JP2003185166A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003185166A
JP2003185166A JP2001385816A JP2001385816A JP2003185166A JP 2003185166 A JP2003185166 A JP 2003185166A JP 2001385816 A JP2001385816 A JP 2001385816A JP 2001385816 A JP2001385816 A JP 2001385816A JP 2003185166 A JP2003185166 A JP 2003185166A
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negative ion
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air
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negative
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JP2001385816A
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English (en)
Inventor
稔之 ▲吉▼田
Toshiyuki Yoshida
Katsuyuki Ishibashi
勝之 石橋
Nobuhiro Hayashi
信弘 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性および低コスト化を推進し、室内空間
にオゾンレスの陰(マイナス)イオンを途中で消滅させ
ることなく発生させることにより、安定な空間を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本体内に吸引した大気にマイナスイオン
を付加するマイナスイオン発生部80と、前記マイナス
イオンを本体から放出するマイナスイオン放出口71を
備え、前記マイナスイオン発生部80から前記マイナス
イオン放出口71までのマイナスイオンの通路101の
少なくとも一部に帯電防止処理を施した空気調和機で、
マイナスイオンが、摩擦によりプラス(陽極)に帯電し
たマイナスイオン放出口71で中和されて消滅するのを
防止することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の汚れた空
気、臭い空気を吸い込み、浄化、脱臭し、再度室内に循
環させる空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和機は、図15〜
図21に示すように構成していた。以下、その構成につ
いて説明する。
【0003】図15〜図21に示すように、本体前面を
成すフロントグリル1、同フロントグリル1を取り外し
た内側には本体前2、中間部を成す本体隔壁3、後部を
成する本体後4で本体を形成し、本体前面のフロントグ
リル1には凹状の中央部1aに前面吸気口5が設けられ
ている。6は、本体隔壁3と本体後4との間に形成され
た渦室で、内部にはモータ7に連結されたファン8を有
して電動送風機を構成している。本体隔壁3の前面には
吸い込み口9とリブ10が設けられており、リブ10
は、その前面に配置した脱臭用の活性炭フィルターと集
塵用の帯電フィルターを合わせたフィルター11を支持
している。
【0004】また前記吸い込み口9はモータ7及びファ
ン8から構成される電動送風機と連通している。12
は、本体後4の上方に形成された排気口で、本体隔壁3
と本体後4との間に形成された渦室6へと連通してい
る。フロントグリル1を取り外した内側には、本体前2
が本体の前面上方に配設され、前面に表示部13、切り
替えスイッチ14、及び空気中の臭いを検知する臭い検
知センサ15、空気中の塵埃の多少を検知する粒子検知
センサ16の各々が配置されている。本体前2の内部に
は制御回路17と上記各センサを有し、運転操作は、上
記切り替えスイッチ14により操作することができる。
【0005】本体前面には凹状の中央部1aが設けられ
湾曲しており、内部の制御回路17は板状のプリント基
板17aからなるため制御回路17上に配設された発光
体18から前面の表示部13迄の距離は一定ではい。
【0006】本体の上面は、本体隔壁3上部で本体前2
と本体後4によって構成されており、マイナスイオン放
出口19を有している。
【0007】20は、マイナスイオン発生部ユニットで
内部に光電子放出材21とその光電子放出材21に紫外
線を照射する照射源22とからなるマイナスイオン発生
部23を有する。マイナスイオン発生部23は、光電子
放出材21、該光電子放出材21への紫外線の照射源2
2より構成され、光電子放出材21は、光電子放出材2
1の表面に、紫外線を照射しながら、該光電子放出材2
1の表面に気流を導入して該光電子放出材21の表面に
光電子(マイナスイオン24)を発生させるものであ
る。紫外線を照射する照射源22としては紫外線ランプ
25を用い、内部にフィラメント及び水銀の球体を有す
るランプ部26と磁器(陶器)製のソケット27に取付
けるためのねじ形状を成した口金部28とからなる。
【0008】また紫外線を照射する照射源22は、制御
回路17に接続されており照射源22照射をON−OF
F間欠させたり、照射源22の紫外線照射強度を可変す
る等の制御が行われマイナスイオン24の発生量を可変
している。
【0009】光電子放出材21は、円筒状の金属の材料
で、前記円筒状の内面を含む全体にAu(金)の表層を
有する表面処理が施されている。紫外線ランプ25を取
付けたソケット27は、板金で形成された固定台29に
ねじ締め固定され、さらに固定台29は保護カバー下3
0にねじ締め固定されている。保護カバー上31は、保
護カバー下30を上方から覆うように取り付けられてお
り、紫外線ランプ25から照射される紫外線が外部に漏
れないようにすると共に気流が通るマイナスイオンの通
路を形成しており、マイナスイオン発生部23への気流
のガイドとなる気流取入れ口32やマイナスイオン放出
口19までの流路を形成している。また円筒状の光電子
放出材21の外周で保護カバー上31と保護カバー下3
0との間には、パッキン33が取り付けられており、気
流が通るマイナスイオンの通路は円筒状の光電子放出材
21の内面だけとなるようエアータイトされている。
【0010】上記構成において、動作を説明すると、切
り替えスイッチ14によりモータ7を回転させると、同
モータ7に連結されたファン8が回転し、前面吸気口5
より空気が吸い込まれる。吸引された気流は活性炭フィ
ルターと帯電フィルターを合わせたフィルター11を通
り、排気口12へと排気されて空気が脱臭、浄化されて
いく。
【0011】また自動運転では、室内の空気の汚れに応
じて各々のセンサが検知を行う。ほこり等を粒子検知セ
ンサ16が検知し、タバコ煙等の臭いを臭い検知センサ
15が検知し、各々の濃度によって変化する各センサの
出力に応じて制御回路17がモータ7を制御して風量を
強弱させる可変運転を行う。
【0012】そして、フィルター11を通り、排気口1
2へと排気される空気は、マイナスイオン発生部ユニッ
ト20の気流取入れ口32より排気の一部が流れ込みマ
イナスイオン発生部23へと流入する。マイナスイオン
発生部23へと流入した気流は、マイナスイオン24が
生成される。即ち、光電子放出材21に、紫外線ランプ
25からの紫外線を照射することにより光電子(マイナ
スイオン)24が得られる。このようにして、得られた
マイナスイオン24を含んだ気流は、マイナスイオン放
出口19より放出される。この時、排気口12を経て室
内に排気されるこの気流に乗せてマイナスイオン24は
部屋内全体に拡散され、微粒子等を電気的に中和もしく
は負の電荷を帯びさせ安定な室内空間を提供することが
