JP2003171134A - ガラス板の隅取方法及びその装置 - Google Patents

ガラス板の隅取方法及びその装置

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JP2003171134A JP2001369274A JP2001369274A JP2003171134A JP 2003171134 A JP2003171134 A JP 2003171134A JP 2001369274 A JP2001369274 A JP 2001369274A JP 2001369274 A JP2001369274 A JP 2001369274A JP 2003171134 A JP2003171134 A JP 2003171134A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス板に割れ、欠けを生じさせるような不
都合を生じさせないようにして、ガラス板の隅部を良好
に隅取することができるガラス板の隅取方法及びその装
置を提供すること。 【解決手段】 ガラス板の隅取装置1は、搬送手段11
と、ガラス板5の搬送方向Xと同方向に移動自在である
砥石載置台12と、砥石載置台12に載置されていると
共に砥石載置台12に対して移動自在である砥石14
と、搬送手段11により搬送されるガラス板5の単位量
毎の搬送を検出する検出手段22と、検出手段22によ
り検出したガラス板5の単位量毎の搬送に応答して砥石
載置台12を移動させる砥石載置台移動手段23と、砥
石載置台12の移動中、ガラス板5の隅部25を研削す
る方向に砥石14を砥石載置台12に対して移動させる
砥石移動手段29とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶用ガラス板、
家具用ガラス板、建築用ガラス板等のガラス板の両縁部
の隅部、好ましくは前後隅部を隅取加工(コーナーカッ
ト)する隅取方法及びその装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ガラス板に対してその
隅部の隅取を行う場合、ガラス板を固定の隅取加工台に
載置して、この隅取加工台に載置されたガラス板に対し
て砥石を移動させてガラス板の隅部を研削する方法で
は、ガラス板の隅取加工台への載置、隅取加工台からの
除去に多くの時間を要して、多数のガラス板に対する効
率的な隅取を行い難い。
【0003】そこで、ガラス板を搬送させながら固定の
砥石載置台に載置された砥石でもって隅部を研削する方
法も提案されているが、斯かる方法では、ガラス板の搬
送速度が変化すると、所望に隅部を研削することが困難
であって、ガラス板に割れ、欠けを生じさせる虞があ
る。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、上記のような不都
合を生じさせないようにして、ガラス板の隅部を良好に
隅取することができるガラス板の隅取方法及びその装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様のガ
ラス板の隅取方法は、ガラス板を搬送する段階と、この
搬送されるガラス板の位置を逐次検出する段階と、逐次
検出したガラス板の位置に応答して砥石載置台を、ガラ
ス板と砥石載置台とのガラス板の搬送方向に関する相対
位置を変化させないように、ガラス板の搬送方向と同方
向に移動させる段階と、この砥石載置台の移動中、ガラ
ス板の隅部を研削するべく、砥石載置台に載置された砥
石をガラス板の隅部を研削する方向に砥石載置台に対し
て移動させる段階とを具備している。
【0006】斯かる第一の態様のガラス板の隅取方法で
は、搬送されるガラス板に対して砥石によりその隅部を
研削するために、隅取加工台への載置、隅取加工台から
の除去を必要としなくなる結果、多数のガラス板に対し
て効率的に隅取を行い得ると共に、ガラス板と砥石載置
台とのガラス板の搬送方向に関する相対位置が変化しな
いので、砥石載置台に対してガラス板は静止した状態と
なり、而して、あたかも固定の隅取加工台にガラス板を
載置した状態で隅取を行い得る結果、搬送されるガラス
板に対して隅取を行う場合に生じる種々の問題を回避で
きて好ましい隅取結果を得ることができる。
【0007】第一の態様のガラス板の隅取方法では、本
発明の第二又は第三の態様のガラス板の隅取方法のよう
に、ガラス板の位置を直接的又は間接的に検出してもよ
いが、好ましくは直接的に検出する。
【0008】本発明の第四の態様のガラス板の隅取方法
は、ガラス板を搬送する段階と、この搬送されるガラス
板の単位量毎の搬送を検出する段階と、この検出したガ
ラス板の単位量毎の搬送に応答して砥石載置台を、ガラ
