JP2003171201A - 病理検体保存用袋 - Google Patents

病理検体保存用袋

Info

Publication number
JP2003171201A
JP2003171201A JP2001375756A JP2001375756A JP2003171201A JP 2003171201 A JP2003171201 A JP 2003171201A JP 2001375756 A JP2001375756 A JP 2001375756A JP 2001375756 A JP2001375756 A JP 2001375756A JP 2003171201 A JP2003171201 A JP 2003171201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
bag mouth
mouth
pathological
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001375756A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Takahashi
勝幸 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YANASE WAICHI KK
Original Assignee
YANASE WAICHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YANASE WAICHI KK filed Critical YANASE WAICHI KK
Priority to JP2001375756A priority Critical patent/JP2003171201A/ja
Publication of JP2003171201A publication Critical patent/JP2003171201A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 病理検体の収納と袋口の施封が行い易く、密
封性に優れた保存用袋を提供する。 【解決手段】 袋口3を開いて病理検体とホルマリン等
の保存液を投入・取り出し部6から収容部7に収めてか
ら、袋口をきつめに巻き込んで巻き込まれた部分を袋体
に設けた両面粘着テープ13により接着する手順によ
り、袋口の封を簡単に施すことができるようにすると共
に、内部のホルマリン等の保存液が袋口3から漏れるこ
とを可及的に防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摘出された臓器の
一部等の病理検体を管理するための保存用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】悪性腫瘍等を体内より摘出する外科手術
を行う場合には、悪性腫瘍に侵されていると思われる部
位の周辺に転移が進んでいるか否かを確認するために、
癌本体の周辺の臓器の一部やリンパ節等も同時に摘出さ
れる。しかして、それらの病理検体は、ホルマリン等の
保存液にて漬けられてポリエチレン製の袋に入れられ、
必要な検査が行われるまで個別に管理保存されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の病理検体を入れ
る袋としては、四角形状の一辺が開口された一般的な袋
形態のものを使用しており、病理検体を入れてから開口
部を絞って、その絞られた部分に粘着テープ等を巻きつ
けることにより密封を施している。しかし、袋の開口部
を前記方法により確実に閉じることは容易ではなく、内
部に充填されたホルマリン等の保存液が滲み出したり漏
れるなどの不都合を生じ易い。また、病理検体を袋に入
れるときに入れにくいという問題もあった。
【0004】この発明の目的は、病理検体の収納と袋口
の施封が行い易く、密封性に優れた保存用袋を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載した発明は、病理検体とホルマリン等
の保存液を袋口から入れて該袋口の封を施すようにした
病理検体保存用袋であって、柔軟性を有するフィルムを
二つ折りにして袋口を除く周縁部分を閉鎖し又は柔軟性
を有する扁平な筒形状のフィルムの袋口と反対側の開放
部分をヒートシールにより閉鎖し若しくは2枚の柔軟性
を有するフィルムを重ねて袋口を除く周縁部分をヒート
シールにより閉鎖すると共に、中央の対向間隔が狭く形
成された通路部を介して投入・取り出し部と収容部の2
つに内部を区画された袋体を設け、その通路部を横切る
位置における該袋体の表面に、保護紙が一方の面に貼ら
れた両面粘着テープを貼着し、前記袋口を巻き込んで巻
き込まれた部分を前記両面粘着テープにより接着するこ
とにより該袋口の封を施すように構成したことを特徴と
する。
【0006】同様の目的を達成するために請求項2に記
載した発明は、請求項1に記載の病理検体保存用袋にお
いて、前記袋口の外面に変形容易な補強片を貼着したこ
とを特徴とする。
【0007】同様の目的を達成するために請求項3に記
載した発明は、請求項1に記載の病理検体保存用袋にお
いて、前記通路部の内端と前記袋口の両側内端をほぼ直
線状に結ぶようにヒートシールが施され、その袋口の外
面に変形容易な補強片を貼着すると共に該補強片に適宜
な折り目を設け、その折り目を外側に曲げて袋口を開い
たときに、前記投入・取り出し部がほぼ漏斗状に拡張さ
れることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の作用及び効果】(請求項1の発明)袋口を開い
て病理検体とホルマリン等の保存液を投入・取り出し部
から収容部に収めてから、袋口をきつめに巻き込んで巻
き込まれた部分を袋体表面に設けられた両面粘着テープ
により接着する手順により、袋口の封を簡単に施すこと
ができる。施封された袋は袋口が巻き込まれているので
密封性に優れ、内部のホルマリン等の保存液が袋口から
漏れる危惧がない。また、袋の取り扱いや管理時に収容
部が圧迫された場合でも、通路部を狭く設けているので
内部のホルマリン等の保存液が施封部分に進入しにく
く、耐圧性に優れている。
【0009】(請求項2の発明)補強片を設けているの
で袋口の開放が行い易く、開口状態が安定して保持され
るので、病理検体及びホルマリン等の保存液を入れ易
い。
【0010】(請求項3の発明)補強片の折り目を外側
に曲げて袋口を開けば、補強片により開口状態が安定し
て保持されると共に投入・取り出し部がほぼ漏斗状に拡
張されるので、病理検体及びホルマリン等の保存液が入
れ易く、使い勝手が良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図1は病理検体保存用袋の正
面図、図2は同、縦断側面図、図3は袋口を開放した状
態を示す保存用袋の斜視図、図4は病理検体及びホルマ
リン等の保存液を収めて施封した状態を示す保存用袋の
斜視図である。
【0012】図1に示す病理検体保存用袋1の長方形形
状の袋体2は、柔軟性を有する合成樹脂製フィルムを二
つ折りにして袋口3を除く周縁部分を閉鎖するように側
縁部4,4にヒートシールが施されている。そして、袋
体2には、袋口3寄りの中央に対向間隔を狭くした通路
部5が形成され、その通路部5の内端5aと袋口3の内
端3aとをほぼ直線状に結ぶようにヒートシールを施さ
れて、投入・取り出し部6と収容部7の2つに内部を区
画されている。
【0013】なお、そのフィルムについては、内側をポ
リエチレンとし外側をナイロンとした2層構造のものを
用いている。
【0014】また、袋体2については、柔軟性を有する
フィルムを二つ折りにして袋口を除く周縁部分を閉鎖す
る上記構成以外に、柔軟性を有する扁平な筒形状のフィ
ルムの袋口と反対側の開放部分をヒートシールにより閉
鎖し若しくは2枚の柔軟性を有するフィルムを重ねて袋
口を除く周縁部分をヒートシールにより閉鎖する構成と
することも可能である。
【0015】図1、図2に示すように、袋口3の表裏外
面には、袋体2の幅方向の寸法と同じ長さでテープ状の
変形容易な合成樹脂製補強片10,10を夫々貼着す
る。なお、その合成樹脂製補強片10については、袋口
3の何れかの外面に貼着する構成としてもよい。それら
補強片10には、前記投入・取り出し部6の溶着部6a
の内縁6bに沿うように適宜な折り目11,11を夫々
設ける。しかして、それらの折り目11を外側に曲げて
袋口3を開いたときに、図3に示すように投入・取り出
し部6がほぼ漏斗状に拡張されるように設ける。
【0016】上記通路部5を横切る位置における袋体2
の一方の表面2aには、保護紙14が一方の面に貼られ
た両面粘着テープ13を貼着する。しかして、袋口3を
巻き込んで巻き込まれた部分が、保護紙14を剥がされ
た両面粘着テープ13により接着されて施封されるよう
に設ける。
【0017】次に、かかる構成になる病理検体保存用袋
1の使用方法について説明する。まず、補強片10の折
り目11を外側に曲げて袋口3を開き、病理検体とホル
マリン等の保存液をほぼ漏斗状に拡張された投入・取り
出し部6から通路部5を介して収容部7に収める。つい
で、図4に示すように、袋口3をきつめに巻き込んで巻
き込まれた部分を両面粘着テープ13により接着すれ
ば、袋口3の封が確実に施される。
【0018】なお、病理検体を入れて密封した保存用袋
1を長期間管理する場合等において、前記施封部分に別
のテープを巻きつけることにより施封をより確実なもの
とすることができる。
【0019】以上に述べたとおり、この病理検体保存用
袋は、病理検体及びホルマリン等の保存液が入れ易く、
袋口の施封を容易に行えるので大変使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】病理検体保存用袋の正面図
【図2】同、縦断側面図
【図3】袋口を開放した状態を示す保存用袋の斜視図
【図4】病理検体及びホルマリン等の保存液を収めて施
封した状態を示す保存用袋の斜視図
【符号の説明】
1・・・病理検体保存用袋 2・・・袋体 3・・・袋口 3a・・・袋口の内端 4・・・側縁部(周縁部分) 5・・・通路部 5a・・・通路部の内端 6・・・投入・取り出し部 7・・・収容部 10・・・補強片 11・・・折り目 13・・・粘着テープ 14・・・保護紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 病理検体とホルマリン等の保存液を袋口
    から入れて該袋口の封を施すようにした病理検体保存用
    袋であって、柔軟性を有するフィルムを二つ折りにして
    袋口を除く周縁部分を閉鎖し又は柔軟性を有する扁平な
    筒形状のフィルムの袋口と反対側の開放部分をヒートシ
    ールにより閉鎖し若しくは2枚の柔軟性を有するフィル
    ムを重ねて袋口を除く周縁部分をヒートシールにより閉
    鎖すると共に、中央の対向間隔が狭く形成された通路部
    を介して投入・取り出し部と収容部の2つに内部を区画
    された袋体を設け、その通路部を横切る位置における該
    袋体の表面に、保護紙が一方の面に貼られた両面粘着テ
    ープを貼着し、前記袋口を巻き込んで巻き込まれた部分
    を前記両面粘着テープにより接着することにより該袋口
    の封を施すように構成したことを特徴とする病理検体保
    存用袋。
  2. 【請求項2】 前記袋口の外面に変形容易な補強片を貼
    着したことを特徴とする請求項1に記載の病理検体保存
    用袋。
  3. 【請求項3】 前記通路部の内端と前記袋口の両側内端
    をほぼ直線状に結ぶようにヒートシールが施され、その
    袋口の外面に変形容易な補強片を貼着すると共に該補強
    片に適宜な折り目を設け、その折り目を外側に曲げて袋
    口を開いたときに、前記投入・取り出し部がほぼ漏斗状
    に拡張されることを特徴とする請求項1に記載の病理検
    体保存用袋。
JP2001375756A 2001-12-10 2001-12-10 病理検体保存用袋 Withdrawn JP2003171201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001375756A JP2003171201A (ja) 2001-12-10 2001-12-10 病理検体保存用袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001375756A JP2003171201A (ja) 2001-12-10 2001-12-10 病理検体保存用袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003171201A true JP2003171201A (ja) 2003-06-17

Family

ID=19184070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001375756A Withdrawn JP2003171201A (ja) 2001-12-10 2001-12-10 病理検体保存用袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003171201A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016204327A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 学校法人北里研究所 生体組織固定用組成物及び生体組織固定用組成物入り容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016204327A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 学校法人北里研究所 生体組織固定用組成物及び生体組織固定用組成物入り容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4686814A (en) Bag for containing flowable foodstuff
RU2649924C2 (ru) Кисет для табака
WO2007149231B1 (en) A method for attaching a spout to a flexible film pouch
JP2651759B2 (ja) 現像カートリツジの包装方法およびこれに利用される包装袋
US20100018881A1 (en) Tearable Packaging
US11647895B2 (en) Protective cover set for a medical probe
JP2003171201A (ja) 病理検体保存用袋
US20080257757A1 (en) Three part hygienic dispensing assembly
KR19980063678A (ko) 포장체 및 포장체의 제조 방법
ES2905728T3 (es) Bolsa que se puede volver a cerrar y métodos de formación y uso de la misma
US11183218B2 (en) Dual-pocket storage sleeves for vinyl records and jackets thereof
JP2006069635A (ja) ウェット状シート包装体
JP2003335366A (ja) 内装容器
JP3271133B2 (ja) オーバーラップフィルムによる包装構造
JP2007030932A (ja) 易開封袋
US20160332480A1 (en) Disposable container for coating applicators
CN210527255U (zh) 新型食品包装袋
JPS6294552A (ja) 流動性食品類の保存袋
JP2004113532A (ja) 超音波探触子用滅菌・消毒保護袋及びその製造方法
JPH1095441A (ja) プラスチック製袋体
JP3146796U (ja) 商品包装袋
JP3924173B2 (ja) 商品包装袋及びその製造方法
KR200213671Y1 (ko) 절단선이 형성된 용이개봉성 봉지
KR200189433Y1 (ko) 비닐봉투
JP2000226041A (ja) プラスチックチャック及びチャック付包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301