JP2003178153A - メンテナンス情報提供システム、ホストコンピュータ、及び、電子機器 - Google Patents

メンテナンス情報提供システム、ホストコンピュータ、及び、電子機器

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JP2003178153A
JP2003178153A JP2001378438A JP2001378438A JP2003178153A JP 2003178153 A JP2003178153 A JP 2003178153A JP 2001378438 A JP2001378438 A JP 2001378438A JP 2001378438 A JP2001378438 A JP 2001378438A JP 2003178153 A JP2003178153 A JP 2003178153A
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Koichiro Murakami
耕一郎 村上
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Konica Minolta Inc
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の置かれる使用環境を鑑みた上で、
適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算出して、こ
れをユーザに通知することで、不要な点検が行われるこ
とを避け、その電子機器の製品寿命を延ばすことのでき
るメンテナンス情報提供システム、ホストコンピュー
タ、及び、電子機器を提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ1は、各種電子機器
の定期点検時期及び/又は部品交換時期に関する情報と
使用環境に応じて設定される演算テーブルとを記憶する
データベース1−Aを備え、例えば、前記デジタルスチ
ルカメラ2から現在位置情報と使用環境情報が送信され
た場合に、その定期点検時期及び/又は部品交換時期に
関する情報を前記データベース1−Aから検索して、前
記現在位置情報と使用環境情報を基に、前記演算テーブ
ルに従ってその適切な点検時期及び/又は部品交換時期
を算出し、これを前記デジタルスチルカメラ2に送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタルス
チルカメラ等の電子機器に対して、その適切な点検時期
及び/又は部品交換時期の通知を行うメンテナンス情報
提供システムと、その構成要素であるホストコンピュー
タ及び電子機器と、さらには、その適切な点検時期及び
/又は部品交換時期の通知を行う機能を自身に具備する
電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年における環境問題への関心の高まり
を鑑みると、ゴミの排出量低減等の観点から、今後、各
種製品における製品寿命が延びていくことが考えられ
る。電子機器においても例外ではなく、製品寿命が益々
延びていくことが考えられる。そして、この製品寿命の
長期化に伴い、当該電子機器に関するメンテナンス(定
期点検、消耗部品の交換等)が適切に行われることが、
その製品寿命を延ばす上で重要となる。即ち、電子機器
メーカにとっては、適切で、且つ、きめ細やかなアフタ
ーサービスを実現することが求められることになる。
【0003】しかしながら、現在の電子機器における定
期点検等の推奨表示等を省みると、画一的で、必ずしも
実態に合っていない場面がしばしば見受けられる。例え
ば、複写機においては、そのコピー枚数が規定値に到達
する毎に、定期点検の推奨表示が行われる様に構成され
ているものがあるが、適切な点検時期というのは、その
複写機の置かれる使用環境等によって変わってくるた
め、一律に、コピー枚数によって全ての複写機の定期点
検時期を定めてしまっても、決して、適切な時期にメン
テナンスが行われるということにはならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さらに、適切な時期よ
りも早くメンテナンスを行うことは、その複写機に関し
て不必要なメンテナンスを行うことになり、また、適切
な時期よりも遅くメンテナンスを行うことは、その複写
機の製品寿命を短くしてしまうことにもなっていた。
【0005】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、電子機器の置かれる
使用環境を鑑みた上で、適切な点検時期及び/又は部品
交換時期を算出して、これをユーザに通知することで、
不要な点検が行われることを避け、その電子機器の製品
寿命を延ばすことのできるメンテナンス情報提供システ
ム、ホストコンピュータ、及び、電子機器を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、所定の電子機器端末につい
て、その機種毎に、その定期点検時期及び/又は部品交
換時期に関する情報を記憶するデータベースを含むホス
ト端末と、前記ホスト端末との間で、前記電子機器端末
に関する情報の送受信を行う情報送受信手段を備えた電
子機器端末とを含むメンテナンス情報提供システムであ
って、前記電子機器端末は、前記ホスト端末に対して、
当該電子機器端末の機種情報と現在位置情報及び/又は
使用環境情報とを送信し、前記ホスト端末は、前記電子
端末から送られてきた機種情報に基づいて、前記電子機
器端末の定期点検時期及び/又は部品交換時期に関する
情報を前記データベースから検索して、さらに、前記電
子機器端末から送られてきた現在位置情報及び/又は使
用環境情報に基づいて、所定の演算テーブルに従って、
適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算出して、そ
の結果をメンテナンス情報として前記電子機器端末に送
信し、前記電子機器端末は、前記ホスト端末から送られ
てきた前記メンテナンス情報を受信した後、これを表示
することを特徴とする。
【0007】上記課題を解決するために、請求項2記載
の発明は、請求項1記載のメンテナンス情報提供システ
ムであって、前記現在位置情報は、前記電子機器端末に
備えられたGPS機能を有する位置情報検出手段によっ
て取得されることを特徴とする。
【0008】上記課題を解決するために、請求項3記載
の発明は、請求項1記載のメンテナンス情報提供システ
ムであって、前記使用環境情報は、前記電子機器端末の
位置する地点の気温、湿度、塵密度に関する情報の内、
少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0009】上記課題を解決するために、請求項4記載
の発明は、請求項3記載のメンテナンス情報提供システ
ムであって、前記使用環境情報は、前記電子機器端末に
備えられた各種センサによって取得されることを特徴と
する。
【0010】上記課題を解決するために、請求項5記載
の発明は、請求項1記載のメンテナンス情報提供システ
ムであって、前記ホスト端末は、前記現在位置情報か
ら、前記電子機器端末の位置する地点の地形及び/又は
天候を判断することを特徴とする。
【0011】上記課題を解決するために、請求項6記載
の発明は、請求項5記載のメンテナンス情報提供システ
ムであって、前記ホスト端末は、さらに、前記現在位置
情報が検出されない場合には、前記電子機器端末の位置
する地点を屋内であると判断することを特徴とする。
【0012】上記課題を解決するために、請求項7記載
の発明は、請求項1記載のメンテナンス情報提供システ
ムであって、前記演算テーブルは、気温、湿度、塵密
度、天候、地形、屋内外の各々に対応して設定された定
数であることを特徴とする。
【0013】上記課題を解決するために、請求項8記載
の発明は、請求項7記載のメンテナンス情報提供システ
ムであって、前記ホスト端末は、前記電子機器端末の使
用時間に前記定数を乗じて、これを適切な使用時間とし
て、前記電子機器端末の適切な点検時期及び/又は部品
交換時期を算出することを特徴とする。
【0014】上記課題を解決するために、請求項9記載
の発明は、請求項7記載のメンテナンス情報提供システ
ムであって、前記ホスト端末は、前記電子機器端末の使
用回数に前記定数を乗じて、これを適切な使用回数とし
て、前記電子機器端末の適切な点検時期及び/又は部品
交換時期を算出することを特徴とする。
【0015】上記課題を解決するために、請求項10記
載の発明は、請求項1記載のメンテナンス情報提供シス
テムであって、前記電子機器端末は、デジタルスチルカ
メラであることを特徴とする。
【0016】上記課題を解決するために、請求項11記
載の発明は、電話回線を含むネットワークを介して所定
の電子機器と通信可能なホストコンピュータであって、
所定の電子機器について、その機種毎に、その定期点検
時期及び/又は部品交換時期に関する情報を記憶するデ
ータベースを有し、前記電子機器から前記ネットワーク
を介して、その機種情報と現在位置情報及び/又は使用
環境情報を受信した場合に、前記機種情報に基づいて、
前記電子機器に関する定期点検時期及び/又は部品交換
時期に関する情報を前記データベースから検索して、前
記現在位置情報及び/又は使用環境情報に基づいて、所
定の演算テーブルに従って、適切な点検時期及び/又は
部品交換時期を算出して、その結果をメンテナンス情報
として前記電子機器に送信することを特徴とする。
【0017】上記課題を解決するために、請求項12記
載の発明は、請求項11記載のホストコンピュータであ
って、前記現在位置情報から、前記電子機器の位置する
地点の地形及び/又は天候を判断することを特徴とす
る。
【0018】上記課題を解決するために、請求項13記
載の発明は、請求項11記載のホストコンピュータであ
って、前記現在位置情報が検出されない場合には、前記
電子機器の位置する地点を屋内であると判断することを
特徴とする。
【0019】上記課題を解決するために、請求項14記
載の発明は、請求項11記載のホストコンピュータであ
って、前記演算テーブルは、気温、湿度、塵密度、天
候、地形、屋内外の各々に対応して設定された定数であ
ることを特徴とする。
【0020】上記課題を解決するために、請求項15記
載の発明は、請求項14記載のホストコンピュータであ
って、前記電子機器の使用時間に前記定数を乗じて、こ
れを適切な使用時間として、前記電子機器の適切な点検
時期及び/又は部品交換時期を算出することを特徴とす
る。
【0021】上記課題を解決するために、請求項16記
載の発明は、請求項14記載のホストコンピュータであ
って、前記電子機器の使用回数に前記定数を乗じて、こ
れを適切な使用回数として、前記電子機器の適切な点検
時期及び/又は部品交換時期を算出することを特徴とす
る。
【0022】上記課題を解決するために、請求項17記
載の発明は、電話回線を含むネットワークを介して外部
装置と通信可能な電子機器であって、特定の外部装置に
対して、当該電子機器に関する機種情報と現在位置情報
及び/又は使用環境情報を送信する情報送信手段と、前
記外部装置から、当該電子機器のメンテナンス情報を受
信する情報受信手段とを有し、前記受信したメンテナン
ス情報を表示することを特徴とする。
【0023】上記課題を解決するために、請求項18記
載の発明は、請求項17記載の電子機器であって、前記
現在位置情報を、自身に設けられたGPS機能を有する
位置情報検出手段によって取得することを特徴とする。
【0024】上記課題を解決するために、請求項19記
載の発明は、請求項17記載の電子機器であって、前記
使用環境情報は、前記電子機器の位置する地点の気温、
湿度、塵密度に関する情報の内、少なくとも一つを含む
ことを特徴とする。
【0025】上記課題を解決するために、請求項20記
載の発明は、請求項19記載の電子機器であって、前記
使用環境情報を、自身に設けられた各種センサによって
取得することを特徴とする。
【0026】上記課題を解決するために、請求項21記
載の発明は、請求項17記載の電子機器であって、前記
メンテナンス情報は、前記電子機器の適切な点検時期及
び/又は部品交換時期に関する情報であることを特徴と
する。
【0027】上記課題を解決するために、請求項22記
載の発明は、請求項17記載の電子機器であって、前記
電子機器は、デジタルスチルカメラであることを特徴と
する。
【0028】上記課題を解決するために、請求項23記
載の発明は、定期点検時期及び/又は部品交換時期に関
する情報を記憶する記憶手段と、現在位置情報及び/又
は使用環境情報を検出するための検出手段とを有し、前
記定期点検時期及び/又は部品交換時期を基準に、前記
現在位置情報及び/又は使用環境情報と所定の演算テー
ブルに従って、適切な点検時期及び/又は部品交換時期
を算出して、その結果をメンテナンス情報として表示す
る制御手段を有することを特徴とする。
【0029】上記課題を解決するために、請求項24記
載の発明は、請求項23記載の電子機器であって、前記
現在位置情報は、自身に備えられたGPS機能を有する
位置情報検出手段によって取得されることを特徴とす
る。
【0030】上記課題を解決するために、請求項25記
載の発明は、請求項23記載の電子機器であって、前記
使用環境情報は、前記電子機器の位置する地点の気温、
湿度、塵密度に関する情報の内、少なくとも一つを含む
ことを特徴とする。
【0031】上記課題を解決するために、請求項26記
載の発明は、請求項25記載の電子機器であって、前記
使用環境情報は、自身に備えられた各種センサによって
取得されることを特徴とする。
【0032】上記課題を解決するために、請求項27記
載の発明は、請求項23記載の電子機器であって、前記
制御手段は、前記現在位置情報から自身の位置する地点
の地形及び/又は天候を判断することを特徴とする。
【0033】上記課題を解決するために、請求項28記
載の発明は、請求項27記載の電子機器であって、前記
制御手段は、さらに、前記現在位置情報が検出されない
場合には、自身の位置する地点を屋内であると判断する
ことを特徴とする。
【0034】上記課題を解決するために、請求項29記
載の発明は、請求項23記載の電子機器であって、前記
演算テーブルは、気温、湿度、塵密度、天候、地形、屋
内外の各々に対応して設定された定数であることを特徴
とする。
【0035】上記課題を解決するために、請求項30記
載の発明は、請求項29記載の電子機器であって、前記
制御手段は、前記電子機器端末の使用時間に前記定数を
乗じて、これを適切な使用時間として、前記電子機器端
末の適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算出する
ことを特徴とする。
【0036】上記課題を解決するために、請求項31記
載の発明は、請求項29記載の電子機器であって、前記
制御手段は、前記電子機器端末の使用回数に前記定数を
乗じて、これを適切な使用回数として、前記電子機器端
末の適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算出する
ことを特徴とする。
【0037】上記課題を解決するために、請求項32記
載の発明は、請求項23記載の電子機器であって、前記
電子機器は、デジタルスチルカメラであることを特徴と
する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るメンテナンス
情報提供システムと、その構成要素であるホストコンピ
ュータ及び電子機器の一実施形態について、図面を参照
しながら詳細に説明する。尚、本発明におけるホスト端
末とは、以下に説明するホストコンピュータのことであ
り、本発明における電子機器端末とは、以下に説明する
各種電子機器(デジタルスチルカメラ、複写機、ファク
シミリ等)のことである。また、本発明に係るメンテナ
ンス情報提供システム、ホストコンピュータ、及び、電
子機器は、この他にも、例えば、携帯電話、デジタルビ
デオカメラ等、種々の電子機器に対して適応可能なもの
であるが、以下、具体的な説明を行うために、デジタル
スチルカメラを主として説明するものとする。
【0039】[システム構成] (メンテナンス情報提供システム及びホストコンピュー
タの構成)まず、本実施形態におけるメンテナンス情報
提供システムのシステム構成について、図1乃至図3を
参照しつつ詳細に説明する。
【0040】図1に、本実施形態におけるメンテナンス
情報提供システムの全体構成図を示す。同図に示すよう
に、本実施形態におけるメンテナンス情報提供システム
は、主に、各種電子機器(デジタルスチルカメラ2、複
写機3、ファクシミリ4等)の定期点検時期及び/又は
部品の交換時期に関する情報とこれら電子機器の置かれ
る使用環境に応じて設定される演算テーブルとを記憶す
るデータベース1−Aを備えるホストコンピュータ1
と、このホストコンピュータ1に対して、メンテナンス
情報の提供を受けようとする当該電子機器に関する機種
情報、現在位置情報及び/又は使用環境情報の送信及び
後述説明するメンテナンス情報の受信を行うための情報
送受信手段を備える各種電子機器(デジタルスチルカメ
ラ2、複写機3、ファクシミリ4等)から構成されてい
る。尚、前記ホストコンピュータ1は、ネットワークN
に接続されており、前記各種電子機器(デジタルスチル
カメラ2、複写機3、ファクシミリ4等)は、このネッ
トワークNを介することで、互いの情報の送受信を行う
ことが可能となっている。因みに、これら各種電子機器
(デジタルスチルカメラ2、複写機3、ファクシミリ4
等)とネットワークN間の情報の送受信は、通信ケーブ
ル等の有線通信手段によって行われる場合と、例えば、
携帯電話と電波ステーション間における無線通信のよう
に、従来の無線通信手段によって行われる場合がある。
また、前記各種電子機器(デジタルスチルカメラ2、複
写機3、ファクシミリ4等)は、通常、ユーザの人数、
設置場所等に応じて複数台設けられることになる。
【0041】前記ホストコンピュータ1は、前記各種電
子機器(デジタルスチルカメラ2、複写機3、ファクシ
ミリ4等)の定期点検時期及び/又は部品の交換時期に
関する情報と、これら電子機器の置かれる使用環境に応
じて設定される演算テーブルとを記憶するデータベース
1−Aを備え、前記各種電子機器(デジタルスチルカメ
ラ2、複写機3、ファクシミリ4等)から、機種情報、
現在位置情報及び/又は使用環境情報の送信があった場
合に、前記機種情報に基づいて、その電子機器の定期点
検時期及び/又は部品の交換時期に関する情報を前記デ
ータベース1−Aから検索して、前記現在位置情報及び
/又は使用環境情報に基づいて、前記演算テーブルに従
って、この電子機器の適切な点検時期及び/又は部品の
交換時期を算出して、これを前記データベース1−Aに
メンテナンス情報として一時的に保管する役割を持って
いる。そして、前記各種電子機器(デジタルスチルカメ
ラ2、複写機3、ファクシミリ4等)から、機種情報と
メンテナンス情報の提供を要請する要求信号の送信があ
った場合に、前記機種情報に基づいて、その電子機器に
関する前記メンテナンス情報を前記データベース1−A
から検索して、前記各種電子機器(デジタルスチルカメ
ラ2、複写機3、ファクシミリ4等)に送信する役割を
持っている。
【0042】尚、前記各種電子機器(デジタルスチルカ
メラ2、複写機3、ファクシミリ4等)の現在位置情報
は、当該各種電子機器(デジタルスチルカメラ2、複写
機3、ファクシミリ4等)に備えられたGPS機能を有
する位置検出手段によって取得されるものとし、前記ホ
ストコンピュータ1は、この現在位置情報からその地点
の地形を判断するものとする。これは、前記各種電子機
器(デジタルスチルカメラ2、複写機3、ファクシミリ
4等)の置かれる地形が砂漠地帯であったり、海岸地帯
であったりすると、当該各種電子機器(デジタルスチル
カメラ2、複写機3、ファクシミリ4等)の適切な定期
点検時期や部品交換時期は変化してしまうことから、前
記ホストコンピュータ1は、この現在位置情報からその
地点の地形を判断して、その地形に応じて前記各種電子
機器(デジタルスチルカメラ2、複写機3、ファクシミ
リ4等)の適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算
出するものとする。
【0043】また、前記ホストコンピュータ1は、前記
GPS機能を有する位置検出手段によって取得される現
在位置情報と外部情報とをリンクさせることで、その地
点における天候を判断するものとする。これは、前記各
種電子機器(デジタルスチルカメラ2、複写機3、ファ
クシミリ4等)の置かれる地点の天候が雨であったり、
雪であったりすると、当該各種電子機器(デジタルスチ
ルカメラ2、複写機3、ファクシミリ4等)の適切な定
期点検時期や部品交換時期は変化してしまうことから、
前記ホストコンピュータ1は、この現在位置と外部情報
からその地点の天候を判断して、その天候に応じて前記
各種電子機器(デジタルスチルカメラ2、複写機3、フ
ァクシミリ4等)の適切な点検時期及び/又は部品交換
時期を算出するものとする。
【0044】さらに、前記ホストコンピュータ1は、前
記GPS機能を有する位置検出手段によって、この現在
位置が検出されなかった場合には、当該各種電子機器
(デジタルスチルカメラ2、複写機3、ファクシミリ4
等)が屋内に位置すると判断するものとする。これは、
前記各種電子機器(デジタルスチルカメラ2、複写機
3、ファクシミリ4等)の置かれる地点が屋内であるか
否かによって、当該各種電子機器(デジタルスチルカメ
ラ2、複写機3、ファクシミリ4等)の適切な定期点検
時期や部品交換時期は変化してしまうことから、前記ホ
ストコンピュータ1は、この現在位置が検出されるか否
かによって、その地点が屋内であるか否かを判断して、
これに応じて前記各種電子機器(デジタルスチルカメラ
2、複写機3、ファクシミリ4等)の適切な点検時期及
び/又は部品交換時期を算出するものとする。
【0045】また、前記使用環境情報とは、例えば前記
各種電子機器(デジタルスチルカメラ2、複写機3、フ
ァクシミリ4等)が位置する地点における気温・湿度・
塵の多さ等の環境に関する情報のことであって、同じく
前記各種電子機器(デジタルスチルカメラ2、複写機
3、ファクシミリ4等)に備えられた各種センサによっ
て取得されるものとする。これらの使用環境(気温・湿
度・塵の多さ等)も前記各種電子機器(デジタルスチル
カメラ2、複写機3、ファクシミリ4等)の適切な定期
点検時期及び/又は部品交換時期を変化させる要因とな
ることから、前記ホストコンピュータ1は、これら使用
環境に応じて前記各種電子機器(デジタルスチルカメラ
2、複写機3、ファクシミリ4等)の適切な点検時期及
び/又は部品交換時期を算出するものとする。但し、こ
れらの使用環境(気温・湿度・塵の多さ等)は、取捨選
択してその一部を用いることにしても良い。
【0046】図2に、前記データベース1−Aに記憶さ
れる、前記演算テーブルの具体的な一例を示す。同図に
示すように、当該演算テーブルA−1は、種々の使用環
境条件とこれに応じて設定される定数とを関連付けるも
のであって、本例においては、前記使用環境条件とし
て、通常・湿度80%以上・気温30℃以上・気温0℃
以下・単位体積(1cm)当りの塵が10個以上・常
温常湿の屋内・雨天時・砂漠地帯・海岸地帯の条件が挙
げられている。そして、前記定数として、使用環境条件
毎に0.95〜1.25の定数が設定されている。尚、
この定数は、前記各種電子機器(デジタルスチルカメラ
2、複写機3、ファクシミリ4等)の適切な点検時期や
部品の交換時期をその使用環境に応じて算出するため
に、前記各種電子機器(デジタルスチルカメラ2、複写
機3、ファクシミリ4等)の使用時間、或いは、使用回
数等に対して乗じられるものである。尚、この適切な点
検時期や部品の交換時期の算出方法については、後に、
デジタルスチルカメラ2を例に採り詳細に説明するもの
とする。
【0047】(電子機器の構成)前記デジタルスチルカ
メラ2は、図3に示すように、主に、光学像を後述する
撮像素子20に結像させる手段であるレンズLと、該レ
ンズLによって結像された光学像を電気的信号(デジタ
ル信号)に変換する手段である撮像素子20と、該撮像
素子20によって変換されたデジタル信号の信号処理、
画像圧縮、画像再生処理等を行う制御手段であるコント
ローラ21と、該コントローラ21による処理によって
作成された画像ファイルを一時的に格納する手段である
内蔵メモリ22と、該内蔵メモリ22において格納され
た画像ファイルを記憶する手段である外部メモリ23
と、前記内蔵メモリ22及び前記外部メモリ23に記憶
される画像ファイルを撮影画像として表示する手段であ
る液晶ディスプレイ24と、この他、当該デジタルスチ
ルカメラ2の現在位置を検出する手段であるGPS装置
25と、当該デジタルスチルカメラ2の置かれる使用環
境を検出する手段である温度センサ26、湿度センサ2
7及び塵センサ28と、当該デジタルスチルカメラ2の
使用時間を計時する手段であるタイマー29と、さらに
は、これらGPS装置25、温度センサ26、湿度セン
サ27、塵センサ28及びタイマー29からの検出結果
と当該デジタルスチルカメラ2の機種に関する情報であ
る機種情報等を、前記ネットワークNを介して、前記ホ
ストコンピュータ1へ送信する手段であって、前記ホス
トコンピュータ1から、前記ネットワークNを介して送
信された、当該デジタルスチルカメラ2に関するメンテ
ナンス情報を受信する手段でもある通信部30等から構
成されている。
【0048】尚、前記コントローラ21は、このメンテ
ナンス情報を前記液晶ディスプレイ24に表示する役割
も持つ。また、前記機種情報は、前記内臓メモリ22に
予め記憶されているものとする。さらに、前記GPS装
置25は、当該デジタルスチルカメラ2に、例えばGP
S機能を有するGPSカード等の付属品を接続すること
に替えても良い。
【0049】[メンテナンス情報の提供方法]次に、本
実施形態におけるメンテナンス情報提供システムのホス
トコンピュータから電子機器へのメンテナンス情報の提
供方法について、上記デジタルスチルカメラ2を例に採
り、図1乃至図3を参照しつつ、図4及び図5に示すフ