ス板と砥石載置台とのガラス板の搬送方向に関する相対
位置を変化させないように、ガラス板の単位搬送量毎に
ガラス板の単位搬送量だけガラス板の搬送方向と同方向
に移動させる段階と、この砥石載置台の移動中、ガラス
板の隅部を研削するべく、砥石載置台に載置された砥石
をガラス板の隅部を研削する方向に砥石載置台に対して
移動させる段階とを具備している。
【0009】斯かる第四の態様のガラス板の隅取方法で
も、搬送されるガラス板に対して砥石によりその隅部を
研削するために、隅取加工台への載置、隅取加工台から
の除去を必要としなくなる結果、多数のガラス板に対し
て効率的に隅取を行い得ると共に、ガラス板と砥石載置
台とのガラス板の搬送方向に関する相対位置が変化しな
いので、砥石載置台に対してガラス板は静止した状態と
なり、而して、あたかも固定の隅取加工台にガラス板を
載置した状態で隅取を行い得る結果、搬送されるガラス
板に対して隅取を行う場合に生じる種々の問題を回避で
きて好ましい隅取結果を得ることができる。
【0010】また第四の態様のガラス板の隅取方法で
も、本発明の第五又は第六の態様のガラス板の隅取方法
のように、ガラス板の単位量毎の搬送を直接的又は間接
的に検出してもよいが、好ましくは直接的に検出する。
【0011】第一から第六のいずれかの態様のガラス板
の隅取方法においては、本発明の第七又は第八の態様の
ガラス板の隅取方法のように、ガラス板の搬送方向に交
差する方向に砥石を移動させてガラス板の隅部を研削し
ても、ガラス板の面内で一の方向とこの一の方向に交差
する他の一の方向とに砥石を同時的に移動させてガラス
板の隅部を研削してもよい。なお、第七の態様のガラス
板の隅取方法では、交差する方向の角度をもった特定の
態様の隅取を行う場合に好ましいが、第八の態様のガラ
ス板の隅取方法では、円弧カット、斜め直線カット等の
種々の形態をもった隅取を行うことができ、斯かる観点
において好ましい。
【0012】第一から第八のいずれかの態様のガラス板
の隅取方法においては、本発明の第九の態様のガラス板
の隅取方法のように、回転される砥石でガラス板の隅部
を研削するようになっている。
【0013】本発明の第一の態様のガラス板の隅取装置
は、ガラス板を搬送する搬送手段と、ガラス板の搬送方
向と同方向に移動自在である砥石載置台と、この砥石載
置台に載置されていると共に砥石載置台に対して移動自
在である砥石と、搬送手段により搬送されるガラス板の
位置を逐次検出する検出手段と、検出手段により逐次検
出したガラス板の位置に応答して砥石載置台を、ガラス
板と砥石載置台とのガラス板の搬送方向に関する相対位
置を変化させないように、ガラス板の搬送方向と同方向
に移動させる砥石載置台移動手段と、この砥石載置台移
動手段による砥石載置台の移動中、ガラス板の隅部を研
削するべく、ガラス板の隅部を研削する方向に砥石を砥
石載置台に対して移動させる砥石移動手段とを具備して
いる。
【0014】第一の態様のガラス板の隅取装置では、第
一の態様のガラス板の隅取方法と同様に、搬送されるガ
ラス板に対して砥石によりその隅部を研削するために、
隅取加工台への載置、隅取加工台からの除去を必要とし
なくなる結果、多数のガラス板に対して効率的に隅取を
行い得ると共に、ガラス板と砥石載置台とのガラス板の
搬送方向に関する相対位置が変化しないので、砥石載置
台に対してガラス板は静止した状態となり、而して、あ
たかも固定の隅取加工台にガラス板を載置した状態で隅
取を行い得る結果、搬送されるガラス板に対して隅取を
行う場合に生じる種々の問題を回避できて好ましい隅取
結果を得ることができる。
【0015】検出手段は、好ましくは本発明の第二の態
様のガラス板の隅取装置のように、ガラス板の位置を直
接的に検出するようになっており、また、好ましくは本
発明の第三の態様のガラス板の隅取装置のように、ガラ
ス板の搬送方向と同方向に移動自在であると共にガラス
板の先行端に接触するように配された接触子と、接触子
の移動位置を検知する検知機構とを具備している。
【0016】なお、検出手段は、本発明の第四の態様の
ガラス板の隅取装置のように、ガラス板の位置を間接的
に検出するようになっていてもよい。
【0017】本発明の第五の態様のガラス板の隅取装置
は、ガラス板を搬送する搬送手段と、ガラス板の搬送方
向と同方向に移動自在である砥石載置台と、砥石載置台
に載置されていると共に砥石載置台に対して移動自在で
ある砥石と、搬送手段により搬送されるガラス板の単位
量毎の搬送を検出する検出手段と、この検出手段により
検出したガラス板の単位量毎の搬送に応答して砥石載置
台を、ガラス板と砥石載置台とのガラス板の搬送方向に
関する相対位置を変化させないように、ガラス板の単位
