JP2003179104A - 両面配線付きテープキャリアおよび多層配線付きテープキャリア - Google Patents

両面配線付きテープキャリアおよび多層配線付きテープキャリア

Info

Publication number
JP2003179104A
JP2003179104A JP2002250660A JP2002250660A JP2003179104A JP 2003179104 A JP2003179104 A JP 2003179104A JP 2002250660 A JP2002250660 A JP 2002250660A JP 2002250660 A JP2002250660 A JP 2002250660A JP 2003179104 A JP2003179104 A JP 2003179104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
wiring
identification
conductor
double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002250660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3991818B2 (ja
Inventor
Yukio Akiyama
幸穂 秋山
Naoyuki Akiyama
直之 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2002250660A priority Critical patent/JP3991818B2/ja
Publication of JP2003179104A publication Critical patent/JP2003179104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3991818B2 publication Critical patent/JP3991818B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】工程中の検査で、不良個所を検出時、取り除い
たり、マークすること、等品質情報を後から再度特定す
る事は困難である為、不良個所を検出した際に欠陥個所
の位置をテープ基板の識別番号に記録しておくことで、
損なう問題を解消することにある。 【解決手段】上記問題点に鑑み考案されたもの、テープ
基板の端部にレーザー加工機にて、個々の銅配線回路の
識別番号を貫通穴で形成して、どちらか一方の端からの
距離の情報を貫通穴で形成記録した識別番号や位置情報
を貫通した穴からなるパターンを作ることで、両面配線
板を形成する工程毎で行われる検査で不良個所を抜き取
らずに、識別番号や位置情報の記録による、製品の出荷
前検査にて確実な抜き取り作業を提供する事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子をプリ
ント配線板上に実装するための半導体パッケージの部材
として用いられるテープ状の両面配線付きテープキャリ
アおよび多層配線付きテープキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンやOA機器、家電製品、音響機
器、ゲーム機などに代表される電子機器においては半導
体素子を直接プリント配線板上に実装することが難しい
ため、ほとんどの場合、半導体素子はインターポーザー
と呼ばれる基板等に搭載された半導体パッケージという
形態にしてから、電子機器装置に実装されている。
【0003】近年、これらの電子機器は小型・高性能化
の一途をたどっており、半導体パッケージについても更
なる小型化、配線の高密度化の要求が高まってきてい
る。
【0004】半導体パッケージにおいて半導体素子の搭
載される電子回路基板には板状の絶縁性材料の表面に電
気的な導通をとるための配線層が設けられている。配線
層の設け方については、絶縁性材料の片面側に配線層の
あるものから始まり、配線の高密度化が進むにつれて、
両面配線板、あるいは絶縁層と配線層を交互に積み重ね
た多層型配線板が作り出される様になってきた。
【0005】代表的な電子回路基板として、ポリイミド
に代表される絶縁性材料のテープや板材を芯材とした配
線板があり、近年は両面に配線が存在するテープ状の両
面配線板(通称2メタルテープ)や、さらに絶縁材料の
テープを積層してその表面に配線を形成することを繰り
返した多層配線板に対する要求が高くなっている。
【0006】両面配線板は片面配線板に比べて両面に配
線層が存在するだけでは無く、バイアホールと呼ばれる
表裏の配線層間を電気的に接続するための構造を有する
点に特徴がある。これは、テープ状の絶縁性材料の表裏
面に導体箔を貼り付けた両面導体箔付きテープ基板の表
裏どちらか片側の導体層と絶縁性材料について部分的に
取り除き、その取り除いた部分をに導体めっき処理を行
うことで表裏の導体箔間を電気的に接続可能な構造を形
成する方法が用いられている。
【0007】また多層配線板は、両面配線板の表裏面の
どちらかまたは両方の上に、さらに帯状の絶縁性材料を
積層しその上に配線層を形成することを繰り返して製造
するが、両面配線板の場合と同様にバイアホールにより
内側(下層)にある配線層との電気的接続を形成してい
る。
【0008】この両面配線板および多層配線板の作製に
は片面配線板を作る以上の工程数を必要とするため、途
中工程で不良が発生していないかどうかを逐一確認する
ことが必要で、工程中では様々な検査が行なわれてい
る。
【0009】両面配線板および多層配線板は、層間を電
気的に導通させるバイアホールを作る工程や各層に配線
層を形成する工程などいくつかの工程を経て製品となる
ため、工程内で不良品が発生した場合はいち早く対策を
とったり、場合によっては加工を中止する判断が必要に
なる場合がある。また多層配線板の場合には、積層され
ると内層になってしまって検査や測定が困難になったり
不可能になるような部分が存在する。そのため、両面配
線板および多層配線板では、製造工程中の各所で各種検
査や各種測定が行われる。
【0010】欠陥が重大で多数発見された場合は、それ
以降の加工をやめることがあるが、軽微な欠陥の場合
は、そのまま加工を続ける場合があり、その際は欠陥部
分を切り抜いたり、マークをしておく方法がある。
【0011】しかし欠陥部分を切り抜いてしまうと、そ
れ以後の工程において欠落した部分が搬送系に引っかか
ってしまったり、塗布工程では液が裏側に抜けてしまう
問題があった。また多層配線板では切り抜かれて欠落し
た部分があると、積層がうまく出来なくなるという問題
もあった。
【0012】また、テープの端部や欠陥部分などにイン
キなどでマークを付ける方法では、導体めっきをしてし
まうとマーキングした部分にめっきした導体が被さって
しまい、判別出来なくなるという問題があった。
【0013】つまり、工程中で検査をして不良個所を見
つけたとしても、取り除いたり、マークすることが難し
いため、不良個所を後から特定することが非常に困難で
あるか、欠陥個所の場所をだいたいの位置を記録してお
き、最終的にそこに近い部分を大きく切り取ることで対
応すると、収率が低下したり、前に見つけた欠陥部分を
探すための巻き戻しの手間が増えるなどの問題点があっ
た。
【0014】片面配線板の場合は、特開平3―1546
85号広報にある様に配線を形成する際に導体配線回路
の中に識別番号のパターンを露光、現像、エッチングす
ることで導体配線回路と同時に認識パターンを設ける方
法がある。こうすることで、その後の検査工程で不良個
所を検出した際に識別番号を記録しておくことで、切り
抜きやマーキングをすることなく、不良個所を特定でき
る様になるというものである。
【0015】しかし、この方式を両面配線板および多層
配線板に適用すると、導体配線回路形成の工程よりも前
にもいくつかの製造工程があり、それらの工程での検査
で見つけた欠陥の位置の特定はできないことになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み考案されたものであり、テープ基板の端部にレー
ザー加工機にて識別番号や位置情報を貫通穴または非貫
通穴からなるパターンを作ることで、基板の両側から認
識ができて、両面配線板および多層配線板を形成する工
程毎で行われる検査で不良個所を抜き取らずに、識別番
号や位置情報を記録しておき、製品の出荷前検査にて確
実な抜き取り作業ができるようにするためのテープキャ
リアを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、絶縁材料でできた帯状の基板の表裏面に、導体
配線回路を複数面付形成した両面配線板において、個々
の導体配線回路の識別番号がレーザー加工による貫通穴
または非貫通穴で形成してあることを特徴とする両面配
線付きテープキャリアである。
【0018】本発明の請求項2に係る発明は、絶縁材料
でできた帯状の基板の表裏面に、導体配線回路を複数面
付形成し、さらにその上に絶縁材料でできた帯状の基板
を積層して、その表面に導体配線回路を形成することを
繰り返した多層配線板において、個々の導体配線回路の
識別番号がレーザー加工による貫通穴または非貫通穴で
形成してあることを特徴とする多層配線付きテープキャ
リアである。
【0019】本発明の請求項3に係る発明は、絶縁材料
でできた帯状の基板の表裏面に、導体配線回路を複数面
付形成した両面配線板において、前記帯状の基板のどち
らか一方の端からの位置の情報がレーザー加工による貫
通穴または非貫通穴で形成してあることを特徴とする両
面配線付きテープキャリアである。
【0020】本発明の請求項4に係る発明は、絶縁材料
でできた帯状の基板の表裏面に、導体配線回路を複数面
付形成し、さらにその上に絶縁材料でできた帯状の基板
を積層して、その表面に導体配線回路を形成することを
繰り返した多層配線板において、前記帯状の基板のどち
らか一方の端からの位置の情報がレーザー加工による貫
通穴または非貫通穴で形成してあることを特徴とする多
層配線付きテープキャリアである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 図2は本実施例の両面導体箔付きテープ基板1
にバイアホール用の非貫通穴パターン3と識別用パター
ン穴4を加工した状態を示す。本実施例では導体配線回
路13をテープ基板1にすき間無く配置するのではな
く、搬送方向にはスプロケット4個分のエリアを単位と
して、テープの幅方向に導体配線回路を2個並べた形に
配置した。本実施例ではレーザー加工時の1回の位置決
めで、幅方向に並んだ2個の導体配線回路13用の非貫
通穴パターン3と1つの識別用パターン穴4からなるレ
ーザー加工範囲17を加工することとした。
【0022】本発明において、両面配線板の場合には、
バイアホール形成するためにレーザー加工機で穴明け加
工する際に、テープ基板の端部に識別番号や位置を示す
貫通穴または非貫通穴で構成されるパターンを予め形成
するものである。
【0023】また多層配線板の場合には、芯になるテー
プ基板の幅よりも積層されるテープ基板の幅を細くし
て、芯になるテープ基板上で製造工程中ずっと積層され
ない部分があるようにしておき、バイアホール形成する
ためにレーザー加工機で穴明け加工する際にその部分に
識別番号や位置を示す貫通穴または非貫通穴で構成され
るパターンを予め形成するものである。
【0024】レーザー加工機を使わない片面配線基板へ
の適用に関しては、貫通穴を形成する方法として1回ず
つ穴開けパターンを変える金型システムを使用してもよ
い。しかし、新たに金型を作成したり、その後の管理を
考えると、インキなどを使用したマーキングの方が有利
であり、また両面配線板および多層配線板ではレーザー
加工機を既に製造用設備として使用しているので、新た
な投資をすることなく、使える点からも有利と言える。
【0025】図1は本実施例の貫通穴又は非貫通穴から
なる識別用パターン穴4である。識別用パターン穴4は
各導体配線回路13内に形成することも可能であるが、
導体配線回路内に例えば貫通する穴4を設けてしまう
と、後の工程で、液体レジスト剤を塗工する際に裏側に
しみ出すこともあるため、できるだけ端の方に作ること
とした。また、導体めっきの際にスプロケットホール2
の内側に導体がついてしまうとその後の搬送に支障があ
るため、めっきが付かない様に保護をするので貫通穴の
識別用パターン穴4もその近くにあれば、導体めっきさ
れることがないという点もこの位置に配置する理由であ
る。
【0026】識別用パターンとして人間が可読な文字や
数字を使うと人間が一瞥しただけで認識することができ
る。しかし、文字や数字のパターンを打ち抜くには、穴
の数が多くなるため、そこからテープ基板が折れる問題
点があるため、貫通穴の識別用パターン穴4の開いた位
置に意味を持たせたパターンを使うことにした。
【0027】識別用パターンは貫通穴又は非貫通穴(以
下非又は貫通穴と記す)の集合であることから、透過光
をCCDアレイセンサーなどのイメージングアレイで読
みとり、明暗の位置情報から固有の番号に変換すること
ができる。
【0028】さらに、本実施例の識別用パターン穴4の
位置により、2種類の意味を持たせた。パターンの位置
や方向を示すための識別用パターン穴4と、識別番号を
意味する識別用パターン穴4の2つである。パターンの
位置を示す識別用パターン穴穴4は、イメージングアレ
イで読みとる範囲を示すのと同時に、搬送方向とテープ
基板の裏表の識別をすることを目的として、前記パター
ンの位置や方向を示すために、15a、15b、15
c、の3つの基準穴15を配置した。
【0029】識別用パターン穴4は14個として、識別
用穴1(101)の位置に穴が開いていれば1を足し、
識別用穴2(102)では2を、識別用穴3(103)
では4という具合に、それぞれ2の識別用穴番号からマ
イナス1し、累乗した数値を足す変換する意味を持たせ
て、識別番号を認識させる様にすることで、読みとった
穴の位置の情報から認識番号に変換できる様になる。
【0030】今回の使用した図1に示すように、例え
ば、識別用パターン穴4では32768通りの識別番号
を設けることができる。また、識別用穴1(101)と
識別用穴3(103)が開いているので、識別番号とし
ては5を意味することとなる。
【0031】非または貫通穴で作成した識別用パターン
は検査工程で、最初に識別用パターンを読みとること
で、検査している導体配線回路を個々に認識することが
できる。検査をして欠陥個所を発見した場合、欠陥情報
として識別パターンの情報、すなわち、識別番号を記憶
しておくことで、出荷前検査にて欠陥のある導体配線回
路を抜き取ったり、マーキングできる様になる。
【0032】貫通穴の場合の識別用パターンの読み取り
に関しては、両面配線板または多層配線板のテープ基板
をはさんで片側に照明光源を、反対側に読み取り用のカ
メラやセンサなど配置することにより、識別用パターン
を透過照明で読み取ることができる。色やツヤなどの表
面状態は、製品の品種や製造工程中の処理などにより様
々に変化するため反射照明では読み取りにくいことがあ
るが、透過照明ではそのような影響が少なくなるという
利点がある。また貫通穴の場合には、表裏両面から認識
可能という利点もあり、その際にはどちらの面から読ん
でも誤り無い様にすることが必要である。
【0033】非貫通穴の場合の識別用パターンの読み取
りに関しては、両面配線板または多層配線板のテープ基
板の同じ側に照明光源と読み取り用のカメラやセンサな
どを配置して、識別用パターンを反射照明で読み取るこ
とになる。ただし、テープ基板の光学特性や非貫通穴の
形成方法によっては、貫通穴と同様の透過照明での読み
取りが可能になる場合もある。
【0034】まず、最初に、本発明の第一の実施例であ
る両面配線付きテープキャリアで貫通穴の識別用パター
ンが形成されている場合を説明する。図3はスプロケッ
トホール加工をした両面導体箔付きテープ基板1の表面
を第一層目の導体層5側から見た図である。このテープ
基板1の層構成は厚さ20〜70μmのポリイミド18
のテープ状の基板の表裏両面に厚み5〜30μmの導体
箔を貼り合わせ、表側に第一層目の導体層5と、裏側に
第二層目の導体層6を形成する。ここで貼り付ける導体
箔の厚みは表裏で必ずしも同じである必要はない。
【0035】本実施例では厚み50μmポリイミドの表
裏に、厚み12μmの導体箔を貼り付けたテープ基板を
使用した。
【0036】さらに上記テープ基板1にスプロケットホ
ール2を形成する。スプロケットホール2の形成は金型
で打ち抜いて作る方法が一般的である。穴の中心間隔は
4〜5mmの等間隔である。また、穴の形状は矩形で4
隅の角を丸く落とした形状で一辺は1〜2mmの大きさ
の貫通穴である。この穴は主にテープ基板の搬送に使わ
れ、さらにテープ基板上に導体配線回路13を配置する
際の単位にもなっている。
【0037】テープ基板の表裏間の電気的導通構造を作
るためには、両面導体箔付ポリイミド基板に第1層目の
導体層5とポリイミド層18を除去し、第2層目の導体
層6を残した非貫通穴3を開ける必要がある。
【0038】穴開け加工する装置としては、プレス打抜
き装置の金型の打ち抜きでは片側の導体の層を残して打
ち抜くことが難しいため、レーザー加工装置が適してい
る。また、レーザー加工機の種類としては導体とポリイ
ミドを除去ができるUV−YAGレーザー加工機を使用
した。
【0039】図4はレーザー加工の概要を示したもので
ある。レーザー加工機の全体を制御手段を備えた制御部
7にてコントロールする。前記制御部7は、始めに、ス
プロケットホールによる搬送手段を備えたテープ搬送部
10を用いて両面箔付きテープ基板1を所定の方法で搬
送管理し、さらに、予め付与したバイアホール用座標デ
ータ12を用いた加工データと、認識番号用の座標デー
タ11を自動的に生成する手段を備えた座標データ生成
部9と、前記座標データ生成部9から出力した認識番号
用の座標データ11を用いた加工データとを保管、及び
順次出力する手段をコントロールする。最後に、レーザ
ー加工機は、該加工データと、又所要の照射条件のレー
ザー光を放射して穴開け加工する手段を備えたレーザー
出射部8より構成する。
【0040】次にレーザー加工の概略を説明すると、ス
プロケットホールによる搬送手段を備えたテープ搬送部
10を用いて、テープ基板1をスプロケットホールの規
定数搬送して、位置決めした後、座標データで指定され
た位置に穴開け加工して、穴開け加工が終わるとテープ
基板1を前記規定数を搬送する、搬送動作を繰り返して
いる。
【0041】レーザーによる穴開け加工する際、バイア
ホール用の非貫通穴3と、例えば貫通穴の識別用パター
ン穴4ではレーザーの出力値の設定が異なるため、非貫
通穴3の加工に続いて、貫通穴4の加工を行った。この
順番に特に意味はない。前記穴開け加工は1穴ずつ行
い、その穴位置は座標データとして用意されていて、こ
れに基づいて1穴ずつ、レーザー出射部8からレーザー
光を放射して穴開け加工が行われる。
【0042】バイアホール用の非貫通穴3は直径30〜
150μmが適当な大きさであるが、導体配線回路13
を位置決めする時のズレ量を考慮して、直径70μmの
非貫通穴3を作成した。レーザー加工穴の直径に関して
は第1層の導体層5の上側で計測した値である。この非
貫通穴3の配置は毎回同じ位置関係で加工するため、毎
回同じバイアホール用座標データ12を用いて加工を行
った。
【0043】一方、識別用パターン穴4に関してはスプ
ロケットホール2の近くに作成し、直径は150μmと
した。この貫通穴の配置は毎回、穴を開ける位置や数が
規則性を持って変わるため、座標データ生成部9で自動
的に生成した認識番号用の座標データ11を用いて加工
を行った。今回は座標データ生成部9としてパソコンを
用いてサイクルごとの認識番号用座標データ11を生成
し、これを用いて加工を行った。
【0044】図5は第一層の導体層5と第二層の導体層
5を化学エッチングして導体配線回路13を作成した両
面配線テープ基板を第一層の導体層5側から見たもので
ある。
【0045】また、本実施例では認識番号パターン4は
個々の導体配線回路13に対応しているのではなく、幅
方向の列に対して1つとなっている。つまり、導体配線
回路13は幅方向に上下2個形成に対して1つの認識番
号となっているので、図5に示すテープ基板において識
別番号に近い下側の導体配線回路にはA列、上側にはB
列と付けて導体配線回路を1つずつ区別する様にした。
この様にテープ基板毎に、認識番号の枝番規則を付けて
おけば、例えば1A、1B、まとめて認識パターンを作
ることができるので、穴開け加工の回数を減らすことが
できる。また欠陥部分は欠陥表示パターン19を打抜く
こともできる。
【0046】本実施例の両面配線付きテープキャリアに
おいては、テープ基板1において、図1の識別用パター
ン穴4を導体配線回路13に対して作成するのではな
く、テープ基板1の搬送方向に、10cmごとに貫通穴
パターンを作成する様に座標データ11を作成し、貫通
穴のパターン14を作成することで、テープの端からの
距離を示す位置情報を知ることもできる。
【0047】次に、本発明の第二の実施例である多層配
線テープキャリアで非貫通穴または貫通穴の識別用パタ
ーンが形成されている場合を説明する。なお、多層配線
テープキャリアで前述のような貫通穴の識別用パターン
を使用したり、両面配線付きテープキャリアでこれから
述べるような非貫通穴または貫通穴の識別パターンを使
用することは可能であり、その組み合わせに特に制約は
ない。
【0048】図6は多層配線テープキャリアの芯になる
両面導体箔付きテープ基板21の表面を、第一層目の導
体層25側から見た図である。このテープ基板21の層
構成は、厚さ20〜70μmのポリイミド22のテープ
基板の表裏両面に厚み5〜30μmの導体箔を貼り合わ
せ、表側に第一層目の導体層25を、裏側に第二層目の
導体層26を形成する。
【0049】本実施例では厚さ25μmのポリイミドの
表裏に厚さ12μmの導体箔を貼り付けたテープ基板を
使用した。
【0050】本実施例では上記テープ基板21にはスプ
ロケットホールは形成しなかった。スプロケットホール
搬送が可能な厚さのテープ基板を使う場合には、本発明
の第一の実施例のようにスプロケットホールを形成して
もよい。
【0051】領域27は、テープ基板21の導体層25
および導体層26に配線パターンなどが形成された後
に、積層用のテープ基板が積層される部分である。この
積層領域27は積層工程後に外部からは見えなくなって
しまうため、全工程にわたって外部から観察可能な識別
用パターンの形成には適さない。そこで積層用のテープ
基板の幅を、芯になるテープ基板21の幅よりも細くし
ておけば非積層領域28を形成することができ、本実施
例ではここに識別用パターンを形成した。
【0052】レーザー加工機での加工は本発明の第一の
実施例とほとんど同様であるので、相違点を中心に述べ
る。テープ搬送部10は、本実施例ではスプロケットホ
ールのないテープ基板に対応した搬送手段を備えたもの
とする。テープ搬送部10は、すべりがないようにテー
プ基板21を搬送できるローラーなどを具備することに
より、その回転量をもとに規定量の搬送を行うことがで
きる。
【0053】バイアホール用の非貫通穴23は、直径3
0〜150μmが適当な大きさであるが本実施例では直
径60μmとした。また本実施例では配線パターンは全
て積層領域27に形成したのでバイアホール用の非貫通
穴23も積層領域27に形成したが、配線パターンが非
積層領域28にもある場合にはバイアホール用の非貫通
穴23を非積層領域28に形成してもかまわない。
【0054】また、識別用パターン穴4は、非積層領域
28に形成し直径100μmとした。バイアホール用の
非貫通穴23は内側の層と導通をとるためにめっき工程
などにより金属などの導電体でその内部を完全に埋める
必要があるが、識別用パターン穴4は同じ工程を通って
もその内部が完全には埋まらないようにしておかなけれ
ばならない。従って識別用パターン穴4の直径はバイア
ホール用の非貫通穴23の直径よりも一般的に大きくし
ておく必要がある。
【0055】反射照明でこの識別用パターン穴4による
識別用パターンを読み取る場合、工程や品種により表面
の色やツヤが変化して、読み取りが困難になったり読み
取り条件を変更する必要が出て来たりすることがある。
識別用パターンを透過照明で読み取ることが出来ればそ
のような事態は避けることが出来るので、本実施例では
識別用パターン穴4を透過照明で読み取り可能な構造と
なるようにした。
【0056】識別用パターン穴4としては、第1実施例
で示したもの以外に2通りの構造が考えられる。第1の
構造は非貫通穴でその概略を図7(a)〜(c)に示
す。図7(a)は識別用パターン穴4を含んだテープ基
板21の断面図であり、少なくとも導体層25を完全に
取り除きポリイミド22の全部または一部を残すように
レーザー加工機での穴あけ加工を行う。そのあと図7
(b)のように、識別用パターン穴4を形成した領域の
裏側の領域29の導体層26を、配線パターンを形成す
るためのエッチング工程でエッチングで落とす。図7
(c)は、図7(b)を導体層25側からみた図であ
る。
【0057】ポリイミド22には透明または半透明なも
のがあり、透過照明用光源を照度や波長特性を考慮して
選択すれば、透過照明での読み取りが十分可能な識別用
パターン穴4を非貫通で形成することが出来た。
【0058】識別用パターン穴4の第2の構造は貫通穴
で、その概略を図8(a)〜(c)に示す。図8(a)
は識別用パターン穴4を含んだテープ基板21の断面図
であり、少なくとも導体層25とポリイミド22を完全
に取り除き導体層26の全部または一部を残すようにレ
ーザー加工機での穴あけ加工を行う。そのあと図8
(b)のように、識別用パターン穴4を形成した領域の
裏側の領域29の導体層26を、配線パターンを形成す
るためのエッチング工程でエッチングで落とす。図8
(c)は、図8(b)を導体層25側からみた図であ
る。
【0059】ポリイミド22が不透明だったり、半透明
でも十分な透過率が得られない場合にはこのような貫通
穴の識別用パターン穴4の構造が適している。
【0060】第1実施例のようにレーザー加工機でいき
なり貫通穴を加工しないで、識別用パターン穴4を形成
した領域のちょうど裏側にある領域29の導体層26を
エッチングで落とすという加工方法には、レーザー加工
機の出力が小さくて済むという利点と、導体層26側に
バリが出なくて済むという利点がある。
【0061】また全工程で透過照明で読み取り出来るよ
うにするためには、図9のように識別用パターン穴4を
形成した領域の表裏面にはソルダーレジスト30を塗布
しないほうがよい。なぜならば識別用パターン穴4の内
部や領域29にソルダーレジスト30が詰まって、穴4
の透過率や穴径が変化して読み取り不能になる可能性が
あるからである。ところがソルダーレジスト30を塗布
せずに導体が剥き出しになっているとその部分にめっき
が付く。半導体パッケージの表面めっきとしてよく使わ
れる金めっきなどは高価なため、不必要な箇所にはなる
べく付かないように設計しておくことが望ましい。その
ためには識別用パターン穴4の裏側の領域29だけでも
導体がないことはめっき液の節約になるという利点があ
る。
【0062】本発明の識別用パターン穴4の側断面図で
あり、図8に示す(b)の破線部分4は、貫通穴であ
り、図9に示す破線部分4は、非貫通穴である。両方と
も透過光であり読みとりは同じ方法で行える。
【0063】本実施例では、識別用パターンとして2次
元コードであるDataCode(DataMatri
x)を使用したが、他の形式の2次元コードを使用する
ことも可能である。また、識別用パターンとして文字や
数字を使用したり、本発明の第1の実施例で示したよう
なコードを使用することも可能である。
【0064】多層配線テープキャリアの芯になる両面導
体箔付きテープ基板21上に、識別用パターンおよび配
線パターンを形成した後、積層用テープ基板を積層して
その上にバイアホールや配線パターンを形成するという
ことを所定回数繰り返して、多層配線テープキャリアを
製造する。識別用パターンは前述のように非積層領域2
8に形成されているため、常に外部から簡単に読み取る
ことが出来る。
【0065】
【発明の効果】本発明のテープキャリアは、そのテープ
基板の導体配線回路の検査等の出荷前検査を行い、欠陥
部分のあった導体配線回路に対しては識別パターンから
読みとったコードとテープ基板についていた識別コード
を組み合わせた文字列をマーキング装置で前記テープ上
の欠陥部分に記入したのち、断裁機で欠陥表示パターン
を打ち抜く事ができ、或いは、発見した欠陥のあるパタ
ーンをそのままにして、この導体配線回路の識別コード
を記録した情報を客先に提出することで、客先での加工
工程内でその部分を加工をしないようにすることもでき
る。また、各加工装置の加工長ごとの品質のばらつきを
調べる目的で使う品質管理用テープ基板としても利用す
ることができ、テープ基板の端部にレーザー加工機にて
識別番号や位置情報を貫通した穴からなるパターンを作
ることで、基板の両側から認識ができて、両面配線板を
形成する工程毎で行われる検査で不良個所を抜き取らず
に、識別番号や位置情報を記録しておき、製品の出荷前
検査にて確実な抜き取り作業を提供することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における識別用パターン
の一例である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるテープ基板にレ
ーザー加工機で穴開け加工したテープ基板の一例であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例におけるスプロケットホ
ール加工をした両面導体箔付きテープ基板の一例であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例におけるレーザー加工機
の概要である。
【図5】本発明の第1の実施例における複数の配線回路
パターンを形成したテープ基板の一例である。
【図6】本発明の第2の実施例における複数の配線回路
パターンを形成したテープ基板の一例である。
【図7】本発明の第2の実施例における識別用パターン
穴4の第1の構造で、(a)は、レーザー加工機での孔
あけ加工後の断面図で、(b)は、裏側の導体層26を
エッチングで落とした後の断面図であり、(c)は、図
7(b)を導体層25側から見た平面図である。
【図8】本発明の第2の実施例における識別用パターン
穴4の第2の構造で、(a)は、レーザー加工機での孔
あけ加工後の断面図で、(b)は、裏側の導体層26を
エッチングで落とした後の断面図であり、(c)は、図
8(b)を導体層25側から見た図である。
【図9】本発明の識別用パターン穴4を形成した領域の
表裏面以外の部分にソルダーレジスト30を塗布した場
合の概略を示す図である。
【符号の説明】
1…両面導体箔付きテープ基板 2…スプロケットホール 3…バイアホール用の非貫通穴 4…(識別番号の)識別用パターン穴 5…第1層目の導体層 6…第2層目の導体層 7…レーザー制御部 8…レーザー出射部 9…座標データ生成部 10…テープ搬送部 10a…搬送ガイド手段 11…識別用穴座標データ 12…バイアホール用座標データ 13…導体配線回路 15…基準穴 17…レーザー加工範囲 18…ポリイミド層 19…欠陥表示パターン 101…識別用穴1 102…識別用穴2 103…識別用穴3 104…識別用穴4 105…識別用穴5 106…識別用穴6 107…識別用穴7 108…識別用穴8 109…識別用穴9 110…識別用穴10 111…識別用穴11 112…識別用穴12 113…識別用穴13 114…識別用穴14 21…多層配線テープキャリアの芯になる両面導体箔付
きテープ基板 22…ポリイミド層 23…バイアホール用の非貫通穴 25…第1層目の導体層 26…第2層目の導体層 27…積層領域 28…非積層領域 29…識別パターンの裏側の領域 30…ソルダーレジスト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁材料でできた帯状の基板の表裏面に、
    導体配線回路を複数面付形成した両面配線板において、
    個々の導体配線回路の識別番号がレーザー加工による貫
    通穴または非貫通穴で形成してあることを特徴とする両
    面配線付きテープキャリア。
  2. 【請求項2】絶縁材料でできた帯状の基板の表裏面に、
    導体配線回路を複数面付形成し、さらにその上に絶縁材
    料でできた帯状の基板を積層して、その表面に導体配線
    回路を形成することを繰り返した多層配線板において、
    個々の導体配線回路の識別番号がレーザー加工による貫
    通穴または非貫通穴で形成してあることを特徴とする多
    層配線付きテープキャリア。
  3. 【請求項3】絶縁材料でできた帯状の基板の表裏面に、
    導体配線回路を複数面付形成した両面配線板において、
    前記帯状の基板のどちらか一方の端からの位置の情報が
    レーザー加工による貫通穴または非貫通穴で形成してあ
    ることを特徴とする両面配線付きテープキャリア。
  4. 【請求項4】絶縁材料でできた帯状の基板の表裏面に、
    導体配線回路を複数面付形成し、さらにその上に絶縁材
    料でできた帯状の基板を積層して、その表面に導体配線
    回路を形成することを繰り返した多層配線板において、
    前記帯状の基板のどちらか一方の端からの位置の情報が
    レーザー加工による貫通穴または非貫通穴で形成してあ
    ることを特徴とする多層配線付きテープキャリア。
JP2002250660A 2001-10-05 2002-08-29 多層配線付きテープキャリア Expired - Fee Related JP3991818B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002250660A JP3991818B2 (ja) 2001-10-05 2002-08-29 多層配線付きテープキャリア

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001309727 2001-10-05
JP2001-309727 2001-10-05
JP2002250660A JP3991818B2 (ja) 2001-10-05 2002-08-29 多層配線付きテープキャリア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003179104A true JP2003179104A (ja) 2003-06-27
JP3991818B2 JP3991818B2 (ja) 2007-10-17

Family

ID=26623750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002250660A Expired - Fee Related JP3991818B2 (ja) 2001-10-05 2002-08-29 多層配線付きテープキャリア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3991818B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067272A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Nitto Denko Corp Tab用テープキャリアおよびその製造方法
JP2008205172A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Shindo Denshi Kogyo Kk Cofキャリアテープ、cofキャリアテープの製造方法、およびcof型半導体装置の製造方法
CN102157390A (zh) * 2011-01-25 2011-08-17 日月光半导体(昆山)有限公司 自动去除半导体封装不良品的机台及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067272A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Nitto Denko Corp Tab用テープキャリアおよびその製造方法
JP2008205172A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Shindo Denshi Kogyo Kk Cofキャリアテープ、cofキャリアテープの製造方法、およびcof型半導体装置の製造方法
CN102157390A (zh) * 2011-01-25 2011-08-17 日月光半导体(昆山)有限公司 自动去除半导体封装不良品的机台及方法
CN102157390B (zh) * 2011-01-25 2013-03-27 日月光半导体(昆山)有限公司 自动去除半导体封装不良品的机台及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3991818B2 (ja) 2007-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6200824B1 (en) Semiconductor device and tape carrier, and method of manufacturing the same, circuit board, electronic instrument, and tape carrier manufacturing device
CN101272663B (zh) 多层布线基板的制造方法
KR100853736B1 (ko) 식별 정보를 갖는 회로기판 및 그 제조 방법
US8037597B2 (en) Manufacturing method of tape carrier for TAB
US7358619B2 (en) Tape carrier for TAB
JP5005307B2 (ja) 配線回路基板およびその製造方法
JP2005333028A (ja) 配線回路基板
JP4605608B2 (ja) 製作情報の識別できるプリント回路基板
JP2007220729A (ja) 配線回路基板およびその製造方法
KR101136396B1 (ko) 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP3991818B2 (ja) 多層配線付きテープキャリア
JP4254447B2 (ja) 両面配線付きテープキャリアおよび多層配線付きテープキャリア
CN105555040B (zh) 一种可提高外层图形及钻孔位置精度的pcb的制作方法
CN108650795B (zh) 封装基板的打码方法、加工方法及封装基板
JP2990105B2 (ja) 印刷配線板の製造方法
JP2004087697A (ja) 配線基板の製造方法
EP1622431B1 (en) Circuit board with identifiable information and method for fabricating the same
JP4823605B2 (ja) 露光装置、露光方法、及びパターン製造システム
JP2006060111A (ja) テープキャリア
JP3572271B2 (ja) 多層プリント配線基板の製造方法
JP2002176232A (ja) アライメントマーク
JP2008053443A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2005129617A (ja) 多層配線板
JP2004281827A (ja) 配線板の製造方法
JP2021170571A (ja) プリント配線板およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070427

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees