JP2009012332A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009012332A
JP2009012332A JP2007177480A JP2007177480A JP2009012332A JP 2009012332 A JP2009012332 A JP 2009012332A JP 2007177480 A JP2007177480 A JP 2007177480A JP 2007177480 A JP2007177480 A JP 2007177480A JP 2009012332 A JP2009012332 A JP 2009012332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection
molded product
mold
production
molded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007177480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5028167B2 (ja
Inventor
Koji Taruie
宏治 樽家
Akikimi Kuroda
章公 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Original Assignee
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Machinery and Metal Co Ltd filed Critical Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority to JP2007177480A priority Critical patent/JP5028167B2/ja
Publication of JP2009012332A publication Critical patent/JP2009012332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5028167B2 publication Critical patent/JP5028167B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】単一の型開閉ユニットが複数組の金型対をもち、各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられた射出成形機において、異なる成形製品を異なる生産数だけ成形する場合に、先に予定生産数の成形が完了した方の射出ユニットがとる動作モードを、その時々の要求や都合に応じて適応的に選択可能とすること。
【解決手段】1つの型開閉ユニットが固定側金型と可動側金型とで構成される金型対を複数備え、該各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられて、異なる成形製品が同時に成形可能な射出成形機において、異なる成形製品を異なる生産数だけ成形する場合に、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニットがとる動作モードを、あらかじめ用意された複数の動作モードの中から選択可能とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、単一の型開閉ユニットが複数組の金型対(固定側金型と可動側金型の対)をもち、各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられた射出成形機に関する。
1つの(単一の)固定ダイプレートに例えば2つの固定側金型を搭載し、固定ダイプレートに対して前後進可能な1つの(単一の)可動ダイプレートに、各固定側金型とそれぞれ対応する2つの可動側金型を搭載して、2組の金型対(固定側金型と可動側金型の対)に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられた射出成形機は公知である。
このような射出成形機は、2つの射出ユニットに同一ロットの原料樹脂を分岐供給できるので、2つの射出ユニットで同時に射出されて、同時に成形された成形製品同士での品質バラツキが可及的に少なくなり、したがって、例えば、2枚貼り合わせタイプの光ディスク基板の生産においては、同時に成形された光学的性能のバラツキのない2枚のディスク基板を貼り合わせることにより、品質の優れた光ディスクとすることができる。よって、従来は2枚貼り合わせタイプの光ディスク基板の成形などのように、同一種類の樹脂で同一形状の成形製品を、1成形サイクル毎に2個取りするような用途に、主として用いられていた。
ところで、このような射出成形機においては、各金型対の型厚を同一にする必要があるという制約はあるも、2つの金型対のキャビティ形状を異ならせたり、2つの射出ユニットが射出する樹脂材料を異ならせることで、1成形サイクル毎に2種類の成形製品を成形することができる(金型対および射出ユニットの組み合わせ毎に、それぞれ異なる成形製品を同時に成形することができる)。よって、金型交換を行うことなく2種類の製品種別の成形製品を得ることができることに着目されて、セル生産方式(屋台生産方式)の生産現場などでは、最近、1台のマシンで2種類の製品種別の成形製品を成形することが、時として行われるようになってきている。
上記したように、単一の型開閉ユニットが2組の金型対をもち、各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられた射出成形機は、金型交換を行うことなく1台のマシンで2種類の製品種別の成形製品を同時に得ることも可能な射出成形機ではあるが、2枚貼り合わせタイプの光ディスク基板などの生産を行うためのマシンとして開発されたものであるため、ショット数のカウントは、2つの射出ユニットに対して共通の単一のカウンタによって行われるようになっていた。
単一の型開閉ユニットが2組の金型対をもち、各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられた、従来の射出成形機は、1成形サイクル毎に同一の成形製品を2個取りするような用途に主として用いられており、このため、上述したように、2つの射出ユニットに対して共通の単一のカウンタを設けて、この単一のカウンタによって、マシンで生産(成形)される成形製品の生産数の管理を行うようになっていた。つまり、従来のこの種の射出成形機では、1成形サイクル毎に2種類の成形製品を成形する際に、2種類の成形製品の生産予定数が異なることに関しては全く配慮が払われておらず、このため、2種類の成形製品毎に個別の生産数をカウントして管理することができず、異なる種類の成形製品Aと成形製品Bとを生産(成形)する際には、両者の生産予定数を同一にせざるを得なかった。
しかしながら、異なる種類の成形製品Aと成形製品Bとを生産する際に、両者の生産予定数を異なって設定したいという要求は当然あり得、成形製品Aと成形製品Bの生産数の個別設定と、それに対応する現在のそれぞれの成形製品A、Bの生産数の把握とが行えないという問題がある。したがって、成形製品Aの生産予定数を例えば1000とし、成形製品Bの生産予定数を例えば2000とする設定を行って、生産予定数の少ない成形製品Aの生産が完了した後に、成形製品Aを生産(成形)していた側の射出ユニット(A)を、その時々の要求や都合に応じて、適応的な動作モードをとらせることができないという指摘があり、これに対処できるような射出成形機の実現が求められていた。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、単一の型開閉ユニットが複数組の金型対をもち、各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられた射出成形機において、異なる成形製品を異なる生産数だけ成形する場合に、先に予定生産数の成形が完了した方の射出ユニットがとる動作モードを、その時々の要求や都合に応じて適応的に選択可能とした、使い勝手のよい射出成形機を実現することにある。
本発明は上記した目的を達成するため、1つの型開閉ユニットが固定側金型と可動側金型とで構成される金型対を複数備え、該各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられて、各金型対および各射出ユニットで、それぞれ異なる成形製品が同時に成形可能な射出成形機において、異なる成形製品を異なる生産数だけ成形する場合に、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニットがとる動作モードを、あらかじめ用意された複数の動作モードの中から選択可能とする。
本発明では、単一の型開閉ユニットが複数組の金型対をもち、各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられた射出成形機において、異なる成形製品を異なる生産数だけ成形する場合に、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニットがとる動作モードを、あらかじめ用意された複数の動作モードの中から選択可能としているので、先に予定生産数の成形が完了した方の射出ユニットがとる動作モードを、その時々の要求や都合に応じて適応的に選択でき、使い勝手のよい射出成形機とすることができる。
すなわち例えば、異なる種類の成形製品Aと成形製品Bとを生産する際に、成形製品Aの生産予定数が900であり、成形製品Bの生産予定数が1000であって、成形製品Aの生産(成形)が完了した後に、比較的に時間をおかずに成形製品Bの生産(成形)が完了するので、成形製品Aを成形した射出ユニット(A)のパージングと、成形製品Bを成形した射出ユニット(B)のパージングとを、同時に行った方がパージで排出された樹脂の後始末の手間が簡単と判断されるときには、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニット(A)は、射出ユニット(B)による成形が完了するまでは、ノズルバックしてこのノズルバック状態のままで加熱シリンダの温度制御のみを継続する動作モードをとることで、あるいは、ノズルタッチ状態のままで加熱シリンダの温度制御のみを継続する動作モードをとることで、射出ユニット(A)、(B)のパージングを同時に行うことができる。なお、成形製品Aの生産予定数の生産が完了すると、射出ユニット(A)に対応する金型対に対する温度制御は停止するようにされる。
また例えば、異なる種類の成形製品Aと成形製品Bとを生産する際に、成形製品Aの生産予定数が500であり、成形製品Bの生産予定数が5000であって、成形製品Aの生産が完了した後、長時間が経過してから成形製品Bの生産が完了することと、成形製品Aを成形した射出ユニット(A)での、次の成形製品の生産が当分ないこととから、成形製品Aを成形した射出ユニット(A)のパージングを先に済まして、射出ユニット(A)の加熱シリンダの温調制御を絶っていた方が望ましいと判断されるときには、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニット(A)は、ノズルバック後にパージングを行って(自動モードのパージングを行って)、パージング完了後に加熱シリンダの温度制御を停止させ、さらに、このとき、射出ユニット(A)に対応する金型対に対する温度制御も停止させる。このような動作モードをとることで、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニット(A)の加熱シリンダ内の残留樹脂の除去を円滑に行えて、また、無駄な加熱制御を継続することによるエネルギーの浪費を抑えることができる。
