JP2003176321A - ポリプロピレン系延伸フィルム - Google Patents
ポリプロピレン系延伸フィルムInfo
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Abstract
ートシール性に優れた延伸フィルムを提供する。 【解決手段】 示差走査型熱量計を用いる融点測定にお
いて、最大吸熱ピークを示す温度T(℃)を中心とし
て、T−10(℃)〜T+10(℃)の範囲における吸
熱量(主吸熱量(J/g))が、53〜170℃の範囲
における吸熱量(総吸熱量(J/g))に対して15〜
36%であるプロピレンとα−オレフィンおよび/また
はエチレンの共重合体を含む延伸フィルム用ポリプロピ
レン組成物からなる層を含み、少なくとも一軸方向に延
伸された延伸フィルム。
Description
性、コロナ処理後の低温ヒートシール性に優れた延伸フ
ィルムに関するものである。
衛生性などに優れているためフィルム、シートなどの分
野で幅広く利用されている。中でも、食品包装分野など
においては、低温ヒートシール性を持つ材料が要望され
ている。低温ヒートシール性を持つ材料としては、例え
ば、特公平2-57770号公報には、特定の触媒系
で、特定の重合法で得られさらに共重合成分として特定
のコモノマーを主成分として、限定量含有し、しかも、
特定の冷キシレン可溶部を有し、特定の沸騰ヘプタン不
溶部を有する共重合体をヒートシール層として積層した
低温ヒートシール性と透明性が優れ、しかも、ブロッキ
ングが少なく耐スクラッチ性の良好なポリプロピレン積
層フィルムが記載されている。
定の触媒系および重合法で得られる特定のコモノマー組
成、分子量分布および特定の冷キシレン可溶部および冷
キシレン可溶部組成を持つプロピレンと炭素数4以上の
α−オレフィンとのランダム共重合体をヒートシール樹
脂として積層した良好な透明性、耐ブロッキング性を損
なうことなく、優れた低温ヒートシール性とホットタッ
ク性を併せ持つポリプロピレン積層フィルムが記載され
ている。しかしながら、近年、食品包装分野などにおい
ては、製袋速度が高速化されており、さらに低温ヒート
シール性に優れた材料、コロナ処理後の低温ヒートシー
ル性に優れた材料が要望されている。
ヒートシール性、コロナ処理後の低温ヒートシール性に
優れた延伸フィルムを提供することにある。
に鑑み、鋭意検討した結果、示差走査型熱量計を用いる
融点測定において、最大吸熱ピークを示す温度を中心と
する特定の温度範囲における吸熱量が、一定の温度範囲
における吸熱量に対して特定範囲の割合であるプロピレ
ンとα−オレフィンおよび/またはエチレンの共重合体
を含む延伸フィルム用ポリプロピレン組成物からなる層
を含み、少なくとも一軸方向に延伸された延伸フィルム
が、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
用いる融点測定において、最大吸熱ピークを示す温度T
(℃)を中心として、T−10(℃)〜T+10(℃)
の範囲における吸熱量(主吸熱量(J/g))が、53
〜170℃の範囲における吸熱量(総吸熱量(J/
g))に対して15〜36%であるプロピレンとα−オ
レフィンおよび/またはエチレンの共重合体を含む延伸
フィルム用ポリプロピレン組成物からなる層を含み、少
なくとも一軸方向に延伸された延伸フィルムに係るもの
である。以下、本発明について詳細に説明する。
α−オレフィンおよび/またはエチレンの共重合体は、
示差走査型熱量計を用いる融点測定において、最大吸熱
ピークを示す温度T(℃)を中心として、T−10
(℃)〜T+10(℃)の範囲における吸熱量(主吸熱
量(J/g)が、53〜170℃の範囲における吸熱量
(総吸熱量(J/g)に対して15〜36%であるプロ
ピレンとα−オレフィンおよび/またはエチレンの共重
合体である。
られる試料は、具体的には、上記のプロピレンとα−オ
レフィンおよび/またはエチレンの共重合体を熱プレス
成形(230℃で5分間予熱後、3分間かけて50kg
f/cm2Gまで昇圧し2分間保圧した後、30℃、30
kgf/cm2Gで5分間冷却)して得られた厚さ0.5
mmのシートである。
