JP2003180996A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003180996A
JP2003180996A JP2002188346A JP2002188346A JP2003180996A JP 2003180996 A JP2003180996 A JP 2003180996A JP 2002188346 A JP2002188346 A JP 2002188346A JP 2002188346 A JP2002188346 A JP 2002188346A JP 2003180996 A JP2003180996 A JP 2003180996A
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jackpot
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JP2002188346A
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English (en)
Inventor
Koshiro Uehata
高史郎 植畑
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いわゆる権利物の遊技機において、役物入賞口
への遊技球の入球に関して遊技に変化を与え、より興趣
を向上させる。 【解決手段】遊技盤1に複数(例えば5つ)の役物入賞
口8A〜8Eを配置する。大当たり抽選の抽選結果が大
当たりの場合、当たり入賞口決定抽選を行い、5つの役
物入賞口8A〜8Eの中から当たり入賞口を決定する。
その後、各電動チューリップ役物9A〜9Eを上から順
に開き、遊技球が入った役物入賞口が当たり入賞口であ
れば、大当たり遊技に突入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機などの
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば遊技盤に始動口、および1
対の拡開/窄閉可能な羽根を有する電動チューリップ役
物により遊技球の入球が制限される役物入賞口が配置さ
れていて、始動口に遊技球が入るのに応答して大当たり
抽選が行われ、この大当たり抽選の抽選結果が大当たり
であれば、電動チューリップ役物が所定のタイミングで
開閉され、役物入賞口に遊技球が入れば遊技者が多数個
の賞球(遊技球)を獲得可能な大当たり遊技が実行され
るパチンコ機(いわゆる権利物)が知られている。
【0003】この種のパチンコ機の中には、役物入賞口
に入った遊技球を受けるための回転体を有するものがあ
る。例えば、回転体は略円形に形成されていて、その周
面には役物入賞口に入った遊技球を収容するための収容
凹部が複数個(例えば周方向に120°隔てた位置に1
つずつ(計3つ))形成されている。各収容凹部は、回
転体が軸線回りに回転することにより、役物入賞口に入
った遊技球を受ける位置に順次対向するようになってい
て、役物入賞口に遊技球が入るタイミングに応じて異な
る収容凹部に遊技球が入るようになっている。
【0004】複数の収容凹部のうち予め決められた1つ
の収容凹部は、いわゆるVゾーンに連通していて、この
収容凹部に遊技球が入りVゾーンを遊技球が通過すれ
ば、大当たり遊技に突入するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の権利物のパチンコ機では、大当たり抽選の
抽選結果が大当たりとなった後大当たり遊技に突入する
か否かは、予め決められたVゾーンに対応する収容凹部
に遊技球が入るか否かだけで決まるので、役物入賞口へ
の遊技球の入球に関して遊技が単調となり、興趣に欠け
るという問題があった。
【0006】本発明は、かかる背景のもとでなされたも
ので、いわゆる権利物の遊技機において、役物入賞口へ
の遊技球の入球に関して遊技に変化を与え、より興趣が
向上された遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技盤
(1)に向けて遊技球を発射することにより遊技を行う
遊技機であって、上記遊技盤に配置され、遊技球が通過
可能な複数の有効領域(8A〜8E)と、所定の条件が
成立したことに応答して大当たり抽選を行う大当たり抽
選実行手段(30、S2)と、大当たり抽選の抽選結果
が大当たりとなった後、上記遊技盤に向けて発射された
所定数以上の遊技球が上記複数の有効領域のうち所定の
有効領域を通過した場合に、遊技者に有利な大当たり遊
技を実行する大当たり遊技実行手段(30、S10)
と、上記複数の有効領域の中から上記所定の有効領域を
決定する有効領域決定手段(30、S6)とを含むこと
を特徴とする遊技機である。
【0008】なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態
における対応構成要素等を表す。以下、この項において
同じ。上記遊技機は、いわゆる権利物のパチンコ機であ
って、遊技盤には、例えば遊技球が入球可能な始動口お
よび複数の役物入賞口(複数の有効領域)が配置されて
いる。大当たり抽選は、例えば始動口に遊技球が入るこ
とに応答して実行される。この大当たり抽選の抽選結果
が大当たりとなった後、複数の役物入賞口のうち当たり
入賞口決定抽選(有効領域決定手段)により決定された
当たり入賞口(所定の有効領域)に所定数以上の遊技球
が入れば、遊技者が多数個の賞球(遊技球)を獲得可能
な大当たり遊技が実行されるようになっている。
【0009】本発明の構成によれば、当たり入賞口決定
抽選の抽選結果に応じて当たり入賞口が変わるので、従
来の権利物のパチンコ機と比較して、役物入賞口への遊
技球の入球に関して遊技に変化を与え、より興趣を向上
させることができる。請求項2記載の発明のように、上
記複数の有効領域(8A〜8E)にそれぞれ関連して設
けられ、大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合に、
上記複数の有効領域を遊技球が通過しやすくなるよう変
位する複数の変位手段(9A〜9E;電動チューリップ
役物)をさらに含むような構成であることが好ましい。
【0010】また、請求項3記載の発明のように、上記
複数の変位手段(9A〜9E)は、予め定める順序に従
って変位するものであって、上記複数の有効領域(8A
〜8E)のうちいずれかの有効領域を所定数の遊技球が
通過すると、その後は変位しないようになっていれば、
複数の役物入賞口(有効領域)のうち、1つの役物入賞
口にだけ所定数の遊技球を入れることができるような構
成とすることができる。
【0011】請求項4記載の発明は、上記所定の有効領
域が上記複数の有効領域のうちいずれの有効領域であっ
たかを他の有効領域に対して識別可能に表示する所定有
効領域表示手段(11A〜11E、50、P9)をさら
に含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
の遊技機である。この構成によれば、例えばいずれかの
役物入賞口に所定数の遊技球が入った後に、当たり入賞
口を他の役物入賞口に対して識別可能に表示することに
より、どの役物入賞口が当たり入賞口であったかを遊技
者に報知することができるので、より興趣を向上させる
ことができる。
【0012】請求項5記載の発明は、所定数の遊技球が
通過した有効領域を他の有効領域に対して識別可能に表
示する通過有効領域表示手段(12A〜12E、50、
E11、P8、P15)をさらに含むことを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機である。この構
成によれば、所定数の遊技球が入った役物入賞口を、他
の役物入賞口に対して分かり易く表示することができる
ので、より興趣を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、本発
明の実施形態に係るパチンコ機について具体的に説明す
る。図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の構
成を示す正面図である。このパチンコ機は、図示しない
発射装置から発射された遊技球を盤面に沿って落下させ
ることにより遊技を行うための遊技盤1と、この遊技盤
1に向けて発射する遊技球の勢いを調節するためのハン
ドル2と、遊技盤1に向けて発射すべき遊技球を貯留し
ておくための上皿3と、上皿3に貯留しきれない遊技球
を受けるための下皿4とを備えている。
【0014】図2は、遊技盤1の構成を示す正面図であ
る。遊技盤1の周縁には、発射装置から発射された遊技
球を遊技盤1の左側上部に導くための略円弧状のガイド
レール5が配置されている。遊技盤1には、多数本の障
害釘(図示せず)が配設されており、ガイドレール5に
沿って遊技盤1の左側上部から上方に放たれた遊技球
は、遊技盤1の盤面に沿って多数本の障害釘の間を通っ
て下方へと落下していく。
【0015】遊技盤1のほぼ中央には、メイン表示器6
が配置されている。メイン表示器6は、例えば液晶表示
器により構成されていて、横方向にほぼ3等分された3
つの表示位置(左の表示位置6L、中央の表示位置6
C、右の表示位置6R)に、それぞれ複数種類の図柄を
変動表示できるようになっている。これら3つの表示位
置6L〜6Rに、それぞれ上記複数種類の図柄のうちい
ずれかの図柄を停止させることにより、メイン表示器6
には3つの図柄を組み合わせて表示できるようになって
いる。
【0016】メイン表示器6の下方には、遊技球が入球
可能な始動口7が配置されている。本実施形態に係るパ
チンコ機は、いわゆる権利物のパチンコ機であって、始
動口7に遊技球が入ると、図示しない賞球払出装置によ
り予め定める個数の賞球(遊技球)が遊技者に付与され
ると共に、遊技者が多数個の賞球を獲得可能な大当たり
遊技を実行する権利を取得可能な状態とするか否かを決
定するための大当たり抽選が行われる。
【0017】大当たり抽選の抽選結果は、メイン表示器
6に表示される。3つの表示位置6L〜6Rの図柄は、
始動口7に遊技球が入るのに応答して変動を開始し、所
定時間が経過した後、予め定める順序で停止されてい
く。大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合、3つの
表示位置6L〜6Rには、例えば同一図柄の組み合わせ
(大当たり図柄)が停止される。一方、大当たり抽選の
抽選結果がはずれの場合は、3つの表示位置6L〜6R
には、少なくとも1つの表示位置の図柄が他の表示位置
の図柄とは異なるような組み合わせ(はずれ図柄)が停
止される。
【0018】メイン表示器6の右側には、遊技球が入球
可能な役物入賞口8A〜8Eが、例えば上下方向に並べ
て5つ配置されている。各役物入賞口8A〜8Eには、
1対の拡開/窄閉可能な羽根を有する電動チューリップ
役物9A〜9Eが関連して設けられている。通常時は、
各電動チューリップ役物9A〜9Eの羽根が互いに近接
して窄められた状態になっていて、役物入賞口8A〜8
Eに遊技球が入らないようになっている。
【0019】大当たり抽選の抽選結果が大当たりとな
り、メイン表示器6に大当たり図柄が停止された後、5
つの役物入賞口8A〜8Eのうちのいずれかに遊技球を
入れて、その遊技球が入った役物入賞口が後述する当た
り入賞口決定抽選により決定された当たり入賞口である
場合に、大当たり遊技が実行されるようになっている。
本実施形態では、当たり入賞口決定抽選の抽選結果に応
じて当たり入賞口が変わるので、従来の権利物のパチン
コ機と比較して、役物入賞口への遊技球の入球に関して
遊技に変化を与え、より興趣を向上させることができ
る。
【0020】最上位の役物入賞口8Aの上方には、例え
ば7セグメント表示器により構成され、「0」〜「7」
の数字を表示可能なサブ表示器10が配置されている。
サブ表示器10の表示は、メイン表示器6に大当たり図
柄が停止した後変動を開始し、所定時間経過後に、上記
数字のうちいずれかの数字が停止される。各役物入賞口
8A〜8Eの右側には、例えばLED素子からなる報知
ランプ11A〜11Eが1つずつ配置されている。これ
らの報知ランプ11A〜11Eは、当たり入賞口決定抽
選で決定された当たり入賞口がいずれの役物入賞口であ
るかに関する情報を遊技者に報知(ナビゲーション)す
るためのものであり、サブ表示器10に停止された数字
に対応する態様で発光される。
【0021】例えば、サブ表示器10に停止された数字
が「7」の場合、いずれか1つの報知ランプが点滅され
ることにより、その報知ランプに対応する役物入賞口が
当たり入賞口である旨が遊技者に報知される。サブ表示
器10に停止された数字が「3」の場合は、いずれか2
つの報知ランプが点滅されることにより、それらの報知
ランプに対応する役物入賞口のうちの一方が当たり入賞
口である旨が遊技者に報知される。また、サブ表示器1
0に停止された数字が「5」の場合は、いずれか3つの
報知ランプが点滅されることにより、それらの報知ラン
プに対応する役物入賞口のうちの1つが当たり入賞口で
ある旨が遊技者に報知される。一方、サブ表示器10に
停止された数字が「3」、「5」、「7」のいずれでも
ない場合は、報知ランプ11A〜11Eを用いたナビゲ
ーションは行われない。
【0022】サブ表示器10の表示が停止されると、各
役物入賞口8A〜8Eの電動チューリップ役物9A〜9
Eの羽根が、上から順に所定時間(例えば5秒間)だけ
両側に大きく開かれて、各役物入賞口8A〜8Eに遊技
球を入れることが可能となる(電チュー開放処理)。遊
技者は、上述のようなナビゲーションの態様に応じて遊
技球を発射させ、点滅した報知ランプに対応する役物入
賞口に遊技球を入れることにより、大当たり遊技が実行
される確率(大当たり遊技実行確率)を通常時よりも高
確率とすることができる。
【0023】各役物入賞口8A〜8Eの左側には、例え
ばLED素子からなる入球ランプ12A〜12Eが1つ
ずつ配置されていて、いずれかの役物入賞口に遊技球が
入ると、その役物入賞口に対応する入球ランプが点灯さ
れ、その後の電動チューリップ役物9A〜9Eの開閉動
作は行われないようになっている。これにより、遊技者
は、5つの役物入賞口8A〜8Eのうちの1つにだけ遊
技球を入れることができる。また、いずれの役物入賞口
8A〜8Eにも遊技球が入らなかった場合には、大当た
り遊技は実行されない。
【0024】いずれかの役物入賞口8A〜8Eに遊技球
が入り、電動チューリップ役物9A〜9Eの開閉動作が
終了すると、点灯した入球ランプに対応する役物入賞口
が当たり入賞口であるか否かが遊技者に報知される。こ
の報知は、点滅した報知ランプが1つの場合(サブ表示
器10に停止された数字が「7」の場合)、既に点滅し
ている1つの報知ランプに対応する役物入賞口が当たり
入賞口であるので行われず、点滅した報知ランプが2つ
または3つの場合(サブ表示器10に停止された数字が
「3」または「5」の場合)に行われる。具体的には、
点滅していた2つまたは3つの報知ランプが上から順に
点灯/消灯(イルミネーション点灯)され、所定時間経
過後、点灯/消灯の切り替わりの間隔が段々と長くなる
ことによりイルミネーション点灯の速度が徐々に遅くな
り、最終的に当たり入賞口に対応する報知ランプだけが
点滅され、その他の報知ランプは消灯される。そして、
最終的に点滅された報知ランプに対応する役物入賞口
が、点灯している入球ランプに対応するものであれば、
大当たり遊技に突入する。
【0025】遊技盤1の下部には、遊技球が入球可能な
特別入賞口13が配置されている。この特別入賞口13
に関連して、特別入賞口13に遊技球を案内する開状態
および特別入賞口13に遊技球が入るのを阻止する閉状
態に開閉可能な1対の羽根を有する電動チューリップ役
物14が設けられている。すなわち、電動チューリップ
役物14は、その羽根が互いに近接して窄められた状態
で特別入賞口13を閉塞して、特別入賞口13に遊技球
が入るのを阻止することができ、また、この状態から羽
根が左右両側に大きく開かれることにより、特別入賞口
13を開放して、特別入賞口13上に落下してくる遊技
球を特別入賞口13内に導き入れることができる。
【0026】特別入賞口13の上方には、例えば略円形
に形成され、その軸線回りに回転される回転体16が配
置されている。回転体16の周面には、入球口17に入
った遊技球を受けるための収容凹部16Aが形成されて
いる。大当たり遊技では、入球口17に入った遊技球が
収容凹部16Aに収容され、回転体16の裏側に形成さ
れた孔(図示せず)に入球することに応答して、特別入
賞口13の電動チューリップ役物14が開かれるように
なっている。
【0027】回転体16への1回の入球に対して、電動
チューリップ役物14は、例えば回転体16が1周する
まで、または所定個数(例えば10個)の遊技球が特別
入賞口13に入るまで開かれる。大当たり遊技では、電
動チューリップ役物14の1回の開放動作を1ラウンド
とし、その後再び回転体16に遊技球が入れば次のラウ
ンドを実行するといったようにして、電動チューリップ
役物14による特別入賞口13の開放動作が所定のラウ
ンド数(例えば16ラウンド)だけ行われる。特別入賞
口13への遊技球の入球に対しては、予め定める個数の
賞球が上皿3に払い出されるようになっている。大当た
り遊技では、容易に遊技球が特別入賞口13に入るの
で、遊技者は多数個の賞球を獲得することができる。
【0028】始動口7、役物入賞口8A〜8E、回転体
16および特別入賞口13のいずれにも入らなかった遊
技球(アウト球)は、遊技盤1の最下部に形成されたア
ウト球回収口15から機内に回収される。遊技盤1に
は、遊技球の流れに影響を与えるための風車や、遊技球
の入球に対して賞球が付与されるだけの一般入賞口など
が配置されていてもよい。図3は、このパチンコ機の電
気的構成を示すブロック図である。このパチンコ機の制
御回路は、メイン基板30およびサブ基板50を有す
る。
【0029】メイン基板30は、このパチンコ機におけ
る遊技の基本となる動作を制御するためのものであり、
制御の中枢をなすCPU31、各種乱数を発生する乱数
発生部32、プログラムソフトが記憶されたROM33
を含むマイクロコンピュータで構成されている。このメ
イン基板30には、始動口7への遊技球の入球を検出す
るための始動口センサ71、5つの電動チューリップ役
物9A〜9Eをそれぞれ開閉させるための電チュー開閉
部91A〜91E、5つの役物入賞口8A〜8Eへの遊
技球の入球をそれぞれ検出するための役物入賞口センサ
81A〜81Eなどが電気的に接続されている。
【0030】一方、サブ基板50は、5つの報知ランプ
11A〜11E、5つの入球ランプ12A〜12E、メ
イン表示器6およびサブ表示器10などを制御するため
のものであって、メイン基板30と同様に、CPU5
1、乱数発生部52およびROM53を含むマイクロコ
ンピュータで構成されている。メイン基板30のCPU
31には、サブ基板50のCPU51に含まれるコマン
ド受信部54にコマンドを送信するためのコマンド送信
部34の他、所定のタイミングで計時を行うための計時
部35、および各種抽選を行う抽選実行部36を含む。
【0031】メイン基板30の乱数発生部32には、大
当たり抽選に用いられる乱数を発生する大当たり抽選用
乱数発生部37と、3つの表示位置6L〜6Rにそれぞ
れ停止させる図柄(停止図柄)を決定するための停止図
柄決定抽選に用いられる乱数を発生する停止図柄決定抽
選用乱数発生部38と、5つの役物入賞口8A〜8Eの
中から当たり入賞口を決定するための当たり入賞口決定
抽選に用いられる乱数を発生する当たり入賞口決定抽選
用乱数発生部39とが含まれる。
【0032】CPU31の抽選実行部36は、乱数発生
部32の大当たり抽選用乱数発生部37および停止図柄
決定抽選用乱数発生部38から取得した乱数値を、それ
ぞれROM33に記憶された大当たり抽選用乱数テーブ
ルおよび停止図柄決定抽選用乱数テーブル(図示せず)
と照らし合わせることにより、大当たり抽選および停止
図柄抽選を行う。同様に、抽選実行部36は、当たり入
賞口決定抽選用乱数発生部39から取得した乱数値(1
〜5)を、ROM33に記憶された当たり入賞口決定抽
選用乱数テーブル40(図4(a)参照)と照らし合わ
せることにより当たり入賞口決定抽選を行う。
【0033】メイン基板30のROM33には、上記当
たり入賞口決定抽選用乱数テーブル40の他、各役物入
賞口8A〜8Eへの遊技球の入球を検出した役物入賞口
センサ81A〜81Eからの入力信号に基づく役物入賞
口8A〜8Eの番号(最上位の役物入賞口8Aから順に
「No.1」、「No.2」、「No.3」、「No.
