JP2003172291A - 真空ポンプ - Google Patents

真空ポンプ

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JP2003172291A
JP2003172291A JP2001370627A JP2001370627A JP2003172291A JP 2003172291 A JP2003172291 A JP 2003172291A JP 2001370627 A JP2001370627 A JP 2001370627A JP 2001370627 A JP2001370627 A JP 2001370627A JP 2003172291 A JP2003172291 A JP 2003172291A
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rotor shaft
vacuum pump
cylinder
rotor
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JP2001370627A
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Manabu Nonaka
学 野中
Toru Miwata
透 三輪田
Tsuyoshi Kabasawa
剛志 樺澤
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BOC Edwards Technologies Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/02Multi-stage pumps
    • F04D19/04Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/02Multi-stage pumps
    • F04D19/04Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps
    • F04D19/046Combinations of two or more different types of pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/02Multi-stage pumps
    • F04D19/04Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps
    • F04D19/044Holweck-type pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/266Rotors specially for elastic fluids mounting compressor rotors on shafts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ運転中における回転体のアンバランス
化を防止し、長期に亘り安定な動作が得られる信頼性の
高い低コストの真空ポンプを提供する。 【解決手段】 ポンプケース1内に、複数の円筒体4、
5を同心円状に配置してなる多重円筒体2と、多重円筒
体2の中心軸線上に回転可能に設置したロータシャフト
8とが設けられ、多重円筒体2を形成する複数の円筒体
4、5のそれぞれに取り付け部10、11が形成される
とともに、この各取り付け部10、11を介して上記各
円筒体4、5がロータシャフト8に一体に取り付け固定
されるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置、
電子顕微鏡、表面分析装置、質量分析装置、粒子加速
器、核融合実験装置等に用いられる真空ポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の真空ポンプとしては、タ
ーボ分子ポンプとネジ溝ポンプを複合した形態のポンプ
(以下「複合型真空ポンプ」という。)が知られてお
り、このような複合型真空ポンプにおいては、ポンプ圧
縮比を上げ、かつポンプ全体のコンパクト化を図るた
