JP2009099511A - 車両用コンセント - Google Patents

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Akito Maekawa
昭人 前川
Kazuo Toba
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Abstract

【課題】高品質な車両用コンセントを提供する。
【解決手段】カバー部20はヒンジ部40を介して本体部10に連結され、前記カバー部20は、差込口12を覆う閉鎖位置と前記差込口12を開放する開放位置との間で回動可能とされ、前記カバー部20および前記本体部10の前記ヒンジ部40とは反対側の縁部には、前記カバー部20を前記閉鎖位置に保持する係合部23,15が設けられており、前記本体部10の前記ヒンジ部40側の縁部には、前記回動軸部41よりも前記係合部15とは反対側の位置において、前記カバー部20が閉鎖位置にあるときに同カバー部20の前記ヒンジ部40側の縁部に接触することで、前記カバー部20および前記本体部10の前記係合部23,15側の縁部を閉鎖方向に付勢する付勢突起30が設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、車室内において各種電気器具の使用を可能とするための車両用コンセントに関する。
従来、車室内において各種電気器具の使用を可能とするための車両用コンセントとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この車両用コンセントは、電気機器のプラグを差し込み可能な差込口が形成された本体部と、この差込口を覆うカバー部とを備えたカバー付きのものである。
カバー部はヒンジ部を介して本体部に連結され、差込口を覆う閉鎖位置と、差込口を開放する開放位置との間で回動可能とされている。このカバー部の周縁部のうちヒンジ部と反対側の縁部には、カバー部が閉鎖位置に至ると本体部に係合するロック片が設けられており、このロック片が本体部に係合することでカバー部が閉鎖位置に保持される。
そして、電気器具を使用しないときには、カバー部を閉鎖位置に保持することで差込口の防水と防塵とを図ることができ、電気器具を使用する際には、カバー部を開放位置まで回動して差込口にプラグを差し込むことで、必要な電力を得ることができる。
特開平11−54197号公報
ところで、上記のような車両用コンセントは樹脂成形品であるため、成形時に生じたひけやそり等によって、閉鎖位置にあるカバー部のロック片と本体部との間に隙間ができてしまうことを免れず、車両の走行に伴って車両用コンセントが小刻みに振動すると、ロック片と本体部との係合部分が接触し、その接触音が連続的に発せられることになる。
そして、この車両用コンセントは車室内で使用されるものであるから、そのような接触音をできる限り防ぎ、より品質に優れた車両用コンセントが要望されている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、高品質な車両用コンセントを提供することを目的とする。
本発明は、電気機器のプラグを差し込み可能な差込口が形成された本体部と、前記差込口を覆うカバー部とを備えた車両用コンセントであって、前記カバー部はヒンジ部を介して前記本体部に連結され、このヒンジ部は前記カバー部から突設されたカバー側突部と、前記本体部から突設された本体側突部とが回動軸部によって相対的に回動可能に連結されてなるものであり、前記カバー部は、前記差込口を覆う閉鎖位置と前記差込口を開放する開放位置との間で回動可能とされ、前記カバー部および前記本体部の前記ヒンジ部とは反対側の縁部には、前記カバー部を前記閉鎖位置に保持する係合部が設けられており、前記カバー部と前記本体部とのうち少なくとも一方の前記ヒンジ部側の縁部には、前記回動軸部よりも前記係合部とは反対側の位置において、前記カバー部が閉鎖位置にあるときに他方の前記ヒンジ部側の縁部に接触することで、前記カバー部および前記本体部の前記係合部側の縁部を閉鎖方向に付勢する付勢突起が設けられていることに特徴を有する。
