JP3735536B2 - 面合わせ装置及び面合わせ方法 - Google Patents

面合わせ装置及び面合わせ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3735536B2
JP3735536B2 JP2001064199A JP2001064199A JP3735536B2 JP 3735536 B2 JP3735536 B2 JP 3735536B2 JP 2001064199 A JP2001064199 A JP 2001064199A JP 2001064199 A JP2001064199 A JP 2001064199A JP 3735536 B2 JP3735536 B2 JP 3735536B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
convex spherical
processed
block
clamp
convex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001064199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002267903A (ja
Inventor
清光 石村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP2001064199A priority Critical patent/JP3735536B2/ja
Priority to US10/082,162 priority patent/US6801694B2/en
Publication of JP2002267903A publication Critical patent/JP2002267903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3735536B2 publication Critical patent/JP3735536B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4219Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
    • G02B6/422Active alignment, i.e. moving the elements in response to the detected degree of coupling or position of the elements
    • G02B6/4226Positioning means for moving the elements into alignment, e.g. alignment screws, deformation of the mount
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3801Permanent connections, i.e. wherein fibres are kept aligned by mechanical means
    • G02B6/3803Adjustment or alignment devices for alignment prior to splicing
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4219Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
    • G02B6/422Active alignment, i.e. moving the elements in response to the detected degree of coupling or position of the elements
    • G02B6/4225Active alignment, i.e. moving the elements in response to the detected degree of coupling or position of the elements by a direct measurement of the degree of coupling, e.g. the amount of light power coupled to the fibre or the opto-electronic element

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、面合わせ装置及び面合わせ方法に関し、特に、光部品の接合時の部品間の面及び中心軸の調整等に用いられる面合わせ装置及び面合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光部品の接合時における部品間の面及び中心軸を調整するため、図6に示すような倣い・中心軸調整機構が用いられている。
【0003】
この機構は、被処理物120をクランプするクランプ部121が固定された調整ステージユニットが階層的に重ねられ、上下ステージ122と、左右ステージ123と、前後ステージ124とを備える。また、この機構は、上下ステージ114と、左右ステージ115と、前後ステージ116と、前後あおりステージ117と、左右あおりステージ125と、被処理物119をクランプするクランプ部118とを備える。
【0004】
そして、上記構成により、被処理物119をクランプ部118にセットクランプし、被処理物120をクランプ部121にセットクランプする。ここで、被処理物119と被処理物120の中心軸は、各ステージを調整して外観形状を確認したり、特性を確認することにより一致しているものとする。
【0005】
次に、被処理物120を上下ステージ122にて下降させ、被処理物119と面の接触を確認する。次に、面合せの調整を行う。面接触を確認し、一度被処理物120と被処理物119の接触面を離し、左右あおりステージ125と、前後あおりステージ117とを調整し、面が平行になる位置を見つける、この時、再度両被処理物119、120の中心軸の確認を行う。ほとんどの場合、これらの中心軸がずれているので、上記調整を数回繰り返し、両被処理物119、120の中心軸と面合せを行う。
【0006】
他の従来例として、例えば、特開平8−281464号公報に図7に示すような面合わせ装置が開示されている。
【0007】
この面合わせ装置は、凸球面を有する台座106に一方の被処理物108を固定するクランプ部107が設置され、被処理物108の上方から他方の被処理物109を垂直に降下させて双方の接触面同士を密着させる際に、凸球面を有する台座106が凹球面を有するベースブロック101に形成された台座支持部103に揺動自在に収容され、空圧ポンプ113より圧送された空気が、切替え弁112、空気導入路111、空気だまり102を介して台座支持部103に形成された空気孔104より導入され、空気膜105を形成するように構成される。
【0008】
上記構成によって形成された空気膜105により、凸球面を有する台座106が浮上し、台座支持部103との間の摺動抵抗がなくなる。そして、被処理物109に荷重を加えて被処理物108の上方から垂直に降下させ、双方の接触面同士を密着させる際に、凸球面を有する台座106が自在に揺動し、被処理物109の接触面の傾きに対応して、被処理物108が倣い動作を行う。
【0009】
これにより、被処理物108と被処理物109とは、互いの接着面を加圧しながら面合せができる。その後、噴出した空気を切替え弁112を介して真空ポンプ114にて吸引し、台座106を台座支持部103に吸着させて固定する。台座106は、接合面の周辺に加圧機構が存在しないため、水平方向に近い状態の任意の位置にレーザ光源110を設置することができ、両被処理物108、10を溶着することができる。
【0010】
また、第3の従来例として、特開平7−63961号公報に記載の光半導モジュールの組立方法は、光半導体装置を有するレンズホルダー部を保持するセット孔を上面に有し、底面側が凸状の半球面として形成される第1のブロックと、凸状の半球面を受けて第1のブロックを回転自在に保持する凹状の半球面を有する第2のブロックとでなる治具により、第1のブロックのセット孔に配置されたレンズホルダー部に光ファイバー側を接触させた状態で、光ファイバー側とレンズホルダー部側との間を固定する。これによって、組立結合時に、レンズホルダー部側と光ファイバー側との調芯を簡単に行うことができ、かつ、組立結合時にも互いの平行度がずれないようにして光学精度を向上させている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記第1従来例にかかる倣い・中心軸調整機構においては、各被処理物が3軸及び5軸からなるステージにより構成された機構により調整されるため、製品の大きさに対して必要以上に大きなシステムを必要とし、作業現場での占有面積も広くなるとともに、軸数が多く制御数が多いため装置を動作させるにあたって長時間を必要とし、生産性が低下するという問題があった。
【0012】
一方、第2及び第3の従来例にかかる面合わせ装置及び光半導モジュールの組立方法では、凸球面が形成される反対面(平面)の球面中心軸付近に対象物があるため、ほとんどの力は下向きに作用し、面同士の傾きを倣わせる力(球面に沿った球面に回転を促す力)は小さな力になる。このため、中心軸の上面からの荷重によって球面の回転を促して面を倣わせるためには、かなり大きな力を加える必要があり、これにより、被処理物の破壊及び損傷を招くおそれがあるという問題があった。
【0013】
また、上記第2及び第3の従来例の第2の問題点として、球面の中心に被処理物が存在しないため、軸の中心がずれることが挙げられる。球面の中心に被処理物が存在すれば、これらの中心軸は変化せず、中心軸を基点にして面の傾きが倣うことが可能になるが、従来例では、球面の中心に被処理物が存在せず、軸の中心がずれるため、面を倣わせた後に再度中心軸を調整しなければならない。
【0014】
この点についてさらに詳細に説明すると、一般的に行われている作業手順として、被処理物の面同士の隙間をなくすように両面を合わせ、次に、被処理物の中心軸を合わせることが行われているが、面を倣わせた後に中心軸を合わせる作業を外観または特性を確認しながら数回繰返し実施する必要があり、多大な時間を費やすことになる。
【0015】
また、第2の従来例にかかる面合わせ装置では、被処理物がクランプ固定されている凸球面の台座の摺動抵抗をなくすため、凹球面の台座支持部の空気孔から噴出した空気によって膜を形成して凸球面の台座を浮上させている。この時、台座と台座支持部との間に数μmの空気膜が形成され、両者間の摺動抵抗をなくしている。
【0016】
そして、次の工程として、被処理物の面同士が倣い、接合後、位置決め固定する際に圧送されていた空気が切替え弁により切り替わり、真空ポンプにて空気が吸引されることで凸球面の台座は凹球面の台座支持部に吸着固定される。これによって、被処理物間に隙間が発生し、上面からの荷重が変化するため、この変化に追従する機構が必要になるとともに、この隙間により特性が変化するという問題があった。
【0017】
そこで、本発明は上記従来の面合わせ装置等における問題点に鑑みてなされたものであって、構造が簡単で調整時間が短時間ですみ生産性が高く、被処理物の破壊及び損傷を招くおそれがなく、高精度で面合わせを行うことのできる面合わせ装置及び面合わせ方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、面合わせ装置であって、被処理物を固定するクランプ部と当接する当接面と該当接面の反対側に凸状の半球面を備えた凸球ブロックと、該凸球ブロックの前記半球面を受けて該凸球ブロックを回転自在に保持する凹状部を備えたベースブロックとで構成されるユニットを、前記当接面が相対向するように2ユニット配置したことを特徴とする。
【0019】
そして、請求項1記載の発明によれば、被処理物が固定されている凸球ブロックを、ベースブロックの凹状部によって回転自在に保持するため、凸球ブロックに固定されている被処理物に接合される他の被処理物によって荷重を加えた時に、被処理物が自由運動を行い、両方の被処理物の突合せを隙間なく行うことができる。また、各ユニットは、凸球ブロック及びベースブロックで構成されるのみであるため、構成が簡単で制御も容易となる。
【0020】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の面合わせ装置において、前記凸球ブロックの半球面と前記ベースブロックの凹状部との間に空気膜を形成する空気膜形成手段と、前記2つのベースブロックを互いに近接または離間する方向に平行移動させる移動手段を備えたことを特徴とする。
【0021】
請求項2記載の発明によれば、凸球ブロックとベースブロックの凹状部との間に空気膜を形成し、凸球ブロックに対して垂直に被処理物を固定した場合、突き当て及び面合せ完了後、両被処理物を互いに接合した後、空気膜の形成を解除して凸球ブロックを凹状部に固定すると、空気膜による隙間分被処理物が移動し、両被処理物間に隙間を作ってしまうことになるが、2つのベースブロックを互いに近接する方向に平行移動させることにより、2つのベースブロックの凹状部が互いに近接する方向に平行移動し、同時に空気膜を消滅させることにより、被処理物同士は動くことがなく、両者を精度良く接着することができる。
【0022】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の面合わせ装置において、前記クランプ部の前記被処理物を固定する部分にベアリングを設け、前記被処理物を回動可能に保持することを特徴とする。
【0023】
請求項3記載の発明によれば、ベアリングによって被処理物を回動可能に保持するため、光部品等の被処理物間の面合せだけでなく、光中心軸を合わせることができ、光部品特性の最も良い位置を探して面合せを行うこと等が可能となる。
【0024】
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の面合わせ装置において、前記クランプ部によって前記被処理物を前記2つのユニットの外側に突出した状態で保持し、前記クランプ部の前記被処理物の突出方向とは反対方向にウエイトを延設したことを特徴とする。
【0025】
請求項4記載の発明によれば、クランプ部によって被処理物を2つのユニットの外側に突出した状態で保持できるため、両被処理物の周囲に遮へい物がなくなり、接着剤の塗布やレーザによる照射時等により効率良く作業を実施することができる。また、クランプ部の被処理物の突出方向とは反対方向にウエイトを延設したため、被処理物同士の突き当て、面合せ時の荷重により、凸球ブロックが揺動することがなく、安定した状態で作業を行うことができる。
【0026】
請求項5記載の発明は、面合わせ方法であって、被処理物を固定するクランプ部と当接する当接面と該当接面の反対側に凸状の半球面を備えた凸球ブロックと、該凸球ブロックの前記半球面を受けて該凸球ブロックを回転自在に保持する凹状部を備えたベースブロックとで構成されるユニットを、前記当接面が相対向するように2ユニット配置し、一方の被処理物を前記クランプ部によって固定し、前記クランプ部を前記各ユニットの各々の当接面に当接させて保持する際に、前記凸球ブロックの中心軸から偏芯した位置で保持することを特徴とする。
【0027】
請求項5記載の発明によれば、クランプ部を凸球ブロックの中心軸から偏芯した位置で保持することにより、凸球ブロックの半球面とベースブロックの凹状部との回転摺動のための荷重を小さくすることが可能となる。例えば、この加重は、従来、数百グラムから数キログラムであったものが数十グラムとすることもでき、被処理物の破壊及び損傷を防止することができるとともに、荷重の制御も容易となり、両被処理物の面合せ部に隙間が発生することもなく、性能の向上、ひいては生産性の向上に繋がる。
【0028】
請求項6記載の発明は、面合わせ方法であって、被処理物を固定するクランプ部と当接する当接面と該当接面の反対側に凸状の半球面を備えた凸球ブロックと、該凸球ブロックの前記半球面を受けて該凸球ブロックを回転自在に保持する凹状部を備えたベースブロックとで構成されるユニットを、前記当接面が相対向するように2ユニット配置し、一方の被処理物をクランプ部によって固定し、該クランプ部を前記各ユニットの各々の当接面に当接させて保持する際に、相対向する前記凸球ブロックの半球面によって形成される仮想球の中心点に一方の被処理物の接合面の中心点を一致させて両被処理物の面合せを行うことを特徴とする。
【0029】
請求項6記載の発明によれば、仮想球の中心点に一方の被処理物の接合面の中心点を一致させて両被処理物の面合せを行うため、両被処理物の中心軸がずれることなく面合せを行うことができ、面合わせ作業をより容易に行うことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】
図1及び図2は、本発明にかかる面合わせ装置の第1実施例を示し、この面合わせ装置は、被処理物を固定するクランプ部5と当接する当接面3aと当接面3aの反対側に凸状の半球面3bを備えた凸球ブロック3と、凸球ブロック3の半球面3bを受けて凸球ブロック3を回転自在に保持する多孔質凹球面(凹状部)4を備えたベースブロック1(2)とで構成されるユニットを、当接面3aが相対向するように2ユニット配置したことを特徴とする。
【0032】
クランプ部5は、被処理物7をクランプ固定するため、各ユニットの凸球ブロック3の当接面3aに挟持可能に形成される。
【0033】
凸球ブロック3の半球面3bと多孔質凹球面4との間の摺動抵抗をなくすため、多孔質凹球面4から空気が噴出して数μmの空気膜11が形成され、凸球ブロック3を浮上させるように構成される。
【0034】
切替え弁18は、多孔質凹球面4に空気を供給するか、多孔質凹球面4側から空気を抜くため、すなわち、多孔質凹球面4への空気の流れを切り換える。
【0035】
ベースブロック1、2には、テーブル支持部14が固定され、テーブル支持部14に固定されているテーブル12は、ガイド13上に摺動可能に取り付けられる。
【0036】
テーブル支持部14の端部には、テーブル支持部14を介してベースブロック1、2を互いに近接または離間する方向に移動させるため、空圧シリンダ15、16が配置される。
【0037】
次に、上記構成を有する面合わせ装置の動作について詳細に説明する。
【0038】
被処理物7がクランプ部5によってクランプ固定された後、切替え弁18を介して高圧空気が圧送され、空気導入路9を経て多孔質凹球面4より空気が噴出し、数μmの空気膜11が形成される。これによって、凸球ブロック3に対して浮上する力が加えられ、凸球ブロック3に固定されたクランプ部5がフリーの状態となる。
【0039】
次に、クランプ部6にクランプされた被処理物8が下方に移動し、被処理物7に当接する。この時、クランプ部5は、凸球ブロック3の中心軸から外れた位置に挟持されているため、クランプ部6にクランプされた被処理物8は、例えば、数十グラム程度の小さな荷重で凸球ブロック3と多孔質凹球面4とを摺動させることができ、凸球ブロック3に回転方向へのモーメントを加えることが可能となる。
【0040】
また、被処理物7の中心点を仮想球の中心点10に搭載することにより、面合せ時の中心軸のずれを極力抑えることができる。すなわち、被処理物7の中心点を2つの凸球ブロック3によって形成される仮想的球の中心点10と一致させることにより、中心点10を基点にした点で、面合せ部分を煽って動かすことにより、被処理物7、8の中心軸がずれることなく面だけを合わせることが可能となる。
【0041】
被処理物7及び8の面同士が倣い、これらが接合された後、切替え弁18を切り替え、空気膜11を形成している空気をレギュレータ21によって排気量を制御しながら排出する。これと同時に、空圧シリンダ15、16によりベースブロック1、2を互いに近接する方向に移動させ、被処理物7、8が面合わせされた状態を維持しながら位置決め固定がなされる。
【0042】
次に、本発明にかかる面合わせ装置の第2実施例について、図3を参照しながら詳細に説明する。
【0043】
本実施例では、クランプ部5の被処理物7をクランプする部分にベアリング20を設けた点が第1実施例と異なり、その他の構成は第1実施例と同様である。
【0044】
次に、本実施例の動作について説明する。被処理物7をクランプ後、図示しない切替え弁にて高圧空気を圧送し、空気導入路9を介して多孔質凹球面4より空気を噴出させ、空気膜11を形成し、凸球ブロック3に浮上する力を加える。これによって、凸球ブロック3に固定されたクランプ部5は、フリーの状態となり、被処理物7、8の面合せが可能となる。
【0045】
次に、クランプ部6にクランプされた被処理物8を下方に移動させることにより、被処理物7に当接させる。この時、クランプ部5は凸球ブロック3の中心軸から外れた位置に取付けられているため、クランプ部6にクランプされた被処理物8は、被処理物7に当接した際、小さな荷重により凸球ブロック3に回転方向へのモーメントを加えることができ、被処理物8の面合せに必要な加圧荷重が数十グラムで済む。以上は、第1実施例と同様の動作である。
【0046】
次に、本実施例における特徴について説明する。光部品等の面合せ及び倣い機構では、光の進行方向の中心に対して部品間の面を合せたり、倣わせるだけでなく、光中心軸が偏芯していることがあり、これに対応するため、ベアリング20によって保持された被処理物7を光中心軸に対して回転させることにより、特性の最も良い位置を探し面合せを行うことができる。尚、面合せ倣い後の位置決め固定動作については第1実施例の場合と同様である。
【0047】
次に、本発明にかかる面合わせ装置の第3実施例について、図4及び図5を参照しながら詳細に説明する。
【0048】
本実施例の目的は、上記2つのユニットの外側で面合せ調芯作業を実施することにより、面合せ固定時の固定方法(接着剤・溶着等)の選択肢を広げ、作業性の向上を図ることである。
【0049】
本実施例では、凸球ブロック3の上方にクランプベース21が取付けられ、これにより前記説明の小荷重にての面合せ倣いを可能にする。クランプベース21には、2つのユニットの外側に被処理物7を位置決めクランプするためのクランプ部22が取付けられる。クランプ部22には、凸球ブロック3が圧送空気により浮上時のバランスを取るためのウエイト24を支持するウエイト支持部23が取付けられている。ウエイト24及びウエイト支持部23により、被処理物7と被処理物8の突き当て、面合せ時の荷重により、凸球ブロック3が揺動することなく面合せ、突き当てが可能となり、被処理物7と被処理物8の周囲に遮へい物がないため、より接着剤の塗布やレーザによる照射時に効率良く作業を実施することが可能となる。
【0050】
尚、上記実施例においては、凸球ブロック3の半球面3bと多孔質凹球面4との間の摺動抵抗をなくすため、両者の間に空気膜11を形成していたが、凸球ブロック3の半球面3bとこの半球面3bを受ける凹状部の間が滑らかに形成することができて摩擦抵抗が小さければ、オイルベアリング等他の手段でも良い。
【0051】
【発明の効果】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる面合わせ装置の第1実施例を示す正面図である。
【図2】本発明にかかる面合わせ装置の第1実施例を示す平面図である。
【図3】本発明にかかる面合わせ装置の第2実施例を示す正面図である。
【図4】本発明にかかる面合わせ装置の第3実施例を示す正面図である。
【図5】本発明にかかる面合わせ装置の第3実施例を示す側面図である。
【図6】従来一般に使用されている倣い・中心軸調整機構を示す正面図である。
【図7】従来の面合わせ装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ベースブロック
2 ベースブロック
3 凸球ブロック
3a 当接面
3b 半球面
4 多孔質凹球面
5 クランプ部
6 クランプ部
7 被処理物
8 被処理物
9 空気導入路
10 仮想球中心点
11 空気膜
12 テーブル
13 ガイド
14 テーブル支持部
15 空圧シリンダ
16 空圧シリンダ
17 切替え弁
18 切替え弁
19 レギュレータ
20 ベアリング
21 クランプベース
22 クランプ部
23 ウェイト支持部
24 ウェイト

Claims (6)

  1. 被処理物を固定するクランプ部と当接する当接面と該当接面の反対側に凸状の半球面を備えた凸球ブロックと、該凸球ブロックの前記半球面を受けて該凸球ブロックを回転自在に保持する凹状部を備えたベースブロックとで構成されるユニットを、前記当接面が相対向するように2ユニット配置したことを特徴とする面合わせ装置。
  2. 前記凸球ブロックの半球面と前記ベースブロックの凹状部との間に空気膜を形成する空気膜形成手段と、前記2つのベースブロックを互いに近接または離間する方向に平行移動させる移動手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の面合わせ装置。
  3. 前記クランプ部の前記被処理物を固定する部分にベアリングを設け、前記被処理物を回動可能に保持することを特徴とする請求項1または2記載の面合わせ装置。
  4. 前記クランプ部によって前記被処理物を前記2つのユニットの外側に突出した状態で保持し、前記クランプ部の前記被処理物の突出方向とは反対方向にウエイトを延設したことを特徴とする請求項1、2または3記載の面合わせ装置。
  5. 被処理物を固定するクランプ部と当接する当接面と該当接面の反対側に凸状の半球面を備えた凸球ブロックと、該凸球ブロックの前記半球面を受けて該凸球ブロックを回転自在に保持する凹状部を備えたベースブロックとで構成されるユニットを、前記当接面が相対向するように2ユニット配置し、一方の被処理物を前記クランプ部によって固定し、前記クランプ部を前記各ユニットの各々の当接面に当接させて保持する際に、前記凸球ブロックの中心軸から偏芯した位置で保持することを特徴とする面合わせ方法。
  6. 被処理物を固定するクランプ部と当接する当接面と該当接面の反対側に凸状の半球面を備えた凸球ブロックと、該凸球ブロックの前記半球面を受けて該凸球ブロックを回転自在に保持する凹状部を備えたベースブロックとで構成されるユニットを、前記当接面が相対向するように2ユニット配置し、一方の被処理物を前記クランプ部によって固定し、前記クランプ部を前記各ユニットの各々の当接面に当接させて保持する際に、相対向する前記凸球ブロックの半球面によって形成される仮想球の中心点に一方の被処理物の接合面の中心点を一致させて両被処理物の面合せを行うことを特徴とする面合わせ方法。
JP2001064199A 2001-03-08 2001-03-08 面合わせ装置及び面合わせ方法 Expired - Fee Related JP3735536B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001064199A JP3735536B2 (ja) 2001-03-08 2001-03-08 面合わせ装置及び面合わせ方法
US10/082,162 US6801694B2 (en) 2001-03-08 2002-02-26 Method and device for face alignment

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001064199A JP3735536B2 (ja) 2001-03-08 2001-03-08 面合わせ装置及び面合わせ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002267903A JP2002267903A (ja) 2002-09-18
JP3735536B2 true JP3735536B2 (ja) 2006-01-18

Family

ID=18923054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001064199A Expired - Fee Related JP3735536B2 (ja) 2001-03-08 2001-03-08 面合わせ装置及び面合わせ方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6801694B2 (ja)
JP (1) JP3735536B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004038093A1 (de) * 2004-05-28 2005-12-22 Osram Opto Semiconductors Gmbh Anordnung eines mikrooptischen Bauelements auf einem Substrat, Verfahren zur Justierung der Anordnung und optisches System mit der Anordnung
JP2007033625A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Olympus Corp 光学部品の接着装置及び接着方法
DE102005050626B3 (de) * 2005-10-21 2007-04-12 Siemens Ag Vorrichtung zur Erfassung von Bildern
JP7047712B2 (ja) * 2018-11-02 2022-04-05 株式会社デンソー 球状ワークの姿勢矯正装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3593961A (en) * 1969-05-21 1971-07-20 Anthony F Stewart Faucet for pressurized fluids
IT1239223B (it) * 1990-02-20 1993-09-28 Pirelli Cavi Spa Connettore ottico orientabile per collegamento di fibre ottiche a componenti ottici discreti e sensore impiegante uno o piu' connettori orientabili
SE468150B (sv) * 1991-05-06 1992-11-09 Asea Brown Boveri Optoelektronisk komponent
JP3350579B2 (ja) 1993-08-26 2002-11-25 沖電気工業株式会社 光半導体モジュールの組立方法
JPH08281464A (ja) 1995-04-14 1996-10-29 Moritetsukusu:Kk 面合わせ装置
US5937123A (en) * 1998-04-22 1999-08-10 Eastman Kodak Company Fiber optical laser collimating device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002267903A (ja) 2002-09-18
US20020126982A1 (en) 2002-09-12
US6801694B2 (en) 2004-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110625256B (zh) 蝶形激光器光纤耦合与焊接装置
JP4233802B2 (ja) 実装方法および実装装置
JP4880920B2 (ja) 基板に配置されたマイクロ光学構成素子を備えた装置、該装置を位置調整するための方法および該装置を備えた光学システム
WO2019076160A1 (zh) 光学模组组装设备及方法
JP2018056507A (ja) 基板接合方法および基板接合装置
JP3735536B2 (ja) 面合わせ装置及び面合わせ方法
US20050002615A1 (en) Methods and apparatus for alignment and assembly of optoelectronic components
JP7182703B2 (ja) 接合装置、接合システム及び接合方法
JP4701953B2 (ja) 押圧装置
CN116825701B (zh) 拾取机构及键合贴片机
JP3974843B2 (ja) 超音波接合装置
JP2005258100A (ja) 光学部材の位置決め装置、光学部材の組立装置、及び光学部材の位置決め方法
JP2003172851A (ja) 面合わせ装置及び面合わせ方法
JP3527171B2 (ja) 光部品接合装置における姿勢制御装置
JP2002328254A (ja) 面合わせ装置
JP3090573B2 (ja) 光学部品の角度調整装置
JP4011332B2 (ja) 面合わせ装置
JPH10249772A (ja) 吸着装置
JP4439675B2 (ja) 光学素子基板の基板接合方法
JPH08281464A (ja) 面合わせ装置
CN218135786U (zh) 一种激光器加工用夹具
JP2004219538A (ja) 光部品の境界面合わせ装置
TWI792785B (zh) 基板接合裝置及基板接合方法
KR20220097217A (ko) 기판접합장치 및 기판접합방법
CN219310368U (zh) 激光加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees