JP2003184621A - 計器の駆動装置 - Google Patents

計器の駆動装置

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JP2003184621A
JP2003184621A JP2001387334A JP2001387334A JP2003184621A JP 2003184621 A JP2003184621 A JP 2003184621A JP 2001387334 A JP2001387334 A JP 2001387334A JP 2001387334 A JP2001387334 A JP 2001387334A JP 2003184621 A JP2003184621 A JP 2003184621A
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vehicle
instrument
warm
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Mitsuru Kiyozuka
満 清塚
Yusuke Sawara
祐介 佐原
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 競技車両やスーパーチャージャあるいはター
ボ付き車両等であっても、その車両が走行に適した状態
であるか否かを容易に判別することが可能な計器の駆動
装置を提供する。 【解決手段】 計器の駆動装置Aは、少なくとも車両内
の液体の温度を表示する状態表示部4aを備える計器
(補助用計器)4を備える。前記液体の温度を検出する
温度検出手段(温度センサ)1bを備える。温度検出手
段1bからの状態信号に基づいて算出される温度計測値
に基づいて状態表示部4aを表示動作させる制御手段2
を備える。制御手段2は、前記温度計測値が任意に選択
される設定値以下もしくは前記設定値よりも小さい値で
ある場合は、状態表示部4aに、前記車両が暖機運転中
であることを示す暖機運転表示を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水温計や油温計等
の車両内の液体の温度を表示する計器に関し、特にかか
る計器の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両内の液体の温度を表示する計
器としては、ラジエータ内のエンジン冷却水の温度を監
視する水温計やエンジンオイルの温度を監視する油温計
が知られており、速度計や回転計(TAメータ),燃料
計等とともにケース体に収納されてコンビネーションメ
ータを構成する場合や、既存の車両用計器(コンビネー
ションメータ)とは別に、アクセサリー用の補助用計器
として単独で取り付けられる場合がある。アクセサリー
用の補助用計器として取り付けられる場合においては、
かかる計器はサーキットレース場等を走行する競技車両
等や、スーパーチャージャあるいはターボ付き車両等に
搭載されることが多い。
【0003】車両は、短時間に連続して走行する場合を
除いてはイグニッションオン直後においてはエンジンが
低温状態である場合が多く、前記エンジンが低温状態に
あっては前記車両は走行に適した状態ではない。そのた
め、前記エンジンが所定の温度以上の範囲で駆動する状
態となるまで前記エンジンを駆動させたまま車両を走行
させない暖機運転を行う場合がある。かかる暖機運転に
おいては、前記暖機運転が完了し、前記車両が走行に適
した状態となったか否かを判断する1つの基準として
は、前述の車両内の液体の温度を表示する計器の数値変
化が上げられる。運転者は、前記計器に表示される前記
液体の温度が一定の温度以上となった場合に前記暖機運
転が完了し、前記車両が走行に適した状態となったと判
断することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に競
技車両やスーパーチャージャあるいはターボ付き車両等
では、各車両によってエンジンの発熱量やラジエーター
の冷却性能が異なるため、前記暖機運転が完了し、走行
に適した状態となったと判断できる温度が各車両によっ
て異なる。したがって、運転者は、走行を開始しようと
するたびに前記計器の数値変化を読みとり、自車両の走
行に適した温度と比較することで自車両の前記暖機運転
が完了したか否かを判断しなければならず、自車両が走
行に適した状態となったか否かを判断することが煩雑で
あるという問題点があった。
【0005】本発明は、前記問題点を鑑み、競技車両や
スーパーチャージャあるいはターボ付き車両等であって
も、その車両が走行に適した状態であるか否かを容易に
