JP2003175578A - 金属薄膜との接着性が良好な二軸延伸ポリエステルフィルム及びその製造方法ならびにその使用 - Google Patents

金属薄膜との接着性が良好な二軸延伸ポリエステルフィルム及びその製造方法ならびにその使用

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JP2003175578A JP2002260808A JP2002260808A JP2003175578A JP 2003175578 A JP2003175578 A JP 2003175578A JP 2002260808 A JP2002260808 A JP 2002260808A JP 2002260808 A JP2002260808 A JP 2002260808A JP 2003175578 A JP2003175578 A JP 2003175578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属薄膜と優れた接着性を有し、低コストで、
加工性、光学特性に優れている二軸延伸ポリエステルフ
ィルムを提供する。 【解決手段】少なくとも一つのベース層Bと少なくとも
一つの外層Aとから成る金属薄膜との接着性が良好な二
軸延伸ポリエステルフィルムであって、上記外層Aが、
(a)20〜80モル%のエチレン−2,6−ナフタレ
ート単位と80モル%以下のエチレンテレフタレート単
位とから成り、(b)1.0μm以下の厚さを有し、
(c)金属蒸着処理後の金属薄膜に対する接着力が2N
/25mm以上であることを特徴とする二軸延伸ポリエ
ステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属薄膜との接着性
が良好な二軸延伸ポリエステルフィルムに関し、詳しく
は、本発明は、ベース層Bと少なくとも1層の外層Aと
から成る金属薄膜との接着性が良好な二軸延伸ポリエス
テルフィルムに関する。本発明はさらに、上記ポリエス
テルフィルムの製造方法およびその使用にも関する。
【0002】
【従来の技術】また、イソフタル酸、脂肪族ジカルボン
酸およびスルホイソフタル酸から成る共重合ポリエステ
ルが被覆されているフィルムは公知である(例えば、特
許文献1参照)。このフィルムは金属に対して良好な接
着性を有するものの、ある種の分野においてこの接着性
は満足できるものではない。
【0003】
【特許文献1】欧州特許出願公開第0144878号明
細書
【0004】更に、イソフタレート単位を基本とするシ
ール性外層を有するポリエステルフィルムが知られてい
る(例えば、特許文献2参照)。しかし、この外層の厚
さは2μm以上と厚いため、金属蒸着した後クラックが
発生しやすく、バリヤー効果が劣るため好ましくない。
【0005】
【特許文献2】欧州特許出願公開第0035835号明
細書
【0006】80重量%以上の熱可塑性ポリエステルか
ら成るベース層B、外層A及び金属薄膜層またはセラミ
ック層から成る二軸延伸ポリエステルフィルムが知られ
ている。そして、外層Aは40重量%以上のエチレン−
2,6−ナフタレート単位、40%重量以下のエチレン
テレフタレート単位および60%重量以下の脂環式また
は芳香族ジオール及び/又はジカルボン酸単位から成る
(例えば、特許文献3参照)。
【0007】
【特許文献3】欧州特許出願公開第0878297号明
細書
【0008】ところで、上記のポリエステルフィルムに
おいて、外層Aが60重量%のエチレン−2,6−ナフ
タレート単位で構成されている(例えば、特許文献3の
実施例11参照)。しかし、この場合、80cm
(m・bar・d)未満の酸素バリア性を達成するた
めに、外層Aの厚さを3μmと厚くする必要がある。ま
た、この種のフィルムは、金属蒸着後に表面クラックが
発生しやすく好ましくない。また、材料費が高くなり、
経済性に劣る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、公知のフィルムにおける欠点を改良し、金属薄
膜と優れた接着性を有し、低コストで、加工性、光学特
性に優れている二軸延伸ポリエステルフィルムを提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意検討した結果、特定の組成、厚さ及び金
属薄膜に対する接着力を有する外層を有するポリエステ
