JP3146796U - 商品包装袋 - Google Patents

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勇仁 山形
智紀 三觜
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株式会社ヤマガタグラビヤ
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Abstract

【課題】 開口部を封口する封口片が設けられた合成樹脂製の商品包装袋において、商品封入時に接着剤層を保護するための剥離材を取り去る必要がなく、作業時にゴミが発生しない上、店頭陳列時にも見栄えの良い商品包装袋を提供することを目的とする。
【解決手段】 袋本体に剥離剤層を設けた帯状フィルムを接着剤層により貼り付け、その上から片面に接着剤層を設けた帯状の封口別片を本体フィルムと帯状フィルムにまたがるように貼り付け、商品封入の際に本体封口片を封口別片と剥離剤層の間に挟み込むようにして接着することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、商品包装袋に関する。さらに詳しくは、袋本体に舌片が設けられた合成樹脂製の商品包装袋に関する。
従来の商品包装袋は、商品の封緘に対し、本体外面もしくは本体より延設された舌片内面に接着剤層を設け、これら接着剤層を保護するために剥離剤層を設けた離型紙、あるいはセパレーターと呼ばれる剥離材が用いられている。商品を封入する際は、該剥離材を剥がして舌片と本体とを接着し、封緘されるのが一般的である。しかし、除去された剥離材はゴミとして廃棄する必要があり、工場から排出されるゴミの減量化が望まれている。また、合成樹脂製の包装袋に使用されている剥離材は、多くが薄手のフィルムから出来ており、剥離材を剥がす際に生じる静電気により剥離材が作業者の手にまとわりつき、作業効率を著しく低下させるとともに、商品に付着して混入する恐れもあるなどの問題もあり、剥離材を除去せずに封緘できる包装袋が求められていた。
上記問題に対し、すでにいくつかの発明および考案が公知されている。例えば、特許第3637023号によると、一方のフィルムから延設された封口片部に剥離層を設けた帯状別片を接合し、剥離層と粘着剤層とを重ね合わせるように折り返すことで剥離材と粘着部が一体化された舌片が形成され、剥離材を除去しなくて済むような構造になっている。しかし、この方法であれば舌片先端は剥離材部分にあたるので、商品を封緘した際に剥離材部分が袋に密着せず、剥がれた状態になるので体裁が悪い。しかも、折り返された部分の筋状のシワが商品の美観を損なうといった欠点がある。一方、特開2004−34990によると、剥離剤層を設けた帯状のフィルムを、封口舌片上に設けた粘着剤層を介して貼り付け、粘着剤層部分を剥離剤層部分に対面するように折り返す発明が公開されている。しかし、前記発明同様、折り返すことにより筋状のシワが発生するので、店頭においてやはり商品の美観を損なってしまう。
そこで、本考案の商品包装袋は、粘着剤層を袋本体から延設された封口舌片に設けるのではなく、袋本体側に帯状の剥離材と粘着剤層を有した封口接着片を設け、封口舌片を該剥離材と該封口接着片との間に挟み込ませることで封緘するものである。すなわち、本考案は、
(1)合成樹脂製フィルムを半折重合し、いずれか一方のフィルムを延設して封口舌片とし、両側縁を溶断して成る袋体において、表面に剥離剤層を有し、裏面に感圧接着剤層を有する帯状フィルムを、該封口舌片とは反対側の該袋本体に開口縁部に対し平行に貼り付け剥離材部とし、その上から、片面に感圧接着剤層を設けた帯状別片を、該感圧接着剤層により前記剥離材部と本体フィルムとにまたがるように貼りつけることで開閉自在の封口接着片とし、本体フィルムより延設された該封口舌片を折り返し、封口接着片の接着剤層と剥離材部の剥離剤層との間に挟み込むように接着することで、開口部を封緘させることを特徴とする商品包装袋。
(2)半折部内面に合成紙を芯材として介在させた(1)に記載の商品包装袋。
(3)延設した封口舌片の開口部付近に、合成紙を熱溶着し、吊り下げヘッダー部とすることを特徴とする(1)に記載の商品包装袋。
を、提供するものである。
本考案の商品包装袋は、袋本体に設けられた封口接着片が、剥離剤層を設けた剥離材部上に重なった部分のみ引き剥がされる。この時、袋本体と接合されている部分は封口接着片に設けられた接着剤層を介して固定されているので、封口接着片が剥がれ落ちてしまうことはない。よって、商品封入作業において離型紙のゴミが発生しない。また、封口接着片により接着された封口舌片は、その先端が封口接着片と剥離材部との間に挟まれるため、商品を封入した際に浮き上がることもなく、封口舌片を折り返して生じるシワもないため見栄えもよい。
