JP2003175528A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚取りディスク成形用金型を用いる射出成
形機において、同時に成形される2つのディスク基板
を、重量アンバラスのない均一なものにすること。 【解決手段】 互いに独立したディスク成形用のキャビ
ティを2つもち、かつ、各キャビティに対応してそれぞ
れ樹脂注入口が設けられた2枚取りディスク成形用金型
を用いる射出成形機において、互いに独立した2つの可
塑化・射出ユニットによって、前記2つのキャビティ内
に溶融樹脂を同時に射出・充填し、2つのキャビティ内
の充填状態が均等となるように、前記2つの可塑化・射
出ユニットの動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク用のデ
ィスク基板を1ショットで2枚同時に成形するようにし
た、2枚取りディスク成形用金型を用いる射出成形機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク用のディスク基板は、1ショ
ットに1枚づつ成形して作製されることが多いが、生産
性の向上のために、最近は、1ショットで2枚同時に成
形することも行われている。
【0003】図10は、2枚取りディスク成形用金型を
用いた従来の射出成形機の要部断平面図である。図10
において、101は固定ダイプレート、102は、固定
ダイプレート101と図示せぬ型開閉駆動源支持プレー
トとの間に架け渡されたタイバー、103は、タイバー
102に挿通・案内されて、図示せぬ型開閉駆動源の力
によって前後進駆動される可動ダイプレート、104は
固定ダイプレート101に取り付けられた固定側金型、
105は固定金型104の一部をなすホットランナー金
型部、106は固定側金型104の一部をなすキャビ形
成金型部、107は可動ダイプレート103に取り付け
られた可動側金型、108、108は、型閉じ時に可動
側金型107と固定側金型104(ここではキャビ形成
金型部106)とで形づくられる、ディスク基板形成用
の空間であるキャビティ、109は、図示せぬスクリュ
ーを回転並びに前後進可能であるように内蔵した加熱シ
リンダ、110は加熱シリンダ109の先端に取り付け
られ、固定金型104の樹脂注入口(ここではホットラ
ンナー金型部105の樹脂注入口105a)に押し付け
られたノズルである。
【0004】ホットランナー金型部105には、ノズル
110からの樹脂111が注入される樹脂注入口105
aと、この樹脂注入口105aと連通する第1スプル1
05bと、この第1スプル105bと連通し2つに枝分
かれしたランナー105c、105cと、この各ランナ
ー105cとそれぞれ連通した第2スプル105d、1
05dとが形成されている。そして、第2スプル105
dを穿設したホットランナー部105の部位はそれぞれ
ノズル状に形成されて、この各ノズル状部位の先端が、
キャビ形成金型部106の樹脂注入口106a、106
aにそれぞれ押し付けられており、樹脂注入口106a
から注入された樹脂111は、キャビ形成金型部106
のスプル106bを通ってキャビティ108内に導入さ
れるようになっている。
【0005】なお、ホットランナー金型部105の主体
部にはバー状のヒータ112が内蔵されていると共に、
ホットランナー金型部105の前記ノズル状部位にはヒ
ータ113が巻装されており、ホットランナー金型部1
05の各部位は所定温度にコントロールされるようにな
っている。
【0006】図10に示す構成において、加熱シリンダ
109内の図示せぬスクリューの前進によって、ノズル
110から固定側金型104に注入された樹脂(溶融樹
脂)111は、ホットランナー金型部105およびキャ
ビ形成金型部106の樹脂通路を通って、2つのキャビ
ティ108内に同時に射出・充填され、これによって、
1ショットで2枚のディスク基板を成形するようになっ
ている。
【0007】このような図10の構成に類するディスク
基板2枚取り用の射出成形機は、特開平9−15598
6号公報に開示されており、この公開公報に記載された
「貼り合わせディスク製造装置」では、1ショット毎に
成形される2枚のディスク基板を対にして、反射膜・保
護膜形成後に、はり合わせることにより、はり合わせ型
光ディスクを得るようにしている。かようなディスク製
造システムの構成をとると、2台の射出成形機でそれぞ
れ1ショット毎に1枚のディスク基板を成形して、これ
らをはり合わせ型光ディスクの製造ラインに投入する場
