JP2003172851A - 面合わせ装置及び面合わせ方法 - Google Patents

面合わせ装置及び面合わせ方法

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JP2003172851A
JP2003172851A JP2001396466A JP2001396466A JP2003172851A JP 2003172851 A JP2003172851 A JP 2003172851A JP 2001396466 A JP2001396466 A JP 2001396466A JP 2001396466 A JP2001396466 A JP 2001396466A JP 2003172851 A JP2003172851 A JP 2003172851A
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face
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JP2001396466A
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Tomomi Horikawa
智美 堀川
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Original Assignee
Nef KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動化が可能で、上方光部品と下方光部品等
の面にずれが生ずることなく確実かつ容易に接合するこ
とができる面合わせ装置等を提供する。 【解決手段】 第1の被処理物29を固定するクランプ
部30と、一方の面にクランプ部30を備え、一方の面
の反対側に凸状の半球面22aを備えた凸球ブロック2
2と、凸球ブロック22の半球面22aを受けて凸球ブ
ロック22を回転自在に保持する凹状部23aを備えた
ベースブロック23と、第2の被処理物28の接合面を
第1の被処理物29の接合面に押圧する押圧手段24
と、ベースブロック23を弾性的に支持する緩衝手段と
を備える面合わせ装置21。緩衝手段は、XY方向緩衝
手段31と、Z方向緩衝手段26とで構成することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面合わせ装置に関
し、特に、光部品の接合時の部品間の面及び中心軸の調
整等に用いられる面合わせ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光半導体モジュールを組み立てる
にあたって、レンズホルダー部側と光ファイバー側との
間の調芯を簡単に行うことができ、かつ組立結合時にも
互いの平行度がずれないようにして光学精度を向上させ
た光半導体モジュールの組立方法及び治具が特開平7−
63961号公報に開示されている
【0003】この公報に記載の方法では、図7に示すよ
うに、光半導体素子を有するレンズホルダー部91を保
持するセット孔92を上面に有するとともに、底面側が
凸状の半球面93として形成されている第1のブロック
94と、凸状の半球面93を受けて第1のブロック94
を回転自在に保持する凹状の半球面95を有する第2の
ブロック96とで構成される治具97を使用し、半球面
93と半球面95との間に空気を流し、第1のブロック
94が第2のブロック96に対して摩擦抵抗を少なくし
て自由に回動可能な状態とし、第1のブロック94のセ
ット孔92に配置されたレンズホルダー部91に光ファ
イバー98側を接触させた状態で光ファイバー98側と
レンズホルダー部91側との間を固定する。
【0004】また、光部品の接合時における部品間の面
及び中心軸を調整するため、例えば、特開平8−281
464号公報には、図8に示すような面合わせ装置が開
示されている。
【0005】この面合わせ装置は、凸球面を有する台座
106に一方の被処理物(発光素子等)108を固定す
るクランプ部107が設置され、被処理物108の上方
から他方の被処理物109(金属フェルール等)を垂直
に降下させて双方の接合面同士を密着させる際に、凸球
面を有する台座106が凹状部を有するベースブロック
101に形成された台座支持部103に揺動自在に収容
され、空圧ポンプ113より圧送された空気が、切替え
弁112、空気導入路111、空気だまり102を介し
て台座支持部103に形成された空気孔104より導入
され、空気膜105を形成するように構成される。
【0006】上記構成によって形成された空気膜105
により、凸球面を有する台座106が浮上し、台座支持
部103との間の摺動抵抗がなくなる。そして、被処理
物109に荷重を加えて被処理物108の上方から垂直
に降下させ、双方の接合面同士を密着させる際に、凸球
面を有する台座106が自在に揺動し、被処理物109
の接合面の傾きに対応して、被処理物108が倣い動作
を行う。
