JP2003183285A - オキサビシクロオクタン - Google Patents

オキサビシクロオクタン

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JP2003183285A JP2002288912A JP2002288912A JP2003183285A JP 2003183285 A JP2003183285 A JP 2003183285A JP 2002288912 A JP2002288912 A JP 2002288912A JP 2002288912 A JP2002288912 A JP 2002288912A JP 2003183285 A JP2003183285 A JP 2003183285A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術の欠点を有していないか、または有
していてもわずかであり、好ましくは極めて大きい抵抗
値および低いしきい値電圧を同時に有する、MLCディ
スプレイを提供する。 【解決手段】 本発明は、一般式I、 【化1】 式中、R、R、A、A、A、A、L、L
、n1、n2およびn3は、請求項1で特定した意味
を有する、 で表されるオキサビシクロオクタン、および液晶媒体へ
のその使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、式Iのオキサビシ
クロオクタン、液晶媒体におけるその使用、および、本
発明の液晶媒体を含む液晶および電気光学ディスプレイ
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶は、特に、かかる物質の光学的特性
が、印加された電圧により変更できるため、ディスプレ
イ装置における誘電体として用いられる。液晶に基づく
電気光学的装置は、当業者に極めてよく知られており、
種々の効果に基づくことができる。このような装置の例
は、動的散乱を有するセル、DAP(配向相の変形)セ
ル、ゲスト/ホストセル、ねじれネマティック構造を有
するTN構造体、STN(超ねじれネマティック)セ
ル、SBE(超複屈折効果)セルおよびOMI(光学モ
ード干渉)セルである。最も一般的なディスプレイ装置
は、シャット−ヘルフリッヒ(Schadt-Helfrich)効果に
基づいており、ねじれネマティック構造を有する。
【0003】液晶材料は、良好な化学的安定性および熱
に対する安定性を有し、かつ電場および電磁波照射線に
対する良好な安定性を有していなければならない。さら
に、液晶材料は、比較的低い粘度を有しなければなら
ず、セルにおいて、短い反応時間、低いしきい値電圧お
よび大きいコントラストを生じさせなければならない。
【0004】さらに、液晶材料は、慣用の動作温度で、
即ち室温以上ないし室温以下の可能な限り広い範囲で、
好適な中間相、例えば前述のセル用のネマティックまた
はコレステリック中間相を有していなければならない。
液晶は一般的に、複数の成分の混合物の形態で用いられ
るため、これらの成分が互いに容易に混和できるもので
あることが重要である。他の特性、例えば導電性、誘電
異方性および光学異方性は、セルのタイプおよび用途分
野に応じて異なる要求を満たすものでなければならな
い。例えば、ねじれネマティック構造を有するセル用の
材料は、正の誘電異方性および低い導電性を有していな
ければならない。
【0005】例えば、大きい正の誘電異方性、広いネマ
ティック相、比較的小さい複屈折率、極めて大きい比抵
抗、良好なUVおよび温度安定性、ならびに低い蒸気圧
を有する媒体が、各画素の切換用の集積非線形素子を有
するマトリックス液晶ディスプレイ(MLCディスプレ
イ)に望まれる。このタイプのマトリックス液晶ディス
プレイは公知である。各画素の個別の切換に用いること
ができる非線形素子は、例えば、能動的素子(即ちトラ
ンジスタ)である。その結果これは、「アクティブマト
リックス」と称され、2つのタイプを区別することがで
きる。 1.基板としてのシリコンウエファー上のMOS(金属
酸化物半導体)または他のダイオード。 2.基板としてのガラス板上の薄膜トランジスタ(TF
T)。
【0006】単結晶シリコンの基板材料としての使用
は、ディスプレイの大きさを制限する。その理由は、種
々の部分表示をモジュラー集合させてさえも、接合部分
に問題が生じるからである。好適であって、さらに有望
なタイプ2の場合において、用いられる電気光学的効果
は通常、TN効果である。2種の技術が区別される:化
合物半導体、例えばCdSeを含むTFT、あるいは多
結晶形または無定形シリコンを基材とするTFTであ
る。後者の技術については、格別の研究努力が世界中で
なされている。
【0007】TFTマトリックスは、当該ディスプレイ
の1枚のガラス板の内側に施され、一方、もう1枚のガ
ラス板の内側は、透明な対向電極を担持している。画素
電極の大きさと比較すると、TFTは極めて小さく、像
に対して、事実上有害な効果を有しない。この技術はま
た、各フィルター素子が切換可能な画素に対して反対に
位置するように、モザイク状の赤色、緑色および青色フ
ィルターを配列した全色コンパティブル画像ディスプレ
イに拡張することができる。TFTディスプレイは、通
常、透過光内に交差偏光板を備えたTNセルとして動作
し、背後から照らされている。本明細書において、ML
Cディスプレイの用語は、集積非線形素子を備えたすべ
てのマトリックスディスプレイを包含する。即ち、アク
ティブマトリックスの他、バリスターまたはダイオード
(MIM=金属−絶縁体−金属)等の受動的素子を備え
たディスプレイも包含される。
【0008】このタイプのMLCディスプレイは、TV
用途に(例えばポケット型テレビ受像機)あるいはコン
ピューター用(ラップトップ型)および自動車または航
空機構築用の高度情報ディスプレイ用に特に適する。コ
ントラストの角度依存性および応答時間に関連する問題
の他、MLCディスプレイでは、液晶混合物の不適切な
比抵抗値による問題がまた生じる(非特許文献1、非特
許文献2参照)。抵抗値の減少に伴って、MLCディス
プレイのコントラストは低下し、残像消去の問題が生じ
得る。液晶混合物の比抵抗値は、一般的に、MLCディ
スプレイの内部表面との相互作用によって、MLCディ