搬送量毎にガラス板の単位搬送量だけガラス板の搬送方
向と同方向に移動させる砥石載置台移動手段と、この砥
石載置台移動手段による砥石載置台の移動中、ガラス板
の隅部を研削するべく、ガラス板の隅部を研削する方向
に砥石を砥石載置台に対して移動させる砥石移動手段と
を具備している。
【0018】第五の態様のガラス板の隅取装置によって
も、第四の態様のガラス板の隅取方法と同様に、搬送さ
れるガラス板に対して砥石によりその隅部を研削するた
めに、隅取加工台への載置、隅取加工台からの除去を必
要としなくなる結果、多数のガラス板に対して効率的に
隅取を行い得ると共に、ガラス板と砥石載置台とのガラ
ス板の搬送方向に関する相対位置が変化しないので、砥
石載置台に対してガラス板は静止した状態となり、而し
て、あたかも固定の隅取加工台にガラス板を載置した状
態で隅取を行い得る結果、搬送されるガラス板に対して
隅取を行う場合に生じる種々の問題を回避できて好まし
い隅取結果を得ることができる
【0019】第五の態様のガラス板の隅取装置において
も、検出手段は、本発明の第六の態様のガラス板の隅取
装置のように、ガラス板の単位量毎の搬送を直接的に検
出するようになっており、また第七の態様のガラス板の
隅取装置のように、ガラス板の搬送方向と同方向に移動
自在であると共にガラス板の先行端に接触するように配
された接触子と、接触子の単位量毎の移動を検出する検
知機構とを具備しているとよい。
【0020】なお、検出手段は、本発明の第八の態様の
ガラス板の隅取装置のように、ガラス板の単位量毎の搬
送を間接的に検出するようになっていてもよい。
【0021】更に、検出手段は、好ましくは本発明の第
九の態様のガラス板の隅取装置のように、ガラス板の単
位量毎の搬送を検出して電気パルスを発生するようにな
っており、砥石載置台移動手段は、検出手段から供給さ
れる電気パルス毎に応答して、砥石載置台をガラス板の
単位搬送量だけ移動させるように回転する出力軸を有し
たステップモータを具備している。
【0022】砥石移動手段は、好ましくは本発明の第十
の態様のガラス板の隅取装置のように、ガラス板の面内
で一の方向、例えばガラス板の搬送方向と平行な方向に
砥石を移動させるX方向移動機構と、この一の方向に交
差すると共にガラス板の面内で他の一の方向、例えばガ
ラス板の搬送方向に直交する方向に砥石を一の方向と同
時的に移動させるY方向移動機構とを具備している。
【0023】第十の態様のガラス板の隅取装置における
砥石移動手段を具備していると、円弧カット、斜め直線
カット等の種々の形態をもった隅取を行うことができる
ので、この観点からは極めて有用である。
【0024】なお、砥石移動手段は、本発明の第十一の
態様のガラス板の隅取装置のように、搬送方向に交差す
る方向であって隅取角方向に砥石を移動させる隅取角方
向移動機構を具備していてもよい。
【0025】本発明の第十二の態様のガラス板の隅取装
置では、搬送手段は、ガラス板の両縁部を略水平に挟持
してガラス板を搬送するように、ガラス板の搬送通路の
両側部のそれぞれに配した一対の無端ベルトを備えてお
り、砥石載置台は、搬送手段の各対の無端ベルトのそれ
ぞれの外側に配されており、ここで、好ましくは本発明
の第十三の態様のガラス板の隅取装置のように、搬送手
段の各対の無端ベルトのうちの一方の無端ベルトは、ガ
ラス板を水平に支持して走行するようになっており、搬
送手段の各対の無端ベルトのうちの他方の無端ベルト
は、対応する一方の無端ベルトにガラス板を押圧して且
つ当該一方の無端ベルトと同期して走行するようになっ
ているとよい。
【0026】上記のいずれの態様のガラス板の隅取装置
も、本発明の第十四の態様のガラス板の隅取装置のよう
に、砥石を回転させる回転手段を具備している。
【0027】次に本発明及びその実施の形態を、図に示
す好ましい例を参照して説明する。なお、本発明はこれ
らの例に何等限定されないのである。
【0028】
【発明の実施の形態】図1から図3において、本例のガ
ラス板の隅取装置1は、基台2と、基台2に立設された
支柱3と、ガラス板5の横方向、すなわちY方向の両縁
部6及び7を略水平に挟持してガラス板5をX方向に搬
送するように、ガラス板5の搬送通路8の横両側部のそ
れぞれに配した一対の無端ベルト9a及び9b並びに1
0a及び10bを備えている搬送手段11と、ガラス板
5の搬送方向Xと同方向に移動自在である砥石載置台1
2及び13と、砥石載置台12及び13の夫々に載置さ
れていると共に砥石載置台12及び13の夫々に対して
移動自在である砥石14から17と、砥石載置台12及
び13の夫々に載置されていると共に砥石14から17
の夫々を回転させる回転手段18から21と、搬送手段
11により搬送されるガラス板5の位置を逐次検出する