【0007】これにより、被処理物108と被処理物1
09とは、互いの接着面を加圧しながら面合わせができ
る。その後、噴出した空気を切替え弁112を介して真
空ポンプ114にて吸引し、台座106を台座支持部1
03に吸着させて固定する。ここで、台座106は、接
合面の周辺に加圧機構が存在しないため、水平方向に近
い状態の任意の位置にレーザ光源110を設置すること
ができ、両被処理物108、109を精度良く溶着する
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載のような従来の面合わせ装置等においては、第1に、
上方の光部品等(図7の光ファイバー98側、または図
8の被処理物109)の下方の光部品等(図7のレンズ
ホルダー部91、または図8の被処理物108)に対す
る押し付けストロークは、光部品等のセットの方法、公
差等によってその都度異なるため、自動ステージを用い
て一定のストロークで押し付けることができず、面合わ
せ工程を自動化することができないという問題があっ
た。
【0009】また、第2の問題点として、図9(a)に
示すように、上方光部品123と下方光部品124の両
面を倣わせた状態で、空気によって浮上していた凹状部
121と凸球面122との間の隙間が、図9(b)に示
すように、凸球面122を凹状部121に対して吸着固
定する際に、凸球面122が沈み込んでなくなってしま
うため、図9(c)に示すように、上方光部品123と
下方光部品124の接合面間に隙間θができてしまう。
これによって、凸球面122に加えられていた上方から
の力がなくなってしまい、凸球面122の吸着時に、凸
球面122が凹状部121に対してずれた状態で固定さ
れてしまう。尚、上記ずれを解消するため、上方光部品
123を、凸球面122が凹状部121に対して吸着、
固定されても隙間がないように過度に押し付けると、上
方光部品123または下方光部品124に歪が発生し、
上方光部品123と下方光部品124の接合面が再びず
れるおそれがあった。
【0010】さらに、第3の問題点として、面合わせ工
程を仮に自動化したとしても、図10(a)に示すよう
に、クランプアーム121の押付けストロークが長すぎ
ると、押し付けている上方光部品123を保持している
クランプアーム121と、クランプアーム121を保持
している図示しないエアシリンダ等に負荷がかかり、図
10(b)に示すように、クランプアーム121にたわ
みσが発生してしまう。
【0011】そして、上方光部品123と、固定ブロッ
ク125に固定された下方光部品124との面合わせを
行った後、調芯工程の際に、上方光部品123を約10
μm浮上させて上方光部品123と下方光部品124と
の間に面摩擦が発生しないような状態にした後、光軸調
芯を行うが、図10(c)に示すように、上方光部品1
23を10μm浮上させたときに、クランプアーム12
1の歪が解除され、倣った面が再びずれてしまうという
問題があった。一方、クランプアーム121の押付けス
トロークが短いと、面合わせが不完全になってしまうと
いう問題があった。
【0012】また、第4の問題点として、図11に示す
ように、上方光部品123’と、特に長尺の下方光部品
124’との間で面合わせを行う際、両者123’、1
24’の間の隙間をなくそうという動作を行うと、両者
123’、124’の面合わせ位置が回転中心から離れ
ていくため、両者123’、124’の間に摩擦抵抗を
生じ、回転中心から離れれば離れる程抵抗が大きくな
り、面合わせが困難となる。
【0013】そこで、本発明は、上記従来の面合わせ装
置における問題点に鑑みてなされたものであって、自動
化が可能で、上方光部品と下方光部品等の面にずれが生
ずることなく確実かつ容易に接合することができる面合
わせ装置等を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、面合わせ装置であって、第
1の被処理物を固定するクランプ部と、一方の面に前記
クランプ部を備え、該一方の面の反対側に凸状の半球面
を備えた凸球ブロックと、該凸球ブロックの前記半球面
を受けて該凸球ブロックを回転自在に保持する凹状部を
備えたベースブロックと、第2の被処理物の接合面を前
記第1の被処理物の接合面に押圧する押圧手段と、前記
ベースブロックを弾性的に支持する緩衝手段とを備える
ことを特徴とする。
【0015】そして、請求項1記載の発明によれば、緩
衝手段によって、ベースブロックを弾性的に支持するこ
とができるため、押圧手段によって、第2の被処理物の
接合面を第1の被処理物の接合面に押圧した際に、押圧
手段や両被処理物等に加わる負荷を逃がすことができ、
各部が撓んだり変形するのを防止することができるた
め、押圧手段による押し付けストロークを一定にするこ
とができ、面合わせ工程を自動化することができる。ま
た、手動で面合わせを行う場合でも、押圧手段による押
し付けストロークを両被処理物の面合わせが完了した状
態よりも若干長くすることにより、押圧手段の余剰スト
ロークを緩衝手段によって吸収することができ、第2の
被処理物の位置を位置決め手段等を使用して微調整する
必要もなく、容易に面合わせを行うことができる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の面
合わせ装置において、前記緩衝手段は、前記ベースブロ
ックを弾性的に支持するとともに、該ベースブロックの
位置を固定することができることを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明によれば、面合わせが
完了した後、緩衝手段によって、凸球ブロックの面合わ
せ位置と角度を変化させることなく、ベースブロックの
位置を固定することができるため、凸球ブロックをベー
スブロックに固定した後、緩衝手段によってベースブロ
ックの位置を固定することにより、第1の被処理物の位
置を面合わせが完了した状態に維持することができ、面
合わせをした状態で再度両被処理物の接合面を離間させ
るような場合でも、両接合面のクリアランスを一定にす
ることができるとともに、面合わせ後に調芯を行っても
両接合面がずれることもない。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載の面
合わせ装置において、前記緩衝手段は、前記ベースブロ
ックを前記押圧手段の押圧方向に対して略々垂直な面内
において弾性的または摺動可能に支持するとともに前記
ベースブロックの位置を固定することができるXY方向
緩衝手段と、前記ベースブロックを前記押圧手段の押圧
方向に略々平行な方向に弾性的に支持するとともに前記
ベースブロックの位置を固定することができるZ方向緩
衝手段からなることを特徴とする。
【0019】請求項3記載の発明によれば、XY方向緩
衝手段と、Z方向緩衝手段とで前記緩衝手段を構成した
ため、上方に位置する第1の被処理物を下方に位置する
第2の被処理物に押し付けて面合わせを行う際に、両被
処理物の接触点が凸球ブロックの回転に伴って中心位置
からずれようとするのを両被処理物の間の摩擦力で規制
するとともに、この力をXY方向緩衝手段で吸収するこ
とができるため、第1の被処理物の高さが一定でなく長
尺であっても対応することができる。また、3つ以上の
被処理物間の面合わせも容易に行うことができる。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の面合わせ装置において、前記凸球ブロックの
半球面と前記ベースブロックの凹状部との間に空気膜を
形成する空気膜形成手段を備えたことを特徴とする。
【0021】請求項4記載の発明によれば、凸球ブロッ
クの半球面とベースブロックの凹状部との間の空気膜に
よって、ベースブロックに対して凸球ブロックが、摩擦
抵抗のない状態で揺動可能に支持されているため、押圧
手段によって第2の被処理物の接合面を前記第1の被処
理物の接合面に押圧するだけで容易に両接合面を倣わせ
ることができるとともに、両接合面を倣わせた状態で空
気膜を消滅させて両被処理物の位置を固定する場合に
は、緩衝手段によって凸球ブロックの位置を固定した状
態でベースブロックを移動させて両接合面が倣った状態
を維持することができる。これによって、従来空気膜を
消滅させる際に発生していた接合面のずれを防止するこ
とができる。また、面合わせをした状態で再度両被処理
物の接合面を離間させるような場合でも、両接合面のク
リアランスを一定にすることができるため、面合わせ後
に調芯を行っても両接合面がずれることもなく、被処理
物が光部品であって、これらを溶接するような場合で
も、溶接不良を防止することができ、溶接時に光部品を
構成している金属の熱収縮により光軸が曲がったり、隙
間が原因で調芯時の挿入損失が大きくなることを防止す
ることができる。
【0022】請求項5記載の発明は、面合わせ方法であ
って、凸状の半球面を備えた凸球ブロックを凹状部を備
えたベースブロックによって回転自在に保持するととも
に、該ベースブロックを弾性的に支持し、第1の被処理
物を前記凸球ブロックに固定し、第2の被処理物の接合
面を前記第1の被処理物の接合面に押圧して両接合面を
倣わせ、前記ベースブロックに対して前記凸球ブロック
を固定することを特徴とする。
【0023】請求項5記載の発明によれば、ベースブロ
ックを弾性的に支持しているため、第2の被処理物の接
合面を第1の被処理物の接合面に押圧した際に、両被処
理物等に加わる負荷を逃がすことができ、各部が撓んだ
り変形するのを防止することができるため、押圧ストロ
ークを一定にすることができ、面合わせ工程を自動化す
ることができる。また、手動で面合わせを行う場合で
も、押圧ストロークを両被処理物の面合わせが完了した
状態よりも若干長くすることにより、余剰ストロークを
吸収することができ、第2の被処理物の位置を位置決め
手段等を使用して微調整する必要もなく、容易に面合わ
せを行うことができる。
【0024】請求項6記載の発明は、面合わせ方法であ