め、図6または図7に示したように、ネジ溝ポンプの一
連の排気流路R1、R2、R3が折り返す構造を採用し
ている。
【0003】図6および図7に示した複合型真空ポンプ
においては、ネジ溝ポンプの排気流路R1、R2、R3
を同図のような折り返し構造とするために、ネジ溝ポン
プとして機能するロータ(回転体)70の略下半分を2
つの円筒体4、5からなる多重円筒体2の構造とし、そ
の内外両円筒体4、5間と外側円筒体4の外側にネジ溝
付のネジポンプステータ21、22を設置している。ま
た、この図6および図7に示した複合型真空ポンプの場
合、ロータ70の上半分がターボ分子ポンプとして機能
する構造上、該ロータ70の上部側外周面には複数のロ
ータ翼18が一体に形成されている。
【0004】ここで、図6および図7に示した複合型真
空ポンプのロータ70は、いずれも多重円筒体2の構造
とロータ翼18を備えてなるものであるが、図6に示し
た複合型真空ポンプのロータ70については、1つのロ
ータ形成材から多重円筒体2とロータ翼18を切削等に
より切出し成形したものであり、図7に示した複合型真
空ポンプのロータ70は、ロータ翼18の最下段付近に
後で2つの円筒体4、5を接着または焼バメ等で取付け
接合したものである。
【0005】しかしながら、上記のような多重円筒体2
の構造とロータ翼18を備えてなるロータ70を製造す
るにあたり、前述の如く1つのロータ形成材から多重円
筒体2とロータ翼18を切削等により切出し成形する方
法では、切出し形状が余りに複雑すぎることから、ロー
タ70の成形加工が困難となり、ポンプ全体のコスト高
を招くという問題がある。
【0006】また、上記の如くロータ翼18の最下段付
近に後で2つの円筒体を接着または焼バメ等で取付け接
合する方法では、接合部の耐久性を確保することが難し
く、高い加工精度が必要となり、ポンプ全体のコスト高
を招く。さらに、円筒体4、5の取付け接合部周辺、す
なわちロータ翼18の最下段付近はポンプ運転中特に遠
心力による変位が大きく、しかも、ポンプ運転中に発生
する圧縮熱により最下段のロータ翼18付近も熱膨張し
変位すること等から、円筒体4、5の取付け締り代が変
化し、円筒体4、5の取付け状態が不安定になり、円筒
体4、5の回転中心がロータシャフト8およびロータ翼
18の回転中心軸線からずれる、いわゆるロータ翼18
の芯ずれが発生しやすくなる。このようなロータ翼18
の芯ずれが生じると、ロータ70のアンバランスが増大
し、振動の発生、ロータ70を支持する軸受の寿命低下
や破損が生じる。
【0007】特に、円筒体4、5とロータ翼18側が異
種材料で形成されている場合は、その異種材料間での熱
膨張率・弾性係数・ポアソン比の相違等による変位差と
の関係から、円筒体4、5の取付け状態がより一層不安
定化し、ロータ70のアンバランス化等が特に生じやす
くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、ポンプ運転中における回転体のアンバランス化を防
止し、長期に亘り安定な動作が得られる信頼性の高い低
コストの真空ポンプを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の円筒体を同心円状に配置してなる
多重円筒体と、上記多重円筒体の中心軸線上に回転可能
に設置したロータシャフトと、上記各円筒体との間にネ
ジ溝ポンプの排気流路を形成するネジポンプステータと
を有し、上記多重円筒体を形成する複数の円筒体のそれ
ぞれに取り付け部を設けるとともに、この各取り付け部
を介して上記各円筒体がロータシャフトに一体に取り付
け固定されてなることを特徴とするものである。
【0010】本発明において、上記ロータシャフトの外
周面には鍔部が設けられ、上記多重円筒体を構成する各
円筒体には、その各円筒体ごとに、上記鍔部側への取り
付け部が設けられてなるとともに、上記各円筒体の取り
付け部と上記ロータシャフトの鍔部とが一体に接合され
てなる構造を採用することができる。
【0011】上記のようにロータシャフトの外周面に鍔
部が設けられる構造の場合は、上記鍔部の表面側に上記
外側円筒体の取り付け部が固定されるとともに、上記鍔
部の裏側に上記内側円筒体の取り付け部が固定されてな
