JP2004020183A - マイナスイオン発生部 - Google Patents

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JP2004020183A
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Toshiyuki Yoshida
吉田 稔之
Katsuyuki Ishibashi
石橋 勝之
Nobuhiro Hayashi
林 信弘
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】室内空間に微生物及び細菌類が殺菌されたきれいな空気及びオゾンレスの陰(マイナス)イオンを発生させることにより、生体の代謝機能や生理機能を衰えさせない空間を作り、また、陰(マイナス)イオンを発生させて微粒子等を電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な空間を提供することを目的とする。
【解決手段】光電子放出材78と照射源79とを備え、前記光電子放出材78に前記照射源79からの紫外線を照射することでマイナスイオンを発生するとともに、前記照射源79の長手方向を空気流の流れ方向に対して略直角に配設したマイナスイオン発生部80で、マイナスイオン発生部80への流入をより多くすることが出来る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸い込んだ室内の汚れた空気、臭い空気を、浄化、脱臭するマイナスイオンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のマイナスイオン発生部を有する空気調和機は、図19〜図25に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図19〜図25に示すように、本体前面を成すフロントグリル1、同フロントグリル1を取り外した内側には本体前2、中間部を成す本体隔壁3、後部を成する本体後4で本体を形成し、本体前面のフロントグリル1には凹状の中央部1aに前面吸気口5が設けられている。6は、本体隔壁3と本体後4との間に形成された渦室で、内部にはモータ7に連結されたファン8を有して電動送風機を構成している。本体隔壁3の前面には吸い込み口9とリブ10が設けられており、リブ10は、その前面に配置した脱臭用の活性炭フィルターと集塵用の帯電フィルターを合わせたフィルター11を支持している。
【0004】
また前記吸い込み口9はモータ7及びファン8から構成される電動送風機と連通している。12は、本体後4の上方に形成された排気口で、本体隔壁3と本体後4との間に形成された渦室6へと連通している。フロントグリル1を取り外した内側には、本体前2が本体の前面上方に配設され、前面に表示部13、切り替えスイッチ14、及び空気中の臭いを検知する臭い検知センサ15、空気中の塵埃の多少を検知する粒子検知センサ16の各々が配置されている。本体前2の内部には制御回路17と上記各センサを有し、運転操作は、上記切り替えスイッチ14により操作することができる。
【0005】
本体上18は、本体隔壁3上部で本体前2と本体後4によって挟み込まれ、マイナスイオン放出口19を有している。
【0006】
20は、マイナスイオン発生部ユニットで内部に光電子放出材21とその光電子放出材21に紫外線を照射する照射源22とから成るマイナスイオン発生部23を有する。マイナスイオン発生部23は、光電子放出材21、該光電子放出材21への紫外線の照射源22より構成され、光電子放出材21は、光電子放出材21の表面に、紫外線を照射しながら、該光電子放出材21の表面に気流を導入して該光電子放出材21の表面に光電子(マイナスイオン24)を発生させるものである。紫外線を照射する照射源22としては紫外線ランプ25を用い、内部にフィラメント及び水銀の球体を有するランプ部26と磁器(陶器)製のソケット27に取付けるためのねじ形状を成した口金部28とから成る。
【0007】
また紫外線を照射する照射源22は、制御回路17に接続されており照射源22照射をON−OFF間欠させたり、照射源22の紫外線照射強度を可変する等の制御が行われマイナスイオン24の発生量を可変している。
【0008】
光電子放出材21は、円筒状の金属の材料で、前記円筒状の内面を含む全体にAu(金)の表層を有する表面処理が施されている。紫外線ランプ25を取付けたソケット27は、板金で形成された固定台29にねじ締め固定され、さらに固定台29は保護カバー下30にねじ締め固定されている。保護カバー上31は、保護カバー下30を上方から覆うように取り付けられており、紫外線ランプ25から照射される紫外線が外部に漏れないようにすると共に気流が通る通路を形成しており、マイナスイオン発生部23への気流のガイドとなる気流取入れ口32やマイナスイオン放出口19までの流路を形成している。また円筒状の光電子放出材21の外周で保護カバー上31と保護カバー下30との間には、パッキン33が取り付けられており、気流が通る通路は円筒状の光電子放出材21の内面だけと成るようエアータイトされている。
