JP2005264151A - 二軸延伸ポリプロピレンフィルム - Google Patents
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Abstract
【課題】 高温下での寸法安定性に優れ、剛性および耐ブロッキング性に優れる二軸延伸ポリプロピレンフィルムを提供する。
【解決手段】 下記の要件(1)〜(3)を満足する結晶性ポリプロピレン(I)を縦方向および横方向の二軸の方向へ延伸して作成されたフィルムであって、縦方向の130℃における加熱収縮率と横方向のヤング率が下記の(式1)を満足し、該フィルムの120℃における縦方向の加熱収縮率が3%以下である二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
(1)融点が150℃以上165℃以下である。
(2)20℃キシレン可溶成分量が0.1重量%以上2重量%以下である。
(3)メルトフローレートが0.1g/10分以上10g/10分以下である。
横方向のヤング率 ≦ −850×(縦方向の加熱収縮率)+7000 (式1)
【選択図】 なし
【解決手段】 下記の要件(1)〜(3)を満足する結晶性ポリプロピレン(I)を縦方向および横方向の二軸の方向へ延伸して作成されたフィルムであって、縦方向の130℃における加熱収縮率と横方向のヤング率が下記の(式1)を満足し、該フィルムの120℃における縦方向の加熱収縮率が3%以下である二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
(1)融点が150℃以上165℃以下である。
(2)20℃キシレン可溶成分量が0.1重量%以上2重量%以下である。
(3)メルトフローレートが0.1g/10分以上10g/10分以下である。
横方向のヤング率 ≦ −850×(縦方向の加熱収縮率)+7000 (式1)
【選択図】 なし
Description
本発明は二軸延伸ポリプロピレンフィルムに関するものである。より詳しくは、高温下での寸法安定性に優れ、剛性および耐ブロッキング性に優れる二軸延伸ポリプロピレンフィルムに関するものである。
二軸延伸ポリプロピレンフィルムは、経済性、透明性、防湿性、耐薬品性等に優れていることから、種々の用途に使用されている。
例えば、特公平4−17962号公報には、延伸性、耐衝撃性、耐熱収縮性、透明性および剛性に優れたプロピレン共重合体を成形して得られる二軸延伸フィルムとして、1−ブテン含有量が特定の範囲にあり、アイソタクチック値と1−ブテン含有量が特定の関係にあり、極限粘度が特定の範囲にあるプロピレン共重合体を成形して得られる二軸延伸フィルムが記載されている。
例えば、特公平4−17962号公報には、延伸性、耐衝撃性、耐熱収縮性、透明性および剛性に優れたプロピレン共重合体を成形して得られる二軸延伸フィルムとして、1−ブテン含有量が特定の範囲にあり、アイソタクチック値と1−ブテン含有量が特定の関係にあり、極限粘度が特定の範囲にあるプロピレン共重合体を成形して得られる二軸延伸フィルムが記載されている。
また、特開2002−128825号公報には、剛性、耐熱性および延伸性に優れた二軸延伸フィルムとして、メルトフローレイトが特定の範囲にあり、融点が特定の範囲にあり、融解ピークの半値幅と融点が特定の関係にあるプロピレン系重合体を成形して得られる二軸延伸フィルムが記載されている。
上記の公報等に記載されている二軸延伸フィルムにおいて、二軸延伸フィルムの高温下での寸法安定性、剛性および耐ブロッキング性については、さらなる改良が望まれており、特に、例えば、水性インキで印刷が施される場合に行われる乾燥工程や、剥離シート用途において、表面に剥離処理剤を塗布した後に行われる乾燥工程において、二軸延伸フィルムが高温下に晒されることがあり、そのときの寸法安定性について、改良が求められていた。
そして、本発明の目的は、高温下での寸法安定性に優れ、剛性および耐ブロッキング性に優れる二軸延伸ポリプロピレンフィルムを提供することにある。