検出手段であって、搬送手段11により搬送されるガラ
ス板5の単位量毎の搬送を検出する検出手段22と、検
出手段22により逐次検出したガラス板5の位置であっ
て、検出手段22により検出したガラス板5の単位量毎
の搬送に応答して砥石載置台12及び13の夫々を、ガ
ラス板5と砥石載置台12とのガラス板5の搬送方向X
に関する相対位置を変化させないように、ガラス板5の
搬送方向Xと同方向に移動させる砥石載置台移動手段で
あって、ガラス板5の単位搬送量毎にガラス板5の単位
搬送量だけガラス板5の搬送方向Xと同方向に移動させ
る砥石載置台移動手段23及び24と、砥石載置台移動
手段23及び24の夫々による砥石載置台12及び13
のX方向の移動中、ガラス板5の隅部25から28を研
削するべく、ガラス板5の隅部25から28を研削する
方向に砥石14から17の夫々を砥石載置台12及び1
3の夫々に対して移動させる砥石移動手段29から32
とを具備している。
【0029】搬送手段11は、ガラス板5の両縁部6及
び7を略水平に挟持してガラス板5をX方向に搬送する
ように、ガラス板5の搬送通路8の両側部のそれぞれに
配した前記の一対の無端ベルト9a及び9b並びに10
a及び10bと、一対の無端ベルト9a及び9b並びに
10a及び10bを同期して走行させる走行機構41と
を備えている。
【0030】一対の無端ベルト9a及び9b並びに10
a及び10bの夫々のうちの一方の無端ベルト9b及び
10bは、ガラス板5を水平に支持して走行するように
なっており、他方の無端ベルト9a及び10aは、対応
する一方の無端ベルト9b及び10bにガラス板5を押
圧して且つ当該一方の無端ベルト9b及び10bと同期
して走行するようになっている。
【0031】走行機構41は、基台2に支持された電動
モータ42と、電動モータ42の出力軸に連結されて基
台2に回転自在に支持された回転軸43と、一対の無端
ベルト9a及び9b並びに10a及び10bが夫々掛け
回されていると共に支柱3に回転自在に支持された駆動
プーリ44a及び44b、45a及び45b並びに従動
プーリ46a及び46b、47a及び47bと、支柱3
に回転自在に支持された回転軸50と、回転軸43の回
転を回転軸50に伝達する歯車機構48及び49とを具
備しており、無端ベルト9a及び10aの夫々の一端側
が掛け回された駆動プーリ44a及び45aは、それを
貫通した回転軸50に固着されており、無端ベルト9b
及び10bの夫々の一端側が掛け回された駆動プーリ4
4b及び45bは、それを貫通した回転軸43に固着さ
れている。
【0032】搬送手段11は、電動モータ42の回転で
回転軸43、歯車機構48及び49、回転軸50を介し
て駆動プーリ44a及び44b並びに45a及び45b
を回転させて、これにより一対の無端ベルト9a及び9
b並びに10a及び10bを走行させるようになってい
る。
【0033】砥石載置台12及び13の夫々、砥石14
から17の夫々、回転手段18から21の夫々、砥石載
置台移動手段23及び24の夫々並びに砥石移動手段2
9から32の夫々は、互いに同様に構成されているの
で、以下、砥石載置台12、砥石14、回転手段18、
砥石載置台移動手段23及び砥石移動手段29について
詳細に説明して、その他については必要に応じて説明す
る。
【0034】砥石載置台12は、砥石載置台本体51
と、基台2にX方向に伸びて設けられた一対のレール5
2にX方向に移動自在に嵌合していると共に砥石載置台
本体51に固着されたスライダ53と、砥石載置台本体
51に固着されたナット54とを具備している。
【0035】砥石載置台12は、搬送手段11の各対の
無端ベルト9a及び9b並びに10a及び10bのそれ
ぞれの外側に配されている。
【0036】砥石14は、円盤状であってその外周でガ
ラス板5の隅部25に接触して隅部25を研削するよう
になっており、回転手段18は、Y方向可動台55に取
付けられた電動モータ56を具備しており、電動モータ
56の出力軸に砥石14が固着されており、電動モータ
56の作動で砥石14を回転させるようになっており、
隅部25は、回転される砥石14により研削されるよう
になっている。
【0037】検出手段22は、基台2に支持されている
と共に搬送方向Xと平行に伸びて、無端ベルト9a及び
10a間に配されたレール57と、ガラス板5の搬送方
向Xと同方向に移動自在となるようにレール57に摺動
自在に取付けられているハウジング58と、ハウジング
58に回動自在に取付けられていると共に、ガラス板5
の単位量毎の搬送を直接的に検出するべく、ガラス板5
の先行端59に接触するように配された接触子60と、
接触子60の移動位置を検知する検知機構67と、検知
機構67から検知信号を受信してステップモータ61へ
の電気パルスを生成する一方、戻りパルスを生成する制
御装置68と、砥石14によるガラス板5の隅部25の
研削後、ガラス板5の先行端59への接触子60の接触
を解除すると共に、ハウジング58が初期位置に戻され
て新たなガラス板5の到来で当該新たなガラス板5の先
行端59へ接触子60を接触させるべく、接触子60を
ハウジング58に対して回動させる回動装置69と、ガ
ラス板5の搬送と共に移動された接触子60を元の初期
位置に戻す駆動装置70とを具備している。
【0038】検知機構67は、レール57に設けられた
スリット又は凹凸等とこれを電磁的、静電的又は光電的
に検出するようにハウジング58に取付けられた検出素
子とを具備したリニアエンコーダからなり、ガラス板5
の単位量毎の搬送を検出して電気パルスを発生するべ
く、ハウジング58のレール57に対する搬送方向Xの
スリット又は凹凸一個毎の移動において一個の電気パル
スを発生するようになっており、制御装置68は、検知
機構67からの検知信号としての電気パルスに基づいて
ステップモータ61への駆動電気パルスを生成するよう
になっている。制御装置68は、検知機構67からの電
気パルス一個について一個の駆動電気パルスを生成して
もよいが、検知機構67からの電気パルス一個について
複数個の駆動電気パルスを生成してもよく、これに代え
て、検知機構67からの電気パルスの複数個について一
個の駆動電気パルスを生成してもよい。駆動装置70
は、電動モータとこの電動モータの出力回転軸に固着さ
れたピニオンと、ハウジング58を元の初期位置に戻す
際にはピニオンに噛合うようにレール57に設けられた
ラック歯とを具備しており、電動モータの作動でピニオ
ンとラック歯との噛合いを介してハウジング58を元の
初期位置に戻すようになっており、ハウジング58が元
の初期位置に戻されると、ピニオンとラック歯との噛合
いが解除されるようになっている。なお、駆動装置70
としては、斯かる電動モータ等を具備したものに代え
て、空気圧シリンダ等を用いたものであってもよい。
【0039】ガラス板5の単位量毎の搬送を検出して電
気パルスを発生するようになっている検出手段22は、
上記のように接触子60をガラス板5の先行端59に接
触させて、ガラス板5の位置を直接的に検出するように
なっていてもよいが、これに代えて、無端ベルト9a及
び9b並びに10a及び10bのいずれかの単位量毎の
走行を検出して、ガラス板5の単位量毎の搬送を間接的
に検出し、これによりガラス板5の位置を間接的に検出
するようになっていてもよい。
【0040】砥石載置台移動手段23は、基台2に取付
けられていると共に検出手段22の制御装置68から供
給される電気パルス毎に応答して、砥石載置台12をガ
ラス板5の単位搬送量だけ移動させるように回転する出
力軸を有したステップモータ61と、ステップモータ6
1の出力回転軸に固着されたタイミングプーリ62と、
基台2に回転自在に支持されたタイミングプーリ63
と、両タイミングプーリ62及び63に掛け回されたタ
イミングベルト64と、タイミングプーリ63が固着さ
れていると共に基台2に回転自在に支持されており、砥
石載置台12のナット54に螺合したねじ軸65とを具
備している。
【0041】砥石載置台移動手段23は、検出手段22
から供給される電気パルス毎にステップモータ61の出
力軸を一定角度毎回転させて、この一定角度毎の回転を
タイミングプーリ62、タイミングベルト64及びタイ
ミングプーリ63に伝達してねじ軸65を一定角度毎回
転させて、ねじ軸65の一定角度毎の回転で砥石載置台
12をX方向と平行な方向に移動させるようになってい
る一方、検出手段22の制御装置68から供給される戻
りパルスによりステップモータ61の出力軸を逆方向に
回転させて砥石載置台12を初期位置に戻すようになっ
ている。
【0042】砥石移動手段29は、ガラス板5の面内で
一の方向、例えばガラス板5の搬送方向Xと平行な方向
に砥石14を移動させるX方向移動機構71と、この一
の方向に交差すると共にガラス板5の面内で他の一の方
向、例えばガラス板5の搬送方向Xに直交するY方向に
砥石を一の方向と同時的に移動させるY方向移動機構7
2とを具備している。
【0043】X方向移動機構71は、砥石載置台本体5
1に取付けられた電動モータ73と、電動モータ73の
出力回転軸に固着されたタイミングプーリ74と、砥石
載置台本体51に回転自在に支持されたタイミングプー
リ75と、両タイミングプーリ74及び75に掛け回さ
れたタイミングベルト76と、砥石載置台本体51にX
方向に伸びて設けられた一対のレール77にスライダ
(図示せず)を介してX方向に移動自在に案内支持され
たX方向可動台78と、X方向可動台78に固着された
ナット(図示せず)と、タイミングプーリ75が固着さ
れていると共に砥石載置台本体51に回転自在に支持さ
れており、X方向可動台78のナットに螺合したねじ軸
79とを具備している。
【0044】X方向移動機構71は、電動モータ73の
作動で、電動モータ73の出力軸を回転させて、この回
転をタイミングプーリ74、タイミングベルト76及び
タイミングプーリ75に伝達してねじ軸79を回転させ
て、ねじ軸79の回転でX方向可動台78をX方向と平
行な方向に移動させるようになっている。
【0045】Y方向移動機構72は、X方向可動台78
に取付けられた電動モータ81と、X方向可動台78に
Y方向に伸びて設けられた一対のレール82にスライダ
(図示せず)を介してY方向に移動自在に案内支持され
た前記のY方向可動台55と、Y方向可動台55に固着
されたナット(図示せず)と、電動モータ81の出力回
転軸に連結されていると共にX方向可動台78に回転自
在に支持されており、Y方向可動台55のナットに螺合
したねじ軸83とを具備している。
【0046】Y方向移動機構72は、電動モータ81の
作動で、電動モータ81の出力軸を回転させて、この回
転でねじ軸83を回転させて、ねじ軸83の回転でY方
向可動台55をY方向に移動させるようになっている。
【0047】砥石移動手段29は、X方向移動機構71
によるX方向可動台78のX方向と平行な方向の移動
と、Y方向移動機構72によるY方向可動台55のY方
向の移動とによりY方向可動台55に搭載された電動モ
ータ56を介して砥石14を、図4に示すようにガラス
板5の隅部25を研削する方向に砥石載置台12に対し
て移動させるようになっており、砥石14によるガラス
板5の隅部25の隅取後、X方向移動機構71及びY方
向移動機構72により砥石14を初期位置に戻すように
なっている。
【0048】砥石移動手段29は、X方向移動機構71
とY方向移動機構72とによりガラス板5の隅部25を
研削する方向に砥石載置台12に対して砥石14を移動
させる代わりに、搬送方向に交差する方向であって隅取
角方向に砥石14を直接移動させる一個の隅取角方向移
動機構を具備して構成してもよい。
【0049】砥石移動手段29は、検出手段22で発生
される電気パルスに同期してガラス板5の隅部25を研
削する方向に砥石載置台12に対して砥石14を移動さ
せてもよい。
【0050】以上のガラス板の隅取装置1では、所定に
位置決めされたガラス板5が搬送手段11によりX方向
に搬送されて、ガラス板5の先行端59が接触子60に
当接すると、ハウジング58が同じくX方向に移動さ
れ、ハウジング58のX方向の移動で、検知機構67か
らはガラス板5の単位量毎の搬送を表す電気パルスが発
生され、この電気パルスに基づいて制御装置68からス
テップモータ61へ駆動電気パルスが供給され、ステッ
プモータ61は、供給される電気パルス毎にその出力軸
を一定角度回転させて、ガラス板5と砥石載置台12と
のガラス板5の搬送方向Xに関する相対位置を変化させ
ないように、換言すれば砥石14に対して搬送方向Xに
関してはガラス板5が静止されるように、ガラス板5の
搬送方向Xと同方向に移動させ、砥石載置台12のこの
移動中に、X方向移動機構71及びY方向移動機構72
により砥石14を移動させて、回転する砥石14により
ガラス板5の隅部25を研削して隅取し、隅部25の研
削、隅取後、接触子60が回動されて、ガラス板5の先
行端59への接触子60の当接が解除されると共に、こ
の当接の解除と同期して、砥石載置台12及び砥石14
が初期位置に戻される一方、ハウジング58もまたX方
向と逆に移動されて初期位置に戻され、ハウジング58
が初期位置に戻されると、次の新しいガラス板5の先行
端59が接触子60に当接するように、接触子60が再
び回動されて、以下、上記の動作が繰り返される。他の
砥石15、16及び17も図4に示すように移動されて
砥石14と同様に砥石15、16及び17によりガラス
板5の隅部26、27及び28が予め決められた通りに
研削、隅取される。
【0051】ガラス板の隅取装置1では、ガラス板5を
X方向に搬送し、この搬送されるガラス板5の位置を逐
次直接的に検出して、搬送されるガラス板5の単位量毎
の搬送を直接的に検出し、逐次検出したガラス板5の位
置であって検出したガラス板の単位量毎の搬送に応答し
て砥石載置台12を、ガラス板5と砥石載置台12との
ガラス板5の搬送方向Xに関する相対位置を変化させな
いように、ガラス板5の搬送方向Xと同方向であって、
ガラス板5の単位搬送量毎にガラス板5の単位搬送量だ
け移動させ、この砥石載置台12の移動中、ガラス板5
の隅部25を研削するべく、砥石載置台12に載置され
ていると共に回転される砥石14を、ガラス板5の面内
