JP2003176989A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐圧性に優れ、熱交換性能が高く、デッドス
ペースの少ないコンパクトな熱交換器を提供すること。 【解決手段】 熱交換器10は、複数の伝熱管1を同一
平面上で並列に密着させてなる第1の流路体3と、第1
の流路体3の上下両面に隔壁板4を介して偏平形状の第
2の流路6を設けてなる第2の流路体7とから構成され
る。したがって、伝熱管1として、耐圧性に優れた真円
形状かつ小径の管を使用しながらも、これらを同一平面
上で並列に密着させてなる第1の流路体3として構成す
ることにより、平坦で広い伝熱面を形成することができ
る。また、この平坦な第1の流路体3の上下両面に、隔
壁板4を介して、偏平形状の第2の流路6を設けること
により、十分広い伝熱面積を確保することができる。よ
って、耐圧性に優れ、熱交換性能が高く、コンパクトな
熱交換器を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱交換器に関し、特
に、ヒートポンプを用いて冷水や温水を生成する冷暖房
機や給湯機に利用される冷媒水熱交換器のような、異種
媒体間の熱移動を行う熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱交換器としては、実公
平1−25247号公報に開示されているような熱交換
器が提案されている。その構成について、図5を参照し
ながら説明する。
【0003】熱交換器50は、高温高圧の冷媒が流れる
第1の伝熱管51と、低温低圧の水が流れる第2の伝熱
管52とを備え、第1および第2の伝熱管51および5
2をそれぞれ偏平化して密着させ、コイル状に巻回した
構成となっている。このとき、第1の伝熱管51を流れ
る高温高圧の冷媒は、その上下に位置する第2の伝熱管
52を流れる低温低圧の水と熱交換を行い、この水を加
熱することになる。
【0004】なお、従来例では、伝熱管として肉厚の比
較的薄い管体を使用することにより偏平化を可能とする
とともに、この偏平化により管同士が密着する面積すな
わち伝熱面積の拡大を図ることにより、熱交換性能を向
上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、次のような課題がある。例えば、熱交換
器50を、動作圧力が非常に高い、例えば二酸化炭素冷
媒と水との熱交換器として利用する場合、高圧冷媒の流
れる第1の伝熱管51内部に加わる圧力が非常に高くな
るため、管体を偏平化する従来のような構成では、十分
な耐圧性を確保することが困難となる。また、熱交換器
50は、図5に示すように、第1および第2の伝熱管5
1および52を密着させてコイル状に巻回した構成であ
り、コイル内部にデッドスペースが形成されるため、熱
交換器自身が大きくなり、機器に収納するスペースが多
く必要となるという課題があった。
【0006】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、耐圧性に優れ、熱交換性能が高くコンパクトな熱交
換器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の熱交換器は、複数の伝熱管を同一平
面上で並列に密着させてなる第1の流路体と、前記第1
の流路体の上下両面に隔壁板を介して偏平形状の流路を
設けてなる第2の流路体とから構成されるものである。
【0008】これによって、耐圧性に優れた真円形状か
つ小径の管を伝熱管として使用しながらも、これらを同
一平面上で並列に密着させてなる第1の流路体として構
成することにより、平坦で広い伝熱面を形成し、薄型の
熱交換器を構成することが可能となる。また、この平坦
な第1の流路体の上下両面に、隔壁板を介して、偏平形
状の第2の流路を設けることにより、十分広い伝熱面積
を確保することができる。よって、耐圧性に優れ、熱交
換性能が高く、デッドスペースの少ないコンパクトな熱
交換器を提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、複数の
伝熱管を同一平面上で並列に密着させてなる第1の流路
体と、前記第1の流路体の上下両面に隔壁板を介して偏
平形状の流路を設けてなる第2の流路体とから構成され
るものであり、耐圧性に優れた真円形状かつ小径の管を
伝熱管として使用しながらも、これらを同一平面上で並
列に密着させてなる第1の流路体として構成することに
より、平坦で広い伝熱面を形成し、薄型の熱交換器を構
成することが可能となる。また、この平坦な第1の流路
体の上下両面に、隔壁板を介して、偏平形状の第2の流
路を設けることにより、十分広い伝熱面積を確保するこ
とができる。よって、耐圧性に優れ、熱交換性能が高
く、デッドスペースの少ないコンパクトな熱交換器を提
供できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1の構成
に対して、第2の流路体が、平板に打ち抜き加工により
偏平形状の流路を形成してなるものであり、同様に、耐
圧性に優れ、熱交換性能が高く、コンパクトな熱交換器
を提供できる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1の構成
に対して、第2の流路体が、平板に絞り加工により偏平
形状の流路を形成してなるものであり、構成の簡素化に
より部品点数の削減が図られ、熱交換器の低コスト化を
実現できる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1の構成
に加え、第2の流路体にその流路を幅方向に複数に分割
する仕切部を設けたものであり、偏平流路内における熱
交換流体の均一な分岐が図られ、熱交換への寄与の小さ
い流れの滞留部が低減され、有効な伝熱面積の拡大を図
ることができるため、熱交換器の高性能化とコンパクト
化を実現できる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1の構成
に加え、第1の流路体を流れる熱交換流体Aと第2の流
路体を流れる熱交換流体Bとが対向流となる構成を有す
るものであり、熱交換性能に優れた対向流の形態で熱交
換を行うことができるため、さらなる熱交換器の高性能
化とコンパクト化を実現できる。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項1の構成
に加え、第1の流路体を流れる熱交換流体Aが高温高圧
の冷媒であり、第2の流路体を流れる熱交換流体Bが低
温低圧の水であるとともに、第2の流路体の出口側流路
高さが、その入口側流路高さよりも大きいものであり、
水加熱時のスケール析出による流路の閉塞が緩和され、
熱交換器の長寿命化が図られ、信頼性の向上を実現でき
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の実施例1の熱
交換器10の断面図であり、図2は熱交換器10の構成
図である。図1において、熱交換器10は、複数の伝熱
管1を同一平面上で並列に密着させてなる第1の流路体
3と、第1の流路体3の上下両面に隔壁板4を介して偏
平形状の第2の流路6を設けてなる第2の流路体7とか
ら構成されるものである。伝熱管1は真円形状かつ小径
の管体であり、内部に第1の流路2を有する。また、第
2の流路体7は、平板状の流路板5に打ち抜き加工によ
り偏平形状の第2の流路6を形成し、上下から隔壁板4
で挟み込んだ構成を有する。さらに、第1の流路2と第
2の流路6とを、その入口から出口に至るまでの長手方
向にほぼ並行する位置に設けることにより、図2に示す
ように、第1の流路体3を流れる熱交換流体Aと第2の
流路体7を流れる熱交換流体Bとが対向流となるような
構成を有している。
【0017】なお、各流路の入出口部の構成について
は、ここでは特に詳述しないが、例えば、第1の流路2
に対しては第1の流路体3の端部を管体に挿入したも
の、第2の流路6に対しては隔壁板4に配管を植立させ
たものなどが挙げられる。ここで、第1および第2の流
路体3および7を構成する伝熱管および板材は、熱伝導
性および成形性の良い金属、例えば銅やアルミニウム、
ステンレス等からなる。また、熱交換器の製造方法とし
ては、ロウ付けや拡散溶接による接合が挙げられる。
【0018】以上のように構成された熱交換器につい
て、以下その作用を説明する。例えば、第1の流路2に
高温高圧の熱交換流体、第2の流路6に低温低圧の熱交
換流体がそれぞれ流れるとする。このとき、高温高圧流
体は、第1の流路2を流れる間に、伝熱管1および隔壁
板4を介して、上下に位置する第2の流路7を流れる低
温低圧流体と熱交換を行うことになる。
【0019】ここで、本実施例によれば、伝熱管1とし
て、耐圧性に優れた真円形状かつ小径の管を使用しなが
らも、これらを同一平面上で並列に密着させてなる第1
の流路体3として構成することにより、平坦で広い伝熱
面を形成し、薄型の熱交換器を構成することが可能とな
る。このとき、伝熱管1の内径すなわち第1の流路2の
直径が小さいほど、耐圧性確保に必要な伝熱管1の肉厚
を小さくすることができるため、伝熱管1が小径となり
熱交換器10をより薄くすることができる。また、平坦
な第1の流路体3の上下両面に、隔壁板4を介して、偏
平形状の第2の流路6を設けることにより、十分広い伝
熱面積を確保することができる。
【0020】さらに、第1の流路体3を流れる熱交換流
体Aと第2の流路体7を流れる熱交換流体Bとが対向流
となる構成とすることにより、並行流や直交流に比べて
熱交換性能に優れた対向流の形態で熱交換を行うことが
できる。
【0021】したがって、耐圧性に優れ、熱交換性能が
高く、デッドスペースの少ないコンパクトな熱交換器を
提供できる。
【0022】(実施例2)図3は本発明の実施例2の熱
交換器20の断面図である。本発明の実施例2は、図1
に示した熱交換器10と略同一の構成を有する。本実施
例が実施例1と異なるのは、図3に示したように、第2
の流路体17が、平板状の流路板15に絞り加工により
偏平形状の第2の流路16を形成してなる点であり、ま
た、第2の流路体17にその流路16を幅方向に複数に
分割する仕切部18を設けた点である。
【0023】ここで、第1および第2の流路体3および
17を構成する伝熱管および板材は、熱伝導性および成
形性の良い金属、例えば銅やアルミニウム、ステンレス
等からなる。また、熱交換器の製造方法としては、ロウ
付けや拡散溶接による接合が挙げられる。
【0024】以上のように構成された熱交換器につい
て、以下その作用を説明する。
【0025】例えば、第1の流路2に高温高圧の熱交換
流体、第2の流路16に低温低圧の熱交換流体がそれぞ
れ流れるとする。このとき、高温高圧流体は、第1の流
路2を流れる間に、伝熱管1および隔壁板4を介して、
上下に位置する第2の流路17を流れる低温低圧流体と
熱交換を行うことになる。
【0026】ここで、本実施例によれば、伝熱管1とし
て、耐圧性に優れた真円形状かつ小径の管を使用しなが
らも、これらを同一平面上で並列に密着させてなる第1
の流路体3として構成することにより、平坦で広い伝熱
面を形成し、薄型の熱交換器を構成することが可能とな
る。このとき、伝熱管1の内径すなわち第1の流路2の
直径が小さいほど、耐圧性確保に必要な伝熱管1の肉厚
を小さくすることができるため、伝熱管1が小径となり
熱交換器20をより薄くすることができる。また、平坦
な第1の流路体3の上下両面に、隔壁板4を介して、偏
平形状の第2の流路16を設けることにより、十分広い
伝熱面積を確保することができる。
【0027】さらに、第2の流路体17は、平板状の流
路板15に絞り加工により偏平形状の第2の流路16を
形成した構成であることにより、実施例1に比べて構成
が簡素化され、部品点数の削減が図られ、熱交換器の低
コスト化を実現できる。
【0028】また、第2の流路体17にその流路16を
幅方向に複数に分割する仕切部18を設けることによ
り、偏平な第2の流路16内における熱交換流体の均一
な分岐が図られ、熱交換への寄与の小さい流れの滞留部
を低減し、有効な伝熱面積の拡大を図ることができるた
め、熱交換器の高性能化を実現できる。
【0029】したがって、耐圧性に優れ、低コストで、
より熱交換性能が高く、デッドスペースの少ないコンパ
クトな熱交換器を提供できる。
【0030】(実施例3)図4は本発明の実施例3の熱
交換器30の断面図である。本発明の実施例3は、図3
に示した熱交換器20と略同一の構成を有する。本実施
例が実施例2と異なるのは、第1の流路体3を流れる熱
交換流体Aが高温高圧の冷媒であり、第2の流路体17
を流れる熱交換流体Bが低温低圧の水であるとともに、
図4に示したように、第2の流路16の出口側流路16
bの高さが、その入口側流路16aの高さよりも大きい
点である。ここで、流路高さが途中で異なる第2の流路
体17の作製は、絞り加工等の方法を用いれば容易に行
うことができる。
【0031】以上のように構成された熱交換器につい
て、以下その作用を説明する。第1の流路体3には、図
4に点線矢印で示すように、高温高圧の冷媒、例えば、
ヒートポンプ装置等に用いられる二酸化炭素、炭化水
素、フロン冷媒などが流れ、第2の流路体17には、図
中実線矢印で示すように、低温低圧の水が流れる。この
とき、高温高圧の冷媒は、第1の流路体3を流れる間
に、隔壁板4を介して、上下に位置する第2の流路16
を流れる低温低圧の水と熱交換を行うことになる。低温
低圧の水は、第2の流路16の出口側流路16bにおい
て、最も高温となる。
【0032】例えば、冷媒で水(特に水道水)を加熱す
る冷媒水熱交換器の場合、一般に、カルシウムやマグネ
シウム等の硬度成分を多く含んだ水を長期間高温に加熱
すると、最も高温となる水側流路の出口部近傍において
スケールが発生する可能性がある。このようなスケール
が水側流路の内周に付着すると、水の流動の抵抗とな
り、熱交換性能を低減させる。
【0033】ここで、本実施例では、第2の流路16の
出口側流路16bの流路高さを、その入口側流路16a
の流路高さよりも大きく構成しているため、万一水側流
路内にスケールが生成した場合も、水の流動抵抗の増加
を緩和することができる。
【0034】したがって、冷媒による水加熱時のスケー
ル析出による水側流路の閉塞が緩和され、熱交換器の長
寿命化が図られ、信頼性の向上を実現できる。
【0035】なお、実施例1、2および3では、伝熱管
として真円形状のものを用いるよう図示または説明した
が、熱交換流体の動作圧力に対して十分な耐圧性を確保
できるのであれば、楕円、矩形等いかなる形状のものを
用いても良い。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1から6に記載の
発明によれば、複数の伝熱管を同一平面上で並列に密着
させてなる第1の流路体と、前記第1の流路体の上下両
面に隔壁板を介して偏平形状の流路を設けてなる第2の
流路体とから構成されるものであり、耐圧性に優れた真
円形状かつ小径の管を伝熱管として使用しながらも、こ
れらを同一平面上で並列に密着させてなる第1の流路体
として構成することにより、平坦で広い伝熱面を形成す
ることができる。また、この平坦な第1の流路体の上下
両面に、隔壁板を介して、偏平形状の第2の流路を設け
ることにより、十分広い伝熱面積を確保することができ
る。よって、耐圧性に優れ、熱交換性能が高く、デッド
スペースの少ないコンパクトな熱交換器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の熱交換器の断面図
【図2】本発明の実施例1の同熱交換器の構成を示す分
解図
【図3】本発明の実施例2の熱交換器の断面図
【図4】本発明の実施例3の熱交換器の断面図
【図5】従来の熱交換器の断面図
【符号の説明】
1 伝熱管 2 第1の流路 3 第1の流路体 4 隔壁板 6、16 第2の流路 7、17 第2の流路体 16a 入口側流路 16b 出口側流路 18 仕切部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國本 啓次郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 近藤 龍太 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 今林 敏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L103 AA05 BB43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝熱管を同一平面上で並列に密着
    させてなる第1の流路体と、前記第1の流路体の上下両
    面に隔壁板を介して偏平形状の流路を設けてなる第2の
    流路体とから構成される熱交換器。
  2. 【請求項2】 第2の流路体は、平板に打ち抜き加工に
    より偏平形状の流路を形成してなる請求項1記載の熱交
    換器。
  3. 【請求項3】 第2の流路体は、平板に絞り加工により
    偏平形状の流路を形成してなる請求項1記載の熱交換
    器。
  4. 【請求項4】 第2の流路体にその流路を幅方向に複数
    に分割する仕切部を設けた請求項1、2又は3記載の熱
    交換器。
  5. 【請求項5】 第1の流路体を流れる熱交換流体Aと第
    2の流路体を流れる熱交換流体Bとが対向流となる構成
    を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換
    器。
  6. 【請求項6】 第1の流路体を流れる熱交換流体Aが高
    温高圧の冷媒であり、第2の流路体を流れる熱交換流体
    Bが低温低圧の水であるとともに、前記第2の流路体の
    出口側流路高さが、その入口側流路高さよりも大きいこ
    とを特徴とする請求項1記載の熱交換器。
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CN103743158A (zh) * 2014-01-06 2014-04-23 丹佛斯微通道换热器(嘉兴)有限公司 换热器

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