JP2003177653A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JP2003177653A
JP2003177653A JP2001375736A JP2001375736A JP2003177653A JP 2003177653 A JP2003177653 A JP 2003177653A JP 2001375736 A JP2001375736 A JP 2001375736A JP 2001375736 A JP2001375736 A JP 2001375736A JP 2003177653 A JP2003177653 A JP 2003177653A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper storage
air
image forming
paper
fixing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001375736A
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English (en)
Inventor
Kenji Ushio
健志 牛尾
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力を低く抑えつつ、カセット内の用紙
の吸湿を防いで転写抜けや重送ジャムの発生を防ぐこと
ができる画像形成装置を提供すること。 【構成】 多段に積み重ねた用紙収納庫の上部に画像形
成部を受け、加熱方式の定着装置を備える画像形成装置
において、前記用紙収納庫を垂直方向に貫通するエアダ
クトを用紙収納庫の用紙収納部の前方に設け、前記定着
装置近傍のエアを定着装置前方に取り付けられた送風フ
ァンにより吸い集めて前記エアダクトに送風し、各用紙
収納庫のエアダクトから用紙収納部まで略水平方向に貫
通する水平ダクト部を設け、エアダクトにより送風され
るエアの一部又は全部を前記水平ダクト部を通して用紙
収納庫の中へ吐き出すよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の機内の空気が定着装置等
により暖められて機内温度が上昇すると、クリーナー内
や現像器内のトナーが固まり、搬送できなくなる等の問
題が発生していた。このため、定着装置の後側の側板に
穴をあけ、側板の外側に設けられたダクトとファンによ
り定着装置近傍の熱気を吸い出して機外に排気すること
が行われている。この定着排熱は。コピー中だけではな
くスタンバイ中も行われることが多い。
【0003】又、カセット内に収納された用紙が周りの
空気から吸湿し、用紙の導電性が高くなり、画像形成時
に転写のための電荷が逃げてしまうために転写抜けが発
生したり、吸湿した紙が波打つことによってガイドに引
っ掛かりジャムしたり、紙と紙が剥れにくくなって重送
によりジャムすることがあった。この対策として、カセ
ット内の湿度を下げるために用紙の吸湿を防止するカセ
ットヒータが設けられていた。このカセットヒータは、
各用紙段に設定されることが多く、各々20W程度のヒ
ータで除湿する。ヒータはコピー中以外は常時ONに設
定されている場合が多く、即ち、スタンバイ時、電源O
FF時共に各ヒータに通電されている。コピー中にヒー
タをOFFする理由は、コピー動作に多くの電力を必要
とするため、ヒータに電力をまわせないからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、機内の熱気を機械の側面に吐き出すため、狭
いオフィス等に機械が設置され、排気口の側にユーザー
がいた場合、熱気がユーザーに吹き付けられるという問
題があった。
【0005】又、排気口は開口部であるため、ファンや
エアフローの気流の音が機外に直接出てしまい、騒音が
大きいという問題もあった。
【0006】更に、紙の吸湿を防ぐためにカセットヒー
タを使うため、電力消費が多い。例えば、4段カセット
+サイドペーパーデッキ付の複写機が格段1つずつ20
Wのヒータを持っている場合、20W×5=100Wの
電力がコピー動作中以外に常時必要となっている。
【0007】ここで、従来例の説明図を図3に示す。
【0008】定着装置8の周辺の熱い空気は、ダクト1
9を通って機械の背面に排出される。ダクト19は定着
駆動ユニット16や電源18、コントローラ基板17等
にスペースを奪われ、開口部が狭く、エアフロー効率の
良い形状が採れていない。そのため、ファンの風量を稼
ぐためにファンの回転数を上げる等の対応を取ると、フ
ァンとカバーの開口部との距離が近いため、ファンの騒
音が大きくなってしまう。
【0009】又、カセットの各段にカセット内の用紙の
吸湿を防止するカセットヒータ15を有し、スタンバイ
時及び電源OFF時にヒータをONしているため、消費
電力が多くなってしまう。ヒータは各20W程度である
ため、20W×4段=100Wの電力が消費される。
【0010】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、消費電力を低く抑えつつ、カ
セット内の用紙の吸湿を防いで転写抜けや重送ジャムの
発生を防ぐことができる画像形成装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、多段に積み重ねた用紙収納庫の上部に画
像形成部を受け、加熱方式の定着装置を備える画像形成
装置において、前記用紙収納庫を垂直方向に貫通するエ
アダクトを用紙収納庫の用紙収納部の前方に設け、前記
定着装置近傍のエアを定着装置前方に取り付けられた送
風ファンにより吸い集めて前記エアダクトに送風し、各
用紙収納庫のエアダクトから用紙収納部まで略水平方向
に貫通する水平ダクト部を設け、エアダクトにより送風
されるエアの一部又は全部を前記水平ダクト部を通して
用紙収納庫の中へ吐き出すよう構成したことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0013】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る複写機の断面図であり、図示のように、複写
機本体1の上部には不図示の画像形成部が設けられ、下
部には4段に積み重なるように配置された用紙カセット
2〜5が備えられている。用紙カセット2〜5はそれぞ
れ本体1に設けられた図示しないレールに支持され、前
方(図では左方向)に引き出し可能である。そして、定
着装置8は、前後側板6,7の間に設置されている。
【0014】以下、本発明の特徴的な構成について説明
する。
【0015】図示しない給電部と駆動部を後側(図の右
側)に持つ定着装置8の前側(図の左側)にダクト9を
介して定着排熱ファン10が前側板6に取り付けられて
いる。ダクト9は定着装置8の前方及び上方に対して開
口を有し、該定着装置器8によって暖められたエアが図
示しない画像形成部のクリーナ部や現像器に到達しない
ように吸引する。
【0016】ここで、ダクト9は、操作部14の広いス
ペースに配置されているため、エアフロー上効率の良い
滑らかな形状をしている。ダクト9の最前部にはファン
ガード11が取り付けられ、前カバー13が開いたとき
でもファン10を触れることはできないように配慮され
ている。
【0017】ファン10は80角の軸流ファンであり、
図示しない電源によりコピー中は24Vで、コピー後は
12Vでそれぞれ駆動され、定着装置8の近傍の熱気を
吸引する。吸引された熱気は、前カバー13に取り付け
られたダクト12により下方に送られる。同ダクト12
の出口は、最上段のカセット2の前端部に設けられ、胴
部を垂直方向に貫通する垂直ダクト21に接続されてい
る。ダクト12とカセット2〜5の用紙収納部22を連
結する形で水平ダクト23が配置されている。これによ
り、上方から送られてきた熱気の一部は用紙収納部22
へ、残りは更に下方へと送られる。用紙収納部22に送
られたエアは、用紙収納部22のエアより温度が高いた
め、用紙収納部22の湿度を下げて用紙の吸湿を防ぐ。
【0018】残りの下方へ送られたエアは、最上段の垂
直ダクト21と接続する2段目カセット3の垂直ダクト
32と接続される。同垂直ダクト32も水平ダクト33
と連結し、送られたエアの一部は2段目の用紙収納部2
2の湿度を下げ、残りは3段目の垂直ダクト42に接続
する。3段目、4段目も最上段、2段目と同じ構成を採
り、送られてきたエアの一部が用紙収納部22の吸湿を
防湿し、残りが下方に送られ、最終的に機械の下部に排
気される。
【0019】但し、最下段の垂直ダクトの出口部を蓋等
で閉じても良い。これにより全てのエアが用紙収納部へ
送られる。又、本実施の形態では各段の垂直ダクト同士
の連結はシール部材として可撓性のある発泡ウレタンを
テフロン(登録商標)テープで被せたものを使用してい
るが、シールの形状等は本発明では限定しない。又、フ
ァン10の動作タイミング等も限定するものではない。
【0020】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図2を用いて説明する。
【0021】本実施の形態は、実施の形態1と本体と前
カバーの構成は同じであり、カセットの構成のみが異な
る。
【0022】カセット2〜5は各段とも同一の構成であ
る。カセット2は、垂直ダクト21の中に基部26とフ
ィン部27から成るヒートシンクを有し、フィン部27
がエアの流れを妨げない方向に配置され、熱を持ったエ
アに晒されることで吸熱する。ヒートシンクで吸収した
熱は、ヒータシンクと一体になった放熱プレート25で
放熱される。放熱プレート25は、用紙収納部22まで
延びており、用紙収納部22の空気を暖めることで湿度
を下げ、用紙の吸湿を防止する。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、多段に積み重ねた用紙収納庫の上部に画像形成
部を受け、加熱方式の定着装置を備える画像形成装置に
おいて、前記用紙収納庫を垂直方向に貫通するエアダク
トを用紙収納庫の用紙収納部の前方に設け、前記定着装
置近傍のエアを定着装置前方に取り付けられた送風ファ
ンにより吸い集めて前記エアダクトに送風し、各用紙収
納庫のエアダクトから用紙収納部まで略水平方向に貫通
する水平ダクト部を設け、エアダクトにより送風される
エアの一部又は全部を前記水平ダクト部を通して用紙収
納庫の中へ吐き出すよう構成したため、消費電力を低く
抑えつつ、カセット内の用紙の吸湿を防いで転写抜けや
重送ジャムの発生を防ぐことができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置(複
写機)の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置(複
写機)の断面図である。
【図3】従来の画像形成装置(複写機)の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 複写機本体 2〜5 用紙カセット 6 前側板 7 後側板 8 定着装置 9 ダクト 10 ファン 11 ファンガード 12 ダクト 21 垂直ダクト 22 用紙収納部 23 水平ダクト 25 放熱プレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段に積み重ねた用紙収納庫の上部に画
    像形成部を受け、加熱方式の定着装置を備える画像形成
    装置において、 前記用紙収納庫を垂直方向に貫通するエアダクトを用紙
    収納庫の用紙収納部の前方に設け、前記定着装置近傍の
    エアを定着装置前方に取り付けられた送風ファンにより
    吸い集めて前記エアダクトに送風し、各用紙収納庫のエ
    アダクトから用紙収納部まで略水平方向に貫通する水平
    ダクト部を設け、エアダクトにより送風されるエアの一
    部又は全部を前記水平ダクト部を通して用紙収納庫の中
    へ吐き出すよう構成したことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記用紙収納庫のエアダクトから用紙収
    納部まで略水平方向に跨がるように高熱伝導部材を配置
    したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2001375736A 2001-12-10 2001-12-10 画像形成装置 Pending JP2003177653A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2001375736A JP2003177653A (ja) 2001-12-10 2001-12-10 画像形成装置

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JP2001375736A JP2003177653A (ja) 2001-12-10 2001-12-10 画像形成装置

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ID=19184050

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JP2001375736A Pending JP2003177653A (ja) 2001-12-10 2001-12-10 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389981B2 (en) 2004-04-30 2008-06-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Paper feeding apparatus for printer having double feed prevention unit

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US7389981B2 (en) 2004-04-30 2008-06-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Paper feeding apparatus for printer having double feed prevention unit

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