このような構成によれば、カバー部が閉鎖位置にあるときには、カバー部および本体部の係合部側の縁部が閉鎖方向に付勢されるから、係合部側においてカバーと本体部との間に隙間がなくなり、がた付きが防止され、もって高品質な車両用コンセントを実現できる。
前記カバー部および前記本体部の前記ヒンジ部側の縁部には、前記カバー部が前記閉鎖位置から前記開放位置に至る途中で互いに摺接する摺接部が設けられているものとしてもよい。これにより、カバー部が閉鎖位置から開放位置に至る途中で摺接部が摺接し、クリック感を得ることができる。
前記カバー部および前記本体部の前記ヒンジ部側の縁部には、前記カバー部が前記閉鎖位置から180度まで開かない位置で前記カバー部の回動方向に互いに係合し、前記カバー部を前記開放位置に保持する回動規制部が設けられているものとしてもよい。これにより、カバー部の開放位置を、閉鎖位置から180度まで開かない位置に設定することができる。
前記付勢突起は、前記本体部の前記ヒンジ部側の縁部のうち前記カバー側突部に対応する位置に設けられ、前記カバー側突部に接触して前記係合部側の縁部を閉鎖方向に付勢するものとしてもよい。
また、前記カバー側突部の突出端面は同カバー側突部の突出方向に張り出す弧状面とされており、前記摺接部は、前記弧状面と前記付勢突起とにより構成されるものとしてもよい。これにより、付勢突起が摺接部を兼ねるから、構造を簡素化することができる。
前記回動規制部は、前記付勢突起と、前記カバー側突部に設けられて同付勢突起と係合可能とされた規制部とにより構成されるものとしてもよい。これにより、付勢突起が回動規制部を兼ねるから、構造を簡素化することができる。
また、前記付勢突起は、前記カバー側突部と、前記本体部のうち前記カバー側突部に対応する位置とに設けられ、前記カバー部側の付勢突起と前記本体部側の付勢突起とが接触して前記係合部側の縁部を閉鎖方向に付勢するものとしてもよい。
そして、前記カバー側突部の突出端面は同カバー側突部の突出方向に張り出す弧状面とされており、前記摺接部および前記回動規制部は、前記弧状面と前記本体部側の付勢突起とにより構成されるものとしてもよい。
前記係合部は、前記カバー部に設けられて同カバー部の閉鎖方向に片持ち状をなして延出する係合片と、前記本体部に設けられて前記係合片が係合可能な被係合部とにより構成され、前記被係合部は、前記本体部のうち前記係合片に対向する部分に設けられて同係合片を差し込み可能な形状に切り欠かれてなる切欠部の縁部に形成されているものとしてもよい。これにより、係合片は切欠部に収まった状態で被係合部に係合するから、係合部におけるガタつきを防止することができる。
本発明によれば、高品質な車両用コンセントを提供することができる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を図1〜図6によって説明する。
本実施形態における車両用コンセントC1は、車室内において各種電気器具(図示せず)の使用を可能とするためのものであり、車室内のパネルに設けられた組付ホール(図示せず)に組み付けられて使用される。以下、各構成部材において、図1の右手前側(カバー部20側)を前方、左奥側を後方、上側を上方、下側を下方として説明する。
車両用コンセントC1は、全体として直方体状をなす本体部10を備えている。この本体部10の前端部は、本体部10の後側の部分よりも外形形状が一回り大きい略方形の板状をなすベース板11とされ、このベース板11には、電気機器のプラグ(図示せず)を差し込み可能な差込口12が貫通して形成されている(図2参照)。この差込口12にプラグを挿入すると、差込口12に対応して備えられた端子13にプラグが導通し、電気機器の使用に必要な電力を得られるようになっている。
ベース板11の周縁部のうち上側の縁部には、後述する係合片23を差し込み可能な形状をなす切欠部14が形成されている。切欠部14は、ベース板11の上縁部を下方へ切り欠いた形態とされ、上方に開放された長方形状をなしている。