合に較べると、成形運転の立ち上げの効率が大幅に改善
されるなどの利点がある。
【0008】ところで、図10に示す構成においては、
ホットランナー金型部105の第1スプル105bより
先の樹脂流路は、2つのキャビティ(2つのディスク基
板)のための第1の樹脂流路系と第2の樹脂流路系にな
っており、この第1、第2の樹脂流路系は、製造上避け
がたい誤差によって、メカニズム的に完全に均等なもの
にすることができない。そのため、1ショットで同時に
成形した2枚のディスク基板間では、重量差が生じる。
【0009】図11は、図10に示す構成において第1
の樹脂流路系と第2の樹脂流路系を全く同一の条件で温
度コントロールした際の、フロント(正面)側のキャビ
ティとリア(背面)側のキャビティでそれぞれ成形され
たディスク基板の重量のサンプリングデータの1例を示
している。図11から明らかなように、フロント側とリ
ア側では重量差が生じ、かつ、フロント側およびリア側
の双方で目標とする重量範囲から外れている(なお、図
11のサンプリングデータはマシンによって機差があ
る)。
【0010】そこで、第1の樹脂流路系と第2の樹脂流
路系の温度制御条件を微妙に差をつけてコントロールす
ることにより、第1の樹脂流路系と第2の樹脂流路系の
樹脂温度(換言するなら樹脂の粘度)に微妙に差をつけ
ることによって、フロント側およびリア側の双方のディ
スク基板の重量が、目標重量範囲に収まるように調整を
行っていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来技
術では、一方のディスク基板のための第1の樹脂流路系
と、他方のディスク基板のための第2の樹脂流路系と
の、製造上避けがたい微妙なアンバランスに起因する、
2枚のディスク基板の重量差を調整するために、第1の
樹脂流路系と第2の樹脂流路系の温度制御条件を、微妙
に差をつけてコントロールするようにしているが、PI
Dのフィードバック制御によって温度コントロールを行
ったとしても、同時に成形される2つのディスク基板を
可及的に均一にするのには、一定の限界のあるものであ
った。また、光学的性能の均一化を図るという観点から
見ると、第1の樹脂流路系と第2の樹脂流路系の温度制
御条件に差をつけてコントロールすることは、好ましい
ものではない。
【0012】なお、ホットランナー金型を排すると共
に、1本の加熱シリンダの先端をY字形にして、Y字形
の先端にそれぞれノズルを取り付けて、各ノズルから互
いに独立したキャビティへ樹脂を射出・充填するとい
う、2枚取りディスク成形用射出成形機も知られている
が、この場合にも、一方のディスク基板のための第1の
樹脂流路系と、他方のディスク基板のための第2の樹脂
流路系との、製造上避けがたい微妙なアンバランスに起
因する、2枚のディスク基板の重量差を調整するため
に、第1の樹脂流路系と第2の樹脂流路系の温度制御条
件を、微妙に差をつけてコントロールするようにしてい
るので、上述した問題が同様に生じる。
【0013】さらに、図10に示した従来技術では、ノ
ズル110から射出された樹脂が、ホットランナー金型
部105を経由してキャビティ108に充填されるの
で、連続成形運転を停止して再開させる際には、ホット
ランナー金型部105の樹脂流路に溜まった樹脂を、総
て新しい樹脂で押し出て入れ替える必要があり、成形開
始前の準備作業が面倒であるという指摘もあった。
【0014】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、2枚取りディスク成形用金型
を用いる射出成形機において、同時に成形される2つの
ディスク基板を、重量のアンバランスのない均一なもの
にすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために、互いに独立したディスク成形用のキャ
ビティを2つもち、かつ、各キャビティに対応してそれ
ぞれ樹脂注入口が設けられた2枚取りディスク成形用金
型を用いる射出成形機において、互いに独立した2つの
可塑化・射出ユニットによって、前記2つのキャビティ
内に溶融樹脂を射出・充填し、2つのキャビティ内の充
填状態が均等となるように、前記2つの可塑化・射出ユ
ニットの動作を制御するように、構成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態に係る射出成
形機の主として射出メカニズム系の要部平面図、図2
は、本発明の一実施形態に係る射出成形機の射出メカニ
