JP2006208412A - 液晶表示パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】 液晶表示パネルの画素ピッチを細密化しても接続電極パッド幅を大きく確保し、配線電極間の絶縁を保ち各配線の電気的特性を揃える。
【解決手段】 表示電極(Y1,Y2,Y3)および対向電極(X1,X2,X3)が配線電極(146,147,148)を介して接続電極パッド(126,127,128)に接続する液晶表示パネルにおいて、画素部の隣接する複数の表示電極または対向電極を1組とし、この1組の表示電極または対向電極に対応する複数の接続電極パッド(126,127,128)を表示領域(601)の外周辺に対して直交方向に直列配置したことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 表示電極(Y1,Y2,Y3)および対向電極(X1,X2,X3)が配線電極(146,147,148)を介して接続電極パッド(126,127,128)に接続する液晶表示パネルにおいて、画素部の隣接する複数の表示電極または対向電極を1組とし、この1組の表示電極または対向電極に対応する複数の接続電極パッド(126,127,128)を表示領域(601)の外周辺に対して直交方向に直列配置したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は液晶表示装置に係り、液晶表示パネルの配線電極と接続電極パッドの構造に関する。
近年OA(Office Automation)機器の軽量・薄型・短小化や電子システム手帳などPDA(Personal Digital Assistance)機器の高機能・大画面化に伴い、液晶表示パネルの高密度化と有効表示面積の拡大要求は留まらない。
液晶表示パネルは対向する基板2枚のマトリックス状電極により基板間の液晶を駆動するが、液晶表示パネルの高密度化、すなわち画素の細密化によりそれぞれの表示電極は細ピッチとなり、これに伴い引き出し配線部および液晶表示パネル駆動回路を接合あるいは液晶表示パネル駆動集積回路を搭載する接続電極パッド部、いわゆる液晶表示パネルの額縁は更なる狭幅化を迫られている。
液晶表示パネルの駆動回路は一般的に接続電極パッド部に直接液晶表示パネル駆動集積回路を搭載するCOG(Chip On Glass)実装、あるいは接続電極パッド部に液晶表示パネル駆動集積回路を搭載したテープフィルムの液晶表示パネル駆動回路を接続するTAB(Tape Automated Bonding)実装という方法があるが、いずれの方法においても接続パッド部は可能な限り大きくして液晶表示パネル駆動集積回路あるいは液晶表示パネル駆動集積回路を搭載したテープフィルムとの確実な導通と強固な接続が要求される。
図6は従来の液晶表示パネルの平面図であり、図7は図6に示す液晶表示パネルのB−B断面図である。図6において600は液晶表示パネル、601は表示領域、613はX配線電極領域、616はX接続電極パッド領域、623はY配線電極領域、626はY接続電極パッド領域であり、651は表示領域601のX側外周辺、661は表示領域601のY側外周辺、Aは後述する電極配線詳細部を示す。
図7に示す液晶表示パネルのB−B断面図はCOG実装で、接続電極パッド領域に液晶表示パネル駆動集積回路を直接搭載した例で説明する。前記液晶表示パネル600の構成において、711は第1基板、721は第2基板、701は液晶層、712は表示電極群、722は対向電極群、751は液晶表示パネル駆動集積回路である。
液晶表示パネル600の第1基板711と第2基板721は透明なガラス基板であって、第1基板711と第2基板721の対向する面にはそれぞれ表示電極群712と対向電極群722とを設けてあり、この表示電極群712と対向電極群722との間には液晶を注入した液晶層701が存在する。
前記液晶表示パネル600において、表示領域601には第1基板711上に設けた表示電極群712と、第2基板721上に設けられ、前記表示電極群712に直交する対向電極群722との電極の重なり部分をマトリックス型の画素部が配置されている。画素部は行と列とに配置され、この表示領域601の対向電極群722からX配線電極領域613を介してX接続電極パッド領域616へ配線され、また表示電極群712からY配線電極領域623を介してY接続電極パッド領域626へ配線されている。そしてこのX接続電極パッド領域616およびY接続電極パッド領域626に液晶表示パネル駆動集積回路751を搭載している。
なお、図7の断面図では第2基板721上の対向電極群722からX配線電極領域613を経由してX接続電極パッド領域616へ導通する配線が存在して液晶表示パネル駆動集積回路を搭載してあるが、図7のB−B断面図には示していない。