で一の方向であるX方向に平行な方向とこの一の方向に
交差する他の一の方向であるY方向にとに砥石14を同
時的に移動させて、而してガラス板5の隅部25を研削
する方向に砥石14を載置台12に対して移動させるよ
うになっている。
【0052】斯かるガラス板の隅取装置1によれば、搬
送されるガラス板5に対して砥石14によりその隅部2
5を研削するために、隅取加工台への載置、隅取加工台
からの除去を必要としなくなる結果、多数のガラス板5
に対して連続的に効率的に隅取を行い得ると共に、ガラ
ス板5と砥石載置台12とのガラス板5の搬送方向Xに
関する相対位置が変化しないので、砥石載置台12に対
してガラス板5は静止した状態となり、而して、あたか
も固定の隅取加工台にガラス板を載置した状態で隅取を
行い得る結果、搬送されるガラス板5に対して隅取を行
う場合に生じる種々の問題を回避できて好ましい隅取結
果を得ることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ガラス板の隅部を良好
に隅取することができるガラス板の隅取方法及びその装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の一例の平面説明
図である。
【図2】図1に示すII−II線矢視説明図である。
【図3】図1に示す例の一部の説明図である。
【図4】図1に示す例の砥石の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ガラス板の隅取装置 11 搬送手段 12、13 砥石載置台 14〜17 砥石 22 検出手段 23、24 砥石載置台移動手段 29〜32 砥石移動手段

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板を搬送し、この搬送されるガラ
    ス板の位置を逐次検出し、逐次検出したガラス板の位置
    に応答して砥石載置台を、ガラス板と砥石載置台とのガ
    ラス板の搬送方向に関する相対位置を変化させないよう
    に、ガラス板の搬送方向と同方向に移動させ、この砥石
    載置台の移動中、ガラス板の隅部を研削するべく、砥石
    載置台に載置された砥石をガラス板の隅部を研削する方
    向に砥石載置台に対して移動させるガラス板の隅取方
    法。
  2. 【請求項2】 ガラス板の位置を直接的に検出する請求
    項1に記載のガラス板の隅取方法。
  3. 【請求項3】 ガラス板の位置を間接的に検出する請求
    項1に記載のガラス板の隅取方法。
  4. 【請求項4】 ガラス板を搬送し、この搬送されるガラ
    ス板の単位量毎の搬送を検出し、この検出したガラス板
    の単位量毎の搬送に応答して砥石載置台を、ガラス板と
    砥石載置台とのガラス板の搬送方向に関する相対位置を
    変化させないように、ガラス板の単位搬送量毎にガラス
    板の単位搬送量だけガラス板の搬送方向と同方向に移動
    させ、この砥石載置台の移動中、ガラス板の隅部を研削
    するべく、砥石載置台に載置された砥石をガラス板の隅
    部を研削する方向に砥石載置台に対して移動させるガラ
    ス板の隅取方法。
  5. 【請求項5】 ガラス板の単位量毎の搬送を直接的に検
    出する請求項4に記載のガラス板の隅取方法。
  6. 【請求項6】 ガラス板の単位量毎の搬送を間接的に検
    出する請求項4に記載のガラス板の隅取方法。
  7. 【請求項7】 ガラス板の搬送方向に交差する方向に砥
    石を移動させてガラス板の隅部を研削する請求項1から
    6のいずれか一項に記載のガラス板の隅取方法。
  8. 【請求項8】 ガラス板の面内で一の方向とこの一の方
    向に交差する他の一の方向とに砥石を同時的に移動させ
    てガラス板の隅部を研削する請求項1から6のいずれか
    一項に記載のガラス板の隅取方法。
  9. 【請求項9】 回転される砥石でガラス板の隅部を研削
    する請求項1から8のいずれか一項に記載のガラス板の
    隅取方法。
  10. 【請求項10】 ガラス板を搬送する搬送手段と、ガラ
    ス板の搬送方向と同方向に移動自在である砥石載置台
    と、この砥石載置台に載置されていると共に砥石載置台
    に対して移動自在である砥石と、搬送手段により搬送さ
    れるガラス板の位置を逐次検出する検出手段と、この検
    出手段により逐次検出したガラス板の位置に応答して砥
    石載置台を、ガラス板と砥石載置台とのガラス板の搬送
    方向に関する相対位置を変化させないように、ガラス板
    の搬送方向と同方向に移動させる砥石載置台移動手段