そして、本発明の目的は、高温下での寸法安定性に優れ、剛性および耐ブロッキング性に優れる二軸延伸ポリプロピレンフィルムを提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討の結果、本発明が上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、
下記の要件(1)〜(3)を満足する結晶性ポリプロピレン(I)を縦方向および横方向の二軸の方向へ延伸して作成されたフィルムであって、縦方向の130℃における加熱収縮率と横方向のヤング率が下記の(式1)を満足し、該フィルムの120℃における縦方向の加熱収縮率が3%以下である二軸延伸ポリプロピレンフィルムに係るものである。
(1)融点が150℃以上165℃以下である。
(2)20℃キシレン可溶成分量が0.1重量%以上2重量%以下である。
(3)メルトフローレートが0.1g/10分以上10g/10分以下である。
横方向のヤング率 ≦ −850×(縦方向の加熱収縮率)+7000 (式1)
すなわち、本発明は、
下記の要件(1)〜(3)を満足する結晶性ポリプロピレン(I)を縦方向および横方向の二軸の方向へ延伸して作成されたフィルムであって、縦方向の130℃における加熱収縮率と横方向のヤング率が下記の(式1)を満足し、該フィルムの120℃における縦方向の加熱収縮率が3%以下である二軸延伸ポリプロピレンフィルムに係るものである。
(1)融点が150℃以上165℃以下である。
(2)20℃キシレン可溶成分量が0.1重量%以上2重量%以下である。
(3)メルトフローレートが0.1g/10分以上10g/10分以下である。
横方向のヤング率 ≦ −850×(縦方向の加熱収縮率)+7000 (式1)
本発明によれば、高温下での寸法安定性に優れ、剛性および耐ブロッキング性に優れる二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得ることができる。
本発明で用いられる結晶性ポリプロピレン(I)としては、具体的にはプロピレン単独重合体および、プロピレンとエチレンとを共重合して得られるプロピレン−エチレン共重合体、プロピレンと炭素数4以上のα−オレフィンとを共重合して得られるプロピレン−α−オレフィン共重合体が挙げられる。
結晶性ポリプロピレン(I)として好ましくは、プロピレンとエチレンとを共重合して得られるプロピレン−エチレン共重合体、プロピレンと炭素数4以上のα−オレフィンとを共重合して得られるプロピレン−α−オレフィン共重合体であり、より好ましくはプロピレンと1−ブテンを共重合して得られるプロピレン−1−ブテン共重合体である。
結晶性ポリプロピレン(I)に用いられる、炭素数4以上のα−オレフィンとしては、好ましくは炭素数4〜20のα−オレフィンであり、より好ましくは炭素数4〜12のα−オレフィンであり、例えば、1−ブテン、2−メチル−1−プロペン、1−ペンテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、2−エチル−1−ブテン、2,3−ジメチル−1−ブテン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、3,3−ジメチル−1−ブテン、1−ヘプテン、2−メチル−1−ヘキセン、2,3−ジメチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ペンテン、2,3,4−トリメチル−1−ブテン、2−メチル−3−エチル−1−ブテン、1−オクテン、5−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ヘキセン、3,3ジメチル−1−ヘキセン、2−プロピル−1−ヘプテン、2−メチル−3−エチル−1−ヘプテン、2,3,4−トリメチル−1−ペンテン、2−プロピル−1−ペンテン、2,3−ジエチル−1−ブテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン等が挙げられる。
好ましくは、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンであり、より好ましくは、共重合性や経済性等の観点から、1−ブテン、1−ヘキセンである。
好ましくは、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンであり、より好ましくは、共重合性や経済性等の観点から、1−ブテン、1−ヘキセンである。
結晶性ポリプロピレン(I)の融点(Tm)は150℃以上、165℃以下であり(要件(1))、好ましくは155℃以上、165℃以下であり、より好ましくは160℃以上、164℃以下である。融点(Tm)が150℃未満の場合、延伸フィルムの剛性が低かったり、加熱収縮率が大きいことがあり、165℃を超えた場合、延伸時の応力が高すぎて、延伸できないことがある。
結晶性ポリプロピレン(I)の融点(Tm)は、示差走査型熱量計(DSC)を用いて測定される結晶性ポリプロピレン(I)の融解曲線において、最大吸熱ピークを示す温度(℃)によって定義される。
結晶性ポリプロピレン(I)の融点(Tm)は、示差走査型熱量計(DSC)を用いて測定される結晶性ポリプロピレン(I)の融解曲線において、最大吸熱ピークを示す温度(℃)によって定義される。
結晶性ポリプロピレン(I)の20℃キシレン可溶成分量(CXS)は0.1重量%以上、2重量%以下であり(要件(2))、好ましくは0.1重量以上、1.5重量%以下であり、さらに好ましくは0.1重量%以上、1.0重量%以下である。なお、結晶性ポリプロピレン(I)の全量を100重量%とする。
結晶性ポリプロピレン(I)のメルトフローレート(MFR)は0.1g/10分以上、10g/10分以下であり(要件(3))、好ましくは1g/10分以上、7g/10分以下、より好ましくは、1g/10分以上、5g/10分以下である。メルトフローレート(MFR)が0.1g/10分未満の場合、押出加工時の流動性が不十分であることがあり、10g/10分を超えた場合、延伸時に破断が起こることがある。
結晶性ポリプロピレン(I)がプロピレンとエチレンを共重合して得られるプロピレン−エチレン共重合体である場合、エチレン含有量は、好ましくは0.1重量%以上、3重量%以下であり、より好ましくは0.3重量%以上、2.5重量%以下であり、さらに好ましくは0.5重量%以上、2重量%以下である。なお、プロピレン−エチレン共重合体の全量を100重量%とする。
結晶性ポリプロピレン(I)がプロピレンと炭素数4以上のα−オレフィンを共重合して得られるプロピレン−α−オレフィン共重合体の場合、α−オレフィン含有量は、好ましくは0.1重量%以上、6重量%以下であり、より好ましくは、0.5重量%以上、5重量%以下であり、さらに好ましくは1重量%以上、4重量%以下である。なお、プロピレン−α−オレフィン共重合体の全量を100重量%とする。
結晶性ポリプロピレン(I)の製造方法としては、公知の重合用触媒を用いてプロピレンを重合する方法、プロピレンとエチレンを共重合する方法やプロピレンとα−オレフィンを共重合する方法が挙げられる。
公知の重合触媒としては、例えば、
(1)マグネシウム、チタンおよびハロゲンを必須成分とする固体触媒成分等からなるTi−Mg系触媒、
(2)マグネシウム、チタンおよびハロゲンを必須成分とする固体触媒成分に、有機アルミニウム化合物と、必要に応じて電子供与性化合物等の第3成分とを組み合わせた触媒系、
(3)メタロセン系触媒等が挙げられる。
好ましくはマグネシウム、チタンおよびハロゲンを必須成分とする固体触媒成分に、有機アルミニウム化合物と電子性供与性化合物とを組み合わせた触媒系である。
公知の重合触媒としては、例えば、
(1)マグネシウム、チタンおよびハロゲンを必須成分とする固体触媒成分等からなるTi−Mg系触媒、
(2)マグネシウム、チタンおよびハロゲンを必須成分とする固体触媒成分に、有機アルミニウム化合物と、必要に応じて電子供与性化合物等の第3成分とを組み合わせた触媒系、
(3)メタロセン系触媒等が挙げられる。
好ましくはマグネシウム、チタンおよびハロゲンを必須成分とする固体触媒成分に、有機アルミニウム化合物と電子性供与性化合物とを組み合わせた触媒系である。