また、対向電極群722は第2基板721側にあり、X配線電極領域613およびX接続電極パッド領域616を同一の第2基板721上に形成する場合と、X配線電極領域613とX接続電極パッド領域616とを第1基板711上に形成し、第2基板721側の対向電極群722と第1基板711側のX配線領域613とを、前記表示領域601のX側外周辺651に設けた接続電極にて導通させる場合があり、本実施例では後者の構成を示している。
図6および図7で説明した液晶表示パネル構造においては、液晶表示パネルの高密度化、すなわち画素の細密化を行うと電極配置が平面構造であることから当然画素間隔は狭幅となり、この結果画素から液晶表示パネルの外周へ引き出す配線電極は細ピッチとなり、これに接続する電極パッド幅も配線電極と同様に狭幅となってしまう。
しかし液晶表示パネル駆動集積回路を接続する接続電極パッド幅は可能な限り大きいことが望ましいことは先に述べた通りである。従来技術の液晶表示パネル構造における接続電極パッド幅の拡大手法を以下の図8に基づいて説明する。
図8は従来技術の液晶表示パネルの配線図を示し、図6における電極配線詳細部Aに対応する。
図8において前記表示領域601に設けられた対向電極群722は複数の対向電極X1、X2、X3等で形成され、前記表示電極群712は複数の表示電極Y1、Y2、Y3等で構成されており、対向電極群722の各対向電極X1、X2、X3と表示電極群712の各表示電極Y1、Y2、Y3が直交交差する重なり部がひとつの画素を形成している。一例として対向電極X1と表示電極Y3が重なる部分G13がひとつの画素である。
図8において前記表示領域601に設けられた対向電極群722は複数の対向電極X1、X2、X3等で形成され、前記表示電極群712は複数の表示電極Y1、Y2、Y3等で構成されており、対向電極群722の各対向電極X1、X2、X3と表示電極群712の各表示電極Y1、Y2、Y3が直交交差する重なり部がひとつの画素を形成している。一例として対向電極X1と表示電極Y3が重なる部分G13がひとつの画素である。
前記表示領域601の隣接する表示電極Y1、Y2、Y3を1組として考えた場合、前記Y接続電極パッド領域626には、これらの表示電極Y1、Y2、Y3に対応して第1接続電極パッド826、第2接続電極パッド827、第3接続電極パッド828が設けられ、これらの接続電極パッド826、827、828は各々前記Y配線電極領域623に設けられた第1配線電極846、第2配線電極847、第3配線電極848により前記表示領域601の表示電極Y1、Y2、Y3に接続されている。
同様に前記X接続電極パッド領域616には、前記表示領域601の隣接する対向電極X1、X2、X3を1組として考えた場合、これらの対向電極X1、X2、X3に対応して第1接続電極パッド816、第2接続電極パッド817、第3接続電極パッド818が設けられ、これらの接続電極パッド816、817、818は各々前記X配線電極領域613に設けられた第1配線電極836、第2配線電極837、第3配線電極838により前記表示領域601の対向電極X1、X2、X3に接続されている。
しかしこれらの隣接する表示電極Y1、Y2、Y3に対応する接続電極パッド826、827、828を前記表示領域601のY側外周辺661に対して平行に並べた場合には、各接続電極パッド826、827、828の幅を各表示電極Y1、Y2、Y3の幅より狭くしないと接続電極パッド同士が接触してしまうことになり、液晶表示パネル駆動集積回路の接続に必要な接続電極パッド幅が確保できないという問題があった。
図8のY接続電極パッド領域626は、この問題を解決しようとする接続電極パッド配置を示すもので、前記1組の接続電極
パッドにおける中央の第2接続電極パッド827を他の第1接続電極パッド826、第3接続電極パッド828より、前記表示領域601のY側外周辺661に対して符号VYおよび矢印で示す直交方向に前記表示領域601に近い位置と表示領域601より遠い位置に交互にずらして配置し、前記第2接続電極パッド827への配線電極847を第1接続電極パッド826、第3接続電極パッド828の間に配置する、いわゆる千鳥配置にしている。この結果、前記一組の表示電極Y1、Y2、Y3の幅の範囲において接続電極パッドの幅を表示電極の幅より広くすることができる。
パッドにおける中央の第2接続電極パッド827を他の第1接続電極パッド826、第3接続電極パッド828より、前記表示領域601のY側外周辺661に対して符号VYおよび矢印で示す直交方向に前記表示領域601に近い位置と表示領域601より遠い位置に交互にずらして配置し、前記第2接続電極パッド827への配線電極847を第1接続電極パッド826、第3接続電極パッド828の間に配置する、いわゆる千鳥配置にしている。この結果、前記一組の表示電極Y1、Y2、Y3の幅の範囲において接続電極パッドの幅を表示電極の幅より広くすることができる。
なお、上記説明においては隣接する表示電極Y1、Y2、Y3を1組としての千鳥配置についてのみ説明したが、図8に示す如く前記表示領域601のすべての表示電極に対応する接続電極パッドを、表示領域601のY側外周辺661に対して直交方向に、1個おきにずらして配置することにより前記Y接続電極パッド領域626の全ての接続電極パッドが千鳥配置されるものである。同様に対向電極X1、X2、X3に付いても前記X接続電極パッド領域616のすべての接続電極パッドを、前記表示領域601のX側外周辺651に対して1個おきにずらして配置することにより千鳥配置されるものである。
すなわち、従来技術の液晶表示パネルの接続電極パッドは各接続電極パッドを交互に配線電極1本毎の千鳥配置として表示領域601に近い方の接続電極パッドの間を表示領域601より遠い方の接続電極パッドへの接続電極を通すことでX接続電極パッド領域616あるいはY接続電極パッド領域626の各接続電極パッドの幅を確保する構成が取られていた。
しかし、図8に示す千鳥配置された接続電極パッドにおいても、確かに接続電極パッドを前記表示領域601の外周辺に対して平行に並べた場合に比べれば、多少接続電極パッドの幅を広くすることが出来るが、その幅広にできる範囲は前記表示電極の幅の半分以下である。このことを図8により説明すると、例えば前記第1接続電極パッド826と第3接続電極パッド828との電極パッド幅を表示電極の幅から、表示電極幅の半分ずつ広くすると前記第1接続電極パッド826と第3接続電極パッド828とは接触してしまい、中央の第2接続電極パッド827に接続する配線電極847を配設するスペースが無くなってしまうことになる。従って、中央の第2接続電極パッド827の配線電極847を配設するスペースを考慮すると、前記第1接続電極パッド826と第3接続電極パッド828との電極パッド幅は、表示電極の幅より僅かに広くする程度に過ぎないことがわかる。
しかしながら、液晶表示パネルの高密度化、すなわち画素の細密化を実施すると前記表示電極Y1、Y2等の電極幅が狭幅となるため、前記接続電極パッド826、827等の電極パッド幅も狭幅となる。しかし、これらの接続電極パッドに液晶表示パネル駆動集積回路の電気的接続を行うには、接続電極パッドの大きさが一定以上の面積がないと電気的接続の信頼性を確保できない。このため、前記接続電極パッド826、827等の電極パッドの形状は電極パッド幅が狭幅な分だけ長さを大きくして面積を確保する必要がある。この結果電極パッドの形状が極端に細長い長方形となってしまい、この形状の悪さが液晶表示パネル駆動集積回路との電気的接続を行う上で信頼性を損なうという問題があった。
すなわち、本発明の目的は、液晶表示パネルと液晶表示パネル駆動回路あるいは液晶表示パネル駆動集積回路との確実な導通と強固な接続を実現することであり、構造的には接続電極パッド幅が画素ピッチの2倍以上の幅広を確保できて、長手方向、すなわち表示領域の外周辺に対して直交方向にも自由度があり、接続電極パッド面積設定が容易な液晶表
示パネルを提供することであり、液晶表示パネルの高密度化に伴う狭幅画素ピッチ起因する配線電極間の絶縁不良を防ぎ、電気的特性にも優れ、液晶表示パネル駆動集積回路設計の容易さも兼ね備えた信頼性の高い高密度化液晶表示パネルを提供することにある。
示パネルを提供することであり、液晶表示パネルの高密度化に伴う狭幅画素ピッチ起因する配線電極間の絶縁不良を防ぎ、電気的特性にも優れ、液晶表示パネル駆動集積回路設計の容易さも兼ね備えた信頼性の高い高密度化液晶表示パネルを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の液晶表示パネルは第1の基板と第2の基板の間隙に液晶層を有し、前記第1の基板上に設ける表示電極と、第2の基板上に設ける対向電極との重なり部を画素部として表示領域を形成し、該表示領域は複数の行と列に画素部を設けるマトリックス型を有し、前記表示電極および対向電極は配線電極を介して接続電極パッドに接続する液晶表示パネルにおいて、前記画素部の隣接する複数の表示電極または対向電極を1組とし、該1組の表示電極または対向電極に対応する複数の接続電極パッドを前記表示領域の外周辺に対して直交方向に直列配置したことを特徴とする。
すなわち、本発明の液晶表示パネルは画素部の隣接する複数の表示電極または対向電極を1組とし、この1組の表示電極または対向電極幅に対応する複数の接続電極パッドを表示領域外周辺に対して直交方向に直列配置する接続電極パッド部の効率的配置構造であるため、高密度化された液晶表示パネルの微細画素に対しても幅広で長手方向も自在な接続電極パッドを形成できるので、狭額縁でありながら液晶表示パネル駆動回路あるいは液晶表示パネル駆動集積回路との確実な導通と強固な接続ができる。