ルフィルムにより上記課題が解決できることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0011】本発明は上記の知見に基づき完成されたも
のであり、その第1の要旨は、少なくとも一つのベース
層Bと少なくとも一つの外層Aとから成る金属薄膜との
接着性が良好な二軸延伸ポリエステルフィルムであっ
て、上記外層Aが、(a)20〜80モル%のエチレン
−2,6−ナフタレート単位と80モル%以下のエチレ
ンテレフタレート単位とから成り、(b)1.0μm以
下の厚さを有し、(c)金属蒸着処理後の金属薄膜に対
する接着力が2N/25mm以上であることを特徴とす
る二軸延伸ポリエステルフィルムに存する。
【0012】本発明の第2の要旨は、ベース層および外
層用の溶融物をフラット−フィルムダイを介して共押出
してシートを形成する工程、当該シートを1つ以上のロ
ールを使用して冷却する工程、得られたシートを二軸延
伸してフィルムを得る工程、当該二軸延伸フィルムを熱
固定する工程、当該熱固定したフィルムを冷却および巻
取る工程から成る第1の要旨に記載のフィルムの製造方
法に存する。
【0013】本発明の第3の要旨は、第1の要旨に記載
のフィルムから成る可撓性包装材に存する。
【0014】本発明の第4の要旨は、第1の要旨に記載
のフィルムから成るバッグインボックスに存する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明のフィルムは、ベース層Bと少なくとも1層の外
層Aとから成る。外層Aは将来的に金属蒸着を施す。本
発明のフィルムは外層Aと反対側に外層Cを設け、3層
構造としてもよい。
【0016】ベース層Bは好ましくは90重量%以上の
熱可塑性ポリエステルから成る。ベース層Bを構成する
熱可塑性ポリエステルとしては、具体的には、エチレン
グリコールとテレフタル酸から製造されるポリエチレン
テレフタレート(PET)、エチレングリコールとナフ
タレン−2,6−ジカルボン酸から製造されるポリエチ
レン−2,6−ナフタレート(PEN)、1,4−ビス
ヒドロキシメチルシクロヘキサンとテレフタル酸から製
造されるポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレ
フタレート)(PCDT)、エチレングリコールとナフ
タレン−2,6−ジカルボン酸とビフェニル−4,4’
−ジカルボン酸から製造されるポリ(エチレン2,6−
ナフタレートビベンゾエート)(PENBB)が好まし
い。特にエチレングリコールとテレフタル酸から成る単
位またはエチレングリコールとナフタレン−2,6−ジ
カルボン酸から成る単位が90%以上、好ましくは95
%以上のポリエステルが好ましい。
【0017】上記のモノマー以外の残余のモノマー単位
は、他のジオールおよび/またはジカルボン酸から誘導
されたモノマーである。
【0018】共重合ジオールとしては、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、HO−(CHn
−OHの式で示される脂肪族グリコール(nは3〜6の
整数を表す、具体的には、1,3−プロパンジオール、
1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオールが挙げられる)、炭素数6ま
での分岐型脂肪族グリコール、HO−C−X−C
−OHで示される芳香族ジオール(式中Xは−C
−、−C(CH−、−C(CF −、−
O−、−S−、−SO−を表す)、式:HO−C
−C−OHで表されるビスフェノールが好まし
い。
【0019】共重合ジカルボン酸としては、芳香族ジカ
ルボン酸、脂環式ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸が
好ましい。
【0020】脂肪族ジカルボン酸の好ましい例として
は、ベンゼンジカルボン酸、ナフタレン−1,4−又は
−1,6−ジカルボン酸などのナフタレンジカルボン
酸、ビフェニル−4,4’−ジカルボン酸などのビフェ
ニル−x,x’−ジカルボン酸、ジフェニルアセチレン
−4,4’−ジカルボン酸などのジフェニルアセチレン
−x,x−ジカルボン酸、スチルベン−x,x−ジカル
ボン酸などが挙げられる。
【0021】脂環式ジカルボン酸の好ましい例として