ズム系の断正面図であり、図3は、本発明の一実施形態
に係る射出成形機の要部断平面図である。なお、図1に
おいては、射出メカニズム系の加熱シリンダ先端のノズ
ルと型開閉メカニズム系の固定金型とは分離して描いて
あるが、成形運転時には、図3に示すように、射出メカ
ニズム系の加熱シリンダ先端のノズルは、型開閉メカニ
ズム系の固定金型の樹脂注入口に押し付けられている。
なおまた、図1、図2においては、一部の構成を省いて
図示してある。
【0018】図1〜図3において、1は固定ダイプレー
ト、2は、固定ダイプレート1と図示せぬ型開閉駆動源
支持プレートとの間に架け渡されたタイバー、3は、タ
イバー2に挿通・案内されて、図示せぬ型開閉駆動源の
力によって前後進駆動される可動ダイプレート、4は固
定ダイプレート1に取り付けられた固定側金型、5は可
動ダイプレート3に取り付けられた可動側金型、6A、
6Bは、型閉じ時に可動側金型5と固定側金型4とで形
づくられる、互いに独立したディスク基板形成用の空間
であるキャビティ、7A、7Bは、各キャビティ6A、
6Bにそれぞれ対応付けて形成され、各キャビティ6
A、6Bに樹脂(溶融樹脂)9をそれぞれ独立して導入
するための経路の短いスプル、8A、8B(図3参照)
は、各スプル7A、7Bに樹脂9を導入するための互い
に独立した樹脂注入口である。
【0019】また、図1においては割愛してあるが、図
3において、61Aは、固定側金型4のキャビティ6A
側に設けられた渦巻き状の配管、61Bは、固定側金型
4のキャビティ6B側に設けられた渦巻き状の配管、6
2Aは、可動側金型5のキャビティ6A側に設けられた
渦巻き状の配管、62Bは、可動側金型5のキャビティ
6B側に設けられた渦巻き状の配管、63は、固定側金
型4の渦巻き状の配管61A、61Bの一端と金型温調
器67とを連通する配管、64は、固定側金型4の渦巻
き状の配管61A、61Bの他端と金型温調器67とを
連通する配管、65は、可動側金型5の渦巻き状の配管
62A、62Bの一端と金型温調器67とを連通する配
管、66は、可動側金型5の渦巻き状の配管62A、6
2Bの他端と金型温調器67とを連通する配管、67
は、各配管を流れる温度コントロール用の流体の温度を
所定値に保つように制御すると共に、温度コントロール
用の流体の流出・流入を制御する、キャビティ6A、6
Bに対して共通の金型温調器である。
【0020】また、11A、11B(図1参照)は、互
いに独立したインラインスクリュータイプの可塑化・射
出ユニットで、各可塑化・射出ユニット11A、11B
は、水平方向に併設されている。12A、12Bは、各
可塑化・射出ユニット11A、11Bの加熱シリンダ
で、加熱シリンダ12A、12Bの先端にそれぞれ取り
付けられたノズル13A、13Bが、対応する前記樹脂
注入口8A、8Bにそれぞれ押し付けられている。な
お、加熱シリンダ12A、12Bおよびノズル13A、
13Bには、バンドヒータ14が巻装されている。
【0021】15は、各加熱シリンダ12A、12Bの
基端部を保持した保持盤で、保持盤15には、ホッパー
から樹脂材料を加熱シリンダ12A、12Bの内部へ供
給するための樹脂供給穴16A、16B−1と、スクラ
ップ回収/供給装置からの樹脂材料(再生用樹脂)を加
熱シリンダ12Bの内部へ供給するための樹脂供給穴1
6B−2が穿設されており、この各樹脂供給穴16A、
16B−1、16B−2は、各加熱シリンダ12A、1
2Bの基端側に穿設した樹脂供給穴17A、17B−
1、17b−2(図2参照)とそれぞれ連通している。
【0022】ここで、本実施形態の射出成形機は、後で
も述べるが、2つのキャビティ6A、6Bで同時に成形
した2枚のディスク基板を対にして、はり合わせ型光デ
ィスクの製造ラインに流すためのマシンとなっている。
そして、はり合わせ型光ディスクとして両面利用タイプ
(2枚のディスクをそれぞれ光ディスクとして用いるタ
イプ)のディスク基板を成形する際には、図4に示すよ
うに、図示せぬ原料供給装置から原料樹脂(新規原料樹
脂)が送り込まれる単一のホッパー35から、分岐配管
36を介して樹脂供給穴16A、16B−1(すなわ
ち、加熱シリンダ12A、12Bの内部)へ、同一ロッ
トの新規の原料樹脂を供給するようになっている。
【0023】一方、はり合わせ型光ディスクとして片面
利用タイプ(1枚のディスクのみ光ディスクとして用
い、他方をダミーディスクとするタイプ)のディスク基
板を成形する際には、図5に示すように、(1)図示せ