以下図面について詳しく説明する。図1は、本考案商品包装袋の一態様を表す正面図(a)および側断面図(b)である。本考案の商品包装袋は、合成樹脂製フィルム1を半折重合し、両側縁を溶断して形成される袋体と、開口部分の一方のフィルムを延設してなる封口舌片2、本体に開口部と平行に貼り付けられた剥離材部4、該剥離材部と本体フィルムとにまたがるように貼り付けられた封口接着片3とで構成される。また、店頭での吊り下げ展示に必要な吊下穴5および吊下部と商品収容部との区切りにあたる溶着線6は任意で設けられる。袋体を形成する合成樹脂製フィルムに特に制限は無く、熱可塑性を有するポリプロピレン、ポリエチレンなどから適宜選択され、単層あるいはドライラミネートなどにより積層されて用いられる。剥離材部4は、図2(b)に示すように、基材となる合成樹脂製帯状フィルム7の片面に粘着剤層8を設け、もう一方の面に剥離剤層を設けたテープ状のフィルム材を、開口部と平行になるように袋本体に貼り付ける。また、封口接着片3は、図2(a)に示されるように合成樹脂製帯状フィルム7の片側に接着剤層8を設けたもので、前記剥離材部と本体フィルムとをまたがるように貼り付けられる。封口接着片の剥離材部に重なった部分は、剥離剤層9の剥離効果により開閉自在な接着舌片となる。しかし、本体フィルムに接した部分は接着剤層により固定されるため、開閉の際に封口接着片が剥がれ落ちることはない。
剥離材部および封口接着片に使用される合成樹脂フィルムに特に制限はないが、袋本体の材質に応じて選択するのが好ましい。例えば、袋本体にポリプロピレンを使用した場合は同じくポリプロピレンを使用するなど、同一素材を選定すれば加工がし易いだけでなく、ワンマテリアル製品として廃棄の際の分別が必要なくなり包装材の環境訴求に効果的である。接着剤についても特に制限はなく、アクリル系、ウレタン系、ゴム系などの感圧接着剤が用いられる。接着剤層は基材となるフィルムロールにグラビア方式もしくはバーコーター方式などであらかじめ塗布し、必要な幅にスリットされたものが加工上便利である。図2(b)に示される剥離剤層9は、粘着剤に対し剥離効果のあるシリコーンなどが用いられる。これもグラビア方式やバーコーター方式であらかじめフィルムロールに塗布されたものが好適で、成分および加工法については制限なく使用できる。本考案の商品包装袋は、封口接着片および剥離材部が袋本体に重なるように設けられることが最大の特徴であり、各部材については必要な構成を満たしていれば、市販の片面粘着テープなどを使用することも可能である。
図3は、図1(b)の封口接着片および剥離材部を貼り合わせた拡大断面図である。剥離材部の剥離剤層および封口接着片の接着剤層は図のような順序で重なっており、これにより封口接着片は剥離材部と重なっている部分のみが開閉自在となり、図4に示すように封口舌片2を袋の開口部を塞ぐように折り返し、封口接着片3と剥離材部4との間に挟み込むようにして保持すれば袋体の封緘が可能となる。この時、封口接着片はその一部が直接袋本体フィルムと接着剤層により固定されており、封口舌片は完全に袋本体に固定される。
図5は、請求項2に基づく、合成紙10を芯材として半折部分に挿入し、ヘッダー部を構成した態様の断面図である。図例の袋体は吊り下げ袋としては最も一般的な形態であるが、この他、ヘッダー下部にガセットを設けた態様や、ヘッダー両端を略L字形に熱で切り落とした態様など、フィルムを半折重合し、開口部の片側のフィルムが封口片として延設できる袋体であれば全て利用できる。
本考案の商品包装袋は、上部に開口部を持つ袋体としても形成することができる。図6(a)は、その一態様の断面図であり、封口舌片2の開口部付近に合成紙10を熱溶着することでヘッダー部が形成される。商品封入時は、図6(b)に示されるように封口舌片を合成紙上縁に沿って折り返し、封口舌片を封口接着片3と剥離材4との間に挟み込むように固定すればよい。
本考案の商品包装袋の一態様の正面図(a)、および側断面図(b)である。 封口接着片(a)、剥離材部(b)の構成例を表す側断面図である。 封口接着片と剥離材部の構成順を表す拡大断面図である。 封口舌片を折り返して封緘した態様の側断面図である。 半折部分に合成紙を挿入し、ヘッダー部を構成した例の側断面図である。 本考案の商品包装袋の別の態様の側断面図で、合成紙を開口部に溶着し、上部に開口部を設けた態様の例(a)、および封緘した状態の例(b)である。
符号の説明
1 合成樹脂フィルム
2 封口舌片
3 封口接着片
4 剥離材部
5 吊下穴
6 溶着線
7 帯状フィルム
8 接着剤層
9 剥離剤層
10合成紙

Claims (3)

  1. 合成樹脂製フィルムを半折重合し、いずれか一方のフィルムを延設して封口舌片とし、両側縁を溶断して成る袋体において、表面に剥離剤層を有し、裏面に感圧接着剤層を有する帯状フィルムを、該封口舌片とは反対側の該袋本体に開口縁部に対し平行に貼り付け剥離材部とし、その上から、片面に感圧接着剤層を設けた帯状別片を、該感圧接着剤層により前記剥離材部と本体フィルムとにまたがるように貼りつけることで開閉自在の封口接着片とし、本体フィルムより延設された該封口舌片を折り返し、封口接着片の接着剤層と剥離材部の剥離剤層との間に挟み込むように接着することで、開口部を封緘させることを特徴とする商品包装袋。
  2. 半折部内面に合成紙を芯材として介在させた請求項1に記載の商品包装袋。
  3. 延設した封口舌片の開口部付近に合成紙を熱溶着し、吊り下げヘッダー部とすることを特徴とする請求項1に記載の商品包装袋。
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