この切欠部14の周縁部のうち下側の縁部には、この縁部に沿って上方へ突出する形状の被係合突部15(本発明の被係合部に該当する)が形成されている。被係合突部15の後面は、後述する係合片23の係合面23Aがカバー部20の開閉方向に係合する被係合面15Aとされ、この被係合面15Aは、後方へ向かって下がる傾斜をなしている(図4参照)。
本体部10の両側壁には、一対の組付片16が設けられている。一対の組付片16は、車両用コンセントC1がパネルの組付ホールに所定深さまで差し込まれると、この組付ホールの壁面に係止する。これにより、車両用コンセントC1が組付ホールに対して抜止めされた状態で保持され、もって車両用コンセントC1をワンタッチで組み付けることができる。
車両用コンセントC1には、差込口12を覆うカバー部20が備えられている。カバー部20は、差込口12を正面から覆う蓋板21と、蓋板21の全周縁に沿って後側(ベース板11側)へ立ち上げられた周壁22とから構成されている。カバー部20は、ベース板11とほぼ等しい外形形状の略方形とされている。
カバー部20は、後述するヒンジ部40を介して本体部10に連結されており、差込口12を覆う閉鎖位置と差込口12を開放する開放位置との間で回動可能とされている。そして、電気機器の不使用時には、カバー部20を閉鎖位置にすることによりベース板11全体がカバー部20で覆われ、差込口12に埃が入って端子13に付着したりすることが防止されるとともに、差込口12を覆い隠すことで見栄えが良くなる。なお、カバー部20が閉鎖位置にあるときには、周壁22の立ち上がり端縁がベース板11の前面に当接し、ベース板11の前面と蓋板21との間には所定の隙間が空いた状態になる。
カバー部20の周壁22のうち上壁22U(ヒンジ部40とは反対側の縁部)には、本体部10の被係合突部15に係合可能な係合片23が設けられている。係合片23は、カバー部20の開閉方向(周壁22の立ち上がり方向)に片持ち状に延出し、先端部が下方へ突出する形状をなしている。そして、係合片23の先端部には、本体部10の被係合面15Aに係合する係合面23Aが形成され、この係合面23Aは、係合片23の延出方向に対して略垂直をなしている。係合面23Aと被係合面15Aとが係合することにより、カバー部20は閉鎖位置に保持される。
また、カバー部20の上壁22Uには、カバー部20を閉鎖位置から開放位置へ回動させる際に指先を引っ掛けることが可能な指掛け凹部25が形成されている。指掛け凹部25は、上壁22Uの上面を若干凹ませて形成され、上壁22Uの幅方向に長い形状をなしている(図1参照)。
ヒンジ部40は、カバー部20が閉鎖位置にあるときに、本体部10およびカバー部20の下端部となる部分に設けられ、カバー部20から突設されたカバー側突部26と、本体部10から突設された本体側突部17とが回動軸部41によって相対的に回動可能に連結されてなるものである。
本体側突部17は、ベース板11の下端縁部のうちの両端部に一対設けられている。本体側突部17は、ベース板11の板面に対して略垂直をなして前方へ立ち上がる形態をなしている。一対の本体側突部17は左右対称な形状をなし、互いに対向する内側面は略平行な面とされている。両本体側突部17には、同軸状をなす円形の軸孔18が左右方向に貫通して形成されている。
そして、ベース板11の下端縁部のうち一対の本体側突部17の間の部分は、ベース板11の前面よりも若干前方に突出した段差部19とされている。段差部19の前面(突出端面)は、全体としてベース板11の板面と略平行な平坦面19Aとされている。この平坦面19Aには、一対の付勢突起30が設けられており、この付勢突起30については後ほど詳しく説明する。
カバー側突部26は、カバー部20の周壁22のうちの下壁22Sに設けられている。カバー側突部26は、本体側突部17の内側に対応する位置に一対配され、下壁22Sから下方へ突出する形状をなしている。