ぬ原料供給装置から原料樹脂(新規原料樹脂)が送り込
まれる第1のホッパー37Aから、このホッパーの供給
部を介して樹脂供給穴16A(すなわち、加熱シリンダ
12Aの内部)へ、新規の原料樹脂を供給し、また、図
示せぬ原料供給装置から再生用樹脂(光ディスクとして
用いるものと同一材料の樹脂)をペレット状に粉砕して
なる再生用樹脂が送り込まれる第2のホッパー37Bか
ら、このホッパーの供給部を介して樹脂供給穴B−1
(すなわち、加熱シリンダ12Bの内部)へ、再生用樹
脂を供給するようになすか、あるいは、(2)図示せぬ
原料供給装置から原料樹脂(新規原料樹脂)が送り込ま
れる第1のホッパー37Aから、このホッパーの供給部
を介して樹脂供給穴16A(すなわち、加熱シリンダ1
2Aの内部)へ、新規の原料樹脂を供給し、加熱シリン
ダ12Bに対しては、図示せぬ原料供給装置から原料樹
脂(新規原料樹脂)が送り込まれる第2のホッパー37
Bから、このホッパーの供給部を介して、樹脂供給穴1
6B−1へ新規の原料樹脂を供給すると共に、図示せぬ
スクラップ回収/供給装置(離型・エジェクト時に発生
するスプル部分などの不要樹脂部を回収して、エアで搬
送する装置)から、搬送配管38、供給配管39を介し
て、樹脂供給穴16B−2(樹脂供給穴16B−1より
も樹脂送り込み方向の上流側に位置する樹脂供給穴)へ
未粉砕の再生用樹脂を供給するようになっている(な
お、この(2)の場合には、樹脂供給穴16A、16B
−1へは、図4に示す原料供給メカニズムを用いて、新
規の原料樹脂を供給するようにしてもよい)。つまり、
はり合わせ型光ディスクとして片面利用タイプのディス
ク基板を成形する際には、ダミー基板の材料として少な
くともその一部に再生用樹脂を用いるようになってお
り、これにより省資源化を図るようになっている。
【0024】また、図2に示すように、各加熱シリンダ
12A、12B内には、回転並びに前後進可能であるよ
うにスクリュー18A、18Bが内蔵されており、この
スクリューの回転によって、スクリューの後部に供給さ
れた樹脂材料が混練、可塑化されてスクリューの前方側
に送り込まれ、スクリューの前方側に溶融樹脂が溜まる
に従ってスクリューが背圧を制御されつつ後退し、1シ
ョット分の溶融樹脂が貯えられた時点でスクリュー回転
が停止され、かような動作で計量行程が実行される。ま
た、後退位置にあるスクリューが急速前進駆動されるこ
とにより、貯えられた溶融樹脂がノズルから固定金型に
射出、充填され、これにより射出行程(1次射出行程)
が実行される。
【0025】19は、各可塑化・射出ユニット11A、
11Bの射出駆動源(スクリュー前後進駆動源)として
のサーボモータからなる射出モータ20A、20B(図
2参照)を搭載した保持盤で、前記保持盤15と所定距
離をおいて対向するように、保持盤15と共にベース盤
21上に固設されている。保持盤15と保持盤19との
間には、各可塑化・射出ユニット11A、11B用の上
下一対のガイドバー22A、22A、22B、22B
(図2参照)が架け渡されており、ガイドバー22A、
22Aには、可塑化・射出ユニット11Aの直線移動体
23Aが摺動可能に挿通されており、ガイドバー22
B、22Bには、可塑化・射出ユニット11Bの直線移
動体23Bが摺動可能に挿通されている。この各直線移
動体23A、23Bには、回転体24A、24B(図2
参照)がそれぞれ回転自在に保持されており、各回転体
24A、24Bには、対応するスクリュー18A、18
Bの基端部がそれぞれ固定されている。
【0026】25A、25B(図1参照)は、各可塑化
・射出ユニット11A、11Bの計量駆動源(スクリュ
ー回転駆動源)としてのサーボモータからなる計量モー
タで、各計量モータ25A、25Bは対応する前記直線
移動体23A、23Bにそれぞれ搭載されており、直線
移動体と共に移送されるようになっている。26A、2
6Bは、各計量モータ25A、25Bの出力軸にそれぞ
れ固定された駆動プーリで、各駆動プーリ26A、26
Bは、前記各回転体24A、24Bにそれぞれ固定され
た被動プーリ27A、27Bに、タイミングベルトを介
して連結されている。そして、計量モータ25Aの回転
によって、駆動プーリ26A、タイミングベルト、被動
プーリ27Aを介して、回転体24Aが回転駆動され、
これによってスクリュー18Aが回転し、また、計量モ
ータ25Bの回転によって、駆動プーリ26B、タイミ
ングベルト、被動プーリ27Bを介して、回転体24B
が回転駆動され、これによってスクリュー18Bが回転
するようになっている。
【0027】前記保持盤19には、前記射出モータ20
A、20Bの回転力が伝達されるボールネジ機構のネジ
軸を回転可能に保持する軸保持体28A、28Bがそれ
ぞれ取り付けられており、各軸保持体28A、28Bに
は、ボールネジ機構のネジ軸31A、31Bがそれぞれ
回転自在に保持されている。このネジ軸31A、31B
とそれぞれ一体回転する被動プーリ29A、29Bに
は、各射出モータ20A、20Bの出力軸にそれぞれ固
体された駆動プーリ30A、30Bが、タイミングベル
トを介してれぞれ連結されている。また、ネジ軸31
A、31Bにはボールネジ機構のナット体32A、32
Bがそれぞれ螺合されており、ナット体32A、32B
の端部が、前記直線移動体23A、23Bにそれぞれ固
定されている。そして、射出モータ20Aの回転によっ
て、駆動プーリ30A、タイミングベルト、被動プーリ
29Aを介してネジ軸31Aが回転駆動され、この回転
運動は直線運動に変換されて、ナット体32Aから直線
移動体23Aに伝達され、これによって、スクリュー1
8Aが前後進駆動され、また、射出モータ20Bの回転
によって、駆動プーリ30B、タイミングベルト、被動
プーリ29Bを介してネジ軸31Bが回転駆動され、こ
の回転運動は直線運動に変換されて、ナット体32Bか
ら直線移動体23Bに伝達され、これによって、スクリ
ュー18Bが前後進駆動されるようになっている。
【0028】図6は、本実施形態の射出成形機における
射出制御系の構成を示すブロック図であり、同図におい
て、41は射出制御部、42Aは前記射出モータ20A
をフィードバック制御するサーボドライバ、42Bは前
記射出モータ20Bをフィードバック制御するサーボド
ライバである。
【0029】射出制御部41は、マシン(射出成形機)
全体の制御を司る図示せぬ上位コントローラからの制御
信号43にしたがって射出動作を制御し、制御信号43
によって射出開始タイミングに至ったことを認知する
と、予め与えられた射出制御条件データに基づき、サー
ボドライバ42A、42Bを介して、射出モータ20
A、20Bを同期して駆動開始させる。
【0030】サーボドライバ42Aは、射出モータ20
Aに付設されたエンコーダからの実測位置データ44A
と、射出モータ20Aの実駆動電流値に基づく実測圧力
データ45Aとによって、前記スクリュー18Aの現在
位置(実測位置)と、現在速度(実測速度)と、現在圧
力(実測圧力)とを認知し、速度フィードバック制御領
域においては、射出制御部41から与えられる速度設定
値に実測速度が一致するように、PIDフィードバック
制御によって射出モータ20Aを駆動制御し、圧力フィ
ードバック制御領域においては、射出制御部41から与
えられる圧力設定値に実測圧力が一致するように、PI
Dフィードバック制御によって射出モータ20Aを駆動
制御する。同様に、サーボドライバ42Bは、射出モー
タ20Bに付設されたエンコーダからの実測位置データ
44Bと、射出モータ20Bの実駆動電流値に基づく実
測圧力データ45Bとによって、前記スクリュー18B
の現在位置(実測位置)と、現在速度(実測速度)と、
現在圧力(実測圧力)とを認知し、速度フィードバック
制御領域においては、射出制御部41から与えられる速
度設定値に実測速度が一致するように、PIDフィード
バック制御によって射出モータ20Bを駆動制御し、圧
力フィードバック制御領域においては、射出制御部41
から与えられる圧力設定値に実測圧力が一致するよう
に、PIDフィードバック制御によって射出モータ20
Bを駆動制御する。
【0031】かような構成をとる本実施形態の射出動作
について説明する。ここで、本実施形態においては、金
型における第1の樹脂流路系(キャビティ6A側の樹脂
流路系)と第2の樹脂流路系(キャビティ6B側の樹脂
流路系)との、温度コントロール条件(PIDフィード
バック制御による温度コントロール条件)を全く同一に
し、また、可塑化・射出ユニット11Aと可塑化・射出
ユニット11Bとの、温度コントロール条件(PIDフ
ィードバック制御による温度コントロール条件)を全く
同一のものにしている。すなわち、第1の樹脂流路系と
第2の樹脂流路系との間に製造上避けがたいメカニズム
の微差があるか否かにかかわらず、両者の温度コントロ
ール条件を同一のものに設定し、可塑化・射出ユニット
11Aと可塑化・射出ユニット11Bとの間に製造上避
けがたいメカニズムの微差があるか否かにかかわらず、
両者の温度コントロール条件を同一のものに設定するよ