出来る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の空気調和機では、マイナスイオン発生部ユニット20
の気流取入れ口32より排気の一部が流れ込みマイナス
イオン発生部23へと流入し、マイナスイオン発生部2
3へと流入した気流は、マイナスイオン24が生成され
る。即ち、光電子放出材21、紫外線ランプ25からの
紫外線を照射することにより光電子(マイナスイオン)
24が得られる。このようにして、得られたマイナスイ
オン24を含んだ気流は、マイナスイオン放出口19よ
り放出されるが、この時、気流の流れによる摩擦で、マ
イナスイオン放出口19の周辺の本体壁面及びマイナス
イオン発生部23からマイナスイオン放出口19迄を含
むマイナスイオンの通路が陽(プラス)に帯電してしま
う。マイナスイオン放出口19周辺の本体壁面及びマイ
ナスイオン発生部23からマイナスイオン放出口19迄
を含むマイナスイオンの通路が陽(プラス)に帯電する
ことにより、せっかくマイナスイオン発生部23で生成
された陰(マイナス)イオンのマイナスイオン24が帯
電の陽(プラス)で中和されてしまい消滅してしまうと
いう問題があった。
【0014】次に、紫外線ランプ25のフィラメント切
れ等による部品交換や光電子放出材21内面の汚れや紫
外線ランプ25表面の汚れを清掃する等のメンテナンス
作業を本体を分解しなければできないという問題があっ
た。つまり、まず本体後4を取り外し、次に保護カバー
上31を取り外さなければ実施できず、本体を分解、解
体する等マイナスイオン発生部23のメンテナンス作業
が非常に困難であった。
【0015】また、本体前面には凹状の中央部1aが設
けられ湾曲しており、内部の制御回路17が板状のプリ
ント基板17aからなるため制御回路17上に配設され
た発光体18から前面の表示部13迄の距離が一定では
なく、表示の明るさが不均一で、ばらばらであるという
問題があった。
【0016】また、照射源22の照射をON−OFF間
欠させたり、照射源22の紫外線照射強度を可変したり
する等の制御が行われマイナスイオン24の発生量を可
変している運転状態や、ほこり等を粒子検知センサ16
が検知し、タバコ煙等の臭いを臭い検知センサ15が検
知し、各々の濃度によって変化する各センサの出力に応
じて制御回路17がモータ7を制御して風量を強弱させ
る可変運転の運転状態が、本体外部から分りにくいとい
う問題があった。
【0017】また、マイナスイオン放出口19の周辺の
本体壁面及びマイナスイオン発生部23からマイナスイ
オン放出口19迄を含むマイナスイオンの通路の壁面に
紫外線ランプ25の紫外線が反射してマイナスイオン放
出口19から外部に漏れるという問題があった。
【0018】本発明は、室内の汚れた空気、臭い空気を
吸い込み、浄化、脱臭し、再度室内に循環させると共
に、安全性および低コスト化を推進し、室内空間にオゾ
ンレスの陰(マイナス)イオンを途中で消滅させること
なく発生させることにより、生体の代謝機能や生理機能
を衰えさせない空間を作り、また、陰(マイナス)イオ
ンを発生させて微粒子等を電気的に中和もしくは負の電
荷を帯びさせ安定な空間を提供することを第1の目的と
する。
【0019】また、本体を分解、解体することなく、本
体の外側から上記メンテナンス作業を容易に行えるよう
にすることを第2の目的とする。
【0020】また、本体表示部の表示面で均一の明るさ
で視認性の良い表示を行うことを第3の目的とする。
【0021】また、マイナスイオン発生部の運転状態の
変化や風量を強弱可変させている風量の変化等の運転状
態を本体外部から分りやすくすることを第4の目的とす
る。
【0022】また、紫外線ランプの紫外線がマイナスイ
オン放出口から外部に漏れるのを防止することを第5の
目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、本体内に吸引した大気にマイナスイオンを
付加するマイナスイオン発生部と、前記マイナスイオン
を本体から放出するマイナスイオン放出口を備え、前記
マイナスイオン発生部から前記マイナスイオン放出口ま
でのマイナスイオンの通路の少なくとも一部に帯電防止
処理を施した空気調和機である。
【0024】上記発明によれば、マイナスイオン発生部
からマイナスイオン放出口までに帯電防止処理を施すこ
とにより、マイナスイオン発生部で生成されたオゾンレ
スの陰(マイナス)イオンが排気流の摩擦によりプラス
(陽極)に帯電したマイナスイオン放出口で中和され消
滅してしまうのを防止し、前記排気口を経て室内に排気
される気流に乗せてマイナスイオンを部屋全体に拡散す
ることが出来、マイナスイオンを発生させて微粒子等を
電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な室内空
間を提供することが出来る。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
本体内に吸引した大気にマイナスイオンを付加するマイ
ナスイオン発生部と、前記マイナスイオンを本体から放
出するマイナスイオン放出口を備え、前記マイナスイオ
ン発生部から前記マイナスイオン放出口までのマイナス
イオンの通路の少なくとも一部に帯電防止処理を施した
空気調和機である。
【0026】上記発明によれば、マイナスイオン発生部
からマイナスイオン放出口までに帯電防止処理を施すこ
とによりマイナスイオン発生部で生成されたオゾンレス
の陰(マイナス)イオンが排気流の摩擦によりプラス
(陽極)に帯電したマイナスイオン放出口で中和され消
滅してしまうのを防止し、前記排気口を経て室内に排気
される気流に乗せてマイナスイオンを部屋全体に拡散す
ることが出来、マイナスイオンを発生させて微粒子等を
電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な室内空
間を提供することが出来る。
【0027】本発明の請求項2記載の発明は、大気を本
体内に吸引する吸気口と、吸引した空気を大気へ放出す
る排気口と、吸引作用を有する電動送風機と、前記吸引
した空気から塵埃および/または臭いを取り除くフィル
ターと、光電子放出材と該光電子放出材に紫外線を照射
することで光電子を発生するマイナスイオン発生部を備
え、前記光電子を本体内から大気に放出するマイナスイ
オン放出口に帯電防止処理を施した空気調和機である。
【0028】上記発明によれば、マイナスイオン放出口
に帯電防止処理を施すことによりマイナスイオン発生部
で生成されたオゾンレスの陰(マイナス)イオンが排気
流の摩擦によりプラス(陽極)に帯電したマイナスイオ
ン放出口で中和され消滅してしまうのを防止し、前記排
気口を経て室内に排気される気流に乗せてマイナスイオ
ンを部屋全体に拡散することが出来、マイナスイオンを
発生させて微粒子等を電気的に中和もしくは負の電荷を
帯びさせ安定な室内空間を提供することが出来る。
【0029】本発明の請求項3記載の発明は、マイナス
イオン発生部からマイナスイオン放出口に至るマイナス
イオンの通路の少なくとも一部に帯電防止処理を施した
もので、マイナスイオン発生部からマイナスイオン放出
口を含むマイナスイオンの通路に帯電防止処理を施すこ
とによりマイナスイオン発生部で生成されたオゾンレス
の陰(マイナス)イオンが排気流の摩擦によりプラス
(陽極)に帯電したマイナスイオン発生部からマイナス
イオン放出口を含むマイナスイオンの通路で中和され消
滅してしまうのを防止し、前記排気口を経て室内に排気
される気流に乗せてマイナスイオンを部屋全体に拡散す
ることが出来、マイナスイオンを発生させて微粒子等を
電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な室内空
間を提供することが出来る。
【0030】本発明の請求項4記載の発明は、帯電防止
剤の塗布によって帯電防止処理を施すもので、帯電防止
剤を布や綿につけて軽く拭く、スプレーやディップ(浸
漬)等の塗布によって帯電防止処理を施すことにより、
非常に簡単且つ容易に帯電防止処理を施すことができ
る。
