JP2003184702A - 圧力を緩衝する装置を備えた高圧燃料ポンプ - Google Patents

圧力を緩衝する装置を備えた高圧燃料ポンプ

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JP2003184702A
JP2003184702A JP2002333763A JP2002333763A JP2003184702A JP 2003184702 A JP2003184702 A JP 2003184702A JP 2002333763 A JP2002333763 A JP 2002333763A JP 2002333763 A JP2002333763 A JP 2002333763A JP 2003184702 A JP2003184702 A JP 2003184702A
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レムボルト ヘルムート
Uwe Mueller
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    • F02M2200/315Fuel-injection apparatus having hydraulic pressure fluctuations damping elements for damping fuel pressure fluctuations

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、良好な緩衝特性を有してい
て簡単に構成される、圧力衝撃を緩衝する装置を備え
た、内燃機関のための高圧燃料ポンプを提供することで
ある。 【解決手段】 燃料供給部3内の圧力衝撃を緩衝する装
置31が管路区分43を有しており、かつ、管路区分4
3の、内圧で負荷された場合の体積増大が、管路区分4
3内にある燃料の圧縮性よりも、極めて著しく大きいよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のための
高圧燃料ポンプであって、少なくとも1つのポンプエレ
メントと、燃料供給部と、高圧管路とが設けられてお
り、その際、ポンプエレメントが燃料を燃料供給部から
高圧管路に圧送し、かつ、燃料供給部内の圧力衝撃を緩
衝するための装置が設けられている形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばガソリン直噴式のオットー機関の
コモンレール式噴射装置に使用されるこの高圧燃料ポン
プにおいては、圧力衝撃を緩衝する装置は、運転中に燃
料供給部内に生ずる圧力衝撃を緩衝し、かつ、圧送室に
燃料を、単数又は複数のポンプエレメントの吸い込み行
程中に、充分に供給することを保証する働きをしてい
る。
【0003】この高圧燃料ポンプの圧送量調節は量制御
弁を介して行われ、この量制御弁は、この目的のため
に、ポンプエレメントの圧送室と燃料供給部との間に液
圧式の接続を形成することが可能である。この接続が形
成されると、ポンプエレメントはもはや高圧管路ではな
く、燃料供給部に圧送する。ピストンポンプのこの調節
により、高圧燃料ポンプの利用率が改善される。それと
いうのは、ポンプエレメントの仕事入力は、それが単に
燃料供給部内の低い圧力に抗して仕事をすればよい場合
に、著しく減少するからである。
【0004】量制御弁が開弁されると、燃料供給部は衝
撃的に圧力衝撃により負荷され、この圧力衝撃は噴射装
置の著しい機械的な負荷をもたらす。圧力衝撃を緩衝す
る装置は、この圧力衝撃を少なくとも部分的に減少させ
かつ緩衝する働きをする。
【0005】ポンプエレメントの吸い込み行程の間、燃
料供給部内には極めてわずかな圧力が支配しており、こ
のことは蒸気泡形成及びキャビテーションの危険をもた
らす。燃料供給部内にわずかな圧力が生ずるのは、短期
的に、ピストンポンプにより吸い込まれる燃料量が、低
圧ポンプにより燃料供給部内に圧送される燃料量よりも
大きくなるからである。この運転状態において、圧力衝
撃を緩衝する装置は燃料供給部内の圧力を少なくとも部
分的に維持し、その結果、望ましくない蒸気泡形成は効
果的に抑制される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、冒頭で述べた形式の高圧燃料ポンプを改良し
て、良好な緩衝特性を有していて簡単に構成される、圧
力衝撃を緩衝する装置を備えた、内燃機関のための高圧
燃料ポンプを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、燃料供給部内の圧力衝撃を緩衝す
る装置が管路区分を有しており、かつ、管路区分の、内
圧で負荷された場合の体積増大が、管路区分内にある燃
料の圧縮性よりも、極めて著しく大きいようにした。
【0008】
【発明の効果】本発明のように構成されていると、内圧
で負荷されると半径方向で、かつ可能ならば軸方向で
も、膨張する管路区分を使用することにより、極めてコ
ンパクトにかつ簡単に構成された緩衝装置が生ずる。管
路区分の可曲性及び弾性に基づいて、管路区分は、ほぼ
任意の、自由な構成スペース内に、燃料高圧ポンプの直
接的な周囲に組み付けることができ、それ故、所要スペ
ースは最少限である。更に、管路区分の適当な材料、そ
の壁厚、内径及び長さを選択することにより、本発明に
よる装置の緩衝特性を広い範囲で、かつ簡単に変化させ
ることができる。これにより、本発明による圧力衝撃を
緩衝する装置は、最も簡単な形式で種々異なる内燃機関
及び高圧燃料ポンプに適合させることが可能である。
【0009】1変化形では、管路区分が第1の端部と第
2の端部とを有しており、管路区分の第1の端部が燃料
供給部と液圧式に接続されており、かつ管路区分の第2
の端部が閉鎖されている。
【0010】本発明の特に有利な1構成では、管路区分
がホースとして構成されており、それ故、製作費は極め
て僅かであり、かつ、市販の液圧ホースの良好な緩衝性
質に基づいて良好な緩衝特性が得られる。
【0011】代替的な1構成では、管路区分はベローズ
として構成されていてもよく、したがって、内圧で負荷
された場合の体積増大は、主として管路区分の軸方向で
行われる。ベローズの寸法決めにより、緩衝特性を広い
範囲で調整することができる。この実施形で特に有利な
ことはまた、このようなベローズが金属の材料から製作
されることが可能で、かつこのベローズがほとんど老化
しないことである。
【0012】本発明を更に補足して、管路区分の第2の
端部が良好に伝熱性に、高圧燃料ポンプ、噴射装置又は
内燃機関の構造部分と結合されており、かつ、この構造
部分は内燃機関の運転温度において、燃料供給部内の燃
料の蒸発温度を超える温度を有しているようにすること
ができる。これにより、蒸気泡が管路区分の第2の端部
に意識的に生ぜしめられ、蒸気泡はガスクッション若し
くはガス緩衝器の機能を引き受ける。このガス泡によ
り、本発明による圧力衝撃を緩衝する装置の応動特性が
更に改善される。更に、燃料蒸気泡を有さない管路区分
および燃料蒸気泡を有する管路区分の緩衝特性を適当に
調和させることにより、内燃機関若しくは高圧燃料ポン
プのほとんどすべての運転条件において、良好な緩衝特
性を達成することができる。更に、管路区分内における
蒸気泡の存在の有無に関わらず、管路区分の長さは、管
路区分がレゾネータとして作用して所定の周波数範囲の
内部において圧力衝撃を反射により消去するように、選
択することができる。
【0013】本発明による圧力衝撃を緩衝する装置の作
用は、本発明によれば、管路区分と燃料供給部との間の
液圧式の接続がポンプエレメントの入口弁の直ぐ近傍に
おいて形成されることにより、更に改善することができ
る。
【0014】本発明の、製作技術的に有利な1構成で
は、管路区分の第1の端部がポンプエレメントのカバー
に固定されており、かつ、該カバーを介して、管路区分
と燃料供給部との間の液圧式の接続が形成される。この
実施例では、高圧燃料ポンプに変更を行う必要なしに、
従来技術で知られているダイヤフラム貯蔵器(Memb
ranspeicher)を、本発明による圧力衝撃を
緩衝する装置に交換することも容易に可能である。ダイ
ヤフラム貯蔵器の代わりに、単に前記のカバーがねじ止
めされる。
【0015】加えて、本発明による圧力衝撃を緩衝する
装置の運転特性を更に改善するために、管路区分内に絞
り又はダイヤフラム(Blende)が配置されてい
て、したがって、特に蒸気泡が存在している場合に緩衝
作用が高められるようにすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の別の利点及び有利な構成
は図面、その説明及び請求項から知ることができる。以
下に図面を参照しながら本発明の実施例について詳説す
る。
【0017】図1は、本発明による高圧燃料ポンプ1を
備えた、内燃機関のための噴射装置の、第1の実施例の
ブロック回路図を示す。高圧燃料ポンプ1は燃料供給部
3,3a,3bを介して、燃料をタンク5から供給され
る。燃料は電気的な低圧燃料ポンプ7により、タンク5
から燃料供給部3内に圧送される。低圧調節器9は燃料
供給部3内の圧力を例えば4〜6バールに調節する。
【0018】本発明による高圧燃料ポンプ1は、ここに
示した実施例では、高圧管路11を介してコモンレール
13に圧送する。このコモンレール自体はインジェクタ
15と接続されている。コモンレール13には圧力制限
弁17及び圧力センサ19が配置されている。図1には
図示されていないが、噴射装置の閉ループ制御及び開ル
ープ制御を引き受ける制御装置、信号導線、電気的な供
給導線などがある。
【0019】高圧燃料ポンプ1は例えば、ピストン(図
示せず)及びシリンダ(図示せず)を備えた少なくとも
1つのポンプエレメント21を有している。ポンプエレ
メント21は燃料を燃料供給部3から高圧導管11に圧
送する。燃料の、高圧導管11からポンプエレメント2
1への逆流と、ポンプエレメント21から燃料供給部3
bへの逆流とを抑制するために、出口弁23が高圧管路
11に、かつ入口弁25が燃料供給部3bに設けられて
いる。
【0020】高圧燃料ポンプ1の量調節は、ポンプエレ
メント21の圧送室(図示せず)と燃料供給部3とを接
続するバイパス27、および該バイパス27に配置され
た量制御弁29を介して行われる。
【0021】量制御弁29が、図1に示されているよう
に、開弁されていると、ポンプエレメント21は燃料を
高圧管路11ではなく、専らバイパス27に圧送する。
【0022】量制御弁29が閉弁されると直ちに、ポン
プエレメント21の圧送行程の間に圧力がポンプエレメ
ント21の圧送室(図示せず)内に生じ、かつ、ポンプ
エレメント21は、圧送室(図示せず)内の圧力が出口
弁23後方における高圧管路11内の圧力よりも高くな
ると直ちに、高圧管路11に圧送する。
【0023】量制御弁29が圧送行程の間に開かれる
と、バイパス27内の燃料および次いで燃料供給部3内
の燃料は圧力衝撃により負荷される。この圧力衝撃は、
ポンプエレメント21の上流に接続された構成部材、つ
まりタンク5、低圧燃料ポンプ7、低圧調節器9、又は
例えば燃料高圧ポンプの迅速接続部(Schnella
nschluesse)のような接続エレメント(図示
せず)のような構成部材を損傷させることがある。
【0024】この圧力衝撃を減少させるために、燃料供
給部3内に圧力衝撃を緩衝する装置31が設けられてい
る。この装置31の構造及び運転特性は以下において図
2につき詳細に説明する。まず、圧力衝撃を緩衝する装
置31が圧力衝撃内に含まれているエネルギを吸収し、
かつ、部分的に貯蔵することを説明すれば充分である。
【0025】ポンプエレメント21が、吸い込み行程の
間に高い速度で燃料を燃料供給部3から吸い込むと、こ
のことは、燃料供給部3,3a,3b内に著しい圧力降
下をもたらす。それというのは、低圧燃料ポンプ7の圧
送出力がこの所要ピークをカバーするのに充分でないか
らである。燃料供給部3内の圧力が低下すると直ちに、
圧力衝撃を緩衝する装置は31は燃料を燃料供給部3に
圧送する。圧力衝撃を緩衝する装置31は要するに2つ
の機能を有している。つまり、この装置は噴射装置を有
害な圧力衝撃から保護すると共に、この装置は燃料供給
部3bからポンプエレメント21への、吸い込み行程の
間の充分な燃料流を保証する。
【0026】図2には、本発明による高圧燃料ポンプの
第2の実施例が抜粋されて示されている。同じ構造部分
は同じ符号が付与されており、図1に関する前記記載に
相当する。
【0027】図2には、この実施例においてはポンプエ
レメント21が、シリンダ孔35内で案内されているピ
ストン33から成っていることが、明確に認識される。
シリンダ孔35及びピストン33は圧送室37を仕切っ
ている。ピストン33が図2に示した配置では下方に向
かって移動する際に、入口弁25を介して、燃料は燃料
供給部3から圧送室37内に到達することができる。こ
れが、いわゆる「吸い込み行程」である。
【0028】ピストン33が再び上方に向かって入口弁
25の方向に移動すると直ちに、圧送室37の容積が減
少し、入口弁25が閉弁し、かつ、燃料は出口弁23を
介して高圧管路11内に押し出される。この場合の前提
は、量制御弁29が閉じられていることである。
【0029】ピストン33が充分に燃料を高圧管路11
に圧送すると、量制御弁29が開弁される。この、量制
御弁29の切り替え位置は、図2に示されている。開弁
された量制御弁29により、ピストン33によって圧送
される燃料は燃料供給部3に押し出される。この結果、
既に述べた圧力衝撃が燃料供給部3内に生じ、これは、
本発明による圧力衝撃を緩衝する装置31により緩衝さ
れる。
【0030】本発明による圧力衝撃を緩衝する装置31
の、図2に示した実施例はカバー39から成り、該カバ
ー39はポンプエレメント21とねじ結合されている
(結合部は図2においては示されていない)。カバー3
9には短管41が構成されており、該短管41に1片の
ホース43が被せ嵌められている。ホース43として
は、市販の耐燃料性のホースを使用することができ、こ
のホースは、約4〜6バールの静圧により発生する圧力
と、上述の何回も述べた圧力衝撃とにより負荷可能であ
る。ホースの選択に応じて、本発明による圧力衝撃を緩
衝する装置31の緩衝特性を広い範囲で高圧燃料ポンプ
(図示せず)の要求に適合させることができる。
【0031】ホース43はその第1の端部45をもって
接続短管41に被せ嵌められている。ホース43の第2
の端部47において、ホース43は閉鎖片49によって
閉じられている。閉鎖片49は固定孔53を備えた固定
アイ51を有している。この固定アイ51により、閉鎖
片49は、高圧燃料ポンプ、噴射装置又は内燃機関(図
示せず)の、温度を導く構造部分に固定されることが可
能である。この構造部分は内燃機関の運転温度におい
て、燃料供給部3若しくはホース43内の燃料の蒸発温
度よりも上の温度に達するようにし、それ故、内燃機関
が運転温度に達すると直ちに、蒸気泡がホース43内に
形成される。この蒸気泡(図示せず)はガスクッション
のように作用し、かつ、本発明による装置31の緩衝作
用を高める。内燃機関の、温度を導く構造部分から装置
31への良好な熱伝達を保証するために、閉鎖片49
を、良好に伝熱する材料、特に良好に伝熱する金属から
製作することが推奨される。
【0032】カバー39は閉鎖片49と同じ温度を有し
ていないので、蒸気泡(図示せず)は、燃料供給部3内
に達することができる程には、膨張しない。蒸気泡が燃
料供給部内に達することは、望ましくない。それという
のは、このような燃料供給部3内の蒸気泡はポンプエレ
メント21の圧送特性を損なうからである。
【0033】本発明による装置31の運転特性を更に制
御し得るようにするために、例えばカバー39内に、特
に接続短管41の領域内に、絞り(図示せず)を設ける
ことができる。
【0034】本発明の代替的な1構成(図示せず)で
は、ホース43はベローズ(Faltenbalg)、
特に金属製のベローズにより代替することができる。金
属ベローズは内圧で負荷されることによりその長手方向
の容積変化を可能にする。ベローズの寸法決め及び材料
選択により、このようなベローズの緩衝特性を高圧燃料
ポンプの要求に適合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高圧燃料ポンプを備えた噴射装置
の第1の実施例のブロック回路図である。
【図2】本発明による高圧燃料ポンプの第2の実施例の
概略図である。
【符号の説明】 1 高圧燃料ポンプ、 3 燃料供給部、 3a 燃料
供給部、 3b 燃料供給部、 5 タンク、 7 低
圧燃料ポンプ、 9 低圧調節器、 11 高圧管路、
13 コモンレール、 15 インジェクタ、 17
圧力制限弁、19 圧力センサ、 21 ポンプエレ
メント、 23 出口弁、 25 入口弁、 27 バ
イパス、 29 量制御弁、 31 圧力衝撃を緩衝す
る装置、 33 ピストン、 35 シリンダ孔、 3
7 圧送室、 39 カバー、41 短管、 43 ホ
ース、 45 第1の端部、 47 第2の端部、49
閉鎖片、 51 固定アイ、 53 固定孔
フロントページの続き (72)発明者 ウーヴェ ミュラー ドイツ連邦共和国 ヘミンゲン ヒルシュ シュトラーセ 3/2 Fターム(参考) 3G066 AA02 AC09 BA38 BA40 CA20U CA39T CB13T CB18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のための高圧燃料ポンプであっ
    て、少なくとも1つのポンプエレメント(21)と、燃
    料供給部(3)と、高圧管路(11)とが設けられてお
    り、その際、ポンプエレメント(21)が燃料を燃料供
    給部(3)から高圧管路(11)に圧送し、かつ、燃料
    供給部内の圧力衝撃を緩衝するための装置(31)が設
    けられている形式のものにおいて、燃料供給部(3)内
    の圧力衝撃を緩衝する装置(31)が管路区分(43)
    を有しており、かつ、管路区分(43)の、内圧で負荷
    された場合の体積増大が、管路区分(43)内にある燃
    料の圧縮性よりも、極めて著しく大きいことを特徴とす
    る、高圧燃料ポンプ。
  2. 【請求項2】 管路区分(43)が第1の端部(45)
    と第2の端部(47)とを有しており、管路区分(4
    3)の第1の端部(45)が燃料供給部(3)と液圧式
    に接続されており、かつ管路区分(43)の第2の端部
    (47)が閉鎖されている、請求項1記載の高圧燃料ポ
    ンプ。
  3. 【請求項3】 管路区分(43)がホースとして構成さ
    れている、請求項1又は2記載の高圧燃料ポンプ。
  4. 【請求項4】 管路区分がベローズとして構成されてい
    る、請求項1又は2記載の高圧燃料ポンプ。
  5. 【請求項5】 管路区分(43)の第2の端部(47)
    が良好に伝熱性に、高圧燃料ポンプ、噴射装置又は内燃
    機関の構造部分と結合されており、かつ、この構造部分
    は内燃機関の運転温度において、燃料供給部(3)内の
    燃料の蒸発温度を超える温度を有している、請求項2か
    ら4までのいずれか1項記載の高圧燃料ポンプ。
  6. 【請求項6】 管路区分(43)と燃料供給部(3)と
    の間の液圧式の接続が、ポンプエレメントの入口弁(2
    5)の直ぐ近傍において形成される、請求項1から5ま
    でのいずれか1項記載の高圧燃料ポンプ。
  7. 【請求項7】 管路区分(43)の第1の端部(45)
    がポンプエレメント(21)のカバー(39)に固定さ
    れており、かつ、カバー(39)を介して、管路区分
    (43)と燃料供給部(3)との間の液圧式の接続が形
    成される、請求項1から6までのいずれか1項記載の高
    圧燃料ポンプ。
  8. 【請求項8】 管路区分(43)が分岐レゾネータとし
    て作用する、請求項1から7までのいずれか1項記載の
    高圧燃料ポンプ。
  9. 【請求項9】 管路区分(43)内に絞り又はダイヤフ
    ラムが設けられている、請求項1から8までのいずれか
    1項記載の高圧燃料ポンプ。
JP2002333763A 2001-11-19 2002-11-18 圧力を緩衝する装置を備えた高圧燃料ポンプ Pending JP2003184702A (ja)

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