判別することが可能な計器の駆動装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、少なくとも車両内の液体の温度を表示する
状態表示部を備える計器と、前記液体の温度を検出する
温度検出手段と、前記温度検出手段からの状態信号に基
づいて算出される温度計測値に基づいて前記状態表示部
を表示動作させる制御手段と、を備える計器の駆動装置
であって、前記制御手段は、前記温度計測値が任意に選
択される設定値以下もしくは前記設定値よりも小さい値
である場合は、前記状態表示部に、前記車両が暖機運転
中であることを示す暖機運転表示を表示させることを特
徴とする。
【0007】また、前記制御手段は、前記温度計測値が
前記設定値より大きいもしくは前記設定値以上の値であ
る場合に、前記状態表示部に、前記車両の暖機運転が完
了したことを示す暖機運転完了表示を表示させることを
特徴とする。
【0008】また、前記設定値を選択するための操作手
段を備えてなることを特徴とする。
【0009】また、少なくとも車両内の液体の温度を検
出する温度検出手段を含む複数の検出手段から出力され
る状態信号を入力可能とする入力ポートを備え、入力ポ
ートを介し入力される前記状態信号から計測値を求め、
前記計測値をシリアルデータに変換するとともに、前記
シリアルデータを送信する第一の制御手段を備えたコン
トロールユニットと、少なくとも前記液体の温度を表示
する状態表示部を備え、前記シリアルデータに応じて前
記状態表示部を表示動作させる第二の制御手段を前記ケ
ース内に備えたアクセサリー用の補助用計器とを備えた
計器の駆動装置であって、前記第一の制御手段もしくは
前記第二の制御手段の何れか一方は、前記温度検出手段
からの状態信号に基づいて算出される温度計測値が任意
に選択される設定値に比べ、前記設定値以下もしくは前
記設定値より小さい値である場合に、前記状態表示部
に、前記車両が暖機運転中であることを示す暖機運転表
示を表示させることを特徴とする。
【0010】また、前記第一の制御手段は、前記温度計
測値が、前記設定値より大きいもしくは前記設定値以上
の値である場合に、前記状態表示部に、前記車両の暖機
運転が完了したことを示す暖機運転完了表示を表示させ
ることを特徴とする。
【0011】また、前記設定値を選択するための操作手
段を備えてなることを特徴とする。
【0012】また、前記補助用計器は、他の補助用計器
に前記シリアルデータを伝達する伝送路を接続する接続
部材を備えてなることを特徴とする。
【0013】また、前記温度検出手段は、車両の水温ま
たは油温を検出することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施形態を
添付図面に基づいて説明するが、車両の補助用計器の駆
動装置を例に上げて説明する。図1において、計器の駆
動装置Aは、センサ群1と、制御手段2と、駆動ドライ
バ3と、状態表示部4aを備える補助用計器(計器)4
と、操作手段5と、から主に構成されている。
【0015】センサ群1は、前記車両の状態を検出する
複数のセンサを備えるものであり、本発明の第一の実施
形態においては、車両のエンジン内に配設されるエンジ
ンオイルの圧力(以下、車両の油圧という)を半導体式
センサ等によって計測する圧力センサ1aと、車両のラ
ジエータ内に配設される冷却水の温度(以下、車両の水
温という)を熱電対やサーミスタ等によって計測する温
度センサ(温度検出手段)1bとからなる。
【0016】制御手段2は、所定のプログラムを実行す
る演算手段であるマイクロコンピュータであり、センサ
群1から発せられる状態信号が入力されると、この状態
信号に応じて所定の演算を行って計測値を算出し、この
計測値に応じた制御信号を駆動ドライバ3を介して後で
詳述する補助用計器4に出力することで、状態表示部4
aに車両の油圧及び水温を表示させるものである。
【0017】また、制御手段2は、温度状態表示機能を
備え、イグニッションオン後、温度センサ1bによって
検出される前記車両の水温が後述する基準温度設定機能
によって設定される設定値Xより小さい値である場合に
は状態表示部4aに前記車両が暖機運転中であることを
示す後で詳述する暖機運転表示を表示し、前記車両の水
温が設定値X以上の値である場合には状態表示部4aに
前記車両の暖機運転が完了したことを示す暖機運転完了
表示を表示させるものである。ここでいう「車両の暖機
運転が完了した」とは、前記車両のエンジンが走行に適
した温度まで暖気運転された状態を指す。また、前記温
度状態表示機能は基準温度設定機能を備える。この基準
温度設定機能は、操作手段5の所定操作によって任意的
に設定値Xを設定するためのものである。
【0018】駆動ドライバ3は、制御手段2からの前記
制御信号を補助用計器4の駆動信号に変換するものであ
り、補助用計器4の後述する駆動回路に電気的に接続さ
れる。
【0019】補助用計器4は、例えばドットマトリクス
型有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子からなる
状態表示部4aを有するデジタル式計器であり、駆動ド
ライバ3からの前記駆動信号に応じて前記有機EL素子
を操作させるための前記駆動回路を備え、後述する表示
形態を制御手段2の指示に基づいて表示する。
【0020】操作手段5は、制御手段2における機能を
操作する機能を有し、図2に示すように、状態表示部4
aにおける表示形態を切り換えるための押しボタンスイ
ッチ等からなるセレクト(SELECT)スイッチ5
a、前記基準温度設定機能における設定値Xを選択する
ためのアップ(UP)/ダウン(DOWN)スイッチ5
b,5c、設定値Xを確定するためのエンター(ENT
ER)スイッチ5d等から構成されている。
【0021】次に、図3から図6を用いて、状態表示部
4aにおける表示形態について説明する。
【0022】図3は、前記温度状態表示機能における暖
機運転表示G1を示している。暖機運転表示G1は、前
記車両が暖機運転中であることを文字(Warm−u
p)で報知する文字表示部11と、前記車両の水温を表
示する水温表示部12と、状態表示部4aに前記車両の
水温が表示されていることを示す水温マーク表示部13
と、水温表示部12及び水温マーク表示部13を囲むよ
うに配設される枠部14と、枠部14の内部に配設さ
れ、所定時間間隔で枠部14の内部を移動する内線部1
4aとを備えてなるものである。
【0023】制御手段2は、イグニッションオン後、温
度センサ1bから発せられる前記状態信号が入力される
と、前記状態信号に基づいて所定の演算を行い、前記車
両の水温を示す温度計測値Yを算出する。そして前記基
準温度設定機能によって任意的に選択される設定値Xと
温度測定値Yとを比較し、温度測定値Yが設定値Xより
も小さい値である場合(Y<X)に、前記車両が暖機運
転中であると判断し、所定の制御信号を駆動ドライバ3
を介して補助用計器4に出力し、状態表示部4aに暖機
運転表示G1を表示させる。
【0024】図4は、前記温度状態表示機能における暖
機運転完了表示G2を示している。暖機運転完了表示G
2は、前記車両の暖機運転が完了したことを文字(0.
K.!)で報知する文字表示部21と、前記車両の水温
を表示する水温表示部22と、状態表示部4aに前記車
両の水温が表示されていることを示す水温マーク表示部
23と、水温表示部22及び水温マーク表示部23を囲
むように配設され、所定時間間隔で点滅する枠部24
と、を備えてなるものである。
【0025】制御手段2は、イグニッションオン後、温
度センサ1bから発せられる前記状態信号が入力される
と、前記状態信号に基づいて所定の演算を行い、温度測
定値Yを算出する。そして設定値Xと温度測定値Yとを
比較し、温度測定値Yが設定値X以上の値である場合
(Y≧X)に、前記車両の暖機運転が完了した状態であ
ると判断し、所定の制御信号を駆動ドライバ3を介して
補助用計器4に出力し、状態表示部4aに暖機運転完了
表示G2を表示させる。
【0026】図5(a)は、状態表示部4aの通常時の
表示である車両状態表示G3を示している。車両状態表
示G3は、車両状態を示す情報を表示する第一の情報表
示部31と、第二の情報表示部32とを備えてなるもの
であり、本発明の第一の実施の形態においては、第一,
第二の状態表示部31,32にそれぞれ前記車両の油
圧,水温を表示している。
【0027】制御手段2は、暖機運転完了表示G2を所
定時間表示した後、状態表示部4aにおける表示形態を
車両状態表示G3に切り替えるべく所定の制御信号を駆
動ドライバ3を介して補助用計器4に出力し、状態表示
部4aに車両状態表示G3を表示させる。
【0028】また、制御手段2は、暖機運転表示G1が
表示されている時に、操作手段5のセレクトスイッチ5
aが選択された場合、状態表示部4aにおける表示形態
を車両状態表示G3に切り替えるべく所定の制御信号を
駆動ドライバ3を介して補助用計器4に出力し、状態表
示部4aに車両状態表示G3を表示させる。このとき、
車両状態表示G3に前記車両が暖機運転中であることを
示す暖機運転表示部33が設けられ(図5(b))、前
記車両の暖機運転が完了した状態となった場合、暖機運
転表示部33は非表示となる。
【0029】図6は、前記基準温度設定機能における基
準温度設定表示G4を示している。基準温度設定表示G
4は、表示形態が基準温度設定表示G4であることを文
字(Warm−up)で報知する文字表示部41と、基
準温度となる設定値Xをネガ表示で示す基準温度表示部
42と、状態表示部4aに前記車両の水温に関する事項
が表示されていることを示す水温マーク表示部43と、
基準温度表示部42及び水温マーク表示部43を囲むよ
うに配設される枠部44とを備えてなるものである。
【0030】制御手段2は、車両状態表示G3が表示さ
れている時に、操作手段5のセレクトスイッチ5aが選
択された場合、状態表示部4aにおける表示形態を基準
温度設定表示G4に切り替えるべく所定の制御信号を駆
動ドライバ3を介して補助用計器4に出力し、状態表示
部4aに基準温度設定表示G4を表示させる。そして、
制御手段2は、操作手段5のアップ/ダウンスイッチ5
b,5cの操作に応じて設定値Xを変化させ、エンター
スイッチ5dの選択に従って設定値Xを確定し、表示形
態を車両状態表示G3に切り替える。
【0031】斯かる計器の駆動装置Aは、制御手段2に
よって、操作手段5の操作に応じて所定の設定値Xを任
意に選択し、温度センサ1bによって検出される前記車
両の水温を示す温度計測値Yが設定値Xよりも小さい値
である場合に状態表示部4aに前記車両が暖機運転中で
あることを示す暖機運転表示G1を表示させることによ
り、運転者が自己の車両の状況に応じて暖機運転中であ
るか否かを判断する基準温度である設定値を選択し、こ
の基準温度に基づいて暖機運転中表示を行うことができ
ることから、競技車両やスーパーチャージャあるいはタ
ーボ付き車両等であってもその車両が走行に適した状態
であるか否かを容易に判別することが可能となる。
【0032】また、制御手段2によって、温度計測値Y
が設定値X以上の値である場合に状態表示部4aに前記
車両の暖機運転が完了したことを示す暖機運転完了表示
G2を表示させることにより、前記暖機運転の完了を特
別の表示で示すことから、車両が走行に適した状態とな
ったことをより容易に判別することが可能となる。
【0033】尚、本発明の第一の実施の形態における計
器の駆動装置Aは、車両の水温を検出し、この車両の水
温に基づいて前記車両が暖機運転中であるか否かを判断
する構成であったが、前記車両のエンジン内に配設され
るエンジンオイルの温度(以下、車両の油温という)を
検出する温度センサを設け、この車両の油温に基づいて
前記車両が暖機運転中であるか否かを判断する構成であ
ってもよい。
【0034】また、本発明の第一の実施の形態における
計器の駆動装置Aは、温度計測値Yが設定値Xよりも小
さい値である場合に状態表示部4aに前記車両が暖機運
転中であることを示す暖機運転表示G1を表示させ、温
度計測値Yが設定値X以上の値である場合に状態表示部
4aに前記車両の暖機運転が完了したことを示す暖機運
転完了表示G2を表示させる構成であったが、温度計測
値Yが設定値X以下の値である場合に状態表示部4aに
前記車両が暖機運転中であることを示す暖機運転表示G
1を表示させ、温度計測値Yが設定値Xよりも大きい値
である場合に状態表示部4aに前記車両の暖機運転が完
了したことを示す暖機運転完了表示G2を表示させる構
成であってもよい。
【0035】また、本発明の第一の実施の形態における
計器の駆動装置Aは、車両状態表示G3において、前記
車両の油圧及び前記車両の水温を表示する構成であった
が、本発明においては、表示する車両状態を示す情報は
実施の形態に限定されるものではなく、車両の速度,吸
気圧,排気温度等を表示する構成であってもよい。
【0036】また、本願出願人は、特開平12−189
74号に示される補助用計器の駆動装置を提案してい
る。 かかる補助用計器の駆動装置は、車両のエンジン
回転数や過給圧(吸気圧),排気温度等の車両状態に応
じた複数の状態信号を入力可能とする入力ポートを備
え、複数の前記状態信号に応じた各計測データを求める
単一のコントロールユニットを設け、このコントロール
ユニットと前記各補助用計器との間を前記コントロール
ユニットにより生成されるシリアルデータによって通信
してなるもので、補助用計器を複数配設する場合であっ
ても取付作業を簡素化し、かつダッシュボードやインパ
ネ回りの美観を損ねることなく、前記各補助用計器を取
り付けることが可能となるものである。かかる補助用計
器の駆動装置に本発明を適用することにより、前述の本
発明の実施の形態と同様の効果を得ることが可能とな
る。
【0037】即ち、少なくとも車両内の液体の温度を検
出する温度検出手段を含む複数の検出手段から出力され
る状態信号を入力可能とする入力ポートを備え、入力ポ
ートを介し入力される前記状態信号から計測値を求め、
前記計測値をシリアルデータに変換するとともに、前記
シリアルデータを送信する第一の制御手段を備えたコン
トロールユニットと、少なくとも前記液体の温度を表示
する状態表示部を備え、前記シリアルデータに応じて前
記状態表示部を表示動作させる第二の制御手段を前記ケ
ース内に備えたアクセサリー用の補助用計器とを備えた
計器の駆動装置であって、前記第一の制御手段もしくは
前記第二の制御手段の何れか一方は、前記温度検出手段
からの状態信号に基づいて算出される温度計測値が任意
に選択される設定値に比べ、前記設定値以下もしくは前
記設定値より小さい値である場合に、前記状態表示部
に、前記車両が暖機運転中であることを示す暖機運転表
示を表示させる構成とする。かかる構成とすることによ
り、運転者が自己の車両の状況に応じて暖機運転中であ
るか否かを判断する基準温度である設定値を選択し、こ
の基準温度に基づいて暖機運転中表示を行うことができ
ることから、競技車両やスーパーチャージャあるいはタ
ーボ付き車両等であってもその車両が走行に適した状態
であるか否かを容易に判別することが可能となる。
【0038】さらに、前記第一の制御手段は、前記温度
計測値が、前記設定値より大きいもしくは前記設定値以
上の値である場合に、前記状態表示部に、前記車両の暖
機運転が完了したことを示す暖機運転完了表示を表示さ
せる構成とした場合、前記暖機運転の完了を特別の表示
で示すことから、車両が走行に適した状態となったこと
をより容易に判別することが可能となる。
【0039】また、前記補助用計器は、他の補助用計器
に前記シリアルデータを伝達する伝送路を接続する接続
部材を備えてなる構成とした場合、複数の補助用計器間
でシリアルデータを通信することが可能となる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、水温計や油温計等の車両内の
液体の温度を監視する計器の駆動装置に関するものであ
り、競技車両やスーパーチャージャあるいはターボ付き
車両等であってもその車両が走行に適した状態であるか
否かを容易に判別することが可能な計器の駆動装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の計器の駆動装置における回
路構成を示すブロック図。
【図2】同上計器の駆動装置における操作手段を説明す
る図。
【図3】同上計器の駆動装置における状態表示部の暖機
運転表示を示す図。
【図4】同上計器の駆動装置における状態表示部の暖機
運転完了表示を示す図。
【図5】同上計器の駆動装置における状態表示部の車両
状態表示を示す図。
【図6】同上計器の駆動装置における状態表示部の基準
温度設定表示を示す図。
【符号の説明】
1 センサ群 1a 圧力センサ 1b 温度センサ 2 制御手段 3 駆動ドライバ 4 補助用計器(計器) 4a 状態表示部 5 操作手段 5a セレクトスイッチ 5b アップスイッチ 5c ダウンスイッチ 5d エンタースイッチ 11 文字表示部 12 水温表示部 13 水温マーク表示部 14 枠部 14a 内線部 21 文字表示部 22 水温表示部 23 水温マーク表示部 24 枠部 31 第一の情報表示部 32 第二の情報表示部 33 暖機運転表示部 41 文字表示部 42 基準温度表示部 43 水温マーク表示部 44 枠部 A 計器の駆動装置 G1 暖機運転表示 G2 暖機運転完了表示 G3 車両状態表示 G4 基準温度設定表示 X 設定値 Y 温度計測値
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年8月22日(2002.8.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、少なくとも車両内の液体の温度を検
出する温度検出手段を含む複数の検出手段から出力され
る状態信号を入力可能とする入力ポートを備え、入力ポ
ートを介し入力される前記状態信号から計測値を求め、
前記計測値をシリアルデータに変換するとともに、前記
シリアルデータを送信する第一の制御手段を備えたコン
トロールユニットと、少なくとも前記液体の温度を表示
する状態表示部を備え、前記シリアルデータに応じて前
記状態表示部を表示動作させる第二の制御手段をケース
内に備えたアクセサリー用の補助用計器とを備えた計器
の駆動装置であって、前記第一の制御手段もしくは前記
第二の制御手段の何れか一方は、前記温度検出手段から
の状態信号に基づいて算出される温度計測値が任意に選
択される設定値に比べ、前記設定値以下もしくは前記設
定値より小さい値である場合に、前記状態表示部に、前
記車両が暖機運転中であることを示す暖機運転表示を表
示させることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、前記第一の制御手段もしくは前記第
