JP2003172302A - インバータ駆動油圧ユニット - Google Patents

インバータ駆動油圧ユニット

Info

Publication number
JP2003172302A
JP2003172302A JP2001372457A JP2001372457A JP2003172302A JP 2003172302 A JP2003172302 A JP 2003172302A JP 2001372457 A JP2001372457 A JP 2001372457A JP 2001372457 A JP2001372457 A JP 2001372457A JP 2003172302 A JP2003172302 A JP 2003172302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
discharge
variable
flow rate
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001372457A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Oba
孝一 大場
Junichi Ichikawa
潤一 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Yuken Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuken Kogyo Co Ltd filed Critical Yuken Kogyo Co Ltd
Priority to JP2001372457A priority Critical patent/JP2003172302A/ja
Publication of JP2003172302A publication Critical patent/JP2003172302A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネルギーで、吐出流量、吐出圧力の制御
が簡単で、しかも、低発熱、小型で安価なインバータ駆
動油圧ユニットを提供する。 【解決手段】 吐出力に基づく油圧制御によって吐出量
可変要素の位置を機械的に制御する圧力調整機構(9)
を有する可変容量型油圧ポンプ(2)と、可変容量型油
圧ポンプを駆動する可変速モータ(3)と、可変速モー
タを駆動するインバータ装置(4)と、可変容量型油圧
ポンプの吐出圧力を検出する圧力検出手段(5)と、圧
力検出手段が検出した圧力と予め設定された回転数条件
(12)とに基づきインバータ装置に対する可変速モー
タの回転数指令を作成するコントローラ(6)とを備え
たインバータ駆動油圧ユニット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作動油の流量及び
圧力を制御するインバータ駆動方式の油圧ユニットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】アクチュエータ等を作動させるための油
圧ユニットとして現在までさまざまな形式のものが提案
されている。その中の一つに、固定容量型油圧ポンプを
使用し、インバータ駆動方式によってモータの回転数制
御を行うことでポンプの吐出圧力、及び、吐出流量を制
御する形式のものがあり、従来からこの形式の技術は広
く用いられている。
【0003】より具体的には、上記従来の技術は、固定
容量型油圧ポンプと、該固定容量型油圧ポンプを駆動す
る回転数制御が可能な可変速モータと、該可変速モータ
の回転数を制御するインバータ装置と、ポンプの吐出圧
力を検出する圧力センサーと、ポンプの吐出ラインに設
けられたリリーフ弁(安全弁)とで主に構成され、圧力
センサーの検出信号に応じてインバータ装置がモータに
回転数制御指令を送り、ポンプの吐出圧力及び吐出流量
を制御するものである。
【0004】このような従来の技術では、ポンプの吐出
圧力及び吐出流量の制御をインバータ駆動方式によるモ
ータ回転数制御のみで行うため、次のような種々の問題
がある。
【0005】第一に、固定容量型油圧ポンプの駆動用モ
ータの必要トルクは、固定されたポンプ押しのけ容積と
吐出圧力で決まってしまうため、必要以上に大きな定格
トルクのモータを選定するか、若しくは使用時間を短く
して過負荷状態で使用せざるを得ない。そのため、モー
タのコストが高くなり、或いはモータの寿命が短くなっ
てしまう。
【0006】第二に、駆動用モータとして安価な誘導電
動機、ブラシレスモータ等が通常用いられるが、これら
のモータはその特性上、安定した低速回転を得ることが
困難である。そのため、モータの低速域での使用範囲が
制限されてしまい、吐出流量をそれ程必要としない間で
あってもモータを必要以上の回転数で回さなければなら
なくなる。つまり、固定容量型油圧ポンプはその間無駄
な流量を吐き出し続けるということである。よって、省
エネルギー化が図れない。また、無駄な流量をリリーフ
するための安全弁等を設ける必要があるため、油圧ユニ
ット全体のコストが高くなってしまう。
【0007】第三に、低速域でのモータ回転の安定性を
向上させるために、回転数センサーを装備し、フィード
バック制御を行うことは有利であるが、油圧ユニット全
体が高価なものとなってしまう。
【0008】第四に、低速域での油圧の安定性を確保す
るために、ポンプの吐出ラインにブリード機構を設けて
油圧を制御することも有効であるが、油圧ユニットが複
雑となってしまうと共に、発熱の課題が残る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、斯かる実情
に鑑み、省エネルギーのインバータ駆動油圧ユニットを
提供しようとするものである。さらに、吐出流量、吐出
圧力の制御が簡単なインバータ駆動油圧ユニットを提供
することも本発明の別の目的である。加えて、本発明
は、低発熱、小型で安価なインバータ駆動油圧ユニット
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、吐出力に基づく油
圧制御によって吐出量可変要素の位置を機械的に制御す
る圧力調整機構を有する可変容量型油圧ポンプと、該可
変容量型油圧ポンプを駆動する可変速モータと、該可変
速モータを駆動するインバータ装置と、前記可変容量型
油圧ポンプの吐出圧力を検出する圧力検出手段と、該圧
力検出手段が検出した圧力と予め設定された回転数条件
とに基づき前記インバータ装置に対する前記可変速モー
タの回転数指令を作成するコントローラとを備えたイン
バータ駆動油圧ユニットである。
【0011】本発明において、可変容量型油圧ポンプと
は、容量が可変な機構を有する全ての概念を含むもので
あり、可変容量型ベーンポンプや、可変容量型ピストン
ポンプ等あらゆるものがこれに該当する。
【0012】さて、本発明は、可変容量型油圧ポンプを
用いた油圧ユニットにおいて、ポンプの吐出圧力及び吐
出流量を、吐出力に基づく油圧制御によって吐出量可変
要素の位置を機械的に制御する圧力調整機構によって機
械的に制御する、いわゆる圧力制御系と、圧力検出手段
が検出した吐出圧力と予め設定された回転数条件とに基
づいて作成された可変速モータの回転数指令によって可
変容量型ポンプの吐出流量を制御する、いわゆる流量制
御系とを有し、それぞれが互いに独立した制御系となっ
ていることに大きな特徴がある。そして、本発明におけ
るポンプの吐出流量制御は、流量制御系による吐出流量
制御の後に、圧力制御系による吐出流量制御を行うとい
う二段階に分担された制御過程で構成されていることが
特徴である。
【0013】そこで、まず圧力調整機構による吐出圧力
及び吐出流量の制御について図3と共に説明する。図3
は、本発明の圧力制御系によるポンプの吐出流量と吐出
圧力の制御を説明するための図であり、縦軸はポンプの
吐出流量を、横軸はポンプの吐出圧力を表わしている。
【0014】本発明において、圧力制御系による制御過
程では、吐出圧力及び吐出流量の制御は、可変容量型油
圧ポンプに内蔵の吐出力に基づく油圧制御によって吐出
量可変要素の位置を機械的に制御する圧力調整機構によ
って機械的に行われる。ここで、吐出量可変要素とは、
例えば斜板式可変容量型ピストンポンプにおける斜板で
あり、また、可変容量型ベーンポンプにおけるカムリン
グのことである。よって、吐出力に基づく油圧制御によ
って吐出量可変要素の位置を機械的に制御する圧力調整
機構とは、油がポンプにより昇圧されて圧力調整機構の
カットオフ開始圧力に達すると、吐出量可変要素(斜
板、カムリング等)が吐出力によって位置が機械的に制
御され、ポンプ押しのけ容積を減少させ(吐出流量が減
少し)、ポンプの吐出圧力を調整する機構のことを言
う。
【0015】例えば、斜板式可変容量型ピストンポンプ
では、内蔵された圧力調節ネジ等で適宜フルカットオフ
圧力を設定しておき、ポンプの吐出圧力がカットオフ開
始圧力に達すると、油圧の力(吐出力)で吐出量可変要
素である斜板の位置を徐々に起こしてポンプ押しのけ容
積を減少させ、ポンプの吐出圧力及び吐出流量が機械的
に制御される。このようなポンプの吐出圧力及び吐出流
量を機械的に制御するための機構が、本発明における圧
力調整機構に該当するものである。
【0016】一定回転数で可変容量型油圧ポンプを駆動
している場合、図3のA点からB点までは吐出流量はポ
ンプの最大押しのけ容積で決まる。即ち、吐出圧力P
〜P の間は、ポンプが最大押しのけ容積にポンプの回
転数を乗じた最大吐出流量Q で運転される。可変容量
型油圧ポンプの吐出圧力がB点(吐出圧力P)に達す
ると、内蔵されている圧力調整機構が吐出量可変要素の
位置を機械的に制御して、吐出圧力に応じて機械的に可
変容量型油圧ポンプの押しのけ容積を減少させ(吐出流
量を減少させ)、C点の圧力(吐出圧力P)に達した
ときに吐出流量は最小のQ(ほぼ零)となる。
【0017】例えば、斜板式可変容量型ピストンポンプ
における斜板が起き上がってポンプ押しのけ容積を減少
させていく過程が、図3におけるB点からC点の間の動
作に該当する。このB点での圧力Pはカットオフ開始
圧力であり、C点の圧力Pは、圧力調整機構に設定さ
れたフルカットオフ圧力である。
【0018】つまり、図3に示すように、本発明におけ
る圧力調整機構による吐出圧力及び吐出流量の機械的制
御(圧力制御系)とは、いわゆる可変容量型油圧ポンプ
の圧力補償制御方式による圧力制御に相当するものであ
り、詳細にはB点(圧力P:カットオフ開始圧力)か
らC点(圧力P:フルカットオフ圧力)の範囲で行わ
れる吐出圧力及び吐出流量の制御のことである。このB
点からC点の範囲で行われる吐出圧力及び吐出流量の制
御は、可変容量型油圧ポンプに内蔵された圧力調整機構
によって機械的に単独で行われるため、その他の制御指
令の影響を受けない独立した制御系といえる。
【0019】このように、可変容量型油圧ポンプを用い
ることで、B点からC点の間での吐出流量を吐出圧力に
応じて機械的に可変調整してポンプ押しのけ量が減少す
るから、固定容量型油圧ポンプに比べてモータの必要ト
ルクを低減でき、モータのコストを低く抑えることがで
きる。
【0020】さらに、本発明では可変容量型油圧ポンプ
を可変速モータで駆動し、モータの回転数制御によって
ポンプの吐出流量を制御することにより、従来技術のよ
うな固定容量型油圧ポンプを用いるのに比べて大幅に省
エネルギー化を図ることができる。具体的には、可変容
量型油圧ポンプを駆動する可変速モータと、可変速モー
タを駆動するインバータ装置と、可変容量型油圧ポンプ
の吐出圧力を検出する圧力検出手段と、圧力検出手段が
検出した圧力と予め設定された回転数条件とに基づき前
記インバータ装置に対する可変速モータの回転数指令を
作成するコントローラとによってポンプの吐出流量及び
吐出圧力の制御を行っている。
【0021】次に、本発明における可変速モータの回転
数制御によるポンプの吐出流量制御(流量制御系)につ
いて図4と共に説明する。図4は、本発明の流量制御系
によるポンプの吐出流量制御を説明するための図であ
り、横軸はポンプの吐出圧力を、縦軸はアクチュエータ
側が要求する作動油の流量を表わしている。尚、図4中
の値(Q、P等)で図3と同一表示のものは同一値
であることを意味している。
【0022】通常、油圧によって作動するアクチュエー
タ側(負荷側)が必要とする作動油の流量は圧力と共に
変化する。具体的に言うと、アクチュエータ側は油圧が
低圧の時には大容量の作動油を必要とし、油圧が高圧の
時には低容量しか作動油を必要としないのが一般的であ
る。このようなアクチュエータ側の要求する作動油流量
の変化の代表例を挙げてみると図4の折れ線A−A
−Cの如くなる。
【0023】即ち、アクチュエータ側は、A点からA
点までの間(ポンプの吐出圧力がP 〜P12の低圧
域)では作動油の流量をQ(大容量)ほど必要とし、
点からB点までの間(ポンプの吐出圧力がP12
〜Pの中圧域)では圧力の増加に伴ってアクチュエー
タ側が必要な作動油流量はQからQ12へと減少し、
点からC点(ポンプの吐出圧力がP〜Pの高圧
域)では、圧力の増加に伴ってアクチュエータ側が必要
な作動油流量はQ12からQ(小容量)へと減少す
る。
【0024】従って、このようなアクチュエータ側の要
求する作動油流量に合致するように可変容量型油圧ポン
プを運転すれば、無駄な流量を吐き出すことはないこと
になる。言い換えると、図4の折れ線A−A−B
Cと一致するようにポンプの吐出流量を制御すれば良い
ということである。
【0025】そこで、本発明では可変速モータの回転数
条件をコントローラに予め設定しておき、吐出圧力を検
出する圧力検出手段が検出した圧力から回転数条件に基
づいてコントローラが可変速モータの回転数指令を作成
し、インバータ装置が該回転数指令に応じた回転数で可
変速モータを駆動して吐出流量の制御を行えるようにし
たのである。しかも、本発明の流量指令系は、圧力検出
手段が検出した圧力をコントローラ及びインバータ装置
を経由してモータ回転数を制御するようになっているの
で、前述の圧力制御系とは互いに独立した制御系として
存在していることとなる。
【0026】従来の技術では、固定容量型ポンプの回転
数制御のみで吐出流量の制御を行っていたため、モータ
の低速域回転が不安定であるという問題によりモータを
必要以上の回転数で回さなければならない。そのため、
アクチュエータ側の要求する図4の折れ線A−A−B
−Cに合致するようにポンプの吐出流量を制御するこ
とは困難である。つまり、従来技術では、図4の折れ線
A−A−B−D−Dのようなポンプの吐出圧力
と吐出流量の関係しか得ることができず、D−D
Cで囲まれた斜線部だけ吐出流量がアクチュエータの要
求する作動油量に対して余剰となる。
【0027】一方、本発明は互いに独立した圧力制御系
と流量制御系とを有しており、制御過程が分担されてい
るため、A点からB点に至る過程では、流量制御系に
よって可変速モータの回転数を制御してアクチュエータ
側が要求するだけの吐出流量とすることで無駄な消費電
力及び発熱を低減できる。さらに、B点での圧力P
(カットオフ開始圧力)からC点での圧力P(フルカ
ットオフ圧力)に至るまでの過程を圧力制御機構を用い
た圧力制御系によって機械的に吐出圧力と吐出流量を制
御することができるから、図4の斜線部の無駄を削減
し、大幅に消費電力を低減して省エネルギー化及び低発
熱化を図ることができる。即ち、流量制御系による制御
過程と圧力制御系による制御過程の二段階分担制御によ
って、効果的に省エネルギー化及び低発熱化が達成でき
るのである。
【0028】また、圧力制御系と流量制御系が互いに独
立しており、しかも至って簡単な制御系であるため、極
めて安定した制御性が保持できる。さらに、圧力制御系
は機械的な制御であり、流量制御系との干渉もなく、電
気ノイズ等による誤動作が生じることがない。
【0029】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載のインバータ駆動油圧ユニットにおいて、前記回
転数条件が吐出圧力対回転数特性を含み、該特性は、前
記可変容量型油圧ポンプの吐出圧力が零から前記圧力調
整機構のカットオフ開始圧力までの範囲では、負荷側の
要求に応じて任意に前記可変速モータが回転し、前記可
変容量型油圧ポンプの吐出圧力が前記カットオフ開始圧
力を超えてフルカットオフ圧力までの範囲では、該吐出
圧力を維持するだけの低速回転数で前記可変速モータが
回転するものであることを特徴としている。
【0030】本発明では、可変容量型油圧ポンプの吐出
圧力が零からカットオフ開始圧力までの範囲では、可変
速モータのもつ許容出力の範囲内で負荷側(油圧によっ
て作動するアクチュエータ等のこと)の要求に応じて任
意に可変速モータが回転する吐出圧力対回転数特性を含
む回転数条件を、一方、可変容量型油圧ポンプの吐出圧
力がカットオフ開始圧力を超えてフルカットオフ圧力ま
での範囲では、その吐出圧力を安定して維持し得るだけ
の低速回転数で可変速モータが回転する吐出圧力対回転
数特性を含む回転数条件を、予めコントローラに設定す
るだけで効果的に省エネルギー化が図れるのである。
尚、ここで言う「該吐出圧力を維持するだけの低速回転
数」とは、カットオフ開始圧力からフルカットオフ圧力
までの範囲で、可変容量型油圧ポンプが漏れを補う程度
に必要な流量を吐き出して、吐出圧力が低下しない程度
の回転数のことである。以下、この回転数条件について
図5と共に説明する。
【0031】図5は、可変容量型油圧ポンプの吐出圧力
に対する可変速モータの回転数条件の代表例を示してお
り、横軸は可変容量型油圧ポンプの吐出圧力を、縦軸は
可変速モータの回転数を表わしている。尚、図中の値
(Q、P等)で図4と同一表示のものは同一値であ
ることを意味している。
【0032】今、図4においてポンプの吐出圧力がP
〜P12までの範囲でアクチュエータ側が要求する作動
油の流量はQであり、吐出圧力がP12からP(カ
ットオフ開始圧力)と高くなるに従ってアクチュエータ
側が要求する作動油の流量は減少し、カットオフ開始圧
力Pでアクチュエータ側が要求する作動油の流量はQ
12となり、吐出圧力がカットオフ開始圧力Pからフ
ルカットオフ圧力Pと高くなるに従って要求する作動
油の流量はさらに減少し、フルカットオフ圧力Pでは
要求する作動油の流量はQとなる。
【0033】ポンプがある流量を吐き出すのに必要な回
転数は、ポンプの特性曲線から予め求めることができ
る。そこで、吐出圧力がP〜P12までの間に要求さ
れる流量Q、及び、吐出圧力がPで要求される流量
12を吐き出すのに必要なポンプの回転数を性能曲線
から求め、それぞれ求めた回転数をN、及びNとす
る。吐出圧力P〜Pの範囲では、可変容量型油圧ポ
ンプに内蔵された圧力調整機構によって吐出圧力、及
び、吐出流量が機械的に制御されるから、可変速モータ
の回転数を敢えて増減して制御しなくても良い。よっ
て、吐出圧力Pを超える吐出圧力では回転数は簡略的
に一定としておけば足りる。
【0034】これらに基づき、ポンプの吐出圧力P
12、P、Pにおけるアクチュエータ側の要求す
る作動油流量を吐き出せる回転数の関係をプロットして
線で結ぶと図5の折れ線E−F−G−Hの如くなる。
【0035】つまり、コントローラに予め設定された回
転数条件とは、図5に示す一例において、吐出圧力対回
転数特性を含み、該特性は、可変容量型油圧ポンプの吐
出圧力が零であるPからある吐出圧力P12の範囲
(E点〜F点)までは可変速モータがほぼ一定回転数N
を維持し、吐出圧力P12を超えカットオフ開始圧力
の範囲(F点〜G点)までは可変速モータの回転数
が吐出圧力の上昇に伴って減少し、カットオフ開始圧力
からフルカットオフ圧力Pの範囲(G点〜H点)
までは可変速モータがほぼ一定の低速回転数Nを維持
する条件のことである。
【0036】可変容量型油圧ポンプの吐出圧力を検出す
る圧力検出手段によって検出されたある吐出圧力から、
図5に示すような回転数条件(折れ線E−F−G−Hの
関数)に基づいて可変速モータが必要な回転数指令をコ
ントローラが作成して、その作成された回転数指令をイ
ンバータ装置を介して可変速モータに出力すれば、可変
容量型ポンプは図4に示すようなアクチュエータ側の要
求する作動油流量とおよそ同等の流量を供給できること
となる。
【0037】この回転数条件は図5を見れば明らかなよ
うに、至って簡単な条件となっている。即ち、E点,F
点,G点,H点の4点をアクチュエータ側の要求に合わ
せて定め、これらの点における可変容量型ポンプの吐出
圧力、及び可変速モータの回転数をコントローラに与え
て点を結ぶ関数を設定しさえすれば、本発明の回転数条
件を得ることができる。勿論、これらの点は使用条件に
合わせて増やすこともできる。また、この回転数条件
は、図5に示すような入力した点を結んだ折れ線状の関
数として設定することができるばかりでなく、入力した
点付近を通る近似曲線となる関数を設定しても良い。さ
らに、使用条件に合わせて適宜任意の関数を設定するこ
とも可能である。
【0038】より好ましくは、カットオフ開始圧力から
フルカットオフ圧力までの間の可変速モータの回転数条
件を、圧力制御系によって吐出圧力が上昇するのに伴っ
て、その吐出圧力を安定して維持し得るだけの最低回転
数となるように段階的又は/無段階に回転数を減少させ
るような特性に設定するのが良い。カットオフ開始圧力
を超えるときから可変速モータの回転数を一定に維持す
る上述の回転数条件に比べて、アクチュエータ側の要求
する流量にさらに近い制御が可能となり、省エネ効果が
さらに高くなるからである。
【0039】また、本発明を定馬力制御方式の油圧ユニ
ットとして使用したい場合には、回転数条件を、吐出圧
力の上昇に反比例して可変速モータの回転数が下がる特
性のものにすれば良い。
【0040】本発明によれば、図5の吐出圧力がP
らカットオフ開始圧力Pまでは流量制御系が検出した
吐出圧力と回転数条件とに基づいてコントローラがイン
バータ装置に対する可変速モータの回転数指令を作成
し、インバータ装置が可変速モータを回転数指令に応じ
た回転数で駆動して、可変容量型油圧ポンプの流量が制
御される。吐出圧力Pを超える吐出圧力が検出される
と可変速モータの回転数はその吐出圧力を安定して維持
し得るだけの低速回転数に制御され、吐出圧力がカット
オフ開始圧力Pからフルカットオフ圧力Pまでは流
量制御系とは関係無く、圧力制御系に制御を委ねて、機
械的に可変容量型ポンプの吐出流量、及び吐出圧力の制
御が行われるのである。
【0041】このようにして、アクチュエータ側の要求
に応じた油圧の流量におよそ相当するだけの量を可変容
量型油圧ポンプが吐き出すことができるので、消費電力
が大幅に低減でき、低発熱が実現できる。しかも、回転
数条件は、上述のようにE点,F点,G点,H点の4点
程度の条件から設定される吐出圧力対回転数特性であれ
ば十分に省エネルギー効果を得ることができる。よっ
て、回転数センサーを装備し、フィードバック制御を行
うといったような複雑な制御は不要となり、油圧ユニッ
ト全体のコストも小型で安価なものにすることができ
る。
【0042】また、アクチュエータ側の要求を大きく超
えるような流量をポンプが吐き出すことがないから、安
全弁やリリーフ弁といったものも設ける必要がない。
【0043】一般に、油圧ユニットは図4のC点、即
ち、フルカットオフ状態が長い。つまり、油圧ユニット
の運転時間の大半はポンプが僅かの流量しか吐き出す必
要はないのである。従来技術では、モータの低速回転の
安定性が不十分なため、フルカットオフ状態であっても
ポンプは無駄な流量を吐き出し続けるしかなかった。
【0044】ところが、本発明における油圧ユニット
は、フルカットオフ状態において、圧力制御系の制御に
より機械的にポンプの吐出流量を制御している。即ち、
フルカットオフ圧力を安定に維持し得るだけの低速の回
転数(図5の場合は回転数N)で可変速モータが回転
したまま、機械的圧力調整機構によってポンプ押しのけ
容積を最小として運転しているのである。
【0045】よって、本発明によれば、ポンプの吐出流
量を圧力調整機構によって機械的に僅少に抑え、かつ、
可変速モータを低速で回転できるため、フルカットオフ
状態が長くなればなる程、従来技術に比べて遥かに優れ
た省エネルギー効果を奏し得るのである。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1は本発明の一つの実施形態にか
かるインバータ駆動油圧ユニットを示している。図1に
示すようにインバータ駆動油圧ユニット1は、可変容量
型油圧ポンプである斜板式可変容量型ピストンポンプ2
と、可変速モータ3と、インバータ装置4と、圧力検出
手段である圧力センサー5と、コントローラ6とで主に
構成されており、インバータ装置4及びコントローラ6
は制御パネル7に格納されている。斜板式可変容量型ピ
ストンポンプ2には圧力調整機構9が内蔵されており、
斜板式可変容量型ピストンポンプ2の吐出圧力がバネ1
0で付勢された圧力調節ネジ15で設定された圧力より
若干低い圧力、即ちカットオフ開始圧力に達すると吐出
圧力、及び、吐出流量は圧力調整機構9によって機械的
に制御されるようになっている。さらに、制御パネル7
内のコントローラ6には運転条件に合わせて回転数条件
12が予め設定されている。
【0047】この回転数条件12は、アクチュエータ側
が要求する作動油流量の条件に合わせて図2に示すよう
な5点(V点、W点、X点、Y点、Z点)をコントロー
ラ6に予め定め、その5点を結んだ折れ線で定義される
関数となっている。即ち、斜板式可変容量型ピストンポ
ンプ2の吐出圧力がPからPの間は可変速モータ3
の回転数はNで一定であり、吐出圧力がPからP
までの間は圧力の増加に伴って回転数は下がり、吐出圧
力Pで回転数がNとなり、吐出圧力がPからP
(カットオフ開始圧力と同一)までの間は圧力の増加に
伴って回転数はさらに下がり、吐出圧力Pで回転数が
となり、吐出圧力がP(カットオフ開始圧力)か
らP(フルカットオフ圧力)までの間は回転数がN
で一定となる回転数条件がコントローラ6に予め設定さ
れている。
【0048】このように構成されたインバータ駆動油圧
ユニット1を駆動させると、まず斜板式可変容量型ピス
トンポンプ2は回転数Nで回転してオイルタンク11
から吸い込んだ作動油を昇圧して、アクチュエータ側へ
油圧を供給する。油圧は常時圧力センサー5によって検
出され、制御パネル7内にあるコントローラ6へ圧力信
号13として出力する。この圧力信号13の値とコント
ローラ6に予め設定された回転数条件12とに基づいて
可変速モータ3の回転数指令8が作成される。コントロ
ーラ6で作成された回転数指令8はインバータ装置4に
対して出力される。この回転数指令8に基づいて、イン
バータ装置4が回転数信号14を可変速モータ3へ出力
し、可変速モータ3はコントローラ6で作成された回転
数になるよう制御されて駆動する。
【0049】例えば、吐出圧力Pの値を圧力センサー
5が検出すると、この圧力値Pという圧力信号13を
コントローラ6に送る。コントローラ6が、この圧力値
と回転数条件12とに基づいて回転数指令8を作成
すると、その回転数指令値は回転数Nとなる。そし
て、回転数Nという回転数指令8がインバータ装置4
に対して出力され、回転数信号14として可変速モータ
3に送られて、可変速モータが回転数Nで駆動する。
【0050】こうして、斜板式可変容量型ピストンポン
プ2の吐出圧力に応じて可変速モータ3が設定された回
転数条件12に従った回転数で駆動して、吐出流量がア
クチュエータ側の要求に応じるように制御されるのであ
る。この制御過程は、流量制御系による斜板式可変容量
型ピストンポンプ2の制御ということになる。
【0051】斜板式可変容量型ピストンポンプ2の吐出
圧力が高圧になり、図2におけるカットオフ開始圧力P
に達すると、圧力調整機構9による圧力制御系が作動
し始める。同時に、回転数条件12によって、この時点
の圧力で可変速モータ3は一定の低速回転数Nを維持
するよう制御される。つまり、可変速モータ3の回転数
制御による流量制御系から圧力制御系に制御系が実質上
切り換わることとなる。このカットオフ開始圧力P
らフルカットオフ圧力Pまでの間の制御過程は、斜板
式可変容量型ピストンポンプ2に内蔵されている圧力調
整機構9によって機械的に行われる、即ち圧力制御系に
よる吐出圧力、及び吐出流量の制御ということになる。
【0052】このようにして、圧力制御系と流量制御系
の二段階制御過程による可変容量型油圧ポンプの吐出圧
力及び吐出流量を制御するのである。しかも、極めて簡
単な回転数条件12を用いて精度の高い制御を行うこと
ができる。
【0053】本実施形態に示す如く制御されたインバー
タ駆動油圧ユニットによれば、アクチュエータ側の要求
する作動油流量に応じた吐出量のみをポンプが吐き出す
ことができる電力消費の無駄がなく、低発熱で省エネル
ギー化が達成できる。しかも、圧力制御系と流量制御系
が独立した制御系であり、制御過程も分担されているた
め、電気ノイズの影響もなく信頼性の高い制御が行え
る。
【0054】また、ポンプの吐出流量はアクチュエータ
側の要求に応じて制御されているので、安全弁やリリー
フ弁がなくても使用上十分であり、油圧ユニットを安価
に提供することもできる。
【0055】尚、本発明のインバータ駆動油圧ユニット
は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。特に、回転数条件の設定の際に
は、アクチュエータ側の使用条件と油圧ユニットの制御
精度を考慮して、適宜好ましい回転数条件にするのが良
い。
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係るイン
バータ駆動油圧ユニットは、可変容量型ポンプを可変速
モータで駆動させて吐出圧力及び吐出流量を制御する際
に、至って簡単な制御系のみで無駄な電力消費を大幅に
低減できて、しかも低発熱であるという優れた省エネ効
果を得ることができる。しかも、制御系が簡単なため、
制御信頼性が高い。加えて、小型で安価なインバータ駆
動油圧ユニットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図である。
【図2】本発明の回転数条件の一実施例を示す図であ
る。
【図3】本発明の圧力制御系によるポンプの吐出流量と
吐出圧力の制御を説明するための図である。
【図4】本発明の流量制御系によるポンプの吐出流量制
御を説明するための図である。
【図5】本発明における可変容量型油圧ポンプの吐出圧
力に対する可変速モータの回転数条件の代表例を示す図
である。
【符号の説明】
1:インバータ駆動油圧ユニット 2:斜板式可変容量型ピストンポンプ 3:可変速モータ 4:インバータ装置 5:圧力センサー 6:コントローラ 7:制御パネル 9:圧力調整機構 10:バネ 12:回転数条件 15:圧力調節ネジ P、P:カットオフ開始圧力 P、P:フルカットオフ圧力 N、N、N、N、N:可変速モータの回転数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H044 AA02 BB05 CC22 DD18 DD21 DD24 DD45 3H045 AA02 AA09 AA24 AA33 AA35 BA02 BA14 BA22 CA03 CA09 CA30 DA04 DA43 DA47 EA02 EA13 EA17 EA20 EA26 EA34 EA42 3H089 AA21 BB01 DA03 DA14 EE18 EE36 FF08 GG02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出力に基づく油圧制御によって吐出量
    可変要素の位置を機械的に制御する圧力調整機構を有す
    る可変容量型油圧ポンプと、 該可変容量型油圧ポンプを駆動する可変速モータと、 該可変速モータを駆動するインバータ装置と、 前記可変容量型油圧ポンプの吐出圧力を検出する圧力検
    出手段と、 該圧力検出手段が検出した圧力と予め設定された回転数
    条件とに基づき前記インバータ装置に対する前記可変速
    モータの回転数指令を作成するコントローラと、 を備えたインバータ駆動油圧ユニット。
  2. 【請求項2】 前記回転数条件が吐出圧力対回転数特性
    を含み、該特性は、 前記可変容量型油圧ポンプの吐出圧力が零から前記圧力
    調整機構のカットオフ開始圧力までの範囲では、負荷側
    の要求に応じて任意に前記可変速モータが回転し、 前記可変容量型油圧ポンプの吐出圧力が前記カットオフ
    開始圧力を超えてフルカットオフ圧力までの範囲では、
    該吐出圧力を維持するだけの低速回転数で前記可変速モ
    ータが回転する、 ものであることを特徴とする請求項1に記載のインバー
    タ駆動油圧ユニット。
JP2001372457A 2001-12-06 2001-12-06 インバータ駆動油圧ユニット Pending JP2003172302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001372457A JP2003172302A (ja) 2001-12-06 2001-12-06 インバータ駆動油圧ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001372457A JP2003172302A (ja) 2001-12-06 2001-12-06 インバータ駆動油圧ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003172302A true JP2003172302A (ja) 2003-06-20

Family

ID=19181349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001372457A Pending JP2003172302A (ja) 2001-12-06 2001-12-06 インバータ駆動油圧ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003172302A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194273A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 流体圧制御装置
JP2007046491A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Nachi Fujikoshi Corp インバータ駆動液圧装置
WO2008136195A1 (ja) * 2007-05-02 2008-11-13 Daikin Industries, Ltd. 油圧ユニット及びそれを備えた建設機械
JP2009216182A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Toyooki Kogyo Kk 油圧ユニット
JP2009264525A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Nabtesco Corp 作動流体供給装置及び電動アクチュエータ
WO2011045900A1 (ja) 2009-10-14 2011-04-21 株式会社カワサキプレシジョンマシナリ 油圧システムにおける油圧ポンプの運転装置及び方法
JP2013036616A (ja) * 2012-09-27 2013-02-21 Nabtesco Corp 作動流体供給装置及び電動アクチュエータ
CN103765019A (zh) * 2011-08-31 2014-04-30 日立建机株式会社 工程机械的液压驱动装置
WO2014084213A1 (ja) * 2012-11-27 2014-06-05 日立建機株式会社 電動式油圧作業機械の油圧駆動装置
WO2019065590A1 (ja) * 2017-09-27 2019-04-04 新東工業株式会社 鋳造装置及び鋳造方法
JP2019052588A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 Kyb株式会社 ベーンポンプ
US11434935B2 (en) 2018-04-27 2022-09-06 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Hydraulic pressure supply device
WO2022208694A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 日立建機株式会社 作業機械

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194273A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 流体圧制御装置
JP2007046491A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Nachi Fujikoshi Corp インバータ駆動液圧装置
US8136271B2 (en) 2007-05-02 2012-03-20 Daikin Industries, Ltd. Hydraulic unit and construction machine including the same
WO2008136195A1 (ja) * 2007-05-02 2008-11-13 Daikin Industries, Ltd. 油圧ユニット及びそれを備えた建設機械
CN101663486B (zh) * 2007-05-02 2012-11-07 大金工业株式会社 液压机构以及包括该液压机构的施工设备
JP2009216182A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Toyooki Kogyo Kk 油圧ユニット
JP2009264525A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Nabtesco Corp 作動流体供給装置及び電動アクチュエータ
US8341956B2 (en) 2008-04-28 2013-01-01 Nabtesco Corporation Hydraulic fluid supply device and electric actuator
WO2011045900A1 (ja) 2009-10-14 2011-04-21 株式会社カワサキプレシジョンマシナリ 油圧システムにおける油圧ポンプの運転装置及び方法
CN102449308A (zh) * 2009-10-14 2012-05-09 川崎重工业株式会社 油压系统的油压泵的操作装置及方法
US9017039B2 (en) 2009-10-14 2015-04-28 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Hydraulic pump operating device and method for use in hydraulic system
CN103765019A (zh) * 2011-08-31 2014-04-30 日立建机株式会社 工程机械的液压驱动装置
CN103765019B (zh) * 2011-08-31 2016-03-23 日立建机株式会社 工程机械的液压驱动装置
JP2013036616A (ja) * 2012-09-27 2013-02-21 Nabtesco Corp 作動流体供給装置及び電動アクチュエータ
WO2014084213A1 (ja) * 2012-11-27 2014-06-05 日立建機株式会社 電動式油圧作業機械の油圧駆動装置
JP6005176B2 (ja) * 2012-11-27 2016-10-12 日立建機株式会社 電動式油圧作業機械の油圧駆動装置
JP2019052588A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 Kyb株式会社 ベーンポンプ
WO2019065590A1 (ja) * 2017-09-27 2019-04-04 新東工業株式会社 鋳造装置及び鋳造方法
JP2019058935A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 新東工業株式会社 鋳造装置及び鋳造方法
CN111050949A (zh) * 2017-09-27 2020-04-21 新东工业株式会社 铸造装置以及铸造方法
US11434935B2 (en) 2018-04-27 2022-09-06 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Hydraulic pressure supply device
WO2022208694A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 日立建機株式会社 作業機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003172302A (ja) インバータ駆動油圧ユニット
TWI224175B (en) Pump unit
JP5884481B2 (ja) モータ制御装置および電動ポンプユニット
KR20050094344A (ko) 팬회전수 제어방법
KR20130056458A (ko) 연속제어타입 가변오일펌프유닛
WO2009093399A1 (ja) 合流制御システム
JP4893401B2 (ja) インバータ駆動液圧装置
JP3753663B2 (ja) ミキサドラムの駆動制御装置
JP6136140B2 (ja) モータ制御装置および電動ポンプユニット
JP4109405B2 (ja) 建設機械のエンジン制御装置
JP2000274377A (ja) インバータ駆動油圧ユニット
JP4022032B2 (ja) アクチュエータ、及び、アクチュエータの制御方法
JP5437581B2 (ja) 油圧ユニット
JP2005061298A (ja) 建設機械
JP4250797B2 (ja) インバータ駆動油圧ユニット
JP2001140678A (ja) 建設機械搭載のエンジン制御装置
JP4678799B2 (ja) 給水装置及び給水装置制御方法
JP5048439B2 (ja) 液圧ユニット
JP2006312900A (ja) 圧縮ガス供給装置
JP4423714B2 (ja) 油圧装置
JP2009007975A (ja) 油圧ポンプのインバータ駆動制御方法
JP2024007074A (ja) 油圧ユニット
JP2816674B2 (ja) 油圧ポンプ制御装置
JP5919819B2 (ja) モータ制御装置および電動ポンプユニット
JP6619053B2 (ja) インバータ駆動油圧ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041201

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20050428

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060628

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060629

A521 Written amendment

Effective date: 20060825

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061213