JP2021170571A - プリント配線板およびその製造方法 - Google Patents

プリント配線板およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021170571A
JP2021170571A JP2020072221A JP2020072221A JP2021170571A JP 2021170571 A JP2021170571 A JP 2021170571A JP 2020072221 A JP2020072221 A JP 2020072221A JP 2020072221 A JP2020072221 A JP 2020072221A JP 2021170571 A JP2021170571 A JP 2021170571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
metal layer
conductor
printed wiring
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020072221A
Other languages
English (en)
Inventor
正志 粟津
Masashi Awazu
和幸 上田
Kazuyuki Ueda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP2020072221A priority Critical patent/JP2021170571A/ja
Publication of JP2021170571A publication Critical patent/JP2021170571A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

【課題】二次元コードの可読性を向上させるとともに、熱による変色を防止する。【解決手段】プリント配線板10は、絶縁層12と、絶縁層上に形成された導体層14と、絶縁層上および前記導体層上に形成され、かつ、導体層の一部を導体パッド14aとして露出させる開口16aを有するソルダーレジスト層16と、を含み、開口から露出した導体層の表面に少なくとも一層の金属層18を形成し、金属層が、金属層の結晶成長面22と金属層の結晶成長面にレーザ加工を施したレーザ加工面23とからなる二次元コード21を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、基板認識用の二次元コードを有するプリント配線板およびその製造方法に関する。
特許文献1には、内部および表面に導体層を有する絶縁層と、絶縁層の表面に被着されたソルダーレジスト層とを具備し、ソルダーレジスト層の表面にレーザ加工を施すことにより二次元コードを形成して成る配線基板が開示されている。
特開2016−103587号公報
特許文献1のように、ソルダーレジスト層の表面に基板認識用の二次元コードを形成する場合、ソルダーレジスト層の表面は粗度が大きいため、二次元コードを認識しにくかった。また、ソルダーレジスト層は熱により変色しやすく、配線基板が加熱された場合、二次元コードがさらに認識しづらくなっていた。
本発明に係るプリント配線板は、絶縁層と、前記絶縁層上に形成された導体層と、前記絶縁層上および前記導体層上に形成され、かつ、前記導体層の一部を導体パッドとして露出させる開口を有するソルダーレジスト層と、を含み、前記開口から露出した導体層の表面に少なくとも一層の金属層を形成し、前記金属層が、前記金属層の結晶成長面と前記金属層の結晶成長面にレーザ加工を施したレーザ加工面とからなる二次元コードを有する。
本発明に係るプリント配線板の製造方法は、絶縁層を形成することと、前記絶縁層上に導体層を形成することと、前記絶縁層上および前記導体層上にソルダーレジスト層を形成することと、前記ソルダーレジスト層に、前記導体層の一部を導体パッドとして露出させる開口を形成することと、前記開口から露出した一部の導体層の表面に少なくとも一層の金属層を形成することと、前記金属層の結晶成長面に、レーザ加工を施し、前記金属層の結晶成長面と前記金属層のレーザ加工面とからなる二次元コードを形成することを含む。
本発明の一実施形態のプリント配線板を説明するための断面図である。 本発明に係るプリント配線板における二次元コードの構成の一実施形態を説明するための図である。 本発明に係るプリント配線板の二次元コードの形成位置の一実施形態を説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、それぞれ、本発明の一実施形態のプリント配線板の製造方法を説明するための断面図である。
本発明のプリント配線板の一実施形態が、図面を参照して説明される。図1には、実施形態のプリント配線板10の一部が拡大して示されている。プリント配線板10は、コア基板(図示せず)の片面または両面に所定の回路パターンを有する導体層と絶縁層とを交互に積層してなるコア付き基板であってよい。コア基板の両面に導体層を形成する場合には、コア基板を介して対向する導体層同士は、スルーホール導体(図示せず)を介して接続されていてもよい。あるいは、プリント配線板10は、コア基板の代わりに支持板(図示せず)上で導体層と絶縁層とを交互に積層した後、支持板を除去してなるコアレス基板であってもよい。
いずれにせよ、プリント配線板10は、図1に示すように、少なくとも1層の絶縁層のうち最外に配置されたものである絶縁層12と、絶縁層12上に形成された、所定の回路パターンを有する導体層14と、絶縁層12および導体層14上に形成されたソルダーレジスト層16とを備えている。絶縁層12の下層には他の複数の導体層および樹脂絶縁層が交互に設けられている場合が多いが、図では省略されている。しかし、プリント配線板10は、1層の絶縁層12と1層の導体層14とからなるものでもよい。
