JP2003173405A - 自動車販売支援システム、自動車販売支援プログラム及び自動車販売支援方法 - Google Patents

自動車販売支援システム、自動車販売支援プログラム及び自動車販売支援方法

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JP2003173405A
JP2003173405A JP2002218727A JP2002218727A JP2003173405A JP 2003173405 A JP2003173405 A JP 2003173405A JP 2002218727 A JP2002218727 A JP 2002218727A JP 2002218727 A JP2002218727 A JP 2002218727A JP 2003173405 A JP2003173405 A JP 2003173405A
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啓喜 高岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客にオンラインで自動車の見積価格を提供
する場合に、自動車を販売する販売主体が見積価格を設
定するに際して、他の販売主体が設定する見積価格に対
して大幅に高価とはならない適正な見積価格を容易に設
定できるようにする。 【解決手段】 自動車を販売する複数の販売主体のそれ
ぞれが、各仕様毎の自動車の見積価格を検討するための
参考情報を記憶する参考情報データベース36を備え、
販売主体が見積価格を入力する際に、その参考情報デー
タベース36から読み出した参考情報を該販売主体に提
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客に自動車に関
して予め設定された複数の仕様の中から通信回線を介し
て好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択
仕様の自動車に関して上記顧客からの見積請求に応じて
見積価格を該顧客に送信することにより、顧客への自動
車の販売をオンライン上で支援する自動車販売支援シス
テム、この自動車販売支援システムに用いる自動車販売
支援装置を制御するための自動車販売支援プログラム、
及び自動車販売支援方法に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平5−27432
6号公報に示されているように、自動車販売支援システ
ムにおいて、自動車のカタログ情報をマルチメディア情
報の形態に電子化して蓄積しておき、その自動車に、
色、柄、オプション部品等の仕様のバリエーションが有
る場合に、顧客がメニューを選択して自動車の仕様を選
択するとともに、その顧客により選択された選択仕様の
自動車の外観を映像化することによって購入支援情報を
顧客に提供するようにすることが知られている。
【0003】また、そのように選択された選択仕様の自
動車について、オンラインで価格の見積り、納期問い合
わせ、受注処理等を行うようにすることも知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現実の自動
車の販売形態(オンラインで見積価格を提供しない販売
形態)においては、自動車を販売する自動車販売会社や
その販売店舗、販売代理者といった販売主体が複数あ
り、その各販売主体においては、その選択仕様の自動車
に対して見積請求が顧客からあると、その選択仕様の自
動車のメーカ希望小売価格からの値引額(下取車両やそ
の自動車の購入に際して必要な諸経費をも含めた全体の
値引額であってもよい)を自ら決めて、その選択仕様の
自動車の見積価格を決定して顧客に伝えるようになって
いる。
【0005】そこで、上述のオンラインで見積価格を顧
客に提供する販売支援システムにおいても、顧客が購入
しようとする自動車の仕様を選択決定した後に、その選
択仕様の自動車の見積価格の提供を希望する販売主体を
選択した上でその選択仕様の自動車の見積請求を行うこ
とにより、その選択された販売主体における上記選択仕
様の自動車の見積価格を上記顧客に提供するようにする
ことが考えられる。この場合、販売主体毎に上記各仕様
毎の自動車の見積価格を記憶する見積価格データベース
(見積価格の更新が可能)を備えておき、顧客からの見
積請求時に、その見積価格データベースに記憶された、
該顧客により選択された販売主体の見積価格を顧客に送
信するか、又は、見積請求時に見積価格データベースに
記憶された見積価格を、顧客により選択された販売主体
に送信して、その販売主体からの回答(その見積価格を
承認又は新たな見積価格の入力)を受けて、その回答に
よる見積価格を顧客に送信するようにすることが考えら
れる。また、見積価格データベースを備えていなくて
も、見積請求時に販売主体に見積価格を入力させてその
見積価格を顧客に送信するようにすることが考えられ
る。
【0006】ところが、このようなオンラインでの見積
価格の提供方法によると、顧客は販売主体の所在地に出
向かなくても希望する販売主体の見積価格が容易に入手
できるので、同じ選択仕様の自動車を複数の販売主体に
見積請求し、それらの中で最も安い見積価格を提示した
販売主体からその選択仕様の自動車を購入すべく商談を
進める傾向がある。
【0007】すなわち、オンラインで見積価格を提供し
ない販売形態では、顧客にとって見れば、複数の販売主
体から見積価格を提示してもらうことは、それら販売主
体の所在地に出向く必要があるために決して容易ではな
いとともに、販売主体にとって見れば、まず顧客が販売
主体のもとに来て商談をして、その商談の過程で様々な
情報を入手した上で見積価格を提示するため、適正な見
積価格を設定しやすく、しかも、見積価格提示後であっ
てもその顧客が他の販売主体から入手した見積価格に応
じて、見積価格を再度提示することで商談を継続させる
ことも可能であった。
【0008】これに対し、オンラインでの見積価格の提
供方法では、販売主体の側から見ると、商談前にオンラ
インでの見積価格の提供を行なう必要があるため、その
見積価格が他の販売主体が設定した見積価格よりも高す
ぎると、その顧客はその販売主体に対する商談の機会を
閉ざしてしまうという問題がある。
【0009】このように、商談前にオンラインで見積価
格を提示するという販売支援システムにおいては、顧客
が或る販売主体との間で商談を行いたいと考えるように
するためには、顧客により選択された選択仕様の自動車
について、販売主体がその見積価格をいくらに設定する
かが極めて重要であると考えられる。
【0010】しかしながら、商談前にオンラインで見積
請求を受付けて見積価格を提示する場合には、販売主体
にとっては、或る選択仕様について、見積価格を一体い
くらに設定すれば適正である(すなわち、見積価格が他
の販売主体が設定した見積価格よりも高すぎずかつある
程度の利益が得られる)かを判断する要素に乏しく、適
正な見積価格の設定が困難になるという問題がある。
【0011】また、或る販売主体における見積価格が顧
客に提示されても、その後その顧客と販売主体との間で
商談がなかった場合、その販売主体は、顧客に提示した
見積価格が相場からみて高すぎたために顧客がより安価
な見積価格を提示した他の販売主体と商談に至ったの
か、それとも、提示した見積価格は適正であったが、例
えばその顧客のスケジュールの都合により商談に至らな
かったのかの区別さえもつけることができず、このこと
から見ても適正な見積価格はどのあたりかを判断するこ
とは非常に困難である。よって、その販売主体は適正な
見積価格がいくらであるかに全く気づかず、半永久的
に、より安価な見積価格を提示する販売主体に商談の機
会を取られ続けるという問題もある。
【0012】さらに、このような顧客からオンラインで
仕様選択を受付ける販売支援システムにおいては、その
選択仕様の数も増える傾向にあり、全ての選択仕様に対
して見積価格を設定する際に考慮すべき情報(例えばそ
の選択仕様の相場価格や競合車情報等)を覚えておくこ
とは難しく、このことも適正な見積価格の設定に対して
大きな障害となっている。
【0013】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、見積価格を顧客に提供
することにより顧客への自動車の販売をオンライン上で
支援するための販売支援システムにおいて、販売主体が
顧客により選択された選択仕様の自動車の見積価格を設
定するに際して、他の販売主体が設定する見積価格に対
して大幅に高価とはならない適正な見積価格を容易に設
定できるようにし、顧客にとっても世間一般の相場に対
して適正な見積価格がオンラインで入手できるようにす
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、自動車を販売する複数の販売主体
のそれぞれが、各仕様毎の自動車の見積価格を検討する
ための参考情報を記憶する参考情報データベースを備
え、販売主体が見積価格を入力する際に、その参考情報
データベースから読み出した参考情報を該販売主体に提
示するようにした。
【0015】具体的には、請求項1の発明では、顧客に
自動車に関して予め設定された複数の仕様の中から通信
回線を介して好みの仕様を選択させるとともに、該選択
された選択仕様の自動車に関して上記顧客からの見積請
求に応じて見積価格を該顧客に送信することにより、顧
客への自動車の販売をオンライン上で支援するための自
動車販売支援システムを対象とする。
【0016】そして、上記各仕様毎の自動車のメーカ希
望小売価格を算出可能なデータを記憶するメーカ希望小
売価格データベースと、上記自動車を販売する複数の販
売主体のそれぞれが、上記各仕様毎の自動車の見積価格
を検討するための参考情報を記憶する参考情報データベ
ースと、上記販売主体毎に上記各仕様毎の自動車の見積
価格を記憶する見積価格データベースと、上記顧客に上
記自動車の複数の仕様を提示して該複数の仕様の中から
好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択仕
様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記メーカ希望小
売価格データベースに記憶されたデータに基づき算出し
て上記顧客に提示する仕様選択手段と、上記顧客に複数
の販売主体を提示して該複数の販売主体の中から上記選
択仕様の自動車の見積価格の提供を希望する販売主体を
選択させる販売主体選択手段と、上記顧客から該顧客に
より選択された選択仕様の自動車の見積請求を受信した
ときに、該顧客により選択された販売主体における該選
択仕様の自動車の見積価格を上記見積価格データベース
から読み出して、該見積価格を上記見積請求を行った顧
客に送信する見積価格送信手段と、上記販売主体からの
見積価格更新要求に応じて、上記見積価格データベース
から読み出した、該販売主体における該更新要求に係る
仕様の自動車の見積価格を該販売主体に提示して、該仕
様の自動車に関して新たに見積価格を該販売主体に入力
させるとともに、該入力された見積価格を、該販売主体
が上記顧客により選択されたときに上記見積価格送信手
段により該顧客に送信される見積価格として上記見積価
格データベースに更新記憶する見積価格設定手段と、上
記更新要求を行った販売主体が上記見積価格を入力する
際に、上記参考情報データベースから読み出した参考情
報を該更新要求を行った販売主体に提示する参考情報提
示手段とを備えているものとする。
【0017】上記の構成により、顧客が好みの仕様を選
択すると、その選択された選択仕様の自動車のメーカ希
望小売価格が顧客に提示される。そして、顧客が上記選
択仕様の自動車の見積価格の提供を希望する販売主体を
選択した上で、上記選択仕様の自動車の見積請求を行う
と、顧客により選択された販売主体における該選択仕様
の自動車の見積価格が見積価格データベースから読み出
されて、見積請求を行った顧客に送信される。一方、販
売主体から見積価格更新要求があると、見積価格データ
ベースから読み出した、該販売主体における該更新要求
に係る仕様の自動車の見積価格が該販売主体に提示さ
れ、その販売主体が、該仕様の自動車に関して見積価格
を入力すると、その入力された見積価格が、該販売主体
が顧客により選択されたときに該顧客に送信される見積
価格として見積価格データベースに更新記憶される。つ
まり、その更新後に顧客が見積請求を行うと、その更新
記憶された見積価格が顧客に送信される。そして、上記
更新要求を行った販売主体が見積価格を入力する際に
は、参考情報データベースから、見積価格を検討するた
めの参考情報、例えば更新要求を行った販売主体とは異
なる他の販売主体により入力された見積価格や、仕様の
選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情
報等が読み出されて該更新要求を行った販売主体に提示
される。
【0018】したがって、更新要求を行った販売主体
は、その参考情報により適正な見積価格を把握すること
ができ、他の販売主体が設定する見積価格に対して大幅
に高価とはならずかつ顧客が満足する適正な見積価格を
容易に設定することができる。この結果、商談の機会が
販売主体の意図に反して失われてしまうことを未然に極
小化することができる。すなわち、オンラインで商談前
に不適正な見積価格(他の販売主体よりも大幅に高い見
積価格)の提示が行なわれると、その顧客はオンライン
でより安価な見積価格を提示した他の販売主体との間で
のみ商談に入ってしまい、その販売主体にとって商談の
機会が閉ざされてしまうという傾向がある。しかし、上
記のように適正な見積価格を提示することにより、この
ように商談の機会が販売主体の意図に反して失われてし
まうことを未然に極小化することができる。
【0019】また、このように顧客からオンラインで仕
様選択を受付ける販売支援システムにおいては、選択可
能な仕様の数も増える傾向にあり、全ての仕様に対して
見積価格を設定する際に考慮すべき事項(例えば相場価
格や競合車情報等)を覚えておくことは困難となるが、
そのような考慮すべき事項を覚えていなくても、参考情
報により適正な見積価格を容易に導き出すことができ
る。
【0020】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、見積価格設定手段は、更新要求を行った販売主体
により入力された見積価格を見積価格データベースに更
新記憶するとともに、該見積価格を更新要求に係る仕様
と対応付けて参考情報データベースに記憶するように構
成され、参考情報提示手段は、更新要求に係る仕様の自
動車に関して該更新要求を行った販売主体とは異なる他
の販売主体により入力された見積価格を上記参考情報デ
ータベースから読み出して、少なくとも該見積価格を参
考情報として上記更新要求を行った販売主体に提示する
ように構成されているものとする。
【0021】このことにより、同じ仕様の自動車に関す
る他の販売主体の見積価格を参考情報として入手できる
ために、他の販売主体が設定する見積価格に対して大幅
に高価とはならない適正な見積価格の設定のためにその
参考情報の見積価格を基準として捉えることができ、販
売主体にとって商談の機会が意図に反して失われること
を極小化することができるとともに、顧客にとっても相
場に対して適正な見積価格が入手可能となる。
【0022】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、参考情報提示手段は、更新要求を行った販売主体
に対して所在地の離間距離が所定距離以上である他の販
売主体により入力された見積価格については、上記更新
要求を行った販売主体への参考情報としての提示を禁止
するように構成されているものとする。
【0023】このことで、更新要求を行った販売主体に
対して所在地の離間距離が離れすぎた他の販売主体の見
積価格情報は自動的に参考情報として提示されないの
で、更新要求を行った販売主体にとって、該販売主体の
販売エリア内に存在する他の販売主体が設定する見積価
格に対して大幅に高価とはならない適正な見積価格を容
易に設定することができるとともに、顧客にとってもそ
の販売主体の販売エリア内における相場に対して適正な
見積価格が入手可能となる。
【0024】請求項4の発明では、請求項2の発明にお
いて、参考情報提示手段は、更新要求を行った販売主体
に他の販売主体を特定させるとともに、該更新要求を行
った販売主体により特定されなかった他の販売主体によ
り入力された見積価格については、上記更新要求を行っ
た販売主体への参考情報としての提示を禁止するように
構成されているものとする。
【0025】こうすることで、更新要求を行った販売主
体により特定されなかった他の販売主体の見積価格情報
は自動的に参考情報として提示されないので、更新要求
を行った販売主体にとって、実際に競合すると想定され
る他の販売主体の見積価格に対して大幅に高価とはなら
ない適正な見積価格を容易に設定することができる。
【0026】請求項5の発明では、請求項2の発明にお
いて、見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動車の
商談申込を受信したときに、該選択仕様の自動車に関す
る商談申込があった旨の商談申込情報を、該顧客により
選択された販売主体に送信するとともに、該商談申込情
報を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と対応付け
て参考情報データベースに記憶する商談申込受付手段を
備え、参考情報提示手段は、上記参考情報データベース
から、更新要求に係る仕様の自動車に関して他の販売主
体の見積価格及び商談申込情報を読み出して、少なくと
も該見積価格と、同じ見積価格の全提示数に対して商談
申込に至った比率とを参考情報として更新要求を行った
販売主体に提示するように構成されているものとする。
【0027】このことにより、更新要求を行った販売主
体にとって、更新要求に係る仕様の自動車に関して他の
販売主体の見積価格と、同じ見積価格の全提示数に対し
て商談申込に至った比率(商談移行率)とが分かるの
で、ある程度の商談移行率が見込める見積価格、すなわ
ち、他の販売主体が設定する見積価格に対して大幅に高
価とはならない適正な見積価格がどの程度の価格である
のかを容易に把握することができる。
【0028】請求項6の発明では、請求項2の発明にお
いて、参考情報提示手段は、参考情報データベースか
ら、更新要求に係る仕様に対して仕様差が所定レベル以
下の仕様の自動車に関して他の販売主体により入力され
た見積価格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差と
を参考情報として更新要求を行った販売主体に提示する
ように構成されているものとする。
【0029】すなわち、選択可能な仕様数が多くなれ
ば、更新要求に係る仕様と同じ仕様の自動車の見積価格
が他の販売主体によって入力されていない可能性があ
る。しかし、この発明では、更新要求に係る仕様と類似
する仕様の自動車に関して他の販売主体により入力され
た見積価格を参考情報として入手することができるため
に、他の販売主体が設定する見積価格に対して大幅に高
価とはならない適正な見積価格の設定のためにその類似
仕様の自動車の見積価格を基準として捉えることがで
き、更新要求に係る仕様と同じ仕様の自動車の見積価格
が参考情報データベースに記憶されていなくても、販売
主体にとって商談の機会が意図に反して失われることを
極小化することができできる。
【0030】ここで、更新要求に係る仕様に対して仕様
差が所定レベル以下の仕様とは、更新要求に係る仕様と
同じ及び類似する仕様のことであり、仕様が類似すると
は、仕様が異なっても、エンジンやトランスミッション
のような大物部品(又は高額部品)が異なるのではなく
て、装飾品等のオプション部品のような小物部品(又は
低額部品)が異なる場合、又はメーカ希望小売価格が所
定価格以下となる場合をいう(以下、同じ)。
【0031】請求項7の発明では、請求項1の発明にお
いて、参考情報データベースには、仕様選択手段により
仕様の選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の
相場情報が記憶されており、参考情報提示手段は、上記
他銘柄自動車の相場情報の中から、更新要求に係る仕様
に対して仕様差が所定レベル以下のものを選択して、該
選択された他銘柄自動車の相場情報を参考情報として更
新要求を行った販売主体に提示するように構成されてい
るものとする。
【0032】このことで、更新要求に係る仕様と同じ仕
様又は類似仕様の他銘柄自動車の相場情報を入手するこ
とができるため、世間一般の相場に対して大幅に高価と
はならない適正な見積価格の設定のために他銘柄自動車
の相場情報を基準として捉えることができ、販売主体に
とって商談の機会が意図に反して失われることを極小化
することができる。
【0033】請求項8の発明では、請求項7の発明にお
いて、参考情報提示手段は、更新要求を行った販売主体
に他銘柄自動車を特定させるとともに、該更新要求を行
った販売主体により特定されなかった他銘柄自動車の相
場情報については、上記更新要求を行った販売主体への
参考情報としての提示を禁止するように構成されている
ものとする。
【0034】こうすることで、更新要求を行った販売主
体により特定されなかった他銘柄自動車の相場情報は自
動的に参考情報として提示されないので、実際に競合す
ると想定される他銘柄自動車の相場情報を参照すること
でき、そのような他銘柄自動車の相場に対して大幅に高
価とはならない適正な見積価格を容易に設定することが
できる。
【0035】請求項9の発明では、請求項7の発明にお
いて、他銘柄自動車の相場情報は、該他銘柄自動車の中
古車価格から演算されて参考情報データベースに記憶さ
れているものとする。
【0036】このことにより、本来入手し難い他銘柄自
動車の相場情報(例えば実際に競合する他銘柄自動車の
新車価格)を容易に入手することができ、適正な見積価
格をより精度良くかつ容易に設定することができる。
【0037】請求項10の発明では、顧客に自動車に関
して予め設定された複数の仕様の中から通信回線を介し
て好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択
仕様の自動車に関して上記顧客からの見積請求に応じて
見積価格を該顧客に送信することにより、顧客への自動
車の販売をオンライン上で支援するための自動車販売支
援システムを対象とする。
【0038】そして、上記各仕様毎の自動車のメーカ希
望小売価格を算出可能なデータを記憶するメーカ希望小
売価格データベースと、上記自動車を販売する複数の販
売主体のそれぞれが、上記各仕様毎の自動車の見積価格
を検討するための参考情報を記憶する参考情報データベ
ースと、上記販売主体毎に上記各仕様毎の自動車の見積
価格を記憶する見積価格データベースと、上記顧客に上
記自動車の複数の仕様を提示して該複数の仕様の中から
好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択仕
様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記メーカ希望小
売価格データベースに記憶されたデータに基づき算出し
て上記顧客に提示する仕様選択手段と、上記顧客に複数
の販売主体を提示して該複数の販売主体の中から上記選
択仕様の自動車の見積価格の提供を希望する販売主体を
選択させる販売主体選択手段と、上記顧客から該顧客に
より選択された選択仕様の自動車の見積請求を受信した
ときに、該選択仕様と、上記見積価格データベースから
読み出した、該顧客により選択された選択販売主体にお
ける該選択仕様の自動車の見積価格とを、該選択販売主
体に提示して、該選択仕様の自動車に関して新たに見積
価格を該選択販売主体に入力させるとともに、該入力さ
れた見積価格を、該選択販売主体における上記選択仕様
の自動車の見積価格として上記見積価格データベースに
更新記憶する見積価格設定手段と、上記見積価格設定手
段により更新記憶された、上記選択販売主体における上
記選択仕様の自動車の見積価格を上記見積価格データベ
ースから読み出して、該見積価格を上記見積請求を行っ
た顧客に送信する見積価格送信手段と、上記選択販売主
体が上記見積価格を入力する際に、上記参考情報データ
ベースから読み出した参考情報を該選択販売主体に提示
する参考情報提示手段とを備えているものとする。
【0039】この発明により、顧客が好みの仕様を選択
すると、その選択された選択仕様の自動車のメーカ希望
小売価格が顧客に提示される。そして、顧客が上記選択
仕様の自動車の見積価格の提供を希望する販売主体を選
択した上で、上記選択仕様の自動車の見積請求を行う
と、その選択仕様と、見積価格データベースから読み出
された、該顧客により選択された選択販売主体における
該選択仕様の自動車の見積価格とが、該選択販売主体に
提示され、その選択販売主体が、その選択仕様の自動車
に関して見積価格を入力すると、その入力された見積価
格が、該選択販売主体における上記選択仕様の自動車の
見積価格として見積価格データベースに更新記憶され、
その後、その更新記憶された見積価格が、見積価格デー
タベースから読み出されて、見積請求を行った顧客に送
信される。そして、上記選択販売主体が見積価格を入力
する際には、請求項1の発明と同様に、参考情報データ
ベースから、適正な見積価格を検討するための参考情
報、例えば顧客により選択された選択販売主体とは異な
る他の販売主体により入力された見積価格や、仕様の選
択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情報
等が読み出されて該選択販売主体に提示される。よっ
て、請求項1の発明と同様の作用効果が得られると共
に、顧客からの見積請求毎に、販売主体に見積価格の更
新の機会が付与されるので、常に適正な見積価格を顧客
に提示することができる。
【0040】請求項11の発明では、請求項10の発明
において、見積価格設定手段は、選択販売主体により入
力された見積価格を見積価格データベースに更新記憶す
るとともに、該見積価格を選択仕様と対応付けて参考情
報データベースに記憶するように構成され、参考情報提
示手段は、選択仕様の自動車に関して選択販売主体とは
異なる他の販売主体により入力された見積価格を上記参
考情報データベースから読み出して、少なくとも該見積
価格を参考情報として上記選択販売主体に提示するよう
に構成されているものとする。このことにより、請求項
2の発明と同様の作用効果が得られる。
【0041】請求項12の発明では、請求項11の発明
において、参考情報提示手段は、選択販売主体に対して
所在地の離間距離が所定距離以上である他の販売主体に
より入力された見積価格については、上記選択販売主体
への参考情報としての提示を禁止するように構成されて
いるものとする。こうすることで、請求項3の発明と同
様の作用効果を得ることができる。
【0042】請求項13の発明では、請求項11の発明
において、参考情報提示手段は、選択販売主体に他の販
売主体を特定させるとともに、該選択販売主体により特
定されなかった他の販売主体により入力された見積価格
については、上記選択販売主体への参考情報としての提
示を禁止するように構成されているものとする。このこ
とで、請求項4の発明と同様の作用効果が得を得ること
ができる。
【0043】請求項14の発明では、請求項11の発明
において、参考情報提示手段は、同一の顧客からの見積
請求に対して他の販売主体により入力された見積価格に
ついては、選択販売主体への参考情報としての提示を禁
止するように構成されているものとする。
【0044】すなわち、同一の顧客が複数の販売主体に
対して同一の仕様の自動車の見積請求を行なって、その
複数の販売主体が見積価格をそれぞれ入力する場合に
は、後から見積価格を設定する選択販売主体は、先に設
定された他の販売主体の見積価格よりも低い価格で見積
価格を設定する傾向にあるために、該他の販売主体にと
ってはビジネス上の不当な不利益を被る可能性がある。
しかし、この発明では、同一の顧客からの見積請求に対
して他の販売主体により入力された見積価格は提示され
ないので、先に見積価格を設定すると不当な不利益を被
るという問題の発生を極小化することができる。
【0045】請求項15の発明では、請求項11の発明
において、見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動
車の商談申込を受信したときに、該選択仕様の自動車に
関する商談申込があった旨の商談申込情報を、該顧客に
より選択された選択販売主体に送信するとともに、該商
談申込情報を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と
対応付けて参考情報データベースに記憶する商談申込受
付手段を備え、参考情報提示手段は、上記参考情報デー
タベースから、選択仕様の自動車に関して他の販売主体
の見積価格及び商談申込情報を読み出して、少なくとも
該見積価格と、同じ見積価格の全提示数に対して商談申
込に至った比率とを参考情報として選択販売主体に提示
するように構成されているものとする。このことによ
り、請求項5の発明と同様の作用効果が得られる。
【0046】請求項16の発明では、請求項11の発明
において、参考情報提示手段は、参考情報データベース
から、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様
の自動車に関して他の販売主体により入力された見積価
格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情
報として選択販売主体に提示するように構成されている
ものとする。この発明により、請求項6の発明と同様の
作用効果が得られる。
【0047】請求項17の発明では、請求項10の発明
において、参考情報データベースには、仕様選択手段に
より仕様の選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動
車の相場情報が記憶されており、参考情報提示手段は、
上記他銘柄自動車の相場情報の中から、選択仕様に対し
て仕様差が所定レベル以下のものを選択して、該選択さ
れた他銘柄自動車の相場情報を参考情報として選択販売
主体に提示するように構成されているものとする。この
ことで、請求項7の発明と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0048】請求項18の発明では、請求項17の発明
において、参考情報提示手段は、選択販売主体に他銘柄
自動車を特定させるとともに、該選択販売主体により特
定されなかった他銘柄自動車の相場情報については、上
記選択販売主体への参考情報としての提示を禁止するよ
うに構成されているものとする。このことにより、請求
項8の発明と同様の作用効果が得られる。
【0049】請求項19の発明では、請求項17の発明
において、他銘柄自動車の相場情報は、該他銘柄自動車
の中古車価格から演算されて参考情報データベースに記
憶されているものとする。こうすることで、請求項9の
発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0050】請求項20の発明では、顧客に自動車に関
して予め設定された複数の仕様の中から通信回線を介し
て好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択
仕様の自動車に関して上記顧客からの見積請求に応じて
見積価格を該顧客に送信することにより、顧客への自動
車の販売をオンライン上で支援するための自動車販売支
援システムを対象とする。
【0051】そして、上記各仕様毎の自動車のメーカ希
望小売価格を算出可能なデータを記憶するメーカ希望小
売価格データベースと、上記自動車を販売する複数の販
売主体のそれぞれが、上記各仕様毎の自動車の見積価格
を検討するための参考情報を記憶する参考情報データベ
ースと、上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して
該複数の仕様の中から好みの仕様を選択させるととも
に、該選択された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価
格を、上記メーカ希望小売価格データベースに記憶され
たデータに基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択
手段と、上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の
販売主体の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提
供を希望する販売主体を選択させる販売主体選択手段
と、上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自
動車の見積請求を受信したときに、該選択仕様を該顧客
により選択された選択販売主体に提示して、該選択仕様
の自動車に関して見積価格を該選択販売主体に入力させ
る見積価格設定手段と、上記選択販売主体により入力さ
れた見積価格を、上記見積請求を行った顧客に送信する
見積価格送信手段と、上記選択販売主体が上記見積価格
を入力する際に、上記参考情報データベースから読み出
した参考情報を該選択販売主体に提示する参考情報提示
手段とを備えているものとする。
【0052】この発明により、顧客が好みの仕様を選択
すると、その選択された選択仕様の自動車のメーカ希望
小売価格が顧客に提示される。そして、顧客が上記選択
仕様の自動車の見積価格の提供を希望する販売主体を選
択した上で、上記選択仕様の自動車の見積請求を行う
と、その選択仕様が、顧客により選択された選択販売主
体に提示され、その選択販売主体が、その選択仕様の自
動車に関して見積価格を入力すると、その入力された見
積価格が、見積請求を行った顧客に送信される。そし
て、上記選択販売主体が見積価格を入力する際には、請
求項1又は10の発明と同様に、参考情報データベース
から、適正な見積価格を検討するための参考情報、例え
ば顧客により選択された選択販売主体とは異なる他の販
売主体により入力された見積価格や、仕様の選択を受付
ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情報等が読み
出されて該選択販売主体に提示される。よって、請求項
1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0053】請求項21の発明では、請求項20の発明
において、見積価格設定手段は、選択販売主体により入
力された見積価格を、選択仕様と対応付けて参考情報デ
ータベースに記憶するように構成され、参考情報提示手
段は、選択仕様の自動車に関して選択販売主体とは異な
る他の販売主体により入力された見積価格を上記参考情
報データベースから読み出して、少なくとも該見積価格
を参考情報として上記選択販売主体に提示するように構
成されているものとする。このことにより、請求項2の
発明と同様の作用効果が得られる。
【0054】請求項22の発明では、請求項21の発明
において、参考情報提示手段は、選択販売主体に対して
所在地の離間距離が所定距離以上である他の販売主体に
より入力された見積価格については、上記選択販売主体
への参考情報としての提示を禁止するように構成されて
いるものとする。こうすることで、請求項3の発明と同
様の作用効果を得ることができる。
【0055】請求項23の発明では、請求項21の発明
において、参考情報提示手段は、選択販売主体に他の販
売主体を特定させるとともに、該選択販売主体により特
定されなかった他の販売主体により入力された見積価格
については、上記選択販売主体への参考情報としての提
示を禁止するように構成されているものとする。このこ
とで、請求項4の発明と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0056】請求項24の発明では、請求項21の発明
において、参考情報提示手段は、同一の顧客からの見積
請求に対して他の販売主体により入力された見積価格に
ついては、選択販売主体への参考情報としての提示を禁
止するように構成されているものとする。こうすること
で、請求項14の発明と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0057】請求項25の発明では、請求項21の発明
において、見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動
車の商談申込を受信したときに、該選択仕様の自動車に
関する商談申込があった旨の商談申込情報を、該顧客に
より選択された選択販売主体に送信するとともに、該商
談申込情報を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と
対応付けて参考情報データベースに記憶する商談申込受
付手段を備え、参考情報提示手段は、上記参考情報デー
タベースから、選択仕様の自動車に関して他の販売主体
の見積価格及び商談申込情報を読み出して、少なくとも
該見積価格と、同じ見積価格の全提示数に対して商談申
込に至った比率とを参考情報として選択販売主体に提示
するように構成されているものとする。このことによ
り、請求項5の発明と同様の作用効果が得られる。
【0058】請求項26の発明では、請求項21の発明
において、参考情報提示手段は、参考情報データベース
から、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様
の自動車に関して他の販売主体により入力された見積価
格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情
報として選択販売主体に提示するように構成されている
ものとする。この発明により、請求項6の発明と同様の
作用効果が得られる。
【0059】請求項27の発明では、請求項20の発明
において、参考情報データベースには、仕様選択手段に
より仕様の選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動
車の相場情報が記憶されており、参考情報提示手段は、
上記他銘柄自動車の相場情報の中から、選択仕様に対し
て仕様差が所定レベル以下のものを選択して、該選択さ
れた他銘柄自動車の相場情報を参考情報として選択販売
主体に提示するように構成されているものとする。この
ことで、請求項7の発明と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0060】請求項28の発明では、請求項27の発明
において、参考情報提示手段は、選択販売主体に他銘柄
自動車を特定させるとともに、該選択販売主体により特
定されなかった他銘柄自動車の相場情報については、上
記選択販売主体への参考情報としての提示を禁止するよ
うに構成されているものとする。このことにより、請求
項8の発明と同様の作用効果が得られる。
【0061】請求項29の発明では、請求項27の発明
において、他銘柄自動車の相場情報は、該他銘柄自動車
の中古車価格から演算されて参考情報データベースに記
憶されているものとする。こうすることで、請求項9の
発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0062】請求項30の発明では、請求項20の発明
において、販売主体毎に各仕様毎の自動車の見積価格を
記憶する見積価格データベースを備え、見積価格設定手
段は、顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動
車の見積請求を受信したときに、該選択仕様と、上記見
積価格データベースから読み出した、該顧客により選択
された選択販売主体における該選択仕様の自動車の見積
価格とを、該選択販売主体に提示するように構成されて
いるものとする。
【0063】このことにより、選択販売主体にとって、
見積価格を設定する際に、予め設定されて見積価格デー
タベースに記憶された見積価格をも参考にすることがで
きるので、選択仕様の自動車の見積価格をより一層容易
に設定することができる。
【0064】請求項31の発明は、顧客に自動車に関し
て予め設定された複数の仕様の中から通信回線を介して
好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択仕
様の自動車に関して上記顧客からの見積請求に応じて見
積価格を該顧客に送信することにより、顧客への自動車
の販売をオンライン上で支援する自動車販売支援装置を
制御するための自動車販売支援プログラムの発明であ
る。
【0065】そして、この発明では、上記自動車販売支
援装置は、上記各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格
を算出可能なデータを記憶するメーカ希望小売価格デー
タベースと、上記自動車を販売する複数の販売主体のそ
れぞれが、上記各仕様毎の自動車の見積価格を検討する
ための参考情報を記憶する参考情報データベースと、上
記販売主体毎に上記各仕様毎の自動車の見積価格を記憶
する見積価格データベースとを備えており、この自動車
販売支援プログラムは、上記自動車販売支援装置に対し
て、上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該複
数の仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、該
選択された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、
上記メーカ希望小売価格データベースに記憶されたデー
タに基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択処理
と、上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の販売
主体の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提供を
希望する販売主体を選択させる販売主体選択処理と、上
記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動車の
見積請求を受信したときに、該顧客により選択された販
売主体における該選択仕様の自動車の見積価格を上記見
積価格データベースから読み出して、該見積価格を上記
見積請求を行った顧客に送信する見積価格送信処理と、
上記販売主体からの見積価格更新要求に応じて、上記見
積価格データベースから読み出した、該販売主体におけ
る該更新要求に係る仕様の自動車の見積価格を該販売主
体に提示して、該仕様の自動車に関して新たに見積価格
を該販売主体に入力させるとともに、該入力された見積
価格を、該販売主体が上記顧客により選択されたときに
上記見積価格送信処理により該顧客に送信される見積価
格として上記見積価格データベースに更新記憶する見積
価格設定処理と、上記更新要求を行った販売主体が上記
見積価格を入力する際に、上記参考情報データベースか
ら読み出した参考情報を該更新要求を行った販売主体に
提示する参考情報提示処理とを実行させるものであると
する。この発明により、請求項1の発明と同様の作用効
果が得られる。
【0066】請求項32の発明では、請求項31の発明
において、見積価格設定処理は、更新要求を行った販売
主体により入力された見積価格を見積価格データベース
に更新記憶するとともに、該見積価格を更新要求に係る
仕様と対応付けて参考情報データベースに記憶する処理
であり、参考情報提示処理は、更新要求に係る仕様の自
動車に関して該更新要求を行った販売主体とは異なる他
の販売主体により入力された見積価格を上記参考情報デ
ータベースから読み出して、少なくとも該見積価格を参
考情報として上記更新要求を行った販売主体に提示する
処理であるものとする。このことにより、請求項2の発
明と同様の作用効果が得られる。
【0067】請求項33の発明では、請求項32の発明
において、自動車販売支援装置に対して、見積価格を送
信した顧客から選択仕様の自動車の商談申込を受信した
ときに、該選択仕様の自動車に関する商談申込があった
旨の商談申込情報を、該顧客により選択された販売主体
に送信するとともに、該商談申込情報を該商談申込に係
る選択仕様及び見積価格と対応付けて参考情報データベ
ースに記憶する商談申込受付処理を実行させるようにな
っており、参考情報提示処理は、上記参考情報データベ
ースから、更新要求に係る仕様の自動車に関して他の販
売主体の見積価格及び商談申込情報を読み出して、少な
くとも該見積価格と、同じ見積価格の全提示数に対して
商談申込に至った比率とを参考情報として更新要求を行
った販売主体に提示する処理であるものとする。このこ
とで、請求項5の発明と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0068】請求項34の発明では、請求項32の発明
において、参考情報提示処理は、参考情報データベース
から、更新要求に係る仕様に対して仕様差が所定レベル
以下の仕様の自動車に関して他の販売主体により入力さ
れた見積価格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差
とを参考情報として更新要求を行った販売主体に提示す
る処理であるものとする。こうすることで、請求項6の
発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0069】請求項35の発明では、請求項31の発明
において、参考情報データベースには、仕様選択処理に
より仕様の選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動
車の相場情報が記憶されており、参考情報提示処理は、
上記他銘柄自動車の相場情報の中から、更新要求に係る
仕様に対して仕様差が所定レベル以下のものを選択し
て、該選択された他銘柄自動車の相場情報を参考情報と
して更新要求を行った販売主体に提示する処理であるも
のとする。このことにより、請求項7の発明と同様の作
用効果が得られる。
【0070】請求項36の発明では、顧客に自動車に関
して予め設定された複数の仕様の中から通信回線を介し
て好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択
仕様の自動車に関して上記顧客からの見積請求に応じて
見積価格を該顧客に送信することにより、顧客への自動
車の販売をオンライン上で支援する自動車販売支援装置
を制御するための自動車販売支援プログラムを対象とす
る。
【0071】そして、上記自動車販売支援装置は、上記
各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算出可能なデ
ータを記憶するメーカ希望小売価格データベースと、上
記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞれが、上記
各仕様毎の自動車の見積価格を検討するための参考情報
を記憶する参考情報データベースと、上記販売主体毎に
上記各仕様毎の自動車の見積価格を記憶する見積価格デ
ータベースとを備えており、この自動車販売支援プログ
ラムは、上記自動車販売支援装置に対して、上記顧客に
上記自動車の複数の仕様を提示して該複数の仕様の中か
ら好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択
仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記メーカ希望
小売価格データベースに記憶されたデータに基づき算出
して上記顧客に提示する仕様選択処理と、上記顧客に複
数の販売主体を提示して該複数の販売主体の中から上記
選択仕様の自動車の見積価格の提供を希望する販売主体
を選択させる販売主体選択処理と、上記顧客から該顧客
により選択された選択仕様の自動車の見積請求を受信し
たときに、該選択仕様と、上記見積価格データベースか
ら読み出した、該顧客により選択された選択販売主体に
おける該選択仕様の自動車の見積価格とを、該選択販売
主体に提示して、該選択仕様の自動車に関して新たに見
積価格を該選択販売主体に入力させるとともに、該入力
された見積価格を、該選択販売主体における上記選択仕
様の自動車の見積価格として上記見積価格データベース
に更新記憶する見積価格設定処理と、上記見積価格設定
処理により更新記憶された、上記選択販売主体における
上記選択仕様の自動車の見積価格を上記見積価格データ
ベースから読み出して、該見積価格を上記見積請求を行
った顧客に送信する見積価格送信処理と、上記選択販売
主体が上記見積価格を入力する際に、上記参考情報デー
タベースから読み出した参考情報を該選択販売主体に提
示する参考情報提示処理とを実行させるものであるとす
る。この発明により、請求項10の発明と同様の作用効
果を得ることができる。
【0072】請求項37の発明では、請求項36の発明
において、見積価格設定処理は、選択販売主体により入
力された見積価格を見積価格データベースに更新記憶す
るとともに、該見積価格を選択仕様と対応付けて参考情
報データベースに記憶する処理であり、参考情報提示処
理は、選択仕様の自動車に関して選択販売主体とは異な
る他の販売主体により入力された見積価格を上記参考情
報データベースから読み出して、少なくとも該見積価格
を参考情報として上記選択販売主体に提示する処理であ
るものとする。このことにより、請求項11の発明と同
様の作用効果が得られる。
【0073】請求項38の発明では、請求項37の発明
において、参考情報提示処理は、同一の顧客からの見積
請求に対して他の販売主体により入力された見積価格に
ついては、選択販売主体への参考情報としての提示を禁
止する処理であるものとする。こうすることで、請求項
14の発明と同様の作用効果が得られる。
【0074】請求項39の発明では、請求項37の発明
において、自動車販売支援装置に対して、見積価格を送
信した顧客から選択仕様の自動車の商談申込を受信した
ときに、該選択仕様の自動車に関する商談申込があった
旨の商談申込情報を、該顧客により選択された選択販売
主体に送信するとともに、該商談申込情報を該商談申込
に係る選択仕様及び見積価格と対応付けて参考情報デー
タベースに記憶する商談申込受付処理を実行させるよう
になっており、参考情報提示処理は、上記参考情報デー
タベースから、選択仕様の自動車に関して他の販売主体
の見積価格及び商談申込情報を読み出して、少なくとも
該見積価格と、同じ見積価格の全提示数に対して商談申
込に至った比率とを参考情報として選択販売主体に提示
する処理であるものとする。このことで、請求項15の
発明と同様の作用効果が得られる。
【0075】請求項40の発明では、請求項37の発明
において、参考情報提示処理は、参考情報データベース
から、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様
の自動車に関して他の販売主体により入力された見積価
格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情
報として選択販売主体に提示する処理であるものとす
る。このことにより、請求項16の発明と同様の作用効
果を得ることができる。
【0076】請求項41の発明では、請求項36の発明
において、参考情報データベースには、仕様選択処理に
より仕様の選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動
車の相場情報が記憶されており、参考情報提示処理は、
上記他銘柄自動車の相場情報の中から、選択仕様に対し
て仕様差が所定レベル以下のものを選択して、該選択さ
れた他銘柄自動車の相場情報を参考情報として選択販売
主体に提示する処理であるものとする。このことで、請
求項17の発明と同様の作用効果が得られる。
【0077】請求項42の発明では、顧客に自動車に関
して予め設定された複数の仕様の中から通信回線を介し
て好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択
仕様の自動車に関して上記顧客からの見積請求に応じて
見積価格を該顧客に送信することにより、顧客への自動
車の販売をオンライン上で支援する自動車販売支援装置
を制御するための自動車販売支援プログラムを対象とす
る。
【0078】そして、上記自動車販売支援装置は、上記
各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算出可能なデ
ータを記憶するメーカ希望小売価格データベースと、上
記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞれが、上記
各仕様毎の自動車の見積価格を検討するための参考情報
を記憶する参考情報データベースとを備えており、この
自動車販売支援プログラムは、上記自動車販売支援装置
に対して、上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示し
て該複数の仕様の中から好みの仕様を選択させるととも
に、該選択された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価
格を、上記メーカ希望小売価格データベースに記憶され
たデータに基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択
処理と、上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の
販売主体の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提
供を希望する販売主体を選択させる販売主体選択処理
と、上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自
動車の見積請求を受信したときに、該選択仕様を該顧客
により選択された選択販売主体に提示して、該選択仕様
の自動車に関して見積価格を該選択販売主体に入力させ
る見積価格設定処理と、上記選択販売主体により入力さ
れた見積価格を、上記見積請求を行った顧客に送信する
見積価格送信処理と、上記選択販売主体が上記見積価格
を入力する際に、上記参考情報データベースから読み出
した参考情報を該選択販売主体に提示する参考情報提示
処理とを実行させるものであるとする。この発明によ
り、請求項20の発明と同様の作用効果が得られる。
【0079】請求項43の発明では、請求項42の発明
において、見積価格設定処理は、選択販売主体により入
力された見積価格を、選択仕様と対応付けて参考情報デ
ータベースに記憶する処理であり、参考情報提示処理
は、選択仕様の自動車に関して選択販売主体とは異なる
他の販売主体により入力された見積価格を上記参考情報
データベースから読み出して、少なくとも該見積価格を
参考情報として選択販売主体に提示する処理であるもの
とする。このことで、請求項21の発明と同様の作用効
果を得ることができる。
【0080】請求項44の発明では、請求項43の発明
において、参考情報提示処理は、同一の顧客からの見積
請求に対して他の販売主体により入力された見積価格に
ついては、選択販売主体への参考情報としての提示を禁
止する処理であるものとする。このことにより、請求項
24の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0081】請求項45の発明では、請求項43の発明
において、自動車販売支援装置に対して、見積価格を送
信した顧客から選択仕様の自動車の商談申込を受信した
ときに、該選択仕様の自動車に関する商談申込があった
旨の商談申込情報を、該顧客により選択された選択販売
主体に送信するとともに、該商談申込情報を該商談申込
に係る選択仕様及び見積価格と対応付けて参考情報デー
タベースに記憶する商談申込受付処理を実行させるよう
になっており、参考情報提示処理は、上記参考情報デー
タベースから、選択仕様の自動車に関して他の販売主体
の見積価格及び商談申込情報を読み出して、少なくとも
該見積価格と、同じ見積価格の全提示数に対して商談申
込に至った比率とを参考情報として選択販売主体に提示
する処理であるものとする。こうすることで、請求項2
5の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0082】請求項46の発明では、請求項43の発明
において、参考情報提示処理は、参考情報データベース
から、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様
の自動車に関して他の販売主体により入力された見積価
格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情
報として選択販売主体に提示する処理であるものとす
る。このことにより、請求項26の発明と同様の作用効
果を得ることができる。
【0083】請求項47の発明では、請求項42の発明
において、参考情報データベースには、仕様選択処理に
より仕様の選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動
車の相場情報が記憶されており、参考情報提示処理は、
上記他銘柄自動車の相場情報の中から、選択仕様に対し
て仕様差が所定レベル以下のものを選択して、該選択さ
れた他銘柄自動車の相場情報を参考情報として選択販売
主体に提示する処理であるものとする。こうすること
で、請求項27の発明と同様の作用効果が得られる。
【0084】請求項48の発明では、請求項42の発明
において、自動車販売支援装置は、販売主体毎に各仕様
毎の自動車の見積価格を記憶する見積価格データベース
を備えており、見積価格設定処理は、顧客から該顧客に
より選択された選択仕様の自動車の見積請求を受信した
ときに、該選択仕様と、上記見積価格データベースから
読み出した、該顧客により選択された選択販売主体にお
ける該選択仕様の自動車の見積価格とを、該選択販売主
体に提示する処理であるものとする。このことで、請求
項30の発明と同様の作用効果が得られる。
【0085】請求項49の発明は、顧客に自動車に関し
て予め設定された複数の仕様の中から通信回線を介して
好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択仕
様の自動車に関して上記顧客からの見積請求に応じて見
積価格を該顧客に送信することにより、顧客への自動車
の販売をオンライン上で支援するための自動車販売支援
方法の発明である。
【0086】そして、この発明では、予め、上記各仕様
毎の自動車のメーカ希望小売価格を算出可能なデータを
記憶するメーカ希望小売価格データベースと、上記自動
車を販売する複数の販売主体のそれぞれが、上記各仕様
毎の自動車の見積価格を検討するための参考情報を記憶
する参考情報データベースと、上記販売主体毎に上記各
仕様毎の自動車の見積価格を記憶する見積価格データベ
ースとを設けておき、上記顧客に上記自動車の複数の仕
様を提示して該複数の仕様の中から好みの仕様を選択さ
せるとともに、該選択された選択仕様の自動車のメーカ
希望小売価格を、上記メーカ希望小売価格データベース
に記憶されたデータに基づき算出して上記顧客に提示す
る仕様選択ステップと、上記顧客に複数の販売主体を提
示して該複数の販売主体の中から上記選択仕様の自動車
の見積価格の提供を希望する販売主体を選択させる販売
主体選択ステップと、上記顧客から該顧客により選択さ
れた選択仕様の自動車の見積請求を受信したときに、該
顧客により選択された販売主体における該選択仕様の自
動車の見積価格を上記見積価格データベースから読み出
して、該見積価格を上記見積請求を行った顧客に送信す
る見積価格送信ステップと、上記販売主体からの見積価
格更新要求に応じて、上記見積価格データベースから読
み出した、該販売主体における該更新要求に係る仕様の
自動車の見積価格を該販売主体に提示して、該仕様の自
動車に関して新たに見積価格を該販売主体に入力させる
とともに、該入力された見積価格を、該販売主体が上記
顧客により選択されたときに上記見積価格送信ステップ
で該顧客に送信される見積価格として上記見積価格デー
タベースに更新記憶する見積価格設定ステップと、上記
更新要求を行った販売主体が上記見積価格を入力する際
に、上記参考情報データベースから読み出した参考情報
を該更新要求を行った販売主体に提示する参考情報提示
ステップとを含むものとする。この発明により、請求項
1の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0087】請求項50の発明では、請求項49の発明
において、見積価格設定ステップは、更新要求を行った
販売主体により入力された見積価格を見積価格データベ
ースに更新記憶するとともに、該見積価格を更新要求に
係る仕様と対応付けて参考情報データベースに記憶する
ステップであり、参考情報提示ステップは、更新要求に
係る仕様の自動車に関して該更新要求を行った販売主体
とは異なる他の販売主体により入力された見積価格を上
記参考情報データベースから読み出して、少なくとも該
見積価格を参考情報として上記更新要求を行った販売主
体に提示するステップであるものとする。このことで、
請求項2の発明と同様の作用効果が得られる。
【0088】請求項51の発明では、請求項50の発明
において、見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動
車の商談申込を受信したときに、該選択仕様の自動車に
関する商談申込があった旨の商談申込情報を、該顧客に
より選択された販売主体に送信するとともに、該商談申
込情報を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と対応
付けて参考情報データベースに記憶する商談申込受付ス
テップを含み、参考情報提示ステップは、上記参考情報
データベースから、更新要求に係る仕様の自動車に関し
て他の販売主体の見積価格及び商談申込情報を読み出し
て、少なくとも該見積価格と、同じ見積価格の全提示数
に対して商談申込に至った比率とを参考情報として更新
要求を行った販売主体に提示するステップであるものと
する。このことにより、請求項5の発明と同様の作用効
果が得られる。
【0089】請求項52の発明では、請求項50の発明
において、参考情報提示ステップは、参考情報データベ
ースから、更新要求に係る仕様に対して仕様差が所定レ
ベル以下の仕様の自動車に関して他の販売主体により入
力された見積価格を読み出すとともに、該見積価格と仕
様差とを参考情報として更新要求を行った販売主体に提
示するステップであるものとする。このことで、請求項
6の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0090】請求項53の発明では、請求項49の発明
において、参考情報データベースには、仕様選択ステッ
プで仕様の選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動
車の相場情報が記憶されており、参考情報提示ステップ
は、上記他銘柄自動車の相場情報の中から、更新要求に
係る仕様に対して仕様差が所定レベル以下のものを選択
して、該選択された他銘柄自動車の相場情報を参考情報
として更新要求を行った販売主体に提示するステップで
あるものとする。このことにより、請求項7の発明と同
様の作用効果を得ることができる。
【0091】請求項54の発明では、顧客に自動車に関
して予め設定された複数の仕様の中から通信回線を介し
て好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択
仕様の自動車に関して上記顧客からの見積請求に応じて
見積価格を該顧客に送信することにより、顧客への自動
車の販売をオンライン上で支援するための自動車販売支
援方法を対象とする。
【0092】そして、予め、上記各仕様毎の自動車のメ
ーカ希望小売価格を算出可能なデータを記憶するメーカ
希望小売価格データベースと、上記自動車を販売する複
数の販売主体のそれぞれが、上記各仕様毎の自動車の見
積価格を検討するための参考情報を記憶する参考情報デ
ータベースと、上記販売主体毎に上記各仕様毎の自動車
の見積価格を記憶する見積価格データベースとを設けて
おき、上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該
複数の仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、
該選択された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格
を、上記メーカ希望小売価格データベースに記憶された
データに基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択ス
テップと、上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数
の販売主体の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の
提供を希望する販売主体を選択させる販売主体選択ステ
ップと、上記顧客から該顧客により選択された選択仕様
の自動車の見積請求を受信したときに、該選択仕様と、
上記見積価格データベースから読み出した、該顧客によ
り選択された選択販売主体における該選択仕様の自動車
の見積価格とを、該選択販売主体に提示して、該選択仕
様の自動車に関して新たに見積価格を該選択販売主体に
入力させるとともに、該入力された見積価格を、該選択
販売主体における上記選択仕様の自動車の見積価格とし
て上記見積価格データベースに更新記憶する見積価格設
定ステップと、上記見積価格設定ステップで更新記憶さ
れた、上記選択販売主体における上記選択仕様の自動車
の見積価格を上記見積価格データベースから読み出し
て、該見積価格を上記見積請求を行った顧客に送信する
見積価格送信ステップと、上記選択販売主体が上記見積
価格を入力する際に、上記参考情報データベースから読
み出した参考情報を該選択販売主体に提示する参考情報
提示ステップとを含むものとする。この発明により、請
求項10の発明と同様の作用効果が得られる。
【0093】請求項55の発明では、請求項54の発明
において、見積価格設定ステップは、選択販売主体によ
り入力された見積価格を見積価格データベースに更新記
憶するとともに、該見積価格を選択仕様と対応付けて参
考情報データベースに記憶するステップであり、参考情
報提示ステップは、選択仕様の自動車に関して選択販売
主体とは異なる他の販売主体により入力された見積価格
を上記参考情報データベースから読み出して、少なくと
も該見積価格を参考情報として上記選択販売主体に提示
するステップであるものとする。このことにより、請求
項11の発明と同様の作用効果が得られる。
【0094】請求項56の発明では、請求項55の発明
において、参考情報提示ステップは、同一の顧客からの
見積請求に対して他の販売主体により入力された見積価
格については、選択販売主体への参考情報としての提示
を禁止するステップであるものとする。このことで、請
求項14の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0095】請求項57の発明では、請求項55の発明
において、見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動
車の商談申込を受信したときに、該選択仕様の自動車に
関する商談申込があった旨の商談申込情報を、該顧客に
より選択された選択販売主体に送信するとともに、該商
談申込情報を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と
対応付けて参考情報データベースに記憶する商談申込受
付ステップを含み、参考情報提示ステップは、上記参考
情報データベースから、選択仕様の自動車に関して他の
販売主体の見積価格及び商談申込情報を読み出して、少
なくとも該見積価格と、同じ見積価格の全提示数に対し
て商談申込に至った比率とを参考情報として選択販売主
体に提示するステップであるものとする。こうすること
で、請求項15の発明と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0096】請求項58の発明では、請求項55の発明
において、参考情報提示ステップは、参考情報データベ
ースから、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下の
仕様の自動車に関して他の販売主体により入力された見
積価格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参
考情報として選択販売主体に提示するステップであるも
のとする。このことにより、請求項16の発明と同様の
作用効果が得られる。
【0097】請求項59の発明では、請求項54の発明
において、参考情報データベースには、仕様選択ステッ
プで仕様の選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動
車の相場情報が記憶されており、参考情報提示ステップ
は、上記他銘柄自動車の相場情報の中から、選択仕様に
対して仕様差が所定レベル以下のものを選択して、該選
択された他銘柄自動車の相場情報を参考情報として選択
販売主体に提示するステップであるものとする。こうす
ることで、請求項17の発明と同様の作用効果が得られ
る。
【0098】請求項60の発明では、顧客に自動車に関
して予め設定された複数の仕様の中から通信回線を介し
て好みの仕様を選択させるとともに、該選択された選択
仕様の自動車に関して上記顧客からの見積請求に応じて
見積価格を該顧客に送信することにより、顧客への自動
車の販売をオンライン上で支援するための自動車販売支
援方法を対象とする。
【0099】そして、予め、上記各仕様毎の自動車のメ
ーカ希望小売価格を算出可能なデータを記憶するメーカ
希望小売価格データベースと、上記自動車を販売する複
数の販売主体のそれぞれが、上記各仕様毎の自動車の見
積価格を検討するための参考情報を記憶する参考情報デ
ータベースとを設けておき、上記顧客に上記自動車の複
数の仕様を提示して該複数の仕様の中から好みの仕様を
選択させるとともに、該選択された選択仕様の自動車の
メーカ希望小売価格を、上記メーカ希望小売価格データ
ベースに記憶されたデータに基づき算出して上記顧客に
提示する仕様選択ステップと、上記顧客に複数の販売主
体を提示して該複数の販売主体の中から上記選択仕様の
自動車の見積価格の提供を希望する販売主体を選択させ
る販売主体選択ステップと、上記顧客から該顧客により
選択された選択仕様の自動車の見積請求を受信したとき
に、該選択仕様を該顧客により選択された選択販売主体
に提示して、該選択仕様の自動車に関して見積価格を該
選択販売主体に入力させる見積価格設定ステップと、上
記選択販売主体により入力された見積価格を、上記見積
請求を行った顧客に送信する見積価格送信ステップと、
上記選択販売主体が上記見積価格を入力する際に、上記
参考情報データベースから読み出した参考情報を該選択
販売主体に提示する参考情報提示ステップとを含むもの
とする。この発明により、請求項20の発明と同様の作
用効果が得られる。
【0100】請求項61の発明では、請求項60の発明
において、見積価格設定ステップは、選択販売主体によ
り入力された見積価格を、選択仕様と対応付けて参考情
報データベースに記憶するステップであり、参考情報提
示ステップは、選択仕様の自動車に関して選択販売主体
とは異なる他の販売主体により入力された見積価格を上
記参考情報データベースから読み出して、少なくとも該
見積価格を参考情報として上記選択販売主体に提示する
ステップであるものとする。このことにより、請求項2
1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0101】請求項62の発明では、請求項61の発明
において、参考情報提示ステップは、同一の顧客からの
見積請求に対して他の販売主体により入力された見積価
格については、選択販売主体への参考情報としての提示
を禁止するステップであるものとする。こうすること
で、請求項24の発明と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0102】請求項63の発明では、請求項61の発明
において、見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動
車の商談申込を受信したときに、該選択仕様の自動車に
関する商談申込があった旨の商談申込情報を、該顧客に
より選択された選択販売主体に送信するとともに、該商
談申込情報を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と
対応付けて参考情報データベースに記憶する商談申込受
付ステップを含み、参考情報提示ステップは、上記参考
情報データベースから、選択仕様の自動車に関して他の
販売主体の見積価格及び商談申込情報を読み出して、少
なくとも該見積価格と、同じ見積価格の全提示数に対し
て商談申込に至った比率とを参考情報として選択販売主
体に提示するステップであるものとする。このことによ
り、請求項25の発明と同様の作用効果が得られる。
【0103】請求項64の発明では、請求項61の発明
において、参考情報提示ステップは、参考情報データベ
ースから、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下の
仕様の自動車に関して他の販売主体により入力された見
積価格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参
考情報として選択販売主体に提示するステップであるも
のとする。このことで、請求項26の発明と同様の作用
効果が得られる。
【0104】請求項65の発明では、請求項60の発明
において、参考情報データベースには、仕様選択ステッ
プで仕様の選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動
車の相場情報が記憶されており、参考情報提示ステップ
は、上記他銘柄自動車の相場情報の中から、選択仕様に
対して仕様差が所定レベル以下のものを選択して、該選
択された他銘柄自動車の相場情報を参考情報として選択
販売主体に提示するステップであるものとする。このこ
とにより、請求項27の発明と同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0105】請求項66の発明では、請求項60の発明
において、予め、メーカ希望小売価格データベース及び
参考情報データベースに加えて、販売主体毎に各仕様毎
の自動車の見積価格を記憶する見積価格データベースを
設けておき、見積価格設定ステップは、顧客から該顧客
により選択された選択仕様の自動車の見積請求を受信し
たときに、該選択仕様と、上記見積価格データベースか
ら読み出した、該顧客により選択された選択販売主体に
おける該選択仕様の自動車の見積価格とを、該選択販売
主体に提示するステップであるものとする。このこと
で、請求項30の発明と同様の作用効果が得られる。
【0106】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。尚、本実施形態において、個別仕様
車とは、本発明の自動車販売支援システム(本実施形態
では、個別仕様車見積・発注システムという)を利用し
て、所定の仕様・装備を備える標準仕様車(ベース仕様
車)を基本として、所定の複数項目(エンジン、トラン
スミッション、タイヤ、ホイール、インテリア等)のそ
れぞれについて複数の選択肢の中からユーザ(以下、顧
客ともいう)が所望のものを選択することで定まる仕様
を有する自動車である。つまり、本システムで販売され
る自動車(仕様の選択を受け付ける自動車)には、上記
複数項目の選択肢の組み合わせの数だけ異なる仕様が設
定されており、個別仕様車は、その複数の仕様の中から
ユーザにより選択された選択仕様を有する自動車のこと
である。
【0107】(実施形態1) −ハードウエアの全体構成− 図1は、顧客への自動車の販売をオンライン上で支援す
るための個別仕様車見積・発注システムの全体構成を示
す概念図である。
【0108】同図において、1は、個別仕様車見積・発
注システムによって仕様選定及び発注が行われた個別仕
様車を生産する自動車メーカのためのサーバコンピュー
タであり、主に、後述の販売代理店端末4又はユーザ端
末5(顧客が操作する顧客用端末)に対するアプリケー
ション・サーバとして機能する。このサーバコンピュー
タは、当該自動車メーカに存在する場合も、或いは当該
自動車メーカのためにその外部において他の運用者によ
って運営される場合も想定される(以下、車両メーカ側
サーバと称する)。
【0109】上記車両メーカ側サーバ1は、メーカ希望
小売価格データベース31(以下、データベースをDB
と略す)と、進捗管理DB32と、購入支援DB33
と、顧客DB34と、参考情報DB36とを備えてい
て、その動作中に必要に応じて、一般的な手法により、
これらDBにアクセスすることができる。
【0110】上記メーカ希望小売価格DB31には、自
動車メーカが希望する小売価格(メーカ希望小売価格)
を算出可能なデータが、個別仕様車として選定可能な各
仕様毎に、個々の仕様を特定する識別情報(仕様番号)
と関連付けされた状態で格納記憶されている。
【0111】上記進捗管理DB32には、本システムに
より発注された個別仕様車の在庫状況や組み立て状況
(製造状況)、或いはその個別仕様車の搬送状況等とい
った生産から納車までの進捗状況が、各個別仕様車毎に
格納記憶されている。この進捗管理DB32の内容は、
手動又は自動で逐次変更・更新される。
【0112】上記購入支援DB33には、個別仕様車見
積・発注システムにおいて、ユーザ端末5に表示される
各種画面(図12乃至図25)や、各仕様毎の自動車に
関する情報(購入支援情報)等が格納されている。
【0113】上記顧客DB34には、本システムにおい
て各ユーザが既に仕様選定した個別仕様車に関する情報
と、各ユーザに提示されたその個別仕様車の見積価格
と、各ユーザに提示された下取車両の査定とが、各ユー
ザに対して発行されているユーザIDに関連付けされた
状態で格納記憶されている。また、本システムにおいて
各ユーザが入力した個人情報(住所、メールアドレス
等)、ユーザが前回に自動車を購入したときの情報(見
積情報、購入時期、購入車種等)、後述の販売代理店で
ユーザが有償サービスを受けた情報、後述の仕様選択な
いし見積請求のためにユーザがオンラインで車両メーカ
側サーバ1へアクセスしたときのアクセス履歴情報等
も、ユーザIDに関連付けされた状態で格納記憶されて
いる。この顧客DB34に記憶されるユーザに関する情
報は、以下の参考情報DB36に記憶される情報と同様
に、販売代理店が見積価格を検討するための参考情報と
して該販売代理店に提供されるものであり、このこと
で、顧客DB34も参考情報DB36と同様の役割を有
している。
【0114】上記参考情報DB36には、本システムで
仕様の選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の
相場情報が記憶されている。この他銘柄自動車の相場情
報は、該他銘柄自動車の中古車価格から演算されて参考
情報DB36に記憶されたものである。また、参考情報
DB36には、後述の如く、販売代理店により入力され
た見積価格が、ユーザにより選択された選択仕様と対応
付けて記憶される。さらに、参考情報DB36には、ユ
ーザから商談申込があったときに、その商談申込があっ
た旨の商談申込情報が、その商談申込に係る選択仕様及
び見積価格と対応付けて記憶される。また、参考情報D
B36には、ユーザに関する参考情報(上記顧客DB3
4に記憶されるもの)以外の参考情報が記憶される。
尚、上記商談申込情報並びに該商談申込に係る選択仕様
及び見積価格は顧客DB34にも記憶され、このときに
は、ユーザIDとの対応付けもなされて記憶される。
【0115】図1において、2は、自動車を販売する複
数の販売代理店(販売主体)にそれぞれ存在するサーバ
コンピュータ(以下、販売代理店側サーバと称する)で
ある。このものは、各販売代理店に構築されたLAN
(Local Area Network)のサーバとしての機能を有して
おり、このサーバの機能には、上記LANと後述するイ
ンターネット3とを相互に接続するゲートウェイとして
の機能も含まれる。尚、本実施形態では、販売代理店を
自動車を販売する販売主体としているが、自動車販売会
社や、自動車販売会社の各販売店舗、販売代理者(個
人)等であってもよい。
【0116】また、4は、上記各販売代理店に存在する
クライアントコンピュータ(上記の如く販売代理店端末
と称する)であり、販売代理店の担当者が操作するもの
である。この販売代理店端末4と上記販売代理店側サー
バ2とは、販売代理店内のLANにおいて所謂サーバ・
クライアント環境を形成する。
【0117】上記販売代理店端末4は、その動作中に必
要に応じて、後述するように、販売代理店側サーバ2及
びインターネット3を介して車両メーカ側サーバ1にア
クセスすることができる。こうして、販売代理店端末4
と車両メーカ側サーバ1とは、この販売代理店端末4が
車両メーカ側サーバ1に接続された(ログインした)状
態において、所謂サーバ・クライアント環境を形成す
る。
【0118】3は、代表的な通信回線であるインターネ
ットである。5は、パーソナルコンピュータ、携帯情報
端末、或いは携帯電話等のユーザ端末である。このユー
ザ端末5は、本システムを利用するユーザが操作するも
のであって、ユーザの自宅等に設置される場合、ユーザ
が携帯する場合、及び各販売代理店内に設置される場合
がある。
【0119】そして、上記の構成において、車両メーカ
側サーバ1、販売代理店側サーバ2、販売代理店端末4
及びユーザ端末5は、個別仕様車の見積・発注に関する
情報を送受信すべく、インターネット3を介して、一般
的な通信手法に従って、双方向通信を行うことができ
る。このとき、ユーザ端末5がパーソナルコンピュータ
である場合には、プロバイダ(インターネットプロバイ
ダ)6を介して電話回線等も使用される。また、ユーザ
端末5が携帯情報端末や携帯電話である場合には、基地
局8を介して公衆無線電話回線等も使用される。これら
の通信手段自体には一般的な構成を採用するものとし、
本実施形態における詳細な説明は省略する。
【0120】図2は、本実施形態における車両メーカ側
サーバ1、販売代理店側サーバ2、販売代理店端末4及
びユーザ端末5の内部構成を例示するブロック図であ
る。
【0121】図中、22は、各種画面を表示するための
液晶表示器等のディスプレイ、23は入力手段であるキ
ーボードである。24は、ブートプログラム等を記憶し
ているROMである。25は、各種処理結果を一時記憶
するRAMである。26は、本システムを機能させる自
動車販売支援プログラムを含む情報処理プログラム等を
記録したハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装
置である。27は、外部の装置と通信回線30(本実施
形態ではインターネット3等)を介して通信するための
通信インタフェースであり、ユーザ端末5がコンピュー
タの場合はモデムやTAであり、ユーザ端末5が携帯情
報端末や携帯電話である場合には無線送受信機である。
そして28は、マウス等のポインティング・デバイスで
ある。これらの各構成は、内部バス29を介して接続さ
れており、CPU(中央演算処理装置)21は記憶装置
26に記憶した情報処理プログラムに従って装置全体を
制御する。本実施形態において、ディスプレイ22、キ
ーボード23、及びポインティング・デバイス28は、
後述する各表示画面において、ユーザに対して所謂マン
・マシンインタフェースを提供する。
【0122】本実施形態において、車両メーカ側サーバ
1、販売代理店側サーバ2、販売代理店端末4及びユー
ザ端末5は、インターネット通信を行うことが可能な一
般的な通信プロトコルのソフトウエア(ソフトウエアプ
ログラム)、そのソフトウエアに従ってインターネット
3を介してデータを送受信するインターネットブラウザ
機能及びメール機能、並びにブラウザを描画する一般的
なソフトウエアを有する。
【0123】そして、上記の各ソフトウエアがCPU2
1によって適宜実行されることにより、車両メーカ側サ
ーバ1と、ユーザ端末5又は販売代理店端末4とは、ユ
ーザ端末5又は販売代理店端末4がインターネット3を
介して車両メーカ側サーバ1に接続された(ログインし
た)状態において、所謂サーバ・クライアント環境を形
成する。
【0124】−個別仕様車見積・発注システムの機能体
系− 図3は、個別仕様車見積・発注システムにおいて実行さ
れる処理モジュールの機能体系を示す図であり、同図に
示す各ブロックは、車両メーカ側サーバ1のCPU21
が実行するところの、後述する機能毎に大別したソフト
ウエア(ソフトウエアプログラム)の一単位であり、本
実施形態では、この機能単位を処理モジュールと称す
る。これらの処理モジュールは、車両メーカ側サーバ1
の記憶装置26に予め格納されている。つまり、車両メ
ーカ側サーバ1の記憶装置26は、本システムを機能さ
せる自動車販売支援プログラムを記録した記録媒体であ
る。
【0125】ここで、各処理モジュールの機能について
概説する。
【0126】イニシャル処理(M1):個別仕様車見
積・発注システムのトップ画面(ホームページ)をユー
ザ端末5に表示すると共に、個別仕様車の仕様選定や見
積依頼等を行うための他の画面への遷移が可能である。
【0127】車両仕様選定処理(M2):ユーザ端末
5を操作するユーザが、購入を検討している車種の自動
車の複数項目について予め用意された選択肢の中から所
望のものを選定する操作を繰り返すことにより、ユーザ
端末5に対して、所望の個別仕様車(仕様)を選定可能
な環境を提供する。更に、個別仕様車(仕様)が確定し
た場合には、見積・査定依頼処理(M3)への遷移が可
能である。
【0128】見積・査定依頼処理(M3):個別仕様
車が確定したユーザが、該個別仕様車の見積価格の入手
を希望する場合、その見積価格の提供を希望する販売代
理店を選択させて、該販売代理店に対して、その個別仕
様車の販売価格の見積や下取車両の査定を依頼可能な環
境を提供すると共に、ユーザにより選択指定された販売
代理店には、その旨を報知する。
【0129】見積事項確認処理(M4):ユーザ端末
5を操作するユーザが、所望の仕様が確定した個別仕様
車に対して既に見積価格を提示したユーザである場合
に、そのユーザに対して、現在までの見積価格の経緯や
仕様一覧等の情報を提供すると共に、そのユーザが商談
申込みを行うための画面への遷移が可能である。
【0130】商談申し込み処理(M5):仕様が確定
した個別仕様車について実際の購入に向けた商談をユー
ザが希望する場合、その旨をユーザにより選択された販
売代理店に報知する。
【0131】本実施形態において説明する個別仕様車見
積・発注システムによれば、上記の処理モジュール群が
車両メーカ側サーバ1にて実行されると共に、ユーザ端
末5においてブラウザプログラムが実行されることによ
り、個別仕様車見積・発注システムにクライアントとし
て自端末をリンクさせることで、ユーザ端末5のディス
プレイ22には、図4乃至図7(図12乃至図25)に
示す各種画面の表示等によるマン・マシンインタフェー
スが提供される。このマン・マシンインタフェースを利
用して、ユーザは、ユーザ端末5により、所望の個別仕
様車についての仕様選定、見積、発注等を行うことがで
きる。
【0132】−車両メーカ側サーバ1にて実行されるソ
フトウエア− 次に、車両メーカ側サーバ1のCPU21により実行さ
れるソフトウエアについて説明する。以下の説明では、
まず、図8に示すフローチャートを参照しながら、各処
理モジュール間における状態遷移について説明すると共
に、図4乃至図7を参照しながら、各処理モジュールに
おける表示画面の遷移について説明する。
【0133】(1)各モジュール間における状態遷移 図8は、本実施形態において車両メーカ側サーバ1が実
行する処理の全体概要を示すフローチャートである。
【0134】車両メーカ側サーバ1にて実行されるM1
乃至M5の処理モジュール群は、後述する各種ウィンド
ウ画面をユーザ端末5のディスプレイ22に表示し、そ
の表示したウィンドウへの入力操作を実現する機能を有
しており、これら各処理モジュール内における表示画面
の遷移については、図4乃至図7を参照して後述する。
【0135】図8において、ステップS11,ステップ
S12:インターネット3を介してユーザ端末5が本シ
ステムのサイトにリンクすることにより、イニシャル処
理(M1)が実行され(ステップS11)、その実行中
に、車両仕様選定処理(M2)又は見積事項確認処理
(M4)の起動要求データを当該ユーザ端末5より受信
したかを判断し(ステップS12)、当該データを受信
したときには、そのデータに応じて、ステップS13又
はステップS16に進み、当該データを受信しないとき
にはステップS19に進む。
【0136】ステップS13〜ステップS15:車両仕
様選定処理(M2)を実行し(ステップS13)、その
実行中に、見積・査定依頼処理(M3)の起動要求デー
タを当該ユーザ端末5より受信したかを判断し(ステッ
プS14)、当該データを受信したときには、見積・査
定依頼処理(M3)を実行する(ステップS15)。
【0137】ステップS16〜ステップS18:見積事
項確認処理(M4)を実行し(ステップS16)、その
実行中に、商談申し込み処理(M5)の起動要求データ
を当該ユーザ端末5より受信したかを判断し(ステップ
S17)、当該データを受信したときには、商談申し込
み処理(M5)を実行する(ステップS18)。
【0138】ステップS19,ステップS20:上記の
各処理モジュールを実行中において、本システムの利用
終了を示すデータを当該ユーザ端末5より受信したかを
判断し(ステップS19)、当該データを受信したとき
には、実行中の処理モジュールの処理を中止し(ステッ
プS20)、当該データを受信しないときにはステップ
S12に戻る。
【0139】(2)各処理モジュール内における表示画
面の遷移 次に、上記のように概説した、大別して5種類の処理モ
ジュール内における表示画面の遷移について、図4乃至
図7を参照して説明する。ここで、図4乃至図7におい
て破線ブロックで示す各処理モジュール間の状態遷移の
関係は、図3を参照して上述した機能体系に従う。
【0140】<イニシャル処理(M1)、車両仕様選定
処理(M2)>図4は、イニシャル処理(M1)と車両
仕様選定処理(M2)における表示画面の遷移を示す図
である。
【0141】同図において、イニシャル処理(M1)
は、本システムのホームページ画面であるトップ画面A
−1(図12)を表示する。図12に例示するトップ画
面A−1には、個別仕様車の仕様選定、見積、発注等が
可能な本システムの利用を希望するユーザ(即ち、イン
ターネット3を介して車両メーカ側サーバ1にリンクし
ているユーザ端末5のユーザ)が操作する「Ente
r」ボタンが含まれている。イニシャル処理(M1)
は、この「Enter」ボタンが操作されると、本シス
テムのホーム画面A−2(図13)を、当該ユーザ端末
5に表示する。
【0142】図13は、イニシャル処理(M1)が表示
するホーム画面A−2を例示する図である。
【0143】同図に示す表示画面には、複数の操作ボタ
ンが含まれており、「このサイトについて」又は「ご購
入手順」の操作ボタンが操作されたときには、当該ユー
ザ端末5には、所定の説明画面が展開される。また、
「ご購入検討一覧」の操作ボタンが操作されたときに
は、当該ユーザ端末5に対して、後述する見積事項確認
処理(M4)の機能が提供される。
【0144】また、ホーム画面A−2において、スポー
ツタイプの車種A又はワゴンタイプの車種Bの写真部分
がクリックされたときには、当該ユーザ端末5に対し
て、車両仕様選定処理(M2)の機能が提供される。
尚、本実施形態において、車両仕様選定処理(M2)
は、説明の都合上から、一例としてスポーツタイプの車
種A又はワゴンタイプの車種Bについて、ユーザ所望の
仕様選定を行うことができる。
【0145】上記ホーム画面A−2において所望の車種
が選択されると、車両仕様選定処理(M2)の機能によ
り、選択された車種の標準仕様車(ベース仕様車)を基
本として、所望の仕様選定をユーザに行わせる。換言す
れば、当該システム内部に標準仕様車として予め設定さ
れている仕様は、ユーザの仕様選定操作により、他の仕
様に置き換えられる、或いは、標準仕様車には設定され
ていない新たな装備(オプション装備)が追加されるこ
とになる。
【0146】図14は、車両仕様選定処理(M2)によ
りユーザ端末5に表示される車両仕様選定画面(B−1
乃至B−15)のフォーマットを例示する図であり、当
該画面の基本的なフォーマットは、エンジン・トランス
ミッション選定画面B−1及びB−8、タイヤ・ホイー
ル選定画面B−2及びB−9、インテリア選定画面B−
3及びB−10、オーディオ選定画面B−4及びB−1
1、ボディーカラー選定画面B−5及びB−12、並び
にデコレーションパーツ選定画面B−6及びB−13に
おいて基本的に共通である。
【0147】これらの車両仕様選定画面において、上半
分の領域には、ユーザにより選択された個別仕様車の外
観及び内装写真(購入支援情報)、それら写真を拡大表
示可能な「ZOOM」ボタン、該個別仕様車に関する各
種情報(購入支援情報)を表示可能な「商品情報」ボタ
ン、該個別仕様車のベースとなる標準仕様車に関する仕
様や諸元等が含まれる標準仕様表示画面B−7又はB−
14を表示可能な「標準仕様車情報」ボタン、該個別仕
様車のメーカ希望小売価格(メーカ希望小売価格DB3
1に記憶されたデータに基づき算出)、そのメーカ希望
小売価格の明細について図15に例示する如く表示可能
な「明細」ボタン、並びに選択仕様の詳細が表示され
る。
【0148】上記購入支援情報は、車両メーカ側サーバ
1が、各仕様に対応して購入支援DB33に記憶されて
いるものの中から選択仕様と同じ仕様を有するものを選
択してユーザ端末5に送信したものである。
【0149】図15は、図14に示す「明細」ボタンが
操作された場合に表示されるメーカ希望小売価格の明細
画面を例示する図であり、上記メーカ希望小売価格と、
その根拠となる、各項目おいて選択肢の中から選択した
ものの価格とが表示される。
【0150】また、車両仕様選定処理(M2)において
は、車種AであればB−1から順にB−6までの各選定
画面が、車種BであればB−8から順にB−13までの
各選定画面がユーザ端末5に表示されるため、ユーザは
この表示順に選定作業を行うという制約を受ける。
【0151】上記車両仕様選定画面の下半分の領域に
は、上記のB−1乃至B−6又はB−8乃至B−13の
各画面に対応する各選定工程(ステップ)が、一例とし
て、複数枚重ねられたフォルダ形式で表示される。
【0152】図14の例では、第3ステップ(インテリ
ア選定)のフォルダが選択された状態が表示されてお
り、選択されたフォルダ(アクティブな状態)には、そ
のステップにおいてユーザが選定すべき項目について、
選択可能な複数の選択肢が、写真等のイメージ、標準仕
様車との価格差及び名称の形式で表示される(好みの選
択肢のイメージをクリック操作することで、その選択肢
が選択される)。
【0153】尚、車両仕様選定画面の下端部の領域に
は、ホーム画面A−2(図13)にジャンプすることが
可能な「HOME」ボタン、前後の表示画面にそれぞれ
遷移可能な「BACK」及び「NEXT」ボタンが表示
される。
【0154】そして、車両仕様選定処理(M2)におい
て全ての項目(ステップ)において選定が完了すると、
ユーザ端末5には図16に示す選定仕様表示画面B−1
5が表示される。尚、この選定完了により、当該ユーザ
の個別仕様車に対する識別情報(仕様番号)が決まるこ
とになる。
【0155】図16は、車両仕様選定処理(M2)によ
りユーザ端末5に表示される選定仕様表示画面B−15
を例示する図である。この選定仕様表示画面B−15に
は、一例として、仕様選定がなされた個別仕様車の外観
及びインテリアの写真イメージ、メーカ希望小売価格、
標準仕様車の価格、選択仕様とその価格等が表示される
と共に、ユーザが複数の販売代理店の中から選択した1
つの販売代理店(個別仕様車の見積価格の提供を希望す
る販売代理店)に対し当該個別仕様車の見積請求を行う
ための「販社見積請求」ボタンが表示される。
【0156】そして、上記選定仕様表示画面B−15に
おいて、販売代理店への見積請求を行うべく、「販社見
積請求」ボタンが操作されたときには、後述する見積・
査定依頼処理(M3)に遷移することができる。一方、
選定仕様表示画面B−15の「戻る」ボタンが操作され
たときには、上述した各ステップに対応する車両仕様選
定画面に順次戻って、仕様の変更を行うことができる。
【0157】上記車両仕様選定処理(M2)を、図9の
フローチャートにより説明すると、最初のステップS1
01では、ユーザ端末5からの仕様選定要求(ホーム画
面A−2における所望の車種(車種A又は車種B)の選
択)が有るか否かを判定する。この判定がNOであって
仕様選定要求が無いときには、そのまま終了する一方、
判定がYESであって仕様選定要求が有るときには、ス
テップS102に進んで、図24に示す仕様選定初期画
面(図4では省略)をユーザ端末5に送信して表示させ
る。この仕様選定初期画面には、ユーザがユーザID、
パスワード、ユーザの名前、フリガナ及び支払いのため
に予定してい総予算額(希望消費価格)を入力する項目
が表示される。
【0158】次のステップS103では、その仕様選定
初期画面中の「Next」ボタンが操作されたか否かを
判定する。この判定がNOであって「Next」ボタン
が操作されていないときには、そのまま終了する一方、
判定がYESであって「Next」ボタンが操作された
ときには、ステップS104に進んで、上記仕様選定初
期画面の入力項目は全て入力されたか否かを判定する。
【0159】上記ステップS104の判定がNOであっ
て全ての項目が入力されていないときには、ステップS
105に進んで、図25に示す警告画面をユーザ端末5
に送信して表示させ、しかる後にステップS103に戻
る。この警告画面には、入力れていない項目(図25で
は「総予算額」)が必須入力項目である旨の警告と、上
記仕様選定初期画面と同じ入力項目とが表示される。
【0160】一方、上記ステップS104の判定がYE
Sであって全ての項目が入力されたときには、ステップ
S106に進んで、上記車両仕様選定画面B−1又はB
−8をユーザ端末5に送信して表示させ、次のステップ
S107では、上記仕様選定初期画面で入力されたユー
ザID、名前及び総予算額を対応付けて顧客DB34に
記憶する。尚、後述の如く、見積・査定請求時には、よ
り詳細な顧客情報がユーザにより入力されるので、これ
らを併せて顧客DB34に記憶することになる。
【0161】次のステップS108では、その後のユー
ザの操作に応じて仕様の選択、変更及び削除を行って、
しかる後に終了する。
【0162】尚、ユーザの仕様選定作業中においては、
仕様変更履歴、アクセス履歴、ウエブ滞在時間、ウエブ
閲覧ページ数等が、上記ユーザID等と関連付けて顧客
DB34に記憶される(後述の如く、販売代理店の担当
者に見積価格設定のための参考情報として提供する)。
【0163】<見積・査定依頼処理(M3)>図5は、
見積・査定依頼処理(M3)における表示画面の遷移
と、見積・査定の依頼に伴う電子メールの送信機能を示
す図であり、車両仕様選定処理(M2)における個別仕
様車の仕様選定後に、上記の「販社見積請求」ボタンが
操作されるのに応じて起動する。見積・査定依頼処理
(M3)からは、ユーザの操作に応じて、車両仕様選定
処理(M2)に遷移することができる。
【0164】同図に示すように、見積・査定依頼処理
(M3)における表示画面の遷移としては、見積請求ト
ップ画面C−1(図17)、査定申込入力画面C−2
(図18)、販売代理店検索・選定画面C−3、入力内
容確認画面C−4、見積・査定内容送信画面C−5、並
びに販売代理店地図閲覧画面C−6の各画面を、当該ユ
ーザ端末5に表示する。
【0165】見積請求トップ画面C−1(図17):こ
の画面において、ユーザ端末5のユーザは、当該ユーザ
の氏名(既に発行されている場合はユーザID及びパス
ワード)と、「アンケート」ボタンを操作することによ
り表示されるアンケート入力画面(図23参照)に表示
されるアンケート項目(車両保有台数、代替希望銘柄、
車両保有種別、駐車場保管場所、購入見込み客紹介情
報、希望納期を初め、図23では省略するが、ユーザの
顧客層(ヤングファミリー層等のように予め設定したも
のから選択させる)、ユーザが競合すると考える競合車
等)とを入力することにより、車両仕様選定処理(M
2)において先に確定した個別仕様車について、販売代
理店検索・選定画面C−3で選択した販売代理店に対し
て、見積及び希望する場合には下取車両の査定を申し込
む(依頼する)ことができる。即ち、この見積請求トッ
プ画面C−1において、ユーザに関する情報が入力され
た後、同画面において査定申込みに関して「はい」が選
択された場合には、査定申込入力画面C−2が表示さ
れ、「いいえ」が選択された場合には、販売代理店検索
・選定画面C−3が表示される。
【0166】査定申込入力画面C−2(図18):この
画面において、ユーザ端末5のユーザは、下取りを希望
する自動車(下取車両)について所定の仕様項目(自動
車メーカ名、車名、排気量、走行距離等)を入力し、
「次へ」ボタンが選択されるのに応じて、販売代理店検
索・選定画面C−3が表示される。
【0167】販売代理店検索・選定画面C−3(不図
示):この画面において、ユーザ端末5のユーザは、個
別仕様車の見積及び下取車両の査定を依頼することを希
望する販売代理店をユーザ自身がユーザ端末5により選
択指定することができる。指定の手順としては、例えば
見積請求トップ画面C−1等において先に入力されてい
る当該ユーザの住所に基づいてその近隣の販売代理店を
自動的に提示する方法や、全ての販売代理店を一覧表示
の形態で提示してその中から所望の販売代理店を当該ユ
ーザに選択させる方法等が想定される。何れの場合にお
いても、販売代理店検索・選定画面C−3からは、各販
売代理店の所在地を地図上で確認可能な販売代理店地図
閲覧画面C−6に展開可能に構成することにより、ユー
ザの利便性が向上する。
【0168】販売代理店検索・選定画面C−3において
個別仕様車の見積及び下取車両の査定を依頼する販売代
理店が選択されると、当該ユーザのユーザ端末5には、
入力内容確認画面C−4が表示される。
【0169】入力内容確認画面C−4(不図示):この
画面には、車両仕様選定処理(M2)において先に確定
した個別仕様車についての仕様の内容やメーカ希望小売
り価格、下取車両の査定を選択した場合には査定申込入
力画面C−2においてユーザ自身が入力した各項目の内
容、及びそれらの見積・査定を依頼すべく販売代理店検
索・選定画面C−3において指定された販売代理店に関
する情報等が一覧表示される。そして、ユーザが、入力
内容確認画面C−4において表示される情報の内容につ
いて確認した後、所定操作によって実際に見積・査定を
依頼すると、その操作信号が車両メーカ側サーバ1に送
信されて、当該ユーザ端末5には、見積・査定内容送信
画面C−5が表示される。
【0170】見積・査定内容送信画面C−5(不図
示):この画面には、見積・査定依頼(上記操作信号)
を受信した車両メーカ側サーバ1においてその見積・査
定依頼が受け付けられたことや、当該ユーザによって選
択された販売代理店から依頼内容に関する電子メールが
当該ユーザ宛に届くこと等の情報が表示される。このよ
うに、見積・査定依頼処理(M3)には、見積・査定依
頼がユーザ端末5から送信されるのに応じて電子メール
を送受信する機能が含まれる。
【0171】ID・パスワード回答メールC−7:当該
ユーザからの見積依頼が今回初めてである場合に、その
ユーザが先に入力しているメールアドレスに対して、発
行したID・パスワードを含む電子メールが送信され
る。
【0172】見積・査定依頼通知メールC−8:当該ユ
ーザから個別仕様車の見積(下取車両の査定)を依頼さ
れたことを、車両メーカ側サーバ1から、その対象とな
る販売代理店の販売代理店側サーバ2に通知するための
電子メールが送信される。この電子メールには、例えば
見積請求トップ画面C−1において入力された当該ユー
ザを特定可能な情報(住所、氏名、メールアドレス
等)、見積を行う個別仕様車の仕様、査定申込入力画面
C−2において入力された下取車両の仕様項目等が含ま
れる。
【0173】見積・査定依頼確認メールC−9:当該ユ
ーザにより選択された販売代理店から、当該ユーザが先
に入力しているメールアドレスに対して、見積依頼・査
定依頼がなされたことを確認するために電子メールが送
信される。
【0174】査定結果回答メールC−10:当該ユーザ
より下取車両の査定を依頼された販売代理店から、当該
ユーザが先に入力しているメールアドレスに対して、査
定結果を回答するための電子メールが送信される。
【0175】見積結果回答メールC−11:当該ユーザ
より見積依頼された販売代理店による見積結果(見積価
格)を、車両メーカ側サーバ1から当該ユーザが先に入
力しているメールアドレスに対して回答するための電子
メールが送信される。
【0176】図10は、車両メーカ側サーバ1において
行われる見積・査定依頼処理(M3)を示すフローチャ
ートである。
【0177】同図において、最初のステップS121で
は、見積請求トップ画面C−1(図17)をユーザ端末
5に表示させると共に、その画面に入力されたユーザI
D、パスワード、その他の顧客情報の妥当性をチェック
する。
【0178】次のステップS122では、査定の申込み
要求が有るか否かを判定し、この判定がNOであって査
定申込み要求が無いときには、そのままステップS12
4に進む一方、判定がYESであって査定申込み要求が
有るときには、ステップS123に進んで、当該ユーザ
端末5に査定申込入力画面C−2(図18)を表示させ
ることによって、当該顧客に査定を希望する下取車両の
情報を入力させ、しかる後にステップS124に進む。
【0179】上記ステップS124では、見積請求を受
信したか否かを判定し、この判定がNOであって見積請
求が無いときには、そのままステップS128に進む一
方、判定がYESであって見積請求が有るときには、ス
テップS125に進んで、見積・査定内容送信画面C−
5をユーザ端末5に表示させ、次のステップS126
で、個別仕様車の仕様番号を、上記入力された顧客情報
(ユーザID、名前、アンケート項目や希望消費価格等
を含む)、及び査定申込み要求が有ったときには、ステ
ップS123で入力されたデータと共に顧客DB34に
記憶しておく。その後、ステップS127で、個別仕様
車の仕様を顧客情報及びメーカ希望小売価格と共に見積
請求として、対象となる販売代理店側サーバ2に電子メ
ール(見積・査定依頼通知メールC−8)にて送信し、
しかる後にステップS128に進む。
【0180】上記ステップS128では、ウエブ又は電
子メールにより、販売代理店側サーバ2からの見積レス
ポンス(査定申込み要求が有ったときには、査定レスポ
ンスを含む)が有るか否かを判定する。この判定がNO
であって見積レスポンスが無いときには、そのまま終了
する一方、判定がYESであって見積レスポンスが有る
ときには、ステップS129に進んで、そのレスポンス
の内容(見積価格)を電子メールにより、見積請求を行
った顧客に返送し、次のステップS130で、そのレス
ポンスの内容(見積価格)を個別仕様車の仕様(顧客が
選択した選択仕様)と対応付けて顧客DB34と参考情
報DB36とに記憶し、しかる後に終了する。
【0181】尚、上記ステップS129でユーザ端末5
に返送した電子メールに添付したURLへのアクセス操
作又はホーム画面A−2の「ご購入検討一覧」の操作ボ
タン操作により、上記ステップS130で記憶したレス
ポンスの内容に基づいて、後述の購入検討情報一覧画面
D−2(図20)にて詳細内容が顧客に提示されること
になる。
【0182】<見積事項確認処理(M4)>図6は、見
積事項確認処理(M4)における表示画面の遷移を示す
図であり、イニシャル処理(M1)によって表示された
ホーム画面A−2において、「ご購入検討一覧」の操作
ボタンが操作されるのに応じて起動する。見積事項確認
処理(M4)からは、ユーザの操作に応じて、イニシャ
ル処理(M1)又は商談申し込み処理(M5)に遷移す
ることができる。
【0183】同図に示すように、見積事項確認処理(M
4)における表示画面の遷移としては、ID・パスワー
ド入力画面D−1(図19)、購入検討情報一覧画面D
−2(図20)、見積事項確認画面D−3(図21)、
見積仕様イメージ表示画面D−4、及び下取査定結果表
示画面D−5の各画面を、当該ユーザ端末5に表示する
ことができる。
【0184】ID・パスワード入力画面D−1(図1
9):この画面において、ユーザは、当該ユーザに対し
て先に発行されているユーザID(会員ID)とパスワ
ードとを入力し、「送信」ボタンを操作することによっ
て本システム(車両メーカ側サーバ1)にログインす
る。ログインが完了すると、当該ユーザ端末には、購入
検討情報一覧画面D−2(図20)が表示される。
【0185】購入検討情報一覧画面D−2(図20):
この画面では、当該ユーザの全ての選択仕様の自動車の
見積価格及び査定結果について一覧表示が行われ、当該
ユーザが所望の表示項目をクリック操作等により選択す
ると、選択した項目の詳細な内容を示す画面が当該ユー
ザのユーザ端末5に表示される。
【0186】見積事項確認画面D−3(図21):この
画面において、ユーザは、当該ユーザに対して先に行わ
れた見積の詳細内容を確認することができ、「ご商談申
込み」ボタンが操作されたときには商談申し込み処理
(M5)に遷移することができ、「見積仕様イメージ確
認」ボタンが操作されたときには現在表示されている個
別仕様車に対応する自動車の画像を、見積仕様イメージ
表示画面D−4(不図示)において確認することができ
る。そして、「ご購入検討一覧に戻る」の操作ボタンが
操作されたときには、購入検討情報一覧画面D−2(図
20)に遷移することができる。
【0187】図11は、車両メーカ側サーバ1において
行われる見積事項確認処理(M4)を示すフローチャー
トである。
【0188】同図において、ステップS51:ログイン
画面、つまりID・パスワード入力画面D−1(図1
9)をユーザ端末5に表示すると共に、その画面に入力
されたユーザIDやパスワードの妥当性をチェックす
る。
【0189】ステップS52:顧客DB34を参照し
て、当該ユーザIDに関する見積情報の更新が行われた
か否かを確認する。
【0190】ステップS53:顧客DB34に格納され
ている当該ユーザIDに関する見積情報を取得すると共
に、取得した見積情報を、購入検討情報一覧画面D−2
(図20)又はその画面における操作に応じて、見積事
項確認画面D−3(図21)によって当該ユーザのユー
ザ端末5に表示する。
【0191】ステップS54:顧客DB34に格納され
ている当該ユーザIDに関する更新された見積情報を、
更新されたことをユーザが識別可能に、購入検討情報一
覧画面D−2(図20)又はその画面における操作に応
じて、見積事項確認画面D−3(図21)によって当該
ユーザのユーザ端末5に表示する。
【0192】<商談申し込み処理(M5)>図7は、商
談申し込み処理(M5)における表示画面の遷移と、商
談申し込みに伴う電子メールの送信機能とを示す図であ
り、商談申し込み処理(M5)は、見積事項確認画面D
−3(図21)において、「ご商談申込み」ボタンが操
作されるのに応じて起動する。商談申し込み処理(M
5)からは、見積事項確認処理(M4)に遷移すること
ができる。
【0193】上記商談申し込み処理(M5)における表
示画面の遷移としては、商談申し込み入力画面F−1
(図22)及び商談申し込み内容送信画面F−2の各画
面を、当該ユーザ端末5に表示することができる。
【0194】商談申し込み入力画面F−1(図22):
この画面において、ユーザは、見積事項確認画面D−3
において表示された個別仕様車について、該個別仕様車
の見積価格を提示した販売代理店(つまりユーザにより
選択された販売代理店)に対して商談申し込みを行うた
めの各種項目(下取車両の有無、商談希望日等)を入力
することができ、その入力後に、「商談申込」ボタンが
操作されるのに応じて、ユーザ端末5には、商談申し込
み内容送信画面F−2が表示される。
【0195】商談申し込み内容送信画面F−2(不図
示):この画面には、商談申し込み入力画面F−1にお
ける申込み内容が送信されて車両メーカ側サーバ1にお
いて受け付けられたことと、商談に関する電子メール或
いは電話等による連絡が、対象となる販売代理店からな
される旨の情報が表示される。
【0196】商談申し込み処理(M5)には、商談申し
込み内容送信画面F−2において商談申し込み情報がユ
ーザ端末5から送信されるのに応じて、電子メールを送
受信する機能が含まれる。
【0197】商談依頼確認メールF−3:車両メーカ側
サーバ1から、当該ユーザが先に入力しているメールア
ドレスに対して、商談依頼がなされたことを確認するた
めに電子メールが送信される。
【0198】商談依頼通知メールF−4:当該ユーザか
ら商談を依頼されたこと(商談申込情報)を、車両メー
カ側サーバ1から対象となる販売代理店に通知するため
の電子メールが送信される。この電子メールには、商談
申し込み入力画面F−1において表示された内容やユー
ザに関する情報等が含まれる。
【0199】車両メーカ側サーバ1は、ユーザから個別
仕様車の商談申込を受信したときに、上記のように商談
申込があった旨の商談申込情報を、そのユーザにより選
択された販売代理店に送信するとともに、その商談申込
情報を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と対応付
けて参考情報DB36に記憶する。
【0200】尚、販売代理店における商談後に、自動車
メーカに対して実際に個別仕様車を発注する方法として
は、販売代理店端末4から販売代理店側サーバ2を経由
して車両メーカ側サーバ1に対して行う方法や、本シス
テムとは別の販売代理店端末から専用回線によって別途
発注を行う方法等が想定される。
【0201】−販売代理店側サーバ2にて実行されるソ
フトウエア−次に、販売代理店側サーバ2のCPU21
により実行されるソフトウエア(車両メーカ側サーバ1
にて行われる見積・査定依頼処理(M3)に対応する見
積・査定処理)について説明する。
【0202】上記車両メーカ側サーバ1から送信され
た、個別仕様車の仕様を含む見積請求を受信した販売代
理店側サーバ2は、当該販売代理店の担当者が操作する
販売代理店端末4に、個別仕様車の仕様を送信するよう
になっている。
【0203】この販売代理店側サーバ2の処理(見積・
査定処理)を、図26により具体的に説明する。
【0204】すなわち、最初のステップS301で、車
両メーカ側サーバ1からの見積請求(査定申込み要求を
含む)を受信したか否かを判定する。この判定がNOで
あって見積請求を受信していないときには、そのままス
テップS303に進む一方、判定がYESであって見積
請求を受信したときには、ステップS302に進んで、
担当者が操作する販売代理店端末4に、上記車両メーカ
側サーバ1から送信された見積請求、個別仕様車の仕
様、顧客情報等を送信し、しかる後にステップS303
に進む。
【0205】上記ステップS303では、上記担当者が
操作する販売代理店端末4から、見積価格入力のための
アクセスが有るか否かを判定する。この判定がNOであ
ってアクセスが無いときには、そのままステップS30
7に進む一方、判定がYESであってアクセスが有ると
きには、ステップS304に進んで、後述する見積レス
ポンス入力画面表示サブルーチンを実行して上記担当者
に見積価格を入力させ、次のステップS305で担当者
が見積価格の入力を完了したか否かを判定する。この判
定がNOであって見積価格の入力が完了していないとき
には、ステップS307に進む一方、判定がYESであ
って見積価格の入力が完了したときには、ステップS3
06に進んで、上記入力された見積価格情報を車両メー
カ側サーバ1に送信し、しかる後にステップS307に
進む。尚、この見積価格情報を受信した車両メーカ側サ
ーバ1は、該見積価格情報をユーザIDと関連付けて顧
客DB34に格納する。
【0206】上記ステップS307では、一般的な期限
管理処理を実行して、しかる後にリターンする。
【0207】尚、見積請求と共に査定申込み要求も受信
したときには、見積・査定依頼通知メールC−8によっ
て取得した下取車両の仕様項目に従って、上記担当者が
その下取車両の査定を行う。
【0208】上記ステップS304における見積レスポ
ンス入力画面表示サブルーチンについて、図27〜図3
0により具体的に説明する。この見積レスポンス入力画
面表示サブルーチンでは、上記担当者が操作する販売代
理店端末4に、その担当者が個別仕様車について見積価
格を決定するための参考情報を表示させる。
【0209】すなわち、最初のステップS505では、
図33に示すような見積入力画面を表示させ、次のステ
ップS506では、当該販売代理店における当該個別仕
様車(見積請求に係るもの)の仕様と同じ及び類似する
仕様(つまり個別仕様車の仕様に対して仕様差が所定レ
ベル以下の仕様)の自動車の市場価格(本システムを利
用しないでオフラインで販売した価格)の平均値を演算
して、その平均値をオフライン価格として上記見積入力
画面に表示させると共に、該オフライン価格から所定価
格(例えば営業努力分であって任意設定可)を減じた価
格を参考価格(オフライン価格が低下するに連れて低下
させる)として上記見積入力画面に表示させる。
【0210】尚、上記平均値を演算する際、指定した販
売自動車(例えば特別価格で販売したような自動車)の
ものは除外し、類似仕様の自動車については当該個別仕
様車の仕様と同じ仕様のものに補正し、同一車種につい
ては重み付けを大きくする。また、最近販売した自動車
については重み付けを大きくし、かなり前に販売した自
動車については重み付けを小さくする。さらに、現在と
同じ月や近い月に販売した自動車については所定の重み
付けをし(現在と同じ月の方が近い月よりも大きい)、
それ以外の月に販売した自動車については除外する。
【0211】次のステップS507では、当該個別仕様
車が含まれる車種のモデルチェンジ時(販売開始)から
の経過時間(図33では、3年6ヶ月)とこの経過時間
に基づく標準補正価格(図33では、3年6ヶ月の後の
括弧内に表示されているように、−1万円)とを表示さ
せる。この標準補正価格は、経過時間が長くなるほど減
額方向に大きくする。
【0212】次のステップS508では、当該個別仕様
車が含まれる車種の次のモデルチェンジ時までの残余時
間(図33では、6ヶ月)とこの残余時間に基づく標準
補正価格(図33では、−2万円)とを表示させる。こ
の標準補正価格は、残余時間が短くなるほど減額方向に
大きくする。
【0213】次のステップS509では、参考情報DB
36に記憶された他銘柄自動車の相場情報の中から、当
該個別仕様車の仕様と同じ及び類似する仕様のものを選
択して、この選択した他銘柄自動車の相場情報を表示さ
せる。この場合、当該販売代理店に、競合車となるよう
な他銘柄自動車を特定させるようにし、これにより特定
されなかった他銘柄自動車の相場情報については表示さ
せないようにしてもよい。また、当該個別仕様車の仕様
と類似する仕様の他銘柄自動車については、当該個別仕
様車に対する仕様差をも表示させるのが好ましい。
【0214】次のステップS510では、当該販売代理
店における当該個別仕様車の仕様と同じ仕様(類似仕様
を含めてもよい)を有する自動車の見積提示数に対する
商談移行率(当該販売代理店に見積請求された全件数に
対して商談に至った割合)とこの商談移行率に基づく標
準補正価格とを表示させる。この標準補正価格は、商談
移行率が低いほど減額方向に大きくする。また、商談移
行率を計算する際、指定した販売自動車(例えば特別価
格で販売したような自動車)のデータは除外し、類似仕
様の自動車については当該個別仕様車の仕様と同じ仕様
のものに補正し、同一車種については重み付けを大きく
する。さらに、最近販売した自動車については重み付け
を大きくし、かなり前に販売した自動車については重み
付けを小さくする。さらにまた、現在と同じ月や近い月
に販売した自動車については所定の重み付けをし、それ
以外の月に販売した自動車については除外する。尚、上
記商談移行率の代わりに、見積数に対する契約移行率
(当該販売代理店に見積請求された全件数に対して契約
に至った割合)を表示させるようにしてもよい。
【0215】次のステップS511では、当該個別仕様
車の仕様と同じ仕様(類似仕様を含めてもよい)を有す
る自動車についての、当該販売代理店とは異なる他の販
売代理店に対する競合負け情報(見積価格が他の販売代
理店よりも高くて商談(又は契約)に至らなかった割
合)とその負け額の平均とを表示させる。
【0216】次のステップS512では、担当者によっ
て当該個別仕様車の見積価格が入力されている場合に
は、その見積価格と当該販売代理店において当該顧客が
見積を既に取っている他の類似仕様の自動車の見積価格
との関係を表示させる。この関係は、例えば、仕様差と
見積価格差とのねじれ(当該個別仕様車の仕様と同じ仕
様を有する自動車の見積価格が他の類似仕様よりも高く
(低く)なるべきところが低く(高く)なっている)の
有無、仕様差に対する見積価格差の大幅な離間(当該個
別仕様車の仕様と同じ仕様を有する自動車の見積価格が
他の類似仕様よりもかなり高い(低い))の有無等であ
る。
【0217】次のステップS513では、当該個別仕様
車の仕様と同じ仕様を有する自動車の在庫状況(特に当
該販売代理店のものであるが、他の販売代理店のものや
車両メーカのものであってもよい)及び製造状況とこれ
ら状況に基づく標準補正価格とを表示させる。この標準
補正価格は、在庫が比較的多い場合には減額方向の値と
すると共に、在庫が他の販売代理店にある場合には、当
該販売代理店までの運送費を考慮して設定する。
【0218】次のステップS514では、当該販売代理
店における自動車1台当たりの値引原資とこの値引原資
に基づく標準補正価格とを表示させる。この自動車1台
当たりの値引原資は、当該販売代理店における値引総原
資を前年同月の販売台数又は先月の販売台数で割った値
である。尚、この販売台数の代わりに見積数を当てはめ
てもよく、自動車1台当たりの値引原資の代わりに値引
総原資を表示してもよい。
【0219】次のステップS515では、当該販売代理
店における当月の販売計画値に対する販売実績値の状況
とこの状況に基づく標準補正価格とを表示させる。この
標準補正価格は、販売計画値に対する販売実績値が比較
的小さい場合には減額方向の値とする。尚、この販売計
画値に対する販売実績値の代わりに、見積計画に対する
見積実績や商談計画に対する商談実績を当てはめてもよ
い。
【0220】次のステップS516では、当該個別仕様
車の仕様と同じ仕様を有する自動車についての、当該販
売代理店とは異なる他の販売代理店により入力された見
積価格(所定期間内に入力されたものが望ましい)を参
考情報DB36から読み出して表示させる。この場合、
当該販売代理店に対して所在地の離間距離が所定距離以
上である他の販売販売代理店(例えば当該販売代理店の
販売エリアに存在しないような他の販売販売代理店)に
より入力された見積価格については表示させないことが
好ましい。また、当該販売代理店に他の販売代理店を特
定させるようにして、これにより特定されなかった他の
販売代理店により入力された見積価格については表示さ
せないようにしてもよい。さらに、同一の顧客からの見
積請求に対して他の販売代理店により入力された見積価
格についても、表示させないようにするのがよい。さら
にまた、当該個別仕様車の仕様と同じ仕様のものに限ら
ず、類似する仕様の自動車に関して他の販売代理店によ
り入力された見積価格をも表示させるようにするのがよ
い。このとき、当該個別仕様車に対する仕様差をも表示
させるのが好ましい。また、そのような類似する仕様の
自動車に関する見積価格が多数存在する場合には、仕様
差が小さいものから所定数抽出することが好ましい。
尚、見積価格のランキングを表示して、いくらであれば
どの位のランキングであるかが分かるようにしてもよ
い。
【0221】次のステップS517では、当該個別仕様
車の原価及び当該販売代理店又は車両メーカの利益率を
表示させる。
【0222】次のステップS518では、当該個別仕様
車の仕様と同じ仕様を有する自動車に関しての他の販売
代理店の見積価格及び商談申込情報を参考情報DB36
から読み出して、その見積価格と、同じ見積価格の全提
示数に対して商談申込に至った比率(商談移行率)とを
表示させる。すなわち、見積入力画面の最下段にある
「商談移行率と見積価格との関係」の欄の「詳細」を操
作すると、図34に示すように、見積価格の分布状況
(見積価格とその見積価格の提示数との関係)を示すグ
ラフを表示させる。このグラフには、見積価格の高低に
応じて商談移行率がどのように変化するかが一目で分か
るように、見積価格とその見積価格で商談申込に至った
件数との関係(破線で示す)が併せて示される。
【0223】次のステップS519では、当該販売代理
店(若しくは当該販売代理店から所定距離内に位置する
他の販売代理店又は全販売代理店)において当該個別仕
様車の仕様と同じ仕様を有する自動車について見積請求
した顧客データと商談に至った顧客データとを表示させ
る。
【0224】次のステップS520では、顧客が入力し
た、当該個別仕様車の仕様と同じ仕様を有する自動車の
競合車(当該販売代理店のものを含む)、競合販売代理
店及びその見積価格(顧客に対し過去に提示された見積
価格)を表示させる。
【0225】次のステップS521では、当該顧客が仕
様入力前に仕様選定初期画面で入力した総予算額(希望
消費価格)を表示させ、次のステップS522では、顧
客が入力した顧客層を表示させる。
【0226】次のステップS523では、当該顧客の有
償サービス履歴とこの履歴に基づく標準補正価格とを表
示させる。この標準補正価格は、所定期間内の有償サー
ビス額が大きいほど減額方向に大きくし、定期点検の場
合には減額方向の値とする一方、高年式車の突発修理の
場合には増額方向の値とする。
【0227】次のステップS524では、当該顧客の車
両保有台数とこの保有台数に基づく標準補正価格とを表
示させる。この標準補正価格は、保有台数が多いほど減
額方向に大きくし、高年式車を保有している場合には、
減額方向により大きくする。
【0228】次のステップS525では、当該顧客が入
力した車両保管場所とこの場所での広告効果とこの広告
効果に基づく標準補正価格とを表示させる。この標準補
正価格は、車両保管場所が目立つ場所であって広告効果
がかなり有る場合には、減額方向の値とする。尚、この
減額分は車両メーカが負担する(車両メーカの宣伝にな
るため)。
【0229】次のステップS526では、当該顧客が入
力した購入見込み客紹介情報とこの情報に基づく標準補
正価格とを表示させる。この標準補正価格は、紹介人数
が多いほど減額方向に大きくし、その購入見込み客が当
該販売代理店以外で販売している車種を保有している場
合には、当該販売代理店で販売している車種を既に保有
している場合よりも減額方向に大きくする。尚、紹介さ
れた購入見込み客に対しては購買促進用の電子メールを
送信し、その購入見込み客が実際に契約に至った場合に
は、当該顧客に対して所定の還元(キャッシュバックや
無償サービス等)を実施できるように当該顧客と購入見
込み客とを対応付けて顧客DB34に記憶しておく。
【0230】次のステップS527では、当該顧客が入
力した購入見込み客被紹介情報(当該顧客が他の顧客に
よって購入見込み客として紹介された者であるという情
報)とこの情報に基づく標準補正価格とを表示させる。
この標準補正価格は、当該顧客が他の顧客によって紹介
された者である場合には減額方向の値とする。但し、実
際に被紹介者であることを過去のデータにより確認する
ことを前提とする。尚、当該顧客を紹介した顧客に対し
ては、当該顧客からの見積請求があった旨の電子メール
を送信する。
【0231】次のステップS528では、当該顧客が入
力した希望納期とこの希望納期に基づく標準補正価格と
を表示させる。この標準補正価格は、希望納期が早いほ
ど減額方向に大きくし、期末内の場合には減額方向によ
り大きくする。
【0232】次のステップS529では、当該顧客が入
力した代替希望銘柄(車種)とこの代替希望銘柄に基づ
く標準補正価格とを表示させる。この標準補正価格は、
代替希望銘柄が当該販売代理店以外で販売している車種
である場合や代替希望銘柄がない場合には減額方向の値
とする。
【0233】次のステップS530では、アクセス履歴
による参考情報表示サブルーチンを実行して、顧客の車
両メーカ側サーバ1へのアクセス履歴状況(該アクセス
履歴情報から導き出せる情報を含む)とこのアクセス履
歴状況に基づく標準補正価格とを表示させる。尚、この
アクセス履歴による参考情報表示サブルーチンの詳細に
ついては後述する。
【0234】次のステップS531では、当該顧客が自
動車を前回に購入した時期とこの時期に基づく標準補正
価格とを表示させる。この標準補正価格は、前回購入時
期が所定期間以上過去である場合や前回に購入した自動
車の車検時期までの期間が所定期間以内である場合に
は、減額方向の値とする(前回購入時期からの時間が長
くなるほど、又は車検時期までの期間が短くなるほど減
額方向に大きくしてもよい)。
【0235】次のステップS532では、当該顧客が自
動車を前回に購入したときの情報(例えば見積価格等)
とこの情報に基づく標準補正価格とを表示させる。この
標準補正価格は、例えば、前回に購入したときの見積価
格がかなり低い(値引率が当時の平均値引率に対してか
なり高い)場合には、減額方向の値とする。
【0236】次のステップS533では、当該顧客が入
力した顧客の最近の環境変化状況とこの環境変化状況に
基づく標準補正価格とを表示させる。この標準補正価格
は、当該顧客に転職、転居、家族数の増加等の変化があ
ったときには、減額方向の値とする。また、当該個別仕
様車の仕様がその環境変化に即している(例えば家族数
が増加したときにミニバンの仕様を入力)ときにも減額
方向の値とする。
【0237】次のステップS534では、当該顧客の保
有車種(当該顧客が自動車を購入したときにユーザID
と関連付けて顧客DB34に記憶したものであってもよ
く、当該顧客が入力したものであってもよい)のジャン
ルとこの保有車種のジャンルに基づく標準補正価格とを
表示させる。この標準補正価格は、当該個別仕様車が含
まれる車種のジャンルが保有車種のジャンルと全く異な
る場合には、減額方向の値とする。
【0238】次のステップS535では、見積入力画面
において「参考価格」をクリック操作することにより参
考価格欄に参考価格を表示させる。
【0239】次のステップS536では、上記表示させ
た各標準補正価格の選択操作に応じて、上記見積入力画
面の参考価格欄の参考価格を変更する。
【0240】次のステップS537では、変更価格欄に
見積価格が入力されたか否かを判定する。この判定がN
Oであって見積価格が入力されていないときには、その
まま終了する一方、判定がYESであって見積価格が入
力されたときには、ステップS538に進んで、その見
積価格にて商談(又は契約)の可能性を演算して報知
し、しかる後に終了する。
【0241】上記ステップS530のアクセス履歴によ
る参考情報表示サブルーチンについて、図31及び図3
2により詳細に説明する。
【0242】すなわち、最初のステップS551では、
顧客DB34より、当該顧客の車両メーカ側サーバ1へ
のアクセス履歴を読み出し、次のステップS552で
は、当該個別仕様車に関し、当該顧客の「売れ筋ランキ
ング」(選定仕様表示画面(図16)等に設けられた操
作ボタン(図示せず)であって、このボタン操作によ
り、ユーザ端末5に当該個別仕様車の売れ筋ランキング
を表示する)へのアクセス状況とこのアクセス状況に基
づく標準補正価格とを表示させる。この標準補正価格
は、所定期間(顧客が購入検討に必要な期間(例えば1
ヶ月〜3ヶ月);以下、このサブルーチンにおいて同
じ)内において「売れ筋ランキング」へのアクセス回数
が所定数よりも多い場合には、減額方向の値とする(ア
クセス回数が多いほど減額方向に大きくしてもよい)。
【0243】次のステップS553では、当該個別仕様
車に関し、当該顧客の「ZOOM」へのアクセス状況
(車両仕様選定画面(図14)の「ZOOM」ボタン操
作)とこのアクセス状況に基づく標準補正価格とを表示
させる。この標準補正価格は、所定期間内において「Z
OOM」へのアクセスが有った場合には、減額方向の値
とする(アクセス回数が多いほど減額方向に大きくして
もよい)。
【0244】次のステップS554では、当該顧客の
「問い合わせ」へのアクセス状況(ホーム画面A−2
(図13)の最下段の「問い合わせ」ボタン操作により
問い合わせを行うことができる)とその問い合わせ内容
とこのアクセス状況に基づく標準補正価格とを表示させ
る。この標準補正価格は、所定期間内において「問い合
わせ」へのアクセスが有った場合には、減額方向の値と
する。尚、この問い合わせ内容は、当該個別仕様車に関
するものであってもよく、そうでないものであってもよ
い。
【0245】次のステップS555では、当該個別仕様
車に関し、当該顧客の「画像ダウンロード」(車両仕様
選定画面(図14)において個別仕様車の外観イメージ
画像をクリック操作することで該イメージ画像をダウン
ロードできるようになっている)へのアクセス状況とこ
のアクセス状況に基づく標準補正価格とを表示させる。
この標準補正価格は、所定期間内において「画像ダウン
ロード」へのアクセスが有った場合には、減額方向の値
とする(アクセス回数が多いほど減額方向に大きくして
もよい)。
【0246】次のステップS556では、当該個別仕様
車に関し、当該顧客の本システムのWebサイトの滞在
状況とこの滞在状況に基づく標準補正価格とを表示させ
る。この標準補正価格は、所定期間内において滞在時間
(車両メーカ側サーバ1へのアクセス時間)が所定時間
よりも長い場合には、減額方向の値とする(滞在時間が
長いほど減額方向に大きくしてもよい)。
【0247】次のステップS557では、当該個別仕様
車に関し、当該顧客が本システムのWebサイトに滞在
中(車両メーカ側サーバ1へのアクセス中)にブラウザ
プログラムにより閲覧したページ数とこの閲覧ページ数
に基づく標準補正価格とを表示させる。この標準補正価
格は、所定期間内において閲覧ページ数が所定数よりも
多い場合には、減額方向の値とする(閲覧ページ数が多
くなるほど減額方向に大きくしてもよい)。
【0248】次のステップS558では、当該個別仕様
車に関し、当該顧客の仕様変更履歴とこの仕様変更履歴
に基づく標準補正価格とを表示させる。この標準補正価
格は、所定期間内において仕様選択に要する時間が所定
時間よりも長い場合には、減額方向の値とする(仕様選
択に要する時間が長いほど減額方向に大きくしてもよ
い)。
【0249】次のステップS559では、所定期間内に
おける当該顧客の「購入検討情報一覧画面」(図20参
照)の閲覧回数、閲覧時間及び閲覧日数とこれらに基づ
く標準補正価格とを表示させる。この標準補正価格は、
上記閲覧回数、閲覧時間又は閲覧日数が所定回数、所定
時間又所定日数よりも多い場合には、減額方向の値とす
る(閲覧回数、閲覧時間又は閲覧日数が多いほど減額方
向に大きくしてもよい)。
【0250】次のステップS560では、当該個別仕様
車に関し、所定期間内における当該顧客の「選定仕様表
示画面」(図16参照)の閲覧回数、閲覧時間及び閲覧
日数とこれらに基づく標準補正価格とを表示させる。こ
の標準補正価格は、上記閲覧回数、閲覧時間又は閲覧日
数が所定回数、所定時間又所定日数よりも多い場合に
は、減額方向の値とする(閲覧回数、閲覧時間又は閲覧
日数が多いほど減額方向に大きくしてもよい)。
【0251】次のステップS561では、当該個別仕様
車及び当該個別仕様車とは異なる仕様の個別仕様車に関
し、所定期間内における当該顧客の当該販売代理店及び
他の販売代理店に対する見積請求回数(当該個別仕様車
についての、所定期間内における当該顧客の他の販売代
理店に対する見積請求回数としてもよい)とこの見積請
求回数に基づく標準補正価格とを表示させる。この標準
補正価格は、見積請求回数が所定数(例えば10回)よ
りも多い場合には、減額方向の値とする(見積請求回数
が多いほど減額方向に大きくしてもよい)。
【0252】次のステップS562では、当該個別仕様
車とは異なる仕様の個別仕様車についての、所定期間内
における当該顧客の当該販売代理店に対する見積請求回
数とこの見積請求回数に基づく標準補正価格とを表示さ
せる。この標準補正価格は、見積請求回数が所定数(例
えば5回)よりも多い場合には、減額方向の値とする
(見積請求回数が多いほど減額方向に大きくしてもよ
い)。
【0253】次のステップS563では、当該顧客の当
該Webサイトに来る前のアクセスリンク元とこのリン
ク元に基づく標準補正価格とを表示させる。この標準補
正価格は、リンク元が当該車両メーカのホームページで
ある場合には、減額方向の値とする。
【0254】次のステップS564では、所定期間内に
おける当該顧客の当該Webサイトに来る前のアクセス
リンク元の数とこのアクセスリンク元の数に基づく標準
補正価格とを表示させて終了する。この標準補正価格
は、アクセスリンク元の数が所定数よりも多い多い場合
には、減額方向の値とする(アクセスリンク元の数が多
いほど減額方向に大きくしてもよい)。
【0255】尚、当該個別仕様車に関し、当該顧客のオ
プション選択の個数とこのオプション選択の個数に基づ
く標準補正価格とを表示させるようにしてもよい。この
場合の標準補正価格は、オプション選択の個数が0又は
4〜9である場合に、減額方向の値とする(統計的に、
オプション選択の個数が1〜3である場合には商談に結
び付き難い)。
【0256】ここで、上記実施形態1における見積請求
以降の要点を図35にまとめた。すなわち、顧客(ユー
ザ端末5)が車両メーカ側サーバ1に見積請求(顧客に
より選択された選択仕様及び販売代理店(選択販売主
体)を含む)を行い、車両メーカ側サーバ1が、この見
積請求を受信すると、この見積請求(選択仕様を含む)
を、顧客により選択された販売代理店(販売代理店側サ
ーバ2経由の販売代理店端末4)に送信してその販売代
理店の担当者に見積価格を入力させる。この販売代理店
の担当者が見積価格を入力する際には、販売代理店端末
4に、参考情報DB36から読み出した、他の販売代理
店により入力された見積価格や他銘柄自動車の相場情報
等の参考情報を表示させる。そして、販売代理店の担当
者が、その参考情報に基づいて検討した見積価格を販売
代理店端末4に入力すると、その見積価格が販売代理店
側サーバ2を経由して車両メーカ側サーバ1に送信さ
れ、車両メーカ側サーバ1はその見積価格を、見積請求
を行った顧客(ユーザ端末5)に送信する。
【0257】尚、上記実施形態1において、見積価格
は、自動車のメーカ希望小売価格から値引額を割り引い
た価格、自動車のメーカ希望小売価格にその自動車の購
入に際して必要な諸経費を付加した価格から値引額を割
り引いた価格、自動車のメーカ希望小売価格から下取車
両の査定価格(値引き分を考慮した価格)を割り引いた
価格、及び、自動車のメーカ希望小売価格に諸経費を付
加した価格から下取車両の査定価格(値引き分を考慮し
た価格)を割り引いた価格のいずれであってもよい。
【0258】したがって、上記実施形態1では、販売代
理店が見積価格を入力する際に、その販売代理店に、見
積価格を検討するための参考情報を提示するので、販売
代理店は、その参考情報により適正な見積価格を把握す
ることができ、他の販売代理店が設定する見積価格に対
して大幅に高価とはならずかつ顧客が満足する適正な見
積価格を容易に設定することができる。この結果、商談
の機会が販売代理店の意図に反して失われてしまうこと
を未然に極小化することができる。
【0259】尚、上記実施形態1では、販売代理店に販
売代理店側サーバ2を設置したが、販売代理店端末4
が、販売代理店側サーバ2を介さなくても車両メーカ側
サーバ1にアクセス可能であれば、販売代理店側サーバ
2はなくてもよい。このようにした場合は、車両メーカ
側サーバ1が、販売代理店側サーバ2が行う見積・査定
処理(図26)をも行うようにすればよい(以下の変形
例や後述の実施形態2及びその変形例においても同
様)。こうすれば、車両メーカ側サーバ1が、顧客への
自動車の販売をオンライン上で支援する自動車販売支援
装置を構成することになる(上記実施形態1では、車両
メーカ側サーバ1及び販売代理店側サーバ2が自動車販
売支援装置を構成している)。
【0260】図36は、上記実施形態1の変形例を示
す。すなわち、この変形例では、後述の実施形態2(図
37参照)と同様に、車両メーカ側サーバ1が、販売代
理店毎に各仕様毎の自動車の見積価格を記憶する見積価
格DB35を備えており、顧客から該顧客により選択さ
れた選択仕様の自動車(個別仕様車)の見積請求を受信
したときに、その選択仕様と、上記見積価格DB35か
ら読み出した、該顧客により選択された販売代理店にお
ける該選択仕様の自動車の見積価格とを、該選択された
販売代理店(選択販売主体)に提示して、該選択仕様の
自動車に関して新たに見積価格を該販売代理店に入力さ
せる。この販売代理店が見積価格を入力する際には、上
記実施形態1と同様に、販売代理店に参考情報を提示す
る。そして、販売代理店が見積価格を入力する(提示さ
れた見積価格を承認する場合には、それと同じ価格を入
力するか、又は承認する旨の入力を行う)と、車両メー
カ側サーバ1は、その入力された見積価格(承認する旨
の入力時には、上記販売代理店に提示した見積価格と同
じ見積価格を入力したことになる)を、見積請求を行っ
た顧客に送信する。このように、見積価格DB35を設
けて見積価格を販売代理店に提示するようにすれば、販
売代理店にとって、見積価格を設定する際に、予め設定
されて見積価格DB35に記憶された見積価格をも参考
にすることができるので、見積価格をより一層容易に設
定することができる。尚、販売代理店が、提示された見
積価格とは異なる見積価格を入力した場合、その見積価
格を見積価格DB35に更新記憶するようにしてもよい
が、この場合、その更新は、その見積価格を顧客に提示
した後に行う。また、この変形例では、見積価格は、自
動車のメーカ希望小売価格から値引額を割り引いた価
格、又は、自動車のメーカ希望小売価格に諸経費を付加
した価格から値引額を割り引いた価格である(後述の実
施形態2及びその変形例において同じ)。
【0261】(実施形態2)図37は、本発明の実施形
態2を示し(尚、図1と同じ部分については同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する)、上記実施形態1の
ように顧客からの見積請求に対して販売代理店端末4に
見積価格を入力させるのではなく、見積請求に対して自
動的に応答するようにしたものである。
【0262】すなわち、この実施形態では、車両メーカ
側サーバ1は、上記実施形態1の変形例で説明したもの
と同様の見積価格DB35を備えていて、ユーザ端末5
より見積請求が有ったときには、見積・査定依頼処理
(M3)においてその見積請求(個別仕様車の仕様)を
上記実施形態1のように販売代理店側サーバ2に送信す
るのではなくて、見積価格DB35にアクセスして顧客
に見積価格を提供する見積価格提供処理を行う。また、
上記実施形態1で説明した処理モジュール群とは別に、
販売代理店が見積価格DB35にアクセスして見積価格
DB35の見積価格を更新するための更新処理を実行す
る。つまり、販売代理店端末4の更新要求操作により、
見積価格DB35に記憶された当該販売代理店における
各仕様毎の自動車の見積価格を、車両メーカ側サーバ1
を介して更新することができるようになっている。
【0263】そして、販売代理店が、見積価格を更新し
ようとする仕様を指定して更新要求を行うと、見積価格
DB35に記憶された当該販売代理店における該更新要
求に係る仕様の自動車の見積価格を該販売代理店に提示
して、該仕様の自動車に関して新たに見積価格を該販売
代理店に入力させ、この入力された見積価格を、該販売
代理店が顧客により選択されたときに顧客に送信される
見積価格として見積価格DB35に更新記憶する。
【0264】また、販売代理店が上記見積価格を入力す
る際には、上記実施形態1と同様に、参考情報DB36
から読み出した、他の販売代理店により入力された見積
価格や他銘柄自動車の相場情報等の参考情報をその販売
代理店に提示する。
【0265】尚、各販売代理店は、見積価格DB35に
おいて自身に関する見積価格を更新することは可能であ
るが、各販売代理店による販売業務の自主性及び独立性
を担保すべく、一般的なセキュリティ機能により、見積
価格DB35において他の販売代理店に関する見積価格
を更新することはできないように構成されている。
【0266】参考情報DB36には、上記実施形態1と
同様に、本システムで仕様の選択を受付ける自動車とは
異なる他銘柄自動車の相場情報が記憶されている。この
他銘柄自動車の相場情報は、該他銘柄自動車の中古車価
格から演算されて参考情報DB36に記憶されたもので
ある。また、参考情報DB36には、販売代理店により
入力された見積価格を、更新要求に係る仕様と対応付け
て記憶される。さらに、参考情報DB36には、顧客か
ら商談申込があったときに、その商談申込があった旨の
商談申込情報が、該商談申込に係る選択仕様及び見積価
格と対応付けて記憶される。
【0267】ここで、車両メーカ側サーバ1のCPU2
1により実行される見積価格提供処理について、図38
を参照して説明する。同図は、見積価格提供処理の基本
的な手順を示すフローチャートであり、顧客からの見積
請求に応じて、該顧客により選択された販売代理店にお
ける個別仕様車の見積価格を上記見積価格DB35から
読み出して、該見積価格を上記顧客に送信するものであ
る。
【0268】ステップT31:見積価格DB35から、
顧客により選択された販売代理店の見積価格であって、
上記実施形態1で説明した車両仕様選定処理(M2)に
おいて選定された個別仕様車の仕様番号に対応する見積
価格を読み出す。
【0269】ステップT32:上記読み出した見積価格
を、顧客が先に入力しているメールアドレス(ユーザ端
末5)に対して電子メールにて送信すると共に、ユーザ
IDと関連付けて顧客DB34に記憶する。この電子メ
ールにはURLが含まれており、ユーザ端末5におい
て、そのURLにより指定されたページを開くと、見積
結果を表示する画面においてその詳細を確認することが
できる。尚、見積価格が基準最低価格以下又はその付近
にあるときには、上記電子メールの文面を、その旨を顧
客にアピールする内容のものとする。
【0270】ステップT33:顧客に対して見積価格を
提示した旨を、販売代理店側サーバ2に、電子メールに
より通知する。
【0271】次に、車両メーカ側サーバ1が実行する見
積価格DB35の更新処理を図39により説明する。こ
の見積価格DB35の更新処理は、各販売代理店毎に行
われる。
【0272】ステップT61:後述の更新サブルーチン
において必要となる各種情報を、顧客DB34や参考情
報DB36から読み出して、これを予め車両メーカ側サ
ーバ1の記憶装置26に記憶する。
【0273】ステップT62:各販売代理店の担当者が
販売代理店端末4において更新要求操作を行ったとき
に、見積価格DB35の内容を更新できるようにするた
めの更新サブルーチンを実行する。この更新サブルーチ
ンについては後に詳述する。
【0274】ステップT63:更新サブルーチンで説明
する見積入力画面において見積価格が販売代理店の担当
者により入力されたか否かを判定し、見積価格が入力さ
れたときには、ステップT64に進む一方、見積価格が
入力されていないときには、そのままリターンする。
【0275】ステップT64:見積価格DB35に、上
記入力された見積価格を更新記憶する。
【0276】ステップT65〜ステップT67:以前
(所定期間内)に上記更新記憶したものと同じ仕様の個
別仕様車の見積依頼を受けたことがあってその個別仕様
車の見積価格を提示したことがある顧客に関して、その
以前の見積価格に対して所定以上に大きく変化するか否
かを、顧客DB34を参照することによって判断し(ス
テップT65)、変更が発生しない場合にはそのままリ
ターンし、変更が発生する場合には、個別仕様車の見積
価格に変更が発生した旨とその変更後の価格とを、電子
メールにて当該ユーザ端末5に送信する(ステップT6
6)。また、ユーザ端末5に見積価格の変更の電子メー
ルを送信した旨を、販売代理店側サーバ2に電子メール
により送信する(ステップT67)。これにより、個別
仕様車の見積価格を、人手を介さずに顧客に効率的に提
供することができ、見積価格の低減にも寄与することが
できる。
【0277】上記ステップT62の更新サブルーチンに
ついて、図40〜図42により具体的に説明する。
【0278】ステップT401:販売代理店端末4から
販売代理店側サーバ2を介して送信された見積価格DB
35の更新要求を受信したか否かを判定し、受信したと
きにはステップT402に進み、受信していないときに
はこのサブルーチンを終了する。
【0279】ステップT402,ステップT403:見
積価格DB35の更新要求に際し、販売代理店端末4に
入力されたユーザIDやパスワードの妥当性をチェック
し(ステップT402)、その更新要求が販売代理店に
おける所定の担当者によるものであるとき(YESのと
き)はステップT404に進み、所定の担当者によるも
のでないときはステップT403に進んでワーニング
(警告)を行った上で、このサブルーチンを終了する。
【0280】ステップT404:見積価格DB35か
ら、当該販売代理店における各仕様毎の自動車の見積価
格を読み出す。
【0281】ステップT405:見積価格DB35か
ら、他の全ての販売代理店における各仕様毎の自動車の
見積価格を読み出して、各仕様毎に平均見積価格を演算
する。
【0282】ステップT406,ステップT407:見
積価格DB35の更新要求を行った販売代理店における
各仕様毎の見積価格のうち、上記平均見積価格よりも低
い見積価格を最も低いものから順に所定数選択する(ス
テップT406)。また、見積価格DB35の更新要求
を行った販売代理店における各仕様毎の見積価格のう
ち、上記平均見積価格よりも高い見積価格を最も高い順
に所定数選択する(ステップT407)。
【0283】ステップT408:上記ステップT406
及びステップT407でそれぞれ選択された見積価格と
その見積価格に対応する仕様番号とを、図45に示すよ
うな見積価格リスト画面により、高価ランキング及び安
価ランキングとして、販売代理店端末4に提示して表示
させる。また、後述のステップT425で選択された仕
様番号を商談移行率低下ランキング等として販売代理店
端末4に表示させる。
【0284】ステップT409:上記見積価格リスト画
面において、仕様番号入力欄に仕様番号を入力する仕様
入力操作がなされたか否かを判定し、仕様入力操作がな
されたときにはステップT410に進み、仕様入力操作
がなされていないときには、ステップT421に進む。
【0285】ステップT410:販売代理店の担当者
が、見積価格を検討するための参考情報を販売代理店端
末4に表示させるサブルーチン(入力参考情報表示サブ
ルーチン)を実行する。尚、この入力参考情報表示サブ
ルーチンは、後述するように、上記実施形態1における
見積レスポンス入力画面表示サブルーチンの一部と略同
様であり、販売代理店端末4には、上記実施形態1にお
ける見積入力画面(図33参照)と同様の見積入力画面
が表示される。
【0286】ステップT411,ステップT412:見
積入力画面において、上記仕様入力操作により入力され
た仕様(更新要求に係る仕様)の参考価格を表示させ
(ステップT411)、上記実施形態1と同様に、見積
入力画面の標準補正価格選択に応じて、その参考価格を
変更する(ステップT412)。
【0287】ステップT413,ステップT414:見
積入力画面において、販売代理店端末4の操作により、
見積価格入力欄内に見積価格が入力されたか否かを判定
し(ステップT413)、見積価格が入力されたときに
はステップT414に進み、その入力された見積価格で
の商談の可能性を、所定の演算式に基づいて演算して報
知する。一方、見積価格が入力されていないときにはス
テップT418に進む。
【0288】ステップT415,ステップT416:見
積入力画面において、予め設定された複数の顧客層のう
ちの1つを選択する選択操作が行われたか否かを判定
し、選択されたときにはステップT416に進み、選択
されていないときにはステップT417に進む。ステッ
プT416では、その選択された顧客層について、上記
入力された見積価格での商談の可能性を、所定の演算式
に基づいて演算すると共に、該可能性とその顧客層の販
売量データとを販売代理店端末4に報知する。
【0289】ステップT417,ステップT418:販
売代理店端末4により、上記入力された見積価格を見積
価格DBに更新記憶することに決定するための決定操作
が行われたか否かを判定し(ステップT417)、決定
操作が行われたときには、そのままこのサブルーチンを
終了する。一方、決定操作が行われていないときにはス
テップT418に進む。
【0290】ステップT418:販売代理店端末4の操
作により、入力された見積価格に対するキャンセル操作
が行われたか否かを判定し、キャンセル操作が行われた
ときにはステップT408に戻り、キャンセル操作が行
われていないときにはステップT419に進む。
【0291】ステップT419:販売代理店端末4の操
作により、見積価格の更新処理についての終了操作が行
われたか否かを判定し、終了操作が行われたときには、
このサブルーチンを終了し、終了操作が行われていない
ときにはステップT411に戻る。
【0292】ステップT421〜ステップT425:見
積価格リスト画面の「項目選択欄」において、「商談移
行率」の選択操作が行われたか否かを判定し(ステップ
T421)、YESのときにはステップT425に進
み、NOのときにはステップT422に進む。また、
「競合負け情報」の選択操作が行われたか否かを判定し
(ステップT422)、YESのときにはステップT4
25に進み、NOのときにはステップT424に進む。
さらに、「他の仕様の見積価格との関係」の選択操作が
行われたか否かを判定し(ステップT423)、YES
のときにはステップT425に進み、NOのときにはス
テップT424に進む。加えて、「在庫/製造情報」の
選択操作が行われたか否かを判定し(ステップT42
4)、YESのときにはステップT425に進み、NO
のときにはステップT426に進む。
【0293】そして、ステップT425では、上記各ス
テップT421〜424に対応して、その各種要因に関
し最も問題が顕著な(商談移行率が極めて低い等)所定
個の仕様番号と、それに対応する見積価格とを選択し
て、ステップT408に戻る。
【0294】ステップT426:販売代理店端末4の操
作により、見積価格の更新処理についての終了操作が行
われたか否かを判定し、終了操作が行われたときには、
このサブルーチンを終了し、終了操作が行われていない
ときにはステップT409に戻る。
【0295】上記ステップT410の入力参考情報表示
サブルーチンについて、図43及び図44により具体的
に説明する。
【0296】ステップT501:当該販売代理店におけ
る当該更新要求に係る仕様(担当者が見積価格を更新を
しようとして指定した仕様)と同じ又は類似仕様の自動
車の市場価格(オフライン価格)の平均値を演算し、そ
の平均値をオフライン価格として見積入力画面に表示さ
せると共に、該オフライン価格から所定価格(営業努力
分であって任意設定可)を減じた価格を参考価格(オフ
ライン価格が低下するに連れて低下させる)として見積
入力画面に表示させる。
【0297】尚、上記平均値を演算する際、指定した販
売自動車(例えば特別価格で販売したような自動車)の
ものは除外し、類似仕様の自動車については当該更新要
求に係る仕様のものに補正し、同一車種については重み
付けを大きくする。また、最近販売した自動車について
は重み付けを大きくし、かなり前に販売した自動車につ
いては重み付けを小さくする。さらに、現在と同じ月や
近い月に販売した自動車については所定の重み付けをし
(現在と同じ月の方が近い月よりも大きい)、それ以外
の月に販売した自動車については除外する。
【0298】ステップT502:当該更新要求に係る仕
様の自動車が含まれる車種のモデルチェンジ時(販売開
始)からの経過時間とこの経過時間に基づく標準補正価
格とを表示させる。この標準補正価格は、経過時間が長
くなるほど減額方向に大きくする。
【0299】ステップT503:当該更新要求に係る仕
様の自動車が含まれる車種の次のモデルチェンジ時まで
の残余時間とこの残余時間に基づく標準補正価格とを表
示させる。この標準補正価格は、残余時間が短くなるほ
ど減額方向に大きくする。
【0300】ステップT504:参考情報DB36に記
憶された他銘柄自動車の相場情報の中から、当該更新要
求に係る仕様と同じ及び類似する仕様のものを選択し
て、この選択した他銘柄自動車の相場情報を表示させ
る。この場合、当該販売代理店に、競合車となるような
他銘柄自動車を特定させるようにし、これにより特定さ
れなかった他銘柄自動車の相場情報については表示させ
ないようにしてもよい。また、当該個別仕様車の仕様と
類似する仕様の他銘柄自動車については、当該個別仕様
車に対する仕様差をも表示させるのが好ましい。
【0301】ステップT505:当該販売代理店におけ
る当該更新要求に係る仕様と同じ仕様(類似仕様を含め
てもよい)を有する自動車の見積数に対する商談移行率
(見積請求された件数に対して商談に至った割合)とこ
の商談移行率に基づく標準補正価格とを表示させる。こ
の標準補正価格は、商談移行率が低いほど減額方向に大
きくする。また、商談移行率を計算する際、指定した販
売自動車(例えば特別価格で販売したような自動車)の
データは除外し、類似仕様の自動車については当該更新
要求に係る仕様のものに補正し、同一車種については重
み付けを大きくする。また、最近販売した自動車につい
ては重み付けを大きくし、かなり前に販売した自動車に
ついては重み付けを小さくする。さらに、現在と同じ月
や近い月に販売した自動車については所定の重み付けを
し、それ以外の月に販売した自動車については除外す
る。
【0302】ステップT506:当該更新要求に係る仕
様と同じ仕様(類似仕様を含めてもよい)を有する自動
車についての、当該販売代理店の他の販売代理店に対す
る競合勝ち(見積価格が他の販売代理店よりも低くて商
談に至った割合)又は競合負け情報(見積価格が他の販
売代理店よりも高くて商談に至らなかった割合)とこの
情報に基づく標準補正価格とを表示させる。この標準補
正価格は、所定時間以内の競合負けが所定回数よりも多
いときには減額方向に大きくし、競合負けが所定回数以
下であるときには減額方向にかなり小さくする。また、
競合負けしたときに、競合勝ちした見積価格との差分価
格が大きいほど減額方向に大きくし、競合した見積数が
多いほど補正幅を小さくする(所定の補正幅を見積数で
割る)。さらに、類似仕様の自動車については当該仕様
のものに補正し、同一車種については重み付けを大きく
する。そして、最近販売した自動車については所定の重
み付けをし、かなり前に販売した自動車については除外
する。
【0303】ステップT507:当該更新要求に係る仕
様と同じ仕様を有する自動車の見積価格と当該販売代理
店における当該更新要求に係る仕様と類似する仕様を有
する自動車の見積価格との関係と、この関係に基づく標
準補正価格とを表示させる。この関係は、例えば、仕様
差と見積価格差とのねじれ(当該仕様と同じ仕様を有す
る自動車の見積価格が類似仕様よりも高く(低く)なる
べきところが低く(高く)なっている)の有無、仕様差
に対する見積価格差の大幅な離間(当該仕様と同じ仕様
を有する自動車の見積価格が類似仕様よりもかなり高い
(低い))の有無等である。この標準補正価格は、ねじ
れや大幅な離間がなくなるような値とする。
【0304】ステップT508:当該更新要求に係る仕
様の自動車の在庫状況(特に当該販売代理店のものであ
るが、他の販売代理店のものや車両メーカのものであっ
てもよい)及び製造状況とこれら状況に基づく標準補正
価格とを表示させる。この標準補正価格は、在庫が比較
的多い場合には減額方向の値とすると共に、在庫が他の
販売代理店にある場合には、当該販売代理店までの運送
費を考慮して設定する。
【0305】ステップT509:当該販売代理店におけ
る自動車1台当たりの値引原資とこの値引原資に基づく
標準補正価格とを表示させる。この自動車1台当たりの
値引原資は、当該販売代理店における値引総原資を前年
同月の販売台数又は先月の販売台数で割った値である
(この販売台数の代わりに見積数を当てはめてもよ
い)。この標準補正価格は、自動車1台当たりの値引原
資が多いほど減額方向に大きくする。
【0306】ステップT510:当該販売代理店におけ
る当月の販売計画値に対する販売実績値の状況とこの状
況に基づく標準補正価格とを表示させる。この標準補正
価格は、販売計画値に対する販売実績値が比較的小さい
場合には減額方向の値とする。尚、この販売計画値に対
する販売実績値の代わりに、見積計画に対する見積実績
や商談計画に対する商談実績を当てはめてもよい。
【0307】ステップT511:当該更新要求に係る仕
様の自動車についての、当該販売代理店とは異なる他の
販売代理店により入力された見積価格(所定期間内に入
力されたものが望ましい)を参考情報DB36から読み
出して表示させる。この場合、当該販売代理店に対して
所在地の離間距離が所定距離以上である他の販売販売代
理店(例えば当該販売代理店の販売エリアに存在しない
ような他の販売販売代理店)により入力された見積価格
については表示させないことが好ましい。また、当該販
売代理店に他の販売代理店を特定させるようにして、こ
れにより特定されなかった他の販売代理店により入力さ
れた見積価格については表示させないようにしてもよ
い。さらに、同一の顧客からの見積請求に対して他の販
売代理店により入力された見積価格についても、表示さ
せないようにするのがよい。さらにまた、当該個別仕様
車の仕様と同じ仕様のものに限らず、類似する仕様の自
動車に関して他の販売代理店により入力された見積価格
をも表示させるようにするのがよい。このとき、当該個
別仕様車に対する仕様差をも表示させるのが好ましい。
また、そのような類似する仕様の自動車に関する見積価
格が多数存在する場合には、仕様差が小さいものから所
定数抽出することが好ましい。尚、見積価格のランキン
グを表示して、いくらであればどの位のランキングであ
るかが分かるようにしてもよい。
【0308】ステップT512:当該更新要求に係る仕
様の自動車についての、当該販売代理店における見積価
格の変更経緯を表示させる。尚、併せて、その変更要因
をも表示させるようにしてもよい。
【0309】ステップT513:当該更新要求に係る仕
様の自動車の原価及び当該販売代理店又は車両メーカの
利益率を表示させる。
【0310】ステップT514:当該更新要求に係る仕
様と同じ仕様を有する自動車に関して、他の販売代理店
により入力された見積価格及び商談申込情報を参考情報
DB36から読み出して、その見積価格と、同じ見積価
格の全提示数に対して商談申込に至った比率(商談移行
率)とを表示させる。すなわち、上記実施形態1と同様
に、見積価格の分布状況を示すグラフを表示させるとと
もに、そのグラフに、見積価格の高低に応じて商談移行
率がどのように変化するかが一目で分かるように、見積
価格とその見積価格で商談申込に至った件数との関係が
併せて示される(図34参照)。
【0311】ステップT515:当該販売代理店(若し
くは当該販売代理店から所定距離内に位置する他の販売
代理店又は全販売代理店)において当該更新要求に係る
仕様と同じ仕様を有する自動車について見積請求した顧
客データと契約(又は商談)に至った顧客データとを表
示させる。
【0312】ここで、上記実施形態2における見積請求
以降の要点を図46にまとめた。すなわち、顧客(ユー
ザ端末5)が車両メーカ側サーバ1に見積請求(顧客に
より選択された選択仕様及び販売代理店を含む)を行
い、車両メーカ側サーバ1が、この見積請求を受信する
と、その顧客により選択された販売代理店における該選
択仕様の自動車の見積価格を見積価格DB35から読み
出して、その見積価格を、見積請求を行った顧客(ユー
ザ端末5)に自動的に送信する。
【0313】一方、販売代理店(販売代理店端末4)が
車両メーカ側サーバ1に対して仕様を指定して見積価格
更新要求を行うと、車両メーカ側サーバ1は、その更新
要求に係る仕様の自動車の見積価格を見積価格DB35
から読み出してその販売代理店に提示して、該仕様の自
動車に関して新たに見積価格を該販売代理店に入力させ
る。この販売代理店が見積価格を入力する際には、上記
実施形態1と同様に、参考情報DB36から読み出し
た、他の販売代理店により入力された見積価格や他銘柄
自動車の相場情報等の参考情報を表示させる。そして、
販売代理店が見積価格を入力すると、その入力された見
積価格を、該販売代理店が顧客により選択されたときに
該顧客に送信される見積価格として見積価格DB35に
更新記憶する。
【0314】したがって、上記実施形態2においても、
上記実施形態1と同様に、販売代理店が見積価格を入力
する際に、その販売代理店に、見積価格を検討するため
の参考情報を提示するので、他の販売代理店が設定する
見積価格に対して大幅に高価とはならずかつ顧客が満足
する適正な見積価格を容易に設定することができる。
【0315】図47は、上記実施形態2の変形例を示
す。すなわち、この変形例では、顧客から個別仕様車の
見積請求を受信したときに、上記実施形態2のように、
見積価格DB35から読み出した見積価格を直ぐにその
顧客に提示するのではなくて、販売代理店に見積価格の
更新の機会を付与する。つまり、見積請求を受信したと
きに、その選択仕様と、見積価格DB35から読み出し
た、該顧客により選択された販売代理店(選択販売主
体)における該選択仕様の自動車の見積価格とを、該選
択された販売代理店に提示して、該選択仕様の自動車に
関して新たに見積価格を該販売代理店に入力させる。こ
の販売代理店が見積価格を入力する際には、上記実施形
態2と同様に、該販売代理店に参考情報を提示する。そ
して、その販売代理店が見積価格を入力する(提示され
た見積価格を承認する場合には、それと同じ価格を入力
するか、又は承認する旨の入力を行う)と、車両メーカ
側サーバ1は、その入力された見積価格(承認する旨の
入力時には、上記販売代理店に提示した見積価格と同じ
見積価格を入力したことになる)を、見積価格DB35
に更新記憶し、その後に該更新記憶された見積価格を見
積価格DB35から読み出して、見積請求を行った顧客
に送信する。このように、顧客からの見積請求毎に、販
売代理店に見積価格の更新の機会を付与するので、常に
適正な見積価格を顧客に提示することができる。
【0316】尚、上記各実施形態1,2(変形例を含
む)においては、車両メーカが販売代理店に対して本シ
ステムの採用を強制するものではなくて、販売代理店が
自らの希望で本システムを自発的に採用するものであ
り、本システムを採用しないでオフラインで自動車を販
売する販売代理店が存在していてもよい。
【0317】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
自動車を販売する複数の販売主体のそれぞれが、各仕様
毎の自動車の見積価格を検討するための参考情報を記憶
する参考情報データベースを備え、販売主体が見積価格
を入力する際に、その参考情報データベースから読み出
した参考情報を該販売主体に提示するようにしたことに
より、販売主体にとって、他の販売主体が設定する見積
価格に対して大幅に高価とはならずかつ顧客が満足する
適正な見積価格を容易に設定することができ、商談の機
会が閉ざされることを未然に極小化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における個別仕様車見積・
発注システムの全体構成を示す概念図である。
【図2】車両メーカ側サーバ、販売代理店側サーバ、販
売代理店端末及びユーザ端末の内部構成を例示するブロ
ック図である。
【図3】個別仕様車見積・発注システムにおいて実行さ
れる処理モジュールの機能体系を示す図である。
【図4】イニシャル処理(M1)と車両仕様選定処理
(M2)における表示画面の遷移を示す図である。
【図5】見積・査定依頼処理(M3)における表示画面
の遷移と、見積・査定の依頼に伴う電子メールの送信機
能を示す図である。
【図6】見積事項確認処理(M4)における表示画面の
遷移を示す図である。
【図7】商談申し込み処理(M5)における表示画面の
遷移と、商談申し込みに伴う電子メールの送信機能とを
示す図である。
【図8】車両メーカ側サーバが実行する処理の全体概要
を示すフローチャートである。
【図9】車両メーカ側サーバにおいて行われる車両仕様
選定処理(M2)を示すフローチャートである。
【図10】車両メーカ側サーバにおいて行われる見積・
査定依頼処理(M3)を示すフローチャートである。
【図11】車両メーカ側サーバにおいて行われる見積事
項確認処理(M4)を示すフローチャートである。
【図12】ホームページ画面であるトップ画面A−1を
例示する図である。
【図13】ホーム画面A−2を例示する図である。
【図14】車両仕様選定処理(M2)が表示する車両仕
様選定画面(B−1乃至B−15)のフォーマットを例
示する図である。
【図15】図14に示す「明細」ボタンが操作された場
合に表示されるメーカ希望小売価格の明細画面を例示す
る図である。
【図16】車両仕様選定処理(M2)が表示する選定仕
様表示画面B−15を例示する図である。
【図17】見積請求トップ画面C−1を例示する図であ
る。
【図18】査定申込入力画面C−2を例示する図であ
る。
【図19】ID・パスワード入力画面D−1を例示する
図である。
【図20】購入検討情報一覧画面D−2を例示する図で
ある。
【図21】見積事項確認画面D−3を例示する図であ
る。
【図22】商談申し込み入力画面F−1を例示する図で
ある。
【図23】アンケート入力画面を例示する図である。
【図24】仕様選定初期画面を例示する図である。
【図25】警報画面を例示する図である。
【図26】販売代理店側サーバにおいて行われる見積・
査定処理を示すフローチャートである。
【図27】見積レスポンス入力画面表示サブルーチンの
一部を示すフローチャートである。
【図28】見積レスポンス入力画面表示サブルーチンの
一部を示すフローチャートである。
【図29】見積レスポンス入力画面表示サブルーチンの
一部を示すフローチャートである。
【図30】見積レスポンス入力画面表示サブルーチンの
一部を示すフローチャートである。
【図31】アクセス履歴による参考情報表示サブルーチ
ンの前半部を示すフローチャートである。
【図32】アクセス履歴による参考情報表示サブルーチ
ンの後半部を示すフローチャートである。
【図33】販売代理店端末に表示される見積入力画面を
例示する図である。
【図34】見積価格の分布状況を示すグラフである。
【図35】実施形態1における見積請求以降の要点を示
す概略図である。
【図36】実施形態1の変形例を示す図35相当図であ
る。
【図37】実施形態2を示す図1相当図である。
【図38】車両メーカ側サーバにおいて行われる見積価
格提供処理を示すフローチャートである。
【図39】車両メーカ側サーバにおいて行われる見積価
格DBの更新処理を示すフローチャートである。
【図40】更新サブルーチンの一部を示すフローチャー
トである。
【図41】更新サブルーチンの一部を示すフローチャー
トである。
【図42】更新サブルーチンの一部を示すフローチャー
トである。
【図43】入力参考情報表示サブルーチンの前半部を示
すフローチャートである。
【図44】入力参考情報表示サブルーチンの後半部を示
すフローチャートである。
【図45】見積価格リスト画面を例示する図である。
【図46】実施形態2における見積請求以降の要点を示
す概略図である。
【図47】実施形態2の変形例を示す図46相当図であ
る。
【符号の説明】
1 車両メーカ側サーバ 2 販売代理店側サーバ 3 インターネット 4 販売代理店端末 5 ユーザ端末 31 メーカ希望小売価格DB 34 顧客DB 35 見積価格DB 36 参考情報DB

Claims (66)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客に自動車に関して予め設定された複
    数の仕様の中から通信回線を介して好みの仕様を選択さ
    せるとともに、該選択された選択仕様の自動車に関して
    上記顧客からの見積請求に応じて見積価格を該顧客に送
    信することにより、顧客への自動車の販売をオンライン
    上で支援するための自動車販売支援システムであって、 上記各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算出可能
    なデータを記憶するメーカ希望小売価格データベース
    と、 上記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞれが、上
    記各仕様毎の自動車の見積価格を検討するための参考情
    報を記憶する参考情報データベースと、 上記販売主体毎に上記各仕様毎の自動車の見積価格を記
    憶する見積価格データベースと、 上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該複数の
    仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、該選択
    された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記
    メーカ希望小売価格データベースに記憶されたデータに
    基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択手段と、 上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の販売主体
    の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提供を希望
    する販売主体を選択させる販売主体選択手段と、 上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動車
    の見積請求を受信したときに、該顧客により選択された
    販売主体における該選択仕様の自動車の見積価格を上記
    見積価格データベースから読み出して、該見積価格を上
    記見積請求を行った顧客に送信する見積価格送信手段
    と、 上記販売主体からの見積価格更新要求に応じて、上記見
    積価格データベースから読み出した、該販売主体におけ
    る該更新要求に係る仕様の自動車の見積価格を該販売主
    体に提示して、該仕様の自動車に関して新たに見積価格
    を該販売主体に入力させるとともに、該入力された見積
    価格を、該販売主体が上記顧客により選択されたときに
    上記見積価格送信手段により該顧客に送信される見積価
    格として上記見積価格データベースに更新記憶する見積
    価格設定手段と、 上記更新要求を行った販売主体が上記見積価格を入力す
    る際に、上記参考情報データベースから読み出した参考
    情報を該更新要求を行った販売主体に提示する参考情報
    提示手段とを備えていることを特徴とする自動車販売支
    援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車販売支援システム
    において、 見積価格設定手段は、更新要求を行った販売主体により
    入力された見積価格を見積価格データベースに更新記憶
    するとともに、該見積価格を更新要求に係る仕様と対応
    付けて参考情報データベースに記憶するように構成さ
    れ、 参考情報提示手段は、更新要求に係る仕様の自動車に関
    して該更新要求を行った販売主体とは異なる他の販売主
    体により入力された見積価格を上記参考情報データベー
    スから読み出して、少なくとも該見積価格を参考情報と
    して上記更新要求を行った販売主体に提示するように構
    成されていることを特徴とする自動車販売支援システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動車販売支援システム
    において、 参考情報提示手段は、更新要求を行った販売主体に対し
    て所在地の離間距離が所定距離以上である他の販売主体
    により入力された見積価格については、上記更新要求を
    行った販売主体への参考情報としての提示を禁止するよ
    うに構成されていることを特徴とする自動車販売支援シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の自動車販売支援システム
    において、 参考情報提示手段は、更新要求を行った販売主体に他の
    販売主体を特定させるとともに、該更新要求を行った販
    売主体により特定されなかった他の販売主体により入力
    された見積価格については、上記更新要求を行った販売
    主体への参考情報としての提示を禁止するように構成さ
    れていることを特徴とする自動車販売支援システム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の自動車販売支援システム
    において、 見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動車の商談申
    込を受信したときに、該選択仕様の自動車に関する商談
    申込があった旨の商談申込情報を、該顧客により選択さ
    れた販売主体に送信するとともに、該商談申込情報を該
    商談申込に係る選択仕様及び見積価格と対応付けて参考
    情報データベースに記憶する商談申込受付手段を備え、 参考情報提示手段は、上記参考情報データベースから、
    更新要求に係る仕様の自動車に関して他の販売主体の見
    積価格及び商談申込情報を読み出して、少なくとも該見
    積価格と、同じ見積価格の全提示数に対して商談申込に
    至った比率とを参考情報として更新要求を行った販売主
    体に提示するように構成されていることを特徴とする自
    動車販売支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の自動車販売支援システム
    において、 参考情報提示手段は、参考情報データベースから、更新
    要求に係る仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様
    の自動車に関して他の販売主体により入力された見積価
    格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情
    報として更新要求を行った販売主体に提示するように構
    成されていることを特徴とする自動車販売支援システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の自動車販売支援システム
    において、 参考情報データベースには、仕様選択手段により仕様の
    選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情
    報が記憶されており、 参考情報提示手段は、上記他銘柄自動車の相場情報の中
    から、更新要求に係る仕様に対して仕様差が所定レベル
    以下のものを選択して、該選択された他銘柄自動車の相
    場情報を参考情報として更新要求を行った販売主体に提
    示するように構成されていることを特徴とする自動車販
    売支援システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の自動車販売支援システム
    において、 参考情報提示手段は、更新要求を行った販売主体に他銘
    柄自動車を特定させるとともに、該更新要求を行った販
    売主体により特定されなかった他銘柄自動車の相場情報
    については、上記更新要求を行った販売主体への参考情
    報としての提示を禁止するように構成されていることを
    特徴とする自動車販売支援システム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の自動車販売支援システム
    において、 他銘柄自動車の相場情報は、該他銘柄自動車の中古車価
    格から演算されて参考情報データベースに記憶されてい
    ることを特徴とする自動車販売支援システム。
  10. 【請求項10】 顧客に自動車に関して予め設定された
    複数の仕様の中から通信回線を介して好みの仕様を選択
    させるとともに、該選択された選択仕様の自動車に関し
    て上記顧客からの見積請求に応じて見積価格を該顧客に
    送信することにより、顧客への自動車の販売をオンライ
    ン上で支援するための自動車販売支援システムであっ
    て、 上記各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算出可能
    なデータを記憶するメーカ希望小売価格データベース
    と、 上記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞれが、上
    記各仕様毎の自動車の見積価格を検討するための参考情
    報を記憶する参考情報データベースと、 上記販売主体毎に上記各仕様毎の自動車の見積価格を記
    憶する見積価格データベースと、 上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該複数の
    仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、該選択
    された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記
    メーカ希望小売価格データベースに記憶されたデータに
    基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択手段と、 上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の販売主体
    の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提供を希望
    する販売主体を選択させる販売主体選択手段と、 上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動車
    の見積請求を受信したときに、該選択仕様と、上記見積
    価格データベースから読み出した、該顧客により選択さ
    れた選択販売主体における該選択仕様の自動車の見積価
    格とを、該選択販売主体に提示して、該選択仕様の自動
    車に関して新たに見積価格を該選択販売主体に入力させ
    るとともに、該入力された見積価格を、該選択販売主体
    における上記選択仕様の自動車の見積価格として上記見
    積価格データベースに更新記憶する見積価格設定手段
    と、 上記見積価格設定手段により更新記憶された、上記選択
    販売主体における上記選択仕様の自動車の見積価格を上
    記見積価格データベースから読み出して、該見積価格を
    上記見積請求を行った顧客に送信する見積価格送信手段
    と、 上記選択販売主体が上記見積価格を入力する際に、上記
    参考情報データベースから読み出した参考情報を該選択
    販売主体に提示する参考情報提示手段とを備えているこ
    とを特徴とする自動車販売支援システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 見積価格設定手段は、選択販売主体により入力された見
    積価格を見積価格データベースに更新記憶するととも
    に、該見積価格を選択仕様と対応付けて参考情報データ
    ベースに記憶するように構成され、 参考情報提示手段は、選択仕様の自動車に関して選択販
    売主体とは異なる他の販売主体により入力された見積価
    格を上記参考情報データベースから読み出して、少なく
    とも該見積価格を参考情報として上記選択販売主体に提
    示するように構成されていることを特徴とする自動車販
    売支援システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報提示手段は、選択販売主体に対して所在地の離
    間距離が所定距離以上である他の販売主体により入力さ
    れた見積価格については、上記選択販売主体への参考情
    報としての提示を禁止するように構成されていることを
    特徴とする自動車販売支援システム。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報提示手段は、選択販売主体に他の販売主体を特
    定させるとともに、該選択販売主体により特定されなか
    った他の販売主体により入力された見積価格について
    は、上記選択販売主体への参考情報としての提示を禁止
    するように構成されていることを特徴とする自動車販売
    支援システム。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報提示手段は、同一の顧客からの見積請求に対し
    て他の販売主体により入力された見積価格については、
    選択販売主体への参考情報としての提示を禁止するよう
    に構成されていることを特徴とする自動車販売支援シス
    テム。
  15. 【請求項15】 請求項11記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動車の商談申
    込を受信したときに、該選択仕様の自動車に関する商談
    申込があった旨の商談申込情報を、該顧客により選択さ
    れた選択販売主体に送信するとともに、該商談申込情報
    を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と対応付けて
    参考情報データベースに記憶する商談申込受付手段を備
    え、 参考情報提示手段は、上記参考情報データベースから、
    選択仕様の自動車に関して他の販売主体の見積価格及び
    商談申込情報を読み出して、少なくとも該見積価格と、
    同じ見積価格の全提示数に対して商談申込に至った比率
    とを参考情報として選択販売主体に提示するように構成
    されていることを特徴とする自動車販売支援システム。
  16. 【請求項16】 請求項11記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報提示手段は、参考情報データベースから、選択
    仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様の自動車に
    関して他の販売主体により入力された見積価格を読み出
    すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情報として選
    択販売主体に提示するように構成されていることを特徴
    とする自動車販売支援システム。
  17. 【請求項17】 請求項10記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報データベースには、仕様選択手段により仕様の
    選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情
    報が記憶されており、 参考情報提示手段は、上記他銘柄自動車の相場情報の中
    から、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下のもの
    を選択して、該選択された他銘柄自動車の相場情報を参
    考情報として選択販売主体に提示するように構成されて
    いることを特徴とする自動車販売支援システム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報提示手段は、選択販売主体に他銘柄自動車を特
    定させるとともに、該選択販売主体により特定されなか
    った他銘柄自動車の相場情報については、上記選択販売
    主体への参考情報としての提示を禁止するように構成さ
    れていることを特徴とする自動車販売支援システム。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 他銘柄自動車の相場情報は、該他銘柄自動車の中古車価
    格から演算されて参考情報データベースに記憶されてい
    ることを特徴とする自動車販売支援システム。
  20. 【請求項20】 顧客に自動車に関して予め設定された
    複数の仕様の中から通信回線を介して好みの仕様を選択
    させるとともに、該選択された選択仕様の自動車に関し
    て上記顧客からの見積請求に応じて見積価格を該顧客に
    送信することにより、顧客への自動車の販売をオンライ
    ン上で支援するための自動車販売支援システムであっ
    て、 上記各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算出可能
    なデータを記憶するメーカ希望小売価格データベース
    と、 上記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞれが、上
    記各仕様毎の自動車の見積価格を検討するための参考情
    報を記憶する参考情報データベースと、 上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該複数の
    仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、該選択
    された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記
    メーカ希望小売価格データベースに記憶されたデータに
    基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択手段と、 上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の販売主体
    の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提供を希望
    する販売主体を選択させる販売主体選択手段と、 上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動車
    の見積請求を受信したときに、該選択仕様を該顧客によ
    り選択された選択販売主体に提示して、該選択仕様の自
    動車に関して見積価格を該選択販売主体に入力させる見
    積価格設定手段と、 上記選択販売主体により入力された見積価格を、上記見
    積請求を行った顧客に送信する見積価格送信手段と、 上記選択販売主体が上記見積価格を入力する際に、上記
    参考情報データベースから読み出した参考情報を該選択
    販売主体に提示する参考情報提示手段とを備えているこ
    とを特徴とする自動車販売支援システム。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 見積価格設定手段は、選択販売主体により入力された見
    積価格を、選択仕様と対応付けて参考情報データベース
    に記憶するように構成され、 参考情報提示手段は、選択仕様の自動車に関して選択販
    売主体とは異なる他の販売主体により入力された見積価
    格を上記参考情報データベースから読み出して、少なく
    とも該見積価格を参考情報として上記選択販売主体に提
    示するように構成されていることを特徴とする自動車販
    売支援システム。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報提示手段は、選択販売主体に対して所在地の離
    間距離が所定距離以上である他の販売主体により入力さ
    れた見積価格については、上記選択販売主体への参考情
    報としての提示を禁止するように構成されていることを
    特徴とする自動車販売支援システム。
  23. 【請求項23】 請求項21記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報提示手段は、選択販売主体に他の販売主体を特
    定させるとともに、該選択販売主体により特定されなか
    った他の販売主体により入力された見積価格について
    は、上記選択販売主体への参考情報としての提示を禁止
    するように構成されていることを特徴とする自動車販売
    支援システム。
  24. 【請求項24】 請求項21記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報提示手段は、同一の顧客からの見積請求に対し
    て他の販売主体により入力された見積価格については、
    選択販売主体への参考情報としての提示を禁止するよう
    に構成されていることを特徴とする自動車販売支援シス
    テム。
  25. 【請求項25】 請求項21記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動車の商談申
    込を受信したときに、該選択仕様の自動車に関する商談
    申込があった旨の商談申込情報を、該顧客により選択さ
    れた選択販売主体に送信するとともに、該商談申込情報
    を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と対応付けて
    参考情報データベースに記憶する商談申込受付手段を備
    え、 参考情報提示手段は、上記参考情報データベースから、
    選択仕様の自動車に関して他の販売主体の見積価格及び
    商談申込情報を読み出して、少なくとも該見積価格と、
    同じ見積価格の全提示数に対して商談申込に至った比率
    とを参考情報として選択販売主体に提示するように構成
    されていることを特徴とする自動車販売支援システム。
  26. 【請求項26】 請求項21記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報提示手段は、参考情報データベースから、選択
    仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様の自動車に
    関して他の販売主体により入力された見積価格を読み出
    すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情報として選
    択販売主体に提示するように構成されていることを特徴
    とする自動車販売支援システム。
  27. 【請求項27】 請求項20記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報データベースには、仕様選択手段により仕様の
    選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情
    報が記憶されており、 参考情報提示手段は、上記他銘柄自動車の相場情報の中
    から、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下のもの
    を選択して、該選択された他銘柄自動車の相場情報を参
    考情報として選択販売主体に提示するように構成されて
    いることを特徴とする自動車販売支援システム。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 参考情報提示手段は、選択販売主体に他銘柄自動車を特
    定させるとともに、該選択販売主体により特定されなか
    った他銘柄自動車の相場情報については、上記選択販売
    主体への参考情報としての提示を禁止するように構成さ
    れていることを特徴とする自動車販売支援システム。
  29. 【請求項29】 請求項27記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 他銘柄自動車の相場情報は、該他銘柄自動車の中古車価
    格から演算されて参考情報データベースに記憶されてい
    ることを特徴とする自動車販売支援システム。
  30. 【請求項30】 請求項20記載の自動車販売支援シス
    テムにおいて、 販売主体毎に各仕様毎の自動車の見積価格を記憶する見
    積価格データベースを備え、 見積価格設定手段は、顧客から該顧客により選択された
    選択仕様の自動車の見積請求を受信したときに、該選択
    仕様と、上記見積価格データベースから読み出した、該
    顧客により選択された選択販売主体における該選択仕様
    の自動車の見積価格とを、該選択販売主体に提示するよ
    うに構成されていることを特徴とする自動車販売支援シ
    ステム。
  31. 【請求項31】 顧客に自動車に関して予め設定された
    複数の仕様の中から通信回線を介して好みの仕様を選択
    させるとともに、該選択された選択仕様の自動車に関し
    て上記顧客からの見積請求に応じて見積価格を該顧客に
    送信することにより、顧客への自動車の販売をオンライ
    ン上で支援する自動車販売支援装置を制御するための自
    動車販売支援プログラムであって、 上記自動車販売支援装置は、 上記各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算出可能
    なデータを記憶するメーカ希望小売価格データベース
    と、 上記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞれが、上
    記各仕様毎の自動車の見積価格を検討するための参考情
    報を記憶する参考情報データベースと、 上記販売主体毎に上記各仕様毎の自動車の見積価格を記
    憶する見積価格データベースとを備えており、 上記自動車販売支援装置に対して、 上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該複数の
    仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、該選択
    された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記
    メーカ希望小売価格データベースに記憶されたデータに
    基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択処理と、 上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の販売主体
    の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提供を希望
    する販売主体を選択させる販売主体選択処理と、 上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動車
    の見積請求を受信したときに、該顧客により選択された
    販売主体における該選択仕様の自動車の見積価格を上記
    見積価格データベースから読み出して、該見積価格を上
    記見積請求を行った顧客に送信する見積価格送信処理
    と、 上記販売主体からの見積価格更新要求に応じて、上記見
    積価格データベースから読み出した、該販売主体におけ
    る該更新要求に係る仕様の自動車の見積価格を該販売主
    体に提示して、該仕様の自動車に関して新たに見積価格
    を該販売主体に入力させるとともに、該入力された見積
    価格を、該販売主体が上記顧客により選択されたときに
    上記見積価格送信処理により該顧客に送信される見積価
    格として上記見積価格データベースに更新記憶する見積
    価格設定処理と、 上記更新要求を行った販売主体が上記見積価格を入力す
    る際に、上記参考情報データベースから読み出した参考
    情報を該更新要求を行った販売主体に提示する参考情報
    提示処理とを実行させることを特徴とする自動車販売支
    援プログラム。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の自動車販売支援プロ
    グラムおいて、 見積価格設定処理は、更新要求を行った販売主体により
    入力された見積価格を見積価格データベースに更新記憶
    するとともに、該見積価格を更新要求に係る仕様と対応
    付けて参考情報データベースに記憶する処理であり、 参考情報提示処理は、更新要求に係る仕様の自動車に関
    して該更新要求を行った販売主体とは異なる他の販売主
    体により入力された見積価格を上記参考情報データベー
    スから読み出して、少なくとも該見積価格を参考情報と
    して上記更新要求を行った販売主体に提示する処理であ
    ることを特徴とする自動車販売支援プログラム。
  33. 【請求項33】 請求項32記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 自動車販売支援装置に対して、見積価格を送信した顧客
    から選択仕様の自動車の商談申込を受信したときに、該
    選択仕様の自動車に関する商談申込があった旨の商談申
    込情報を、該顧客により選択された販売主体に送信する
    とともに、該商談申込情報を該商談申込に係る選択仕様
    及び見積価格と対応付けて参考情報データベースに記憶
    する商談申込受付処理を実行させるようになっており、 参考情報提示処理は、上記参考情報データベースから、
    更新要求に係る仕様の自動車に関して他の販売主体の見
    積価格及び商談申込情報を読み出して、少なくとも該見
    積価格と、同じ見積価格の全提示数に対して商談申込に
    至った比率とを参考情報として更新要求を行った販売主
    体に提示する処理であることを特徴とする自動車販売支
    援プログラム。
  34. 【請求項34】 請求項32記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 参考情報提示処理は、参考情報データベースから、更新
    要求に係る仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様
    の自動車に関して他の販売主体により入力された見積価
    格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情
    報として更新要求を行った販売主体に提示する処理であ
    ることを特徴とする自動車販売支援プログラム。
  35. 【請求項35】 請求項31記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 参考情報データベースには、仕様選択処理により仕様の
    選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情
    報が記憶されており、 参考情報提示処理は、上記他銘柄自動車の相場情報の中
    から、更新要求に係る仕様に対して仕様差が所定レベル
    以下のものを選択して、該選択された他銘柄自動車の相
    場情報を参考情報として更新要求を行った販売主体に提
    示する処理であることを特徴とする自動車販売支援プロ
    グラム。
  36. 【請求項36】 顧客に自動車に関して予め設定された
    複数の仕様の中から通信回線を介して好みの仕様を選択
    させるとともに、該選択された選択仕様の自動車に関し
    て上記顧客からの見積請求に応じて見積価格を該顧客に
    送信することにより、顧客への自動車の販売をオンライ
    ン上で支援する自動車販売支援装置を制御するための自
    動車販売支援プログラムであって、 上記自動車販売支援装置は、 上記各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算出可能
    なデータを記憶するメーカ希望小売価格データベース
    と、 上記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞれが、上
    記各仕様毎の自動車の見積価格を検討するための参考情
    報を記憶する参考情報データベースと、 上記販売主体毎に上記各仕様毎の自動車の見積価格を記
    憶する見積価格データベースとを備えており、 上記自動車販売支援装置に対して、 上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該複数の
    仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、該選択
    された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記
    メーカ希望小売価格データベースに記憶されたデータに
    基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択処理と、 上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の販売主体
    の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提供を希望
    する販売主体を選択させる販売主体選択処理と、 上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動車
    の見積請求を受信したときに、該選択仕様と、上記見積
    価格データベースから読み出した、該顧客により選択さ
    れた選択販売主体における該選択仕様の自動車の見積価
    格とを、該選択販売主体に提示して、該選択仕様の自動
    車に関して新たに見積価格を該選択販売主体に入力させ
    るとともに、該入力された見積価格を、該選択販売主体
    における上記選択仕様の自動車の見積価格として上記見
    積価格データベースに更新記憶する見積価格設定処理
    と、 上記見積価格設定処理により更新記憶された、上記選択
    販売主体における上記選択仕様の自動車の見積価格を上
    記見積価格データベースから読み出して、該見積価格を
    上記見積請求を行った顧客に送信する見積価格送信処理
    と、 上記選択販売主体が上記見積価格を入力する際に、上記
    参考情報データベースから読み出した参考情報を該選択
    販売主体に提示する参考情報提示処理とを実行させるこ
    とを特徴とする自動車販売支援プログラム。
  37. 【請求項37】 請求項36記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 見積価格設定処理は、選択販売主体により入力された見
    積価格を見積価格データベースに更新記憶するととも
    に、該見積価格を選択仕様と対応付けて参考情報データ
    ベースに記憶する処理であり、 参考情報提示処理は、選択仕様の自動車に関して選択販
    売主体とは異なる他の販売主体により入力された見積価
    格を上記参考情報データベースから読み出して、少なく
    とも該見積価格を参考情報として上記選択販売主体に提
    示する処理であることを特徴とする自動車販売支援プロ
    グラム。
  38. 【請求項38】 請求項37記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 参考情報提示処理は、同一の顧客からの見積請求に対し
    て他の販売主体により入力された見積価格については、
    選択販売主体への参考情報としての提示を禁止する処理
    であることを特徴とする自動車販売支援プログラム。
  39. 【請求項39】 請求項37記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 自動車販売支援装置に対して、見積価格を送信した顧客
    から選択仕様の自動車の商談申込を受信したときに、該
    選択仕様の自動車に関する商談申込があった旨の商談申
    込情報を、該顧客により選択された選択販売主体に送信
    するとともに、該商談申込情報を該商談申込に係る選択
    仕様及び見積価格と対応付けて参考情報データベースに
    記憶する商談申込受付処理を実行させるようになってお
    り、 参考情報提示処理は、上記参考情報データベースから、
    選択仕様の自動車に関して他の販売主体の見積価格及び
    商談申込情報を読み出して、少なくとも該見積価格と、
    同じ見積価格の全提示数に対して商談申込に至った比率
    とを参考情報として選択販売主体に提示する処理である
    ことを特徴とする自動車販売支援プログラム。
  40. 【請求項40】 請求項37記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 参考情報提示処理は、参考情報データベースから、選択
    仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様の自動車に
    関して他の販売主体により入力された見積価格を読み出
    すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情報として選
    択販売主体に提示する処理であることを特徴とする自動
    車販売支援プログラム。
  41. 【請求項41】 請求項36記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 参考情報データベースには、仕様選択処理により仕様の
    選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情
    報が記憶されており、 参考情報提示処理は、上記他銘柄自動車の相場情報の中
    から、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下のもの
    を選択して、該選択された他銘柄自動車の相場情報を参
    考情報として選択販売主体に提示する処理であることを
    特徴とする自動車販売支援プログラム。
  42. 【請求項42】 顧客に自動車に関して予め設定された
    複数の仕様の中から通信回線を介して好みの仕様を選択
    させるとともに、該選択された選択仕様の自動車に関し
    て上記顧客からの見積請求に応じて見積価格を該顧客に
    送信することにより、顧客への自動車の販売をオンライ
    ン上で支援する自動車販売支援装置を制御するための自
    動車販売支援プログラムであって、 上記自動車販売支援装置は、 上記各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算出可能
    なデータを記憶するメーカ希望小売価格データベース
    と、 上記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞれが、上
    記各仕様毎の自動車の見積価格を検討するための参考情
    報を記憶する参考情報データベースとを備えており、 上記自動車販売支援装置に対して、 上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該複数の
    仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、該選択
    された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記
    メーカ希望小売価格データベースに記憶されたデータに
    基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択処理と、 上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の販売主体
    の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提供を希望
    する販売主体を選択させる販売主体選択処理と、 上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動車
    の見積請求を受信したときに、該選択仕様を該顧客によ
    り選択された選択販売主体に提示して、該選択仕様の自
    動車に関して見積価格を該選択販売主体に入力させる見
    積価格設定処理と、 上記選択販売主体により入力された見積価格を、上記見
    積請求を行った顧客に送信する見積価格送信処理と、 上記選択販売主体が上記見積価格を入力する際に、上記
    参考情報データベースから読み出した参考情報を該選択
    販売主体に提示する参考情報提示処理とを実行させるこ
    とを特徴とする自動車販売支援プログラム。
  43. 【請求項43】 請求項42記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 見積価格設定処理は、選択販売主体により入力された見
    積価格を、選択仕様と対応付けて参考情報データベース
    に記憶する処理であり、 参考情報提示処理は、選択仕様の自動車に関して選択販
    売主体とは異なる他の販売主体により入力された見積価
    格を上記参考情報データベースから読み出して、少なく
    とも該見積価格を参考情報として選択販売主体に提示す
    る処理であることを特徴とする自動車販売支援プログラ
    ム。
  44. 【請求項44】 請求項43記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 参考情報提示処理は、同一の顧客からの見積請求に対し
    て他の販売主体により入力された見積価格については、
    選択販売主体への参考情報としての提示を禁止する処理
    であることを特徴とする自動車販売支援プログラム。
  45. 【請求項45】 請求項43記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 自動車販売支援装置に対して、見積価格を送信した顧客
    から選択仕様の自動車の商談申込を受信したときに、該
    選択仕様の自動車に関する商談申込があった旨の商談申
    込情報を、該顧客により選択された選択販売主体に送信
    するとともに、該商談申込情報を該商談申込に係る選択
    仕様及び見積価格と対応付けて参考情報データベースに
    記憶する商談申込受付処理を実行させるようになってお
    り、 参考情報提示処理は、上記参考情報データベースから、
    選択仕様の自動車に関して他の販売主体の見積価格及び
    商談申込情報を読み出して、少なくとも該見積価格と、
    同じ見積価格の全提示数に対して商談申込に至った比率
    とを参考情報として選択販売主体に提示する処理である
    ことを特徴とする自動車販売支援プログラム。
  46. 【請求項46】 請求項43記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 参考情報提示処理は、参考情報データベースから、選択
    仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様の自動車に
    関して他の販売主体により入力された見積価格を読み出
    すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情報として選
    択販売主体に提示する処理であることを特徴とする自動
    車販売支援プログラム。
  47. 【請求項47】 請求項42記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 参考情報データベースには、仕様選択処理により仕様の
    選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情
    報が記憶されており、 参考情報提示処理は、上記他銘柄自動車の相場情報の中
    から、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下のもの
    を選択して、該選択された他銘柄自動車の相場情報を参
    考情報として選択販売主体に提示する処理であることを
    特徴とする自動車販売支援プログラム。
  48. 【請求項48】 請求項42記載の自動車販売支援プロ
    グラムにおいて、 自動車販売支援装置は、販売主体毎に各仕様毎の自動車
    の見積価格を記憶する見積価格データベースを備えてお
    り、 見積価格設定処理は、顧客から該顧客により選択された
    選択仕様の自動車の見積請求を受信したときに、該選択
    仕様と、上記見積価格データベースから読み出した、該
    顧客により選択された選択販売主体における該選択仕様
    の自動車の見積価格とを、該選択販売主体に提示する処
    理であることを特徴とする自動車販売支援プログラム。
  49. 【請求項49】 顧客に自動車に関して予め設定された
    複数の仕様の中から通信回線を介して好みの仕様を選択
    させるとともに、該選択された選択仕様の自動車に関し
    て上記顧客からの見積請求に応じて見積価格を該顧客に
    送信することにより、顧客への自動車の販売をオンライ
    ン上で支援するための自動車販売支援方法であって、 予め、上記各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算
    出可能なデータを記憶するメーカ希望小売価格データベ
    ースと、上記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞ
    れが、上記各仕様毎の自動車の見積価格を検討するため
    の参考情報を記憶する参考情報データベースと、上記販
    売主体毎に上記各仕様毎の自動車の見積価格を記憶する
    見積価格データベースとを設けておき、 上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該複数の
    仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、該選択
    された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記
    メーカ希望小売価格データベースに記憶されたデータに
    基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択ステップ
    と、 上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の販売主体
    の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提供を希望
    する販売主体を選択させる販売主体選択ステップと、 上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動車
    の見積請求を受信したときに、該顧客により選択された
    販売主体における該選択仕様の自動車の見積価格を上記
    見積価格データベースから読み出して、該見積価格を上
    記見積請求を行った顧客に送信する見積価格送信ステッ
    プと、 上記販売主体からの見積価格更新要求に応じて、上記見
    積価格データベースから読み出した、該販売主体におけ
    る該更新要求に係る仕様の自動車の見積価格を該販売主
    体に提示して、該仕様の自動車に関して新たに見積価格
    を該販売主体に入力させるとともに、該入力された見積
    価格を、該販売主体が上記顧客により選択されたときに
    上記見積価格送信ステップで該顧客に送信される見積価
    格として上記見積価格データベースに更新記憶する見積
    価格設定ステップと、 上記更新要求を行った販売主体が上記見積価格を入力す
    る際に、上記参考情報データベースから読み出した参考
    情報を該更新要求を行った販売主体に提示する参考情報
    提示ステップとを含むことを特徴とする自動車販売支援
    方法。
  50. 【請求項50】 請求項49記載の自動車販売支援方法
    おいて、 見積価格設定ステップは、更新要求を行った販売主体に
    より入力された見積価格を見積価格データベースに更新
    記憶するとともに、該見積価格を更新要求に係る仕様と
    対応付けて参考情報データベースに記憶するステップで
    あり、 参考情報提示ステップは、更新要求に係る仕様の自動車
    に関して該更新要求を行った販売主体とは異なる他の販
    売主体により入力された見積価格を上記参考情報データ
    ベースから読み出して、少なくとも該見積価格を参考情
    報として上記更新要求を行った販売主体に提示するステ
    ップであることを特徴とする自動車販売支援方法。
  51. 【請求項51】 請求項50記載の自動車販売支援方法
    において、 見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動車の商談申
    込を受信したときに、該選択仕様の自動車に関する商談
    申込があった旨の商談申込情報を、該顧客により選択さ
    れた販売主体に送信するとともに、該商談申込情報を該
    商談申込に係る選択仕様及び見積価格と対応付けて参考
    情報データベースに記憶する商談申込受付ステップを含
    み、 参考情報提示ステップは、上記参考情報データベースか
    ら、更新要求に係る仕様の自動車に関して他の販売主体
    の見積価格及び商談申込情報を読み出して、少なくとも
    該見積価格と、同じ見積価格の全提示数に対して商談申
    込に至った比率とを参考情報として更新要求を行った販
    売主体に提示するステップであることを特徴とする自動
    車販売支援方法。
  52. 【請求項52】 請求項50記載の自動車販売支援方法
    において、 参考情報提示ステップは、参考情報データベースから、
    更新要求に係る仕様に対して仕様差が所定レベル以下の
    仕様の自動車に関して他の販売主体により入力された見
    積価格を読み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参
    考情報として更新要求を行った販売主体に提示するステ
    ップであることを特徴とする自動車販売支援方法。
  53. 【請求項53】 請求項49記載の自動車販売支援方法
    において、 参考情報データベースには、仕様選択ステップで仕様の
    選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情
    報が記憶されており、 参考情報提示ステップは、上記他銘柄自動車の相場情報
    の中から、更新要求に係る仕様に対して仕様差が所定レ
    ベル以下のものを選択して、該選択された他銘柄自動車
    の相場情報を参考情報として更新要求を行った販売主体
    に提示するステップであることを特徴とする自動車販売
    支援方法。
  54. 【請求項54】 顧客に自動車に関して予め設定された
    複数の仕様の中から通信回線を介して好みの仕様を選択
    させるとともに、該選択された選択仕様の自動車に関し
    て上記顧客からの見積請求に応じて見積価格を該顧客に
    送信することにより、顧客への自動車の販売をオンライ
    ン上で支援するための自動車販売支援方法であって、 予め、上記各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算
    出可能なデータを記憶するメーカ希望小売価格データベ
    ースと、上記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞ
    れが、上記各仕様毎の自動車の見積価格を検討するため
    の参考情報を記憶する参考情報データベースと、上記販
    売主体毎に上記各仕様毎の自動車の見積価格を記憶する
    見積価格データベースとを設けておき、 上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該複数の
    仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、該選択
    された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記
    メーカ希望小売価格データベースに記憶されたデータに
    基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択ステップ
    と、 上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の販売主体
    の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提供を希望
    する販売主体を選択させる販売主体選択ステップと、 上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動車
    の見積請求を受信したときに、該選択仕様と、上記見積
    価格データベースから読み出した、該顧客により選択さ
    れた選択販売主体における該選択仕様の自動車の見積価
    格とを、該選択販売主体に提示して、該選択仕様の自動
    車に関して新たに見積価格を該選択販売主体に入力させ
    るとともに、該入力された見積価格を、該選択販売主体
    における上記選択仕様の自動車の見積価格として上記見
    積価格データベースに更新記憶する見積価格設定ステッ
    プと、 上記見積価格設定ステップで更新記憶された、上記選択
    販売主体における上記選択仕様の自動車の見積価格を上
    記見積価格データベースから読み出して、該見積価格を
    上記見積請求を行った顧客に送信する見積価格送信ステ
    ップと、 上記選択販売主体が上記見積価格を入力する際に、上記
    参考情報データベースから読み出した参考情報を該選択
    販売主体に提示する参考情報提示ステップとを含むこと
    を特徴とする自動車販売支援方法。
  55. 【請求項55】 請求項54記載の自動車販売支援方法
    において、 見積価格設定ステップは、選択販売主体により入力され
    た見積価格を見積価格データベースに更新記憶するとと
    もに、該見積価格を選択仕様と対応付けて参考情報デー
    タベースに記憶するステップであり、 参考情報提示ステップは、選択仕様の自動車に関して選
    択販売主体とは異なる他の販売主体により入力された見
    積価格を上記参考情報データベースから読み出して、少
    なくとも該見積価格を参考情報として上記選択販売主体
    に提示するステップであることを特徴とする自動車販売
    支援方法。
  56. 【請求項56】 請求項55記載の自動車販売支援方法
    において、 参考情報提示ステップは、同一の顧客からの見積請求に
    対して他の販売主体により入力された見積価格について
    は、選択販売主体への参考情報としての提示を禁止する
    ステップであることを特徴とする自動車販売支援方法。
  57. 【請求項57】 請求項55記載の自動車販売支援方法
    において、 見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動車の商談申
    込を受信したときに、該選択仕様の自動車に関する商談
    申込があった旨の商談申込情報を、該顧客により選択さ
    れた選択販売主体に送信するとともに、該商談申込情報
    を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と対応付けて
    参考情報データベースに記憶する商談申込受付ステップ
    を含み、 参考情報提示ステップは、上記参考情報データベースか
    ら、選択仕様の自動車に関して他の販売主体の見積価格
    及び商談申込情報を読み出して、少なくとも該見積価格
    と、同じ見積価格の全提示数に対して商談申込に至った
    比率とを参考情報として選択販売主体に提示するステッ
    プであることを特徴とする自動車販売支援方法。
  58. 【請求項58】 請求項55記載の自動車販売支援方法
    において、 参考情報提示ステップは、参考情報データベースから、
    選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様の自動
    車に関して他の販売主体により入力された見積価格を読
    み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情報とし
    て選択販売主体に提示するステップであることを特徴と
    する自動車販売支援方法。
  59. 【請求項59】 請求項54記載の自動車販売支援方法
    において、 参考情報データベースには、仕様選択ステップで仕様の
    選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情
    報が記憶されており、 参考情報提示ステップは、上記他銘柄自動車の相場情報
    の中から、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下の
    ものを選択して、該選択された他銘柄自動車の相場情報
    を参考情報として選択販売主体に提示するステップであ
    ることを特徴とする自動車販売支援方法。
  60. 【請求項60】 顧客に自動車に関して予め設定された
    複数の仕様の中から通信回線を介して好みの仕様を選択
    させるとともに、該選択された選択仕様の自動車に関し
    て上記顧客からの見積請求に応じて見積価格を該顧客に
    送信することにより、顧客への自動車の販売をオンライ
    ン上で支援するための自動車販売支援方法であって、 予め、上記各仕様毎の自動車のメーカ希望小売価格を算
    出可能なデータを記憶するメーカ希望小売価格データベ
    ースと、上記自動車を販売する複数の販売主体のそれぞ
    れが、上記各仕様毎の自動車の見積価格を検討するため
    の参考情報を記憶する参考情報データベースとを設けて
    おき、 上記顧客に上記自動車の複数の仕様を提示して該複数の
    仕様の中から好みの仕様を選択させるとともに、該選択
    された選択仕様の自動車のメーカ希望小売価格を、上記
    メーカ希望小売価格データベースに記憶されたデータに
    基づき算出して上記顧客に提示する仕様選択ステップ
    と、 上記顧客に複数の販売主体を提示して該複数の販売主体
    の中から上記選択仕様の自動車の見積価格の提供を希望
    する販売主体を選択させる販売主体選択ステップと、 上記顧客から該顧客により選択された選択仕様の自動車
    の見積請求を受信したときに、該選択仕様を該顧客によ
    り選択された選択販売主体に提示して、該選択仕様の自
    動車に関して見積価格を該選択販売主体に入力させる見
    積価格設定ステップと、 上記選択販売主体により入力された見積価格を、上記見
    積請求を行った顧客に送信する見積価格送信ステップ
    と、 上記選択販売主体が上記見積価格を入力する際に、上記
    参考情報データベースから読み出した参考情報を該選択
    販売主体に提示する参考情報提示ステップとを含むこと
    を特徴とする自動車販売支援方法。
  61. 【請求項61】 請求項60記載の自動車販売支援方法
    において、 見積価格設定ステップは、選択販売主体により入力され
    た見積価格を、選択仕様と対応付けて参考情報データベ
    ースに記憶するステップであり、 参考情報提示ステップは、選択仕様の自動車に関して選
    択販売主体とは異なる他の販売主体により入力された見
    積価格を上記参考情報データベースから読み出して、少
    なくとも該見積価格を参考情報として上記選択販売主体
    に提示するステップであることを特徴とする自動車販売
    支援方法。
  62. 【請求項62】 請求項61記載の自動車販売支援方法
    において、 参考情報提示ステップは、同一の顧客からの見積請求に
    対して他の販売主体により入力された見積価格について
    は、選択販売主体への参考情報としての提示を禁止する
    ステップであることを特徴とする自動車販売支援方法。
  63. 【請求項63】 請求項61記載の自動車販売支援方法
    において、 見積価格を送信した顧客から選択仕様の自動車の商談申
    込を受信したときに、該選択仕様の自動車に関する商談
    申込があった旨の商談申込情報を、該顧客により選択さ
    れた選択販売主体に送信するとともに、該商談申込情報
    を該商談申込に係る選択仕様及び見積価格と対応付けて
    参考情報データベースに記憶する商談申込受付ステップ
    を含み、 参考情報提示ステップは、上記参考情報データベースか
    ら、選択仕様の自動車に関して他の販売主体の見積価格
    及び商談申込情報を読み出して、少なくとも該見積価格
    と、同じ見積価格の全提示数に対して商談申込に至った
    比率とを参考情報として選択販売主体に提示するステッ
    プであることを特徴とする自動車販売支援方法。
  64. 【請求項64】 請求項61記載の自動車販売支援方法
    において、 参考情報提示ステップは、参考情報データベースから、
    選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下の仕様の自動
    車に関して他の販売主体により入力された見積価格を読
    み出すとともに、該見積価格と仕様差とを参考情報とし
    て選択販売主体に提示するステップであることを特徴と
    する自動車販売支援方法。
  65. 【請求項65】 請求項60記載の自動車販売支援方法
    において、 参考情報データベースには、仕様選択ステップで仕様の
    選択を受付ける自動車とは異なる他銘柄自動車の相場情
    報が記憶されており、 参考情報提示ステップは、上記他銘柄自動車の相場情報
    の中から、選択仕様に対して仕様差が所定レベル以下の
    ものを選択して、該選択された他銘柄自動車の相場情報
    を参考情報として選択販売主体に提示するステップであ
    ることを特徴とする自動車販売支援方法。
  66. 【請求項66】 請求項60記載の自動車販売支援方法
    において、 予め、メーカ希望小売価格データベース及び参考情報デ
    ータベースに加えて、販売主体毎に各仕様毎の自動車の
    見積価格を記憶する見積価格データベースを設けてお
    き、 見積価格設定ステップは、顧客から該顧客により選択さ
    れた選択仕様の自動車の見積請求を受信したときに、該
    選択仕様と、上記見積価格データベースから読み出し
    た、該顧客により選択された選択販売主体における該選
    択仕様の自動車の見積価格とを、該選択販売主体に提示
    するステップであることを特徴とする自動車販売支援方
    法。
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