属層とこの透明酸化金属層よりも低抵抗の金属層の
2層構造としてもよい。この場合、図10に図示される
配線30a、30bと合わせ、各端子を透明酸化金属層
上にこの透明酸化金属層よりも低抵抗の金属層を形成す
るようにすれば、生産を効率的にすることができる。
【0065】さらに、上記実施形態では、セグメント電
極16とコモン電極17とが、それぞれ、セグメント基
板1とコモン基板2に直線状に配列された単純マトリク
ス型の液晶表示素子としたが、本発明は走査電極とデー
タ電極がアクティブ基板上に形成され、コモン電極が対
向基板に形成されたアクティブマトリクス型の液晶表示
素子にも適用できるものであり、その場合、走査電極と
データ電極の両方または一方に接続される配線の中、シ
ール材の内壁面より内側領域の部分を低抵抗化するよう
にすればよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、少なくとも、第2の配線を、シール材の内壁面の外
側と表示領域間において透明酸化金属よりも低抵抗の金
属で形成しているので、第2の配線の少なくとも一部を
低抵抗に維持してその幅を狭くすることができ、ひいて
は第2の配線の引き回し領域を小さくすることができ、
しかも、シール材の外壁面より外側領域の第1の配線お
よびシール材の外壁面より外側領域の第2の配線を透明
酸化金属で形成しているので、水分の付着に起因する腐
食が生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態としての液晶表示素子
の要部の平面図。
【図2】図1に示す液晶表示素子の一部の透過平面図。
【図3】図1に示すセグメント基板の一部の平面図。
【図4】図1に示すコモン基板の一部の透過平面図。
【図5】図2のA−A線に沿う部分および表示領域の一
部の断面図。
【図6】この発明の第2実施形態としての液晶表示素子
の図5同様の断面図。
【図7】この発明の第3実施形態としての液晶表示素子
の図5同様の断面図。
【図8】この発明の第4実施形態としての液晶表示素子
の図5同様の断面図。
【図9】この発明の第5実施形態としての液晶表示素子
の図5同様の断面図。
【図10】この発明の第6実施形態としての液晶表示素
子の図5同様の断面図。
【図11】従来の液晶表示素子の一例の一部の断面図。
【図12】従来の液晶表示素子の他の例の一部の断面
図。
【符号の説明】
11 セグメント基板 12 コモン基板 13 シール材 14 液晶 15 表示領域 16 セグメント電極 16a 低抵抗金属層 16b 透明酸化金属層 17 コモン電極 18 半導体チップ搭載領域 19 半導体チップ 21 セグメント用出力端子 22 コモン用出力端子 23 入力端子 24 セグメント用出力配線 25 外部接続端子 26 入力配線 27、28 セグメント基板側コモン端子 28a 低抵抗金属層 28b 透明酸化金属層 29、30 コモン用出力配線 30a 低抵抗金属層 30b 透明酸化金属層 31、32 コモン基板側コモン端子 33 導電材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石堂 修一 東京都八王子市石川町2951番地の5 カシ オ計算機株式会社八王子研究所内 Fターム(参考) 2H092 GA17 GA27 GA44 GA45 HA06 HA12 HA18 JB26 KB04 NA28 PA04 PA06 5C094 AA21 AA38 BA43 CA19 DB01 DB02 EA05 FA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板と第2の基板とがシール材で
    封止され、シール材の内側領域に表示領域が形成され、
    表示領域内に複数の第1の電極と、該第1の電極に直交
    する複数の第2の電極が配設され、前記シール材の外側
    領域に第1の端子と第2の端子が配設され、前記表示領
    域の外側領域に前記第1の電極と前記第1の端子を接続
    する第1の配線、および前記第2の電極と前記第2の端
    子を接続する第2の配線が配設された液晶表示素子にお
    いて、前記シール材の外壁面より外側領域の前記第1の
    配線および前記シール材の外壁面より外側領域の前記第
    2の配線を透明酸化金属で形成し、少なくとも、前記第
    2の配線は、前記シール材の内壁面の外側と前記表示領
    域間において前記透明酸化金属よりも低抵抗の金属で形
    成したことを特徴とする液晶表示素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記第
    1の端子、前記第1の配線、前記第1の電極および前記
    第2の端子、前記第2の配線は前記第1の基板に形成さ
    れ、前記第2の電極は前記第2の基板に形成され、前記
    第2の電極と前記第2の配線とは導電材を介して接続さ
    れていることを特徴とする液晶表示素子。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の発明において、前記第
    1の基板は前記第2の基板の一辺より突出した突出部を
    有し、前記第1の端子および前記第2の端子は前記突出
    部に形成された半導体チップ搭載領域に形成されている
    ことを特徴とする液晶表示素子。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の発明において、前記第
    2の配線は、前記表示領域の相対向する一対の側面側に
    引き回されていることを特徴とする液晶表示素子。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の発明において、前記第
    2の配線は、前記第2の端子配列の1本おきに前記表示
    領域の反対側の側面側に引き回されていることを特徴と
    する液晶表示素子。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の発明において、前記第
    2の配線は、少なくとも、前記シール材の内壁面の外側
    と前記表示領域間において、前記透明酸化金属よりも低
    抵抗の金属層と透明酸化金属層との2層構造であること
    を特徴とする液晶表示素子。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の発明において、前記透
    明酸化金属よりも低抵抗の金属層上に前記透明酸化金属
    層が形成されていることを特徴とする液晶表示素子。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の発明において、前記第
    1の電極は、前記透明酸化金属よりも低抵抗の金属層上
    に前記透明酸化金属層が形成されていることを特徴とす
    る液晶表示素子。
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