    と、この砥石載置台移動手段による砥石載置台の移動
    中、ガラス板の隅部を研削するべく、ガラス板の隅部を
    研削する方向に砥石を砥石載置台に対して移動させる砥
    石移動手段とを具備したガラス板の隅取装置。
  11. 【請求項11】 検出手段は、ガラス板の位置を直接的
    に検出するようになっている請求項10に記載のガラス
    板の隅取装置。
  12. 【請求項12】 検出手段は、ガラス板の搬送方向と同
    方向に移動自在であると共にガラス板の先行端に接触す
    るように配された接触子と、接触子の移動位置を検知す
    る検知機構とを具備している請求項10又は11に記載
    のガラス板の隅取装置。
  13. 【請求項13】 検出手段は、ガラス板の位置を間接的
    に検出するようになっている請求項10に記載のガラス
    板の隅取装置。
  14. 【請求項14】 ガラス板を搬送する搬送手段と、ガラ
    ス板の搬送方向と同方向に移動自在である砥石載置台
    と、砥石載置台に載置されていると共に砥石載置台に対
    して移動自在である砥石と、搬送手段により搬送される
    ガラス板の単位量毎の搬送を検出する検出手段と、この
    検出手段により検出したガラス板の単位量毎の搬送に応
    答して砥石載置台を、ガラス板と砥石載置台とのガラス
    板の搬送方向に関する相対位置を変化させないように、
    ガラス板の単位搬送量毎にガラス板の単位搬送量だけガ
    ラス板の搬送方向と同方向に移動させる砥石載置台移動
    手段と、この砥石載置台移動手段による砥石載置台の移
    動中、ガラス板の隅部を研削するべく、ガラス板の隅部
    を研削する方向に砥石を砥石載置台に対して移動させる
    砥石移動手段とを具備したガラス板の隅取装置。
  15. 【請求項15】 検出手段は、ガラス板の単位量毎の搬
    送を直接的に検出するようになっている請求項14に記
    載のガラス板の隅取装置。
  16. 【請求項16】 検出手段は、ガラス板の搬送方向と同
    方向に移動自在であると共にガラス板の先行端に接触す
    るように配された接触子と、接触子の単位量毎の移動を
    検出する検知機構とを具備している請求項14又は15
    に記載のガラス板の隅取装置。
  17. 【請求項17】 検出手段は、ガラス板の単位量毎の搬
    送を間接的に検出するようになっている請求項14に記
    載のガラス板の隅取装置。
  18. 【請求項18】 検出手段は、ガラス板の単位量毎の搬
    送を検出して電気パルスを発生するようになっており、
    砥石載置台移動手段は、検出手段から供給される電気パ
    ルス毎に応答して、砥石載置台をガラス板の単位搬送量
    だけ移動させるように回転する出力軸を有したステップ
    モータを具備している請求項10から17のいずれか一
    項に記載のガラス板の隅取装置。
  19. 【請求項19】 砥石移動手段は、ガラス板の面内で一
    の方向に砥石を移動させるX方向移動機構と、この一の
    方向に交差すると共にガラス板の面内で他の一の方向に
    砥石を一の方向と同時的に移動させるY方向移動機構と
    を具備している請求項10から18のいずれか一項に記
    載のガラス板の隅取装置。
  20. 【請求項20】 砥石移動手段は、搬送方向に交差する
    方向であって隅取角方向に砥石を移動させる隅取角方向
    移動機構を具備している請求項10から18のいずれか
    一項に記載のガラス板の隅取装置。
  21. 【請求項21】 搬送手段は、ガラス板の両縁部を略水
    平に挟持してガラス板を搬送するように、ガラス板の搬
    送通路の両側部のそれぞれに配した一対の無端ベルトを
    備えており、砥石載置台は、搬送手段の各対の無端ベル
    トのそれぞれの外側に配されている請求項10から20
    のいずれか一項に記載のガラス板の隅取装置。
  22. 【請求項22】 搬送手段の各対の無端ベルトのうちの
    一方の無端ベルトは、ガラス板を水平に支持して走行す
    るようになっており、搬送手段の各対の無端ベルトのう
    ちの他方の無端ベルトは、対応する一方の無端ベルトに
    ガラス板を押圧して且つ当該一方の無端ベルトと同期し
    て走行するようになっている請求項21に記載のガラス
    板の隅取装置。
  23. 【請求項23】 砥石を回転させる回転手段を具備した
    請求項10から22のいずれか一項に記載のガラス板の
    隅取装置。
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