JP2003176585A - 木造建物の壁構造 - Google Patents

木造建物の壁構造

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JP2003176585A JP2002105734A JP2002105734A JP2003176585A JP 2003176585 A JP2003176585 A JP 2003176585A JP 2002105734 A JP2002105734 A JP 2002105734A JP 2002105734 A JP2002105734 A JP 2002105734A JP 2003176585 A JP2003176585 A JP 2003176585A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調湿機能を有する高断熱の壁面を形成する。 【解決手段】 左右の木質の柱材21、21と、柱材2
1、21の間に多段に積み重ねる木質の横材22、22
…とを組み合わせる。横材22、22…は、下段の上面
の突条22aを上段の下面の係合溝22bに嵌合させる
とともに、それぞれの両端のほぞ22c、22cを柱材
21、21の保持溝21a、21aに差し込み、柱材2
1、21の間に壁面を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、調湿機能を有す
る高断熱の壁面を形成することができる木造建物の壁構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の壁は、内壁材、外壁材、断熱材を
組み合わせて形成するのが一般的である。
【0003】すなわち、壁は、柱や間柱などの構造材に
対し、室内側からプラスタボードなどの内壁材を付設す
るとともに、室外側からサイジングボードなどの外壁材
を付設し、内壁材、外壁材の間にグラスウールや発泡ウ
レタンなどの断熱材を介装して構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、内壁材、外壁材、断熱材は、吸放湿性を有しな
いから、室内の湿度を調節する調湿機能が全くない上、
断熱材の他に内壁材、外壁材を使用するから、構造が複
雑であり、全体の施工コストが高くなりがちであるとい
う問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、柱材の間に木質の横材を多段に積み重
ねることによって、調湿機能を有する高断熱の壁面を容
易に作ることができる木造建物の壁構造を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、左右の柱材と、柱材の間に多段
に積み重ねる横材とを備えてなり、横材は、それぞれ互
いに嵌合可能な上面の突条、下面の係合溝を全長に形成
し、柱材の保持溝に差し込むほぞを両端に形成すること
をその要旨とする。
【0007】なお、柱材は、土台上に立設し、土台は、
最下段の横材の係合溝に嵌合可能な突条を上面の全長に
形成することができる。
【0008】また、柱材は、梁材を支持し、梁材は、最
上段の横材の突条に嵌合可能な係合溝を下面の全長に形
成することができる。
【0009】さらに、横材は、継手を介して継ぎ合わせ
ることができる。
【0010】また、横材は、上下に貫通する込栓を介し
て連結してもよく、上下に共通に係合するだぼを介して
連結してもよい。
【0011】なお、横材は、上下に貫通する通しボルト
を介して一体に組み立てることができる。
【0012】
【作用】かかる発明の構成によるときは、横材は、左右
の柱材の保持溝に両端のほぞを差し込み、上面の突条、
下面の係合溝を互いに嵌合させて柱材の間に多段に積み
重ね、柱材の間に壁面を形成することができる。すなわ
ち、各段の横材は、下段の上面の突条を上段の下面の係
合溝に嵌合させ、両端のほぞを柱材の保持溝に差し込む
ことにより、隙間を生じることがなく、雨水が浸入する
おそれもない。なお、横材は、木材、殊に乾燥処理済み
の天然木材または合成木材を使用することにより、吸放
湿性を備える木質の壁面を構築し、良好な断熱性、調湿
性を実現することができる。
【0013】柱材を立設する土台は、上面の突条を最下
段の横材の係合溝に嵌合させることにより、最下段の横
材との間に隙間を生じるおそれがない。なお、突条は、
土台の上面の全長に形成する。
【0014】柱材により支持する梁材は、下面の係合溝
に最上段の横材の突条を嵌合させることにより、最上段
の横材との間に隙間を生じるおそれがない。なお、係合
溝は、梁材の下面の全長に形成する。ただし、ここでい
う梁材とは、柱材により支持する梁や桁などを総称して
いうものとする。
【0015】横材は、継手を介して長手方向に継ぎ合わ
せ、全体長さを柱材の間隔に合わせることにより、短い
間伐材などを有効に利用することができる。なお、継手
は、横材に使用する部材の端部を対称に切り欠いて形成
する段継ぎ、相欠き継ぎの他、相欠き鎌継ぎ、金輪継
ぎ、尻挟み継ぎ、追掛け継ぎなどを使用することがで
き、これらの継手には、楔や込栓を併用することが好ま
しい。
【0016】込栓を介して横材を連結することにより、
2本以上の横材を連結してユニット化するとともに、壁
面の全体強度を向上させることができる。なお、込栓
は、左右の柱材の間に積み重ねるすべての横材または一
部の横材を上下に貫通して設けるものとする。
【0017】横材は、上下に共通に係合するだぼを介し
て安定に連結し、それぞれの強度低下を最少に抑えるこ
とができる。
【0018】横材は、通しボルトを介して組み立てるこ
とにより、各段を上下に密着させ、一体の壁パネルとし
て容易に工場生産することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0020】木造建物の壁構造は、左右の木質の柱材2
1、21と、柱材21、21の間に多段に積み重ねる木
質の横材22、22…とを備えてなる(図1)。
【0021】柱材21、21は、土台11上に立設され
ている。土台11は、図示しないアンカボルトを介して
布基礎12上に固定されている。土台11の上面には、
突条11aが全長に亘って形成され、各柱材21用のほ
ぞ孔11bが形成されている。
【0022】柱材21、21は、それぞれ左右の側面に
保持溝21a、21aが形成され、ほぞ21b、21b
が両端に形成されている(図1、図2)。ただし、図2
(A)、(B)は、それぞれ図1のX1 、X2 矢視相当
の一部破断拡大図である。各柱材21は、下端のほぞ2
1bをほぞ孔11bに挿入して土台11上に立設され、
込栓21cを打ち込んで抜け止めされている。また、柱
材21、21は、梁材31を支持している。梁材31
は、下面の全長に係合溝31aが形成され、柱材21、
21用のほぞ孔31b、31bが形成されている。梁材
31は、ほぞ孔31b、31bに柱材21、21の上端
のほぞ21b、21bを挿入し、込栓21c、21cを
打ち込んで外れ止めされている。
【0023】各横材22は、上面、下面の全長に突条2
2a、係合溝22bが形成されている(図1、図3)。
なお、突条22a、係合溝22bは、互いに嵌合可能で
あり、それぞれ横材22の上面、下面の中央に形成され
ている。また、土台11の突条11aは、横材22の係
合溝22bに嵌合可能であり、梁材31の係合溝31a
には、横材22の突条22aが嵌合可能である。横材2
2の両端には、それぞれ柱材21の保持溝21aに差込
み可能なほぞ22cが形成されている(図1、図4)。
なお、土台11、柱材21、横材22、梁材31は、そ
れぞれ天然木材または合成木材により木質に形成するも
のとする。
【0024】横材22、22…は、それぞれの両端のほ
ぞ22c、22cを左右の柱材21、21の保持溝21
a、21aに差し込み、下段の横材22の突条22aを
上段の横材22の係合溝22bに嵌合させ、土台11上
に多段に積み重ねることができる(図1、図3)。ただ
し、最下段の横材22は、下面の係合溝22bに土台1
1の突条11aを嵌合させ、最上段の横材22は、上面
の突条22aを梁材31の係合溝31aに嵌合させる。
なお、梁材31は、柱材21、21の間に横材22、2
2…を積み重ねた後、柱材21、21上に架設する。こ
のようにして積み重ねる横材22、22…は、それぞれ
の間、土台11、柱材21、21、梁材31との間のい
ずれにも隙間を生じることがなく、柱材21、21の間
に木質の頑丈な壁面を形成することができる。また、横
材22、22…は、乾燥処理済みの木材を使用すること
により、吸放湿性を備え、良好な調湿機能を有する壁面
に仕上げることができる。
【0025】
【他の実施の形態】横材22は、継手22dを介し、部
材A、Aを継ぎ合わせて形成してもよい(図5)。ただ
し、図5(A)、(B)は、それぞれ継手22dの組立
前後の斜視図である。継手22dは、部材A、Aの各先
端に対称に形成する凹部22d1 、22d1 、段22d
3 、22d3 、突部22d2 、22d2 を組み合わせて
構成されている。継手22dは、部材A、Aの先端側の
突部22d2 、22d2 をそれぞれ凹部22d1 、22
d1 に嵌め合わせ、段22d3 、22d3 の間に楔22
d4 を打ち込んで部材A、Aを継ぎ合わせ、部材A、A
の突条22a、22a、係合溝22b、22bを長手方
向に連続させる。
【0026】各横材22は、継手22dを介して継ぎ合
わせ、柱材21、21の間隔に適合させる(図6、図
7)。なお、横材22、22…は、それぞれの継手22
dが上下に重ならないように積み重ねるものとする。す
なわち、横材22、22…は、継手22dを有する横材
22、有しない横材22を交互に積み重ねてもよく(図
6)、各段の横材22の継手22dの位置を左右に交互
にずらして配置してもよい(図7)。ただし、図7
(B)において、複数の継手22d、22dを含む横材
22が使用されている。なお、各横材22は、継手22
dによって区切られる部材Aの長さを複数種類用意して
モジュール化を図り、柱材21、21の間隔に適合する
全体長さを簡単に実現することができる。
【0027】すなわち、横材22、22…は、継手22
d、22dの位置が上下に隣接して重ならない限り、継
手22dを有するもの、有しないものを任意に混在させ
て、または継手22dを有するもののみを使用して積み
重ねることができるものとする。また、継手22dを有
する各横材22は、1以上の任意の継手22d、22d
…を含むものとする。
【0028】横材22、22…は、上下に貫通する込栓
23、23…を介して連結することができる(図6、図
8)。各段の横材22には、突条22a、係合溝22b
に開口する込栓23用の縦孔22eが形成されており、
込栓23は、適当な本数の横材22、22…を積み上げ
るごとに横材22、22…を上下に貫通させて横材2
2、22…を連結する。なお、込栓23は、継手22d
によって区切られる横材22の各部材Aごとに対応する
ように、横材22、22…の長手方向に配置することが
好ましい(図6、図7)。また、込栓23、23を上下
に継ぎ足す位置の横材22は、2本の込栓23、23を
隣接して貫通させ得るように、縦孔22eを横材22の
長手方向に拡張するものとする(図6、図8)。ただ
し、土台11、梁材31には、それぞれ込栓23の下
端、上端を収納する凹部11e、31eを形成すること
ができる。
【0029】上下に継ぎ足す込栓23、23は、横材2
2の上下の凹部22e1 、22e1にそれぞれの先端を
差し込み、一直線状に配置してもよい(図9(A))。
なお、込栓23、23は、単一の込栓23用の縦孔22
eに上下から差し込み、単一の横材22内において木口
を突き合わせて継ぎ足してもよい(同図(B))。
【0030】上下に隣接する横材22、22は、だぼ2
4を介して連結してもよい(図10、図11)。ただ
し、図10(B)は、同図(A)のZ−Z線矢視相当拡
大断面図である。だぼ24は、下段の横材22の上面の
凹部22e1 と、上段の横材22の下面の凹部22e1
とに共通に嵌め込まれている。また、最下段の横材22
は、下面のだぼ24、24…を介して土台11に連結
し、最上段の横材22は、上面のだぼ24、24…を介
して梁材31に連結する。なお、だぼ24、24…は、
継手22dを有する横材22の各部材Aの上面、下面に
必ず係合するように、横材22の長手方向に配置するの
がよい。
【0031】横材22、22…は、上下に貫通する通し
ボルト25、25を介して一体に組み立てることができ
る(図12、図13)。ただし、図13(B)は、同図
(A)のA−A線矢視相当拡大断面図である。
【0032】各段の横材22には、突条22a、係合溝
22bに開口する通しボルト25用の通し孔22fが形
成されており、通しボルト25は、通し孔22f、22
f…を上下に貫通させ、横材22、22…を一体の壁パ
ネルとして組み立てることができる。なお、最下段の横
材22の下面側には、通しボルト25の頭部25a、座
金25cを収納する凹部22f1 が形成され、最上段の
横材22の上面側には、通しボルト25用のナット25
b、座金25cを収納する凹部22f1 が形成されてお
り、各凹部22f1 は、通し孔22fを拡張するように
して形成されている。ただし、通しボルト25は、横材
22、22…の左右両端部に設けてもよく、横材22の
各部材Aを貫通するように3本以上を設けてもよい。
【0033】なお、図12、図13において、横材2
2、22…は、図8と同様な込栓23、23を介して上
下に連結されているが、込栓23、23に代えて、図1
0のだぼ24、24…を使用してもよい。
【0034】図8の込栓23は、ユニット化する複数本
の横材22、22…の縦孔22e、22e…に対し、上
端を最上段の横材22の上面に突出させ、下端を最下段
の横材22の係合溝22bの天面より高く位置決めして
もよい(図14、図15)。ただし、込栓23は、たと
えば最上段の横材22の突条22aの上面からねじ釘2
3aを斜めに打ち込んで固定されている。上段のユニッ
トを形成する横材22、22…は、下段のユニットの込
栓23、23の上端を最下段の横材22の縦孔22e、
22eの下部に挿入することにより、下段のユニットの
横材22、22…上に積み重ねて連結することができ
る。ただし、このとき、最下段のユニットの最下段の横
材22は、図10(A)に倣って、横材22の縦孔22
eの下部、土台11側の凹部11eに共通に嵌め込むだ
ぼ24を介して土台11に連結するものとする。また、
最上段のユニットの最上段の横材22は、図8に倣っ
て、上面に突出する込栓23の上端を梁材31側の凹部
31eに嵌め込んで梁材31と連結すればよい。なお、
図14において、込栓23は、必要に応じて各横材22
の長手方向に3本以上を配置してもよい。
【0035】なお、柱材21の保持溝21aを段付き溝
とし(図14、図16)、各横材22のほぞ22cは、
保持溝21aに嵌合する段付きほぞとしてもよい。
【0036】各ユニットの最上段の横材22の両端は、
左右の柱材21、21に対し、それぞれL形の連結金具
26を介して連結することができる(図14)。連結金
具26の垂直片26a、水平片26bは、それぞれ柱材
21の保持溝21aの底面、横材22の突条22aの上
面に埋め込むようにして釘付けされており(図17)、
連結金具26の三角形の補強片26cは、上段のユニッ
トの最下段の横材22に形成する下向きのスリット22
hに収納されている。ただし、スリット22hは、横材
22の先端部に下向きの三角形に形成するに代えて、横
材22の全長に亘って下向きの背割りとして形成しても
よい。なお、図17(A)〜(C)は、それぞれ図14
のB1 、B2 矢視相当、B3 −B3 線矢視相当の要部拡
大図である。
【0037】各柱材21は、保持溝21aに収納する縦
長の連結金具27と、土台11を上下に貫通するボルト
27dとを組み合わせることにより、土台11に対して
強力に連結することができる(図18)。ただし、連結
金具27は、柱材21の保持溝21aの底面に埋め込む
ようにして釘付けする垂直片27aの下部に補強片27
c、27c付きの台座片27bを突設して構成されてお
り、ボルト27dは、ナット27d1 を介して台座片2
7bに掛けられている。また、土台11上の横材22の
先端には、台座片27b、ボルト27dを収納する切欠
き22gが形成されている。なお、図18(B)は、同
図(A)のC矢視相当図である。ただし、連結金具2
7、ボルト27dは、図18に拘らず、柱材21の左右
両側に対称的に配設してもよいものとする。
【0038】各柱材21の保持溝21aは、互いに平行
な細幅の2条とし(図19)、各横材22の先端のほぞ
22cは、保持溝21a、21aに適合する2条として
もよい。また、各ユニットの最上段の横材22の先端
は、突条22aの上面から斜めに打ち込むねじ釘28を
介して柱材21に固定してもよい(図20)。
