JP2003174962A - 調理機器 - Google Patents

調理機器

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JP2003174962A
JP2003174962A JP2001378647A JP2001378647A JP2003174962A JP 2003174962 A JP2003174962 A JP 2003174962A JP 2001378647 A JP2001378647 A JP 2001378647A JP 2001378647 A JP2001378647 A JP 2001378647A JP 2003174962 A JP2003174962 A JP 2003174962A
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shaft
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rotation
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Takao Murai
隆男 村井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハンドルの回動軸部がコンパクトな形状であっ
て、しかも前後への回動位置規制を有する調理機器を提
供する。 【解決手段】本体と、その本体に回動自在に枢支された
ハンドルとを有し、前記本体側に設けられた第1のスト
ッパー手段と、前記ハンドル側の回動軸にその回動軸の
外径を超えない範囲で連設された第2のストッパー手段
とを備え、前記第1及び第2のストッパー手段が互いに
当接することにより、前記ハンドルの回動が停止する構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保温式炊飯器や保
温式湯沸かし器等のように、回動自在な持ち運び用ハン
ドルを有する調理機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、特に保温式炊飯器や保温式湯沸か
し器等の調理機器においては、多種多様な機種が存在し
ている。例えば保温式炊飯器では、間接炊き,直接炊
き,IH式等の炊飯方式や、厚釜,鉄釜,普及釜等の内
釜材料、或いは炊飯メニューや炊飯容量等のような、様
々な要素を組み合わせた機種が存在している。このた
め、製造者側としては、部品の金型投資を抑えるため、
できる限り部品の種類を増やさずに、その共用化を図ろ
うとしている。
【0003】また、このような調理機器の中には、持ち
運びのためのハンドルを有する機種や有しない機種も存
在する。そこで、ハンドルの有無による回動部の処理が
必要となってくる。この場合、ハンドルを回動させるた
めの回動軸穴は、一番大きい部品となる本体(成形品)
に設けられることが多い。この部品をハンドルの有無に
より別部品としたのでは、多大な金型費用がかかり、ま
た製造現場において大きな保管スペースを必要とする
し、さらには部品管理も煩雑となる。
【0004】このため、ハンドルを有しない機種を製造
するときは、本体に設けた回動軸穴部を塞ぐべく、これ
に軸カバーを嵌め込む構成とするのが良い。これによ
り、本体そのものは共通部品とすることができる。この
軸カバーは、形状が小さくできて金型費用も安く、或い
は他の部品と共取りもできるので安価となる。但し、軸
カバーは軸穴部を塞ぐだけの外観部品であるので、見栄
えのことを考えると、その形状(特に外表面)はできる
だけ小さい方が望ましい。
【0005】ところで、従来の調理機器の具体的な構成
としては、例えば特開平8−238169号公報に記載
されている如く、本体の上部左右に位置したハンドルヒ
ンジ部に、該ハンドルヒンジ部より後側本体形状に沿う
如く湾曲させたハンドルの両端を回転自在に取り付ける
とともに、このハンドルを本体の後方に倒したときに、
本体の上縁に沿う如く略水平状態に保持されるようにし
た炊飯器が開示されている。また、このハンドルは後方
に倒したとき、本体の後部上方に位置したフタヒンジ部
のヒンジカバーの係止部によって保持されるものとして
いる。そして、前方への規制として、回動軸部近辺に突
起を設けている。
【0006】また、特開平10−33370号公報に記
載されている如く、操作パネルを前部に有する炊飯器本