また、前記直列配置された複数の接続電極パッドの形状が略矩形であり、前記表示領域の外周辺に対して直交方向の長さが平行方向の幅より小であることを特徴とする。
すなわち、接続電極パッドの形状が表示領域の外周辺に対して平行方向には幅広、直交方向には短小であるため、接続電極パッド部、いわゆる液晶表示パネルの額縁の大きさを制約しながら、接続電極パッド部の形状を整えることで、液晶表示パネル駆動回路あるいは液晶表示パネル駆動集積回路との確実な導通と強固な接続を可能とする接続電極パッドを形成できる。
また、前記直列配置された複数の接続電極パッドにおいて、前記表示領域から遠い接続電極パッドに接続される配線電極は、表示領域に近い接続電極パッドと平面的に重なる部分を有することを特徴とする。
すなわち、表示領域から遠い接続電極パッドに接続される配線電極が表示領域に近い接続電極パッドと平面的に重なる部分を設けることにより平面配置の接続電極パッドより格段に幅広で面積が大きく液晶表示パネル駆動集積回路との確実な導通と強固な接続を可能とする接続電極パッドを形成できる。
また、前記直列配置された複数の接続電極パッドにおいて、前記表示領域に近い接続電極パッドと平面的に重なる配線電極部分の幅を狭幅としたことを特徴とする。
すなわち、絶縁膜で覆った配線電極上に形成した表示領域に近い接続電極パッドの下を通す配線電極の幅を狭幅とすることで接続電極パッドと配線電極の重なる部分の浮遊容量を減少できるので相互干渉が少なく応答速度の速い液晶表示パネルを提供できる。
また、前記1組の表示電極または対向電極と接続電極パッドとを接続する1組の配線電極には各配線電極の配線電極抵抗を調整するための配線電極抵抗調整手段が設けられていることを特徴とする。
すなわち、1組の接続電極パッドを表示領域外周辺に対して直交方向に直列配置してあ
るため表示領域に近い配線電極は短くて抵抗値は小さく、表示領域より遠い配線電極は長くて抵抗値は大きくなるが、各配線電極の配線電極抵抗を調整することで各接続電極パッド、すなわち、液晶表示パネル駆動回路側からみた液晶表示パネル駆動インピーダンス値を均一化できる。
るため表示領域に近い配線電極は短くて抵抗値は小さく、表示領域より遠い配線電極は長くて抵抗値は大きくなるが、各配線電極の配線電極抵抗を調整することで各接続電極パッド、すなわち、液晶表示パネル駆動回路側からみた液晶表示パネル駆動インピーダンス値を均一化できる。
また、前記配線電極抵抗調整手段が前記配線電極の電極幅を調整する手段であることを特徴とする。
すなわち、配線電極抵抗調整手段を配線電極の電極幅を調整することで配線抵抗調整部分の面積と浮遊容量を増やすことなく各配線電極のインピーダンス値を均一化できる。
また、前記直列配置された接続電極パッドの数が3の倍数であることを特徴とする。
すなわち、1組の直列配置された接続電極パッドの数が3の倍数であることで液晶表示パネル表示色の3原色に対応した同じ接続電極パッド構成の繰り返し構造となり液晶表示パネル駆動集積回路の設計が容易となる。
また、前記配線電極上には絶縁膜を設けたことを特徴とする。
すなわち、配線電極上を絶縁膜で覆うことで電極間の汚れや湿度による絶縁不良発生がなく配線間隔を狭く細ピッチ化することが容易となる。
すなわち、本発明によれば、接続電極パッド幅が画素ピッチの2倍以上の幅広を確保でき、かつ、長手方向、すなわち表示領域側外周辺対して直交方向に対しても自由度があり接続電極パッド面積設定が容易な液晶表示パネルを実現できるため、液晶表示パネルと液晶表示パネル駆動回路あるいは液晶表示パネル駆動集積回路との確実な導通と強固な接続を実現でき、液晶表示パネルの高密度化に伴う狭幅画素ピッチに起因する配線電極間の絶縁不良を防ぎ、電気的特性にも優れ、液晶表示パネル駆動集積回路設計の容易さも兼ね備えた信頼性の高い高密度化液晶表示パネルを提供することができるのである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。本発明の液晶表示パネルの基本構造は先の図6の平面図、図7の断面図に示した従来の一般的な液晶表示パネルと共通する。
図1は図6に示す液晶表示パネルのA部の詳細配線図、図2は図1に示す第1接続電極パッド126のC−C断面図である。図3は本発明の配線電極と接続電極パッド構造の詳細平面図である。図1および図2において、図8の説明と同様に前記表示領域601は、X方向は対向電極X1、X2、X3を形成し、Y方向は表示電極Y1、Y2、Y3を形成しており、対向電極X1、X2、X3と表示電極Y1、Y2、Y3が直交交差するマトリックス型である。そして対向電極X1、X2、X3と表示電極Y1、Y2、Y3の重なり部がひとつの画素を形成しており、符号G11、G12、G13、G21、G22、G23、G31、G32、G33で示す交点が各画素である。本実施例においてはそれぞれ隣接する3個の表示電極Y1、Y2、Y3を一組とし、隣接する3個の対向電極X1、X2、X3を一組としており、一例として隣接する3個の表示電極Y1、Y2、Y3の配線構造を説明する。
前記Y接続電極パッド領域626には表示領域601のY側外周辺661に対して符号
VYおよび矢印で示す直交方向に直列配置された、3個で1組のY第1接続電極パッド126、Y第2接続電極パッド127、Y第3接続電極パッド128が設けられている。前記Y接続電極パッド領域626内のY第1接続電極パッド126、Y第2接続電極パッド127、Y第3接続電極パッド128は、表示電極Y1、Y2、Y3を含む表示領域601のY側外周辺661に対して直交方向に表示領域601の近くからY第1接続電極パッド126、Y第2接続電極パッド127、Y第3接続電極パッド128の順に直列配置してある。
VYおよび矢印で示す直交方向に直列配置された、3個で1組のY第1接続電極パッド126、Y第2接続電極パッド127、Y第3接続電極パッド128が設けられている。前記Y接続電極パッド領域626内のY第1接続電極パッド126、Y第2接続電極パッド127、Y第3接続電極パッド128は、表示電極Y1、Y2、Y3を含む表示領域601のY側外周辺661に対して直交方向に表示領域601の近くからY第1接続電極パッド126、Y第2接続電極パッド127、Y第3接続電極パッド128の順に直列配置してある。
前記Y接続電極パッド領域626のY第1接続電極パッド126、Y第2接続電極パッド127、Y第3接続電極パッド128は表示領域601の隣接する表示電極Y1、Y2、Y3と対応していて、それぞれをY配線領域623のY第1配線電極146、Y第2配線電極147、Y第3配線電極148を介して接続している。また106は絶縁膜であり、前記X配線電極領域613、X接続電極パッド領域616、Y配線電極領域623、Y接続電極パッド領域626の全面に形成されている。
次に本発明の配線電極と接続電極パッドの形成方法について図1と図2を用いて説明する。図2は図1の第1接続電極パッド126のC−C断面を示す。第1基板711上に、図1におけるY第1配線電極146、Y第2配線電極147、Y第3配線電極148の導電層を形成する。また、各配線電極の先端、前記Y第1配線電極146を例にとると、Y第1配線電極146の先端部に後述するY第1接続電極パッド126との接続のための接続電極109との導電層を形成する。次にこれら金属層上を絶縁膜106で覆い、この絶縁膜106の前記接続電極109の位置に絶縁膜開口207を設ける。さらに、前記絶縁膜106上の絶縁膜開口207の位置にY第1接続電極パッド126の金属層を形成し、このY第1接続電極パッド126と接続電極109とを絶縁膜開口207を通して導通接続を行う。
上記構成によれば基板上に設けた配線電極上に絶縁膜を設け、この絶縁膜上に接続電極パッドを配置しているため、配線電極に関係なく接続電極パッドの配置や形状や大きさを決めることができ、さらに配線電極の位置や形状を決める上でも前記接続電極パッドの影響を少なくする事が可能となる。
前記表示領域601のY側外周辺661に対して直交方向に、1組の接続電極パッドが直列配置した範囲150において、Y接続電極パッド126、127、128の各々の幅は、前記3個の表示電極Y1、Y2、Y3の占める画素幅と略同じ幅まで広くする事が出来る。すなわち各Y接続電極パッドのY側外周辺661に対する平行方向の幅は、一組のY表示電極の占める画素幅と略同じ幅まで広くする事が出来る。このことは、一組のY表示電極の数を最小の2個にした場合でも前記Y接続電極パッドの平行方向の幅を画素幅の2倍に出来ることを意味している。また、前記Y接続電極パッド126、127、128は表示領域601のY側外周辺661に対して直交方向に直列配置するので、各Y接続電極パッドの直交方向の長さは制約を受けることがなく、前記第1基板711のサイズ内において自由に決めることが出来る。
また、カラー液晶表示パネルの表示色の3原色に対応した隣接した画素を1組とすることで、全体の接続電極パッド構成を各カラー画素同士が同一条件で配置される構造となる。例えば、Y接続電極パッド126の列のY接続電極パッドには緑(G)色の信号が入力され、Y接続電極127の列のY接続電極パッドには赤(R)色の信号が入力され、Y接続電極128の列のY接続電極パッドには青(B)色の信号が入力されるようにする。このような構成とすれば、各カラー画素の駆動条件を同一にできると共に、液晶パネル駆動回路側の接続電極パッドに出力する信号も、接続電極パッド位置ごとに同一パターンの繰り返しとなるため液晶表示パネル駆動集積回路の設計も容易になる。また、隣接する画素に対応した電極の数を3の倍数(3×N)を1組とすることで、接続電極パッドの平行方
向の幅をさらに広くする事が可能となる。
向の幅をさらに広くする事が可能となる。
以上は本発明の液晶表示パネルのY方向に関する電極構造の詳細であるが、X方向に関する電極構造もY方向に関する電極構造と同じ構造にした。
なお、上記表示領域の電極材料には透明性に優れた酸化インジウムスズ(ITO:Indium Tin Oxide)膜など、配線電極や接続電極パッドには主として金属系のアルミニウム膜など、絶縁膜にはシリコンの酸化あるいは窒化膜等で生成する。
すなわち、本発明の液晶表示パネルは、配線電極上を絶縁膜で覆い、前記絶縁膜上に表示領域の外周辺に対して直交方向に接続電極パッドを直列に配置し、対応する前記配線電極と前記接続電極パッドは絶縁膜開口の接続電極を介して導通接続し、これら表示電極と配線電極と接続電極パッドの複数を1組とする配線ブロックを形成し、前記配線ブロックをX方向とY方向に直交対向して連ねた構造となっている。
次に本発明の接続電極パッドと配線電極の詳細を説明する。図3は図1に示す電極配線領域623の一部と接続電極パッド領域626の詳細を示す平面図である。
図3において303は配線電極抵抗調整領域であり、前記配線電極の一部に設けられている。図3では、Y第1配線電極146、Y第2配線電極147の一部、電極幅が細くなっている箇所である。146aはY第1配線電極146の配線電極抵抗調整部、147aはY第2配線電極147の配線電極抵抗調整部であり、いずれも本来のY第1配線電極146、Y第2配線電極147よりも狭い電極幅となっていて、しかもこの狭い電極幅の長さが配線電極抵抗調整部146aに比べて配線電極抵抗調整部147aの方が短くなっており、またY第3配線電極148にはこの狭い電極幅の配線電極抵抗調整部が設けられていない。
この配線電極抵抗調整領域303を設ける理由は、前記接続電極パッド126、127、128は前記表示領域601のY側外周辺661に対して直交方向に直列配置してあるから、前記配線電極146、147、148の長さは表示領域601から遠いほど長くなり、その配線抵抗が増す事になる。この結果、表示領域601から接続電極パッド126、127、128までの配線電極抵抗値に差異が生じ、それぞれの接続電極パッドから見た液晶表示パネルの駆動条件が異なり画質が低下してしまうことになる。
そこで、本発明の液晶表示パネルは1組の配線電極の各配線電極146、147、148に配線電極抵抗調整領域146a、147aを設けて各配線電極の経路条件を変えることで表示領域601から接続電極パッド126、127、128までの配線電極抵抗値を揃えている。
すなわち、Y第3接続電極パッド128は表示領域601から最も遠い位置にあり、配線電極長が最も長く、配線電極抵抗値が高いので、この第3配線電極148の配線電極抵抗を基準にY第1配線電極146およびY第2配線電極147の配線電極抵抗調整部146a、147aの幅と長さをそれぞれ変えることで表示領域601から接続電極パッド126、127、128までの各配線電極抵抗値を揃えている。
次に接続電極パッドと平面的に重なるように配置された配線電極の影響について説明する。前記配線電極146、147、148を絶縁膜106で被覆し、その絶縁膜106上に絶縁膜開口部207を介して接続電極パッド126、127、128を配置してあるので、各配線電極と各接続電極パッドが重なる部分は電気的な浮遊容量を持つことになる。この結果、各配線電極間及び各配線電極と各接続電極パッド間に相互干渉を生じ、また前
述の配線電極抵抗と各接続電極パッドと重なる部分の電気的容量により積分回路を形成して液晶パネルの応答速度を低下させる要因となる。
述の配線電極抵抗と各接続電極パッドと重なる部分の電気的容量により積分回路を形成して液晶パネルの応答速度を低下させる要因となる。
そこで、本発明の液晶表示パネルは各接続電極パッド下の各配線電極の幅を狭めて接続電極パッドと配線電極間に生ずる浮遊容量を低減する構造とした。以下Y第1接続電極パッド126を例に説明すると、前記各配線電極146、147、148のY第1接続電極パッド126との重なり部146b、147b、148bは、各配線電極146、147、148の本来の電極幅より狭い電極幅としてある。従って、Y第1接続電極パッド126と各配線電極146、147、148間に生ずる浮遊容量は本来の電極幅で平面的に重ねた場合に比べて減少し、液晶パネルの応答速度低下を低減できるのである。
図4および図5は本発明の他の実施例であって、図4は実施例1における図1に対応し、図6に示す液晶表示パネルのA部の詳細配線図であり、図1と共通する構成には同一符号を付し説明を省略する。また図5は図4に示す配線電極と接続電極パッド構造の詳細平面図であり、前記実施例1における図3に対応する。
図4において図1と異なるところは主として前記Y接続電極パッド領域626の構成である。すなわちY接続電極パッド領域626内のY第1接続電極パッド426、Y第2接続電極パッド427、Y第3接続電極パッド428は、前記表示領域601のY側外周辺661に対して符号VYおよび矢印で示す直交方向に表示領域601の近い方からY第1接続電極パッド426、Y第2電極パッド接続427、Y第3接続電極パッド428の順に直列配置してあるが、この各Y接続電極パッドの形状は前記Y側外周辺661に対して平行な平行辺の長さが異なっている。すなわち表示領域601に近い方のY第1接続電極パッド426の平行辺L1の長さが最も短く、以下Y第2電極パッド接続427の平行辺L2、Y第3接続電極パッド428の平行辺L3の順に長くなっている。
そしてこれらの各Y接続電極パッドは図4に示す如く、前記Y側外周辺661に対する直交方向の一方の直交辺を揃えて配置することにより、他方の直行辺側に前記各Y接続電極パッドの平行辺の長さの差に基づくスペースが形成される。そしてこのスペースに前記Y配線電極領域623のY第2配線電極447、Y第3配線電極448を配設するのである。すなわち表示電極Y1とY第1接続電極パッド426を接続するY第1配線電極446は直接配線されているが、表示電極Y2とY第2接続電極パッド427を接続するY第2配線電極447は前記Y第1接続電極パッド426と、Y第2接続電極パッド427との平行辺の長さの差に基づくスペースに配設され、また表示電極Y3とY第3接続電極パッド428を接続するY第3配線電極448は前記Y第2接続電極パッド427と、Y第3接続電極パッド428との平行辺の長さの差に基づくスペースに配設される。
本実施例では表示電極Y1とY第1接続電極パッド426間はY第1配線電極446を介して接続してあり、同様に隣接する表示電極Y2、Y3と接続電極パッド427、428を他の接続電極パッドを避けて配線電極447、448を介して接続してある。従って、表示領域601から近いY第1接続電極パッド426の電極パッド幅は狭く、遠いY第3接続電極パッド428の電極パッド幅は広くなり、各接続電極パッド426、427、428の平行辺の長さに差異が生じるが、本実施例においては、各接続電極パッド426、427、428の直交辺の長を変えることで各接続電極パッド426、427、428の面積を略同じにしている。
なお、図5に示す如く、本実施例においても実施例1と同じようにY接続電極パッド領域626とY配線電極領域623の上は絶縁膜406で覆ってあり、各接続電極パッド426、427、428はY第1接続電極パッド領域626に搭載する液晶パネル駆動集積
回路の接続部に合わせて絶縁膜406に絶縁膜開口507、508,509を設けてある。
回路の接続部に合わせて絶縁膜406に絶縁膜開口507、508,509を設けてある。
なお、Y第2配線電極447、Y第3配線電極448の前記Y第1接続電極パッド426とY第2接続電極パッド427の側辺を通す配線電極447a、448aの部分は配線間隔が狭くなるが、前述のごとくY接続電極パッド領域626とY配線電極領域623上は絶縁膜416で覆ってあるため電極間の絶縁不良は発生を防止することができる。また各配線電極446、447、448には配線電極抵抗調整領域503を設けて各配線電極のインピーダンスを整合していることは、実施例1と同様である。
上記のごとく本発明は幅広で面積が大きな接続電極パッドを形成できることから液晶表示パネル駆動集積回路との良好な導通と強固な接続ができるとともに、絶縁膜を設けたことで配線電極の電極幅をできるだけ幅広にして、配線電極抵抗を低くし、配線電極間を微細ピッチとしても配線間の絶縁不良が発生しないという効果を生じる。また、各配線電極に配線電極抵抗調整領域503を設けて配線電極抵抗値を均一化しているため、液晶表示パネルの各画素の駆動条件を揃えて画質の向上を計ることができる。
上記各実施例では液晶表示パネル駆動回路をCOG実装にもとづいて説明したが、TAB実装にも適用でき、また、表示領域はアクティブ型液晶表示パネルやパッシブ型液晶表示パネルの双方に適用できることは当然である。
106、406 絶縁膜
109 接続電極
126、826 Y第1接続電極パッド
127、827 Y第2接続電極パッド
128、828 Y第3接続電極パッド
146 Y第1配線電極
147、Y第2配線電極
148 Y第3配線電極
207、507 絶縁膜開口
303、503 配線電極抵抗調整領域
600 液晶表示パネル
601 表示領域
613 X配線電極領域
616 X接続電極パッド領域
623 Y配線電極領域
626 Y接続電極パッド領域
701 液晶層
711 第1基板
712 表示電極
721 第2基板
722 対向電極
751 集積回路
816 X第1接続電極パッド
817 X第2接続電極パッド
818 X第3接続電極パッド
X1、X2、X3 対向電極
Y1、Y2、Y3 表示電極
109 接続電極
126、826 Y第1接続電極パッド
127、827 Y第2接続電極パッド
128、828 Y第3接続電極パッド
146 Y第1配線電極
147、Y第2配線電極