一対のカバー側突部26は左右対称な略直方体状をなし、互いに対向する側とは反対側の外側面(本体側突部17と隣接する面)には、本体側突部17の軸孔18に回転可能に挿通される軸部材27が突設されている。軸部材27は、軸孔18に対して径方向のがた付きなく、かつ円滑に回動し得るような外形寸法を備えた円柱状をなし、一対の軸部材27は互いに同軸状に形成されている。両軸部材27が対応する軸孔18にそれぞれ嵌合することで、カバー部20は本体部10に対して回動可能に取り付けられており、この軸部材27と軸孔18とがヒンジ部40の回動軸部41を構成している。なお、カバー側突部26と本体側突部17とは、幅方向にがた付かず、かつカバー部20の回動を妨げることなく互いに摺接する設定とされている。
カバー側突部26の下端面(突出端面)は、半円弧状をなして下方(カバー側突部26の突出方向)に張り出す弧状面26Aとされている。
また、カバー側突部26の後側面(カバー部20が閉鎖位置にあるときにベース板11と対向する側の対向面26B)は、カバー部20の蓋板21と略平行をなし、カバー部20が閉鎖位置にあるときには、ベース板11の平坦面19Aと略平行をなす(図6参照)。
一対のカバー側突部26は、補強壁28によって一体に連設されている。補強壁28は、カバー部20の下壁22Sからカバー側突部26の前側面に沿ってその下端まで垂下する垂下部28Aと、この垂下部28Aからカバー側突部26の下端部に沿って屈曲された形状の屈曲部28Bとからなるものである。屈曲部28Bの下面は、カバー側突部26の弧状面26Aに沿って湾曲した形状をなし、半円弧状をなして下方(閉鎖位置にあるときの下方)へ張り出している。なお、この屈曲部28Bと本体部10の段差部19との間には、所定の隙間が空くように設定され、補強壁28と段差部19とが引っ掛かることなくカバー部20はスムーズに回動される。そして、カバー部20が回動する際にカバー側突部26に作用する力は、補強壁28により分散されて周壁22に伝わるから、周壁22の一部分に力が集中することが防がれ、カバー部20の耐久性を高めることができる。
さて、本体部10の段差部19の平坦面19Aには、一対の付勢突起30が設けられている。一対の付勢突起30は、それぞれカバー側突部26に対応する位置に設けられている。
付勢突起30は、回動軸部41よりも下側位置(回動軸部41よりも被係合突部15とは反対側の位置)に設けられ、カバー部20が閉鎖位置に至るとカバー側突部26の回動軸部41よりも下側位置を前方へ押圧した状態になる。これにより、カバー部20の上縁側(係合片23が設けられている側)が後方(カバー部20の閉鎖方向)へ押圧され、すなわちカバー部20は閉鎖方向に付勢された状態になる。なお、付勢突起30の突出端面(カバー側突部26を押圧する面)には丸みが付されている。
付勢突起30の突出端面には、カバー部20が閉鎖位置から開放位置まで回動する過程において、カバー側突部26の弧状面26Aが摺接するようになっている。詳しくは、カバー部20が閉鎖位置にあるときには、付勢突起30は弧状面26Aの後縁部(対向面26B側の縁部)と前後に対向する位置にあり、カバー部20の回動に伴って、付勢突起30は弧状面26Aの後縁部から前縁部(蓋板21側)へ向かって摺接しながら相対的に移動する。その際、付勢突起30と弧状面26Aとの摺接力は徐々に大きくなり、カバー部20が約90度に至るときには、その摺接力はカバー部20の回動を止めるほどの大きさになる。なお、カバー側突部26の弧状面26Aと付勢突起30とが摺接部を構成する。
また、カバー側突部26には、回動規制突起33(本発明の規制部に該当する)が設けられている。回動規制突起33は、蓋板21の前面から前方へ向かって突設され、その下面は蓋板21の前面と略垂直な規制面33Aとされている。規制面33Aは弧状面26Aの前端(蓋板21側の端)に位置し、カバー部20が閉鎖位置から約135度回動した位置においてカバー側突部26の前側面に接触するようになっている(図4参照)。カバー部20は、回動規制突起33が付勢突起30に当接することによってそれ以上の回動を規制されるようになっており、この位置がカバー部20の開放位置となっている。
次に、本実施形態の車両用コンセントC1の使用について説明する。
車両用コンセントC1は、ヒンジ部40側が下側となる向きでパネルに取り付けられる。車両用コンセントC1のカバー部20は、常には閉鎖位置に保持され差込口12の防水と防塵とが図られる。