体の前後方向に、回動自在なハンドルを備えた炊飯器に
おいて、前記ハンドルが前記炊飯器本体に対し垂直とな
る位置よりも前方に移動すると、前記ハンドルの回動を
一時的に停止させるハンドル一時停止部を該ハンドルと
前記炊飯器本体との接続部分に設けて構成されるものが
開示されている。そして、後方規制として本体に直接に
受け部を設けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−238169号公報或いは特開平10−333
70号公報に記載されているような構成では、ハンドル
の有無により部品が異なり、部品管理が煩雑となる。ま
た、後部に突起部があるので、清掃しづらいものとな
る。そして、回動軸からはみ出した位置に突起や切り欠
き部を設けているので、ハンドルを挿入するための回動
軸穴部の形状が大きくなり、軸カバーを取り付ける場合
にその形状が大きなものとなる。
【0008】本発明は、これらの問題点に鑑み、ハンド
ルの回動軸部がコンパクトな形状であって、しかも前後
への回動位置規制を有する調理機器を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、本体と、その本体に回動自在に枢支さ
れたハンドルとを有し、前記本体側に設けられた第1の
ストッパー手段と、前記ハンドル側の回動軸にその回動
軸の外径を超えない範囲で連設された第2のストッパー
手段とを備え、前記第1及び第2のストッパー手段が互
いに当接することにより、前記ハンドルの回動が停止す
ることを特徴とする。
【0010】また、前記第1及び第2のストッパー手段
により前記ハンドルの回動が停止する停止位置は、前記
本体の前方或いは後方にそのハンドルを倒した位置であ
ることを特徴とする。そして、前記停止位置とは、前記
ハンドルが前記本体の表面から所定間隔離れた位置であ
ることを特徴とする。さらに、前記所定間隔とは、前記
ハンドルを前記本体の表面に押し当てたときに、前記第
1或いは第2のストッパー手段が弾性限度内で変形する
間隔であることを特徴とする。
【0011】また、前記ハンドルの回動を規制するブレ
ーキ手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の調
理機器の一実施形態である保温式炊飯器の、部分的に断
面を示した右側面図である。また、図2は図1における
X−X部の部分断面図である。これらの図において、本
体部1は、上下に開口した略円筒状の本体1aと、本体
1aの上部開口部周縁を覆う略リング状の上リング1
b、及び本体1aの下部開口部を覆う底カバー1cから
なる。本実施形態では、これらの部品はポリプロピレン
樹脂等からできている。なお、本体1aと上リング1b
は、一体成形された一つの部品であっても良い。
【0013】図1に示すように、本体1aの正面側上方
内部には、炊飯開始やタイマーセット等の操作を外部か
ら行うための操作キー類や表示用LEDを搭載した、制
御基板9が設けられている。また、制御基板9に対向し
て、本体1aの表面には、操作キー入力ボタンやLED
表示窓等を有するキーシート10が貼り付けられてい
る。また、図2に示すように、本体部1底部には、制御
基板9からの信号を受けて炊飯や保温の火力制御や表示
等を司るマイコンを搭載した、制御装置2が設けられて
いる。
【0014】さらに、本体1a内部には、金属製で容器
(お椀)状の外釜3を有しており、その上部周縁には上
リング1bの内周部下面が接続されている。この外釜3
の底部には、加熱用のヒーター4が設けられている。そ
して、外釜3内には内釜5が着脱自在に収納され、ヒー
ター4上に載置されている。また、6は蓋体であり、こ
れは本体1aの上部開口部を覆うように、本体1aの上
部後端において回動自在に枢支されている。そして、7
は蓋体6の下面に取り付けられた、略円板状の内蓋であ
り、これは蓋体6と連動して、蓋体6が閉じたときに内
釜5の上部周縁を水密に閉じる働きをする。
【0015】また、正面視略コの字状をした8はハンド
ルであり、これは両端が本体1aの上部両側部に取り付
けられ、ここを支点として前後方向に回動自在となって
いる。図1において、A位置はハンドル8を垂直に立て
た状態であり、炊飯器を移動するときなどに設定する位
置である。またB位置はハンドル8を後方に倒した位
置、C位置は前方に倒した位置である。なお、図2では
A位置の状態を示している。その他、底カバー1cの両
側面下部で、ハンドル8の後述する回動軸部の下方に相
当する位置に、手の指が数本入る大きさの凹部Sが設け
られている。
【0016】図3は、図2に示したハンドルの回動軸部
Eの詳細図である。ここでは右側の回動軸部で代表させ
て、正面断面図として描いてある。また左側の回動軸部
は右側と対称の形状となっている。そして、図3におけ
るY方向矢視図が図4である。同図(a)はハンドルが
A位置の状態、同図(b)はB位置の状態、同図(c)
はC位置の状態をそれぞれ示している。
【0017】これらの図より分かるように、ハンドル8
両端部より本体1a内側に向かって、回動中心となる直
径Dの軸11が延びており、更にその先端より本体1a
内側に向かって、ストッパー部12が連設されている。
ストッパー部12は、軸11と同心でその直径Dを超え
ない径を持つ、円柱形状のボスの一部を、中心から所定
の角度範囲で軸方向に切り取った形状をしている。ここ
で、残った部分の一面を面b、他面を面cとする。な
お、軸11の外側には、これと同心でその直径Dより大
きい径を持つ、大径部13が設けられている。また、軸
11の軸方向中程には、その周方向に円周リブ14が形
設されている。
【0018】一方、本体1a上部両側面には、軸11が
回動自在に嵌合する回動軸穴20が開けられている。回
動軸穴20の外面側には、その周囲にリング状の台座部
21が凹設されている。また、上リング1b下面からス
トッパー部12に向かって、長板状のストッパー部22
が垂設されている。これは、ストッパー部12の面bや
面cに対向している。さらに、同じく上リング1b下面
から、軸11の外周面を両側から挟むように、2本の長
板状のブレーキ23が垂設されている。
【0019】上記円周リブ14の直径(トータルの外
径)は、軸11の直径Dより若干大きくなっている。即
ち、軸11の挿脱時におけるアンダーカットの状態とな
っており、使用者が回動軸穴20に対して、軸11を簡
単には挿脱できない構成となっている。また、台座部2
1の内径は大径部13の外径より若干大きく、及び回動
軸穴20の厚さは大径部13と円周リブ14との間の寸
法より若干小さくなっており、ハンドル8が滑らかに回
動するよう適度なクリアランスを設けた状態となってい
る。
【0020】図4(b)に示すように、ストッパー部2
2は、ハンドル8を後方に倒したときにストッパー部1
2の面bに当接し、これによりハンドル8の後方への回
動が停止する位置即ちB位置となる。また同図(c)に
示すように、ストッパー部22は、ハンドル8を前方に
倒したときにストッパー部12の面cに当接し、これに
よりハンドル8の前方への回動が停止する位置即ちC位
置となる。なお、対向するブレーキ23間の距離は、軸
11の直径Dより小さくなっており、ハンドル8を本体
部1に組み込んだ状態では、ブレーキ23はその弾性限
度内において外方に広げられた状態で、軸11を挟持し
ている。
【0021】ここで、本実施形態の炊飯器における一般
的な動作について述べる。炊飯を行うには、使用者が内
釜5内に洗米した米と水を入れ、蓋体6を閉じて、キー
シート10上の炊飯スイッチ(不図示)を押せば良い。
すると、制御装置2によりヒーター4の加熱制御が行な
われ、飯が炊き上げられて、例えば約72℃で保温され
る。また、ハンドル8は、通常は本体部1の後方即ちB
位置に倒してあり、炊飯器を持ち運びする際にハンドル
8を立てた状態即ちA位置として、その中央部付近を握
って持ち運ぶ。
【0022】次に、ハンドル部について詳述する。ハン
ドル8を本体部1に組み込む際は、ハンドル8を立てた
状態にして、ハンドル8の軸11と回動軸穴20とを、
軸線が一致するように対向させ、本体1aの両側からハ
ンドル8端部に強い力を加える。これにより、回動軸穴
20に対して円周リブ14を無理嵌めする形となり、こ
れが通過した後に軸11が回動軸穴20に軸支される。
【0023】この場合、ストッパー部12は図3に示し
たY方向から見て軸11の外周範囲内にあるため、回動
軸穴20の形状は、軸11の直径Dに若干のクリアラン
スを加えた円形状で良く、徒に径を大きくしたり、余分
な切り欠きを設けたりする必要が無い。従って、多様な
機種構成を考えた場合、例えばハンドルの無い機種とす
るときでも、図5に示したように、回動軸穴20に軸カ
バー30を嵌め込むだけで対応することができる。な
お、ここでは右側の回動軸部で代表させて、正面断面図
として描いてある。
【0024】この軸カバー30は、同図に示すように、
円盤部30aの裏面に、回動軸穴20と嵌合する嵌合爪
30bを設けたものである。この場合、円盤部30aは
台座部21に嵌まり込むので、外観的に本体1aと一体
化し、しかも直径が小さくて済みコンパクトにまとまる
ので、デザイン的に違和感を生じさせることが無い。な
お、このようなハンドルの無い機種の場合には、炊飯器
の持ち運びは凹部Sを利用して両手で行うこととなる。
【0025】さて、上述のようにしてハンドル8を嵌め
込んだときには、図3に示したように、ストッパー部2
2の先端部は軸11先端の面aに対向しており、また図
4(a)に示したように、ストッパー部12における上
記円柱形状のボスの一部を切り取った部分に位置する関
係となる。これにより、軸11はストッパー部22とス
トッパー部12の面b及び面cとで規制される区間を回
動し、ハンドル8もそれに応じて回動することとなる。
【0026】図4(b)に示した、ストッパー部22が
面bと当接する位置は、図1に示したB位置であり、こ
の位置はハンドル8の中央部が本体1a後部表面から所
定間隔離れた位置となっている。この構成により、ハン
ドル8を少々勢い良く後方に倒しても、本体1aとぶつ
かってこれを傷つけるようなことは無くなる。
【0027】一方、図4(c)に示した、ストッパー部
22が面cと当接する位置は、図1に示したC位置であ
り、この位置はハンドル8の中央部が本体1a上面のキ
ーシート10から所定間隔離れた位置となっている。こ
の構成により、ハンドル8を少々勢い良く前方に倒して
も、本体1aのキーシート10とぶつかってこれを傷つ
けたり、誤って炊飯スイッチ等に触れ、意図しない動作
が行われたりするようなことは無くなる。
【0028】なお、上記所定間隔は、ハンドル8を本体
1a側に無理に押し当てても、手を離したときには元に
戻るよう、関連する部品の変形が弾性限度内となるよう
な寸法に設定されている。これにより、ハンドル8が本
体1aに強制的に押し付けられても、関連する部品が損
傷するようなことは無くなる。
【0029】また、上述のようにハンドル8を嵌め込ん
だ状態では、軸11がブレーキ23に挟持されており、
ハンドル8の回動に対して摩擦力が働く状態となってい
る。これにより、上記区間内のどの位置でハンドル8か
ら手を離しても、即ちハンドル8をフリーにしても、ハ
ンドル8はその位置にとどまっているか、又はB位置或
いはC位置までゆっくりと回動することとなる。
【0030】このような所望の摩擦力を得る方法として
は、本実施形態で示したもの以外にも、例えば板バネを
回動軸に押し当てても良いし、その他既知の技術を応用
すれば良い。この摩擦力により、ハンドルのガタを吸収
することができ、しかもハンドルから手を離しても一気
に前方又は後方に倒れることが無くなるので、製品とし
ての重厚感,高級感を出すことができる。
【0031】以上に述べた実施の形態は、全ての点で例
示であって、これに限定されるわけではない。本発明の
範囲は、上述した説明ではなく特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全
ての変更が含まれることが意図される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハンドルの回動軸部がコンパクトな形状であって、しか
も前後への回動位置規制を有する調理機器を提供するこ
とができる。
【0033】具体的には、本体と、その本体に回動自在
に枢支されたハンドルとを有し、前記本体側に設けられ
た第1のストッパー手段と、前記ハンドル側の回動軸に
その回動軸の外径を超えない範囲で連設された第2のス
トッパー手段とを備え、前記第1及び第2のストッパー
手段が互いに当接することにより、前記ハンドルの回動
が停止する構成としている。
【0034】これにより、回動軸穴部の構造が径方向に
広がらず、シンプルでコンパクトな構成となる。つま
り、多様な機種構成を考えた場合に、例えばハンドルを
有する機種と、ハンドルを有しない機種とがあり、ハン
ドル以外の基本構造が同じ場合がある。この場合、ハン
ドルを有しない機種とするときは、ハンドル用の回動軸
穴部を隠すために軸カバーを設けるが、この軸カバーの
径を小さくすることができるため、外観上非常に見栄え
が良くなる。また、ストッパーは本体内部に設けている
ので、外観上見栄えが良くなる。
【0035】また、前記第1及び第2のストッパー手段
により前記ハンドルの回動が停止する停止位置は、前記
本体の前方或いは後方にそのハンドルを倒した位置であ
る構成としている。そして、前記停止位置とは、前記ハ
ンドルが前記本体の表面から所定間隔離れた位置である
構成としている。さらに、前記所定間隔とは、前記ハン
ドルを前記本体の表面に押し当てたときに、前記第1或
いは第2のストッパー手段が弾性限度内で変形する間隔
である構成としている。
【0036】これにより、ハンドルが倒れたとき等で
も、ハンドルが本体を直撃することは無いので、本体が
傷ついたり、また操作部等にハンドルが当たって誤動作
を引き起こしたりするようなことは無くなる。また、ハ
ンドルに停止位置を超えるような過大な力を加えても、
力を解放すると元に戻り、各部が損傷するようなことは
無い。
【0037】また、前記ハンドルの回動を規制するブレ
ーキ手段を設けた構成としている。このようなブレーキ
手段がなければ、例えば使用者がハンドルを利用して調
理機器を持ち運んだ後、ハンドルから手を離したとき
に、ハンドルは停止位置まで一気に回動し、衝突音が発
生する。この現象は、製品としての品位を低下させ、ま
たハンドルがぐらぐらした印象を与えるので、高級感が
無くなる。本発明におけるブレーキ手段により、ハンド
ルは任意の位置にとどまり手で簡単に動かすことが可能
となるか、或いは自重によりハンドルがゆっくりと停止
位置まで移動するようになる。これにより、製品として
の重厚感,高級感を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】保温式炊飯器の、部分的に断面を示した右側面
図。
【図2】図1におけるX−X部の部分断面図。
【図3】ハンドルの回動軸部の詳細図。
【図4】図3におけるY方向の矢視図。
【図5】回動軸穴に軸カバーを嵌め込んだ様子を示す
図。
【符号の説明】
1 本体部 1a 本体 1b 上リング 1c 底カバー 2 制御装置 3 外釜 4 ヒーター 5 内釜 6 蓋体 7 内蓋 8 ハンドル 9 制御基板 10 キーシート 11 軸 12 ストッパー部 13 大径部 14 円周リブ 20 回動軸穴 21 台座部 22 ストッパー部 23 ブレーキ S 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、該本体に回動自在に枢支された
    ハンドルとを有し、 前記本体側に設けられた第1のストッパー手段と、前記
    ハンドル側の回動軸に該回動軸の外径を超えない範囲で
    連設された第2のストッパー手段とを備え、 前記第1及び第2のストッパー手段が互いに当接するこ
    とにより、前記ハンドルの回動が停止することを特徴と
    する調理機器。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のストッパー手段によ
    り前記ハンドルの回動が停止する停止位置は、前記本体
    の前方或いは後方に該ハンドルを倒した位置であること
    を特徴とする請求項1に記載の調理機器。
  3. 【請求項3】 前記停止位置とは、前記ハンドルが前記
    本体の表面から所定間隔離れた位置であることを特徴と
    する請求項2に記載の調理機器。
  4. 【請求項4】 前記所定間隔とは、前記ハンドルを前記
    本体の表面に押し当てたときに、前記第1或いは第2の
    ストッパー手段が弾性限度内で変形する間隔であること
    を特徴とする請求項3に記載の調理機器。
  5. 【請求項5】 前記ハンドルの回動を規制するブレーキ
    手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のい
    ずれかに記載の調理機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513697A (ja) * 2003-12-12 2007-05-31 コリグ インク 1回分飲料ブリューアのためのブリュー・チャンバ
JP2020192054A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 タイガー魔法瓶株式会社 炊飯器

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