【0031】本発明の請求項5記載の発明は、帯電防止
剤を帯電防止塗料としたもので、帯電防止塗料の塗布に
よって帯電防止処理を施すことにより、製品の外観装飾
用の塗装作業処理を行うことで帯電防止処理を施すこと
ができ、別の作業工程として帯電防止剤の塗布作業を行
う必要が無く、非常に簡単且つ容易に帯電防止処理を施
すことができる。
【0032】本発明の請求項6記載の発明は、大気を本
体内に吸引する吸気口と、吸引した空気を大気へ放出す
る排気口と、吸引作用を有する電動送風機と、前記吸引
した空気から塵埃および/または臭いを取り除くフィル
ターと、光電子放出材と該光電子放出材に紫外線を照射
することで光電子を発生するマイナスイオン発生部を備
え、前記光電子を本体内から大気に放出するマイナスイ
オン放出口を帯電防止樹脂材にて形成したものである。
【0033】上記発明によれば、マイナスイオン放出口
を帯電防止樹脂材にて形成することにより帯電防止剤の
塗布や帯電防止塗料の塗布等の別工程の作業を必要とせ
ず、金型等でマイナスイオン放出口を有する部品を成形
するだけで帯電防止処理を施すことができる。
【0034】本発明の請求項7記載の発明は、マイナス
イオン発生部からマイナスイオン放出口に至るマイナス
イオンの通路の少なくとも一部を帯電防止樹脂材にて形
成したもので、上記と同様にマイナスイオン発生部から
マイナスイオン放出口を含むマイナスイオンの通路を帯
電防止樹脂材にて形成することにより帯電防止剤の塗布
や帯電防止塗料の塗布等の別工程作業を必要とせず、金
型等でマイナスイオン放出口を有する部品を成形するだ
けで帯電防止処理を施すことができる。
【0035】本発明の請求項8記載の発明は、大気を本
体内に吸引する吸気口と、吸引した空気を大気へ放出す
る排気口と、吸引作用を有する電動送風機と、前記吸引
した空気から塵埃および/または臭いを取り除くフィル
ターと、光電子放出材と該光電子放出材に紫外線を照射
することで光電子を発生するマイナスイオン発生部を備
え、前記光電子を本体内から大気に放出するマイナスイ
オン放出口を形成した壁面の表面抵抗値を108〜10
12Ωとしたものである。
【0036】上記発明によれば、マイナスイオン放出口
を形成した壁面の表面抵抗値を10 8〜1012Ωとする
ことにより、マイナスイオン発生部で生成されたオゾン
レスの陰(マイナス)イオンが排気流の摩擦によりプラ
ス(陽極)に帯電したマイナスイオン放出口で中和され
て消滅してしまうのを防止し、前記排気口を経て室内に
排気される気流に乗せてマイナスイオンを部屋全体に拡
散することが出来、マイナスイオンを発生させて微粒子
等を電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な室
内空間を提供することが出来る。
【0037】本発明の請求項9記載の発明は、マイナス
イオン発生部からマイナスイオン放出口に至るマイナス
イオンの通路を形成する壁面の少なくとも一部を表面抵
抗値を108〜1012Ωとしたもので、マイナスイオン
発生部からマイナスイオン放出口に至るマイナスイオン
の通路を形成する壁面の表面抵抗値を108〜1012Ω
とすることにより、上記と同様にマイナスイオン発生部
で生成されたオゾンレスの陰(マイナス)イオンが排気
流の摩擦によりプラス(陽極)に帯電したマイナスイオ
ン放出口で中和されて消滅してしまうのを防止し、前記
排気口を経て室内に排気される気流に乗せてマイナスイ
オンを部屋全体に拡散することが出来、マイナスイオン
を発生させて微粒子等を電気的に中和もしくは負の電荷
を帯びさせ安定な室内空間を提供することが出来る。
【0038】本発明の請求項10記載の発明は、本体前
面を成すフロントグリル、同フロントグリルを取外した
内側に本体前、中間部を成す本体隔壁、後部を成す本体
後、本体上面を成しマイナスイオン放出口を有する本体
上で本体を形成し、前記本体上を前記本体隔壁の上方に
配置し、前記本体前と前記本体後とで挟持したもので、
本体上面を成しマイナスイオン放出口を有する本体上を
板状の非常に単純な形状とすることができ、複雑な形状
でない為帯電防止剤の塗布や帯電防止塗料の塗布等の作
業を容易に行うことができると共に、帯電防止樹脂材に
て形成する場合も成形性が良く安定して良品を得ること
ができる。
【0039】本発明の請求項11記載の発明は、大気を
本体内に吸引する吸気口と、吸引した空気を大気へ放出
する排気口と、吸引作用を有する電動送風機と、前記吸
引した空気から塵埃および/または臭いを取り除くフィ
ルターと、光電子放出材と該光電子放出材に紫外線を照
射することで光電子を発生するマイナスイオン発生部及
び同マイナスイオン発生部の周囲を覆う保護カバーを備
え、前記排気口の一部及び前記保護カバーの一部を本体
より着脱自在としたもので、マイナスイオン発生部を構
成する光電子放出材や照射源である紫外線ランプ及びソ
ケットのメンテナンスが容易に行えるものである。つま
り、紫外線ランプのフィラメント切れ等による部品交換
や光電子放出材内面や紫外線ランプ表面の汚れを清掃す
る等のメンテナンスが前記排気口の一部及び前記保護カ
バーの一部を本体より取り外すだけで、本体を分解、解
体することなく、本体の外側から上記メンテナンス作業
を容易に行えるものである。
【0040】本発明の請求項12記載の発明は、大気を
本体内に吸引する吸気口と、吸引した空気を大気へ放出
する排気口と、吸引作用を有する電動送風機と、前記吸
引した空気から塵埃および/または臭いを取り除くフィ
ルターと、表示部を備え、前記表示部の表示面まで高さ
の異なる透明棒体を同一高さの発光体に近接させ、前記
透明棒体の高さに応じて前記発光体の輝度を可変したも
のである。
【0041】そして、上記発明によれば、前記表示部の
表示面まで高さの異なる透明棒体を同一高さの発光体に
近接させ、前記透明棒体の高さに応じて前記発光体の輝
度を可変させることにより、本体表示部の表示面で均一
の明るさで表示を行うことが出来る。
【0042】本発明の請求項13記載の発明は、透明棒
体を略円錐形状としたものである。
【0043】そして、上記発明によれば、透明棒体を略
円錐形状としたことにより、発光体からの光を略円錐形
状に沿って拡散させることが出来、発光体の発光面積を
表示部の表示面ではより広い面積に拡散させた状態で表
示することが出来る。
【0044】本発明の請求項14記載の発明は、透明棒
体を多角形筒又は、多角形錐形状としたものである。
【0045】そして、上記発明によれば、透明棒体を多
角形筒又は、多角形錐形状とすることにより、1個の発
光体で多角形の辺各々に発光させることが出来、1個の
LED(ライトエミッティングダイオード)等の発光体
で多面的な表示を表現することが出来る。また多角形錐
では、さらに発光体からの光を多角形錐の形状に沿って
拡散させることが出来、発光体の発光面積を表示部の表
示面ではより広い面積に拡散させた状態で表示すること
が出来る。
【0046】本発明の請求項15記載の発明は、大気を
本体内に吸引する吸気口と、吸引した空気を大気へ放出
する排気口と、吸引作用を有する電動送風機と、前記吸
引した空気から塵埃および/または臭いを取り除くフィ
ルターと、光電子放出材と該光電子放出材に紫外線を照
射することで光電子を発生するマイナスイオン発生部を
備え、前記マイナスイオン発生部の運転状態や風量変化
を報知するランプ表示部を本体外側面に設けたものであ
る。
【0047】そして、上記発明によれば、マイナスイオ
ン発生部の運転状態や風量変化を報知するランプ表示部
を本体外側面に設けたことにより、照射源の照射をON
−OFF間欠させたり、照射源の紫外線照射強度を可変
させているマイナスイオン発生部の運転状態の変化や風
量を強弱可変させている風量の変化等の運転状態を本体
外側面の外観上に表示することが出来る。
【0048】本発明の請求項16記載の発明は、大気を
本体内に吸引する吸気口と、吸引した空気を大気へ放出
する排気口と、吸引作用を有する電動送風機と、前記吸
引した空気から塵埃および/または臭いを取り除くフィ