る構成を採用することができる。
【0012】上記のようにロータシャフトの外周面に鍔
部が設けられる構造の場合は、上記鍔部の表面側に上記
内側円筒体の取り付け部を配置した後、その取り付け部
の上に上記外側円筒体の取り付け部を配置するととも
に、この内外両円筒体の両取り付け部を貫通するボルト
で、その両取り付け部を上記鍔部側に締結固定してなる
構成を採用してもよい。
【0013】上記のようにロータシャフトの外周面に鍔
部が設けられる構造の場合は、上記鍔部に段部を設ける
とともに、この段部の上段に上記外側円筒体の取り付け
部をボルトで締結固定する一方、該段部の下段に上記内
側円筒体の取り付け部を別のボルトで締結固定してなる
こと構成を採用することもできる。
【0014】さらに、本発明において、上記ロータシャ
フトの先端部外周は、ロータシャフト先端面側から上記
外側円筒体の取り付け位置までがテーパ状に形成される
とともに、このロータシャフトのテーパ部に挿入嵌合す
るテーパ孔が、上記外側円筒体の取り付け部に開設され
てなり、上記テーパ孔と上記テーパ部が嵌合するインロ
ー構造により、上記ロータシャフトと上記外側円筒体が
一体に接合されてなる構成を採用することができる。
【0015】本発明において、ロータシャフトの先端部
外周は、ロータシャフト先端面側から上記外側円筒体の
取付け位置を経て上記内側円筒体の取付け位置までの間
がテーパ状に形成されるとともに、このロータシャフト
のテーパ部に挿入嵌合するテーパ孔が、上記外側円筒体
と上記内側円筒体の各取り付け部にそれぞれ開設されて
なり、上記テーパ孔と上記テーパ部が嵌合するインロー
構造により、上記ロータシャフトと上記外側円筒体およ
び上記内側円筒体とが一体に接合されてなる構成を採用
することもできる。
【0016】また、本発明においては、上記複数の円筒
体のうち、外側円筒体の外周に、複数のロータ翼とステ
ータ翼が交互に設けられ、かつ、上記ロータ翼は外側円
筒体の外周面に一体に設けられ、上記ステータ翼はポン
プケースの内面に取り付け固定されてなる構成を採用し
てもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る真空ポンプを
複合型真空ポンプに適用した実施形態について図1ない
し図5を基に詳細に説明する。
【0018】図1に示した複合型真空ポンプは、円筒状
のポンプケース1内に回転体として多重円筒体2が配設
されており、この多重円筒体2はその上端側がポンプケ
ース1上部のガス吸入口3側と対向するように配置され
ている。
【0019】本実施形態の場合、上記多重円筒体2は2
つの円筒体4、5を同心円状に配置した2重の筒構造か
らなり、このような内外一対の円筒体4、5からなる多
重円筒体2の中心軸線上に、ラジアル軸受6とスラスト
軸受7を介してロータシャフト8が回転可能に立設され
ている。
【0020】ロータシャフト8の上部側外周面には鍔部
9が一体に設けられている一方、多重円筒体2を構成す
る2つの円筒体4、5の上部側には、各円筒体ごとに、
上記鍔部9側への取り付け部10、11が設けられ、こ
のような各円筒体4、5の取り付け部10、11とロー
タシャフト8の鍔部9とが一体に接合されることによ
り、2つの円筒体4、5はロータシャフト8側に一体に
取り付け固定される。
【0021】上記のような各円筒体4、5とロータシャ
フト8の接合構造については各種考えられるが、本実施
形態においては、その接合構造の一形態例として、内外
両円筒体4、5の各取り付け部10、11に取り付け孔
10a、11aを開設し、この取り付け孔10a、11
aを介してロータシャフト8側に内外両円筒体4、5の
各取り付け部10、11を装着する構成と、外側円筒体
4の取り付け部10は鍔部9の表面側にボルト12で締
結固定する一方、内側円筒体5の取り付け部11は鍔部
9の裏面側に別のボルト13で締結固定する構成を採用
している。
【0022】ロータシャフト8を支持するラジアル軸受
6とスラスト軸受7については、本実施形態では、ラジ
アル軸受6とスラスト軸受7を磁気軸受とし、この磁気
軸受によりロータシャフト8のラジアル方向とスラスト
方向を支持する構成を採用している。
【0023】ロータシャフト8は駆動モータ14により
回転駆動される。この駆動モータ14の構造について
は、本実施形態では、多重円筒体2の内側に設置されて
いるモータステータコラム15に、モータ固定子16を
取り付けるとともに、このモータ固定子16と対向する
ロータシャフト8の外周面側にモータ回転子17を設置
するものとしている。
【0024】ところで、図1に示した複合型真空ポンプ
の場合、多重円筒体2の略上半分はターボ分子ポンプと
して機能する一方、多重円筒体2の略下半分はネジ溝ポ
ンプとして機能する。
【0025】ここで、まず、ターボ分子ポンプとして機
能する多重円筒体2の略上半分の構成を説明する。
【0026】多重円筒体2の上部側外周、すなわち内外
一対の円筒体4、5のうち、外側円筒体4の上部側外周
には、加工されたブレード状のロータ翼18とステータ
翼19が複数設けられており、これらのロータ翼18と
ステータ翼19は、多重円筒体2の回転中心軸線に沿っ
て交互に配置されている。
【0027】つまり、多重円筒体2の上部側外周は、上
下段のロータ翼18、18…間にステータ翼19、19
…が配置される、または上下段のステータ翼19、19
…間にロータ翼18、18…が配置される構造となって
いる。
【0028】ロータ翼18は、外側円筒体4との一体加
工により該外側円筒体4の上部側外周面に一体に設けら
れ、かつ、内外両回転体4、5と一体的に回転すること
ができるが、ステータ翼19は、ポンプケース1の内面
にスペーサ20を介して取り付け固定されている。
【0029】本実施形態の複合型真空ポンプの場合、ロ
ータシャフト8と一体に多重円筒体2が回転すると、多
重円筒体2の略上半分では、ロータ翼18とステータ翼
19の相互作用により、ポンプケース1上部のガス吸入
口3側から最下段のロータ翼18およびステータ翼19
側へ向って、ガスの分子を排気する動作が行われる。そ
して、この排気ガスは、引き続き次のステージ、すなわ
ちネジ溝ポンプとして機能する多重円筒体2の略下半分
側へ送られる。
【0030】次に、図1に示した複合型真空ポンプにお
いて、ネジ溝ポンプとして機能する多重円筒体2の略下
半分の構成を説明する。
【0031】多重円筒体2は上述の通り内外一対の円筒
体4、5から構成されているが、このような内外両円筒
体4、5のうち、外側円筒体4の外周面と対向する位置
には第1のネジポンプステータ21が配置され、また、
外側円筒体4と内側円筒体5との間にも第2のネジポン
プステータ22が配置されている。なお、第1および第
2のネジポンプステータ21、22は、いずれも、多重
円筒体2を構成する円筒体4、5と同じく、円筒形状に
形成されている。
【0032】第1のネジポンプステータ21には、その
内面、すなわち外側円筒体4の外周面と対向する面にネ
ジ溝23が形成され、また、第2のネジポンプステータ
22には、その内外両面、すなわち外側円筒体4の内周
面に対向する面と内側円筒体5の外周面に対向する面と
にネジ溝23、23がそれぞれ形成されている。
【0033】第1のネジポンプステータ21と外側円筒
体4との間には第1のガス排気流路R1が形成され、ま
た、外側円筒体4と第2のネジポンプステータ22との
間には第2のガス排気流路R2が形成され、さらに、第
2のネジポンプステータ22と内側円筒体5との間には
第3のガス排気流路R3が形成される。そして、第1の
ガス排気流路R1と第2のガス排気流路R2は、外側円
筒体4の下端部で連通し、第2のガス排気流路R2と第
3のガス排気流路R3は、第2のネジポンプステータ2
2の上端部で連通するように構成されている。
【0034】本実施形態の複合型真空ポンプの場合、ロ
ータシャフト8と一体に多重円筒体2が回転すると、こ
の多重円筒体2の略下半分はネジ溝ポンプとして機能す
る。すなわち、多重円筒体2の略下半分では、2つの円
筒体4、5とネジポンプステータ21、22側のネジ溝
23、23、23との相対的な運動により、ガスの排気
動作が行われる。このとき、排気されるガスの流れを説
明すると、次のようになる。
【0035】排気されるガスは、まず、最下段のロータ
翼18およびステータ翼19側から第1のガス排気流路
R1に流入し、かつ、図上そのガス排気流路R1を下向
きに流れる。そして、この下向きに流れるガスは、外側
円筒体4の下端部側で180°反転し折り返した後、第
2のガス排気流路R2に流入し、かつ、図上そのガス排
気流路R2を上向きに流れる。次に、この上向きに流れ
るガスは、第2のネジポンプステータ22の上端部側で
180°反転し折り返した後、第3のガス排気流路R3
に流入し、かつ、図上そのガス排気流路R3を下向きに
流れ、最後に内側円筒体5の下端部側からガス排気口2
4側へ移行し排気される。
【0036】本実施形態の複合型真空ポンプの場合、前
述の通り、多重円筒体2の略下半分はネジ溝ポンプとし
て機能するが、このネジ溝ポンプにおける一連のガス排
気流路(ガス排気流路R1、R2、R3)は、上記のよ
うに上下2点、すなわち外側円筒体4の下端部側と第2
のネジポンプステータ22の上端部側で折り返る構造と
なっている。
【0037】なお、ポンプケース1上部側のガス吸入口
3は、たとえば半導体製造装置のプロセスチャンバ等、
高真空となる真空容器側に接続され、ポンプケース1下
部側のガス排気口24は図示しない補助ポンプ側に連通
するようにセットされる。したがって、本実施形態の複
合型真空ポンプは、ロータ翼18とステータ翼19との
相互作用により排気の動作を行なうターボ分子ポンプ機
能部が、高真空となる側に位置し、かつ、内外両円筒体
4、5とネジ溝23との相互作用により排気の動作を行
なうネジ溝ポンプ機能部が、図示しない補助ポンプ側に
位置する構造となる。
【0038】次に、上記の如く構成された本実施形態の
複合型真空ポンプの使用例と動作について図1を用いて
説明する。なお、図中矢印は本ポンプ内での排気ガスの
流れ方向を示している。
【0039】同図の複合型真空ポンプは、たとえば、半
導体製造装置のプロセスチャンバ内を真空に排気する手
段として使用することができ、この使用例の場合、本ポ
ンプはポンプケース1のガス吸気口3をプロセスチャン
バ側に接続するものとする。
【0040】上記のように接続された複合型真空ポンプ
において、ガス排気口24に接続されている図示しない
補助ポンプを作動させ、プロセスチャンバ内を一定の真
空度まで真空引きした後、運転開始スイッチをオンにす
ると、駆動モータ14が作動し、ロータシャフト8と一
体に多重円筒体2およびロータ翼18、18…が回転す
る。
【0041】この場合、ターボ分子ポンプ機能部でのガ
ス分子の排気動作は、高速で回転している最上段のロー
タ翼18がガス吸入口3から入射したガス分子にガス排
気口24方向の運動量を付与し、この下向き方向の運動
量を有するガス分子がステータ翼19に移送され、次の
下段のロータ翼18側へ送り込まれるという動作であ
り、このような運動量の付与を繰り返すことにより、ガ
ス吸入口3側から最下段のステータ翼19側へガス分子
が移行され排気されていく。
【0042】さらに、上記のように最下段のステータ翼
19側に到達したガス分子は、ガス排気流路(ガス排気
流路R1、R2、R3)を通ってガス排気口24側へ移
行するが、この移行過程において、当該ガス分子は円筒
体4、5とネジ溝23との相対的な運動により遷移流か
ら粘性流に圧縮される。そして、このように圧縮された
ガスがガス排気口24から図示しない補助ポンプを介し
てポンプ外部へ排気される。
【0043】本実施形態の複合型真空ポンプにあって
は、上記の如く多重円筒体2を形成する2つの円筒体
4、5のそれぞれに取り付け部10、11を設けるとと
もに、この各取り付け部10、11を介して各円筒体
4、5がロータシャフト8に一体に取り付け固定される
構造を採用したものである。このため、ロータ翼18付
き外側円筒体4とロータ翼18のない内側円筒体5とか
らなる多重円筒体2の回転体(ロータ)を製造する際
に、従来のように1つのロータ形成材から多重円筒構造
の部分とロータ翼18を切削等により切出し成形する必
要はなく、ロータ翼18付き外側円筒体4を形成する加
工と、ロータ翼18のない内側円筒体5を形成する加工
を行った後、その両外両円筒体4、5を同心円状に組み
合わせてロータシャフト8に取り付け固定するだけでよ
いから、従来に比し加工が簡単になり、ポンプ全体のコ
スト低減を図ることができる。
【0044】また、ポンプ運転中において、ポンプ圧縮
熱等によるロータシャフト8の変位はロータ翼18等と
比べて小さく、本実施形態では、その変位の小さいロー
タシャフト8に各円筒体4、5が取り付け固定される構
造を採用したものであることから、円筒体4、5の取り
付け固定部にかかる負荷が小さく、各円筒体4、5の取
付け状態を長期に亘り安定に維持することができ、その
取り付け固定状態の不安定化による不具合、たとえば、
外側円筒体4に一体に設けられているロータ翼18の回
転中心軸線が、ロータシャフト8およびロータ翼18の
幾何学的中心軸線からずれる、いわゆるロータ翼18の
芯ずれや、これによる多重円筒体2のアンバランス化を
防止することができ、長期に亘り安定な動作が得られる
信頼性の高い真空ポンプが得られる。
【0045】ところで、円筒体4、5とロータシャフト
8の接合構造については、図1に示した上記実施形態の
他、図2ないし図5に示した他の接合構造を採用するこ
とができ、これらの接合構造を採用した場合にも上記と
同様な効果が得られる。
【0046】図2の接合構造は、鍔部9の表面側に内側
円筒体5の取り付け部11を配置した後、その上側より
外側円筒体4の取り付け部10を配置するとともに、そ
の内外両円筒体4、5の取り付け部10、11を貫通す
るボルト12で、該取り付け部10、11をロータシャ
フト8の鍔部9側に締結固定した構造である。
【0047】図3の接合構造は、鍔部9に段部25を設
けるとともに、この段部25の上段25aに外側円筒体
4の取り付け部10を一のボルト12で締結固定する一
方、該段部25の下段25bに内側円筒体5の取り付け
部11を他のボルト13で締結固定した構造である。
【0048】図4の接合構造は、外側円筒体4の取り付
け部10をロータシャフト8の先端中央部にボルト12
で締結固定したセンターロック構造である。このセンタ
ーロック構造の場合、ロータシャフト8の先端部外周
は、ロータシャフト先端面側から外側円筒体4取付け位
置までがテーパ状に形成され、かつ、このようなロータ
シャフト8のテーパ部26に挿入嵌合するテーパ孔27
が、外側円筒体4の取り付け部10に開設されており、
そのテーパ孔27とテーパ部26とが嵌合するインロー
構造により、ロータシャフト8と外側円筒体4は一体に
接合されるものとなっている。
【0049】この図4の接合構造において、ロータシャ
フト8に外側円筒体4を取り付け固定するときは、外側
円筒体4の取り付け部10のテーパ孔27を介して、ロ
ータシャフト8の外側円筒体4取付け位置に、外側円筒
体4の取り付け部10を装着した後、その取り付け部1
0のテーパ孔27周縁に当接する押付けリング28をロ
ータシャフト8の先端面に配置し、かつ、該押付けリン
グ28のボルト挿入孔を介してボルト12をロータシャ
フト8の先端にねじ込めばよい。そうすると、このねじ
込む力が押付けリング28を介して外側円筒体4の取り
付け部10に作用し、かつテーパ部26とテーパ孔27
の間に楔効果が生じ、これにより外側円筒体4はロータ
シャフト8に堅固に締結固定される。
【0050】なお、この図4の接合構造において、内側
円筒体5は、外側円筒体4のようなセンターロック構造
を採らず、その円筒体5の取り付け部11がロータシャ
フト8外周面の鍔部9にボルト13で締結固定される構
造を採用している。
【0051】図5の接合構造は、内外両円筒体4、5の
双方についてセンターロック構造を採用したものであ
る。この構造の場合、ロータシャフト8の先端部外周
は、ロータシャフト先端面側から外側円筒体4の取付け
位置を経て内側円筒体5の取付け位置までの間がテーパ
状に形成され、かつ、このようなロータシャフト8のテ
ーパ部26に挿入嵌合するテーパ孔27が、内側円筒体
5の取り付け部11に開設されており、そのテーパ孔2
7とテーパ部26とが嵌合するインロー構造により、ロ
ータシャフト8と内側円筒体5は一体に接合されるもの
となっている。また、ロータシャフト8の先端部外周に
は、内側円筒体5の取付け位置より少し高い位置にネジ
部30が形成され、このネジ部30にナット31が嵌合
する構造となっている。
【0052】この図5の接合構造において、ロータシャ
フト8に内側円筒体5を取り付け固定するときは、内側
円筒体5の取り付け部10のテーパ孔27を介して、ロ
ータシャフト8の内側円筒体5取付け位置に、内側円筒
体5の取り付け部11を装着した後、この取り付け部1
1の上からネジ部30上のナット31を締め付ければよ
い。そうすると、ナット31の締め付け力でテーパ部2
6とテーパ孔27の間に楔効果が生じ、これにより内側
円筒体5はロータシャフト8に強固に締結固定される。
なお、外側円筒体4のセンターロック構造については図
4に示した例と同様であるので、その詳細説明は省略す
る。
【0053】なお、上記実施形態では、ネジポンプステ
ータ21、22側にネジ溝23を形成した例について説
明したが、これに代えて、円筒体4、5側にネジ溝23
を形成する構造を採用してもよい。
【0054】上記実施形態においては、2つの円筒体
4、5からなる多重円筒体2を採用した例について説明
したが、本発明は、2以上の円筒体を同心円状に配置し
てなる多重円筒体にも適用でき、多重円筒体を構成する
円筒体の数は2つに限定されない。
【0055】また、上記実施形態では、多重円筒体2の
上半分がターボ分子ポンプとして機能し、多重円筒体2
の下半分がネジ溝ポンプとして機能する、いわゆる複合
型真空ポンプの例について説明したが、本発明は、多重
円筒体2の全体がターボ分子ポンプとして機能する構
造、つまり、外側円筒体4の全外周面にロータ翼18が
設けられる、いわゆる全翼タイプの真空ポンプや、外側
円筒体4の全外周面のどこにもロータ翼18がなく、ネ
ジ溝ポンプとしての機能だけをもつ構造の真空ポンプに
も適用することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明にあっては、上記の如く、多重円
筒体を形成する複数の円筒体のそれぞれに取り付け部を
設けるとともに、この各取り付け部を介して上記各円筒
体がロータシャフトに一体に取り付け固定されてなる構
造を採用したものである。このため、たとえば、ロータ
翼付き外側円筒体とロータ翼のない内側円筒体とからな
る多重円筒体の回転体(ロータ)を製造する場合、従来
のように1つのロータ形成材から多重円筒構造の部分と
ロータ翼を切削等により切出し成形する必要はなく、ロ
ータ翼付き外側円筒体を形成する加工と、ロータ翼のな
い内側円筒体を形成する加工を別々に行った後、その両
円筒体を同心円状に組み合わせてロータシャフトに取り
付け固定するだけでよいから、従来に比し加工が簡単に
なり、ポンプ全体のコスト低減を図れる。
【0057】ポンプ運転中において、ポンプ圧縮熱等に
よるロータシャフトの変位はロータ翼等と比べて小さ
く、本発明では、その変位の小さいロータシャフトに各
円筒体が取り付け固定されるから、円筒体の固定部にか
かる負荷が小さく、各円筒体の取付け状態を長期に亘り
安定に維持することができ、その取り付け固定状態の不
安定化による不具合、たとえば、多重円筒体を構成する
外側円筒体にロータ翼があり、このロータ翼の回転中心
軸線が、ロータシャフトおよびロータ翼の幾何学的中心
軸線からずれる、いわゆるロータ翼の芯ずれや、これに
よる多重円筒体のアンバランス化を防止することがで
き、長期に亘り安定な動作が得られる信頼性の高い真空
ポンプを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空ポンプの一実施形態を示した
断面図。
【図2】本発明に係る真空ポンプの他の実施形態を示し
た断面図。
【図3】本発明に係る真空ポンプの他の実施形態を示し
た断面図。
【図4】本発明に係る真空ポンプの他の実施形態を示し
た断面図。
【図5】本発明に係る真空ポンプの他の実施形態を示し
た断面図。
【図6】従来の真空ポンプの断面図。
【図7】従来の真空ポンプの断面図。
【符号の説明】
1 ポンプケース 2 多重円筒体 3 ガス吸入口 4 外側円筒体 5 内側円筒体 6 ラジアル軸受 7 スラスト軸受 8 ロータシャフト 9 鍔部 10 外側円筒体の取り付け部 10a 取り付け孔 11 内側円筒体の取り付け部 11a 取り付け孔 12、13 ボルト 14 駆動モータ 15 モータステータコラム 16 モータ固定子 17 モータ回転子 18 ロータ翼 19 ステータ翼 20 スペーサ 21 第1のネジポンプステータ 22 第2のネジポンプステータ 23 ネジ溝 24 ガス排気口 25 段部 25a 段部の上段 25b 段部の下段 26 テーパ部 27 テーパ孔 28 押付けリング 30 ネジ部 31 ナット 70 回転体(ロータ) R1 第1のガス排気流路 R2 第2のガス排気流路 R3 第3のガス排気流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樺澤 剛志 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 3H031 DA01 DA02 DA07 EA07 FA01 FA03 FA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の円筒体を同心円状に配置してなる
    多重円筒体と、 上記多重円筒体の中心軸線上に回転可能に設置したロー
    タシャフトと、 上記各円筒体との間にネジ溝ポンプの排気流路を形成す
    るネジポンプステータとを有し、 上記多重円筒体を形成する複数の円筒体のそれぞれに取
    り付け部を設けるとともに、この各取り付け部を介して
    上記各円筒体がロータシャフトに一体に取り付け固定さ
    れてなることを特徴とする真空ポンプ。
  2. 【請求項2】 上記ロータシャフトの外周面には鍔部が
    設けられ、上記多重円筒体を構成する各円筒体には、そ
    の各円筒体ごとに、上記鍔部側への取り付け部が設けら
    れてなるとともに、上記各円筒体の取り付け部と上記ロ
    ータシャフトの鍔部とが一体に接合されてなることを特
    徴とする請求項1に記載の真空ポンプ。
  3. 【請求項3】 上記鍔部の表面側に上記外側円筒体の取
    り付け部が固定されるとともに、上記鍔部の裏側に上記
    内側円筒体の取り付け部が固定されてなることを特徴と
    する請求項2に記載の真空ポンプ。
  4. 【請求項4】 上記鍔部の表面側に上記内側円筒体の取
    り付け部を配置した後、その取り付け部の上に上記外側
    円筒体の取り付け部を配置するとともに、この内外両円
    筒体の両取り付け部を貫通するボルトで、その両取り付
    け部を上記鍔部側に締結固定してなることを特徴とする
    請求項2に記載の真空ポンプ。
  5. 【請求項5】 上記鍔部に段部を設けるとともに、この
    段部の上段に上記外側円筒体の取り付け部をボルトで締
    結固定する一方、該段部の下段に上記内側円筒体の取り
    付け部を別のボルトで締結固定してなることを特徴とす
    る請求項2に記載の真空ポンプ。
  6. 【請求項6】 上記ロータシャフトの先端部外周は、ロ
    ータシャフト先端面側から上記外側円筒体の取り付け位
    置までがテーパ状に形成されるとともに、このロータシ
    ャフトのテーパ部に挿入嵌合するテーパ孔が、上記外側
    円筒体の取り付け部に開設されてなり、 上記テーパ孔と上記テーパ部が嵌合するインロー構造に
    より、上記ロータシャフトと上記外側円筒体が一体に接
    合されてなることを特徴とする請求項1に記載の真空ポ
    ンプ。
  7. 【請求項7】 ロータシャフトの先端部外周は、ロータ
    シャフト先端面側から上記外側円筒体の取付け位置を経
    て上記内側円筒体の取付け位置までの間がテーパ状に形
    成されるとともに、このロータシャフトのテーパ部に挿
    入嵌合するテーパ孔が、上記外側円筒体と上記内側円筒
    体の各取り付け部にそれぞれ開設されてなり、 上記テーパ孔と上記テーパ部が嵌合するインロー構造に
    より、上記ロータシャフトと上記外側円筒体および上記
    内側円筒体とが一体に接合されてなることを特徴とする
    請求項1に記載の真空ポンプ。
  8. 【請求項8】 上記複数の円筒体のうち、外側円筒体の
    外周に、複数のロータ翼とステータ翼が交互に設けら
    れ、かつ、上記ロータ翼は外側円筒体の外周面に一体に
    設けられ、上記ステータ翼はポンプケースの内面に取り
    付け固定されてなることを特徴とする請求項1ないし請
    求項7に記載の真空ポンプ。
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