結晶性ポリプロピレン(I)には、必要に応じて添加剤やその他の樹脂を添加してもよい。
添加剤としては、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収材、帯電防止剤、滑剤、造核剤、防曇剤、アンチブロッキング剤等が挙げられる。
その他の樹脂としては、ポリエチレン系樹脂や、結晶性ポリプロピレン(I)以外のポリオレフィン系樹脂が挙げられる。
添加剤としては、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収材、帯電防止剤、滑剤、造核剤、防曇剤、アンチブロッキング剤等が挙げられる。
その他の樹脂としては、ポリエチレン系樹脂や、結晶性ポリプロピレン(I)以外のポリオレフィン系樹脂が挙げられる。
本発明の二軸延伸フィルムは、縦方向(MD方向)の130℃における加熱収縮率と横方向(TD方向)のヤング率が下記の(式1)を満足する二軸延伸ポリプロピレンフィルムである。
横方向のヤング率 ≦ −850×(縦方向の加熱収縮率)+7000 (式1)
縦方向(MD方向)の130℃における加熱収縮率と横方向(TD方向)のヤング率が上記の(式1)の関係を満足しない場合、TD方向の剛性は高いが、高温での寸法安定性が悪かったり、その他の物性バランスが悪かったりすることがある
横方向のヤング率 ≦ −850×(縦方向の加熱収縮率)+7000 (式1)
縦方向(MD方向)の130℃における加熱収縮率と横方向(TD方向)のヤング率が上記の(式1)の関係を満足しない場合、TD方向の剛性は高いが、高温での寸法安定性が悪かったり、その他の物性バランスが悪かったりすることがある
本発明の二軸延伸フィルムの120℃における縦方向(MD方向)の加熱収縮率は、加熱時の加工安定性の観点から、3%以下であり、好ましくは2.5%以下である。
本発明の二軸延伸フィルムの製造方法としては、通常、逐次二軸延伸方式、同時二軸延伸方式、またはチューブラー二軸延伸方式等が挙げられる。
以下、実施例および比較例を用いて、本発明を具体的に説明する。実施例および比較例で用いた試料の調整方法および物性の測定方法を下記に示した。
(1)1−ブテン含量(単位:重量%)
高分子分析ハンドブック(1995年、紀伊国屋書店発行)の第619頁に記載されているIRスペクトル測定を行い、1−ブテン含量を求めた。
高分子分析ハンドブック(1995年、紀伊国屋書店発行)の第619頁に記載されているIRスペクトル測定を行い、1−ブテン含量を求めた。
(2)エチレン含量(単位:重量%)
高分子分析ハンドブック(1995年、紀伊国屋書店発行)の第616頁に記載されているIRスペクトル測定を行い、エチレン含量を求めた。
高分子分析ハンドブック(1995年、紀伊国屋書店発行)の第616頁に記載されているIRスペクトル測定を行い、エチレン含量を求めた。
(3)20℃キシレン可溶成分量(CXS、単位:重量%)
試料1gを沸騰キシレン100mlに完全に溶解させた後、20℃に降温し、4時間放置した。その後、これを析出物と溶液とに濾別し、濾液を乾固して減圧下70℃で乾燥し、残存物を得た。得られた残存物の重量を測定して、20℃キシレン可溶成分量(CXS)を求めた。
試料1gを沸騰キシレン100mlに完全に溶解させた後、20℃に降温し、4時間放置した。その後、これを析出物と溶液とに濾別し、濾液を乾固して減圧下70℃で乾燥し、残存物を得た。得られた残存物の重量を測定して、20℃キシレン可溶成分量(CXS)を求めた。
(4)メルトフローレート(MFR、単位:g/10分)
JIS K7210に従い、温度230℃、荷重21.18Nで測定した。
JIS K7210に従い、温度230℃、荷重21.18Nで測定した。
(5)融点(Tm、単位:℃)
ポリプロピレンを熱プレス成形(230℃で5分間予熱後、3分間かけて50kgf/cm2Gまで昇圧し2分間保圧した後、30℃、30kgf/cm2Gで5分間冷却)して、厚さ0.5mmのシートを作成した。示差走査型熱量計(パーキンエルマー社製、DSC−7型)を用い、作成されたシートの10mgを窒素雰囲気下220℃で5分間熱処理後、降温速度300℃/分で150℃まで冷却し、150℃において1分間保温し、さらに降温速度5℃/分で50℃まで冷却し、50℃において1分間保温した後、50℃から180℃まで昇温速度5℃/分で加熱した際に得られた融解曲線において、最大吸熱ピークを示す温度(℃)を測定した。
ポリプロピレンを熱プレス成形(230℃で5分間予熱後、3分間かけて50kgf/cm2Gまで昇圧し2分間保圧した後、30℃、30kgf/cm2Gで5分間冷却)して、厚さ0.5mmのシートを作成した。示差走査型熱量計(パーキンエルマー社製、DSC−7型)を用い、作成されたシートの10mgを窒素雰囲気下220℃で5分間熱処理後、降温速度300℃/分で150℃まで冷却し、150℃において1分間保温し、さらに降温速度5℃/分で50℃まで冷却し、50℃において1分間保温した後、50℃から180℃まで昇温速度5℃/分で加熱した際に得られた融解曲線において、最大吸熱ピークを示す温度(℃)を測定した。
(6)加熱収縮率(単位:%)
長軸が縦方向(MD)と平行になるように、A4サイズのフィルムを採取し、縦方向(MD)および横方向(TD)にそれぞれ20cmの標線を引き、規定温度に保温しているオーブン中で吊るして5分間保持した。その後、フィルムを取り出し、室温にて30分間冷却した後に、試験片の標線長さを測定した。各方向に対する加熱収縮率を、次の計算式から算出した。
加熱収縮率(%)={(20−加熱後の標線長さ)/20}×100
長軸が縦方向(MD)と平行になるように、A4サイズのフィルムを採取し、縦方向(MD)および横方向(TD)にそれぞれ20cmの標線を引き、規定温度に保温しているオーブン中で吊るして5分間保持した。その後、フィルムを取り出し、室温にて30分間冷却した後に、試験片の標線長さを測定した。各方向に対する加熱収縮率を、次の計算式から算出した。
加熱収縮率(%)={(20−加熱後の標線長さ)/20}×100
(7)ヤング率(単位:MPa)
長さ120mm、幅20mmの試験片の長手方向をフィルムの縦方向(MD)に一致させて試験片を採取し、また、長さ120mm、幅20mmの試験片の長手方向をフィルムの横方向(TD)に一致させて試験片を採取し、採取されたそれぞれの試験片について、引張試験機によってチャック間隔60mm、引張速度5mm/分の条件で、S−S曲線をとり、初期弾性率(ヤング率)を測定した。
長さ120mm、幅20mmの試験片の長手方向をフィルムの縦方向(MD)に一致させて試験片を採取し、また、長さ120mm、幅20mmの試験片の長手方向をフィルムの横方向(TD)に一致させて試験片を採取し、採取されたそれぞれの試験片について、引張試験機によってチャック間隔60mm、引張速度5mm/分の条件で、S−S曲線をとり、初期弾性率(ヤング率)を測定した。
(8)ブロッキング(単位:kg/12cm2)
フィルムを重ね合わせ、500g/12cm2の荷重下で60℃、3時間処理してブロッキングさせた試片を剪断剥離する時の荷重(kg)を求め、kg/12cm2単位で表示した。
フィルムを重ね合わせ、500g/12cm2の荷重下で60℃、3時間処理してブロッキングさせた試片を剪断剥離する時の荷重(kg)を求め、kg/12cm2単位で表示した。
[実施例1]
[固体触媒の合成]
内容積200Lの攪拌機付きのSUS製反応容器を窒素で置換した後、ヘキサン80L、テトラブトキシチタン6.55モル、フタル酸ジイソブチル2.8モルおよびテトラブトキシシラン98.9モルを投入し均一溶液とした。次に濃度2.1モル/Lのブチルマグネシウムクロリドのジイソブチルエーテル溶液51Lを反応容器内の温度を5℃に保ちながら5時間かけて徐々に滴下した。滴下終了後室温でさらに1時間攪拌した後、室温で固液分離し、トルエン70Lで3回洗浄を繰り返した。
次いで、スラリー濃度が0.6kg/Lになるようにトルエンを抜き出した後、ジ−n−ブチルエーテル8.9モルと四塩化チタン274モルの混合液を加えた後、更にフタル酸クロライドを20.8モル加え110℃で3時間反応を行った。反応終了後、95℃でトルエンで2回洗浄を行った。
次いで、スラリー濃度を0.6kg/Lに調整した後、フタル酸ジイソブチル3.13モル、ジ−n−ブチルエーテル8.9モルおよび四塩化チタン137モルを加え、105℃で1時間反応を行った。反応終了後、同温度で固液分離した後、95℃でトルエン90Lで2回洗浄を行った。
次いで、スラリー濃度を0.6kg/Lに調整した後、ジ−n−ブチルエーテル8.9モルおよび四塩化チタン137モルを加え、95℃で1時間反応を行った。反応終了後、同温度で固液分離し、同温度でトルエン90Lで3回洗浄を行った。
次いで、スラリー濃度を0.6kg/Lに調整した後、ジ−n−ブチルエーテル8.9モルおよび四塩化チタン137モルを加え、95℃で1時間反応を行った。
反応終了後、同温度で固液分離し、同温度でトルエン90Lで3回洗浄を行った後、更にヘキサン90Lで3回洗浄した後、減圧乾燥して固体触媒成分11.0kgを得た。
固体触媒成分はチタン原子1.89重量%、マグネシウム原子20重量%、フタル酸エステル8.6重量%、エトキシ基0.05重量%、ブトキシ基0.21重量%を含有した微紛のない良好な粒子性状を有していた。
[固体触媒の合成]
内容積200Lの攪拌機付きのSUS製反応容器を窒素で置換した後、ヘキサン80L、テトラブトキシチタン6.55モル、フタル酸ジイソブチル2.8モルおよびテトラブトキシシラン98.9モルを投入し均一溶液とした。次に濃度2.1モル/Lのブチルマグネシウムクロリドのジイソブチルエーテル溶液51Lを反応容器内の温度を5℃に保ちながら5時間かけて徐々に滴下した。滴下終了後室温でさらに1時間攪拌した後、室温で固液分離し、トルエン70Lで3回洗浄を繰り返した。
次いで、スラリー濃度が0.6kg/Lになるようにトルエンを抜き出した後、ジ−n−ブチルエーテル8.9モルと四塩化チタン274モルの混合液を加えた後、更にフタル酸クロライドを20.8モル加え110℃で3時間反応を行った。反応終了後、95℃でトルエンで2回洗浄を行った。
次いで、スラリー濃度を0.6kg/Lに調整した後、フタル酸ジイソブチル3.13モル、ジ−n−ブチルエーテル8.9モルおよび四塩化チタン137モルを加え、105℃で1時間反応を行った。反応終了後、同温度で固液分離した後、95℃でトルエン90Lで2回洗浄を行った。
次いで、スラリー濃度を0.6kg/Lに調整した後、ジ−n−ブチルエーテル8.9モルおよび四塩化チタン137モルを加え、95℃で1時間反応を行った。反応終了後、同温度で固液分離し、同温度でトルエン90Lで3回洗浄を行った。
次いで、スラリー濃度を0.6kg/Lに調整した後、ジ−n−ブチルエーテル8.9モルおよび四塩化チタン137モルを加え、95℃で1時間反応を行った。
反応終了後、同温度で固液分離し、同温度でトルエン90Lで3回洗浄を行った後、更にヘキサン90Lで3回洗浄した後、減圧乾燥して固体触媒成分11.0kgを得た。
固体触媒成分はチタン原子1.89重量%、マグネシウム原子20重量%、フタル酸エステル8.6重量%、エトキシ基0.05重量%、ブトキシ基0.21重量%を含有した微紛のない良好な粒子性状を有していた。
[固体触媒の予備活性化]
内容積3Lの攪拌機付きのSUS製オートクレーブに充分に脱水、脱気処理したn−ヘキサン1.5L、トリエチルアルミニウム37.5ミリモル、t−ブチル−n−プロピルジメトキシシラン3.75ミリモルおよび上記固体触媒成分15gを添加し、槽内温度を5〜15℃に保ちながらプロピレン15gを30分かけて連続的に供給し予備活性化を行った後、得られた固体触媒スラリーを内容積200Lの攪拌機付きSUS製オートクレーブに移送し、液状ブタン140Lを加えて希釈し5℃以下の温度で保存した。
内容積3Lの攪拌機付きのSUS製オートクレーブに充分に脱水、脱気処理したn−ヘキサン1.5L、トリエチルアルミニウム37.5ミリモル、t−ブチル−n−プロピルジメトキシシラン3.75ミリモルおよび上記固体触媒成分15gを添加し、槽内温度を5〜15℃に保ちながらプロピレン15gを30分かけて連続的に供給し予備活性化を行った後、得られた固体触媒スラリーを内容積200Lの攪拌機付きSUS製オートクレーブに移送し、液状ブタン140Lを加えて希釈し5℃以下の温度で保存した。
[結晶性ポリプロピレンの重合]
攪拌機付きの反応器で、重合温度80℃、重合圧力1.8MPaにおいて、気相部のプロピレン、1−ブテンおよび水素を一定濃度に保持する条件下、予備活性化された固体触媒成分、トリエチルアルミニウム、t−ブチル−n−プロピルジメトキシシランを供給しながら、連続気相重合を行うことにより、結晶性ポリプロピレンを得た。得られた重合体のブテン含有量は、3.0wt%であった。重合条件を表1に示した。
攪拌機付きの反応器で、重合温度80℃、重合圧力1.8MPaにおいて、気相部のプロピレン、1−ブテンおよび水素を一定濃度に保持する条件下、予備活性化された固体触媒成分、トリエチルアルミニウム、t−ブチル−n−プロピルジメトキシシランを供給しながら、連続気相重合を行うことにより、結晶性ポリプロピレンを得た。得られた重合体のブテン含有量は、3.0wt%であった。重合条件を表1に示した。
[組成物のペレット化]
得られた結晶性ポリプロピレンの粉末100重量部に対して、ステアリン酸カルシウム0.1重量部、イルガノックス1010(チバスペシャリティーケミカルズ社製)0.15重量部、イルガフォス168(チバスペシャリティーケミカルズ社製社製)0.1重量部を混合後、溶融混練してペレットを得た。該ペレットの物性を表2に示した。
得られた結晶性ポリプロピレンの粉末100重量部に対して、ステアリン酸カルシウム0.1重量部、イルガノックス1010(チバスペシャリティーケミカルズ社製)0.15重量部、イルガフォス168(チバスペシャリティーケミカルズ社製社製)0.1重量部を混合後、溶融混練してペレットを得た。該ペレットの物性を表2に示した。
[二軸延伸フィルムの作成]
65mmφのスクリューを有するTダイ押出機を用いて260℃で溶融押出を行い、次いで30℃の冷却ロールで急冷してシートを得た。このシートを145℃で加熱しながら縦延機のロール周速差により縦方向に5倍延伸し、次いで加熱炉にて延伸温度157℃で横方向に8倍延伸した後、165℃で熱処理を行い、25μmの二軸延伸フィルムを得た。該フィルムの物性を表3に示した。
65mmφのスクリューを有するTダイ押出機を用いて260℃で溶融押出を行い、次いで30℃の冷却ロールで急冷してシートを得た。このシートを145℃で加熱しながら縦延機のロール周速差により縦方向に5倍延伸し、次いで加熱炉にて延伸温度157℃で横方向に8倍延伸した後、165℃で熱処理を行い、25μmの二軸延伸フィルムを得た。該フィルムの物性を表3に示した。
[実施例2]
重合時の気相部のガス組成と触媒濃度を表1に示したとおりに変更した以外は、実施例1と同様の方法でプロピレン−1−ブテン共重合体、ペレットおよび二軸延伸フィルムを得た。得られたペレットの基本物性および二軸延伸フィルムの物性をそれぞれ表2および表3に示した。
重合時の気相部のガス組成と触媒濃度を表1に示したとおりに変更した以外は、実施例1と同様の方法でプロピレン−1−ブテン共重合体、ペレットおよび二軸延伸フィルムを得た。得られたペレットの基本物性および二軸延伸フィルムの物性をそれぞれ表2および表3に示した。
[実施例3]
重合時の気相部のガス組成と触媒濃度を表1に示したとおりに変更した以外は、実施例1と同様の方法でプロピレン−1−ブテン共重合体、ペレットおよび二軸延伸フィルムを得た。得られたペレットの基本物性および二軸延伸フィルムの物性をそれぞれ表2および表3に示した。
重合時の気相部のガス組成と触媒濃度を表1に示したとおりに変更した以外は、実施例1と同様の方法でプロピレン−1−ブテン共重合体、ペレットおよび二軸延伸フィルムを得た。得られたペレットの基本物性および二軸延伸フィルムの物性をそれぞれ表2および表3に示した。
[比較例1]
プロピレン−エチレン共重合体ペレット、住友ノーブレンFS2011DG2(住友化学工業社製)を用いて、実施例1と同様の方法で二軸延伸フィルムを得た。ペレットの基本物性および二軸延伸フィルムの物性をそれぞれ表2および表3に示した。
プロピレン−エチレン共重合体ペレット、住友ノーブレンFS2011DG2(住友化学工業社製)を用いて、実施例1と同様の方法で二軸延伸フィルムを得た。ペレットの基本物性および二軸延伸フィルムの物性をそれぞれ表2および表3に示した。
[比較例2]
プロピレン単独重合体ペレット、住友ノーブレンFS3012(住友化学工業社製)を用いて、実施例1と同様の方法で二軸延伸フィルムを得た。ペレットの基本物性および二軸延伸フィルムの物性をそれぞれ表2および表3に示した。
プロピレン単独重合体ペレット、住友ノーブレンFS3012(住友化学工業社製)を用いて、実施例1と同様の方法で二軸延伸フィルムを得た。ペレットの基本物性および二軸延伸フィルムの物性をそれぞれ表2および表3に示した。
[比較例3]
重合時の気相部のガス組成と触媒濃度を表1に示したとおりに変更した以外は、実施例1と同様の方法でプロピレン−エチレン共重合体、ペレットおよび二軸延伸フィルムを得た。得られたペレットの基本物性および二軸延伸フィルムの物性をそれぞれ表2および表3に示した。
重合時の気相部のガス組成と触媒濃度を表1に示したとおりに変更した以外は、実施例1と同様の方法でプロピレン−エチレン共重合体、ペレットおよび二軸延伸フィルムを得た。得られたペレットの基本物性および二軸延伸フィルムの物性をそれぞれ表2および表3に示した。
(注2)[H2]と[C’4]と[C’2]は、それぞれ、水素と1−ブテンとエチレンの濃度であり、プロピレンと水素と1−ブテンとエチレンの合計量を100Vol%とした。
(注3)TEAはトリエチルアルミニウムを示し、tBnPDMSはt−ブチル−n−プロピルジメトキシシランを示す。
本発明の要件を満足する実施例1〜3の二軸延伸フィルムは、高温下での寸法安定性に優れ、剛性および耐ブロッキング性に優れるものであることが分かる。
これに対して、本発明の要件である20℃キシレン可溶成分量(CXS)(要件(2))および(式1)の関係を満足しない比較例1は高温での寸法安定性および剛性が不充分であり、比較例2は横方向(TD方向)の剛性は高いものの、高温での寸法安定性が不充分であることが分かる。また、比較例3は、TD方向の剛性が高いが、MD方向の剛性が不十分なバランスの悪いフィルムであることが分かる。
これに対して、本発明の要件である20℃キシレン可溶成分量(CXS)(要件(2))および(式1)の関係を満足しない比較例1は高温での寸法安定性および剛性が不充分であり、比較例2は横方向(TD方向)の剛性は高いものの、高温での寸法安定性が不充分であることが分かる。また、比較例3は、TD方向の剛性が高いが、MD方向の剛性が不十分なバランスの悪いフィルムであることが分かる。
本発明の二軸延伸ポリプロピレンフィルムは、ラミネート用フィルム、バリア性フィルム、水性インキ印刷用フィルム、剥離シート用フィルム、食品包装用フィルム等に利用することができる。
Claims (2)
- 下記の要件(1)〜(3)を満足する結晶性ポリプロピレン(I)を縦方向および横方向の二軸の方向へ延伸して作成されたフィルムであって、縦方向の130℃における加熱収縮率と横方向のヤング率が下記の(式1)を満足し、該フィルムの120℃における縦方向の加熱収縮率が3%以下である二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
(1)融点が150℃以上165℃以下である。
(2)20℃キシレン可溶成分量が0.1重量%以上2重量%以下である。
(3)メルトフローレートが0.1g/10分以上10g/10分以下である。
横方向のヤング率 ≦ −850×(縦方向の加熱収縮率)+7000 (式1) - 結晶性ポリプロピレン(I)がプロピレン−1−ブテン共重合体である請求項1に記載の二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
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