うにしている。なお、温調制御部は、マシン全体で共通
化して同一ボード上に形成されていることは、言うまで
もない。
【0032】そして、射出開始タイミングに至ると、射
出制御部41は、まず、サーボドライバ42A、42B
に速度フィードバック制御によって射出を行うように指
令を出して、これによってサーボドライバ42A、42
Bは 速度指令値に実測速度が一致するように、射出モ
ータ20A、20Bを同期して駆動開始させ、スクリュ
ー18A、18Bを同期して前進開始させる。これによ
って、スクリュー18Aによりキャビティ6A内に樹脂
9が射出・充填され、スクリュー18Bによりキャビテ
ィ6B内に樹脂が射出・充填される。また、キャビティ
6A、6B内に所定量の樹脂9がそれぞれ充填される
と、射出制御部41は、サーボドライバ42A、42B
に圧力フィードバック制御によって圧縮を行うように指
令を出して、サーボドライバ42A、42Bは、圧力指
令値に実測圧力が一致するように射出モータ20A、2
0Bを制御し、これにより、スクリュー18A、18B
によって、キャビティ6A、6B内の樹脂9にそれぞれ
圧縮力が付与される。
【0033】ここで、第1の樹脂流路系と第2の樹脂流
路系との間に製造上避けがたいメカニズムの微差がな
く、かつ、可塑化・射出ユニット11Aと可塑化・射出
ユニット11Bとの間にも製造上避けがたいメカニズム
の微差がない場合には、サーボドライバ42A、42B
の速度制御条件や圧力制御条件は全く同一のものにされ
るが、通常は、第1の樹脂流路系と第2の樹脂流路系と
の間には製造上避けがたいメカニズムの微差があり、ま
た、可塑化・射出ユニット11Aと可塑化・射出ユニッ
ト11Bとの間にも製造上避けがたいメカニズムの微差
があるので、2つのキャビティ6A、6B内の充填状態
が両者で均等なものとなるように、サーボドライバ42
Aの速度制御条件とサーボドライバ42Bの速度制御条
件には微妙な差が付けられる。また、必要に応じ、同様
にして、2つのキャビティ6A、6B内の圧縮状態が両
者で均等なものとなるように、サーボドライバ42Aの
圧力制御条件とサーボドライバ42Bの圧力制御条件に
は微妙な差が付けられる。これによって、キャビティ6
Aで得られるディスク基板と、キャビティ6Bで得られ
るディスク基板の重量を、可及的に相等しいものにする
ことができる。すなわち、従来のように、第1の樹脂流
路系と第2の樹脂流路系の温度制御条件に微妙に差を付
けるものに比べると、射出モータ(サーボモータ)の速
度、圧力制御条件に微妙な差をつけるコントロールは、
精緻で再現性のよいものとなるため、同時に成形される
2つのディスク基板の重量をより均一化することが可能
となる。
【0034】なお、2つの速度制御条件や圧力制御条件
の微妙な差出しは、制御条件変更と試ショットとを繰り
返して、マシン毎の機差に応じて最適条件を予め見出す
ことによってなされ、見出した最適条件を2つの射出モ
ータ(サーボモータ)の制御条件にそれぞれ反映させ
て、制御条件の設定を行うようにされる。
【0035】ここで、本実施形態では、射出モータとし
て回転型のサーボモータを用い、この回転力を直線運動
に変換してスクリューを直線駆動するようにしている
が、射出モータとしてリニアサーボモータを用いて、こ
のリニアサーボモータの直線駆動力によって、スクリュ
ーを直線駆動するようにしてもよい。
【0036】図7は、本実施形態の射出成形機において
用いられる取り出し機の構成を示す図であり、同図にお
いて、51は旋回アーム、52はモータやエアシリンダ
からなる旋回駆動源、53A、53Bは旋回アーム51
の先端に設けられたチャッキング部、54A、54Bは
ディスク基板である。
【0037】図7に示すように、取り出し機は可動ダイ
プレート3上に搭載されており、ディスク基板の取り出
し時以外には、旋回アーム51は、図7の2点鎖線に示
すような待機位置をとっている。そして、射出・充填お
よび冷却完了後に実行される型開きの際に、旋回アーム
51は図7の実線に示す位置まで旋回して、エジェクト
動作(図1〜図3においては、エジェクト機構は割愛し
てある)によって突き出される2枚のディスク基板54
A、54Bを、チャッキング部53A、53Bが例えば
真空吸着などの手段で受け取り、受け取った2枚のディ
スク基板54A、54Bを、必要に応じて図示せぬ適宜
の受け渡し装置を介して、製造ラインのベルトコンベア
上などに載置するようになっている。
【0038】図8は、本実施形態の射出成形機を適用し
た、はり合わせ型光ディスク(ここでは両面利用タイプ
のはり合わせ型光ディスク)の製造ラインの概略を示す
図である。射出成形機で成形され、取り出し機で取り出
された2枚のディスク基板54A、54Bは、反射膜、
保護膜などが各種膜形成工程61で成膜・形成され、は
り合わせ工程62において、接着剤がスピンコートなど
の手法で一方のディスクのはり合わせ面に塗布された
後、2枚のディスクが接着・固定されて、はり合わせ型
光ディスクとして完成されるようになっている。なお、
片面利用タイプのはり合わせ型光ディスクを製造する場
合には、レイヤ0側のディスク基板54Aのみに反射
膜、保護膜などが形成されるようになっていることは、
言うまでもない。
【0039】なお、2枚のディスクを接着・固定する際
に、2枚のディスク(ディスク基板54A、54B)
を、通常は、図9の(a)に示すように、両者を完全に
平坦なものとして接着を行うが、光ディスクの製造メー
カーによっては、はり合わせ装置の仕様や特性、あるい
は貼り合わせノウハウなどから、図9の(b)に示すよ
うに一方にソリを持たせてたり、あるいは、図9の
(c)に示すように両者に異なる方向のソリを持たせた
いという要求もある(図9の(b)、(c)のソリは誇
張されており、実際のソリは微小である)。本実施形態
の射出成形機では、可塑化・射出ユニット11A、11
Bがそれぞれ独立しているので、それぞれのサーボ制御
を独立してコントロールすることにより、図9の
(b)、(c)に示すような形状要求を、容易に満たす
ことが可能となる。なおここで、ソリは板厚と密接に関
係しており、図9の(b)に示すように一方のみにソリ
を持たせた場合は、2枚のディスク基板54A、54B
間には規格が許容する範囲で微妙な板厚の差(数μm程
度)が生じるが、この場合には、ソリを持たせることを
優先して、2枚のディスク基板間の多少の重量のアンバ
ラスについては、これを許容することになる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2枚取り
ディスク成形用金型を用いる射出成形機において、同時
に成形される2つのディスク基板を、重量のアンバラス
のない均一なものにすることができる。また、同時に成
形した2枚のディスク基板を対にして、はり合わせ型光
ディスクの製造ラインに流すようにしているので、2台
の射出成形機でそれぞれ1ショット毎に1枚のディスク
基板を成形して、これらをはり合わせ型光ディスクの製
造ラインに投入する場合に較べると、成形運転の立ち上
げの効率が大幅に改善され、ディスク基板に無駄がなく
なるなどの利点がある上、片面利用タイプのはり合わせ
型光ディスクにおいては、ダミーディスクに再生用樹脂
を少なくとも一部用いることができるので、省資源化が
図れ、また、はり合わせ工程からくる要求に応じて、対
となるディスク基板のソリ度合いを意図的に異ならせる
ことも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る射出成形機の主とし
て射出メカニズム系の要部平面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る射出成形機の射出メ
カニズム系の断正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る射出成形機の要部断
平面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る射出成形機における
樹脂材料の供給メカニズムの一例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る射出成形機における
樹脂材料の供給メカニズムの他の一例を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の一実施形態に係る射出成形機の射出制
御系の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る射出成形機で用いら
れる取り出し機の構成の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る射出成形機を適用し
た、両面利用タイプのはり合わせ型光ディスクの製造ラ
インの概略を示す説明図である。
【図9】2枚のディスクのはり合わせの様子を示す説明
図である。
【図10】2枚取りディスク成形用金型を用いた従来の
射出成形機の要部断平面図である。
【図11】図10に示す構成において第1の樹脂流路系
と第2の樹脂流路系を全く同一の条件で温度コントロー
ルした際の、フロント(正面)側のキャビティとリア
(背面)側のキャビティでそれぞれ成形されたディスク
基板の重量のサンプリングデータの1例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 固定ダイプレート 2 タイバー 3 可動ダイプレート 4 固定側金型 5 可動側金型 6A、6B キャビティ 7A、7B スプル 8A、8B 樹脂注入口 9 樹脂 11A、11B 可塑化・射出ユニット 12A、12B 加熱シリンダ 13A、13B ノズル 14 バンドヒータ 15 保持盤 16A、16B−1、16B−2 樹脂供給穴 17A、17B−1、17B−2 樹脂供給穴 18A、18B スクリュー 19 保持盤 20A、20B 射出モータ(サーボモータ) 21 ベース盤 22A、22A、22B、22B ガイドバー 23A、23B 直線移動体 24A、24B 回転体 25A、25B 計量モータ(サーボモータ) 26A、26B 駆動プーリ 27A、27B 被動プーリ 28A、28B 軸保持体 29A、29B 被動プーリ 30A、30B 駆動プーリ 31A、31B ネジ軸 32A、32B ナット体 35 ホッパー 36 分岐配管 37A 第1のホッパー 37B 第2のホッパー 38 搬送配管 39 供給配管 41 射出制御部 42A、42B サーボドライバ 51 旋回アーム 52 旋回駆動源 53A、53B チャッキング部 54A、54B ディスク基板 61A、61B、62A、62B 渦巻き状の配管 63、64、65、66 配管 67 金型温調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29L 17:00 B29L 17:00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに独立したディスク成形用のキャビ
    ティを2つもち、かつ、各キャビティに対応してそれぞ
    れ樹脂注入口が設けられた2枚取りディスク成形用金型
    を用いる射出成形機であって、 互いに独立した2つの可塑化・射出ユニットによって、
    前記2つのキャビティ内に溶融樹脂を射出・充填し、2
    つのキャビティ内の充填状態が均等となるように、前記
    2つの可塑化・射出ユニットの動作を制御するようにし
    たことを特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記各可塑化・射出ユニットの射出駆動源としてサーボ
    モータを用いることを特徴とする射出成形機。
  3. 【請求項3】 互いに独立したディスク成形用のキャビ
    ティを2つもち、かつ、各キャビティに対応してそれぞ
    れ樹脂注入口が設けられた2枚取りディスク成形用金型
    を用いる射出成形機であって、 互いに独立した2つの可塑化・射出ユニットによって、
    前記2つのキャビティ内に溶融樹脂を射出・充填し、2
    つのキャビティ内の充填状態が均等ないし略均等となる
    ように、前記2つの可塑化・射出ユニットの動作を制御
    し、 前記2つのキャビティで同時に成形した2枚のディスク
    基板を用いてはり合わせ型光ディスクを作製するため
    に、同時に成形した2枚のディスク基板を対にして、は
    り合わせ型光ディスクの製造ラインに流すようにしたこ
    とを特徴とする射出成形機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、 前記2つの可塑化・射出ユニットに対して、同一ロット
    の新規の原料樹脂を同時に分岐させて供給するようにし
    たことを特徴とする射出成形機。
  5. 【請求項5】 請求項3記載において、 前記2つの可塑化・射出ユニットの何れか一方の可塑化
    ・射出ユニットに、再生用樹脂、または、再生用樹脂と
    新規の原料樹脂とを供給するようにしたことを特徴とす
    る射出成形機。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れか1項に記載にお
    いて、 前記2つのキャビティの温度コントロールと、前記2つ
    のキャビティで成形されたディスク基板の取り出しと
    を、共有化したことを特徴とする射出成形機。
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