4」、「No.5」)に対応する番号(入球番号)を記
憶する入球番号テーブル41(図4(c)参照)が記憶
されている。
【0034】サブ基板50のCPU51には、メイン基
板30のCPU31に含まれるコマンド送信部34から
のコマンドを受信するコマンド受信部54の他、各報知
ランプ11A〜11Eおよび各入球ランプ12A〜12
Eの発光動作を制御するランプ制御部55、および各種
抽選を行う抽選実行部56を含む。サブ基板50の乱数
発生部52には、上述したナビゲーションを実行するか
否か、そしてどのような態様でナビゲーションを行うか
(5つの報知ランプ11A〜11Eのうち何個点滅させ
るか)を決定するためのナビ実行決定抽選に用いられる
乱数(0〜7)を発生するナビ実行決定抽選用乱数発生
部57と、ナビ実行決定抽選によりナビゲーション時に
5つの報知ランプ11A〜11Eのうち少なくとも2つ
を点滅させると決定された場合に、当たり入賞口に対応
する報知ランプ以外の報知ランプの中から点滅させる
(ガセの)報知ランプを決定するためのガセナビ決定抽
選に用いられる乱数(1〜5)を発生するガセナビ決定
抽選用乱数発生部58とが含まれる。
【0035】CPU51の抽選実行部56は、ナビ実行
決定抽選用乱数発生部57およびガセナビ決定抽選用乱
数発生部58から取得した乱数値を、それぞれROM5
3に記憶されたナビ実行決定抽選用乱数テーブル62
(図4(f)参照)およびガセナビ決定抽選用乱数テー
ブル60(図4(e)参照)と照らし合わせることによ
り、ナビ実行決定抽選およびガセナビ決定抽選を行う。
サブ基板50のROM53には、上記ナビ実行決定抽選
用乱数テーブル62およびガセナビ決定抽選用乱数テー
ブル60の他、当たり入賞口決定抽選用乱数に対応する
報知ランプ11A〜11Eの番号(最上位の報知ランプ
11Aから順に「No.1」、「No.2」、「No.
3」、「No.4」、「No.5」)を記憶するナビ用
報知ランプ番号テーブル59(図4(b)参照)や、入
球番号に対応する入球ランプ12A〜12Eの番号(最
上位の入球ランプ12Aから順に「No.1」、「N
o.2」、「No.3」、「No.4」、「No.
5」)を記憶する入球ランプ番号テーブル61(図4
(d)参照)が記憶されている。
【0036】図5は、始動口7に遊技球が入った場合の
メイン基板30による制御内容の流れを示すフローチャ
ートである。図5を参照して、メイン基板30は、始動
口7に遊技球が入るか否かを常に監視しており(ステッ
プS1)、始動口7に遊技球が入ると(ステップS1で
YES)、大当たり抽選および停止図柄決定抽選を実行
する(ステップS2、S3)。大当たり抽選の抽選結果
がはずれの場合(ステップS4でNO)、メイン基板3
0は、3つの表示位置6L〜6Rに停止図柄決定抽選で
決定したはずれ図柄を停止させ(ステップS14)、処
理が終了する。
【0037】一方、大当たり抽選の抽選結果が大当たり
の場合(ステップS4でYES)、メイン基板30は、
3つの表示位置6L〜6Rに停止図柄決定抽選で決定し
た大当たり図柄を停止させた後(ステップS5)、当た
り入賞口決定抽選を実行する(ステップS6)。すなわ
ち、当たり入賞口決定抽選用乱数発生部39から乱数を
取得し、その乱数値を当たり入賞口決定抽選用乱数テー
ブル40と照らし合わせることにより、当該乱数値に対
応する当たり入賞口(役物入賞口)の番号を決定する
(図4(a)参照)。この当たり入賞口決定抽選は、大
当たり図柄停止後に限らず、例えば大当たり図柄が停止
する前に行われてもよい。
【0038】その後、メイン基板30は、コマンド送信
部34から当たり入賞口決定抽選用乱数のコマンドをサ
ブ基板50に送信した後(ステップS7)、電チュー開
放処理を実行する(ステップS8)。図6は、電チュー
開放処理時のメイン基板30による制御内容の流れを示
すフローチャートである。図6を参照して、電チュー開
放処理が開始されると、まず、メイン基板30の計時部
35が計時を開始する(ステップT1)。この計時のタ
イミングは、3つの表示位置6L〜6Rに大当たり図柄
が停止されるタイミング(図5のステップS5)とほぼ
同じタイミングである。
【0039】計時部35が計時を開始してから2秒が経
過すると(ステップT2でYES)、メイン基板30
は、計時部35の計時をクリアした後(ステップT
3)、最上位(No.1)の役物入賞口8Aに対応する
電動チューリップ役物を開放すると共に(ステップT
4)、再び計時部35による計時を開始する(ステップ
T5)。電動チューリップ役物9Aを開放している間、
メイン基板30は、電動チューリップ役物9Aに対応す
る役物入賞口8Aに遊技球が入るか否か、およびステッ
プT5で計時部35による計時を開始してから5秒が経
過したか否かを監視していて(ステップT6、T7)、
役物入賞口8Aに遊技球が入らないまま5秒が経過する
と(ステップT7でYES)、計時部35の計時をクリ
アすると共に(ステップT8)、電動チューリップ役物
9Aの開放動作を終了する(ステップT9)。この時点
では、まだ最上位(No.1)の役物入賞口8Aに対応
する電動チューリップ役物9Aしか開放されていないの
で(ステップT10でNO)、メイン基板30による制
御はステップT4に戻り、上から2番目(No.2)の
役物入賞口8Bに対応する電動チューリップ役物9Bが
開放される。
【0040】このようにして、最下位(No.5)の役
物入賞口8Eに対応する電動チューリップ役物9Eの開
放動作が終了しても、5つの役物入賞口8A〜8Eのい
ずれにも遊技球が入らなかった場合(ステップT10で
YES)、メイン基板30は、入球番号テーブル41か
ら「入球なし」に対応する入球番号「0」を取得し(ス
テップT11、図4(c)参照)、その入球番号「0」
のコマンドをサブ基板50に送信する(ステップT1
2)。
【0041】一方、最下位(No.5)の役物入賞口8
Eに対応する電動チューリップ役物9Eの開放動作が終
了するまでに、いずれかの役物入賞口8A〜8Eに遊技
球が入った場合(ステップT6でYES)、メイン基板
30は、計時部35の計時をクリアすると共に(ステッ
プT13)、電動チューリップ役物9A〜9Eの開放動
作を終了する(ステップT14)。そして、メイン基板
30は、入球番号テーブル41から遊技球が入球した役
物入賞口の番号に対応する入球番号を取得し(ステップ
T11、図4(c)参照)、その入球番号のコマンドを
サブ基板に送信する(ステップT12)。
【0042】再び図5を参照して、取得した入球番号が
当たり入賞口決定抽選用乱数値と一致する場合、すなわ
ち当たり入賞口に遊技球が入った場合は(ステップS9
でYES)、大当たり遊技に突入し(ステップS1
0)、大当たり遊技が終了すると(ステップS11でY
ES)、メイン基板30は、大当たり遊技が終了した旨
のコマンドをサブ基板50に送信する(ステップS1
2)。一方、取得した入球番号が当たり入賞口決定抽選
用乱数値と一致しない場合、すなわち当たり入賞口に遊
技球が入らなかった場合には(ステップS9でNO)、
メイン基板30は、大当たり遊技を実行しない旨のコマ
ンドをサブ基板50に送信する(ステップS13)。
【0043】図7および図8は、メイン基板30から当
たり入賞口決定抽選用乱数のコマンドを受信したサブ基
板50による制御内容の流れを示すフローチャートであ
る。図7および図8を参照して、サブ基板30は、図5
のステップS7でメイン基板30から送信された当たり
入賞口決定抽選用乱数のコマンドを受信すると(ステッ
プE1でYES)、当該当たり入賞口決定抽選用乱数を
チェックし(ステップE2)、その乱数値をナビ用報知
ランプ番号テーブル59と照らし合わせることにより、
当該乱数値に対応する報知ランプの番号(No.1〜N
o.5)を取得する(ステップE3)。
【0044】その後、サブ基板50は、ナビ実行決定抽
選を行う(ステップE4)。すなわち、ナビ実行決定抽
選用乱数発生部57から乱数を取得し、その乱数値をナ
ビ実行決定抽選用乱数テーブル62と照らし合わせるこ
とにより、当該乱数値に対応するナビゲーションの態様
を決定する。そして、サブ基板50は、ナビ実行決定抽
選用乱数発生部57から取得した乱数(「0」〜
「7」)と同一の数値をサブ表示器10に表示させる
(ステップE5)。
【0045】ナビ実行決定抽選用乱数値が「7」である
場合(ステップE6でYES)、サブ基板50は、ステ
ップE3で取得した報知ランプ番号(No.1〜No.
5)に対応する報知ランプ11A〜11Eを点滅させる
(ステップE7)。その後、図6のステップT12でメ
イン基板30から送信された入球番号のコマンドを受信
すると(ステップE8でYES)、サブ基板50はその
入球番号が「0」であるか否かを判定する(ステップE
9)。
【0046】入球番号が「0」でない場合、すなわちい
ずれかの役物入賞口8A〜8Eに遊技球が入った場合
(ステップE9でNO)、サブ基板50は、その入球番
号を入球ランプ番号テーブル61と照らし合わせること
により、当該入球番号に対応する入球ランプの番号(N
o.1〜No.5)を取得し(ステップE10)、その
入球ランプ番号に対応する入球ランプ12A〜12Eを
点灯させる(ステップE11)。一方、入球番号が
「0」である場合、すなわちいずれの役物入賞口8A〜
8Eにも遊技球が入らなかった場合(ステップE9でY
ES)、サブ基板50は、全ての入球ランプ12A〜1
2Eを例えば上から順に点灯/消灯(イルミネーション
点灯)させる(ステップE12)。
【0047】入球ランプの点灯(ステップE11)、お
よびイルミネーション点灯(ステップE12)は、図5
のステップS12またはS13でメイン基板30から大
当たり遊技終了のコマンド、または大当たり遊技を実行
しない旨のコマンドが送信され、これらのコマンドをサ
ブ基板50が受信するまで行われ、当該コマンドを受信
すると(ステップE13でYES)、サブ基板50は、
全ての報知ランプ11A〜11Eおよび入球ランプ12
A〜12Eを消灯させる(ステップE14)。
【0048】ナビ実行決定抽選用乱数値が「7」でなく
「3」である場合(ステップE6でNOかつステップP
1でYES)、サブ基板50は、ガセナビ決定抽選用乱
数発生部58から当たり入賞口決定抽選用乱数値を除く
乱数値を1つ取得することにより、ガセナビ決定抽選を
行う(ステップP2)。一方、ナビ実行決定抽選用乱数
値が「3」でもなく「5」である場合(ステップP1で
NOかつステップP10でYES)、サブ基板50は、
ガセナビ決定抽選用乱数発生部58から当たり入賞口決
定抽選用乱数値を除く乱数値を2つ取得することによ
り、ガセナビ決定抽選を行う(ステップP11)。
【0049】ガセナビ決定抽選を行った後(ステップP
2、P11)、サブ基板50は、取得したガセナビ決定
抽選用乱数をガセナビ決定抽選用乱数テーブル60と照
らし合わせることにより、当該乱数値に対応する報知ラ
ンプの番号(No.1〜No.5)を取得し(ステップ
P3)、その報知ランプ番号に対応する報知ランプ、お
よび図7のステップE3で取得した報知ランプ番号に対
応する報知ランプ(当たり入賞口に対応する報知ラン
プ)を点滅させる(ステップP4)。
【0050】その後、図6のステップT12でメイン基
板30から送信された入球番号のコマンドを受信すると
(ステップP5でYES)、サブ基板50は、その入球
番号が「0」であるか否かを判定する(ステップP
6)。入球番号が「0」でない場合、すなわちいずれか
の役物入賞口8A〜8Eに遊技球が入った場合(ステッ
プP6でNO)、サブ基板50は、その入球番号を入球
ランプ番号テーブル61と照らし合わせることにより、
当該入球番号に対応する入球ランプの番号(No.1〜
No.5)を取得し(ステップP7)、その入球ランプ
番号に対応する入球ランプを点灯させる(ステップP
8)。その後、サブ基板50は、点滅している全ての報
知ランプを例えば上から順に点灯/消灯(イルミネーシ
ョン点灯)させ、所定時間経過後、点灯/消灯の切り替
わりの間隔を段々と長くすることによりイルミネーショ
ン点灯の速度を徐々に遅くし、最終的に図7のステップ
E3で取得した報知ランプの番号に対応する報知ランプ
(当たり入賞口に対応する報知ランプ)を点滅させる
(ステップP9)。
【0051】ナビ実行決定抽選用乱数値が「3」、
「5」、「7」のいずれでもない場合(ステップP10
でNO)、サブ基板50は、報知ランプ11A〜11E
を用いたナビゲーションを実行せず、図6のステップT
12でメイン基板30から送信された入球番号のコマン
ドを受信すると(ステップP12でYES)、その入球
番号が「0」であるか否かを判定する(ステップP1
3)。入球番号が「0」でない場合、すなわちいずれか
の役物入賞口8A〜8Eに遊技球が入った場合(ステッ
プP13でNO)、サブ基板50は、その入球番号を入
球ランプ番号テーブル61と照らし合わせることによ
り、当該入球番号に対応する入球ランプの番号を取得し
(ステップP14)、その入球ランプ番号に対応する入
球ランプを点灯させる(ステップP15)。その後、サ
ブ基板50は、全ての報知ランプ11A〜11Eを例え
ば上から順に点灯/消灯(イルミネーション点灯)さ
せ、所定時間経過後、点灯/消灯の切り替わりの間隔を
段々と長くすることによりイルミネーション点灯の速度
を徐々に遅くし、最終的に図7のステップE3で取得し
た報知ランプの番号に対応する報知ランプ(当たり入賞
口に対応する報知ランプ)を点滅させる(ステップP1
6)。
【0052】イルミネーション点灯が行われた後(ステ
ップP9、P16)、または、いずれの役物入賞口8A
〜8Eにも遊技球が入らず、入球番号が「0」と判定さ
れた後に(ステップP6でYES、ステップP13でY
ES)、図5のステップS12またはS13でメイン基
板30から大当たり遊技終了のコマンド、または大当た
り遊技を実行しない旨のコマンドが送信され、これらの
コマンドをサブ基板50が受信すると(図7のステップ
E13でYES)、サブ基板50は、全ての報知ランプ
11A〜11Eおよび入球ランプ12A〜12Eを消灯
させる(ステップE14)。
【0053】入球番号が「0」である場合、すなわちい
ずれの役物入賞口8A〜8Eにも遊技球が入らなかった
場合(ステップP6でYES、ステップP13でYE
S)、サブ基板50は、全ての入球ランプ12A〜12
Eを例えば上から順に点灯/消灯させることによりイル
ミネーション点灯を行うような構成であってもよい。本
実施形態では、報知ランプ11A〜11Eを点滅させる
ことにより(ステップE7、P4)、当たり入賞口がい
ずれの役物入賞口であるかに関する情報を遊技者に報知
することができる。この場合、遊技者は、点滅した報知
ランプに対応する役物入賞口を狙って遊技球を発射する
ことにより、通常時よりも高確率で当たり入賞口に遊技
球を入れて、大当たり遊技を実行できるので、大当たり
遊技実行確率に変化を持たせ、興趣を向上させることが
できる。
【0054】本発明は、以上の実施形態の内容に限定さ
れるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の
変更が可能である。例えば、サブ表示器は、7セグメン
ト表示器により構成されるものに限らず、液晶表示器な
どにより構成されるものであってもよい。また、ナビ実
行決定抽選の抽選結果(例えば報知ランプが点灯する個
数など)を音声により遊技者に報知するような構成であ
ってもよい。
【0055】当たり入賞口がいずれの役物入賞口である
かに関する情報は、報知ランプ11A〜11Eにより報
知する構成に限らず、例えば液晶表示器などの表示器を
用いて報知するような構成であってもよいし、音声によ
り報知するような構成であってもよい。本実施形態で
は、当たり入賞口に遊技球が1球入れば大当たり遊技に
突入するような構成について説明したが、所定数以上の
遊技球が入らなければ大当たり遊技に突入しないような
構成であってもよい。この場合、当たり入賞口がいずれ
の役物入賞口であるかに関する情報だけでなく、上記所
定数(大当たり遊技が実行されるために必要な当たり入
賞口への入球数)も遊技者に報知するような構成であっ
てもよい。
【0056】また、本実施形態では、5つの役物入賞口
8A〜8Eのうちの1つだけが当たり入賞口に決定され
る構成について説明したが、当たり入賞口が2つ以上決
定されて、それらの当たり入賞口全てに遊技球が入った
場合に大当たり遊技が実行されるような構成であっても
よい。いずれのタイミングで遊技球を発射させれば、電
動チューリップ役物9A〜9Eが変位されるタイミング
に合わせて、発射した遊技球を役物入賞口8A〜8Eに
到達させることができるかを遊技者に報知するような手
段を含む構成であってもよい。
【0057】役物入賞口8A〜8Eへの遊技球の入球を
制限する手段は、電動チューリップ役物9A〜9Eに限
らず、例えば遊技盤1に沿った状態で遊技球が入るのを
阻止し、この状態から手前側に倒伏することにより遊技
球を導き入れることができる開閉板などであってもよ
い。また、電動チューリップ役物9A〜9Eが設けられ
ておらず、各役物入賞口8A〜8Eへの入球が所定期間
だけ有効になるような構成であってもよい。
【0058】役物入賞口の数は、2個以上であれば、5
個に限らず、もっと多くてもよいし少なくてもよい。メ
イン表示器は、液晶表示器により構成されるものに限ら
ず、ドラム表示器や7セグメント表示器などにより構成
されるものであってもよい。また、メイン表示器は、3
つの表示位置6L〜6Rに図柄を表示するものに限ら
ず、例えば4つ以上の表示位置に図柄を表示できるもの
であってもよい。
【0059】大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場
合、役物入賞口に遊技球を入れるような構成に限らず、
例えば遊技球が通過可能な通過ゲートを複数設けて、こ
れらの通過ゲートに遊技球を通過させるような構成であ
ってもよい。本発明の一実施形態としてパチンコ機につ
いて説明したが、本発明はパチンコ機に限らず、スマー
トボール機などの遊技機にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の構成を
示す正面図である。
【図2】遊技盤の構成を示す正面図である。
【図3】このパチンコ機の電気的構成を示すブロック図
である。
【図4】メイン基板のROMおよびサブ基板のROMに
記憶された各種テーブルの内容を示す図である。
【図5】始動口に遊技球が入った場合のメイン基板によ
る制御内容の流れを示すフローチャートである。
【図6】電チュー開放処理時のメイン基板による制御内
容の流れを示すフローチャートである。
【図7】メイン基板から当たり入賞口決定抽選用乱数の
コマンドを受信したサブ基板による制御内容の流れを示
すフローチャートである。
【図8】メイン基板から当たり入賞口決定抽選用乱数の
コマンドを受信したサブ基板による制御内容の流れを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤 8A〜8E 役物入賞口 9A〜9E 電動チューリップ役物 11A〜11E 報知ランプ 12A〜12E 入球ランプ 30 メイン基板 50 サブ基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤に向けて遊技球を発射することによ
    り遊技を行う遊技機であって、 上記遊技盤に配置され、遊技球が通過可能な複数の有効
    領域と、 所定の条件が成立したことに応答して大当たり抽選を行
    う大当たり抽選実行手段と、 大当たり抽選の抽選結果が大当たりとなった後、上記遊
    技盤に向けて発射された所定数以上の遊技球が上記複数
    の有効領域のうち所定の有効領域を通過した場合に、遊
    技者に有利な大当たり遊技を実行する大当たり遊技実行
    手段と、 上記複数の有効領域の中から上記所定の有効領域を決定
    する有効領域決定手段とを含むことを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】上記複数の有効領域にそれぞれ関連して設
    けられ、大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場合に、
    上記複数の有効領域を遊技球が通過しやすくなるよう変
    位する複数の変位手段をさらに含むことを特徴とする請
    求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】上記複数の変位手段は、予め定める順序に
    従って変位するものであって、上記複数の有効領域のう
    ちいずれかの有効領域を所定数の遊技球が通過すると、
    その後は変位しないようになっていることを特徴とする
    請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】上記所定の有効領域が上記複数の有効領域
    のうちいずれの有効領域であったかを他の有効領域に対
    して識別可能に表示する所定有効領域表示手段をさらに
    含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    遊技機。
  5. 【請求項5】所定数の遊技球が通過した有効領域を他の
    有効領域に対して識別可能に表示する通過有効領域表示
    手段をさらに含むことを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の遊技機。
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