そして、電気器具を使用する際には、閉鎖位置に保持されているカバー部20の指掛け凹部25に指を引っ掛けてカバー部20の回動方向に力を加えると、係合片23が上方へ弾性撓みして係合面23Aと被係合面15Aとの係合が外れる。その後、指掛け凹部25から指を離すとカバー部20が自重によって徐々に開放方向へ回動し、それに伴って差込口12が露出される。そして、付勢突起30と弧状面26Aとの摺接力は次第に大きくなり、図3に示すように、付勢突起30が弧状面26Aのうち最下端(閉鎖位置にあるときの最下端)を若干過ぎてカバー部20が90度弱回動したところで、それ以上の回動が一旦止まる。
次いで、一旦止まったカバー部20を指で押すと、カバー部20が回動する。こうして、使用者はクリック感を得ることができ、例えばカバー部が、本体部との係合が外れた途端に開放位置まで一気に回動してしまうものと比べて高級感のあるものとすることができる。
そして、カバー部20は開放位置に至って回動規制突部33が付勢突起30に当接し、それ以上の回動を規制される。その後、差込口12にプラグ(図示せず)を差し込み電気機器を使用する。
電気機器の使用を終えたら差込口12からプラグを抜き、開放位置にあるカバー部20を閉鎖位置まで回動させる。ここで、カバー部20の開放位置は、閉鎖位置から約135度回動した位置(180度まで開かない位置)となっているから、例えば閉鎖位置から180度開いている場合に比べて、カバー部20を再び閉鎖位置に戻す際の回動量を少なくすることができる。さらに、カバー部20が斜め前方に傾いているから、例えばカバー部が本体部から真っ直ぐ下方に垂れ下がっている場合に比べて、その下端部に指を引っ掛けやすく、カバー部20を閉じる操作を容易に行うことができる。
そして、カバー部20が閉鎖位置に近付くと、係合片23が切欠部14に差し込まれていき、係合片23が切欠部14の被係合突部15に乗り上げて上方に弾性変形する。また、付勢突起30は、カバー側突部26の弧状面26Aの前縁位置から後縁側へ向かって相対的に変位する。
カバー部20が閉鎖位置に至ると、係合片23が被係合突部15を乗り越えて弾性復帰し、係合面23Aと被係合面15Aとが前後方向に対向した状態になってカバー部20が閉鎖位置に保持される。このとき、係合片23は切欠部14に収まった状態になっているから、切欠部14の周縁のうち両側縁によって幅方向のがた付きが抑えられた状態になる。
また、付勢突起30が弧状面26Aの後縁部を押圧し、カバー部20の上端縁部が閉鎖方向に付勢された状態になる(図6参照)。これにより、ベース板11とカバー部20との間の隙間がなくなってがた付きが防止され、高品質で高級感のある車両用コンセントC1を実現することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2に係る車両用コンセントC2を図7〜図14によって説明する。
本実施形態の車両用コンセントC2は、付勢突起を、本体部10側と、カバー部20側とに設けた点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態に係る車両用コンセントC2は、実施形態1と同様に、電気機器のプラグを差し込み可能な差込口12が形成された本体部10と、差込口12を覆うカバー部20とを備えたものである。カバー部20はヒンジ部40を介して本体部10に連結され、差込口12を覆う閉鎖位置と差込口12を開放する開放位置との間で回動可能とされている。
カバー部20側の付勢突起(以後、カバー側付勢突起50と称する)は、カバー部20の下端に一対設けられている(図7および図8参照)。一対のカバー側付勢突起50は、それぞれカバー側突部26に設けられ、詳しくは、各カバー側突部26の屈曲部28Bの後端部(カバー部20が閉鎖位置にあるときに本体部10側に配される側の端部)に設けられている。カバー側付勢突起50は、各カバー側突部26の幅方向略中央位置に配され、弧状面26Aから法線方向に突出する形態をなしている。各カバー側付勢突起50は、断面半円形状をなして幅方向に延びる形状をなしている。
そして、本体部10の段差部19には、一対の台座部51が設けられている。一対の台座部51は、段差部19のうち本体側突部17のすぐ内側の位置、言い換えると、カバー側突部26に対応する位置に設けられている(図9および図10参照)。各台座部51は、平坦面19Aからベース状をなして前方(カバー部20側)へ突出している。各台座部51を正面から見ると横長の長方形状をなし、その長手方向の一端は本体側突部17に連設されている。なお、各台座部51の短手方向(高さ方向)の幅寸法は、段差部19の高さ寸法と一致している。
各台座部51の長手方向中央部には、逃し凹部52が形成されている。逃し凹部52は正面から見ると略正方形状をなし、その幅方向寸法はカバー側付勢突起50の幅寸法よりも若干大きくされている。また、逃し凹部52の深さ寸法は、カバー部20が回動する際にカバー側付勢突起50が通過可能な寸法に設定され、カバー側付勢突起50が上方または下方から逃し凹部52に入り込んでその反対方向へスムーズに通り抜け可能とされている。なお、逃し凹部52の奥面は、カバー側付勢突起50の軌跡に沿う略弧状をなしている。
そして、本体部10側の付勢突起(以後、本体側付勢突起53と称する)は、各台座部51の下端に設けられている。本体側付勢突起53は、台座部51の下縁部(逃し凹部52の下縁部)から前方へ突出している。本体側付勢突起53は、下方に向かって少しずつ突出寸法が大きくなる形状をなし、その前面は、下方に向かって前方に突出する略弧状をなしている(以後、摺接面54と称する)。摺接面54の上縁は、逃し凹部52の下縁よりも若干前方に位置し、すなわち摺接面54と逃し凹部52との間には段差ができている。
カバー部20が閉鎖位置に至ると、カバー側付勢突起50と本体側付勢突起53とが接触して押圧し合い、これにより、実施形態1と同様、カバー部20の上縁側(係合片23が設けられている側)が後方(カバー部20の閉鎖方向)へ押圧され、すなわちカバー部20は閉鎖方向に付勢された状態になる(図14参照)。
また、カバー部20が閉鎖位置から開放位置まで回動する過程において、カバー部20が約90度に至ったときには、カバー側突部26の弧状面26Aが本体側付勢突起53の摺接面54に摺接する(図12参照)。この摺接面54と弧状面26Aとの摺接力は、カバー部20の回動を止めるほどの大きさとされている。なお、カバー側突部26の弧状面26Aと本体側付勢突起53とが摺接部を構成する。
また、カバー部20が閉鎖位置から約135度回動する位置(開放位置)まで押し下げられると、本体側付勢突起53の摺接面54にカバー側突部26の弧状面26Aが強く押し付けられた状態になり、それ以上の回動が規制される。なお、カバー側突部26の弧状面26Aと本体側付勢突起53とが回動規制部を構成する。
次に、本実施形態の車両用コンセントC2の使用について説明する。
電気器具を使用する際には、実施形態1と同様、閉鎖位置に保持されているカバー部20の指掛け凹部25に指を引っ掛けてカバー部20の回動方向に力を加える。すると、係合面23Aと被係合面15Aとの係合が外れ、カバー部20はスムーズに開放方向へ回動する。このとき、本体側付勢突起53の摺接面54と接触していたカバー側付勢突起50は、本体側付勢突起53と逃し凹部52との間の段差を乗り越えて下方から勢い良く逃し凹部52に入り込み、台座部51に接することなく逃し凹部52内を通り抜けてその上方(台座部51の前方)に至る(図12参照)。すると、カバー側突部26の弧状面26Aの前側寄りの部分(カバー側付勢突起50が設けられている側とは反対側寄りの部分)が本体側付勢突起53の摺接面54に摺接し、それ以上の回動が一旦止まる。
次いで、カバー部20を指で押すと、弧状面26Aと摺接面54とを摺接させながらカバー部20が再び回動する。こうして、使用者は、カバー部20が開放位置に至る最終段階で抵抗を感じ、確かなクリック感を得ることができる。そして、図13に示すように、カバー部20が開放位置に至ると、カバー側突部26の弧状面26Aが本体側付勢突起53の突出端(摺接面54の略下側部分)に強く押し付けられた状態になり、それ以上の回動が規制される。
そして、電気機器の使用を終えたら、開放位置にあるカバー部20を閉鎖位置まで回動させる。すると、台座部51の前方に位置していたカバー側付勢突起50が、逃し凹部52に上方から入り込み、逃し凹部52内をスムーズに下方に移動して本体側付勢突起53の摺接面54に接触する(図14参照)。そして、係合片23の係合面23Aが被係合面15Aに係合してカバー部20が閉鎖位置に保持される。また、カバー側付勢突起50と本体側付勢突起53とは押圧し合った状態になり、カバー部20の上端縁部が閉鎖方向に付勢される。これにより、実施形態1と同様、ベース板11とカバー部20との間の隙間がなくなってがた付きが防止され、高品質で高級感のある車両用コンセントC2を実現することができる。
さらに、本実施形態においては、本体側付勢突起53にカバー側突部26の弧状面26Aが当接することにより、カバー部20が開放位置に留まる構成とされている。このように、回動規制部を構成する部分が、車両用コンセントC2の正面側から死角となる位置に設けられているので、それらが視界に入る場合に比べて車両用コンセントC2の見栄えを良くすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、回動規制部によってカバー部20が閉鎖位置から180度まで回動しないようにされているが、必ずしも回動規制部を設けなくてもよく、また、回動規制部を設けたとしてもカバー部が180度まで回動するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、カバー側突部26および本体側突部17は一対ずつ形成され、すなわちヒンジ部40は計4つの突部26,17により構成されているが、これに限らず、例えばカバー側突部および本体側突部は一ずつ形成され、ヒンジ部が計2つの突部により構成されていてもよい。
(3)上記実施形態では、一対のカバー側突部26が本体側突部17の内側に配されて補強壁28で連設された形態とされているが、これとは逆に本体側突部がカバー側突部の内側に配されて補強壁で連設されるようにしてもよい。また、必ずしも補強壁は設けなくてもよい。
(4)上記実施形態では、回動軸部41は、カバー側突部26に設けられた軸部材27と本体側突部17に設けられた軸孔18とから構成されているが、これとは逆にカバー側突部に軸孔が、本体側突部に軸部材が設けられるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、カバー部20側に係合片23が設けられているが、これとは逆に、本体部側に係合片を設けてもよい。
(6)実施形態1では、付勢突起30はカバー側突部26と接触するものとされているが、これに限らず、カバー部のうちカバー側突部とは別の部分(例えば補強壁の屈曲部)に接触するものであってもよい。
(7)実施形態1では、回動規制突起33は蓋板21の前面に突設された突部とされているが、これに限らず、例えば付勢突起と係合可能な凹部であってもよい。
実施形態1における車両用コンセントの外観斜視図 カバー部が開放位置にある状態を表す車両用コンセントの外観斜視図 摺接部の摺接によりカバー部の回動が一旦止まった状態を表す一部切欠側断面図 カバー部が開放位置にある状態を表す一部切欠側断面図 カバー部が閉鎖位置に近付いた状態(閉鎖位置から開き始めた状態)を表す一部切欠側断面図 カバー部が閉鎖位置にある状態を表す側断面図 実施形態2におけるカバー部をカバー側付勢突起が設けられている側から見た正面図 同下面図 本体部を本体側付勢突起が設けられている側から見た正面図 同下面図 カバー部が閉鎖位置から開き始めた状態(閉鎖位置に近付いた状態)を表す一部切欠側断面図 摺接部の摺接によりカバー部の回動が一旦止まった状態を表す一部切欠側断面図 カバー部が開放位置にある状態を表す一部切欠側断面図 カバー部が閉鎖位置にある状態を表す側断面図
符号の説明
C1,C2…車両用コンセント
10…本体部
12…差込口
14…切欠部
15…被係合突部(被係合部)
17…本体側突部
20…カバー部
23…係合片
26…カバー側突部
26A…弧状面
30…付勢突起
33…回動規制突起(規制部)
40…ヒンジ部
41…回動軸部
50…カバー側付勢突起(カバー部側の付勢突起)
53…本体側付勢突起(本体部側の付勢突起)

Claims (9)

  1. 電気機器のプラグを差し込み可能な差込口が形成された本体部と、前記差込口を覆うカバー部とを備えた車両用コンセントであって、
    前記カバー部はヒンジ部を介して前記本体部に連結され、このヒンジ部は前記カバー部から突設されたカバー側突部と、前記本体部から突設された本体側突部とが回動軸部によって相対的に回動可能に連結されてなるものであり、前記カバー部は、前記差込口を覆う閉鎖位置と前記差込口を開放する開放位置との間で回動可能とされ、
    前記カバー部および前記本体部の前記ヒンジ部とは反対側の縁部には、前記カバー部を前記閉鎖位置に保持する係合部が設けられており、
    前記カバー部と前記本体部とのうち少なくとも一方の前記ヒンジ部側の縁部には、前記回動軸部よりも前記係合部とは反対側の位置において、前記カバー部が閉鎖位置にあるときに他方の前記ヒンジ部側の縁部に接触することで、前記カバー部および前記本体部の前記係合部側の縁部を閉鎖方向に付勢する付勢突起が設けられていることを特徴とする車両用コンセント。
  2. 前記カバー部および前記本体部の前記ヒンジ部側の縁部には、前記カバー部が前記閉鎖位置から前記開放位置に至る途中で互いに摺接する摺接部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用コンセント。
  3. 前記カバー部および前記本体部の前記ヒンジ部側の縁部には、前記カバー部が前記閉鎖位置から180度まで開かない位置で前記カバー部の回動方向に互いに係合し、前記カバー部を前記開放位置に保持する回動規制部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用コンセント。
  4. 前記付勢突起は、前記本体部の前記ヒンジ部側の縁部のうち前記カバー側突部に対応する位置に設けられ、前記カバー側突部に接触して前記係合部側の縁部を閉鎖方向に付勢することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用コンセント。
  5. 前記カバー側突部の突出端面は同カバー側突部の突出方向に張り出す弧状面とされており、
    前記摺接部は、前記弧状面と前記付勢突起とにより構成されることを特徴とする請求項4に記載の車両用コンセント。
  6. 前記回動規制部は、前記付勢突起と、前記カバー側突部に設けられて同付勢突起と係合可能とされた規制部とにより構成されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の車両用コンセント。
  7. 前記付勢突起は、前記カバー側突部と、前記本体部のうち前記カバー側突部に対応する位置とに設けられ、
    前記カバー部側の付勢突起と前記本体部側の付勢突起とが接触して前記係合部側の縁部を閉鎖方向に付勢することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用コンセント。
  8. 前記カバー側突部の突出端面は同カバー側突部の突出方向に張り出す弧状面とされており、
    前記摺接部および前記回動規制部は、前記弧状面と前記本体部側の付勢突起とにより構成されることを特徴とする請求項7に記載の車両用コンセント。
  9. 前記係合部は、前記カバー部に設けられて同カバー部の閉鎖方向に片持ち状をなして延出する係合片と、前記本体部に設けられて前記係合片が係合可能な被係合部とにより構成され、
    前記被係合部は、前記本体部のうち前記係合片に対向する部分に設けられて同係合片を差し込み可能な形状に切り欠かれてなる切欠部の縁部に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の車両用コンセント。
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