は、具体的には、示差走査型熱量計(パーキンエルマー
社製、DSC−7型)を用い、上記のシート約10mg
を窒素雰囲気下220℃で5分間熱処理のち、降温速度
300℃/分で150℃まで冷却し、150℃において
1分間保温し、さらに降温速度5℃/分で50℃まで冷
却し、50℃において1分間保温して、50℃から18
0℃まで昇温速度5℃/分で加熱した際に得られる融解
曲線を得た。得られた融解曲線において、53℃におけ
る点と170℃における点を結んで得られる直線(ベー
スライン)と融解曲線とで囲まれる面積(総吸熱量)に
対する、最大吸熱ピークを示す温度T(℃)を中心とし
て、T−10(℃)〜T−10(℃)の範囲における融
解曲線とベースラインとで囲まれる面積(主吸熱量)の
割合((主吸熱量/総吸熱量)×100)が15〜36
%である。
好ましくは18〜35%であり、さらに好ましくは20
〜34%である。この割合が36%を超えた場合、ポリ
プロピレン組成物の融点分布が狭くなり、製膜加工温度
域でフィルムのベタツキが生じて操業性が悪化したり、
フィルムの耐コロナ処理性が悪化することがある。ま
た、この割合が15%未満の場合、製膜加工時の結晶化
速度が遅くなり、製膜の操業性が悪化することがある。
フィンおよび/またはエチレンの共重合体の230℃で
測定されるメルトフローレート(MFR)としては、流
動性、または、フィルム製膜性の観点から、好ましくは
0.1〜50g/10分であり、さらに好ましくは1〜2
0g/10分である。
フィンおよび/またはエチレンの共重合体は、上記の関
係を有するものであれば、特に限定されるものではない
が、好ましくは、プロピレンとα−オレフィンおよび/
またはエチレンの共重合体が、下記(要件1)および
(要件2)を満足するプロピレンと炭素数4以上のα−
オレフィンの共重合体部分またはプロピレンと炭素数4
以上のα−オレフィンとエチレンの共重合体部分(A成
分)1〜30重量%と、下記(要件3)および(要件
4)を満足するプロピレンと炭素数4以上のα−オレフ
ィンの共重合体部分またはプロピレンと炭素数4以上の
α−オレフィンとエチレンの共重合体部分(B成分)70
〜99重量%を含む共重合体である。(なお、プロピレ
ンとα−オレフィンおよび/またはエチレンの共重合体
の全重量を100重量%とする。) (要件1)A成分中の炭素数4以上のα―オレフィン含
量が1〜15モル%未満である。 (要件2)A成分中のエチレン含量が5モル%以下であ
る。 (要件3)B成分中の炭素数4以上のα―オレフィン含
量が15〜30モル%である。 (要件4)B成分中のエチレン含量が5モル%以下であ
る。
フィンおよび/またはエチレンの共重合体が、上記のA
成分とB成分を含む共重合体である場合、A成分の含量
として、通常は1〜30重量%であり、好ましくは5〜
30重量%であり、さらに好ましくは5〜20重量であ
る。B成分の含量として、通常は70〜99重量%であ
り、好ましくは70〜95重量%であり、さらに好まし
くは80〜95重量%である。A成分の含量は、重合時
のパウダーの性状、重合体の生産性やフィルムのヒート
シール性の観点から、通常は、上記の1〜30重量%の
範囲(即ち、B成分の含量は70〜99重量%)であ
る。
含量として、通常は1〜15モル%未満であり、好まし
くは5〜15モル%未満であり、さらに好ましくは5〜
10モル%である。A成分中のα−オレフィン含量は、
製膜加工時のベタツキの観点から、通常は、上記の1〜
15モル%未満の範囲である。
モル%以下で、好ましくは3モル%以下である。A成分
中のエチレン含量は、フィルムの経時白化や製膜加工時
のベタツキの観点から、通常は、上記の5モル%以下の
範囲である。
含量として、通常は15〜30モル%で、好ましくは1
5〜25モル%である。B成分中のα−オレフィンの含
量は、フィルムのヒートシール性や製膜加工時のベタツ
キの観点から、通常は、上記の15〜30重量%の範囲
である。
モル%以下で、好ましくは3モル%以下である。B成分
中のエチレン含量は、フィルムの経時白化や製膜加工時
のベタツキの観点から、通常は、上記の5モル%以下の
範囲である。
レフィンとして、好ましくは炭素数4〜20のα−オレ
フィンであり、より好ましくは炭素数4〜12のαオレ