また例えば、異なる種類の成形製品Aと成形製品Bとを生産する際に、成形製品Aの生産予定数が500であり、成形製品Bの生産予定数が5000であって、成形製品Aの生産が完了した後、成形製品Bの生産継続中に、成形製品Aを成形した射出ユニット(A)において、例えば樹脂色の異なる次の成形製品(生産の完了した成形製品Aと同一形状であるも、樹脂色の異なる次の成形製品(便宜上、成形製品A’と記す))の生産を開始させたいときには、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニット(A)は、ノズルバック後にパージングを行って(自動モードのパージングを行って)、パージング完了後も加熱シリンダの温度制御は継続する動作モードをとる。このような動作モードをとることで、射出ユニット(A)では、パージング完了後に、次の成形製品A’のための色替え(樹脂替え)を行い、色替えの完了後に、射出ユニット(A)による次の成形製品A’のための成形運転を、成形製品Bの生産(成形)を続行中の射出ユニット(B)の動作と同期をとって、開始させることができる。したがって、成形製品Aの生産が完了した後の後段取りや、成形製品A’の生産を開始する前の前段取りを、時間の無駄なく効率よく行うことができ、生産性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1〜図5は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と記す)による射出成形機に係り、本実施形態は、単一の型開閉ユニットが2組の金型対(固定側金型と可動側金型の対)をもち、各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが並列配置された横型締め・横射出式の射出成形機への適用例である。なお、本発明は、3組以上の金型対と各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられた射出成形機に適用可能であり、また、横型締め・縦射出式の射出成形機や、縦型締め・縦射出式の射出成形機や、縦型締め・横射出式の射出成形機にも適用可能であり、さらにまた、射出ユニット同士の軸方向が直交するような射出成形機にも適用可能である。
図1は、本実施形態の射出成形機のメカニズムの概要を示す上方から見た簡略化した説明図である。図1において、1は、マシン(射出成形機)のベースフレーム、2は、ベースフレーム1上に固設された固定ダイプレート、3は、ベースフレーム1上に固定ダイプレート2と対向するように配置され、型厚調整時以外は固定位置を保持されるテールストック、4は、固定ダイプレート2とテールストック3との間に架け渡らされた複数本のタイバー、5は、タイバー4に挿通・案内されて、固定ダイプレート2とテールストック3との間で前後進可能な可動ダイプレート、6A、6Bは、固定ダイプレート2に搭載された2つの固定側金型、7A、7Bは、可動ダイプレート5に搭載された2つの可動側金型である。固定側金型6Aと可動側金型7Aとで1組の金型対8Aが構成され、固定側金型6Bと固定側金型7Bとで1組の金型対8Bが構成されており、金型対8Aの型厚と金型対8Bとは同一のものとなっているも、金型対8Aは第1の形状の成形製品Aを形成するものとなっており、金型対8Bは第2の形状の成形製品Bを形成するためのものとなっている。また、9Aは、金型対8Aに対応して設けられた射出ユニット(A)、9Bは、金型対8Bに対応して設けられた射出ユニット(B)であり、射出ユニット(A)9Aと射出ユニット(B)9Bは、互いに独立して計量、射出が可能なインラインスクリュタイプの射出ユニットであり、また、射出ユニット(A)9Aと射出ユニット(B)9Bは、互いに独立してノズルタッチ/バック動作が可能であるように構成されている。
図2は、本実施形態の射出成形機で用いる主たるモータやヒータなどを示す図である。図2において、11Aは、モータドライバ21Aにより駆動制御され、図示せぬ回転伝達機構を介して駆動されるボールネジ機構を含むノズルタッチ/バック機構(A)31Aにより、射出ユニット(A)9Aをノズルタッチもしくはノズルバックさせるノズルタッチ/バック用モータ(A)、12Aは、ヒータドライバ22Aにより駆動制御され、射出ユニット(A)9Aの加熱シリンダを加熱制御するバンドヒータ(A)(実際には、複数のヒータドライバによりそれぞれ駆動制御されて、加熱シリンダの各部を加熱制御する複数のバンドヒータであるが、図示の都合上、単一のもので代表させてある)、13Aは、モータドライバ23Aにより駆動制御され、図示せぬ回転伝達機構を介して、射出ユニット(A)9Aのスクリュ32Aを回転駆動する計量用モータ(A)、14Aは、モータドライバ24Aにより駆動制御され、図示せぬ回転伝達機構やボールネジ機構や直動体などを介して、射出ユニット(A)9Aのスクリュ32Aを前後進駆動する射出用モータ(A)である。
11Bは、モータドライバ21Bにより駆動制御され、図示せぬ回転伝達機構を介して駆動されるボールネジ機構を含むノズルタッチ/バック機構(B)31Bにより、射出ユニット(B)9Bをノズルタッチもしくはノズルバックさせるノズルタッチ/バック用モータ(B)、12Bは、ヒータドライバ22Bにより駆動制御され、射出ユニット(B)9Bの加熱シリンダを加熱制御するバンドヒータ(B)(実際には、複数のヒータドライバによりそれぞれ駆動制御されて、加熱シリンダの各部を加熱制御する複数のバンドヒータであるが、図示の都合上、単一のもので代表させてある)、13Bは、モータドライバ23Bにより駆動制御され、図示せぬ回転伝達機構を介して、射出ユニット(B)9Bのスクリュ32Bを回転駆動する計量用モータ(B)、14Bは、モータドライバ24Bにより駆動制御され、図示せぬ回転伝達機構やボールネジ機構や直動体などを介して、射出ユニット(B)9Bのスクリュ32Bを前後進駆動する射出用モータ(B)である。
15は、モータドライバ25により駆動制御され、可動ダイプレート5を前後進駆動するためのトグルリンク機構よりなる型開閉機構33を、図示せぬ回転伝達機構やボールネジ機構を介して駆動する型開閉用モータである。
16Aは、モータドライバ26Aにより駆動制御され、図示せぬ回転伝達機構やボールネジ機構を介して、金型対8Aにより成形された成形製品Aを型開き後に可動側金型7Aから突き出すエジェクト機構(A)34Aを駆動するエジェクト用モータ(A)、16Bは、モータドライバ26Bにより駆動制御され、図示せぬ回転伝達機構やボールネジ機構を介して、金型対8Bにより成形された成形製品Bを型開き後に可動側金型7Bから突き出すエジェクト機構(B)34Bを駆動するエジェクト用モータ(B)である。
17Aは、ヒータドライバ27Aにより駆動制御され、金型対8Aの温度制御を行う温調部の金型温調ヒータ(A)、18Aは、モータドライバ28Aにより駆動制御され、金型対8Aの温度制御を行う温調部の温調媒体循環用の金型温調ポンプ(A)35Aを駆動制御する金型温調ポンプ用モータ(A)、17Bは、ヒータドライバ27Bにより駆動制御され、金型対8Bの温度制御を行う温調部の金型温調ヒータ(B)、18Bは、モータドライバ28Bにより駆動制御され、金型対8Bの温度制御を行う温調部の温調媒体循環用の金型温調ポンプ(B)35Bを駆動制御する金型温調ポンプ用モータ(B)である。
図2のような構成要素を具備することで、本実施形態では、可動ダイプレート5の動作については、成形製品Aと成形製品Bとで共通となっているも、成形製品A側と成形製品B側とでは、ノズルタッチ/バック、加熱シリンダの温度制御、計量、射出(1次射出および保圧)、エジェクト、金型の温度制御を、それぞれ独立して制御可能となっている。
図3は、本実施形態の射出成形機の制御系の構成を簡略化して示すブロック図である。図3において、41は、マシン(射出成形機)全体の制御を司るシステムコントローラ、42は、作業者が各種の入力操作を行うための入力装置、43は、作業者に各種の表示モードの画像を表示するための表示装置、44は、マシンの各部に配設された多数のセンサ(位置センサ、速度センサ、圧力センサ、回転量検出センサ、温度センサ等)よりなるセンサ群、45は、マシンの各部に配置されたアクチュエータ(前記したモータ11A、11B、13A、13B、14A、14B、15、16A、16B、18A、18B等)やヒータ(前記したヒータ12A、12B、17A、17B)などを駆動制御するための多数のドライバ(モータドライバ、ヒータドライバ等)からなるドライバ群であり、このドライバ群45には、前記したドライバ21A、21B、22A、22B、23A、23B、24A、24B、25、26A、26B、27A、27B、28A、28Bが含まれる。
また、システムコントローラ41内において、51は生産数設定格納部、52は運転条件設定格納部、53は測定値格納部、54は運転プロセス制御部、55は表示制御部、56は良/不良判定部、57は生産数管理用カウンタ群、58は先行生産完了側動作モード設定格納部である。
生産数設定格納部51には、成形製品A用生産数設定格納部51aと成形製品B用生産数設定格納部51bとが設けられており、成形製品A用生産数設定格納部51aには、成形製品A(金型対8Aおよび射出ユニット(A)9Aによって成形される成形製品A)の生産予定数が書き替え可能に格納され、成形製品B用生産数設定格納部51bには、成形製品B(金型対8Bおよび射出ユニット(B)9Bによって成形される成形製品B)の生産予定数が書き替え可能に格納されるようになっている。
運転条件設定格納部52には、共通運転条件設定格納部52aと成形製品A用運転条件設定格納部52bと成形製品B用運転条件設定格納部52cとが設けられており、各運転条件設定格納部52a、52b、52cには、入力装置42を用いて入力された、あるいは、システムコントローラ41に接続された図示せぬリムーバブル記憶媒体から入力された、運転制御条件が書き替え可能に格納されている。共通運転条件設定格納部52aには、成形製品Aと成形製品Bに対して共通する成形サイクル中の工程、すなわち、型閉じ(型締め)、型開きの各工程の運転制御条件が設定・格納される。成形製品A用運転条件設定格納部52bには、成形サイクル中において成形製品Aについて固有の条件が設定可能な工程、すなわち、成形製品Aの計量、射出、エジェクト前進、エジェクト後退の各工程の運転制御条件が設定・格納される。また、成形製品A用運転条件設定格納部52bには、射出ユニット(A)9Aの加熱シリンダの温度制御条件や、金型対8Aの温度制御条件が設定・格納される。成形製品B用運転条件設定格納部52cには、成形サイクル中において成形製品Bについて固有の条件が設定可能な工程、すなわち、成形製品Bの計量、射出、エジェクト前進、エジェクト後退の各工程の運転制御条件が設定・格納される。また、成形製品B用運転条件設定格納部52cには、射出ユニット(B)9Bの加熱シリンダの温度制御条件や、金型対8Bの温度制御条件が設定・格納される。
測定値格納部53には、センサ群44などによりマシンの各部の計測情報(位置情報、速度情報、圧力情報、回転角情報、回転数情報、温度情報など)がリアルタイムで取り込まれて格納され、また、取り込んだ情報に基づいて、成形製品Aおよび成形製品Bの生産の1成形サイクルが完了した旨を示す信号、または、成形製品Aのみの生産の1成形サイクルが完了した旨を示す信号、または、成形製品Bのみの生産の1成形サイクルが完了した旨を示す信号を、生産数管理用カウンタ群57に出力する。