二の制御手段の何れか一方は、前記温度計測値が、前記
設定値より大きいもしくは前記設定値以上の値である場
合に、前記状態表示部に、前記車両の暖機運転が完了し
たことを示す暖機運転完了表示を表示させることを特徴
とする。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも車両内の液体の温度を表示す
    る状態表示部を備える計器と、 前記液体の温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段からの状態信号に基づいて算出される
    温度計測値に基づいて前記状態表示部を表示動作させる
    制御手段と、を備える計器の駆動装置であって、 前記制御手段は、前記温度計測値が任意に選択される設
    定値以下もしくは前記設定値よりも小さい値である場合
    は、前記状態表示部に、前記車両が暖機運転中であるこ
    とを示す暖機運転表示を表示させることを特徴とする計
    器の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記温度計測値が前記
    設定値より大きいもしくは前記設定値以上の値である場
    合に、前記状態表示部に、前記車両の暖機運転が完了し
    たことを示す暖機運転完了表示を表示させることを特徴
    とする請求項1に記載の計器の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記設定値を選択するための操作手段を
    備えてなることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の計器の駆動装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも車両内の液体の温度を検出す
    る温度検出手段を含む複数の検出手段から出力される状
    態信号を入力可能とする入力ポートを備え、入力ポート
    を介し入力される前記状態信号から計測値を求め、前記
    計測値をシリアルデータに変換するとともに、前記シリ
    アルデータを送信する第一の制御手段を備えたコントロ
    ールユニットと、少なくとも前記液体の温度を表示する
    状態表示部を備え、前記シリアルデータに応じて前記状
    態表示部を表示動作させる第二の制御手段を前記ケース
    内に備えたアクセサリー用の補助用計器とを備えた計器
    の駆動装置であって、 前記第一の制御手段もしくは前記第二の制御手段の何れ
    か一方は、前記温度検出手段からの状態信号に基づいて
    算出される温度計測値が任意に選択される設定値に比
    べ、前記設定値以下もしくは前記設定値より小さい値で
    ある場合に、前記状態表示部に、前記車両が暖機運転中
    であることを示す暖機運転表示を表示させることを特徴
    とする計器の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記第一の制御手段は、前記温度計測値
    が、前記設定値より大きいもしくは前記設定値以上の値
    である場合に、前記状態表示部に、前記車両の暖機運転
    が完了したことを示す暖機運転完了表示を表示させるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の計器の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記設定値を選択するための操作手段を
    備えてなることを特徴とする請求項4または請求項5の
    に記載の計器の駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記補助用計器は、他の補助用計器に前
    記シリアルデータを伝達する伝送路を接続する接続部材
    を備えてなることを特徴とする請求項4から請求項6の
    何れかに記載の計器の駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記温度検出手段は、車両の水温または
    油温を検出することを特徴とする請求項1から請求項7
    の何れかに記載の計器の駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009161177A (ja) * 2009-04-21 2009-07-23 Yamaha Motor Co Ltd 船舶用表示装置及びこれを備えた船舶

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