ルターと、光電子放出材と該光電子放出材に紫外線を照
射することで光電子を発生するマイナスイオン発生部を
備え、前記マイナスイオン発生部から前記マイナスイオ
ン放出口を含むマイナスイオンの通路の壁面に低反射率
の層体または膜体を設けたものである。
【0049】そして、上記発明によれば、前記マイナス
イオン発生部から前記マイナスイオン放出口を含むマイ
ナスイオンの通路の壁面に低反射率の層体または膜体を
設けたことにより、マイナスイオン放出口周辺の本体壁
面及びマイナスイオン発生部からマイナスイオン放出口
迄を含むマイナスイオンの通路の壁面に紫外線ランプの
紫外線が反射してマイナスイオン放出口から外部に漏れ
るという問題を防止することが出来る。
【0050】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0051】図1は本発明の実施例1の空気調和機を示
す側面の断面図である。
【0052】図1〜図14において、本体前面を成すフ
ロントグリル50、中間部を成す本体隔壁51、後部を
成しさげて部52を有する本体後53、本体上面を成す
本体上54で本体を形成し、本体前面のフロントグリル
50には凹状の中央部50aに前面吸気口55が設けら
れている。前記前面吸気口55は、本体の中心より左右
両側に向けてくい切りの開口部55aが形成されてい
る。また、本体後53の左右両側にも本体後方に向けて
開口する後面吸気口56が形成されている。57は、本
体隔壁51と本体後53との間に形成された渦室で、内
部にはモータ58に連結されたファン59を有して電動
送風機を構成している。本体隔壁51の前面には吸い込
み口60とリブ61が設けられており、リブ61は、そ
の前面に配置した脱臭用の活性炭フィルターと集塵用の
帯電フィルターを合わせたフィルター62を支持してい
る。
【0053】また前記吸い込み口60はモータ58及び
ファン59から構成される電動送風機と連通している。
63は、本体後53の上方に形成された排気口で、本体
隔壁51と本体後53との間に形成された渦室57へと
連通している。フロントグリル50を取り外した内側に
は、本体前64が本体の前面上方に配設され、前面に表
示部65、切り替えスイッチ66、ランプ表示部67、
及び空気中の臭いを検知する臭い検知センサ68、空気
中の塵埃の多少を検知する粒子検知センサ69の各々が
配置されている。本体前64の内部には制御回路70と
上記各センサを有し、運転操作は、上記切り替えスイッ
チ66により操作することができる。本体上54は、本
体隔壁51上部で本体前64と本体後53によって挟み
込まれ、マイナスイオン放出口71を有している。
【0054】また、マイナスイオン放出口71を有する
本体上54は、帯電防止樹脂材にて形成されており、そ
の壁面の表面抵抗値は108〜1012Ωで帯電防止処理
を施してある。ここでは、帯電防止樹脂材にて壁面の表
面抵抗値を108〜1012Ωにしているが、帯電防止塗
料の塗布つまりは塗装や帯電防止剤の塗布によって帯電
防止処理を施してもよい。帯電防止剤の塗布は、帯電防
止剤を布や綿につけて本体上54を軽く拭く、あるいは
スプレーやディップ(浸漬)等の塗布によって帯電防止
処理を施すことにより、非常に簡単且つ容易に帯電防止
処理を施すことができる。
【0055】帯電防止塗料の塗布の場合は、製品の外観
装飾用の塗装作業処理を行うことで帯電防止処理を施す
ことができ、別の作業工程として帯電防止剤の塗布作業
を行う必要が無く、非常に簡単且つ容易に帯電防止処理
を施すことができる。
【0056】本実施例のようにマイナスイオン放出口7
1を有する本体上54を帯電防止樹脂材にて形成すれ
ば、帯電防止剤の塗布や帯電防止塗料の塗布等の別工程
の作業を必要とせず、金型等でマイナスイオン放出口を
有する部品を成形するだけで帯電防止処理を施すことが
できる。
【0057】そして、マイナスイオン放出口71を有す
る本体上54を板状の非常に単純な形状とすることがで
き、複雑な形状でない為帯電防止剤の塗布や帯電防止塗
料の塗布等の作業を容易に行うことができると共に、帯
電防止樹脂材にて形成する場合も成形性が良く安定して
良品を得ることができる。
【0058】マイナスイオン発生部80からマイナスイ
オン放出口71に至るマイナスイオンの通路101を形
成する本体隔壁51で、前記マイナスイオンの通路10
1の少なくとも一部は同様に帯電防止樹脂材にて形成さ
れており、その壁面の表面抵抗値は108〜1012Ωで
帯電防止処理を施してある。ここでは、帯電防止樹脂材
にて壁面の表面抵抗値を108〜1012Ωにしている
が、帯電防止塗料の塗布つまりは塗装や帯電防止剤の塗
布によって帯電防止処理を施してもよい。帯電防止剤の
塗布は、帯電防止剤を布や綿につけて本体隔壁51を軽
く拭く、あるいはスプレーやディップ(浸漬)等の塗布
によって帯電防止処理を施すことにより、非常に簡単且
つ容易に帯電防止処理を施すことができる。
【0059】帯電防止塗料の塗布の場合は、製品の外観
装飾用の塗装作業処理を行うことで帯電防止処理を施す
ことができ、別の作業工程として帯電防止剤の塗布作業
を行う必要が無く、非常に簡単且つ容易に帯電防止処理
を施すことができる。
【0060】本実施例のようにマイナスイオン発生部8
0からマイナスイオン放出口71に至るマイナスイオン
の通路101を形成する本体隔壁51を帯電防止樹脂材
にて形成すれば、帯電防止剤の塗布や帯電防止塗料の塗
布等の別工程作業を必要とせず、金型等でマイナスイオ
ン放出口を有する部品を成形するだけで帯電防止処理を
施すことができる。
【0061】上記フロントグリル50は、下部に形成し
た引っ掛け部72を本体隔壁51の下方に形成した嵌合
穴73に挿入し、次にフロントグリル50上部左右の両
側に設けた爪74を本体前64の左右の両側に設けた係
合部74aに係合することにより着脱自在に取り付けて
いる。75は、本体隔壁3の下部に一体に形成された台
座部である。
【0062】本体前面には凹状の中央部50aが設けら
れ湾曲しており、内部の制御回路70は板状のプリント
基板70aからなるため制御回路70上に配設された発
光体76から前面の運転動作を表示する表示部65迄の
距離は一定ではい。そのため同一高さの発光体76の表
示部65表示面まで高さの異なる透明棒体65aを同一
高さの発光体76に近接させ、透明棒体65aの高さに
応じて発光体76の輝度を制御回路70にて可変させて
いる。つまり、透明棒体65aの高さが高い程(表示面
までの距離が遠い程)発光体76の輝度を大きくして明
るくするようにし、表示部65の表示面での表示の明る
さが均一になるようにしている。
【0063】ここでは、透明棒体65aの形状を略円錐
形状としているが多角形筒又は、多角形錐でもよく、透
明棒体65aを略円錐形状とした場合には、発光体76
からの光を略円錐形状に沿って拡散させることが出来、
発光体76発光面積を表示部65の表示面ではより広い
面積に拡散させた状態で表示することが出来る。また、
透明棒体を多角形筒又は、多角形錐形状とした場合に
は、1個の発光体76で多角形の辺各々に発光させるこ
とが出来、1個の発光体76、ここではLED(ライト
エミッティングダイオード)で多面的な表示を表現する
ことが出来る。また多角形錐の場合では、さらに発光体
76からの光を多角形錐の形状に沿って拡散させること
が出来、発光体76の発光面積を表示部65の表示面で
はより広い面積に拡散させた状態で表示することが出来
る。
【0064】77は、マイナスイオン発生部ユニットで
内部に光電子放出材78とその光電子放出材78に紫外
線を照射する照射源79とからなるマイナスイオン発生
部80を有する。マイナスイオン発生部80は、光電子
放出材78、該光電子放出材78への紫外線の照射源7
9より構成され、光電子放出材78は、光電子放出材7
8の表面に、紫外線を照射しながら、該光電子放出材7
8の表面に気流を導入して該光電子放出材78の表面に
光電子(マイナスイオン81)を発生させるものであ
る。紫外線を照射する照射源79としては紫外線ランプ
82を用い、内部にフィラメント及び水銀の球体を有す
るランプ部83と磁器(陶器)製のソケット84に取付
けるためのねじ形状を成した口金部85とからなる。
【0065】また紫外線を照射する照射源79は、制御
回路70に接続されており照射源79の照射をON−O
FF間欠させたり、照射源79の紫外線照射強度を可変
したりする等の制御が行われている。
【0066】光電子放出材78は、円筒状の金属の材
料、ここでは黄銅(真鍮)から成り、前記円筒状の内面
を含む全体にAu(金)の表層を有する表面処理が施さ
れている。ここではAu(金)メッキが施されている
が、Au(金)蒸着でもよい。そして、円筒状に曲げ加
工を行う前の板材に前記Au(金)メッキの表面処理を
施したものである。また光電子放出材78には、端子接
続部86が一体に形成されており、制御回路70へ導通
した端子87が接続されている。紫外線ランプ82を取
付けたソケット84は、板金で形成された固定台88に
ねじ締め固定され、さらに固定台88は保護カバー下8
9にねじ締め固定されている。また光電子放出材78
は、保護カバー下89を貫通した本体隔壁51のボスに
ねじ締め固定されている。保護カバー上90は開口蓋9
1を有し、保護カバー下89を上方から覆うように取り
付けられており、紫外線ランプ82から照射される紫外
線が外部に漏れないようにすると共に気流が通るマイナ
スイオンの通路を形成しており、マイナスイオン発生部
80への気流のガイドとなる気流取入れ口92やマイナ
スイオン放出口71までの流路を形成している。
【0067】開口蓋91は、排気口63の一部に設けら
れたメンテナンス用の開口部63aに着脱自在に取付け
られた蓋93にねじ締めされており、蓋93を本体の外
部より取り外すことにより、蓋93と一緒に保護カバー
上90より取り外すことが出来る。蓋93と一緒に開口
蓋91を保護カバー上90より取り外し、開口部63a
より手を入れてマイナスイオン発生部80を構成する光
電子放出材78や照射源79である紫外線ランプ82及
びソケット84のメンテナンスが容易に行えるものであ
る。つまり、紫外線ランプ82のフィラメント切れ等に
よる部品交換や光電子放出材78の内面や紫外線ランプ
82の表面の汚れを清掃する等のメンテナンスが排気口
63の一部に設けられたメンテナンス用の開口部63a
に着脱自在に取付けられた蓋93を本体より取り外すだ
けで、本体を分解、解体することなく、本体の外側から
上記メンテナンス作業を容易に行えるものである。
【0068】また、円筒状の光電子放出材78の外周で
保護カバー上90と保護カバー下89との間には、パッ
キン94が取り付けられており、気流が通るマイナスイ
オンの通路は円筒状の光電子放出材78の内面だけとな
るようエアータイトされている。マイナスイオン発生部
ユニット77は、本体隔壁51の取付け面よりリブ体9
5にて壁面より浮かして取付けられ、また本体隔壁51
の壁面に対し傾斜(約25°)して配設されているた
め、マイナスイオン発生部80は気流に対し傾斜して配
設されたこととなる。
【0069】また、マイナスイオン発生部ユニット77
の気流取入れ口92は、トング部96の形状に沿って設
けられている。97は、保護カバー上90に形成された
庇Aで、マイナスイオン放出口71や排気口63から覗
き込んでも照射源79を直視するのを防止している。ま
た、マイナスイオン放出口71近傍の他の部品への紫外
線照射を防止すると共に外部からの水侵入時にもマイナ
スイオン発生部80に水がかからないようにしている。
【0070】98は、保護カバー下89に形成された庇
Bで、庇A97と同様に照射源79の直視防止、他の部
品への紫外線照射防止、及び外部からの水侵入時にもマ
イナスイオン発生部80に水がかからないようにリブ体
95にて壁面より浮かした隙間に水を送り込むガイドの
役目もさせている。庇A97、庇B98は、マイナスイ
オン発生部80の後部に設けているが、前部または両方
に設けても同様の効果が得られる。
【0071】また、99は、マイナスイオン発生部80
からマイナスイオン放出口71を含むマイナスイオンの
通路の壁面に設けられた黒色の不織布からなる低反射率
の層体で、マイナスイオン放出口71周辺の本体壁面及
びマイナスイオン発生部80からマイナスイオン放出口
71迄を含むマイナスイオンの通路の壁面に紫外線ラン
プ82の紫外線が反射することによりマイナスイオン放
出口71から外部に紫外線が漏れるのを防止している。
ここでは、黒色の不織布を用いているが、フェルト、ウ
レタンフォーム、ビロードなどでもよい、または壁面に
塗装、メッキを施す等の低反射率の膜体を設けてもよ
く、反射率としては、反射率0%〜20%が適してお
り、好ましくは反射率0%〜10%が適している。
【0072】100は、庇A97の変形防止用の突起リ
ブで、マイナスイオン放出口71を通して外部より細い
棒等で庇A97が押されても下方へ変形しないように設
けられている。庇A97が下方へ変形した場合、マイナ
スイオン発生部80からマイナスイオン放出口71迄の
マイナスイオンの通路が狭められることになるため、マ
イナスイオン81の発生量が減少する恐れがある。
【0073】101は、電源コードで設置状態により余
った長さのコードは渦室57の下方の空間に収納され
る。電源コード101は、モータ58のリード線と合わ
せて本体の横の部分で処理されている。
【0074】上記構成において、動作を説明すると、切
り替えスイッチ66によりモータ58を回転させると、
同モータ58に連結されたファン59が回転し、前面吸
気口55と後面吸気口56より空気が吸い込まれる。吸
引された気流は活性炭フィルターと帯電フィルターを合
わせたフィルター62を通り、排気口63へと排気され
て空気が脱臭、浄化されていく。
【0075】また自動運転では、室内の空気の汚れに応
じて各々のセンサが検知を行う。ほこり等を粒子検知セ
ンサ69が検知し、タバコ煙等の臭いを臭い検知センサ
68が検知し、各々の濃度によって変化する各センサの
出力に応じて制御回路70がモータ58を制御して運転
を行う。
【0076】そして、フィルター62を通り、排気口6
3へと排気される空気は、トング部96の形状に沿って
設けられたマイナスイオン発生部ユニット77の気流取
入れ口92より排気の一部が流れ込みマイナスイオン発
生部80へと流入する。マイナスイオン発生部80へと
流入した気流は、マイナスイオン81が生成される。即
ち、光電子放出材78に、紫外線ランプ82からの紫外
線を照射することにより光電子(マイナスイオン)81
が得られる。このようにして、得られたマイナスイオン
81を含んだ気流は、マイナスイオン放出口71より放
出される。この時、排気口53を経て室内に排気される
この気流に乗せてマイナスイオン81は部屋内全体に拡
散される。
【0077】そして、上記によれば光電子放出材78に
照射源79からの紫外線を照射することにより気流中に
マイナスイオン81が生成され、マイナスイオン81を
含有する空気が得られ、一方前面吸気口55と後面吸気
口56の吸気口から吸引された気流はフィルター62を
通り、脱臭、浄化され排気口53を経て室内に排気され
る。この気流に乗せてマイナスイオン81は部屋内全体
に拡散する、マイナスイオン81を発生させて微粒子等
を電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な室内
空間を提供することが出来る。
【0078】またここで、マイナスイオン放出口71を
排気口53の近傍に設けているため、排気口53からの
気流に乗せてマイナスイオン放出口71から放出される
マイナスイオン81を部屋全体に効果的に拡散、放出す
ることが出来る。
【0079】また、マイナスイオン放出口71を有する
本体上54は、帯電防止樹脂材にて形成されており、そ
の壁面の表面抵抗値は108〜1012Ωで帯電防止処理
を施してある。マイナスイオン放出口71を形成した壁
面の表面抵抗値を108〜1012Ωの帯電防止処理を施
すことにより、マイナスイオン発生部80で生成された
オゾンレスの陰(マイナス)イオンが排気流の摩擦によ
りプラス(陽極)に帯電したマイナスイオン放出口71
で中和されて消滅してしまうのを防止し、排気口53を
経て室内に排気される気流に乗せてマイナスイオン81
部屋全体に拡散することが出来、マイナスイオン81を
発生させて微粒子等を電気的に中和もしくは負の電荷を
帯びさせ安定な室内空間を提供することが出来る。
【0080】ここでは、帯電防止樹脂材にて壁面の表面
抵抗値を108〜1012Ωにしているが帯電防止塗料の
塗布つまりは塗装や帯電防止剤の塗布によって帯電防止
処理を施してもよい。帯電防止剤の塗布は、帯電防止剤
を布や綿につけて本体上54を軽く拭く、あるいはスプ
レーやディップ(浸漬)等の塗布によって帯電防止処理
を施すことにより、非常に簡単且つ容易に帯電防止処理
を施すことができる。
【0081】帯電防止塗料の塗布の場合は、製品の外観
装飾用の塗装作業処理を行うことで帯電防止処理を施す
ことができ、別の作業工程として帯電防止剤の塗布作業
を行う必要が無く、非常に簡単且つ容易に帯電防止処理
を施すことができる。
【0082】本実施例のようにマイナスイオン放出口7
1を有する本体上54を帯電防止樹脂材にて形成すれ
ば、帯電防止剤の塗布や帯電防止塗料の塗布等の別工程
作業を必要とせず、金型等でマイナスイオン放出口を有
する部品を成形するだけで帯電防止処理を施すことがで
きる。
【0083】そして、マイナスイオン放出口71を有す
る本体上54を板状の非常に単純な形状とすることがで
き、複雑な形状でない為帯電防止剤の塗布や帯電防止塗
料の塗布等の作業を容易に行うことができると共に、帯
電防止樹脂材にて形成する場合も成形性が良く安定して
良品を得ることができる。
【0084】マイナスイオン発生部80からマイナスイ
オン放出口71迄を含むマイナスイオンの通路を形成す
る本体隔壁51についても同様に帯電防止樹脂材にて形
成されており、その壁面の表面抵抗値は108〜1012
Ωで帯電防止処理を施してある。マイナスイオン発生部
80からマイナスイオン放出口71迄を含むマイナスイ
オンの通路壁面の表面抵抗値を108〜1012Ωの帯電
防止処理を施することにより、マイナスイオン発生部8
0で生成されたオゾンレスの陰(マイナス)イオンが排
気流の摩擦によりプラス(陽極)に帯電したマイナスイ
オン放出口71で中和されて消滅してしまうのを防止
し、排気口53を経て室内に排気される気流に乗せてマ
イナスイオン81部屋全体に拡散することが出来、マイ
ナスイオン81を発生させて微粒子等を電気的に中和も
しくは負の電荷を帯びさせ安定な室内空間を提供するこ
とが出来る。
【0085】ここでは、帯電防止樹脂材にて壁面の表面
抵抗値を108〜1012Ωにしているが帯電防止塗料の
塗布つまりは塗装や帯電防止剤の塗布によって帯電防止
処理を施してもよい。帯電防止剤の塗布は、帯電防止剤
を布や綿につけて本体隔壁51を軽く拭く、あるいはス
プレーやディップ(浸漬)等の塗布によって帯電防止処
理を施すことにより、非常に簡単且つ容易に帯電防止処
理を施すことができる。
【0086】帯電防止塗料の塗布の場合は、製品の外観
装飾用の塗装作業処理を行うことで帯電防止処理を施す
ことができ、別の作業工程として帯電防止剤の塗布作業
を行う必要が無く、非常に簡単且つ容易に帯電防止処理
を施すことができる。
【0087】本実施例のようにマイナスイオン発生部8
0からマイナスイオン放出口71迄を含むマイナスイオ
ンの通路を形成する本体隔壁51を帯電防止樹脂材にて
形成すれば、帯電防止剤の塗布や帯電防止塗料の塗布等
の別工程作業を必要とせず、金型等でマイナスイオン放
出口を有する部品を成形するだけで帯電防止処理を施す
ことができる。
【0088】また、開口蓋91は、排気口63の一部に
設けられたメンテナンス用の開口部63aに着脱自在に
取付けられた蓋93にねじ締めされており、蓋93を本
体の外部より取り外すことにより、蓋93と一緒に保護
カバー上90より取り外すことが出来る。蓋93と一緒
に開口蓋91を保護カバー上90より取り外し、開口部
63aより手を入れてマイナスイオン発生部80を構成
する光電子放出材78や照射源79である紫外線ランプ
82及びソケット84のメンテナンスが容易に行えるも
のである。つまり、紫外線ランプ82のフィラメント切
れ等による部品交換や光電子放出材78の内面や紫外線
ランプ82の表面の汚れを清掃する等のメンテナンスが
排気口63の一部に設けられたメンテナンス用の開口部
63aに着脱自在に取付けられた蓋93を本体より取り
外すだけで、本体を分解、解体することなく、本体の外
側から上記メンテナンス作業を容易に行えるものであ
る。
【0089】また、本体前面には凹状の中央部50aが
設けられ本体前面が湾曲しており、内部の制御回路70
は板状のプリント基板70aからなるため制御回路70
上に配設された発光体76から前面の表示部65迄の距
離は一定ではない。そのため同一高さの発光体76の表
示部65表示面まで高さの異なる透明棒体65aを同一
高さの発光体76に近接させ、透明棒体65aの高さに
応じて発光体76の輝度を制御回路70にて可変させて
いる。つまり、透明棒体65aの高さが高い程(表示面
までの距離が遠い程)発光体76の輝度を大きくして明
るくするようにし、表示部65の表示面での表示の明る
さが均一になるようにしている。
【0090】ここでは、透明棒体65aの形状を略円錐
形状としているが多角形筒又は、多角形錐でもよく、透
明棒体65aを略円錐形状とした場合には、発光体76
からの光を略円錐形状に沿って拡散させることが出来、
発光体76発光面積を表示部65の表示面ではより広い
面積に拡散させた状態で表示することが出来る。また、
透明棒体を多角形筒又は、多角形錐形状とした場合に
は、1個の発光体76で多角形の辺各々に発光させるこ
とが出来、1個の発光体76、ここではLED(ライト
エミッティングダイオード)で多面的な表示を表現する
ことが出来る。また多角形錐の場合では、さらに発光体
76からの光を多角形錐の形状に沿って拡散させること
が出来、発光体76の発光面積を表示部65の表示面で
はより広い面積に拡散させた状態で表示することが出来
る。
【0091】また、マイナスイオン発生部80の運転状
態や風量変化を報知するランプ表示部67本体外側面に
設けているため、照射源79照射をON−OFF間欠さ
せたり、照射源79の紫外線照射強度を可変させたりす
る等の制御が行われマイナスイオン81の発生量を可変
しているマイナスイオン発生部80の運転状態の変化や
ほこり等を粒子検知センサ69が検知し、タバコ煙等の
臭いを臭い検知センサ68が検知し、各々の濃度によっ
て変化する各センサの出力に応じて制御回路70がモー
タ58を制御して風量を強弱させる可変運転の運転状態
が、本体外部から分り易く表示することが出来る。
【0092】また、マイナスイオン発生部80からマイ
ナスイオン放出口71を含むマイナスイオンの通路の壁
面には、黒色の不織布からなる低反射率の層体99が設
けられており、マイナスイオン放出口71周辺の本体壁
面及びマイナスイオン発生部80からマイナスイオン放
出口71迄を含むマイナスイオンの通路の壁面に紫外線
ランプ82の紫外線が反射することによりマイナスイオ
ン放出口71から外部に紫外線が漏れるのを防止してい
る。ここでは、黒色の不織布を用いているが、フェル
ト、ウレタンフォーム、ビロードなどでもよい、または
壁面に塗装、メッキを施す等の低反射率の膜体を設けて
もよく、反射率としては、反射率0%〜20%が適して
おり、好ましくは反射率0%〜10%が適している。
【0093】100は、庇A97の変形防止用の突起リ
ブで、マイナスイオン放出口71を通して外部より細い
棒等で庇A97が押されても下方へ変形しないように設
けられている。庇A97が下方へ変形した場合、マイナ
スイオン発生部80からマイナスイオン放出口71迄の
マイナスイオンの通路が狭められることになるため、マ
イナスイオン81の発生量が減少する恐れがある。
【0094】縦長の本体内に渦室57を配設し、上方に
連通させた排気口63を本体の幅一杯に拡大形成してい
るため、排気圧損を低く抑えることが出来、風量の向上
と低騒音を実現することが出来る。また、電源コード1
01は、渦室57下方の空間に設置状態により余った長
さのコードを収納することが出来る。また、モータ58
のリード線は渦室57の横方向に配線され電源コード1
01と合わせて本体の横の部分で処理されており、リー
ド線の処理作業を容易にしている。
【0095】上記保護カバー上90、保護カバー下89
の材質は、亜鉛メッキ鋼鈑、カラー鋼鈑等の金属から成
り、照射源79から照射される紫外線に対する材料の劣
化を防止している。ここでは、亜鉛メッキ鋼鈑、カラー
鋼鈑等のメッキ鋼鈑や塗装鋼鈑をあげているが、他の物
でもよく要は照射源79から照射される紫外線に対し劣
化し難い材料であればよい。排気口69から覗かれる場
合を考慮すれば、本体色に近い色のカラー鋼鈑を用いれ
ば保護色となり外観的に不具合で無くなる。
【0096】また、上記保護カバー上90、保護カバー
下89の材質を合成樹脂に紫外線吸収剤を添加した材料
にて形成したものでもよく、その場合、照射源79から
照射される紫外線に対する材料の劣化を紫外線吸収剤を
添加することにより防止し、且つ合成樹脂によるため、
保護カバー上90、保護カバー下89の加工が一般的に
は金型による樹脂成形加工となり、加工、成形を容易に
すると共に安価に提供することが出来るものである。合
成樹脂の材料としては、ポリカーボネートやアクリル等
が適している。
【0097】また、光電子放出材78は、円筒状の金属
の材料、ここでは黄銅(真鍮)から成り、前記円筒状の
内面を含む全体にAu(金)の層を有する表面処理が施
されている。また光電子放出材78には、端子接続部8
6が一体に形成されており、制御回路70へ導通した端
子87が接続されている。
【0098】そして、上記によれば、照射源79である
紫外線ランプ82の周囲を円筒状に均一な距離で包み込
み、その紫外線ランプ82表面から均一な距離だけ離れ
た内面にAuの層を有する表面処理を施した円筒状の光
電子放出材78に均一な照射強度の紫外線が照射される
ことにより、マイナスイオン81の発生量が安定して多
数得られる。
【0099】また、光電子放出材787に黄銅(真鍮)
を用いているが、黄銅(真鍮)は導電性に優れ、且つメ
ッキ、蒸着等のAuの層を有する表面処理を施しやすい
特徴を持つ。マイナスイオン81の発生量を安定して多
数得るためには、制御回路70へ導通した光電子放出材
78が導電性に優れ常に光電子を放出し続けることが最
も重要となる。そのため、光電子放出材78には、導電
性に優れた黄銅、青銅、りん青銅等の材質が適してお
り、またこれらの材料はメッキ、蒸着時の密着性にも優
れ、Auの層を有する表面処理を容易に施すことが出来
る。
【0100】また光電子放出材78は、円筒状に曲げ加
工を行う前の板材にメッキ、または蒸着等の表面処理を
施しているため、円筒状に曲げ加工を行う前の板材、つ
まりシート状であるため、メッキ、蒸着等の表面処理加
工が容易に行え、且つその作業性も良く楽に行えるもの
である。
【0101】またもちろん、円筒状に曲げ加工した後に
メッキ、または蒸着の表面処理を施してもよく、その場
合は、円筒状に曲げ加工した後にメッキ、または蒸着の
表面処理を施すため、曲げ加工時に多く発生する金型、
治工具によって表面処理を施した光電子放出材78表面
が傷付けられる恐れが無く、曲げ加工時の傷付きを防止
することが出来る。
【0102】また光電子放出材78には、端子接続部8
6が一体に形成されており、制御回路70へ導通した端
子87が接続されているため、別部品として端子接続部
を設ける必要がなく、安価に形成することが出来る。
【0103】そして前記制御回路70への接続は、マイ
ナスイオン発生部80が制御回路70と排気口53の間
に配置してあるため、マイナスイオン発生部80から制
御回路70までの配線を短くすることが出来、配線作業
を容易に行えるようにすることができ且つ、気流に乗せ
てマイナスイオン81を部屋全体に拡散、放出すること
が出来る。
【0104】また紫外線を照射する照射源79は、制御
回路70に接続されており照射源79の照射をON−O
FF間欠さたり、照射源79の紫外線照射強度を可変し
たりする等の制御が行われているが、まず照射源79の
照射をON−OFF間欠とした場合は、照射源79であ
る紫外線ランプ82をON−OFF間欠点灯させること
により、照射源79である紫外線ランプ82トータルと
しての寿命を伸ばすことが出来、またマイナスイオン8
1の出し過ぎを調整、制御することが出来、自然界に近
いマイナスイオンの発生とすることができる。
【0105】次に、照射源79の紫外線照射強度を可変
した場合は、紫外線の照射強度が高くなればマイナスイ
オン81の発生量は増加し、照射強度が低くなればマイ
ナスイオン81の発生量は低下することから照射源79
である紫外線ランプ82の紫外線照射強度を可変するこ
とによりマイナスイオン81の発生量を制御することが
でき、そして温度、湿度等の使用環境や臭い検知センサ
68、粒子検知センサ69の各センサの検知した室内空
気の汚染度合い等の使用状態に応じて照射源79の紫外
線照射強度を可変することにより、マイナスイオン81
の発生量を可変制御することが出来、自然界に近いマイ
ナスイオン81の発生とすることができる。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、マイナスイオン発生部
からマイナスイオン放出口までの少なくとも一部また
は、マイナスイオン放出口または、マイナスイオン発生
部からマイナスイオン放出口に至るマイナスイオンの通
路に帯電防止処理を施すことによりマイナスイオン発生
部で生成されたオゾンレスの陰(マイナス)イオンが排
気流の摩擦によりプラス(陽極)に帯電したマイナスイ
オン放出口で中和され消滅してしまうのを防止し、前記
排気口を経て室内に排気される気流に乗せてマイナスイ
オンを部屋全体に拡散することが出来、マイナスイオン
を発生させて微粒子等を電気的に中和もしくは負の電荷
を帯びさせ安定な室内空間を提供することが出来る。
【0107】また、本体上面を成しマイナスイオン放出
口を有する本体上を板状の非常に単純な形状とすること
ができ、複雑な形状でない為帯電防止剤の塗布や帯電防
止塗料の塗布等の作業を容易に行うことができると共
に、帯電防止樹脂材にて形成する場合も成形性が良く安
定して良品を得ることができる。
【0108】また、排気口の一部及び保護カバーの一部
を本体より取り外すだけで、本体を分解、解体すること
なく、本体の外側からメンテナンス作業を容易に行える
ものである。
【0109】また、表示部の表示面まで高さの異なる透
明棒体を同一高さの発光体に近接させ、透明棒体の高さ
に応じて前記発光体の輝度を可変させることにより、本
体表示部の表示面で均一の明るさで表示を行うことが出
来る。
【0110】また、マイナスイオン発生部の運転状態の
変化や風量を強弱可変させている風量の変化等の運転状
態を本体外側面の外観上に表示することが出来る。
【0111】また、マイナスイオン発生部からマイナス
イオン放出口を含むマイナスイオンの通路の壁面に低反
射率の層体または膜体を設けたことにより、マイナスイ
オン放出口周辺の本体壁面及びマイナスイオン発生部か
らマイナスイオン放出口迄を含むマイナスイオンの通路
の壁面に紫外線ランプの紫外線が反射してマイナスイオ
ン放出口から外部に漏れるという問題を防止することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における空気調和機の側断面
【図2】同空気調和機の側面図
【図3】同空気調和機の部分断面を含む正面図
【図4】同空気調和機の平面図
【図5】同空気調和機の本体後を外した状態の裏面図
【図6】同空気調和機の平面の断面図
【図7】同空気調和機のマイナスイオン発生部ユニット
部を示した図
【図8】同空気調和機のマイナスイオン発生部ユニット
部を示した図
【図9】同空気調和機のフロントグリルを外した状態の
正面図
【図10】同空気調和機のフロントグリルの爪部を示し