ローチャートに基づいて詳細に説明する。
【0050】尚、本例においては、当該デジタルスチル
カメラ2の適切な点検時期を、当該デジタルスチルカメ
ラ2の使用時間を基準に算出するものとし、また、当該
デジタルスチルカメラ2の適切な部品交換時期を、当該
デジタルスチルカメラ2の使用回数(撮影回数・発光回
数等を含む)を基準に部品毎に算出するものとするが、
これらは、その基準を互いに入れ替えて算出することに
しても良い。
【0051】(適切な点検時期の算出)まず、図4に示
すフローチャートに基づいて、当該デジタルスチルカメ
ラ2の使用時間を基準に、当該デジタルスチルカメラ2
の適切な点検時期が算出されるまでの処理の流れを説明
する。同図に示すように、当該デジタルスチルカメラ2
において、電源が“ON”状態になると、直ちに前記タ
イマー29による使用時間の計時が開始される(S0
1)。これと同時に、前記GPS装置25によって現在
位置が検出され、前記温度センサ26によって気温が検
出され、前記湿度センサ27によって湿度が検出され、
さらには、前記塵センサ29によって単位体積(1cm
)当りの塵数が検出される(S02)。そして、前記
コントローラ21から前記ホストコンピュータ1へメン
テナンス情報の要求信号が送信される(S03)。前記
通信部30は、このメンテナンス情報の要求信号を受け
て前記ホストコンピュータ1から送信されたメンテナン
ス情報を受信して、前記コントローラ21は、これを前
記液晶ディスプレイ24に表示するか否かを判断する
(S04)。この時の判断基準は、受信したメンテナン
ス情報、即ち、当該デジタルスチルカメラ2に関する適
切な点検時期が、既に到来しているか否かである。ここ
で、適切な点検時期が、既に到来していると判断された
場合(Yes)には、この適切な点検時期、即ち、メン
テナンス情報が前記液晶ディスプレイ24に表示され
(S05)、通常動作に入ることになる(S06)。逆
に、適切な点検時期が、まだ到来していないと判断され
た場合(No)には、このメンテナンス情報を前記液晶
ディスプレイ24に表示することなく、通常動作に入る
ことになる(S06)。そして、当該デジタルスチルカ
メラ2において、電源が“OFF”状態になると、直ち
に前記タイマー29による使用時間の計時が停止され、
その使用時間が算出される(S08)。そして、当該デ
ジタルスチルカメラ2の使用時間情報、現在位置情報及
び/又は使用環境情報(気温・湿度・塵密度)等が、前
記ネットワークNを介して前記ホストコンピュータ1へ
と送信される(S09)。
【0052】尚、本例においては、現在位置情報や使用
環境情報が、当該デジタルスチルカメラ2の電源“O
N”時に取得されるものとしたが、これらの情報は、例
えば当該デジタルスチルカメラ2の電源“OFF”時に
取得されることにしても良い。
【0053】これらの情報送信を受けた前記ホストコン
ピュータ1は、前記演算テーブルA−1に従って、当該
デジタルスチルカメラ2に関する適切な点検時期を算出
する。この適切な点検時期の算出方法とは、以下に説明
するものである。
【0054】例えば、当該デジタルスチルカメラ2の通
常時の定期点検時期が、使用時間10000[時間]毎
であって、当該デジタルスチルカメラ2から送信された
使用時間情報、現在位置情報、使用環境情報(気温・湿
度・塵密度)の内容が、使用時間が5時間、その地点の
天候が雨、湿度が85%、気温が25度、単位体積(1
cm)当りの塵数が7個、地形が海岸地帯というもの
であったとする。
【0055】前記ホストコンピュータ1は、これらの内
容を前記演算テーブルA−1に当てはめ、これらに対応
する定数をそれぞれ決定する。因みに、本例において
は、天候、湿度、地形が該当項目となっている。
【0056】この定数は、当該デジタルカメラ2の使用
時間に対して乗じられるものであって、本例における今
回の使用時間の計算式は、以下の通りになる。
【0057】
【式1】
【0058】このように、前記ホストコンピュータ1
は、現在位置情報及び/又は使用環境情報(気温・湿度
・塵密度)に基づいて、前記演算テーブルA−1に従っ
て、今回の使用時間を7.88[時間]と計算して、そ
の結果、残り使用時間9992.12[時間]が費やさ
れた時点を適切な点検時期と判断する。従って、今回に
おいては、当該デジタルカメラ2の使用環境条件(天
候、湿度、地形)を考慮した結果、その差;7.88
[時間]−5[時間]=2.88[時間]だけ点検時期
が早まったことになる。
【0059】尚、以上に述べた適切な点検時期の算出
は、当該デジタルスチルカメラ2の電源が“OFF“状
態となる度に繰返し行われるものであって、これに伴
い、適切な点検時期も随時変更されていくことになる。
【0060】因みに、当該デジタルスチルカメラ2を構
成する部品(ユニットを含む)の中にも、当該デジタル
スチルカメラ2の使用時間を基準として、適切な部品交
換時期を算出できるものがあるので、このような部品に
関しても同様に、それぞれに演算テーブルを設けて、そ
の適切な部品交換時期を算出するものとする。このよう
な部品(ユニットを含む)の具体例としては、内蔵電池
や液晶ディスプレイ24等を挙げることができる。さら
に、部品交換に限らず点検を行うことを目的とすれば、
例えば、撮像素子20の汚れ、レンズL及び光学系の汚
れ、通信部29等の接続部分の汚れ、ファインダの汚
れ、内部基板の汚れ等も当該デジタルスチルカメラ2の
使用時間を基準として、適切な時期に点検を行うことが
できる。
【0061】(適切な部品の交換時期の算出)次に、図
5に示すフローチャートに基づいて、当該デジタルスチ
ルカメラ2の使用回数を基準に、当該デジタルスチルカ
メラ2を構成する部品の適切な交換時期が算出されるま
での処理の流れを説明する。尚、本例においては、前記
使用回数として、当該デジタルカメラ2の撮影回数を挙
げている。同図に示すように、当該デジタルスチルカメ
ラ2において、電源が“ON”状態になると、まず、前
記コントローラ21から前記ホストコンピュータ1へ、
メンテナンス情報の要求信号が送信される(S10)。
そして、このメンテナンス情報の要求信号に応じて前記
ホストコンピュータ1から送信されたメンテナンス情報
を、前記通信部30が受信して、前記コントローラ21
がこれを前記液晶ディスプレイ24に表示するか否かを
判断する(S11)。この時の判断基準は、受信したメ
ンテナンス情報、即ち、適切な部品の交換時期が、既に
到来しているか否かである。ここで、適切な部品の交換
時期が、既に到来していると判断された場合(Yes)
には、このメンテナンス情報が前記液晶ディスプレイ2
4に表示され(S12)、通常動作に入ることになる。
ここで、適切な部品の交換時期が、まだ到来していない
と判断された場合(No)には、このメンテナンス情報
が前記液晶ディスプレイ24に表示されることなく、通
常動作に入ることになる。さらに、この通常動作中に、
前記コントローラ21が常時、当該デジタルスチルカメ
ラ2において撮影が行われたか否かを判断して(S1
3)、ここで、撮影が行われたと判断(Yes)された
場合には、その撮影回数がカウントされる(S14)。
また、これと同時に、前記GPS装置25、温度センサ
26、湿度センサ27及び塵センサ28によって、現在
位置や使用環境が検出される(S15)。尚、以上に述
べたS13〜S15における処理の流れは、当該デジタ
ルスチルカメラ2において撮影が行われる度に繰り返し
行われるものである。そして、前記コントローラ21に
よって、当該デジタルスチルカメラ2の電源が“OF
F”状態となったか否かが判断され(S16)、ここ
で、“OFF”状態となったと判断(Yes)された場
合には、前記通信部30から前記ホストコンピュータ1
へ、前記ネットワークNを介して、撮影回数、現在位置
情報及び/又は使用環境情報(気温・湿度・塵密度)が
送信されることになる(S17)。
【0062】尚、本例においては、現在位置情報や使用
環境情報(気温・湿度)が、撮影が行われる度に取得さ
れるものとしたが、これらの情報は、例えば電源“OF
F”時に一括して取得されることとしても良い。
【0063】これらの情報送信を受けた前記ホストコン
ピュータ1は、前記演算テーブルA−1に従って、当該
デジタルスチルカメラ2に関する適切な部品交換の時期
を算出する。この適切な部品の交換時期の算出方法と
は、以下に説明するものである。但し、以下の説明にお
いては、簡潔に説明を行うために現在位置情報や使用環
境情報(気温・湿度・塵密度)が、当該デジタルスチル
カメラ2の電源“OFF”時に一括して取得されるもの
とする。
【0064】例えば、当該デジタルスチルカメラ2のシ
ャッター及び絞り等のユニット部分の通常時における部
品交換時期が、撮影回数10000[回]であって、当
該デジタルスチルカメラ2から送信された撮影回数情
報、現在位置情報、使用環境情報(気温・湿度・塵密
度)の内容が、撮影回数が24回、その地点の天候が曇
り、湿度が65%、気温が20度、単位体積(1c
)当りの塵が12個、地形が砂漠地帯という内容で
あったとする。
【0065】前記ホストコンピュータ1は、これらの内
容を前記演算テーブルA−1に当てはめて、これらに対
応する定数をそれぞれ決定する。因みに、本例において
は、単位体積当りの塵数、地形が該当項目となってい
る。
【0066】この定数は、当該デジタルカメラ2の撮影
回数に対して乗じられるものであって、本例における今
回の撮影回数の計算式は、以下の通りになる。
【0067】
【式2】
【0068】このように、前記ホストコンピュータ1
は、現在位置情報及び/又は使用環境情報(気温・湿度
・塵密度)に基づいて、前記演算テーブルA−1に従っ
て、今回の撮影回数を36[回]と計算して、その結
果、残り撮影回数9964[回]が費やされた時点を適
切な部品交換の時期と判断する。従って、今回において
は、当該デジタルカメラ2の使用環境条件(塵密度、地
形)を考慮した結果、その撮影回数の差;36[回]−
24[回]=12[回]分だけ、当該デジタルスチルカ
メラ2のシャッター及び絞り等のユニット部分の部品交
換時期が早まったことになる。
【0069】尚、以上に述べた適切な部品交換の時期の
算出は、当該デジタルスチルカメラ2の電源が“OFF
“状態となる度に繰返し行われるものであって、これに
伴い、適切な部品交換の時期も随時変更されていくこと
になる。
【0070】因みに、この使用回数を基準として、適切
な部品交換時期を算出できるもの具体例としては、スト
ロボ装置(発光回数を基準)、各種スイッチ、各種ボタ
ン等を挙げることができる。このような部品に関して
も、部品毎に演算テーブルが設けられ、当該デジタルス
チルカメラ2の使用回数を基準として、その適切な部品
交換の時期が算出されるものとする。また、これらの部
品に関しては勿論のこと、当該デジタルスチルカメラ2
を構成する他の部品(ユニットを含む)の中にも、その
使用回数を基準として、適切な点検時期を算出できるも
のがあるので、このような部品に関しても同様に、それ
ぞれに演算テーブルを設けて、その適切な点検時期を算
出するものとする。
【0071】尚、以上に述べた当該デジタルスチルカメ
ラ2の適切な点検時期の算出と当該デジタルスチルカメ
ラ2を構成する部品の適切な点検時期の算出の双方を行
う場合には、これらに関する処理は、前記ホストコンピ
ュータ1において同時に並行して行われるものとする。
【0072】前記ホストコンピュータ1は、このように
して算出した当該デジタルスチルカメラ2の適切な点検
時期及び/又は当該デジタルスチルカメラ2を構成する
部品の適切な点検時期に関する情報を、前記データベー
ス1−Aに一時的に保管して、次に当該デジタルスチル
カメラ2の電源が“ON”状態になって、当該デジタル
スチルカメラ2からメンテナンス情報要求信号が送信さ
れた際に、これらをメンテナンス情報として、当該デジ
タルスチルカメラ2に送信する。
【0073】そして、このメンテナンス情報の送信を受
けた当該デジタルスチルカメラ2は、当該デジタルスチ
ルカメラ2の電源“ON”時に、既にこの適切な点検時
期及び/又は部品の交換時期が到来していた場合には、
当該デジタルスチルカメラの前記液晶ディスプレイ24
に、その旨の表示(点検推奨表示及び/又は交換推奨表
示)を行う。
【0074】尚、この点検推奨表示及び/又は交換推奨
表示は、適切な点検時期及び/又は部品の交換時期が到
来する前に、事前に表示されるようにしても良い。
【0075】また、当該デジタルスチルカメラ2におい
て、点検及び/又は部品の交換が行われた場合には、次
に当該デジタルスチルカメラ2の電源が“ON”状態に
なって、当該デジタルスチルカメラ2から前記ホストコ
ンピュータ1へメンテナンス情報要求信号が送信される
際に、併せてその旨の信号が送信され、これを受信した
前記ホストコンピュータ1は、前記データベース1−A
の当該デジタルスチルカメラ2の使用時間や撮影回数等
に関するパラメータをリセットする処理を行うものとす
る。
【0076】このように、本発明に係るメンテナンス情
報提供システム、ホストコンピュータ、及び、電子機器
においては、前記メンテナンス情報提供システムの構成
要素であるホストコンピュータが、ユーザの所有する電
子機器の個々に対して、その使用環境条件を鑑みた上で
適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算出し、これ
を自動的に各電子機器に通知するよう構成されており、
且つ、前記メンテナンス情報提供システムの構成要素で
ある電子機器が、これを受けて、その旨の表示を自動的
に行うように構成されているので、ユーザは、適切な点
検時期や部品交換時期を知ることができ、不要な点検を
行うことを避けることができると共に、適切な時期に点
検や部品交換を行うことで、自身の所有する電子機器の
製品寿命を延ばすことができる。
【0077】次に、以上に説明した本発明に係るメンテ
ナンス情報提供システムと同様の機能を自身に具備す
る、本発明に係る電子機器の一実施形態について、図面
を参照しながら詳細に説明する。尚、本発明に係る電子
機器は、例えば、複写機、ファクシミリ、携帯電話、デ
ジタルビデオカメラ等、種々の電子機器に対して適応可
能なものであるが、以下、具体的な説明を行うために、
デジタルスチルカメラを例に採り説明するものとする。
【0078】[全体構成]図6に、本発明に係る電子機
器であるデジタルスチルカメラの一実施形態における全
体構成図を示す、同図に示すように、当該デジタルスチ
ルカメラは、主に、光学像を後述する撮像素子20に結
像させる手段であるレンズLと、該レンズLによって結
像された光学像を電気的信号(デジタル信号)に変換す
る手段である撮像素子20と、該撮像素子20によって
変換されたデジタル信号の信号処理、画像圧縮、画像再
生処理等を行う制御手段であるコントローラ21と、該
コントローラ21による処理によって作成された画像フ
ァイルを一時的に格納する手段である内蔵メモリ22
と、該内蔵メモリ22において格納された画像ファイル
を記憶する手段である外部メモリ23と、前記内蔵メモ
リ22及び前記外部メモリ23に記憶される画像ファイ
ルを撮影画像として表示する手段である液晶ディスプレ
イ24と、この他、当該デジタルスチルカメラ2の現在
位置を検出する手段であるGPS装置25と、当該デジ
タルスチルカメラ2の置かれる使用環境を検出する手段
である温度センサ26、湿度センサ27及び塵センサ2
8と、当該デジタルスチルカメラ2の使用時間を計時す
る手段であるタイマー29と、さらには、当該デジタル
スチルカメラ2の定期点検時期及び/又は部品の交換時
期に関する情報と当該電子機器の置かれる使用環境に応
じて設定される演算テーブルとを記憶する記憶部31等
から構成されている。尚、前記GPS装置25は、当該
デジタルスチルカメラに、例えばGPS機能を有するG
PSカード等の付属品を接続することに替えても良い。
【0079】前記コントローラ21は、前記GPS装置
25と、前記温度センサ26、湿度センサ27、塵セン
サ28等から、現在位置情報及び/又は使用環境情報の
送信があった場合に、当該デジタルスチルカメラ2の定
期点検時期及び/又は部品の交換時期に関する情報を前
記記憶部31から呼び出し、前記現在位置情報及び/又
は使用環境情報に基づいて、前記演算テーブルに従っ
て、その適切な点検時期及び/又は部品の交換時期を算
出して、当該デジタルスチルカメラの次回の電源“O
N”時に、既にこの適切な点検時期及び/又は部品の交
換時期が到来していた場合には、これを前記液晶ディス
プレイ24にメンテナンス情報として表示する役割を持
っている。
【0080】また、前記コントローラ21は、前記GP
S装置25によって取得される現在位置情報からその地
点の地形を判断するものとする。これは、当該デジタル
スチルカメラの置かれる地形が砂漠地帯であったり、海
岸地帯であったりすると、当該デジタルスチルカメラの
適切な定期点検時期や部品交換時期は変化してしまうこ
とから、前記コントローラ21は、この現在位置情報か
らその地点の地形を判断して、その地形に応じて当該デ
ジタルスチルカメラの適切な点検時期及び/又は部品交
換時期を算出するものとする。
【0081】また、前記コントローラ21は、前記GP
S装置25によって取得される現在位置情報と外部情報
とをリンクさせることで、その地点における天候を判断
するものとする。これは、当該デジタルスチルカメラの
置かれる地点の天候が雨であったり、雪であったりする
と、当該デジタルスチルカメラの適切な定期点検時期や
部品交換時期は変化してしまうことから、前記コントロ
ーラ21は、この現在位置と外部情報からその地点の天
候を判断して、その天候に応じて当該デジタルスチルカ
メラの適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算出す
るものとする。
【0082】さらに、前記コントローラ21は、前記G
PS装置25によって、この現在位置が検出されなかっ
た場合には、当該デジタルスチルカメラが屋内に位置す
ると判断するものとする。これは、当該デジタルスチル
カメラの置かれる地点が屋内であるか否かによって、当
該デジタルスチルカメラの適切な定期点検時期や部品交
換時期は変化してしまうことから、前記コントローラ2
1は、この現在位置が検出されるか否かによって、その
地点が屋内であるか否かを判断して、これに応じて当該
デジタルスチルカメラの適切な点検時期及び/又は部品
交換時期を算出するものとする。
【0083】また、前記使用環境情報とは、例えば当該
デジタルスチルカメラが位置する地点における気温・湿
度・塵の多さ等の環境に関する情報のことであって、同
じく当該デジタルスチルカメラに備えられた各種センサ
(温度センサ26、湿度センサ27、塵センサ28)に
よって取得されるものとする。これらの使用環境(気温
・湿度・塵の多さ等)も当該デジタルスチルカメラの適
切な定期点検時期及び/又は部品交換時期を変化させる
要因となることから、前記コントローラ21は、これら
使用環境に応じて当該デジタルスチルカメラの適切な点
検時期及び/又は部品交換時期を算出するものとする。
但し、これらの使用環境(気温・湿度・塵の多さ等)
は、取捨選択してその一部を用いることにしても良い。
【0084】図2を準用して、前記記憶部31に記憶さ
れる、前記演算テーブルの具体的な一例を示す。同図に
示すように、当該演算テーブルA−1は、種々の使用環
境条件とこれに応じて設定される定数とを関連付けるも
のであって、本例においては、前記使用環境条件とし
て、通常・湿度80%以上・気温30℃以上・気温0℃
以下・単位体積(1cm)当りの塵が10個以上・常
温常湿の屋内・雨天時・砂漠地帯・海岸地帯の条件が挙
げられている。そして、前記定数として、使用環境条件
毎に0.95〜1.25の定数が設定されている。尚、
この定数は、当該デジタルスチルカメラの適切な点検時
期や部品の交換時期をその使用環境に応じて算出するた
めに、当該デジタルスチルカメラの使用時間、或いは、
使用回数等に対して乗じられるものである。
【0085】[メンテナンス情報の提供方法]次に、本
実施形態における電子機器(デジタルカメラ)のメンテ
ナンス情報の提供方法について、図2及び図6を参照し
つつ、図7及び図8に示すフローチャートに基づいて詳
細に説明する。
【0086】尚、本例においては、当該デジタルスチル
カメラの適切な点検時期を、当該デジタルスチルカメラ
の使用時間を基準に算出するものとし、また、当該デジ
タルスチルカメラの適切な部品交換時期を、当該デジタ
ルスチルカメラの使用回数(撮影回数・発光回数等を含
む)を基準に部品毎に算出するものとするが、これら
は、その基準を互いに入れ替えて算出することにしても
良い。
【0087】(適切な点検時期の算出)まず、図7に示
すフローチャートに基づいて、当該デジタルスチルカメ
ラの使用時間を基準に、当該デジタルスチルカメラの適
切な点検時期が算出されるまでの処理の流れを説明す
る。同図に示すように、当該デジタルスチルカメラにお
いて、電源が“ON”状態になると、直ちに前記タイマ
ー29による使用時間の計時が開始される(S20)。
これと同時に、前記GPS装置25によって現在位置が
検出され、前記温度センサ26によって気温が検出さ
れ、前記湿度センサ27によって湿度が検出され、さら
には、前記塵センサ29によって単位体積(1cm
当りの塵数が検出される(S21)。そして、前記コン
トローラ21は、当該デジタルスチルカメラのメンテナ
ンス情報(後述を参照のこと)にメンテナンスフラグが
セットされているか否かを判断して(S22)、ここ
で、メンテナンスフラグがセットされていると判断され
た場合(Yes)には、このメンテナンス情報を前記液
晶ディスプレイ24に表示して(S23)、通常動作に
入ることになる(S24)。逆に、メンテナンスフラグ
がセットされていないと判断された場合(No)には、
このメンテナンス情報を前記液晶ディスプレイ24に表
示することなく、通常動作に入ることになる(S2
4)。尚、このメンテナンスフラグとは、当該メンテナ
ンスフラグがセットされた後に、当該デジタルスチルカ
メラにおいて再び電源が“ON”状態となった時に、そ
のメンテナンス情報を前記液晶ディスプレイ24に自動
的に表示するためにセットされるものであって、後にお
いてメンテナンス情報の作成が行われる際に、既に、こ
のメンテナンス情報、即ち、当該デジタルスチルカメラ
に関する適切な点検時期が到来していた場合に、そのメ
ンテナンス情報にセットされるものである。そして、当
該デジタルスチルカメラにおいて電源が“OFF”状態
になると(S25)、直ちに前記タイマー29による使
用時間の計時が停止され、その使用時間が算出される
(S26)。そして、前記コントローラ21は、当該デ
ジタルスチルカメラの使用時間情報、現在位置情報及び
/又は使用環境情報(気温・湿度・塵密度)から、前記
演算テーブルA−1に従って、当該デジタルスチルカメ
ラに関する適切な点検時期を算出して、これをメンテナ
ンス情報とする(S27)。また、この時、このメンテ
ナンス情報、即ち、当該デジタルスチルカメラに関する
適切な点検時期が既に到来しているか否かが判断され
(S28)、到来していた場合には(Yes)、このメ
ンテナンス情報にメンテナンスフラグがセットされ(S
29)、処理が終了する。到来していなかった場合には
(No)、メンテナンスフラグがセットされることなく
処理が終了する。
【0088】尚、当該デジタルスチルカメラの適切な点
検時期の算出は、当該デジタルスチルカメラの電源が
“OFF“状態となる度に繰返し行われるものであっ
て、これに伴い、その適切な点検時期は、随時変更され
ていくことになる。
【0089】また、前記メンテナンス情報としては、当
該デジタルスチルカメラに関する適切な点検時期を表示
する他、その旨の表示(点検推奨表示)を行うことにし
ても良い。また、これらの表示は、適切な点検時期が到
来する前に、事前に行うこととしても良い。
【0090】さらに、本例においては、現在位置情報や
使用環境情報が、当該デジタルスチルカメラの電源“O
N”時に取得されるものとしたが、これらの情報は、例
えば当該デジタルスチルカメラの電源“OFF”時に取
得されることにしても良い。
【0091】また、前記コントローラ21が、前記演算
テーブルA−1に従って、当該デジタルスチルカメラに
関する適切な点検時期を算出する方法は、先に説明した
メンテナンス情報提供システムのホストコンピュータ1
によるものと同様であるため、ここでの記載は省略する
ものとする。
【0092】(適切な部品の交換時期の算出)次に、図
8に示すフローチャートに基づいて、当該デジタルスチ
ルカメラの使用回数を基準に、当該デジタルスチルカメ
ラを構成する部品の適切な交換時期が算出されるまでの
処理の流れを説明する。尚、本例においては、前記使用
回数として、当該デジタルカメラの撮影回数を挙げてい
る。同図に示すように、当該デジタルスチルカメラにお
いて、電源が“ON”状態になると、前記コントローラ
21は、当該デジタルスチルカメラのメンテナンス情報
にメンテナンスフラグがセットされているか否かを判断
する(S30)。ここで、メンテナンスフラグがセット
されていると判断された場合(Yes)には、メンテナ
ンス情報を前記液晶ディスプレイ24に表示して(S3
1)、通常動作に入ることになる。逆に、メンテナンス
フラグがセットされていないと判断された場合(No)
には、メンテナンス情報を前記液晶ディスプレイ24に
表示することなく、通常動作に入ることになる。尚、こ
のメンテナンスフラグとは、当該メンテナンスフラグが
セットされた後に、当該デジタルスチルカメラにおいて
再び電源が“ON”状態となった時に、そのメンテナン
ス情報を前記液晶ディスプレイ24に自動的に表示する
ためにセットされるものであって、後においてメンテナ
ンス情報の作成が行われる際に、既に、このメンテナン
ス情報、即ち、当該デジタルスチルカメラに関する適切
な点検時期が到来していた場合に、そのメンテナンス情
報にセットされるものである。さらに、この通常動作中
に、前記コントローラ21が常時、当該デジタルスチル
カメラにおいて撮影が行われたか否かを判断して(S3
2)、ここで、撮影が行われたと判断(Yes)された
場合には、その撮影回数がカウントされる(S33)。
また、これと同時に、前記GPS装置25、温度センサ
26、湿度センサ27及び塵センサ28によって、現在
位置や使用環境が検出される(S34)。尚、以上に述
べたS32〜S34における処理の流れは、当該デジタ
ルスチルカメラにおいて撮影が行われる度に繰り返し行
われるものである。そして、前記コントローラ21によ
って、当該デジタルスチルカメラの電源が“OFF”状
態となったか否かが判断され(S35)、ここで、“O
FF”状態となったと判断(Yes)された場合には、
前記コントローラ21は、当該デジタルスチルカメラの
撮影回数情報、現在位置情報及び/又は使用環境情報
(気温・湿度・塵密度)から、前記演算テーブルA−1
に従って、当該デジタルスチルカメラに関する適切な部
品の交換時期を算出して、これをメンテナンス情報とす
る(S36)。また、この時、このメンテナンス情報、
即ち、当該デジタルスチルカメラに関する適切な部品の
交換時期が既に到来しているか否かが判断され(S3
7)、到来していた場合には(Yes)、これにメンテ
ナンスフラグがセットされ(S38)、処理が終了す
る。到来していなかった場合には(No)、メンテナン
スフラグがセットされることなく処理が終了する。
【0093】尚、当該デジタルスチルカメラの適切な部
品交換の時期の算出は、当該デジタルスチルカメラの電
源が“OFF“状態となる度に繰返し行われるものであ
って、これに伴い、その適切な部品交換の時期は、随時
変更されていくことになる。
【0094】また、前記メンテナンス情報としては、当
該デジタルスチルカメラに関する適切な部品交換時期を
表示する他、その旨の表示(交換推奨表示)を行うこと
にしても良い。また、これらの表示は、適切な交換時期
が到来する前に、事前に行うこととしても良い。
【0095】さらに、本例においては、現在位置情報や
使用環境情報(気温・湿度・塵密度)が、撮影が行われ
る度に取得されるものとしたが、これらの情報は、例え
ば電源“OFF”時に一括して取得されることとしても
良い。
【0096】また、前記コントローラ21が、前記演算
テーブルA−1に従って、当該デジタルスチルカメラに
関する適切な部品交換時期を算出する方法は、先に説明
したメンテナンス情報提供システムのホストコンピュー
タ1によるものと同様であるため、ここでの記載は省略
するものとする。
【0097】尚、以上に述べた当該デジタルスチルカメ
ラの適切な点検時期の算出と当該デジタルスチルカメラ
を構成する部品の適切な点検時期の算出の双方を行う場
合には、これらに関する処理は、前記コントローラ21
において同時に並行して行われるものとする。
【0098】さらに、当該デジタルスチルカメラにおい
て、点検及び/又は部品の交換が行われた場合には、前
記コントローラ21は、前記記憶部31の当該デジタル
スチルカメラの使用時間や撮影回数等に関するパラメー
タをリセットする処理を行うものとする。
【0099】このように、本発明に係る電子機器は、そ
の使用環境条件を鑑みた上で適切な点検時期及び/又は
部品交換時期を算出して、これを自動的に表示するよう
に構成されているので、ユーザは、適切な点検時期や部
品交換時期を知ることができ、不要な点検を行うことを
避けることができると共に、適切な時期に点検や部品交
換を行うことで、当該電子機器の製品寿命を延ばすこと
ができる。
【0100】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るメ
ンテナンス情報提供システム、ホストコンピュータ、及
び、電子機器によれば、前記メンテナンス情報提供シス
テムの構成要素である前記ホストコンピュータが、ユー
ザの所有する電子機器の個々に対して、その使用環境条
件を鑑みた上で適切な点検時期及び/又は部品交換時期
を算出し、これを自動的に各電子機器に通知するよう構
成されており、且つ、当該メンテナンス情報提供システ
ムの構成要素である前記電子機器が、これを受けて、そ
の旨の表示を自動的に行うように構成されているので、
ユーザは、適切な点検時期や部品交換時期を知ることが
でき、不要な点検を行うことを避けることができると共
に、適切な時期に点検や部品交換を行うことで、自身の
所有する電子機器の製品寿命を延ばすことができる。
【0101】以上に説明したように、本発明に係る電子
機器によれば、当該電子機器が、その使用環境条件を鑑
みた上で適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算出
して、これを自動的に表示するように構成されているの
で、ユーザは、適切な点検時期や部品交換時期を知るこ
とができ、不要な点検を行うことを避けることができる
と共に、適切な時期に点検や部品交換を行うことで、当
該電子機器の製品寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメンテナンス情報提供システムの
一実施形態における全体構成図である。
【図2】図1に示すホストコンピュータのデータベース
に記憶される演算テーブルA−1の一例を示す図であ
る。
【図3】図1に示すデジタルスチルカメラの構成を示す
全体構成図である。
【図4】図1に示すホストコンピュータの“適切な点検
時期”の算出に関する処理の流れを説明するフローチャ
ートである。
【図5】図1に示すホストコンピュータの“適切な部品
の交換時期”の算出に関する処理の流れを説明するフロ
ーチャートである。
【図6】本発明に係る電子機器であるデジタルスチルカ
メラの一実施形態における全体構成図である。
【図7】図6に示すデジタルスチルカメラの“適切な点
検時期”の算出に関する処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図8】図6に示すデジタルスチルカメラの“適切な部
品の交換時期”の算出に関する処理の流れを説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ 1−A…データベース 2…デジタルスチルカメラ 20…撮像素子 21…コントローラ 22…内蔵メモリ 23…外部メモリ 24…液晶ディスプレイ 25…GPS装置 26…温度センサ 27…湿度センサ 28…塵センサ 29…タイマー 30…通信部 31…記憶部 A−1…演算テーブル L…レンズ N…ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z H04N 1/00 106 H04N 1/00 106C 5/225 5/225 F Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 HK09 HK18 HK19 HK20 HV19 HV26 2H027 DA11 DA14 DA38 DA45 DA50 EJ15 GB11 HB02 HB17 5B075 ND02 PP10 PQ12 PQ29 PR08 5C022 AA13 AB15 AC03 AC42 AC54 5C062 AA02 AA05 AA14 AA29 AB38 AB42 AC41 AC42 AC43 AF00 AF06 BA04

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電子機器端末について、その機種
    毎に、その定期点検時期及び/又は部品交換時期に関す
    る情報を記憶するデータベースを含むホスト端末と、 前記ホスト端末との間で、前記電子機器端末に関する情
    報の送受信を行う情報送受信手段を備えた電子機器端末
    とを含むメンテナンス情報提供システムであって、 前記電子機器端末は、前記ホスト端末に対して、当該電
    子機器端末の機種情報と現在位置情報及び/又は使用環
    境情報とを送信し、 前記ホスト端末は、前記電子端末から送られてきた機種
    情報に基づいて、前記電子機器端末の定期点検時期及び
    /又は部品交換時期に関する情報を前記データベースか
    ら検索して、さらに、前記電子機器端末から送られてき
    た現在位置情報及び/又は使用環境情報に基づいて、所
    定の演算テーブルに従って、適切な点検時期及び/又は
    部品交換時期を算出して、その結果をメンテナンス情報
    として前記電子機器端末に送信し、 前記電子機器端末は、前記ホスト端末から送られてきた
    前記メンテナンス情報を受信した後、これを表示するこ
    とを特徴とするメンテナンス情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記現在位置情報は、前記電子機器端末
    に備えられたGPS機能を有する位置情報検出手段によ
    って取得されることを特徴とする請求項1記載のメンテ
    ナンス情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記使用環境情報は、前記電子機器端末
    の位置する地点の気温、湿度、塵密度に関する情報の
    内、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1記
    載のメンテナンス情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記使用環境情報は、前記電子機器端末
    に備えられた各種センサによって取得されることを特徴
    とする請求項3記載のメンテナンス情報提供システム。
  5. 【請求項5】 前記ホスト端末は、前記現在位置情報か
    ら、前記電子機器端末の位置する地点の地形及び/又は
    天候を判断することを特徴とする請求項1記載のメンテ
    ナンス情報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記ホスト端末は、さらに、前記現在位
    置情報が検出されない場合には、前記電子機器端末の位
    置する地点を屋内であると判断することを特徴とする請
    求項5記載のメンテナンス情報提供システム。
  7. 【請求項7】 前記演算テーブルは、気温、湿度、塵密
    度、天候、地形、屋内外の各々に対応して設定された定
    数であることを特徴とする請求項1記載のメンテナンス
    情報提供システム。
  8. 【請求項8】 前記ホスト端末は、前記電子機器端末の
    使用時間に前記定数を乗じて、これを適切な使用時間と
    して、前記電子機器端末の適切な点検時期及び/又は部
    品交換時期を算出することを特徴とする請求項7記載の
    メンテナンス情報提供システム。
  9. 【請求項9】 前記ホスト端末は、前記電子機器端末の
    使用回数に前記定数を乗じて、これを適切な使用回数と
    して、前記電子機器端末の適切な点検時期及び/又は部
    品交換時期を算出することを特徴とする請求項7記載の
    メンテナンス情報提供システム。
  10. 【請求項10】 前記電子機器端末は、デジタルスチル
    カメラであることを特徴とする請求項1記載のメンテナ
    ンス情報提供システム。
  11. 【請求項11】 電話回線を含むネットワークを介して
    所定の電子機器と通信可能なホストコンピュータであっ
    て、 所定の電子機器について、その機種毎に、その定期点検
    時期及び/又は部品交換時期に関する情報を記憶するデ
    ータベースを有し、 前記電子機器から前記ネットワークを介して、その機種
    情報と現在位置情報及び/又は使用環境情報を受信した
    場合に、前記機種情報に基づいて、前記電子機器に関す
    る定期点検時期及び/又は部品交換時期に関する情報を
    前記データベースから検索して、前記現在位置情報及び
    /又は使用環境情報に基づいて、所定の演算テーブルに
    従って、適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算出
    して、その結果をメンテナンス情報として前記電子機器
    に送信することを特徴とするホストコンピュータ。
  12. 【請求項12】 前記現在位置情報から、前記電子機器
    の位置する地点の地形及び/又は天候を判断することを
    特徴とする請求項11記載のホストコンピュータ。
  13. 【請求項13】 前記現在位置情報が検出されない場合
    には、前記電子機器の位置する地点を屋内であると判断
    することを特徴とする請求項11記載のホストコンピュ
    ータ。
  14. 【請求項14】 前記演算テーブルは、気温、湿度、塵
    密度、天候、地形、屋内外の各々に対応して設定された
    定数であることを特徴とする請求項11記載のホストコ
    ンピュータ。
  15. 【請求項15】 前記電子機器の使用時間に前記定数を
    乗じて、これを適切な使用時間として、前記電子機器の
    適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算出すること
    を特徴とする請求項14記載のホストコンピュータ。
  16. 【請求項16】 前記電子機器の使用回数に前記定数を
    乗じて、これを適切な使用回数として、前記電子機器の
    適切な点検時期及び/又は部品交換時期を算出すること
    を特徴とする請求項14記載のホストコンピュータ。
  17. 【請求項17】 電話回線を含むネットワークを介して
    外部装置と通信可能な電子機器であって、 特定の外部装置に対して、当該電子機器に関する機種情
    報と現在位置情報及び/又は使用環境情報を送信する情
    報送信手段と、 前記外部装置から、当該電子機器のメンテナンス情報を
    受信する情報受信手段とを有し、 前記受信したメンテナンス情報を表示することを特徴と
    する電子機器。
  18. 【請求項18】 前記現在位置情報を、自身に設けられ
    たGPS機能を有する位置情報検出手段によって取得す
    ることを特徴とする請求項17記載の電子機器。
  19. 【請求項19】 前記使用環境情報は、前記電子機器の
    位置する地点の気温、湿度、塵密度に関する情報の内、
    少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項17記載
    の電子機器。
  20. 【請求項20】 前記使用環境情報を、自身に設けられ
    た各種センサによって取得することを特徴とする請求項
    19記載の電子機器。
  21. 【請求項21】 前記メンテナンス情報は、前記電子機
    器の適切な点検時期及び/又は部品交換時期に関する情
    報であることを特徴とする請求項17記載の電子機器。
  22. 【請求項22】 前記電子機器は、デジタルスチルカメ
    ラであることを特徴とする請求項17記載の電子機器。
  23. 【請求項23】 定期点検時期及び/又は部品交換時期
    に関する情報を記憶する記憶手段と、現在位置情報及び
    /又は使用環境情報を検出するための検出手段とを有
    し、前記定期点検時期及び/又は部品交換時期を基準
    に、前記現在位置情報及び/又は使用環境情報と所定の
    演算テーブルに従って、適切な点検時期及び/又は部品
    交換時期を算出して、その結果をメンテナンス情報とし
    て表示する制御手段を有することを特徴とする電子機
    器。
  24. 【請求項24】 前記現在位置情報は、自身に備えられ
    たGPS機能を有する位置情報検出手段によって取得さ
    れることを特徴とする請求項23記載の電子機器。
  25. 【請求項25】 前記使用環境情報は、前記電子機器の
    位置する地点の気温、湿度、塵密度に関する情報の内、
    少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項23記載
    の電子機器。
  26. 【請求項26】 前記使用環境情報は、自身に備えられ
    た各種センサによって取得されることを特徴とする請求
    項25記載の電子機器。
  27. 【請求項27】 前記制御手段は、前記現在位置情報か
    ら自身の位置する地点の地形及び/又は天候を判断する
    ことを特徴とする請求項23記載の電子機器。
  28. 【請求項28】 前記制御手段は、さらに、前記現在位
    置情報が検出されない場合には、自身の位置する地点を
    屋内であると判断することを特徴とする請求項27記載
    の電子機器。
  29. 【請求項29】 前記演算テーブルは、気温、湿度、塵
    密度、天候、地形、屋内外の各々に対応して設定された
    定数であることを特徴とする請求項23記載の電子機
    器。
  30. 【請求項30】 前記制御手段は、前記電子機器端末の
    使用時間に前記定数を乗じて、これを適切な使用時間と
    して、前記電子機器端末の適切な点検時期及び/又は部
    品交換時期を算出することを特徴とする請求項29記載
    の電子機器。
  31. 【請求項31】 前記制御手段は、前記電子機器端末の
    使用回数に前記定数を乗じて、これを適切な使用回数と
    して、前記電子機器端末の適切な点検時期及び/又は部
    品交換時期を算出することを特徴とする請求項29記載
    の電子機器。
  32. 【請求項32】 前記電子機器は、デジタルスチルカメ
    ラであることを特徴とする請求項23記載の電子機器。
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