は、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸などのシク
ロヘキサンジカルボン酸が挙げられる。脂肪族ジカルボ
ン酸の好ましい例としては、C−C19のアルカンジ
カルボン酸が挙げられ、当該アルカンは直鎖状であって
も分岐状であってもよい。
【0022】上記のポリエステルは、エステル交換反応
により製造される。その出発原料は、ジカルボン酸エス
テルとジオール及び亜鉛塩、カルシウム塩、リチウム
塩、マグネシウム、マンガン塩などの公知のエステル交
換反応用触媒である。生成した中間体は、更に、三酸化
アンチモンやチタニウム塩などの重縮合触媒の存在下で
重縮合に供される。また、ポリエステルの製造は、出発
原料のジカルボン酸とジオールに重縮合触媒を存在させ
て直接または連続的にエステル化反応を行う方法であっ
てもよい。
【0023】本発明のフィルムの外層Aを構成するポリ
マーは、20〜80モル%のエチレン−2,6−ナフタ
レート単位と80モル%以下のエチレンテレフタレート
単位とから成り、好ましくは25〜75モル%のエチレ
ン−2,6−ナフタレート単位と75モル%以下のエチ
レンテレフタレート単位とから、特に好ましくは30〜
70モル%のエチレン−2,6−ナフタレート単位と7
0モル%以下のエチレンテレフタレート単位とから成
る。なお、エチレンテレフタレート単位において、ベー
ス層Bを構成する残余のモノマー単位で挙げられた、他
のジオールおよび/またはジカルボン酸(脂肪族、脂環
式、芳香族ジオールまたはジカルボン酸)から誘導され
たモノマー単位を共重合してもよい。
【0024】外層Aを構成するポリマーは以下の3方法
により製造することができる。
【0025】(1)テレフテル酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸、エチレングリコール、重合触媒、安定剤
などを反応容器に供給し、重縮合反応を行う。この場
合、テレフタレート単位およびナフタレート単位がラン
ダムに分散するポリエステルとなる。
【0026】(2)PET及びPENを所定の混合比で
反応容器(好ましくは混練機(二軸混練機))内に投入
し、溶融混練する。溶融後、直ちにエステル交換反応が
起こる。反応開始時においてはブロック共重合体が得ら
れるが、反応時間が長くなるにつれ(基本的には反応温
度と、撹拌の度合いによる)、ブロック鎖が短くなり、
長時間反応させることによりランダム共重合体が得られ
る。しかしながら、ブロック共重合体であっても本発明
の効果は達成できるので、ランダム共重合体になるまで
反応を行わなくてもよい。生成した共重合体をダイから
押出し、粒状化する。
【0027】(3)PET及びPENを所定の混合比で
外層A用の押出し機に投入し、フィルムの製造工程にお
いて共重合体を生成する。本法は経済的であり、生成す
るポリマーはブロック共重合体である。ブロック鎖長は
押出し温度、押出し機内での撹拌効率および滞留時間に
よって決定される。
【0028】外層Aの厚さは1.0μm以下、好ましく
は0.9μm以下、より好ましくは0.8μm以下であ
る。さらに、外層Aの厚さは、好ましくはフィルム全体
の厚さの22%未満、より好ましくは20%未満であ
る。
【0029】本発明において、外層Aの厚さは1.0μ
m以下、好ましくは0.9μm以下、より好ましくは
0.8μm以下とし、上記の共重合体を使用することに
より、金属蒸着を施した場合に金属薄膜層のひび割れを
生じるない。なお、このひび割れは、ライトボックスや
スライドプロジェクター(OHPのような光源上にフィ
ルムをのせてクラックを発見する)からの光線によって
肉眼で確認することができる。金属薄膜層のひび割れが
生じると、酸素や香気の遮断性能が悪化する。
【0030】外層Aの金属薄膜に対する接着力(対金属
薄膜接着力)は2N/25mm以上である。対金属薄膜
接着力の測定方法については実施例において詳述する。
金属蒸着フィルムの取扱い性および加工特性を改良する
ために、金属蒸着する外層Aに耐ブロッキング剤を添加
するのが好ましい。ブロッキングを最小限にし、かつ金
属薄膜接着力に影響が出ないように耐ブロッキング剤の
種類および含有量を選択し、添加することが好ましい。
【0031】外層Cを構成するポリマーは、基本的に上
述のベース層Bを構成するポリマーから成るが、他の実
施態様として外層Aを構成するポリマーから成っていて
もよく、外層Cにも外層Aと同様の金属蒸着に対する接
着性を付与してもよい。
【0032】本発明のフィルムの2つの外層A及びCに
は、安定剤および/または耐ブロッキング剤等の公知の
添加剤を添加してもよい。例えば、ポリマー又はポリマ
ーの混合物に、溶融に先立ってリン酸やリン酸エステル
等のリン化合物の安定剤を添加してもよい。
【0033】耐ブロッキング剤(粒子も含まれる)とし
ては、無機および/または有機粒子が好ましく、具体的
には、炭酸カルシウム、非晶シリカ、タルク、炭酸マグ
ネシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、リン酸リチウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネ
シウム、アルミナ、LiF、ジカルボン酸のカルシウ
ム、バリウム、亜鉛またはマンガン塩、カーボンブラッ
ク、二酸化チタン、カオリン、架橋ポリスチレン粒子、
架橋アクリレート粒子などが例示される。
【0034】添加剤として、2種以上の異なる耐ブロッ
キング剤を添加してもよく、また、同じ種類で且つ粒径
が異なる粒子の混合物を添加してもよい。重縮合中のグ
リコール分散系または押出し中マスターバッチを介して
個々の層に添加する粒子を通常量添加する。
【0035】好ましい不活性粒子としては、コロイド状
および鎖状のSiOが挙げられる。これらの粒子はポ
リマーマトリックス中に効率よく混合され、空胞をほと
んど作らない。空胞はヘーズを生じさせるため、空胞を
ほとんど作らないことは低いヘーズを得るためには好都
合である。不活性粒子の粒径は、基本的には制限はな
い。しかしながら、1次粒径が通常100nm未満、好
ましくは60nm未満、更に好ましくは50nm未満の
粒子、及び/又は、粒径が通常1μmより大きい、好ま
しくは1.5μmより大きい、更に好ましくは2μmよ
り大きい粒子を使用することが好ましい。しかしながら
5μmを越えないようにする。
【0036】ベース層または1つ又は2つの外層に、フ
ィルムを形成する熱可塑性樹脂に混入させる添加剤を添
加する方法として、マスターバッチ法が挙げられる。マ
スターバッチ法においては、マスターバッチ内の粒子の
粒径や嵩密度と、熱可塑性樹脂の粒子の粒径や嵩密度と
が同様であることが好ましい。これにより、添加剤の均
一分散が達成され、均一な性質が達成できる。
【0037】マスターバッチ法において、添加剤をまず
固体キャリアーに分散させる。キャリアー材としては、
ポリエチレンテレフタレート、またはこれらと十分に相
溶性がよい他のポリマーを使用してもよい。フィルムを
製造する際、マスターバッチと熱可塑性樹脂を混合して
押出機内に原料として投入し、溶融することにより、添
加剤が熱可塑性樹脂内に分散する。
【0038】本発明のフィルムにおいて、ベース層Bの
粒子濃度は外層A及び外層Cの粒子濃度より低くするこ
とが好ましい。ベ-ス層Bと外層A及び外層Cとから成
るABC型3層フィルムの場合、ベース層Bの粒子含有
量は0〜0.15重量%、好ましくは0.12重量%以
下、より好ましく0.10重量%以下である。ベース層
Bに含有される粒子の粒径は特に制限が無いが、1μm
以上であることが好ましい。外層A及び外層Cの粒子濃
度は、通常0.01〜1.0重量%、好ましくは0.0
2〜0.8重量%、特に好ましくは0.03〜0.6重
量%であり、ベース層Bの粒子含有量より大きいことが
好ましい。外層A及び外層Cの粒子含有量は同一であっ
ても異なっていてもよい。さらに、加工特性を向上させ
るため、非金属蒸着外層Cの粒子濃度は金属蒸着外層A
の粒子濃度よりも大きくすることが好ましい。また、外
層Aに粒子を含有させる実施態様も可能である。
【0039】ベース層(B)と外層との間には、必要に
応じて中間層を設ける。中間層はベース層の説明におい
て記載したポリマーから成り、ベース層と同じポリマー
からなることが好ましい。中間層も、上記の添加剤を含
有してもよい。中間層の厚さは、通常0.3μ以上、好
ましくは0.5〜15μm、より好ましくは1.0〜1
0μm、特に好ましくは1.0〜5μmである。
【0040】本発明のフィルムが外層A及びCを有する
3層構造の場合、外層Aの厚さは前述の通り1.0μm
以下、好ましくは0.1〜0.9μm、より好ましくは
0.1〜0.8μmであり、外層Cの厚さは、通常0.
2〜4.0μm、好ましくは0.2〜3.5μm、より
好ましくは0.3〜3μm、特に好ましくは0.3〜
2.5μmである。外層A及びCの厚さは同一であって
も異なっていてもよい。
【0041】本発明のポリエステルフィルムの厚さは、
その応用範囲によって広い範囲をとることができ、通常
3〜80μm、好ましくは4〜50μm、より好ましく
は5〜30μmである。ベース層Bの厚さがフィルム全
体の厚さの5〜95%を占めることが好ましい。
【0042】次に、本発明のフィルムの製造方法を説明
する。まず、ベース層B、外層A及びC用のポリマーを
それぞれ別々の押出し機に投入する。押出しを行う前
に、溶融ポリマーから不純物などを濾過する。溶融物を
共押出しダイを介して押出し、平坦なフィルムを得た
後、ベース層に外層が積層される。共押出しフィルム
は、冷却ロールや必要であれば他のロールを使用して引
き出され、固化させられ、二軸延伸した後、熱固定を行
う。必要であれば、さらにフィルム表面にコロナまたは
火炎処理を施してもよい。
【0043】通常、二軸延伸は連続的に行われる。この
ため、初めに長手方向(機械方向)に延伸し、次いで横
方向に延伸するのが好ましい。これにより分子鎖が配向
する。通常、長手方向の延伸は、延伸比に対応する異な
る回転速度を有するロールを使用して行われ、横手方向
の延伸はフィルムの端部を把持してテンターフレームを
使用して行われる。
【0044】延伸時の温度は、所望とするフィルムの物
性によって決定され、広い範囲で選択できる。通常、長
手方向の延伸は80〜130℃の温度で、横方向の延伸
は80〜150℃温度で行われる。長手方向の延伸比
は、通常2.5:1〜6:1、好ましくは3:1〜5.
5:1である。横方向の延伸比は、通常3.0:1〜
5.0:1、好ましくは3.5:1〜4.5:1であ
る。本発明のフィルムには、横方向延伸前に、さらに金
属接着層、印刷インク層、帯電防止または加工特性を向
上させる層等をインラインコーティングにより形成して
もよい。
【0045】続いてフィルムの熱固定が150〜250
℃の温度において0.1〜10秒間行われる。フィルム
は通常の方法で巻き取られる。
【0046】本発明のフィルムには、さらに他の機能を
付与するために、離型層、帯電防止性層、易滑層、付着
防止(撥水)層および接着促進層等を、公知の塗布法、
好ましくは横方向延伸前にインラインコーティング法に
より形成してもよい。塗布溶液としては水分散体を使用
することが好ましい。
【0047】本発明のフィルムは金属薄膜との接着性に
優れており、金属蒸着されたフィルム表面にクラック等
の欠陥が生じない。また、高速加工装置で加工すること
も可能である。さらに、本発明のフィルムは、フィルム
製造過程において、物性に影響を及ぼすことなく、フィ
ルム製造過程において生じるフィルム端部などの再生品
をフィルムの総重量の60重量%以下の範囲で混入する
ことができる。
【0048】本発明のフィルムは可撓性包装材として好
適に使用できる。特に優れた金属薄膜層との接着力が要
求され、ポリエチレンフィルムの両表面に金属蒸着ポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルムが積層され
た積層フィルムから成る、バッグインボックスに好適に
使用できる。
【0049】本発明のフィルムの性質を以下の表1に纏
めて示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳述するが、以
下の実施例は本発明の単なる例示であって、本発明は以
下の実施例に限定されない。なお、フィルムの物性値の
測定方法は以下の通りである。
【0052】標準粘度:ポリエステルの標準粘度SV
(DCA)はジクロロ酢酸中でDIN 53726に従って
測定した。ポリエステルの固有粘度IVは、標準粘度S
V値を使用して以下の式より算出した。
【0053】
【数1】 IV(DCA)=6.67×10-4SV(DCA)+0.118
【0054】(2)金属薄膜接着力:外層A上に金属蒸
着された本発明のフィルム(300mm(縦)×180
mm(横))を平坦なカード(200mm(縦)×18
0mm(横)、400g/m 、漂白され、縁の部分は
コートされている)上に設置する。フィルムのはみ出し
た部分はカードの裏面に折り曲げられ、粘着テープによ
って固定された。金属薄膜層の上(外層A側)に、ドク
トルデバイス及びドクトルバー(No. 3、Erichsen社
製)を使用し1.5mlの接着剤(Novacote NC 275 +
CA 12(配合比:4/1) + 酢酸エチル7部)を塗布し
た。空気中で溶媒を蒸発させた(4分間)後、金属ロー
ラー(幅:200mm、直径:90mm、重さ:10k
g(DIN EN20535))を使用して外層A上に厚さ12μ
mの標準ポリエステルフィルム(例えばMelinex 800)
を積層した。積層条件を以下の表2に示す。
【0055】
【表2】 表2 接着剤量: 5 +/- 1 g/m 接着剤塗布後の放置時間: 4分 +/- 15秒 ドクトル(刃)の厚さ(グレード)): 3 ドクトル(刃)の速度: 133mm/秒 硬化時間: 乾燥機中、70℃の循環空気で2時間
【0056】25±1mmのストリップカッターを使用
して、得られた試料を100mm長にカットする。試験
に使用したのは50mm長であり、残りの50mmは接
着しない。ベース層または外層C側の表面の全面に両面
粘着テープを使用して金属支持シートに試料を固定す
る。接着剤で接着されたフィルム部を有するシートを引
張試験機(Zwick型)の下方に位置する顎部に挟む。接
着されてない標準ポリエステルフィルムの端部を引張試
験機の上方に位置する顎部に挟み(両顎部は100mm
離れている)引裂き角度が180度になるようにする。
10点における積層フィルムの平均引裂き強度(層間分
離速度100mm/分、単位N/25mm)を測定し
た。試験条件を以下の表3に示す。
【0057】
【表3】 表3 試料の幅: 25mm 初期引張力: 0.1N 測定長さ: 25mm 初期引張力に達するまでの 層間分離速度: 25mm/分 試験開始場所: 5mm 試験長: 40mm 感度: 0.01N 層間分離速度: 100mm/分
【0058】標準フィルムと外層A間の接着力は非常に
強力であるため、引裂き試験で示される引張力を層間接
着力とすることができる。
【0059】(3)金属薄膜表面クラック 金属蒸着した幅1.0m、長さ0.5mのフィルムをラ
イトボックス上に置き、目視により金属薄膜層の表面欠
陥(クラック)の数を数えた。
【0060】実施例1〜7、比較例1:ポリエチレンテ
レフタレートチップ(マンガンをエステル交換反応の触
媒として使用し、エステル交換反応にて製造、マンガン
濃度:100ppm、Kosa社よりRT 49として
入手)を150℃で乾燥し、含有水分量を100ppm
未満にした後、ベ-ス層B及び外層Cに使用した。ベー
ス層Bは100%から成り、外層Cは88重量%の上記
ポリエチレンテレフタレートと12重量%のマスターバ
ッチから成り、当該マスターバッチは97.75重量%
の上記ポリエチレンテレフタレート、1.0重量%の合
成シリカ粒子(Sylobloc 44H、Grace社製)および1.
25重量%の鎖状シリカ粒子(Aerosil TT 600、Deguss
a社製)から成っていた。
【0061】別に、ポリエチレンテレフタレートおよび
ポリエチレン−2,6−ナフタレートから成るポリエス
テルチップを製造した。得られたチップを160℃で乾
燥し、含有水分量を100ppm未満にした後、外層A
に使用した。各実施例および比較例におけるエチレンテ
レフタレート単位およびエチレン−2,6−ナフタレー
ト単位の組成比を表5及び表6に示す。上記で調製した
ベース層、外層A及び外層C用のポリマーをそれぞれ共
押出機に投入し、共押出ダイを介して約300℃で共押
出し、ダイリップを使用して積層シートを得、冷却ロー
ルで冷却固化した。上記外層A用の2種のポリマーは、
押出機内で5分間滞留し、この間に共重合体に変性し
た。
【0062】得られた積層ポリエステルシートを長手方
向および横方向に延伸し、ABC型透明3層二軸延伸フ
ィルムを製造した。フィルムの総厚さは、実施例7が2
3μm、比較例2が15μm、それ以外の実施例および
比較例では12μmであった。フィルムの製造条件を表
4に示す。
【0063】
【表4】
【0064】得られたフィルムの構成および性質を表5
に示す。
【0065】比較例2:欧州特許公開第0035838
号公報に記載の実施例1を追試した。フィルムはベース
層と外層から成り、ベース層はポリエチレンテレフタレ
ートから成り、外層はエチレンテレフタレート単位82
モル%とエチレンイソフタレート単位18モル%から成
っていた。外層には重量平均粒径1μmのシリカを外層
の重量に対して0.25重量%使用した。外層の厚さは
2.25μmで、フィルムの総厚さは15μmであっ
た。金属蒸着処理した後ライトボックス内で12箇所の
ひび割れが観察された。得られたフィルムの構成および
性質を表6に示す。