た断面図
【図11】同空気調和機の光電子放出材を示した斜視図
【図12】同空気調和機のマイナスイオン発生部ユニッ
ト部を示した断面図
【図13】同空気調和機の透明棒状体を示した断面図
【図14】同空気調和機の多角錘形状の透明棒状体を示
した図
【図15】従来の空気調和機の側断面図
【図16】同空気調和機の側面図
【図17】同空気調和機の部分断面を含む正面図
【図18】同空気調和機の平面図
【図19】同空気調和機のマイナスイオン発生部ユニッ
ト部を示した断面図
【図20】同空気調和機のマイナスイオン発生部ユニッ
ト部を示した図
【図21】同空気調和機の透明棒状体を示した断面図
【符号の説明】
54 本体上 55 前面吸気口 56 後面吸気口 58 モータ 59 ファン 62 フィルター 63 排気口 70 制御回路 71 マイナスイオン放出口 77 マイナスイオン発生部ユニット 78 光電子放出材 79 照射源 80 マイナスイオン発生部 82 紫外線ランプ 83 ランプ部 84 ソケット 85 口金部 92 気流取入れ口 96 トング部 97 庇A 98 庇B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 3/38 B03C 3/40 C 3/40 3/82 3/82 F24F 1/02 411A F24F 1/02 11/02 105Z 411 1/00 371B 11/02 105 1/02 381B (72)発明者 林 信弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BA02 BB05 BC10 BG00 3L061 BC04 BC07 BD02 4C080 AA10 BB02 CC01 QQ11 QQ20 4D054 AA11 BA19 EA11 EA22 EA27

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に吸引した大気にマイナスイオン
    を付加するマイナスイオン発生部と、前記マイナスイオ
    ンを本体から放出するマイナスイオン放出口を備え、前
    記マイナスイオン発生部から前記マイナスイオン放出口
    までのマイナスイオンの通路の少なくとも一部に帯電防
    止処理を施した空気調和機。
  2. 【請求項2】 大気を本体内に吸引する吸気口と、吸引
    した空気を大気へ放出する排気口と、吸引作用を有する
    電動送風機と、前記吸引した空気から塵埃および/また
    は臭いを取り除くフィルターと、光電子放出材と該光電
    子放出材に紫外線を照射することで光電子を発生するマ
    イナスイオン発生部を備え、前記光電子を本体内から大
    気に放出するマイナスイオン放出口に帯電防止処理を施
    した空気調和機。
  3. 【請求項3】 マイナスイオン発生部からマイナスイオ
    ン放出口に至るマイナスイオンの通路の少なくとも一部
    に帯電防止処理を施した請求項2記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 帯電防止剤の塗布によって帯電防止処理
    を施す請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和
    機。
  5. 【請求項5】 帯電防止剤を帯電防止塗料とした請求項
    4記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 大気を本体内に吸引する吸気口と、吸引
    した空気を大気へ放出する排気口と、吸引作用を有する
    電動送風機と、前記吸引した空気から塵埃および/また
    は臭いを取り除くフィルターと、光電子放出材と該光電
    子放出材に紫外線を照射することで光電子を発生するマ
    イナスイオン発生部を備え、前記光電子を本体内から大
    気に放出するマイナスイオン放出口を帯電防止樹脂材に
    て形成した空気調和機。
  7. 【請求項7】 マイナスイオン発生部からマイナスイオ
    ン放出口に至るマイナスイオンの通路の少なくとも一部
    を帯電防止樹脂材にて形成した請求項5記載の空気調和
    機。
  8. 【請求項8】 大気を本体内に吸引する吸気口と、吸引
    した空気を大気へ放出する排気口と、吸引作用を有する
    電動送風機と、前記吸引した空気から塵埃および/また
    は臭いを取り除くフィルターと、光電子放出材と該光電
    子放出材に紫外線を照射することで光電子を発生するマ
    イナスイオン発生部を備え、前記光電子を本体内から大
    気に放出するマイナスイオン放出口を形成した壁面の表
    面抵抗値を108〜1012Ωとした空気調和機。
  9. 【請求項9】 マイナスイオン発生部からマイナスイオ
    ン放出口に至るマイナスイオンの通路を形成する壁面の
    少なくとも一部を表面抵抗値を108〜1012Ωとした
    請求項8記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】 本体前面を成すフロントグリル、同フ
    ロントグリルを取外した内側に本体前、中間部を成す本
    体隔壁、後部を成す本体後、本体上面を成しマイナスイ
    オン放出口を有する本体上で本体を形成し、前記本体上
    を前記本体隔壁の上方に配置し、前記本体前と前記本体
    後とで挟持した請求項1〜9のいずれか1項に記載の空
    気調和機。
  11. 【請求項11】 大気を本体内に吸引する吸気口と、吸
    引した空気を大気へ放出する排気口と、吸引作用を有す
    る電動送風機と、前記吸引した空気から塵埃および/ま
    たは臭いを取り除くフィルターと、光電子放出材と該光
    電子放出材に紫外線を照射することで光電子を発生する
    マイナスイオン発生部及び同マイナスイオン発生部の周
    囲を覆う保護カバーを備え、前記排気口の一部及び前記
    保護カバーの一部を本体より着脱自在とした空気調和
    機。
  12. 【請求項12】 大気を本体内に吸引する吸気口と、吸
    引した空気を大気へ放出する排気口と、吸引作用を有す
    る電動送風機と、前記吸引した空気から塵埃および/ま
    たは臭いを取り除くフィルターと、運転動作を報知する
    表示部を備え、前記表示部の表示面まで高さの異なる透
    明棒体を同一高さの発光体に近接させ、前記透明棒体の
    高さに応じて前記発光体の輝度を可変した空気調和機。
  13. 【請求項13】 透明棒体を略円錐形状とした請求項1
    0記載の空気調和機。
  14. 【請求項14】 透明棒体を多角形筒又は、多角形錐形
    状とした請求項10記載の空気調和機。
  15. 【請求項15】 大気を本体内に吸引する吸気口と、吸
    引した空気を大気へ放出する排気口と、吸引作用を有す
    る電動送風機と、前記吸引した空気から塵埃および/ま
    たは臭いを取り除くフィルターと、光電子放出材と該光
    電子放出材に紫外線を照射することで光電子を発生する
    マイナスイオン発生部を備え、前記マイナスイオン発生
    部の運転状態や風量変化を報知するランプ表示部を本体
    外側面に設けた空気調和機。
  16. 【請求項16】 大気を本体内に吸引する吸気口と、吸
    引した空気を大気へ放出する排気口と、吸引作用を有す
    る電動送風機と、前記吸引した空気から塵埃および/ま
    たは臭いを取り除くフィルターと、光電子放出材と該光
    電子放出材に紫外線を照射することで光電子を発生する
    マイナスイオン発生部を備え、前記マイナスイオン発生
    部から前記マイナスイオン放出口に至るマイナスイオン
    の通路の壁面に低反射率の層体または膜体を設けた空気
    調和機。
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