148 Y第3配線電極
207、507 絶縁膜開口
303、503 配線電極抵抗調整領域
600 液晶表示パネル
601 表示領域
613 X配線電極領域
616 X接続電極パッド領域
623 Y配線電極領域
626 Y接続電極パッド領域
701 液晶層
711 第1基板
712 表示電極
721 第2基板
722 対向電極
751 集積回路
816 X第1接続電極パッド
817 X第2接続電極パッド
818 X第3接続電極パッド
X1、X2、X3 対向電極
Y1、Y2、Y3 表示電極
Claims (8)
- 第1の基板と第2の基板の間隙に液晶層を有し、前記第1の基板上に設ける表示電極と、第2の基板上に設ける対向電極との重なり部を画素部として表示領域を形成し、該表示領域は複数の行と列に画素部を設けるマトリックス型を有し、前記表示電極および対向電極は配線電極を介して接続電極パッドに接続する液晶表示パネルにおいて、前記画素部の隣接する複数の表示電極または対向電極を1組とし、該1組の表示電極または対向電極に対応する複数の接続電極パッドを前記表示領域の外周辺に対して直交方向に直列配置したことを特徴とする液晶表示パネル。
- 前記直列配置された複数の接続電極パッドの形状が略矩形であり、前記表示領域の外周辺に対して直交方向の長さが平行方向の幅より小である請求項1に記載の液晶表示パネル。
- 前記直列配置された複数の接続電極パッドにおいて、前記表示領域から遠い接続電極パッドに接続される配線電極は、表示領域に近い接続電極パッドと平面的に重なる部分を有する請求項1又は2に記載の液晶表示パネル。
- 前記直列配置された複数の接続電極パッドにおいて、前記表示領域に近い接続電極パッドと平面的に重なる配線電極部分の幅を狭幅とした請求項3に記載の液晶表示パネル。
- 前記1組の表示電極または対向電極と接続電極パッドとを接続する1組の配線電極には各配線電極の配線電極抵抗を調整するための配線電極抵抗調整手段が設けられている請求項1乃至4項のいずれか1項に記載の液晶表示パネル。
- 前記配線電極抵抗調整手段が前記配線電極の電極幅を調整する手段である請求項5項に記載の液晶表示パネル。
- 前記直列配置された接続電極パッドの数が3の倍数である請求項1乃至6項のいずれか1項に記載の液晶表示パネル。
- 前記配線電極上には絶縁膜を設けた請求項1乃至7項のいずれか1項に記載の液晶表示パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005016264A JP2006208412A (ja) | 2005-01-25 | 2005-01-25 | 液晶表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=36965387
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JP2005016264A Pending JP2006208412A (ja) | 2005-01-25 | 2005-01-25 | 液晶表示パネル |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006208412A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293262A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-11-08 | Epson Imaging Devices Corp | 電気光学装置、実装構造体、電気光学装置の製造方法及び電子機器 |
CN113168945A (zh) * | 2018-11-09 | 2021-07-23 | 东友精细化工有限公司 | 焊盘电极部分和具有焊盘电极部分的触摸传感器 |
-
2005
- 2005-01-25 JP JP2005016264A patent/JP2006208412A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007293262A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-11-08 | Epson Imaging Devices Corp | 電気光学装置、実装構造体、電気光学装置の製造方法及び電子機器 |
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CN113168945B (zh) * | 2018-11-09 | 2022-11-29 | 东友精细化工有限公司 | 焊盘电极部分和具有焊盘电极部分的触摸传感器 |
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