スプレイの寿命全体を通じて減少するため、許容される
動作寿命を得るためには、大きい(初期)抵抗値は極め
て重要である。特に、低電圧混合物の場合において、極
めて大きい比抵抗を達成することは、従来不可能であっ
た。さらに、比抵抗値が、温度上昇に伴って、および加
熱および/またはUV放射への暴露後に、可能な限り小
さく上昇することが重要である。また、従来技術の混合
物の低温物性は、特に不利である。低温でさえも結晶化
および/またはスメクティック相が生成せず、かつ粘度
の温度依存性が可能な限り低いことが要求される。従っ
て、従来技術のMLCディスプレイは、最近の要求を満
たさない。
【0009】バックライティングを使用する、即ち透過
により、および随意的に半透過により動作する液晶ディ
スプレイの他、反射型液晶ディスプレイもまた興味深
い。この反射型液晶ディスプレイは、情報表示に周辺光
を使用する。従って、これらは同等のサイズおよび解像
度のバックライト液晶ディスプレイに比べ、エネルギー
消費は有意に少ない。TN効果は極めて良好なコントラ
ストを特徴とするため、このような反射型ディスプレイ
は明るい周辺条件下でさえも読むことができる。このこ
とは、単純な反射型TNディスプレイ、例えば腕時計お
よびポケット電卓におけるものについてさえ知られてい
る。しかしながら、この原理はまた、例えばTFTディ
スプレイなどの高度で、高解像度のアクティブマトリク
ス駆動ディスプレイにも適用することができる。ここ
で、一般的に使用されている透過型TFT−TNディス
プレイの場合のように、低い光学リターデーション(op
ticalretardation)(d・Δn)を達成するために、低
い複屈折率(Δn)の液晶の使用が必要である。この低
い光学リターデーションにより、一般的に許容し得るコ
ントラストの、低い視角依存性がもたらされる(特許文
献1参照)。反射型ディスプレイにおいては、低い複屈
折率を有する液晶の使用は、透過型ディスプレイにおい
てよりもさらにより重要である。これは、反射型ディス
プレイにおいて、光が通過する層の実質的な厚さが、同
じ層厚を有する透過型ディスプレイの約2倍だからであ
る。
【0010】透過型ディスプレイと比較した反射型ディ
スプレイの利点は、低い電力消費に加え(バックライテ
ィングが不要)、全体の厚さが極めて小さいことによる
空間の大幅な節約、および、バックライティングによる
差別的加熱(differential heating)による温度勾配に
よって起こる問題が少ないことが含まれる。従って、こ
れらの欠点を有していないか、または有していても小さ
い程度のみであり、動作温度範囲が広く、低温において
さえも応答時間が短く、しきい値電圧が小さいと同時
に、比抵抗値が極めて大きいMLCディスプレイに対す
る多大な要求が継続している。TN(シャット−ヘルフ
リッヒ)セルでは、該セルにおいて以下の利点を助長す
る媒体が望まれる。 −広いネマティック相範囲(特に低温までの) −超低温における切換能力(野外での使用、自動車、航
空機) −UV放射への暴露に対する増大した安定性(一層長い
寿命) −低いしきい値(駆動)電圧 −改善された観察角度範囲(observation angle rang
e)のための低い複屈折率
【0011】従来技術から利用できた媒体は、これらの
利点を達成し、同時に他のパラメーターを保持すること
ができない。超ねじれ(STN)セルの場合では、一層
大きい時分割特性および/または一層低いしきい値電圧
および/または一層広いネマティック相範囲(特に、低
温における)が可能である媒体が望まれる。この目的の
ために、利用できるパラメーターの幅(透明点、スメク
ティック−ネマティック転移点または融点、粘度、誘電
量、弾性量)のさらなる拡大が格別に望まれている。液
晶中間相を有する既知の一連の化合物のいずれも、これ
らの要求を全て満足する単一の化合物を含まない。その
結果、一般に、2〜35種、好ましくは3〜18種の化
合物が、液晶相として使用できる物質を得るために製造
される。
【0012】
【特許文献1】独国特許発明第3022818号明細書
【非特許文献1】トガシ(TOGASHI, S.)、外7名、
「ダブルステージダイオードリングにより制御されたA2
10-288マトリクスLCD(A210-288 Matrix LCD Contro
lled by Double Stage Diode Rings)、プロシーディン
グス・ユーロディスプレイ84(Proc. Eurodisplay 8
4)、(仏国)、1984年9月、p.141以降
【非特許文献2】ストロマー(STROMER, M.)、「テレ
ビ用液晶ディスプレイのマトリクス駆動のための薄膜ト
ランジスタの設計(Design of Thin Film Transistorsf
or Matrix Addressing of Television Liquid Crystal
Displays)、プロシーディングス・ユーロディスプレイ
84(Proc. Eurodisplay 84)、(仏国)、1984年9
月、p.145以降
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、前述の欠点を有していないか、または有していても
小さい程度のみであり、好ましくは同時に、極めて大き
い抵抗値および低いしきい値電圧を有する、MLCディ
スプレイを提供することである。加えて、負の誘電異方
性を有する本発明の化合物は、VA用途にも好適であ
る。この目的のためにこれまで用いられていた物質は、
常に欠点、例えば熱、光または電場への暴露に対する不
適切な安定性、不利な中間相特性、弾性特性および/ま
たは誘電特性を有した。
【0014】
【課題を解決するための手段】ここで、この目的が、本
発明の化合物および媒体を液晶ディスプレイに用いるこ
とにより達成できることが見出された。特に、本発明の
オキサビシクロオクタンが、液晶媒体の成分として著し
く好適であることが見出された。これの補助により、上
記の液晶ディスプレイに特に好適な安定した液晶媒体を
得ることができる。この新規な化合物は、高い「維持
率」のために有利な高い熱安定性を特に特徴とし、有利
な透明点および複屈折値を有する。本発明の化合物は、
特に、TFT、OCB、VAおよびIPS用途に好適で
ある。
【0015】本発明のオキサビシクロオクタンの提供に
より、液晶混合物の製造のための、種々の用途の観点か
ら好適な液晶物質の範囲は、非常に広く顕著に拡大す
る。本発明のオキサビシクロオクタンは、純粋な状態で
無色であり、電気光学的使用のために有利な温度範囲に
おいて液晶中間相を形成する。これらは、化学的に、熱
に、そして光に対し安定である。
【0016】従って、本発明は一般式I
【化7】 式中、LおよびLは、互いに独立して、HまたはF
であり、RおよびRは、互いに独立して、CNまた
はハロゲンまたは1〜12個の炭素原子を有する、無置
換のまたはハロゲン、CNもしくはCFにより単置換
もしくは多置換されたアルキルであり、また、1個また
は2個以上のCH基は、それぞれの場合において、互
いに独立して−O−、−S−、−CO−、−CO−O
−、−O−CO−、−O−CO−O−、
【化8】 −CH=CH−、−CH=CF−、−CF=CF−、−
C≡C−または1,3−シクロブチレンにより、Sおよ
び/またはO原子が直接互いに結合しないように置換さ
れていることが可能であり、
【0017】A1〜4は、互いに独立して、トランス−
1,4−シクロへキシレン(ここで、1個または2個の
隣接しないCH基は、−O−および/または−S−で
置換されていることができる)、1,4−フェニレン
(ここで、1個または2個のCH基は、Nで置換されて
いることもできる)、1,4−シクロヘキセニレン(cy
clohexenylene)、1,4−ビシクロ−(2,2,2)
−オクチレン、ピペリジン−1,4−ジイル、ナフタレ
ン−2,6−ジイル、デカヒドロナフタレン−2,6−
ジイルまたは1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン
−2,6−ジイルであり、ここで環はF、Cl、CN、
CFで単置換または多置換されていることができ、
【0018】ZおよびZは、それぞれ、互いに独立
して、−CHO−、−OCH−、−CFO−、−
OCF−、−COO−、−OCO−、−CFCF
−、−CHCH−、−(CH−、−(C
O−、−O(CH−、−CFCH
−、−CH=CH−、−CH=CF−、−CF=CF
−、−C≡C−または単結合であり、n1は、0または
1であり、n2は、0または1であり、n3は、0、1
または2であり、ただし、n2=0の場合はn1=0で
ある、 で表されるオキサビシクロオクタンに関する。
【0019】本発明はまた、式Iで表されるオキサビシ
クロオクタンの液晶媒体の成分としての使用にも関す
る。本発明はまた、式Iで表される少なくとも1種のオ
キサビシクロオクタンを含有する少なくとも2種の液晶
成分を含む、液晶媒体にも関する。本発明はまた、誘電
体として本発明の液晶媒体を含む液晶ディスプレイ素
子、とくに電気光学ディスプレイ素子にも関する。R
および/またはRがアルキル基および/またはアルコ
キシ基である場合、これは直鎖状または分枝状であるこ
とができる。これは、好ましくは直鎖状であり、1、
2、3、4、5、6または7個の炭素原子を有し、そし
て従って、好ましくはメチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、エトキシ、プロポ
キシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシまたはヘプト
キシを意味し、またオクチル、ノニル、デシル、ウンデ
シル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデ
シル、メトキシ、オクトキシ、ノノキシ(nonoxy)、デ
コキシ、ウンデコキシ、ドデコキシ、トリデコキシまた
はテトラデコキシを意味する。
【0020】オキサアルキルは、好ましくは直鎖状2−
オキサプロピル(=メトキシメチル)、2−オキサブチ
ル(=エトキシメチル)または3−オキサブチル(=2
−メトキシエチル)、2−、3−または4−オキサペン
チル、2−、3−、4−または5−オキサヘキシル、2
−、3−、4−、5−または6−オキサヘプチル、2
−、3−、4−、5−、6−または7−オキサオクチ
ル、2−、3−、4−、5−、6−、7−または8−オ
キサノニル、2−、3−、4−、5−、6−、7−、8
−または9−オキサデシルである。Rおよび/または
が、CH基が−CH=CH−により置換されたア
ルキル基の場合、これは直鎖状または分枝状であること
ができる。好ましくはそれは直鎖状であり、2〜10個
の炭素原子を有する。従ってそれは特に、ビニル、プロ
プ−1−またはプロプ−2−エニル、ブト−1−、2−
またはブト−3−エニル、ペント−1−、2−、3−ま
たはペント−4−エニル、へクス−1−、2−、3−、
4−またはへクス−5−エニル、ヘプト−1−、2−、
3−、4−、5−またはヘプト−6−エニル、オクト−
1−、2−、3−、4−、5−、6−またはオクト−7
−エニル、ノン−1−、2−、3−、4−、5−、6
−、7−またはノン−8−エニル、デク(dec)−1−、
2−、3−、4−、5−、6−、7−、8−またはデク
−9−エニル(dec-9-enyl)である。
【0021】Rおよび/またはRが、1個のCH
基が−O−および−CO−により置換されたアルキル基
の場合、これらは好ましくは隣接している。これらは従
って、アシルオキシ基−CO−O−またはオキシカルボ
ニル基−O−CO−を含む。好ましくは、これらは直鎖
状であり、2〜6個の炭素原子を有する。それらは従っ
て特に、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリ
ルオキシ、ペンタノイルオキシ、ヘキサノイルオキシ、
アセチルオキシメチル、プロピオニルオキシメチル、ブ
チリルオキシメチル、ペンタノイルオキシメチル、2−
アセチルオキシエチル、2−プロピオニルオキシエチ
ル、2−ブチリルオキシエチル、3−アセチルオキシプ
ロピル、3−プロピオニルオキシプロピル、4−アセチ
ルオキシブチル、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、ペ
ントキシカルボニル、メトキシカルボニルメチル、エト
キシカルボニルメチル、プロポキシカルボニルメチル、
ブトキシカルボニルメチル、2−(メトキシカルボニ
ル)エチル、2−(エチルオキシカルボニル)エチル、
2−(プロポキシカルボニル)エチル、3−(メトキシ
カルボニル)プロピル、3−(エトキシカルボニル)プ