運転プロセス制御部54は、予め用意された各工程の運転制御プログラムと、運転条件設定格納部52に格納された各工程の運転条件の設定値とに基づき、測定値格納部53中の計測情報や自身の計時情報を参照しつつ、ドライバ群45を駆動制御して、各工程の運転を実行させる。また、運転プロセス制御部54は、生産数設定格納部51に設定された生産予定数および生産数管理用カウンタ群57の生産数の実測値を参照して、成形製品Aと成形製品Bの実測生産数が生産予定数に達するまでは、成形製品Aと成形製品Bの両者の連続自動成形運転を実行させ、成形製品Aまたは成形製品Bのうちで生産予定数が少ない側の生産(成形)が完了すると、例えば、成形製品Aの生産予定数が成形製品Bの生産予定数より少ない場合には、成形製品Aのための成形運転は停止させて、成形製品Bのみの連続自動成形運転を実行させる。さらにまた、運転プロセス制御部54は、成形製品Aまたは成形製品Bのうちで生産予定数が少ない側の生産(成形)が完了した際には、先行生産完了側動作モード設定格納部58の設定内容を参照して、生産(成形)が完了した側の射出ユニットなどの動作形態を、後述するように制御する。
表示制御部55は、予め用意された各種の表示処理プログラムと、表示用固定データに基づき、必要に応じて、運転条件設定格納部52や先行生産完了側動作モード設定格納部58の内容、あるいは測定値格納部53や生産数設定格納部51や生産数管理用カウンタ群57の内容を参照して、各種の表示モードの画像を生成し、これを表示装置43に表示させる。
良/不良判定部56は、測定値格納部53の内容を参照して、最新ショットによる成形製品Aおよび/または成形製品Bが良品であるか不良品であるかを判定し、判定結果を成形製品の種別毎に生産数管理用カウンタ群57に通知する。
生産数管理用カウンタ群57には、図示していないが、良/不良判定部56の判定結果の如何によらず、成形製品Aの全てのショットの累積ショット数をカウントする成形製品A用の累積ショット数カウンタ、良/不良判定部56の判定結果の如何によらず、成形製品Bの全てのショットの累積ショット数をカウントする成形製品B用の累積ショット数カウンタ、成形製品Aの良品の数をカウントする成形製品A用の実測生産数カウンタ、成形製品Bの良品の数をカウントする成形製品B用の実測生産数カウンタが設けられている。なお、上記の成形製品A用の実測生産数カウンタおよび成形製品B用の実測生産数カウンタは、生産数設定格納部51に設定された成形製品A、Bそれぞれの生産予定数までカウントアップすると、0(零)クリアされるようになっている。
先行生産完了側動作モード設定格納部58には、成形製品A側動作モード設定格納部58aと成形製品B側動作モード設定格納部58bとが設けられており、成形製品A側動作モード設定格納部58aには、成形製品Aまたは成形製品Bのうちで生産予定数が少ない側が成形製品A側である場合における、生産予定数の成形製品Aの生産が完了した際に、成形製品A側の射出ユニット(A)9Aや金型対8Aの金型温調部にとらせる動作モードが書き替え可能に格納され、成形製品B側動作モード設定格納部58bには、成形製品Aまたは成形製品Bのうちで生産予定数が少ない側が成形製品B側である場合における、生産予定数の成形製品Bの生産が完了した際に、成形製品B側の射出ユニット(B)9Bや金型対8Bの金型温調部にとらせる動作モードが書き替え可能に格納される。
上記の成形製品A側動作モード設定格納部58aあるいは成形製品B側動作モード設定格納部58bに設定・格納される動作モードとしては、
(1)先に予定生産数の成形(生産)が完了した一方の金型対に対する温度制御は停止させ、先に予定生産数の成形(生産)が完了した一方の射出ユニットは、生産を続行中の他方の射出ユニットによる成形(生産)が完了するまでは、ノズルバックしてこのノズルバック状態のままで加熱シリンダの温度制御のみを継続する、あるいは、ノズルタッチ状態のままで加熱シリンダの温度制御のみを継続する動作モード。
(2)先に予定生産数の成形(生産)が完了した一方の金型対に対する温度制御は停止させ、先に予定生産数の成形が完了した側の射出ユニットは、ノズルバック後にパージングを行って(自動モードのパージングを行って)、パージング完了後に加熱シリンダの温度制御を停止させる動作モード。
(3)先に予定生産数の成形(生産)が完了した一方の金型対に対する温度制御を継続し、先に予定生産数の成形が完了した側の射出ユニットは、ノズルバック後にパージングを行って(自動モードのパージングを行って)、パージング完了後も加熱シリンダの温度制御を継続させる動作モード。
などが挙げられる。上記の動作モード(1)、(2)、(3)は、表示装置43に表示される適宜の先行生産完了側動作モードの設定画像において、オペレータが所望の動作モードを選択・決定することで、先行生産完了側動作モード設定格納部58に格納される。
図4は、先行生産完了側動作モード設定格納部58に設定・格納された動作モードが前記(2)の動作モードであり、成形製品Aの生産予定数が成形製品Bの生産予定数より少ない場合における動作の遷移を示す図である。連続自動成形運転が開始されると、1成形サイクル目から1000サイクル目までは、各成形サイクル毎に、型閉じ(型締め)が行われ、型締め完了後に、成形製品A側と成形製品B側とで同期をとってそれぞれ射出(1次射出および保圧)が行われ、射出完了後に成形製品A側と成形製品B側とでそれぞれ計量が行われ、計量の完了後に型開きが行われて、型開きの完了後に成形製品A側と成形製品B側とでそれぞれエジェクト(エジェクト前進/後退)が行われる。1000サイクルが経過すると成形製品Aの生産が完了し、1001サイクル目以降は、各成形サイクル毎に、型閉じ(型締め)、成形製品B側の射出、成形製品B側の計量、型開き、成形製品B側のエジェクトのみが継続して行われる。一方、生産予定数の生産が完了した成形製品A側では、金型対8Aに対する温度制御を停止させ、射出ユニット(A)9Aは、ノズルバック後にパージングを行って(自動モードのパージングを行って)、パージング完了後に加熱シリンダの温度制御を停止させる。
図5は、先行生産完了側動作モード設定格納部58に設定・格納された動作モードが前記(3)の動作モードであり、成形製品Aの生産予定数が成形製品Bの生産予定数より少ない場合における動作の遷移を示す図である。連続自動成形運転が開始されると、1成形サイクル目から1000サイクル目までは、各成形サイクル毎に、型閉じ(型締め)が行われ、型締め完了後に、成形製品A側と成形製品B側とで同期をとってそれぞれ射出(1次射出および保圧)が行われ、射出完了後に成形製品A側と成形製品B側とでそれぞれ計量が行われ、計量の完了後に型開きが行われて、型開きの完了後に成形製品A側と成形製品B側とでそれぞれエジェクト(エジェクト前進/後退)が行われる。1000サイクルが経過すると成形製品Aの生産が完了し、1001サイクル目以降は、各成形サイクル毎に、型閉じ(型締め)、成形製品B側の射出、成形製品B側の計量、型開き、成形製品B側のエジェクトのみが継続して行われる。一方、生産予定数の生産が完了した成形製品A側では、金型対8Aに対する温度制御を継続させつつ、射出ユニット(A)9Aでは、ノズルバック後にパージングを行って(自動モードのパージングを行って)、パージング完了後も加熱シリンダの温度制御を継続させる。
そしてこの後、オペレータは、成形製品Bの生産継続中に、成形製品A側のメカニズムにおいて、例えば樹脂色の異なる次の成形製品A(生産の完了した成形製品Aと同一形状であるも、樹脂色の異なる次の成形製品A)の生産を開始させるために、生産数設定格納部51の成形製品A用生産数設定格納部51aのデータを書き替え、必要がある場合には、運転条件設定格納部52の成形製品A用運転条件設定格納部52bの一部のデータを書き替え、先行生産完了側動作モード設定格納部58の設定内容を所望するものに書き替える。また、オペレータは、成形製品A側の射出ユニット(A)9Aへ供給する樹脂を次の樹脂材料に切り替え、射出ユニット(A)9Aを樹脂替えモードで運転させて樹脂替えを行い、樹脂替えの完了後に、射出ユニット(A)9Aに次の成形製品Aのための1回目の計量を行わせた後、ノズルタッチして、成形製品B側の生産(成形)と同時に、成形製品A側の生産を開始させるように指示する。これを受けて、システムコントローラ41の運転プロセス制御部54は、例えば、成形製品Bの10X0サイクル目においては、射出ユニット(A)9Aのノズルタッチが完了するまで、射出ユニット(B)9Bの射出開始を待って、射出ユニット(A)9Aのノズルタッチの完了確認後に、射出ユニット(A)9Aの射出と射出ユニット(B)9Bの射出とを同期とって実行させる。射出完了後には、成形製品A側と成形製品B側とでそれぞれ計量が行われ、計量の完了後に型開きが行われて、型開きの完了後に成形製品A側と成形製品B側とでそれぞれエジェクト(エジェクト前進/後退)が行われる。10X1サイクル目以降は、1成形サイクル目から1000サイクル目までと同様の動作が繰り返される。
以上のように、本実施形態では、異なる種類の成形製品Aと成形製品Bとを生産する際に、先に予定生産数の成形が完了した成形製品側の射出ユニットや金型対の温調部がとる動作モードを、あらかじめ用意された複数の動作モードの中から選択可能としているので、先に予定生産数の成形が完了した方の射出ユニットや金型温調部がとる動作モードを、その時々の要求や都合に応じて適応的に選択でき、使い勝手のよい射出成形機とすることができる。
すなわち例えば、異なる種類の成形製品Aと成形製品Bとを生産する際に、成形製品Aの生産予定数が900であり、成形製品Bの生産予定数が1000であって、成形製品Aの生産(成形)が完了した後に、比較的に時間をおかずに成形製品Bの生産(成形)が完了するので、成形製品Aを成形した射出ユニット(A)9Aのパージングと、成形製品Bを成形した射出ユニット(B)9Bのパージングとを、同時に行った方がパージで排出された樹脂の後始末の手間が簡単と判断されるときには、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニット(A)9Aは、射出ユニット(B)9Bによる成形が完了するまでは、ノズルバックしてこのノズルバック状態のままで加熱シリンダの温度制御のみを継続する動作モードをとることで、あるいは、ノズルタッチ状態のままで加熱シリンダの温度制御のみを継続する動作モードをとることで、射出ユニット(A)9A、射出ユニット(B)9Bのパージングを同時に行うことができる。なお、成形製品Aの生産予定数の生産が完了すると、金型対8Aに対する温度制御は停止するようにされる。
また例えば、異なる種類の成形製品Aと成形製品Bとを生産する際に、成形製品Aの生産予定数が500であり、成形製品Bの生産予定数が5000であって、成形製品Aの生産が完了した後、長時間が経過してから成形製品Bの生産が完了することと、成形製品Aを成形した金型対8A、射出ユニット(A)9Aでの、次の成形製品の生産が当分ないこととから、成形製品Aを成形した射出ユニット(A)9Aのパージングを先に済まして、射出ユニット(A)9Aの加熱シリンダの温調制御を絶っていた方が望ましいと判断されるときには、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニット(A)9Aは、ノズルバック後にパージングを行って(自動モードのパージングを行って)、パージング完了後に加熱シリンダの温度制御を停止させる。また、成形製品Aの生産予定数の生産が完了すると、金型対8Aに対する温度制御は停止するようにされる。このような動作モードをとることで、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニット(A)9Aの加熱シリンダ内の残留樹脂の除去を円滑に行えて、また、無駄な加熱制御を継続することによるエネルギーの浪費を抑えることができる。
また例えば、異なる種類の成形製品Aと成形製品Bとを生産する際に、成形製品Aの生産予定数が500であり、成形製品Bの生産予定数が5000であって、成形製品Aの生産が完了した後、成形製品Bの生産継続中に、成形製品Aを成形した金型対8A、射出ユニット(A)9Aにおいて、例えば樹脂色の異なる次の成形製品(生産の完了した成形製品Aと同一形状であるも、樹脂色の異なる次の成形製品(便宜上、成形製品A’と記す))の生産を開始させたいときには、先に予定生産数の成形が完了した射出ユニット(A)9Aは、ノズルバック後にパージングを行って(自動モードのパージングを行って)、パージング完了後も加熱シリンダの温度制御は継続する動作モードをとる。このような動作モードをとることで、射出ユニット(A)9Aでは、パージング完了後に、次の成形製品A’のための色替え(樹脂替え)を行い、色替えの完了後に、射出ユニット(A)9Aによる次の成形製品A’のための成形運転を、成形製品Bの生産(成形)を続行中の射出ユニット(B)9Bの動作と同期をとって、開始させることができる。したがって、成形製品Aの生産が完了した後の後段取りや、成形製品A’の生産を開始する前の前段取りを、時間の無駄なく効率よく行うことができ、生産性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る射出成形機のメカニズムの概要を示す上方から見た簡略化した説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機で用いる主たるモータやヒータなどを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機の制御系の構成を簡略化して示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機における、動作の遷移の1例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る射出成形機における、動作の遷移の他の1例を示す説明図である。
符号の説明
1 ベースフレーム
2 固定ダイプレート
3 テールストック
4 タイバー
5 可動ダイプレート
6A、6B 固定側金型
7A、7B 可動側金型
8A、8B 金型対
9A 射出ユニット(A)
9B 射出ユニット(B)
11A ノズルタッチ/バック用モータ(A)
11B ノズルタッチ/バック用モータ(B)
12A バンドヒータ(A)
12B バンドヒータ(B)
13A 計量用モータ(A)
13B 計量用モータ(B)
14A 射出用モータ(A)
14B 射出用モータ(B)
15 型開閉用モータ
16A エジェクト用モータ(A)
16B エジェクト用モータ(B)
17A 金型温調用ヒータ(A)
17B 金型温調用ヒータ(B)
18A 金型温調ポンプ用モータ(A)
18B 金型温調ポンプ用モータ(B)
21A、21B、23A、23B、24A、24B、25、26A、26B、28A、28B モータドライバ
22A、22B、27A、27B ヒータドライバ
31A ノズルタッチ/バック機構(A)
31B ノズルタッチ/バック機構(B)
32A スクリュ(A)
32B スクリュ(B)
33 型開閉機構
34A エジェクト機構(A)
34B エジェクト機構(B)
35A 金型温調ポンプ(A)
35B 金型温調ポンプ(B)
41 システムコントローラ
42 入力装置
43 表示装置
44 センサ群
45 ドライバ群
51 生産数設定格納部
51a 成形製品A用生産数設定格納部
51b 成形製品B用生産数設定格納部
52 運転条件設定格納部
52a 共通運転条件設定格納部
52b 成形製品A用運転条件設定格納部
52c 成形製品B用運転条件設定格納部
53 測定値格納部
54 運転プロセス制御部
55 表示制御部
56 良/不良判定部
57 生産数管理用カウンタ群
58 先行生産完了側動作モード設定格納部
58a 成形製品A側動作モード設定格納部
58b 成形製品B側動作モード設定格納部

Claims (3)

  1. 1つの型開閉ユニットが固定側金型と可動側金型とで構成される金型対を複数備え、該各金型対に対応してそれぞれ独立した射出ユニットが設けられて、前記各金型対および前記各射出ユニットで、それぞれ異なる成形製品が同時に成形可能な射出成形機において、
    異なる成形製品を異なる生産数だけ成形する場合に、先に予定生産数の成形が完了した前記射出ユニットがとる動作モードを、あらかじめ用意された複数の動作モードの中から選択可能としたことを特徴とする射出成形機。
  2. 請求項1に記載の射出成形機において、
    先に予定生産数の成形が完了した前記射出ユニットがとることが可能な前記した複数の動作モードには、少なくとも、
    (a)ノズルタッチ状態のままで加熱シリンダの温度制御のみを継続する、あるいは、ノズルバックさせてノズルバック状態で加熱シリンダの温度制御のみを継続するモードと、
    (b)ノズルバック動作させた後に自動パージして、パージ完了後は、加熱シリンダの温度制御を停止させるモードと、
    (c)ノズルバック動作させた後に自動パージして、パージ完了後も、加熱シリンダの温度制御を継続するモードと、
    が含まれることを特徴とする射出成形機。
  3. 請求項2に記載の射出成形機において、
    先に予定生産数の成形が完了した前記射出ユニットがとる動作モードが前記(c)のモードである場合には、パージ完了後に色替えなどの次の成形運転のための段取りの行い、該段取りの完了後に、この段取りを行った前記射出ユニットによる次の成形運転を、成形を続行中の他の前記射出ユニットの動作と同期をとって、開始可能としたことを特徴とする射出成形機。