【0066】
【表5】
【0067】
【表6】
【0068】
【発明の効果】本発明の二軸延伸ポリエステルフィル
は、金属薄膜と優れた接着性を有し、低コストで、加工
性、光学特性に優れており、特にバッグインボックス等
の可撓性包装材として好適に使用できるため、その工業
的価値は高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 9:00 (72)発明者 ヘルベルト パイフェル ドイツ連邦共和国、マインツ、ディー− 55126、トイリンゲルストラッセ 26 (72)発明者 リチャード リー デーヴィス ドイツ連邦共和国、ヴィースバーデン、デ ィー−65187、ホルスタインストラッセ 11 Fターム(参考) 3E086 AD30 BA04 BA15 BA33 BB52 BB90 DA08 4F100 AB01D AK01B AK01C AK41A AK41B AK41J AK42A AK42J AL01A BA02 BA03 BA04 BA07 BA10A BA10B BA10C BA10D BA15 DA01 EH202 EH66D EJ38 EJ382 EJ422 EJ502 GB15 GB16 JK06 JL01 JL11 JL16 JM02D JN00 YY00 YY00A 4F210 AA24E AA26E AB17 AG01 AG03 AH54 AR12 QA02 QA03 QC06 QG01 QG15 QG18 QW07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのベース層Bと少なくと
    も一つの外層Aとから成る金属薄膜との接着性が良好な
    二軸延伸ポリエステルフィルムであって、上記外層A
    が、(a)20〜80モル%のエチレン−2,6−ナフ
    タレート単位と80モル%以下のエチレンテレフタレー
    ト単位とから成り、(b)1.0μm以下の厚さを有
    し、(c)金属蒸着処理後の金属薄膜に対する接着力が
    2N/25mm以上であることを特徴とする二軸延伸ポ
    リエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 さらに添加剤を有する請求項1に記載の
    フィルム。
  3. 【請求項3】 外層Aが20〜75モル%のエチレン−
    2,6−ナフタレート単位と75モル%以下のエチレン
    テレフタレート単位とから成る請求項1又は2に記載の
    フィルム。
  4. 【請求項4】 外層Aが30〜70モル%のエチレン−
    2,6−ナフタレート単位と70モル%以下のエチレン
    テレフタレート単位とから成る請求項1〜3の何れかに
    記載のフィルム。
  5. 【請求項5】 外層Aの厚さが0.9μm以下である請
    求項1〜4の何れかに記載のフィルム。
  6. 【請求項6】 外層Aの厚さが0.8μm以下である請
    求項1〜5の何れかに記載のフィルム。
  7. 【請求項7】 さらに外層Cを外層Aの反対側に有する
    請求項1〜6の何れかに記載のフィルム。
  8. 【請求項8】 ベース層および外層用の溶融物をフラッ
    ト−フィルムダイを介して共押出してシートを形成する
    工程、当該シートを1つ以上のロールを使用して冷却す
    る工程、得られたシートを二軸延伸してフィルムを得る
    工程、当該二軸延伸フィルムを熱固定する工程、当該熱
    固定したフィルムを冷却および巻取る工程から成る請求
    項1〜7に記載のフィルムの製造方法。
  9. 【請求項9】 外層Aが、20〜80モル%のエチレン
    −2,6−ナフタレート単位、80モル%以下のエチレ
    ンテレフタレート単位および任意成分として脂環式また
    は芳香族ジオール及びジカルボン酸成分とから成る請求
    項8に記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 フィルムの総重量に対し60重量%以
    下の割合で再生品を混入させる請求項8又は9に記載の
    製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜7に記載のフィルムから成
    る可撓性包装材。
  12. 【請求項12】 請求項1〜7に記載のフィルムから成
    るバッグインボックス。
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