フィンである。例えば、1−ブテン、2−メチル−1−
プロペン、1−ペンテン、2−メチル−1−ブテン、3
−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、2−エチル−1
−ブテン、2,3−ジメチル−1−ブテン、2−メチル
−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチ
ル−1−ペンテン、3,3−ジメチル−1−ブテン、1
−ヘプテン、メチル−1−ヘキセン、ジメチル−1−ペ
ンテン、エチル−1−ペンテン、トリメチル−1−ブテ
ン、メチルエチル−1−ブテン、1−オクテン、メチル
−1−ペンテン、エチル−1−ヘキセン、ジメチル−1
−ヘキセン、プロピル−1−ヘプテン、メチルエチル−
1−ヘプテン、トリメチル−1−ペンテン、プロピル−
1−ペンテン、ジエチル−1−ブテン、1−ノネン、1
−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン等が挙げら
れ、好ましくは、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキ
セン、1−オクテンであり、さらに好ましくは、共重合
特性、経済性等の観点から、1−ブテン、1−ヘキセン
である。
フィンおよび/またはエチレンの共重合体が、上記のA
成分とB成分を含む共重合体である場合、その具体例と
しては、(プロピレン−1−ブテン)−(プロピレン−
1−ブテン)共重合体、(プロピレン−1−ブテン)−
(プロピレン−1−ブテン−エチレン)共重合体、(プ
ロピレン−1−ブテン−エチレン)−(プロピレン−1
−ブテン)共重合体、(プロピレン−1−ブテン−エチ
レン)−(プロピレン−1−ブテン−エチレン)共重合
体などが挙げられる。
フィンおよび/またはエチレンの共重合体の製造方法
は、特に制限されるものではなく、公知の重合触媒と公
知の重合方法を用いる製造方法が挙げられる。
ム、チタンおよびハロゲンを必須成分とする固体触媒成
分等からなるTi−Mg系触媒、前記固体触媒成分に有
機アルミニウム化合物および必要に応じて電子供与性化
合物等の第3成分を組み合わせた触媒系、及び、メタロ
セン系触媒等が挙げられ、好ましくは、マグネシウム、
チタンおよびハロゲンを必須成分とする固体触媒成分有
機アルミニウム化合物及び電子供与性化合物からなる触
媒系である。
須成分とする固体触媒成分としては例えば、特開昭61
−218606号公報、特開昭61−287904号公
報、特開平7−216017号公報等に記載された固体
触媒成分が挙げられる。
チルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ
エチルアルミニウムとジエチルアルミニウムクロライド
の混合物およびテトラエチルジアルモキサン等が好まし
く用いられる、
チル−n−プロピルジメトキシシラン、tert−ブチ
ルエチルジメトキシシラン、ジシクロペンチルジメトキ
シシラン等が好ましく用いられる。
フィンおよび/またはエチレンの共重合体の製造方法と
しては、本発明で用いられるプロピレンとα−オレフィ
ンおよび/またはエチレンの共重合体を少なくとも1つ
以上の重合反応器用いて、プロピレンとα−オレフィン
および/またはエチレンを重合して製造する方法や、プ
ロピレンとα−オレフィンおよび/またはエチレンを個
別に重合して得られた重合体を混合や溶融混練して、本
発明で用いられるプロピレンとα−オレフィンおよび/
またはエチレンの共重合体を製造する方法が挙げられ
る。
プロピレンと炭素数4以上のα−オレフィンの共重合体
部分またはプロピレンと炭素数4以上のα−オレフィン
とエチレンの共重合体部分(A成分)を製造し、次いで
第二工程以降でプロピレンと炭素数4以上のα−オレフ
ィンの共重合体部分またはプロピレンと炭素数4以上の
α−オレフィンとエチレンの共重合体部分(B成分)を製
造する多段重合方法である。
プタン、オクタン、デカン、シクロヘキサン、メチルシ
クロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの炭
化水素に代表される不活性溶剤を用いる溶剤重合法、液
状のモノマーを溶剤として用いる塊状重合法、気体のモ
ノマー中で行う気相重合法などが挙げられる。この中で
も、塊状重合法、気相重合法が後処理も容易であるため
に好ましい。
0〜150℃であり、好ましくは35〜95℃である。
この温度範囲での重合が生産性の面からは好ましく、所
望するA成分、B成分の含有量を得るのにも好ましい。
した後、同一の重合反応器で引き続いて製造する場合
と、A成分の製造後、異なる重合反応器で製造する場合
がある。A成分の製造後、異なる重合反応器で製造する
場合の重合法に関しても溶剤重合法、塊状重合法、気相
重合法、またはこれらの組み合わせからなる重合法を用
いることができる。特に塊状重合法、気相重合法、また
はこれらの組み合わせからなる重合法が、重合触媒の活
性が高く、後処理も容易であるため好ましい。
(A)の重合温度と同一でもよく、異なっていてもよい
が、通常20〜150℃であり、好ましくは35〜95
℃である。
フィンおよび/またはエチレンの共重合体は、製造され
た後、必要に応じて、触媒の失活、脱溶剤、脱モノマ
ー、乾燥、造粒などの後処理を行った後、本発明に用い
てもよい。
フィンおよび/またはエチレンの共重合体には、必要に
応じて、添加剤やその他の樹脂を添加して、樹脂組成物
としてもよい。添加剤としては、例えば、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、造核剤、粘着剤、防
曇剤、アンチブロッキング剤等が挙げられる。
フィンおよび/またはエチレンの共重合体、またはこの
重合体を含む樹脂組成物のメルトフローレート(MF
R)は、溶融混練時に公知の方法で変化させてもよい。
例えば、必要に応じて、有機過酸化物を使用して、上記
重合体、または樹脂組成物のメルトフローレート(MF
R)を変化させて、流動性を調節することができる。
れるプロピレンとα−オレフィンおよび/またはエチレ
ンの共重合体を含む層を含み、少なくとも一軸方向に延
伸された延伸フィルムである。本発明の延伸フィルムと
しては、本発明で用いられるプロピレンとα−オレフィ
ンおよび/またはエチレンの共重合体を含む層のみから
なる単層延伸フィルム、異なる樹脂を含む基材層と本発
明で用いられるプロピレンとα−オレフィンおよび/ま
たはエチレンの共重合体を含む層からなる多層延伸フィ
ルムなどが挙げられる。好ましくは、多層延伸フィルム
であり、特に好ましくは、少なくとも一方の最外層に本
発明で用いられるプロピレンとα−オレフィンおよび/
またはエチレンの共重合体を含む層が積層された多層延
伸フィルムである。
れる樹脂としては、例えば、結晶性α−オレフィン重合
体が用いられ、特に結晶性ポリプロピレンが好適に使用
される。結晶性ポリプロピレンは一般には、沸騰ヘプタ
ン不溶部分を80重量%以上含み、極限粘度([η])
が1.3〜4.2dl/gであり、重合体のプロピレン成
分が95重量%以上のものが好適に使用できる。また、
結晶性ポリプロピレンは、5重量%以下のエチレンおよ
び/または1−ブテン成分を含んでいてもよい。
法としては、特に制限されるものではなく、公知の方法
が挙げられ、例えば、以下に述べる(1)縦方向一軸延
伸方式、(2)横方向一軸延伸方式、(3)逐次二軸延
伸方式、(4)同時二軸延伸方式、または(5)チュー
ブラー二軸延伸方式などが挙げられる。
ロールにてシート状に冷却固化する。次いで得られたシ
ートを一連の加熱ロールにて縦方向に予熱、延伸するこ
とによりフィルムを製膜する。必要に応じてコロナ処理
等を実施し、巻き取る。
ロールにてシート状に冷却固化する。次いで得られたシ
ートの両端を流れ方向に沿って並んだ2列のチャックで
それぞれ掴み、予熱部、延伸部、および熱処理部からな
る加熱炉にて、該2列のチャック間隔を広げることによ
り横方向に延伸し、必要に応じてコロナ処理等を実施
し、巻き取る。
ロールにてシート状に冷却固化する。次いで得られたシ
ートを一連の加熱ロールにて縦方向に予熱、延伸する。
続いて、得られた縦延伸シートの両端を流れ方向に沿っ
て並んだ2列のチャックでそれぞれ掴み、予熱部、延伸
部、および熱処理部からなる加熱炉にて、該2列のチャ
ック間隔を広げることにより横方向に延伸し、必要に応
じてコロナ処理等を実施し、巻き取る。原料樹脂の押出
機における溶融温度は、分子量により変更する場合があ
るが、通常230℃〜290℃の範囲で行われる。縦延
伸温度は130〜150℃、縦延伸倍率は、4〜6倍で
通常行われ、横延伸温度は150〜165℃、横延伸倍
率は8〜10倍で通常行われる。
冷却ロールにてシート状に冷却固化する。次いで得られ
たシートの両端を流れ方向に沿って並んだ2列のチャッ
クでそれぞれ掴み、予熱部、延伸部、および熱処理部か
らなる加熱炉にて、該2列のチャック間隔と列内の個々
のチャック間隔を広げることにより、縦方向と横方向へ
同時に延伸し、必要に応じてコロナ処理等を実施し、巻
き取る。
し、水槽にてチューブ状に冷却固化する。次いで得られ
たチューブを加熱炉あるいは一連の熱ロールにて予熱
し、次いで低速ニップロールを通し、高速ニップロール
で巻き取ることにより流れ方向に延伸する。この際、低
速ニップロールと高速ニップロールの間に蓄えられた空
気の内圧によってチューブを膨らませることにより、幅
方向にも延伸する。高速ニップロールを通った延伸フィ
ルムを加熱炉あるいは一連の熱ロールにて熱処理し、必
要に応じてコロナ処理等を実施し、巻き取る。
具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されるもの
ではない。実施例及び比較例で用いた試料の調整方法、
物性の測定方法を下記に示した。
びB成分の含量(単位:重量%)物質収支から求めた。
含量(単位:モル%) 高分子ハンドブック(1995年、紀伊国屋書店発行)
の第619頁に記載されているIRスペクトル測定を行
い、A成分およびプロピレン系共重合体の1−ブテン含
量を求めた。B成分中の1−ブテン含量は、共重合体の
A成分とB成分の含量、および共重合体とA成分の1−
ブテン含量を用いて次式から計算した。 (B成分の1−ブテン含量(モル%))=(共重合体の
1−ブテン含量(モル%))×100−(A成分の1−
ブテン含量(モル%)×(A成分の含量(モル%))/
(B成分の含量(モル%))
g) ウベローデ型粘度計を用いて135℃のテトラリン中で
測定を行った。 (3−1)A成分、B成分の極限粘度([η]A、[η]
B、単位:dl/g) 第一工程のA成分の重合終了後に測定した極限粘度[η]
Aと、第二工程の重合終了後に測定した共重合体の極限
粘度[η]AB、およびA成分の割合(PA(重量
%))、B成分の割合(PB(重量%))から、次式に
よりB成分の極限粘度[η]Bを求めた。 [η]B=([η]AB−[η]A×PA/100)×100
/PB
位:g/10分) JIS K7210に従い、温度230℃、荷重21.
18Nで測定した。
れたヒートシーラー(東洋精機製)で2kg/cm2G
の荷重で2秒間圧着してヒートシールを行った。このサ
ンプルを一昼夜23℃、湿度50%で状態調整したの
ち、23℃、湿度50%で剥離速度200mm/分、剥
離角度180度で剥離した時の剥離抵抗力が300g/
25mmになるシール温度を求め、ヒートシール温度と
した。
℃)および主吸熱量の総吸熱量に対する割合(単位:
%) (6−1)最大吸熱ピーク温度(T、単位:℃) ポリプロピレン組成物を熱プレス成形(230℃で5分
間予熱後、3分間かけて50kgf/cm2Gまで昇圧し
2分間保圧した後、30℃、30kgf/cm2Gで5分
間冷却)して、厚さ0.5mmのシートを作成し、示差
走査型熱量計(パーキンエルマー社製、DSC−7型)
を用い、そのシート10mgを窒素雰囲気下220℃で
5分間熱処理後、降温速度300℃/分で150℃まで
冷却し、150℃において1分間保温し、さらに降温速
度5℃/分で50℃まで冷却し、50℃において1分間
保温した後、50℃から180℃まで昇温速度5℃/分
で加熱した際に得られる融解曲線において、最大吸熱ピ
ークを示す温度T(℃)を測定した。
合(%) 得られた融解曲線において、53℃における点と170
℃における点を結んで得られる直線(ベースライン)と
融解曲線とで囲まれる面積(総吸熱量)に対する、最大
吸熱ピークを示す温度T(℃)を中心として、T−10
(℃)〜T−10(℃)の範囲における融解曲線とベー
スラインとで囲まれる面積(主吸熱量)を求め、下記式
から計算した。 主吸熱量の総吸熱量に対する割合=(主吸熱量/総吸熱
量)×100
容器を窒素で置換した後、ヘキサン80L、テトラブト
キシチタン6.55モル、フタル酸ジイソブチル2.8
モルおよびテトラブトキシシラン98.9モルを投入し
均一溶液とした。次に濃度2.1モル/Lのブチルマグ
ネシウムクロリドのジイソブチルエーテル溶液51Lを
反応容器内の温度を5℃に保ちながら5時間かけて徐々
に滴下した。滴下終了後室温でさらに1時間攪拌した
後、室温で固液分離し、トルエン70Lで3回洗浄を繰
り返した。次いで、スラリー濃度は0.6Kg/Lにな
るようにトルエンを抜き出した後、n−ブチルエーテル
8.9モルと四塩化チタン274モルの混合液を加えた
後、更にフタル酸クロライドを20.8モル加え110
℃で3時間反応を行った。反応終了後、95℃でトルエ
ンで2回洗浄を行った。次いで、スラリー濃度を0.6
Kg/Lに調整した後、ヒタル酸ジイソブチル3.13
モル、n−ジブチルエーテル8.9モルおよび四塩化チ
タン137モルを加え、105℃で1時間反応を行っ
た。反応終了後、同温度で固液分離した後、95℃でト
ルエン90Lで2回洗浄を行った。次いで、スラリー濃
度を0.6Kg/Lに調整した後、n−ジブチルエーテ
ル8.9モルおよび四塩化チタン137モルを加え、9
5℃で1時間反応を行った。反応終了後、同温度で固液
分離し、同温度でトルエン90Lで3回洗浄を行った。
次いで、スラリー濃度を0.6Kg/Lに調整した後、
n−ジブチルエーテル8.9モルおよび四塩化チタン1
37モルを加え、95℃で1時間反応を行った。反応終
了後、同温度で固液分離し、同温度でトルエン90Lで
3回洗浄を行った後、更にヘキサン90Lで3回洗浄し
た後、減圧乾燥して固体触媒成分11.0Kgを得た。
固体触媒成分はチタン原子1.89重量%、マグネシウ
ム原子20重量%、フタル酸エステル8.6重量%、エ
トキシ基0.05重量%、ブトキシ基0.21重量%を
含有した微紛のない良好な粒子性状を有していた。
拌機付きのSUS製オートクレーブに充分に脱水、脱気
処理したn−ヘキサン1.5L、トリエチルアルミウム
37.5ミリモル、t−ブチル−n−プロピルジメトキ
シシラン3.75ミリモルおよび上記固体触媒成分15
gを添加し、槽内温度を5〜15℃に保ちながらプロピ
レン15gを30分かけて連続的に供給し予備活性化を
行った後、得られた固体触媒スラリーを内容積200L
の攪拌機付きSUS製オートクレーブに移送し液状ブタ
ン140Lを加えて希釈し5℃以下の温度で保存した。
合槽において、液状プロピレン35Kg/hr、1−ブ
テン13Kg/Hrおよび気相部の濃度が0.5vol
%に保持される量の水素を供給し、さらに予備活性化さ
れた固体触媒成分0.6g/hrを供給し、重合温度を
60℃、実質的な槽内滞留スラリー量を90Lに保持す
る条件にて液状プロピレンを媒体とするスラリー重合を
継続した。この時の重合体生成量は2.0Kg/hrで
あり、重合体の一部を分析した結果ブテン含量7.7モ
ル%であった。得られた重合体を含むスラリーは失活す
ることなく第二工程重合槽へ連続的に移送した。
相流動床反応器において、流動床の重合体保持量80K
g、重合温度65℃、重合圧力1.15MPa、気相部
の水素濃度を2.5vol%、気相部の1−ブテン濃度
を25vol%に保持するようにプロピレン、水素、1
−ブテンが供給された条件下に、第一工程反応器より移
送される固体触媒成分含有重合体およびトリエチルアル
ミニュウム50ミリモル/hrおよびt−ブチル−n−
プロピルジメトキシシラン5ミリモル/hrを供給し連
続重合を継続することにより重合体22.2Kg/hr
を得た。重合体の1−ブテン含量は20モル%であっ
た。第一工程での重合体(A成分)と第二工程での重合
体(B成分)の重量比は各工程での重合体生成量より1
0/90であり、B成分の1−ブテン含量は22モル%
であった。
テアリン酸カルシム 0.1重量、チバスペシャリティ
ーケミカルズ製イルガノックス1010 0.05重量
部、住友化学工業(株)製6−ジターシャリーブチル−
4−メチルフェノール(BHT) 1.0重量部を混合
し、溶融混練し、ペレットを得た。得られたペレットの
MFRは、8.0g/10分であった。
られたペレットを用い、基材層用に住友化学工業(株)
製FS2011DG2(融点159℃、MFR=2.5
g/10分のポリプロピレン)を用い、それぞれ樹脂温
度230℃、260℃にて各々別の押出機で溶融混練
し、一基の共押出しTダイに供給した。このTダイか
ら、表層/基材層/表層の2種3種構成として押出され
た樹脂を30℃の冷却ロールにて急冷、固化することに
より、厚さ1mmのキャストシートを得た。
を、予熱後、延伸温度145℃にて縦延伸機のロール周
速差により縦方向に5倍延伸し、引き続いて加熱炉にて
延伸温度162℃にて横方向に8倍延伸したのち、17
0℃で熱処理を行い、更に一部のフィルムには、42d
yne/cmの濡れ張力を示すようにコロナ処理を施し
て、厚さ1μm/20μm/1μmの多層二軸延伸フィ
ルムを得、巻取り機で巻き取った。得られたフィルムの
物性の評価結果を表1に示した。
化チタン型固体触媒系を用い、一段の気相重合により、
プロピレン−1−ブテン共重合体を得た。得られた共重
合体中の1−ブテン含量は19モル%であった。本共重
合体を実施例1と同様にペレット化し(MFR=8.2
g/10分)、製膜・物性評価を実施した。評価結果を
表1に示した。総吸熱量に対する主吸熱量が多い共重合
体を用いたため、ヒートシール温度が高かった。
-Mg複合型固体触媒系を用い、一段の気相重合によ
り、プロピレン−1−ブテン共重合体を得た。得られた
共重合体中の1−ブテン含量は19モル%であった。本
共重合体を実施例1と同様にペレット化し(MFR=
8.7g/10分)、製膜・物性評価を実施した。評価
結果を表1に示した。総吸熱量に対する主吸熱量が多い
共重合体を用いたため、ヒートシール温度が高かった。
て、低温ヒートシール性、コロナ処理後の低温ヒートシ
ール性に優れた延伸フィルムを得ることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】示差走査型熱量計を用いる融点測定におい
て、最大吸熱ピークを示す温度T(℃)を中心として、
T−10(℃)〜T+10(℃)の範囲における吸熱量
(主吸熱量(J/g))が、53〜170℃の範囲にお
ける吸熱量(総吸熱量(J/g))に対して15〜36
%であるプロピレンとα−オレフィンおよび/またはエ
チレンの共重合体を含む層を含み、少なくとも一軸方向
に延伸された延伸フィルム。 - 【請求項2】プロピレンとα−オレフィンおよび/また
はエチレンの共重合体が、下記(要件1)および(要件
2)を満足するプロピレンと炭素数4以上のα−オレフ
ィンの共重合体部分またはプロピレンと炭素数4以上の
α−オレフィンとエチレンの共重合体部分(A成分)1
〜30重量%と、下記(要件3)および(要件4)を満
足するプロピレンと炭素数4以上のα−オレフィンの共
重合体部分またはプロピレンと炭素数4以上のα−オレ
フィンとエチレンの共重合体部分(B成分)70〜99重
量%を含むことを特徴とする請求項1記載の延伸フィル
ム。 (要件1)A成分中の炭素数4以上のα―オレフィン含
量が1〜15モル%未満である。 (要件2)A成分中のエチレン含量が5モル%以下であ
る。 (要件3)B成分中の炭素数4以上のα―オレフィン含
量が15〜30モル%である。 (要件4)B成分中のエチレン含量が5モル%以下であ
る。 - 【請求項3】プロピレンとα−オレフィンおよび/また
はエチレンの共重合体が、該共重合体のA成分1〜30
重量%が第一工程で得られ、次いでB成分70〜99重
量%が第二工程以降で得られた共重合体であることを特
徴とする請求項2記載の延伸フィルム。 - 【請求項4】プロピレンとα−オレフィンおよび/また
はエチレンの共重合体が、Ti,Mg、ハロゲンを必須
成分として含有する触媒系を用いて、プロピレンとα−
オレフィンおよび/またはエチレンを重合して得られた
共重合体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の延伸フィルム。
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