JP2007177480A 2007-07-05 2007-07-05 射出成形機 Expired - Fee Related JP5028167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007177480A JP5028167B2 (ja) 2007-07-05 2007-07-05 射出成形機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007177480A JP5028167B2 (ja) 2007-07-05 2007-07-05 射出成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009012332A true JP2009012332A (ja) 2009-01-22
JP5028167B2 JP5028167B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=40353821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007177480A Expired - Fee Related JP5028167B2 (ja) 2007-07-05 2007-07-05 射出成形機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5028167B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011161776A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Dragonjet Corp 樹脂成形補助システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002307510A (ja) * 2001-04-12 2002-10-23 Niigata Tekko Seikeiki Kk 射出成形機の自動パージ制御装置
JP2003175528A (ja) * 2001-10-05 2003-06-24 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機
JP2004237458A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機
JP2008284778A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002307510A (ja) * 2001-04-12 2002-10-23 Niigata Tekko Seikeiki Kk 射出成形機の自動パージ制御装置
JP2003175528A (ja) * 2001-10-05 2003-06-24 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機
JP2004237458A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機
JP2008284778A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011161776A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Dragonjet Corp 樹脂成形補助システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5028167B2 (ja) 2012-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102171019B (zh) 注塑成形装置及注塑成形方法
JP5004808B2 (ja) 高生産効率で低システム価格の射出成形システム
JP6472860B1 (ja) 射出成形機
JP5421980B2 (ja) 射出成形機の制御装置
WO2020195680A1 (ja) 射出成形機の動作のプレビュー表示機能
JP6284091B2 (ja) 射出成形機
JP2010076431A (ja) 成形条件設定装置、成形条件設定方法及び成形条件設定画面
JP5028167B2 (ja) 射出成形機
JP2009269398A (ja) 射出成形機、成形品の製造方法及び液体供給部品の製造方法
JP4515399B2 (ja) 射出成形機の制御方法
JP5210543B2 (ja) 射出成形機
JP5022734B2 (ja) 射出成形機
JP5653599B2 (ja) 成形条件設定画面、成形条件設定装置及び成形条件設定方法
JP3546357B2 (ja) 射出成形機の自動パージ制御装置
JP2016078346A (ja) 射出成形システム
JP4642733B2 (ja) 成形条件設定装置及び成形条件設定方法
JP2008230148A (ja) 射出成形機と、射出成形機の運転方法
JP5654250B2 (ja) 射出成形機及び射出成形方法
JP2009018485A (ja) 射出成形方法と射出成形装置
JP5069502B2 (ja) 射出成形機
JP2020185779A (ja) バルブゲート制御装置および射出成形機
JP4990024B2 (ja) 射出成形機
JP5001073B2 (ja) 射出成形機および成形制御方法
JPH05269815A (ja) 射出成形機の射出グラフィック画像表示方法
JP2017154311A (ja) 射出成形機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120625

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5028167

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees