JP2003173369A - 飲食店舗における配膳管理方法と配膳管理システム - Google Patents

飲食店舗における配膳管理方法と配膳管理システム

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JP2003173369A
JP2003173369A JP2001371027A JP2001371027A JP2003173369A JP 2003173369 A JP2003173369 A JP 2003173369A JP 2001371027 A JP2001371027 A JP 2001371027A JP 2001371027 A JP2001371027 A JP 2001371027A JP 2003173369 A JP2003173369 A JP 2003173369A
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serving
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drink
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Katsushi Miyake
克史 三宅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配膳する料理や飲食物種別を自動認識する、
あるいは配膳が完了したオーダメニューを自動消込処理
するなどして入力ミスや入力漏れや配膳ミスが発生し難
い効率的な配膳管理方法と配膳管理システムを提供す
る。 【解決手段】 オーダや配膳を管理するオーダ管理手段
21と配膳管理手段22とオーダデータファイル23と
を有するOEコントローラ2と、オーダ処理手段31と
厨房管理手段32とICデータ読書手段37操作入力手
段34とを有する厨房端末3と、バーコードやICチッ
プ等を有する配膳皿7と、食器種別を検出する食器種別
検出手段51と飲食物種別を検出する飲食種別検出手段
52と判断データ記憶手段54と操作入力手段55と配
膳を通知する配膳通知手段53とを有する料理認識装置
5と、ICデータ読書手段15と飲食種別解読手段17
と配膳完了通知手段17とを有するハンディOE端末1
とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】厨房を有する飲食サービス店
舗におけるオーダメニューの受付、調理及び配膳の管理
システムに関わり、より詳細には厨房に配膳する料理の
認識装置を追加設置して配膳メニュー認識の自動処理を
行う配膳管理方法と配膳管理システムに係わる。
【0002】
【従来の技術】図1、図2に示す本発明による飲食店舗
における配膳管理システムの第一ないし第三の実施例の
システム構成図の一部を流用して従来技術の動作と問題
点を説明する。顧客のオーダメニューを受付入力し、該
オーダメニューを無線送信するハンディOE端末1と、
店舗内に敷設された構内通信回線Nと、オーダメニュー
を無線受信し構内通信回線Nに中継送信する無線通信端
末4と、オーダメニューを受信登録すると共に厨房に設
置された厨房端末3にオーダ内容を通知するOEコント
ローラ2と、サービス料金の精算及び売上処理を行うP
OS端末6とで基本構成される飲食サービス店舗システ
ムを利用している。接客係員はハンディOE端末1を用
いて顧客のオーダを受付け、該オーダデータは無線通信
端末4及び構内通信回線Nを経由してOEコントローラ
2に通知される。OEコントローラ2のオーダ管理手段
21は該オーダデータをオーダデータファイル23に受
付登録すると共に厨房端末3に調理指示を行う。
【0003】 厨房端末3は、調理指示と添付された該
オーダデータを受付ると共に伝票発行部31bおよびプ
リンタ部30を介してオーダ伝票を印刷発行する。表示
部35が設置されたシステムにあっては、調理指示が表
示出力される。厨房係員はオーダ伝票に基づいて所定の
料理メニューを調理し、調理が完了すると操作入力手段
34より調理完了を入力すると共に未調理のオーダ消込
操作を行う。配膳指示は、厨房管理手段32が図示して
いない表示装置を用いて接客係員に指示する。接客係員
は、配膳皿の料理及び飲料物とオーダ伝票とを客席に配
膳する。この際、オーダ伝票に記載されたオーダメニュ
ーと実際の料理メニューとを確認すると共に不足分は再
度追加して配膳する。
【0004】 厨房においては、オーダ内容とオーダを
受けてからの経過時間を考慮しながら調理を行い、調理
完了と同時に操作入力手段34から対象メニューを選択
してのオーダ消込操作か、画面をタッチしてオーダ消込
操作かを行っている。この方法では操作が煩雑であるた
め、特に繁忙時間帯には入力ミスや入力漏れが発生し易
く、衛生面でも好ましくないと云った問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した問題点
に鑑み、本発明は飲食サービス店舗システムにおいて、
配膳する料理種別を自動認識する、あるいは配膳の完了
したオーダメニューを自動消込処理するなどして、入力
ミスや入力漏れや配膳ミスが発生し難い効率的な配膳管
理方法と配膳管理システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、厨房を有する飲食サービス店舗に設置さ
れ、店舗内の機器を通信接続する構内通信回線と、顧客
のオーダメニューを受付入力し、受付入力した前記オー
ダメニューデータを前記構内通信回線を介して送受信す
るハンディOE( オーダエントリ)端末と、前記構内通
信回線を経由して受信した前記オーダメニューデータを
受付登録すると共に前記厨房に設置された厨房端末にオ
ーダ内容を通知するオーダエントリーコントローラ(以
下 OEコントローラと略称する)と、サービス料金の
精算及び売上処理を行うPOS端末とで基本構成される
飲食サービス店舗システム環境で、前記OEコントロー
ラは、前記構内通信回線を経由して受信した前記オーダ
メニューデータのオーダ内容に基づいて前記厨房端末に
調理指示を行うと共に該オーダ内容を受付登録するオー
ダ管理手段と、受付登録したオーダ内容に基づいて調理
済飲食物の配膳管理を行う配膳管理手段と、前記オーダ
メニューデータおよび配膳管理データを記憶するオーダ
データファイルとを備え、前記厨房端末は、前記構内通
信回線に通信接続され、前記OEコントローラからの調
理指示に基づき調理オーダを受付けると共に調理完了時
に調理完了または配膳指示の操作入力を行う操作入力手
段を備え、調理済の所定の料理や飲食物を盛付けもしく
は載置する所定の配膳皿と、前記構内通信回線に通信接
続され、所定の料理や飲食物を盛付けもしくは載置され
た所定の配膳皿を撮像入力した画像データより形状・寸
法などに基づいて食器の種別を検出する食器種別検出手
段と、検出された前記所定の配膳皿の形状・寸法や前記
画像データと料理メニューに登録された食器種別データ
や飲食種別データとを比較演算して料理や飲料物の種別
を検出して飲食物種別を特定する飲食種別検出手段と、
前記比較演算に用いる判断データを記憶している判断デ
ータ記憶手段と、配膳の完了を入力する操作入力手段
と、前記OEコントローラの前記配膳管理手段より配膳
指示を受付けると共に配膳の完了した配膳完了メニュー
を通知する配膳通知手段とを有する料理認識装置とを設
けて構成する配膳管理システムを用いて、調理済の所定
の料理や飲食物などの飲食種別データと前記所定の料理
や飲食物などが盛付けもしくは載置された画像データや
前記所定の配膳皿の形状・寸法などの食器種別データと
のそれぞれ対応する関係を、前記料理認識装置の前記判
断データ記憶手段に予め記憶登録しておく段階と、調理
済の料理や飲食物を所定の配膳皿に盛付けもしくは載置
し、前記厨房端末の前記操作入力手段より調理の完了も
しくは配膳指示を入力する段階と、前記厨房端末からの
調理の完了もしくは配膳指示に基づいて、該配膳皿を前
記料理認識装置の前記食器種別検出手段に呈示する段階
と、前記食器種別検出手段が、呈示された前記配膳皿を
撮像入力した画像データより形状・寸法などを抽出演算
して食器種別を検出する段階と、前記料理認識装置の前
記飲食種別検出手段が、前記食器種別検出手段で撮像し
た画像データや検出した食器種別データと前記判断デー
タ記憶手段に登録されている料理の画像データや食器種
別データや飲食種別データとを比較演算して飲食物種別
を検出判断する段階と、前記料理認識装置の前記配膳通
知手段が、前記飲食種別検出手段での該飲食物種別の検
出結果に基づいて、配膳の完了した配膳完了メニューを
前記OEコントローラの前記配膳管理手段に通知する段
階とで構成する。
【0007】 前記OEコントローラの前記配膳管理手
段が、前記料理認識装置の前記配膳通知手段から受信し
た配膳完了メニューの通知に基づき、顧客毎の全ての配
膳が完了した最終配膳データを前記オーダ管理手段に通
知する段階を追加した。
【0008】 前記食器種別検出手段での食器種別の検
出方法を、前記配膳皿の丸、四角などの所定形状を抽出
すると共に各辺寸法や直径などの所定寸法を計測し食器
種別を抽出演算する方法、または前記配膳皿の色彩に基
づき食器種別を抽出演算する方法、または前記配膳皿に
印刷、貼付もしくは焼付けられたバーコードもしくは二
次元コードなどのコード表示に基づき食器種別を抽出演
算する方法とする。
【0009】 前記配膳皿は、同記配膳皿に装着もしく
は添着された無線接続によるデータ送受信インタフェー
スが可能なICチップを備え、前記食器種別検出手段で
の食器種別の検出方法を、前記ICチップに記憶された
食器種別データを検出して食器種別を抽出する方法とす
る。
【0010】 前記飲食種別検出手段での飲食物種別の
検出方法を、前記食器種別検出手段が撮像入力した画像
データより料理の特徴画像を抽出して前記判断データ記
憶手段に登録されている特徴画像とを比較演算して対応
する飲食物種別を検出判断する方法とする、または前記
食器種別検出手段が検出した画像データ、配膳皿形状デ
ータ、色彩データ、バーコードや二次元コードなどを解
読したコードデータ、もしくは前記ICチップに書込ま
れた食器種別データと前記判断データ記憶手段に登録さ
れている画像データ、食器種別データ、もしくは飲食種
別データとを比較演算して対応する飲食物種別を検出判
断する方法とする、または前記配膳皿に装着もしくは添
着された前記ICチップは飲食物種別データを予め書込
み記憶可能とし、前記ICチップに書込み記憶された前
記飲食種別データを解読することにより飲食物種別を検
出判断する方法とする。
【0011】 前記厨房端末は、前記ICチップと無線
接続によるデータ送受信インタフェースを可能とすると
ともに、調理の終了時に前記配膳皿に盛付けもしくは載
置される飲食物の飲食種別データを前記ICチップに書
込むようにした。
【0012】 前記ハンディOE端末は、前記ICチッ
プに記憶されるICデータの読書きを行うICデータ読
書手段と、読出した前記ICデータの内容から料理や飲
料物の種別を解読する飲食種別解読手段と、解読した飲
食種別データに基づいて前記専用通信回線を介して配膳
完了の通知を行う配膳完了通知手段とを備え、前記ハン
ディOE端末は、顧客のテーブルに受付けたオーダに対
応する料理や飲食物を配膳した時点で前記OEコントロ
ーラに配膳完了の通知を行うようにした。
【0013】 厨房を有する飲食サービス店舗に設置さ
れ、店舗内の機器を通信接続する構内通信回線と、顧客
のオーダメニューを受付入力し、受付入力した前記オー
ダメニューデータを前記構内通信回線を介して送受信す
るハンディOE端末と、前記構内通信回線を経由して受
信した前記オーダメニューデータを受付登録すると共に
前記厨房に設置された厨房端末にオーダ内容を通知する
OEコントローラと、サービス料金の精算及び売上処理
を行うPOS端末とで基本構成される飲食サービス店舗
システム環境で、前記OEコントローラは、前記構内通
信回線を経由して受信した前記オーダメニューデータの
オーダ内容に基づいて前記厨房端末に調理指示を行うと
共に該オーダ内容を受付登録するオーダ管理手段と、受
付登録したオーダ内容に基づいて調理済飲食物の配膳管
理を行う配膳管理手段と、前記オーダメニューデータお
よび配膳管理データを記憶するオーダデータファイルと
を備え、前記配膳皿は、調理済の所定の料理や飲食物を
盛付けもしくは載置するとともに、盛付けもしくは載置
された料理の種別を書込み記憶可能とするICチップを
装着または添付され、前記厨房端末は、前記構内通信回
線に通信接続され、前記OEコントローラからの調理指
示に基づき調理オーダを受付けると共に調理完了時に調
理完了または配膳指示の操作入力を行う操作入力手段
と、前記ICチップの内容の読出し、および盛付けもし
くは載置された料理の種別や内容などのICデータの書
込みを行うICデータ読書手段とを備え、前記ハンディ
OE端末は、前記構内通信回線に通信接続され、前記所
定の配膳皿に装着または添付された前記ICチップの内
容の読み書きを行うICデータ読書手段と、前記ICチ
ップの内容を読み出して料理や飲料物の種別を解読する
飲食種別解読手段と、配膳の完了を入力する操作入力手
段と、前記OEコントローラの前記配膳管理手段より配
膳指示を受付けると共に配膳の完了した配膳完了メニュ
ーを通知する配膳完了通知手段とを備えた配膳管理シス
テムを用いて、前記厨房端末の前記操作入力手段によ
り、調理の完了時に盛付けもしくは載置された飲食物の
飲食物種別を入力する段階と、入力された飲食物の飲食
物種別を前記配膳皿の前記ICチップに書込むととも
に、調理の完了もしくは配膳指示の操作を行う段階と、
前記ハンディOE端末が、前記配膳皿に装着または貼付
された前記ICチップからICデータを読み出して飲食
物の種別や内容を解読する段階と、前記ハンディOE端
末が解読した前記ICデータの内容や前記OEコントロ
ーラからの配膳指示に基づいて、所定のテーブルに配膳
する段階と、前記ハンディOE端末が、配膳の完了した
配膳完了メニューを前記OEコントローラの前記配膳管
理手段に通知する段階とで構成する。
【0014】 前記厨房端末は、前記所定の配膳皿を撮
像入力した画像データより形状・寸法などに基づいて食
器種別を検出する食器種別検出手段と、検出された前記
所定の配膳皿の形状・寸法や前記画像データと料理メニ
ューに登録された食器種別データや飲食種別データとを
比較演算して料理や飲料物の種別を検出して飲食物種別
を特定する飲食種別検出手段と、前記比較演算に用いる
判断データを記憶している判断データ記憶手段とを有す
る料理認識装置が接続または通信接続され、調理済の所
定の料理や飲食物などの飲食種別データと前記所定の料
理や飲食物などが盛付けもしくは載置される所定の配膳
皿の形状・寸法などの食器種別データとのそれぞれ対応
する関係を、前記料理認識装置の前記判断データ記憶手
段に予め記憶登録しておく段階と、調理の完了時に料理
や飲食物などが盛付けもしくは載置された前記配膳皿を
前記料理認識装置の前記食器種別検出手段に呈示する段
階と、前記食器種別検出手段が、呈示された前記配膳皿
の画像データより形状・寸法などを抽出演算して食器種
別を検出する段階と、前記料理認識装置の前記飲食種別
検出手段が、前記食器種別検出手段で検出した料理の画
像データや食器種別データと前記判断データ記憶手段に
登録されている料理の画像データや食器種別データや飲
食種別データとを比較演算して飲食物の飲食物種別を検
出判断する段階とを追加した。
【0015】 前記OEコントローラの前記配膳管理手
段は、料理や飲食物などの配膳先を前記ハンディOE端
末に指示する、もしくは前記ハンディOE端末からの問
い合わせに対して配膳先の回答を行うようにした。
【0016】 前記厨房端末が、前記OEコントローラ
の前記配膳管理手段の指示に基づいて調理の完了した料
理や飲食物の配膳先を前記ICチップに書き込むととも
に、前記ハンディOE端末が前記ICチップに書き込ま
れた配膳先を検出して配膳するようにした。
【0017】 厨房を有する飲食サービス店舗に設置さ
れ、店舗内の機器を通信接続する構内通信回線と、顧客
のオーダメニューを受付入力し、受付入力した前記オー
ダメニューデータを前記構内通信回線を介して送受信す
るハンディOE端末と、前記構内通信回線を経由して受
信した前記オーダメニューデータを受付登録すると共に
前記厨房に設置された厨房端末にオーダ内容を通知する
OEコントローラと、サービス料金の精算及び売上処理
を行うPOS端末とで基本構成される飲食サービス店舗
システム環境で、前記OEコントローラは、前記構内通
信回線との通信接続制御を行う通信制御手段と、オーダ
メニューを受付けるオーダ受付部と該オーダ内容を登録
管理するオーダ管理部と該オーダ内容に基づいて前記厨
房端末に調理指示を行う厨房指示部と配膳が完了したオ
ーダを配膳完了オーダとして登録する完了オーダ登録部
とを有するオーダ管理手段と、受付登録したオーダ内容
に基づいて配膳指令を行う配膳指令部と調理済飲食物の
配膳管理を行う配膳管理部と配膳完了メニューデータに
基づき未配膳データの消込みを行う配膳消込部とを有す
る配膳管理手段と、前記オーダメニューデータおよび配
膳管理データを記憶するオーダデータファイルとからな
り、前記厨房端末は、前記構内通信回線との通信制御を
行う通信制御手段と、前記OEコントローラからの調理
指示に基づき調理オーダを受付けるオーダ受付部を有す
るオーダ処理手段と、厨房内の調理工程を管理する厨房
管理部と調理完了を通知する調理完了通知部と調理完了
通知に基づき配膳指示を行う配膳指示部とを有する厨房
管理手段と、調理完了時に調理完了または配膳指示の操
作入力を行う操作入力手段とからなり、調理済の所定の
料理や飲食物を盛付けもしくは載置する所定の配膳皿
と、前記構内通信回線に通信接続する通信制御手段と、
前記配膳皿を撮像し画像データを生成する撮像部と前記
画像データより配膳皿の特徴画像データを抽出する画像
抽出部と該特徴画像データより画像の形状、寸法などの
形状抽出データを抽出演算する形状抽出演算部と該形状
抽出データに基づき食器種別を判断する食器種別判断部
とを有する食器種別検出手段と、該食器種別検出手段が
抽出した特徴画像データより料理もしくは飲料物の形
状、寸法などの料理形状抽出データと料理メニューに登
録された料理形状抽出データとの相関データを比較演算
する形状比較演算部と該相関データに基づいて料理種別
を判断する料理種別判断部と単独もしくは複数の構成料
理種別よりメニュー種別を判断するメニュー判断部とを
有する飲食種別検出手段と、食器種別データを記憶登録
している食器データファイルと料理種別データを記憶登
録している料理データファイルとメニューデータを記憶
登録しているメニューデータファイルとを有する判断デ
ータ記憶手段と、配膳完了を入力する操作入力手段と、
前記配膳管理手段より配膳指示を受付ける配膳指示受付
部と配膳完了入力に基づき配膳済の配膳完了メニューを
前記OEコントローラに通知する配膳完了メニュー通知
部とを有する配膳通知手段とからなる料理認識装置とを
設けて構成する。
【0018】 前記食器種別検出手段に、前記特徴画像
データより色彩抽出データを抽出演算する色彩抽出演算
部を追加設置する、もしくは前記特徴画像データよりバ
ーコードを抽出し、バーコードデータを復調するバーコ
ード復調部、もしくは前記特徴画像データより二次元コ
ードを抽出し、二次元コードデータを復調する二次元コ
ード復調部を追加設置する。
【0019】 前記飲食種別検出手段に、前記食器種別
検出手段が抽出した料理もしくは飲料物の特徴画像デー
タと料理メニューに登録された料理毎の特徴画像データ
との相関データを比較演算する画像比較演算部を追加設
置する、もしくは前記バーコード復調部が復調したバー
コードデータより飲食種別データを解読するバーコード
解読部、もしくは前記二次元コード復調部が復調した二
次元コードデータより飲食種別データを解読する二次元
コード解読部を追加設置する、もしくは前記食器種別検
出手段が抽出した特徴画像データより料理もしくは飲料
物の色彩抽出データと料理メニューに登録された料理色
彩抽出データとの相関データを比較演算する色彩比較演
算部を追加設置する。
【0020】 前記配膳皿は、同記配膳皿に無線接続に
よるデータ送受信インタフェースが可能なICチップが
装着もしくは添着される、または前記ICチップが装着
もしくは添着されたICカードを備えるとともに、前記
食器種別検出手段に、前記ICチップもしくは前記IC
カードに記憶された食器種別データまたは飲食種別デー
タなどのICデータの読書を行うICデータ読書部と、
同ICデータ読書部が読出した前記ICデータより食器
種別または飲食物種別を解読するICデータ解読部とを
追加設置する。
【0021】 前記厨房端末は、前記ICチップや前記
ICカードに食器種別データまたは飲食種別データなど
のICデータの読み書きを行うICデータ読書手段を備
える。
【0022】 前記ハンディOE端末は、前記ICチッ
プに記憶されるICデータを読み書きするICデータ読
書手段と、同ICデータ読書手段が読取ったICデータ
から飲食物種別を解読する飲食種別解読手段とを備え
る。
【0023】 厨房を有する飲食サービス店舗に設置さ
れ、店舗内の機器を通信接続する構内通信回線と、顧客
のオーダメニューを受付入力し、受付入力した前記オー
ダメニューデータを前記構内通信回線を介して送受信す
るハンディOE端末と、前記構内通信回線を経由して受
信した前記オーダメニューデータを受付登録すると共に
前記厨房に設置された厨房端末にオーダ内容を通知する
OEコントローラと、サービス料金の精算及び売上処理
を行うPOS端末とで基本構成される飲食サービス店舗
システム環境で、前記OEコントローラは、前記構内通
信回線との通信接続制御を行う通信制御手段と、オーダ
メニューを受付けるオーダ受付部と該オーダ内容を登録
管理するオーダ管理部と該オーダ内容に基づいて前記厨
房端末に調理指示を行う厨房指示部と配膳が完了したオ
ーダを配膳完了オーダとして登録する完了オーダ登録部
とを有するオーダ管理手段と、受付登録したオーダ内容
に基づいて配膳指令を行う配膳指令部と調理済飲食物の
配膳管理を行う配膳管理部と配膳完了メニューデータに
基づき未配膳データの消込みを行う配膳消込部とを有す
る配膳管理手段と、前記オーダメニューデータおよび配
膳管理データを記憶するオーダデータファイルとからな
り、前記配膳皿は、調理済の所定の料理や飲食物を盛付
けもしくは載置するとともに、盛付けもしくは載置され
た料理の種別を書込み記憶可能とするICチップを装着
または添付され、前記厨房端末は、前記構内通信回線と
の通信制御を行う通信制御手段と、前記OEコントロー
ラからの調理指示に基づき調理オーダを受付けるオーダ
受付部を有するオーダ処理手段と、厨房内の調理工程を
管理する厨房管理部と調理完了を通知する調理完了通知
部と調理完了通知に基づき配膳指示を行う配膳指示部と
を有する厨房管理手段と、調理完了時に調理完了または
配膳指示の操作入力を行う操作入力手段と、前記ICチ
ップの内容の読出し、および盛付けもしくは載置された
料理の種別や内容や配膳先などのICデータの読書きを
行うICデータ読書手段とからなり、前記ハンディOE
端末は、前記構内通信回線との通信制御を行う通信制御
手段と、前記所定の配膳皿に装着または添付された前記
ICチップの内容の読み書きを行うICデータ読書手段
と、前記ICチップの内容を読出して料理や飲料物の種
別を解読する飲食種別解読手段と、配膳の完了を入力す
る操作入力手段と、前記OEコントローラの前記配膳管
理手段より配膳指示を受付けると共に配膳の完了した配
膳完了メニューを通知する配膳完了通知手段とからな
る。
【0024】 前記厨房端末は、前記所定の配膳皿を撮
像入力した画像データより形状・寸法などに基づいて食
器種別を検出する食器種別検出手段と、検出された前記
所定の配膳皿の形状・寸法や前記画像データと料理メニ
ューに登録された食器種別データや飲食種別データとを
比較演算して料理や飲料物の種別を検出して飲食物種別
を特定する飲食種別検出手段と、前記比較演算に用いる
判断データを記憶している判断データ記憶手段とを有す
る料理認識装置が接続される。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明による飲食店舗にお
ける配膳管理システムの第一および第二の実施例のシス
テム構成図である。図1を用いて、第一の実施例の構成
を概略説明する。第一の実施例の飲食店舗における配膳
管理システムは、厨房を有する飲食サービス店舗に設置
され、店舗内の機器を通信接続する構内通信回線Nと、
顧客のオーダメニューを受付入力し、受付入力したオー
ダメニューデータを構内通信回線Nを介して送受信する
ハンディOE端末1と、構内通信回線Nを経由して受信
したオーダメニューデータを受付登録すると共に厨房に
設置された厨房端末3にオーダ内容を通知するOEコン
トローラ2と、サービス料金の精算及び売上処理を行う
POS端末6とで基本構成される飲食サービス店舗シス
テム環境で、OEコントローラ2は、構内通信回線Nを
経由して受信したオーダメニューデータのオーダ内容に
基づいて厨房端末3に調理指示を行うと共に該オーダ内
容を受付登録するオーダ管理手段21と、受付登録した
オーダ内容に基づいて調理済飲食物の配膳管理を行う配
膳管理手段22と、オーダメニューデータおよび配膳管
理データを記憶するオーダデータファイル23とを備
え、厨房端末3は、構内通信回線Nに通信接続され、O
Eコントローラ2からの調理指示に基づき調理オーダを
受付けると共に調理完了時に調理完了または配膳指示の
操作入力を行う操作入力手段34を備え、調理済の所定
の料理や飲食物を盛付けもしくは載置する単独又は複数
の所定の配膳皿7と、構内通信回線Nに通信接続され、
所定の料理や飲食物を盛付けもしくは載置された所定の
配膳皿7を撮像入力した画像データより形状・寸法など
に基づいて食器の種別を検出する食器種別検出手段51
と、検出された所定の配膳皿7の形状・寸法や画像デー
タと料理メニューに登録された食器種別データや飲食種
別データとを比較演算して料理や飲料物の種別を検出し
て飲料物種別を特定する飲食種別検出手段52と、比較
演算に用いる判断データを記憶している判断データ記憶
手段54と、配膳の完了を入力する操作入力手段55
と、OEコントローラ2の配膳管理手段22より配膳指
示を受付けると共に配膳の完了した配膳完了メニューを
通知する配膳通知手段53とを有する料理認識装置5と
を設けて構成されている。
【0026】図3に示す本発明による飲食店舗における
配膳管理方法の第一の実施例の動作フロー図を用いて、
本願の配膳管理方法を説明する。第一の実施例の飲食店
舗における配膳管理方法は、第一の実施例の配膳管理シ
ステムを用いて、調理済の所定の料理や飲食物などの飲
食種別データと所定の料理や飲食物などが盛付けもしく
は載置された画像データや所定の配膳皿7の形状・寸法
などの食器種別データとのそれぞれ対応する関係を、料
理認識装置5の判断データ記憶手段54に予め記憶登録
しておく段階(ST1)と、調理済の料理や飲食物を所
定の配膳皿7に盛付けもしくは載置し、厨房端末3の操
作入力手段34より調理の完了もしくは配膳指示を入力
する段階(ST2)と、厨房端末3からの調理の完了も
しくは配膳指示に基づいて、該配膳皿7を料理認識装置
5の食器種別検出手段51に呈示する段階(ST3)
と、食器種別検出手段51が、呈示された配膳皿7を撮
像入力した画像データより形状・寸法などを抽出演算し
て食器種別を検出する段階(ST4)と、料理認識装置
5の飲食種別検出手段52が、食器種別検出手段51で
撮像した画像データや検出した食器種別データと判断デ
ータ記憶手段54に登録されている料理の画像データや
食器種別データや飲食種別データとを比較演算して飲食
物種別を検出判断する段階(ST5)と、料理認識装置
5の配膳通知手段53が、飲食種別検出手段52での該
飲食物種別の検出結果に基づいて、配膳の完了した配膳
完了メニューをOEコントローラ2の配膳管理手段22
に通知する段階(ST6)とで構成されている。
【0027】 さらに、OEコントローラ2の配膳管理
手段22が、料理認識装置5の配膳通知手段53から受
信した配膳完了メニューの通知に基づき、顧客毎の全て
の配膳が完了した最終配膳データをオーダ管理手段21
に通知する段階(ST7)を追加して構成している。
【0028】 食器種別検出手段51での食器種別の検
出方法を、配膳皿7の丸、四角などの所定形状を抽出す
ると共に各辺寸法や直径などの所定寸法を計測し食器種
別を抽出演算する方法、配膳皿7の色彩に基づき食器種
別を抽出演算する方法、または配膳皿7に印刷、貼付も
しくは焼付けられたバーコードもしくは二次元コードな
どのコード表示に基づき食器種別を抽出演算する方法な
どが選択採用されている。
【0029】 さらに、配膳皿7は、配膳皿7に装着も
しくは添着された無線接続によるデータ送受信インタフ
ェースが可能なICチップを備え、食器種別検出手段5
1での食器種別の検出方法を、ICチップに記憶された
食器種別データを検出して食器種別を抽出する方法とし
てもよい。
【0030】 加えて、飲食種別検出手段52での飲食
物種別の検出方法を、食器種別検出手段51が撮像入力
した画像データより料理の特徴画像を抽出して判断デー
タ記憶手段54に登録されている特徴画像とを比較演算
して対応する飲食物種別を検出判断する方法、食器種別
検出手段51が検出した画像データ、配膳皿形状デー
タ、色彩データ、バーコードや二次元コードなどを解読
したコードデータ、もしくは前記ICチップに書込まれ
た食器種別データと判断データ記憶手段54に登録され
ている画像データ、食器種別データ、もしくは飲食種別
データとを比較演算して対応する飲食物種別を検出判断
する方法、同じく配膳皿7に添付されたバーコードカー
ドのバーコードデータ、同じく配膳皿7に添付された二
次元コードカードの二次元コードデータ、同じく配膳皿
7に添付された埋込ICチップカードの食器種別コード
が書き込まれたICデータを解読することにより食器種
別に基づいて飲食物種別を検出する方法、もしくはIC
チップに書込み記憶された飲食種別データを解読するこ
とにより飲食物種別を検出判断する方法などが選択採用
されている。
【0031】 また、厨房端末3は、ICチップと無線
接続によるデータ送受信インタフェースを可能とすると
ともに、調理の終了時に配膳皿7に盛付けもしくは載置
される飲食物の飲食種別データをICチップに書込むよ
うにしており、これによりICデータの解読から正確な
飲食物種別を検出することができる。また、ハンディO
E端末1は、ICチップに記憶されるICデータの読み
書きを行うICデータ読書手段15と、ICチップの内
容を読み出して料理や飲料物の種別を解読する飲食種別
解読手段16と、読取った飲食種別データに基づいて専
用通信回線Nを介して配膳完了の通知を行う配膳完了通
知手段17とを備えることにより、顧客のテーブルに受
付けたオーダに対応する料理や飲食物を配膳した時点で
OEコントローラ2に配膳完了の通知を行うことがで
き、配膳ミスを防止できる。ハンディOE端末1とOE
コントローラ2との相互の配膳チェックが可能となるか
らである。
【0032】 図1のシステム構成図を用いて、第二の
実施例の構成を概略説明する。第二の実施例は第一の実
施例と構成においてほぼ同一であるので、異なる部分に
ついてのみ説明する。第二の実施例の飲食店舗における
配膳管理システムは、まず、配膳皿7は、調理済の所定
の料理や飲食物を盛付けもしくは載置するとともに、盛
付けもしくは載置された料理の種別を書込み記憶可能と
するICチップを装着または添付されている。厨房端末
3は、構内通信回線Nに通信接続され、OEコントロー
ラ2からの調理指示に基づき調理オーダを受付けると共
に調理完了時に調理完了または配膳指示の操作入力を行
う操作入力手段34と、ICチップの内容の読出し、お
よび盛付けもしくは載置された料理の種別や内容などの
ICデータの書込みを行うICデータ読書手段37とを
備えている。ハンディOE端末1は、構内通信回線Nに
通信接続する通信制御手段14と、所定の配膳皿7に装
着または添付されたICチップの内容の読み書きを行う
ICデータ読書手段15と、ICチップの内容から料理
や飲料物の種別を解読する飲食種別解読手段16と、配
膳の完了を入力する操作入力手段11と、OEコントロ
ーラ2の配膳管理手段22より配膳指示を受付けると共
に配膳の完了した配膳完了メニューを通知する配膳完了
通知手段17とを備えて構成されている。
【0033】図4に示す本発明の配膳管理方法の第二の
実施例の動作フロー図を用いて、第二の実施例の配膳管
理方法を説明する。第二の実施例の飲食店舗における配
膳管理方法は、第二の実施例の配膳管理システムを用い
て、厨房端末3が、操作入力手段34により調理の完了
時に盛付けもしくは載置された飲食物の飲食物種別を入
力する段階(ST10)と、厨房端末3が、入力された
飲食物の飲食物種別を配膳皿7のICチップに書込むと
ともに、調理の完了もしくは配膳指示の操作を行う段階
(ST11)と、ハンディOE端末1が、配膳皿7に装
着または貼付されたICチップからICデータを読み出
して飲食物の種別や内容を解読する段階(ST12)
と、ハンディOE端末1が解読したICデータの内容や
OEコントローラ2からの配膳指示に基づいて、所定の
テーブルに配膳する段階(ST13)と、ハンディOE
端末1が、配膳の完了した配膳完了メニューをOEコン
トローラ2の配膳管理手段22に通知する段階(ST1
4)と、およびOEコントローラ2の配膳管理手段22
が配膳完了の通知に基づき最終配膳メニューをオーダ管
理手段21に通知する段階(ST15)とで構成されて
いる。
【0034】 さらに、厨房端末3は、所定の配膳皿7
を撮像入力した画像データより形状・寸法などに基づい
て食器種別を検出する食器種別検出手段51と、検出さ
れた所定の配膳皿の形状・寸法や画像データと料理メニ
ューに登録された食器種別データや飲食種別データとを
比較演算して料理や飲料物の種別を検出して飲料物種別
を特定する飲食種別検出手段52と、比較演算に用いる
判断データを記憶している判断データ記憶手段54とを
有する料理認識装置5が接続または通信接続され、調理
済の所定の料理や飲食物などの飲食種別データと所定の
料理や飲食物などが盛付けもしくは載置される所定の配
膳皿7の形状・寸法などの食器種別データとのそれぞれ
対応する関係を、料理認識装置5の判断データ記憶手段
54に予め記憶登録しておく段階(ST20)と、調理
の完了時に料理や飲食物などが盛付けもしくは載置され
た配膳皿7を料理認識装置5の食器種別検出手段51に
呈示する段階(ST21)と、食器種別検出手段51
が、呈示された配膳皿7の画像データより形状・寸法な
どを抽出演算して食器種別を検出する段階(ST22)
と、料理認識装置5の飲食種別検出手段52が、食器種
別検出手段51で検出した料理の画像データや食器種別
データと判断データ記憶手段54に登録されている料理
の画像データや食器種別データや飲食種別データとを比
較演算して飲食物の飲食物種別を検出判断する段階(S
T23)とを追加して構成される。検出判断された飲食
物の飲食物種別は、厨房端末3により配膳皿7のICチ
ップに書込まれ、調理の完了もしくは配膳指示の操作を
行う段階(ST11)を経て以降同様に配膳処理され
る。料理認識装置5が接続されることで、料理の種別を
自動判別することができ、飲食物種別の入力の手間の削
減と入力ミスを防止することができる。
【0035】 OEコントローラ2の配膳管理手段22
は、料理や飲食物などの配膳先をハンディOE端末1に
指示する、もしくはハンディOE端末1からの問い合わ
せに対して配膳先の回答を行うようにしたので、配膳係
が配膳先を間違えることで生じる混乱を防止することが
できる。また、厨房端末3が、OEコントローラ2の配
膳管理手段22の指示に基づいて調理の完了した料理や
飲食物の配膳先をICチップに書き込むとともに、ハン
ディOE端末1がICチップに書き込まれた配膳先を検
出して配膳するようにしている。配膳先や飲食物種別は
表示部12に表示されるので配膳ミスに間違いがない。
【0036】図2に示す本発明による飲食店舗における
配膳管理システムの第3の実施例の要部ブロック図を加
えて、本願システムの詳細構成を説明する。第3の実施
例の配膳管理システムは、厨房を有する飲食サービス店
舗に設置され、店舗内の機器を通信接続する構内通信回
線Nと、顧客のオーダメニューを受付入力し、受付入力
したオーダメニューデータを構内通信回線Nを介して送
受信するハンディOE端末1と、構内通信回線Nを経由
して受信したオーダメニューデータを受付登録すると共
に厨房に設置された厨房端末3にオーダ内容を通知する
OEコントローラ2と、サービス料金の精算及び売上処
理を行うPOS端末6とで基本構成される飲食サービス
店舗システム環境で、OEコントローラ2は、構内通信
回線Nとの通信接続制御を行う通信制御手段24と、オ
ーダメニューを受付けるオーダ受付部21aと該オーダ
内容を登録管理するオーダ管理部21bと該オーダ内容
に基づいて厨房端末3に調理指示を行う厨房指示部21
cと配膳が完了したオーダを配膳完了オーダとして登録
する完了オーダ登録部21dとを有するオーダ管理手段
21と、受付登録したオーダ内容に基づいて配膳指令を
行う配膳指令部22bと調理済飲食物の配膳管理を行う
配膳管理部22aと配膳完了メニューデータに基づき未
配膳データの消込みを行う配膳消込部22cとを有する
配膳管理手段22と、オーダメニューデータおよび配膳
管理データを記憶するオーダデータファイル23とから
なり、厨房端末3は、構内通信回線Nとの通信制御を行
う通信制御手段36と、OEコントローラ2からの調理
指示に基づき調理オーダを受付けるオーダ受付部31a
を有するオーダ処理手段31と、厨房内の調理工程を管
理する厨房管理部32aと調理完了を通知する調理完了
通知部32bと調理完了通知に基づき配膳指示を行う配
膳指示部32cとを有する厨房管理手段32と、調理完
了時に調理完了または配膳指示の操作入力を行う操作入
力手段34とからなり、調理済の所定の料理や飲食物を
盛付けもしくは載置する単独又は複数の皿71、72、
73あるいはカップや容器を含む所定の配膳皿7と、構
内通信回線Nに通信接続する通信制御手段56と、配膳
皿7を撮像し画像データを生成する撮像部51aと画像
データより配膳皿7の特徴画像データを抽出する画像抽
出部51bと該特徴画像データより画像の形状、寸法な
どの形状抽出データを抽出演算する形状抽出演算部51
cと該形状抽出データに基づき食器種別を判断する食器
種別判断部51eとを有する食器種別検出手段51と、
該食器種別検出手段51が抽出した特徴画像データより
料理もしくは飲料物の形状、寸法などの料理形状抽出デ
ータと料理メニューに登録された料理形状抽出データと
の相関データを比較演算する形状比較演算部52aと該
相関データに基づいて料理種別を判断する料理種別判断
部52bと単独もしくは複数の構成料理種別よりメニュ
ー種別を判断するメニュー判断部52cとを有する飲食
種別検出手段52と、食器種別データを記憶登録してい
る食器データファイル54aと料理種別データを記憶登
録している料理データファイル54bとメニューデータ
を記憶登録しているメニューデータファイル54cとを
有する判断データ記憶手段54と、配膳完了を入力する
操作入力手段55と、配膳管理手段22より配膳指示を
受付ける配膳指示受付部53aと配膳完了入力に基づき
配膳済の配膳完了メニューをOEコントローラ2に通知
する配膳完了メニュー通知部53bとを有する配膳通知
手段53とからなる料理認識装置5とを設けて標準構成
されている。
【0037】 さらに、食器種別検出手段51には、特
徴画像データより色彩抽出データを抽出演算する色彩抽
出演算部51d、特徴画像データよりバーコードを抽出
し、バーコードデータを復調するバーコード復調部51
f、特徴画像データより二次元コードを抽出し、二次元
コードデータを復調する二次元コード復調部51g、並
びに、配膳皿7に装着もしくは添着された無線接続可能
なICチップのICデータを読書を行うICデータ読書
部51hが追加設置されている。
【0038】 さらに、飲食種別検出手段52には、食
器種別検出手段51が抽出した特徴画像データより料理
もしくは飲料物の色彩抽出データと料理メニューに登録
された料理色彩抽出データとの相関データを比較演算す
る色彩比較演算部52d、飲料物の特徴画像データと料
理メニューに登録された料理毎の特徴画像データとの相
関データを比較演算する画像比較演算部52e、バーコ
ード復調部51fが復調したバーコードデータより飲食
種別データを解読するバーコード解読部52f、二次元
コード復調部51gが復調した二次元コードデータより
飲食種別データを解読する二次元コード解読部52g、
並びに、配膳皿7に装着もしくは添着されたICチップ
もしくはICカードとICデータの読書を行うICデー
タ読書部51h、およびICデータ読書部51hが読出
したICデータより食器種別データや飲食種別データを
解読するICデータ解読部52hなどが追加設置されて
いる。
【0039】 [配膳管理システムの基本的運用]本願
システムは、飲食サービス店舗に設置され、顧客のオー
ダメニューを受付入力し、オーダメニューを無線送信す
るハンディOE端末1と、店舗内に敷設された構内通信
回線Nと、オーダメニューを無線受信し構内通信回N線
に中継送信する無線通信端末4と、構内通信回線Nを経
由してオーダメニューを受信登録すると共に厨房に設置
された厨房端末3にオーダ内容を通知するOEコントロ
ーラ2と、サービス料金の精算及び売上処理を行うPO
S端末6とで基本構成される従来技術によるの配膳管理
システムに、(1)調理済飲食物を盛付もしくは載置す
る単独又は複数の配膳皿7と、(2)配膳皿7の形状・
寸法などより食器種別を検出する食器種別検出手段5
1、配膳皿の形状・寸法とメニュー毎に登録された画像
データや食器種別データや飲食種別データとを比較演算
して料理や飲料物の種別を検出する飲食種別検出手段5
2、比較演算に用いる判断データを記憶している判断デ
ータ記憶手段54、調理完了や配膳指示を入力する操作
入力手段55、および配膳管理手段22より配膳指示を
受付けると共に配膳メニューを通知する配膳通知手段5
3などを有する料理認識装置5とを新たに追加し、さら
に、(3)厨房端末3並びOEコントローラ2には、
(1)および(2)に伴う機能追加がなされている。
【0040】 顧客のオーダから調理指示までの操作及
び動作は、接客係員がハンディOE端末1を用いて顧客
のオーダを受付け、該オーダデータは無線通信端末4及
び構内通信回線Nを経由してOEコントローラ2のオー
ダ管理手段21に通知される。該オーダ管理手段21
は、オーダデータファイル23に仮受付登録すると共に
厨房端末3に調理指示を行う。厨房端末3は、調理指示
と添付された該オーダデータを受付ると共にオーダ伝票
を印刷発行する。表示部35が設置されたシステムにあ
っては、調理指示が表示出力される。厨房係員はオーダ
伝票に基づいて所定の料理メニューを調理し、調理が完
了すると操作入力手段34より調理完了を入力する。
【0041】 OEコントローラ2に追加設置された配
膳管理手段22は、厨房管理手段32より調理完了通知
を受付けると、配膳係員に配膳指示を行う。配膳係員
は、(1)に説明した所定の配膳皿に盛付又は載置され
た料理もしくは飲料物を、配膳皿毎とに食器種別検出手
段51に呈示して、配膳する料理を自動認識させた後、
客席に配膳する。配膳が完了すると自動認識した料理種
別データを組合せて配膳メニューデータを生成し、OE
コントローラ2のオーダ管理手段21に通知する。オー
ダ管理手段21は、通知された配膳メニューデータに基
づき該当顧客のオーダデータを補正もしくは確定処理を
行い正式登録する。
【0042】 [食器種別の検出]食器種別データは、
まず、カメラ手段による撮像部51aが配膳皿7を個別
に撮像して画像データを生成し、画像抽出部51bが該
画像データを画像処理して該当配膳皿の特徴画像データ
を抽出する。
【0043】 食器種別の検出は、大別して4種類の判
別方法を選択採用している。第一の方法は、形状抽出演
算部51cが、特徴画像データを基に形状抽出演算を行
い、該当配膳皿の丸、四角、楕円などの形状データと所
定の寸法データなどを演算出力する。この中には、配膳
皿7に印刷もしくは焼付けられた形状の特徴画像データ
抽出をも含む。食器種別判断部51eは、食器データフ
ァイル54aに登録されている食器種別毎の形状データ
と寸法データを参照して、食器種別データを判断出力す
る。第二の方法は、色彩抽出演算部51dが該当配膳皿
7の所定の部位の白、藍、黄、緑などの色彩データを演
算出力する。食器種別判断部51eは、前述の形状デー
タ及びと寸法データに色彩データを加えて食器種別デー
タを判断出力する。
【0044】 第三の方法は、配膳皿7の底面や側面部
に主に印刷又は焼付けられたバーコードデータもしくは
二次元コードデータよりバーコード復調部51fもしく
は二次元コード復調部51gが両データを復調する。復
調されたバーコードデータもしくは二次元コードデータ
は、食器種別データを直接定義しており、食器種別判断
部51eは該データに基づき食器種別データを判断出力
する。
【0045】 第四の方法は、配膳皿7に装着もしくは
添着された無線接続可能なICチップデータをICデー
タ読書部51hが読取り復調するものである。読取復調
されたICチップデータは、食器種別判断部51eによ
り、食器データファイル54aに登録されている食器種
別毎のICデータを参照して、食器種別データを判断出
力する。また、バーコードやICチップを装着もしくは
添着されたバーコードカードやICカードなどを配膳皿
7に添付するようにしてもよい。以上の如く判断出力さ
れた食器種別データは、飲食種別検出手段52に通知さ
れる。
【0046】 [飲食物種別の検出判断と料理メニュー
の判断]飲食物種別の検出は、通知された食器種別デー
タに基づき、判断データ記憶手段54に予め記憶登録さ
れている食器種別と飲食物種別との相関データを参照し
て飲食種別データを演算出力し、メニュー判断部52c
に通知する。メニュー判断部52cは、メニューデータ
ファイル54cに予め記憶登録されている料理種別の組
合せとメニュー種別との定義データを参照して該当する
メニューデータを判断出力する。
【0047】 料理種別の検出判断は、大別して4種類
の判別方法を選択採用している。第一は、料理種別判断
部52bが、食器種別データに基づき、単純に料理種別
を判断するもので、料理により配膳皿の種別が固定され
ると云う欠点がある。此の欠点を補う目的で、形状比較
演算部52aは、前述の特徴画像データより料理の概略
形状データと料理データファイル54bに記憶登録され
ている概略形状データとを比較演算して相関を求めるも
のである。さらに、色彩比較演算部52dは、前述の食
器種別データに該当料理の色彩データを加えて比較演算
するものである。
【0048】 第二は、画像比較演算部52eが、配膳
皿7に盛付けられた料理の特徴画像データと料理データ
ファイル54bに記憶登録されている料理形状データと
を比較演算して相関を求めるものである。第三は、バー
コード解読部52fもしくは二次元コード解読部52g
が、前述のバーコード復調部51fもしくは二次元コー
ド復調部51gの復調した該当コードデータより料理種
別データを解読し、メニュー判断部52cに通知する。
【0049】 第四は、ICデータ解読部52hが、前
述のICチップデータより料理種別データを解読し、メ
ニュー判断部52cに通知する。第五は、配膳皿7に、
図示していないが、前述のバーコード、二次元コードな
どを印刷した添付配膳カードを添付するか、もしくは、
該カードを磁気カードとして料理種別データを記憶させ
る、又は、該カードに前述の無線接続可能なICチップ
を装着もしくは添着させるなどしている。
【0050】 [オーダ管理と精算処理]操作入力手段
55より配膳完了入力が行われると、完了53bは、配
膳したメニューを顧客毎にOEコントローラ2の配膳管
理手段22に通知する。配膳消込部22cは、オーダデ
ータファイル23に仮登録されているオーダデータを配
膳が完了した時点で消込んでゆく。該当顧客のオーダデ
ータの消込みが完了すると完了オーダ登録部21dに通
知され、オーダデータファイル23内に正式登録され
る。
【0051】 飲食サービス料金の精算は、配膳時に客
席に配布されたオーダシートをPOS端末6に持参す
る。レジ係員が伝票番号を入力すると、構内通信回線N
を経由してOEコントローラ2のオーダデータファイル
23より当該顧客のオーダデータが読み出され、精算処
理が成される。
【0052】 以上、基本構成について説明したが、料
理認識装置5は配膳係専用に設置される場合、厨房端末
3に接続される、あるいは厨房端末3に近接して設置さ
れる場合、あるいは、料理認識装置5の機能が厨房端末
3に一体に構成される場合など飲食店の規模に応じて様
々な形態が考えられることはいうまでもない。また、読
み書き可能なICチップを採用することなどで別の形態
が考えられるので以下に補足説明する。まず、厨房端末
3は、ICチップやICカードに食器種別データまたは
飲食種別データなどのICデータの読み書きを行うIC
データ読書手段37を備えることにより、厨房で調理の
完了時に操作入力手段34による手入力、または料理認
識装置5の自動認識により飲食物種別をICチップに書
込むことができる。
【0053】 また、ハンディOE端末1は、ICチッ
プに記憶されるICデータを読み書きするICデータ読
書手段15と、読取ったICデータから飲食種別データ
を解読する飲食種別解読手段16を備えることにより、
ICデータを参照することで何時でも配膳皿7に関する
飲食物種別を含む情報を確認することができる。顧客の
オーダはオーダ管理手段21で来店順に顧客毎あるいは
テーブル毎にそれぞれ識別可能に連番のIDが付与され
て管理されており、このIDに基づいて配膳管理手段2
2で配膳管理が行われている。ICデータとして例えば
ID、食器種別、飲食物種別、配膳先テーブル番号など
が書込可能である。これら顧客のID、オーダメニュ
ー、テーブル番号などはOEコントローラ2の配膳管理
手段22が記憶しているので、ハンディOE端末1の操
作により顧客のオーダメニュー、テーブル番号は確認可
能であり、配膳ミスを防止できる。さらに、配膳管理手
段22は飲食物の配膳の順番も管理しているので、受注
の順番に個別に配膳指示ができるので、先に注文した顧
客の飲食物が後回しになるような場合に生じる不満を防
止することができる。
【0054】 なお、構内通信回線を、有線により通信
接続する有線LANとする、または無線により通信接続
する無線LANとするいずれでも採用可能である。有線
LANとす場合には前述の無線通信端末4が必要である
が、構内通信回線を無線LANとし、ハンディOE端末
1の通信制御手段14に無線LAN用インタフェースを
設けることで無線通信端末4は不要である。
【0055】
【発明の効果】本発明は以上に説明した内容で実施さ
れ、以下に述べる効果を奏する。調理済の所定の料理や
飲食物などの飲食種別データと所定の料理や飲食物など
が盛付けもしくは載置された画像データや所定の配膳皿
の形状・寸法などの食器種別データとのそれぞれ対応す
る関係を、料理認識装置の判断データ記憶手段に記憶登
録する段階と、調理済の料理や飲食物を所定の配膳皿に
盛付けもしくは載置し、厨房端末の操作入力手段より調
理の完了もしくは配膳指示を入力する段階と、厨房端末
からの調理の完了もしくは配膳指示に基づいて、該配膳
皿を料理認識装置の食器種別検出手段に呈示する段階
と、食器種別検出手段が、呈示された配膳皿を撮像入力
した画像データより形状・寸法などを抽出演算して食器
種別を検出する段階と、料理認識装置の飲食種別検出手
段が、食器種別検出手段で撮像した画像データや検出し
た食器種別データと判断データ記憶手段に登録されてい
る料理の画像データや食器種別データや飲食種別データ
とを比較演算して飲食物種別を検出判断する段階と、料
理認識装置の配膳通知手段が、飲食種別検出手段での該
飲食物種別の検出結果に基づいて、配膳の完了した配膳
完了メニューを前記OEコントローラの前記配膳管理手
段に通知する段階とで構成したので、入力ミスや入力漏
れや配膳ミスが発生し難い効率的な配膳管理方法と配膳
管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による飲食店舗における配膳管理シス
テムの第一、第二の実施例および従来例を説明するため
のシステム構成図である。
【図2】 本発明による飲食店舗における配膳管理シス
テムの第三の実施例の要部ブロック図である。
【図3】 本発明による飲食店舗における配膳管理方法
の第一の実施例の動作フロー図である。
【図4】 本発明による飲食店舗における配膳管理方法
の第二の実施例の動作フロー図である。
【符号の説明】
N 構内通信回線 1 ハンディOE端末 2 OEコントローラ 3 厨房端末 4 無線通信端末 5 料理認識装置 6 POS端末 7 配膳皿 11、34、55 操作入力手段 12、35、57 表示部 14、36、56 通信制御手段 15、37 ICデータ読書手段 16 飲食種別解読手段 17 配膳完了通知手段 21 オーダ管理手段 21a オーダ受付部 21b オーダ管理部 21c 厨房指示部 21d 完了オーダ登録部 22 配膳管理手段 22a 配膳管理部 22b 配膳指令部 22c 配膳消込部 23 オーダデータファイル 24 通信制御部 30 プリンタ部 31 オーダ処理手段 31a オーダ受付部 31b 伝票発行部 32 厨房管理手段 32a 厨房管理部 32b 調理完了通知部 32c 配膳指示部 51 食器種別検出手段 51a 撮像部 51b 画像抽出部 51c 形状抽出演算部 51d 色彩抽出演算部 51e 食器種別判断部 51f バーコード復調部 51g 二次元コード復調部 51h ICデータ読書部 52 飲食種別検出手段 52a 形状比較演算部 52b 料理種別判断部 52c メニュー判断部 52d 色彩比較演算部 52e 画像比較演算部 52f バーコード解読部 52g 二次元コード解読部 52h ICデータ解読部 53 配膳通知手段 53a 配膳指示受付部 53b 配膳完了メニュー通知部 54 判断データ記憶手段 54a 食器データファイル 54b 料理データファイル 54c メニューデータファイル 71、72、73 皿

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨房を有する飲食サービス店舗に設置さ
    れ、店舗内の機器を通信接続する構内通信回線と、顧客
    のオーダメニューを受付入力し、受付入力した前記オー
    ダメニューデータを前記構内通信回線を介して送受信す
    るハンディOE( オーダエントリ)端末と、前記構内通
    信回線を経由して受信した前記オーダメニューデータを
    受付登録すると共に前記厨房に設置された厨房端末にオ
    ーダ内容を通知するオーダエントリーコントローラ(以
    下 OEコントローラと略称する)と、サービス料金の
    精算及び売上処理を行うPOS端末とで基本構成される
    飲食サービス店舗システム環境で、 前記OEコントローラは、前記構内通信回線を経由して
    受信した前記オーダメニューデータのオーダ内容に基づ
    いて前記厨房端末に調理指示を行うと共に該オーダ内容
    を受付登録するオーダ管理手段と、受付登録したオーダ
    内容に基づいて調理済飲食物の配膳管理を行う配膳管理
    手段と、前記オーダメニューデータおよび配膳管理デー
    タを記憶するオーダデータファイルとを備え、 前記厨房端末は、前記構内通信回線に通信接続され、前
    記OEコントローラからの調理指示に基づき調理オーダ
    を受付けると共に調理完了時に調理完了または配膳指示
    の操作入力を行う操作入力手段を備え、 調理済の所定の料理や飲食物を盛付けもしくは載置する
    所定の配膳皿と、 前記構内通信回線に通信接続され、所定の料理や飲食物
    を盛付けもしくは載置された所定の配膳皿を撮像入力し
    た画像データより形状・寸法などに基づいて食器の種別
    を検出する食器種別検出手段と、検出された前記所定の
    配膳皿の形状・寸法や前記画像データと料理メニューに
    登録された食器種別データや飲食種別データとを比較演
    算して料理や飲料物の種別を検出して飲食物種別を特定
    する飲食種別検出手段と、前記比較演算に用いる判断デ
    ータを記憶している判断データ記憶手段と、配膳の完了
    を入力する操作入力手段と、前記OEコントローラの前
    記配膳管理手段より配膳指示を受付けると共に配膳の完
    了した配膳完了メニューを通知する配膳通知手段とを有
    する料理認識装置とを設けて構成する配膳管理システム
    を用いて、 調理済の所定の料理や飲食物などの飲食種別データと前
    記所定の料理や飲食物などが盛付けもしくは載置された
    画像データや前記所定の配膳皿の形状・寸法などの食器
    種別データとのそれぞれ対応する関係を、前記料理認識
    装置の前記判断データ記憶手段に予め記憶登録しておく
    段階と、調理済の料理や飲食物を所定の配膳皿に盛付け
    もしくは載置し、前記厨房端末の前記操作入力手段より
    調理の完了もしくは配膳指示を入力する段階と、前記厨
    房端末からの調理の完了もしくは配膳指示に基づいて、
    該配膳皿を前記料理認識装置の前記食器種別検出手段に
    呈示する段階と、前記食器種別検出手段が、呈示された
    前記配膳皿を撮像入力した画像データより形状・寸法な
    どを抽出演算して食器種別を検出する段階と、前記料理
    認識装置の前記飲食種別検出手段が、前記食器種別検出
    手段で撮像した画像データや検出した食器種別データと
    前記判断データ記憶手段に登録されている料理の画像デ
    ータや食器種別データや飲食種別データとを比較演算し
    て飲食物種別を検出判断する段階と、前記料理認識装置
    の前記配膳通知手段が、前記飲食種別検出手段での該飲
    食物種別の検出結果に基づいて、配膳の完了した配膳完
    了メニューを前記OEコントローラの前記配膳管理手段
    に通知する段階とで構成することを特徴とする飲食店舗
    における配膳管理方法。
  2. 【請求項2】 前記OEコントローラの前記配膳管理手
    段が、前記料理認識装置の前記配膳通知手段から受信し
    た配膳完了メニューの通知に基づき、顧客毎の全ての配
    膳が完了した最終配膳データを前記オーダ管理手段に通
    知する段階を追加したことを特徴とする請求項1に記載
    の飲食店舗における配膳管理方法。
  3. 【請求項3】 前記食器種別検出手段での食器種別の検
    出方法を、前記配膳皿の丸、四角などの所定形状を抽出
    すると共に各辺寸法や直径などの所定寸法を計測し食器
    種別を抽出演算する方法、または前記配膳皿の色彩に基
    づき食器種別を抽出演算する方法とすることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の飲食店舗における配膳管理
    方法。
  4. 【請求項4】 前記食器種別検出手段での食器種別の検
    出方法を、前記配膳皿に印刷、貼付もしくは焼付けられ
    たバーコードもしくは二次元コードなどのコード表示に
    基づき食器種別を抽出演算する方法とすることを特徴と
    する請求項1または2に記載の飲食店舗における配膳管
    理方法。
  5. 【請求項5】 前記配膳皿は、同記配膳皿に装着もしく
    は添着された無線接続によるデータ送受信インタフェー
    スが可能なICチップを備え、前記食器種別検出手段で
    の食器種別の検出方法を、前記ICチップに記憶された
    食器種別データを検出して食器種別を抽出する方法とす
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の飲食店舗
    における配膳管理方法。
  6. 【請求項6】 前記飲食種別検出手段での飲食物種別の
    検出方法を、前記食器種別検出手段が撮像入力した画像
    データより料理の特徴画像を抽出して前記判断データ記
    憶手段に登録されている特徴画像とを比較演算して対応
    する飲食物種別を検出判断する方法とすることを特徴と
    する請求項1または2に記載の飲食店舗における配膳管
    理方法。
  7. 【請求項7】 前記飲食種別検出手段での飲食物種別の
    検出方法を、前記食器種別検出手段が検出した画像デー
    タ、配膳皿形状データ、色彩データ、バーコードなどを
    解読したコードデータ、もしくは前記ICチップに書込
    まれた食器種別データと前記判断データ記憶手段に登録
    されている画像データ、食器種別データ、もしくは飲食
    種別データとを比較演算して対応する飲食物種別を検出
    判断する方法とすることを特徴とする請求項3ないし5
    のいずれかに記載の飲食店舗における配膳管理方法。
  8. 【請求項8】 前記配膳皿に装着もしくは添着された前
    記ICチップは飲食物種別データを予め書込み記憶可能
    とし、前記飲食種別検出手段での飲食物種別の検出方法
    を、前記ICチップに書込み記憶された前記飲食種別デ
    ータを解読することにより飲食物種別を検出判断する方
    法とすることを特徴とする請求項5に記載の飲食店舗に
    おける配膳管理方法。
  9. 【請求項9】 前記厨房端末は、前記ICチップと無線
    接続によるデータ送受信インタフェースを可能とすると
    ともに、調理の終了時に前記配膳皿に盛付けもしくは載
    置される飲食物の飲食種別データを前記ICチップに書
    込むようにしたことを特徴とする請求項5または8に記
    載の飲食店舗における配膳管理方法。
  10. 【請求項10】 前記ハンディOE端末は、前記ICチ
    ップに記憶されるICデータの読書きを行うICデータ
    読書手段と、読出した前記ICデータの内容から料理や
    飲料物の種別を解読する飲食種別解読手段と、解読した
    飲食種別データに基づいて前記専用通信回線を介して配
    膳完了の通知を行う配膳完了通知手段とを備え、前記ハ
    ンディOE端末は、顧客のテーブルに受付けたオーダに
    対応する料理や飲食物を配膳した時点で前記OEコント
    ローラに配膳完了の通知を行うようにしたことを特徴と
    する請求項5、8、9のいずれかに記載の飲食店舗にお
    ける配膳管理方法。
  11. 【請求項11】 厨房を有する飲食サービス店舗に設置
    され、店舗内の機器を通信接続する構内通信回線と、顧
    客のオーダメニューを受付入力し、受付入力した前記オ
    ーダメニューデータを前記構内通信回線を介して送受信
    するハンディOE端末と、前記構内通信回線を経由して
    受信した前記オーダメニューデータを受付登録すると共
    に前記厨房に設置された厨房端末にオーダ内容を通知す
    るOEコントローラと、サービス料金の精算及び売上処
    理を行うPOS端末とで基本構成される飲食サービス店
    舗システム環境で、 前記OEコントローラは、前記構内通信回線を経由して
    受信した前記オーダメニューデータのオーダ内容に基づ
    いて前記厨房端末に調理指示を行うと共に該オーダ内容
    を受付登録するオーダ管理手段と、受付登録したオーダ
    内容に基づいて調理済飲食物の配膳管理を行う配膳管理
    手段と、前記オーダメニューデータおよび配膳管理デー
    タを記憶するオーダデータファイルとを備え、 前記配膳皿は、調理済の所定の料理や飲食物を盛付けも
    しくは載置するとともに、盛付けもしくは載置された料
    理の種別を書込み記憶可能とするICチップを装着また
    は添付され、 前記厨房端末は、前記構内通信回線に通信接続され、前
    記OEコントローラからの調理指示に基づき調理オーダ
    を受付けると共に調理完了時に調理完了または配膳指示
    の操作入力を行う操作入力手段と、前記ICチップの内
    容の読出し、および盛付けもしくは載置された料理の種
    別や内容などのICデータの書込みを行うICデータ読
    書手段とを備え、 前記ハンディOE端末は、前記構内通信回線に通信接続
    され、前記所定の配膳皿に装着または添付された前記I
    Cチップの内容の読み書きを行うICデータ読書手段
    と、前記ICチップの内容を読み出して料理や飲料物の
    種別を解読する飲食種別解読手段と、配膳の完了を入力
    する操作入力手段と、前記OEコントローラの前記配膳
    管理手段より配膳指示を受付けると共に配膳の完了した
    配膳完了メニューを通知する配膳完了通知手段とを備え
    た配膳管理システムを用いて、 前記厨房端末の前記操作入力手段により、調理の完了時
    に盛付けもしくは載置された飲食物の飲食物種別を入力
    する段階と、入力された飲食物の飲食物種別を前記配膳
    皿の前記ICチップに書込むとともに、調理の完了もし
    くは配膳指示の操作を行う段階と、前記ハンディOE端
    末が、前記配膳皿に装着または貼付された前記ICチッ
    プからICデータを読み出して飲食物の種別や内容を解
    読する段階と、前記ハンディOE端末が解読した前記I
    Cデータの内容や前記OEコントローラからの配膳指示
    に基づいて、所定のテーブルに配膳する段階と、前記ハ
    ンディOE端末が、配膳の完了した配膳完了メニューを
    前記OEコントローラの前記配膳管理手段に通知する段
    階とで構成することを特徴とする飲食店舗における配膳
    管理方法。
  12. 【請求項12】前記厨房端末は、前記所定の配膳皿を撮
    像入力した画像データより形状・寸法などに基づいて食
    器種別を検出する食器種別検出手段と、検出された前記
    所定の配膳皿の形状・寸法や前記画像データと料理メニ
    ューに登録された食器種別データや飲食種別データとを
    比較演算して料理や飲料物の種別を検出して飲食物種別
    を特定する飲食種別検出手段と、前記比較演算に用いる
    判断データを記憶している判断データ記憶手段とを有す
    る料理認識装置が接続または通信接続され、 調理済の所定の料理や飲食物などの飲食種別データと前
    記所定の料理や飲食物などが盛付けもしくは載置される
    所定の配膳皿の形状・寸法などの食器種別データとのそ
    れぞれ対応する関係を、前記料理認識装置の前記判断デ
    ータ記憶手段に予め記憶登録しておく段階と、調理の完
    了時に料理や飲食物などが盛付けもしくは載置された前
    記配膳皿を前記料理認識装置の前記食器種別検出手段に
    呈示する段階と、前記食器種別検出手段が、呈示された
    前記配膳皿の画像データより形状・寸法などを抽出演算
    して食器種別を検出する段階と、前記料理認識装置の前
    記飲食種別検出手段が、前記食器種別検出手段で検出し
    た料理の画像データや食器種別データと前記判断データ
    記憶手段に登録されている料理の画像データや食器種別
    データや飲食種別データとを比較演算して飲食物の飲食
    物種別を検出判断する段階とを追加したことを特徴とす
    る請求項11に記載の飲食店舗における配膳管理方法。
  13. 【請求項13】 前記OEコントローラの前記配膳管理
    手段は、料理や飲食物などの配膳先を前記ハンディOE
    端末に指示する、もしくは前記ハンディOE端末からの
    問い合わせに対して配膳先の回答を行うようにしたこと
    を特徴とする請求項11または12に記載の飲食店舗に
    おける配膳管理方法。
  14. 【請求項14】 前記厨房端末が、前記OEコントロー
    ラの前記配膳管理手段の指示に基づいて調理の完了した
    料理や飲食物の配膳先を前記ICチップに書き込むとと
    もに、前記ハンディOE端末が前記ICチップに書き込
    まれた配膳先を検出して配膳するようにしたことを特徴
    とする請求項11ないし13に記載の飲食店舗における
    配膳管理方法。
  15. 【請求項15】 厨房を有する飲食サービス店舗に設置
    され、店舗内の機器を通信接続する構内通信回線と、顧
    客のオーダメニューを受付入力し、受付入力した前記オ
    ーダメニューデータを前記構内通信回線を介して送受信
    するハンディOE端末と、前記構内通信回線を経由して
    受信した前記オーダメニューデータを受付登録すると共
    に前記厨房に設置された厨房端末にオーダ内容を通知す
    るOEコントローラと、サービス料金の精算及び売上処
    理を行うPOS端末とで基本構成される飲食サービス店
    舗システム環境で、 前記OEコントローラは、前記構内通信回線との通信接
    続制御を行う通信制御手段と、オーダメニューを受付け
    るオーダ受付部と該オーダ内容を登録管理するオーダ管
    理部と該オーダ内容に基づいて前記厨房端末に調理指示
    を行う厨房指示部と配膳が完了したオーダを配膳完了オ
    ーダとして登録する完了オーダ登録部とを有するオーダ
    管理手段と、受付登録したオーダ内容に基づいて配膳指
    令を行う配膳指令部と調理済飲食物の配膳管理を行う配
    膳管理部と配膳完了メニューデータに基づき未配膳デー
    タの消込みを行う配膳消込部とを有する配膳管理手段
    と、前記オーダメニューデータおよび配膳管理データを
    記憶するオーダデータファイルとからなり、 前記厨房端末は、前記構内通信回線との通信制御を行う
    通信制御手段と、前記OEコントローラからの調理指示
    に基づき調理オーダを受付けるオーダ受付部を有するオ
    ーダ処理手段と、厨房内の調理工程を管理する厨房管理
    部と調理完了を通知する調理完了通知部と調理完了通知
    に基づき配膳指示を行う配膳指示部とを有する厨房管理
    手段と、調理完了時に調理完了または配膳指示の操作入
    力を行う操作入力手段とからなり、 調理済の所定の料理や飲食物を盛付けもしくは載置する
    所定の配膳皿と、 前記構内通信回線に通信接続する通信制御手段と、前記
    配膳皿を撮像し画像データを生成する撮像部と前記画像
    データより配膳皿の特徴画像データを抽出する画像抽出
    部と該特徴画像データより画像の形状、寸法などの形状
    抽出データを抽出演算する形状抽出演算部と該形状抽出
    データに基づき食器種別を判断する食器種別判断部とを
    有する食器種別検出手段と、該食器種別検出手段が抽出
    した特徴画像データより料理もしくは飲料物の形状、寸
    法などの料理形状抽出データと料理メニューに登録され
    た料理形状抽出データとの相関データを比較演算する形
    状比較演算部と該相関データに基づいて料理種別を判断
    する料理種別判断部と単独もしくは複数の構成料理種別
    よりメニュー種別を判断するメニュー判断部とを有する
    飲食種別検出手段と、食器種別データを記憶登録してい
    る食器データファイルと料理種別データを記憶登録して
    いる料理データファイルとメニューデータを記憶登録し
    ているメニューデータファイルとを有する判断データ記
    憶手段と、配膳完了を入力する操作入力手段と、前記配
    膳管理手段より配膳指示を受付ける配膳指示受付部と配
    膳完了入力に基づき配膳済の配膳完了メニューを前記O
    Eコントローラに通知する配膳完了メニュー通知部とを
    有する配膳通知手段とからなる料理認識装置とを設けて
    構成することを特徴とする飲食店舗における配膳管理シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記食器種別検出手段に、前記特徴画
    像データより色彩抽出データを抽出演算する色彩抽出演
    算部を追加設置することを特徴とする請求項15に記載
    の飲食店舗における配膳管理システム。
  17. 【請求項17】 前記食器種別検出手段に、前記特徴画
    像データよりバーコードを抽出し、バーコードデータを
    復調するバーコード復調部、もしくは前記特徴画像デー
    タより二次元コードを抽出し、二次元コードデータを復
    調する二次元コード復調部を追加設置することを特徴と
    する請求項15に記載の飲食店舗における配膳管理シス
    テム。
  18. 【請求項18】 前記飲食種別検出手段に、前記食器種
    別検出手段が抽出した料理もしくは飲料物の特徴画像デ
    ータと料理メニューに登録された料理毎の特徴画像デー
    タとの相関データを比較演算する画像比較演算部を追加
    設置することを特徴とする請求項15に記載の飲食店舗
    における配膳管理システム。
  19. 【請求項19】 前記飲食種別検出手段に、前記バーコ
    ード復調部が復調したバーコードデータより飲食種別デ
    ータを解読するバーコード解読部、もしくは前記二次元
    コード復調部が復調した二次元コードデータより飲食種
    別データを解読する二次元コード解読部を追加設置する
    ことを特徴とする請求項17に記載の飲食店舗における
    配膳管理システム。
  20. 【請求項20】 前記飲食種別検出手段に、前記食器種
    別検出手段が抽出した特徴画像データより料理もしくは
    飲料物の色彩抽出データと料理メニューに登録された料
    理色彩抽出データとの相関データを比較演算する色彩比
    較演算部を追加設置することを特徴とする請求項15に
    記載の飲食店舗における配膳管理システム。
  21. 【請求項21】 前記配膳皿は、同記配膳皿に無線接続
    によるデータ送受信インタフェースが可能なICチップ
    が装着もしくは添着される、または前記ICチップが装
    着もしくは添着されたICカードを備えるとともに、前
    記食器種別検出手段に、前記ICチップもしくは前記I
    Cカードに記憶された食器種別データまたは飲食種別デ
    ータなどのICデータの読書を行うICデータ読書部
    と、同ICデータ読書部が読出した前記ICデータより
    食器種別または飲食物種別を解読するICデータ解読部
    とを追加設置することを特徴とする請求項15に記載の
    飲食店舗における配膳管理システム。
  22. 【請求項22】 前記厨房端末は、前記ICチップや前
    記ICカードに食器種別データまたは飲食種別データな
    どのICデータの読み書きを行うICデータ読書手段を
    備えることを特徴とする請求項21に記載の飲食店舗に
    おける配膳管理システム。
  23. 【請求項23】 前記ハンディOE端末は、前記ICチ
    ップに記憶されるICデータを読み書きするICデータ
    読書手段と、同ICデータ読書手段が読取ったICデー
    タから飲食物種別を解読する飲食種別解読手段とを備え
    ることを特徴とする請求項21または22に記載の飲食
    店舗における配膳管理システム。
  24. 【請求項24】 厨房を有する飲食サービス店舗に設置
    され、店舗内の機器を通信接続する構内通信回線と、顧
    客のオーダメニューを受付入力し、受付入力した前記オ
    ーダメニューデータを前記構内通信回線を介して送受信
    するハンディOE端末と、前記構内通信回線を経由して
    受信した前記オーダメニューデータを受付登録すると共
    に前記厨房に設置された厨房端末にオーダ内容を通知す
    るOEコントローラと、サービス料金の精算及び売上処
    理を行うPOS端末とで基本構成される飲食サービス店
    舗システム環境で、 前記OEコントローラは、前記構内通信回線との通信接
    続制御を行う通信制御手段と、オーダメニューを受付け
    るオーダ受付部と該オーダ内容を登録管理するオーダ管
    理部と該オーダ内容に基づいて前記厨房端末に調理指示
    を行う厨房指示部と配膳が完了したオーダを配膳完了オ
    ーダとして登録する完了オーダ登録部とを有するオーダ
    管理手段と、受付登録したオーダ内容に基づいて配膳指
    令を行う配膳指令部と調理済飲食物の配膳管理を行う配
    膳管理部と配膳完了メニューデータに基づき未配膳デー
    タの消込みを行う配膳消込部とを有する配膳管理手段
    と、前記オーダメニューデータおよび配膳管理データを
    記憶するオーダデータファイルとからなり、 前記配膳皿は、調理済の所定の料理や飲食物を盛付けも
    しくは載置するとともに、盛付けもしくは載置された料
    理の種別を書込み記憶可能とするICチップを装着また
    は添付され、 前記厨房端末は、前記構内通信回線との通信制御を行う
    通信制御手段と、前記OEコントローラからの調理指示
    に基づき調理オーダを受付けるオーダ受付部を有するオ
    ーダ処理手段と、厨房内の調理工程を管理する厨房管理
    部と調理完了を通知する調理完了通知部と調理完了通知
    に基づき配膳指示を行う配膳指示部とを有する厨房管理
    手段と、調理完了時に調理完了または配膳指示の操作入
    力を行う操作入力手段と、前記ICチップの内容の読出
    し、および盛付けもしくは載置された料理の種別や内容
    や配膳先などのICデータの読書きを行うICデータ読
    書手段とからなり、 前記ハンディOE端末は、前記構内通信回線との通信制
    御を行う通信制御手段と、前記所定の配膳皿に装着また
    は添付された前記ICチップの内容の読み書きを行うI
    Cデータ読書手段と、前記ICチップの内容を読出して
    料理や飲料物の種別を解読する飲食種別解読手段と、配
    膳の完了を入力する操作入力手段と、前記OEコントロ
    ーラの前記配膳管理手段より配膳指示を受付けると共に
    配膳の完了した配膳完了メニューを通知する配膳完了通
    知手段とからなることを特徴とする配膳管理システム。
  25. 【請求項25】 前記厨房端末は、前記所定の配膳皿を
    撮像入力した画像データより形状・寸法などに基づいて
    食器種別を検出する食器種別検出手段と、検出された前
    記所定の配膳皿の形状・寸法や前記画像データと料理メ
    ニューに登録された食器種別データや飲食種別データと
    を比較演算して料理や飲料物の種別を検出して飲食物種
    別を特定する飲食種別検出手段と、前記比較演算に用い
    る判断データを記憶している判断データ記憶手段とを有
    する料理認識装置が接続されることを特徴とする請求項
    24に記載の配膳管理システム。
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