絶縁層12は、例えばシリカやアルミナ等の無機フィラーとエポキシ系樹脂とを含む樹脂組成物等で構成することができる。導体層14は導電性金属、例えば銅を主成分とする金属で形成される。ソルダーレジスト層16は、導体層14の一部を導体パッド14aとして露出させる開口16aを有している。導体パッド14a上には少なくとも一層の金属層(ここでは一層の金属層18)が形成されていている。
本発明に係るプリント配線板では、金属層18が二次元コードを有する。
図2は、本発明に係るプリント配線板における二次元コードの構成の一実施形態を説明するための図である。図2に示す例では、二次元コードの一例としてQRコード(登録商標)21を示している。QRコード21は、白色セルと黒色セルとの組み合わせから構成されており、JIS X 0510:2004で定められている。本発明では、図2に示すように、黒色セルの部分を金属層18に対し何の処理もしていない金属層18の表面である結晶成長面22から形成し、白色セルの部分を金属層18に対しにレーザ加工を施したレーザ加工面23から形成している。結晶成長面22は表面が粗く反射光は黒色となり、一方、レーザ加工面23は表面が平坦で反射光は白色となる。なお、結晶成長面22とレーザ加工面23の白と黒との対応関係は、上記とは逆であっても良い。
上述した構成の本発明に係るプリント配線板によれば、二次元コードが金属層上に形成されているため、従来のソルダーレジスト層に形成された二次元コードと比べて、二次元コードの可読性が向上するとともに、熱による変色を防止することができ、良好な二次元コードを得ることができる。
なお、導体層14上の金属層18が一層構造の場合は、金めっきからなる金層を使用し、金層18の表面に結晶成長面22とレーザ加工面23とを形成して二次元コード21を形成できる。また、金属層18が、導体層14上の第1の金属層と第1の金属層上の第2の金属層とからなる二層構造の場合は、第1の金属層としてニッケル層を使用するとともに第2の金属層として金層を使用することができる。そして、この場合は、上述した一層構造の場合と同様に、金層18の表面に結晶成長面22とレーザ加工面23とを形成して二次元コード21を形成するほかに、結晶成長面22を第2の金属層(金層)から構成し、レーザ加工を施したレーザ加工面23を、第2の金属層の開口から第1の金属層(ニッケル層)が露出した部分から構成することができる。さらに、金属層18を、第1の金属層(ニッケル層)と第2の金属層(金層)との間にパラジウム層からなる中間層を有する三層構造とした場合は、結晶成長面22を第2の金属層(金層)から構成し、レーザ加工を施したレーザ加工面23を、第2の金属層の開口から中間層(パラジウム層)または第1の金属層(ニッケル層)が露出した部分から構成することができる。
本発明の二次元コードは、製品認識コード、製造認識コード、工程認識コードとして使用される。ここで、製品認識コードとは、会社名、製品名、製品特性などを判定、区別することができるコードを意味する。製造認識コードとは、製造日、管理番号、ロットナンバー、(コード形成前までの工程)検査結果などによる製造に関するデータ、結果を判定、区別することができるコードを意味する。工程認識コードとは、実装、検査工程の製品認識、アライメント用ターゲットなどの工程に関わる認識用のコードを意味する。
図3は、本発明に係るプリント配線板の二次元コードの形成位置の一実施形態を説明するための断面図である。図3に示す例において、金属層18に二次元コードを有する導体層14が、プリント配線板10の周辺領域、ここでは最縁部に存在する。本例では、図3に示す状態から、二次元コードを有していない部品実装領域に存在する導体層14に例えばバンプを形成して部品実装を行う場合、プリント配線板10の周辺領域の二次元コードを読み取り、例えば、このプリント配線板10のロットなどの情報を、部品実装に役立てることができる。
次に、本発明に係るプリント配線板の製造方法について、図4(a)〜(d)を参照して説明する。図3に示すプリント配線板10を得るためには、公知の方法を用いて、絶縁層12上に所定の回路パターンを有する導体層14およびソルダーレジスト層16を形成する(図4(a))。絶縁層12の下層には他の複数の導体層および樹脂絶縁層が交互に形成されている場合が多いが、図では省略されている。複数の導体層および絶縁層はコア基板上もしくは後に除去可能な支持板上で積層することができる。しかし、プリント配線板10は、絶縁層12としての1層の樹脂絶縁層と1層の導体層14とからなるものでもよく、この場合この樹脂絶縁層が絶縁層12に相当する。絶縁層12には、シリカやアルミナ等の無機フィラーとエポキシ系樹脂とを含むビルドアップ用絶縁樹脂フィルムを用いることができる。ソルダーレジスト層16には、例えば炭酸ガスレーザまたはUV−YAGレーザ等により、導体層14の一部を導体パッド14aとして露出させる開口16aが形成される。導体パッド14a上には、無電解めっきにより例えばニッケル層、パラジウム層、金層がこの順に積層されて金属層18が形成される(図4(b))。
この段階で、所定の位置の金属層18にレーザ加工を施して(図4(c))、金属層18の結晶成長面22と金属層18の結晶成長面22にレーザ加工を施したレーザ加工面23とからなる二次元コードを形成する(図4(d))。レーザ加工は、公知の条件で行うことができ、一例としてUVレーザを二次元コードのパターンに従って金属層18の表面に照射して行うことができる。
10 プリント配線板
12 絶縁層
14 導体層
14a 導体パッド
16 ソルダーレジスト層
16a 開口
18 金属層
21 QRコード
22 結晶成長面
23 レーザ加工面

Claims (6)

  1. プリント配線板であって、
    絶縁層と、
    前記絶縁層上に形成された導体層と、
    前記絶縁層上および前記導体層上に形成され、かつ、前記導体層の一部を導体パッドとして露出させる開口を有するソルダーレジスト層と、を含み、
    前記開口から露出した導体層の表面に少なくとも一層の金属層を形成し、前記金属層が、前記金属層の結晶成長面と前記金属層の結晶成長面にレーザ加工を施したレーザ加工面とからなる二次元コードを有する。
  2. 請求項1に記載のプリント配線板であって、前記金属層に二次元コードを有する導体層が、プリント配線板の周辺領域に存在する。
  3. 請求項1に記載のプリント配線板であって、前記金属層が第1の金属層と第1の金属層上の第2の金属層とからなる二層構造を有し、前記結晶成長面が前記第2の金属層から構成され、前記レーザ加工を施したレーザ加工面が、前記第2の金属層の開口から前記第1の金属層が露出した部分から構成される。
  4. 請求項3に記載のプリント配線板であって、前記第1の金属層が金からなる層であり、前記第2の金属層がニッケルからなる層である。
  5. 請求項4に記載のプリント配線板であって、前記第1の金属層と前記第2の金属層との間にパラジウムからなる中間層を有する。
  6. プリント配線板の製造方法であって、
    絶縁層を形成することと、
    前記絶縁層上に導体層を形成することと、
    前記絶縁層上および前記導体層上にソルダーレジスト層を形成することと、
    前記ソルダーレジスト層に、前記導体層の一部を導体パッドとして露出させる開口を形成することと、
    前記開口から露出した一部の導体層の表面に少なくとも一層の金属層を形成することと、
    前記金属層の結晶成長面に、レーザ加工を施し、前記金属層の結晶成長面と前記金属層のレーザ加工面とからなる二次元コードを形成することを含む。
JP2020072221A 2020-04-14 2020-04-14 プリント配線板およびその製造方法 Pending JP2021170571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020072221A JP2021170571A (ja) 2020-04-14 2020-04-14 プリント配線板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020072221A JP2021170571A (ja) 2020-04-14 2020-04-14 プリント配線板およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021170571A true JP2021170571A (ja) 2021-10-28

Family

ID=78149864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020072221A Pending JP2021170571A (ja) 2020-04-14 2020-04-14 プリント配線板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021170571A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02247087A (ja) * 1989-03-17 1990-10-02 Fujitsu Ltd バーコードの書き込み方法
JP2002204057A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Ibiden Co Ltd 多層プリント配線板の製造方法および多層プリント配線板
JP2009283541A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Shinko Electric Ind Co Ltd 多数個取り配線基板及び多数個取り配線基板へのマーキング方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02247087A (ja) * 1989-03-17 1990-10-02 Fujitsu Ltd バーコードの書き込み方法
JP2002204057A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Ibiden Co Ltd 多層プリント配線板の製造方法および多層プリント配線板
JP2009283541A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Shinko Electric Ind Co Ltd 多数個取り配線基板及び多数個取り配線基板へのマーキング方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100853736B1 (ko) 식별 정보를 갖는 회로기판 및 그 제조 방법
TWI223972B (en) Double-sided printed circuit board without via holes and method of fabricating the same
KR100731317B1 (ko) 연성인쇄회로기판의 제조방법
US7524429B2 (en) Method of manufacturing double-sided printed circuit board
JP2007123902A (ja) リジッドフレキシブルプリント基板の製造方法
US20100003784A1 (en) Method for mounting electronic component on printed circuit board
US7807215B2 (en) Method of manufacturing copper-clad laminate for VOP application
US11160164B2 (en) Wiring substrate
KR101180355B1 (ko) 양면형 다층 구조의 연성인쇄회로기판 제조방법 및 이를 이용하여 제조된 양면형 다층 구조의 연성인쇄회로기판
JP2021170571A (ja) プリント配線板およびその製造方法
JP5830347B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP2007250608A (ja) 中空部を有する回路基板、その製造方法およびそれを用いた回路装置の製造方法
CN110392480B (zh) 印刷电路板及该印刷电路板的制造方法
JP2022045949A (ja) プリント配線板およびその製造方法
KR100950680B1 (ko) 연성인쇄회로기판 및 그 제조방법
TW201004509A (en) Method for cutting copper-clad laminate
JP4254447B2 (ja) 両面配線付きテープキャリアおよび多層配線付きテープキャリア
EP1622431B1 (en) Circuit board with identifiable information and method for fabricating the same
JP2005322946A (ja) プリント配線板の製造方法及びプリント配線板
KR20050029904A (ko) 경-연성 회로기판의 제조방법
JP2003110218A (ja) プリプレグシートのレーザによる穿孔方法
US20210410279A1 (en) Circuit board with high light reflectivity and method for manufacturing the same
KR100805450B1 (ko) 에칭에 의한 가이드 바를 이용한 결합구조를 형성하는복합형 인쇄회로기판 및 그 결합방법
JPS60134493A (ja) 配線基板の加工法
JP2005217241A (ja) 露光装置及びそれを用いた多層プリント配線板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240604