【0009】
上記構成において、動作を説明すると、切り替えスイッチ14によりモータ7を回転させると、同モータ7に連結されたファン8が回転し、前面吸気口5より空気が吸い込まれる。吸引された気流は活性炭フィルターと帯電フィルターを合わせたフィルター11を通り、排気口12へと排気されて空気が脱臭、浄化されていく。
【0010】
また自動運転では、室内の空気の汚れに応じて各々のセンサが検知を行う。ほこり等を粒子検知センサ16が検知し、タバコ煙等の臭いを臭い検知センサ15が検知し、各々の濃度によって変化する各センサの出力に応じて制御回路17がモータ7を制御して風量を強弱させる可変運転を行う。
【0011】
そして、フィルター11を通り、排気口12へと排気される空気は、マイナスイオン発生部ユニット20の気流取入れ口32より排気の一部が流れ込みマイナスイオン発生部23へと流入する。マイナスイオン発生部23へと流入した気流は、紫外線ランプ25から照射される紫外線により空気中のウイルス、バクテリア、酵母、かび等の微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオン24が生成される。即ち、光電子放出材21に、紫外線ランプ25からの紫外線を照射することにより光電子(マイナスイオン)24が得られる。このようにして得られた、殺菌され且つマイナスイオン24を含んだ気流は、マイナスイオン放出口19より放出される。この時、排気口12を経て室内に排気されるこの気流に乗せて微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオン24を含んだ気流は部屋内全体に拡散され、部屋内の微生物及び細菌類の量は徐々に低下し、きれいな空気になっていくと共にマイナスイオン24によって微粒子等を電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な室内空間を提供することが出来る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の空気調和機では、マイナスイオン発生部ユニット20の気流取入れ口32より排気の一部が流れ込みマイナスイオン発生部23へと流入し、マイナスイオン発生部23へと流入した気流は、微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオン24が生成されるが、気流が通る通路は円筒状の光電子放出材21の内面だけになっているため、気流の通路断面積が非常に狭く、排気口12を経て室内に排気される排気の極一部しかマイナスイオン発生部23へ流入することが出来ず、微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオン24を含んだ気流が部屋内全体に拡散されるのに非常に時間がかかるという問題があった。また、気流の通路断面積が非常に狭いため排気口12部での排気抵抗(圧力損失)も大きくなり空気調和機としての風量の低下、騒音値の上昇の原因になっているという問題があった。
【0013】
次に、紫外線ランプ25を取付けたソケット27は、板金で形成された固定台29にねじ締め固定され、さらに固定台29は保護カバー下30にねじ締め固定されている。つまり、紫外線ランプ25は片側だけを保持されているばかりか、全て剛体によって保持されているため空気調和機本体が使用中に転倒させられたり、持ち運びの際に本体を落された場合、全て剛体によって保持されているため衝撃を吸収する部分が無く、紫外線ランプ25またはソケット27に衝撃がそのまま伝わって衝撃により紫外線ランプ25が破損してしまう。また紫外線ランプ25が片側だけを保持されているため衝撃によりたわんで、紫外線ランプ25先端のガラス部分が円筒状の光電子放出材21の内面に当たりガラス部分が破損してしまうという問題があった。
【0014】
本発明は、室内の汚れた空気、臭い空気を吸い込み、浄化、脱臭すると共に、早期に室内空間に微生物及び細菌類が殺菌されたきれいな空気及びオゾンレスの陰(マイナス)イオンを発生させることにより、生体の代謝機能や生理機能を衰えさせない空間を作り、また、陰(マイナス)イオンを発生させて微粒子等を電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な空間を提供することを目的とする。
【0015】
また、本体の転倒や落下などによる衝撃で紫外線ランプが破損してしまうのを防止することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、光電子放出材と照射源とを備え、前記光電子放出材に前記照射源からの紫外線を照射することでマイナスイオンを発生するとともに、前記照射源の長手方向を空気流の流れ方向に対して略直角に配設したマイナスイオン発生部で、照射源の長手方向を空気流の流れ方向に対して略直角にして照射源の長手方向に排気流路を拡大することで、気流の通路断面積を非常に大きく取ることが出来るため、紫外線を照射することにより空気流を殺菌する範囲及びマイナスイオン発生部を大きくとることが出来、マイナスイオン発生部への流入をより多くすることが出来る。そのため、室内に排気される排気の極一部しかマイナスイオン発生部へ流入することが出来ず、微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオンを含んだ気流が、部屋内全体に拡散されるのに非常に時間がかかるという問題を解消し早期に部屋内全体に拡散することが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、光電子放出材と照射源とを備え、前記光電子放出材に前記照射源からの紫外線を照射することでマイナスイオンを発生するとともに、前記照射源の長手方向を空気流の流れ方向に対して略直角に配設したマイナスイオン発生部で、照射源の長手方向を空気流の流れ方向に対して略直角にして照射源の長手方向に排気流路を拡大することで、気流の通路断面積を非常に大きく取ることが出来るため、紫外線を照射することにより空気流を殺菌する範囲及びマイナスイオン発生部を大きくとることが出来、マイナスイオン発生部への流入をより多くすることが出来る。そのため、室内に排気される排気の極一部しかマイナスイオン発生部へ流入することが出来ず、微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオンを含んだ気流が、部屋内全体に拡散されるのに非常に時間がかかるという問題を解消し早期に部屋内全体に拡散することが出来る。
【0018】
本発明の請求項2記載の発明は、照射源の両端を支持したもので、照射源である紫外線ランプの両端を支持することにより、紫外線ランプが片側だけを保持されているため衝撃によりたわんで、紫外線ランプ先端のガラス部分が円筒状の光電子放出材の内面に当たりガラス部分が破損してしまうという問題を防止し、本体の転倒や落下などによる衝撃で紫外線ランプが破損してしまうのを防止することができる。
【0019】
本発明の請求項3記載の発明は、照射源の両端を弾性体を介して支持したもので、照射源である紫外線ランプの両端をゴム等の弾性体を介して支持することにより、本体の転倒や落下などによる衝撃をゴム等の弾性体で吸収し、紫外線ランプまたはソケットに衝撃がそのまま伝わり、衝撃により紫外線ランプが破損してしまうのを防止することが出来る。
【0020】
本発明の請求項4記載の発明は、照射源の支持部近傍に照射源への給電線の保持部を設けたもので、照射源である紫外線ランプが万が一破損した場合でも紫外線ランプ両端の電極部が垂れ下がって近傍の金属部分に接触するのを防止することが出来る。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0022】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1のマイナスイオン発生部を有する空気調和機を示す側面の断面図である。
【0023】
図1〜図16において、本体前面を成すフロントグリル50、中間部を成す本体隔壁51、後部を成しさげて部52を有する本体後53、本体上面を成す本体上54で本体を形成し、本体前面のフロントグリル50には凹状の中央部50aに前面吸気口55が設けられている。前記前面吸気口55は、本体の中心より左右両側に向けてくい切りの開口部55aが形成されている。また、本体後53の左右両側にも本体後方に向けて開口する後面吸気口56が形成されている。57は、本体隔壁51と本体後53との間に形成された渦室で、内部にはモータ58に連結されたファン59を有して電動送風機を構成している。本体隔壁51の前面には吸い込み口60とリブ61が設けられており、リブ61は、その前面に配置した脱臭用の活性炭フィルターと集塵用の帯電フィルターを合わせたフィルター62を支持している。
【0024】
また前記吸い込み口60はモータ58及びファン59から構成される電動送風機と連通している。63は、本体後53の上方に形成された排気口で、本体隔壁51と本体後53との間に形成された渦室57へと連通している。フロントグリル50を取り外した内側には、本体前64が本体の前面上方に配設され、前面に表示部65、切り替えスイッチ66、ランプ表示部67、及び空気中の臭いを検知する臭い検知センサ68、空気中の塵埃の多少を検知する粒子検知センサ69の各々が配置されている。本体前64の内部には制御回路70と上記各センサを有し、運転操作は、上記切り替えスイッチ66により操作することができる。本体上54は、本体隔壁51上部で本体前64と本体後53によって挟み込まれ、マイナスイオン放出口71を有している。
【0025】
また、マイナスイオン放出口71を有する本体上54は、帯電防止樹脂材にて形成されており、その壁面の表面抵抗値は10〜1012Ωで帯電防止処理を施してある。ここでは、帯電防止樹脂材にて壁面の表面抵抗値を10〜1012Ωにしているが帯電防止塗料の塗布つまりは塗装や帯電防止剤の塗布によって帯電防止処理を施してもよい。帯電防止剤の塗布は、帯電防止剤を布や綿につけて本体上54を軽く拭く、あるいはスプレーやディップ(浸漬)等の塗布によって帯電防止処理を施すことにより、非常に簡単且つ容易に帯電防止処理を施すことができる。
【0026】
また前記マイナスイオン放出口71と排気口63は、略平行に設けられ、マイナスイオン放出口71の長手方向の格子形状線は本体外郭形状の線に沿わせて形成されている。さらには、マイナスイオン放出口71の長手方向の寸法は排気口63の長手方向の寸法の50%以上になるように形成されている。
【0027】
またマイナスイオン放出口71の格子リブ71aの高さは、4mmで形成されており、範囲としては4〜10mmが好ましい。格子リブ71aの高を4〜10mmとすることにより、階段状の排気通路や庇で乱流になりかけた排気流をマイナスイオン放出口71部で整流して外部に放出することが出来る。
【0028】
上記フロントグリル50は、下部に形成した引っ掛け部72を本体隔壁51の下方に形成した嵌合穴73に挿入し、次にフロントグリル50上部左右の両側に設けた爪74を本体前64の左右の両側に設けた係合部74aに係合することにより着脱自在に取り付けている。75は、本体隔壁51の下部に一体に形成された台座部である。
【0029】
本体前面には凹状の中央部50aが設けられ湾曲しており、内部の制御回路70は板状のプリント基板70aから成るため制御回路70上に配設された発光体76から前面の表示部65迄の距離は一定ではない。そのため同一高さの発光体76の表示部65表示面まで高さの異なる透明棒体65aを同一高さの発光体76に近接させ、透明棒体65aの高さに応じて発光体76の輝度を制御回路70にて可変させている。つまり、透明棒体65aの高さが高い程(表示面までの距離が遠い程)発光体76の輝度を大きくして明るくするようにし、表示部65の表示面での表示の明るさが均一になるようにしている。
【0030】
77は、殺菌及びマイナスイオン発生部ユニットで内部に光電子放出材78とその光電子放出材78に紫外線を照射する照射源79とから成るマイナスイオン発生部80を有する。マイナスイオン発生部80は、光電子放出材78、該光電子放出材78への紫外線の照射源79より構成され、光電子放出材78は、光電子放出材78の表面に、紫外線を照射しながら、該光電子放出材78の表面に気流を導入して該光電子放出材78の表面に光電子(マイナスイオン81)を発生させるものである。紫外線を照射する照射源79としては紫外線ランプ82を用い周囲を通過する空気流に紫外線を照射することにより通過する空気流の殺菌をも行い、内部には電極83a及び水銀蒸気83bを有するランプ部83と弾性体であるゴム製の保護部84そして電極83aへの電力の供給を行う給電線85を各々両端に有している。
【0031】
また紫外線を照射する照射源79は、駆動回路86に接続され、前記駆動回路86はさらに制御回路70に接続されており、照射源79の照射をON−OFF間欠させたり、照射源79の紫外線照射強度を可変したりする等の制御が行われている。
【0032】
光電子放出材78は、板状の金属の材料で、ここでは黄銅(真鍮)から成り、前記板状の内面を含む全体にAu(金)の表層を有する表面処理が施されている。ここではAu(金)メッキが施されているが、Au(金)蒸着でもよい。そして、板状に曲げ加工を行なった後に前記Au(金)メッキの表面処理を施したものである。また光電子放出材78には、端子接続部87が一体に形成されており、制御回路70へ導通した端子88が接続されている。また金メッキ、金蒸着等を施した光電子放出材78は、上記端子88によって制御回路70へ接続され負の電位に保たれている。
【0033】
紫外線ランプ82は、両端の弾性体であるゴム製の保護部84を介して本体隔壁51の支持リブ89と光電子放出材78のフランジ部90で挟みこんで支持され、さらに光電子放出材78を本体隔壁51にねじ締めすることにより保持、固定されている。
【0034】
前記紫外線を照射する照射源79である紫外線ランプ82は、同照射源79である紫外線ランプ82の長手方向を排気の流れ方向に対して略直角になるように配設されている。
【0035】
保護カバー91は、殺菌及びマイナスイオン発生部ユニット77部を上方から覆うように取り付けられており、紫外線ランプ82から照射される紫外線が外部に漏れないようにすると共に気流が通る通路を形成しており、マイナスイオン発生部80への気流のガイドとなる気流取入れ口92やマイナスイオン放出口71までの流路を形成している。そして、紫外線を照射する照射源79を備えた排気通路は階段状に構成され、排気通路を階段状に曲がりくねらせることでマイナスイオン放出口71周辺の本体壁面及びマイナスイオン発生部80の排気流取入れ口92からマイナスイオン放出口71迄を含む通路の壁面に紫外線ランプ82の紫外線が反射してマイナスイオン放出口71や気流取入れ口92から外部に漏れるのを防止している。
【0036】
また前記階段状の排気通路のほぼ中央に紫外線を照射する照射源79である紫外線ランプ82は設けられている。
【0037】
93は、階段状の排気通路壁面に貼り付けられた低反射率の難燃性を有する暗色彩の部材からなる反射防止体で通路の壁面に紫外線ランプ82の紫外線が反射してマイナスイオン放出口71や気流取入れ口92から外部に漏れるのを防止する為のものである。
【0038】
また殺菌及びマイナスイオン発生部ユニット77の気流取入れ口92は、トング部94の形状に沿って設けられており、そのトング部94上にも反射防止体93が貼り付けられている。
【0039】
95は、保護カバー91の上部でマイナスイオン放出口71側つまり、排気流の下流側に形成された庇Aで、マイナスイオン放出口71や排気口63から覗き込んでも照射源79を直視するのを防止している。また、マイナスイオン放出口71近傍の他の部品への紫外線照射を防止すると共に外部からの水侵入時にもマイナスイオン発生部80に水がかからないようにしている。
【0040】
96は、保護カバー91の下部で気流取入れ口92側つまり、排気流の上流側に形成された庇Bで、庇A95と同様に照射源79の直視防止及び、他の部品への紫外線照射を防止している。また庇A95、庇B96は、折り曲げ加工により保護カバー91に一体に形成されており、庇部を別部品で形成することなく安価に構成することが出来る。
【0041】
また庇A95、庇B96は、マイナスイオン発生部80の上流側、下流側の両方に設けているが、上流側、下流側のどちらか片側だけに設けても良く、同様の効果が得られる。
【0042】
97は、紫外線ランプ82の電極83aへの電力の供給を行う給電線85の保持を行う保持部で照射源79である紫外線ランプ82の支持部の近傍に設けられている。
【0043】
上記構成において、動作を説明すると、切り替えスイッチ66によりモータ58を回転させると、同モータ58に連結されたファン59が回転し、前面吸気口55と後面吸気口56より空気が吸い込まれる。吸引された気流は活性炭フィルターと帯電フィルターを合わせたフィルター62を通り、排気口63へと排気されて空気が脱臭、浄化されていく。
【0044】
また自動運転では、室内の空気の汚れに応じて各々のセンサが検知を行う。ほこり等を粒子検知センサ69が検知し、タバコ煙等の臭いを臭い検知センサ68が検知し、各々の濃度によって変化する各センサの出力に応じて制御回路70がモータ58を制御して運転を行う。
【0045】
そして、フィルター62を通り、排気口63へと排気される空気は、トング部94の形状に沿って設けられた殺菌及びマイナスイオン発生部ユニット77の気流取入れ口92より排気の一部が流れ込みマイナスイオン発生部80へと流入する。マイナスイオン発生部80へと流入した気流は、紫外線ランプ82から照射される紫外線により空気中のウイルス、バクテリア、酵母、かび等の微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオン81が生成される。即ち、光電子放出材78に、紫外線ランプ82からの紫外線を照射することにより光電子(マイナスイオン)81が得られる。このようにして得られた、殺菌され且つマイナスイオン81を含んだ気流は、マイナスイオン放出口71より放出される。この時、排気口63を経て室内に排気されるこの気流に乗せて微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオン81を含んだ気流は部屋内全体に拡散され、部屋内の微生物及び細菌類の量は徐々に低下し、きれいな空気になっていくと共にマイナスイオン81によって微粒子等を電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な室内空間を提供することが出来る。
【0046】
そして、照射源79である紫外線ランプ82の長手方向を排気の流れ方向に対して略直角にして照射源79の長手方向に排気流路を拡大することで、気流の通路断面積を非常に大きく取ることが出来るため、紫外線を照射することにより排気流を殺菌する範囲及びマイナスイオン発生部80を大きくとることが出来、マイナスイオン発生部80への流入をより多くすることが出来る。そのため排気口63を経て室内に排気される排気の極一部しかマイナスイオン発生部80へ流入することが出来ず、微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオン81を含んだ気流が部屋内全体に拡散されるのに非常に時間がかかるという問題を解消し早期に部屋内全体に拡散することが出来る。よって早期に室内空間に微生物及び細菌類が殺菌されたきれいな空気及びオゾンレスの陰(マイナス)イオンを発生させることにより、生体の代謝機能や生理機能を衰えさせない空間を作り、また、陰(マイナス)イオンを発生させて微粒子等を電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な空間を提供することが出来る。
【0047】
また、気流の通路断面積を非常に大きく取ることが出来るため、排気口部63での排気抵抗(圧力損失)も低減することが出来、空気調和機としての風量の確保、騒音値の上昇を抑制することが出来る。
【0048】
また照射源79である紫外線ランプ82の両端を支持することにより、紫外線ランプ82が片側だけを保持されているため衝撃によりたわんで、紫外線ランプ82のランプ83のガラス部分が近傍の部品に当たりガラス部分が破損してしまうという問題を防止し、本体の転倒や落下などによる衝撃で紫外線ランプ82が破損してしまうのを防止することが出来る。
【0049】
そして、照射源79である紫外線ランプ82の両端を本体隔壁51の支持リブ89と光電子放出材78のフランジ部90で挟みこんで支持することにより、紫外線ランプ82が片側だけを保持されているため衝撃によりたわんで、紫外線ランプ82のランプ83のガラス部分が近傍の部品に当たりガラス部分が破損してしまうという問題を防止し、本体の転倒や落下などによる衝撃で紫外線ランプ82が破損してしまうのを防止することができる。
【0050】
さらには、照射源79である紫外線ランプ82の両端をゴム等の弾性体である保持部84を介して支持することにより、本体の転倒や落下などによる衝撃をゴム等の弾性体である保持部84で吸収し、紫外線ランプ82に衝撃がそのまま伝わり、衝撃により紫外線ランプ82が破損してしまうのを防止することが出来る。
【0051】
また照射源79の支持部近傍に照射源79への給電線85の保持部97を設けているため、照射源79である紫外線ランプ82が万が一破損した場合でも紫外線ランプ82両端の電極部83aが垂れ下がって近傍の金属部分に接触するのを防止することが出来る。
【0052】
また排気通路を階段状に曲がりくねらせることでマイナスイオン放出口71周辺の本体壁面及びマイナスイオン発生部80の気流取入れ口92からマイナスイオン放出口71迄を含む通路の壁面に紫外線ランプ82の紫外線が反射してマイナスイオン放出口71や気流取入れ口92から外部に漏れるのを防止することが出来る。
【0053】
そして、階段状に曲がりくねらせたマイナスイオン発生部80の気流取入れ口92からマイナスイオン放出口71迄の排気通路のほぼ中間に照射源79である紫外線ランプ82を位置させるため、気流取入れ口92とマイナスイオン放出口71の両側からの紫外線の漏れを防止することが出来る。
【0054】
また階段状の排気通路の壁面に低反射率の反射防止体93を設けたことにより、マイナスイオン放出口71周辺の本体壁面及びマイナスイオン発生部80の気流取入れ口92からマイナスイオン放出口71迄を含む通路の壁面に紫外線ランプ82の紫外線が反射してマイナスイオン放出口71や気流取入れ口92から外部に漏れるという問題を防止することが出来る。
【0055】
また壁面を低反射率としたことにより、紫外線ランプ82からの紫外線だけでなく可視光が気流取入れ口92とマイナスイオン放出口71の両側から漏れるのを防止することが出来、夜間暗い部屋で使用されても気にならないものである。
【0056】
そして、夜間暗い部屋で使用されても気にならないようにするためには、マイナスイオン放出口71や排気口63からもれる可視光は20ルクス以下に抑える必要があり、好ましくは10ルクス以下に抑える必要がある。20ルクス以下に抑えれば、就寝時等、夜間暗い部屋で使用されても気にならないものである。
【0057】
そして、低反射率の反射防止体93を難燃性を有する暗色彩の部材としているため、同様にして紫外線が反射してマイナスイオン放出口71や気流取入れ口92から外部に漏れるという問題を防止すると共に難燃性有するため紫外線ランプ82からの紫外線や放熱による機械的劣化を防止することが出来る。さらには、照射源79である紫外線ランプ82が万が一破損して電極部83aが低反射率の反射防止体93に接触しても難燃性を有するため、発火などの恐れがない。
【0058】
また保護カバー91の上部で排気流の下流側に形成された庇A95及び保護カバー91の下部で排気流の上流側に形成された庇B96と照射源79の上流及び下流側の両方に庇を設けているため、マイナスイオン放出口71や排気口63から覗き込んでも照射源79を直視するのを防止するとともに、マイナスイオン放出口71及び気流取入れ口92近傍の他の部品への紫外線照射を防止すると共に外部からの水侵入時にもマイナスイオン発生部80に水がかからないようにすることが出来る。
【0059】
また庇A95、庇B96は、折り曲げ加工により保護カバー91に一体に形成されており、庇部を別の板金部品で形成した後スポット溶接等にて取付ける形態で構成することなく安価に構成することが出来る。
【0060】
また庇A95、庇B96は、マイナスイオン発生部80の上流側、下流側の両方に設けているが、上流側、下流側のどちらか片側だけに設けても良く、各々同様の効果が得られる。
【0061】
また金メッキ、金蒸着等を施した光電子放出材78を負の電位にしているため、光電子放出材78から発生した光電子が光電子放出材78の負の電位と電気的に反発して、光電子が光電子放出材78に戻るのを防止することが出来、その結果マイナスイオン81の発生量を増加させることが出来る。
【0062】
またマイナスイオン放出口71の長手方向の寸法を排気口63の長手方向の寸法の50%以上としているため、マイナスイオン放出口71から放出される排気風量を多く確保することが出来、微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオン81を含んだ気流を更に効果的に部屋内全体に拡散することが出来る。
【0063】
そして、マイナスイオン放出口71と排気口63を略平行に設けているため、マイナスイオン放出口71部分での気流の吹出し抵抗を低減し微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオン81を含んだ気流をマイナスイオン放出口71部分からスムーズに排気することが出来るとともに、吹出し抵抗を低減することで排気吹き出しによる音を低減することが出来る。
【0064】
さらには、マイナスイオン放出口71の長手方向の格子形状線を本体外郭形状に沿わせているため、同様にしてマイナスイオン放出口71部分での気流の吹出し抵抗を低減し、微生物及び細菌類が殺菌されると共にマイナスイオン81を含んだ気流をスムーズに部屋内全体に拡散することが出来ると共に本体外観デザインを良好にすることが出来る。
【0065】
またマイナスイオン放出口71の格子リブ71aの高さを4mmで形成しているため、階段状の排気通路や庇で乱流になりかけた排気流をマイナスイオン放出口71部で整流して外部に放出することが出来る。ここでは、格子リブ71aの高さを4mmで形成しているが、範囲としては4〜10mmが好ましく、格子リブ71aの高を4〜10mmとすることにより、上記と同様の効果が得られるものである。
【0066】
そして、モータ58、ファン59から成る電動送風機からの気流の一部をマイナスイオン発生部80内に通す量としては、電動送風機からの気流の0.5%から15%を通すのが適しており、好ましくは0.5%から5%を通すのが適している。また風量値では、0.05m/分から1.0m/分を通すのが適しており、好ましくは0.1m/分から0.5m/分の風量を通すのが適している。マイナスイオン発生部80内に通す気流の量が増えれば紫外線により空気中のウイルス、バクテリア、酵母、かび等の微生物及び細菌類を殺菌する風量を増加させ、且つマイナスイオン81の発生量を増加させることが出来るが、その分空気調和機本体の気流の圧損となるため、空気調和機本体の吸排気量が低下し、室内空気の脱臭、浄化性能が低下ばかりか、殺菌やマイナスイオン81の発生量を増加させたとしても室内への拡散、放出の低下を招くこととなる。殺菌及びマイナスイオン81の発生量を増加させ室内空気の脱臭、浄化性能を多少犠牲にした場合、気流の0.5%から15%あるいは0.05m/分から1.0m/分の風量を通すのが適しているが、0.5%から5%あるいは0.1m/分から0.5m/分の風量を通して気流の圧損にならず、清浄効果を確保しながら殺菌する風量とマイナスイオン81を多く発生させ、殺菌する風量とマイナスイオン81の発生量を安定させることが好ましい。そして、上記に述べた範囲に設定することにより、気流の圧損にならず、清浄効果を確保しながら殺菌する風量とマイナスイオン81を多く発生させ、殺菌する風量とマイナスイオン81の発生量を安定させることが出来る。
【0067】
そして、モータ58、ファン59から成る電動送風機からの気流が最も多く衝突するトング部94に沿って殺菌及びマイナスイオン発生部ユニット77の気流取入れ口92が設けられているため、気流がトング形状に沿ってスムーズに気流取入れ口92に流れ込むことが出来、多くの殺菌された風量と多数のマイナスイオン81の発生と放出を行うことが出来る。
【0068】
保護カバー91は、上方から覆うように取り付け、内部のマイナスイオン発生部80の周囲を保護しており、紫外線ランプ82から照射される紫外線が外部に漏れないようにすると共に気流が通る通路を形成しており、マイナスイオン発生部80への気流のガイドとなる気流取入れ口92やマイナスイオン放出口71までの流路を形成している。そして、上記構成により、照射源79から照射される紫外線が本体外部に漏れるのを防止すると共に、マイナスイオン発生部82への気流のガイドとなる気流取入れ口92やマイナスイオン放出口71までの流路を形成させている。
【0069】
上記保護カバー91の材質は、亜鉛メッキ鋼鈑、カラー鋼鈑等の金属から成り、照射源79から照射される紫外線に対する材料の劣化を防止している。ここでは、亜鉛メッキ鋼鈑、カラー鋼鈑等のメッキ鋼鈑や塗装鋼鈑をあげているが、他の物でもよく要は照射源79から照射される紫外線に対し劣化し難い材料であればよい。排気口63から覗かれる場合を考慮すれば、本体色に近い色のカラー鋼鈑を用いれば保護色となり外観的に不具合で無くなる。
【0070】
また、上記保護カバー91の材質を合成樹脂に紫外線吸収剤を添加した材料にて形成したものでもよく、その場合、照射源79から照射される紫外線に対する材料の劣化を紫外線吸収剤を添加することにより防止し、且つ合成樹脂によるため、保護カバー上91の加工が一般的には金型による樹脂成形加工となり、加工、成形を容易にすると共に安価に提供することが出来るものである。合成樹脂の材料としては、ポリカーボネートやアクリル等が適している。
【0071】
また、光電子放出材78に黄銅(真鍮)を用いているが、黄銅(真鍮)は導電性に優れ、且つメッキ、蒸着等のAuの層を有する表面処理を施しやすい特徴を持つ。マイナスイオン81の発生量を安定して多数得るためには、制御回路70へ導通した光電子放出材78が導電性に優れ常に光電子を放出し続けることが最も重要となる。そのため、光電子放出材78には、導電性に優れた黄銅、青銅、りん青銅等の材質が適しており、またこれらの材料はメッキ、蒸着時の密着性にも優れ、Auの層を有する表面処理を容易に施すことが出来る。
【0072】
また光電子放出材78には、端子接続部87が一体に形成されており、制御回路70へ導通した端子88が接続されているため、別部品として端子接続部を設ける必要がなく、安価に形成することが出来る。
【0073】
また紫外線を照射する照射源79は、駆動回路86に接続され、前記駆動回路86はさらに制御回路70に接続されており、照射源79の照射をON−OFF間欠させたり、照射源79の紫外線照射強度を可変したりする等の制御が行われているが、まず照射源79の照射をON−OFF間欠とした場合は、照射源79である紫外線ランプ82をON−OFF間欠点灯させることにより、照射源79である紫外線ランプ82トータルとしての寿命を伸ばすことが出来、またマイナスイオン81の出し過ぎを調整、制御することが出来、自然界に近いマイナスイオンの発生とすることができる。
【0074】
次に、照射源79の紫外線照射強度を可変した場合は、紫外線の照射強度が高くなれば、空気中のウイルス、バクテリア、酵母、かび等の微生物及び細菌類を殺菌する殺菌力は向上され、マイナスイオン81の発生量は増加し、照射強度が低くなれば微生物及び細菌類を殺菌する殺菌力は弱まり、マイナスイオン81の発生量は低下することから照射源79である紫外線ランプ82の紫外線照射強度を可変することにより微生物及び細菌類を殺菌する殺菌力及びマイナスイオン81の発生量を制御することができ、そして温度、湿度等の使用環境や臭い検知センサ68、粒子検知センサ69の各センサの検知した室内空気の汚染度合い等の使用状態に応じて照射源79の紫外線照射強度を可変することにより、微生物及び細菌類を殺菌する殺菌力及びマイナスイオン81の発生量を可変制御することが出来、自然界に近い殺菌力及びマイナスイオン81の発生とすることができる。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、室内の汚れた空気、臭い空気を吸い込み、浄化、脱臭し、再度室内に循環させると共に、早期に室内空間に微生物及び細菌類が殺菌されたきれいな空気及びオゾンレスの陰(マイナス)イオンを発生させることにより、生体の代謝機能や生理機能を衰えさせない空間を作り、また、陰(マイナス)イオンを発生させて微粒子等を電気的に中和もしくは負の電荷を帯びさせ安定な空間を提供できる。また、本体の転倒や落下などによる衝撃で紫外線ランプが破損してしまうのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるマイナスイオン発生部を有する空気調和機の部分側断面図
【図2】同空気調和機の側断面図
【図3】同空気調和機の側面図
【図4】同空気調和機の平面図
【図5】同空気調和機の部分断面を含む平面図
【図6】同空気調和機の平面の断面図
【図7】同空気調和機の透明棒状体を示した断面図
【図8】同空気調和機の部分断面を含む正面図
【図9】同空気調和機のフロントグリルを外した状態の正面図
【図10】同空気調和機のフロントグリルの爪部を示した断面図
【図11】同空気調和機の本体後を外した状態の裏面図
【図12】同空気調和機の殺菌及びマイナスイオン発生部ユニット部を示した図
【図13】同空気調和機の保護カバーを外した状態の殺菌及びマイナスイオン発生部ユニット部を示した図
【図14】同光電子放出材を外した状態の殺菌及びマイナスイオン発生部ユニット部を示した図
【図15】同空気調和機の保護カバーを示した図
【図16】同光電子放出材を示した図
【図17】従来のマイナスイオン発生部を有する空気調和機の側断面図
【図18】同空気調和機の側面図
【図19】同空気調和機の部分断面を含む正面図
【図20】同空気調和機の平面図
【図21】同マイナスイオン発生部ユニット部を示した断面図
【図22】同マイナスイオン発生部ユニット部を示した図
【図23】同空気調和機の透明棒状体を示した断面図
【符号の説明】
71 マイナスイオン放出口
77 殺菌及びマイナスイオン発生部ユニット
78 光電子放出材
79 照射源
80 マイナスイオン発生部
82 紫外線ランプ
83 ランプ部
84 保護部
85 給電線
97 保持部

Claims (4)

  1. 光電子放出材と照射源とを備え、前記光電子放出材に前記照射源からの紫外線を照射することでマイナスイオンを発生するとともに、前記照射源の長手方向を空気流の流れ方向に対して略直角に配設したマイナスイオン発生部。
  2. 照射源の両端を支持した請求項1記載のマイナスイオン発生部。
  3. 照射源の両端を弾性体を介して支持した請求項2記載のマイナスイオン発生部。
  4. 照射源の支持部近傍に照射源への給電線の保持部を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載のマイナスイオン発生部。
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