ロピルまたは4−(メトキシカルボニル)ブチルであ
る。
【0022】Rおよび/またはRが、1個のCH
基が無置換または置換−CH=CH−によって置換さ
れ、隣接する1個のCH基がCOまたはCO−Oまた
はO−COで置換されたアルキルである場合、該アルキ
ル基は直鎖状または分枝状であることができる。それ
は、好ましくは直鎖状であり、4〜13個の炭素原子を
有する。それは従って、特に、アクリロイルオキシメチ
ル、2−アクリロイルオキシエチル、3−アクリロイル
オキシプロピル、4−アクリロイルオキシブチル、5−
アクリロイルオキシペンチル、6−アクリロイルオキシ
ヘキシル、7−アクリロイルオキシヘプチル、8−アク
リロイルオキシオクチル、9−アクリロイルオキシノニ
ル、10−アクリロイルオキシデシル、メタクリロイル
オキシメチル、2−メタクリロイルオキシエチル、3−
メタクリロイルオキシプロピル、4−メタクリロイルオ
キシブチル、5−メタクリロイルオキシペンチル、6−
メタクリロイルオキシヘキシル、7−メタクリロイルオ
キシヘプチル、8−メタクリロイルオキシオクチルまた
は9−メタクリロイルオキシノニルである。
【0023】Rおよび/またはRが、CNまたはC
で単置換されたアルキルまたはアルケニル基である
場合、該基は好ましくは直鎖状である。CNまたはCF
による置換は任意の位置であることができる。R
よび/またはRが、ハロゲンで少なくとも単置換され
たアルキルまたはアルケニル基である場合、該基は、好
ましくは直鎖状であり、ハロゲンは好ましくはFまたは
Clである。多置換の場合、ハロゲンは好ましくはFで
ある。これらの生成した基はまたペルフルオル化された
(perfluorinated)基も含む。単置換の場合、フッ素ま
たは塩素置換基は、任意の位置にあることができるが、
好ましくはω位にある。
【0024】環A1〜4のいずれか1個が、1個または
2個の隣接していないCH基がOおよび/またはSで
置換されているトランス−1,4−シクロへキシレンで
ある場合、以下の構造が好ましい:
【化9】 およびこれらの鏡像体。環A1〜4のいずれか1個が、
1個または2個のCH基がNで置換されている1,4−
フェニレンである場合、以下の構造が好ましい:
【化10】 およびこれらの鏡像体。
【0025】環A1〜4のいずれか1個が、F、Cl、
CNまたはCFで単置換または多置換されている1,
4−フェニレンである場合、以下の構造が好ましい:
【化11】 式中、L1〜3は、互いに独立して、前記の置換基であ
るが、好ましくはFである。
【0026】シクロヘキセニレン−1,4−ジイル基
は、好ましくは以下の構造を有する:
【化12】 一般式Iで表される好ましい化合物は、n1が0のもの
である。一般式Iで表される特に好ましい化合物は、n
2も0のものである。
【0027】特に好ましいのは、一般式(Ia)、
【化13】 式中、
【化14】
【0028】L1〜6は、それぞれ、互いに独立して、
HまたはFであり、Yは、F、Cl、CN、または、1
〜6個の炭素原子を有し、1個または2個以上のハロゲ
ン原子で置換されたアルキルまたはアルコキシ基(該基
において、1個または2個以上のCH基は、−O−ま
たは−CH=CH−で置換されていることができ、O原
子は互いに直接結合していない)であり、nは、0また
は1である、 で表されるオキサビシクロオクタンである。
【0029】ここで、Yは好ましくはF、Cl、CN、
CF、CFH、OCF、OCFH、OCFHC
、OCFHCHF、OCFHCHF、OCF
CH 、OCFCHF、OCFCHF、OCF
CFCFH、OCFCFCHF、OCFH
CFCF、OCFHCFCHF、OCFHCF
HCF、OCHCFCF、OCFCFCF
、OCFCFHCHF、OCFCHCH
、OCFHCFCHF、OCFHCFHCHF
、OCFHCHCF、OCHCFHCF、O
CHCFCHF 、OCFCFHCH、OCF
CHCHF、OCFHCFCH、OCFHC
FHCHF、OCFHCHCF、OCHCF
CHF、OCHCFHCHF、OCFCH
、OCFHCFHCH、OCFHCHCH
、OCHCFCH、OCHCFHCH
、OCHCHCHF、OCHFCH
、OCHCFHCH、OCHCH CH
、OCCIFCF、OCCIFCCIF、OC
CIFCHF、OCFHCClF、OCCIFCH
、OCCIFCCIF、OCFCHCl、O
CFCHCl、OCFCClF、OCFCC
IFH、OCFCCIF、OCFCFCCIF
、OCFCFCClF、OCCIFCFCF
、OCCIFCFCHF、OCCIFCFCC
IF 、OCCIFCFHCF、OCCIFCCIF
CF、OCClCFCF、OCCIHCF
、OCCIFCFCF、OCCIFCCIFC
、OCFCCIFCHF、OCFCFCC
F、OCFCClCHF、OCFCH
CIF、OCCIFCFCFH、OCFHCF
CClF、OCCIFCFHCHF、OCCIFC
CIFCFH、OCFHCFHCCIF、OCCI
FCHCF、OCFHCClCF 、OCCl
CFHCF、OCHCCIFCF、OCCl
CF H、OCHCFCCIF、OCF
CIFCH、OCFCFHCClH、OCF
ClCFH、OCFCHCClF、OCCI
FCFCH、OCFHCFCClH、OCCI
FCCIFCHF、OCFHCFHCClF、OC
CIFCHCF、OCFHCClCF、OCC
CFCFH、OCHCFCClF、OC
ClCFHCFH、OCCIHCCIFCFH、
OCFCCIHCCIH、OCFCH CCl
H、OCCIFCFHCH、OCFCCIFCCl
H、OCCIFCHCFH、OCFHCCl
FH、OCClCFCH、OCHCFCC
HlH、OCClCFHCFH、OCHCCI
FCFCl、OCHCHCFH、OCCIHC
CIHCFH、OCHCClCFH、OCCI
FCHCH、OCFHCHCClH、OCCI
HCFHCClH、OCHCFHCClH、OC
ClCHCFH、OCHCClCFH、C
H=CF、OCH=CF、CF=CF、OCF=
CF、CF=CHF、OCF=CHF、CH=CH
F、OCH=CHFであり、特にF、Cl、CN、CF
、CHF、OCF、OCHF、OCFHC
、OCFHCHF、OCFHCHF、OCF
CH、OCFCHF、OCFCHF、OCF
CFCHF、OCFCFCHF 、OCFH
CFCF、OCFHCFCHF、OCFCF
CF、OCFCFCClF、OCCIFCF
CFまたはCH=CHFである。
【0030】特に好ましくは、Yは、F、Cl、CN、
OCFまたはOCHFである。式Iaで表される化
合物は、一般的に高い正の誘電異方性Δεおよび極めて
高い透明点を有する。
【0031】加えて、特に好ましいのは、一般式Ib、
【化15】 式中、
【化16】 1〜6は、それぞれ、互いに独立して、HまたはFで
あり、RおよびRは、上記で特定した意味を有し、
そして、nは0または1であり、ただし、少なくとも基
、L、LおよびLのうちの1個はFである、 で表されるオキサビシクロオクタンである。
【0032】ここで、Rは、好ましくは1〜8個の炭
素原子を有する直鎖状アルキルもしくはオキサアルキ
ル、または、2〜7個の炭素原子を有するアルケニルま
たはオキサアルケニルである。一般式Ibで表される化
合物は、一般的に負の誘電異方性Δε、および、低い値
の複屈折率Δnおよび高い透明点を有する。本発明のオ
キサビシクロオクタンにおいて、LおよびLは、好
ましくは同一の意味を有する(つまり、両方ともHかま
たはFである)。
【0033】特に好ましい一般式Iaで表されるオキサ
ビシクロオクタンは、以下の化合物である:
【化17】
【化18】
【0034】
【化19】
【0035】
【化20】
【0036】
【化21】
【0037】
【化22】
【0038】
【化23】
【0039】特に好ましい、一般式Ibで表されるオキ
サビシクロオクタンは、以下の化合物である:
【化24】
【0040】
【化25】
【0041】
【化26】
【0042】
【発明の実施の形態】本発明のオキサビシクロオクタン
は、例えば、以下の反応図式に従って製造することがで
きる。
【0043】図式1 (L、L:HまたはF)
【化27】
【0044】
【化28】
【0045】図式2
【化29】
【0046】
【化30】
【0047】ボロン酸結合(boronic acid coupling)
を行なう前に、芳香環の水素化を行うことができる。本
発明の液晶媒体は、好ましくは、1種または2種以上の
本発明のオキサビシクロオクタンに加え、さらなる構成
要素として、2〜40種、特に4〜30種の成分を含
む。とりわけ好ましくは、これらの媒体は、1種または
2種以上の本発明のオキサビシクロオクタンに加え、7
〜25種類の成分を含む。これらのさらなる構成要素
は、好ましくはネマチックな、もしくはネマトジェニッ
クな(モノトロピックな、もしくはイソトロピックな)
物質、とりわけ、ビフェニル、テルフェニル、安息香酸
フェニルまたは安息香酸シクロヘキシル(cyclohexyl b
enzoates)、シクロヘキサンカルボン酸のフェニルまた
はシクロヘキシルエステル、シクロヘキシルシクロヘキ
サンカルボン酸のフェニルまたはシクロヘキシルエステ
ル、安息香酸、シクロヘキサンカルボン酸またはシクロ
ヘキシルシクロヘキサンカルボン酸のシクロヘキシルフ
ェニルエステル、フェニルシクロヘキサン、シクロヘキ
シルビフェニル、フェニルシクロヘキシルシクロベンゼ
ン、4,4’−ビスシクロヘキシルビフェニル、フェニ
ル−またはシクロヘキシルピリミジン、フェニル−また
はシクロヘキシルピリジン、フェニル−またはシクロヘ
キシルジオキサン、フェニル−またはシクロヘキシル−
1,3−ジチアン、1,2−ジフェニルエタン、1,2
−ジシクロヘキシルエタン、1−フェニル−2−シクロ
ヘキシルエタン、1−シクロヘキシル−2(4−フェニ
ル−シクロヘキシル)エタン、1−シクロヘキシル−2
−ビフェニルエタン、1−フェニル−2−シクロヘキシ
ルフェニルエタンおよびトランのクラスからの物質から
選択される。これらの化合物の1,4−フェニレン基も
また、フッ素化されていることができる。
【0048】本発明の媒体の追加の構成要素として潜在
的に好適な最も重要な化合物は、式II、III、I
V、VおよびVIで特徴付けることができる: R’−L−E−R” II R’−L−COO−E−R” III R’−L−OOC−E−R” IV R’−L−CHCH−E−R” V R’−L−C≡C−E−R” VI
【0049】式II、III、IV、VおよびVI中
の、同一であることまたは異なることができるLおよび
Eは、それぞれ、互いに独立して、?Phe−、−Cy
c−、−Phe−Phe−、−Phe−Cyc−、−C
yc−Cyc−、−Pyr−、−Dio−、−G−Ph
e−および−G−Cyc−により形成される群からの二
価の基およびそれらの鏡像体であって、ここでPhe
は、無置換かまたはフッ素で置換された1,4−フェニ
レンであり、Cycは、トランス−1,4−シクロへキ
シレンまたは1,4−シクロヘキセニレンであり、Py
rは、ピリミジン−2,5−ジイルまたはピリジン−
2,5−ジイルであり、Dioは1,3−ジオキサン−
2,5−ジイルであり、そして、Gは、2−(トランス
−1,4−シクロヘキシル)−エチル、ピリミジン−
2,5−ジイル、ピリジン−2,5−ジイルまたは1,
3−ジオキサン−2,5−ジイルである。
【0050】好ましくは、基LおよびEのうちの1個は
Cyc、PheまたはPyrである。Eは、好ましくは
Cyc、PheまたはPhe−Cycである。好ましく
は、本発明の媒体は、式II、III、IV、Vおよび
VIで表される化合物から選択される1種または2種以
上の化合物(ここでLおよびEは、Cyc、Pheおよ
びPyrからなる群から選択される)、および同時に、
式II、III、IV、VおよびVIで表される化合物
から選択される1種または2種以上の成分(ここで基L
およびEのうちの1個は、Cyc、PheおよびPyr
からなる群から選択され、そして他の基は、−Phe−
Phe−、−Phe−Cyc−、−Cyc−Cyc−、
−G−Phe−および−G−Cyc−からなる群から選
択される)、および随意的に、式II、III、IV、
VおよびVIで表される化合物から選択される1種また
は2種以上の成分(ここで基LおよびEは、−Phe−
Cyc−、−Cyc−Cyc−、−G−Phe−および
−G−Cyc−からなる群から選択される)を含む。
【0051】従属式IIa、IIIa、IVa、Vaお
よびVIaで表される化合物において、R’およびR”
は、それぞれ、互いに独立して、8個までの炭素原子を
有するアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルケニル
オキシまたはアルカノイルオキシである。これらの化合
物の多くにおいて、R’とR”は互いに異なり、これら
の基のうちの1個は通常アルキルまたはアルケニルであ
る。従属式IIb、IIIb、IVb、VbおよびVI
bで表される化合物において、R”は、−CN−、−C
、−OCF、−OCHF、−F、−Clまたは
−NCSであり、ここでRは、従属式IIaおよびVI
aで表される化合物について特定された意味を有し、好
ましくはアルキルまたはアルケニルである。特に好まし
くは、R”は、−F、−Cl、−CF、−OCHF
および−OCFからなる群から選択される。しかしな
がら、式II、III、IV、VおよびVIで表される
化合物における指定された置換基の他の変種もまた普通
に使用される。多くの物質または代替的に混合物は、文
献から知られる方法または類似のやり方で得ることがで
きる。
【0052】本発明の媒体は、化合物IIa、III
a、IVa、VaおよびVIa(群1)からなる群から
の成分に加え、化合物IIb、IIb、IVb、Vbお
よびVIb(群2)からなる群からの成分も含み、これ
らの割合は、好ましくは以下のとおりである。 群1:20〜90%、特に30〜90% 群2:10〜80%、特に10〜50% 本発明の化合物の割合と、群1および2からの化合物の
割合との和は、100%までである。
【0053】本発明の媒体は、好ましくは1〜40%、
とりわけ好ましくは5〜30%の本発明の化合物を含
む。また、好ましいのは、40%より多い、特に45%
〜90%の本発明の化合物を含む媒体である。媒体は、
好ましくは、1〜5種の本発明の化合物を含む。
【0054】本発明において用いることができる液晶混
合物は、それ自体慣用の方法において製造される。原則
として、少ない方の量で用いる成分の所望の量を、有利
には高温で、主要成分を構成する成分中に溶解する。有
機溶剤、例えばアセトン、クロロホルムまたはメタノー
ル中の成分の溶液を混合し、十分に混合した後に、例え
ば蒸留により溶剤を再び除去することも可能である。ま
た、混合物を他の慣用の方法、例えば、予備混合物、例
えばホモログ混合物の使用により、または、いわゆる
「マルチボトル」システムを使用して製造することも可
能である。
【0055】誘電体はまた、当業者に知られており、文
献中に記載されている他の添加剤を含むことができる。
例えば、0〜15重量%、好ましくは0〜10重量%の
多色性染料および/またはキラルなドーパントを加える
ことができる。添加物は、それぞれ0.01〜6重量
%、好ましくは0.1〜3重量%の濃度で用いられる。
しかしながら、液晶混合物、つまり、液晶化合物または
メソゲン化合物の他の構成要素の濃度のデータは、これ
らの添加物の濃度を考慮に入れずに与えられている。
【0056】本出願および以下の例において、液晶化合
物の構造は頭文字で示され、化学式への変換は以下の表
AおよびBに従って行なう。すべての基C2n+1
およびC2m+1は、それぞれn個およびm個の炭
素原子を有する直鎖状アルキル基である。nおよびmは
整数であり、好ましくは1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10、11または12であるが、随意的にn=
mまたはn≠mである。表Bのコードは自明である。表
Aは、基本構造の頭文字のみが与えられている。個々の
場合において、基本構造の頭文字の後に、ハイフンでわ
けて、置換基R 、R、LおよびLの符号が続い
ている。
【0057】
【表1】 好ましい混合物の成分は表AおよびBに示されており、
ここでR、R、L およびLは、上表で特定され
た意味を有することができる。
【0058】表A
【化31】
【0059】
【化32】
【0060】
【化33】
【0061】
【化34】
【0062】
【化35】
【0063】
【化36】
【0064】
【化37】
【0065】
【化38】
【0066】表C 表Cは、本発明の混合物に添加することができる可能な
ドーパントを示す。
【化39】
【0067】
【化40】
【0068】表D 例えば、本発明の混合物に添加することができる安定剤
を以下に示す。
【化41】
【0069】
【化42】
【0070】
【化43】
【0071】
【化44】
【0072】
【化45】
【0073】以下の例は、本発明を限定せずに、本発明
を例示することを意図する。本明細書中、百分率は重量
パーセントである。すべての温度は摂氏で表す。Fpは
融点を意味し、Cpは透明点を意味する。さらに、Cは
結晶状態、Nはネマティック相、Sはスメクティック相
およびIはアイソトロピック相である。これらの記号間
のデータは、転移温度を示す。Δnは、光学異方性(5
89nm、20℃)を意味し、流動粘度(mm/s)
は20℃で決定した。回転粘度γ(mPas)は、同
様に20℃で決定した。
【0074】「通常の仕上げ処理」は、必要に応じた水
の添加、それに続くジクロロメタン、ジエチルエーテ
ル、メチルt−ブチルエーテルまたはトルエンでの抽
出、相分離、有機相の乾燥、蒸発、減圧下での蒸留また
は結晶化および/またはクロマトグラフィーによる生成
物の精製を意味する。以下の略号を用いる。 n−BuLi n−ヘキサン中のn−ブチルリチウム1.6モル溶液 DMAP 4−(ジメチルアミノ)−ピリジン THF テトラヒドロフラン DCC N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド LDA リチウムジメチルアミド
【0075】
【実施例】本発明を、以下の実施例によってより詳細に
説明する。合成例1〜9 実施例1
【化46】 2.4molのエチル4−オキソシクロヘキサンカルボ
キシレート、120mmolのトルエン−4−スルホン
酸一水和物、3.6mmolのエチレングリコールおよ
び1500mlのトルエンを加熱し、ウォータートラッ
プ上で沸騰させた。混合物を室温に冷却し、5%の濃度
のNaHCO溶液、次いで、水で洗浄し、有機相を乾
燥させ、ロータリーエバポレータ上で煮沸濃縮した。
【0076】実施例2
【化47】 窒素雰囲気中、1400mlのTHFを初期チャージ
(initial charge)として導入し、−20℃に冷却し、
THF中の15%の濃度の溶液としての2.424mo
lのブチルリチウムを−20〜30℃で点滴添加した。
次に、混合物を−70℃に冷却し、次いで2.42mo
lの時イソプロピルアミン、400mlのTHF中の
1.865molの化合物2および2.42molの1
−ブロモプロパンを遂次的に点滴添加した。次に、混合
物を室温でさらに12時間攪拌した。得られた溶液を5
lの1N HClに注入した。有機相を分離し、乾燥さ
せ、ロータリーエバポレータ上で煮沸濃縮すると、橙黄
色のオイルを生じた。
【0077】実施例3
【化48】 1.506molの化合物3、761.5mlの2N
HClおよび700mlのTHFを初期チャージとして
導入し、沸点(70℃)に加熱した。混合物を6時間還
流下で攪拌し、50mlの濃縮HClを添加し、次い
で、さらに12時間還流下で攪拌した。次に、水相を分
離し、メチルt−ブチルエーテルで抽出し、合わせた有
機層を飽和NaHCO溶液で抽出し、乾燥させ、ロー
タリーエバポレータ上で煮沸濃縮すると、橙黄色のオイ
ルを生じた。これを30cmのビグルー管(Vigreux co
lumn)にて、0.02〜0.03mbarで蒸留した。
【0078】実施例4
【化49】 窒素雰囲気下で、300mlのジエチルエーテル中の
0.2molの1,4−ジブロモベンゼンを初期チャー
ジとして導入し、−50℃に冷却した。−50〜−40
℃で、ヘキサン中の15%の濃度の溶液としての0.2
molのブチルリチウムを点滴添加した。次に、混合物
を−20℃に温め、50mlのジエチルエーテル中の
0.2molの化合物4を点滴添加した。混合物を−2
0℃でさらに1時間攪拌し、0℃に温め、水で加水分解
し、濃縮HClで酸性化した。有機相を分離し、乾燥さ
せ、ロータリーエバポレータ上で煮沸濃縮すると、淡黄
色がかった粘性のオイルを生じた。
【0079】実施例5
【化50】 0.044molの化合物5を500mlの無水酢酸に
溶解し、還流下で1晩攪拌した。次に、無水酢酸を減圧
下で除去した。粗生成物をシリカゲル上で、最初にジク
ロロメタン/ヘキサン2:1で、次に、純ジクロロメタ
ンでクロマトグラフィーに付した。ロータリーエバポレ
ータで溶媒を除去すると、淡黄色がかったオイルを生
じ、これを72.5mlのエタノールから再結晶化し
た。形成された結晶を、2℃で吸引濾過し、洗浄し、乾
燥させた。
【0080】実施例6
【化51】 窒素雰囲気下、170mlのTHFに溶解した82.3
11mmolの化合物6を初期チャージとして導入し、
304.549mmolの三フッ化ホウ素・THFを2
0〜22℃で点滴添加した。混合物をこの温度でさらに
30分攪拌し、次いで、250mlのジエチレングリコ
ールジメチルエーテル中の205.777mmolの水
素化ホウ素ナトリウム溶液を点滴添加した。混合物をさ
らに2時間、室温で攪拌し、得られた溶液を400ml
の氷冷水と200mlのメチルt−ブチルエーテルの混
合物に注入した。有機相を分離し、乾燥させ、ロータリ
ーエバポレータ上で煮沸濃縮した。残留物をシリカゲル
上のジクロロメタンでのクロマトグラフィーにより、固
定相として分離した。ロータリーエバポレータで溶媒を
除去すると、黄色のオイルを生じ、これをメタノールか
ら再結晶化した。結晶を2℃で吸引濾過し、洗浄し、乾
燥させた。
【0081】実施例7
【化52】 7.982mmolのメタホウ酸ナトリウム八水和物を
5mlの水中に初期チャージとして導入し、次に、0.
213molのビス(トリフェニルホスフィン)パラジ
ウム(II)クロリド、0.213mmolの水酸化ヒ
ドラジニウム(hydrazinium hydroxide)および10.
643mmolの化合物7を遂次的に添加した。これに
続き、12mlのTHF中に溶解した10.643mm
olの化合物8を添加した。混合物を沸騰するまで加熱
し、4時間攪拌した。水相を分離し、有機相を乾燥さ
せ、ロータリーエバポレータで煮沸濃縮した。残留物を
シリカゲル上、ジクロロメタン/ヘキサン1:1を用い
てクロマトグラフィーにより分離した。ロータリーエバ
ポレータで溶媒を除去すると、無色の結晶が残った。こ
れを31.5mlのエタノールから再結晶化し、約2℃
で吸引濾過し、次いでさらに8.2mlのヘキサン/エ
タノール1:1から再結晶化した。結晶を5℃で吸引濾
過し、ヘキサンで洗浄し、乾燥させた。
【0082】実施例8
【化53】 8.250mmolのメタホウ酸ナトリウム八水和物を
5mlの水中に初期チャージとして導入し、次に、0.
22molのビス(トリフェニルホスフィン)パラジウ
ム(II)クロリド、0.22mmolの水酸化ヒドラ
ジニウムおよび11mmolの化合物7を遂次的に添加
した。これに続き、12.5mlのTHF中に溶解した
11mmolの化合物10を添加した。混合物を沸騰す
るまで加熱し、4時間攪拌した。水相を分離し、有機相
を乾燥させ、ロータリーエバポレータで煮沸濃縮した。
残留物をシリカゲル上、ジクロロメタン/ヘキサン1:
1を用いてクロマトグラフィーにより分離した。ロータ
リーエバポレータで溶媒を除去すると、無色の結晶が残
った。これをエタノールから再結晶化し、およそ室温で
吸引濾過し、次いで20mlのヘプタンからさらに再結
晶化した。結晶を5℃で吸引濾過し、ペンタンで洗浄
し、乾燥させた。
【0083】実施例9
【化54】 16.5mmolのメタホウ酸ナトリウム八水和物を1
0mmlの水中に初期チャージとして導入し、次に、
0.44molのビス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(II)クロリド、0.44mmolの水酸化ヒ
ドラジニウムおよび22mmolの化合物6を遂次的に
添加した。これに続き、25mlのTHF中に溶解した
22mmolの化合物10を添加した。混合物を沸騰す
るまで加熱し、4時間攪拌した。水相を分離し、有機相
を乾燥させ、ロータリーエバポレータで煮沸濃縮した。
残留物をシリカゲル上、ジクロロメタン/ヘキサン2:
1を用いてクロマトグラフィーにより分離した。ロータ
リーエバポレータで溶媒を除去すると、無色の結晶が残
った。これを100mlのエタノールから再結晶化し、
この結晶を10℃で吸引濾過した。
【0084】実施例10
【化55】 10mmolの化合物12を、50mlのジエチルアミ
ノ硫黄トリフルオリド(DAST)中で5時間、80℃
に加熱し、慣例の方法で仕上げ処理をした。収量:5.
5mmolの化合物13(理論値の55%)
【0085】以下で、化合物9および11を、それぞ
れ、オキサビシクロオクタンジイル基の代わりにトラン
ス−1,4−シクロへキシレン基を有する対応する従来
技術の化合物9’および11’とそれぞれ比較した。
【化56】
【0086】
【化57】
【0087】本発明の化合物9は、参照化合物9’に比
べ、複屈折率Δnについては同様の値を有しながら、顕
著に高い透明点と顕著に高い誘電異方性Δεとを有す
る。本発明の化合物11は、参照化合物11’に比べ、
誘電異方性Δεについては同様の値を有しながら、顕著
に高い透明点と顕著に低い複屈折率Δnとを有する。
【0088】混合例A〜G 実施例A
【表2】
【0089】実施例B
【表3】
【0090】実施例C
【表4】
【0091】実施例D
【表5】
【0092】実施例E
【表6】
【0093】実施例F
【表7】
【0094】実施例G
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 マティアス・ブレマー ドイツ連邦共和国 64293 ダルムシュタ ット フランクフルター シュトラーセ 250 (72)発明者 ミヒャエル・ヘックマイヤー ドイツ連邦共和国 64293 ダルムシュタ ット フランクフルター シュトラーセ 250 (72)発明者 メラニー・クラーゼン−メンマー ドイツ連邦共和国 64293 ダルムシュタ ット フランクフルター シュトラーセ 250 (72)発明者 ハラルド・ランナート ドイツ連邦共和国 64293 ダルムシュタ ット フランクフルター シュトラーセ 250 Fターム(参考) 4C071 AA03 AA07 BB01 CC11 EE07 FF17 GG01 GG02 HH01 JJ01 LL05 4H027 BC04 BD04 BD05 CM01 CM04 CM05 CQ01 CQ04 CQ05 CR03 CT02 CT03 CT05 CU01 CU05 CW01 CW04 DL03 DL04 DL05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I 【化1】 式中、 LおよびLは、互いに独立して、HまたはFであ
    り、 RおよびRは、互いに独立して、CNまたはハロゲ
    ンまたは1〜12個の炭素原子を有する、無置換のまた
    はハロゲン、CNもしくはCFにより単置換もしくは
    多置換されたアルキルであり、また、1個または2個以
    上のCH基は、それぞれの場合において、互いに独立
    して−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−O−
    CO−、−O−CO−O−、 【化2】 −CH=CH−、−CH=CF−、−CF=CF−、−
    C≡C−または1,3−シクロブチレンにより、Sおよ
    び/またはO原子が直接互いに結合しないように置換さ
    れていることが可能であり、 A1〜4は、互いに独立して、トランス−1,4−シク
    ロへキシレン(ここで、1個または2個の隣接しないC
    基は、−O−および/または−S−で置換されてい
    ることができる)、1,4−フェニレン(ここで、1個
    または2個のCH基は、Nで置換されていることもでき
    る)、1,4−シクロヘキセニレン、1,4−ビシクロ
    −(2,2,2)−オクチレン、ピペリジン−1,4−
    ジイル、ナフタレン−2,6−ジイル、デカヒドロナフ
    タレン−2,6−ジイルまたは1,2,3,4−テトラ
    ヒドロナフタレン−2,6−ジイルであり、ここで環は
    F、Cl、CN、CFで単置換または多置換されてい
    ることができ、 ZおよびZは、それぞれ、互いに独立して、−CH
    O−、−OCH−、−CFO−、−OCF−、
    −COO−、−OCO−、−CFCF−、−CH
    CH−、−(CH−、−(CHO−、−
    O(CH−、−CFCH−、−CH=CH
    −、−CH=CF−、−CF=CF−、−C≡C−また
    は単結合であり、 n1は、0または1であり、 n2は、0または1であり、 n3は、0、1または2であり、 ただし、 n2=0の場合はn1=0である、 で表されるオキサビシクロオクタン。
  2. 【請求項2】 n1=0である、請求項1に記載のオキ
    サビシクロオクタン。
  3. 【請求項3】 n2=0である、請求項2に記載のオキ
    サビシクロオクタン。
  4. 【請求項4】 一般式Ia、 【化3】 式中、 【化4】 1〜6は、それぞれ、互いに独立して、HまたはFで
    あり、 Yは、F、Cl、CN、または、1〜6個の炭素原子を
    有するアルキルまたはアルコキシ基であり、これらの基
    中の1個または2個以上のCH基は、−O−または−
    CH=CH−で置換されていることができ、O原子は互
    いに直接結合しておらず、 nは、0または1であり、 そしてRは、請求項1で特定した意味を有する、 で表されるオキサビシクロオクタン。
  5. 【請求項5】 YがF、Cl、CN、OCFまたはO
    CHFである、請求項4に記載のオキサビシクロオク
    タン。
  6. 【請求項6】 一般式Ib、 【化5】 式中、 【化6】 1〜6は、それぞれ、互いに独立して、HまたはFで
    あり、そして、 RおよびRは、請求項1で特定した意味を有し、そ
    して、 nは0または1であり、 ただし、少なくとも基 L、L、L およびLのうちの1個はFである、 で表されるオキサビシクロオクタン。
  7. 【請求項7】 Rが、1〜8個の炭素原子を有する直
    鎖アルキルまたはオキサアルキル、または、2〜7個の
    炭素原子を有するアルケニルまたはオキサアルケニルで
    ある、請求項6に記載のオキサビシクロオクタン。
  8. 【請求項8】 LおよびLがFである、請求項1〜
    7のいずれかに記載のオキサビシクロオクタン。
  9. 【請求項9】 LおよびLがHである、請求項1〜
    7のいずれかに記載のオキサビシクロオクタン。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の少な
    くとも1種のオキサビシクロオクタンを含有する少なく
    とも2種の液晶成分を含む、液晶媒体。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の液晶媒体を含有す
    る電気光学ディスプレイ素子。
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