って、凸状の半球面を備えた凸球ブロックを凹状部を備
えたベースブロックによって空気膜を介して回転自在に
保持するとともに、該ベースブロックを弾性的に支持
し、第1の被処理物を前記凸球ブロックに固定し、第2
の被処理物の接合面を前記第1の被処理物の接合面に押
圧して両接合面を倣わせ、前記凸球ブロックと前記ベー
スブロックとの間の空気膜の厚さを減少させながら前記
ベースブロックを前記凸球ブロックの方向に押圧し、前
記空気膜が消滅したときに、前記ベースブロックに対し
て前記凸球ブロックを固定することを特徴とする。
【0025】請求項6記載の発明によれば、凸状の半球
面を備えた凸球ブロックを凹状部を備えたベースブロッ
クによって空気膜を介して回転自在に保持しているた
め、第2の被処理物の接合面を前記第1の被処理物の接
合面に押圧するだけで容易に両接合面を倣わせることが
できるとともに、両接合面を倣わせた状態で空気膜を消
滅させて両被処理物の位置を固定する場合には、ベース
ブロックを弾性的に支持しているため、凸球ブロックの
位置を固定した状態でベースブロックを移動させて両接
合面が倣った状態を維持することができる。これによっ
て、従来空気膜を消滅させる際に発生していた接合面の
ずれを防止することができる。
【0026】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載の面合わせ方法を利用した面合わせ調芯方法であっ
て、前記第2の被処理物の接合面を前記第1の被処理物
の接合面に押圧して両接合面を倣わせて前記ベースブロ
ックに対して前記凸球ブロックを固定した後、前記第2
の被処理物の接合面を前記第1の被処理物の接合面から
離間させて前記第1の被処理物と前記第2の被処理物の
調芯を行い、再度前記第2の被処理物の接合面を前記第
1の被処理物の接合面に当接させることを特徴とする。
【0027】請求項7記載の発明によれば、請求項5ま
たは6記載の面合わせ方法を利用し、第1の被処理物と
第2の被処理物の接合面を倣わせてベースブロックに対
して凸球ブロックを固定した後、前記第2の被処理物の
接合面を前記第1の被処理物の接合面から離間させて前
記第1の被処理物と前記第2の被処理物の調芯を行うた
め、調芯作業中に両被処理物が接触することがなく、両
被処理物の損傷を防止することができる。また、調芯作
業終了後再度前記第2の被処理物の接合面を前記第1の
被処理物の接合面に当接させた場合でも両接合面がずれ
ることもない。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる面合わせ装
置の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明す
る。尚、本実施例においては、2つの光部品の面合わせ
工程を自動化した場合について説明する。
【0029】図1は、本発明にかかる面合わせ装置の第
1実施例を示し、この面合わせ装置1は、凸球面2aを
有し下方光部品9を固定する凸球ブロック2と、凹状部
3aを有するベースブロック3と、先端に上方光部品8
を固定するクランプアーム4と、クランプアーム4を上
下方向に移動させるZ軸ステージ5と、ベースブロック
3を弾性的に支持するとともに、ベースブロック3の位
置を固定することができる緩衝手段としてのZ軸可動ス
テージ6とで構成される。
【0030】凸球ブロック2は、下部に凸球面2aが形
成され、上部には、下方光部品9を固定することができ
るように、図示しないクランプ部が設けられる。
【0031】ベースブロック3は、図示しない空圧ポン
プ等を介して凸球面2aと凹状部3aとの間に供給され
た空気膜を介して凸球ブロック2の凸球面2aを揺動自
在に支持する。
【0032】クランプアーム4は、自由端部に上方光部
品8を固定することができ、他端は、Z軸ステージ5に
よって上下方向に移動可能に構成される。また、本実施
例では、2つの光部品8、9の面合わせ工程を自動化す
るため、クランプアーム4のストロークは一定に設定さ
れる。
【0033】Z軸可動ステージ6は、エアシリンダまた
はばねを有する緩衝装置に類似する装置であって、例え
ば、ハウジング内に上下方向に弾性的に移動可能な軸の
上部に取付けベース14が設けられる。そして、取付け
ベース14に上方から下向きの力が加わると、取付けベ
ース14は、軸とともに下方に移動するが、上記押圧力
を解除すると、再び上方に移動することができる。
【0034】また、Z軸可動ステージ6には、軸の上下
方向の移動を規制する規制手段が備えられ、上下方向に
移動した軸を任意の位置で係止することができる。これ
によって、取付けベース14を介してベースブロック3
の位置を固定することができる。
【0035】次に、上記構成を有する面合わせ装置1の
動作について、図2の一部断面図、及び面合わせ装置1
の各部の上下方向の位置の変化を時間経過とともに示し
た図3を参照しながら説明する。
【0036】まず、図2(a)に示すように、凸球ブロ
ック2に下方光部品9を固定し、クランプアーム4の先
端部に上方光部品8を固定する。この時、面合わせ装置
1の各部は、図3の(A)の状態にある。また、凸球面
2aと凹状部3aとの間には、10μm程度の空気膜1
0が形成され、凸球ブロック2が浮上しているため、凸
球ブロック2とベースブロック3との間には摺動抵抗が
ない。
【0037】次に、面合わせを行うため、図2(b)に
示すように、Z軸ステージ5(図1参照)及びクランプ
アーム4を介して、上方光部品8を下方光部品9に押し
付ける。この際、凸球ブロック2とベースブロック3と
の間には摺動抵抗がないため、上方光部品8の接合面の
傾きに対応して、下方光部品9が倣い動作を行う。図3
(B)に示すように、上方光部品8(Z軸ステージ5)
が下降し、上方光部品8と下方光部品9は点当接する。
その後、さらに、上方光部品8(Z軸ステージ5)が下
降し、図3(C)に示すように、上方光部品8と下方光
部品9は面当接する。
【0038】そして、図3(D)に示すように、クラン
プアーム4の余剰ストロークによって上方光部品8(Z
軸ステージ5)がさらに下降すると、Z軸可動ステージ
6がクランプアーム4の余剰ストロークを吸収して下降
し、これに伴って凸球ブロック2(下方光部品9)も下
降する。すなわち、クランプアーム4による下方への押
圧力は、凸球ブロック2、空気膜10、ベースブロック
3を介してZ軸可動ステージ6に加えられ、図2(c)
に示すように、Z軸可動ステージ6の取付けベース14
が下方に移動した状態で面合わせが完了する。
【0039】次に、図2(d)に示すように、空気膜1
0を徐々に薄くして最終的に空気膜10を消滅させる
が、本実施例では、ベースブロック3をZ軸可動ステー
ジ6によって弾性的に支持しているため、従来のように
凸球ブロック2が下方に移動するのではなく、空気膜1
0の厚さが薄くなるに従ってZ軸可動ステージ6の取付
けベース14が上方に移動し、これによって凸球ブロッ
ク2が静止した状態で取付けベース14及びベースブロ
ック3が上昇し、最終的に、図3(E)及び図2(d)
に示すように、凸球ブロック2は全く移動せず、また、
ベースブロック3も面合わせ時の姿勢を保ったまま上下
方向に移動することにより、ベースブロック3に対して
凸球ブロック2が固定される。
【0040】そして、図2(e)に示すように、Z軸可
動ステージ6によって取付けベース14の位置を固定し
て、ベースブロック3に対して凸球ブロック2を固定
し、上方光部品8と下方光部品9との間の面合わせ状態
を維持する。
【0041】以上説明したように、本実施例では、面合
わせ時の姿勢を保ったままベースブロック3に対して凸
球ブロック2が固定されるため、上方光部品8と下方光
部品9の面合わせを行った後、両者を離間させて調芯を
行った後、再度面合わせを行う必要がある場合でも、合
わせ面がずれることはない。
【0042】また、上述のように、面合わせ工程を自動
化するため、クランプアーム4の押付けストロークを一
定にしても、クランプアーム4によって上方光部品8を
下方へ押圧する際に、クランプアーム4に生ずるたわみ
をZ軸可動ステージ6によって下方に逃がすことができ
るため、クランプアーム4のたわみを極小にすることが
できる。
【0043】尚、上記実施例においては、クランプアー
ム4を自動的に一定のストロークで下方に移動させる場
合について説明したが、クランプアーム4を手動で移動
させて上方光部品8及び下方光部品9の面合わせを行う
場合でも、クランプアーム4のストロークを上方光部品
8及び下方光部品9の面合わせが完了した状態よりも若
干長くして、クランプアーム4の余剰ストロークをZ軸
可動ステージ6によって吸収することができ、上方光部
品8の位置をZ軸ステージ5等を介して微調整する必要
もなく、容易に面合わせを行うことができる。また、Z
軸可動ステージ6は、上記構成に限定されることなく、
ベースブロック3を弾性的に支持すること、また、これ
に加え、ベースブロック3の位置を固定することができ
れば、他の構成としても良い。
【0044】図4は、本発明にかかる面合わせ装置の第
2実施例を示し、この面合わせ装置21は、クランプブ
ロック30を介して下方光部品29を固定する凸球ブロ
ック22と、ベースブロック23と、先端に上方光部品
28を固定するクランプアーム24と、クランプアーム
24を上下方向に移動させるZ軸ステージ25と、ベー
スブロック23をXY方向において弾性的または摩擦力
の働かない状態で摺動可能に支持するとともに、ベース
ブロック23の位置を固定することができる緩衝手段と
してのXY平面ステージ31と、取付けベース34を介
してXY平面ステージ31をZ方向において弾性的に支
持するとともに、XY平面ステージ31の位置を固定す
ることができる緩衝手段としてのZ軸可動ステージ26
とで構成される。すなわち、本実施例は、第1実施例の
構成要素にXY平面ステージ31を加えた構成としてい
る。
【0045】XY平面ステージ31は、エアシリンダま
たはばねを有する緩衝装置またはそれに類似する装置で
あって、例えば、取付けベース34に固定された取付け
ベース31b上を浮上ステージ31aが薄い空気膜を介
して支持され、エアジャイロ的にXY方向に摩擦力の働
かない状態で摺動可能にまたは弾性的に移動可能に構成
された緩衝装置である。そして、浮上ステージ31aに
ベースブロック23を介してXY方向の力が加わると、
浮上ステージ31aは、XY方向に移動する。
【0046】また、XY平面ステージ31には、浮上ス
テージ31aのXY方向の移動を規制する規制手段が備
えられ、XY方向に移動した浮上ステージ31aと取付
けベース31bとの間の空気膜を解消することで任意の
位置に浮上ステージ31aを係止することができる。こ
れによって、浮上ステージ31aを介してベースブロッ
ク23の位置を固定することができる。
【0047】次に、上記構成を有する面合わせ装置21
の動作について、図5の一部断面図を参照しながら説明
する。
【0048】まず、図5(a)に示すように、凸球ブロ
ック22にクランプブロック30を介して下方光部品2
9を固定し、クランプアーム24の先端部に上方光部品
28を固定する。また、凸球面22aと凹状部23aと
の間に空気を供給し、10μm程度の空気膜40を形成
する。空気膜40を介して凸球ブロック22が浮上して
いるため、凸球ブロック22とベースブロック23との
間には摺動抵抗がない。そして、Z軸ステージ25(図
4参照)によってクランプアーム24を下降させて上方
光部品28を下方光部品29に接触させる。
【0049】次に、面合わせを行うため、図5(b)に
示すように、Z軸ステージ25(図4参照)及びクラン
プアーム24を介して、上方光部品28を下方光部品2
9に押し付ける。この際、凸球ブロック22とベースブ
ロック23との間には摺動抵抗がないため、上方光部品
28の接合面の傾きに対応して下方光部品29が倣い動
作を行う。同時に、上方光部品28と下方光部品29と
の接触点が凸球ブロック22の回転に伴って中心位置か
らずれようとするが、この動きを上方光部品28と下方
光部品29との間の摩擦力で規制するとともに、この力
をXY平面ステージ31の浮上ステージ31aが取付け
ベース31b上をスライドして吸収し、上方光部品28
と下方光部品29とは面当接する。
【0050】そして、図5(c)に示すように、クラン
プアーム24の余剰ストロークによって上方光部品28
がさらに下降すると、Z軸可動ステージ26がクランプ
アーム24の余剰ストロークを吸収して下降し、これに
伴って凸球ブロック22及び下方光部品29も下降す
る。すなわち、クランプアーム24による下方への押圧
力は、凸球ブロック22、空気膜40、ベースブロック
23、XY平面ステージ31を介してZ軸可動ステージ
26に加えられ、Z軸可動ステージ26の取付けベース
34が下方に移動した状態で面合わせが完了する。
【0051】次に、図5(d)に示すように、空気膜4
0を徐々に薄くして最終的に空気膜40を消滅させる
が、本発明では、ベースブロック23をZ軸可動ステー
ジ26によって弾性的に支持しているため、従来のよう
に凸球ブロック22が下方に移動するのではなく、空気
膜40の厚さが薄くなるに従ってZ軸可動ステージ26
の取付けベース34が上方に移動し、これによって、凸
球ブロック22が静止した状態で取付けベース34、X
Y平面ステージ31及びベースブロック23が上昇す
る。
【0052】次に、図5(e)に示すように、XY平面
ステージ31の規制手段を介して浮上ステージ31aを
取付けベース31bに固定する。この際にも、XY平面
ステージ31をZ軸可動ステージ26によって弾性的に
支持しているため、浮上ステージ31aと取付けベース
31bとの間の空気膜の厚さが薄くなるに従ってZ軸可
動ステージ26の取付けベース34が上方に移動し、凸
球ブロック22は全く移動せず、また、ベースブロック
23も面合わせ時の姿勢を保ったまま上下方向に移動す
ることにより、ベースブロック23に対して凸球ブロッ
ク22が固定される。
【0053】そして、最終的に、図5(f)に示すよう
に、Z軸可動ステージ26によって取付けベース34の
位置を固定して、ベースブロック23に対して凸球ブロ
ック22を固定し、上方光部品28と下方光部品29と
の間の面合わせ状態を維持する。
【0054】以上説明したように、本実施例において
は、上方光部品28を下方光部品29に押し付けて面合
わせを行う際に、上方光部品28と下方光部品29との
接触点が凸球ブロック22の回転に伴って中心位置から
ずれようとするが、このずれを上方光部品28と下方光
部品29との間の摩擦力で規制するとともに、この力を
XY平面ステージ31の浮上ステージ31aが取付けベ
ース31b上をスライドして吸収しているため、上方光
部品28の製品高さが一定でなく長尺であっても対応す
ることができる。
【0055】次に、上記第2実施例にかかる面合わせ装
置21を利用した面合わせ調芯装置41によって3つの
光部品間の面合わせ及び調芯を行う場合について図6を
参照しながら説明する。
【0056】同図に示すように、本装置41では、上下
に配置されたファイバ付きの第1光部品52と、中心部
に素子の入った第2光部品51と、第3光部品としての
光ファイバ55を貫通溶接固定したサポート53の合計
3つの光部品間の面合わせを行う。この装置41は、上
記面合わせ装置21の構成に加え、Z軸可動ステージ2
6の下方にモータ式回転ステージ60及びモータ式XY
軸ステージ61が設けられ、面合わせ装置21に隣接し
て、光ファイバ55を保持する第2クランプアーム56
と、スイベルステージ57と、モータ式Zステージ58
とが設けられる。
【0057】次に、上記面合わせ調芯装置41の動作に
ついて説明する。まず、凸球ブロック22にクランプブ
ロック54を介して第1光部品52を固定し、クランプ
アーム24の先端部に第2光部品51を固定する。さら
に、第2クランプアーム56の先端部に光ファイバ55
を固定する。そして、凸球ブロック22とベースブロッ
ク23間に空気を供給して空気膜を形成する。
【0058】その後、第2光部品51をZ軸ステージ2
5によって下降させて第1光部品52の上面と接触させ
ると、凸球ブロック22が第2光部品51と第1光部品
52との間の隙間をなくす方向に回転し、XY平面ステ
ージ31が移動することによって、両者51、52の面
が倣う。そして、Z軸ステージ25の余剰ストロークを
Z軸可動ステージ26で吸収し、凸球ブロック22とX
Y平面ステージ31の空気膜による隙間を押し上げなが
ら凸球ブロック22をベースブロック23に吸着固定す
る。
【0059】そして、上記第1の面合わせ終了後、第2
光部品51を上昇させ、第1光部品52をXY軸方向、
光ファイバ55をXYZ軸方向にモータ式ステージ5
8、59、61によって光軸の調芯を行う。その後、第
2光部品51を下降させ、YAGレーザ等で溶接固定を
行う。そして、光ファイバ55を一旦上昇させてからサ
ポート53に挿入し、Z軸方向の位置決めを行った後、
サポート53と光ファイバ55の貫通溶接を行う。
【0060】次に、サポート53と第2光部品51との
間の面合わせを行う。これも、凸球ブロック22とベー
スブロック23間に空気を供給して空気膜を形成した
後、サポート53をモータ式Z軸ステージ58によって
下降させて第2光部品51の上面と接触させ、凸球ブロ
ック22が第2光部品51とサポート53との間の隙間
をなくす方向に回転し、XY平面ステージ31が移動す
ることによって、両者52、53の面が倣う。そして、
第2クランプアーム56の余剰ストロークをZ軸可動ス
テージ26で吸収し、凸球ブロック22とXY平面ステ
ージ31の空気膜による隙間を押し上げながら凸球ブロ
ック22をベースブロック23に吸着固定する。
【0061】そして、上記第2の面合わせ終了後、光軸
のずれを、サポート53をモータ式XY軸ステージ59
によってXY方向に再調芯することによって修正し、第
2光部品51とサポート53との間をYAGレーザで溶
接固定し、所望の光デバイスが完成する。
【0062】以上説明したように、面合わせ調芯装置4
1によれば、3つの光部品51、52、55間の面合わ
せ及び調芯を行うことができるため、段取り替えをする
ことなく、光部品の組立て及び調芯を行うことができ
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動化が可能で、上方光部品と下方光部品等の面にずれ
が生ずることなく確実かつ容易に接合することができる
面合わせ装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる面合わせ装置の第1実施例を示
す一部断面図である。
【図2】図1の面合わせ装置の動作を示す一部断面図で
ある。
【図3】図1の面合わせ装置の各部の上下方向の位置の
変化を時間経過とともに示したチャートである。
【図4】本発明にかかる面合わせ装置の第2実施例を示
す一部断面図である。
【図5】図1の面合わせ装置の動作を示す一部断面図で
ある。
【図6】本発明にかかる面合わせ調芯装置の一実施例を
示す一部断面図である。
【図7】従来の光半導体モジュールの組立方法の一例を
示す断面図である。
【図8】従来の面合わせ装置の一例を示す断面図であ
る。
【図9】従来の面合わせ装置の動作を示す断面図であ
る。
【図10】従来の面合わせ装置のクランプアームの動作
を示す概略図である。
【図11】従来の面合わせ装置の面合わせ動作を示す概
略図であって、(a)は全体断面図、(b)は(a)の
A部拡大図である。
【符号の説明】
1 面合わせ装置 2 凸球ブロック 2a 凸球面 3 ベースブロック 3a 凹状部 4 クランプアーム 5 Z軸ステージ 6 Z軸可動ステージ 8 上方光部品 9 下方光部品 10 空気膜 14 取付けベース 21 面合わせ装置 22 凸球ブロック 22a 凸球面 23 ベースブロック 23a 凹状部 24 クランプアーム 25 Z軸ステージ 26 Z軸可動ステージ 28 上方光部品 29 下方光部品 30 クランプブロック 31 XY平面ステージ 31a 浮上ステージ 31b 取付けベース 34 取付けベース 40 空気膜 41 面合わせ調芯装置 51 第2光部品 52 第1光部品 53 サポート 54 クランプブロック 55 光ファイバ(第3光部品) 56 第2クランプアーム 57 スイベルステージ 58 モータ式Zステージ 59 モータ式XY軸ステージ 60 モータ式回転ステージ 61 モータ式XY軸ステージ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の被処理物を固定するクランプ部
    と、 一方の面に前記クランプ部を備え、該一方の面の反対側
    に凸状の半球面を備えた凸球ブロックと、 該凸球ブロックの前記半球面を受けて該凸球ブロックを
    回転自在に保持する凹状部を備えたベースブロックと、 第2の被処理物の接合面を前記第1の被処理物の接合面
    に押圧する押圧手段と、 前記ベースブロックを弾性的に支持する緩衝手段とを備
    えることを特徴とする面合わせ装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝手段は、前記ベースブロックを
    弾性的に支持するとともに、該ベースブロックの位置を
    固定することができることを特徴とする請求項1記載の
    面合わせ装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝手段は、前記ベースブロックを
    前記押圧手段の押圧方向に対して略々垂直な面内におい
    て弾性的または摺動可能に支持するとともに前記ベース
    ブロックの位置を固定することができるXY方向緩衝手
    段と、前記ベースブロックを前記押圧手段の押圧方向に
    略々平行な方向に弾性的に支持するとともに前記ベース
    ブロックの位置を固定することができるZ方向緩衝手段
    からなることを特徴とする請求項2記載の面合わせ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記凸球ブロックの半球面と前記ベース
    ブロックの凹状部との間に空気膜を形成する空気膜形成
    手段を備えたことを特徴とする請求項1、2または3記
    載の面合わせ装置。
  5. 【請求項5】 凸状の半球面を備えた凸球ブロックを凹
    状部を備えたベースブロックによって回転自在に保持す
    るとともに、該ベースブロックを弾性的に支持し、 第1の被処理物を前記凸球ブロックに固定し、 第2の被処理物の接合面を前記第1の被処理物の接合面
    に押圧して両接合面を倣わせ、 前記ベースブロックに対して前記凸球ブロックを固定す
    ることを特徴とする面合わせ方法。
  6. 【請求項6】 凸状の半球面を備えた凸球ブロックを凹
    状部を備えたベースブロックによって空気膜を介して回
    転自在に保持するとともに、該ベースブロックを弾性的
    に支持し、 第1の被処理物を前記凸球ブロックに固定し、 第2の被処理物の接合面を前記第1の被処理物の接合面
    に押圧して両接合面を倣わせ、 前記凸球ブロックと前記ベースブロックとの間の空気膜
    の厚さを減少させながら前記ベースブロックを前記凸球
    ブロックの方向に押圧し、 前記空気膜が消滅したときに、前記ベースブロックに対
    して前記凸球ブロックを固定することを特徴とする面合
    わせ方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の被処理物の接合面を前記第1
    の被処理物の接合面に押圧して両接合面を倣わせて前記
    ベースブロックに対して前記凸球ブロックを固定した
    後、前記第2の被処理物の接合面を前記第1の被処理物
    の接合面から離間させて前記第1の被処理物と前記第2
    の被処理物の調芯を行い、再度前記第2の被処理物の接
    合面を前記第1の被処理物の接合面に当接させることを
    特徴とする請求項5または6記載の面合わせ方法を利用
    した面合わせ調芯方法。
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JP2012068383A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Fujitsu Ltd 光学部品の製造方法
JP2022057755A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 三菱電機株式会社 半導体素子特性検査装置
WO2022201554A1 (ja) * 2021-03-26 2022-09-29 オリンパス株式会社 光学素子の接合装置および光学素子の接合方法

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