【0039】以上の説明において、建物の隅角に位置す
る柱材21は、隣接する2側面に保持溝21a、21a
を形成し、直交する2壁面を形成する横材22、22…
の先端を保持すればよい。部屋の隅角に位置する柱材2
1についても同様である。また、柱材21は、その1側
面のみ、または3側面、4側面にそれぞれ保持溝21a
を形成することにより、壁面の終端位置に対応させ、ま
たはT字状、十字状に交差する壁面に対応させることが
できる。
【0040】なお、上下に隣接する横材22、22の連
結形態、柱材21と横材22との連結形態、横材22と
土台11との連結形態は、以上説明した各形態をそれぞ
れ任意に組み合わせることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、左右の柱材の間に横材を多段に積み重ねることによ
って、横材は、上面の突条に下面の係合溝を嵌合させる
とともに、両端のほぞを柱材の保持溝に差し込み、吸放
湿性を備える壁面を形成することができるから、調湿機
能を有する高断熱の壁面を容易に構築することができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成分解斜視説明図
【図2】 要部拡大構成説明図
【図3】 要部拡大縦断面図
【図4】 要部拡大分解構成図
【図5】 要部拡大組立説明図
【図6】 他の実施の形態を示す模式正面図
【図7】 他の実施の形態を示す要部模式説明図
【図8】 他の実施の形態を示す要部拡大分解斜視図
【図9】 他の実施の形態を示す要部拡大模式説明図
【図10】 他の実施の形態を示す図6相当図
【図11】 図10の模式説明図
【図12】 他の実施の形態を示す斜視図
【図13】 図12の要部拡大構成説明図
【図14】 他の実施の形態を示す要部分解斜視図
【図15】 図14の要部拡大図(1)
【図16】 図14の要部拡大図(2)
【図17】 図14の要部拡大説明図
【図18】 他の実施の形態を示す要部拡大説明図
【図19】 他の実施の形態を示す図4相当図
【図20】 他の実施の形態を示す要部拡大構成図
【符号の説明】
11…土台 11a…突条 21…柱材 21a…保持溝 22…横材 22a…突条 22b…係合溝 22c…ほぞ 22d…継手 23…込栓 24…だぼ 25…通しボルト 31…梁材 31a…係合溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の柱材と、該柱材の間に多段に積み
    重ねる横材とを備えてなり、該横材は、それぞれ互いに
    嵌合可能な上面の突条、下面の係合溝を全長に形成し、
    前記柱材の保持溝に差し込むほぞを両端に形成すること
    を特徴とする木造建物の壁構造。
  2. 【請求項2】 前記柱材は、土台上に立設し、該土台
    は、最下段の前記横材の係合溝に嵌合可能な突条を上面
    の全長に形成することを特徴とする請求項1記載の木造
    建物の壁構造。
  3. 【請求項3】 前記柱材は、梁材を支持し、該梁材は、
    最上段の前記横材の突条に嵌合可能な係合溝を下面の全
    長に形成することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の木造建物の壁構造。
  4. 【請求項4】 前記横材は、継手を介して継ぎ合わせる
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記
    載の木造建物の壁構造。
  5. 【請求項5】 前記横材は、上下に貫通する込栓を介し
    て連結することを特徴とする請求項1ないし請求項4の
    いずれか記載の木造建物の壁構造。
  6. 【請求項6】 前記横材は、上下に共通に係合するだぼ
    を介して連結することを特徴とする請求項1ないし請求
    項4のいずれか記載の木造建物の壁構造。
  7. 【請求項7】 前記横材は、上下に貫通する通しボルト
    を介して一体に組み立てることを特徴とする請求項1な
    いし請求項6のいずれか記載の木造建物の壁構造。
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